1 生年月日・生地:
1950年、札幌市琴似生(三代前は屯田兵)。
2 使用言語:
日本語・中国語・英語
3 研究分野:
文献学を中心とした東アジア各国の医史・交流史・本草学・名物学。
4 現職:
南京中医薬大学客座教授(2015,7,8-)
北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員(2016,4,1-2023,3,31)
千葉大学客員教授(2016,4,1-2025,3,31)
北京中医薬大学『本草綱目』研究所客座研究員(客員教授)(2022,6-2025,5)
茨城大学名誉教授(2016,4,1-)
5 学歴・資格:
東京理科大学薬学部卒、薬剤師免許取得(1977,6,13 第161834号)
日本鍼灸理療専門学校卒、はり灸師免許取得(1980)
北京語言文化大学現代漢語課程卒(1981)
北京中医薬大学進修課程卒(1983)
昭和大学大学院医学研究科特別研究生(薬理学専攻)在籍終了、博士(医学)号取得(1992・2・26)
京都大学大学院文学研究科、博士(文学)号取得(2015・11・24)
6 職歴:
北里研究所東洋医学総合研究所医史学研究室客員研究員(83・9・1-92・3・31)
同医史文献研究室研究員(92・4・1-94・3・31)
同医史学研究部主任研究員(94・4・1-95・3・31)
同医史学研究部・医史文献研究室室長(95・4・1-96・4・30)
国立大学法人茨城大学人文学部教授・同大学院人文科学研究科教授(96・5・1-16・3・31)
7 兼任歴:
国際日本文化研究センター共同研究員(90・7・11-2000,3,31)
(05,11,1-06,3,31)
文部省学術情報センター共同研究員(92・6・11-94・3・31)
文部省学術審議会専門委員-科学研究費分科会(95・1・21-97・2・28)
北里研究所客員部長(96・5・1-2005,3,31)
北京中医薬大学客座教授(1999・4・30-2000・4・29)
台湾中央研究院歴史語言研究所短期客座研究員(客員教授)(2000・8・1-2000・11・27)
二松學舎大学COEプログラム「日本漢文学研究の世界的拠点の構築」事業推進担当者会議研究協力者「書誌学目録データ」担当(2004・1・7-2009・3・31)
日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員・国際事業委員会書面審査員
(2004.8.1-2006.7.31)(2008.8.1-2010.7.31)
中国科学院・自然科学史研究所・中国科学史研究センター客座研究員(客員教授)(2006.3.10-
2009.12.31)
台湾中央研究院歴史語言研究所訪問学人(2006.8.6-2006.9.24)
国文学研究資料館・日本語歴史的典籍ネットワーク委員会委員(2013.4.1-2017.3.31)
国文学研究資料館・日本語歴史的典籍ネットワーク事業・資料活用連絡協議会(医学)委員(2018.12.20-2021.3.31)
東洋鍼灸専門学校非常勤講師(2024年10月~2025年2月)
9 役職:
日本医史学会評議員(90・4・1-現在)・同編集委員(90,04-04,04)・同編集委員長(04,05-06,05)・同理事・同幹事(96・4・1-2011,11,17)・同第111回総会会長(2010/6-2011/5)・同常任理事(2011,11,18-21,6,14)・同監事(2021,6,15-現在)
日本医史学会神奈川地方会幹事(96,02-16,03)
日本東洋医学会評議員(93,6-95,5、01,6-05,5)・同雑誌編集委員(05,05-16,03)
日本薬史学会評議員(95・10・1-16,03)・同理事(16,04-17.03)
中国出土資料学会理事(98・7-16,03)
東亜医学協会理事(03・4-現在)
中国科学技術史学会『中国科技雑誌』第二次編集委員会委員(09,09-15, 08)
中華医学会『中華医史雑誌』第九次編集委員会委員(12,12-現在)
10 受賞:
第9回イスクラ漢方奨励賞(84・12)
日本医史学会第5回矢数医史学賞(小曽戸洋氏と共同受賞、93・5・15)
第7回日本東洋医学会学術奨励賞(94・5・14)
第5回生存科学研究武見奨励賞(95・12・16)
東亜医学協会第1回漢方研究奨励賞(小曽戸洋氏と共同受賞、97・9・28)
東亜医学協会第6回漢方研究奨励賞(金成俊氏らと共同受賞、02・9・29)
日本医史学会第28回矢数医史学賞(2016・5・21、写真)
第28回東亜医学協会賞(2024・9・29、写真)
11 研究助成:
日中医学協会91年度研究助成(代表:真柳誠)
文部省科学研究費国際共同研究補助、92-94年度(代表:井上如)
文部省科学研究費補助金総合研究A、93-94年度(代表:山田慶兒)
文部省科学研究費補助金一般研究C、94-95年度(代表:小曽戸洋)
金原医学医療振興財団95年度研究交流助成(代表:真柳誠)
日中医学協会96年度研究助成(代表:真柳誠)
国際交流基金アジアセンター文化財保護支援96年度助成(代表:鄭金生)
国際交流基金アジアセンター文化財保護支援97年度助成(代表:鄭金生)
日本学術振興会外国人招へい研究者(長期)98年度共同研究助成(代表:真柳誠)
国際交流基金99年度国際会議出席者派遣助成(代表:真柳誠)
国際交流基金アジアセンター文化財保護支援99年度助成(代表:鄭金生)
財団法人交流協会日台交流センター2000年度歴史研究者交流事業助成(代表:真柳誠)
文部科学省科学研究補助金特定領域研究(A)(2)、01-02年度(代表:真柳誠)
文部科学省科学研究補助金特定領域研究(2)、03-04年度(代表:真柳誠)
日本学術振興会外国人招へい研究者(短期)05年度共同研究助成(代表:真柳誠)
日本学術振興会科学研究補助金基盤研究(B)(海外学術調査)、06-09年度(代表:真柳誠)→報告書(PDF)
日中笹川医学研究者制度2007年度「人文コミュニケーション学の研究」助成(代表:真柳誠)
JFE21世紀財団2007年度(08, 01, 01 - 08, 12, 31)アジア歴史研究助成(代表:真柳誠)
日本学術振興会外国人招へい研究者(短期)08年度共同研究助成(代表:真柳誠)
日本学術振興会国際学会等派遣事業・08年度経費支給(代表:真柳誠)
第38回内藤記念講演助成金「第2回日中韓医史学会合同シンポジウムの開催」(10, 6, 10-14)(代表:真柳誠)
福武学術文化振興財団歴史学・地理学 学会・研究集会助成「第2回日中韓医史学会合同シンポジウムの開催」(10, 6, 11-13)(代表:真柳誠)
日中医学協会2010年度助成トラベルグラント「第2回日中韓医史学会合同シンポジウムにおける中国人報告者の招聘」(10, 6, 10-15)(代表:真柳誠)
日本学術振興会平成26(2014)年度科学研究費・研究成果公開促進費「学術図書」265102(代表:真柳誠)
1994年6月3日:韓国ソウル国立大学天然物科学研究所主催フォーラムHarmonization of Traditional Medicines and Modern Sciences招待講演「韓国伝統医学の日本への影響」(ソウル大学支弁)。
1995年4月19-27日:第8回中医文献及医古文学術研討会(西安)招待講演(写真)「林億等将仲景医書的桂類薬名改為桂枝 GBcode Big5code」 (金原一郎医学医療振興財団第9回研究交流助成金)。
1995年10月22-27日:第3回WHO伝統医学研究協力センター会議(北京)参加・討論(写真)(WHO支弁)。
1995年12月11-15日:第2回立夫中医薬学術奨審議委員会会議(台北)、故宮博物院図書館他調査(立夫中医薬学術奨支弁)。
1996年8月15日-9月5日:第1回海峡両岸中医薬文献医古文及中医薬文化学術研討会(中国黄山市)講演(写真)「関于幻雲引用的『東垣十書』JIScode GBcode Big5code」、第8回全国薬史本草学術研討会(中国黄山市)特別講演(写真)「日本受容的中国本草文献」、上海・南京・重慶各図書館古医籍調査(日中医学協会助成金)。
1997年3月28日-4月2日:日中共同研究「日本現存の中国散逸古医籍の伝承史研究利用と公表(第一次)」(国際交流基金)研究報告会 (3月31日、北京・中医研究院)講演(写真)「日本内閣文庫所蔵的中国散佚古医籍 GBcode Big5code」(自弁)。
1997年9月6-24日:Tools of Culture: Japan's Technological, Medical, and Intellectual Contacts in East Asia, 1100-1600 (EUGENE, Oregon University) 講演「イチョウの出現と日本への伝来」、プリンストン大学Gest Oriental Library・ワシントンLibrary of Congress所蔵日中古典籍調査(オレゴン大学支弁)。
1998年3月21-30日:国立ベルリン図書館東洋学部門(ドイツ、写真)所蔵トルファン出土医薬文献調査、ライデン大学国際アジア学研究所(オランダ)貝原益軒シンポジウム(写真)講演「The Import and Reprinting of Chinese Medical Books during the Edo period」(ライデン大学支弁)。
1998年3月30日-4月5日:日中共同研究「日本現存の中国散逸古医籍の伝承史研究利用と公表(第二次)」(国際交流基金)研究報告会(北京・中国中医研究院)講演(写真)「日本に現存する中国散逸古医籍の分析」(自弁)。
1998年4月27日-5月1日:第三回立夫中医薬学術奨授賞式出席(台北・国立中国医薬研究所)、基調報告(写真)(台中・中国医薬学院、立夫中医薬学術奨支弁)。
1998年10月7-18日:李時珍生誕480年記念国際シンポジウム(湖北省{艸+單+斤}春県瀕湖賓館)(写真)講演「『本草綱目』最初伝入日本的記録及金陵本的所在(GBcode Big5code)」、第三届全国中医薬文献学術研討会(洛陽九竜飯店、写真)講演「目前日本医史文献学研究的情況」(中国国家中医薬管理局科研費支弁、往復旅費自弁)。
1999年4月19日-5月1日:北京中医薬大学集中講義「日本江戸期の考証学派医家とその学術特徴の研究」「中国医籍の日本における流布概況」「日本における傷寒学に関する研究概況」「日本における本草学の研究概況」(北京中医薬大学・国際交流基金・北京市外国人専家局支弁)。
2000年4月22-28日:日中共同研究「日本現存の中国散逸古医籍の伝承史研究利用と公表(第三次)」(国際交流基金)研究報告会(4月25日、北京・中国中医研究院、写真)講演「中国古医籍佚存状況の集計と考察」、中国国家図書館・北京大学図書館蔵書調査(中国国家中医薬管理局科研費支弁、往復旅費自弁)。*中国の医学新聞「健康報」が6月15日(第3面)と6月26日(第2面)に当報告会の記事を掲載。
2000年6月28日-7月2日:台湾中央研究院主催の第3回国際漢学会議にて「日本江戸期傳入的中國醫書及其和刻(Big5code)」を報告(6月29日、台北・中央研究院)、および台北・故宮博物院図書館の蔵書調査(台湾・中央研究院支弁)。
2000年8月1日-11月27日:台湾中央研究院歴 史語言研究所短期客座研究員として、同所李建民氏と共同で「台湾に保存される日本関連古医籍の近現代伝承史と書誌の調査研究」を実施(財団法人交流協会日台交流センター2000年度歴史研究者交流事業の助成)。また10月11日に同研究所生命医療史研究室の2000年度第11次討論会にて「林億等将張仲景医書的桂類薬名改為桂枝(Big5code)」(PDFファイル)を講演。
2000年9月6-13日:Centre for the History and Culture of Medicine, School of Oriental and African Studies (SOAS), University of London主催のConference on the Dunhuang medical manuscript (at SOAS and Needham Research Institute, Cambridge.September 9th and 10th)にて「3巻本『本草集注』と出土史料」(Bencao jizhu: The 3 juan Edition and Excavated Manuscripts)の講演(写真)、および大英図書館所蔵資料の調査(ロンドン大学支弁)。
2000年11月24日:台北故宮博物院(写真)図書文献館(写真)講演会にて「故宮藏書醫家類與日本版本及鈔本的書誌特徴」を講演(於 同館古籍善本室:写真)。
2001年7月22日-9月22日:台湾中央研究院歴史語言研究所(写真)短期客座研究員として、同所李建民氏の協力で「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響(台湾地域、故宮博物院・国家図書館・傅斯年図書館)」の調査研究を実施(文部科学省科学研究費特定領域研究(A)(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響」の経費による)。同院学術活動中心のゲストハウス(写真)に宿泊。9月20日:同研究所生命医療史研究室の整合性計画「本草・薬物・博物-中国医療伝統的形成」90年度第9回討論会(教育部顧問室協賛)の『傷寒論』導読(三)として、「張仲景医書的伝本・版本問題」を講演(於同研究所研究大楼701室)。
2001年9月3日-同17日:ベトナム・ハノイ市(写真)のベトナム社会科学研究センター所属漢喃研究院にて、「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響(ベトナム地域)」の調査研究(報道記事、共同通信)を実施(文部科学省科学研究費特定領域研究(A)(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響」の経費による)。
2001年10月17日-24日:中国・西安にて第二回国際孫思{(込-入)+貌}与道教医学及第三回国際医学史学術会議にて、「近代中国伝統医学与日本-民国時代来自日本医書的影響」を発表(写真、往復旅費自弁)。また耀県孫原村にて薬王(孫思{(込-入)+貌})碑苑(報告文)、孫思{(込-入)+貌}の墓(写真)、薬王山(写真)を参観。
2002年5月30日-6月6日:イタリアのローマ国立中央図書館およびヴァチカン図書館(写真)にて、「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と 相互影響(イタリア地域)」の調査研究を実施(文部科学省科学研究費特定領域研究(A)(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響」の経費による)。
2002年8月14日-8月28日(写真):ドイツのHalle市Universitat Halle-Wittenbergにおける第5回ICTAM(5th International Congress on Traditional Asian Medicine、アジア伝統医学国際会議)で講演「New Findings on a Medieval Medical Manuscript(パワーポイントファイル)」と座長(8月18日-22日)、および国立ベルリン図書館東洋学部門所蔵の日中古医籍の調査(8月23日)。またミュンヘンにてUnschuld教授・鄭教授と共同研究の打ち合わせ(往復旅費は中国政府科研費、ドイツ滞在費は第5回ICTAMによる)。
2002年10月30日-11月6日(写真):中国・北京における日中医学交流史展示の打ち合わせ、および首都図書館所蔵古医籍の調査研究。
2003年2月12日-3月24日(写真):韓国ソウル市ソウル大学奎章閣ほかにて古医籍の調査研究を実施(文部科学省科学研究費特定領域研究(A)(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける漢籍医薬書の出版・流通と相互影響」の経費による)。3月13日:韓国韓医学研究院にて「日本における伝統医学史研究(パワーポイントファイル)」を講演。
2003年7月15日-17日(写真):台北故宮博物院図書文献館にて古医籍の調査研究を実施(文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」の経費による)。
2003年7月30日-9月5日(写真):中国の北京・フフホト・瀋陽・南京・広州にて古医籍の調査研究を実施。8月11日に北京・中国中医研究院医史文献研究所にて「現代日本の伝統医学史研究成果」を講演(文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」の経費による)。
2003年9月9日-16日(写真):英国ケンブリッジのWolfson Collegeにて開催の国際会議Interweaving Medical Traditions: Europeand Asia, 1600-2000にて「Japan and Traditional Medicine in Modern China: The Impact of Japanese Medical Texts in the Period of Republican China」を講演。ロンドンにて大英図書館・博物館の調査(英・ヨーロッパアジア財団他の支弁)。
2003年11月18日-22日(写真):韓国出張(往復旅費は文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」の経費、滞在費は韓国医史学会の支弁)。19日にソウルの慶煕大学にて開催された韓国医史学会・韓医学研究院共催の国際会議「國際東亞細亞傳統醫學史學術大會」に出席・発表。20日には韓医学研究院主催の東アジア伝統医学史シンポジウムが別会場であり、「韓國傳統醫學文獻と日中韓の相互傳播(韓國語版)」を講演。
2004年3月7日-11日(写真):台湾出張(文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」による)。
2004年8月5日-25日(写真):韓国ソウル市国立中央図書館にて古医籍の調査研究を実施(旅費は文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」による)。
2004年9月3日-16日(写真):ベトナム・ハノイ市国家図書館にて古医籍の調査研究を実施(旅費は文部科学省科学研究費特定領域研究(2)領域番号121「東アジア出版文化の研究」調整斑F01出版交流・計画研究「東アジアにおける医薬書の流通と相互影響」による)。
2004年12月8日-12日(写真):北京の北京中医薬大学にて「中国周縁国の中国医学受容傾向-現存古医籍の調査より-(パワーポイントファイル)」を講演(『中華医史雑誌』35巻1期の報道PDF)(旅費・滞在費とも同校梁永宣助教授の科研費「教育部直属高校聘請外国専家重点項目-中日朝医学交流研究」による支弁)。
2005年8月15日-20日(写真):ドイツ・ミュンヘンのDeutsches Museumにて開催の国際会議The 11th International Conference on the History of Science in East Asiaにて「The Historical Tendency of Acceptance of Chinese Medicine in Surrounding Countries – From a Study of Extant Old Medical Documents (パワーポイントファイル版)」を報告(旅費等自弁)。
2005年9月14・15日(写真):中国・北京郊外の香山にある香山飯店にて開催の国際会議Chinese Medicine: A Visual Historyにて「『産経』妊娠図と『明堂図』の研究 A Study on the Illustrations between the Chanjing and the Mingtang」(パワーポイントファイル版)」を報告(滞在費等は英・ウェルカム財団の支弁、旅費は自弁)。
2006年3月16日:中国北京の中国中医科学院大白楼東612会議室にて開催の第1回「双中北医史講座」にて「漢字文化圏接納中国医学的史学傾向」を講演(写真、 チョッと誤認があるけど当講演の『科学時報』3月28日版の報道)。
2006年8月7日-9月26日(写真):台湾出張。国家図書館〔台北〕を中心とした古医籍の書誌調査(日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研究」による)。
2007年2月5日-2月10日(写真):台湾出張。国家図書館〔台北〕を中心とした古医籍の書誌調査(日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研究」による)。
2007年8月13日-9月21日(写真):中国出張。中国国家図書館・上海図書館・上海中医薬大学図書館・中山大学図書館・中国医科大学図書館・遼寧中医薬大学図書館・長春中医薬大学図書館にて古医籍の書誌調査(日本学術振興会科学研究費基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研究」による)および講演(中山大学・遼寧中医薬大学・長春中医薬大学)。 また8月18日に中国国家図書館の中国典籍と文化シリーズ講座にて「日朝越三国中医古籍受容論」を講演、9月19日に中国中医科学院の基礎理論研究所で「薬味・料理の語源考証」および医史文献研究所での双中北医史講座12にて「傷寒論の最善版本」を講演。
2007年11月14日-17日(写真):台湾出張。国立故宮博物院・中央研究院中国文哲研究所・淡江大学文化曁文献資源研究所共催の「文献学国際学術研討会」(会場:台北故宮)にて「楊守敬的医書出版与江戸考証医学者的文献研究」を発表(旅費等は主催者の支弁)。
2008年2月17-27日(写真):中国出張。上海・復旦大学での短期語学研修の茨城大学生を引率(旅費等は茨城大の支弁)。学生の受講時間を利用して復旦大学文科図書館・上海図書館にて古典籍の調査、上海中医薬大学と共同研究の打ち合わせ。
2008年3月16-23日(写真):ベトナム出張。ハノイの社会人文科学大学と茨大の学術交流会、および今後の交流を打ち合わせ(旅費等は茨城大の支弁)。また社会科学研究センター漢喃研究院にて古典籍調査と共同研究の打ち合わせ。
2008年6月10-14日(写真):中国出張。『金匱要略』の影印・翻字出版につき、北京大学図書館と鄧珍本、上海図書館付属上海科学技術文献出版社と呉遷本の出版権を協議(2007年度・アジア歴史研究助成「漢字文化圏古医籍の定量的比較研究」による)。
2008年7月14-16日:台湾出張。『宋板傷寒論』の影印・翻字出版につき、国立故宮博物院と趙開美第2版の出版権を協議(2007年度・アジア歴史研究助成「漢字文化圏古医籍の定量的比較研究」による)。
2008年8月7日-9月26日(写真):韓国出張。ソウル市の国立中央図書館にて古医籍の書誌調査(日本学術振興会科学研究補助金基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研究」による)。
2008年11月2日-8日(写真):中国出張。雲南・麗江にて開催のアジア医学史学会第四回学術年会「跨越階級与族群的医療史」に参加、「楊守敬的醫書校刊及江戸考證醫學家的文獻研究」を発表、また学術研討会(3)A会議室の座長を任じる(日本学術振興会国際学会等派遣事業・08年度経費による)。
2009年8月3日-9月24日(写真):ベトナム出張。ハノイの社会科学研究センター漢喃研究院にて古典籍調査、また同院にて「漢字文化圏の医学史-中国医学の受容と自国化」を9月17日に講演(日本学術振興会科学研究補助金基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研究」による)。
2010年9月20日-同24日:中国北京出張。21日に北京中医薬大学学術講座(同大図書館報告庁)にて「『傷寒』『金匱』と『仲景全書』」を講演。23日に北京大学図書館にて古医籍調査(中国教育部直属高校招聘外国文教専門家年度計画による)。
2010年11月3日-同5日:中国上海出張。5日に2010上海中医薬国際フォーラム「中医薬文化与跨文化交流」セッション(上海市・竜東商務酒店2階)にて「『傷寒論』和『金匱要略』的研究底本」を招待講演(写真、旅費等は同上フォーラムの支弁)。
2010年12月23日-12月30日:ベトナム出張。ハノイの社会科学研究センター漢喃研究院および国家図書館にて古典籍調査(大学研究費による)。
2011年1月17日-同21日:中国北京出張。同18日に中国中医科学院図書館調査、19-20日の「中日韓傳統醫學文獻交流國際研討會」(北京市・東方花園飯店3階)にて座長および「中日韓越古医籍数拠的比較研究」を招待講演(写真、旅費等は中国中医科学院中国医史文献研究所の支弁)。
2011年2月16日-同21日:アメリカ・プリンストン出張。同17日にプリンストン大学東アジア図書館Gest Collection調査、18-19日の"Medical Classics and Medical Philology in Early Modern East Asia, 1550-1850."(プリンストン大学, Aaron Burr Hall, Room 216)にて18日にMedical classics in East and Southeast Asiaを報告(旅費等はPrinceton Institute for International and Regional Studiesの支弁)。
2011年2月27日-同3月4日:台湾・台北出張。3月1日に中央研究院傅斯年図書館、同2日に台北故宮博物院図書文献館、同3日に国家図書館〔台北〕にて古医籍善本の調査(大学研究費による)。
2012年2月9日-同13日:アメリカ・プリンストン出張。10日の"Medical Classics and Medical Philology in Early Modern East Asia, 1550-1850."(プリンストン大学, Aaron Burr Hall, Room 219)にてYang Shoujing and the Transfer of Japanese Medical Texts to China in the Late 19th Century を報告。11日のWorkshop "Medical Cultures and Medical Commodities in Early Modern East Asia (1550-1850) "に参加して意見交換(旅費等はPrinceton Institute for International and Regional Studiesの支弁)。
2012年7月13日-同18日:台湾出張。同15日に台中・慈濟綜合醫院台中分院での2012台日傳統醫學學術交流研討會にて「料理詞的來源與藥食同源思想」を講演、他日は国家図書館〔台北〕にて古医籍善本の調査(大学研究費による)。
2013年10月11-14日:韓国出張。同11日にソウル・慶煕大学校韓医科大学4階講義室にて「《鍼經》《靈樞》史略」を特講。同13日に山清で開催の2013大韓韓醫學原典學會國際學術大會にて「《素問》版本概要」を招待講演(旅費等は大韓韓醫學原典學會の支弁)。
2015年5月26-29日:中国出張。同27日午前に北京中医薬大学にて『素問』の歴史を講義。同日午後に同校で開催の第一回中日韓三国『傷寒論』学術研討会(報道記事)で「日本における『傷寒論』研究史」を講演、また世界記憶遺産申請の三国協力を討議(写真)。同28日に同校で開催の「任応秋教授百年誕辰記念式典」に参加、想い出を講話(報道記事、旅費等は北京中医薬大学の支弁)。
2015年8月2-8日:中国出張。同3-4日に大連の金元大酒店で開催の中華医学会医史学分会学術年会(写真1、写真2)に参加、3日午前に「我的医史研究」を講演。同6日に南京中医薬大学仙林校区文献研究所で開催の南京中医薬大学・茨城大学学術交流会にて客員教授に任命され、「仲景医書的来歴和変化」を講演(報道)。同7日は南京図書館で古医籍を調査(写真)(旅費は大学研究費による)。
2015年11月10-13日:台湾出張。同11-13日に台北・中央研究院歴史語言研究所で開催の國際學術研討會「醫學的物質文化史」に参加、11日午後に「中日韓越醫學著作數量、内容及其社會經濟背景」を発表(旅費等は中央研究院歴史語言研究所の支弁)。
2016年8月8-11日:香港出張。同9-10日に香港・浸會大學中醫藥學院で開催の「中醫藥規範研究學會第五屆年會暨《本草綱目》與中藥創新藥物研發高峰論壇」(The 5th Annual Meeting of GP-TCM Research Association-cum-Summit on Compendium of Materia Medica and Innovative Drug Discovery in Chinese Medicine)に参加、9日午後に「《本草綱目》最初傳入日本的記錄及金陵本的所在」(The First Record of Bencao Gangmu Introduced to Japan and the Location of Jinling Edition)を発表(旅費等は香港・浸會大學の支弁)。
2017年2月16~20日:中国出張。同17日に北京・人民衛生出版社で中国繁体字版『黄帝医籍研究』の出版打合せ。同18日に広西チワン族自治区南寧市の南寧薬用植物園で開催の本草文化論壇(李时珍生誕500周年500天倒計時啓動儀式)及第15次本草読書会に参加、発言(旅費等は香港・浸會大學の支弁)。
2017年6月16~19日:中国出張。同17日に広州市白雲国際会議センターで開催の広東省中医薬学会第二回嶺南中医経典論壇にて宋版『傷寒論』歴史研究を招待講演(報道)、同18日に広東省中医薬学会を表敬訪問(旅費等は広東省中医薬学会の支弁)。
2018年4月23~27日:中国出張。同23日に上海大学、24日に上海中医薬大学で「中日韓越古醫籍數據及相關因素的比較研究」を講演、25・26日に南京中医薬大学で「古籍版本鑑定與醫史文獻學」「中日韓越古醫籍數據及相關因素的比較研究」を講演(報道)(旅費等は南京中医薬大学と上海中医薬大学の支弁)。
2018年5月25~28日:中国出張。同27日に紀念李時珍誕辰500周年国際学術会議(湖北省蘄春県李時珍文化旅游区国際会議中心)にて『本草綱目』の日本版を招待発表(写真1、写真2、旅費等は2018 李時珍中医薬大健康国際高峰論壇組委会の支弁)
2018年9月22~26日:中国出張。同23日に北京大学東方文学研究センター主催の国際学術討論会「跨越辺際的古代東方医学:対話与互動」(北京大学外国語学院新楼50会議室)に参加、座長とコメンテイター。同24日に『本草綱目』影印・釈文の研究出版結題会(中国中医研究院医史文献研究所、北京)に出席・コメント。同25日午前は北京大学図書館と中国国家図書館で元版『傷寒論注解』を調査。同日午後は北京中医薬大学中医学院主催の中日聯合活動(北京・和平街校区博物館2階報告庁)にて「仲景医書的伝承和変化」を講演(旅費等は北京中医薬大学国際交流与合作処外専項目の支弁)。
2019年8月23~26日:中国出張。同24-25日に北京大学東方文学研究センター主催、京都大学人文科学研究所・カナダブリティッシュコロンビア大仏学フォーラム共催の国際学術討論会「從中古到近代 :寫本與跨文化」(北京大学外国語学院新楼50会議室)に参加、座長とコメンテイター(写真1、写真2。旅費は京大、滞在費は北京大の支弁)。
2019年10月21~24日:中国出張。同22-23日に上海中医薬大学科技人文研究院主催の「中医稿抄本学術研究国際研討会」に参加、2題を講演(写真1、写真2。旅費・滞在費は上海中医薬大の支弁)。
2019年11月14~17日:中国出張。同16日に北京中医薬大学図書館主催の「中日韓三国医薬文化交流及古籍研究系列学術報告講座」に参加、講演(旅費等は北京中医薬大学の支弁)。
2024年6月21日~25日:台湾出張。Double Tenth - Joint Conference of IASTAM and ASHMに参加(写真1、2、3), 同24日にKeynote Speech 4にてCommon Trends regarding Originalization of Traditional Medicine in Japan, Korea, and Vietnam を講演(写真4、5、6、7), 中醫雙十年會手冊p.64-65(旅費等は同大会の支弁)。