• 日本保健医療社会学会のご案内

  • 第25期日本学術会議新規会員任命拒否に対する声明

    2020年10月6日 日本保健医療社会学会理事会

     第25期日本学術会議新規会員任命にあたって、内閣総理大臣は日本学術会議が推薦した105名の候補者のうち6名を任命しませんでした。

     10月5日に行われた内閣記者会でのインタビューにおいて、内閣総理大臣は、任命拒否の理由について、「総合的俯瞰的観点の確保から判断をした」と回答しています。しかしながら、学術界との事前の対話もないまま、曖昧な「総合的俯瞰的観点」が導入されたことは、日本学術会議の独立性と学問の自由にとっての脅威であると危惧されます。

     日本保健医療社会学会理事会は、この度の内閣総理大臣による任命拒否とその理由開示拒否という決定が、日本学術会議の独立性と学問の自由を著しく侵害するものと考え、その理由を速やかに開示するとともに、この決定を撤回して6名の候補者を会員に任命することを強く求めます。

  • ご挨拶

     2021年5月から、朝倉京子前学会長から引き継ぎ学会長を拝命いたしました小澤温です。朝倉京子前会長の時期は、コロナ禍と重なり、本学会の運営に関して、理事会としてたいへん苦労された時期と思います。特に、第46回大会(2020年)の山中浩司大会長(大阪大学)、第47回大会(2021年)の中村英代大会長(日本大学)の2大会はいずれもオンライン開催となりました。前例のほとんどない中での開催のため、大会長をはじめ大会関係者の皆様の苦労の大きさを鑑みますと、コロナ禍の状況の中での大会開催のご尽力に関しては改めて本当に感謝申し上げます。
     新型コロナウイルス感染症の状況が今後落ち着きましても、完全にコロナ禍前の状況に戻ることはむずかしいと思われます。この新たな状況を踏まえながら、本学会の活動をさらに発展させ、会員の皆様の研究活動と研究交流を活性化していくことが今期の使命であると考えています。そのためには、会員の皆様のお力添えをいただきながら、理事の先生方とともに、さらに魅力のある学会としての在り方を絶えず意識しながら運営をしていきたい所存です。
     さて、日本保健医療社会学会は、1974年に創設された保健医療社会学研究会を前身として、1989年に学会として発足しました。この間、研究交流だけでなく、公害、薬害、感染症など社会における深刻な課題に関しても数々の研究成果をもとに、会員が社会に情報を発信し続けている点も本学会の大きな意義と思います。
     本学会の活動は、年1回の学術大会の開催が活動の重要な柱であり、2022年は松山大学で、2023年は東京都立大学での開催が予定されています。それ以外の学会活動としては、年3回の学会誌発行と定例研究会があります。これらの活動を通して、会員の研究成果の発表と研究交流の機会をできる限り増やし、さらに活性化を目指していきたいと思います。特に、本学会の会員は、保健や医療に関して社会科学的な関心のある方々で構成されていることから、基盤となる学問領域も非常に多岐にわたっています。その点で、学際的な学会であり、本学会の提供する研究交流の機会を積極的に活用することによって新たな研究課題と研究領域の発展を目指すことができると思います。皆様の積極的な参加を心からお待ちしています。

    2021年6月 日本保健医療社会学会会長 小澤 温

  • 学会概要

    学会長 小澤 温
    学会員 学会員 693名(2021年3月31日現在)
    (会員のバックグラウンド:社会学、看護学、健康科学、医学、経済学、社会福祉学、心理学、文化人類学、倫理学など)
    年会費 8,000円(郵便振替口座 00140-6-40477 日本保健医療社会学会)
    学会誌 保健医療社会学論集(年3回発行:大会特別号を含む)
    大会・総会 年1回 (5月の土日に開催)
    関連団体 日本学術会議協力学術研究団体社会学系コンソーシアム参加学協会