目次
特集 第47回大会(2021年度)オンライン開催(日本大学文理学部)
講演I
監視と保健医療社会学と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)・・・・・・・・・美馬 達哉…… 1
講演II
新型コロナウイルス感染症対策に関わって・・・・・・・・・武藤 香織…… 12
シンポジウム
「回復の語りとコミュニティ:コロナ禍のなかで」
ナラティヴ・アプローチの新たな展望――関係性への着目――・・・・・・・・・中村 英代…… 21
薬物依存からの回復支援施設・ダルク・・・・・・・・・南 保輔…… 24
精神医療の現場に風を通し、会話の風土を育む
――オープンダイアローグとリフレクティングの観点から――・・・・・・・・・矢原 隆行…… 31
ナラティヴと共同性――集団で語ることの意味をめぐって――・・・・・・・・・野口 裕二…… 42
原著
精神科病棟における看護実践の現象学的研究・・・・・・・・・石田絵美子…… 47
「軽度」とされる患者の困難性
――球脊髄性筋萎縮症による身体機能の衰えの感受に着目して――・・・・・・・・・木矢 幸孝…… 59
がん患者は集団活動にいかに取り組んでいるか
――A県の肺がん患者会を率いるBさんの語りから――
・・・・・・・・・齋藤 公子…… 69
障害児との生活を形づくる母親たちの生活実践としてのケア・・・・・・・・・齋藤 雅哉…… 80
食物アレルギーのある子どもの子育てにおける道徳性の二重化
――「食べて治す」という医学的知識は母親に何をもたらすのか――・・・・・・・・・松木 洋人 大日 義晴…… 90
男性の遺伝情報に対する意識
――新生児マススクリーニングを受検した子どもを持つ男性の遺伝意識の語り――・・・・・・・・・笹谷 絵里…… 101
看護師が責任を果たそうとするプロセス・・・・・・・・・杉山 祥子 朝倉 京子 高田 望…… 111
救護法下における精神病者処遇と方面委員
――1930年代の京都市を事例として――・・・・・・・・・篠原 史生…… 122
研究ノート
ベーチェット病患者会に参加しているベーチェット病患者のQOLの特徴 ・・・・・・・・・岡田 純也…… 133
書評
デュルケーム/デュルケーム学派研究会 著 中島道男・岡崎宏樹・小川伸彦・山田陽子 編『社会学の基本 デュルケームの論点』
(学文社、2021年)・・・・・・・・・伊藤 嘉高…… 142
編集後記