目次
書評特集
書評特集によせて・・・・・・・・・佐藤 幹代…… 1
飯田淳子・錦織宏 編『医師・医学生のための人類学・社会学
――臨床症例/事例で学ぶ』(ナカニシヤ出版、2021年)
書評論文
「医療に関連のある社会科学領域」教育に関するコメント・・・・・・・・・金子 雅彦…… 3
医療における人類学・社会学の“効用”とは?
――“症例”から“事例”への視点の転換がもたらすもの――・・・・・・・・・佐藤(佐久間) りか…… 10
書評論文リプライ
医療者教育のための協働の広がりに向けて・・・・・・・・・飯田 淳子…… 14
渥美一弥・浮ヶ谷幸代・佐藤正章・星野晋 編著『医師と人類学者との対話
――ともに地域医療について考える』(協同医書出版社、2021年)
書評論文
「医療者と人類学者/社会学者との連携」は容易ではないこと及び第3の道の可能性・・・・・・・・・樫田 美雄…… 18
医師が変容するとき
――人類学との接近による「相対化」を経て――・・・・・・・・・孫 大輔…… 24
書評論文リプライ
書評(孫、樫田)に対するリプライ・・・・・・・・・浮ケ谷幸代…… 27
道信良子 著『ヘルス・エスノグラフィ――医療人類学の質的研究アプローチ』
(医学書院、2020年)
書評論文
ヘルス・エスノグラフィが切り拓く質的研究の新たな道・・・・・・・・・坂井 志織…… 29
片乗り入れから相互乗り入れへ・・・・・・・・・濱 雄亮…… 35
書評論文リプライ
ヘルス・エスノグラフィから世界を見る・・・・・・・・・道信 良子…… 43
原著
ヨガにおける身体的実践の意味
――マレーシア・クアラルンプールでの指導実践を事例として――・・・・・・・・・栗原 美紀…… 46
遺伝学的リスクの意味づけに関する別様の理解可能性・・・・・・・・・木矢 幸孝…… 56
糖尿病薬注射患者が糖尿病手帳を使う経験
――つぶやきや語りとともに――・・・・・・・・・細野 知子…… 66
家族を規制する
――オーストラリア・ヴィクトリア州の生殖補助医療法をめぐる議論の事例研究――・・・・・・・・・藤田 智子…… 77
研究ノート
家族看護学におけるLGBTと「家族」
――総説・レビュー文献の検討から――
・・・・・・・・・影山 葉子 三部 倫子…… 88
書評
伊東香純 著『精神障害者のグローバルな草の根運動――連帯の中の多様性』
(生活書院、2021年)・・・・・・・・・八巻知香子…… 100
野島那津子 著『診断の社会学――「論争中の病」を患うということ』
(慶應義塾大学出版会、2021年)・・・・・・・・・蘭 由岐子…… 102
前田泰樹・西村ユミ 著『急性期病院のエスノグラフィー
――協働実践としての看護』
(新曜社、2020年)・・・・・・・・・海老田大五朗…… 104
樫田美雄 著『ビデオ・エスノグラフィーの可能性
――医療・福祉・教育に関する新しい研究方法の提案』
(晃洋書房、2021年)・・・・・・・・・浦野 茂…… 106
木下康仁 著『M-GTA――実践の理論化をめざす質的研究方法論』
(医学書院、2020年)・・・・・・・・・鷹田 佳典…… 108
アネマリー・モル 著『ケアのロジック
――選択は患者のためになるか』
(水声社、2020年)・・・・・・・・・浮ケ谷幸代…… 110
平野裕子・米野みちよ 編著
『外国人看護師――EPAに基づく受入れは何をもたらしたのか』
(東京大学出版会、2021年)・・・・・・・・・林 千冬…… 112
園田賞(第16回日本保健医療社会学会奨励賞)の審査報告
編集後記