• ISA関連:国際交流

国際社会学会(ISA)について

国際社会学会(ISA:International Sociological Association)とは、各国社会学会評議会 (Council of National Associations)と研究テーマごとの50を超える専門分野ごとのリサーチコミッティ (Research Committee:RC) の二つの組織から構成される世界中の社会学者が所属する学術組織です。RC15 (Sociology of Health)には多くの日本人研究者が所属しています。またISAでは4年に一度、世界社会学会議を各国で開催しており、2014年には東アジアで初めての世界社会学会議が横浜で開催されました。

ISAメルボルン大会の演題募集のお知らせ

第20回世界社会学会(ISA, World Congress of Sociology)は、2023年6月25~7月1日にオーストラリアのメルボルンで開催予定です。(ハイブリッド開催予定)
大会テーマは「Resurgent Authoritarianism: The Sociology of New Entanglements of Religions, Politics, and Economies」。
以下より詳細および最新情報をご確認ください。
国際社会学会(ISA)メルボルン大会 ウェブサイト

RC15 Sociology of Health には、23のセッションが集まっています。本学会員がオーガナイザーを務めるセッションもありますので、ぜひ詳細をご確認ください。
Language on Health Under COVID-19 Pandemic (追手門学院大学 藤吉圭二、星槎大学 細田満和子)
Patients Participation and Transformation of Society (星槎大学 細田満和子)
Reproduction in the Current World: Focusing on Prenatal Testing and Abortion (静岡大学 白井千晶)

ISAトロント大会報告記 国際交流委員会 金子雅彦(防衛医科大学校医学教育部)

ISAトロント大会参加報告(PDF)

ISAトロント大会の演題募集のお知らせ

国際社会学会(ISA)トロント大会(2018年7月15日から21日)の口頭発表の演題が募集され、抄録提出が始まっています。抄録提出期間は、2017年4月25日から9月30日です。ぜひ多くの皆様に応募していただければと思います。
国際社会学会(ISA)トロント大会 ウェブサイト

本学会員がオーガナイザーを務めるセッションもありますので、ご関心のある方はぜひ下記より詳細をご確認ください。

RC15(Sociology of Health)

RC49(Mental Health and Illness)

ISA第3回社会学フォーラム・ウィーンの参加報告

 2016年7月10日から14日まで、国際社会学会第3回社会学フォーラムがウィーン大学にて開催されました。ウィーン大学では2年間をかけて、約200名の教職員や学生がボランティアで準備してこられたとのこと。世界126ヶ国から約5000人の社会学研究者が、フォーラムに参加しました。
 テーマは、「私たちの求める未来:グローバル社会学とより良い世界を求める闘い」。オープニングの全体会では、1国だけで解決できない近年の様々な問題に対して、世界規模で関与すること(Global Commitment)、公共社会学(Public Sociology)の重要性などが、各スピーカーから語られました。
 日本保健医療社会学会員からの参加も多いRC15(Sociology of Health)の理事会・総会も、フォーラム会期中に開催されました。RC15の会員は、現在200人ですが、日本人会員が最も多く、2位はイギリスからとのこと。会員数に応じて、学会でのセッション数が割り当てられるので、RC15でも入会者を増やすことが目標のひとつであることが確認されました。また、会員相互のネットワーク強化を推進してゆくことも合意されました。
 次のISAの学術集会は、2018年7月、カナダのトロントで開催されます。既に実行委員会の方では準備を進めているとのことですので、ぜひ皆様の積極的ご参加を期待しております。

日本保健医療社会学会 国際交流委員会 委員長
国際社会学会(ISA)健康社会学部会(RC15)理事
細田 満和子(星槎大学)

ISA第3回社会学フォーラム・ウィーン 事前登録締め切りのお知らせ

国際社会学会(ISA)の第3回社会学フォーラムが、2016年7月10日から14日まで、オーストリアのウィーンにて開催されます。今大会は、過去最大の参加者数が予想されると聞いています。
つきましては、事前登録の締切が2016年4月5日(GMT)に迫っています。この日までに登録料を納入すると、250ユーロの早期割引料金が適用されます(4月6日以降は、登録参加料は280ユーロ)。また、フォーラムで報告予定の場合、事前登録(4月5日締切)をしないと自動的に報告がキャンセルされます。
http://www.isa-sociology.org/forum-2016/ (フォーラム全体の情報)
https://isaconf.confex.com/isaconf/forum2016/registration/call.cgi? (登録用サイト)
https://isaconf.confex.com/isaconf/forum2016/webprogram/start.html (プログラム)

それでは、多くの皆様のご参加を期待しております。

国際交流委員会
細田満和子

国際社会学会フォーラム(ウィーン)の抄録募集

国際社会学会(ISA)の医療部会(RC15)会長のAmelie Quesnel-Vallee氏より、 2016年7月にウィーンで開催される国際社会学会フォーラムの抄録募集のお知らせが来ております。 締め切りは9月30日ですが、詳しくはISAのホームページをご覧ください。
Call for abstracts for ISA RC15 Vienna 2016 “The Futures We Want: Global Sociology and the Struggles for a Better World”
The call for abstracts is now open until September 30, 2015 and our sessions are listed at http://www.isa-sociology.org/forum-2016/rc/rc.php?n=RC15
The session organizers will be looking forward to receiving your abstract submissions in great numbers!
この募集に関してご質問などあれば、細田までご連絡ください。
なお、細田はRC25(言語と社会)とRC15のジョイントセッションLanguage on Health and Diseaseでオーガナイザーをしておりますが、RC15に入会していれば、RC25に入っていなくてもこのジョイントセッションで発表可能であることを確認しております。
各RCによって規定は異なりますが、基本的にRC15では他のジョイントセッションの場合も同様の措置を要求することにしています。
この件に関しても、ご質問などあれば承りますので、どうぞご連絡ください。
それでは、多くの皆様の応募を心よりお待ち申しております。

国際交流委員会 細田満和子
(miwhosoda_at_seisa.ac.jp) ※_at_を@に変更してください。

第18回ISA世界社会学会議・横浜大会

2014年に横浜で開催されます世界社会学会議の発表申込みがオープンになりました。
申込期間は6月3日から9月30日までです。会員の皆様、奮ってご参加ください。
http://www.isa-sociology.org/congress2014/

日本保健医療社会学会国際交流委員会

  • 日程:2014年7月13~19日
  • 場所:横浜(日本)
  • テーマ:Facing an Unequal World: Challenges for Global Sociology

横浜大会に関する詳細な情報は下記のウェブサイトを参照ください。

横浜大会に関する案内

(日本社会学会世界社会学会議組織委員会「2014年世界社会学会議横浜大会へのお誘い」より抜粋)
【世界社会学会議横浜大会について】
 すでにニュースレターや学会大会でもお知らせしてまいりましたが、2014年7月13日-19日にかけて国際社会学会(International Sociological Association: ISA)の第18回世界社会学会議横浜大会が開催されます。世界社会学会議は、オリンピックやサッカーのワールドカップと同様に4 年に一度開催される、社会学界最大の研究集会です。世界社会学会議が東アジアで開かれるのは、今回がはじめてとなります。

【ISA:国際社会学会について】
 国際社会学会は、日本社会学会のような国別の社会学会の集まりである各国社会学会評議会 (Council of National Associations)と研究テーマごとのリサーチコミッティ (Research Committee:RC) の二つの組織原理から構成されています。個々の研究者としての活動は特定のRCに所属することから始まり、RCのニュースレターを受け取ったり、RCのセッションで報告したり、さらにはRCの研究活動に積極的に関与するといった活動につながっていきます。いうなればRCとは、分野別の学会組織に近いものと考えるとわかりやすいかもしれません。
 なお世界社会学会議組織委員会のウェブサイトで、国際社会学会について解説していますので、ご覧ください(http://www.wcs2014.net/)。

【RCなどへの登録の仕方】
 ISAで研究報告をご希望される場合は、まずご自身のホームベースとなる1つか2つのRCに所属することをお薦めします。現在55のRCと、RCの予備段階的な位置づけの 3つのWorking Group、5つの Thematic Groupがあります。どのようなRCがあるのか、ISAのウェブサイトにリストがあります(http://www.isa-sociology.org/rc.htm)。このサイトの右側にはagingに始まる56個のキーワード・リストがありますので、関心のあるキーワードをクリックすると、特定のRCのサイトに移動することができます。
 RCに所属する際には、RCごとに定められた20~50ドル程度の登録料が必要となります(4年間有効)。各RCに所属すると、ニュースレターやいろいろな案内がemailで届き、さまざまな国の社会学研究者の仕事をリアルタイムで実感することができます。国際社会学会への具体的な入会の仕方や入会に伴う会員の特典などは、http://www.isa-sociology.org/memb_i/index.htmをご覧ください。オンラインで簡単に入会手続きが完了します。会員資格は4年間有効となっておりますので、2014年の横浜大会に向けて入会されますことを強くお薦めします。

【横浜大会での報告の仕方】

 横浜大会での報告や企画提案の場はいくつかあります(締切一覧は補足1参照)。
  1. 個人の報告(とくに国際学会での報告経験が比較的少ない方の場合)は、2013年9月15日締め切りの各RCのCall for Papersへの応募が中心となります。
  2. 自分でRCのセッションを企画し、セッションの司会をしようという方は、2013年1月下旬頃から募集が開始されるRCのセッション企画募集(締切はRCごとに異なりますのでご注意ください。http://www.isa-sociology.org/congress2014/rc/で確認ください)に積極的にご応募ください。
  3. RC横断的なセッション(補足2参照)を企画することも可能です。とくにこの企画の申込締切は、2013年1月15日と目前に迫っていますので、早急にご準備ください。なお、RC横断的なセッションを検討中の方は、世界社会学会議組織委員会(wcs2014loc@gmail.com)までまずはご一報いただければ幸いです。

補足1:【ISA関連の重要な締切リスト】

〆切日 内容 提出先/参照先
2013年1月15日 アドホック・セッション等RC横断的なセッションの企画案提出の締切 isa@isa-sociology.or.jp等
2013年3月頃 2013年1月下旬頃、各RCがcall for sessions(セッション企画募集)を出すので、該当するRCの企画応募の〆切、応募方法、応募先に従う。 報告を希望するRCのサイトに掲載される応募方法に従う。2013年3月末までには、応募したRCより採否が通知される。
2013年5月1日 第6回若手社会学研究者世界コンペティション(最初に取得した修士号から2013年5月1日時点で10年未満の方)。日本語で応募可 http://www.isa-sociology.org/wcys/index.htmを参照。(上記アドレスは1行)
2013年9月15日 2013年4月下旬頃、各RCがcall for papers(報告募集)を出すので、該当するRCの応募方法、応募先に従う。 報告を希望するRCのサイトに掲載される応募方法に従う。2014年1月末には、応募したRCより採否が通知される。

補足2:【RC横断的なセッションの企画】

 RC横断的な報告セッションには、大きく3つの種類があります。
  1. Ad Hoc sessions
    特定のリサーチコミッティを超えたやや大きなテーマのセッション企画提案の申込に必要な項目等は、下記のサイトで確認できます。
    http://www.isa-sociology.org/congress2014/ad-hoc-sessions.htm
  2. Integrative sessions
    少なくとも3つのRC(working groupやthematic groupを含む)、3つの国別学会、あるいは両者の組み合わせ(例えば、2つの RCと日本社会学会等)で企画するセッション(全体の採択数は10)企画提案の申込に必要な項目等は、下記のサイトで確認できます。
    http://www.isa-sociology.org/congress2014/integrative-sessions.htm
  3. National Associations等の提供するsessions
    日本社会学会のような国あるいは地域レベルの学会、言語別学会、テーマ別学会等が企画するセッション(各国2つまで、全体の採択数は10) 企画提案の申込に必要な項目等は、下記のサイトで確認できます。
    http://www.isa-sociology.org/congress2014/associations.htm