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~開催のお知らせ~

■2022年度第2回関東定例研究会
2022年度第2回関東定例研究会を下記の通り開催します。今回は、エスノメソドロジー・会話分析研究会2022年度春の例会との共催で、「保健医療のEMCA研究」の書評セッションを行います。対象書は、樫田美雄氏の著書『ビデオ・エスノグラフィーの可能性―医療・福祉・教育に関する新しい研究方法の提案』と、河村裕樹氏の著書『心の臨床実践―精神医療の社会学』となります。樫田氏、河村氏には、お互いの著作へのコメントもお願いしております。保健医療社会学の研究者でEMCAをはじめ質的研究に関心がある参加者と、EMCA研究者で保健医療にかかわる領域に根ざした研究を行っている参加者の間で議論を共有する機会と考えております。ぜひ奮ってご参加ください。

日時:2023年3月11日(土) 14:00~17:00
場所:立教大学池袋キャンパス 教室:15号館M301、 M302
(対面での開催を前提とします。補助的な手段として、Zoomによる配信を予定しています。ただし、トラブルがあった場合、十分な対応ができない場合があります。当日の個別のお問い合わせには返答できかねますのでご了承下さい。)

書評対象書:
  • 樫田美雄(神戸市看護大学)『ビデオ・エスノグラフィーの可能性―医療・福祉・教育に関する新しい研究方法の提案』(晃洋書房、2021年)
  • 河村裕樹(一橋大学)『心の臨床実践―精神医療の社会学』(ナカニシヤ出版、2022年)

参加費:無料(会員・非会員とも)
事前参加申込:下記より3月9日(木)までにお申し込みください(フォームにてお申し込みいただかなくても、当日対面にて参加可能ですが、できる限り事前登録をしていただきますようお願い申し上げます)。

2022年度第2回関東定例研究会参加登録フォーム
■2022年度第2回関西定例研究会
2022年度第2回関西定例研究会を下記の通り開催します。
日本ではわが国の老衰による死亡割合が近年増加傾向にあり、死因の第3位になっています。
日本における老衰死の診断は欧米と比較してかなり多いことが知られています。死亡場所の中心が病院である日本においても、治療や入院のための疾病概念とは異なる死亡診断には死生観や文化の影響が少なくないと思われます。今後一層進展する超高齢・多死社会において、死にゆく人への医療や看取りは、全ての人にとって避けられない身近で重要なものになるでしょう 。
今回の研究会では、人類学的研究アプローチによって、地域包括ケアシステムと地域や人々に通底する死生観や人格観、家族観を射程におきながら、新たな「看取り文化」の構想を目指す研究に取り組んで来られた浮ヶ谷先生に話題提供をいただきます。ご報告の内容は、2022年8月に上梓された浮ヶ谷幸代・田代志門・山田慎也編『現代日本の「看取り文化」を構想する』(東京大学出版会、2022年)の研究成果やその後の発展や展開についても触れていただく予定です。
開催方式は、研究会会場にて対面と Zoom 併用による開催を予定しています。開催日が近くなりましたら、申込者に対してオンラインの接続情報をご連絡します。みなさまの奮ってのご参集を心よりお待ち申し上げております。

日時:2023年3月5日(日)13:00~16:00
方法:ハイブリッド(京都キャンパスプラザ第 6 講習室+オンライン)
※新型コロナ感染症の流行状況次第でオンラインに変更
報告者:浮ヶ谷幸代(相模女子大学名誉教授)
テーマ:現代日本の「看取り文化」を構想する
申込先: 2022 年度第 2 回関西定例研究会参加登録フォーム(https://forms.gle/sAR5YnauAkKJi5Ru9
申込期限:2023年2月28日(火)17 時締切
■2022年度 看護・ケア研究部会第3回定例研究会
日時:2023年3月11日(土)14時~17時
開催方法:オンライン開催
報告者:
1 席目 発表者:田代順さん
内容:SVを行っている緩和ケア病棟のソーシャルワーカーの実践=緩和ケア病棟における「パラレルチャート」的実践による病棟文化・スタッフ文化の「変容」他を報告します。
*2席目のご発表希望を受け付けております。報告をご希望される方はご希望の方は下記フォームからお申込みください。
https://forms.gle/hS5mawrBgaYxaSca9