活動情報
2019年度委託研究募集の中止について
昨年度まで募集致しておりました「委託研究」は、今年度、新規、継続共に募集を見合わせる事となりました。突然のご案内で大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。 なお、今後再開する事が決まりましたら、ご案内させて頂く予定でございます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
平成30年度委託研究採択者決定のお知らせ
日本補体学会は、「補体関連疾患に関する病態解明、それら疾患に対する新規診断方法および治療法の開発に関わる基礎研究、臨床研究」のテーマで、平成30年度委託研究を日本補体学会の会員の皆様に公募致しました。今回は12名の応募があり、厳正なる審査の結果、以下の3名を採択しましたので、お知らせいたします。なお、来年も新規の研究課題を募集する可能性があります。より新規性の高い、挑戦的な研究課題の応募をお待ちしております。
所属・氏名 | 研究課題 |
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名古屋大学医学部付属病院 救急集中治療部 尾崎将之 氏 |
STEC-HUSの尿細管障害における補体活性化の関与 |
福島県立医科大学 免疫学講座 関根英治 氏 |
加齢黄斑変性の生体眼におけるバイオマーカーとしての補体測定意義の検討と抗補体薬を用いる新規治療法の開発 |
千葉大学大学院医学研究院 総合医科学講座 渡邉栄三 氏 |
敗血症病態における補体制御の役割と補体を標的とした治療への応用 |
平成29年度委託研究採択者決定のお知らせ
所属・氏名 | 研究課題 |
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京都大学大学院 医学系研究科 外科(肝胆膵・移植外科) 秦 浩一郎 氏 |
補体制御による劇症肝炎/急性肝不全における病態解明と新規治療法の開発 |
兵庫県立西宮病院 泌尿器科 山中和明 氏 |
腎移植後抗体関連型拒絶反応の診断における補体因子C1q・C3dの有効性の検討 |
慶應義塾大学 医学部循環器内科 伊藤章吾 氏 |
右室流出路心外膜に内在する補体D因子の心疾患への関与における分子生物学的検討とそれに基づいた新しい治療法の開発 |
平成28年度委託研究採択者決定のお知らせ
所属・氏名 | 研究課題 |
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兵庫医科大学 病理学講座・病理診断部門 西浦弘志 氏 |
老化自然免疫および老化獲得免疫による肝臓の癌化細胞の見逃し機構の解明と老化免疫担当細胞が発現するC5a受容体を介した癌化細胞監視機構の強化法の開発 |
熊本大学大学院 生命科学研究部 免疫学分野 押海裕之 氏 |
C1q欠損症による自己免疫疾患とパターン認識受容体が果たす役割の解明 |
北海道大学大学院医学研究科 免疫代謝内科学分野 奥 健志 氏 |
補体異常に着目した抗リン脂質抗体症候群及び難治性不育症モデルマウスの作成 |
平成27年度委託研究採択者
所属・氏名 | 研究課題 |
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東京大学医学部付属病院 腎臓・内分泌内科 加藤秀樹 氏 |
非典型溶血性尿毒症症候群における抗CFH抗体陽性例の解析 |
九州大学別府病院 堀内孝彦 氏 |
患者レジストリーを活用した遺伝性血管性浮腫の病因・病態の解明 |
大阪大学微生物病研究所 村上良子 氏 |
非典型発作性夜間ヘモグロビン尿症の迅速診断法の開発研究 |
名古屋大学大学院医学研究科 腎不全システム治療学寄附講座 水野正司 氏 |
腹膜透析及び補体関連腎疾患におけるsC5b-9の測定意義の検討 |
- 学会誌「補体」
補体 Vol.60 No.2, 2023 2023年12月20日発行
補体 Vol.60 No.1, 2023 2023年8月1日発行
補体 Vol.59 No.2, 2022 2022年12月20日発行
補体 Vol.59 No.1, 2022 2022年8月1日発行
補体 Vol.58 No.2, 2021 2021年12月20日発行
補体 Vol.58 No.1, 2021 2021年7月27日発行
補体 Vol.57 No.1, 2020 2020年12月23日発行
補体 Vol.56 No.2, 2019 2019年12月20日発行
補体 Vol.56 No.1, 2019 2019年7月26日発行
補体 Vol.55 No.2, 2018 2018年12月15日発行
補体 Vol.55 No.1, 2018 2018年8月31日発行
補体 Vol.54 No.2, 2017 2017年12月20日発行
補体 Vol.54 No.1, 2017 2017年9月1日発行
補体 Vol.53 No.1, 2016 2016年12月19日発行
補体 Vol.52 No.2, 2015 2015年12月17日発行
補体 Vol.52 No.1, 2015 2015年8月21日発行
補体 Vol.51 No.2, 2014 2014年12月22日発行
補体 Vol.51 No.1, 2014(講演集含む) 2014年 8月22日発行
補体学会では、原則年2回発刊する学会誌「補体」への論文の投稿を募集しています。投稿規定に従い、論文見本(見本PDFおよびWord
fileテンプレート)を参考にして作成し、下記まで電子媒体で送付下さい。
なおCOI開示に関しては、利益相反規定をご覧いただき、申告書(様式2)をご提出ください。
送付先:日本補体学会学会誌「補体」編集委員長
名古屋大学大学院医学系研究科 腎不全システム治療学
水野正司 E-mail: xxxxx@med.nagoya-u.ac.jp (xxxxxにmmizuと入れて下さい。)
- 学会誌「補体」論文
学会誌をクリックすると、各論文を見ることができます。補体 Vol60 No.2, 2023 2023年12月20日発行
総説 立体構造から見る補体因子C3、その活性化と制御機構
総説 補体研究と腎臓疾患 〜Nephritic factorからC3腎症への展開〜補体 Vol.59 No.2, 2022 2022年12月20日発行
「アルツハイマー病病理における神経炎症と補体」
「魚類の粘膜免疫と補体」
「補体欠損はマウスリンパ浮腫の進展には関与しないが炎症を増強する」
「我が国のHAE with normal C1-INH(HAE3型)の特徴」補体 Vol.58 No.2, 2021 2021年12月20日発行
「Carboxypeptidase R による生体制御」
「シングルセル RNA シークエンスデータを用いたヒト腎細胞癌の腫瘍微小環境下における補体関連遺伝子の発現解析」補体 Vol.57 No.1, 2020 2020年12月23日発行
「遺伝性血管性浮腫(Hereditary angioedema:HAE) 診療ガイドライン 改訂2019年版」
「魚類の免疫学・補体学と水産養殖」
「肝虚血再灌流障害における補体制御の有効性」補体 Vol.56 No.2, 2019 2019年12月20日発行
「補体と全身性エリテマトーデス」
「日本補体学会における、補体検査系 10 項目の構築とそれらの基準値策定」
「MRL/lpr マウスのループス様糸球体腎炎における MASP-1/3 の役割」補体 Vol.55 No.2, 2018 2018年12月15日発行
補体 Vol.54 No.2, 2017 2017年12月20日発行
補体 Vol.54 No.2, 「内因系凝固反応活性化機序と遺伝性血管性浮腫」
補体 Vol.54 No.2, 「血小板凝集機構および血液凝固に対する補体系の役割」補体 Vol.53 No.1, 2016 2016年12月19日発行
「S19 リボソームタンパク質多量体―C5a 受容体システムの多彩な役割」
「遺伝性血管性浮腫とその問題点」
「ヒト DAF は SCR4 ドメインを介してマクロファージによる 異種細胞傷害および貪食能を抑制する」補体 Vol.52 No.2, 2015 2015年12月17日発行
「Antisense Homology Box (AHB) 理論に基づいての補体成分機能制御技術の開発経過」
「補体と発作性夜間ヘモグロビン尿症」
「補体異常値を示す疾患とそのメカニズム」
- 第25回 International Complement Workshop 学会記 若宮伸隆
- 第25回 International Complement Workshop に参加して 水野正司
- 第52回日本補体学会学術集会の開催にあたって 水野正司
- 会長就任の挨拶(2013年7月) 旭川医科大学 若宮 伸隆
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過去の補体シンポジウム講演集を製本しました。
補体研究会事務局で保存しています。(拡大写真は、こちらから)
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待望の補体学の2冊の参考書「補体への招待」と「補体学入門」が刊行されました。(詳しくはこちらから)
- 第45回補体シンポジウムを終えて 北海道大学医学部 瀬谷 司
- 前会長就任の挨拶(2007年9月) 大阪大学微生物病研究所 木下タロウ
- 補体異常を示す症例の解析受注について 神戸常盤大学 畑中道代
- 特別寄稿 補体シンポジムウ創設の回想と補体研究の考察と提案 (PDF)
元東京大学教授・ウイルス肝炎研究財団理事 西岡久壽彌 - 会長退任の挨拶 北海道大学大学院医学系研究科 瀬谷 司
2018年のトピックス
- 2018/12/11
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この度、遺伝性血管性浮腫(HAE)の治療薬として「イカチバント」が製造販売及び在宅自己注射が適応されました。
詳細は、こちらから。
- 2018/11/12
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日本補体学会理事会メンバー決定のお知らせ
詳細は、こちらから。
- 2018/11/05
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木下タロウ教授が、紫綬褒章を受章されました。
大阪大学微生物病研究所藪本難病解明寄付研究部門 木下タロウ教授が、この度、紫綬褒章を受章されました。心よりお慶び申し上げます。木下タロウ教授は、補体制御因子DAFとCD59がともに欠損することによって、溶血発作を起こす発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の原因遺伝子PIGAを同定した世界的研究者です。PIGAは、DAFとCD59の共通構造であるglycosylphosphatidylinositol (GPI) アンカー生合成に関わる遺伝子で、木下タロウ教授はその生合成に関わる遺伝子のほとんどを明らかにされました。現在も、新しいPNHの研究、GPIアンカーの研究、先天性GPI欠損症に着目して、研究をさらに展開しています。また、日本補体学会の前身である補体研究会の会長も2007年~2013年まで務められ、日本の補体研究の発展にも尽くされました。
- 2018/11/02>
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第55回日本補体学会総会議事録を掲載しました。
報告ページは、こちらから。
- 2018/10/01
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補体検査のページがリニューアルされました
補体検査は、こちらから。
- 2018/10/01
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27th International Complement Workshopが終了しました。
日下部治郎氏(京都大学大学院)がPoster Presenting Award(写真)、
林学氏(福島県立医科大学)がTravel Award(写真)を受賞されました。 - 2018/10/01
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第55回日本補体学会学術集会が終了しました。
日本補体学会優秀賞を関根英治氏(福島県立医科大学)が受賞されました。(写真)
日本補体学会奨励賞を伊藤章吾氏(慶應義塾大学医学部)が受賞されました。(写真) - 2018/09/06
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平成30年度 委託研究の審査結果をご報告いたします。
詳細は、こちらから。
- 2018/08/03
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第55回日本補体学会学術集会(集会長:塚本浩氏))のスケジュール詳細が決定いたしました。
詳細は、こちらから。
- 2018/07/30
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平成30年度 委託研究の募集締め切りが、延長されました。
締め切りは、2018年8月7日(火)です。奮ってご応募下さい。
- 2018/07/05
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補体タンパク質検査、再開のお知らせ
検査施設の移転のため、一時停止しておりましたタンパク質検査測定を再開いたしました。長らくご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
- 2018/06/21
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平成30年度 委託研究の募集をします。
昨年度に引き続き本年度も、日本補体学会では「補体関連疾患に関する病態解明、それら疾患に対する新規診断方法および治療法の開発に関わる基礎研究、臨床研究」に対して、会員の皆様から、斬新で、独創的な研究提案を公募いたします。選考委員会で、応募された提案を審議し、優れた研究提案に対して、委託研究費を助成致します。
詳しくは下記「平成30年度委託研究費募集要項」をご覧下さい。
応募の締切は7月31日(火)までとなっております。
研究に意欲的に従事して下さる方のご応募をお待ちしております。 - 2018/06/14
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第55回日本補体学会学術集会(集会長:塚本浩氏)演題登録締め切り及び優秀賞、奨励賞の募集締め切りが、延長されました。
締め切りは、2018年6月21日(木)です。奮ってご応募下さい。
詳細は、こちらから。
- 2018/05/23
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平成30年度理事選挙のお知らせ
本年度平成30年6月30日をもちまして12名の日本補体学会理事の任期が満了となるため、平成30年6月に理事選挙を行います。 これに先立ち、5月23日〜6月20日まで理事候補者を募集いたします。 会員の皆様にはメールにて詳細をお知らせ致します。なお、不明な点は、事務局までお問い合わせください。
- 2018/05/09
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27th International Complement Workshop 参加費等補助のお知らせ <更新>
学生会員として登録されている方を対象に参加費等補助をさせていただきます。
詳しくは、こちらから。
- 2018/04/04
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27th International Complement Workshop 開催および演題募集のお知らせ
本年9月16日〜20日にサンタフェで開催されます27th International Complement Workshop (ICW)の参加登録と演題の受付が始まっております。 日本からの若手参加者(演題発表者)に対しては、日本補体学会より参加費および交通費の一部補助も行います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。27th ICWの参加、演題登録はこちらから。
- 2018/03/07
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27th International Complement Workshop 参加費及び旅費補助のお知らせ
学生会員として登録されている方を対象に参加費および旅費補助をさせていただきます。
詳しくは、こちらから。
- 2018/02/15
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補体タンパク質検査の一時停止につきまして
検査施設である旭川医科大学医学部微生物学講座(若宮伸隆 日本補体学会会長)のグループが酪農学園大学へ移転のため、本年(2018年)3月〜4月の2ヶ月間、タンパク質検査測定が一時停止します。 補体検査の受付等は継続して行います。 ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願い致します。
- 2018/01/09
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第55回日本補体学会学術集会開催案内を更新しました。
詳しくは、こちらから。
2017年のトピックス
- 2017/11/13
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書籍が発刊されました
本年10月発行の「腎と透析」第83巻第4号(東京医学社)において、特集「補体と腎疾患」を日本補体学会員の伊藤秀一先生(横浜市立大学大学院医学研究科発生成育小児医療学 教授)が編集されました。
詳しくは、こちらから。
- 2017/10/01
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木下タロウ氏「武田医学賞」受賞!
日本補体学会前身の補体研究会会長を務められました木下タロウ氏(大阪大学微生物病研究所 籔本難病解明寄附研究部門)は、細胞表面のたんぱく質「GPIアンカー」が作られる仕組みを解明し、てんかんなどを伴う「先天性GPI欠損症」を発見、血液の疾患「発作性夜間ヘモグロビン尿症」が起こる原因も特定したことが評価されました。贈呈式は11月13日に東京都内で開かれます。
- 2017/09/28
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第54回日本補体学会総会議事録を掲載しました。
報告ページは、こちらから。
- 2017/08/4
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第54回日本補体学会学術集会(集会長:関根英治氏)のスケジュール詳細が決定いたしました。
詳細は、こちらから。
- 2017/08/01
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平成29年度 委託研究の審査結果をご報告いたします。
詳細は、こちらから。
- 2017/07/18
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第54回日本補体学会学術集会(集会長:関根英治氏)演題登録及び優秀賞の募集は締め切らせていただきました。沢山のご応募ありがとうございました。
- 2017/07/10
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第54回日本補体学会学術集会(集会長:関根英治氏)演題登録締め切り及び優秀賞の募集締め切りが、再延長されました。
締め切りは、2017年7月14日(金)です。最終締め切りとなりますので奮ってご応募下さい。
詳細は、こちらから。
- 2017/06/26
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第54回日本補体学会学術集会(集会長:関根英治氏)演題登録締め切り及び優秀賞の募集締め切りが、延長されました。
締め切りは、2017年7月10日(月)です。奮ってご応募下さい。
詳細は、こちらから。
- 2017/06/01
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第54回日本補体学会学術集会(集会長:関根英治氏)が、2017年9月1日(金)、2日(土)の2日間、福島県福島市の「コラッセふくしま」で開催されます。
詳しくは、こちらから。
現在、演題の募集、優秀賞の募集を行っております。奮ってご応募下さい。
締め切りは、2017年6月26日(月)必着です。
- 2017/06/01>
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平成29年度 委託研究の募集締め切りが、延長されました。
締め切りは、2017年6月8日(木)です。奮ってご応募下さい。
- 2017/05/19
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書籍が発刊されました
日本補体学会 理事の大澤勲氏が編者となり、我国初のHAEの書籍「難病 遺伝性血管性浮腫(HAE)」が発刊されました。
詳しくは、こちらから。
- 2017/04/26
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平成29年度 委託研究の募集をします。
昨年度に引き続き本年度も、日本補体学会では「補体関連疾患に関する病態解明、それら疾患に対する新規診断方法および治療法の開発に関わる基礎研究、臨床研究」に対して、会員の皆様から、斬新で、独創的な研究提案を公募いたします。選考委員会で、応募された提案を審議し、優れた研究提案に対して、委託研究費を助成致します。
詳しくは下記「平成29年度委託研究費募集要項」をご覧下さい。
応募の締切は6月1日(木)までとなっております。
研究に意欲的に従事して下さる方のご応募をお待ちしております。 - 2017/02/14
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日本補体学会の検査システムが、国際補体学会の外部精度評価において妥当性が証明される!
日本補体学会が、推進する「新しい補体検査システムの構築による補体関連疾患の包括的登録と治療指針確立」の医学研究の中で、現在、8項目(C3, C4, CH50, sC5b-9, Ba, C5a, CFH, 抗CFH抗体)の測定システムを確立して参りました。その中で国際補体学会の外部精度評価(External Quality Assessment 2016)が妥当性評価を行っているC3, C4, sC5b-9, 抗CFH抗体(定性)について、この度、妥当性が証明されましたので報告します。(証明書)
- 2017/02/14
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平成27年度日本補体学会委託研究費
この度、日本補体学会委託研究費の助成により、名古屋大学大学院医学系研究科腎不全システム治療学寄附講座 水野正司氏がPLOS ONE誌に研究成果「透析液中のsC5b-9の高値は、腹膜透析患者における腹膜炎の予後不良マーカーである」を報告されました。(ダウンロードはこちらから)。