脳波分野、筋電図・神経伝導分野の専門医受験資格の拡大措置のお知らせ
認定委員会から、脳波分野、筋電図・神経伝導分野の専門医受験資格の拡大措置についてのお知らせです。
日本専門医機構の専門医認定・ドクターフィー導入を視野に入れ、本学会としても教育施設・准教育施設の整備を図ってまいりました。
移行措置が終わり、2025年6月の専門医試験より教育施設・準教育施設での2年以上の研修歴が必要となりました。
現在、教育施設(脳波分野173施設、筋電図・神経伝導分野171施設)、準教育施設(脳波分野60施設、筋電図・神経伝導分野48施設)ともに増えてきましたが、全国での教育の均てん化には未だ至っておりません。
このような状況を鑑み、受験資格の拡大措置を施行することになりました。(詳しくはHPの専門医資格審査、認定更新等に関する細則をご参照ください)。
教育・準教育施設で研修が困難な学会員を対象として、下記への参加(申請時点からさかのぼって3年以内)でも、症例リスト(脳波分野100例、筋電図・神経伝導分野50例、1症例1行での要約)を用意いただくことで、受験申請資格を持つことが出来る体制といたしました。
- 主催セミナー・技術者講習会(1回)
- 関連講習会(2回)
- 関連講習会に準じる行事(4回)
- 関連講習会(1回)+関連講習会に準じる行事(2回、オンラインの行事もあります)
関連講習会や関連講習会に準じる行事の各連絡先は、会員限定ページにログイン、お知らせページからダウンロード下さい。
拡大措置の制度を活用いただき、若手会員の皆様には、是非専門医取得を目指していただければ幸いです。
なお、専門医を取得された先生方は、関連の指導医の先生と連携を取ることで準教育施設の申請が可能です。
本学会の専門医制度の持続的発展に向けてご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
日本臨床神経生理学会
認定委員会委員長 松本 理器