投稿規定(改訂 2024年1月28日)
Ⅰ.投稿内容
本誌への投稿原稿は,臨床神経生理学に関連した学術論文を主体とし,未公刊論文で他誌に掲載予定のないものに限る.
臨床研究はヘルシンキ宣言(以後の改正や補足事項を含む)に,また,動物実験は医学生物学的研究に関する倫理規定に,それぞれそったものとする.
Corresponding author(責任著者)は,本学会会員に限る.
Ⅱ.投稿区分と執筆規定
- 原著:臨床神経生理学に関連した分野の研究で,独創性があり,結論が明確であるもの.
- 1)原稿の長さ(文献を含む)は、8,000字以内,そのほか,写真,図,表は合計8点以内とする.原稿はワードを使用し,A4サイズで作成する.投稿は以下のアドレスにメールに添付して行う.アドレスはjjcn-ed@capj.or.jp.
- 2)紙媒体で投稿する場合は,プリントアウトした原稿を3部とCDあるいはその他の方法で保存したデータを送付する.
- 3)記載方法
原稿は楷書,横書きとし,常用漢字,新かなづかいを用いる.欧語はすべて活字体とし,日本語で書く場合にはカタカナを用いる.本文中の外国人名は原語を用いる. - 4)本文の内容
- ⅰ)タイトルページ:1ページ目に,表題,本文の総字数(文献を除く),著者名,所属機関,住所,連絡先を記載する.著者の数は,原則として5名以内とする.
- ⅱ)邦文の要旨(400 字以内)をつける.
- ⅲ)本文:原則として目的,方法,結果,考察の順とする.
- ⅳ)文献:文献は本文に用いられたもののみを引用順にあげ,文献番号を本文中の該当個所の右肩につける.
雑誌の場合は,「著者氏名:論文表題.雑誌名巻:最初頁―最終頁(通巻頁),発行年(西暦).」の順に書く.
著者が3名を越える場合は3名で打ち切り,欧語(または外国語)の場合には「et al」,日本語の場合には「ら」をつける.
単行本の場合は,「著者氏名:書名.編集名.表題.巻数,版数,発行社,発行地,引用頁,発行年(西暦).」を記載する.
編著からの引用は,著者名のほか,編者名を記し,編者数が3名を越える場合は3名で打ち切り,欧語(または外国語)の場合には「et al」,日本語の場合には「ら」をつける.
文献誌名の省略は,原則として,日本語文献は医学中央雑誌略名表に,外国文献はIndex Medicus に,それぞれ従う. - 1)Lucking CH, Wietelmann D, Ostertag C: Pathophysiology of tremor in Parkinson’s disease. In Kimura J, Shibasaki H (eds). Recent Advances in Clinical Neurophysiology. Elsevier, Amsterdam, pp 686-688, 1996.
- 2)Arai M, Tanaka H, Pascual-Marqui RD, et al: Reduced brain electric activities of frontal lobe in cortical cerebellar atrophy. Clin Neurophysiol 114: 740-747, 2003.
- 3)黒川勝己,園生雅弘,逸見祥司ら:伝導ブロックの診断基準の妥当性 computer stimulation による検討.臨床神経生理学 32: 281-286, 2004.
- 4)木村 淳:誘発電位と筋電図:理論と応用.医学書院,東京,pp 33-46, 1990.
- ⅴ)英文抄録:20語以内の表題,所属(住所),著者名のローマ字表記,および500語以内の抄録をつける.
- ⅵ)Key Words:英語5語以内のkey wordをつける.
例 - 5)図表:図は,JPEG,PNG,TIFFで作成.白黒・カラーとも可.紙媒体で投稿する場合にもJPEG,PNG,TIFFの電子媒体によるファイルを提出.
図表には,番号と和文と英文の両方で表題および必要な説明をつけ,これらの挿入個所を原稿中に指定する.なお,図表の説明は別紙に列記してもよい.
図のトレース,またはイラストを必要としたものについては,実費を徴収する.
脳波,脳磁図,誘発電位(磁場),事象関連電位(反応),筋電図,神経伝導検査などの神経生理検査波形を呈示する場合には,時間軸と振幅のスケール,誘導・モンタージュ,刺激・記録部位などを記載する.
動画ファイルはCD-ROMで投稿する.(現在デジタルフォーマット投稿準備中である)Windows media PlayerかQuick timeで再生可能な動画ファイルをmp4. mov. avi形式のいずれかで作成すること.必ず動画上に患者情報などが入らないように配慮すること.ファイルサイズは編集部から減量依頼されることもある. - 6)数字,単位,動物名,機器名,薬品名
- ⅰ)数字はアラビア数字を用いる.
- ⅱ)単位は原則として国際単位系(SI)を用いる.
例)距離:mm,cm,m,km
時間:ms または msec,s または sec
電圧:μV,mV,V
重量:mg,g,kg
詳細は,
国際単位系(SI)の手引編集委員会(編):国際単位系(SI)の手引.
〈改定第3版〉日本規格協会,東京,1986.
または JIS Z8202-85,JIS Z8203-85 参照のこと. - ⅲ)動物名は原則としてカタカナを用いる.
- ⅳ)機器名,薬品名は原語を用いる.
- 7)希望により筆頭著者の顔写真を掲載する.掲載を希望する場合は,採択後最終原稿とともに送付すること.
- 8)英文の投稿規定は,IFCNのClinical Neurophysiologyに準じる.
- 9)二重投稿・二重出版への注意
二重投稿(Duplicate submission)とは,同じ原稿を二つ(もしくはそれ以上)の雑誌に同時に投稿することである.二重投稿は,それぞれの雑誌が不必要な査読プロセスを経てしまうこと,さらには同じ論文を出版することになるため避けられるべきである.
二重出版(Duplicate publication)とは,既に掲載された論文(Prior publication)と内容が大幅に重複する論文を,その過去論文を明記言及することなく出版する・投稿することである.
投稿原稿につき,二重投稿と二重出版など疑問点があれば,いつでも編集委員会に投稿前に問い合わせてください. - 10)サラミ論文(サラミ出版)への注意
本来はひとつの論文として報告できる研究の中で,対象・方法・研究目的などが共通の結果を,意図的に細かく分割して複数の論文として投稿することを指す.サラミ論文は,論文数の意図的な水増しとみなされる不適切な行為である.
- 症例報告,短報,眼でみる臨床神経生理:原則として,症例報告は,本文は文献含め 6,000字以内,図表4点以内とし,短報は,本文は文献を含め4,000字以内,図表2点以内とし,原著論文の記載方法に準じる.また,「眼でみる臨床神経生理」として本文は文献含め 1,000字以内図2点以内の項目を設ける.
- 総説,解説,調査資料:記載方法などはすべて原著論文に準じる.ただし,図表の説明は和文でも可とし,また,英文抄録は不要である.
- 海外だより,集会・研究会の内容紹介,会員の声など:編集委員会が必要と認めたものに限って掲載する.
- 学会のニュース・レターを掲載する.
Ⅲ.原稿送り先
「臨床神経生理学」編集委員会(下記).
Ⅳ.採否の決定
論文の採否は編集委員会の責任において行い,印刷に際して編集委員会が語句などを多少添削することがあり得る.
Ⅴ.著者校正
原則として,著者校正を1回のみ行う.
Ⅵ.別刷
掲載論文の別刷を希望する場合には,50部単位で申し込むこととし,経費は著者が負担するものとする.
刷り上がりが一定限度(Ⅱ-1.1)を参照)を越える場合には,超過分の実費を支払う.また,第1報,第2報のように分割した発表を希望する場合,編集委員会がその内容について検討して分割する必要がないと認めた場合には,超過したものとして上記のとおり実費を徴収する.
Ⅶ.著作権
本誌掲載後,著作権は日本臨床神経生理学会に帰属するものとし,本学会の承諾なしに他誌に掲載することを禁ずる.
Ⅷ.投稿承諾書
原著論文等の投稿に際しては,共著者全員が投稿に同意することを明示した投稿承諾書を添付する.
Ⅸ.利益相反
利益相反の報告に関しては,本学会の「臨床研究の利益相反(COI)に関する指針」および『臨床研究の利益相反(COI)に関する指針の細則』に従い,規定の書類を提出するとともに,その旨を論文末尾に明記する.
原稿送り先
〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16一般財団法人学会誌刊行センター 「臨床神経生理学」編集委員会
電話番号 03-3817-5821 FAX番号 03-3817-5830
メールアドレス jjcn-ed@capj.or.jp