一般社団法人 日本臨床神経生理学会

学会からのお知らせ

日本臨床神経生理学会主催
「神経生理検査を活用するためのWebセミナー・第一部-神経伝導検査と針筋電図―」

 脳波検査、筋電図・神経伝導検査などの臨床的重要性は言うまでもないですが、今日でも国内の全ての施設の検査室で質の高い検査が実施できる環境が整備されているとは言い難い状況です。検査に従事する技師が全国で約5000人であるのに対して、神経生理2級試験資格保持者は600人、臨床神経生理学会認定専門技術師は400人弱に過ぎず、医師においても当学会認定専門医数約750人であり、生理検査に精通した指導者がいる施設は限られています。当学会では生理検査の啓蒙・技術指導のための主催セミナーや関連講習会を複数開催していますが、すぐに定員が埋まってしまい、技術を学びたいという会員・非会員の希望にこたえられていない現状があります。

 そこでグラクソ・スミスクライン株式会社の医学教育助成事業の支援を受けて、多くの会員および非会員が、エキスパートによる実際の検査施行場面を見ることができるライブデモ形式のWebセミナーを2019年9月12日に行いました。内容は、医療者に神経生理検査を広めることを念頭に、初心者向けで企画していますが、専門医・専門技術師の方々も、エキスパートの手技を間近で見ることのできる大変貴重な動画となっています。

 この度、当日に視聴できなかった会員のために視聴システムを構築しましたのでご活用ください。

内容
  1. 神経伝導検査を自信を持って施行するために(講演・実技デモ)
    千葉大学大学院医学研究院脳神経内科 三澤園子
  2. 針筋電図検査を自信を持って施行するために(講演・実技デモ)
    帝京大学脳神経内科 園生雅弘
視聴方法 会員サイトからe-learningにお進み下さい
  このセミナーは2017年度 GSK医学教育事業助成によるものです.

https://jp.gsk.com/jp/research/ime-grant-2017/