一般社団法人 日本臨床神経生理学会

学会からのお知らせ

第1回 脳波セミナー・アドバンスコースのお知らせ

 日本臨床神経生理学会では『第1回 脳波セミナー・アドバンスコース』を以下の通り開催いたします。事前参加申込制で、順次申込を開始いたします。ご案内が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

日時 2015年8月8日(土)~9日(日)
開始時間:8月8日(土) 午前9時00分(受付開始午前8時30分)
終了時間:8月9日(日) 午後4時00分(予定)
場所 京都大学芝蘭会館本館
 〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町 京都大学医学部構内
 電話 075-753-9336
 ホームページ http://www.med.kyoto-u.ac.jp/shiran/
京都大学芝蘭会館別館
 〒606-8302 京都市左京区吉田牛ノ宮町11-1
 電話 075-771-0958
 ホームページ http://www.shirankai.or.jp/facilities/guide/outline/
主催 日本臨床神経生理学会
(運営:日本臨床神経生理学会 脳波セミナー・アドバンスコース委員会)
問合せ先 〒570-8507大阪府守口市文園町10-15
第1回脳波セミナー・アドバンスコース事務局 株式会社コネット内
大阪市淀川区西宮原1-8-29 テラサキ第2ビル 8F
Tel:06-6398-5745 FAX:06-6398-5746
e-mail:jscn-nouhaadvance1@conet-cap.jp
共催 エーザイ株式会社、大塚製薬株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社、
大日本住友製薬株式会社、日本光電工業株式会社、
ユーシービージャパン株式会社 (50音順、2015年7月16日現在)
募集人数 50名(医師40名、技術師10名、参加者は医師、技術師に限ります、非会員も応募できます。)
会費 会員(医師):20,000円
会員(技術師):10,000円
非会員(医師):30,000円
非会員(技術師):15,000円
参加申し込み ≪受講費≫ 上記会費をご確認ください。※税込、テキスト、昼食を含んでいます。
≪受付人数≫
  • 応募者多数の場合お断りすることがあります。※定員を超えた場合、キャンセル待ちでお受付いたします。
  • キャンセル待ちで受講可能な方にのみ8月1日(土)までにメールにてご連絡いたします。
  • 未入会の方には入会をお勧めします。※入会後に会員としての受講料が適用されます。
受付期間 2015年6月22日(月)~7月16日(木)
参加申込はこちら
各セミナーの概要
ANZAN形式で開催いたします。ANZANとはAustralian-New Zealand Association of Neurology(オーストラリア・ニュージーランド神経学会)で行われている脳波の教育コースのことです。
具体的には、参加者50名に対して各項目に関する全体講義(30分)を行い、その後7-8名ずつ7組に分かれて、デジタル脳波のreview stationを利用して、講義に関連した実地的脳波ハンズオンを(60分)行います。これを2日間で合計8回繰り返すというものです。
本コースのアドバイザリー・ボード
Prof. Andrew Bleasel, Westmead Hospital, Sydney, Australia
Prof. Earnest Somerville, University of New South Wales, Sydney, Australia
Prof. John W. Dunne, Royal Perth Hospital, Perth, Australia
Prof. Nicholas Lawn, Royal Perth Hospital, Perth, Australia
今回講義に用いるANZAN形式の発案者は以上のアドバイザリー・ボードの先生方です。
実際にハンズオンで使用する脳波波形もアドバイザリー・ボードの先生方の御厚意で使用させていただいています。
プログラム/ Preliminary Program

1日目

9:00~9:30
講義1Technical part (アーチファクト含む)
9:30~10:30
ハンズオン1Technical part (アーチファクト含む)
10:30~10:45
休憩
10:45~11:15
講義2正常脳波(覚醒) 成人および小児
11:15~12:15
ハンズオン2正常脳波(覚醒) 成人および小児
12:20~13:10
ランチョンセミナーMEGと脳波
13:15~13:45
講義3正常脳波(睡眠) 成人および小児
13:45~14:45
ハンズオン3正常脳波(睡眠) 成人および小児
14:45~15:00
休憩
15:00~15:30
講義4非てんかん性異常
15:30~16:30
ハンズオン4非てんかん性異常
16:30~16:45
休憩(軽食あり)
16:45~18:00
イブニングセミナー
16:45~17:20
てんかんと睡眠脳波講演30分、Q&A 5分
17:25~18:00
分かりやすいHFO講演30分、Q&A 5分
18:00~19:00
情報交流会

2日目

8:30~9:00
講義5部分てんかん
9:00~10:00
ハンズオン5部分てんかん
10:00~10:15
休憩
10:15~10:45
講義6全般てんかん
10:45~11:45
ハンズオン6全般てんかん
11:50~12:40
ランチョンセミナー
12:45~13:15
講義7意識障害/脳波レポートの書き方
13:15~14:15
ハンズオン7意識障害/脳波レポートの書き方
14:15~14:30
休憩
14:30~15:00
講義8正常亜型
15:00~16:00
ハンズオン8正常亜型

*ハンズオンは7グループに分かれて行う。

 21世紀に入り益々超高齢化社会となり、認知症、てんかん発作、意識障害をはじめとした各種の慢性および急性の中枢神経疾患の患者数は急増しており、臨床脳機能検査には益々重要な役割が期待されています。その最も基本となる臨床脳波の充実と発展には、専門医および専門職種の教育とトレーニングが不可欠です。本学会は、臨床脳波検査に関する基本的な知識と技術を習得し、日常診療・検査・臨床研究の質的向上を目的として、認定医・認定技師制度を平成17年に発足し、同時に全国の主要地区で教育講習会の開催を推進しています。今回更なる臨床脳波検査に関する専門的な知識と技術の習得を目的とした、学会主催の脳波セミナー・アドバンスコースを開催することになりました。

 今回は、脳波に関する各項目に関して、全体講義(30分)および講義に関連した実地的脳波ハンズオンを(60分)を組み合わせたANZAN(Australian-New Zealand Association of Neurology)形式で行います。2日間のセミナーを受講することで、参加者の医師および技術師の皆様の臨床脳波の記録および判読に関する理解や知識を深めていただくことを願っております。

日本臨床神経生理学会
 理事長 飛松 省三
〔運営〕脳波セミナー・アドバンスコース委員会
 委員長 池田 昭夫