ご応募いただいた演題の採択結果を、11月26日(火曜日)にメール配信いたしました。
もし、届いていない場合は、演題応募時の登録ID(id*****)を記載の上、メールで下記運営事務局までお問い合わせください。
第40回日本栄養治療学会学術集会 運営事務局
E-mail:jspen2025@sunpla-mcv.com
演題登録は、インターネットによるオンライン登録のみとなります。
演題募集要項をご確認のうえ、ページ下部「新規演題登録」よりご登録ください。
事前に十分ご確認いただいた上でご登録くださいますようお願いいたします。
募集する発表形式は、下記の通りです。
1)シンポジウム
2)パネルディスカッション
3)ワークショップ
4)要望演題
5)一般演題(口演)
6)一般演題(ポスター)
7)一般演題(どちらでもよい)
8)フェローシップ賞応募セッション
応募を希望される方は、詳細を学会ホームページの応募要項をご確認の上、演題登録画面の該当箇所にて申告してください。
本学術集会の全体プログラムはこちらからご確認ください。
下記のテーマを1つ選択してください。 (「ねらい」ボタンをクリックすると要旨が表示されます。)
1 | サルコペニア・悪液質はがん患者の予後を規定することは明らかであるが、手術や化学療法の成績向上や担がん患者の生活の質を改善するための早期の診断法や適切な介入法については、未だ標準化された方法はない。 本セッションではサルコペニア・悪液質の診断とこれらの治療における新たな知見や各施設の取り組みをご発表頂き、総合討論では栄養管理を中心とした総合的な治療や介入の観点から、様々ながん治療の場面における最適解をご提案いただきたい。 |
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1 | 栄養治療として経口摂取に勝るものはない。経口摂取・食事は管理栄養士・栄養士が最もその職能を発揮できる治療法であり、その責務は大きい。食は治療にして、生活であり文化である。医療現場では病態の多様性だけでなく、嗜好やアレルギーなど対応のバリエーションの複雑さの中にある。食を提供する上では食材費の高騰、気候変動、社会情勢、労働力不足に人件費の高騰、物流の課題などがたて続き、医療における食の提供の在り方を考える時間を捻出できていないのではないかと感じている。そこで今一度ここで立ち止まり、食の提供、経口摂取による栄養治療について考える機会としたい。本パネルディスカッションでは、食の提供・経口摂取を栄養治療としてどう活用し実践するのか、その工夫と、評価についてご紹介いただき、未来の姿を模索したい。 |
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2 | 看護師は臨床で栄養治療に関わる場面が非常に多い。しかし、管理栄養士や薬剤師・療法士など専門職が多くいる環境であればあるほど他職種に依存し機能分化が進む傾向がある。チーム医療の推進とは各専門職に頼ることではなく、それぞれが最高のパフォーマンスを持って多職種で他職種と連携することが重要である。栄養管理においてはその範疇が広く、単一職ではカバーしきれないことから看護師も他職種任せではなく積極的な栄養管理への参画が重要である。看護師が栄養治療の根本である栄養管理やNSTに積極的に関わるためには、知識・技術の普及のみならず、そこにかかる時間を作るための環境調整や勤怠管理なども含めた看護管理も必要である。現場の熱意だけでは栄養治療を支えることは困難であり、組織的に関わるためには管理者の協力や現場の理解、教育・マネジメントが重要である。現場でのスペシャリストからそれを支援する看護管理者、それぞれの分野から取り組みの報告と情報を共有し、看護師が行う栄養治療の支え方ついて議論したい。 |
3 | がん治療における標準治療は、手術、化学療法、放射線治療を軸として行われるが、手術後の術後障害、化学療法や放射線療法の有害事象はQOLやADLの低下を招く。緩和医療においても疼痛やがん悪液質は食欲低下を招くため、栄養治療は種々のがん治療や緩和医療における支持療法として重要である。嘔気・嘔吐、味覚異常や口腔粘膜炎、下痢、便秘などの諸症状に対する静脈栄養・経腸栄養に加えて、食欲不振に対する食事調整は、栄養状態の改善のみならず、QOLの向上にも寄与する。本パネルディスカッションでは、術後障害、化学療法・放射線療法の有害事象、そして緩和医療など様々な状況における栄養管理の取り組みと、食事摂取量の低下を来す症状に応じた食事調整の進め方について討論したい。 |
4 | 術後回復促進策Enhanced Recovery After Surgeryは、術前術後の栄養療法やリハビリテーションなど多くの要素で構成され、多職種が連携する集学的な周術期管理プログラムである。プログラムの中でも、術前飲料の摂取は、患者にも医療従事者にも、術後回復促進にも様々な効果が示されている。日本麻酔科学会からも2012年に絶飲食のガイドラインが公表され、わが国でも術前飲料の摂取が許可された。しかし、未だ、多くの施設においてガイドラインに沿った術前までの摂取ができていない現状がある。本セッションでは、プログラムを既に実施している施設から術前飲料摂取に関するエビデンスを発信していただき、わが国のよりよい周術期管理のために、術前飲料摂取が持つ可能性を議論したい。 |
5 | すでに船出をした早期栄養介入管理加算は、2022年度に改定されICU以外の病棟でも算定可能となり、また経腸栄養が開始されなくても診療報酬が加算されることとなった。対象が広がり新規に算定を開始された施設もあろう。より管理栄養士の役割が増すわけだが、入室後48時間以内という縛りのための人員確保はできているのだろうか。また、経腸栄養開始後のモニタリングや多職種カンファもただの業務と化していないであろうか。本パネルディスカッションでは、漂流しているかもしれない新規導入施設から展望や課題を、先進的な施設からは実際の早期栄養介入のアウトカム、院内体制構築のコツなど羅針盤となりうる情報を提供していただき、多職種クルーで討論する時間としたい。 |
6 | 高齢化が進む我が国の急性期診療では原病による諸症状やその治療過程を経て低栄養に陥り、治療後のADL低下を来すことが問題となっている。解決策としては、誘因となる低栄養対策だけでなく、治療早期からのリハビリテーションが診療報酬制度でも体制加算として高い評価を受けている。加算の対象が急性期診療に広く求められている現在、予備軍を含む低栄養の背景には個別性が高い中で、特定栄養素のon/offなどの単純な介入ではなく、適切なタイミングでの評価と計画を繰り返す栄養治療が必要である。 今回のパネルディスカッションでは、主に急性期診療でのリハビリテーションのアウトカム達成に向けた栄養治療の工夫について、多職種の視点を交えてディスカッションし、明日からの実践に向けたヒントを得たい。 |
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1 | 呼吸サルコペニアという概念が提唱され、診断基準も提示されたが、一般臨床において普及が十分ではなく、適切に評価されていると言えない。JSPENとして呼吸サルコペニアへの関与、介入は如何にあるべきか、討論を期待したい。 |
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2 | 肝臓・胆嚢・膵臓は栄養代謝に深く関わる臓器であり、肝疾患患者においてサルコペニアは予後に関わる重要な病態であるため、サルコペニアの予防や改善に有用な栄養療法と運動療法がこれまで論じられていた。また、膵臓も内分泌・外分泌能を有する重要な臓器であり、術後や急性・慢性膵炎では様々な代謝異常が生じるため、その病態に応じた栄養治療が重要となる。本セッションでは、肝胆膵領域における様々な疾患や周術期における栄養治療の実際や有用性、課題などについて論じていただきたい。 |
3 | 地域での多職種連携は患者が退院後安心して暮らせる健康な地域社会・街づくりのために重要である。しかしコロナ禍においては多職種連携がかなり困難な状況となり、それぞれの施設や地域で工夫を凝らして栄養支援を実践されてこられたのではないか。コロナ禍が終焉した現在、コロナ禍を乗り越え、その経験を活かして、より進化したポストコロナ時代の地域・施設での栄養支援についての取り組みや目標についてご発表いただきたい。 |
4 | 脊髄損傷および脊椎疾患の患者は近年増えている。また、低栄養、過栄養・肥満、サルコペニア、サルコペニア肥満を認める患者は少なくなく、臨床栄養やリハ栄養で重要な疾患であるが、脊髄損傷・脊椎疾患がこれまでJSPENで取り上げられることは少なかった。脊髄損傷・脊椎疾患に対する臨床栄養とリハ栄養の取り組みや臨床研究の演題を募集し、現状、課題、展望を共有したい。 |
5 | 腸管不全の治療は、多職種での腸管リハビリテーションを含めたさまざまな集学的治療を行うことで、大きく改善してきた。近年、さらに新規薬剤の登場などにより新たな治療戦略も可能となってきているが、予後は未だ満足出来るものではない。小児から成人における腸管不全の栄養管理・腸管リハビリテーションの現状と課題について討論する。 |
6 | 切除可能がん患者に対する術前治療や根治切除後の補助療法の有効性が示され、周術期の栄養管理の重要性が報告されている。近年では、切除不能の高度進行がんに対する化学療法や免疫療法、粒子線治療を含む放射線治療等を用いた集学的治療の有用性も報告され、奏効例に対する積極的なコンバージョン手術も選択肢の一つとして考えられる時代になった。高度進行がんに対する薬物・放射線治療中の栄養状態や、外科的切除介入例における術前の栄養状態が重要な予後因子であることも報告されており、集学的治療中の適切な栄養管理・介入が治療成績向上に必須であると思われる。本セッションでは、様々ながん病態や治療法に応じた各施設での取り組みについてご発表いただきたい。 |
下記のカテゴリを1つ選択してください。
No. | カテゴリ | No. | カテゴリ |
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1 | 化学療法・放射線療法における栄養管理 | 11 | 肝胆膵疾患の栄養管理 |
2 | 緩和医療における栄養管理 | 12 | 呼吸器疾患の栄養管理 |
3 | 重症感染症における栄養管理 | 13 | 循環器疾患の栄養管理 |
4 | 低栄養診断 | 14 | 腎疾患の栄養管理 |
5 | 栄養治療における微量元素の役割 | 15 | 脳神経疾患の栄養管理 |
6 | 栄養治療におけるアミノ酸の役割 | 16 | 高齢者の栄養管理 |
7 | 地域連携・在宅医療における栄養管理 | 17 | NSTの現状と課題 |
8 | 褥瘡治療における栄養管理 | 18 | 摂食・嚥下障害に対する栄養治療 |
9 | 周術期の栄養管理(ERASを含む) | 19 | 味覚障害に対する栄養治療 |
10 | 集中治療における栄養管理 | 20 | 栄養治療における病院調理師の役割 |
下記のカテゴリを1つ選択してください。
No. | カテゴリ | No. | カテゴリ |
---|---|---|---|
1 | 集中治療 | 21 | 味覚障害 |
2 | 周術期栄養管理(ERASを含む) | 22 | 歯科・口腔管理 |
3 | 静脈栄養 | 23 | 重症病態における栄養管理 |
4 | 栄養評価 | 24 | 高齢者 |
5 | 体組成分析 | 25 | サルコペニア・フレイル |
6 | 地域連携在宅栄養・在宅NST | 26 | 緩和ケアと栄養 |
7 | がん(胃・食道) | 27 | 周術期栄養管理(ERASを含む) |
8 | がん(肝胆膵) | 28 | 微量元素、ビタミン |
9 | がん(その他) | 29 | PEG/PTEG |
10 | がん(化学・放射線療法) | 30 | 経腸栄養 |
11 | 呼吸器疾患 | 31 | 褥瘡・創傷治癒 |
12 | 循環器疾患 | 32 | 摂食嚥下障害 |
13 | リハビリ栄養 | 33 | 水・電解質 |
14 | 腸管不全・短腸症候群 | 34 | 摂食嚥下・口腔機能障害 |
15 | 消化器疾患 | 35 | 小児 |
16 | 脳・神経・筋肉疾患 | 36 | 糖尿病・肥満 |
17 | 低栄養・リフィーディング対策 | 37 | ビタミン・微量元素・その他サプリメント |
18 | 小児・重度心身障害 | 38 | 管理栄養士の病棟配置 |
19 | 腎・泌尿器疾患 | 39 | 栄養指導 |
20 | NST活動 | 40 | その他 |
以下のフェローシップ賞応募規定・応募資格の除外事項等をご確認の上、ご応募ください。
(1)応募者は本学会員で、過去5年間に本会での発表経験を有すること。
(2)受賞後2年以内にASPENあるいはESPENに出席可能であること。
(3)受賞者は、2年以内にASPENあるいはESPENへ参加すること。(オンライン開催の場合を含む)
(4)受賞者は、参加するASPENあるいはESPENへ演題発表の申込みを行うこと。
(5)受賞者は、ASPENあるいはESPENに出席後、e-journal「学会誌JSPEN」へ別途定めた形式で学会参加報告記および受賞演題の抄録を投稿すること。
(6)日本栄養治療学会に関連する他の賞への重複応募は認めない。
(7)応募研究内容は、最近の研究成績に基づく独創的な内容とし、原著あるいはそれに準ずる(メタ解析など)ものとする。
(8)応募セッションでの発表(プログラム、抄録およびスライド表記)は発表者1名のみとし、共同著者は含まない。ただし、応募セッションに不採用の場合に一般演題での発表を希望する演題は、その場合に備えて学術集会で定められた規定人数まで共同著者を含めて登録することが出来る。
(9)症例報告は対象外とする。
(10)フェローシップ賞の発表に際しては、医学研究及び医学発表における倫理的問題に関する見解及び勧告を遵守する。
(11)演題応募締切の時点で年会費を完納していること。
(12)応募者セッションで使用するスライドは英語での作成を必須とする。
※抄録や当日の発表言語に規定はございません。
(1)本学会の研究助成金受領者、過去に本学会で何らかの受賞歴を有する者は、本賞への応募はできない。
(2)本賞の審査委員長および審査委員は、申請者(研究代表者)とはなれない。
(3)フェローシップ賞応募セッションに選出されなかった場合は、一般演題に応募することが可能で、その場合は共同著者(審査委員長あるいは審査員も可)が提示される。
(4)本賞への応募は、筆頭で一人一演題のみとする。(同一施設から異なる発表者の応募は可)
(5)スライドの作成方法について、肖像権、著作権、商品写真、論文掲載は載せない。
(6)スライド原稿の提出後の変更は認めない。
演題名 | 全角50文字まで |
抄録本文 | 全角800文字まで(図表はご登録いただけません) 原則として、1.目的 2.方法 3.結果 4.結論の順番に記載してください。 ただし、症例報告では変更して結構です。 |
演者情報 | 筆頭著者を含む最大15名までご登録いただけます。 |
所属機関 | 所属は筆頭著者の所属を含め、最大15施設までご登録いただけます。 |
詳細は、「倫理的配慮のお願い(対象:公募演題)」をご参照ください。
JSPEN2025では、本学会「臨床研究の利益相反(COI)に関する共通指針」に従い、すべての発表に関して発表者全員のCOI状態の申告と公表を求めます。
1)演題登録時の申告
2)当日発表時にスライドまたはポスターの最後
にて、利益相反(COI)の状態について、開示をお願いいたします。
詳細は「利益相反(COI)について」をご確認ください。
今回お預かりした個人情報は、当学術集会の学術論文発表目的以外での使用はいたしません。
運営事務局において、必要なセキュリティ対策を講じ、厳重に管理いたします。
演題の採否は、ご提出いただいた抄録の査読結果に基づき、本学術集会会長および事務局にて決定します。
演題の採否、発表形式、発表日時は、2024年11月下旬に、演題登録時に登録されたメールアドレスへご連絡いたします。
ご応募いただいた演題の採択結果を、11月26日(火)にメール配信いたしました。
もし、届いていない場合は、演題応募時の登録ID(id*****)を記載の上、メールで下記運営事務局までお問い合わせください。
第40回日本栄養治療学会学術集会 運営事務局
株式会社サンプラネット メディカルコンベンションユニット
E-mail:jspen2025@sunpla-mcv.com