開催概要JSPEN2025 学術集会を終えて

JSPEN2025 学術集会を終えてJSPEN2025 学術集会長 比企直樹

JSPEN2025を無事に終え、安堵するというよりも、皆様の笑顔ばかりが思い浮かびます。特に、「一番良かった」と多くの方に言っていただいたのは第一会場でした。
私のドイツの師匠であるウルム大学外科名誉教授、Hans G. Beger 教授の教えに、「プレゼンテーションは聴衆の目を見ながら行うことで、100倍以上伝わる。パワーポイントの画面やメモを見ながらのプレゼンテーションは、決して人に響かない。」というものがあります。これを実践するため、アップルのスティーブ・ジョブズ氏のプレゼンテーションスタイルを参考にしました。
この会場の成功を実感したのは、発表者が発表を終えた後に明らかに高揚しており、「ここで発表できて本当に良かった!」と興奮気味に話してくれたこと、そして若い会員たちが口々に「いつかはあのステージで発表できるように頑張りたい」と夢を抱いてくれたことです。若い人々に夢や憧れ、目標を与えることは、我々シニアの責務だと考えており、これは本学術集会の大きな成果の一つだったと感じています。
その他にも素晴らしいことが数多くありましたが、挙げればきりがありません。何よりも、会員の皆様とともに創り上げたJSPEN2025学術集会が、素晴らしいものとなったことを心から誇りに思います。皆様のご尽力に深く感謝申し上げ、心より御礼申し上げます。

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