B ブレインリソースの整備と活用支援活動
- B-1 ブレインリソースの構築支援
- B-2 ブレインリソースの活用支援
概要
日本神経科学ブレインバンクネットワークを構築し運用中(文部科学省学術変革領域研究費)です。オープンリソース、ブレインバンクドナー登録制を持つこと、リソースの品質管理を行い研究者に呈示できること、という三点を必須事項としています。死後脳リソースの提供を支援します。
支援内容
ブレインリソースの構築支援 | 文部科学省学術変革領域研究『学術研究支援基盤形成』研究費受給ブレインバンクの連携に基づき、日本神経科学ブレインバンクネットワーク(Japanese Brain Bank Network for Neuroscience Research: JBBNNR)を構築しています。1)オープンリソースであること、2)ブレインバンクドナー登録制を持つこと、3)神経病理学的診断を含むリソースの品質管理を行い、研究者に呈示できること、の三点を必須事項としています。ドナー登録者の希望に応え、日本全国の剖検・病理学的検索支援を行い、リソース構築と、後継者育成を行なっています。 |
---|---|
ブレインリソースの活用支援 | 死後脳・脊髄リソースの提供支援を行います。当支援活動では、国際的に一流と評価されている本邦神経病理学的診断を共有し、米国NIHブレインバンクリソース基準を満たす、高品質の死後脳・脊髄リソースを蓄積しています。保存・管理・運用に関し、日本神経病理学会ブレインバンク委員会の指導下にあります。疾患脳に加え、正常コントロールが多数存在すること、全身剖検をベースにしたリソースが附随する点が、特徴です。申請研究者の研究に最適なリソース提供をオンライン協議の上決定することで、本邦神経科学研究の底支えを使命と考えています。 |
その他 | ご相談・申請は随時受け付けております。脳以外の末梢組織についてもご相談下さい。 研究期間につきましてもご相談に応じます。 |