頭頸部がんの進行度は元のがん病変の範囲(T)、リンパ節転移の程度(N)、遠隔転移(M)とその総合評価(Stage)で分類され、治療法の選択や予後の予測に利用されています。 その分類は基本的に統一されており、定期的に最新のものにアップデートされています。最新のTNM分類として2016年にUICC(Union for International Cancer Control)より「TNM悪性腫瘍分類第8版」が発行され、本邦でもそれに準じて作成された頭頸部がん取り扱い規約が2018年1月から利用されています。
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