日本漢方形成の典拠となった主要医学書
日本漢方医学形成の典拠となった中国、宋・金元・明の主要医学書を網羅。全国特殊図書館・文庫の協力により、稀覯本を厳選。全70書、原典巻数延べ
467余巻の厖大な文献を収録した。
・すべて我国で翻訳された和刻本で、各所に返り点・送り仮名が付してあるため、容易に読解ができる。
・全書に懇切な「解題」を付し、研究者の便宜をはかる。
・漢方処方の原点やその応用を調査するうえで必須の文献。
・臨床各科の研究、文献学的研究のいずれにも不可欠の医学文化資料。
・収録書名
第1輯:素問入式運気論奥、傷寒明理論、傷寒明理薬方論、小児薬証直訣、三因極一病証方論
第2輯:普済本事方、普済本事方続集、儒門事親、素問玄機原病式、宣明論方
第3輯:婦人大全良方、外科精要、察病指南
第4輯:増広太平恵民和剤局方、厳氏済生方、厳氏済生続方
第5輯:玉機微義
第6輯:東垣十書(脈訣、内外傷弁惑論、脾胃論、蘭室秘蔵、湯液本草、此事難知、格致余論、局方発揮、外科精義、医経溯集)、脈訣刊誤集解
第8輯:明医雑著、補注明医雑著、医学正伝
第9輯:医学入門
第10輯:名医類案、医方考、脈語
第11輯:万病回春、古今医鑑、種杏仙方
第12輯:寿世保元、済世全書、雲林神コウ、魯府禁方
第13輯:傷寒論条弁、外科正宗
第14輯:医宗必読、医貫
第15輯:傷寒尚論篇、医門法律、尚論篇編次仲景原文、傷寒一百一 三方発明、傷寒図論、傷寒抉疑、温疫論