慶應義塾大学医学部・慶應義塾大学病院
慶應義塾大学医学部 小児科学教室
Cluster care

クラスター診療

KEIO UNIVERSITY HOSPITAL × PEDIATRICS

診療科の枠を越えて、
一人の子どもを一つのチームで診る

慶應義塾大学病院では、診療科単独では対応が難しい難治性疾患や希少疾患、高度な技術を要する疾患に対して、複数の診療科とメディカルスタッフが横断的に連携する「診療クラスター」を2016年度から推進しています。

小児科も複数のクラスターに参画しています。子どもは成長の過程で症状や必要な支援が変化し、一つの臓器だけではなく、発達、生活、家族、成人期への移行まで含めた視点が必要です。小児科の各専門診療班が院内の専門家と情報を共有し、診断から治療、長期フォローまで切れ目のない診療につなげます。

慶應義塾大学病院「診療クラスターのご紹介」 ↗
CLUSTER 01

母斑症センター

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神経線維腫症1型や結節性硬化症などの母斑症は、皮膚の症状だけでなく、成長・発達、神経、骨格、内臓などにも影響することがあります。小児科は、診断がついていないお子さんの最初の相談窓口となり、全身の状態と成長の経過を見ながら、症状に応じて皮膚科、形成外科、脳神経外科、整形外科などにつなぎます。複数の診療科が情報を共有し、それぞれの時期に必要な検査や治療を検討します。小児期から成人期までを見据え、長く付き合う疾患を一つのチームで支えます。

主に関わる小児科専門診療班
神経班遺伝班腎臓班
CLUSTER 02

アレルギーセンター

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食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などは、同じお子さんに複数の疾患が現れることがあります。小児科は、お子さんの年齢や成長、生活環境を踏まえて症状を総合的に評価し、必要に応じて皮膚科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科、眼科、消化器内科と連携します。診察や治療に加え、スキンケアや食事についての指導も行います。症状が重い方、複数の症状で受診先に迷う方、小児期から成人期への移行を迎える方も、診療科の枠を越えて支えます。

主に関わる小児科専門診療班
免疫・アレルギー班
CLUSTER 03

循環器センター

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先天性心疾患を含む幅広い心臓・血管の病気に、循環器内科、心臓血管外科、小児科、放射線科などがチームで対応します。小児科は、子どもの心臓病について成長や発達も踏まえた視点から診療に参加し、関連する専門診療科と情報を共有します。医師に加えて検査技師、臨床工学技士、看護師も協力し、必要な検査から治療方針の検討までを進めます。病気そのものだけでなく、患者さんとご家族の状況にも目を向けた診療を大切にしています。

主に関わる小児科専門診療班
心臓班
CLUSTER 04

小児頭蓋顔面(クラニオ)センター

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赤ちゃんの頭の形の変形や頭蓋縫合早期癒合症など、生まれつきの頭や顔の病気を診療します。小児科、形成外科、脳神経外科を中心に、眼科、耳鼻咽喉科、整形外科などが協力し、診断から治療、その後の経過観察まで対応します。小児科は、お子さんの全身状態や成長・発達を捉える立場から診療に加わります。手術が必要な場合にはご家族の不安にも配慮し、治療後も身体と心の成長を長期に見守ります。成人後も継続して診療できる体制を目指しています。

主に関わる小児科専門診療班
神経班遺伝班
CLUSTER 05

性分化疾患(DSD)センター

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性分化疾患(DSD)には、停留精巣や尿道下裂から、性染色体・性腺・内外性器に関わる複雑な状態まで、さまざまな病態があります。小児科は新生児期・小児期の診断と内科的な診療に関わり、泌尿器科、小児外科、産婦人科、腎臓・内分泌・代謝内科、臨床遺伝学センターなどと協力します。ホルモン補充や手術、遺伝カウンセリングが必要な場合にも、多職種で情報を共有します。ご本人とご家族の思いを尊重しながら、成長に伴って変わる課題に、成人期まで継続して対応します。

主に関わる小児科専門診療班
代謝内分泌班
CLUSTER 06

側弯症診療センター

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乳幼児期や思春期に生じる側弯症から成人の脊柱変形まで、幅広い年齢の患者さんを診療します。小児科は、早期発症の側弯症の評価や、症候群性側弯症に伴う心臓・呼吸器・消化器などの問題の把握に協力します。整形外科を中心に、小児外科、麻酔科、リハビリテーション科、臨床遺伝学センターなどが情報を共有し、定期的な観察、装具などによる保存療法、手術の必要性を検討します。背骨の変形と全身の健康をあわせて捉え、成長に応じた診療を行います。

主に関わる小児科専門診療班
急性期・集中治療班