N95/DS2マスク除染と再利用に関する情報公開ページ
(2023年3月1日更新)
原文はこちら(
https://www.n95decon.org/example-processes)
※PPEWGの有志によって日本語訳を作成しています。
N95DECONは、他の組織や私たちが開発した手順(プロトコル)のリンクを共有します。これらのリンクは、情報提供のみを目的としています。
米国疾病予防管理センター(CDC)のガイダンスに従って、N95マスクの除染と再利用は、段階的な緩和戦略を含む全体的なマスク管理プログラムの一部としてのみ実施されるべきです。
(1)N95除染の一般的な手順
これらの文書は、緊急のN95マスク除染プロセスの設定(除染方法に依存しない)について説明しています。 N95DECON文書は、10を超える大小の病院から収集された未発表のプロトコルのレビューと、看護師、医師、病院の運用担当者とのコミュニケーションから作成されています。
(2)過酸化水素を使う場合
※以下のページを近似中に日本語訳を進める予定です。
https://www.n95decon.org/example-processes#h2o2
Battelle off-site decon, return to index user
Battelle off-site decon, return to pool
Ionized Hydrogen Peroxide (SteraMist) On-site treatment, return to index user
Vaporized Hydrogen Peroxide (Bioquell) On-site treatment, return to pool
こちらの手順のうちいくつかは、厚生労働省の通知ですでに紹介されています。
(3)紫外線(UVーC)を使う場合
- N95マスクをUV-Cキャビネットを用いた除染方法
1.適切なUV-C装置を使用する。
2.センサーを用いて1.0J/㎝2の線量を確認する。
3.N95マスクの両面を照射する。
留意点:UV-Cは眼や皮膚に有害であるため、照射中は室外にて待機する。
- プロトコル
N95マスク UV-C 除染プロセス(PDF)掲載
<使用した機器>
UV-C照射装置:シーバイエス株式会社 紫外線照射措置MoonBeam3
N95マスク:興研株式会社 ハイラック350型
- 注意事項
・除染後再使用する際は、N95マスク、しめひも等の劣化がないかを目視確認し、使用前にシールチェックを各自が行い、フィット性能を確認してから使用してください。
・N95 DECON【COVID N95除染と再使用 UV-C】にもあるように、この除染方法はN95マスクの除染の有効性と安全性が十分に確立されたわけではありません。
2020年4月19日(最終更新 2022年12月16日)
一般社団法人職業感染制御研究会
COVID-19 に対応する医療従事者の個人防護具確保のためのワーキンググループ(Ensuring PPE for COVID-19 Fighters Working Group:PPEWG(ピーウオグ))及びN95DECON連携翻訳チーム