新型コロナも実在しない&新コロワクチンに御用心
−岩田教授の大予言−
岩田健太郎 感染症は実在しない 集英社インターナショナル (¥980(本体)+税 発売日:2020年04月23日)
新型コロナウイルスの集団感染が発生した客船、ダイヤモンドプリンセス号に乗り込み(一日で追放)、船内の状況を告発した岩田健太郎医師。その名著『感染症は実在しない』(2009年)を新書化。 ウイルスを見て、患者と病気を見ようとしない日本の医療を糺し、検査や薬の効果への認識のあり方が感染症という現象を生み、パニックにつながることを諭す。結核やインフルエンザなどの感染症も例に、「病気と病気でない人の間」で戸惑う人々に喝!そして正しい理解と知識によって不安からサバイブする道を示す。(集英社のHPにある本書宣伝文句より)
世紀の大予言:新型コロナも実在しない
新型コロナウイルス感染症(以下新コロと略)はその名の通り感染症である。ゆえに新コロも実在しない。そう断言しているのは,どこぞの馬の骨ともわからないムショ勤めの藪医者ではない(その藪医者は新コロは北陵クリニック事件同様のでっち上げと言っている「だけ」)。神戸大学大学院医学研究科感染症内科 岩田健太郎教授 その人である。
その目次には(クリックして拡大)実に刺激的なスローガンが並ぶ。「結核という病気はやはり実在するのか」,「潜伏結核は実在しない」,「完璧な検査は存在しない」, 「インフルエンザも実在しない」 「新型インフルエンザも実在しない」,「感染症法のどこが間違っているのか」・・・・この一冊さえあれば,ムショ勤めの藪医者の落書きなんぞに一切用はない。誰もがそう思う。そして嘘つき村に対するとどめの一撃が,PCR真理教団による患者大量偽造の告発文である。
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間違っているのは検査か認識か:病院の検査で異常が出れば,それは「間違いなく異常である」、 あるいは「病気の証拠である」と考えているかもしれませんが、それは幻想にすぎません。"(第3章より抜粋)
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しかしここで(あるいはこの新書が世に出た1年前に既に)読者諸氏は奇妙なことに気づくかもしれない。本書には新コロの「し」の字もPCRの「ぴ」の字も出てこない。当たり前田のクラッカー。何せこの本は新コロがこの世に登場する10年以上も前に出版されていたからだ。岩田教授は新コロバブルの物語を2009年の時点で予言していた。→「コロナは実在するのか」…感染症の第一人者が語る「病の存在論」
書評
新コロ前と後での本書に対する評価が比較できる。
●honto掲載分17件:2009年に出版された北大路書房版を読んだ読者の書評
●アマゾン10件(最新のものでも2019年5月):2009年に出版された北大路書房版を読んだ読者の書評
●アマゾン38件(もちろん2020年4月出版以降の書評):2020年4月23日に出版された集英社新書版に対する書評。ここには「現時点 (2020年4月26日) で、本書の発刊は危険」と(国民の皆様から見れば)正鵠を射た書評も掲載されている。
世紀の大予言:新コロワクチンに御用心
現在(2021年4月)の岩田教授は「ゼロコロナ」の論陣を張っている。実在しないことをゼロにする必要はないから,新コロは実在するというのが現在の岩田教授の立場なのだろう。このような柔軟な姿勢は感染症に対するだけではない。医薬品に対しても同様である。現在,新コロ退治の最終兵器と嘘つき村が大々的にキャンペーンを展開している新コロワクチンを岩田教授も積極的に推奨している。一方で,岩田教授は(2018年11月の時点では)新薬には非常に慎重だった。以下,やや長くなるが,岩田教授の変幻自在さを如実に表している発言なので紹介する。
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ある新薬が登場した時、製薬企業の人が説明に来て「こんなに良いことがあって、臨床試験はこうで、こんなデータもありますよ」と自信満々で言ってきました。僕は「たくさんのデータには一切興味がなく、今存在しないことに興味がある」と伝えましたが、分かってくれません。新薬を開発する最終段階では臨床第三相試験を実施してデータを出しますが、対象の患者は、肝機能、腎機能、心臓機能も正常で、併用の薬もなく、基礎疾患もなく、服薬管理も完璧で、決まった日にちゃんと病院へ来てくれるという、超エリート集
団での話。言い換えれば、超エリート集団に投与してみた結果しかまだ分からないわけです。
僕が知りたいのは、現場で普段診ている、腎臓も肝臓も悪くて、飲んでいる薬もたくさんあって、病院には時々来なくて、という人に使ったらどうか、であり、新薬上市の時点ではデータが全くありません。相互作用とか、副作用などの情報はゼロです。でも臨床医として気にしなければいけない問題はそこなので、「まだデータがないところに注目しているから、現時点でこの新薬を使う気はありませんよ」、と伝える。でもMRさんは「こんなデータもあって、こんな試験結果も出て、先生知らないでしょ」と言って、全然分かってくれませんでした(笑)。
実際この新薬では、上市から2年くらい経て知られていなかった副作用が問題になり、使っていた先生方はあたふたしてしまった。僕は最初から使っていなかったから困らない。2年もすれば知られていない副作用が出てきそうだなと予見していたからです。
ご紹介したのは洞察の結果「使わない」と判断した一例にすぎません。限られた情報の中で、「慎重に使う」という判断を下す場合もあるでしょう。ただ、洞察がなければ、知識の量がたくさん積み上がっても薬は使いこなせません。知性というのはそういうものだと思っています。自分が知らないことへの自覚として「ここらへんが分かっていないんだな」という境界線が見えれば、新薬に関する論文の一つや二つに惑わされることはない。知っている知識が全てだと思っていると、「数年後にこういうことが起きるかもしれない」ということに対して無防備に、そして無自覚になってしまう。そういう危険を冒したくないと、常々思っています。(分かりやすい伝え方の真髄は「無知の知」?m3インタビュー 2018年11月22日 より)
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何事に付け融通無碍な姿勢をお持ちの岩田教授と違い,因循姑息極まりない頭の構造しか持ち合わせない私なんぞは,上記の「薬」を「ワクチン」に置き換えると何か悪いことでも起きるのだろうかと,素朴な疑問を抱いてしまう。→誰がコミナティを潰したのか?
大予言も実在しない
私が存じ上げている岩田教授は決してノストラダムス気取りなんぞとは無縁の,当代一の臨床医である。したがって、来たるべき第二次東京裁判では,岩田教授と検察官との間では次のような反対尋問が行われるであろうことは想像に難くない。
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岩田教授 「私は一介の感染症専門医である。予言者ではない。それゆえ本書も決して予言の書なんぞではない。どこぞの刑務所の藪医者の言い掛かりを真に受けるのは止めてもらいたい。大予言など実在しないというのが私の確固たる立場である」
検察官 「しかし教授,実際に2009年にあなたが言ったことが2020年に実現したではありませんか?それが予言でなくて何でありましょうか?あなたは、実在しない新型コロナがバブルを生むとわかっていながら扇動した」
岩田教授 「何度も言うように,これは予言なんぞではない」
検察官 「では一体何ですか?」
岩田教授 「歴史である」
検察官 「はあ?歴史というのはあくまで過去のものと私は考えております。一方ここは現代日本の法廷です。私の考えは間違っているのでありましょうか?」
岩田教授 「間違っているも何も,あなたは歴史という言葉を理解していない。歴史は今があってこそ認識できる。なのにあなたは京都へ行くの歴史を全て過去の事象としか捉えていない。それが歴史という言葉を理解していない何よりの証拠である」
検察官 「教授、申し訳ありませんが、法廷で禅問答をしている余裕はありません。ここは歴史論議の場ではなく、国民の皆様が注視している法廷なのです。その国民の皆様にわかりやすく説明してください。実際に2009年にあなたが言ったことが11年後に実現した。これを世間一般では予言と呼んでいるのです」
岩田教授 「おお上等だぜ。医学どころか歴史の定義さえ知らない検事風情を相手に、大切な時間をこれ以上奪われないためにも、私の証言はこれからの説明で終わりにするから耳の穴をほじってよーく聴きゃーがれ。嘘つき村が流したデマの数々により繰り広げられた新コロバブル。それと全く同様、国を挙げてのmass panicが、既に2009年に新型インフルエンザにより起こっていた。国境も言語も問わずに全ての人類に共通する愚かさと記銘力障害により、マルクスが言った通り同じ事が二度繰り返された。そういう歴史があるだけだ。そこには予言者なんぞ一切必要なかった。先ほど私が、歴史は今があってこそ認識できると言ったのも、そういう意味だ。単なるdeja vuを大予言なんて、とんでもない言い掛かりだ。大予言など実在しない」
検察官 「なるほど、おっしゃることはよくわかりました。確かに予言ではありませんね。新コロバブルの物語の序章が始まる前から、これがバブルであるとわかっていた。予言どころか、ガルブレイスを凌ぐ確信を岩田教授は持っていらした。では、なぜ、そこまでわかっていながら、さらに2018年の時点で既にソクラテス顔負けの無知の知を、新薬に対して発揮していながら、人類史上初の感染症に対する人類史上初のmRNAワクチン接種を、何ら留保することなく推奨していらっしゃるのでしょうか?」
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「現実には、唯一の矯正策は高度の懐疑主義である。すなわち、あまりに明白な楽観ムードがあれば、それはおそらく愚かさの表れだと決めてかかるほどの懐疑主義、そしてまた、巨額な金(かね)の取得・利用・管理は知性とは無関係であると考えるほどの懐疑主義である。」(バブルの物語)
→岩田教授による感染症法批判
→「コロナは実在するのか」…感染症の第一人者が語る「病の存在論」
→誰がコミナティを潰したのか?
→新コロバブルの物語
→表紙へ