ご挨拶
大会長 稲葉 亨
(京都府立医科大学 感染制御・検査医学)
第26回日本検査血液学会学術集会は2025年7月26日(土)~27日(日)の2日間、真夏の京都で開催させて頂く事となりました。本学術集会が京都で開催されるのは第3回(2003年;大会長 内山卓先生)以来となります。この間20有余年における本学会の目覚ましい発展については改めて申し上げる必要もありませんが、設立から4半世紀を過ぎた本学会の今後更なる飛躍を願って、2025年度の学術集会では「検査血液学のさらなる拡がり」をテーマとさせて頂きました。
この「拡がり」には縦(世代間)の拡がりと横(領域間・部門間)の拡がりを含んでおり、老若男女を問わず検査血液学に興味をお持ちの方々には少しでも多く御参加頂きたいという思い、また大学附属病院血液検査部門に所属される方々だけでなく他の検査領域あるいは検査センターをはじめ種々の検査実施施設に所属される方々にお集まり頂いて、検査血液学の現在・過去・未来について語り合って頂ける場となることを祈念しております。
京都の夏は例年ならば7月中旬の「祇園祭」とお盆の時期の「五山の送り火」が二大イベントですが、2025年度は両者の間に「日本検査血液学会学術集会」が加わります。また、同年度は一大国家イベントである「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」開催予定の年でもあります。御参加頂いた皆様の記憶に残る有意義な学術集会となりますように、副大会長:中前美佳先生(大阪公立大学臨床検査・医療情報医学)、下村大樹先生(天理よろづ相談所病院臨床検査部)ならびに事務局長:田辺祐也先生(京都第二赤十字病院検査部)をはじめ実行委員一同入念な準備を重ねて参ります。
末尾となりましたが、本学術集会開催に向けて多方面から御支援頂いております皆様方の日頃の御厚情に心より深く御礼を申し上げますとともに、引き続き、何卒宜しく御願い申し上げます。