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日本植物形態学会誌「Plant Morphology」は植物形態学に関する学術雑誌(PRINT ISSN: 0918-9726)です。

学会3賞

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令和4年度日本植物形態学会3賞受賞候補者の募集

本年度も下記の要領で日本植物形態学会3賞受賞候補者を募集いたします.自薦・他薦を問わず多くの方々の応募を歓迎いたします.これら3賞は,同一年に同時に受賞することも,また繰り返して受賞することもできます.また,本年度は,選考委員会メンバーの利害関係に関わる問題点をできるだけ解決するために,「選考委員会メ ンバーについての細則」を評議員会で検討し,選考要領に付記いたしました.
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1.日本植物形態学会3賞について

日本植物形態学会は,植物形態学の発展に寄与した研究者を賞賛する目的で,「日本植物形態学会賞」,「平瀬賞」,「日本植物形態学会奨励賞」の3賞を設けております.

「日本植物形態学会賞」は,植物形態学の進歩に長年寄与し,植物科学の発展に貢献した研究者に与えられます.「平瀬賞」は,この賞を創設した1996年が平瀬作五郎によるイチョウの精子発見の百周年にあたることに因み,平瀬の功績を讃えてその名を冠したもので,植物形態学の進歩に寄与する独創的で優れた論文に与えられます.「日本植物形態学会奨励賞」は,植物形態学の分野で将来の活躍が期待される若手研究者に与えられます.

2.日本植物形態学会3賞受賞候補者募集要領

1)応募資格:各賞とも,本学会員に限ります.

  1. 日本植物形態学会賞に関しては,特に年齢制限はありません.
  2. 平瀬賞に関しては,選考の対象となる論文は,原則として応募する年を含め5年以内に国際誌に発表したものとしますが,特に優れた論文はその限りではありません.
  3. 日本植物形態学会奨励賞に関しては,応募する年の12月31日において,満40才未満でなければなりません.
  4. これら3賞は,同一年に同時に受賞することも,また,繰り返して受賞することもできます.
  5. 奨励賞または学会賞に応募する場合、同一年において平瀬賞に代表として応募することはできません.
  6. 応募回数は問いません.各賞とも何回でも応募できます.

2)応募方法:各賞とも他薦,自薦を問いません.2022年6月17日(必着)までに,以下の資料をいずれも電子ファイルの形で日本植物形態学会事務局に送付して下さい.自薦の場合,推薦書は特に必要としません.

  1. 日本植物形態学会賞:①推薦書(他薦の場合)あるいは応募理由書(自薦の場合),②略歴書,③論文リスト,④論文別刷(PDFファイル).ただし,②~④の提出は,必須ではありません.
  2. 平瀬賞:①推薦書(他薦)あるいは応募理由書(自薦),②対象となる論文1編の別刷(PDFファイル.その論文が掲載されている国際誌の表紙に,写真や図が採用されている場合には,表紙とその説明文も添付して下さい),③代表受賞候補者の氏名を記した文書,④代表受賞候補者が過去に日本植物形態学会で発表したポスターの発表年,発表者,タイトルを記した文書(発表の実績があれば必ず提出して下さい).
  3. 日本植物形態学会奨励賞:①推薦書(他薦)あるいは応募理由書(自薦),②略歴書,③論文リスト,④代表的な論文3編の別刷(PDFファイル),⑤過去に日本植物形態学会で発表したポスターの発表年,発表者,タイトルを記した文書(発表の実績があれば必ず提出して下さい).

3)授賞および記念発表:各賞の受賞者は当該年度日本植物形態学会総会のおよそ1ヶ月前までに通知いたします.受賞者には,総会において賞状と記念品を授与いたします.また,受賞者には,本学会の講演会で受賞記念講演を行ない,本学会誌'Plant Morphology'にミニレビューを執筆していただきます.

4)選考方法:各賞の受賞者の選考は,日本植物形態学会によって設けられた選考委員会によって行われます.

3.日本植物形態学会3賞受賞候補者選考要領

毎年7月までに選考委員会を設置し,会議によって遅くとも大会の一ヶ月前までに選考を終了する.

  1. 選考委員会:選考委員4名と"Plant Morphology"編集委員長1名の計5名で,選考委員会を構成する.
  2. 選考委員の選出:選考委員は,評議員の互選で投票(4名連記)によって上位3名を選出し,分野の偏りがないように得票結果を考慮して,会長が残り1名を選ぶ.
  3. 選考委員の任期:選考委員の任期は1年とし,連続して2期を超えないものとする.また,受賞候補者は選考委員としない.
  4. 選考委員長の選出:選考委員長は選考委員の互選により選出する.ただし,2期連続して選考委員長を務めることはできないものとする.
  5. 会長と庶務幹事の被選出権:会長と庶務幹事には被選出権はないが,会長はオブザーバーとして選考委員会に出席できる.
  6. 受賞者の選考方法:選考委員会は過半数の出席をもって成立するものとする.ただし,メールや電話による出席を認める場合もある.また,受賞者の選考は出席者の全員一致を原則とし,受賞該当者がいない年や複数の受賞該当者がいる年もあり得る.

選考委員会メンバーについての細則

  1. 学会賞と奨励賞の「利害関係者」は,推薦者と候補者とする.
  2. 平瀬賞の「利害関係者」は,推薦者と論文著者全員とする.
  3. 選考委員の選出は,「利害関係者」を選考委員候補者から外し,評議員による互選で行う.
  4. 平瀬賞に申請された論文の「利害関係者」が評議員に多くいるため,選考委員の選出ができない場合は,平瀬賞に関しては,平瀬賞の推薦者と代表受賞候補者だけを選考委員候補者から外し,選考委員の選出を行う. この場合,選考委員長が平瀬賞だけを決める利害関係者のいない委員から構成される予備選考委員会を設置して審査を依頼する.予備選考委員会の審査結果は本選考委員会で承認される.予備選考委員会は利害関係のない審査委員と専門性を配慮して委嘱した評議員以外の委員から構成される.
  5. "Plant Morphology"編集委員長が3賞の利害関係者に該当する場合は会長が代理の委嘱,または選考委員長が平瀬賞の予備選考委員会を設置をする.

応募書類送付先:

〒950-2181 新潟県新潟市五十嵐二の町 8050
新潟大学理学部(自然環境)内
日本植物形態学会事務局 (庶務幹事:林 八寿子)
Tel. 025-262-6370
e-mail: yhayashi@env.sc.niigata-u.ac.jp (@は半角に直してください)


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日本植物形態学会3賞歴代受賞者

年度 日本植物形態学会賞 平瀬賞* 奨励賞
第1回 1996 原 襄 植田勝巳
長舩哲齊
塚谷裕一
藤江 誠
第2回 1997 田中健治 箸本春樹 石丸八寿子
峯 一朗
第3回 1998 黒岩常祥 江原友子
田中一朗
泉 好弘
松永幸大
第4回 1999 菅井道三 鮫島正純
本村泰三
東山哲也
松山 崇
第5回 2000 植田勝巳 蓮沼仰嗣
日詰雅博
稲田のりこ
唐原一郎
第6回 2001 堀 輝三 今市涼子
野口哲子
金 炅泰
西村芳樹
柴田 洋
第7回 2002 大隅正子 黒岩晴子 紅 朋浩
宮城島進也
第8回 2003 戸部 博 鈴木孝仁 齊藤知恵子
永田典子
森田詠子
第9回 2004 西田治文 佐々木成江
峰雪芳宣
嶋村正樹
山田敏弘
第10回 2005 加藤雅啓 十河暁子
塚谷裕一
厚井 聡
許斐麻美
西田敬二
第11回 2006 長舩哲齊 村田 隆
森 稔幸
堀口吾朗
第12回 2007 河野重行 野崎久義 岩元明敏
第13回 2008 野口哲子 該当なし 風間裕介
山口貴大
第14回 2009 黒岩晴子 唐原一郎
東山哲也
Ferjani Ali
第15回 2010 田中一朗 宮城島進也 上野宜久
栗原大輔
第16回 2011 鮫島正純 厚井 聡
吉田大和
植田美那子
浜村有希
八木沢芙美
第17回 2012 箸本春樹 笠原竜四郎
中山北斗
武田征士
第18回 2013 今市涼子 川出健介
Ferjani Ali
村田隆
藤波理恵子
第19回 2014 峰雪芳宣 市橋泰範 市橋泰範
第20回 2015 中村宗一 高橋紀之
丸山大輔
該当なし
第21回 2016  _ 岩元明敏
栗原大輔
塚谷裕一
藤原崇之
吉田大和
第22回 2017 宮川勇 小林優介
墨谷暢子
墨谷暢子
第23回 2018 野崎久義 藤浪理恵子 坂本卓也
第24回 2019 塚谷裕一 井元祐太
松永幸大
小林優介
平川健
松崎令
第25回 2020 高野博嘉 該当なし 秋田佳恵
第26回 2021  _ 古賀皓之
元村一基
佐藤良勝
坂本勇貴
第27回 2022 松永幸大 Ferjani Ali 大井崇生
山下翔大

*第9回(2004年度)以降の平瀬賞は論文賞につき,受賞論文の代表著者氏名を記載しています.
受賞論文については,こちら(PDFファイル)をご覧ください.


日本植物形態学会ポスター賞歴代受賞者

   こちらからダウンロードしてください(PDF)


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