日本植物形態学会(The Japanese Society of Plant Morphology)は、植物の形態・構造、そしてその機能に関連した分野の研究者が、新しい技術や理論、そして研究の発展方向などを積極的に論議し、 実質的な相互の交流の場を持とうという趣旨のもと、1988年1月に設立されました。
2007年には、日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けました。現在(2026年2月24日)、会員数は225名です。
毎年、日本植物学会開催の前日に、大会(総会・講演会・展示発表会・懇親会)を開催するとともに、日本植物学会においても共催シンポジウムを開いています。大会には、例年およそ100名の参加者があります。学会賞として、3賞(形態学会賞・平瀬賞・奨励賞)を設け、毎年複数の受賞者を選出しています。大会では、受賞者の表彰の後、3賞受賞講演が行われます。また、ポスター発表会では、近年約50題の発表がなされ、一般参加者の投票により、学生が代表発表者である発表の中かから、最優秀ポスター賞が選ばれます。
学会設立時から、学会誌として、英文の原著論文を含む「Plant Morphology」を刊行しています。Plant Morphology誌の第1巻から最新巻までの論文・総説・解説等の内容は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の学術雑誌電子アーカイヴ事業の支援を受け、広く一般向けに公開されています。
本学会は比較的小さな学会であることから、大会では「交流の場」を重視しています。ポスター発表会では飲食しながら盛んな議論が行われています。参加者の年齢層も幅広く、退任された著名な先生から学部の学生までが一緒となった和やかな会話の場も見られます。
本学会は、幅広い意味での「植物形態学」の発展にご尽力いただける方の新入会を歓迎いたします。
学会事務局(庶務幹事:武智 克彰)
〒860-8555 熊本県熊本市中央区黒髪2丁目39-1
熊本大学理学部内
日本植物形態学会
e-mail: ktakechi@kumamoto-u.ac.jp (@は半角に直してください)
home page: http://square.umin.ac.jp/pl-morph/
日本植物形態学会長として2期目を迎えることとなりました。庶務幹事・会計幹事については継続して会務に当たっていただけることになった一方、多くの役員等の先生が交代されました。まず、会長選挙と同時に行われた評議員選挙により、5名の先生が新たに加わりました。新年度に当たり、帝京大学の朝比奈先生が学会誌Plant Morphologyの編集長に就任されました。4年間編集長を務められた、大阪公立大学の稲田先生には、評議員として引き続き学会運営に携わっていただけますので、スムーズに体制の移行ができるのではないかと思っています。編集委員の一名は、信州大学の坂本先生から高知工科大学の大井先生に交代となりました。広報委員会についても、立命館大学の元村委員長、大阪大の古谷委員というフレッシュなメンバーとなりました。広報委員長として、名古屋大の栗原先生には6年の長きに渡り、本当にお世話になりました。会計監査については、東京大学の東山先生にお願いし、評議員会で認めて頂きました。
昨年度の大会は、日本植物学会の大会会場と同じ、福岡国際会議場で盛況のうちに終えることができました。大学を会場とする場合に比べて会場使用料が高額となるため、一般会員の参加費を3000円にさせて頂きましたが、学生会員含めトータルで130名以上の方に来ていただきました。また、この内の23名の方は、昨年度に復活させた当日参加による参加となり、これらによって赤字をかなり抑えることができました。今年度大会は、東京理科大学野田キャンパスにおいて、対面で開催予定です。昨年まで2期連続で評議員であった、東京大学の松永先生に大会長を引き受けていただくこととなりました。大会準備委員長として、神奈川大学の坂本卓也先生、準備委員として昨年度まで編集委員だった坂本勇貴先生にもご協力いただけることとなりました。当日参加も続ける予定となっており、今年も会場で皆さんに会えることを楽しみにしています。皆さん、ぜひおいで下さい。
昨年度の総会でお認め頂いた通り、今年度からPlant Morphologyの論文を即時オープンアクセス(OA)化することになり、また、論文掲載料(Article Processing Charge)を新設しました。これにより、2025年度からの競争的研究費による学術論文についての即時OA義務化に対応するとともに、学会誌発行経費を抑えることができるのではないかと期待しています。世界的にオープンサイエンスが目指されており、総説等を執筆された先生にとっても、雑誌掲載後すぐに論文を周知できる利点があると思われます。
今期は、新たな会員種別の導入などを検討していますが、これには学会会則の変更を伴うため、今年の総会までには議論を進めたいと考えています。
これからの2年間、どうぞよろしくお願いいたします。(2026年1月)
日本植物形態学会
会長 高野 博嘉
初代会長 原 襄(2期)1988年1月〜1991年12月
第2代会長 新津恒良(1期)1992年1月〜1993年12月
第3代会長 黒岩常祥(2期)1994年1月〜1997年12月
第4代会長 植田勝巳(1期)1998年1月〜1999年12月
第5代会長 大隅正子(1期)2000年1月〜2001年12月
第6代会長 河野重行(2期)2002年1月〜2005年12月
第7代会長 田中一朗(1期)2006年1月〜2007年12月
第8代会長 今市涼子(2期)2008年1月〜2011年12月
第9代会長 野口哲子(2期)2012年1月〜2015年12月
第10代会長 河野重行(1期)2016年1月〜2017年12月
第11代会長 峰雪芳宣(2期)2018年1月〜2021年12月
第12代会長 野崎久義(1期)2022年1月〜2023年12月
第13代会長 高野博嘉(現職)2024年1月〜
【総則】
第1条
本会は日本植物形態学会(英名 The Japanese Society of Plant Morphology)という。
第2条
本会は植物形態学の発展と普及を図り、あわせて会員相互の親睦を深めるのを目的とする。
第3条
本会は前条の目的を達成するために学会誌 Plant Morphology 等の出版物の刊行、学術集会の開催など、そのほか必要と思われる事業を行う。
【会員】
第4条
本会の会員は次の3種とする:正会員・名誉会員・団体会員。
第5条
正会員とは所定の会費を納める者をいう。正会員のうち、学生の身分を有する会員を、正会員(学生会員)(以下「学生会員」という)とする。正会員(シニア生涯会員)(以下「シニア生涯会員」という)については、別途定める。これら以外の正会員を、正会員(一般会員)(以下「一般会員」という)とする。
2 当学会または日本の植物形態学の発展に著しい功績のあった個人について、総会の議を経て名誉会員とすることがある。
3 団体会員とは所定の会費を納める団体をいう。
【役員】
第6条
本会には次の役員を置く:会長1名・幹事若干名・評議員若干名・編集委員長1名・編集委員若干名・広報委員長1名・広報委員若干名・監事1名。
第7条
役員は一般会員とシニア生涯会員の中から選出し任期は2ヵ年とする。
第8条
会長は全正会員および名誉会員の投票により就任の前年度中に選出される。その際評議員会は若干名の候補者を推薦することができる。会長は引き続き3期選出されることはできない。
第9条
評議員は全正会員および名誉会員の投票によって選出される。評議員は引き続き3期選出されることはできない。なお会長および監事は評議員を兼任することができない。
第10条
幹事・編集委員長・広報委員長・広報委員はいずれも会長が委嘱する。監事は会長が評議員会にはかり、委嘱する。編集委員は編集委員長が選び、会長がこれを委嘱する。
第11条
会長は会務の全体を統括する。編集委員長は学会誌の編集に関する一切の責任を負う。幹事は庶務・会計・選挙管理など日常の会務を行う。監事は会計を監査するとともに、役員の職務の執行を監査する。
第12条
評議員は評議員会を構成する。評議員会は会長の諮問の範囲で本会の要務を審議する。
第13条
編集委員は編集委員会を構成する。編集委員会は編集委員長の諮問の範囲で、学会誌の編集、オンライン公開等に関する要務を審議・遂行する。
第14条
広報委員長と広報委員は広報委員会を構成する。広報委員会規則は別途定める。
第15条
会長は必要に応じて特定の委員会を設けることができる。委員会の任務、委員の選出方法・任期等は評議員会が定める。
第16条
本会の会計年度は1月に始まり12月に終わる。
【総会・講演会等】
第17条
本会は原則として毎年1回総会を開き、会務を協議し議決する。なお会長が必要と認めた場合に臨時総会を開くことができる。
第18条
本会は総会の時、学術集会の開催などを行う。このため臨時の役員を置くことができる。臨時の役員は会長が委嘱する。
【会員の権利・義務】
第19条
一般会員および学生会員は大会等において学術報告をおこなうこと、総会の議事に参加すること、学会誌に投稿することができる。また学会誌の配布を受けることができる。その他の刊行物の配布方法は評議員会の議を経て決定される。シニア生涯会員については、別途定める。
2 名誉会員は、一般会員と同様の権利を有する。
3 第19条第1項および第2項の規定にかかわらず、本会役員の選出・被選出に関しては、第6〜16条に従う。
4 団体会員は、2名までは一般会員と同額の参加費で大会等に参加し、学術報告をおこなうことができる。また学会誌の配布を受けることができる。その他の刊行物の配布方法は評議員会の議を経て決定される。団体会員は本会役員の選出・被選出にかかわる権利を持たない。
第20条
一般会員の会費は年3000円とする。学生会員は年1000円とする。団体会員の会費は一口年10000円とする。名誉会員は、会費の納付を要しない。シニア生涯会員については、別途定める。会費納入後に身分が変わった場合は、次の会費納入時から新たな身分での会費を納める。
第21条
会員が退会しようとするときは、そのことを本会に通知しなければならない。もし会費の滞納がある時はその際全額を納めなければならない。ただし既に納めた会費は一切これを返さない。一般会員、学生会員および団体会員が会費を滞納したときは直ちに前条の権利は停止され、3ヵ年以上滞納したときは除名されることがある。シニア生涯会員については、別途定める。
【会則変更】
第22条
本会の会則を変更するには総会または臨時総会でこれを協議し、出席会員の3分の2以上の同意を得なければならない。
【付則】
1. この会則は平成16年1月1日から実施する。
2. 平成21年1月1日改正(第17条)
3. 平成24年1月1日改正(第7、11、15条)
4. 令和8年9月3日改正。令和8年度については、会計監査が監事を引き継ぐ。
【申し合わせ(令和8年9月3日 総会決定)】
1. 役員の定数は当分下記の通りとする。会長1、評議員10、幹事2(庶務、会計)、編集委員長1、編集委員3、広報委員長1、監事1。広報委員は2名とするが、その内の1名は幹事(庶務)がこれを兼務する。
2. 会長および評議員の選挙は、全会員による定数分の投票によっておこなう。
【目的】
第1条
本規程は、日本植物形態学会(以下「本学会」という)の名誉会員に関し必要な事項を定める。
【名誉会員】
第2条
本会は、本会の発展および植物形態学の進歩に著しく貢献した個人を名誉会員とすることができる。名誉会員の候補者となるのは、日本植物形態学会賞の受賞者であり、満65歳に達した本会正会員とする。会長は、日本植物形態学会賞受賞者以外の正会員を候補者として推薦することができる。
【手続】
第3条
評議員会は、会長の諮問により、互選により委員長を決定して審議の上、名誉会員候補者を選考し、名誉会員候補者の同意の上で、総会に提案する。
2 評議員会より提案され、総会の承認を得た者を名誉会員とする。
【特典】
第4条
名誉会員は年会費の支払いを免除する。
2 名誉会員は発表の有無に関わらず大会参加費を要しない。ただし、参加の際は、大会実行委員会への連絡を必要とする。
【規程の改廃】
第5条
本規程を改正または廃止する場合は、評議員会の承認を必要とする。
附則
この規程は、2026年9月3日から施行する。
【総則】
第1条
正会員(シニア生涯会員)(以下「シニア生涯会員」という)については、本規程に定めるところによる。
【資格】
第2条
当該年度の3月31日までに満65歳以上であり(「年齢計算ニ関スル法律」に従う)、原則として定年退職等により常勤の職に就いていない者とする。なお、非常勤職、嘱託職、パートタイム勤務者は常勤には該当しないものとする。資格の該当については、本人の自己申告に基づく。
2. 連続5年以上会員であった者。
【シニア生涯会員の承認】
第3条
本人からの申請にもとづき、会長が承認し、結果を評議員会に報告する。
2. 本人からの申し出により、シニア生涯会員から正会員(一般会員)(以下「一般会員」という)に移行することができる。
3. 本人から常勤の職に就いたと申し出があった場合は、一般会員に移行しなければならない。
4. シニア生涯会員が一般会員に移行した後、再びシニア生涯会員に移行する場合は、新たに生涯会費は徴収しない。
5. シニア生涯会員は最初の移行時に一括して生涯会費15,000円を納入する。
6. 毎年、他の会員の会費納入時期に更新手続きを行う。3年以上にわたり更新手続きを行わなかった場合は、会員資格を喪失する。会員資格を喪失した場合でも、庶務幹事の承認の上、シニア生涯会員に戻ることができる。その際、新たに生涯会費は徴収しない。
【シニア生涯会員の特典と制限】
第4条
シニア生涯会員は、大会で発表しない場合は、正会員(学生会員)と同額で大会に参加することができる。大会で発表する場合、一般会員の参加費を支払う。また、総会の議事に参加すること、学会誌に投稿することができる。学会誌 Plant Morphology については、PDFの配布のみを受けることができる。学会誌の冊子体を希望する場合は、実費で購入することができる。
【シニア生涯会員の連絡方法】
第5条
シニア生涯会員への連絡は基本的に電子メールのみとする。
【本規程の変更】
第6条
この規程を改正する場合は評議員会の承認を得なければならない。
附則
1. この規程は2026年9月3日から施行し、会費については2027年度から適用する。
2. 2026年度末(12月末日)までに申請した場合、2027年3月末日付の年齢に準じて、生涯会費を1年ごとに1500円減額できる。
シニア生涯会員への移行申請
シニア生涯会員 移行申請書(Microsoft Word)
日本植物形態学会シニア生涯会員規程に基づく、シニア生涯会員の移行申請の受付を開始しました。2026年12月末日までの申請については、移行処置がありますので、ご検討ください。
総会資料で提示したものに、「学会誌Plant MorphologyがPDFでの配布になることを確認しました。」のチェック欄を追加しています。できるだけ、こちらの申請書を使用ください。
1)広報委員会は学会ウェブページの管理・運営、主にウェブを介した学会の広報活動に関する要務を審議・遂行することを任務とする。
2)広報委員会は、委員長1名、委員1名、庶務幹事との兼任の委員1名から構成される。
3)広報委員長と広報委員の任期は2年とする。
4)広報委員長および広報委員は会長が会員の中から選びこれを委嘱する。庶務幹事兼務の広報委員については会長が庶務幹事にこれを委嘱する。
5)広報委員長は広報委員会内の審議を統括する。また、広報委員とともに学会ウェブページ全体の管理・運営を含めた学会の広報活動を行う。
6)庶務幹事兼務の広報委員は学会から発信する情報を広報委員長に提供するなど学会ウェブページ等による情報発信を手助けする。
この規則は2026年1月1日より実施する。(2025年9月17日 総会決定)
学会事務局
〒860-8555
熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1
熊本大学理学部内 日本植物形態学会(庶務幹事:武智克彰)
ktakechi@kumamoto-u.ac.jp
(@は半角に直してください)
日本植物形態学会ウェブサイト担当
〒525-8577
滋賀県草津市野路東1-1-1
立命館大学 日本植物形態学会(広報委員長:元村一基)
kazuki-m@fc.ritsumei.ac.jp
(@は半角に直してください)