メンデル講演会のご案内

第2回 キトロギア創刊90周年記念講演会およびキトロギア奨励賞受賞講演会

第2回キトロギア創刊90周年記念講演会およびキトロギア奨励賞受賞講演会

生命科学の継承とその営み

ーキトロギアが育んだ最新研究とメダカの染色体―

日時 :2019年 6月22日(土)15 :00 ~17 :45
場所: 東京大学・理学部2号館・大講堂(4F)本郷キャンパス
※本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線駅より徒歩6分、丸の内線駅より徒歩8分)
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html


主催 :(公財)日本メンデル協会
協賛 :(一財)和田薫幸会
後援 :(公社)日本植物学会、(公社)日本動物学会
*右のポスターは、ここからダウンロードできます。
*参加登録は以下の【申込フォーム】よりお願いいたします。



はじめに

        河野重行(日本メンデル協会会長・ 東京大学名誉教授 )(15:00 ~15:05)

キトロギア90年の歴史と染色体研究

        日詰雅博(キトロギア編集長・愛媛大学名誉教授)(15:05~15:15)

<キトロギア奨励賞受賞講演>

     染色体の観察と分析を通じた高等植物の種分化と分類への新たな視点(15:15~15:40)

         佐藤杏子(富山大学・理学部・研究員)

     色素体とミトコンドリアの分裂リング:その構造と分子機序の解明へ向けて(15:40~16:05)

          吉田大和(東京大学・大学院理学系研究科・准教授)


休息(10分)


<90周年記念講演>

       ゲノム多様性からヒトの進化史を解明する(16:15~17:00)

            大橋 順(東京大学・大学院理学系研究科・准教授)

  脊椎動物における性決定機構の多様性と進化

     ーダイナミックに入れ替わるメダカ性染色体の謎を追ってー(17:00~17:45)

             酒泉 満(日本メンデル協会理事・新潟大学名誉教授


※上記の記念講演会を「(公財)日本メンデル協会」の主催で開催します。参加は無料です。
ご質問や連絡は日本メンデル協会事務局やキトロギア編集部の担当者までお問い合わせください。

<世 話 人>
河野重行(日本メンデル協会会長・東京大学名誉教授)<kawano@edu.k.u-tokyo.ac.jp>
長田敏行(東京大学名誉教授・法政大学名誉教授)<nagata@hosei.ac.jp>
松永幸大(東京理科大学・理工学部・教授)<sachi@rs.tus.ac.jp>

<連絡先>
〒113-0033 東京都文京区本郷 2-27-2 エスペランサⅤ(公財)日本メンデル協会 
    幸光萬里 <isc-mendel-cytologia@k.u-tokyo.ac.jp>
〒277-0871千葉県柏市若柴178-4-4 東大FC 503・機能性バイオPJ(キトロギア編集部)
    細川聡子(東大FC)<satoko_hosokawa@edu.k.u-tokyo.ac.jp>
    狼美保子(東大FC)<mihoko_ookami@edu.k.u-tokyo.ac.jp>


アーカイブ

キトロギア創刊90周年記念講演会および和田賞受賞記念講演会

生命科学の継承とその営み

ー細胞遺伝学が育んだ植物研究の歴史と成果 ー

日時 :2019年 3月30日(土)15 :00 ~17 :30
場所: 東京大学・理学部2号館・大講堂(4F)本郷キャンパス
※本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線駅より徒歩6分、丸の内線駅より徒歩8分)
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html


主催 :(公財)日本メンデル協会
協賛 :(一財)和田薫幸会
後援 :(公社)日本植物学会 ・横浜市立大学木原生物学研究所
*ポスターは、ここからダウンロードできます。

・はじめに―キトロギア創刊 90 周年について―
       河野重行(日本メンデル協会会長・ 東大名誉教授 )15:00 ~15:10


・Cytologia Focus から見る植物染色体の最新研究
       松永幸大(東京理科大学・理工学部・教授 ) 15:10 ~15:30


・イネの遺伝と進化 ―お米の品質, トランスポゾン, 形態形成から考えるー
       平野博之 (東京大学・ 大学院理学系研究科・教授) 15:30 ~16:10


・休息(10分)


・キトロギア前史 ―メンデルからキトロギアの時代までー
       長田敏行( 東京大学名誉教授 ・法政大学名誉教授)16:20 ~16:40


・和田賞授賞講演会

   近代コムギ遺伝学の曙
   ーコムギ細胞遺伝学の幕開けに寄与したコムギ系統の来歴 ー
       常脇恒一郎(日本学士院会員・京都大学名誉教授)16:40 ~17:30

講演の様子

講演の様子


平成30年

メンデル講演会   11月24日(土)13:30~

記憶力を鍛える
東京大学名誉教授・同志社大学生命医学部特別客員教授 石浦章一先生

私たちは自分では気づかないペースでゆっくりと老化している。今回は「記憶力を鍛える」という話題でお話ししますが、「なぜ覚えられないか、記憶には種類があるか、遺伝子はこれらにどう関係しているか、記憶力を増進させることはできるのか」などについてお話しします。特に、普段の運動、食事、サプリメント、薬の良し悪しについても触れたいと思います。

メンデル生誕200年に向けて
東京大学名誉教授・法政大学名誉教授 長田敏行先生

今春3月8日には「国際メンデルデー」がありましたが、その折話題になったのは2022年にはメンデル生誕200年を迎えるということで、これを世界的に祝おうという方向に向かっております。(公財)日本メンデル協会は、第2回の「メンデル特別展」を予定しておりますが、これを通じて、この世界的企画にも参画の予定です。改めてメンデル法則発見の現代的意義を考えてみたいと思います。

平成29年

メンデル講演会   12月2日(土)13:30~

脳の老化を防ぐ
東京大学名誉教授・同志社大学生命医学部特別客員教授 石浦章一先生

私たちの脳の神経細胞は40歳を過ぎると必然的に減少しますが、過去の記憶は鮮明に保持されております。しかし、老化に伴う高次機能の低下は気がつかないところで起こっております。今回は、その例を提示し、老化を防ぐ方法についてお話し致します。

細胞を視る、測る!
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 馳澤盛一郎先生

メンデルが遺伝の法則を発見する際に用いたエンドウの形質のひとつに青豆形質がありますが、ダイズでは母性遺伝(非メンデル遺伝)する青豆形質も知られています。今回は良く似た形質でありながら全く異なる遺伝様式を持つ両遺伝子の同定と機能についてお話します。

平成28年

メンデル特別展

日本語版英語版の詳しいご案内

 催しのご案内
   ・ギャラリートーク 10月8日(土)13:30~14:30 「メンデル企画展の意図」
    諏訪湖博物館・赤彦記念館
   ・ギャラリートーク 11月12日(土)13:30~14:30 「メンデル遺伝と私たち」
    諏訪湖博物館・赤彦記念館
   ・メンデル講演会 12月3日(土)13:00~16:00 町民センター(下諏訪総合文化センター)
    講演会の演題は下記をご覧ください
   ・メンデル資料の公開 10月8日~12月18日 DVD
    諏訪湖博物館・赤彦記念館

メンデル講演会   12月3日(土)13:00~16:00

野生メダカの生物学
新潟大学大学院理学研究科 酒泉 満先生

メダカは日本古来の野生生物ですが,日本で開発された研究用の動物として世界的に活躍しています。メダカと日本人の来し方,実験動物としての特徴,系統と分類,雄と雌の違いなどについて分かり易く解説します。

メンデルの遺伝子・非メンデルの遺伝子
広島大学大学院理学研究科 草場 信先生

メンデルが遺伝の法則を発見する際に用いたエンドウの形質のひとつに青豆形質がありますが、ダイズでは母性遺伝(非メンデル遺伝)する青豆形質も知られています。今回は良く似た形質でありながら全く異なる遺伝様式を持つ両遺伝子の同定と機能についてお話します。

放射線の染色体に及ぼす影響
放射線医学総合研究所 数藤由美子先生 

放射線が生体に当たると、遺伝物質の本体であるDNAに傷を与える作用があり、その影響は染色体の異常としても観察されます。今日はさまざまな染色体異常を紹介し、またそれが被ばく放射線量の推定に利用されていることをお話します。

平成27年

11月21日(土)13:30~

メンデルの遺伝法則発表から150年!
東京大学名誉教授・法政大学名誉教授 長田敏行先生

今年は、メンデルが遺伝法則を最初に発表してから150年目にあたります。メンデル遺伝学は古典的遺伝学ともいわれますが、それは決して古くなってカビの生えたものではなく、現代の分子生物学・分子遺伝学の基礎でもあり、バイオテクノロジーの基礎でもあります。また、メンデル遺伝学は過去に政治の影響を受けたこともあります。これらをまとめて、改めて遺伝学の意義を考えてみたいと思います。さらに、2016年には日本メンデル協会所蔵の資料をもとに、メンデル企画展を準備しておりますので、その準備内容の概観をお伝えしたいと思います。

藻類バイオは何をもたらすか?
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 河野 重行先生

小さな単細胞の藻(微細藻類)を使った食品や化粧品が話題になっています。東京オリンピックには微細藻類で作ったジェット燃料で世界中から客を迎えようというキャンペーンもあるくらいです。微細藻類の物質生産能には定評があります。地球上の二酸化炭素の増加を抑えるために、二酸化炭素の収支がゼロ(カーボンニュートラル)になるように、藻類バイオによる物質やエネルギーの生産が望まれています。こうした取組みは世界中で始まっていて、チェコやスイスといった長野県のような海のない山国でも盛んに研究されています。今回はそんな研究の一つを紹介しましょう。

平成26年

11月22日(土)13:30~

メンデルブドウは日本へ来て100年を迎えた!
法政大学生命科学部教授・東京大学名誉教授 長田敏行先生

メンデルは、今日ほとんどの人により遺伝学の祖として認識されているが、当時そのように思われていたわけではない。まず、修道院の院長であり、むしろ学問的業績としては、実用的動植物の品種改良、気象学の先駆者として知られていた。その一環としてメンデルはブドウの交配を行い、修道院の中にはメンデルブドウが生育していた。1913年ブルノを訪問された東京帝国大学教授三好学博士はブドウの提供を受け、翌年シベリア鉄道を経由して、それは日本に届けられた。それから100年経過するが、メンデルについては一般に知られていない事実も多いので、それらを中心として知られざるメンデルを紹介する。 

「放射線被ばく事故と染色体異常 」
放医研・ 緊急被ばく医療研究センター 生物線量評価室長 数藤由美子先生

染色体分析は、染色体異常を伴う疾患の診断や出生前診断に利用されているが、放射線被ばく事故の緊急時の医療においても重要な役割を果たしている。生体に強い電離放射線が当たると、遺伝物質の本体であるDNAに傷を与える。傷が正常に修復されないと、DNAが折りたたまれた染色体の構造に異常を生じさせる。当たった線量と生成された染色体構造異常の頻度との間には一定の特徴的な関係がみられる。そのことを利用して被ばく線量が推定でき、診断に役立てられてきた。今回は、東京電力福島第一原子力発電所事故(2011年)を例に、私たちの施設で行う染色体分析の実際について紹介する。 

平成25年

11月9日(土)13:30~

「藻類バイオとは何か?」
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 河野 重行先生

「大気中の酸素のほとんども、白亜の海岸も、シェールガスさえもが、20数億年前も前の地質時代に、地球上で大繁殖した1/10ミリにも満たない小さな藻(微細藻類)の大繁殖に由来します。微細藻類の物質生産能には定評があります。地球上の二酸化炭素のこれ以上の増加を抑えるために、二酸化炭素の収支がゼロ(カーボンニュートラル)になるような、藻類バイオよる物質やエネルギーの生産が望まれています。今回はヘマトコッカスとクロレラが作るアスタキサンチンとオイルを話題にします。アスタキサンチンは、赤い色をしたカロテノイドの一種で、抗酸化力が強いので化粧品や健康食品などに使われています。ヘマトコッカスはそれを作る微細藻類です。クロレラはご存じの方も多いでしょう。クロレラも微細藻類です。デンプンやオイルを貯蔵するので、バイオ燃料の原材料として注目されています。」 

「イチョウの生命誌 」
法政大学生命科学部教授、東京大学名誉教授 長田 敏行先生

 「イチョウには多くの不思議が伴っています。イチョウの生命誌をたどると植物の進化や植物の地上での発展をたどることが出来ます。特に、1896年平瀬作五郎により精子が発見されたことはこの植物の進化上の特異性を示します。一見遺伝とは関係ないようにも見えますが、同年ソテツにおいて精子を発見した池野成一郎が、やがて日本遺伝学会を発足させたように両者は関連しています。 にも拘らず、イチョウの生命誌について一般に知られている点は少ないので、これらの広くは知られていない不思議を紹介し、植物進化について述べます。 」 

平成24年

11月17日(土)13:30~

「ダーウィンと花の二形成:花の性について考えよう」
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 河野 重行先生

 「数年前にダーウィン生誕200周年記念ということで多くのイベントが催されたので、改めてダーウィンに興味を持たれた方も多いかと思います。進化論で有名なダーウィンにはそのもととなった『種の起源』の他にも多くの著作があります。『植物の受精』や『花のかたち』といった著書があります。『植物の受精』や『花のかたち』といった著書では、花の性を考えるうえで重要な実験と思索を繰り返しています。これにはダーウィンの血筋と家族の若すぎる死が深く関わっているようです。今回は、ダーウィンの実験を手掛かりに、植物でも性染色体をもった雌雄異株植物が生じてくる花の性とその進化について、雌雄異株植物ヒロハノマンテマの例を考えてみましょう。」

「顕微鏡で見た世界:遺伝毒性を染色体で検査する 」
東京大学名誉教授 平井 百樹先生

 「諏訪圏の「ものづくり」の特徴のひとつとして、精密機器・光学機器の製作があげられています。皆様もそのような分野の実績を身近に感じておられるのではないでしょうか。私は永年にわたり顕微鏡やカメラを用いた研究をしていますが、海外の研究仲間が来日のおりに近隣地域の工場を案内した経験があります。さて今回はヒトの染色体の話をいたします。私たちの環境は、遺伝子・ゲノムに異常をもたらすおそれのある因子(化学物質や放射線等の物理作用)に満ちています。それらが実際に子孫に影響を及ぼす「遺伝毒性」の程度はどのくらいなのか。これを実証するには、長期にわたる膨大な疫学的調査が必要で、ただちに判定することは困難です。しかし実験的に推定する方法はあります。ヒトの血液細胞に環境因子を処理して、染色体に生じた異常を顕微鏡で検査する方法がよく利用されます。誘発染色体異常の顕微鏡観察結果を画像で示し、研究の現況を紹介します。」

平成23年

11月5日(土)13:30~

「染色体からみたヒトの遺伝と健康」
東京大学名誉教授 平井 百樹先生

「染色体は遺伝子の本体であるDNAが折り畳まれた構造体です。染色体に生じた異常は、遺伝的な障害や発癌などの健康への障害の生成と関連します。環境中にある、染色体に異常を生じさせる多様な因子が、どのように遺伝や健康の障害と関連するかを知るには、まだ多大な研究が必要です。環境因子のひとつである放射線を例にとり、誘発された染色体異常を分析する最新技術を画像で紹介し、この分野の研究の現状を説明します。」 

「人類生存の条件」
法政大学生命科学部教授・学部長、東京大学名誉教授 長田 敏行先生

「今日人類が地球上で生存できる条件については、多くの議論があります。すなわち、「食糧の将来はどうなるか?」であり、また、「エネルギー供給はどうなるか?」です。特に、東日本大震災とそれに関して発生した福島第一原発事故との関連で切実な問題となっております。これらについて、広い意味での遺伝、ないしバイオテクノロジーが関係する点について紹介したいと思います。」 

平成22年

11月6日(土)13:30~

「体や心の問題に遺伝子はどこまでかかわるか?」
東京大学医学部元教授 中込 弥男先生

 「さまざまな動物は、大きく異なる寿命を示し、ショウジョウバエは2か月ほど、ハツカネズミは2年、犬は20年、ヒトは80年、チョウザメは150年です。それぞれの動物は、寿命が近づくとボケの症状を示します。環境の影響で老化や寿命が決まるのなら、動物の種類によって、ここまでの違いが出ることは考えられません。寿命にも老化にも遺伝子がかかわっているのです。その他、酒の強さ、運動能力、心の問題など、あらゆるところに遺伝子がからんでいます。どのようにかかわるのか、考えてみましょう。」 

「食料サステイナビリティについて」
法政大学生命科学部部長・東京大学名誉教授 長田 敏行先生

 「 今日この地球上に人類がこのまま生存できるためには、どのような配慮が必要かが考えられております。現在の日本の状態からすると食料の危機は程遠いようにも見受けられますが、世界的規模では決して安泰なものでなく、やがて飢餓を心配しなければならない事態が予想されており、特に2050年に向けて懸念が表明されています。その背景は何であり、そのためには、我々はどうしたらいいのか、食料生産を増やす方法があるのかなどを、最近のバイオテクノロジーの進歩も交えて紹介したいと思います。」 

平成21年

11月14日(土)13:30~

「森の魔術師たちの遺伝学」
東京大学大学院教授 河野 重行先生

 「森が深くなり陽光が届かなくなると、それまで繁茂していた低木や笹はなくなり、林床がコケで被われるようになる。ひんやりした林床で落ち葉をかき分けたり、倒木の樹皮をはがしたりしてみると、トビムシやダニ、昆虫の幼虫に混じって、黄色や赤の色鮮やかな模様が目に入る。これが変形菌(粘菌)で、数ミリから1センチ程度の不思議な形状のキノコを作る。金属のような光沢のものまであり、南方熊楠や昭和天皇までもが虜になった「森の魔術師」といわれるゆえんである。その粘菌が巨大なミトコンドリアをもつことはあまり知られていない。今回は粘菌の性とミトコンドリアの遺伝学を紹介しよう。」 

「酒古今東西」
東京農業大学名誉教授 吉沢 淑先生

「ワインは 最も美味しい薬、最も楽しい食品、最も価値ある飲料 古代ギリシャの医聖ヒポクラテスのワイン賛歌である。古来、人と酒の関係は深く、東西南北殆どの地域で、それぞれ多様な酒造、飲酒形態があり、時間の経過と社会の変化に合わせて複雑な変化を遂げてきた。日本を中心に、世界の酒造の特徴と酒質への影響、飲酒の楽しみの相違を比較し、現代人にとっての酒の意義、効用を考えてみたい。 」

平成20年

11月8日(土)13:30~

「マイクロサテライトと母性遺伝」
東京大学大学院教授 河野 重行先生

「犯罪捜査や親子鑑定、浮気や食品偽装の調査にと、今やDNA鑑定は引っ張りだこです。DNA鑑定が証拠として認められるようになって随分たちますが、そこで使われているマイクロサテライトやミトコンドリアDNAは、一般の人にはあまり知られていないようです。今回はその原理と応用を紹介しましょう。ヒトでは少々生々しいので、海藻を使った研究を中心にお話しします。信州はテングサを使った寒天製造の本場ですからあながち無関係というわけでもありません。海藻や植物プランクトンを含む藻類の生殖様式は実に多様で、雌(♀)と雄(♂)の差がハッキリしない種から卵と精子へをつくる種など、雌(♀)と雄(♂)の進化を一望することができます。マイクロサテライトをつかって、母親からしか起こらない遺伝(母性遺伝)が何時頃起こったのかを明らかにする研究を紹介しましょう」

「花をめぐって」
東京大学名誉教授・法政大学教授 長田 敏行先生

「昨年は植物の生殖の中で最も目立つ花成ホルモン(フロリゲン)についてお話ししました。学問でいう花は目立たない部分も含め見えない現象が多いのですが、一般に花と言えば色鮮やかなとかきれいなとかのイメージだと思います。今回は花が咲く機構についての概略と目に見える特徴についてもお話しようと思います。赤・青・黄など花の色とは何であり、生物学的にどのような意味があり、人類との関わりはどのようであるか。最近のバイオテクノロジーでは今まで存在しなかったような花の色を出すことができます。この背景になった先端技術などを紹介しましょう。」

平成19年

11月10日(土)13:30~

  • 「母性遺伝と利己的DNAの振る舞い」
    東京大学大学院教授 河野 重行先生
  • 「花成ホルモン(フロリゲン)について」
    東京大学名誉教授 長田 敏行先生

平成18年

11月 2日(土)13:30~

  • 「植物の花と性」
    東京大学教授 河野 重行先生
  • 「メンデルの発見の革新性とその背景について」
    東京大学教授 長田 敏行先生

平成17年

11月12日(土)13:30~

  • 「母性遺伝 母親からしか伝わらない?」
    東京大学教授 河野 重行先生
  • 「植物バイオテクノロジーの現況とその必要性」 
    東京大学教授 長田 敏行先生

平成16年

12月 4日(土)13:30~

  • 「くらしと遺伝」
    上智大学名誉教授  廣川 秀夫 先生

平成15年

11月15日(土)13:30~

  • 「遺伝子は語る」
    信州大学理学部教授 伊藤 健夫 先生
  • 「遺伝子と我々の健康」
    日本人類学会理事長 中込 弥男 先生
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