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発達性ディスレクシア研究会は発達性読み書き障害に関する専門家のためのサイトです。

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〒339-8501 埼玉県さいたま市岩槻区浮谷320 目白大学保健医療学部言語聴覚学科

IDEA ニュース

IDA Global Partners

2016年の国際ディスレクシア協会(IDA)カンファレンスのオープニングと国際セッションで、
私たち発達性ディスレクシア研究会(JDRA)を 含む7つのグローバルパートナーを 紹介するビデオクリップが
上映されました。

動画ダウンロードはこちらから
IDAグローバルパートナーハンドブック”Responding to Dyslexia Around The World(2nd Edition)”にも
紹介されています。

the Examinar, April/May 2016


バイリンガルの脳の発達を通して明らかにする読み書き能力とディスレクシア
Ioulia Kovelman, Silvia Bisconti, and Fumiko Hoeft

読みは早期小児期に学習するもっとも重要な能力の一つである。 しかし、多くの若い学習者が「読みの到達度の全国標準値」を満たすことができず、 また、若いバイリンガル学習者もしばしばこの到達度の低い群に含まれる。 この記事の目的は、どのように2言語使用が、バイリンガルの子どもや、 バイリンガルのディスレクシア児、新しい言語での読みを学んでいる モノリンガルのディスレクシア児の読み書き能力の発達に影響するかに ついて明らかにすることである。

言語使用の読みの学習への影響
バイリンガルの人は、一方の言語のみを使っている時であっても、 しばしばもう一方の言語の言語的・正書法的表象にアクセスしている(Kroll&Bialystok, 2013)。 バイリンガルのこのような2つの言語間の密接な相互作用は、一方の言語で得た読み書き知識を もう一方の言語での読みの学習へ両方向性に共有すること、すなわち「転移(transfer)」を促進する(Cummins, 2012)。

例えば、英語と、音韻的により透明な別の書記体系(スペイン語、ボルトガル語、イタリア語など)を学習している バイリンガルの音韻的読み検査における能力は、英語のモノリンガルよりも高いことが研究で示されている (Kovelmanら, 2008, Siegel, 印刷中)。言語間転移の利得は似た言語の間(英語とスペイン語など)と、 より離れた言語の間(アラビア語と英語、中国語と英語など)のいずれでも認められている。 この結果から示唆されるのは、2言語使用は子どもの読みを学習するためのメタ言語的認知における 柔軟性を伸ばすかもしれないということである(Siegel, 印刷中)。

行動における証拠と同じく、脳イメージング研究も子どもの頃に音韻的により透明な言語の2言語使用経験は、 音韻的により不透明な言語の読みを学習するための子どもの神経回路に影響を与えることを示している(Dasら, 2011, Jasinskaら, 査読中)。 例えば、スペイン語—英語やフランス語—英語のバイリンガルの若者は、英語のモノリンガルと比べて、 英語の非語を読む時に、より強い左上側頭部の活動とより弱い左下前頭部の活動を示す。左側頭部の活動は、 より直接的で規則に従った音—文字対応のための音韻的分析を支えていると考えられている(Paulesuら, 2000)。 左側頭葉後部の機能障害がディスクシアの原因であることがしばしば示されており(Hoeft, 2007)、 このことから早期の2言語使用経験は、ディスレクシアのある人のこれらの脳領域の発達に良い影響を与える可能性がある。 要するに、2つのアルファベット言語を学んでいるバイリンガルの学習者に関する多くの知見が、音韻的に透明な書記体系 (スペイン語など)の学習は、子どもの音韻的な読み能力を伸ばし、音韻的に不透明な言語(英語など) においても左上側頭部の活動を増強させることを示している。

言語使用のディスレクシアへの影響
2言語使用は基本的に言語的経験である。次に、2言語使用のディスレクシアにおける言語関連処理、音韻認識など、について述べる。

似た文字を学ぶ場合:
2つのアルファベット書記体系の読みを学ぶバイリンガルの子どもについての研究では、ディスレクシア児は両方の 言語において同じような読み障害を示すことが報告されている(Klein&Doctor, 2003)。この障害は、両方の言語において、 音韻的であり、文字と音の対応関係の習得が妨げられる(Geva, 2000)。だからといって、バイリンガルのディスレクシア児が それぞれの言語における言語特異的な読み方略を発達させることができないというわけではない。例えば、英語とアフリカ語 (オランダ語から派生しており、英語よりも音韻的な透明性が高い)を学ぶディスレクシア児は、両方の言語で音韻的障害がある。 それにもかかわらず、より透明な言語であるアフリカ語を読む時には、これらの英語—アフリカ語バイリンガルの子どもは、 定型発達のアフリカ語のディスレクシア児と同様に、音韻的な、1つ1つ音にする方略を用いる(Klein&Doctor, 2003)。 より不透明な言語である英語を読む時には、これらの英語—アフリカ語バイリンガルのディスレクシア児は、音韻的な1つ1つ音にする方略 (音韻的に予測できる単語に対して)に加えて、語彙的な意味にもとづく方略(音韻的に予測できない単語に対して)を用いる。これは、 定型発達の英語の読み手と同じである。

この類似の知見が意味する重要なことは、バイリンガルのディスレクシア児も、ある環境下では言語的な早期介入が可能であり、その利得がある、ということである。 ・この介入は、子どものどちらか一方の言語でのみ行われてもよい ・介入を受ける言語の音声言語能力が完全に達成させていなくてもよい (Gavaら,2000)

さらに興味深いことに、音韻的に透明な言語(イタリア語など)の読みを学ぶバイリンガルのディスレクシア児は、英語のモノリンガルのディスレクシア児に比べて、 音韻的に不透明な言語(英語など)においても、より良い音韻的読み能力を示す(Siegel、印刷中)。 つまり、2つのアルファベット書記体系におけるバイリンガルの学習者では、定型的な学習者であってもディスレクシアのある学習者であっても、 2言語使用の経験が彼らの音韻的読み能力に良い影響を与える可能性がある。

異なる文字を学ぶ場合:
アルファベット言語と同様に、音韻認識は中国語のような表語文字の読みにおいても重要である(Ho, 2005)。 中国語—英語のバイリンガルでは、2つの言語の間で音韻的読み能力の転移を認める(Geva, 2000)。中国語のディスレクシア児は音韻認識能力が低く、 第二言語としての英語を学ぶことが困難である(Youら,2011)。 しかし、読みに困難のある中国語—英語のバイリンガルの子どものうち、30〜40%の子どもしか両方の言語でディスレクシアの兆候を示さない (Kalindiら, 2015、McBrideら, 2012)。中国語だけで読み困難を示す中国語—英語のバイリンガルでは、 その困難は形態素認識の選択的障害と特徴づけられる(MacBrideら, 2013)。形態素認識は、意味の最小単位 (例:football=foot+ball, undo=un+do)を操作する能力であり、どの言語においても読みの学習に重要であるが、 文字が形態素的単位と対応する中国語において特に重要である(MacBrideら,2012)。

新しい知見では、音韻認識と形態素認識の基盤となる脳部位について、重なりと乖離とが示唆されている(Arredondoら, 2015)。 この重なりはインドーヨーロッパ言語よりも中国語において大きいと思われる(Zhaoら, 2014)。この重なりの特性が、 なぜ両方の言語でディスレクシアの兆候を示す中国語—英語のバイリンガルの子どもが、どちらか一方の言語でその兆候のある子どもに比べ、 音韻認識、形態素認識の両方においてより重篤な障害を示すのかを説明するかもしれない(McBrideら, 2013)。近年の知見は、 中国語における形態素認識課題において(対象課題である単語マッチング課題と比べて)、典型的な中国語の読み手は、 語彙—意味分析を行う中側頭領域に加えて、音韻的な分析を行う後部上側頭領域に有意な活動を示すことを示している(lpら、印刷中)。

すなわち、アルファベット言語でのディスレクシアにおける音韻障害と、中国語のディスレクシアにおける形態素認識は、 子どものそれぞれの言語におけるもっとも顕著な形態素—音韻特性を処理することの共通の障害であるかもしれない(Frost, 2012)。 英語においては顕著性の高い単位は音節などの意味のない音韻単位であり、中国語においては顕著性の高い単位は意味のある形態素的単位である。 これらの音韻的・形態素的単位を操作することの障害が、左後側頭部の機能性と関連しているのかもしれない。 類型学的に対照的な言語(英語と中国語など)を学ぶバイリンガルのディスレクシア児における研究が、言語特異的かつ普遍的な読み能力と 異なる言語におけるディスレクシアに関するメカニズムを理解するための鍵となるだろう。

ディスレクシアの人とその両親、実践家のための結論

もし私の子どもがバイリンガルで、かつディスレクシアである場合、どうすべきか?
理想的には、子どもが使用程度からみて第一の言語を十分に読めるように学ぶための機会があり、 それと同時に、より親密度の低い言語の読みも学べるようにする。読みを学ぶことは、音声言語の表象を書かれた文字に関連づけることであり、 最も熟達している言語において、最も高い達成度を得ることができる(Goldenberg, 2008、Morimoreら, 2012)。 これにより、子どもは読み能力の基礎を形成することができ、その後、母語から新しい言語へと転移することができる(Cunninsら, 2012)。 バイリンガルのディスレクシア児は、両方の言語において言語特異的な読みスキルを形成することができるし、実際にそうしている(Klein&Doctor, 2003)。

もし私の子どもがモノリンガルのディスレクシアである場合、第二言語を学んでも良いか?
世界の多くの国で、ディスレクシアがあろうとなかろうと、子どもは2つ以上の言語を学ばなくてはならない。 残念ながら、ディスレクレクシアのある子どもにとって、新しい言語を読むことを学ぶのは難しくて時間のかかることである(Hoら, 2015)。 しかし、2言語使用が、読み能力の習得を「傷つける」ということを示唆する知見はない。それどころか、すでに述べたように、 言語能力の転移という点では、2言語使用はディスレクシアのある子どもにとってもない子どもにとっても利益となると思われる(Siegel, 印刷中)。 さらに、バイリンガルのディスレクシアの子どもの中には、外国語を読むことを実際に楽しむ子どももある(Miller-GUron&Lundberg, 2000)。

引用文献 (IDAのウェブサイトをご覧ください。)
https://dyslexiaida.org/literacy-dyslexia-revealed-through-bilingual-brain-development/

Fumiko Hoeft:カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)児童精神神経学准教授、教育神経科学研究室(brainLENS.org)長、ディスレクシアセンター役員、 ハスキンス研究所研究者。2014年度 IDA Geschwind記念講演者。
LENSはどのように認知科学が教育や臨床の実践に情報を与えることができるか、特に、ディスレクシアの神経学的原因の理解、早期の同定と予防、成功のために重要な情緒的回復力(レジリエンス)に関心がある。 (米国で活躍していらっしゃる日本人の研究者の方です‼)

eXaminer 2014.8月号

# IDAが「教師のための読みに関する基礎的な知識と実践」を作成 (http://www.interdys.org/ewebeditpro5/upload/KPSJul2013.pdf)
  大学における読みに関する教員養成プログラムの枠組みとして推奨。
→ IDAによる大学の教員トレーニングプログラムの認可基準として使用。
  IDAは資格試験と「読みを教える」個人の資格を作成することを計画。
# 算数能力を向上させるアプリの紹介http://www.interdys.org/August2014_AppChat.htm
# IDA年次総会に関するソーシャルメディアhttp://www.interdys.org/socialmedia.htm
# IDA認定の大学の教員トレーニングプログラムの紹介:Southeastern大学 http://www.interdys.org/SoutheasternUniversity.htm

eXaminer 2014.7月号

# 「教育脳科学はディスレクシアの研究と実践を変える」   by. Fumiko Hoeft & Chelsea Myers (UCSF)  (研究紹介)    http://www.interdys.org/July2014_Education_Neuroscience.htm
#IDA年次総会 11月12〜15日 サンディエゴ 参加申し込み(早期割引は10/3まで)  http://www.interdys.org/annualconference.htm
# ファクトシート「教育効果が真実であるには良すぎる時」(偽科学への注意喚起) http://www.interdys.org/ewebeditpro5/upload/EducationalPromisesFactSheetJune2014.pdf

eXaminer 2014.5月号

# IDA前会長Eric Tridas, 新会長Hal Malchow の挨拶
# IDAが8つの大学プログラムを新たに認定   http://www.interdys.org/universityreview2.htm
# Dr.Daveの研究室「ノートテーキングを助けるテクノロジーの紹介」  http://www.interdys.org/May2014_DrDavesATLab.htm (訳者注:必ずしもディスレクシアに特化したものではありません。)

eXaminer 2014.3月号

# 「ディスレクシアは音素表象ではなく音素へのアクセスに障害がある?」   by. Fumiko Hoeft (UCLA)  (Boest et.al 2013の研究の紹介)http://www.interdys.org/newscientificevidence.htm
# 2013年年次総会のハンドアウト(パワーポイント資料のダウンロードができます) http://www.interdys.org/2013recordingsandhandouts.htm

eXaminer 2014.1月号

# DSM-5への変更:何を意味するのか?(Dr.Tannockによる解説)(*抄訳参照)  http://www.interdys.org/dsm5update.htm
# ディスレクシアにおける視知覚の強み   by. Carolyn Cowen  (ハスキンス研究所Dr.Pughの研究の紹介

*抄訳参照
Q. DSM-5における特異的学習障害(Specific Learning Disorder:SLD)とは何か?
 DSM-5ではSLDは神経発達障害(Neurodevelopmental Disorder)の1型とされる1
 SLDは文化を超えて、成人まで慢性的に存在するが、その学習困難の現れ方は発達や文化差の影響を受ける。
 SLDは臨床的な診断であり、教育システムの中で同定される学習障害(learning disabilities)とは必ずしも一致しない。
 学校で同定される全てのlearning disabilities/ difficulties2児がSLDの診断基準を満たすわけではないが、DSM-5でSLDと診断される児はlearning disabilitiesの定義を満たす。

Q. DSM-5ではSLDについてどのような変更が行われたのか?
 主に2つの変更が行われた。
1)1つの全体に関わるカテゴリーであるSLDに3つの主要な学業領域に関するSpecifier(特定子)をつける (例:SLD with impairment in reading3)
2)IQと到達度の乖離の必要性を排除し、A〜Dの4つのクライテリアに変更した。
  A. SLDの主要な特徴:支援や重点的な指導にもかかわらず6つの主要症状のうち少なくとも1つが6ヶ月以上続く
  B.それらの症状の測定:その学業領域のスキルが年齢から期待されるものよりも有意に低く4、そのことが学業、職業、日常生活の困難を引き起こしていることが個別に測定された標準化検査と包括的な臨床評価により確認される
  C.発症年齢:学童期に出現、個人によっては若年成人期まで完全には明らかにならない場合もある
  D.除外すべき診断(知的障害、矯正されていない聴覚・視覚障害、その他の精神・神経疾患)や状態(精神的な不調、指導を受けるために必要な言語能力の不足、不適切な指導)

Q.SLDに対するDSM-5改訂の影響は何か?
 これらの改訂は、LDの個人や家族、社会におけるLDのとらえ方に加え、日常の臨床、臨床研究、学校制度、LDの専門組織や啓発グループに影響を与えると思われる。
 重要な臨床的シフトとして、LDのサブタイプから全体カテゴリーへ診断がシフトするだろう。臨床家や研究者にとって、学業スキルに関する包括的な評価の必要性が増し、サブタイプの診断に関する困難を軽減する(例えば、学業領域やテストによりスコアが異なり、一部のみが基準以下の場合など)。Specifier(特定子)は評価の段階で存在する困難の範囲をより詳細に特徴づける場合に用いられるだろう。
 1つの全体カテゴリーとしてのLDを診断することは、LDを支援教育の対象とする多くの学校制度やその他のサービス、特定資の基準と一致する。この改訂は、学年が上がってから別のタイプのLDが追加診断された場合の、保護者と教育者の混乱を減らし、SLDの現れ方の発達的変化(しばしばそれはカリキュラムによる学習の必要性の増加による)についての理解を増すだろう。例えば、初期の単語の読みにおける困難が、後に数的事実の学習やつづり、数学的な単語を含む読んだ内容の理解の困難を伴ってくる、などである。
 しかしこの改訂は、臨床家や学校心理士、教育者に対し、この概念によるLD診断を理解することと、LDのあるそれぞれの生徒(彼らの学習障害は分岐したり変化したりするかもしれない)について学業のパスウェイをどのようにデザインするかについての、再トレーニングを要する。この改訂は医療界と教育界のよりよい連携をもたらすと期待する。DyslexiaやDyscalculiaと診断されている人や関連する専門組織や啓発グループに負の影響があるだろうか?彼らの用語はSLDの本質を特定するためにあるのだから、負の影響があるべきではない。さらに、dyslexiaにより影響される学業スキルの領域を特徴づけるSpecifierが要求されることは、単語を音声化したりつづったりすることに留まらない困難を抱えている場合の多い”dyslexia”への気付きを増すかもしれない。  

 2つめの実際的側面でのシフトは、認知・情報処理障害を診断クライテリアから削除したと同様に、IQと達成度の乖離を中止したことである。乖離モデルは概念的にも統計的にも誤っているとの確固たる証拠にも関わらず、数十年にわたりLDの基礎的な概念であり、数十年にわたり知能評価はLDの心理学的評価の中核であった。
 DSM-5によるSLDの診断のためには、知的障害が疑われる場合を除き、知能評価は今後は要求されない。同様に、DSM-5においては、SLDの診断のために非常に長くお金もかかる、認知処理能力の神経心理学的評価は要求されない。このような評価は介入プランには有用であるが診断のためには必須ではない。このことで心理士は「診断のための評価」から「介入のための評価」にシフトすることができ、心理教育の提供や両親や教育者へのコンサルテーションのための時間が増えることを意味する。
  教育システムにとって、IQと達成度の乖離の中止は特別支援教育サービスをSLDと低めの知能(知的障害には該当しない,IQ70±5以上)を併せ持つ低めの知能の児に提供出来るようになることを意味する。このような児は指導に対し、SLDのあるより高めの知能を持つ児と同じような反応を示す。  

 3つめのシフトは、新しいクライテリア(特にクライテリアAとB)に関連する。つまり、症状の持続の証拠と、低い学業達成度を確認し定量化するためにより広いデータの使用が求められることである。DSM-4とは異なり、DSM-5におけるSLDの診断には心理学的な測定データだけでは不十分である。心理教育的および臨床的情報と同様に、公式、非公式の学校記録、学業ポートフォリオ、指導歴へのアクセスを可能とするため、教育者、臨床家、両親がより緊密に連携する必要がある。臨床家、教育者、両親、SLDのある個人自身の間の緊密で持続的な連携は、教育界、医学界の両方の世界における進展において、混乱と欲求不満を減らし、よりよい結果をもたらすであろう。

 Dr. TannockはADHDと外在化障害のワーキンググループのメンバーであり、特異的学習障害(SLD)について助言するために、神経発達障害のワーキンググループにも所属した。

#脚注
1 その他の神経発達障害としては、知的障害、自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、コミュニケーション障害、運動障害が含まれる。 Dr. TannockはADHDと外在化障害のワーキンググループのメンバーであり、特異的学習障害(SLD)について助言するために、神経発達障害のワーキンググループにも所属した。
2DSM-5は医学的なマニュアルとして国際的に使用されているので、”disorder”という用語を使用している。“Learning Disabilities” は教育学的用語であり、心理士にも使われている。 4 公式のテストに基づき、指導に関して助言するために、臨床家は読みのどの領域が障害されているかについて、さらに特定することができる(例えば、単語の読みの正確性、読みの速度や流暢性、読解など)。
3 公式のテストに基づき、指導に関して助言するために、臨床家は読みのどの領域が障害されているかについて、さらに特定することができる(例えば、単語の読みの正確性、読みの速度や流暢性、読解など)。
4 どのようなカットオフ値であっても、いくぶん恣意的である。なぜなら、学業スキルの測定値は連続的であるからである。臨床家はDSM-5においては臨床的判断を用いるように助言されているが、16パーセンタイル以下はSLDの可能性があり、7パーセンタイル以下ではSLDの確率がかなり高いだろう。


eXaminer 2013.12月号

# Cheesman博士おすすめの「単語ゲーム」&「推論パズル」アプリ
http://www.interdys.org/CheesmanAppChat122013.htm
# ディスレクシア啓発月間(10月)
IDAは啓発キット「教室でのディスレクシア:全ての教師が知っておくべきこと」を全米の55,000以上の公立小学校に送付
# IDA認定教員養成プログラムの紹介
IDAは読みの指導を行う教師のための標準的な知識と方法(http://www.interdys.org/   ewebeditpro5/upload/KPSJul2013.pdf)を公開。
これに合致する大学の教員養成プログラムを認定している。その中からボストンサイモンズ大学のLanguage and Literacy Graduate Programを 紹介。(http://www.interdys.org/simmonscollege.htm)
# アメリカの読字教育の改善に協力を!
2011年度9大学の教員養成プログラムの改善を支援し、認定。2012年度はさらに3 大学を認定予定。大学のプログラムの評価に関わる費用の寄付を募集中。
# 当事者としてのディスレクシア
13歳の少女Lindsayのウェブサイトの紹介http://stickit1223.wix.com/dyslexia
# 教師の再教育を行うモデルスクール(ABCのニュース番組より)
http://www.pbs.org/newshour/bb/education/july-dec13/reading_10-15.html
専門の指導教員:全授業をモニターし助言を行う。
担任教師:指導法を身につけた教員が実際の授業を行う。
補助教員:指導法を学びたい新人教員が補助教員として授業に参加。

2013.10.17 e-ニュースレター

新規加入組織
の紹介
・Fana Association for Individuals with Learning Difficulties (FAILCD) エチオピア
・the Australian Federation of SPELD Associations (AUSPELD) オーストリア
本部からの
お知らせ
#10月はディスレクシア啓発月間:IDA は啓発キャンペーンと募金イベントを計画。
 “Unlocking Dyslexia, IDA has a key”:全米の公立小学校に
 「教室でのディスレクシア:全ての教師が知っておくべきこと」
 (啓発用の視覚キット)を配布予定。
 現在(10/1-10/31)、寄付を募集中。 http://www.interdys.org/UnlockingDyslexia.htm

#第64回IDA定期大会(Reding, Literacy, Learning Conferenc)
  2013年11月6〜9日 (ニューオーリンズ)
  http://www.interdys.org/AnnualConference.htm
  国際セッション&Grobal Parters 総会:11月8日午後(詳細は添付書類)

#各国Grobal Parters主催のイベントをIDA Websiteに掲載可能。3ヶ月前までに掲載内容を連絡。

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