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発達性ディスレクシア研究会は発達性読み書き障害に関する専門家のためのサイトです。

FAX. 048-797-2138

〒339-8501 埼玉県さいたま市岩槻区浮谷320 目白大学保健医療学部言語聴覚学科


発達性ディスレクシア研究会の概要

発達性ディスレクシア研究会は、LD(学習障害)、特に読み書きに困難を持つ発達性ディスレクシアに関心を持つ様々な専門家に研究発表と情報交換の場を提供し、 発達性ディスレクシアの啓発活動を通じて、ディスレクシア児、者の支援に寄与することを目的としています。      



新理事長あいさつ

CEO

 

発達性ディスレクシア研究会

Japan Dyslexia Research Association (JDRA)

―IDA(国際ディスレクシア協会、International Dyslexia Association、本部米国)のグローバルパートナーシップ―

     

 ディスレクシア(Dyslexia)は「読み障害」と直訳することができます。脳血管障害や脳挫傷などで起こる失読もディスレクシアと呼びますが、LDの一つである読み書き障害は、後天性脳損傷による失読と区別する必要があります。 そこで私たちは、小児期から発達障害として現れる読み書き障害を対象とする意味で、発達性ディスレクシア研究会という名称にしました。

 発達性ディスレクシア研究会は、読み書きの問題を抱える人々を科学的な立場から支援する組織です。

 当研究会は、宇野の呼びかけにクリニックかとうの加藤醇子先生が応える形で2001年に発足し、その後毎年1回ずつ定期的に開催されています。 言語学、言語障害学、心理学、教育学、医学などの分野が融合された研究会です。まだ、福祉分野からの参加は少ないのですが、今後就労問題は大きなテーマになると思われます。 2004年に国際ディスレクシア協会(IDA:International Dyslexia Association、本部米国ボルチモア)のグローバルパートナーとなりました。 これを機会に学術研究会として組織し直し、研究発表の場を提供するだけでなく、IDA情報や海外の研究情報を会員に届けることとしました。 理事会をおき、加藤醇子先生が初代理事長に就任、英国ブルネル大学心理学教授タエコ・N・ワイデル博士とマサチューセッツ総合病院人間科学部言語病理学助教授 チャールズ・ヘインズ博士に研究会顧問をお願いしました。その後、2011年から藍野大学教授の若宮英司博士に第二代理事長として運営して頂きました。

 この数年間で研修会が毎年二回ずつ行われ、東京、大阪、札幌、富山、広島において合計6回開催されました。 一般に広く発達性ディスレクシアを理解して頂いただけでなく、各界で活躍している発達性ディスレクシア研究会の幹部の共通認識もできてきました。 また、「ディスレクシア」という用語が少しずつマスメディアや書籍に出現するようになり、この言葉を聞いたことがある人の数も増えてきました。 それにもかかわらず、AD/HDや自閉症スペクトラム、発達性協調運動障害との区別がまだ明確でなく、誤解されることもしばしばあります。 私たちは、発達性ディスレクシアに携わる専門家集団として、会員への情報提供のみならず、研究会の外に向かって情報を発信していく必要性を感じています。 そこで、発達性ディスレクシアに関するファクトシートを作成し、ホームページに掲載することにいたしました。 ガイドラインとして是非ご一読いただき、日々のご指導ご支援にご活用ください。

 発足13年目に、理事長を仰せつかりました。根拠に基づいた研究活動に加えて、常任理事会を組織し、会報の充実、IDAを含む海外の研究情報の紹介、 ファクトシートの公開などの活動を活発化させ、社会のお役にたてますと幸いです。 研究者、医師、言語聴覚士、心理士、作業療法士・理学療法士、オプトメトリスト、教諭、その他LD児の指導に関与する専門職の方々のご参加をお待ちしております。

    2013年7月
   発達性ディスレクシア研究会





研究会沿革

2001年
第1回発達性ディスレクシア研究会を開催。
2001年
初代理事長 加藤醇子先生 就任
2004年
国際ディスレクシア協会グローバルパートナーシップとなる。
2010年
第2代理事長 若宮英司先生 就任 
2011年
第1回研修会を開催。
2013年
第3代理事長 宇野彰先生 就任

ナビゲーション

バナースペース

発達性ディスレクシア研究会

〒339-8501
埼玉県さいたま市岩槻区浮谷320
目白大学保健医療学部言語聴覚学科

FAX 048-797-2138
dyslexia-office@umin.net