第49回学術講演会 プログラム
【期 日】 令和5年11月18日(土)13:00~18:10 (受付12:30~)
【会 場】 大宮ソニックシティ 国際会議室
【学 会 長】 上尾中央総合病院 土屋 昭彦
【主 催】 日本消化器内視鏡学会埼玉部会 (一部共催あり)
【後 援】 埼玉県医師会
◆開会式 (13:00~13:05)
開会の辞 第49回学術講演会 会長 土屋 昭彦
日本消化器内視鏡学会埼玉部会 理事長 眞嶋浩聡
◆一般演題 (13:05~14:29)
司会:埼玉医科大学国際医療センター 消化器内視鏡科 眞下 由美
丸山記念総合病院 内科 大西 俊樹
済生会川口総合病院 消化器内科 橋本 哲
O-1. 広域に認めた食道粘膜下血腫の3症例
さいたま市立病院 消化器内科
〇清水嶺,牟田口真,片平雄大,町田健太,山本傑,星瞳,瀧本洋一,三浦邦治,金田浩幸, 金子文彦
O-2. Long segment Barrett esophagusに生じたGranular cell tumorの1例
獨協医科大学埼玉医療センター 消化器内科1),内視鏡センター2)
〇山田奏太郎1),片山裕視1)2),藤本洋1),正岡梨音1),大浦亮祐1),
白橋亮作1),小堀郁博1),須田季晋1),紀仁1),曽我幸一1),玉野正也1)
O-3. Siewert分類に基づく食道胃接合部腺癌の短期成績ならびに背景胃粘膜の検討
上尾中央総合病院
〇藤田翔平,岡本信彦,青柳裕太郎,原島諒,松村光,伊藤望,間中敬介,贄裕亮,
坂本純一,若林大雅,萩原千恵,筒井敦子,大村健二,若林剛
O-4. 異所性胃粘膜様の形態を呈した胃底腺粘膜型胃癌の1例
埼玉県済生会川口総合病院 消化器内科1),病理診断科2)
獨協医科大学埼玉医療センター 病理診断科3)
〇大久保竣介1),橋本哲1),酒井駿1),氏原哲郎1),倉岡直亮1),
西垣佑紀1),中寺英介1),佐藤英章2),伴慎一3),松井茂1)
O-5. 内視鏡的に診断・治療が可能であった傍十二指腸乳頭憩室炎の一例
さいたま市民医療センター 消化器内科1),さいたま市立病院 消化器内科2)
自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科3)
〇飯名桃子1),篠崎博志1),木全悠太1),濱田敬右1)2),今井友里加1)3),
井原亮1),山中健一1),新畑博英1)
O-6. 約3週間経過観察された小腸異物の一例
上尾中央総合病院1),消化器内科2),消化管内科3),肝臓内科4)
〇秋葉星哉,内田信介,山田紗李奈1),原田文人,飛田拓途,山口智央,黒沢哲生,
中村直裕,田中由理子,柴田昌幸,明石雅博2),笹本貴広3),高森頼雪4),
有馬美和子,土屋昭彦,西川稿2)
O-7. 麻痺性イレウスと鑑別を要した膵体尾部癌の横行結腸浸潤に伴う腫瘍性腸閉塞の1例
戸田中央総合病院 消化器内科
〇種井博紀,内田久美子,本間俊裕,松本将,谷口聖,林真里,秦彰宏,堀部俊哉,原田容治
O-8. 抗血栓薬非内服患者における10mm以下の非有茎性大腸ポリープをCold Snare Polypectomy(CSP)後の運動制限・飲酒制限は翌日朝までで許容される可能性がある
メディカルトピア草加病院 消化器内科
〇髙橋一宏,梅田隆満,上原なつみ
O-9. S状結腸Colonic muco-submucosal elongated polyp(CMSEP)の1例
熊谷総合病院
〇比留間晴彦,斎藤雅彦,松井真理子,門野源一郎,石川武志,野村祐介,土合克巳,
村上規子,岡本四季子,中川慧人
O-10. 大腸腫瘍に対するOver-The-Scope Clip併用EMR (EMR-O)の治療成績
埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科1)
防衛医科大学校病院 内科学2講座2)
〇江﨑航大1)2),田島知明1),村松孝洋1),石川翼1),佐野方美1),
眞下由美1),穂苅量太2),良沢昭銘1)
O-11. 当院におけるSureClip Traction Bandを併用した大腸ESDの治療成績と戦略
埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科
〇佐野方美,田島知明,江﨑航大,石川翼,村松孝洋,眞下由美,良沢昭銘
O-12. ESDトレーニングモデルG-Masterにおける大腸ESDトレーニングへの発展
埼玉県立がんセンター 内視鏡科
〇三井智広,笹部真亜沙,佐藤大幹,依田雄介
◆ワークショップ1「除菌後早期胃癌の診断・治療のポイント」(14:29~14:56)
司会:埼玉医科大学病院 消化管内科 今枝 博之
上尾中央総合病院 消化器内科 有馬 美和子
W1-1. Helicobacter pylori菌除菌歴を有する異時性多発胃癌の検討
埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科
〇高林英日己,芦田安輝,木村勇太,増渕悟志,鴇田正樹,鈴木一世,岸寛士, 砂田莉沙,
新井智洋,田中孝幸,田川慧,加藤秀輔,堀裕太朗,山鹿渚, 須田健太郎,寺井悠二,
大塚武史,山口菜緒美,松原三郎,加藤真吾,岡政志, 名越澄子
W1-2. ESDを施行したH.pylori除菌後胃癌の検討
上尾中央総合病院 消化器内科1),消化管内科2),肝臓内科3),病理診断科4)
〇山口智央1),有馬美和子1),飛田拓途,黒沢哲生,中村直裕,柴田昌幸,明石雅博, 笹本貴広2),高森頼雪3),土屋昭彦1),西川稿,絹川典子4),杉谷雅彦
W1-3. 当院おける画像強調観察を用いた除菌後早期胃癌の発見・診断の工夫
埼玉医科大学 総合診療内科1),消化管内科2),病理診断科3)
〇山岡稔1),宮口和也2),松本悠1),塩味理恵1),大庫秀樹2),都築義和2), 中元秀友1),山田健人3),今枝博之2),
◆ワークショップ2「大腸T1癌の診断・治療の最前線」(14:56~15:23)
司会:さいたま赤十字病院 消化管内科 笹島 圭太
さいたま市立病院 消化器外科 髙橋 剛志
W2-1. Water pressure methodが大腸T1癌の内視鏡治療(ESD)で有用であった1例
さいたま市立病院 消化器内科
〇山本傑,牟田口真,片平雄大,町田健太,星瞳,滝本洋一,三浦邦治,金田浩幸,
金子文彦
W2-2. 高齢者における大腸T1癌に対するESDの成績と予後因子の検討
自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科
〇三浦孝也,松本吏弘,今井友里加,勝部聡太,松本圭太,森野美奈,小糸雄大,
賀嶋ひとみ,高橋裕子,石井剛弘,吉川修平,大竹はるか,上原健志,関根匡成,
浅野岳晴,眞嶋浩聡
W2-3. 同時性・異時性転移再発の観点からみたpT1b癌に対する内視鏡治療の妥当性
さいたま赤十字病院 消化器内科
〇渡辺啓輔,高橋正憲,石田悟,今井秀人,吉井健大,土井浩達,鎮西亮,笹島圭太
◆ワークショップ3「難渋する悪性胆道狭窄への対応」(15:23~15:50)
司会:北里大学メディカルセンター 消化器内科 木田 光広
上尾中央総合病院 消化器内科 西川 稿
W3-1. 悪性胆道狭窄に対するドレナージ法の検討
上尾中央総合病院
〇黒沢哲生,西川稿,秋葉星哉,山田紗李奈,内田信介,原田文人,飛田拓途, 山口智央,
中村直裕,田中由理子,柴田昌幸,明石雅博,有馬美和子,笹本貴広, 土屋昭彦
W3-2. 当院における悪性胆道狭窄に対するERCP不成功後の対応
自治医科大学附属さいたま医療センター 消化器内科
〇関根匡成,水谷琢,橋本凌,青山佳代子,小島柊,佐藤杏美,佐々木吾也,眞嶋浩聡
W3-3. 超音波内視鏡下胆管胃吻合術(EUS-HGS)における22G針を用いたダブルガイドワイヤー テクニック(DGT)の有用性の検証
北里大学メディカルセンター消化器内科1),北里大学病院消化器内科2)
〇横倉航一1),金子亨1),黒須貴浩1),辻本太蔵1),木田光広1),草野央2)
◆教育講演 (16:10~17:00) 共催:持田製薬株式会社
『潰瘍性大腸炎の内視鏡モニタリングと最新治療』
埼玉医科大学病院 消化管内科 教授 都築 義和
司会:日本消化器内視鏡学会埼玉部会 理事長 眞嶋 浩聡
(自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科)
◆特別講演(17:00~17:50) 共催:富士フイルムメディカル株式会社
『混沌とした上部消化管の内視鏡診療を整理する』
一般財団法人淳風会 理事/川崎医科大学総合医療センター 特任教授 春間 賢
司会:第49回学術講演会当番会長 土屋 昭彦
(上尾中央総合病院 消化器内科)
◆特別発言 (17:50~17:55)
日本消化器内視鏡学会関東支部 支部長 齋藤 豊
◆閉会式 (17:55~18:10)
表彰式 「一般演題発表に対して優秀演題を選出し、表彰を行います」
閉会の辞 第49回学術講演会 会長 土屋 昭彦
第50回学術講演会 会長 堀部 俊哉
第49回学術講演会 演題募集
日本消化器内視鏡学会埼玉部会第49回学術講演会の一般演題とワークショップの演題を公募致します。
<募集内容>
*一般演題
内視鏡診療において興味ある症例、示唆に富む症例
*ワークショップ1【除菌後早期胃癌の診断・治療のポイント】
ピロリ菌除菌治療が始まって約23年が経過し、10年後には保険での適応拡大が承認され除菌治療 が拡大しました。ピロリ菌が除菌され炎症が改善すると、癌の悪性度も低くなり周囲粘膜との区 別が難しくなり、正常組織との境界が不明瞭になる傾向にあり、一般的な胃癌の早期発見が難し くなると言われています。この点を踏まえ、各施設での診断の工夫や治療のポイントなど現状と 今後の課題などに関して論議して頂きたいと思います。
*ワークショップ2【大腸T1癌の診断・治療の最前線】
大腸T1癌の正確な内視鏡診断は、NBI拡大、pit patter診断、EUSなどを複合的に使用しても困 難です。大腸癌治療ガイドラインでは、浸潤距離以外の因子が陰性であれば転移のリスクは低い といわれ、内視鏡治療のT1癌への適応拡大も論議されています。一方、海外ではSM層に存在す る腫瘍量が浸潤度1000μmを凌駕する鋭敏なリンパ節転移指標になることも報告され、また国内 では低分化胞巣が新たな有効なリンパ節転移リスク因子になる可能性が報告されていますが、い ずれにおいても十分な検証的研究がなされていません。以上を踏まえ、各施設での大腸T1癌の最 新の診断・治療に関して討論して頂きたいと思います。
*ワークショップ3【難渋する悪性胆道狭窄への対応】
悪性胆道狭窄の内視鏡的治療は、一昔前はERCP、PTCDなど数えるほどしかなく治療に難渋し、 術後胆管-空腸吻合部再発などに関しても内視鏡治療が及ばないことが多くありました。最近は、 ERCP、PTCD以外の治療方法としてHGSなどが開発され、術後胆管-空腸吻合部再発に対しても 小腸内視鏡での治療なども積極的に実施している施設が増え、胆管への多方面からのトライが可 能となってきました。こういった点を踏まえ、各施設で行っている最近の治療方法などに関して 議論して頂きたいと思います。
<抄録の提出>
①演題名
②施設名
③筆頭演者名(ふりがな)共同演者名
④本文(1000字以内)
⑤連絡先メールアドレス
送付先:埼玉部会事務局 saitamabukai@jichi.ac.jp
提出締切:9月22日(金)13:00着 ⇒ 10月6日(金)13:00必着