ニセ医者の皆様へ::あなた方に子どもを守る資格はない
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
はじめに
あなた方は医師の資格を持っているかもしれません。でもニセ医者です。なせならば健康な子どもの笑顔を奪う、12-15歳への新型コロナワクチン(以下ワクチン)接種を推進しているからです。それがヒポクラテスの誓いに背く行為だと知りながら。だからあの証書の保持者であるとあらざるとに関わらず、文句なくニセ医者なのです。
まず始めにお断りしておきますが、私も医師資格を持っています。そして12-15歳へのワクチン接種に断固反対しています。だからニセ医者ではありません。では立派な医者かというとそうでもありません。何しろ勤務先が刑務所です。おまけに小児科経験はゼロの高齢者です。新規記銘力は既に衰退し、ワクチンについての最新知識もありません。こと医学については医学部生未満。下記の如く昔話を説教するだけ。12-15歳への接種に邁進する先生方をニセ医者と罵倒するに相応しい呆け老人の妄言と思し召せ。
ワクチン接種の文脈において「ヒポクラテスの誓いに背く」の意味
それは簡単に理解できます。だってあなた方が推進しているワクチンとやらは、健康な子供達に害はあっても一利もありませんから。それは既に散々説明しました。しかし先ほど日本小児科学会のページ(新型コロナワクチン〜子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方〜>2.子どもへのワクチン接種の考え方>2)健康な子どもへの接種)を読んで、ニセ医者の皆さんに向けての注意喚起が欠如していることに気づいたので、追加してここに説明する次第です。
成人で既に厚労省によって新コロワクチンの有効性は否定されている
1.ワクチンは感染爆発とやらを防げなかった:日本はもちろん、イスラエルを始めとして日本よりもワクチン接種が遥かに進んだ国々でもPCR陽性者の激増を防げませんでした。そこは皆様ご周知の通り。
2.ワクチンには重症化抑制効果もない:厚労省が定期的に発表している「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」を分析した結果、接種率が世界最高以上の水準(1回目で86%)に達した高齢者における重症者率の低下度は、それより接種率がはるかに低い40代(40%)、50代(60%)における低下度よりも劣っていることがわかっています。このことは既に説明しました。
3.ワクチン接種がCOVID-19感染による死亡率をむしろ上昇させる可能性:これも「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」を分析した結果、ワクチン接種がCOVID-19による死亡率をむしろ上昇させる可能性が示されています。これも既に説明しました。
(注:一部ではあたかも接種後にCOVID-19感染による死亡率が激減したかのような報道がありましたが、後にこれは誤報であることが判明していますのでここでは除外しました)
米国の状況も日本の判断を支持しない:日本の未成年者人口で調整した米国の未成年者の死者数は133人。それに対して日本の未成年者死者数はゼロ!!さらに重症者数もゼロ
日本の状況だけ見ても12-15歳に対する接種を推奨するのは誤りであることは既に散々説明しました(16歳未満へのワクチン接種は不可)。あなたが日本で診療している限りその上さらに外国のデータを見る必要はこれっぽっちもありません。しかし前世紀型のアメリカ出羽の守が絶滅危惧種として一部に残存しているようなので、掃討作戦の一環として米国の状況を紹介しておきます。CDCのサイトを見たかぎりでは10代に限ったデータは見つかりませんでしたが(見つけた人は教えてください)、0-18歳の死者(*)が470人/8100万人(米国の未成年者の人口)=133人/2300万人(日本の未成年者の人口) (21/9/1現在)でした。一方日本では0-19歳の死者は重症者・死者ともに0です(東洋経済オンライン2021/9/1)。米国のデータを見ても、日本では16歳未満への接種を推奨すべきではないという結論は変わりません。(*0-4歳144人、5-18歳326人)。肝心のアメリカのデータも見ずに表向きだけのサル真似を繰り返す時代錯誤は子どもをワクチンのリスクに晒すだけです。
かつては世界一厳重だった日本の小児効能効果承認審査
成人で有効性が確立されている医薬品については小児でも効能効果が認められやすくなっています。これは世界的傾向です。例えばWHO必須医薬品、つまり有効性・安全性が世界中で確立されている医薬品346品目のうち、小児に効能効果が認められているのは、米国では304品目(88%)、英国では331品目(96%)です。それに対し日本では実に87品目が未承認、つまり承認品目数わずか259(75%)となっていました。(Approval status of essential medicines for children in the US, UK, and Japan) たとえWHO必須医薬品であっても小児効能効果は認められない。それが我が国の伝統だったはずです。今はその伝統の見る影もありません。いつからこんな杜撰な承認審査になってしまったのでしょうか?
アスピリンの轍を踏むのですか?
「小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない」は至極まともな本だと私は思っています。「アスピリンを子どもに飲ませてはいけない」と私も学生時代に叩き込まれたものでした。1980年のことでした。もちろん今でもそうでしょう。しかし考えてもみてください。バイエルがアスピリンを発売したのが1899年です。それから1980年にCDCが注意喚起を出すまでの80年間にわたってアスピリンは小児用風邪薬として処方されていたのです。たとえ結果論にせよ、子どもを標的にした史上最悪の薬害事件でした。今回のワクチン事件の原因も、かつて「小児用バファリン」の成分がアスピリンだったことを覚えている医師がみんな認知症になってしまったからではないかと私は思っています。なお、Reye症候群については、TGAのReview of Aspirin / Reye’s syndrome warning statement が良質な総説として、特に将来ある若いお医者様にお勧めです。老い先短い人は読まなくていいです。あなた方による精力的なキャンペーンで小学6年生にまで新コロワクチンが行き渡り、あなた方が(収監前に)ゴルフや温泉旅行を楽めるようになるのももうすぐですので。
晩期障害の可能性もネグレクト
新型コロナワクチンは史上初のgene delivery
systemを採用しています。ワクチンの仕組みが史上初ならばこれまでに経験したことのない晩期障害が起こってもおかしくない。そんな未知の有害事象の可能性と有益性の欠如(そもそも10代は死者も重症者もゼロ&上述のように成人での有効性も否定されている)を踏まえれば、既に40人(人口比を考えれば日本の90人に相当)の10代死亡者を出している英国JCVI判断(重篤な基礎疾患のある子どもへの接種)を踏襲する以外の選択肢はないはずでした(残念ながら過去形)。
今回のワクチン事件は私の心的外傷を呼び覚ましてくれました。変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の患者さん達の多くは思春期、20代です。潜伏期間はSSPEとほぼ同様の8-10年ですから、子どもの頃に食べた牛肉から感染したのです。潜伏期間がその程度ならもう私も無罪放免だろうとお考えでしょうか?しかし私がそう思いたくても国は認めてくれません。90-92年に英国滞在経験のある私は今でも献血ができないのですから。もちろん病原体だけではありません。小児科であるとあらざるとに関わらず、小児癌・白血病に伴う晩期合併症も想起すべきだったのです(残念ながら過去形)。
基本中の基本もネグレクト
晩期障害の完全ネグレクトは子どもを診る医師が心がけなくてはならない基本中の基本もネグレクトしていることを意味します。「子どもを診る医師はその子の病気だけでなく、その子の将来、人生まで一緒に診る覚悟を持て」。誰がそう言ったかなんて、どうでもいいことです。子どもを診ていれば誰にでもその覚悟が自然と生まれるはずなのに。その覚悟さえあれば、診療科や経験や肩書きにかかわらず、子どもを守ろうとする決意が自然と湧いてくるはずなのに。
大切な人のためにと思って接種して万が一命を落としても「自己責任」で片付けられる国
→全てはワクチン利権のために:「合法的な」接種後死亡・副作用隠しの実態
→16歳未満へのワクチン接種は不可
→新コロバブルの物語
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