会長挨拶

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学術集会開催にあたって

 このたび『第34回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会学術集会』を2024年11月15日(金)から16日(土)の2日間、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場において開催させていただくことになりました。学会場は、JR中央線金山駅で地下鉄(名城線あるいは名港線)に乗り換え、西高蔵駅あるいは日比野駅から徒歩5分のところにあります。2019年に同じ会場で藤本圭作会長のもと、学術集会が開催されて以来、5年ぶりの名古屋での開催となります。

 本学術集会のテーマは “つなぐ~ニューノーマルへ Connecting the Dots”といたしました。これは、2023年、私が会長を務めさせていただきました第45回呼吸療法医学会学術集会と同じテーマとなります。2024年になり、新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響がかなり薄れつつありますが、ポストコロナ社会におけるプレコロナ時代とは異なる「新常態」を探究したいという想いから本テーマとしました。さらに本学会が、医師のみならず看護師、理学療法士、臨床工学技士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種で構成されていることから、職種間を“つなぐ”ことや、各種団体・学会、さらには知識・技術を“つなぐ”ことも意識しております。

 本テーマのもと、今回の学術集会では、多数の他学会との共同企画に加え、教育的視点、研究の進歩、普及を踏まえた様々な企画を取り揃えております。特別講演には、瀬戸市出身の藤井聡汰八冠の師匠である杉本昌隆八段をお招きし、人材育成やチームワークのお話をしていただく予定です。海外からの講師には、オランダのエラスムス大学のMarlies Wijsenbeek先生をお招きし、間質性肺疾患における集学的評価と管理について、また、カナダのマクマスター大学からDina Brooks先生をお招きし、呼吸リハビリテーションについてご講演いただく予定です。

 是非多くの皆様に現地にご参加いただき、本学術集会を、慢性期のみならず急性期も踏まえた各種呼吸器疾患に対する呼吸ケア・リハビリテーションに関する発表、自己研鑽、ならびに参加者を“つなぐ”学術交流の場としてご活用いただければ幸いです。なお、現地参加が困難な方には、後日のオンデマンド配信を準備する予定ですので、こちらもご視聴いただけると幸いです。それでは、名古屋でお会いできることを楽しみにしております。

務局:公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科
事務局長:片岡 健介(公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科 部長)
事務局員:木村 智樹(公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科 主任部長)
     横山 俊樹(公立陶生病院 呼吸器・アレルギー疾患内科 部長/救急部集中治療室 室長)
     春田 良雄(公立陶生病院 臨床工学部 技師長)
     渡邉 文子(公立陶生病院 中央リハビリテーション部 室長)
運営事務局:
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