第11回呼吸ケア指導スキルアップセミナー

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会呼吸ケア指導士および3学会合同呼吸療法認定士の認定更新単位の取得が可能です

開催ポスター

開催日 ※コースにより日程・開催形式が異なります。

  • 会場開催:2024年11月14日(木)
  • 事前オンデマンド配信(予定):2024年10月30日(水)~11月13日(水)
  • オンデマンド配信(予定):2024年11月14日(木)~12月27日(金)

会場

名古屋国際会議場
〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号
会場アクセス

対象

医師、歯科医師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、栄養士・管理栄養士、 薬剤師、放射線技師、言語聴覚士、臨床工学技士、臨床検査技師、介護福祉士、 その他の呼吸ケア領域で専門職種として活動できる立場の人

コース

開催日 コースにより日程・開催形式が異なります
会場開催 2024年11月14日(木)
事前オンデマンド配信(予定) 2024年10月30日(水)~11月13日(木)
オンデマンド配信(予定) 2024年11月14日(木)~12月27日(金)
会場 名古屋国際会議場
〒456-0036 名古屋市熱田区熱田西町1番1号
開催形式 ハイブリッド開催
「名古屋国際会議場」で行われる会場開催と、オンデマンド配信の開催を予定しております。

【座学1】禁煙治療の再構築~多職種連携によるアプローチ【オンデマンド:半日コース】

近年バレニクリンが利用できなくなり実臨床では禁煙治療の手詰まり感もある。これを打破するため全職種による禁煙介入、行動科学的アプローチにより再構築する必要がある。このコースはオンデマンドコースになります。

企画 茂木  孝(医療法人社団至心医療会呼吸ケアクリニック東京)
期間 2024年11月14日(木)~12月27日(金)まで
定員 210名(オンデマンド配信)

プログラム内容

1. 全医療者による禁煙治療介入の必要性(仮)

荒川 裕佳子(KKR高松病院)

2. 看護師による禁煙支援(仮)

谷口 千枝(愛知医科大学看護学部)

3. 心理面からの禁煙支援(仮)

川井 治之(岡山済生会総合病院)


【座学2】患者対応力を高めるための「睡眠と呼吸」セミナー【オンデマンド:半日コース】

このコースは、睡眠とSASに関する講義を受講できるオンデマンドコースになります。

企画 大平 徹郎(国立病院機構西新潟中央病院)
期間 2024年11月14日(木)~12月27日(金)まで
定員 210名(オンデマンド配信)

プログラム内容

1. ぜひ知っておきたい睡眠の基本・トピックス・医療安全

大平 徹郎(国立病院機構西新潟中央病院呼吸器内科・睡眠医療センター)

2. 深めよう 睡眠呼吸障害の理解 〜SASを中心に〜

大嶋 康義(新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸器・感染症内科)

3. CPAP患者を支えるための今日的戦略

阿部 博樹(プラーナクリニック医療技術部)


【座学3】人工呼吸コース<シミュレーショントレーニング>【オンデマンド:半日コース】

※実技1受講者のための事前学習コースですが、実技1に参加されない方も受講可能です。このコースはオンデマンドコースになります。


企画 横山 俊樹(公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科/救急部集中治療室)
春田 良雄(公立陶生病院臨床工学部)
期間 2024年10月30日(水)~11月13日(水)まで
定員 75名(事前オンデマンド配信)
※実技1受講者のための事前学習コースですが、実技1に参加されない方も受講可能です。

プログラム内容

1. 安全管理からみた非侵襲的呼吸管理とシミュレーションの可能性
非侵襲的呼吸管理における安全性とシミュレーション教育の可能性について概説する。
2. 急性期NPPVの基礎知識
急性期NPPVの機器の構造、回路の構成など基礎的事項を学び、どのようなトラブルがあり得るかについて学ぶ。
3. 急性期ハイフローの基礎知識
急性期ハイフローの機器の構造、回路の構成など基礎的事項を学び、どのようなトラブルがあり得るかについて学ぶ。
4. 在宅NPPV・ハイフローの基礎知識
在宅NPPV、ハイフローの基礎的事項を学び、どのようなトラブルがあり得るかについて学ぶ。
5. 非侵襲的呼吸管理のケアについて
一般的なハイフロー、NPPVにおけるケアを学ぶ。
6. 非侵襲的呼吸管理のトラブル管理(動画シミュレーションデモを含む)
非侵襲的呼吸管理におけるトラブルについて対処方法の概説のうえ、シミュレーション動画を提示し、デモ症例を経験する。

これら6項目について事前配信動画にて講義を行う。後半の【実技1】人工呼吸コース<シミュレーショントレーニング>実習の参加に際しては、事前講義を視聴されていることを前提とする。なお、シミュレーション研修の参加枠には制限があるため、受講希望者が多かった場合には事前講義のパートのみの視聴となる。


【座学4】人工呼吸コース<基礎>【オンデマンド:半日コース】

「人工呼吸器のグラフィック」「NPPV専用装置」および「ハイフローセラピー(HFNC)」 をテーマにした講義のプログラムです。呼吸管理に必要な知識を実習を通じて幅広く学んでいただける内容です。 各テーマとも実機を用いた動画を用意しております。実技の動画を確認していただきながら楽しく学んでいただく予定です。このコースはオンデマンドコースになります。

企画 石髙 拓也(大和会東大和病院臨床工学室)
期間 2024年11月14日(木)~12月27日(金)まで
定員 75名(オンデマンド配信)

講師

  • 野口 裕幸(CE野口企画)
  • 阿部 博樹(プラーナクリニック)
  • 石髙 拓也(東大和病院)

プログラム内容

1.「人工呼吸器のグラフィック」
近年、在宅・搬送用の人工呼吸器にも標準搭載されるようになってきたグラフィック機能。
その機能を活かすことにより、より安全な呼吸管理が行えます。このテーマではテスト肺を用いてグラフィックの基本的内容、および見逃してはいけない波形についての動画を視聴いただけます。
2.「NPPV専用装置」
院内ならびに在宅でも用いられる「NPPV専用装置」。細やかな設定を行うことで、患者さんのアドヒアランスを高め、治療の継続が高まります。このテーマでは、NPPV専用装置、並びにマスクフィッティングの動画を視聴していただき、より効果的なNPPVについて学べます。
3.「ハイフローセラピー(HFNC)」
ハイフローセラピーが本邦に導入されて10年余り。特にコロナ禍でその普及が高まりました。さらに、近年では在宅でも用いられています。今回は、ハイフローセラピーの専用装置を用いて、導入前の装置のセットアップやカニューレの装着方法の動画を視聴していただけます。また、加温加湿の重要性などについても学んでいただけます。

【実技1】人工呼吸コース<シミュレーショントレーニング>(午前)【現地開催:半日コース】

このコースでは非侵襲的呼吸管理におけるで「ありがち」なトラブル症例を複数経験していただく。実際の患者管理をシミュレーションを通じて体験することで、参加者の経験値の足しとし、呼吸管理のスキルをアップを図る。

  • 会場開催+事前オンデマンド学習(座学3)のコースとなります。事前オンデマンド学習も視聴確認を行います。
  • COVID-19の感染状況により座学に変更になる場合がございます。
企画 横山 俊樹(公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科/救急部集中治療室)
春田 良雄(公立陶生病院臨床工学部)
日時 2024年11月14日(木)AMコース 8:30-12:30【受付8:00開始】
+事前オンデマンド視聴(前日までの視聴が必要です)
定員 32名(会場開催)
※会場での実習となります。動きやすい服装にてご参加ください。

プログラム内容

人工呼吸器シミュレーション「NPPV管理の実際とトラブルシューティング」
近年、かつてないほど非侵襲的呼吸管理が注目されている。コロナ禍の当初においてはそのエアロゾル感染リスクからハイフローやNPPVなど非挿管での呼吸管理は忌避される傾向があったが、逆に最近では重症化予防の観点からこれら非侵襲的呼吸管理に大きな期待が集まり、海外でも多くの有効性を示す知見が得られた領域である。特に近年ではエンデミック化した新型コロナウイルスはもはやcommon diseaseとして日常診療の中で診療を行っていくべき疾患となってきているが、一方である一定の確率で重症化をきたし、人工呼吸管理を要する症例が見られるため、ハイフローやNPPVなど非侵襲的呼吸管理をいかに使いこなすかは重要なテーマである。

また一方で、慢性呼吸不全の領域においても非侵襲的呼吸管理の重要性は増している。以前からCOPDをはじめ、在宅NPPVの重要性はよりエビデンスが確立しつつある領域になってきているが、さらに加えて在宅でのハイフロー管理も可能となった。急性期、慢性期問わず、これらハイフロー、NPPVといった非侵襲的呼吸管理の存在はより重要なものになってきている。

しかし一方で、これら非侵襲的呼吸管理では、管理の質が重要となる。鎮静を前提としない呼吸管理であるがため、患者の協力は重要であるが、そのためにも管理する医療者が「コツ」や「工夫」をこらすことが最も重要となる。つまり質の高いケアと安全性の確保である。急性期であれ慢性期であれ、呼吸管理は生命維持治療の一つであり、些細なトラブルであっても致命的なこととなりかねない。非常に高い緊張感を求められる管理であり、様々な知識や技術に加えて医療者の経験が重要な管理方法である。

今回のスキルアップセミナーでは非侵襲的呼吸管理におけるで「ありがち」なトラブル症例を複数経験していただく。実際の患者管理をシミュレーションを通じて体験することで、参加者の経験値の足しとし、まさに呼吸管理のスキルをアップしていただきたい。

実習内容

以下のシミュレーションを複数回繰り返す。

1.疑似症例を用いたトラブルシミュレーション 10分
人工呼吸中のトラブルを、シミュレーターを用いて疑似体験する。
ここで経験するトラブル事例はすべて過去の事例をもとにしており、現実に起こりえることである。
2.振り返り 10分
シミュレーションの体験を振り返り、起きたこと、行ったことを再度確認する。

【実技2】人工呼吸コース<基礎>(午後)【現地開催:半日コース】

「人工呼吸器のグラフィック」「NPPV専用装置」および「ハイフローセラピー(HFNC)」 をテーマにした実習講義のプログラムです。
呼吸管理に必要な知識を実習を通じて幅広く学んでいただける内容です。
各テーマとも実機を用いて、直接体験していただきながら楽しく学んでいただく予定です。

企画 石髙 拓也(大和会東大和病院臨床工学室)
日時 2024年11月14日(木)PMコース 14:00-17:30【受付13:30開始】
定員 40名(会場開催)
※会場での実習となります。動きやすい服装にてご参加ください。

講師

  • 野口 裕幸(CE野口企画)
  • 阿部 博樹(プラーナクリニック)
  • 石髙 拓也(東大和病院)

プログラム概要

1.「人工呼吸器のグラフィック」
近年、在宅・搬送用の人工呼吸器にも標準搭載されるようになってきたグラフィック機能。その機能を活かすことにより、より安全な呼吸管理が行えます。このテーマでは、人工呼吸器を体験し、またテスト肺を用いてグラフィックの基本的内容、および見逃してはいけない波形について説明いたします。
2.「NPPV専用装置」
院内ならびに在宅でも用いられる「NPPV専用装置」。細やかな設定を行うことで、患者さんのアドヒアランスを高め、治療の継続が高まります。このテーマでは、NPPV専用装置、並びにマスクフィッティングを体験することで、より効果的なNPPVを体験することができます。
3.「ハイフローセラピー(HFNC)」
ハイフローセラピーが本邦に導入されて10年余り。特にコロナ禍でその普及が高まりました。さらに、近年では在宅でも用いられています。今回は、ハイフローセラピーの専用装置を用いて、ハイフローセラピーの導入方法や、加温加湿の重要性など体験を通じて学んでいただきます。

【実技3】実践吸入指導コース(午後)【現地開催:半日コース】

―リハ職や看護師も知っておくべき吸入支援―
職能を活かし患者さんの未来を変えよう!(初級コース)

それぞれの職域で行う吸入支援を、多職種での連携の取り組み方まで考えながら学びます。初心者の方対象ですが、今までよりスキルアップしたい方もぜひご参加ください。

企画 吉村 千恵(日本赤十字社大阪赤十字病院呼吸器内科)
司会 上田 哲也(大阪府済生会中津病院呼吸器内科)
吉村 千恵(日本赤十字社大阪赤十字病院呼吸器内科)
日時 2024年11月14日(木)PMコース 14:00-17:00【受付13:30開始】
定員 42名(会場開催)
※会場での実習となります。動きやすい服装にてご参加ください。

演目1:講演

1. 医師が行う吸入支援(仮)

加賀城 美智子(大垣市民病院呼吸器内科)

2. 理学療法士・セラピストが行う吸入支援(仮)

阿部 由子(秋田厚生医療センターリハビリテーション科)

3. 看護師が行う吸入支援(仮)

齋藤 修平(大垣市民病院看護部)

4. 薬剤師が行う吸入支援(仮)

伊藤 光(平松内科・呼吸器内科-小牧ぜんそく睡眠リハビリクリニックー)

5. 吸入方法間違い探し(仮)

駒瀬 裕子(市立大町総合病院 呼吸器内科)

演目2:デバイス体験

演目3:ロールプレイ

シナリオを用いたロールプレイ(ご自身の職能を活かしたロールプレイとなります)



【実技4】呼吸介助手技習得コース【現地開催:1日コース】

このコースは、呼吸介助に関する手技(評価・治療)について学会の立場から標準化を図り、徹底した実技講習を通じてその普及と定着を進めることを目的として開設されました。

企画 竹内万里子(順天堂大学大学院医療看護学研究科)
神津  玲(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科)
日時 2024年11月14日(木)1日コース 9:00-16:30【受付8:30開始】
定員 50名(会場開催)
※会場での実習となります。動きやすい服装にてご参加ください。

Ⅰ.目的

呼吸介助に関する手技(評価・治療)について学会の立場から標準化を図り、徹底した実技講習を通じてその普及と定着を進めること。


Ⅱ.内容

前半は、呼吸介助手技の獲得に必要とされる、フィジカルアセスメントの講義と実技を実施する。後半は、ほぼ全ての時間を呼吸介助手技の実技講習に費やし、受講生の技術向上に努める。講師や実技担当者は、初学者や多職種が理解できる言葉を使用して、マニュアルに準じた内容の伝達を心がける。さらに、症例を提示して受講生自身が検討する場面を設け、習得した評価・手技を臨床に応用できる内容とする。


Ⅲ.プログラム

[午前中]

1. オリエンテーション
2. 体表解剖

京都大学病院リハビリテーション科 大島洋平先生

3. 視診・触診

埼玉医科大学病院リハビリテーション科 髙山絵里先生

4. 聴診・打診

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 田中貴子先生

5. 呼吸介助の基礎~講義~

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 田中貴子先生

― 昼休憩 ―

[午後]

6. 仰臥位 上部・下部胸郭の呼吸介助法

城西国際大学福祉総合学部理学療法学科 山根主信先生

7. 側臥位の呼吸介助法 特徴と姿勢管理

城西国際大学福祉総合学部理学療法学科 山根主信先生

8. 症例検討~評価・姿勢の検討~

城西国際大学福祉総合学部理学療法学科 山根主信先生

9. 座位の呼吸介助法

畿央大学健康科学部理学療法学科 宮本直美先生

10. 症例検討~評価・安楽姿勢の選択~

畿央大学健康科学部理学療法学科 宮本直美先生

11. 実技全体練習

SBC東京医療大学健康科学部理学療法学科 今村創先生

12. 質疑応答・まとめ

募集期日

実技(現地開催)・オンデマンド共に、8月9日(金)14時より募集開始予定

※各コース定員になり次第 申込を締め切らせて頂きます。

※実技(現地開催コース)は、時間の重複に注意してお申込みください。

キャンセルについて

お申し込みをキャンセルされる場合には、下記のお問い合わせ先までメールにてご連絡ください。 なお、受講料は、開催方法・プログラムの変更が生じた場合にも、決済完了後の返金には応じられませんのであらかじめご了承ください。

主催

一般社団法人日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
呼吸ケア指導士認定委員会
呼吸ケアスキルアップセミナー実行委員会

後援

一般社団法人日本呼吸器学会(予定)
NPO法人吸入療法のステップアップをめざす会(予定)

単位の取得について

  • WEB(オンデマンド配信)受講でも単位取得が可能です。
  • 呼吸ケア指導士認定更新単位:20単位/1日、10単位/半日
    ※非会員は単位付与対象外ですが、第34回学術集会でご入会された場合には対象となります。
  • 3学会合同呼吸療法認定士認定更新単位:25単位/1日、12.5単位/半日
  • 会場開催の場合は、遅刻・早退は認めません。会場参加者は時間に余裕をもってお越しください。
  • オンデマンドコース参加の場合は、受講(視聴)時間およびオンデマンドコンテンツの受講(視聴)率を確認します。 各コースのプログラムを全て受講(視聴)された方に単位を付与し、受講証明書を発行します。

お問い合わせ先

<運営事務局>

株式会社コンベンションプラス
〒113−0034 東京都文京区湯島2-31-14 ルーシッドスクエア湯島5階
E-mail: rcr@convention-plus.com

※ご不便をおかけしますが、登録に関するお問い合わせはE-Mailにてお願い申し上げます。