第45回日本呼吸療法医学会学術集会

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マスクフィッティング  2023年8月5日(土) 13:10~16:20 
Difficult Airway managementコース   2023年8月5日(土) 13:10~16:20
気管支鏡セミナー 2023年8月6日(日) 13:10~16:20
エコー 2023年8月6日(日) 13:10~16:20

ハンズオンセミナー1:マスクフィッティング

NPPVマスクのキホンからアドバンスまで

開催日時 2023年8月5日(土) 13:10~16:20
定 員 30名
内 容 マスクフィッティングや呼気CO2モニター測定の実際など
参加費 3,000円
対 象 医師、看護師、臨床工学士、理学療法士、薬剤師
オーガナイザー 横山 俊樹
(公立陶生病院呼吸器・アレルギー疾患内科/同救急部集中治療室)
  共催:日本光電工業株式会社
▼ 企画趣旨▼
 非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)はマスクなどのインターフェイスを介して行うことのできる人工呼吸である.急性期の呼吸不全に対する呼吸管理として現場で使用されるようになり20年以上が過ぎ,その位置づけは“確立している”と言っても過言ではないが,近年新たな技術が導入され,より新しくなった急性期NPPVが使用可能となっている.
 まず一つはヘルメットデバイスである.コロナ禍での感染対策の容易さと海外での有効性を示す知見から,本邦においても大きく期待されるインターフェイスだが,実際のところ使用経験が少ない施設が多い.またもう一つはNPPV下での呼気CO2測定である.専用マスクを用いた呼気CO2測定はこれまでみることのできなかった,NPPVのより精密な換気モニタリングが可能となった.
 これら新たな技術が導入されたNPPVだが,一方でより重要性が増しているのは管理する医療者の技術である.覚醒下に行う急性期呼吸管理であるNPPVでは,医療者がいかに使いこなし,患者との相性を補完することが重要である.なかでもNPPVが登場した当初からの最重要テーマである,マスクフィッティングを極める技術こそが最も大切なテーマであることは変わらない.
 本ハンズオンでは,「マスクフィッティングを極める技術」と「新たに登場した技術として”ヘルメットデバイス“と”呼気CO2測定“」について実習を行いたい.急性期NPPVをバージョンアップするため,これらの”技術“を学んでみませんか?

ハンズオンセミナー2:Difficult Airway managementコース

困難気道への対応、あなたは自信を持ってできますか?

開催日時 2023年8月5日(土) 13:10~16:20
定 員 20名
内 容 困難気道対応に必要な介助とノンテクニカルスキルを学ぶ
参加費 3,000円
対 象 看護師など気道確保の介助に関わる医療従事者
オーガナイザー 佐藤 暢夫(聖マリアンナ医科大学)
オーガナイザー兼講師 中川 雅史(聖マリアンナ医科大学)
▼ 企画趣旨▼
 困難気道対応にはアルゴリズムを理解した介助者の存在が不可欠です。本セミナーは日本麻酔科学会気道管理アルゴリズム (JSA-AMA)を理解し、困難気道対応時に介助がスムーズに行えることを目標としています。内容はJSA-AMAの講義、手技および介助(用手気道確保、種々の気管挿管デバイス、声門上器具、外科的緊急気道確保)のハンズオントレーニング、実践的なシナリオトレーニングから構成されております。本セミナーで困難気道対応に必要な補助およびノンテクニカルスキルを身に着けて明日からの臨床に生かしていただければと思います。

ハンズオンセミナー3:気管支鏡セミナー

エキスパートに習うベッドサイドで使える気管支鏡の基本手技

開催日時 2023年8月6日(日) 13:10~16:20
定 員 15名
内 容 吸引・洗浄/生検/ポータブル 
参加費 3,000円
対 象 気管支鏡を専門としない医師および気管支鏡検査に携わる関連コメディカル
オーガナイザー 今泉 和良(藤田医科大学医学部呼吸器内科学講座)
  協力:オリンパスマーケティング株式会社
▼ 企画趣旨▼

 重症患者の呼吸管理ではベッドサイドで気管支鏡を行う必要に迫られることがある。
 喀痰排出困難による気道閉塞や無気肺の改善
 気道異物などの除去
 気道出血、肺胞出血の診断、出血部位の同定
 難治性肺炎起因菌の同定のための下気道検体の採取
 などにおいて気管支鏡が果たす役割は大きい。
 本セミナーでは気管支鏡を専門としない医師やコメディカルスタッフがベッドサイド気管支鏡に携わるために必要となる基本的な知識と技術を気管支模型を使用して実際に気管支鏡手技を行うことで習得することを目標とする。

ハンズオンセミナー4:エコー

3時間で学ぶLung POCUSのエッセンス

開催日時 2023年8月6日(日) 13:10~16:20
定 員 12名 
内 容 ①肺エコーの基本を知る
②BLue protocolを知る
③肺エコーの基本を経験する
④BLue protocolを経験する 
⑤気道・横隔膜を知る
 気道・横隔膜を経験する 
参加費 3,000円
対 象 Lung POCUSに興味がある医師・看護師・コメディカル
オーガナイザー 谷口 隼人(横浜市立大学附属市民総合医療センター)
  協力:カーディナルヘルス株式会社
  株式会社メディコン
  富士フイルム株式会社
  GEヘルスケア・ジャパン株式会社
▼ 企画趣旨▼

 救急搬送される患者の訴えの中で、呼吸困難を呈する患者は多い。しかし呼吸困難の状態では、正確な病歴を聴取することは難しく、また身体所見も十分に取得できません。しかし、呼吸困難を呈する病態には一分一秒も無駄にできず、迅速で正確な判断が求められます。そこでベットサイドで迅速に身体所見以上の評価が得られるツールとして、Lung POCUSが昨今注目されています。本セミナーではLung POCUSのエキスパートが3時間でみなさんにそのエッセンスをお伝えします。Lung POCUSの基礎から実際の使い所、そして肺だけなく、気道、横隔膜のPOCUSも学びます。

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