ご挨拶
このたび、来る2023年8月5日(土)から6日(日)の2日間、ウインクあいち(愛知県産業労働センター)において『第45回日本呼吸療法医学会学術集会』を開催する運びとなりました。伝統ある本会の会長を拝命し、大変光栄であると同時に成功に向けて大きな責務を感じつつ鋭意準備を進めているところです。
新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の影響が長期化する中で、社会状況や生活環境に様々な変化が起きておりますが、医療従事者が一丸となってプリコロナ社会からの変遷と向き合い、ポストコロナ社会における「新常態」を探究したいという想いから、本会のテーマを“つなぐ~ニューノーマルへ Connecting the Dots”といたしました。本学会が、医師のみならず看護師、臨床工学技士、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなど多職種で構成されていることから、職種や、各種団体・学会、さらには知識・技術を“つなぐ”ことも意識しております。
本学術集会はコロナ禍においても対面での開催形式を維持してまいりました。現状ではまだまだCOVID-19の影響下にありますが、今回は従来の形式に近い形で海外講師もお招きし開催させていただきたいと思っております。また、呼吸療法に関する教育、研究の進歩、普及を図り、さまざまな工夫を取りいれていく予定です。本学術集会を、著しく進化、発展している呼吸療法医学の研修ならびに参加者を“つなぐ”学術交流の場としていただければ幸いです。
是非多くの皆様にご参加いただけることを願っております。
第45回日本呼吸療法医学会学術集会
会長 近藤 康博
公立陶生病院 副院長
同呼吸器・アレルギー疾患内科