研究成果
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)におけるdsRNA認識関連分子の遺伝子多型解析(楠原浩一)
dsRNAの認識分子とSSPE発症との関連を一塩基多型 (SNP) を用いて解析し、TLR3遺伝子のL412F (c.1234 C/T) 多型において、Fアリルの頻度がSSPE群で有意に高いことを明らかにした。L412FはTLR3とdsRNAとの結合を変化させることにより、SSPEの疾患感受性に関与する可能性がある。
dsRNAの認識分子とSSPE発症との関連を一塩基多型 (SNP) を用いて解析し、TLR3遺伝子のL412F (c.1234 C/T) 多型において、Fアリルの頻度がSSPE群で有意に高いことを明らかにした。L412FはTLR3とdsRNAとの結合を変化させることにより、SSPEの疾患感受性に関与する可能性がある。