研究成果
キナクリン投与例における Unified MSA Rating Scales Ⅱによる評価(調 漸)
キナクリン投与による臨床症状の変化をさまざまな臨床評価スケールを用いて評価した結果、Unified MSA Rating Scales Ⅱを一部改変したものが最も優れていた。これによると一過性にミオクローヌスと表情表出に治療効果が現れていることが判った。
キナクリン投与群と非投与群での生存期間の比較 ()
キナクリン投与群では生存期間が長い傾向がみられた。キナクリン投与群の方が長崎大学附属病院入院歴があるなど単純な比較は困難であるが現時点でキナクリン投与群のみが生存者がおり更にこの傾向は明らかになると思われる。その原因は不明である。