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『人工呼吸』第17巻2号 目次

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2000年10月1日発行

総説

重症呼吸不全肺の圧容量曲線―その臨床的意義―中川 聡

原著

ベンチュリ効果を利用した大量ネブライザにおける結露の影響田中 千年ほか

委員会報告

HFO trialプロトコール(案) 高頻度振動型人工呼吸器による重症呼吸不全患者の呼吸管理―多施設共同研究委員会
非侵襲的陽圧換気(Non-invasive Positive Ventiration;NPPV)の使用状況に関するアンケート調査結果多施設共同研究委員会

第22回日本呼吸療法医学会プロシーディング招請講演

1. COPDの新たな見方宮城 征四郎
2. 高齢者肺炎―その病態と治療関沢 清久
3. 肺線維化の機序とその制御林 誠二ほか
4. ICU患者の睡眠障害と概日リズム大川 匡子

教育講演

1. ベッドサイドでの血液ガスの読み方諏訪 邦夫
2. 胸部画像診断(CTを含む)相馬 一亥
3. 呼吸不全に対する換気モード繁田 正毅
4. 腔内ケアの重要性と注意点行岡 秀和
5. ICU・CCUの呼吸理学療法―手技とEBM―高橋 哲也

指定講演

人工呼吸関連肺炎の予防対策篠崎 正博

コメディカル・ジョイン卜ミーティング 人工呼吸器の取り扱いと安全管理

JM-1 母子センターにおける人工呼吸器管理業務と安全管理澤竹 正浩ほか
JM-2 当院における人工呼吸器関連のトラブルについて堀 昭ほか
JM-3 人工呼吸器の保守を始めるにあたって宗方 孝次
JM-4 人工呼吸器の取り扱いと安全管理高橋 俊郎
JM-5 在宅用人工呼吸器の取り扱いと安全管理白井 敦史ほか
JM-6 イージーミスの発生状況とその防止策―安全な人工呼吸回路とは―山崎 功晴

パネルディスカッション1. 最近の人工呼吸器の機能解析とその臨床応用

P1-基調講演 Total ventilatory support鈴木 聡ほか

パネルディスカッション2. 在宅人工呼吸療法

P1-基調講演 Partial ventilatory support 医者の立場,何が困っているか今中 秀光
P2-1 わが国のHMVの現状石原 英樹
P2-2 慢性肺胞低換気の病態高橋 雄司ほか
P2-3 非侵襲的陽圧換気療法大井 元晴ほか
P2-4 麻酔科とHMV上出 正之
P2-5 栃木県における在宅人工呼吸療法の現状と課題西澤 正豊
P2-6 芳賀赤十字病院における慢性呼吸不全患者への在宅人工呼吸療法の試み阿久津 郁夫

シンポジウム1. 急性肺傷害発症のメカニズムと治療戦略―分子レベルからの検討

S1 基調報告 TerminologyからみたARDS森永 俊彦
S1-1 急性肺損傷の病態におけるRho/Rho kinase pathwayの役割の解明と治療への応用石井 芳樹ほか
S1-2 急性肺損傷とアポトーシス川崎 雅之ほか
S1-3 急性肺傷害におけるアポトーシスの関与―Fas/FasLおよびPerforin/Granzyme―橋本 悟ほか
S1-4 急性肺障害の肺線維化過程における熱ショックタンパク質(HSP70と47) の役割岩坂 日出男ほか
S1-5 ⅠⅠ型肺胞上皮細胞の増殖による急性肺傷害の治療三川 勝也ほか
S1-6 低酸素による肺傷害の遺伝子発現変化大野 誉ほか
S1-7 ARDS症例における肺由来の生化学的指標の検討石坂 彰敏

シンポジウム2. 危機的呼吸障害患者の管理

S2-1 急性上気道閉害とその対策におけるcontroversy島田 二郎
S2-2 経皮的拡張気管切開施行症例の検討―上気道閉塞に対する適応―森 正和ほか
S2-3 急性気道狭窄に対するヘリウムO2療法宮野 博史ほか
S2-4 致死的気管支喘息患者に対するβ2受容体刺激性エロゾル吸入療法鶴田 良介ほか
S2-5 難治性気管支喘息発作の急性期管理櫻井 滋ほか
S2-6 吸入麻酔法と気管支喘息重積発作刑部 義美ほか
S2-7 心不全時の低酸素症池崎 弘之ほか

看護コンセンサスカンファレンス 呼吸管理中の患者の睡眠を考える

CC-1 人工呼吸下の患者の夜間睡眠補助薬としてのプロポフォールの反復投与の効果布宮 伸ほか
CC-2 ICU入室患者の睡眠―アクチグラフによる評価,昼間の光・夜間の閣の重要性―西村 信哉
CC-3 呼吸管理中の患者の睡眠を考慮した看護ケアの検討道又 元裕
CC-4 ICU入室中の睡眠・覚醒リズムが患者の精神・睡眠状態に及ぼす影響三瓶 智美ほか
CC-5 当ICUにおける睡眠と夜間の看護ケアの実際関 由希ほか

一般演題

D-01 呼気中NO濃度とスパイロメトリー,動脈血液ガス分析値との関係渡海 裕文ほか
D-02 メインス卜リ一ム方式カプノメ一夕による外鼻孔サンプリング呼気終末CO2分圧と動脈血CO2分圧の比較鶴田 良介ほか
D-03 新しい経皮的気管切開キット(BLUE RHINO)の使用経験岡 克彦ほか
D-04 当センターにおける経皮的気管切開術の検討―気管支鏡による観察の重要性―藤田 尚宏ほか
D-05 乳児の呼吸理学療法と助骨骨折金子 武彦ほか
D-06 ブラッドアクセスカテーテルを用いて気管拡張を行った先天性気管狭窄症の1例速水 元
D-07 遷延するARDS、DICにメチルプレドニゾロン少量投与が著効した1症例萬代 良一ほか
D-08 G-CSF 投与に続発したARDS に対しHFO を施行した1症例長野 修ほか
D-09 手術創のMRSA感染による多臓器不全から救命できた1症例夜久 英明ほか
D-10 抜管直前の小児でのbag-CPAPとPSVの呼吸パターンの相違星 邦彦ほか
D-11 Intermittent mandatory ventilationの乳児呼吸負荷に及ぼす影響今中 秀光ほか
D-12 圧容量曲線に及ぼす換気interventionの影響藤野 裕士ほか
D-13 PSV立ち上がり速度の変化が吸気時間に及ぽす影響―シミュレータによる検討―水谷 太郎ほか
D-14 CPAPにおけるCP-100呼吸モニタによる呼吸仕事量測定の問題点磨田 裕ほか
D-15 肺胞洗浄時の経食道エコーの有用性―肺胞蛋白症患者での経験―坪 敏仁ほか
D-16 超音波エコーを用いた鎮静薬投与下における横隔膜運動の検討江島 豊ほか
D-17 デュアルサーボコントロール式加温加湿器の温度プローブ装着状況と,吸入気温度山口 修ほか
D-18 人工鼻フイル夕と加温加湿器の比較検討加藤 祐子ほか
D-19 重症肺傷害イヌにおける部分液体換気施行中の至適-PEEP―酸素供給量を指標として―五十嶺 伸二ほか
D-20 American Thoracic Society (ATS)基準に準拠したNO呼出土量測定―心臓手術患者での臨床応用―石部 裕一ほか
D-21 Datex/Engstrom CS/3コンパクトモニターとデルタトラックとの比較高橋 伸二ほか
D-22 パテントブルーはSpO2の読みを低くする:メカニズムの解析久保田 一郎ほか
D-23 用手加圧練習装置の試作とその効果大塚 将秀ほか
D-24 重症患者の院内搬送―用手換気と搬送用ベンチレータの比較―中村 利秋ほか
D-25 静岡県立総合病院集中治療部における抜管基準の再検討白石 義人ほか
D-26 重症間質性肺炎例の検討柳下 芳寛ほか
D-27 呼吸困難が急速に進行した口腔底蜂窩織炎(Ludwig's Angina)の2症例垣花 学ほか
D-28 致命的な肺障害に対して,右腋窩動脈を送血路にしたVA ECLSを行い救命できた1例藤井 智子ほか
D-29 経気道的塞栓術が有効であった健側肺の気胸の1例宮庄 浩司ほか
D-30 呼吸シミュレータによるPAV(PPS) の作動状態尾崎 孝平ほか
D-31 BiPAP Visionの吸気努力比例式補助換気法(PAV) の基礎的研究による臨床的位置付け財津 昭憲ほか
D-32 BiPAP Visionに搭載されたPAVモード使用時のrunawayについて鮎川 勝彦ほか
D-33 重症筋無力症の拡大胸腺摘出術前後にNPPVを用いて有用であった1例久木田 一朗ほか
D-34 急性呼吸不全に対する非侵襲的呼吸補助(NIPPV) の限界山内 順子ほか
N-01 効果的な呼吸理学療法のプロトコール作成に向けての検討佐藤 悦子ほか
N-02 閉鎖式気管内吸引法における吸引圧の検討―吸引圧の設定と呼吸循環動態の変化―中村 美香ほか
N-03 気管切開チューブの接続用具の検討尾崎 弘美ほか
N-04 人工呼吸器取り扱い上の事故分析日古見 由紀美ほか
N-05 生体肺葉移植後のICUでの看護―呼吸器感染対策と精神面の援助古庄 礼子ほか
N-06 在宅人工呼吸療法患児の家族への援助―家族の聞き取り調査と健康調査を行って―大内 方規子ほか
N-07 小児在宅人工呼吸療法における退院指導の検討 退院指導マニュアルを活用した症例を通して村杉 恵りほか
N-08 慢性呼吸不全における非侵襲的陽圧呼吸法中のマスクの検討林 真理ほか
N-09 NPPVにおける不快でない加温,加湿はどれぐらい―健康被検者におけるアンケート調査―石井 淳子ほか
N-10 人工呼吸器の加湿効果に関する人工鼻と加温加湿器との比較検討熊崎 美穂子ほか
C-01 呼吸管理モニターCO2SMO Plus 8100 & データ検索ソフトの有用性佐藤 一ほか
C-02 人工呼吸器の遠隔監視システムの試み佐藤 一ほか
C-03 人工呼吸器の使用中トラブルによる保守管理の検討菊池 紀敏ほか
C-04 当院における人工呼吸器の安全管理田中 千年ほか
C-05 人工呼吸器の保守管理体制の現状―アンケート調査を元に―中村 郁香ほか
C-06 能動タイプ呼気弁の検討―その2―魚岸 博明ほか
C-07 分時換気量による人工鼻の性能比較蒔田 美波ほか
C-08 吸入器・加温加湿器を併用した小児在宅人工換気療法の検討松井 晃ほか
C-09 機械的人工呼吸中におけるF&P MR 730型加温加湿器の最適設定の模索山本 信章ほか

人工呼吸関連機器ユーザーのレポート

べアー1000レンタル器導入の経験【アイ・エム・アイ(株)】杉山 昌巳
ユーザーの希望が反映されるM6α 【木村医科工業器械(株)】尾崎 孝平ほか
呼吸回路固定具,Cirfitの使用経験【(株)スカイネット】西村 匡司
新しい加温加湿器の薦め―フィシャ&パイケル社製:MR850―【(株)東機貿】山本 信章
Practical Experience with ATC in Daily Use 【ドレーゲル光電】Reto Stocker
赤ちゃんに優しい人工呼吸管理―BABY LOG 8000プラスの使用経験―【日本ドレーゲル(株)】松原 聡ほか
新生児・小児用の搬送用ベンチレータSIMSニューパック社ベビーパックベンチレータ【日本メディコ(株)】木内 恵子ほか
コスモプラス(CO2SMO Plus)8100を更に活用するために【フクダ電子(株)】堺 武男
LTV 1000 (Pulmonetic systems社製)を用いた重症患者の院内搬送【フジ・アールシー(株)】中村 利秋ほか
PB 840人工呼吸器の新生児・小児に対する使用経験【マリンクロットジャパン(株)】志馬 伸朗ほか
POCTソリューション―血液ガス電解質システムABL™77―【ラジオメータートレーディング(株)】柳津 仁志

機器紹介

【アトムメディカル(株)】
【オリジン医科工業(株)】
【日本シャーウッド(株)】
【エアウォーター(株)】
【バイエルメディカル(株)】