本学会について

日本移植・再生医療看護学会 第5期 理事長ご挨拶

第5期,理事長就任にあたって
第5期理事長就任にあたり一言抱負を述べさせていただきます。
この日本移植・再生医療看護学会は2005年10月に日本移植・再生医療看護研究会として創立し,翌年には日本移植・再生医療看護学会として活動を始めました。移植医療における移植看護がどうあるべきか,社会にどう貢献していくのかを学術集会を通して検討してまいりました。
元理事長の林優子先生が日本移植・再生医療看護学会の基本となる7つの提言を第10回日本移植・再生量看護学会学術集会で講演されておられます。『①移植・再生医療看護に携わる看護者が哲学的基盤を持つこと,②看護者間での情報発信と共有,③移植・再生医療看護の教育・研究活動の推進,④移植・再生医療看護の専門性の確立,⑤地域・社会に向けた移植・再生医療の教育と啓発活動,⑥看護的立場からの社会的発言権の獲得,⑦本学会の移植・再生医療における看護的見解の表明のさらなる推進』です。この提言の具現化に向けて教育委員会,看護倫理検討委員会,広報委員会,政策検討委員会,編集委員会の各委員会が活動しております。教育委員会では移植看護用語ワーキンググループ,移植看護の定義を考えるワーキングループ,移植看護研修ワーキンググループを立ち上げ活動を進めております。看護倫理検討委員会では脳死移植に関する倫理について検討を進めております。広報委員会はホームページの改善を通して広く会員の皆様に活用してもらえる内容の充実を図っています。政策検討委員会では移植看護の立場から保健医療への提言を行っています。編集員会では研究倫理審査ワーキングループを立ち上げ,研究倫理審査についての準備をしています。また,移植看護テキスト作成ワーキンググループなど活動を進めております。 また,毎年11月に開催しております学術集会も2019年には第15回を迎える運びとなりました。学術集会長をお引き受けいただきました多くの移植関連施設の看護部長様のご尽力があった賜物と感謝申し上げます。これからも,学会の発展・推進のためには,会員の皆様が委員会活動や学術集会に積極的にご参加いただき,本学会の活動を盛り上げていただきますようお願い申し上げます。その結果として,日本移植・再生医療看護学会が社会に対して実践的な発展や改革をもたらすことにつながると考えます。

日本移植・再生医療看護学会
第5期 理事長
赤澤 千春

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