査読者+
医療分野の様々な問題点を雑談集として集めてみました。
私が実際に経験したり、医療関係の仲間から聞いたエピソードです。
ある有名な医学雑誌に投稿した時の実際にあったエピソードです。
いわゆるインパクトファクターが10を超える雑誌でした。
論文投稿後は査読者からの指摘により、その指摘に対して、追加の実験やデータ解析をおこない、
査読者が納得した後に、論文が受理されるのが一般的です。
医学雑誌により、査読者の数が決まっているのですが、一般的に2−3人であることが多いです。
今回の医学雑誌では通常3人までの査読者が担当していました。
論文投稿後、査読者コメントが送られ、その時の査読者は3名でした。
彼らのコメントは比較的マイルドなもので、少しの追加実験で、彼らの疑問を解決できる内容でした。
しかし、その数日後に何故かもう1人の査読者からのコメントが追加で送られてきたのです。
私は今までに100回以上 論文の査読コメントをもらっていますが、
追加でコメントがきたのは、この1回だけです。
おまけに、このコメントの内容を解決するには、新たな実験を組まなければいけないような、
非常にシビアなコメントでした。
あくまで、類推ですが、
雑誌の編集者レベルの研究者が、編集室に置かれていた私達の論文を見て
新たに査読者として、対応困難なコメントを送ってきたのではないかと思いました。
このように、雑誌編集者にライバル関係にある研究者が存在すると
論文が受理されることが難しくなります。
逆に、雑誌編集者とくに編集長が友達だと、普通なら受理されないような論文が受理されたりします。
自分の研究室のボスが編集長をしていると論文が受理されることは容易です。
このような背景もあり、留学中の論文、特に有名教授の研究室での論文は
日本でマイナーな研究室で出した論文よりもインパクトファクターが高くても
内容は大したことないことはよくあります。
しかし、業績を評価する段になると、このような細かい背景はあまり考慮されないみたいです。
私が実際に経験したり、医療関係の仲間から聞いたエピソードです。
ある有名な医学雑誌に投稿した時の実際にあったエピソードです。
いわゆるインパクトファクターが10を超える雑誌でした。
論文投稿後は査読者からの指摘により、その指摘に対して、追加の実験やデータ解析をおこない、
査読者が納得した後に、論文が受理されるのが一般的です。
医学雑誌により、査読者の数が決まっているのですが、一般的に2−3人であることが多いです。
今回の医学雑誌では通常3人までの査読者が担当していました。
論文投稿後、査読者コメントが送られ、その時の査読者は3名でした。
彼らのコメントは比較的マイルドなもので、少しの追加実験で、彼らの疑問を解決できる内容でした。
しかし、その数日後に何故かもう1人の査読者からのコメントが追加で送られてきたのです。
私は今までに100回以上 論文の査読コメントをもらっていますが、
追加でコメントがきたのは、この1回だけです。
おまけに、このコメントの内容を解決するには、新たな実験を組まなければいけないような、
非常にシビアなコメントでした。
あくまで、類推ですが、
雑誌の編集者レベルの研究者が、編集室に置かれていた私達の論文を見て
新たに査読者として、対応困難なコメントを送ってきたのではないかと思いました。
このように、雑誌編集者にライバル関係にある研究者が存在すると
論文が受理されることが難しくなります。
逆に、雑誌編集者とくに編集長が友達だと、普通なら受理されないような論文が受理されたりします。
自分の研究室のボスが編集長をしていると論文が受理されることは容易です。
このような背景もあり、留学中の論文、特に有名教授の研究室での論文は
日本でマイナーな研究室で出した論文よりもインパクトファクターが高くても
内容は大したことないことはよくあります。
しかし、業績を評価する段になると、このような細かい背景はあまり考慮されないみたいです。