本 年表は国文学研究資料館のデータベース利用許可を真柳が得て作成していますので、引用以外の転 載・加工を禁止します。
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用する場合、事前に各所蔵者へ問い合わせ、必ず利用の許諾をとってください。
(1)「緒言、凡例、七三三年~一七一一年」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』1号53-76頁、2006年9月 (Bulletin
of the College of Humanities, Ibaraki University, Studies
in Humaities
and Communication, Vol.1 p.53-76, September 2006)*
(2)「一七一一年~一七七一年」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』3号49-72頁、2007年9月 (Bulletin
of the College of Humanities, Ibaraki University,
Studies in Humaities
and Communication, Vol.3 p.49-72, September 2007)**
(3)「一七七二年~一八〇三年」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』4号37-60頁、2008年3月 (Bulletin
of the College of Humanities, Ibaraki University, Studies
in Humaities
and Communication, Vol.4 p.37-60, March 2008)**
(4)「一八〇四年~一八二六年」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』5号25-48頁、2008年9月 (Bulletin
of the College of Humanities, Ibaraki University, Studies
in Humaities
and Communication, Vol.5 p.25-48, September 2008)***
(5)「一八二七年~一八四八年」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』7号1-24頁、2009年9月 (Bulletin of the College of Humanities, Ibaraki University, Studies in Humaities and Communication, Vol.7 p.1-24, September 2009)****
(6)「一八四八年~一八七三年(完)」『茨城大学人文学部紀要 人文コミュニケーション学科論集』8号1-21頁、2010年3月
(Bulletin of the College of
Humanities, Ibaraki University, Studies in
Humaities and
Communication, Vol.8 p.1-21, March 2010)****
*本報告は日本学術振興会科学研究費平成十八年度基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌
学的研究」の一環である。
**本報告は日本学術振興会科学研究費平成十九年度基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研
究」の一環である。
***本報告は日本学術振興会科学研究費平成二十年度基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影響の書誌学的研
究」の一環である。
****本報告は日本学術振興会科学研究費平成二十一年度基盤研究(B)(海外学術調査)「中国古医籍が日・韓・越の伝統医学形成史に与えた影
響の書誌学的研究」の一環である。
以下は07,2,26、07,10,10、08,03,28、09,10,14、10,9,3、10,10,17、11,8,30、15,7,11に修訂。2015,11,22に大規模増訂完。16,1,27、16,12,7、17,3,3修訂、18,3,15
所在の注記と公開画像へのリンクを完了。
緒言
かつて医薬学は博物学と相当に近い関係にあり、かなり共通する対象を研究してきた。日本人が著してきた医薬学・博物学に関連する文献は、現存するだけで一万
種をはるかに越える。それらの著述年表はこれまでも個々に編纂されてきたが、代表的コレクションや著名な書だけに依拠する場合が多く、もれている著述も少なく
ない。
一方、日本国内の現存本を中心とする日本人の著述は、『国書総目録』と『古典籍総合目録』におよそ網羅されている。ただし、その厖大さと五十音配列のため、
医薬学・博物学関連の書を抜粋し、年表化することがかつては困難だった。しかし国文学研究資料館が両書から所在情報だけを除いて統合し、新たな情報も追加して
作成した「国書基本データベース(著作編)」が二〇〇四年四月から一般公開されたため、大量の書誌情報を正確に利用できるようになった(二〇〇六年一二月二七
日より著作四十五万七千件・著者六万七千件・書誌四十二万六千件と所在情報も含めた「日本古典籍総合目録」データベースが公開され
http://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/about.html、前記データベースは公開を終了した)。
本年表は著作約四十四万七千件、著者約六万七千件を収録した「国書基本データベース(著作編)」より医薬学・博物学関連に分類された著述を検索し、その書誌
データから必要最小限の情報を抽出・整理し、さらに真柳の知見等も加えて年代順に配列したものである。これを上記の(一)~(六)に報告し、さらに修訂をかさ
ねてきた。二〇一五年七月からは「日本古典籍総合目録」データベース等に基づき、成年未詳書について編著者名・書名の特徴などから「名寄せ」を実施し、当たら
ずとも遠からずの範囲で増補した。むろん正確は期しがたいが、これにより年代ごとの傾向と数量の変化を、より実態に則して把握するためである。
しかし本年表は当データベースの情報を浅学な管見に基づき加工し、いささかの知見を補足したに過ぎない。注意を払ったつもりではあるが、書式の不統一や書
名・年代の混乱および重複などが予想される。またデータ情報を見落としていたり、補足すべき情報がもれていたりする可能性もあろう。これら以外にも不備は多々
あると思われるが、諸賢のご叱正を賜り、今後も改訂と増補を続けたいと考えている。
なお当データベースを利用した本年表の作成と学術公開については、国文学研究資料館に申請してご許可をいただいた。ここに記して国文学研究資料館のご厚意に
深謝申し上げる。
凡例
一 本年表は国文学研究資料館の電子資料館にてウェブ公開さ
れていた「国書基本データベース(著作編)」にて検索した書誌情報に基づき、一部に真柳の知見を補足したものである。検索は当データベース分類の医学・鍼
灸・本草・薬物・獣医・蘭学・洋学・博物・植物・動物・魚介・生物・鉱物・物産・飲食・度量衡・化学・農業・災異について行った。二〇〇六年四月時点で
各々の分類で検索された書種は医学一〇七二〇、鍼灸四七八、本草一八一六、薬物一八七六、獣医一八〇、蘭学七、洋学六、博物二〇六、植物六六五、動物五三
八、魚介二〇八、生物一六、鉱物一四、物産三六八、飲食一九五、度量衡一九〇、化学九五、農業六九八、災異一三〇五にのぼる。これらより以下の各項目に記
した情報を抽出したが、農業と災異では救荒・本草・薬物・博物・洋学・蘭学の関連書についてのみ抽出した。明白な和刻写の漢籍は削除したが、準漢籍および
亡佚漢籍の輯佚本は採用した。
二
二〇一五年度さらに「日本古典籍総合目録」データベースhttp://base1.nijl.ac.jp/~tkoten/に基づき大規模に補訂した。二
〇一六年度には「近代文献情報データベース」http://school.nijl.ac.jp/kindai/も併用し、上記分類以外から医療・医人・
医史に関連する文献・絵図、流行病・医療・医薬を題材とした「医事説話」本などを明治末年まで増補した。また三木栄『朝鮮医書誌』(一九七三)、宗田一
『図説・日本医療文化史』(一九八九)、篠原孝市『臨床鍼灸古典全書』(一九八八~九五)解題、野尻佳与子『くすり広告』(一九九五)、畠山豊『錦絵に見
る病と祈り』(一九九六)、小曾戸洋『日本漢方典籍辞典』(一九九九)、伊藤恭子『はやり病の錦絵』(二〇〇一)、長野仁『鍼のひびき灸のぬくもり』(二
〇〇二)、鈴木則子『江戸の流行り病』(二〇一二)、福田安典『医学書の中の「文学」』(二〇一六)、『温知堂古医籍目録』『日本医史学雑誌』『醫譚』
『薬史学雑誌』と真柳蔵書なども参照して補訂した。
三 各書の成立や序刊の年号に西暦を補足して年順に配列し、各書誌事項を西暦 年号 著編者名 〔角書〕正書名(別書名、旧書名) 巻冊【分類】所在 後
印再版年 注記の順で記した。注記のうち参照すべき文献は「→」以下、重印年や再版年は分類項目の後に西暦で「一七〇〇・〇二版も」のように記し、真柳が
データベースの内容に補訂ないし別の内容を補足した項目には【補】を加えた。
四 成年未詳の写本や異本・続編等は現存最古本の筆写年あ
るいは編著者の没年、成年未詳書は年代の明らかな関連書の以下に配列し、いずれも仮配列につき西暦・年号をつけない。公開画像がある成年未詳書は、筆写年
代を大きく室町・江戸前期・江戸中期・江戸後期のように判断して配列した。編著者の没年月日は『国書人名辞典』および「日本古典作者事典」
http://www.geocities.jp/manyoubitom/S1mokuji.htm、「日本洋学者人名一覧」http:
//www.geocities.co.jp/rainichi20051/ ほかに拠り、生年および名・字・号・通称・室号なども補記した。
五 同一年の文献はその年号に付された以下の各注記に従い、編著者没年・筆写年・無記・成・伝授・自序・自跋・稿・序・跋・凡例・識語・奥書・序刊・跋
刊・刊・伝の順で配列、同一注記内では書名の五十音順で配列した。ただし同一年に同一編著者の書が複数ある場合は、可能な範囲で前後に配列した。年号以下
に「刊」がない書は基本的に写本として現存し、注記に「○○による」のある書は基本的に現所在が未詳ないし亡佚している。同一書が幾度も刊行された場合
は、以後の各版年も注記した。
六 一書に成と刊など複数の年号等がある場合および複数の奥書がある場合は早い年号で配し、それ以外の年号も併記した。複数年の序や跋等がある書は最も後
の年で配し、それ以前の序・跋年も併記した。
七 年代が○○頃・○○年間とある場合、および書名中にのみ年代がある場合は当該年号の末尾に年間・頃・書名中年号の順で配し、それら同一の年代表記内で
は書名の五十音順で配列した。また○○年書籍目録の記載による年代不詳書は○○年の末尾に、年号のみの書籍目録の記載による年代不詳書は当該年号の最末尾
に刊本として配し、書名の五十音順で配列した。
八 多年にわたる筆写ないし刊行で成立した書は、その最後の刊写年で配列し、同一年刊写本の筆頭に置き、( )内に刊写の開始年を注記した。刊写年等が
「従天正頃至慶長」「文化・文政頃」「天保・弘化」「文政より天保頃」のように複数の年号にわたる書は、その期間の最後の年に書名の五十音順で配列した。
同一年内に複数の編著書がある人物は、以上の配列順次にしたがわず、可能な範囲内で前後に配列した。
九 特定できる数年に順次筆写ないし刊行された書は当該各年に分出させ、各々に別の筆写年ないし刊行年を注記した。同一書名の一編・二編等が数年にわたり
刊行された書は、各編の刊年毎に分出させ、各々の文末に別編の刊年・著者等を注記した。
一〇 書名・人名の漢字は基本的に「日本古典籍総合目録」データベースに従い、人名・書名の特殊な読みは( )内に記した。
一一 以上の凡例で網羅しきれない内容等は、誤認を招かない表記法で区別した。各書の所蔵者は例外を除いて割愛したが、それらについては岩波書店の『補訂
版国書総目録』『古典籍総合目録』および国文研の「日本古典籍総合目録」データベースlにて検索されたい。
○
七〇一 大宝元成 刑部親王等 大宝律令一七巻(律六巻・令一一巻)【法制】医疾令の復原試案(丸山、二〇〇九)で医官育成の学習書を、医生に甲乙(経)・脈経・本草(集
注)・小品(方)・集験(方)等、針生に素問・黄帝針経・明堂・脈訣・流注偃側等図・赤烏神針等経、薬園生に本草(集注)を規定【補】
七〇三 大宝三後 藤原宮遺跡SD一〇五溝出土木簡(典薬寮関係)に「本草集注上巻」等の墨書【補】
七二〇 養老四 舎人親王等 日本書紀三〇巻【通史】欽明一五年(五五四)条に百済から医博士の奈率王有㥄陀と採薬師の施徳潘量豊・固徳丁有陀が来朝、推古一
〇年(六〇二)条に百済僧の勧勒が遁甲方術之書などを持参と記録【補】
七三一 天平三年七月一七日 書生田辺史(真人) 新修本草を書写(杏雨書屋蔵旧仁和寺本巻一五奥書)【補】
七三三 天平五成 出雲国風土記【物産・地誌】国
文研ほかに文化三(一八〇六)版 産出薬記録多数【補】
七四七 天平一九 法隆寺伽藍縁起并流記資財帳一軸【薬物・寺院】宮書ほか蔵 天平六・八年(七三四・七三六)に香薬一一種を平城宮皇后宮に納入の記録【補】
七四八 天平二〇 正倉院 写章疏目録【目録】大日本古文書編年文書三 新修本草二〇巻を著録【補】
七五六 天平勝宝八 種々薬帳一巻【薬物・文書】正倉院蔵 孝謙天皇・光明皇后が東大寺盧舎那仏に六〇種の薬物を献上した目録、薬物
の一部は正倉院に現存【補】
七九七 延暦一六 菅野真道等 続日本紀四〇巻【通史】天平宝字元年(七五七)一一月九日条の孝謙天皇勅で、医生に本草(集注)・大(太)素・甲乙(経)・脈
経、針生に素問・針経・明堂・脈决(訣)を指定 延暦六年(七八七)五月一五日条で典薬寮が新修本草の採用を上奏【補】
八〇八 大同三成 一七七三 安永二刊(五巻) 安倍真直・出雲広貞ら 大同類聚方一〇〇巻【医学】東博・九大ほか蔵 大和文華ほかに文政一一(一八二八)版も 安永版ほか流布本は全て偽撰【補】
出雲広貞 難経開委一巻【医学】本朝書籍目録(一二九四奥書)による
八三一 天長八成 秘府略【博物・辞典】国
文研ほかに江戸写本など 巻八六四に呉普本草・本草集注を引用【補】
八三三 天長一〇成 一六五〇 慶安三刊 清原夏野ら 令義解一〇巻【法制】内閣ほか蔵 国文研ほかに江戸版 医疾令逸文あり
八四八 承和一五 大村直福吉(承和〔八三四~八四八〕頃の人) 治瘡記【医学】日本医学史等による
八四〇 承和七 藤原緒嗣 日本後記四〇巻(存一〇巻)【通史】延暦一八年(七九九)二月乙未(二一日)条に、「(和気)広世…大学会諸儒、講論陰陽書・新撰
薬経(新修本草)・太素等」と記録【補】
八六〇 貞観二 十月三日没(七八五 延暦四生)物部広泉 摂養要訣二〇巻【医学】本朝書籍目録等による
八七〇 貞観一二 三月三十日没(七九三 延暦一二生)菅原岑嗣等奉勅撰 金蘭方五〇卷【医学】宮書に平安写本や国会ほかに大江広彦校の文政版もあるが偽撰 京
大富士川に二六巻(巻八~二三)附金蘭方燼残篇十八巻目次一巻七冊の江戸後期写本【補】
金蘭方燼残篇十八巻目次【医学】上掲の京大富士川蔵(金蘭方の付) 偽撰だろう【補】
八八九 寛平元 菅原善綱 名論要抄【医学】平安医学史の研究による【補】
八九一~八九七 寛平三~同九頃 藤原佐世 日本国見在書目録一冊【書目・医史・薬史】大和文華ほかに写本 中国医薬書多数を著録【補】
八九七 寛平九没(八四七 承和一四生)藤原佐世 現在書目医家一巻【医書目】無窮神習蔵(医家奇賞丁) 日本国見在書目録の抄出
九世紀中 小野蔵根 集註太素三〇巻【医学】日本医学史・本朝書籍目録による【補】
八九八~九〇一 昌泰元~延喜元成 昌住 新撰字鏡一二巻【博物・辞典】国文研ほか蔵 新修本草を利用【補】
九一八 延喜一八成 深根輔仁 掌中要方(掌中方)一巻【医学】日本紀略等による
九一八後~九二五前 延喜一八~延長三成 一七九六 寛政八多紀元簡序 一八〇二 享和二刊 大医博士源(深根、深江は誤伝)輔仁 本草和名(倭名本草)二巻
【本草】享和版は紅葉山文庫旧蔵古鈔本を多紀元簡が校訂 古鈔本は現存不詳で、岩瀬に小島宝素影写本と台北故宮に森立之影写本 小島尚真が古鈔本ほかによる校注等を森立之・約之と相互に記入した享和版が国会に、森父子が記入した後印版(日本古典全集に影印)は松本書屋に【補】
(深根)輔仁 養生抄七巻【医学】本朝書籍目録による
九二一 延喜二一成 (深根輔仁) 養生秘抄一巻【医学】本朝書籍目録による
九二二~九三一 延喜二二~承平元頃成 一八〇一 享和元刊 源順 和名類聚抄一〇巻【博物・辞典】享和版は国文研ほかに 中国医薬書多数を引用【補】
九二七 延長五 藤原時平ら 延喜式五〇巻五〇冊【法制】国会白井(巻三七典薬寮式一冊)ほか蔵 巻三七に典薬寮での医書講読日数を「太素四六〇日、新修本草・小品方三
一〇日、(楊上善)明堂二〇〇日、難経六〇日」と規定【補】
九八四 永観二成 一八五九 安政六刊 丹波康頼 医心方三〇巻【医学】安政版は半井本(東博蔵、一九八四国宝)に基づく 一八六〇版や影印本も
九九一 正暦二自序 一七〇五 宝永二刊 具平親王 弘決外典抄四巻【医学・天台】大東急蔵 一二八四奥書本(金沢文庫、重文)や一七〇九版も【補】
九九五 長徳元 四月十九日没(九一二 延喜一二生)丹波康頼 医心方抄一冊【医学】刈谷蔵 後世の抄出か託名書【補】
丹波康頼 神遺衆古秘法方録(神遺秘法方録・神遺方録)三巻三冊【医学】宮書ほか蔵 託名書【補】→神遺方
丹波康頼 一八二三 文政六刊 神遺方三巻三冊【医学】静岡県図葵ほか蔵 康頼に託名した後世の偽撰【補】
丹波康頼 丹波康頼口授一冊【医学】京大富士川蔵(吉田家称意館旧蔵の江戸前期写本 金元の処方もある中条流の産料書で、外題の丹波康頼口授は託
名)【補】
丹波康頼伝 大和本草別本一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵 後世の託名書【補】
一〇四五 来迎院如来に寛徳二写本 五蔵曼荼羅【天台・医学】青蓮院吉水(一一一八元永元写本)・実蔵坊真如(一二七〇文永七光慶写本)も【補】
一〇四七 永承二頃 惟宗俊通 香字抄【本草・香道】国会ほかに写本【補】
一〇七七 承保四 久志本常任(康平・承保〔一〇五八~一〇七七〕頃の人) 略用修製集一巻【医学】日本医学史による
一〇八一 永保元自序 一七九六 寛政八跋刊 丹波雅忠 医略抄一冊【医学】国会白井ほか蔵 乾々に寛政九(一七九七)版も【補】
一〇八八 寛治二 二月十八日没(一〇二一 治安元生)丹波雅忠 医心方拾遺二〇冊【医学】本朝書籍目録による
一〇九二~一一四六 寛治六~久安二 兼意 香要抄二巻二冊【本草・真言】乾々本(重文)は保元元(一一五六)奥書【補】
一〇九二~一一四六 寛治六~久安二 兼意 穀類抄一冊【本草】安田一本は保元元(一一五六)写【補】
一〇九二~一一四六 寛治六~久安二 兼意 宝要抄一帖【本草・仏教】明治四一複本あり【補】
一〇九二~一一四六 寛治六~久安二 兼意 薬種抄二巻【本草】天理に上巻(平安中期兼意写一軸、重文)と杏雨に保元元(一一五六)奥書本(二軸、重文)
【補】
一一六五 永万元奥書 惟宗俊通 〔俊通〕香薬抄【本草・真言】東博に勝賢写三軸と安政四写一冊、大東急に江戸末期写一冊【補】
一一六六 京大に永万二写本 薬字抄一軸(丹波抄五巻の内)【本草・真言】
一一七三 承安三奥書 伝屍治法秘法(屍治法秘要)一巻一冊【医学・仏教】名古屋真福寺旧蔵 台北故宮に小島宝素影写本【補】
一一八一 養和元頃 丹波知康(養和元生存) 灸穴抄【鍼灸】日本医学史による
一一八二 養和二識語(一一七一 承安元識語も) 座右抄一巻【鍼灸】尊敬に一二五八倉部侍郎写本 散佚中国医書の引用多→吉日抄【補】
吉日抄一冊【鍼灸・陰陽道】尊経に室町中期写本 散佚中国医書の引用多→座右抄【補】
一一八三 寿永二頃 丹波憲基(寿永二生存) 病源抄【医学】日本医学史による
一一八四 寿永三 蓮基 長生療養方二巻一冊【医学】国会・宮書ほか蔵
平安時代 医大同白知要論一〇〇巻【医学】日本医学史による
平安時代 和気起業 延寿明経一〇〇巻【医学】日本医学史による
平安時代 丹波義済 勘細記一二巻【医学】日本医学史による
平安時代 丹波雅忠 清法略治一二巻【医学】日本医学史による
平安時代 和気定盛 和薬方【薬物】日本医学史による
平安時代 丹波頼基 薬種功能抄【薬物】日本医学史による
平安時代 和気定良 療治方【医学】日本医学史による
平安末~鎌倉初 真福寺所蔵零本甘草丸等方一冊【医学】台北故宮に小島宝素影写本【補】
平安末~鎌倉初 (伝)土佐光長画 (伝)寂蓮詞書 病草紙(疾草紙・異疾草子)一軸【医学・絵巻】京博の関戸本一〇面は国宝 同時期別本の異本病草紙(原本佚)は伝本三種みな詞書がない(国会ほか蔵)【補】
一一八九 文治五奥書 麻島若狭守林活 麻嶋流眼科秘伝書四冊【医学】研医会図蔵 三力屋左衛門相伝 眼目口伝之書・麻嶋灌頂小鏡之巻・眼目養生之次第・諸薬
秘伝書からなる
一一九四 建久五奥書 丹波長基 四花患門灸法(四花灸法)一冊【鍼灸】台北故宮・乾々蔵(享和元一八〇一多紀元簡写)
一二〇一 建仁元 七月十八日没(生年未詳)丹波頼基 医書一冊【医学】尊経に正応四(一二九一)丹波守長写本
一二〇七 建永元成 成辨(明恵) 加持温病法一帖 【医学・仏教】金沢文庫蔵【補】
一二一一 承元五成 一二一四 建保二再編 一六九四 元禄七刊 明庵(栄西) 〔栄西禅師〕喫茶養生記二巻一冊【医学・茶道】方福寺に承元五手稿本、元禄七
版は研医会図ほ
か蔵 一八〇七版も 中国医薬書の引用多【補】
一二二四 貞応三奥書 産秘抄一軸【医学・仏教】金沢文庫に正応二(一二八九)仙海写本【補】
一二二四 貞応三奥書 伝屍病肝心抄等(慶政医方集)【医学】松田福一郎蔵(伝屍病灸治と合一軸 重美)
一二三六 嘉禎二前成? 〔本草〕和名抄【本草】川瀬一馬蔵に室町末写本 内容は多く本草和名による【補】
一二六〇 鎌倉中期 丹波嗣長 藤原貞幹校 遐年要鈔存上巻一冊【医学】東大に小島宝素写本【補】
一二六七 文永四奥書 馬医草紙(馬医絵巻)一巻【獣医・本草】東博本は重文 写実的薬草図にはドクダミ語源の毒散味(トクタミ)も【補】
一二七七 建治三奥書 臓腑拾類抄三巻【医学】日本医学史等による
一二八〇 弘安三(一二六〇 正元二から) 生西(宇佐神宮の社僧) 五体身分抄(集)三巻【医学】東博に天保四(一八三三)写の漢文「五体身分抄」二冊本と和文「五体身分集」三冊本 成立年は医史学会二〇二二・三例会の富田氏発表による【補】
一二八二 弘安五成 惟宗具俊 節用本草二巻【本草】日本博物学年表等による
一二八四 弘安七序 惟宗具俊 本草色葉鈔(本草色葉抄)八冊【本草】内閣に室町末写本【補】
惟宗具俊 医談抄二巻一冊【医学】京大富士川・乾々蔵【補】
一二八七 弘安一〇 七月六日没(一一九九 正治元生)良忠然阿 看病用心鈔一帖【医学・浄土】竜谷に常楽寺蔵本写二部、浄厳院に応永二〇隆尭写、京都常楽寺
に貞治二存覚写三種あり【補】
良忠然阿 記主禅師知識看病用心一冊【医学・浄土】大谷蔵(版本・臨終指南鈔の内)【補】
一二八八 正応元 九月三十日没(一二二一 承久三生)和気種成 続添要穴二巻【医学】日本医学史による
和気種成 太医習業一巻【医学】日本医学史による【補】
一二八八 正応元 丹波行長 衛生秘要抄一冊【医学】楂{艸+考}に延文六(一三六一)奥書本、大東急に室町写本【補】
一二九一 正応四 栄仏授 深覚受 薬法書一帖【薬物】真福寺に室町写本
一二九三 永仁元序 一八三〇~四四 天保年間刊 惟宗時俊 医家千字文註一冊【医学】天保版は国会ほかに
一二九七 永仁五奥書 五蔵曼荼羅和会釈二巻二冊【仏教・医学】金沢文庫蔵【補】
一二九九 正安元自序 惟宗時俊(朝廷医) 続添要穴集二巻【医学】静嘉堂に存上巻【補】
惟宗時俊 名医伝二巻【医史・伝記】日本医学史による【補】
一三〇四 嘉元二 梶原性全 頓医抄五〇巻五〇冊【医学】内閣に室町写本→一三一五万安方
仮名万安方五〇巻【医学】内閣に室町写本二一冊(巻四四欠)→〈参〉一三〇四頓医鈔
一三一二 正和元頃 明忍房剣阿 産生類聚抄二巻二冊【医学・仏教】金沢文庫に手稿本 審海の著とも【補】
一三一五 正和四 九月二十五日没(一二六四 文永元生)西園寺公衡 衛生至要鈔一冊【医学】無窮神習蔵
一三一五 正和四 梶原性全 〔覆載〕万安方六二巻【医学】最終稿は一三二七成 内閣に延享二(一七四五)写本五七冊ほか各所に【補】
一三三一 元徳三 精算 四薬綱義二巻二冊【医学・仏教】唐招提寺蔵 金沢文庫に貞和二(一三四六)写の下巻一冊【補】
尊経に鎌倉末期写本 陰癩論一冊【医学】
尊経に鎌倉末期写本 延寿要集二冊【医学】
尊経に鎌倉末期写本 医書一冊【医学】
高野山宝亀院に鎌倉時代写本 五蔵曼荼羅和会一帖【真言・医学】【補】
一三三四 建武元成 我宝 伝屍病二十五方(伝屍廿五方・伝屍労廿五灸法)一巻一冊【医学】国会・宮書ほか蔵
一三三七 建武四 一月二十二日没(一二六六 文永三生)梶原性全 捧心方【医学】本朝医家著述目録による
一六八三 天和三刊 梶原性全 婦人頓医鈔七巻七冊【医学】内閣・京大富士川・杏雨蔵
一三五六 延文元成 金瘡療治鈔一冊【医学】成年は日文研宗田本奥書による【補】
一三六二~六八 貞治年間成 一六五七 明暦三刊 有林(有隣) 有林福田方一二巻一二冊【医学】明暦三版は内閣ほか蔵 宮書に文明二(一四七〇)写本、内閣に紅葉山文庫旧蔵写本(有林悲田方巻一三を付す一三冊本)も【補】
室町密教僧? 耆婆五臓経二巻一冊【医学】台北故宮に一八三三写本、内閣に一八三六写本 彩色の五蔵内景図・虫図・神図など多く、頓医抄・福田方も引用 内藤くすりに彩色写本の入江中務少輔御相伝針之図(耆婆五臓経、童〔銅〕人形図面)一冊も【補】
一三七九~一三八一 天授五~弘和元成 康頼本草(本草和名鈔、本草和名伝抄、和名本草)【本草】国会ほか蔵 丹波康頼に仮託の偽撰ゆえ書名は敢えて「こうらいほんぞう」と読む【補】
一三九一 明徳二 富小路範実 鬼法一冊【医学】日本衛生文庫五(国会ほか蔵)に活字本 金創外科書【補】
坂浄快(室町初期の人) 秘方二十八剤【薬物】日本医学史による
坂浄秀(室町初期の人) 鴻宝秘要鈔【医学】日本医学史による→一五〇八続添鴻宝秘要抄
鎌倉末~室町初 〔和気太医〕 新方(存巻上)一冊【医学】仁和寺心蓮院旧蔵 台北故宮に小島宝素写本 伝写過程は仁和寺→文政一一(一八二八)高田某密取→東道策見借→浅井正封補写→浅井
正翼→小島宝素模写 小島本からの坂立節写本は内閣に【補】
法隆寺に南北朝末~室町初写本 〔医薬調剤古抄〕一軸【医学】書中の〔丹波〕忠景は一三三〇~三一に典薬頭【補】
一三九五 応永二 七月十二日没(一三四九 貞和五生)和気常成 家蔵方類一〇〇冊【医学】日本医学史による
一四〇一 応永八 十二月十三日奥書 五蔵次第図一巻一二章【医学】台北故宮に永正五(一五〇八)奥書写本【補】
一四三一 永享三 允能 瑠璃壺一冊【医学】乾々蔵
瑠璃壺一流方一冊【医学】大阪府石崎蔵
瑠璃巻三抽書一冊【医学】乾々蔵
一四四九 宝徳元 本騎結次第一冊【獣医】乾々蔵
一四五〇 乾々に宝徳二奥書写本 安騎書一冊【獣医】
一四五一 宝徳三序 中川子公 一八〇〇 寛政一二刊 捧心方二巻【医学】慶大富士川ほかの寛政版奈須恒徳木活字八巻本(捧心本方)は巻四・五欠【補】
一四五四 享徳三自序 活民子 古今奇験連珠方一冊【医学】国書解題による
活民子 精英本草二巻【本草】九大蔵
一四五四 享徳三 飯尾永祥 撮壌集三巻三冊【辞書】東大ほか蔵 巻下の医書部医経類に「素問経・太素経・難経・明堂経」を記述
一四五五 康正元(景泰六)自序 一六八〇 延宝八刊 月湖 大徳済陰方四巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七一四版も 月湖は架空人物 本書は宋・陳自明の婦人大全良方を節略 成書は〔類証辨異〕
全九集と同じ一五四二頃か→一七九九産科秘録【補】
一四五六 康正二自跋 一七九三 寛政五刊 竹田昭慶 延寿類要二巻二冊【医学】内閣に室町写本も【補】
竹田昭慶 医家古籍考一冊【医学】京大蔵
一四六一 尊経に寛正二写本 金袖光義抄(金袖抄・初心光義抄)二巻一冊【医学】
一四六一 尊経に寛正二自筆写本 丹波頼秀 精選秘要抄(精選秘用方)六巻六冊【医学】【補】
一四六四 寛正五写 安西流馬医絵巻(安西流馬医伝書)一軸【獣医】三井高孟蔵 信州大農に宝永七(一七一〇)写本も【補】
一四六八 応仁二 八月十六日没(一三八四 元中・至徳元生)吉田徳春(号は仁庵 室町幕医で吉田宗桂の曾祖父) 徳春先生手沢薬性歌(春徳先生手沢薬性歌)
一冊【薬物】京大富士川蔵【補】
一四七三 文明五 五月十一日没(一四三〇 永享二生)細川勝元伝 秘伝秘薬諸病治方/竜安殿(田代秘伝之方)一冊【医学】宮書に大永四(一五二四)宗現写本
→一五四六霊蘭集
一四七九 文明一一 八月二一日(一四七八 文明一〇年三月八日から) 竹田昭慶口授 弟子某筆録 竹門文明口決一巻(もと二冊子)【医学】和泉市個人蔵 森
ノ宮医療大の『Tehamo』2巻1号(2022)にカラー図版と横山解説【補】
一四八一 文明一三 十一月二十一日没(一三九四 明徳五生)一休宗純伝 眼科金方芳木秘函一冊【医学】京大富士川蔵
一四八四 文明一六跋 江戸中期刊 慈赫著 三上慈岳編 和方/凍青堂家言一冊【医学】早大ほか蔵 元禄以降の知識で書かれており、慈赫跋の文明一六年と合致しない 三上慈岳が慈赫に仮託したのだろ
う【補】
一四九一 延徳三頃 竹田定治 竹田定治日々記存巻上一冊【医学】研医会図蔵 延徳年間の治療日記
一四九一 延徳三自序 高橋英全(英因) 太一続稿二冊【本草】龍谷大蔵【補】
尊経に室町中期写本 安驥最要抄一冊【獣医】宮書に江戸末写本(旧表紙に馬医秘伝書)
尊経に室町中期写本 医馬要訣一冊【獣医】
尊経に室町中期写本 鈍凡灌頂五臓諸病灸針図一冊【獣医】
尊経に室町中期写本 医書一冊【医学】
茶図成簣に室町中期写本 小児方【医学】
一四九七 岩瀬に明応六奥書本 医書一冊【医学】
一五〇三 文亀三 田代三喜 当流和極集二巻一冊【医学】京大富士川・乾々蔵→一五四六辞俗功聖方・一五二五〔新撰〕和極集【補】
一五〇四 永正元 金創秘伝一冊【医学】日本医学史による
一五〇四 永正元奥書 小笠原政清 食物服用之巻一冊【飲食】石泰蔵
一五〇六 杏雨に永正三奥書本 安驥集六〇巻【獣医】市立米沢図にも存一八冊→一六〇四仮名安驥集
一五〇六 永正三 安西又八郎 病馬死相之巻一冊【獣医】乾々に自筆本
安西又次郎(善心)奥書 安西極意之巻(安西極意秘密巻)一冊【獣医】乾々蔵
幸島安西/極意之巻一冊【獣医】乾々蔵
安西又次郎善心 安西家学秘密集一冊【獣医】乾々蔵
安西神伝秘密馬書一冊【獣医】国会白井蔵
一五〇七 永正四 一月五日没(生年未詳)半井道三(和気利長) 半井道三療治聞書(道三十二月)一冊【医学】京大富士川蔵(心牛・雖知苦庵養生物語・品物小箋を合綴)
一五〇八 永正五自序 坂浄秀著 坂浄運補 続添鴻宝秘要抄(鴻宝鈔)八巻【医学】京大富士川に室町末期写一〇冊本
坂浄運 遇仙方八巻【医学】日本医学史による
坂浄運 脈書三冊【医学】内閣蔵(続添鴻宝秘要抄を付す)
一五〇八 永正五自序 坂浄秀 達源方【医学】日本医学史による
一五〇九 永正六初稿 一五二九 享禄二再稿奥書 谷野一柏(雲庵)著 難経雲庵抄(俗解難経抄)二冊【医学】後裔の福井三崎家に一栢の自筆再稿本 一栢が和
泉府(堺)で熊宗立の俗解八十一難経を抄写し、延寿院(竹田高定)の講義を記入【補】
研医会図に室町末~江戸初写本 難経抄二冊【医学】上冊・下冊【補】
一五一一 永正八 永正・安西流馬医絵巻一軸【獣医】
安西流馬医絵巻の一種/馬書之事しめし左に一軸【獣医】麻大白井蔵 永正・安西流馬医絵巻に類似
一五一二 杏雨に永正九識語写本 半井明重? 三位法眼伝(三位法眼家伝秘方百二十種)一冊【医学】
一五一四 永正一一 尾州大一坊口伝 馬嶋眼科方書(馬嶋流眼科方書)一冊【医学】千葉大蔵【補】
一五一五 永正一二 竹田定祐 竹田家修合三種辯一冊【医学】京大富士川蔵 炮製・調剤の書→一五七三竹田家修合三種辨
一五二〇 永正一七頃 丹波親康(永正一七生存、通称丹三位、朝廷医)編 咽喉舌歯伝方【医学】
一五二一 宮書に永正一八写本 半井明重? 三位法眼家伝秘方一冊【医学】宮書・京大富士川ほか蔵
家伝秘方一冊【医学】竜門蔵(山科言綱・同言継写、享禄四言継校了識語) 巻首に三位法眼家伝秘方百廿種書と題す
三位糟尾法眼家秘方【医学】京大富士川蔵(医聖堂古代医書叢の内)
糟尾家続女伝之秘方三巻一冊【医学】京大富士川蔵
三位法眼家伝抄一冊【医学】乾々・龍谷大蔵 家伝の枢要【補】
三位法眼家伝方一冊【医学】大阪府石崎蔵
三位法眼家秘密集一冊【医学】杏雨蔵
三位法眼秘法一冊【医学】日大富士川蔵
三位法眼? 医方私一冊【医学】京大富士川蔵
医方私註集二冊【医学】乾々蔵
一五二三 曼殊院に大永三尊鎮写本 伝屍病治方秘伝一冊【医学】
一五二五 大東急に大永五写本 阿伽陀薬一冊【薬物】【補】
一五二五 大永五 一柏子 医学講一冊【医学】聿修堂書目・日本医学史による
一五二五 大永五 竹田定祐 傷寒初心抄一冊【医学】京大富士川蔵
一五二五 大永五 田代三喜 捷術大成印可集一冊【医学】宮書に室町時代写本
一五二五 大永五 田代三喜 〔新撰〕和極集【医学】→一五〇三当流和極集【補】
田代三喜 本方加減秘集一冊【医学】大阪府石崎蔵【補】
一五二八 享禄元没(一四六〇 寛正元生)竹田定祐(名は定祐、字は月海 竹田昭慶の子で朝廷医) 月海雑録一巻【医学】宮書に多紀元簡一七九一写本
一五二九 享禄二没(一五〇五 永正二生)丹波宗康(朝廷口科医) 丹波宗康口科書一冊【医学】乾々蔵
丹波宗康 口科撮要一冊【医学】プリンストン大に一八一八写本【補】
一五二九 享禄二 月舟寿桂筆 竹田月海光照法印真讃并序一冊【医学・伝記】研医会図に自筆本【補】
一五三〇 享禄三 半井道三編 半井明親補訂 周監方一冊【医学】台北故宮に一六七九写本【補】
一五三〇 享禄三 九月十二日没(一四八六 文明一八生)山科言綱編 薬種調味抄(薬種調味様大略并薬性薬味等)一冊【薬物】竜門に自筆本
一五三〇 享禄三自序 樵青斎洞丹 煙蘿子針灸法一冊【鍼灸】杏雨に自筆稿本 煙蘿子は伝説上の唐代人で、本書の内容や樵青斎洞丹は恐らく無関係【補】
一五三一 享禄四 丹波親康 口中秘伝一巻【医学】日本医学史による
一五三二 享禄五 一立編 典薬抄録(典薬抜書)一冊【医学】京大に文政一二写本
一五三二 天文元序 田代道喜 医学迪蒙(月湖抜萃医学迪蒙)三巻三冊【医学】京大富士川蔵
一五三四 天文三序 度会常光(姓を久志本とも) 管蠡備急方(管蠡備要方)三巻三冊【医学】京大富士川に天文一五写本【補】
一五三四 天文三跋 度会常光 管蠡草灸診抄一冊【医学】京大富士川に天文一五写本【補】
一五三四 天文三 白山院土当延流一冊【医学】研医会図蔵 天文三年薩摩に伝わる明国竜芝の秘方
一五三八 天文七 中川子公 補心方一〇巻【医学】日本医学史による→一四五一捧心方と同か【補】
一五四〇 天文九序 一六五四 承応三刊 吉田宗桂(意安) 運気論一言集四冊【医学】寛文十年書籍目録等による 版本は理科大下浦に存巻一、巻頭に(吉田)宗恂意安撰と記すが序年は宗恂生前の天文九(一五四〇) 理科大下浦の天文一一(一六四二)奥書写本一冊にも同年序あるが巻頭ともに撰者名無記→序年か宗恂作のいずれか
が誤伝【補】
一五四〇 天文九奥書 竹田三位法眼 三位法眼家伝秘方・百余書(種)一冊【医学】研医会図蔵 薬性論・炮製部・三位法眼家伝之秘方・脈法・灸法など【補】
一五四二 天文一一頃成 一六〇八 慶長一三古活字刊 月湖著 曲直瀬道三編 〔類証辨異〕全九集(仮名本)七巻七冊【医学】慶長古活版は杏雨蔵 一六二二(研医会図ほ
かに)・三二・三三六一・七二・九九・一八一八版(漢文四巻)も 研医会図に永禄九(一五六六)奥書室町写本(巻二・五存)【補】
和語全九集一冊【医学】乾々蔵
一五四四 天文一三 四月十五日没(一四六五 寛正六生)田代三喜(三帰とも 曲直瀬一渓道三の師とされ、導道は別人) 医案口訣一冊【医案】聿修堂書目・日
本医学史による
田代三喜伝 小笠原大膳太夫受 眼目療治書一冊【医学】研医会図に慶安二(一六四九)写本
田代三喜伝 小笠原大膳太夫受 眼療秘方書一冊【医学】研医会図蔵
田代三喜編 三帰流大成捷術之方(大成捷術方)一冊【医学】宮書に室町時代写本
田代三喜編 〔三帰流〕夜談義一冊【医学】宮書に室町写本
田代三喜 小児諸病門一冊【医学】内閣・内藤くすり蔵
田代三喜 諸食禁好集一冊【医学】京大富士川蔵
田代三喜 諸薬勢揃薬組之方一冊【薬物】宮書に室町時代写本
田代三喜伝 〔小児療天下無雙〕十二神方薬一冊【薬物】内閣に文化七(一八一〇)写本
田代三喜 授蒙薬性能毒田代方一冊【薬物】乾々蔵
田代三喜 能毒集一冊【薬物】乾々蔵
三帰撰 当流能毒集(百一味能毒)一冊【薬物】内藤くすり蔵 七一味に追記の三〇味について効能を記した日本的薬性論の書【補】
三帰 〔三帰翁〕百一味作字一冊【医学】乾々に曲直瀬道三写本
三帰薬種隠名一冊【本草】東博・杏雨蔵
田代三喜伝 目伝書一冊【医学】京大に寛政九(一七九七)写本
田代三喜述 曲直瀬道三記 涙墨紙(涙墨一紙)一冊【医学】乾々に今大路玄淵写本
古河三喜 愚按療治本一冊【医学】京大富士川に寛文六(一六六六)奥書写本
一五四四 天文一三自序 一五五四 天文二三自跋 道器(篷庵)著 難経篷庵抄一冊【医学】杏雨に手稿本【補】
一五四六 天文一五 細川勝元著 片岡晴親校 霊蘭集二巻【医学】京大富士川ほか蔵 横川景三の霊蘭集叙は一四七二年、現存は下巻金創編一冊のみ【補】
一五四六 天文一五成 寛永古活字刊 曲直瀬道三 (仮名本)授蒙聖功方(聖功方)二巻二冊【医学】杏雨に縦本、杏雨・京大富士川に横本二種 一六四七整版(矢口米三ほか蔵)も 一五五八の捷径辨治集と同内容【補】
一五四六 天文一五頃 曲直瀬道三 (真名本)辞俗功聖方二冊【医学】京大富士川ほかに写本 内藤くすり蔵の同名書二巻一冊は仮名本で天文一九(一五五〇)の道三奥書あり→一五四六
授蒙聖功方 ともに田代三喜の一五〇三当流和極集に近似【補】
一五四六 天文一五序 南条宗鑑 撰聚婦人方(宗鑑婦人方、玉機微義婦人門)三巻【医学】内藤くすりに文政一三(一八三〇)奈須恒徳写本
一五四七 天文一六 四月七日没(生年未詳)半井明親(驢庵) 和気記抄一冊【医学・家伝】大阪府石崎蔵【補】
一五四九 天文一八 田代昌純(三喜斎) 古方書二巻一冊【医学】内閣蔵 田代三喜斎と田代三喜は別人【補】
一五四九 天文一八奥書 一七七三 安永二刊 三喜斎昌(田代昌純)純著 若山立意評注 天文医案二巻一冊【医案・史料】京大富士川ほか蔵 原本は三喜斎秘法一巻【補】
三喜斎秘伝諸病用薬集一冊【薬物】京大富士川蔵
一五四九 天文一八成 曲直瀬道三 救急本草一巻一冊【本草】杏雨蔵【補】
一五五〇 天文一九 四月二十七日没(生年未詳)竹田定珪 薬雅一巻【薬物】日本医学史による
一五五一 天文二〇成 桑島仲綱 馬医醍醐三〇巻一二冊【獣医】麻大白井蔵 初之第一~第四:七ケ寒熱・五観動・血脈八道・臥場大事・血方五ケ条・悪血知巻・五病平薬・五病悪相並吉相・五
臓寒熱並知陰陽・知陰陽・脈薬相当相尅・瓜療治平薬巻・薬加減・五臓論・大本儀巻上中下・仲国惣暈・損病巻・至限巻・薬性論・灌頂秘赦九・四ケ巻・懐符巻上
下・灌頂巻上中下・金伝集巻上下・不伝集上中下巻・懺悔巻上中下・秘伝集(仲国秘伝集上巻全八巻・下巻全八巻)、中之第一~第四:玉要集全六巻・金益集上下・玉伝集上下・離舌集上下・三ケ之秘伝・外法之巻・馬旋毛之図・駒割
巻(図)・金瘡両方・本灌頂全十巻・秘止良・陰目録(第一 五観動之脈・第二 血脈八道・第三筋瘡処方)・外物五ケ条・五輪砕(図)・桐巻全十二巻・円鏡巻二
十巻、後
之第一~第四:網橋全六巻 梧枝落第一‐三・十八ケ条第一‐三・管天集・大延無失全二十巻・系図・忿類全十巻・無冥十巻・百問答全三十巻(仲国百
問答全三〇巻と項目九八ある)から成る
一五五二 天文二一跋 一八〇八 文化五刊 曲直瀬道三抄訳 黄素妙論一冊【医学】京大富士川・研医会図ほか蔵 国会に江戸初期版、天理図稀書に元和頃版も 和文房中書【補】
一五五二 天文二一奥書 板坂僧盛 板坂僧盛伝書一冊【薬物】乾々蔵
一五五三 天文二二 疵薬一流之書一冊【医学】乾々蔵
一五五四 天文二三奥書 石心子度民(久志本常辰) 医学色葉一冊【医学】京大富士川蔵
一五五四 はりきゅうミュージアムに天文二三遠藤写本 当流鍼灸馬書一冊【獣医】
一五五四 金沢市加越能に天文二三今枝直温写本 桑嶋綱直編 馬医書一冊【獣医】
一五五六 弘治二(一五二九 享禄二から) 谷野一柏 脈抄(大脈抄大成)存一冊【脈診】はりきゅうミュージアム蔵 鍼灸OSAKA35巻2号による【補】
一五五六 宮書に弘治二良善写本 外科新明集一冊【医学】
外科新明集奥秘一冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
外科新明集之秘事一冊【医学】東洋藤井蔵
一五五六 弘治二 秘伝薬性【薬物】外科新明集に付録 一薬に約一行で漢名・和名・主治・用法を記す【補】
一五五六 弘治二 田代三喜講義 曲直瀬道三編 三帰廻翁医書(三喜十巻書)【医学】矢数温知堂蔵 和極集・辨証配剤・印可集・当流諸治諸薬之捷術・諸薬勢揃
薬組之方并諸療・薬種隠名・小児諸病門・啓迪庵日用灸法の八種からなる【補】
一五五八 永禄元 咽喉・歯科処治方一冊【医学】高岡図佐渡家蔵
一五五八 永禄元 曲直瀬道三 捷径辨治集一冊【医学】国会ほかに写本 改題本に一六四二美濃医書二巻一冊【補】
一五五九 永禄二自序 久志本常辰 家伝通外方二巻二冊【医学】天理に室町末期写上巻一冊
一五六〇 永禄三 五月十九日没(一五一九 永正十六生)今川義元(戦国大名 今川氏一一代当主) 今川義元伝書一冊【医学】京大富士川蔵 薬治の腹状図と鍼
治の腹位図あり【補】
一五六〇 永禄三(一五四五 天文一四から) 典薬頭頼景秘伝条々一巻【医学】国朝書目による【補】
一五六〇 永禄三 景賛編 鑑効秘要方四巻四冊【医学】宮書に元亀二(一五七一)写本(巻二欠)、内閣に二巻二冊本
鑑効方抜書七八葉【医学】内藤くすり蔵
一五六二 永禄五 江戸刊 曲直瀬道三 本草異名記・付製剤記一冊【医学】国会ほか蔵
一五六二 永禄五相伝 桑島新右衛門尉仲綱 安驥抜書一冊【獣医】麻大白井・陽明(四部)蔵【補】
一五六二 永禄五奥書(宗安伝、田中清八受) 東忠助(義忠) 東忠助眼療秘伝(眼病療治秘伝)一冊【医学】京大富士川蔵→一五八八眼療秘伝【補】
一五六三 永禄六奥書 曲直瀬道三 鍼灸集要一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
一五六四 永禄七 九月十五日没(成年未詳)今川左馬介(新野親矩 戦国武将)伝 今川殿秘伝薬方聞書一冊【薬物】京大富士川蔵
一五六四 永禄七 仲国療馬集一冊【獣医】乾々に自筆本
一五六四 永禄七成 一六一四前 慶長古活字刊 曲直瀬道三 辨証配剤医燈(辨証医燈配剤)三巻三冊【医学】乾々に自筆本、国会ほかに写本 元和古活・一六五二版も 書名は医燈藍墨(一五六四)→診察辨証・辨証配剤医燈(一五七一)と
変化 内容は元亀二(一五七一)医方配剤とほぼ同【補】
一五六四 永禄七自序 南紀玄孝(廉叔) 初学捷径医林要方一二巻付脈訣一巻・鍼灸秘訣一巻六冊【医学】龍谷大蔵 医書大全に基づく【補】
一五六四 永禄七跋 潤甫 新増補遺捧心方(新増補心方)一三巻【医学】東博・京大富士川・乾々蔵
一五六五 乾々に永禄八写本 肝方医書一冊【医学】
一五六五 永禄八自序 曲直瀬道三 本草能毒二巻二冊【本草】乾々に自筆本【補】
一五六六 熊本県立美術館に永禄九米田貞能写本 明智光秀(十兵衛)口伝 針薬方一冊【鍼灸・医方】早島大祐「明智光秀の居所と行動」『織豊期主要人物居所集
成 第2版』(2016)による【補】
一五六六 東大に永禄九祐源写本 全九集抜書一冊【医学】
一五六六 杏雨に永禄九写本 八十一難経註一冊【医学】
一五六六 永禄九 曲直瀬道三 雲陣夜話一冊【医学】国会に永禄九奥書写本
一五六六 永禄九 曲直瀬道三 診切之口伝【医学】東大史料に兵庫県中路紹案蔵本写
一五六六 永禄九成 曲直瀬道三 日用薬性能毒一冊【薬物】杏雨(天正二〇写)ほかに写本【補】
一五六六 永禄九成 曲直瀬道三 試験神術類一冊【医学】乾々蔵【補】
一五六六 永禄九成 曲直瀬道三 診切枢要一冊【医学】東大鶚軒(曲直瀬正琳写)ほか蔵【補】
一五六六 永禄九識語 等雨最宝抄八巻四冊【医学】京大富士川蔵→一五〇八続添鴻宝秘要抄の異名同書【補】
一五六六 永禄九奥書 一六三〇 寛永七古活字刊 曲直瀬道三 遐齢小児方一冊【医学】宮書・内藤くすり蔵 一六五三・六八・未詳年整版(京大富士川蔵)も【補】
一五六六 永禄九頃 一六二九 寛永六刊 曲直瀬道三 宜禁本草二巻二冊【本草】寛永六版(食物本草大成に影印)は和文の横本で、 国会ほか蔵の江戸初期版の漢文美濃判本とは内容も相当に違う 成年は遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一五六六 永禄九頃 曲直瀬道三編 一五七一 元亀二 曲直瀬玄朔校正
一六〇八 慶長一三玄朔跋古活字刊 薬性能毒二巻一冊【薬物】日比谷加賀・杏雨ほか蔵 一六二三・二九(研医会図蔵)・三〇・三一版なども→日用薬性能毒→霊宝薬性能毒ほか多数【補】
一五六七 永禄一〇 曲直瀬道三 雲陣茶話【医学】山口文書館に雲陣夜話補遺秘伝と合一冊
一五六七 永禄一〇奥書 杉江斉喜三 〔薬種いろは抄〕一冊【本草】奈良大方家蔵【補】
一五六八 永禄一一奥書 茨木二介(元行)写 針聞書(仮・針聞書并諸病凶相)一冊【鍼灸・寄生虫】九博蔵→一六八五鍼法秘伝抄【補】
五臓之守護并虫之図一冊【医学・寄生虫】九大臓 針聞書類似の彩色虫図と酷似した骸骨図あり【補】
五輪砕并病形一軸【医学・寄生虫】日
文研宗田蔵 彩色の内景五臓図と針聞書類似の彩色虫図あり【補】筆写は一八世紀だろう
五輪砕一冊【医学】福井県博蔵 五輪塔・仏面七竅・五臓、背骨・六腑・器官・七竅の各図を線で繋ぐが、虫図なし 遠藤ら日医史雑誌五二巻一号に
よる【補】
五臓之虫并諸虫之図一紙【医学・寄生虫】日文研宗田蔵 五臓の虫図と説明【補】
〔五臓六腑図〕一軸【医学】日
文研宗田蔵 彩色で頓医抄も引用【補】
一五六九 永禄一二奥書 一六六二 寛文二写 茨木二介(元行) 今新流鍼法伝書(針流書)一冊【鍼灸】北里研橋本文庫蔵 茨木元行は今新流創始者【補】
一五七〇 永禄一三 輝宗伝 桑島仲綱受 家のすく道一冊【獣医】神宮蔵
一五七〇 永禄一三 雲正観善(堀江秀利)相伝 〔四十八膜并五色〕闇目口伝抄一冊【医学】太田晶二郎・千葉大・金沢大蔵 眼科書【補】
曲直瀬道三? 永禄投剤録一冊【医案・史料】京大富士川蔵
一五七〇 元亀元 曲直瀬道三 懐中秘用一巻【医学】日本医学史による
一五七〇 元亀元 曲直瀬道三 広観摘英集一冊【医学】九大・京大富士川(寛文二抄)・内藤くすり蔵
一五七〇 元亀元 曲直瀬道三 合薬直伝集一冊【薬物】宮書に室町写本 調剤書【補】
一五七〇 元亀元 曲直瀬道三 治法指南篇一五巻(治法指南一冊)【医学】日本医学史による【補】
一五七〇 元亀元序 曲直瀬道三 可有録一冊【医学】乾々蔵
一五七一 元亀二 荒木吉良 百種辨解集一冊【医学】乾々に自筆本
一五七一 元亀二 江戸初刊 曲直瀬道三 〔道三先生増補、新版道三/増補〕切紙(翠竹軒切紙袖中集)二巻一冊【医学】茶図成簣蔵 一六四三・四九・五二・一
七〇八(高知城歴
博山内文庫蔵)・一八〇五版も
一五七一 元亀二 曲直瀬道三 五六秘訣一冊【医学】乾々に二部
一五七一 元亀二成 一六一五 慶長古活字刊 曲直瀬道三 医学指南篇(医学指南・医学十五指南・医工指南・治法指南篇・十五指南篇)三巻三冊【医学】国会蔵
元亀二自筆本(宮
書蔵)と慶長元和古活字(研
医会図蔵)・一六三一・五三整版も 書名は医工指南(一五六四)→治法指南篇(一五七〇)→医学指南篇と変化【補】
一五七一 元亀二識語 曲直瀬道三 脈論一冊【医学】京大富士川ほか蔵→一六八三増補脈論口訣
一五七一 元亀二識語 一五八四 天正一二識語 一七二七 享保一二刊 曲直瀬道三 医方配剤三冊【医学】東大鶚軒・龍谷大蔵→一五六四辨証配剤医燈と同【補】
一五七一 元亀二刊 曲直瀬道三 切紙総目録上巻一冊【医学】杏雨蔵 この版年と下巻の版年一五八一には嫌疑あり【補】
一五七二 元亀三 五月二十三日没(一五〇〇 明応九生)斎藤好玄 馬之秘薬一冊【獣医】旧彰考蔵(大事之馬を可騎次第之事・百曲之巻と合)
一五七二 元亀三 曲直瀬道三 医家要語集一冊【医学】乾々・龍谷大蔵
一五七二 元亀三頃 曲直瀬道三 恒民粋五巻五冊【医学】京大富士川(巻三欠)・東大鶚軒蔵
一五七二 元亀三奥書 耆婆国任 家伝心牛脈治秘決一冊【医学】宮書蔵 続群書類従三一輯上に復刻
一五七三 元亀四 曲直瀬道三 診候薬註一紙之約術【薬物】東大史料に兵庫県中路紹案蔵本写
曲直瀬道三 運気私鈔一冊【医学】内閣に室町時代道三自筆本【補】
元亀医方一冊【医学】乾々蔵
元亀歳中医書一冊【医学】宮書蔵
乾々に室町時代写本 案脈全要一冊【医学】
宮
書に室町時代写本 医陰系図一軸【医学・陰陽道・系図】和気・丹波・惟宗(以上医道)・賀茂・安陪(以上陰陽道)の各氏系図 国会にも
宮書に室町時代写本 口中咽喉薬方一冊【薬物】
高野山宝亀院に室町時代写本 伝屍病留法鉄伝大事一帖【医学】【補】
坂浄忠撰(室町時代の人 朝廷医) 家秘小雙紙【医学】日本医学史による
坂浄元(室町時代の人) 経験奇効方一巻【医学】日本医学史による
坂浄友(室町時代の人) 亨金方【医学】日本医学史による
増損秘要附益抄五冊【医学】京大富士川蔵 存巻二・五・一一・一三・二〇の医学全書で坂浄友の蔵印記あり【補】
坂浄孝(室町時代の人 朝廷医) 揖仙方【薬物】日本医学史による
坂浄見(室町時代の人 朝廷医) 増損附益鈔六巻【医学】日本医学史による
坂浄喜(室町時代の人 朝廷医) 直済方【医学】日本医学史による
丹波兼康(室町時代の人 朝廷医) 兼康口科書一冊【医学】国書解題による
丹波兼康 兼康口科鍼灸薬伝一冊【医学】京大富士川蔵
丹波兼康 口病針薬方一冊【医学】東北大狩野蔵
丹波兼康 丹波兼康口中秘伝一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
丹波兼康相伝 金匱医統一冊【医学】岩瀬・日文研宗田蔵
兼康家伝之秘書正文抜書一冊【医学】東京医科大図に元治元(一八六四)写本
〔兼康秘伝〕歯書/附裏書二種一冊【医学】京大富士川蔵
兼安家秘伝法七巻【医学】京大富士川蔵(口科叢書の内)
兼康家伝秘方一冊【医学】内藤くすりに寛永五(一六二八)写本
兼康口療秘録一冊【医学】九大蔵
吉源氏兼康伝授 兼康流口中薬一冊【医学】九大に江戸後期写本【補】
兼康流口療【医学】
長崎寿栄(室町時代の人) 医家秘方解剖図一軸【医学】杏雨蔵 頓医抄巻四四解剖図と合巻【補】
立川流円覚経一軸【医学】杏雨蔵 上記医家秘方解剖図の別伝で冒頭に五行色体表、末尾に心鏡五臓論を引用 司馬江漢筆とされる彩色の臓腑・九虫
図ある一九世紀摸本【補】
半井友竹(室町時代の人 朝廷医) 皇朝医霊方【医学】無窮神習蔵(玉簏二二五)
僧澄一(室町時代の人) 慈済軒方書六巻【医学】日本医学史による【補】
松井正済(室町時代の人 室町幕医) 松家集要方七巻七冊【医学】大東急蔵(巻二・四欠、慶長写五冊)
今川左馬介(室町時代の人) 雑薬方一巻【薬物】本朝医家著述目録による
今川左馬介 森薬方一巻【薬物】本朝医家著述目録による
今川左馬介 秘伝薬方聞書一巻【薬物】本朝医家著述目録等による
今川左馬介 秘方一巻【医学】本朝医家著述目録による
今川左馬介 薬方秘中鈔一巻【薬物】本朝医家著述目録による
今川左馬介 遊撃将軍薬方一巻【薬物】本朝医家著述目録による
鷹取秀次(室町時代末期の人) 一六〇六 慶長一一識語刊 鷹取秀次(甚右衛門) 外療細壍(外科細壍)三卷三冊【医学】杏雨蔵 一六〇八・一
〇版(京
大富士川ほか蔵)も→一五八一外療新明集三巻【補】
(伝)吉田宗桂(意安 室町末期の幕医) 〔重刊、南北経験〕医方大成論(医書大全論)一巻【医学】古活字版(京大近衛)一一種を含め研医会図に元和二(一六一六)版など版本三〇数種に及ぶ 漢籍の医書大全から医論を抜粋【補】
板坂鈎閑(室町末期の人) 家伝小児方一冊【医学】日本医学史による
板坂鈎閑 小児諸病方一巻【医学】日本医学史による
板坂鈎閑編 板坂流家伝小児方(板坂流小児方、板坂小児方)一冊【医学】宮書・東博蔵
板坂家珍方【医学】京大富士川に従佐野豊総三十ヶ条不審(曲直瀬道三)・蘇人湯方(曲直瀬道三)・涙墨紙・避雷方と合一冊
板坂宗慶 家珍方一冊【医学】京大富士川蔵
室町末期写本あり 喜多嶋角弥 喜多嶋益庵流外科【医学】
室町中 一七九四 寛政六刊 国分西忍 藪明集一〇巻【医学】大阪府石崎蔵の写本が原書に近く、寛政六版は研医会図ほか蔵【補】
国分西忍 大明景西忍流妙薬集三巻一冊【薬物】京大富士川に明和八(一七七一)写本
国分西忍 西忍医書一冊【医学】乾々蔵
国分西忍 西忍家伝書一冊【医学】岡山大蔵
国分西忍 西忍記一冊【医学】京大富士川蔵
国分西忍 西忍流正伝二巻一冊【医学】京大富士川蔵
西忍流覚書一冊【医学】宮書蔵
西忍流家法一冊【医学】高知城歴博山内文庫蔵
西忍流配剤療治秘伝之書一冊【医学】宮書蔵 辨証配剤の書【補】
国分入道西忍医伝一冊【医学】乾々蔵
西忍流口訣之鈔一冊【医学】宮
書に元禄九(一六九六)写本
西忍流六脈伝並切紙口伝一冊【医学】宮書に宝暦五(一七五五)写本
室町時代 〔新編〕明医和集一冊【医学】京大富士川に森立之旧蔵の江戸前~中期写本 薬性之論・診候大意之脈書・〔耆婆灸穴三人図〕からなる【補】
室町時代? 延齢方【薬物】杏雨に慶長三(一五九八)写本一冊(欠本)
室町? 灸法一冊【鍼灸】乾々・陽明(零本)蔵 吉田意休流
室町以前 曲直瀬道三 師語録【医学】宮書に原本 田代三喜の和極集の講義を道三が筆録→一五九一〔道三〕師語録【補】
宮
書に室町写本 医方二十三門二冊【医学】多紀家旧蔵
尊経に室町末期写本 曲直瀬道三 道三医書二冊【医学】
一五七三 天正元自跋 一六一七 元和三古活字刊 曲直瀬道三(曲直瀬玄朔) 済民記三巻三冊【医学】京大蔵 大阪市図石崎に古写本 寛永年間(研医会図蔵)・一六三一・五一・五八版も【補】
一五七三 天正元 久志本常辰 竹田家修合三種辨一巻【医学】日本医学史による→一五一五竹田家修合三種辯
一五七三 天正元 療馬図説一巻【獣医】国書解題等による
一五七四 天正二 尼子不堅 三子集一冊【薬物】徳島蔵
一五七四 天正二 曲直瀬玄朔 経用十一方一冊【医学】京大富士川(和脩脈書の内)・乾々蔵 天正二ならば一渓道三の著【補】
曲直瀬道三 和脩脈書(医方脈書)【医学】京大富士川蔵(経用十一方・熊谷流薗部聞書と合一冊)→一六一三和脩脈書【補】
熊谷流薗部聞書【医学】京大富士川蔵(和脩脈書の内)
一五七四 天正二自序 一六一二 慶長一七刊 曲直瀬道三 〔察証辨治〕啓迪集八巻【医学】大阪府石崎蔵 一六四九版(研医会図ほか蔵)・現代の影印本と訳本も 古鈔本は杏雨(二〇一四重文)・宮書・内閣・三原市図ほかに【補】
一五七四 天正二識語 曲直瀬道三授 秦宗巴編 〔道三〕兪穴参伍的法一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一五七五 杏雨に天正三写本 医方大成論註解一冊【医学】
一五七五 乾々に天正三写本 眼目要伝一冊【医学】
一五七五 天正三成 〔梵益著〕 樗雑集二〇冊【医学】京大蔵 文和二年丹波尚庚等の奥書は偽筆【補】
一五七五 天正三 無分(分翁)授与 御薗意斎 無分鍼法鈔一冊【鍼灸】京都府資料館蔵 漢方の臨床六二巻七号の長野論文による【補】
一五七五 天正三跋 一六三二 寛永九刊 吉田宗恂(意安) 〔南北経験〕医方大成論鈔五巻二冊【医学】早大ほか蔵 一六四七・四八・五〇・五八版も【補】
一五七五 天正三奥書 南条宗鑑 短要方一冊【医学】台北故宮に小島宝素一八三〇写本【補】
南条宗鑑 撮要集【医学】日本医学史による
一五七六 天正四(一五二九 享禄二から) 杉江斉喜三 新編名方類証医書大全鈔一冊【医学】台北故宮に小島宝素旧蔵本【補】
一五七六 天正四奥書 馬嶋常雲 眼療摘要二巻二冊【医学】内藤くすり蔵【補】
一五七六 天正四頃 忘筌子(蘭叔玄秀) 酒茶論一冊【本草・飲食】京都妙心寺養徳院(自筆一軸)ほか蔵 宝暦五(一七五五)版は道斎子(田中文平)訳本
一五七七 天正五 典薬丹三位親康秘伝【医学】京大蔵→一八四七口科叢書の内
一五七七 天正五奥書 三位法眼家伝秘方(延寿院伯善家伝秘方)一冊【医学】内藤くすり蔵【補】
一五七七 天正五成 一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬道三 出証配剤二巻一冊【薬物】東大鶚軒ほか蔵 龍谷大に江戸初期写本二冊も
一五七七 天正五跋 一六八〇 延宝八刊 曲直瀬道三 脈訳簡略(サスノミコ)一冊【医学】研医会図ほか蔵【補】
一五七七 天正五奥書 一六五四 承応三刊 曲直瀬道三 診脈口伝集一冊【医学】杏雨蔵 京大富士川ほかに江戸前期の無記年異版も
一五七七 天正五奥書 田代導道述 曲直瀬道三記 老師雑話記(老師雑話)一冊【医学】国会ほか蔵 天保五(一八三四)序刊の辨致秘書付録(老師雑話記・雲陣
夜話)が京
大富士川に【補】
一五七七 天正五奥書 曲直瀬道三 薬種性味功能直伝(薬性直伝)一冊【薬物】国会伊藤に自筆本【補】
一五七八 杏雨に天正六写本 曲直瀬道三 一谿翁道三自筆医書一冊【医学】
一五七九 天正七奥書 金瘡治事(金創治事)一冊【医学】台北故宮蔵 内題は金瘡撲損療治之部→一六二七金瘡撲損療治【補】
一五七九 天正七 南蛮流癩瘡奇方一冊【医学】慶
大富士川蔵
一五八〇 天正八前 曲直瀬道三原編 一五九四 文禄三以後 曲直瀬玄朔製作 元和寛永古活字刊 意伝普救録二巻一冊【医学】古活字版は京大富士川蔵 乾々に
自筆本 初学向け入門書 編者・成年は遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一五八〇 天正八 播州姫路芥田氏所蔵古量一冊【度量衡】東大史料蔵
一五八〇 天正八自跋 一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬道三述 曲直瀬玄朔校録 能毒三巻一冊【本草】内藤くすり・研医会図(巻中下存)ほか蔵 正保二(一六四五、内藤くすり蔵)・慶安二(一六四九、東博・八戸図南部蔵)版も 一四八味の薬性論書【補】
一五八〇 天正八自跋 一六五三 承応二刊 曲直瀬道三著 曲直瀬玄朔校録 注能毒三巻一冊【本草】京大富士川蔵 一六七一版(国会ほか蔵)も 能毒の改題本【補】
一五八〇 天正八奥書 家伝秘方一冊【医学】乾々蔵
一五八〇 天正八奥書 尾張国馬嶋高田清眼法印伝授 馬島流眼蘇法(夢想流秘伝眼蘇之方)一冊【医学】千葉大蔵【補】
一五八一 天正九 馬島太一坊 流秘書(秘伝之書)一冊【医学】千葉大蔵【補】
一五八一 天正九成 一六六八 寛文八刊 鷹取秀次 外療新明集(外科新明集・外療経験方・新明集)三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七一六・七二(九
大ほか蔵)版も→一五七二外療細壍【補】
一五八一 天正九奥書 治淋方一冊【本草】台北故宮に江戸中期写本 書頭に治淋方とあるが実際は各薬の効果を略記した本草書【補】
一五八一 天正九 曲直瀬道三 炮炙撮要一冊【医学】国会白井に慶長頃写本
一五八一 天正九 曲直瀬道三 医術宜辨類一巻一冊【医学】臼杵市図に自筆稿本【補】
乾々に曲直瀬正純奥書本 医術宜辨類目録一冊【医学】今大路家医書の内
一五八一 天正九刊 曲直瀬道三 切紙総目録下巻一冊【医学】杏雨蔵 この版年と上巻の版年一五七一には嫌疑あり【補】
一五八二 天正一〇 曲直瀬道三編 一五九二 天正二〇 曲直瀬玄朔補訂 山居四要抜萃一冊【医学】京大富士川蔵 一七九四養生歌八十一首の一八一八版にも合
刻 元・汪汝懋の山居四要(一三六〇序版)を抄訳 編者と成年は遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【輔】
一五八二 天正一〇 慶祐 外科捷径方一巻【医学】日本医学史による
慶祐 伝語法二巻一冊【医学】東大鶚軒蔵
一五八三 天正一一 二月二十五日没(一五一四 永正一一生)小笠原長時 雑学集抜書一冊【飲食・武家故実】東北大狩野蔵
一五八三 天正一一 回生庵玄璞 運気抄一巻【医学】東大鶚軒蔵(四冊) この年は回生庵玄璞に不可→一六三五運気論口義【補】
一五八四 天正一二自序 曲直瀬玄朔 金瘡一部一冊【医学】東博に江戸中期写本、千葉大に慶安二(一六四九)写の金瘡一部並外科療法家伝書【補】
一五八四 天正一二奥書 曲直瀬道三 聖意無尽蔵一冊【医学】乾々蔵
一五八四 天正一二成 曲直瀬道三 医治通鑑二巻【医学】臼杵市図蔵【補】
一五八五 宮
書に天正一三賀藤舟与写本 和漢医伝袖懐集四冊【医学】多紀家旧蔵
一五八五 天正一三 中村光政(吉田宗恂)浄書 吉田意庵(宗桂)講 切紙聞書/五十七ケ条一冊【医学】京大富士川蔵
一五八五 天正一三 麻島清眼 金羸録一冊【医学】日本医学史による
一五八五 天正一三 曲直瀬玄朔 三病外澄辨別之口伝一冊【医学】乾々に自筆本
一五八五 天正一三曲直瀬玄朔序 吉益半笑斎(豊広)著 換骨抄(換骨秘録)一冊【医学】台北故宮本の影印あり 京大富士川に慶長一三(一六〇八)吉益半咲斎(掃部)奥書本一帖も 金創外科書【補】
一五八五 天正一三 久志本常辰 山野集一冊【植物】柿衛文庫に刊本
一五八五 天正一三奥書 一八三七 天保八刊 永田徳本 医之辨(知足斎医辨・甲斐徳本翁真蹟医辨)【医学】天保八版は陰刻で慶大富士川ほか蔵【補】
一五八六 天正一四自跋 一六二三 元和九古活字刊 吉田宗恂講義 本草序例抄七巻付官爵一巻七冊【本草】輪王寺天海蔵 一六四一版(国会白井ほか蔵)も【補】
一五八六 天正一四? 今大路道三(玄朔?) 今大路道三養生訓一冊【医学】乾々蔵
維竹庵今大路道三先生養生記一冊【医学】九大蔵 書名の維竹庵は雖竹庵の訛だろう【補】
一五八六 天正一四成 曲直瀬正純 五法之拾遺一冊【医学】乾々蔵【補】
一五八六 天正一四成 曲直瀬道三 修意撮要一冊【医学】乾々に自筆本
一五八六 天正一四 曲直瀬道三 道三養生教戒一冊【医学】慶大富士川蔵
一五八六 天正一四奥書 曲直瀬道三 養生和歌一冊【医学】尊経蔵【補】
一五八八 天正一六奥書 曲直瀬道三 養生誹諧(養生之誹諧)一冊【医学・俳諧】毛利博物館蔵【補】
一五八八 研医会図に天正一六奥書本 馬之薬飼并針一冊【獣医・鍼灸】
一五八八 天正一六 医書大全講義一冊【医学】無窮神習蔵
一五八八 天正一六奥書 東月授与 眼療秘伝三巻一冊【医学】京大富士川蔵 このとき東月は八一歳→一五六二東忠助眼療秘伝【補】
一五八八 天正一六 意斎流 はり口伝書【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一五八九 天正一七 安西流馬医書一冊【獣医】麻大白井蔵
一五八九 天正一七 慶庵 慶庵治眼方一冊【医学】京大富士川蔵(石坂竿参人身惣名を付す)
林慶庵 眼科秘訣一冊【医学】研医会図に宝永元(一七〇四)相伝本
慶庵 酣韶流眼書【医学】慶大(一冊)・乾々(二冊)蔵、研医会図に麻嶋流・夢想流・漢昌流等と合綴の享保一二(一七二七)写本一冊【補】
慶庵 酣韶流眼目秘薬一冊【医学】京大富士川蔵
一五八九 天正一七 啓迪集授与記写一巻【医学】乾々蔵
一五八九 天正一七頃 曲直瀬道三 当流医之源委一巻一冊【医学】乾々蔵【補】
当流医学之源委一冊【医学】乾々蔵
一五九〇 天正一八 十月十四日没(生年未詳)久志本常顕 家伝退臖聚験方一冊【医学】京大富士川蔵(二部) 常顕は伊勢神宮外宮権禰宜で徳川家康の侍医
【補】
一五九〇 天正一八 十月十七日没(一五〇九 永正六生)久志本常辰(伊勢神宮医で織田信長に仕えた) 一流大事法一冊【医学】京大富士川(五急活法と合)・
神宮蔵
久志本常辰 家伝退臖聚験法一冊【医学】神宮蔵 上記の久志本常顕の家伝退臖聚験方と混乱あるか【補】
久志本常辰 煆煉要法一冊【医学】神宮蔵
久志本常辰 五急活法一冊【医学】京大富士川・神宮蔵
久志本常辰 選葉集一冊【博物】神宮蔵
度会(久志本)常辰編 服餌要集一冊【医学】国会蔵
久志本常辰 薬林撰葉集一冊【薬物】村野蔵
一五九一 天正一九序 一六六九 寛文九刊 曲直瀬玄朔 〔道三〕師語録二巻二冊【医学】内藤くすり蔵 宮書に原本 京大富士川ほかに一六七〇版も
一五九一 天正一九奥書 馬医抄二冊【獣医】内閣蔵(弓馬諸式六・七)
天正外科治術一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬玄朔 天正日記極秘書【医学】京都府に寛永頃写本
研医会図に天正頃写本 金瘡方(手負養生之次第)一冊【医学】
一五九三 文禄二 腫物書抜書之事一冊【医学】乾々蔵
一五九三 文禄二 阿佐井野承瑞 薬性草木名鑑二冊【本草】杏雨に手稿本
一五九四 文禄三 一月四日没(一五〇七 永正四生)曲直瀬道三(通称は道三、名は正慶・正盛、字は一渓、号は雖知苦斎・翠竹庵・啓迪庵・盍静翁など)*
養子の曲直瀬玄朔は道三を譲られ、その嗣子の曲直瀬玄鑑以後の今大路家は道三を継承したため、以下には初代一渓道三以外の書も混在するだろう
曲直瀬一渓撰 安智心法伝三巻一冊【医学】内藤くすり蔵
曲直瀬道三 医意奥儀切紙一冊【医学】静嘉蔵
曲直瀬道三 医心正伝(瑠璃壺之書)三巻一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三伝 瑠璃壺集一冊【医学】内閣に室町末写本
小児瑠璃壺集一冊【医学】乾々蔵(二部)
曲直瀬道三 一渓全書四巻一冊【医学】京大富士川に刊本(切紙上下・宜禁本草乾坤を収める巻一のみ)
曲直瀬道三 一渓道三諸書集一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 一渓叟道三一字銘【医学】弘前図蔵
曲直瀬道三 医的方一冊【医学】研医会図蔵 元亀・天正・文禄の道三治験集
曲直瀬道三 丑時二巻二冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬道三 雲陣夜話補遺秘伝(兵法神武雄備集医寮門)一冊【医学】東大鶚軒ほか蔵
曲直瀬道三 家学五部書一冊【医学】乾々蔵
家学六部書一冊【医学】乾々蔵 薬性能毒・雲陣夜話・捷径辨治集・老師雑話集・意伝普救録を収む
曲直瀬道三 仮名能毒一冊【医学】日文研宗田に刊本
曲直瀬道三 奇効方(諸治例)六冊【医学】辨疑書目録による
曲直瀬道三伝 〔増補〕切紙伝一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三 啓迪院配剤百方(迪伝百方)一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三 経脈対秘書【医学】京大富士川蔵(十四経骨度明辨と合一冊)
曲直瀬道三 盍静翁答話一巻【医学】日本医学史による
曲直瀬道三 三国医術興起之略【医学】乾々蔵(三世治療之神授と合一冊)
曲直瀬道三 三世治療之神授【医学】乾々蔵(三国医術興起之略と合一冊)
曲直瀬道三 従佐野豊総三十ケ条不審【医学】国会(奈須恒徳写、家学叢書の内)・京大富士川(板坂家珍方等と合一冊)蔵
曲直瀬道三 蘇人湯方【薬物】京大富士川蔵(上記の板坂家珍方等と合一冊)
曲直瀬道三 師弟問答【医学】東大鶚軒(巻上のみ一冊)蔵
曲直瀬道三 師雑話一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 指南鍼灸集一巻【鍼灸】日本医学史による
曲直瀬道三 〔道三先生〕診脈秘訣之約術一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三 自養録一巻【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 寿福七珍二巻二冊【医学】東博・杏雨に元文三(一七三八)写本
翠竹庵与三伯座元書一冊【書簡・史料】尊経に貞享二(一六八五)摸写
曲直瀬道三 翠竹翁答問書一冊【医学】京大富士川に慶長七(一六〇二)写本
曲直瀬道三 正心集一巻【医学】日本医学史による
曲直瀬道三 道三切紙一冊【医学】京大に曲直瀬道三医書切紙(永禄・元亀・天正年間奥書)、東北大狩野に曲直瀬道三切紙(天文七~天正一
六、自筆)、羽間に曲直瀬道三切紙(天文七~同九)、刊本は乾々・京大富士川(道三先生切紙〔増補切紙〕の天のみ存)蔵
曲直瀬道三 道三先生医案集一冊【医案・史料】東大鶚軒蔵
曲直瀬道三 道三養生書一冊【医学】内閣に寛政二(一七九〇)写本
曲直瀬道三 道三老養生訓一冊【医学】内閣蔵(墨海山筆一五)
曲直瀬道三 道三先生調剤清規一冊【薬物】岩瀬蔵
曲直瀬道三 道三医法秘書一冊【医学】千葉大蔵
曲直瀬道三 道三翁家伝秘方一冊【医学】乾々蔵(二部)
曲直瀬道三 道三翁方彙一冊【医学】東博に文化五(一八〇八)中川恪子写本
曲直瀬道三 道三見聞集【医学】千葉大蔵
曲直瀬道三 道三秘伝灌頂小鏡一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬正慶(一渓) 童蒙宜諷類一冊【医学】東洋藤井蔵
曲直瀬道三 日新英粋集一冊【医学】東博蔵 多紀氏旧蔵 診治の要諦を医説と医学正伝より科疏形式も交えて抜粋【補】
曲直瀬道三 能毒集一冊【薬物】研医会図に慶安四(一六五一)相伝写本
曲直瀬道三 能毒全并追加一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三 配剤古抄一冊【薬物】京大富士川蔵
曲直瀬道三 秘伝脈書一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬道三 秘灸一巻【鍼灸】日本医学史による
曲直瀬道三 辨治指南一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 本艸参伍至辨【本草】京大富士川蔵(板坂小児方等と合一冊)
曲直瀬道三 薬種諸病論一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 夜談義一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬道三 養生秘旨一巻【医学】日本医学史による
道三翁長寿法【医学】静嘉蔵(稀痘神方和解の付)
道三家系図並学則【医学・系譜】京大富士川蔵(丹霞叢書の内)
道三流証治一冊【医学】乾々蔵
道三流小児秘伝一巻【医学】日本医学史による
道三流婦人療治方一巻【医学】日本医学史による
一五九四 文禄三 馬島真近 眼秘伝書一冊【医学】日本医学史による
一五九四 文禄三 吉益休安 金瘡一部抄(金創一部事)一帖【医学】天理に一六〇八奥書自筆本【補】
慶大富士川に慶長一三(一六〇八)奥書本 吉益主馬 金瘡一部之事/神農秘伝書之巻(神農秘伝抄)一冊【医学】【補】
一五九五 大東急に文禄四写本 桑島某 不伝集一冊【獣医】
一五九五 大東急に文禄四写本 桑島某 文禄馬医書一冊【獣医】麻大白井に宝暦五(一七五五)写本(著者は久助・森村柿寄)も
一五九五 麻大白井に文禄四写本 桑嶋新右衛門尉仲綱 鈴木主膳介道重 水澤清五郎 桑島流秘伝馬医巻物一〇軸【獣
医】五臓論歌・十毛五生・灌頂之事・五病之吉相之事・薬之加減之事・一薬相伝・馬の惣口伝・下法七ケ條之事・難舌集上下から成る
一五九五 文禄四 金創秘一巻【医学】日本医学史による【補】
一五九五 文禄四 日用薬味一冊【薬物】大阪府石崎蔵
一五九六 文禄五 桑島新衛門尉平仲綱家伝書一冊【獣医】麻大白井蔵 内容は大延無失集二〇巻、馬医醍醐の無失二〇巻と殆ど同じ
桑島仲綱 桑島流百問答一冊【獣医】宮書蔵
桑島伸綱(仲綱)伝 桑島流馬医書四巻四冊【獣医】東北大狩野に寛政八(一七九六)識語本
桑島新右衛門尉(桑島仲綱) 〔民間治療法〕一冊【獣医】慶大富士川蔵 馬の治療法
桑島流馬医書八巻【獣医】馬の博物館に嘉永三(一八五〇)写本 桑島流相伝血脈 奈良輪金六郎・桑島流馬医五輪砕 奈良輪金六・桑島流馬医
九重巻免許状・桑島流馬医灸治免許状・桑島流馬医鍼理免許状・桑島流馬医呪理免許状・桑島流馬医薬治免許状・桑島流馬医術理免許状 (免許状六件)奈良輪
信清からなる
桑島流馬書一冊【獣医】宮
書蔵
〔桑島流馬医方秘術〕一冊【獣医】小浜図酒井蔵
桑島流抜書伝授集一冊【獣医】内藤くすりに巻三存
馬医書/桑島流歯口一冊【獣医】八戸図南部蔵
桑嶋流秘要書一冊【獣医】宮城県図蔵
一五九六 文禄五 間島大智坊編 間島流眼科一巻【医学】日本医学史による
眼目之書馬嶋大智坊秘伝一冊【医学】研医会図蔵
馬嶋大智坊秘方伝眼目療一冊【医学】研医会図蔵
真島大知坊秘書一冊【医学】京大富士川蔵
一五九六 文禄五 曲直瀬玄朔 大成論仮名鈔(大成論和抄)一冊【医学】京大富士川蔵
一五九六 文禄五 曲直瀬玄朔 伝心方法三巻一冊【医学】九大蔵 内容は下掲の恵徳方と同 遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一五九六 文禄五 一五九七 慶長二前古活字刊 曲直瀬玄朔 恵徳方三巻一冊【薬物】慶長古活版は推定で現存未詳 一六二七・三一・三三(京大富士川ほか蔵)・四五・四七・五七版も 成年等は遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一五九六 文禄五古活字刊 〔証類備用・備用証類・証類〕本草序例(本草叙例)【本草】天理蔵 一六〇三・〇六・〇九・一二・一六・二〇古活字と一六三九
(ベルリン国図蔵)・
四四・一七〇〇・一八〇一整版も 証類本草の序例を抜粋した準漢籍【補】
一五九六 慶長元 八月二十五日没(一五二二 大永二生?)半井瑞策(通仙院、二代目驢庵 朝廷医) 十二巻秘抄一冊【医学】大阪府石崎蔵
半井瑞策 通仙日記一冊【医学】内藤くすり蔵
半井瑞策先生伝書/方剤録一冊【薬物】京都府医大に寛文四(一六六四)法橋西川淳菴写本【補】
一五九六 慶長元 真嶋家秘眼科書(真嶋流眼科秘書)一冊【医学】内藤くすり蔵 書末に慶長元の神文あり【補】
一五九七 慶長二前成 一六三一 寛永八古活字刊 曲直瀬玄朔 日用食性能毒・日用灸法一冊【本草】竜門蔵 一六三三(京大富士川蔵)・四二・五五・五六・六七・六八・七三・七四・七七・七九・八九・九〇・一七〇一版も【補】
一五九七 乾々に慶長二写本 眼目秘伝書一冊【医学】
一五九七 慶長二自序 一五九八 同三古活字刊 吉田宗恂(意安) 歴代名医伝略二巻二冊【医史・伝記】京大百々家・東洋岩崎・宮書ほか蔵 一六一七・二
六(国
会ほか蔵)古活字本と一六三二・三三整版も 中国医家伝【補】
東洋大哲学堂に刊本 歴代名医伝一冊【医史・伝記】
一五九七 慶長二古活字勅刊 御薗意斎(常心) 陰虚本病一冊六丁【医学】一~三丁が本書で、四~六丁は医学正伝抜書 増補古活字版之研究による 江戸前
期の復刻整版は龍谷大に【補】
御薗常心 医家珍宝三冊【医学】本朝医家著述目録による
御薗常心 神華秘伝六巻【医学】本朝医家著述目録による
御薗常心 鍼灸全論一巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
御薗常心 鍼灸秘訣二巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
一五九八 慶長三伝授 山崎家長伝 馬療治の書一巻【獣医】猪熊蔵 小笠原家伝
粟屋加賀守 馬療治之書一冊【獣医】内閣蔵(弓馬叢集八〇)
一五九九 千葉大に慶長四写本 間島左京進 喜斎眼療秘書一冊【医学】
一五九九 慶長四 馬島凌雲 灌頂小鏡一巻【医学】日本医学史による
馬島天養伝 〔灌頂〕点眼集/虎之巻一軸【医学】国会伊藤蔵
一五九九 慶長四 曲直瀬流 探賾集【医学】【補】
一五九九 慶長四自跋古活字刊 曲直瀬玄朔 延寿撮要一巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一六〇八・元和寛永古活と一六三〇(京大富士川ほか蔵)・三二(京大富士川蔵)・六〇・一八〇〇(延寿養生)・一六版(延寿養生・延寿養生論)も
一六〇〇 慶長五 兼康口中療治之秘要一冊【医学】日本医学史による
一六〇〇 慶長五 桑島藤右衛門尉宗延 勝善安驥集一冊【獣医】麻大白井ほか蔵
一六〇〇 順天大山崎に慶長五奥書本 玉泉房流書伝集(玉仙房目本)一冊【医学】
眼科玉泉房流書伝集一冊【医学】千葉大蔵
玉泉房流眼目秘伝書一冊【医学】内藤くすり・研医会図(嘉永四写)蔵
玉泉房東暾秘録一冊【医学】京大富士川・千葉大蔵
玉泉房流伝書一冊【医学】千葉大・内藤くすり・研医会図蔵
玉泉房流目医書【医学】京大富士川蔵(巻四のみ一冊)
玉泉流眼科秘伝書二巻一冊【医学】東北大狩野蔵
玉泉流眼目秘伝書一冊【医学】研医会図蔵
玉泉流伝集一冊【医学】乾々蔵
秘密目伝玉泉房流一冊【医学】乾々蔵(二部)
秘密真島玉泉二流書一冊【医学】京大富士川蔵
一六〇一 杏雨に慶長六橋本正家写本 温寒能毒一冊【医学】
一六〇一 慶長六自筆 桑島左近宗重 馬薬伝書一軸【獣医】麻大白井蔵
一六〇一 慶長六 諸病禁好食集【医学】東博蔵
一六〇一 慶長六奥書 真島京武 両目秘伝書【医学】続群書類従の内
一六〇二 京
大富士川に慶長七写本 針刺枢要之歌一冊【鍼灸】扁鵲新流和歌の諸灸捷歌を鍼治用に詠み替えた書 慶長七は妄改で、本来は寛永一六(一六三
九)だろうと長野氏が指摘【補】
一六〇二 慶長七 麻嶋一流目薬性論一冊【薬物】乾々蔵
間島一流集五巻一冊【医学】研医会図蔵 病眼論・眼目之見様・清眼医方(一六一四)からなる
馬島一流眼目書一冊【医学】研医会図蔵
馬嶋一流之眼書一冊【医学】乾々・研医会図蔵
眼目一流之事一冊【医学】京大富士川蔵(瘍科鎖言校考と合)
眼目一流秘伝一冊【医学】研医会図蔵
眼目秘伝抄(神僧別伝抄眼目一流)一冊【医学】乾々蔵
眼目之見様【医学】研医会図蔵→間島一流集の内
眼目見様秘伝書【医学】
病眼論【医学】研医会図蔵→間島一流集の内
一流眼目秘伝抄一冊【医学】千葉大蔵
一六〇二 慶長七 麻嶋灌頂小鏡一紙之巻一冊【医学】乾々蔵(二部)
一六〇二 慶長七 脈謌一冊【医学】乾々蔵
一六〇三 慶長八(一五九八 慶長三から) (小川流)救詳鑑一軸【鍼灸】はりきゅうミュージアム蔵 本書名は灸所鑑のもじりらしい(斯文一三一号長野仁
論文)【補】
一六〇三 大阪府石崎に慶長八写本 眼の療治法一冊【医学】
中条帯刀(安土桃山時代の人) 中条流産料書一冊【医学】林美一に写本
中条帯刀 中条流金創【医学】弘前図蔵(中条流金瘡及産前后治方極の内)
中条帯刀一流療治【医学】順天大山崎に元文元(一七三六)写本
中条帯刀家伝産前後秘方【医学】東洋藤井に文政一二(一八二九)写本
中条帯刀先生家伝婦人科一冊【医学】乾々蔵
婦人中条帯刀方一冊【薬物】乾々蔵
桃山時代解剖之図一軸【医学・獣医】東洋藤井蔵 人畜混淆の臓腑内景図あり【補】
桃山期 曲直瀬道三 医工宜諷類一冊【医学】二〇一六東京古典会入札会出品【補】
一六〇三 旧安田に慶長八古活字刊本 新増医方大成発提一冊【医学】
新増医方大成教提巻首【医学】内閣蔵(衇書の付)
一六〇四 研医会図に慶長九伝本の写本 麻嶋流眼科書一冊【医学】
一六〇四 慶長九 誹諧脈訣之序捷径之脈訣序一冊【医学】乾々蔵
一六〇四 慶長九古活字刊 橋本道派 仮名安驥集一二巻一二冊【獣医】東博・慶大ほか蔵 一六〇九頃古活と一六三五・五六・一七〇二版および北大ほかに未詳年江戸版も
一六〇五 慶長一〇 三月二十七日没(一五五九 永禄二生)曲直瀬正純(本姓は岡野井、別名は盛孝、号は一翁・一鴎斎 朝廷医) 三喜仮名医書一冊【医
学】乾々蔵
我伝配剤一冊【医学】乾々蔵 慶長一二? 曲直瀬正純奥書
一六〇五 慶長一〇 前嶋主膳正 八帰国蘇呂王流眼目之書一冊【医学】乾々蔵
八帰国蘇呂王一流眼目薬一冊【薬物】慶大富士川に承応三(一六五四)奥書本
八帰国蘇呂王流眼秘伝之書一冊【医学】千葉大に高田良有慶長一九(一六一四)写本
八帰国蘇呂王流眼目秘伝集一冊【医学】研医会蔵
八帰国蘇呂王流眼要集二冊【医学】千葉大蔵
一六〇五 慶長一〇奥書 眼目秘伝抄一冊【医学】乾々蔵(寛政元〔一七八九〕中邑久虎写奥書) 雲州内畑薬師之夢想之伝
〔雲州嶋根群市畑村薬師如来夢相〕目伝印可巻一冊【医学】研医会図蔵(元文四〔一七三九〕伝授)【補】
竹王山夢想眼科(肥前国竹王山権現夢想秘伝)【医学】研医会図蔵
夢相流眼目秘伝書一冊【医学】乾々蔵
夢相流目之書【医学】八戸図に安永五(一七七六)写本
夢想流目伝之事【医学】群馬大新田蔵
一六〇六 慶長一一 板倉四郎兵衛受領 〔馬医書五十箇条〕一巻【獣医】馬の博物館に慶安四(一六五一)板倉山口写本
板倉正成伝 馬医書一冊【獣医】宮書蔵
一六〇六 慶長一一 佐藤宗信 馬医百首一冊【獣医・和歌】無窮神習に寛延三(一七五〇)写本
佐藤宗信 歌【獣医】馬の博物館に慶長一九(一六一四)伝の江戸後期写本
佐藤宗信・佐藤杦漢著 佐藤宗信由緒書五冊【医学・記録】慶大富士川蔵(元治元~明治元)
佐藤宗信 高附二冊【医学】慶大富士川蔵
佐藤宗信等 家伝秘法集二巻一冊【医学】宮書蔵
一六〇六 研医会図に慶長一一奥書本 曲直瀬玄朔 啓迪庵日用灸法一冊【鍼灸】【補】
一六〇七 茶図成簣に慶長一二写本 薬性論一冊【薬物】
一六〇七 研医会図に慶長一二写本 清原家伝・麻島若狭守林活相伝 麻島流灌頂及小鏡之巻一冊【医学】【補】
一六〇七 慶長一二 尾張国真嶋 目伝書一冊【医学】千葉大蔵【補】
一六〇七 慶長一二 中林玄智 庖人集要宜禁本草之歌一冊【医学】天理蔵(国籍類書七八)
一六〇七 慶長一二識語 越斎寿閑 扁鵲新流鍼書一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
越斎寿閑 扁鵲新鍼書一冊【鍼灸】京大大惣蔵【補】
一六〇七 慶長一二識語 扁鵲新流之書一冊【鍼灸】乾々蔵 扁鵲新流に同年成の諸灸捷歌あり【補】
一六〇七 慶長一二奥書 丹波守俊成 神農眼目秘伝一冊【医学】乾々蔵
一六〇七 慶長一二成 一六二七 寛永四刊 曲直瀬玄朔 医学天正記二巻二冊【医案・史料】京大富士川ほか蔵 一六六三・一七九二版も 異本に一六三一延寿医案と一六七〇延寿配剤記あり【補】
曲直瀬玄朔 続天正記一巻【医案・史料】医学天正記の続編 国書解題による
一六〇八 慶長一二 十二月十四日没(一五五〇 天文一九生)秦宗巴(字は徳岩、号は立安・立庵・寿命院 徳川家康侍医も) 医学的要方一五冊【医学】日
本医学史による
秦宗巴 一炷煙【鍼灸】
秦宗巴 雑記一冊【医学】京大富士川蔵
秦宗巴 素問註抄一〇巻【医学】
秦宗巴 本草序例抄八巻【本草】
一六〇八 慶長一三前成 一六二四 元和一〇曲直瀬玄朔奥書 元和寛永古活字刊 曲直瀬玄朔 医法明鑑(医方明鑑)四巻四冊【医学】天理・杏雨蔵 一六二
八(国文研ほ
か蔵)・三六・四一・五〇・五一・七五版も 成年は遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一六〇八 杏雨に慶長一三自筆稿本 灸穴書一巻一軸【鍼灸】六図からなる【補】
一六〇八 竜門に慶長一三西嶋眼清写本 目療治三十五一帖【医学】
一六〇八 慶長一三 鈴木道無 鈴木道無馬医伝書一冊【獣医】東大史料蔵(名古屋市浅井又太郎蔵本写)
一六〇八 慶長一三 馬書安驥之抜書一冊【獣医】栗田蔵 安西流馬医書抜書
一六〇八 慶長一三 秘伝配剤一冊【薬物】乾々蔵
一六〇八 慶長一三刊 新撰小銅人略図一冊【鍼灸】乾々蔵
一六〇八 慶長一三古活字刊 円弥 黄帝秘要良方(円弥秘要良方)一冊【医学】日大医図内山蔵
一六〇九 内藤くすりに慶長一四写本 曲直瀬玄朔 金瘡書一冊【医学】
一六〇九 国
会白井に慶長一四写本 桑嶋屑斎 続纂奇録三巻三冊【獣医】馬医書【補】
一六〇九 慶長一四 中林玄智 新撰抜粋証類本草和歌【医学】天理蔵(坤巻のみ) 玄智集作之医書の内
中林玄智 古今和医保名歌括二巻二冊【医学】天理蔵
中林玄智 玄智集作之医書七冊【医学】天理蔵 古今和医保名歌括・庖人集要宜禁本草之歌・新撰抜粋証類本草和歌・拾芥延寿要護集・古今拾的
診候脈訣和歌・正紛十二経兪穴灸的法之和歌集を収む
一六一〇 慶長一五 四月十七日没(一五五八 永禄元生)吉田宗恂(名は光政、通称は意庵・意安、号は又玄子 朝廷医のち徳川家康侍医)編 医事雑書一冊
【医学】京大富士川蔵
吉田宗恂 古今医案(古今医按)三冊【医案】東大医に吉田家称意館旧蔵本【補】
中村伊敬(吉田宗恂) 黄帝内経素問講義六巻六冊【医学】京大富士川蔵(新刊補註釈文黄帝内経素問と合六冊)【補】
吉田宗恂 纂類本草【本草】群書備考による
吉田宗恂 修製纂類一冊【本草】京大富士川蔵 本草綱目の引用あり【補】
吉田宗恂 増補医経小学二巻【医学】本朝医家著述目録による 宮書に宗恂古活字刊の重編医経小学あって全漢文の歌括【補】
揚珣(恒斎)類集 中村孫次郎(吉田宗恂)抜粋 丹渓心法粋一冊【医学】明・揚珣の丹渓心法を抜粋【補】
吉田宗恂 難経註疏四巻【医学】本朝医家著述目録等による
吉田宗恂 万病回春鈔一冊【医学】内閣蔵
吉田宗恂 又玄君手沢一冊【医学】京大富士川蔵 病門別に薬味・薬性を概説【補】
吉田宗恂 又玄君得効方一冊【薬物】京大富士川蔵 病門別治験集で曲直瀬玄朔の一六〇七医学天正記と異名同書【補】
一六一〇 研
医会図に慶長一五奥書本 針治諸虫論図一軸(巻七~一五)【鍼灸】国会本は元和二(一六一六)写【補】
針口伝書一軸【鍼灸・寄生虫】内藤くすり蔵 彩色虫図と積聚等の鍼治療【補】
一六一〇 富山市図に慶長一五奥書本 曲直瀬玄朔 啓迪庵日用鍼法一冊【鍼灸】
一六一〇 日文研宗田に慶長一五識語本 尼子殿流斎藤卜真金瘡一流相伝一冊【医学】
金瘡一流外科伝一冊【医学】京大富士川蔵(阿蘭陀流外科・阿蘭陀外科伝と合)
金瘡一流秘伝書一冊【医学】九大蔵
秘伝金瘡一流書一冊【医学】内藤くすり蔵
金瘡一流秘伝抄一冊【医学】蓬左蔵
金瘡一流之書一冊【医学】内藤くすり蔵
曾根祐碩伝 金瘡一流療治一冊【医学】京大富士川蔵(一八〇二中沢氏秘方筌五)
曾根祐碩伝 口科秘要一冊【医学】京大富士川(一八〇二中沢氏秘方筌三)・千葉大(一八二四写)蔵
尼子流金瘡療治【医学】内藤くすり蔵
尼子流婦人療治二巻一冊【医学】乾々蔵
一六一〇 乾々に慶長一五写本 鉄斎 金瘡古今枢要集一冊【医学】
一六一一 天理に慶長一六写本 曲直瀬玄朔 遐齢方一冊【医学】
一六一一 乾々に慶長一六写本 灸書【鍼灸】実際は針書で脈書等と合一冊【補】
一六一一 慶長一六 村井四郎右衛門尉 鍼灸之書四冊【鍼灸】岩瀬蔵
一六一一 慶長一六 永清 癩病之書(癩病之次第)一冊【医学】慶大富士川に自筆本
一六一一 慶長一六奥書 長生庵了味(桑名将監) 鍼法蔵心巻一冊【鍼灸】杏雨蔵【補】
桑名玄徳(安土桃山~江戸初期の人) 鍼要集一冊【鍼灸】乾々蔵
長生庵了味等伝 雲海士流之書一巻一冊【鍼灸】京大富士川に明暦二(一六五六)写本 心鏡・新撰理穴集・八帰からなる【補】
長生庵了味等伝 心鏡【医学】京大富士川蔵 五蔵論の書【補】
長生庵了味等 新撰理穴集一冊【鍼灸】京大富士川蔵
長生庵了味等 八帰【鍼灸】京大富士川蔵
雲海士流針書一冊【鍼灸】国会蔵 新撰理穴集と略同【補】
雲海士流鍼之抄一冊【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一六一一 慶長一六奥書 藤原家久伝 毒見秘伝抄一冊【医学】京大富士川蔵 伝授は永禄五(一五六二)と天正一一(一五八三)【補】
一六一一 慶長一六奥書 五雲子先生口授 広瀬昌玄集 〔五雲子伝〕扁鵲真流鍼書一冊【鍼灸】岩瀬蔵 奥書は一六〇二~一三にわたる【補】
一六一一 慶長一六自筆奥書 一七六八 明和五刊 (伝)永田徳本著 荻野元凱校 梅花無尽蔵(知足斎梅花無尽蔵)二巻別録二巻拾遺一巻三冊【医学】国会白井ほ
か蔵 一七九〇・一八一四版も
一六一二 内閣に慶長一七写本 薬種相伝書一流一冊【薬物】
一六一二 慶長一七成 一六三〇 寛永七古活字刊 林羅山 〔古今和名並異名・古今和名本草並異名〕多識編二巻二冊【本草・辞典】陽明蔵(下巻一冊) 一
六三一・四九(国
会ほか蔵)版新刊多識編五巻と一六七〇版改正増補多識編五巻も 見出し語と分類は主に本草綱目による【補】
一六一二 慶長一七奥書 永祐 ておひのい紀志にのこと一冊【医学】研医会図蔵
一六一三 国
会に慶長一八立入与兵衛写本 万妙薬方一冊【薬物】
一六一三 慶長一八 寿徳庵玄由 知要一言一冊【医学】杏雨に慶長写本
一六一三 慶長一八 日用之鍼法一冊【鍼灸】乾々蔵
一六一三 慶長一八成 長生庵了味(桑名将監) 鍼法古新的伝集二冊【鍼灸】内藤くすり蔵(存上中) 雲海士流の書【補】
一六一三 慶長一八序 長生庵了味(桑名将監) 広狭神倶集一冊【鍼灸】内藤くすり蔵 雲海士流の書→一八一九新撰版【補】
一六一三 慶長一八跋 〔長生庵了味〕 古今集鍼法一冊【鍼灸】乾々蔵【補】
一六一三 慶長一八自跋 一六六〇 万治三刊 古林見宜 妙薬速効方(済世速効方・速効方)九一門三冊【薬物】矢口米三ほか蔵【補】
一六一三 慶長一八跋刊 古林見宜(寿仙坊見宜) 済世急病妙薬方一冊【医学】玉川大蔵
一六一三 慶長一八古活字刊 古林見宜(正温) 和脩脈書一冊【医学】慶大富士川蔵 一六六一(慶大富士川蔵)・六五・九七版も
一六一三 慶長一八古活字刊 藤田数馬 鍼灸易伝一冊【鍼灸】乾々蔵
一六一三 慶長一八古活字刊 菅原得庵(玄洞、玄同) 万病回春抄三巻三冊【医学】竜門蔵 一六四一・六〇(千葉大蔵)版の万病回春序鈔も
一六一四 慶長一九 六月二十八日没(一五七五 天正三生)舟橋秀賢(天皇侍読の公家) 導引纂要一冊【医学】京大蔵
一六一四 慶長一九 十一月八日没(一五四六 天文十五生)曾谷寿仙(通称は洞庵 朝廷医) 外科伝語一巻【医学】日本医学史による
一六一四 宮
書に慶長一九写本 馬島清眼 清眼医方三巻【医学】千葉大に江戸前期写本三巻一冊【補】
一六一四 千葉大に慶長一九竹山内匠佐写本 白嗜国公禅流眼目秘書一冊【医学】
研医会図に元和元(一六一五)延山少右衛門相伝 白嗜国公禅流秘伝之方組一冊【医学】
一六一四 神宮に慶長一九山田大路元孝写本 曲直瀬玄朔 洛陽道三製剤記一冊【医学】→玄朔道三配剤録→製剤記
一六一四 慶長一九奥書 山口道本 内証一流養生伝皈鏡巻(内障一流養生的伝鏡之巻)一冊【医学】乾々・京大富士川蔵【補】
山口道本 眼科書【医学】京大富士川蔵
一六一四 慶長一九 山口流滴伝鏡一冊【医学】乾々蔵
一六一五 慶長一九・二〇奥書 大内種冒伝 灸口伝一冊【鍼灸】乾々蔵
曲直瀬道三? 〔従天正頃至慶長〕道三名誉療治記一冊【医学】京大富士川蔵
一六一五 慶長二〇刊 吉益豊広(半咲斎) 外科極伝(外科秘伝)一冊【医学】九大蔵 九大に元和二写本も【補】
国会に慶長写本 浅見道斎 金瘡秘伝集二巻一冊【医学】
浅見流金瘡書一冊【医学】素行文庫蔵
慶長年古活字刊 察病指南抄三冊【医学】明暦二(一六五六)版、国文研に江戸前期整版も【補】
慶長年古活字刊 〔新刊〕針灸指南一冊【鍼灸】杏雨・竜門蔵
鍼灸指南集一冊【鍼灸】京大富士川蔵
鍼灸指南鈔一冊【鍼灸】九大蔵(理庵写)
慶長頃古活字刊 諸病食性禁好物一冊【本草・飲食】国会蔵【補】
内閣に慶長年間写本 五臓色光次第一冊【医学】
京大富士川に慶長年間写本 南蛮流目医集三巻一冊【医学】【補】
内閣に慶長写本 薬方抜萃二冊【薬物】
慶長年間? 半伝集一巻【医学】日本医学史による
慶長頃? 医術聞書(薬種能毒并製法)一冊【薬物】京大富士川蔵
慶長古鈔点灸書一巻【鍼灸】茶図成簣蔵
桃山時代 脈論【医学・謡曲】察病指南の謡い物→医教→仲遠【補】
一六一五 元和元 家伝秘方算種書一冊【医学】乾々蔵
刊本 家伝奇効六冊【医学】元和元年書籍目録による
一六一六 順天大山崎に元和二写本 医薬大丞玄意 本草医薬直方秘鑑三軸【本草】
一六一六 元和二 板坂大膳助 板坂流産前産後秘伝集【医学】日本医学史による
板垣大膳助伝 産前後秘伝集一冊【医学】京大富士川蔵
大膳助婦人科一流一冊【医学】東大鶚軒蔵
大膳家産科方書一冊【医学】愛媛伊予史蔵
大膳佐一流一冊【医学】乾々蔵
大膳亮婦人秘法一冊【医学】日大富士川蔵
大膳亮貞 婦人秘要集一冊【医学】乾々蔵
(大膳亮貞) 胎産録・胤産直指一冊【医学】乾々蔵 杏雨目録は大膳亮貞を削除
一六一六 元和二 辻本某 眼科秘伝一冊【医学】日本医学史による
一六一六 元和二 天川志門 眼目療治之覚一冊【医学】香川大神原に自筆本
一六一六 元和二 世戸口拾兵衛永祐書写相伝 極撰流眼目之治方一冊【医学】研医会図蔵
極眼流目伝書一冊【医学】順天大山崎に文化五(一八〇八)写本
極眼療一家伝之書一冊【医学】千葉大蔵
一六一七 元和三没(一五二二 大永二生)半井慶友(号は古仙 堺の町医) 半井古仙法印療治日記一冊【医学】北里東医研に江戸写本【補】
一六一七 乾々に慶長一一・元和三写本 古薬方一冊【薬物】
一六一七 乾々に元和三写本 垂口要験集一冊【獣医】
一六一七 科博和田に元和三奥書本 曲直瀬玄朔 延寿院十七ヶ条【医学】【補】
一六一七 元和三 眼鍼秘伝九巻【医学】乾々蔵
一六一七 元和三 (曲直瀬)寿徳庵玄由写 本草序例抄(本草序例鈔)二巻二冊【本草】宮書に自筆本
一六一七 元和三古活字刊 源順編 那波道円校注 和名類聚抄(倭名類聚鈔、倭名類聚抄)二〇巻【博物・辞典】国会・内閣ほか蔵 一〇巻本を増補したもの 以後の版本は国文研ほかに多数
一六一八 元和四写 新迦外流家伝明鍼(新針流)一冊【鍼灸】浜松市中央図蔵 書名の迦
外(かげ)には歌解の意も(斯文一三一号長野仁論文)【補】
一六一九 元和五序 一六四二 寛永一九刊 山本玄仙 万外集要三巻一冊【医学】国文研ほか蔵 金創の書で一部に南蛮流 一六四七・四八・四九・七一(増補四巻本)版も【補】
一六一九 元和五成 沢庵宗彭 刺針要致一軸【鍼灸】杏雨に自筆巻子本【補】
一六一九 元和五奥書 沢庵宗彭 針記一冊【鍼灸】四天王寺大恩頼に寛文頃書写本
一六一九 元和五奥書 家伝秘方百廿種書一冊【医学】乾々蔵
一六二〇 元和六 馬薬飼(馬方薬飼之秘伝)一冊【獣医】陽明蔵
一六二〇 元和六 眼薬論一冊【薬物】九大蔵
一六二〇 元和六 当流馬薬針抄一冊【獣医】陽明蔵
一六二〇 元和六 復拾金方抜書一冊【薬物】乾々蔵
一六二一 乾々に元和七写本 今大路道三(曲直瀬玄鑑) 今大路五拾七ケ条一冊【医学】道三切紙の抄出
一六二一 千葉大に元和七写本 小児桑山法印一流一冊【医学】小児の医方書【補】
桑山法印直伝一冊【医学】無窮神習蔵(畠山家伝を付す)
一六二一 元和七 水野勝直 〔安西流〕意切辨治集一冊【獣医】宮書に寛永元(一六二四)写本
一六二一 元和七 曲直瀬玄朔 旧新雑方三巻【医学】玄朔が次男元益に与えた書 遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一六二一 元和七 捷径外経集一冊【医学】乾々蔵 蛮天流
一六二一 元和七頃古活字刊 磯田道冶(富山道冶)? 竹斎(竹斎諸国物語、竹斎物語、竹斎狂哥)二巻【医事説話・仮名草子】寛永古活字本・一六八三
版や国文
研ほかに未詳年江戸版も 竹斎は富山道冶の師・曲直瀬玄朔がモデル、名は曲直瀬道三の号・雖知苦斎(のち翠竹庵)のもじり のち多数著述
された藪医竹斎物の嚆矢【補】
一六二二 元和八 六月二十七日没(一五八四 天正十二生)吉田宗達(吉田宗恂の子で名は皓・吉皓、号は恕軒・如見 幕医) 医学類聚四冊【医学】群
書備考・本朝医家著述目録による
吉田宗達 吉氏方【医学】群書備考による
吉氏家伝灸穴一冊【鍼灸】京大富士川に吉田家旧蔵本 経脈別で主に孔穴部位と灸の可不可【補】
吉氏家伝丹剤方一冊【薬物】京大富士川に吉田家旧蔵本 配剤薬を一字銘で記し書末に通常薬名との一覧表【補】
吉氏幼科法一冊【医学】京大富士川に吉田家旧蔵本 剤型別の小児方集で配剤薬を一字銘で記す【補】
吉田宗達 方考一巻【医学】本朝医家著述目録による
吉田如見(宗達) 本草和名私記二巻二冊【本草】国会白井・慶大富士川に吉田家旧蔵本 本草綱目の漢名に和名をあて綱目の分類で配列→一七〇九重編本草和名【補】
一六二二 京
大富士川に元和八写本 鍼術秘伝書四巻一冊【鍼灸】配剤論・満秘経候之図・針術治穴集・鍼之小鏡を収む【補】
一六二二 元和八 曲直瀬玄朔 医方縄墨三巻三冊【医学】乾々に自筆本 玄朔が嫡孫の親昌に与えた書 遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
一六二三 元和九古活字刊 〔重刊〕医方大成論抄二巻二冊【医学】京大・杏雨・陽明に古活字版
一六二三 元和九古活字刊 〔曲直瀬道三著 曲直瀬玄朔増訂〕 梅寿編 和名集并異名製剤記二巻二冊【薬物】内閣・東大蔵 一六二五古活字本と一六三
二・三三・三四・四五・四六(研医会図ほか蔵)・五三・五七(新板倭名集)・七一(国文研ほか蔵)・七九・九四版も【補】
一六二四 乾々に元和一〇写本 薬書【薬物】
慶長元和間古活字刊 切紙抄一冊【医学】東京古典会に一誠堂出品【補】
改正切紙抄一冊【医学】内藤くすりに寛政七(一七九五)賀戸純治写本
慶長元和間梅寿古活字刊 明医雑著抄三冊【医学】杏雨蔵【補】
元和中古活字刊 〔新刊俗解〕八十一難経図要(難経図説)一冊【医学】杏雨・研医会図ほか蔵 熊宗立の新刊勿聴子俗解八十一難経に基づく準漢籍【補】
元和寛永間古活字刊 十四経並臓腑図一冊【医学】研医会図蔵 十四経絡発揮の図を抜粋した準漢籍【補】
一六二四 研医会図に寛永元年写本 麻嶋清源流眼伝一冊【医学】
一六二四 寛永元 一七七四 安永三刊 永田徳本 通仙延寿心法二巻一冊【医学】佐賀県図鍋島蔵 日本永青文庫六(国会ほか蔵)に活字本【補】
一六二四 香川大神原に寛永元江春庵道淑写本 江戸初期薬効書一冊【薬物】
一六二四 寛永元古活字刊 〔新刊勿聴子俗解〕八十一難経抄二巻六冊【医学】杏雨蔵→一五〇九難経雲庵抄(俗解難経抄)【補】
一六二五 寛永二 岡崎三中奥書 眼目ノ次第一冊【医学】乾々に寛永六(一六二九)写本
一六二五 寛永二古活字刊 局方発揮抄(局方発揮鈔)三巻三冊【医学】大東急蔵 一六二八古活字本(研医会図ほか蔵)と一六四三版も
一六二六 寛永三 九月十九日没(一五七七
天正五生)曲直瀬玄鑑(今大路曲直瀬家 字は親純・亀溪、号は玄鑑 幕医) 亀谿傷寒要方一冊【医学】乾々蔵
今大路道三(曲直瀬玄鑑) 安部十全書一巻【医学】国書解題による
曲直瀬玄鑑 玄鑑自筆遺書目録等六種一巻【医書目】乾々蔵
曲直瀬玄鑑 玄鑑自筆書状一巻【史料・書簡】乾々蔵 九月三日延寿院宛
刊本 曲直瀬玄鑑 袖中集二冊【医学】大阪府石崎蔵
曲直瀬玄鑑 常山方衍義一二巻【医学】本朝医家著述目録による
曲直瀬玄鑑 略名記一巻【薬物】本朝医家著述目録による
一六二六 寛永三刊 (鼇頭注本)医方大成論一冊【医学】京大富士川蔵 匡郭周囲の余白一面に鼇頭注を刻入した名医の講義録で、序二葉ウラに寛永元年を記す
【補】
一六二六 寛永三刊 衆方規矩三巻一冊【医学】乾々蔵 一六三六(京大富士川蔵)・六八・八八・九〇・一七一八・四三・六三・七三・七八・九六版も
一六二六 寛永三梅寿古活字刊 梅寿撰 諸疾禁好集(禁好集)一冊【医学】研医会図ほか蔵
一六二六 寛永三梅寿古活字刊 格致余論鈔四巻【医学】陽明文庫蔵 一六四四・六〇版も→一六三六同名五巻本【補】
一六二七 乾々に寛永四奥書本 金瘡撲損療治一冊【医学】→一五七九金瘡治事【補】
一六二七 乾々に寛永四写本 金瘡撲損療治之目録一冊【医学】
一六二七 寛永四 山田洋次伝 針記一冊【鍼灸】岩瀬蔵【補】
一六二七 寛永四自序 紀州菊花形附一冊【植物】日比谷諸家蔵
一六二七 寛永四前書奥書 医薬大学頭藪井玄意 医薬直伝秘法鑑・乾巻一軸【医学】二〇一四国立科博展示 外科・産科で西洋の影響も【補】
一六二八 東北大狩野に寛永五写本 食物功能一冊【本草・飲食】
一六二八 乾々に寛永五写本 曲直瀬玄朔 養生之総論一冊【医学】日本教育文庫衛生及遊戯篇(国会ほか蔵)に活字本
一六二八 寛永五奥書 曲直瀬玄朔 玄朔養生集一冊【医学】乾々に自筆本
一六二八 寛永五 鈴木六左衛門相伝 南蛮流眼目之書一冊【医学】研医会図蔵
南蛮流眼目秘伝書一冊【医学】研医会図蔵
南蛮流眼科書(南蛮流眼目秘伝・南蛮流眼目秘伝点薬)一冊【医学】千葉大蔵
一六二八 寛永五古活字刊 済民略方一冊【医学】杏雨蔵
一六二九 寛永六 曲直瀬玄朔 医法権衡三巻【医学】医方書 玄朔が姪孫の玄隆に与えた書 遠藤ら日医史雑五〇巻四号による【補】
医法権衡奥書一冊【医学】東大史料蔵(東京都今大路銀次郎蔵本写)
一六二九 寛永六 榎並道白 眼目養生之次第一冊【医学】日本医学史による
榎並流秘伝目薬一流(秘伝榎並流目薬記)一冊【薬物】研医会図蔵
一六二九 寛永六 麻島清源 麻嶋灌頂之小鏡一冊【医学】乾々・東洋藤井蔵
摩嶋灌頂小鏡一紙【医
学】研医会図に一七三五写本【補】
麻嶋灌頂小鏡眼病口伝書一冊【医学】研医会図に一八三五写本【補】
麻島灌頂之小鏡書一冊【医学】研医会図に江戸写本【補】
一六二九 寛永六 馬嶋流眼薬書一冊【薬物】乾々蔵
一六二九 寛永六自跋 一六四四 同二一刊 寿徳庵玄由編 難経本義抄六巻六冊【医学】京大・乾々蔵 一六四八版も【補】
一六二九 寛永六序刊 野間三竹 学医通論一冊【医学】京大蔵
一六三〇 寛永七 二月十四日没(一五一三 永正一〇生ともに一説)永田徳本(号は知足斎) 医案勘辨一冊【医案】山梨県博甲州に写本二部
永田徳本 閑窓医譚一冊【医学】山梨県博甲州に享保元(一七一六)写本
永田徳本 関東下向記一冊【医学・紀行】刈谷蔵
永田徳本 診脈論【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本 〔知足斎、徳本〕十薫法【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本 十九方術書一冊【医学】京大富士川蔵
永田徳本 上口中秘伝書一冊【医学】乾々蔵
永田徳本 知足斎丸散方一冊【薬物】京大富士川蔵
永田徳本 知足斎永田先生遺稿抄(隠医方)一冊【医学】京大富士川蔵 知足斎十九方・知足斎十全香・知足斎禁方録を収む
永田徳本 知足斎禁方録【医学】→上掲 知足斎永田先生遺稿抄の内
永田徳本 知足斎十全香【医学】→上掲 知足斎永田先生遺稿抄の内
永田徳本 知足斎十九方要解一冊【医学】山梨県博甲州蔵
永田徳本 知足斎徳本秘方一冊【医学】東博(江戸末期写)・京大富士川蔵
永田徳本 徳本流灸治法【鍼灸】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本 徳本翁遺書一冊【医学】静岡県図葵蔵 閑雲集・神竜方を収む
永田徳本 徳本翁経験遺方【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本伝 徳本先生秘伝一冊【医学】山梨県博甲州蔵
永田徳本 徳本多賀流針穴秘伝【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本 徳本流灸治法【鍼灸】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本伝 徳本流脈伝極理一冊【医学】山梨県博甲州蔵
永田徳本 長田徳本翁抄書一冊【医学】弘前図蔵
永田徳本 腹診論【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本伝 婦人妊娠神秘書一冊【医学】山梨県博甲州蔵
永田徳本 別録一冊【医学】京大富士川蔵
永田徳本 望診術(望診術口訣)【医学】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
知足斎(永田徳本) 明医知方(明医方)二巻二冊【医学】多紀氏蔵印記のある上巻が中華医学会上海分館、下巻が杏雨に【補】
永田徳本 薬物論【薬物】→一九〇〇知足斎永田先生遺稿の内
永田徳本相伝 甲斐流眼目之書一冊【医学】研医会図蔵
徳本院家蔵理尽衍義一冊【医学】乾々蔵
徳本翁切紙一冊【医学】京大富士川蔵 徳本十九方・栄実能毒経験考を収む
徳本抄書一冊【医学】乾々蔵
徳本手鑑一冊【医学】慶大富士川蔵
徳本秘記鈔一冊【医学】東博に享保二(一七一七)写本
長田徳本家方一冊【医学】無窮神習蔵
一六三〇 寛永七刊 〔寿徳庵玄由〕 難経抄三巻三冊【医学】早大ほか蔵
一六三〇 寛永七刊 和歌食物本草(歌本草)二巻二冊【本草・和歌】国会ほか蔵 一六四二・四六・五四・七一・九二・九四版も→一六六七食物和歌本草増補【補】
一六三一 研
医会図に寛永八奥書写本 眼目女伝書一冊【医学】【補】
武田家女伝書二冊【医学】内藤くすり蔵 女伝書は目伝書の意か【補】
一六三一 研医会図に寛永八奥書写本 根来不動院 根来流眼目秘方一冊【医学】【補】
一六三一 東京医科大図に寛永八写本 神農秘伝書一冊【医学】同名の日大富士川本は金瘡・婦人科・産科書
一六三一 寛永八 曲直瀬玄朔 養生月覧抜萃【医学】国会に一軸、乾々に一冊本二部→一六七三養生月覧
一六三一 寛永八跋刊 曲直瀬玄朔著 杉田玄与校補 済民記三巻一冊【医学】神宮・玉川大・日文研宗田蔵
一六三一 寛永八刊 梅寿 新添修治纂要・付本草異名并和名・雷公薬性論炮製(修治纂要大全)五巻【本草】杏雨蔵 一六四〇・四六(九大・京大富士川蔵)・五八(国会白井蔵)・七七・八六版も【補】
一六三二 寛永八 十二月十日没(一五四九 天文一八生)曲直瀬玄朔(名は正紹、号は東井・延命院・延寿院 朝廷医のち幕医) 〔道三筆〕医学抜萃一
冊【医学】慶大蔵
曲直瀬玄朔 医語指南編三冊【医学】日本医学史による
曲直瀬玄朔 医方大成論釈談一冊【医学】京大に明治四三写本→一五九六大成論仮名鈔【補】
曲直瀬玄朔 大成論抄一冊【医学】乾々蔵→一五九六大成論仮名鈔【補】
曲直瀬玄朔 延寿医案【医案・史料】乾々蔵 一六〇七医学天正記の異本
曲直瀬玄朔 旧新撰方三巻三冊【医学】乾々に自筆本
〔曲直瀬玄朔〕 延寿院切紙一冊【医学】京大富士川蔵 五十七ケ条という【補】
曲直瀬玄朔 切紙東井御釈談一冊【医学】日文研宗田・千葉大蔵
曲直瀬玄朔 玄朔雑記一冊【医学】乾々に自筆本三部
曲直瀬玄朔 玄朔自筆医書抜書一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬玄朔 玄朔自筆雑記一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬玄朔 玄朔道三配剤録一冊【医学】東大史料蔵(京都府福井成功蔵本写)
曲直瀬玄朔 玄朔筆伝授書類一軸【医学】乾々蔵 玄鑑宛一一通
曲直瀬玄朔 玄朔門下学生帳一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄朔 食性要略【医学】乾々に自筆本(鍼灸略要の付)
曲直瀬玄朔 鍼灸略要一冊【鍼灸】乾々に自筆本(食性要略を付す)
曲直瀬玄朔 鍼灸要論一冊【鍼灸】京大富士川蔵
曲直瀬玄朔 調剤古制一冊【薬物】京大富士川蔵
曲直瀬玄朔 提耳面談三巻【医学】本朝医家著述目録による
曲直瀬玄朔著 安芸道本編 明医雑著釈談一冊【医学】京大に明治写本
東井先生手沢一冊【医学】京大富士川蔵
玄朔門下法則并誓詞之門人一軸【医学】乾々蔵
玄朔門下法則并誓詞門人記銘一軸【医学】乾々蔵
玄朔門人帳一冊【名鑑・医史料】乾々蔵(原本)
玄朔門人控帳一冊【名鑑・医史料】乾々蔵
一六三二 寛永九岸本惣兵衛尉相伝 金瘡善鬼流伝授書 付山田流金瘡之事一冊【医学】江州浅見流金瘡外科書 二〇一六東京古典会入札会出品【補】
金瘡善鬼流一冊【医学】千葉大・岡山大・日文研宗田蔵
一六三二 寛永九刊 医学大成論一冊【医学】皇漢医籍書目による
一六三二 寛永九刊 岡本玄冶編 八段坐功図一冊【医学】尊経に版本、日文研宗田に写本
一六三三 九大に寛永一〇写本 女伝集一冊【医学】
一六三三 寛永一〇 板橋玄古 南蛮流薬方秘伝一巻【薬物】日本医学史による
一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬玄朔 日用諸疾宜禁集一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵 日用食性・日用食性能毒・日用灸法と合 一六四二(国会白井ほか蔵)・四六・五五・五六・五九・六七・六八・七三・七四・七七・七九・八九・九〇版も
【補】
一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬玄朔 日用食性一冊【本草】京大富士川・内藤くすり蔵【補】
一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬玄朔 日用食性能毒一冊【本草】京大富士川・内藤くすり蔵【補】
一六三三 寛永一〇刊 曲直瀬玄朔 日用灸法一冊【鍼灸】京大富士川・内藤くすり蔵【補】
一六三四 寛永一一 馬島之古筆一冊【医学】九大蔵
一六三四 寛永一一序 岫雲軒玄程編 脈論一冊【医学】杏雨蔵(向鏡能毒等を付す)
一六三五 日文研宗田に寛永一二写本 〔妙薬秘書〕一冊【薬物】
一六三五 寛永一二奥書 灌頂一冊【医学】家政学院大江に江戸後期写本
本灌頂巻一〇巻一冊【医学】豊橋図蔵
一六三五 寛永一二刊 医学正伝或問鈔二冊【医学】江戸時代の古版本による
医学正伝或問鈔一冊【医学】国会蔵
一六三五 寛永一二刊 回生庵玄璞 運気論奥得助図(運気論得助図)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一六三五 寛永一二刊 回生庵玄璞 運気論口義(新刊素問入式運気論奥、運気抄、素問入式運気論奥口義)三巻付録一巻四冊【医学】国文研ほか蔵
一六三六 寛永一三写 南蛮流療治秘伝書一冊【医学】研医会図蔵 奥山仁左衛門相伝
一六三六 寛永一三飯田徳庵奥書 無分一伝書一冊【鍼灸】無窮神習に天和三(一六八三)写本【補】
一六三六 寛永一三刊 格致余論鈔五巻【医学】一六四四(京大富士川・内藤くすり蔵)・六〇版も→一六二六同名四巻古活字本【補】
一六三七 寛永一四 九月十四日没(生年未詳) 長沢道寿(号は柳庵・丹陽坊・売薬山人 土佐藩医) 藪門医案実録一冊【医案・史料】東大・高知(武
藤文書の内)蔵
長沢道寿 藪医問答一冊【医学】慶大富士川(元禄七写)ほか蔵
長沢道寿 治例問答【医学】京大富士川蔵(藪医問答と合一冊)
長沢道寿編 道寿先生医案集一冊【医案・史料】神宮蔵
一六三七 寛永一四 朝鮮白士立ほか答 朝鮮人筆談(問朝鮮国医師白判事士立信甫など)一冊【外交・医学・史料】京大富士川蔵【補】
一六三七 寛永一四古活字刊 寿徳庵玄由 難経捷径二巻二冊【医学】国会・東北大狩野蔵 一六四九版も【補】
一六三八 寛永一五 岡本玄冶 〔啓迪院秘伝〕医要方林(医要方林及修治異名薬替名付)二巻一冊【医学】乾々蔵
一六三八 寛永一五自跋 一六四七 正保四刊 回生庵玄璞 医方大成口義(医方大成論口義)五冊【医学】乾々蔵
一六三九 寛永一六 南蛮国秘方十二癩之一流一冊【医学】乾々蔵
一六三九 寛永一六 馬体五輪比定図及表一軸【獣医】中央競馬会蔵【補】
一六三九 寛永一六刊 病論俗解集一冊【医学】国文研ほか蔵 一六四八版も
一六四〇 京大に寛永一七写本 鍼灸家伝一冊【鍼灸】
一六四二 寛永一九 一月八日没(一五五四 天文二三生)安楽庵策伝(僧・茶人で落語家の祖とも 名は日快、号は醒翁) 百椿集【植物】国会白井ほかに写本
一六四二 乾々に寛永一九写本 集薬三冊【薬物】
一六四二 日
文研宗田に寛永一九写本 田村清兵衛尉貞光 大油円製法秘伝書一軸【薬物】【補】
一六四二 寛永一九 医書処方一冊【医学】乾々蔵
一六四三 寛永二〇刊 薬師通夜物語一冊【医事説話・仮名草子】国文研ほか蔵 主人公の藪医福斎は竹斎の亜流【補】
一六四三 寛永二〇刊 福斎物語(寛永飢饉鼠物語、鼠物語)一冊【医事説話・仮名草子】府中之島図ほか蔵 薬師通夜物語の改題本
寛永初頃刊 宜禁本草集要歌七巻三冊【本草・和歌】静嘉・京大・東大ほか蔵
寛永年間 今大路家家録一冊【医学】乾々蔵
寛永年間 外科一道集一冊【医学】乾々蔵
寛永年間刊 けつ馬の次第一冊【獣医】高木蔵
寛永医家系図伝六冊【医学・系譜】乾々蔵
寛永古活字刊 曲直瀬道三 美濃医書二巻一冊【医学】岐阜県図蔵 一五五八捷径辨治集の改題本【補】
寛永年間頃古活字刊 〔馬医書〕三冊【獣医】国会蔵 仮名本
一六四四 正保元 中江藤樹 神方奇術【医学】活字本の藤樹先生全集四に
一六四五 正保二 四月二十日没(一五八七 天正一五生)岡本玄冶(名は宗什のち諸品、号は啓迪庵、院号は啓迪院 幕医) 玄冶得効配剤一冊【医学】
神宮蔵
江戸刊 岡本玄冶 玄冶配剤口解一冊【医学】旧下郷・東京医科大蔵
岡本玄冶 玄冶秘授口訣集一冊【医学】九大蔵
岡本玄冶 玄冶百一方一冊【医学】神宮蔵
岡本玄冶 玄冶目付之書二巻【医学】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
玄冶目付二冊【医学】乾々に文政六(一八二三)写本
曲直瀬玄朔 岡本玄冶 家居医録【医学】乾々蔵
岡本玄冶 増補済民記六巻【医学】本朝医家著述目録による
岡本玄冶 通俗医海腰舟一巻【医学】本朝医家著述目録等による
玄冶法師家蔵方一冊【医学】東博蔵
一六四五 正保二 十一月十四日没(一五九〇 天正一八生)野間玄琢(名は成岑、号は白雲老人・寿昌院 朝廷医のち幕医) 群方類稿六三巻【医学】日
本医学史による
一六四五 東北大狩野に正保二陸安斎写本 沢庵宗彭 養生集(沢庵和尚養生書、沢庵養生説、沢庵養性部)一冊【医学・臨済】
一六四五 正保二 蘇生堂主人 鶉目利問答書一冊【動物】国会白井に宝暦一一(一七六一)写本
一六四五 正保二成 中条帯刀等 本味之事【医学】尾道図橋本に明暦三(一六五七)写本
一六四六 正保二 十二月十一日没(一五七三 天正元生)沢庵宗彭(臨済宗の僧、大徳寺住持) 医説【医学】積翠に自筆稿本一冊
沢庵宗彭 蒙童記【医学】京大富士川(嘘吸説の付)・弘前市図蔵
一六四六 京大富士川に正保三写本 中村三休 安驥集脈論一冊【獣医】
一六四六 日文研宗田に正保三奥書写本 越前半井家伝本 屠蘇進御次第秘伝書一軸【医学】【補】
一六四六 正保三 並河一敬 並河眼科書一巻【医学】日本医学史による
並河一敬 眼療伝家方一冊【医学】京大富士川・岡山大蔵
一六四六 正保三 婦人方切紙一冊【薬物】慶大富士川蔵
一六四六 正保三刊 鵜飼石斎 運気論奥句解三巻付図一巻【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
一六四七 正保四 八月六日没(一五九九 慶長四生)木下順斎(名は貞幹、字は直夫、通称は平之允、号は順庵・錦里など 幕儒) 杏林筆談二巻【医
学】本朝医家著述目録による
木下順斎 順斎方攷一巻【医学】本朝医家著述目録による
一六四七 神宮に正保四写本 当家伝薬制法一冊【薬物】
一六四七 岐阜市図に正保四写本 形原 神農秘伝書一冊【医学】
一六四七 正保四 産後産前之書一冊【医学】乾々蔵
一六四七 正保四序跋 黒沢定幸 驪黄物色図説(驪黄物色図)二巻一冊【動物】早大ほか蔵
一六四七 正保四跋刊 就安斎玄幽校注 〔南北経験〕医方大成論抄(〔新板〕医方大成論鈔)一〇巻一〇冊【医学】京大富士川ほか蔵 一六四九・六〇版も
一六四七 正保四刊 山本玄仙 外科秘伝集三巻一冊【医学】乾々・内藤くすり・研医会図蔵
一六四八 正保五 一月三日没(一五九五 文禄四生)那波活所(名は方のち觚、字は道円、通称は平八郎 和歌山藩儒) 桜譜一冊【植物】国会白井ほか蔵
一六四八 正保五自序刊 山脇玄心(道作) 勅撰養寿録(養寿録)四巻四冊【医学】京大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
正保年間 黒沢定幸 百馬図一帖【動物】国書解題等による
一六四八 慶安元 八月二十五日没(一六〇八 慶長十三生)中江藤樹(字は惟命、号は藤樹 陽明学者) 医学成書【医学】活字本の藤樹先生全集四に
中江藤樹 医書七巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一六四八 慶安元成 一七一三 正徳三刊 林正旦著 喜多村利旦(朝廷医)編 導引体要・付録二巻一冊【医学】東博・京大富士川・内藤くすり蔵
一六四九 慶安二 柘勘兵衛伝 湊八兵衛受 古今目清鑑抄一冊【医学】乾々蔵
一六四九 慶安二刊 蘇生堂主人 鶉書一冊【動物】国会・旧彰考蔵
一六五〇 慶安三 十月十一日没(一六一〇 慶長一五来日)沢野忠庵(フェレイラ Christóvão
Fereira) 南蛮流外科書(南蛮外科秘伝書)三巻一冊【医学】京大富士川・海老沢有道蔵
一六五〇 日文研宗田に慶安三写本 外科南蛮一流相伝書一冊【医学】
一六五〇 慶安三 カスパル口伝 阿蘭陀外科医方秘伝【医学】蘭館医Casper Schamburgerは一六四九~五一在留【補】佐藤文比古蔵
猪俣伝兵衛 阿蘭陀流外科書一冊【医学】京大蔵 猪俣伝兵衛はカスパルの通詞【補】
一六五〇 慶安三自跋 一六五一 同四刊 饗庭東庵 重校補註素問玄機原病式五巻補遺一巻五冊【医学】金沢図・内藤くすり・研医会図蔵
饗庭東庵 素問標註緒言草稿一冊【医学】乾々蔵
一六五〇 慶安三序 一六五二 同五刊 就安斎玄幽 本艸簡便(新撰本草簡便)三巻三冊【本草】国会・研医会図蔵 一六五八(早大ほか蔵)・九八版も 二四〇薬につき薬性の簡要を大字、他は小字 上巻は人参・黄耆、中巻は乾薑・
附子、下巻は益母草・紫蘇から【補】
一六五一 慶安四 紅毛外科書二巻二冊【医学】京大蔵 軟膏薬十七方に慶安四カスパル口伝の猪股伝兵衛識語あり 上巻は紅毛外科集・紅毛外科膏薬之
集・紅毛外科十七集・紅毛外科油之集、下巻は紅毛外科膏薬集・紅毛外科油之集・紅毛和解集・金瘡仕掛之事・西先生家秘膏薬方からなる【補】
加須波留口述 加須波留外科書一冊【医学】滋賀医大河村蔵(巻七・八存)
紅毛医伝雑記並諸方一冊【医学】京大蔵
紅毛丸散方和解一冊【薬物】京大富士川蔵
紅毛外療書五冊【医学】龍谷大蔵
紅毛外科油之集【医学】京大蔵紅毛外科書の内
紅毛外科金瘡療治二冊【医学】名大皇学蔵
紅毛外科経験秘方一冊【医学】慶大富士川蔵
紅毛外科膏薬集【医学】京大蔵紅毛外科書の内
紅毛外科膏薬之集【医学】京大蔵紅毛外科書の内
紅毛外科集【医学】京大蔵紅毛外科書の内
紅毛外科十七集【医学】京大蔵紅毛外科書の内
紅毛外科書一冊【医学】慶大富士川蔵
紅毛外科草正効能一巻【医学】日本医学史による→紅毛外科一流秘伝
紅毛外科道具図一冊【医学】徳島蔵
紅毛膏煉法一冊【薬物】滋賀医大河村蔵
紅毛膏薬方一冊【薬物】内閣・内藤くすり蔵
紅毛口和訓【医学】京大富士川蔵(和蘭集玉の付)
紅毛種物要薬集二冊【医学】乾々蔵
紅毛新流膏薬方書一冊【薬物】研医会図蔵
紅毛瘡科集一冊【医学】開国文化史料大観による
紅毛直考【医学】東京医大蔵
紅毛的伝金瘡書【医学】京大富士川(繕生室医話五)・千葉大・東京医大蔵
紅毛煉書一冊【薬物】神宮蔵
紅毛流金瘡仕掛口伝一冊【医学】京大蔵
紅毛流金瘡仕掛之書一冊【医学】京大蔵
紅毛流金瘡書【医学】乾々蔵(阿蘭陀語解等と合一冊)
紅毛流外科仕掛之書【医学】京大蔵(下巻欠、一冊)
紅毛流外科秘要二巻一冊【医学】九大(乾・坤)蔵
紅毛流膏煉書【薬物】乾々蔵(阿蘭陀語解等と合一冊)
紅毛流膏方【薬物】
紅毛流膏薬集【薬物】
紅毛流膏薬書【薬物】内藤くすり蔵
成田成巳 紅毛流膏薬煉書一冊【薬物】長崎蔵
紅毛流膏薬方一冊【薬物】乾々蔵
一六五一 内閣に慶安四写本 ふにんもん(医書婦人門)一冊【医学】
一六五一 東博に慶安四序写本 村上休弥 雪礀居士宗好 意斎流針秘伝一冊【鍼灸】
一六五一 慶安四 療治手宝一冊【医学】乾々蔵
江戸初期 円丹丸散方一冊【薬物】杏雨蔵
内閣に江戸初期写本 医書難字集一冊【医学】
国
会に江戸初期写本 医方大成略抄一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 家伝医案抄二巻二冊【医案・史料】
内閣に江戸初期写本 家伝合薬集一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 古今枢要集(古今枢要集口伝)三巻三冊【医学】
内閣に江戸初期写本 村上政次 小児一流之伝(村上政次聞書)一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 小児見様(小児婦懐外科集塵)一冊【医学】
国会に江戸初期写本 勝薬集一冊【薬物】
国会に江戸初期写本 針灸之図秘伝二冊【鍼灸】
内閣に江戸初期写本 人神書一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 婦人門一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 〔精撰〕辨治集一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 目医書一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 〔大全本草〕薬種異名一冊【薬物】
天理に江戸初期写本 養生問対上一冊【医学】
内閣に江戸初期写本 〔新撰御薬院〕揀効方一冊【薬物】
一六五一 慶安四刊 中山三柳増訂 長沢道寿著 増補愚按口訣集二巻【医学】→一六七二新増愚按口訣集→一六八一増広医方口訣集 日本漢方典籍辞典に
よる【補】
一六五二 慶安四 十二月三十日没(一五六八 永禄一一生)栗崎道喜(名は正元 ルソンで外科を学び長崎で南蛮外科栗崎流の祖) 金創仕掛一冊【医
学】日本医学史による
栗崎道喜 紅毛外科真伝三巻一冊【医学】杏雨・内藤くすり蔵
栗崎道喜 瘍医秘訣【医学】日本医学史による
紅毛外科一流秘伝一冊【医学】京大富士川蔵 腫物見立・草正効能・膏薬巻を収む
一六五二 慶安五成 工野玄越(二代久野玄越、草軒) 工野肚胗集(医法群要腹診之辯)一冊【医学】内藤くすりに一六八四写本 和製漢語「腹診」の初
出文献 草軒は曲直瀬の末流【補】
一六五二 慶安五序 一六八八 元禄元跋 鷹取養巴(字は聴安) 的伝分類三冊【医学】京大富士川蔵 外科書で卷上中は病症ごとの論と医方、巻下は外科の本草薬性【補】
一六五二 承応元 馬病療治書(療馬元鑑集)一巻【獣医】日本馬術史等による
一六五三 承応二 西村元春 鍼灸秘録一冊 【鍼灸】水戸の文籍による
一六五三 承応二刊 岡本玄冶 燈下集(玄冶七十方)二巻二冊【医学】矢口米三ほか蔵 一六五八・一七三七版も
一六五三 承応二刊 〔新編〕和歌能毒/付製法脈歌(能毒製法脈和歌集)二巻一冊【薬物】国会・京大富士川・内藤くすりほか蔵
一六五四 杏雨に承応三写本 十三方註解一冊【医学】
一六五四 承応三 家里梅了 眼科秘録一冊【医学】京大富士川蔵
家里流目薬并灌頂巻一冊【医学】研医会図蔵
家里一流相伝一冊【医学】千葉大に安永六(一八五九)写本
家里流眼目集一冊【医学】乾々蔵
家里流秘書【医学】日文研宗田蔵
眼疾極秘伝薬方一冊【医学】高知城歴博山内文庫蔵 家里流
眼目療治秘伝書一冊【医学】研医会図蔵 家里及真島流
一六五四 承応三 松原長太夫 能毒一冊【薬物】徳島蔵
一六五四 承応三自序 一六五六 明暦二刊 福田松珀 増益日用食性(増補日用食性)一冊【医学】京大・名大・杏雨蔵 一六七八・八四・九〇版(国会
白井ほか蔵)も【補】
一六五四 承応三刊 吉田宗恂(意安) 運気一言集四巻【運気】南京図書館蔵【補】
一六五四 承応三刊 灸所抜書之秘事一巻【鍼灸】杏雨蔵→一六五六灸所抜書之秘伝(灸経)【補】
承応年間刊 〔新版〕灸経(灸穴之秘伝)一冊【鍼灸】乾々・鎌田共済郷博蔵
一六五四 承応三刊 (秦宗巴) 新刊黄帝明堂灸経鈔三巻一冊【鍼灸】米谷隆史蔵 漢方の臨床六二巻九号に画像 曲直瀬門流の書【補】
一六五四 承応三刊 万病小児療治集一冊【医学】乾々・内藤くすり・宮崎文庫記念蔵
一六五五 承応四自筆識語 太医令延寿院道三(曲直瀬玄淵) 医方軌範【医学】国会に下巻のみ一冊(見返しに富士川游の署名) 門人の有賀道竹に授与【補】
一六五五 承応四刊 曲直瀬玄淵注 中江玄昌編 正伝或問鈔(医学正伝序并或問五十一条之鈔・医学正伝或問鈔・正伝或問六巻抄・医学正伝六巻抄・医学
正伝六巻抄・医学正伝序並或問五十一条之鈔)六巻六冊【医学】九大・東北大狩野・杏雨ほか蔵
一六五五 明暦元 九月二十六日没(一五九三 文禄二生)岡部拙斎(名は玄又 水戸藩儒) 〔拙斎〕医学発明記一巻【医学】近世漢学者著述目録大成に
よる
一六五五 明暦元自序 常陽・獣医官藤氏桑島季忠 療馬俗解集一冊【獣医】麻大白井・内藤くすり蔵
療馬俗解集抜書一帖【獣医】東北大狩野蔵古馬医書
一六五五 明暦元刊 中江藤樹 捷径医筌(医筌)五巻・首一巻【医学】名大医・旧浅野・内藤くすり・登米市寿庵蔵
一六五六 三原に明暦二写本 成田意休 婦人秘集一冊【医学】
一六五六 明暦二 洛下慶祐外科秘密書一巻【医学】日本医学史による
一六五六 明暦二 吉田宅孝 吉田流療馬集三冊【獣医】乾々蔵
一六五六 明暦二奥書 外科一部療治家伝書一冊【医学】乾々蔵
一六五六 明暦二刊 岡本玄冶 玄冶薬方口解(玄薬方)一冊【医学】京大富士川に山田業広旧蔵写本 一六六四・九〇版も【補】
一六五六 明暦二刊 灸所抜書之秘伝(灸経)一冊【鍼灸】京大富士川・羽間・内藤くすり蔵 松会市郎兵衛板→一六五四灸所抜書之秘事
一六五六 明暦二刊 端座流易極病穴之抜書一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 松会市良兵衛板 一六五八版も【補】
一六五七 明暦三 一月二十三日没(一五八三 天正一一生)林羅山(名は信勝、字は子信、別号は道春・羅浮子ほか 幕儒) 南人言稿二巻二冊【医学】内閣(一冊)・尊経蔵
林羅山 百馬百毛図一冊【動物】岩手に嘉永三(一八五〇)横浜慶恵写本
林羅山 本草序例註一冊【本草】内閣に自筆本 国会白井に大正写本
一六五七 明暦三 九月十七日没(一五七九 天正七生)古林見宜(名は道芥・正温、号は桂庵・寿仙坊 大坂町医) 医統粋【医学】日本医学史による
古林見宜 見宜家雑録一冊【医学】京大富士川蔵
古林見宜 見宜家流切紙一冊【医学】京大富士川蔵
古林見宜 見宜堂経験方一冊【医学】乾々・龍谷大ほか蔵
古林見宜 〔古林見宜家流〕見宜製剤記一冊【医学】京大富士川蔵
古林見宜 古林七十方一冊【医学】東大鶚軒・内藤くすり・日文研宗田蔵
古林見宜 綱目撮要方(撮要方)【本草】大阪名家著述目録・日本医学史による
古林見宜 正入回生見宜方二冊【医学】乾々蔵
古林見宜 配剤二冊【薬物】辨疑書目録・本朝医家著述目録による
古林見宜 白文入門六巻【医学】本朝医家著述目録による
一六五七 明暦三没(生年未詳 幕医)小島円斎等 小島円斎流・板坂流 医方小児論一冊【医学】京大富士川蔵 円斎は小島宝素の祖【補】
一五六七 はりきゅうミュージアムに明暦三写本 癰疔図一軸【医学】図は彩色【補】
一六五七 明暦三伝授奥書 山内為三 唖科一流伝書(小児一流秘伝書)一冊【医学】京大富士川蔵
一六五七 明暦三 メストロアンス・ヨンアン口授 向井元升(玄松)記 紅毛流外科秘要七巻【医学】九大蔵乾・坤二冊 蘭館医Hans Joan/Juriaen Hancke は一六五五~五七在留【補】
阿蘭陀外科書二巻一冊【医学】京大富士川蔵 アンス‐ヨレアンス秘伝書・阿蘭陀外科医方より成る
一六五七 明暦三 ステイビン的伝之書【医学】京大富士川蔵(繕生室医話三) 蘭館医Steven/Stephanus de la
Tombeは一六五七~六〇在留、五七に向井元升(玄松)に伝授【補】
ステイビン伝金瘡療法秘密【医学】京大富士川蔵(繕生室医話四)
ステイビン伝療治指南並薬方記【医学】京大富士川蔵(繕生室医話三)
ステイビン伝 外科秘伝書一冊【医学】京大富士川蔵
一六五七 明暦三刊 妙薬秘方集一冊【薬物】国会ほか蔵
一六五七 明暦三刊 秘伝薬方集一冊【薬物】内藤くすり蔵
一六五八 明暦四 真田自得集一冊【医学】乾々蔵
一六五八 明暦四年薬品書付一軸【本草】東博蔵(小野蘭山写)
明暦以後 井上交泰院門弟記一冊【医学】慶大富士川蔵
一六五八 万治元自跋 山崎重孝 扁心一流之秘伝書一冊【鍼灸】東大鶚軒蔵【補】
一六五九 旧三井鶚軒に万治二写本 仲国秘伝集二巻一冊【獣医】
一六五九 万治二序 一六八五 貞享二刊 奈須恒昌(号は玄竹、通称は久昌院 幕医) 〔証治群類〕医方聚要一二巻一二冊【医学】九大蔵 一六七八・
一七〇六版も
医方聚要抄(医方聚要脈法抄)一冊【医学】乾々蔵
一六五九 万治二自跋 一六六一 同四刊 谷村玄仙 十四経発揮抄(十四経発揮鈔)一〇巻【鍼灸】国会・早大・龍谷大ほか蔵【補】
一六五九 万治二自跋 一六六〇 同三刊 雒洋散人 鍼灸合類二巻二冊【鍼灸】京大富士川・龍谷大蔵
一六五九 万治二奥書 井口源左衛門伝授 安井十右衛門写 古牛病書一冊【獣医】麻大白井蔵 白井文庫で最古の牛病書【補】
一六五九 万治二序刊 上田山沢増改 中山三柳増補・長沢道寿原著(一六五一増補愚按口訣集) 切要方義五巻【医学】慶大富士川ほか蔵 一七八九版も【補】
一六五九 万治二刊 長沢道寿編 増補能毒三巻一冊【医学】内藤くすりほか蔵→改題本に一七〇〇種杏能義【補】
一六五九 万治二刊 〔鼇頭注〕局方発揮一冊【医学】研医会図ほか蔵 準漢籍【補】
一六五九 万治二刊 貞竹玄節 難経本義摭遺(難経摭遺)一〇巻一〇冊【医学】九大・杏雨蔵
一六六〇 麻大白井に万治三宮崎勘衛門写本 古馬医書一冊【獣医】
一六六〇 万治三 家蔵理尽集一冊【医学】慶大富士川蔵
水味斎応臨伝 家蔵理尽集抜華(理尽集・理尽集抜華)一冊【医学】内閣蔵
一六六〇 万治三 口中之療治金安流一巻【医学】日本医学史による
金安歯書【医学】京大富士川蔵(口科叢書の内)
金安秘方(金安秘方一流)【医学】
一六六〇 万治三序刊 名古屋玄医口授 玉名玄呂編 首書難経本義(難経本義首書)五巻【医学】漢学者伝記及著述集覧・本朝医家著述目録等による 難
経本義の鼇頭注で準漢籍【補】
一六六〇 万治三刊 〔饗庭東庵〕 首書十四経二巻【医学】日大医学図蔵 十四経発揮の鼇頭注で準漢籍【補】
一六六〇 万治三刊 鵜飼可久軒 通用古方詩括一冊【医学】千葉大・加大ロス・日文研宗田ほか蔵 漢籍・医学入門外集巻七の単行で準漢籍 仲景方とは無関係【補】
一六六〇 万治三刊 龔廷賢 (鼇頭注)〔新刊〕万病回春八巻八冊【医学】東大・山口大ほか蔵 準漢籍【補】
一六六一 万治四 一月二九日没(一五七三 天正元生)五十川春昌 飲食纂要【医学】本朝医家著述目録による
五十川春昌 鍼灸要略【鍼灸】本朝医家著述目録による
五十川春昌 薬石異録【薬物】本朝医家著述目録による
一六六一 万治四 矢嶋重郷写 眼目論一冊【医学】千葉大蔵【補】
万治頃木活字刊 饗庭東庵(立伯)述 市川道可等校 〔黄帝秘伝東菴〕経脈発揮七巻三冊【鍼灸】京大富士川蔵 龍谷大に一六六八版七巻
七冊本、杏雨に自筆稿本も【補】
一六六一 寛文元 七月十七日没(一六〇八 慶長一三生)江村剛斎(名は宗珉、字は友石、別号は全庵) 全菴医方一巻【医学】近世漢学者著述目録大成
による
一六六一 内藤くすりに寛文元写本 三沢玄勝相伝 鍼之口伝書一冊【鍼灸】【補】
一六六一 寛文元吉田一貞序・続攷 吉田意休(室町時代後期の人)草稿(一五五八とも) 吉田喜安増補 刺鍼家鑑集二巻脈論一巻二冊【鍼灸】乾々蔵 京
大富士川に嘉永六(一八五三)写の刺鍼家鑑二巻付録一巻一冊 当時の一貞は福井藩医【補】
吉田意休著 吉田喜安増補 吉田一貞続攷 経絡考義三巻三軸【鍼灸】杏雨・乾々蔵
吉田意休著 吉田喜安増補 吉田一貞続攷 大明鍼家琢周伝一巻一軸【鍼灸】杏雨蔵 伝記のごとき書題は不適切で内容は経穴書【補】
吉田意休著 吉田喜安増補 吉田一貞続攷 虫書(吉田虫之書)一冊【鍼灸】京大富士川蔵 鍼の口伝書
一六六一 寛文元識語刊 明堂并人身五臓之図四幅【鍼灸】東京古典会二〇〇〇入札目録掲載 はりきゅうミュージアムに彩色写本 五臓図と仰・伏・側人
明堂之図よりなる【補】
一六六一 寛文元刊 阿蘭陀流外科書【医学】寛文元版は礫川に巻四のみ一冊→成年不詳 阿蘭陀外科
一六六一 寛文元刊 加屋松庵編 小児療治集(小児療治抄)三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 道三家譜を付す
一六六一~一六七三 寛文元~延宝元 薬経太素二巻一冊【薬物】京大富士川ほか蔵 和気広世に託名し七九九(延暦一八)成とした偽撰【補】
一六六二 寛文二識語 一六六三 同三刊 名古屋玄医 秘穴授調一冊【鍼灸】乾々・龍谷大・内藤くすりほか蔵
一六六二 寛文二銘文 飯村玄斎(和歌山藩医)考証 岩田伝兵衛ら作 銅人形一体【鍼灸・史料】東博蔵(重文)【補】
一六六二 寛文二跋刊 滝野元敬 〔考訂増補〕修治纂要六巻三冊【本草】京大富士川ほか蔵【補】
一六六二 寛文二刊 野間三竹編 医統源流図一冊【医学】尊経蔵
一六六三 寛文三 諸膏集要一巻【医学】日本医学史による
一六六三 寛文三序刊 黒川道祐 本朝医考三巻三冊【医学】国会白井上中巻・下巻ほか蔵
一六六三 寛文三刊 大河内立三 〔重刻〕本草綱目序疏鈔一冊【本草】村野蔵
一六六三 寛文三刊 名古屋玄医述 桜井玄雄抄録 医経溯洄集抄七巻【医学】一九八三思文閣古書目録掲載【補】
一六六四 寛文四成 一六六六 寛文六刊 中村惕斎 訓蒙図彙(頭書増補訓蒙図彙・増補頭書訓蒙図彙大成)二〇巻目録二巻【事典・博物】国会ほか蔵 一六六八版、一六九五増補頭書版、一七八九・一八六七増補頭書……大成版も【補】
一六六四 寛文四奥書 見宜薬方一冊【薬物】乾々蔵
一六六四 寛文四刊 古林見宜 医家極秘方(見宜配剤)二巻一冊【医学】乾々・船橋・内藤くすりほか蔵
一六六四 寛文四刊 小児要方一冊【医学】乾々蔵
一六六四 寛文四刊 製薬屋善兵衛(林貞庵) 〔本草〕薬種目録一冊【本草】杏雨ほか蔵 一六八七版も 音読イロハ順の綱目索引で五九一薬【補】
一六六四 寛文四刊 曲直瀬道三著 曲直瀬玄朔編 図絵能毒注(能毒図鈔、能毒図解大成)三巻【本草】無窮神習・村野蔵 一六七八一・一七七三版も
【補】
一六六五 東京医科大図に寛文五写本 岩永寿軒伝授 外科金瘡之書一冊【医学】
一六六五 乾々に寛文五写本 金瘡秘密之大事(浅見流秘密拾七ケ書之巻・金瘡之秘伝・金瘡秘密之書)一冊【医学】
一六六五 神宮に寛文五写本 婦人通用秘薬方論一冊【薬物】
一六六五 寛文五 紅毛伝心集一冊【医学】開国文化史料大観による
一六六五 寛文五 杉本忠恵 杉本忠恵自筆案紙帳一冊【医学】東大鶚軒に稿本
一六六五 寛文五 武田某 秘伝小児方一巻【医学】日本医学史による
一六六五 寛文五自序刊 松下見林 運気論奥疏鈔(運気鈔)一〇巻一〇冊【医学】国会ほか蔵
一六六五 寛文五自序刊 松下見林 論奥辨証三巻三冊【医学】国会・龍谷大・京大富士川ほか蔵
一六六五 寛文五村上勘兵衛刊 〔首書、鼇頭注〕格致余論一冊【医学】研医会図・小曾戸洋ほか蔵 準漢籍【補】
一六六五 寛文五刊 武昌城 要馬秘極集一三巻【馬術・獣医】麻大白井ほか蔵 貞享五(一六八八)・宝永三(一七〇六)版も【補】
一六六六 内閣に寛文六写本 医方選集秘伝抄二冊【医学】
一六六六 千葉大に寛文六写本 阿蘭陀薬能毒一冊【薬物】
一六六六 科博和田に寛文六写本 〔栗崎流〕南蛮直伝金創外科一流一軸【医学】巻末に栗崎道喜一族と門人を列記【医学】【補】
南蛮伝栗崎先生正流金瘡一冊【医学】乾々蔵
南蛮伝栗崎先生正流外科薬方之書一冊【薬物】京大・内藤くすり蔵
栗崎一流外愈秘書三冊【医学】乾々蔵
栗崎一流膏書一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎一流外科秘書【医学】内藤くすり蔵
蘭方栗崎一流一冊【医学】日文研宗田蔵
南蛮一流外科秘書【医学】京大富士川蔵(栗崎流外科秘書等と合一冊)
南蛮一流ケキヤウ金瘡二巻一冊【医学】東北大狩野蔵(杉山某写)
南蛮一流之能毒一冊【薬物】東大鶚軒蔵
〔南蛮一流〕癩病秘伝集一冊【医学】慶大蔵
切支丹国外科一流一冊【医学】京大富士川蔵
外科一流日本秘伝(外科一流日本秘伝之極方)一冊【医学】乾々蔵
一六六六 東洋藤井に寛文六写本 門前流馬医療集一冊【獣医】瀉血・方剤等
一六六六 寛文六 目手鑑一冊【医学】乾々蔵
一六六六 寛文六自序 一六七五 延宝三刊 (釈)元政 食医要編一冊【本草】宮城県図伊達・内藤くすり蔵 一七四〇・一八二四版(国会白井ほか蔵)も【補】
一六六六 寛文六刊 八尾玄長編 医学入門(合類医学入門・医学入門注合類)一七巻一七冊【医学】内閣ほか蔵 一七二二版も 漢籍の医学入門を八尾玄長が改編した準漢籍【補】
一六六六 寛文六刊 岡本玄冶 家伝預薬集一冊【医学】国会白井・九大・東大鶚軒蔵 一六七一版と三巻本異版、一六八三新増版と一七一〇増補版(慶大富士川巻二・六・七存ほか蔵)の七巻本版も 剤型別医方書【補】
家伝預薬録一冊【医学】岩瀬蔵
一六六六 寛文六刊 古林見宜 日記中棟方三巻一冊【医学】杏雨・旧彰考蔵 一六七五・一七〇三版も
一六六六 寛文六刊 林羅山 本草綱目序註一冊【本草】内藤くすり・内閣蔵 一六七三版も
一六六七 研医会図に寛文七写本 麻嶋若狭守眼病療治書一冊【医学】麻嶋若狭守清源秘法/平仮名/眼目図入/麻嶋灌頂小鏡之巻・眼目養性之次第・七種
之内障絵図入及薬性からなる
麻嶋若狭守清源伝一冊【医学】研医会図に寛政一〇(一七九八)写本
麻嶋流眼科秘伝書一冊【医学】研医会図に江戸写本あり清源家伝(尾州三本木麻島と云在所真寺坊三河宝萊寺薬師如来十七日参籠満暁薬師如
来より直伝之秘書)・麻島若狭守林活相伝からなる
一六六七 寛文七 貫気論集一冊【医学】乾々蔵
一六六七 寛文七 小松某 宜禁集一冊【本草】国会白井・大阪府石崎蔵
一六六七 寛文七 林道栄 外科心鏡集序一軸【医学】京大に自筆本
一六六七 寛文七 久能玄三 生死標的一冊【医学】岩瀬蔵
一六六七 寛文七 河口良庵 相伝一紙之事一軸【医学】国会蔵(自筆) 河口良庵より平木無哲へ外科相伝一紙並相伝物之覚写
一六六七 寛文七奥書 橘隆庵 腹心伝一冊【医学】東大鶚軒蔵 腹診書【補】
一六六七 寛文七刊 山岡元隣(而慍斎) 食物和歌本草増補(増補食物和歌本草・増補食類食物和歌本艸大成)七巻七冊【本草】国会白井ほか蔵 一六八八・九四・一七一五・二三・三七・五七・九五・一八四六版も→一六三〇和歌食物
本草の増補【補】
一六六七 寛文七刊 和名集一冊【薬物】乾々蔵
一六六八 研医会図に寛文八写本 村上神梅 眼目秘伝書一冊【医学】
一六六八 寛文八 万目之図秘伝一冊【医学】京大大惣蔵 眼科書
一六六八 寛文八自序 一六七二 寛文一二刊 名古屋玄医 纂言方考(閲甫纂言方考)五巻三冊【医学】杏雨・内藤くすり蔵 山口大棲息に一六七九版も
一六六八 寛文八序刊 松山林益 中条流産書(中条流産前産後書)二巻二冊【医学】京大富士川蔵 一七二二(慶大富士川・日大医図蔵)・二四・四一版も【補】
一六六八 寛文八刊 古林見宜 外科単方五巻一冊【医学】京大富士川・内藤くすり・東京医歯大蔵
一六六九 神宮に寛文九写本 度量権八冊【度量衡】
一六六九 寛文九 西吉兵衛(玄甫) 諸国土産書一冊【物産】旧彰考蔵
一六六九 寛文九 富永市郎兵衛 薬草ノ名並和文扣一冊【本草】京大富士川蔵 蘭館薬剤師Godefried
Haeck一六六九~七一在留による長崎薬草調査の通詞記録系【補】
一六六九 寛文九成 名古屋玄医 経脈薬註一冊【医学】京大富士川に医方問余等と合一冊
一六六九 寛文九自跋 宜春庵閲甫(名古屋玄医) 半井脈経薬註一冊【医学】慶大富士川蔵
一六六九 寛文九自序 名古屋玄医 脈要源委三巻一冊【医学】内閣ほか蔵
一六六九 寛文九自序 一六七一 寛文一一刊 名古屋玄医著 野村玄敬校 閲甫食物本草二巻二冊【本草】国会ほか蔵 一六七四版も
一六六九 寛文九自序 一六七六 延宝四刊 山本玄通(通称は宗孝、号は不貫乗・適庵) 鍼灸枢要二〇巻一六冊【鍼灸】石川・龍谷大蔵 一六七九・八
六版(付補遺一巻)も
元禄年間刊 山本玄通 身心養性記一冊【医学】元禄書籍目録による
一六六九 寛文九刊 奥村久正 食道記(養生妙薬、料理食道記)二巻二冊【料理】内藤くすり蔵(下巻一冊) 慶大古医書ほかに寛延四(一七五一)版も
一六六九 寛文九刊 松尾丹横子 保幼集一冊【医学】乾々蔵
一六六九 寛文九刊 浅井了意 〔新編〕霊宝薬性能毒六巻【本草】研医会図ほか蔵 跋に東井先生(曲直瀬玄朔)の口訣伝授という 増補や合類を冠した一六七八・九七・九
九版などの版本多し【補】
了意堂試僉方一冊【医学】石川県歴博長岡蔵
一六七〇 金沢市加越能に寛文一〇奥村因幡写本 新京升につき御触一冊【度量衡】
一六七〇 寛文一〇 水野道竹 古昔明医之秘法一冊【医学】乾々に自筆本
一六七〇 寛文一〇 伊東玄柏 哺粕集一冊【医学】乾々蔵
一六七〇 寛文一〇 河口良庵 阿蘭陀外科要訣全書五巻二冊【医学】研医会図蔵【補】
一六七〇 寛文一〇 阿蘭陀外科良方【医学】新撰洋学年表による
一六七〇 寛文一〇成 楢林新右衛門(鎮山)・加福吉左衛門他 阿蘭陀薬草功能之書一冊【薬物】慶大富士川蔵(外題は望聴先生𧬒筆・望聴先生謾筆で幕医の吉田宗恬が転写 吉田家旧蔵本) 蘭館薬剤
師Godefried Haeck一六六九~七一在留と通詞の合同調査最終報告書【補】
一六七〇 寛文一〇刊 山脇道円 阿蘭陀流外科書(阿蘭陀流外科良方)四巻四冊【医学】研医会図ほか蔵 一七六四版も
一六七〇 寛文一〇刊 滝野元敬(元桂) 改正増補多識編【本草・辞典】岐阜市図ほか蔵【補】
一六七〇 寛文一〇刊 山脇道円 外科良方一冊【医学】刈谷・旧彰考蔵
一六七〇 寛文一〇刊 曲直瀬玄朔 延寿配剤記四巻四冊【医学】京大富士川蔵 一六〇七医学天正記の異本
一六七〇 寛文一〇刊 難病証治類方二〇冊【医学】京都府蔵
刊本 曲直瀬玄朔 小児方一冊【医学】寛文十年書籍目録等による
刊本 曲直瀬玄鑑 衆方規矩三冊【医学】寛文十年書籍目録等による
刊本 鍼書端座流一冊【鍼灸】寛文十年書籍目録による
端座当流針書(当流針書)一冊【鍼灸】東北大狩野蔵
当流針之伝抜書一冊【鍼灸】東大鶚軒蔵【補】
端座流秘伝書一冊【鍼灸】東大に文政二(一八一九)奥書写本 知心流鍼治(当流秘訣)を付す【補】
刊本 秘伝雑方二冊【医学】寛文十年書籍目録による
刊本 就安斎玄幽編 〔崔真人〕脈訣鈔二冊【医学】寛文十年書籍目録等による【補】
一六七一 寛文一一自序 一六七二 同一二刊 中山三柳 病家要覧八巻八冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一六七一 寛文一一自序 一六八四 貞享元刊 向井元升 庖厨備用倭名本草(備用庖厨和名本草)一三巻一三冊【本草】国会白井ほか蔵
一六七一 寛文一一序刊 食物備考五巻二冊【飲食】京大・杏雨・龍谷大ほか蔵
一六七一 寛文一一刊 劉温舒 〔鼇頭〕運気論(新刊素問入式運気論奥)二巻二冊【医学】国会・大阪府図ほか蔵 準漢籍【補】
一六七一 寛文一一刊 大村寿庵編 捷径外科俗書(外科捷径俗書)六巻一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
一六七一 寛文一一刊 単方効鑑(万病近効方)三巻一冊【医学】京大富士川・内藤くすり・乾々蔵
一六七一 寛文一一刊 岡本玄冶 日用功方(増補燈下集)四巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一七二一版も
一六七二 寛文一二 五月二十三日没(一五八三 天正一一生)石川丈山 修蘭抄一冊【植物】祐徳に貞享元(一六八四)写本
一六七二 寛文一二 十一月六日没(一五九六 明の万暦二四生)戴曼公(独立性易、俗名は戴笠、別号は曼公 明の僧侶で医師、一六五三長崎に来航 池
田正直に治痘法を伝授) 大極伝授一巻【医学】日本医学史による
戴曼公 大明独立老人用薬方【薬物】早大ほか蔵の北山友松子医案に付
独立痘瘡秘訣一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
戴曼公 戴曼公治痘用論一巻【医学】新纂禅籍目録による
戴曼公 戴曼公先生痘疹口訣一冊【医学】国会ほか蔵
痘科池田家言一冊【医学】国会(戴曼公先生痘疹口訣の付)ほか蔵
戴曼公 痘疹治方録【医学】京大富士川に地一冊、乾々に戴曼公痘疹治方二冊
戴曼公 痘疹方論一冊【医学】乾々に寛政四(一七九二)写本
戴曼公 痘瘡論一巻【医学】日本医学史による
戴曼公 得瘡治法口訣一冊【医学】乾々蔵
戴曼公 幼人痘疹治術伝一冊【医学】乾々蔵
戴曼公治痘秘中之真秘一帖【医学】研医会図蔵
幼修主人 戴曼公痘瘡方一冊【医学】東北大狩野・内藤くすり蔵
一六七二 寛文年間(一六五五 明暦から) 今西玄意伝 藤井正民編 医事秘記一冊【医学】九大に天保九(一八三八)写本 年代は漢方の臨床六二巻七
号長野論文による【補】
一六七二 寛文一二 中山三柳 百雑考一冊【医学】岩瀬蔵
一六七二 寛文一二成 和蘭製薬書一冊【薬物】国会・杏雨蔵 蘭館薬剤師Frans
Braun一六七一~七四在留が持参のガラス製大型蒸留器を設置した出島「油取家」で日本人医師に教授した精油抽出方に基づく【補】
阿蘭陀製薬功能一冊【薬物】京大富士川蔵(阿蘭陀外科全書下)
阿蘭陀製薬並用法【薬物】京大富士川蔵(繕生室医話六)
和蘭製薬秘法(和蘭製薬法)一冊【薬物】岸和田高に安政四(一八五七)写本
阿蘭陀製油功能並図記【薬物】京大富士川蔵(繕生室医話三)
阿蘭陀伝製油秘決一冊【薬物】村野蔵の阿蘭陀本草摘要と合
阿蘭陀能毒並油取様一冊【薬物】京大蔵
阿蘭陀諸草油取様之事一冊【薬物】内閣蔵
阿蘭陀諸油及水之取様一冊【薬物】京大富士川蔵(阿蘭陀口と合)
阿蘭陀諸油製法一冊【薬物】大妻女大浜田蔵
阿蘭陀的伝諸油取秘密書一冊【医学】京大富士川蔵(繕生室医話三)
阿蘭陀薬油薬水取様並功能書一冊【薬物】京大富士川蔵
和蘭陀油水酒製様能毒書一冊【薬物】杏雨に小山玄達写本
阿蘭陀油部(阿蘭陀油部同器)一冊【薬物】乾々・日文研宗田蔵
阿蘭陀油方(油取様付リ能之事)一冊【薬物】内閣蔵
阿蘭陀流仕掛之書【薬物】研
医会図蔵
阿蘭陀流花之油取秘伝(阿蘭陀流諸草花油取様秘伝)一冊【薬物】乾々蔵
油取様一冊【薬物】東京医科大図蔵
油取様書一冊【薬物】東京医科大図蔵
油之能並油取様之事一冊【薬物】千葉大蔵
和蘭一流油水薬秘製口訣一冊【薬物】京大富士川蔵(和蘭膏油方の付)
家書諸油製法水取法・薬草口訳・油配剤・薬酒造法一冊【薬物】乾々蔵
片山万三郎写 諸油取様並能性一冊【薬物】千葉大蔵
水油製法書/付主治(竹花油法/ヲ・リヨンロサアロム)一冊【医学】慶大富士川蔵
製油之秘法一冊【薬物】東京医科大図蔵
刊本 蘭方水薬油薬製方並主治一冊【薬物】長崎大経済武藤蔵
蘭方製薬書一冊【薬物】杏雨・内藤くすり蔵
一六七二 寛文一二成 (伝)曲直瀬道三 経脈方寸秘書(古道三経脈説)一冊【鍼灸】京大富士川に中島玄春(東嶺)の経絡辨明(荇芼経絡明辨)【鍼灸】と合一冊【補】
一六七二 寛文一二序刊 竹斎はなし三巻三冊【医事説話・仮名草子】彰考蔵 藪医竹斎物【補】
一六七二 寛文一二刊 岡本玄冶 玄冶方考三巻三冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵
一六七二 寛文一二刊 中山三柳増訂 長沢道寿著 新増愚按口訣集三巻【医学】日本漢方典籍辞典による 一六八一(城西大水田蔵)・一七五四版も→一六五一増補愚按口訣集【補】
一六七二 寛文一二刊 貝原益軒 本草綱目品目一冊【本草】国会白井・内閣ほか蔵 一六七二版校正本草綱目(国会ほか蔵)の付 本草名物附録を付す
一六七二 寛文一二刊 貝原益軒 本草名物附録【本草】本草綱目品目の付
一六七三 京大富士川に寛文一三写本 産前産後秘書一冊【医学】
一六七三 乾々に寛文一三写本 腫物悪瘡寒熱吉悪知事一冊【医学】
明暦寛文年間 狩野重賢画 草木写生/春秋之巻二軸 【本草】国会白井に手稿本
寛文年間刊 土岐長元(重元) 医工入式三冊【医学】旧彰考・内藤くすり蔵
寛文年間刊 増補聖功方五冊【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
刊本 禁好物一冊【医学】寛文書籍目録による
刊本 十四経鈔三冊【鍼灸】 寛文書籍目録による
一六七三 寛文一三刊 曲直瀬玄朔 養性月覧(長命請合養生月覧)一冊【医学】内閣・京大・東大ほか蔵
寛文年間刊 野間三竹 修養編四巻一冊【医学】旧彰考蔵 京大富士川ほかに一六九三版も
寛文年間刊 松尾道益 養生俗解集三巻一冊【医学】乾々蔵 一六七八・一七一四・三一版も
一六七三 東京医歯大阿久津に延宝元写本 紅毛外科秘伝集(紅毛外科秘伝書)二冊【医学】
一六七三 延宝元 稲野信濃 真偽諸薬考八冊【薬物】日本博物学年表による
一六七三 延宝元 稲野信濃 自採薬録五巻【本草】日本博物学年表による
一六七三 延宝元自跋 一六七四 同二刊 林玄厚 経絡捷径(十四経指南)一冊【鍼灸】龍谷大蔵→一六九八経絡捷経 十四経指南は一六九七・一八六二
版も【補】
一六七三 延宝元没(一六二一 元和七生)饗庭東庵(立伯)述 雲庵記 未詳年刊 医学授幼鈔三冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・東北大狩野ほか蔵
家伝切紙一冊・切紙辨断二冊を収む
饗庭東庵 太極源流三箇書一冊【医学】乾々に正徳四(一七一四)奥書の山崎直方秘伝本 太極源流済世要决・太極源流済世方林・一家一流
感冒之両方を収む【補】
刊本 (饗庭)東庵 十四経頭書(十四経首書)二冊【鍼灸】寛文書籍目録等による
一六七四 延宝二刊 饗庭東庵編 諸家脈位考一冊【医学】杏雨蔵
一六七四 延宝二 十月七日没(一六〇二 慶長七生)狩野探幽画 草花写生巻物(草花写生図巻)五軸【植物】東博蔵
一六七四 延宝二 鳥居玄哲 婦人医鑑一冊【医学】東大鶚軒に貞享五(一六八八)菅居朝亮写本
一六七四 延宝二 曲直瀬玄淵 養生訓一軸【医学】国会に手稿本
一六七四 延宝二序 曲直瀬玄淵増補 曲直瀬玄朔原著 常山方一二巻一二冊【医学】内閣・京大富士川・乾々蔵 遠藤ら日医史雑五〇巻四号によると玄朔の原著は一五九六伝心方法【補】
曲直瀬玄淵補 常山方新補一冊【医学】東大(常山方新増)・乾々(自筆)蔵
阿中子 診家纂言一冊【医学】常山方(内閣写本)に付録
一六七四 延宝二自序 一六七七 同五跋刊 向井元升 養生善道一冊【薬物】内閣蔵(養生善道家秘禁方霊剤六首・六種方剤之品題・養生霊方六条詩を付す) 写本(養生善道家秘禁方
霊剤 六首一冊)は龍谷大蔵【補】
一六七四 延宝二序 同年刊 〔新編〕日用食性大成(増補食物備考大成・新編食物備考大成)五巻三冊【本草】京大(巻一・二)と陽明(巻一・四・五
欠)蔵 一六九二版も 巻四・五は経穴と灸【補】
一六七四 延宝二成 一六七九 同七奥書 阿蘭陀草花鏡図一軸【薬物】長崎シーボルト記念館蔵 蘭館薬剤師のGodefried
Haeck一六六九~七一在留とFrans Braun一六七一~七四在留による長崎薬草調査と説明の記録→一七〇九阿蘭陀本草図経【補】
一六七五 延宝三 河口良庵 アルマンス伝方一冊【医学】日本医学史による 蘭館医Allmans/Herman[us]
Katzは一六六〇~六二在留【補】
一六七五 延宝三 婦人科一冊【医学】乾々蔵
一六七五 延宝三序 一六七八 同六刊 新井玄圭 食物摘要(諸家食物摘要大全)八巻六冊【飲食】国会ほか蔵 一六八三版(国会白井ほか蔵)も
一六七六 延宝四 八月十七日没(一六〇八 慶長一三生)野間三竹(名は成大、字は子苞、号は静軒・柳谷・潜楼 幕医) 医学類編一冊【医学】近世漢
学者著述目録大成・日本医学史による
一六七六 延宝四序刊 永原了的増補 〔合類増補〕衆方規矩六巻二冊【医学】研医会図ほか蔵 一七〇七版も【補】
一六七六 延宝四刊 喜運院之苪編 鍼灸抜萃(針衆方規矩灸抜萃)三巻五冊【鍼灸】内藤くすり蔵 一六八〇・八五版も→一六九五広益鍼灸抜萃 一六九
六合類鍼灸抜萃 一六九八鍼灸抜萃大成
一六七七 静嘉に延宝五写本 阿蘭陀外科一流一冊【医学】乾々にも
阿蘭陀外科一流膏薬之書一冊【薬物】九大蔵
一六七七 延宝五没(一五九七 慶長二生)池田正直(号は嵩山 伝では渡来明人の戴曼公に学んだ池田痘科の祖) 池田痘疹考五巻五冊【医学】東大蔵
池田正直記 戴曼公述 治痘方函一冊【医学】九大・京大富士川・乾々ほか蔵
池田正直 治痘方論一冊【医学】東北大狩野・刈谷蔵
池田正直 痘中痘後食物禁好一冊【医学】東北大狩野・日大富士川ほか蔵
池田正直 方論一冊【医学】石川県歴博長岡に寛政五写本
一六七七 延宝五 十一月一日没(一六〇九 慶長一四生)向井元升(字は以順・素柏、号は霊蘭、晩年の名は元升 万治元から京都の町医)説 玄淡向義
記・編 医門関二冊【医学】九大(巻一・巻二)・龍谷大蔵
向井元升 乾坤雑説二巻【医学】本朝医家著述目録による
向井元升 広求経験秘方一巻【医学】漢学者伝記及著述集覧による
向井元升 霊蘭調剤式一巻【医学】漢学者伝記及著述集覧による
向井元升 霊蘭秘葯一冊【本草】国会白井蔵(一七二一 享保六の序あり) 病門別医方集【補】
向井元升 霊蘭本草四巻【本草】漢学者伝記及著述集覧等による
向井元升 〔増続〕和名綱目六冊【本草】本朝医家著述目録等による
一六七七 延宝五刊 主治針法(鍼法口訣指南)三巻三冊【鍼灸】京大富士川・乾々蔵→一七〇五鍼法口訣指南
一六七八 延宝六 十月八日没(一五九四 文禄三生)山脇玄心(通称は道作 朝廷医) 原病式集解二冊【医学】東大鶚軒蔵
山脇玄心 四家禁方一冊【医学】京大富士川蔵
山脇玄心編 附方分類一冊【医学】杏雨蔵→一六八八本草綱目附方分類【補】
一六七八 京大に延宝六写本 阿蘭陀外科秘授膏薬百効全書一冊【医学】
一六七八 東大鶚軒に延宝六写本 内景五臓図並十二経脈図一冊【医学】
一六七八 研医会図に延宝六写本 麻嶋流眼科口伝抄一冊【医学】
一六七八 研医会図に延宝六写本 麻嶋流眼科口伝秘書一冊【医学】
一六七八 研医会図に延宝六曲直瀬玄淵相伝写本 曲直瀬道三 養生記一冊【医学】
一六七八 乾々に延宝六写本 山須主人 眼目備要一冊【医学】
一六七八 延宝六 山須主人 眼目通覧一冊【医学】乾々蔵
一六七八 延宝六 曲直瀬玄淵 玄淵先生薬剤記一冊【薬物】乾々に自筆本
一六七八 延宝六 中島仙庵 婦人科和歌一冊【医学】慶大富士川蔵
一六七八 延宝六序刊 中島仙庵 歌養生(医法摘要歌)二冊【医学】京大富士川・乾々蔵
一六七八 延宝六成 名古屋玄医 必用灸穴秘決(必用灸穴)一冊【鍼灸】東大鶚軒蔵
一六七八 延宝六自序 一六七九 同七刊 草刈三越 医教正意四巻四冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵
草刈三越 三越先生腹診伝(草刈三越先生腹診秘伝)一冊【医学】京大富士川蔵【補】
一六七八 延宝六刊 一六九五 元禄八刊 森本玄閑 難経本義大鈔二〇巻序目三巻図巻一巻図解一巻彙攷一巻二七冊【医学】杏雨・内藤くすり蔵
一六七八 延宝六序刊 北山寿安 〔删補〕衆方規矩(衆方規矩删補)三巻三冊【医学】日大富士川蔵 一七三七(早大ほか蔵)・九六版も
一六七八 延宝六序刊 田中玄叔(三朴)校 増補霊宝薬性能毒(薬性大全合類)七巻【本草】内藤くすりほか蔵 一六九八版(慶大富士川ほか蔵)も【補】
一六七八 延宝六跋刊 本草薬名備考(薬名備考)九巻九冊【本草】東大図ほか蔵 綱目のイロハ順索引【補】
一六七八 延宝六刊 貝原益軒 和漢名数二巻一冊【語彙】国会亀田ほか蔵 一六八九序の九二版は国会亀田ほかに 医学・本草の内容多→一六九二続和漢名数【補】
一六七九 延宝七 二月二十七日没(一五九三 文禄二生)奈須恒昌 薬方彙纂【薬物】本朝医家著述目録による
一六七九 京大に延宝七写本 南蛮流膏方一冊【薬物】
一六七九 乾々に延宝七伝授本 能毒【本草】
一六七九 延宝七 谷田茂庵 家抄随筆(家伝内伝抄)一冊【医学】乾々蔵
谷田茂庵 家法治略一冊【医学】杏雨に天保四(一八三三)平出延齢写本
一六七九 延宝七 名古屋玄医 保幼方一冊【医学】大阪府石崎蔵
一六七九 延宝七 名古屋玄医 脈要訓蒙一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
一六七九 延宝七成 名古屋玄医 訓蒙修治三巻一冊【医学】東大鶚軒・乾々・内藤くすり蔵【補】
一六七九 延宝七頃成 名古屋玄医 訓蒙薬対摘要一冊【医学】国会・東大鶚軒・尾道図橋本蔵【補】
一六七九 延宝七自序 一六八四 天和三 十二月跋刊 名古屋玄医 難経註疏二巻五冊【医学】京大富士川・岩瀬・内藤くすり蔵 三焦心包絡命門辨を付す【補】
同上刊 名古屋玄医 三焦心包絡命門辨(三焦命門辨)一巻一冊【医学】京大富士川・乾々・研医会図蔵 難経註疏の付【補】
一六七九 延宝七自序 名古屋玄医 医方問余一〇巻【医学】京大富士川ほか蔵
名古屋玄医 医方問余外科門五巻【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 医方問余眼科門五巻【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 医方問余口科門一巻【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 医方問余小児門二巻【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 医方問余婦人門二巻【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
名古屋玄医 医方問余録一〇巻二冊【医学】京大富士川蔵
一六七九 延宝七序 一六八〇 同八刊 渡辺秀富(東伯) 合類鍼法奇貨五巻一冊【鍼灸】国会・京大富士川・龍谷大ほか蔵
一六七九 延宝七自序 一六八〇 同八刊 里木予一(野本道玄) 杉楊枝(一休杉楊枝)六巻六冊【医事説話・仮名草子】国会・東大ほか蔵 一七二〇版
(早大ほか蔵)も 主人公は一休と竹斎【補】
一六七九 延宝七自序刊 福田道折 大明琢周鍼法鈔二巻一冊(匹地喜庵 〔大明琢周〕鍼法一軸)【鍼灸】京大富士川・杏雨内藤くすり蔵→一六九八琢周針法【補】
大明琢周鍼法伝書一軸【鍼灸】はりきゅうミュージアムに天保一五(一八四四)太田玄鳳(松江藩医で初代の太田玄仙は福田道折門人)写本(斯文一三一号長野
仁論文)【補】
一六七九 延宝七刊 広田玄伯 格致余論疏鈔八巻八冊【医学】早大ほか蔵
一六七九 延宝七刊 曲直瀬玄淵 〔増補〕済民記三巻一冊【医学】内藤くすり蔵
一六七九 延宝七刊 北山寿安評議 堀元厚再考 野村玄敬編 〔鼇頭再考〕纂言方考評議五巻三冊【医学】九大・京大・東北大蔵 一七三二版(京大富士川ほか蔵)も→一六六八纂言方考【輔】
刊本 北山寿安 纂言方考首書三巻六冊【医学】元禄十一年書籍目録等による
一六八〇 慶
大富士川に延宝八写本 南蛮流外療(延宝写本南蛮流外科)一冊【医学】
一六八〇 延宝八 伊勢屋長兵衛等 御薬種目録一冊【本草】金沢市加越能蔵
一六八〇 延宝八 貝原益軒 本草綱目和名目録一巻【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
一六八〇 延宝八自序 一六八一 延宝九刊 宇治田雲庵 医学辨害一二巻序目一巻一三冊【医学】京大富士川・山口大・杏雨ほか蔵
一六八〇 延宝八自序 一六八二 天和二刊 中生寸木子 十四経発揮評誤二巻二冊【鍼灸】内藤くすり・龍谷大蔵【補】
一六八〇 延宝八自序 一六八五 貞享二刊 下津元知 図解本草一〇巻一〇冊【本草】国会ほか蔵 一七一六版も イロハ順【補】
一六八〇 延宝八自序 一六八二 天和二刊 中山三柳(忠義) 遂生雑記三巻三冊【本草】京大富士川ほか蔵
一六八〇 延宝八自序 深見玄岱(元泰、号は天漪、姓を高とも 医に通じた幕儒) 養生編一冊【医学】慶大幸田蔵
深見玄岱 高元泰養生訓一冊【医学】東大鶚軒蔵
深見玄岱 養生論一冊【医学】京大富士川蔵
一六八〇 延宝八刊 十四経発揮俗解三巻二冊【鍼灸】龍谷大蔵【補】
一六八〇 延宝八刊 身心養生記一冊【医学】京大富士川・宮城小西・茶図成簣蔵
一六八〇 延宝八刊 道三宗伝奇効一冊【医学】乾々蔵
山口寿斎(江戸前期の人) 紅毛一流一冊【医学】日大富士川蔵
伊藤幸氏(江戸前期の人) 雑学集伝記一冊【武家故実・飲食】宮書・東北大狩野蔵 献立書
江戸前期 異国計度史一冊【度量衡】秋岡武次郎蔵
龍谷大に江戸前期写本 医門秘要鈔一冊【医学】
龍谷大に江戸前期写本 小笠原慶庵家伝書/三位法眼家妙薬揃二冊【医学】
九大に江戸前期写本 和蘭金瘡附諸腫物師語一冊【医学】【補】
曾我二直庵(江戸前期の人)画 阿蘭陀貝尽一軸【魚介】国会蔵
龍谷大に江戸前期写本 灸法要穴一冊【鍼灸】饗庭東庵編?【補】
龍谷大に江戸前期写本 吉村鶴渚(琴月斎)著 奇兪類集一冊【鍼灸】
刈谷に江戸前期刊本 一六八〇 延宝八以降没(一六四一 寛永一八生)伊藤春琳(岡崎藩医のち小浜藩医) 外科療治集一冊【医学】
慶大富士川に江戸前期写本 吉田自菴? 三明一智集一冊【医学】宮書・東京医大ほかにも【補】
龍谷大に江戸前期写本 〔小児医方書〕一冊【医学】
名大皇学に近世前期写本 諸薬抜書一冊【薬物】諸症の簡便療方
研医会図に江戸前期写本 性観之書(馬医書)一冊【獣医】【補】
豊田市図に江戸前期写本 源貞? 精選秘用方一巻一冊【医学】
龍谷大に江戸前期刊本 知専聞書 十四経発揮図解二巻二冊【医学】上は十四経発揮之図、下は十四経発揮
図解
龍谷大に江戸前期写本 保赤経験方【医学】
龍谷大に江戸前期写本 万病回春病門次第聞書一冊【医学】
研医会図に江戸前期写本 脈形書一冊【医学】察病指南の和文要約らしい【補】
一六八一 蓬左に延宝九写本 市浦流馬医秘書一冊【馬術・獣医】
一六八一 延宝九 軍陣金瘡秘極巻一軸【医学】国会蔵
一六八一 延宝九序 同年刊 古林見宜 (万病)回春辨薬集一冊【薬物】国会白井蔵 一六八二版も
一六八一 延宝九序 一七〇六 宝永三刊 竹中通庵集注 山田巽等校 黄帝内経素問要語集註(黄帝内経素問要語)九巻付一巻一三冊【医学】京大・京大
富士川・東北大狩野ほか蔵
一六八一 延宝九序 柴田一角 鍼灸秘書三巻一冊【鍼灸】九大蔵 一六七六鍼灸抜萃と同一内容あり【補】
一六八一 延宝九黒川元祐序 一六八一 天和元刊 遠藤元理 本草辨疑(本草薬辨)五巻五冊【本草】高知城歴博山内文庫ほか蔵 漢薬・和薬・初期蘭薬を自然分類で収載して綱目の巻次を併記、真偽・精粗・
調製法を詳説 遠藤元理は京の成薬舗主【補】
遠藤元理 度量権衡考一冊【度量衡】内閣に明治写本
遠藤元理 重訂度量衡攷一冊【度量衡】内閣に宝永五(一七〇八)松岡玄達写本
一六八一 延宝九刊 医学初心鈔(医学初心抄、増補病論俗解)四巻四冊【医学・辞典】京大富士川・杏雨・研医会図ほか蔵
一六八一 延宝九自序 一六八八 貞享五刊 名古屋玄医 医学愚得二巻【医学】京大富士川ほか蔵 上巻は陰陽応象大論註疏 下巻は医学愚得提要至論【補】
一六八一 延宝九刊 名古屋玄医 医学随筆一冊【医学】国会蔵
一六八一 延宝九刊 長沢道寿著 中山三柳増補 北山寿安頭書 医方口訣集(増広医方口訣集・新増愚案口訣集)三巻【医学】国会・京大富士川・千葉大ほ
か蔵 一七五四版も【補】
一六八一 延宝九刊 永田徳本 万病専用集一冊【薬物】乾々蔵
一六八一 延宝九刊 立野了木 養生簡便録【医学】東洋大哲学堂(三冊)・乾々(二冊)
未詳年刊 立野了木 養生簡便日用食鑑三巻三冊【医学】早大ほか蔵
一六八一 延宝九伝授 吉永升庵(別号は寂翁 一六一七~六五 蘭医カスパルやアルマンスらに学んだ小田原藩医) 吉永升雲(別号は寂紫 一六五六~
一七三五)授 山名升楗受 当流伝記要撮抜書(当派伝記要撮抜書)一軸【医学】国会蔵 漢蘭医方書【補】
吉永升庵編 阿蘭陀外科一冊【医学】京大富士川蔵(阿蘭陀外科医学精粋と合)
吉永升庵著 吉永升雲書 阿蘭陀外科起回明鑑七巻七冊【医学】広島小川古医書館蔵【補】
吉永升庵伝 吉永升雲編 阿蘭陀外科正伝【医学】京大富士川に一二巻六冊本、東大鶚軒に二冊本
吉永升庵 吉永升雲編 阿蘭陀外科明鑑抜萃四巻二冊【医学】京大富士川蔵
阿蘭陀外科明鑑抜萃一〇冊【医学】研医会図(一〇冊)・内藤くすり(三冊)蔵
一六八一 延宝頃刊 けんさい物かたり【医事説話・仮名草子】天理蔵(有欠、二巻二冊) けん斎が主人公の藪医竹斎物【補】
延宝頃 安藤甫実方書抜書(安藤甫実カ方書中抄)一冊【医学】京大富士川蔵
一六八一 天和元自序 一七一四 正徳四刊 那須資信撰 石川資忠考 内経知新論(知新録)二巻二冊【医学】東博に多紀氏旧蔵江戸(前期)写本【補】
一六八一 天和元刊 安驥抜萃一冊【獣医】東北大狩野・彰考蔵
刊本 吉田意庵 医学正伝首書一冊【医学】天和元年書籍目録・元禄十一年書籍目録による
刊本 古林見宜 医学入門童子抄一〇冊【医学】天和元年書籍目録による
刊本 隠虚本病一冊【医学】天和元年書籍目録等による 本書は陰虚本病が正名で編者は御薗意斎らしい→一五九七陰虚本病【補】
刊本 恵徳方増補七冊【薬物】天和元年書籍目録等による
刊本 人見卜幽軒 回春首書八冊【医学】天和元年書籍目録による
刊本 灸経鈔三冊 【鍼灸】天和元年書籍目録による
刊本 近効方四冊【医学】天和元年書籍目録による
刊本 外科心徳二冊【医学】天和元年書籍目録による
刊本 古林見宜 正温方五冊【医学】天和元年書籍目録・本朝医家著述目録等による
刊本 馬経当流三冊【獣医】天和元年書籍目録による
刊本 病論俗解一冊【医学】天和元年書籍目録等による
刊本 脈論見宜一冊【医学】天和元年書籍目録による
刊本 薬用集一冊【医学】天和元年書籍目録等による
刊本 高須健庵 要方選評三冊【医学】天和元年書籍目録等による
一六八二 天和二 九月十六日没(一六一八 元和四生)山崎闇斎(名は嘉、字は敬義 禅僧のち儒者・神道家) 刊本 桜之辨(桜辨)一冊【植物】国会
白井(松岡玄達の桜品と合一冊)ほか蔵
刊本 山崎闇斎 桜品一冊【植物】旧彰考蔵
一六八二 内藤くすりに天和二写本 針之書(病源集家伝?)一冊【鍼灸】【補】
一六八二 天和二 恒徳老人 医学正伝増補類書一冊【医学】大阪府石崎蔵
一六八二 天和二序跋刊 小川宗本 方書摘要五巻五冊【薬物】慶大富士川(存巻一~四)ほか蔵 早大に江戸末期版【補】
一六八二 天和二刊 〔鼇頭注〕医学正伝或問(首書正伝或問、新編医学正伝巻之一)一冊【医学】研医会図蔵 明・虞搏の医学正伝巻一の或問部分に詳細な鼇頭注を付した準漢籍【補】
一六八二 天和二刊 平野元忠 声診撮要三巻【医学】京大大惣蔵
一六八三 天和三 堅田好安 痘疹極秘伝遣見一冊【医学】乾々蔵
一六八三 天和三 嵐山甫庵(甫安) 蕃国治方類聚(蕃国治方類聚的伝)二巻二冊【医学】京大富士川(繕生室医話一)・慶大富士川(蕃国治方類聚的
伝)・天理(自筆)ほか蔵 平戸観光資料館にDaniel Buschが嵐山(旧姓伴田)甫庵に授けた修業証の鬚{髟+
赤}大方一軸(一六六四)あり 蘭館医Allmans Katz一六六一~六二在留、Daniel
Busch一六六二~六三在留、Daniel Palm一六六三~六四在留に師事見聞の外科書【補】
一六八三 天和三中山三柳序刊 高田玄柳 片玉本草(湯液片玉本草)一冊【本草】国文研ほか蔵 高田玄柳は中山三柳門下 豆本でイロハ順の各薬に釈名・修治・気味・能・毒を記し、書末
に度量衡解を付す【補】
一六八三 天和三 高田玄柳・宜春庵(名古屋玄医) 抜粋/序片玉本草・庖厨本草一冊【本草】大阪府石崎に写本
一六八三 天和三序刊 名古屋玄医 養生主論一冊【医学】宮書ほか蔵
一六八三 天和三跋刊 平岡順斎 十四経久世舞一冊【鍼灸・謡曲】広島大蔵 謡曲経絡書【補】
一六八三 天和三刊 医学入門衡要七冊【医学】乾々蔵
一六八三 天和三刊 下り竹斎二冊【医事説話・仮名草子】竜門ほか蔵 藪医竹斎物【補】
一六八三 天和三刊 新増家伝預薬集七冊【薬物】乾々蔵 剤型別医方書→一六六六家伝預薬集
一六八三 天和三刊 松下見林 見宜翁医按(見宜翁伝)一冊【医学】国会ほか蔵 一七五九版も
一六八三 天和三刊 曲直瀬道三 〔新鐫〕増補脈論口訣五巻五冊【医学】早大ほか蔵→一五七一脈論
一六八四 天和四 一月二日没(一六〇四 慶長九生)人見玄徳(名は賢知 朝廷医のち幕医)等編 人見楷等校 人見信任補 〔人見家珍〕増補小長医編
三五巻三五冊【医学】京大富士川蔵 小長疾疾部巻一八巻・痘疹部巻一七巻からなる【補】
一六八四 貞享元 六月二十日没(一六一四 慶長一九生)中山三柳(名は忠義、号は華陽子 大垣藩医のち京都で町医) 度量衡解一冊【度量衡】国会に
写本→一六八三片玉本草(高田玄柳著)の付録
中山三柳 保児三方三巻【医学】本朝医家著述目録による
一六八四 貞享元 九月十七日没(生年未詳)西玄甫(旧名は吉兵衛 長崎通詞のち幕医 西流外科の祖) 阿蘭陀外科一冊【医学】京大蔵
西玄甫 阿蘭陀十七方一冊【医学】東大鶚軒に天保二(一八三一)写本
西玄甫 阿蘭陀流外療仕掛之書一冊【医学】東大鶚軒に文政一二(一八二九)写本
西玄甫伝 阿蘭陀外科書三冊【医学】慶大富士川に写本
一六八四 杏雨に貞享元写本 宮田友閑 妙鍼流兪経偶人図一冊【鍼灸】【補】
一六八四 貞享元自序 一七一〇 宝永七刊 奥西治兵衛(堯倫) 薬種新製剤記(新製剤記)附薬辨疑五巻五冊【薬物】慶大富士川(巻五欠)ほか蔵 修治書で選品の良悪を詳説 綱目の初出巻次も付記 奥西治兵衛は京の製薬
舗主で遠藤元理の甥【補】
一六八四 貞享元序 一六八五 貞享二刊 大村安成 外科秘要(紀務外科秘要集)五巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵
一六八四 貞享元序 西河嘉長 養生之略記一冊【医学】対馬歴史宗家蔵
一六八四 貞享元奥書 山本昌益(正道)著 先天後天口決一冊【医学】京大大惣蔵
一六八四 貞享元序刊 三屋元仲(細井元仲、閑流子、雲行) 〔素問入式〕運気論奥纂要全解(運気論纂要全解)本篇三巻七冊・運気纂要図説三巻七冊・運気論纂要或問一巻・運気纂要附録一巻【医学】京大富士川・北上図蔵【補】
一六八四 貞享元刊 中村宗璵 紅毛外科療治集(紅毛秘伝外科療治集)五巻一冊【医学】矢口米三ほか蔵
中村宗璵 阿蘭陀秘伝膏薬廿五方一冊【薬物】東京医科大図に写本
一六八四 貞享元刊 十四経穴治法/附十四経鍼灸治法一冊【鍼灸】弘前市図ほか蔵 明和元(一七六四)版も【補】
一六八四 貞享元刊 和田静観窩 小児活法一冊【医学】九大蔵
一六八五 龍
谷大に貞享二写本 夷側四三 仙家遺妙一冊【医学】陰虚火動用当帰辨解と三焦心包絡辨解を収む→一六七九三焦心包絡命門辨
一六八五 龍
谷大に貞享二松岡玄達(字は成章、通称は恕庵、号は怡顔斎)写本 浅井周伯述 薬性記(六十味、薬性記備忘記)一冊【薬物】味岡流の三臓
論から六〇薬を一〇薬効門に分類【補】
一六八五 香川大神原に貞享二写本 南蛮流婦人之書一冊【医学】
一六八五 東
博に貞享二写本 鍼一冊【鍼灸】夢分流
一六八五 貞享二自序 一七四五 延享二刊 田中智新(知箴、休意) 鍼灸五蘊抄(鍼灸五蘊鈔)五巻一冊【鍼灸】乾々蔵 龍谷大に一七八三版も【補】
鍼灸五蘊三術抄一冊【鍼灸】京大富士川蔵
鍼灸五蘊鈔大秘中央巻一冊【鍼灸】九大蔵
中村有嘉校 五薀抄七巻二冊【医学】乾々蔵
一六八五 貞享二序跋 一六八六 同三刊 神保玄洲 外科衆方規矩七巻七冊【医学】京大・東大鶚軒・大阪歴博蔵 一七六〇・一八〇五版も
一六八五 貞享二序刊 矢野白成 鍼治或問一冊【鍼灸】九大蔵【補】
一六八五 貞享二刊 岡本一抱 医方大成論諺解五巻【医学】九大・大阪府・乾々ほか蔵 京大富士川ほかに一七二一版も
一六八五 貞享二刊 岡本一抱 〔新編〕灸法口訣指南五巻五冊【鍼灸】矢口米三ほか蔵
一六八五 貞享二刊 五臓導引之図一冊【医学】天理吉田・内藤くすり蔵
一六八五 貞享二刊 〔合類〕衆方規矩【医学】千葉大ほか蔵【補】
一六八五 貞享二刊 南川道竹 〔訂補〕衆方規矩大全八巻八冊【医学】内閣・京大富士川ほか蔵
一六八五 貞享二刊 奥田意伯 〔夢分流〕鍼道秘訣集二巻二冊【鍼灸】京大富士川・無窮神習・内藤くすり蔵 腹図あり 龍谷大に一七七三版も【補】
意伯先生見立并治法一冊【医学】乾々蔵
一六八五 貞享二奥書 鍼道秋集序(鍼道秘訳集序)一冊【鍼灸】武雄市鍋島蔵 秘訳集は秘訣集の訛だろう【補】
無分流鍼灸秘説一冊【鍼灸】東洋藤井蔵
針治書一冊【鍼灸】無窮会蔵 無分流打鍼書【補】
一六八五 貞享二刊 〔意斎扁鵲〕鍼法秘伝抄(針法秘伝鈔・竜珠世宝)一巻一冊【鍼灸】大塚修琴堂蔵 九大に意斎翁意三著の竜珠世宝一冊写本も→一五
六八針聞書の系統【補】
一六八五 貞享二刊 円瓢子 竹斎療治之評判(医者鏡病人鑑)二巻二冊【医事説話・仮名草子】内閣・京大・慶大蔵 竹斎物
一六八五 貞享二刊 曲直瀬道三(正慶)著 華陽隠医増補 増補師語録六巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵→一五九一師語録【補】
一六八六 貞享三 五月二十二日没(一六三六 寛永一三生)曲直瀬玄淵(姓を今大路とも、名は親俊、字は静然、号は延寿院 幕医) 医戒一冊【医学】
乾々に自筆稿本
曲直瀬玄淵 医学入門私考一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 延禧堂三書一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 淵先生年譜一冊【医学・伝記】乾々蔵
曲直瀬玄淵 海扇志一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 家伝諸妙薬集一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 家秘金縢之方伝授書一冊【医学】乾々蔵
曲直瀬玄淵 魚目明珠二巻二冊【医学】内閣に寛文年間矢部道因写本
曲直瀬玄淵 玄淵雑記一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 玄淵門人帳二冊【医学】乾々蔵
曲直瀬玄淵 溝断六策(本草備急薬図)一冊【本草】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 証候二冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 掌珠方一巻【医学】日本医学史による 千葉大に賞珠方一冊
曲直瀬玄淵編 諸貝譜二巻二冊【魚介】東洋岩崎蔵
曲直瀬玄淵 推脈伝一冊【医学・弓術】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 屠蘇式一冊【医学】乾々に自筆本
曲直瀬玄淵 道三家記一冊【医学・家伝】乾々蔵
曲直瀬玄淵 茅山宝籄方【医学】乾々に自筆本三冊、京大富士川に貞享三(一六八六)写の茅山宝篋方四巻一冊【補】
曲直瀬玄淵 養生法一冊【医学】京大富士川蔵
曲直瀬玄淵 竜金方一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
曲直瀬玄淵 魯明珠三冊【医学】乾々に自筆本
一六八六 京大富士川に貞享三写本 家珍経験方一冊【医学】諸虫針治論(→一六一〇鍼治諸虫論図)を付す【補】
一六八六 貞享三写 浅井周伯高弟述 松岡玄達(恕庵)筆録 運気論講義一冊【医学】龍谷大蔵【補】
一六八六 貞享三写 (浅井周伯述) 松岡玄達筆録 十四経発揮講義(内経経脈口訣)三巻一冊【医学】龍谷大蔵【補】
一六八六 貞享三写 浅井周伯高弟述 松岡玄達筆録 溯洄集講義一冊【医学】龍谷大蔵【補】
一六八六 貞享三写 浅井周伯述 松岡玄達筆録 難経本義記聞(難経本義筌蹄録)三巻三冊【医学】龍谷大蔵【補】
一六八六 貞享三写 (浅井周伯述) 松岡玄達筆録 本草摘要講義(本草抜書)二巻一冊【本草】龍谷大蔵 薬性論の書【補】
浅井周伯高弟述 松岡玄達筆録 医学正伝或問備忘記(医学正伝或問記聞)一冊【医学】龍谷大蔵【補】
浅井周伯高弟述 松岡玄達筆録 格致余論講義(丹渓朱先生格致余論抄)一冊【医学】龍谷大蔵【補】
浅井周伯高弟述 松岡玄達筆録 内経素問講義九巻五冊【医学】龍谷大蔵【補】
(浅井周伯述) 松岡玄達筆録 病機撮要講義(内経抜書私鈔)一冊【医学】龍谷大蔵【補】
病機撮要(内経抜書病機撮要演釈記)一冊【医学】京大富士川に享保八(一七二三)写本
一六八六 貞享三 産後一冊【医学】乾々蔵
一六八六 貞享三 妊婦要集一冊【医学】乾々蔵
一六八六 貞享三序刊 竹中通庵 医病両鑑問答二冊【医学】内閣・京大富士川ほか蔵 医病両鑑・医病問答の二巻より成る
竹中通庵 医学入学説三冊【医学】本朝医家著述目録による
一六八六 貞享三自跋 一六八八 同五序刊 疋田慮安(菊隠)原案 柳谷野図讃 医僊図讃(医仙図絵・医仙図讃)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 中国
三六医家の図と讃【補】
一六八六 貞享三跋刊 雨森桂洲 十四経秘訣一冊【鍼灸】東北大狩野蔵 一八六二版も
一六八六 貞享三序刊 蘆川桂洲 病名彙解七巻序目一巻八冊【医学】研医会図ほか蔵 一七二八・九三版も
蘆川桂洲 片玉本草二冊【本草】本朝医家著述目録等による→一六八三同名書
一六八六 貞享三自序刊 岩田利斎(如雲) 鍼灸要法六巻六冊【鍼灸】慶大富士川(存巻一)・龍谷大・大阪府石崎蔵 一六八八版も 国会に昭和一六孔版復刻本 一七二〇版は外題を〔新編〕鍼灸要法指南に 和文の書【補】
鍼灸要穴法二冊【鍼灸】東博に江戸末期写本(存天・人冊) 鍼灸要法の底本らしき漢文書で地冊を欠く 日医史雑六七巻二号の谷田報告による【補】
一六八六 貞享三刊 野村謙亨 医方提要二〇巻付録一巻【医学】京大富士川・龍谷大・乾々ほか蔵 一七八四版も 一七七五版刪補方要は改題本
一六八六 貞享三刊 野村謙亨 約要弗畔録一巻【医学】医方提要の付録
一六八六 貞享三刊 外療明膏纂要一冊【医学】慶大富士川蔵
一六八六 貞享三刊 灸穴早合点一紙【鍼灸】科博蔵→天保八(一八三七)増補灸穴早合点【補】
一六八六 貞享三刊 蘆洋 小児方鑑(小児衆方規矩)五巻五冊【医学】九大・京大富士川・内藤くすりほか蔵
一六八七 貞享四没(一六二九 寛永六生)河口良庵(名は春益 唐津藩医)輯 加須波留流十七方(加須波留流十七方并口和)一冊【薬物】慶大富士川蔵
(阿蘭陀外療集の内) 蘭館医Casper Schamburgerは一六四九~五一在留【補】
河口良庵 藤山新作宛秘伝(一七四六) 阿蘭陀外療集八冊【医学】慶大富士川蔵(巻一・二・三・四・五・六・七~九・一〇~一一)【補】
阿蘭陀諸腫物仕掛之書一冊【医学】九大に江戸後期写本【補】
阿蘭陀外療仕掛之書一冊【医学】岡山大蔵
阿蘭陀外療全書一冊【医学】慶大富士川蔵
阿蘭陀外療秘書一冊【医学】九大蔵
阿蘭陀外療秘伝一冊【医学】慶大富士川蔵
和蘭外療秘法二冊【医学】京大富士川蔵
河口良庵伝 外治三和集要【医学】京大富士川蔵(巻三存一冊)
三和流秘書一冊【医学】九大蔵 阿蘭陀流外
療で明治初頃写【補】
江口良庵 外科加須波留方一冊【医学】慶大富士川蔵
江口良庵 池田基経験方一冊【医学】慶大蔵
河口良庵 阿蘭陀流縁起一巻【医学】川島恂二『土井藩歴代蘭医河口家と河口信任』による【補】
阿蘭陀カスハル膏薬書(阿蘭陀カスハル流七十五方)一冊【薬物】東京医歯大阿久津・京大(外科選要集の内)蔵
嘉須波留流七十二方一冊【薬物】慶大富士川蔵
阿蘭陀膏薬集/カスパル伝一冊【薬物】乾々蔵
阿蘭陀加須波留伝膏薬方(阿蘭陀賀須波流膏薬方・紅毛カスパル伝外科膏薬之部)一冊【薬物】京大富士川(一八五八安政五写本)・東大鶚
軒・杏雨蔵
阿蘭陀油取様並功能(カスパル伝薬方)一冊【薬物】京大富士川蔵
阿蘭陀瘍医伝一冊【医学】京大蔵 阿蘭陀外科心伝・阿蘭陀伽須波溜伝(膏方)・古今方撰要を収む
阿蘭陀伽須波溜伝一冊【医学】京大蔵(阿蘭陀瘍医伝の内)
阿蘭陀薬種能毒カスハル伝渡薬【薬物】順天大山崎蔵 諸病諸薬蛮語解と合写一冊
阿蘭陀嘉須波留添口和書一冊【医学】杏雨蔵
阿蘭陀カスハル伝授書五冊【医学】乾々蔵
和蘭陀カスハル伝抜書一冊【医学】乾々蔵
阿蘭陀カスハル秘伝書三冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
阿蘭陀加須波留流一冊【医学】研医会図蔵
阿蘭陀カスパル流外科書二冊【医学】研医会図に元禄七(一六九四)長野宗信識語の後世写本(上・下)
阿蘭陀カスハル流書一冊【医学】千葉大に安永七(一七七八)写本
阿蘭陀国外科/加須波留先生系脈一軸【医学】千葉大蔵
カスハル油取様書一冊【薬物】千葉大蔵
カスパル口伝薬方一冊【薬物】京大富士川蔵
加須波留外科書一冊【医学】滋賀医大に写本(巻七・八存)
加須波留伝外洋方一冊【医学】東洋藤井蔵
カスパル伝紅毛外科膏薬之部/別集一冊【薬物】京大蔵
紅毛外科一冊【医学】慶大富士川蔵 カスパル秘方
紅毛膏液/カスハル油集一冊【薬物】東大鶚軒蔵
カスパル秘密方【薬物】京大富士川(繕生室医話四 嘉永四・一八五一写)・日文研宗田蔵
金瘡跌撲秘書(カスパル秘伝書・加須八児秘伝)一冊【医学】京大(外科選要集の内)・東大鶚軒蔵
外科選要集四巻四冊【医学】京大蔵 金瘡跌撲秘書等を収む
外科秘要(阿蘭陀賀須波留秘伝)一冊【医学】東洋藤井蔵
加須春流油並花水取様【医学】乾々蔵(生々乳焼方並神効丹服用終迄極秘伝二方と合一冊)
埼陽・本川道悦伝 糟春流膏方【医学】東京医歯大阿久津蔵
阿蘭陀外科一流書一冊【医学】静嘉に延享五(一七四八)写本
阿蘭陀外治書金瘡療方一冊【医学】京大富士川蔵(南蛮流外科真伝と合)
一六八七 貞享四 {鳥+幾}鳥(ほととぎす)之名一冊【動物】東北大狩野に自筆本
一六八七 貞享四自序 一六八八 同五刊 名古屋玄医 丹水子二巻二冊【医学】内閣ほか蔵 一七一〇版も
一六八七 貞享四自序 一六九三 元禄六刊 野村謙亨 万病回春発揮(回春発揮)三巻三冊【医学】九大・京大富士川・龍谷大蔵
一六六七 貞享四養志堂(浅井周伯)跋 一六八八 同五刊 林恒斎注 鼇頭溯洄集【医学】杏雨・慶大富士川ほか蔵 準漢籍【補】
一六八七 貞享四序 一六八八 同五跋刊 吉田元瑞 諸証類部五巻五冊【辞典】慶大富士川ほか蔵 身体部位別の病症名・説明を中国典籍から引用【補】
一六八七 貞享四自序刊 蘆川桂洲 〔煎炙〕食用簡便七巻一冊【本草】内藤くすりほか蔵 一八三三補刻版が内閣ほか蔵 食性書【補】
一六八七 貞享四刊 安藤東軒 産前産後切紙一冊【医学】乾々蔵
一六八七 貞享四刊 中尾釣玄 産前産後切紙一冊【医学】杏雨・日大医図・内藤くすり蔵 九大に一七六一版も
一六八七 貞享四刊 西村市郎兵衛 新竹斎五巻一冊【医事説話・浮世草子】国会ほか蔵 荀斎が主人公の藪医竹斎物 改題本に一七二七竹斎行脚袋【補】
一六八七 貞享四序刊 曲直瀬玄朔著 野白渓上校 霊宝薬性能毒備考大成(霊宝能毒大成)七巻七冊【薬物】東北大狩野ほか蔵 一七一一・二一・五五版
も【補】
一六八八 貞享五 四月二十九日没(一六四二 寛永一九生)山科長安(名は元信、字は申孚、号は求仁斎・菊渓子 朝廷医のち金沢藩医) 幼科保寿口訣
一冊【医学】乾々蔵
鮮庵 幼科保寿口訣一冊【医学】京大富士川蔵
山科元勝 保寿口訣一冊【医学】岩瀬に明和八(一七七一)水野春孝写本
一六八八 杏雨に貞享五益田可省写本 本草序例講議二冊【本草】
一六八八 貞享五伝授 石川安盛伝 阿南漢倭流膏薬抜書一冊【医学】静嘉蔵
一六八八 貞享五自序 山脇玄修(道立) 本草綱目附方分類一五巻一五冊【本草】国会白井・東大鶚軒・岩瀬蔵 清一六五五版本草綱目の付録が初版の清・蔡烈先の本草万方針線八巻は、綱
目の附方を病症別に分類して所在を巻・葉次で列挙した索引なので、本草万方針線により綱目から病症を採録したのだろう 朝鮮の本草方一一冊(韓国中央
図書館蔵)も同一趣旨の書【補】
一六八八 貞享五自序刊 蘆川桂洲 本草附方抜粋(本草百病主治)九卷【医学】東大鶚軒ほか蔵 本草綱目の附方を抜粋・和訳して病門別に配列 山脇玄修の本草綱目附方分類と同様に本
草万方針線に依拠したのだろう【補】
一六八八 貞享五奥書 不乱手流外療之書一三巻一三冊【医学】京大蔵
一六八八 貞享五序刊 岡本一抱編 万病回春指南(回春指南)五冊【医学】慶大富士川(巻之一・三・四存)ほか蔵 一七一七版も【補】
一六八八 貞享五刊 好色注能毒三冊【医事説話・浮世草子】好色本目録による 注能毒(一六五三・七一版)の洒落本【補】
一六八八 貞享五刊 岡本玄冶 傷寒衆方規矩六巻一冊【医学】九大・大阪府石崎蔵
杏雨に貞享写本 大平恵民和剤局方指南口義一冊【医学】
貞享年間刊 〔恋の分物語〕好色日用食性(好色日用食性昔物語)五巻五冊【医事説話・浮世草子】浮世草子年表による 一六三三日用食性
から大流行した同シリーズのもじり【補】
一六八八 元禄元没(生年未詳)坂井泰順 加能所産薬種考一冊【薬物】金沢市加越能蔵
一六八八 内藤くすりに河野信悦元禄元写本 針之書家伝集一冊【鍼灸】【補】
一六八八 元禄元自序 一七〇三 同一六刊 夏井透玄(号は友草、室号は采青園) 経脈図説四巻【鍼灸】内閣に四巻七冊本、京大に八冊本【補】
一六八八 元禄元自序 柳川靖泉(了長) 方円心法鍼科発揮(鍼科発揮)一冊【鍼灸】京大富士川・龍谷大蔵【補】
柳川了長(靖泉) 金蘭刺要一冊【鍼灸】龍谷大蔵
柳川方円斎 柳川流鍼術秘訣二巻【鍼灸】臨床実践鍼灸流儀書集成に影印 本書下巻は広狭神倶集(一六一三)と同【補】
一六八八 元禄元岡部玄謙序 啓迪院(岡本玄冶) 薬品一字名【薬物】内藤くすり蔵
一六八八 元禄元自序刊 千村拙庵(真之) 小児養生録三巻三冊【医学】内閣ほか蔵
一六八八 元禄元刊 騫似軒 秘伝薬性記一冊【薬物】国会白井・村野・内藤くすり蔵 味岡流の三臓論から六〇薬を一〇薬効門に分類【補】
味岡流薬性修治一冊【医学】京大富士川蔵
一六八九 元禄二 仲綱 仲綱秘伝集二巻【医学】国書解題による
一六八九 東大鶚軒に元禄二戸坂三碩写本 浅井周伯口授 〔黄帝内経〕霊枢辨鈔一冊【医学】【補】
一六八九 元禄二成 一六九二 同五刊 稲生若水編 炮炙全書四巻二冊【本草】早大ほか蔵 一七〇二新増版も 一七七二の松岡玄達版で本草喉襟に改題【補】
一六八九 元禄二自序 一六九一 同四刊 名古屋玄医 怪痾一得(怪疴一得)一冊【医学】龍谷大ほか蔵
一六八九 元禄二自序 梅塢散人 やしない草(婦人養草、和漢婦人養草、婦人やしなひ草、やしなひくさ、婦人養くさ、やしなひ草)【医学】江戸时代女
性文庫五〇所収【補】
一六八九 元禄二序 一七〇二 同一五跋刊 長谷川玄悦述 長谷川玄喜記 医学私記一冊【医学】杏雨蔵
一六八九 元禄二序 一六九〇 同三刊 蘆川桂洲 袖珍医便五巻五冊【医学】慶大富士川(巻二~五存)ほか蔵 一七二五・二九・一八四九(新板増補)版も
一六八九 元禄二序 一六九〇 同三刊 岡本一抱 臓腑経絡詳解五巻付録一巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵
一六八九 元禄二刊 宇都宮養仙 医原枢綱一冊【医学】杏雨蔵
一六八九 元禄二刊 杏林庵医生 眼目明鑑五巻六冊【医学】早大・東洋藤井ほか蔵 一七〇七(千葉大ほか蔵)・九三版も 巻五は眼目明鑑薬名修治能毒の上下巻【補】
一六九〇 元禄三 十一月二十三日没(一六六二 寛文二生)本多忠寄(挙母藩主・本多忠利の養子) 郁子考一軸【本草】東博蔵
本多忠寄 郁子之記一冊【本草】慶大蔵
一六九〇 元禄三松下見林序刊 鷹取養巴 和炮炙論五巻一冊【本草】慶大富士川蔵 薬物を漢音イロハ順に配した炮炙書【補】
一六九〇 元禄三序 一七二三 享保八刊 鷹取養巴 薬品炮炙論五巻一冊【本草】杏雨ほか蔵 和炮炙論の改題本か【補】
一六九〇 元禄三跋刊 万葉軒華薪著 東山潤甫画 伊奈伝草(菊譜)三巻【植物】陽明蔵
一六九〇 元禄三序刊 古林正温著 鵜飼可久軒増補 〔増補首書〕通用古方詩括三巻三冊【医学】京大富士川蔵→一六六〇通用古方詩括一冊【補】
一六九〇 元禄三刊 稲生恒軒(正治) 螽草(いなこ草・螽斯篇)二冊【医学】京大富士川ほか蔵 産前産後の家庭医学書【補】
一六九〇 元禄三刊 岡本一抱 〔鼇頭〕原病式(原病式首書・原病式頭書)二巻二冊【医学】東北大狩野・千葉大ほか蔵 準漢籍【補】
一六九〇 元禄三刊 北村友伯 医家専要一冊【医学】京大富士川蔵
一六九一 神宮に元禄四写本 度量権衡【度量衡】
一六九一 京大富士川に元禄四写本 産書一冊【医学】
一六九一 元禄四(一六九〇 元禄三も) 配剤控帳一冊【薬物】乾々蔵
一六九一 元禄四 安藤由越序 医徳道鈔一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
一六九一 元禄四 安倍一東斎 百華備考五巻五冊【博物】杏雨に稿本
一六九一 元禄四刊 外山道機(轟竹隠) 医教指南一四巻序一巻一五冊【医学】東大鶚軒・東北大狩野ほか蔵 素難要旨六巻・法方外因要旨二巻・法方内
因要旨一巻・法方要旨を収む五巻 一七〇九に改版本【補】
一六九一 元禄四刊 外山道機(轟竹隠) 医教指南素難要旨六巻【医学】千葉蔵→一六九一医教指南
一六九一 元禄四刊 岡本一抱 衆方規矩指南(百薬指南)六巻【医学】東大鶚軒・内藤くすり・射和文庫蔵【補】
一六九一 元禄四 十一月四日没(生年未詳)黒川道祐(名は玄逸、字は道祐、号は静庵・遠碧軒 もと安芸藩医) 本朝医考略抄一冊【医学】乾々蔵
一六九二 日比谷加賀に元禄五写本 本草抜書一冊【本草】国会白井にも写本 薬性論の書
一六九二 尊経に元禄五写本 馬医書二巻一冊【獣医】
一六九二 元禄五 伊藤伊兵衛三世 躑躅皐月名寄集一冊【植物】国会(文化一二写)・村野蔵
一六九二 元禄五 甫庵宗淳 万里方二冊【医学】杏雨蔵
一六九二 元禄五 稲生若水 物産目録一冊【物産】東北大狩野蔵
一六九二 元禄五自序 一七〇六 宝永三刊 香月牛山 婦人寿草(婦人ことふき草)三巻六冊【医学】大阪府・果園蔵 一七〇八・二六(慶大富士川ほか蔵)・九六・一八一四版も 出産養生書【補】
一六九二 元禄五自序 一六九七 元禄一〇刊 人見必大 本朝食鑑一二巻一二冊【本草】国文研ほか蔵
人見必大 丹岳随筆二巻【医学】本朝医家著述目録による
一六九二 元禄五序 中沢夕庵 三選集三冊【医学】乾々蔵
一六九二 元禄五自序刊 宇都宮養仙 医原提綱一冊【医学】大阪府石崎・杏雨・内藤くすり蔵
一六九二 元禄五跋 一六九三 同六刊 岡本一抱 銅人輸穴図一冊【鍼灸】一六九三の十四経絡発揮和解に付録【補】
一六九二 元禄五刊 梅村弥右衛門編 〔梅村〕古今方彙一冊【医学】日東医誌五九巻四号鈴木達彦による【補】
一六九二 元禄五刊 竹中通庵撰 竹中厚編 〔新撰〕古今養性録一五巻一五冊【医学】慶大富士川(巻之六・八欠)ほか蔵
一六九二 元禄五刊 和田養安 鍼法秘粋三冊【鍼灸】写本を篠原孝市蔵【補】
一六九二 元禄五刊 河野芸隣斎 素問札記【医学】黄帝内経要語集註五(一九九〇)に影印【補】
河野芸隣斎編 素問三序攷一冊【医学】東大鶚軒蔵
一六九二 元禄五刊 〔新増補〕日用食性便覧五巻五冊【医学】東大ほか蔵【補】
一六九二 元禄五刊 下津寿泉(春抱) 婦療方彙(婦科摘要・婦人方彙)一冊【薬物】江戸時代書林出版書籍目録集成による【補】
一六九二 元禄五刊 中根璋(元圭)編 律原発揮一冊【度量衡】お茶大図ほか蔵
一六九三 元禄六 十一月三十日没(一六三三 寛永十生)嵐山甫庵(甫安) 油取様書一冊【薬物】杏雨に自筆稿本
一六九三 天理古義堂に元禄六立入元磧写本 針道真解集一冊【鍼灸】
一六九三 慶大古医書に元禄六写本 妙薬覚一冊【薬物】
一六九三 元禄六 八百屋集三冊【飲食】岩瀬蔵
一六九三 元禄六 玄澖 両参類抄一冊【医学】九大蔵
一六九三 元禄六自序 一六九四 同七刊 新井玄圭 〔諸家〕食物本草大成八巻八冊【本草】国会白井ほか蔵【補】
一六九三 元禄六自序 一六九七 同一〇刊 矢野白成 鍼治枢要二巻一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
一六九三 元禄六自序刊 安井昌玄 鍼灸要歌集五巻五冊【鍼灸】乾々・弘前市弘前図・龍谷大蔵 一六九五版も 扁鵲新流和歌の諸灸捷歌も再録【補】
一六九三 元禄六自序刊 穂積甫庵(鈴木宗与) 救民妙薬一冊【医学】国会白井ほか蔵 一六九五・一八〇六(増補救民妙薬集)版も【補】
一六九三 元禄六自序刊 龔廷賢撰 苗村丈伯(三径)訳 俗解龔方集八巻八冊【医学】慶大富士川(巻八欠)ほか蔵 万病回春の訓読本 一六九四版も【補】
一六九三 元禄六序刊 名古屋玄医著 芳村恂益注 丹水家訓二冊【医学】内閣・研医会図ほか蔵
一六九三 元禄六刊 星野淡虚 鱷胎録(がくたいろく)一冊【動物】杏雨蔵
一六九三 元禄六刊 岡本一抱 十四経絡発揮和解 (十四経和語鈔・十四経諺解)六巻【鍼灸】国文研ほか蔵
一六九三 元禄六刊 小津留昌庵(三英) 小児要決集(小児要決・合類小児要決集)九冊【医学】杏雨・神宮・住吉大社御文庫蔵
一六九三 元禄六刊 清原喜与女 日本土産一巻【物産】中国描談の付
一六九三 元禄六頃 伊藤仁斎 薬方控一冊【薬物】天理古義堂蔵
一六九四 元禄七 五月十八日没(一六一〇 慶長一五生)杉山和一(検校) 節要集(医学節用集)一冊【鍼灸】明治一三・二〇・四四版あり
杉山和一 療治之大概三巻一冊【鍼灸】明治一三・二〇・四四版あり
杉山和一 選鍼三要集一冊【鍼灸】慶大富士川ほか蔵 明治一三・二〇・四四版あり
撰鍼三要集(三要集)一冊【鍼灸】京大富士川蔵
専心三要集【鍼灸】京大富士川蔵(療治大概と合一冊)
一六九四 杏雨に元禄七序 一八五六 慶応元写本 杉山流秘伝(鍼伝杉山流)一冊【鍼灸】療治之大概の伝写本【補】
一六九四 元禄七没(生年未詳)吉田自休(字は鉅豊、通称は安斎) 三国流外科伝【医学】新撰洋学年表による 三国流は南蛮・和蘭・漢方の意【補】
吉田自休 三明一致集(阿蘭陀外科記)【医学】京大富士川(一冊)・慶大富士川(一冊)・乾々(三冊)蔵
一六九四 船橋に元禄七写本 婦人方一冊【薬物】
一六九四 元禄七 木下順庵 歴代名医図一軸【医史】国会に手稿本 中国歴代の医家名を列記【補】
一六九四 元禄七序 一六九八 同一一刊 貝原益軒 花譜三巻五冊【植物】国会白井ほか蔵
一六九四 元禄七序 一六九五 同八刊 高津敬節(松悦斎) 鍼灸遡洄集三巻三冊【鍼灸】船橋・龍谷大蔵→一七〇八・一〇の鍼灸初心抄は改刻改題本【補】
一六九四 元禄七自序刊 下津寿泉(春抱子)著 参考衆方規矩(出衆方)二巻三冊【医学】慶大富士川(巻之上存)蔵
一六九四 元禄七序刊 鶏口斎一壺父(逵瑞郁) 十四経眸子三巻三冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
鶏口斎一壺父 難経螢雪解三冊【医学】乾々に稿本
一六九四 元禄七刊 夜食時文 好色万金丹五巻五冊【医事説話・浮世草子】早大ほか蔵 一六九七版も
一六九四 元禄七刊 波多野三柳 保嬰三方三冊【医学】京大富士川蔵
一六九四 元禄七刊 穂積甫庵 妙薬単方一冊【薬物】九大・杏雨・玉川大教育学情図蔵
元禄六・七頃 加越能郷村産物記一冊【物産】加能郷土辞彙による
一六九五 京大に元禄八写本 阿蘭陀流膏薬及油之書三巻三冊【薬物】
一六九五 元禄八 口中療治大成一巻【医学】日本医学史による
一六九五 元禄八 稲生若水編 内山覚順補 食物伝信纂一二巻【飲食】国会白井に森立之旧蔵本 京大谷村に宝暦六(一七五六)写本 内山覚順(若水四男)の増補は元禄八より
いささか後世【補】
一六九五 元禄八 通仙延寿心法二巻二冊【医学】東博・杏雨・楂{艸+考}蔵 日本衛生文庫六(国会ほか蔵)に活字本→一六二四同名書
一六九五 元禄八 青山東竜 薬方秘伝一冊【薬物】無窮神習蔵
一六九五 元禄八自跋 井上道与(色光) 散鍼之法二巻二冊【鍼灸】龍谷大蔵
一六九五 元禄八奥書 植木交庵 家伝薬方一巻【薬物】内藤くすり蔵 遠藤一庵→遠藤玄竹→中山玄亨→佐藤衆甫と伝授【補】
一六九五 元禄八序刊 岡本一抱 万病回春病因指南七巻【医学】慶大富士川ほか蔵
一六九五 元禄八跋 一六九六 同九刊 李僊校 〔合類新刻〕広益鍼灸抜萃一冊【鍼灸】九大・京都府蔵 一七四九・六八版も
一六九五 元禄八刊 浅井周伯? 経穴機要一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 著者(饗庭東庵?)・成年未詳の灸法要穴を改編・改題 臨床鍼灸古典全書解題による
【補】
一六九五 元禄八刊 伊藤玄恕(風国) 病家要論三巻三冊【医学】京大・慶大富士川・乾々蔵 一七〇二版も
一六九五 元禄八刊 〔新板〕木斎はなし(木斎咄医者評判)五巻一冊【医事説話・仮名草子】京大蔵 木斎は藪医竹斎のもじり【補】
一六九二 元禄五序 一六九五 同八刊 貝原益軒 続和漢名数(和漢名数続編)三巻三冊【語彙】国会ほか蔵 医学・本草の内容多→一六七八和漢名数【補】
一六九六 元禄九 四月十八日没(一六二八 寛永五生)名古屋玄医(字は閲甫・富潤、号は丹水子・宜春庵・桐渓、姓を名護屋とも 京の町医) 医方摘
要五巻一冊【医学】龍谷大ほか蔵
名古屋玄医 横蘇録二冊【医学】本朝医家著述目録による
名古屋玄医 経験方一冊【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 外科門【医学】京大富士川蔵(医方規矩の付)
名古屋玄医 古今類方三冊【医学】東大鶚軒蔵 疫門・瘧門
名古屋玄医 纂言本草六巻六冊【本草】杏雨蔵
名古屋玄医 松蘿館叢書一冊【医学】甲賀水口図蔵 病名・薬方箋・病因等
名古屋玄医 素問仮名抄二〇巻【医学】本朝医家著述目録等による
名古屋玄医 続方考医読註【医学】京大富士川(存巻一・二・四−六)ほか蔵
名古屋玄医 丹水翁一流一冊【医学】京大富士川に天明八(一七八八)写本
丹水子家方并諸家経験薬方【医学】尾道図橋本に存上一冊
名古屋玄医輯 丹水用薬序例一冊【薬物】研医会図蔵
名古屋玄医 痘疹辨疑【医学】京大富士川(医方問余等と合五冊)・内藤くすり蔵
名古屋玄医 名古屋丹水翁痢疾辨一冊【医学】京大富士川蔵
名古屋玄医 病名俗解一冊【医学】内閣蔵
名古屋玄医 婦人方一冊【薬物】大阪府石崎蔵
名古屋玄医 婦人房中補益論一巻【医学】本朝医家著述目録・漢学者伝記及著述集覧による
名古屋玄医 薬品規矩【薬物】京大富士川蔵(医方規矩の付)
名古屋玄医 薬方規矩三巻【薬物】本朝医家著述目録等による
名古屋玄医 用方規矩一冊【医学】京大富士川(医方問余等と合五冊)ほか蔵
名古屋玄医 律度量衡【度量衡】京大富士川(医方問余と合一冊)・龍谷大蔵
一六九六 順天大山崎に元禄九写本 貝原益軒 医術文一冊【医学】
一六九六 関大本山に元禄九写本 馬医心明誠薬師之巻一冊【獣医】東博に宝永八(一七一一)写本も
一六九六 元禄九編 一七〇七 宝永四成 森共之(中虚) 意仲玄奥一冊【鍼灸】大塚修琴堂に自筆稿本 御薗意斎流の腹診と打鍼【補】
一六九六 元禄九成刊 壺中子 増補日用食性指南(増補日用食性口決指南)二巻【医学】刈谷・豊橋・研医会図蔵
一六九六 元禄九自序 大町宗卜編 阿蘭陀薬油製方并図一冊【薬物】京大富士川・慶大富士川・乾々蔵
大町宗卜編 阿蘭陀外科全書二巻一冊【医学】京大富士川蔵 上巻に阿蘭陀口和解・阿蘭陀人治方並附方、下巻に阿蘭陀金瘡治法・阿蘭陀製
薬功能
大町宗卜編 和蘭陀膏薬一冊【薬物】京大富士川蔵
一六九六 元禄九序 山村宗雪口授 阿蘭陀外科書一冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
一六九六 元禄九序 一六九七 同一〇刊 北山寿安頭注 医方考縄愆一〇冊【医学】早大ほか蔵 医方考縄愆六巻・医方考脈語縄愆二巻
一六九六 元禄九序 島浦和田一 杉山真伝流表之巻一冊【鍼灸】慶大富士川蔵(巻第一~三存) 序年は秘伝杉山真伝流(二〇〇四)による【補】
和田一惣 杉山流表之伝二冊【鍼灸】乾々蔵
和田一伝 杉山真伝流鍼治手術詳義一冊【鍼灸】乾々に二部
杉山流胗秘集(杉山流秘伝)一冊【鍼灸】慶大富士川に元文五(一七四〇)写本 一六九四医学節用集の異本
一六九六 元禄九序 一六九七 同一〇刊 神保三折 名医方鑑五冊【医学】内藤くすりほか蔵 一八三九版も【補】
一六九六 元禄九自序刊 岡本一抱 格致余論諺解七巻七冊【医学】早大ほか蔵
一六九六 元禄九刊 岡本一抱 〔人体〕内経奇経八脈詳解三巻一冊【医学】京大富士川・杏雨・神宮蔵 宝永五(一七〇八)版も【補】
一六九六 元禄九序刊 沢野忠庵(フェレイラ) 阿蘭陀外科指南(阿蘭陀流外科指南)五巻一冊【医学】一七〇五版(理科大下浦〔存巻四・五〕ほか蔵)も
一六九六 元禄九序刊 名古屋玄医 金匱要略注解二三巻五冊【医学】乾々蔵 一六九七(早大ほか蔵)・一七八八版も【補】
一六九六 元禄九序刊 樋口好運 和漢嬰童医案(松氏暇筆/倭漢嬰童医按会萃)一二巻一二冊【医案】京大富士川ほか蔵
一六九六 元禄九刊 医学字海一冊【医学・辞典】国会ほか蔵 一七一五版(早大ほか蔵)も
一六九六 元禄九刊 鈴木宗春 医家要言(医家要旨)一冊【医学】乾々・神宮蔵
一六九六 元禄九刊 香取星亀相伝 杉山和一 鍼術十箇条一冊【鍼灸】慶大富士川蔵 一八〇三版も【補】
一六九六 元禄九刊 合類鍼灸抜萃五巻三冊【鍼灸】乾々蔵→一六九五広益鍼灸抜萃
一六九六 元禄九頃刊 梅村弥右衛門編 〔梅村増補〕古今方彙一冊【医学】日東医誌五九巻四号鈴木達彦による【補】
刊本 〔無名氏増補〕古今方彙一冊【薬物】内藤くすり蔵23334本は一六九二〔梅村〕古今方彙を無名氏が増補した版本 日東医誌五九
巻四号鈴木達彦による【補】
一六九七 元禄一〇 八月十四日没(一六〇七 慶長一二生)水島卜也(名は之成、字は元成 有職家)伝 草木異名之次第(草木異名次第・草木異名之
書)一冊【植物】東北大狩野に寛政五(一七九三)写本、杏雨に文化三(一八〇六)刊本
一六九七 元禄一〇没(一六〇五 慶長一〇生)愛甲喜春(名は季定・広隆、号は喜春・玄徳 薩摩藩島津光久侍講) 蒙引本草四巻【本草】近世漢学者著
述目録大成による
一六九七 乾々に元禄一〇抜書 安西療馬集三巻三冊【獣医】
刊本 安西療馬集二巻一冊【獣医】岐阜市図蔵
安西療馬針灸経一冊【獣医】乾々蔵
一六九七 研医会図に元禄一〇写本 古沢道説 十四経発揮行難図一冊【鍼灸】
一六九七 元禄一〇自序 一六九八 同一一刊 正次(大江頤軒) 図考本草和解(本草和解)七巻四冊【本草】国会・内藤くすりほか蔵 国会白井ほかに一七一二版も【補】
一六九七 元禄一〇序 森共之(養竹)編 採用国伝方五巻二冊【医学】京大富士川蔵【補】
一六九七 元禄一〇凡例 森共之 家伝秘剤一帖【薬物】北里大東医研医史学に寄託の大槻家文書蔵 漢方の臨床五〇巻七号に図版と解説【補】
一六九七 元禄一〇序刊 馬相絵二軸【動物】東博蔵
一六九七 元禄一〇序刊 千村拙庵 類編広益衆方規矩備考大成(類編広益衆方規矩、衆方規矩備考大成)一〇巻一〇冊【医学】国会・内閣ほか蔵
一六九七 元禄一〇刊 菊本賀保 日本国花万葉記一四巻【地誌・史料】国文研ほか蔵 巻七に医師と薬舗が今大路延寿院千三百石のように列記【補】
一六九七 元禄一〇刊 岡本一抱 薛氏医案和解(医案和解)五冊【医案・史料】東大鶚軒蔵
一六九七 元禄一〇刊 浅井周伯 内経病機撮要(病機撮要)一冊【医学】泰成堂書店古書目録一〇三号二〇二二掲載 内藤くすりに写本【補】
一六九七 元禄一〇刊 浅井周伯 本草摘要一冊【本草】研医会図・東大・京大ほか蔵 本草綱目より薬性論を抜粋・編纂【補】
本草摘要解一冊【本草】村野に写本
本草摘要口義一冊【本草】国会白井・杏雨・楂{艸+考}に写本
一六九七 元禄一〇刊 和語薬性能毒(増補霊宝能毒、霊宝薬性能、霊宝能毒)三巻一冊【薬物】内藤くすり蔵 一七一三・三三(東大鶚軒ほか蔵)版も【補】
一六九八 元禄一一 九月十三日没(一六二九 寛永六生)味岡三伯(初代 名は為誰、号は偶翁・龍雲軒 京の町医) 刊本 味岡三伯切紙(味岡切紙・
味岡三伯先生切紙・味岡三伯切紙伝通解)一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
味岡三伯(初代) 家伝切紙一冊【医学】京大富士川蔵
味岡三伯(初代) 〔改正〕切紙辨鈔一冊【医学】内閣蔵
味岡三伯(初代) 諸疾目録回春病門次第一冊【医学】本居宣長記念館に宣長自筆本【補】
(味岡三伯初代) (漢文本)薬性知源(薬性知原)二冊【薬物】乾々・岩瀬蔵 薬物配列に類別や組合せの発想【補】
一六九八 元禄一一 身心養性論一冊【医学】乾々蔵
一六九八 元禄一一成 岡本一抱 一抱渉筆一冊【医学・随筆】京大富士川蔵
一六九八 元禄一一序 一六九九 同一二刊 岡本一抱 鍼灸抜萃大成三巻七冊【鍼灸】慶大富士川(巻上之本末存)ほか蔵
一六九八 元禄一一序刊 岡本一抱(為竹) 広益本草大成(〔図画〕和語本草綱目・広生本草大成)二三巻目一巻一〇冊【本草】国会白井ほか蔵
一六九八 元禄一一刊 馬場幽閑 食物和解大成(保養食物大成・日用食性和解大全・増補日用食性大全)三巻【本草】京大富士川ほか蔵 一七〇三・九〇・一八二九版も
一六九八 元禄一一刊 鍼灸和解大全五巻一冊【鍼灸】日本漢方典籍辞典による 一七五三・五五版も【補】
刊本 苗村常伯 医学正伝増補三冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 古林見宜 医学入門仮名抄一二冊【医学】元禄十一年書籍目録・本朝医家著述目録等による
刊本 古林見宜 詩活首書三冊【医学】元禄十一年書籍目録等による
刊本 堀内元達 医言拙解七冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 正柳 医方琅函(寿世囊)一冊【医学】元禄十一年書籍目録等による
刊本 家伝妙薬集四冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 急病妙薬集一冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 局方発揮音註一冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 切紙辨解五冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 経絡捷経(経絡捷径?)一冊【鍼灸】元禄十一年書籍目録による→一六七三経絡捷径
刊本 周伯 原病医統正脈入一冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 原病式註釈【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 修治纂要和解五冊【本草】元禄十一年書籍目録等による
刊本 衆方規矩病門付一冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 大成論脈論入一冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 内経抜書辨解五冊【医学】元禄十一年書籍目録による
刊本 杉立道允 琢周針法三冊【鍼灸】元禄十一年書籍目録等による
刊本 和名集増補四冊【薬物】元禄十一年書籍目録による
一六九九 元禄一二自序 一七七九 安永八刊 香月牛山 牛山活套(牛山先生活套)三巻三冊【医学】研医会図ほか蔵 一七八二版も
一六九九 元禄一二自序 一七七九 安永八刊 香月牛山 牛山方考(牛山先生方考)三巻三冊【医学】九大蔵 一七八三・一八三三版も
一六九九 元禄一二刊 岡本一抱 六十味薬性記辨解(医学秘伝抄)三巻三冊【薬物】京大富士川ほか蔵 薬効で類別【補】
一六九九 元禄一二刊 岡本一抱 医学至要抄二巻四冊【鍼灸】本朝医家著述目録による
一六九九 元禄一二刊 竜雲軒 医学至要鈔(十四経経引之辨)正編二巻三冊【鍼灸】早大ほか蔵 一七九二版も→一七〇三同続編三巻三冊【補】
一六九九 元禄一二刊 森岡貞久 呪詛重宝記一冊【医事説話・俗信】内藤くすり・日文研宗田蔵 病へのまじないも→一七〇一陰陽師重法記【補】
一六九九 元禄一二刊 済民外科重宝記一冊【医学】内藤くすり蔵 京大富士川・高岡図佐渡家ほかに延享三(一七四六)版も【補】
一六九九 元禄一二刊 伊藤伊兵衛四世 草花絵前集(草花絵集・草花絵全集・草花絵全書・草形出生草花絵全集)三巻三冊【植物】国会ほか蔵 一七二七版も
一七〇〇 金沢市加越能に元禄一三今枝直方写本 御医書一冊【医学】
一七〇〇 内藤くすりに元禄一三写本 吉田流 禁穴秘伝書一軸【医学】【補】
一七〇〇 元禄十三年庚辰九月侍医分限記一冊【名鑑・医史料】内閣に嘉永三(一八五〇)小島尚真写本【補】
一七〇〇 元禄一三序 同年刊 岡本一抱 医学講談発端辨二巻二冊【医史】京大富士川ほか蔵 中国古医籍の解題【補】
一七〇〇 元禄一三刊 岡本一抱 医学三蔵辨解(医学三臓辨解)六巻六冊【医学】研医会図ほか蔵 心腎胃の蔵象論【補】
中俊貞 三臓辨解並麻疹論一冊【医学】早大蔵
一七〇〇 元禄一三刊 外科便蒙二巻【医学】北里大白金図蔵 同書貞前(巻四前)一冊は京大富士川に【補】
元禄一三頃刊 鍼科便蒙二巻【鍼灸】群馬大図蔵 巻三(利)前後巻で漢方の臨床五一巻四号長野報告に鍼法図あり【補】
一七〇〇 元禄一三刊 種杏能毒三巻【医学】日本漢方典籍辞典による 一六五九増補能毒の改題本【補】
一七〇〇 元禄一三刊 男女御土産重宝記(男女土産重宝記)一冊【便覧・医方】慶大富士川ほか蔵 生活問題の簡便対処法で家庭療法多し【補】
一七〇一 元禄一三 十二月六日没(一六二八 寛永五生)徳川光圀 諸国土宜備考二冊【物産】旧彰考蔵
徳川光圀 倭名纂要一冊【本草】旧彰考蔵
奇方西山集八巻一六冊【医学】水戸の文籍による
一七〇一 元禄一四 三月十五日没(生年未詳)北山寿安(名は道長、号は友松・仁寿庵・逃禅堂、通称は寿安 大坂の町医) 医方捷要一冊【医学】京大
富士川蔵
北山寿安 〔首書〕医方大成論抄一〇冊【医学】大阪名家著述目録による
北山寿安 医方分類一冊【医学】龍谷大に写本 病門別に治法と医方の主治を列記【補】
北山寿安 北山医話【医学】本朝医家著述目録による
北山寿安 北山友松子腹診秘訣一冊【医学】京大富士川蔵(診法秉穂と合)
北山寿安 診腹法【医学】東北大狩野蔵(諸家診法集成一)
北山寿安 時医録【医学】乾々蔵
北山寿安 時習録一冊【医学】慶大富士川(巻之八~一〇存)ほか蔵 主に方論と治験【補】
時習記一冊【医学】乾々蔵(二部)
時習堂方府【薬物】京大富士川蔵(五家方函の内)
一七〇一 九大に元禄一四写本 皇漢妙薬秘書一冊【医学】皇漢の表現は江戸後期~明治のはずで、元禄写本は不可解【補】
一七〇一 元禄一四 吉田自菴伝書三巻一冊【医学】九大蔵
吉田昌全(自庵)著 吉田氏家伝方一冊【薬物】京大富士川蔵(江戸初期写本で元禄と年代矛盾)
一七〇一 元禄一四刊 森岡貞久 陰陽師重法記(続呪詛重法記)一冊【医事説話・陰陽道】京大・国会・東洋大蔵 病へのまじないも→一六九九呪詛重宝
記【補】
一七〇二 元禄一五 一月六日没(一六二〇 元和六生)横田何求(名は俊益、字は三友 会津藩士) 本草日用集五巻【本草】近世漢学者著述目録大成に
よる
一七〇二 元禄一五 六月二十七日没(一六三九 寛永一六生)浄厳(字は覚彦 真言宗の僧) 如晦庵雑録一巻【医学】霊雲叢書解題による
一七〇二 元禄一五 七月二十六日没(一六二九 寛永六生)中村惕斎(名は之欽、字は敬甫 京の儒者のち徳島藩儒) 医方三器通制一巻【医学】近世漢
学者著述目録大成による
医方三器通考一冊【医学・度量衡】京大富士川蔵 医方の度量衡【補】
刊本 中村惕斎 三器翼一冊【度量衡】国会蔵(惕斎筆録一四)
中村惕斎 三器通考(三器通攷)六巻【度量衡】国文研ほか蔵
中村惕斎 三器攷略一巻付録一巻一冊【度量衡】国会・内閣ほか蔵 内閣本は新井君美(白石)著に作る【補】
中村惕斎 諸病主薬一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一七〇二 杏雨に元禄一五写本 萃玉選方二巻二冊【医学】
一七〇二 元禄一五成 日比一信(泰庵) 針術呪法鑑二巻二冊【鍼灸】乾々蔵
一七〇二 元禄一五序 一七〇三 同一六刊 夜食時文 好色敗毒散(風流敗毒散)五巻五冊【医事説話・浮世草子】府中之島図ほか蔵
一七〇二 元禄一五序 一七四〇 元文五刊 竹中通庵編 黄帝内経素問要語意翼五巻一冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七〇二 元禄一五刊 医学入門一歩一冊【医学】乾々蔵 享保書籍目録に医学入門一歩鈔あり
一七〇二 元禄一五刊 岡本一抱 医方大成論和語鈔八巻八冊【医学】国会ほか蔵
一七〇三 元禄一六 二月四日没(一六七〇 寛文一〇生)近松勘六(名は行重 赤穂藩士) 聞書妙方一冊【薬物】徳島蔵
一七〇三 元禄一六 安西長久 安西伝聞書一冊【獣医】乾々に自筆本
安西長久 初学現道集一冊【医学】乾々蔵
安西医方本草一冊【獣医】杏雨蔵
一七〇三 元禄一六自序 一七一五 正徳五刊 芳村恂益 二火辨妄三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七〇三 元禄一六序 一七一四 正徳四刊 香月牛山 小児必用養育草(小児必用記・小児養育草)六巻五冊【医学】内閣ほか蔵 一七九八・一八五六版も
一七〇三 元禄一六序刊 岡本一抱 〔配剤〕方意辨義六巻二冊【薬物】矢口米三ほか蔵 一七一七・三六・六八版も【補】
一七〇三 元禄一六刊 岡本一抱 鍼灸阿是要穴(阿是要穴)五巻五冊【鍼灸】九大ほか蔵
一七〇三 元禄一六刊 竜雲軒 医学至要鈔続編(十四経経引之辨)三巻三冊【医学】乾々ほか蔵→一六九九同正編二巻三冊
一七〇三 元禄一六刊 静斎柳湖 但馬入湯記二冊【医学】乾々・龍谷大蔵
一七〇三 元禄一六刊 真塩翼編 南阿医稿三巻三冊【医学】神宮蔵
一七〇四 元禄一六 十二月七日没(一六三七 寛永一四生)松下見林(名は慶・秀明、字は諸生、号は西峰散人、通称は見林 京の町医で国学者)手稿
難経抄二冊【医学】杏雨蔵
松下見林 本草沿襲考一冊【本草】写本が東北大狩野(二部)・村野に
一七〇四 元禄一七刊 英保良哲(あぼよしあき) 救民天徳地福伝上巻一巻一冊【農業】国会白井ほか蔵→一七〇六同下巻一巻一冊
延宝~元禄 前田家魚譜五軸【魚介】杏雨蔵
元禄年間 稲生若水 〔稲生若水自筆扣〕庶物類纂編輯始末五冊【記録・史料】杏雨に自筆本
元禄年間? 川口某伝 煎法如常口伝一冊【薬物】研医会図蔵
元禄年間? 日本国中名物記一巻【物産】国書解題による
杏雨に元禄写本 溝口補庵 如律医令一冊【医学】
元禄頃 長徳庵普斎記 万用括袋外集一冊【医学】福地目録二〇一六秋号掲載 南蛮流【補】
元禄前後刊 〔図入〕十四経【医学】龍谷大蔵 一八〇六版も 十四経発揮を和語とし、絵図を付録【補】
元禄頃刊 古代菓子銘一冊【飲食】菓子雛形及値段付・徳川時代稀覯本索引による
刊本 いなご集二冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 為範 仮名安驥集抜粋一冊【獣医】元禄書籍目録等による
刊本 家伝衆方規矩八冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 群類衆方規矩一冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 林道伯 外科俗詮一冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 十四経孔穴便覧二帖【鍼灸】元禄書籍目録等による
刊本 寸水 十四経評誤二冊【鍼灸】元禄書籍目録等による
刊本 十四経約言二冊【鍼灸】元禄書籍目録等による
刊本 岩田利斎 十四経治法俗解一冊【鍼灸】元禄書籍目録等による
刊本 岩田利斎 鍼灸或問二冊【鍼灸】元禄書籍目録による
刊本 岡本一抱 修治纂要秘訣図解七冊【本草】元禄書籍目録等による
刊本 岡本一抱 難経本義諺解大成六冊【医学】元禄書籍目録による→一七〇六難経本義諺解
刊本 修治纂要補遺一冊【本草】元禄書籍目録等による
刊本 小児金鏡七冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 鍼法奇貨秘伝抄一冊【鍼灸】元禄書籍目録による→一六七九合類鍼法奇貨五巻一冊
刊本 鍼法要訣一冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 苗村常伯 正伝或問増補頭書三冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 正伝或問論一冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 素問霊枢音釈五冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 大成論増補首書四冊【医学】元禄書籍目録等による
刊本 日用食性綱目五冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 日用食性合類四冊【医学】元禄書籍目録による
刊本 曲直瀬玄朔 病因諸治例五冊【医学】元禄書籍目録等による
刊本 妙薬重宝記二冊【薬物】元禄書籍目録による 杏雨の妙薬調方記二巻一冊(版本)と同か【補】
刊本 薬性改纂集一冊【薬物】元禄書籍目録による
刊本 東垣 薬性賦註解六冊【本草】元禄書籍目録等による 準漢籍【補】
刊本 療治重宝記一冊【医学】元禄書籍目録による
一七〇四 宝永元 九月十日没(一六四九 慶安二生)向井元端(字は履信、号は仁焉子・震軒 朝廷医) 神麹攷一巻【薬物】本朝医家著述目録による
一七〇四 宝永元自序 一七〇五 同二刊 古林正禎 医家大業要覧(見宜医家/大業要覧)二巻・付蔵府診脈異考一巻【医学】光藤益子(存上巻)ほか蔵 脈診書【補】
一七〇四 宝永元自序 一七一三 正徳三刊 芳村恂益(北山芳恂) 北山医話三巻三冊【医学】京大・大阪府蔵 一七一四版も【補】
芳村恂益 医学正名一〇〇冊【医学】本朝医家著述目録による
芳村恂益 灸科須知三冊【鍼灸】本朝医家著述目録による
芳村恂益 内経綱紀二巻【医学】日本医学史による
一七〇四 宝永元自序 一七一四 正徳四刊 貝原益軒 諸菜譜(菜譜)三巻三冊【本草】国会白井ほか蔵 一七二一・三四・一八一五・四六版も【補】
一七〇四 宝永元刊 岡本一抱 運気論奥諺解(素問入式運気論奥諺解・運気論諺解)七巻【医学】早大ほか蔵
一七〇四 宝永元刊 小野田如雲 医家神秘鈔一冊【医学】東大鶚軒蔵
一七〇五 宝永二 三月十二日没(一六二七 寛永四生)伊藤仁斎(名は維楨、字は源佐 京の儒者) 薬方一軸【薬物】天理古義堂に自筆本
一七〇五 宝永二 七月二十六日没(一六二六 寛永三生)武田兼山(字は信成、通称は杏仙、別号は長春院 幕医) 苦口利方二冊【医学】京大富士川に
宝永元(一七〇四)写本
一七〇五 宝永二 十月三十日没(一六四三 寛政二〇生)浅井周伯(名は正純、号は策庵、通称は周璞・周伯、室号は養志堂 尾張藩医) 浅井先生診脈
秘伝【医学】京
大富士川(腹
診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成四)蔵
浅井先生舌候【医学】京大富士川(諸家腹診説二)蔵
浅井周伯 腹舌之候【医学】京大富士川(諸家腹診説二)蔵
浅井周伯 灸法要訣(切紙/灸法要訣)一冊【鍼灸】玉川大教育学情図に寛保三(一七四三)写本
浅井周伯 切紙之辨一冊【医学】京大富士川蔵
浅井周伯 三臓之辞一冊【医学】乾々蔵
浅井周伯 難経卑抄一冊【医学】松岡尚則蔵本に享保一一(一七二六)宮内玄良写本【補】
浅井養志堂 南北経験医方大成講義一冊【医学】乾々蔵
浅井周伯 病機撮要註解一冊【医学】乾々蔵
一七〇五 宝永二 椿の図附きりしま一冊【植物】村野に写本
一七〇五 宝永二年序 一七二八 享保一三刊 和田養安(託名か) 鍼法口訣指南三巻三冊【鍼灸】東博・乾々・龍谷大蔵→一六七七主治針法【補】
一七〇五 宝永二序刊 洛北医隠杏林子 合類医学節用一冊【医学】矢口米三蔵 和文で病門と脈診を概説【補】
一七〇五 宝永二刊 傾城太々神楽六巻六冊【医事説話・浮世草子】東大霞亭・大阪府蔵 府中之島図に明和六(一七六九)版も 好色万金丹の改題本
一七〇五 宝永二刊 古林知足(見桃) 万病療治指南五巻二冊【医学】龍谷大・内藤くすり蔵
一七〇五 宝永二刊 一行著 馬場信武解 〔新刻〕看命一掌金和解一冊【医学】京大・大正・日大ほか蔵 一七八七版も
一七〇五 宝永二刊 似山子 〔良薬図彙〕馬療辨解(良薬馬療辨解)五巻一冊【獣医】一七一二・三二(麻大白井ほか蔵)・五九・九六・一八五九版も【補】
一七〇五 宝永二刊 馬医良薬図解五巻五冊【獣医】国立市本田家蔵巻三・五【補】
一七〇六 宝永三 三月二十二日没(一六四七 正保四生)村山自伯(名は元徳 幕医) 村山氏外科全書二冊【医学】京大富士川蔵
一七〇六 宝永三 井田昌胖 柑橘伝一冊【本草】国会白井(橘録と合)・村野(質問品目と合)蔵
一七〇六 宝永三貝原益軒序 楢林鎮山 紅夷外科宗伝(南蛮外科宗伝)三巻【医学】国文研(一冊、仕掛書存)ほか蔵 通詞の鎮山が蘭館医Willem
Hoffman一六七一~七五在留にパレ外科全書蘭訳一六四九版を質問した書【補】
外科宗伝膏薬方一冊【医学】京大富士川蔵
外科宗伝/附図一冊【医学】研医会図蔵 附図は楢林流外科金瘡趹撲療治の部及仕掛の巻の図
外科宗伝癰疽論一冊【医学】乾々蔵
一七〇六 宝永三渡克斎序 大竹流眼科秘書一冊【医学】研医会図に天保二(一八三一)写本
一七〇六 宝永三序 一七〇七 同四刊 森嶋玄勝 病機撮要(内経病機撮要辨証)六巻一冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七〇六 宝永三序刊 岡本一抱 難経本義諺解一二巻一二冊【医学】東博・京大・千葉大ほか蔵 一七六四版も
一七〇六 宝永三刊 英保良哲(あぼよしあき) 救民天徳地福伝下巻一巻一冊【農業】国会白井ほか蔵→一七〇四同上巻一巻一冊
一七〇六 宝永三刊 外科回春【医学】慶大富士川(四冊)・乾々(三冊)蔵
一七〇七 宮書に宝永四写本 飯塚弥七郎 篠崎直等校 〔改正〕九方安驥集一冊【獣医】
一七〇七 宝永四 狩野友庵 雨露慧苑一冊【本草】国会白井に自筆本
一七〇七 宝永四自序 宮脇仲策校 大久保道古編 古今導引集二巻一冊【医学】京大富士川に寛政元(一七八九)写本
一七〇七 宝永四刊 外科日用秘伝三巻一冊【医学】内藤くすり蔵
一七〇七 宝永四刊 煮薬指南三巻序目共二冊【薬物】京大富士川蔵
一七〇七 宝永四刊 摩詰庵(雲鈴) 仏説医者坊経一冊【医学・仏教】三康図に宝永四版の写本
宝永四頃 藤元成 度制考引用書類【度量衡】無窮神習に度量権衡食料考等と合一冊写本 藤元成の楽律要覧一冊は宝永四序
一七〇八 宝永五 向井震軒(元端)編 煙草考(烟草考)一冊【本草】国会ほか蔵
一七〇八 宝永五 百武氏庸編 大秘薬集(宇佐神家伝秘薬集)一冊【医学】東北大狩野に自筆本 軍陣での民間薬等
一七〇八 宝永五自序 一七〇九 同六刊 貝原益軒(篤信) 大和本草(大和本草綱目・大倭本草)一六巻・付録二巻・諸品図三巻一〇冊【本草】国会
白井ほか蔵 附録・諸品図は一七一五版に 新校正一七六一版も【補】
貝原益軒 大倭本草薬名録一冊【本草】東博に天保一〇(一八三九)柏木吉三郎写本
一七〇八 宝永五自序 轟竹蔭(竹隠) 医家秘韞一三巻一三冊【医学】蓬左蔵
一七〇八 宝永五刊 岡本一抱 鍼灸初心抄三巻一冊【鍼灸】乾々蔵 京大富士川・慶大富士川・龍谷大に一七一〇版も 一六九五鍼灸遡洄集を改刻改題
一抱撰も託名【補】
一七〇八 宝永五刊 岡本一抱 和剤局方発揮諺解六巻六冊【薬物】国会・京大・杏雨ほか蔵
一七〇九 宝永六 十月二十三日没(一六三四 寛永一一生)河崎延貞(神職 伊勢外宮権称宜) 本草繁露一冊【本草】国学者伝記集成による
一七〇九 宝永六没(一六三九 寛永一六生)荻野隆亮(福岡藩士) 博物類海【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
一七〇九 宝永六 実翁編 故大医院東井玄朔先生行状一冊【医学】乾々蔵(曲直瀬記録の内)
一七〇九 宝永六成 陽月窓士(山村宗雪) 阿蘭陀本草図経(和蘭陀本草図経、阿蘭陀本草、紅毛本草図経)一冊【本草】国会白井ほか蔵 蘭館薬剤師Godefried
Haeck一六六七~七一在留の長崎薬草調査と説明による→一六七〇阿蘭陀薬草功能之書、一六七四阿蘭陀草花鏡図の前身【補】
紅毛本草一冊【本草】京大蔵
紅毛薬名并書目一冊【薬物・書目】日大富士川蔵
紅毛薬名辨一冊【薬物】日大富士川蔵
紅毛レストレールノ図一冊【薬物】研医会図蔵 薬草と油剤等の製法【補】
一七〇九 宝永六自序 吉田如見原撰 吉田由頤重編 重編本草和名(内題は本草和名私記)一冊【本草】京大富士川に自筆本 吉田宗達(如見)が本草綱目の漢名に和名をあてた一六二二本草和名私記の不足を曾
孫の由頤が補訂して漢名音のイロハ順に再編【補】
一七〇九 宝永六自序 佐田房照(号は玉淵堂 幕医) 鍼灸枢要一冊【鍼灸】東大鶚軒蔵
一七〇九 宝永六跋 稲生若水 詩経小識(詩経小識録・詩経小識初稿)八巻【本草・漢学】国会ほか蔵
一七〇九 宝永六自序刊 本郷正豊 医道日用重宝記(医道重宝記・医道日用綱目)一巻一冊【医学】青森・岩手・大阪府石崎蔵 一七一〇・一八・二三・
三三・四七(国
会・京大蔵)・六〇・六二・八〇・一八一八・四五・四九・七〇・七五版も【補】
一七〇九 宝永六自序刊 下津寿泉 古今幼科摘要(小児方彙)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一七一〇版も
一七〇九 宝永六刊 下津寿泉 本邦名医類案五巻五冊【医学】矢口米三ほか蔵
一七〇九 宝永六刊 岡本一抱 医学入門諺解一〇巻【医学】京大富士川蔵
一七〇九 宝永六刊 外山道機(轟竹蔭) 医教指南法方外因要旨三巻【医学】京大富士川・内藤くすり蔵 一六九一版医教指南の一部改版
一七〇九 宝永六刊 外山道機 医教指南法方内因要旨一巻【医学】京大富士川蔵 一六九一版医教指南の一部改版
一七〇九 宝永六刊 外山道機 医教指南法方要旨五巻【医学】京大富士川・東北大狩野・千葉蔵 一六九一版医教指南の一部改版
一七一〇 宝永七没(一六三二 寛永九生)堀部養佐(加賀藩医) 食物私説一冊【本草・飲食】杏雨に稿本
一七一〇 東京医科大に宝永七写本 阿蘭陀草書一冊【本草】
一七一〇 乾々に宝永七写本 柏州編 故大医令玄鑑先生伝一冊【医学】
一七一〇 京大に宝永七奥書本 太極流腹診伝一冊【医学】【補】
一七一〇 東博に宝永七写本 蒔田六左衛門 要門薬法一冊【薬物】
一七一〇 東博に宝永七写本 療治仕掛之方一冊【医学】
一七一〇 宝永七 西道庵 阿蘭陀外科相伝目録一冊【医学】長崎博蔵
一七一〇 宝永七 阿蘭陀口一冊【医学】京大富士川蔵(阿蘭陀諸油及水之取様と合)
一七一〇 宝永七 高松敬節 鍼灸要用記三巻【鍼灸】日本医学史による
一七一〇 宝永七序 先師内伝一冊【医学】乾々蔵
一七一〇 宝永七刊 蘇生堂主人 喚子鳥(世風古渡里)二巻二冊【動物】国文研ほか蔵
一七一〇 宝永七刊 〔合類〕〔増補〕家伝預薬集七巻【薬物】京大富士川ほか蔵 剤型別医方書→一六六六家伝預薬集【補】
一七一〇 宝永七刊 伊藤伊兵衛四世 増補地錦抄八巻八冊【本草】東大ほか蔵→一七三三地錦抄
一七一〇 宝永七刊 伊藤伊兵衛 もみぢつくし(紅葉尽)【植物】宮教大図蔵 久留米図に享保頃版も
一七一一 宝永八 三月二十九日没(一六四八 慶安元生)楢林鎮山(名は時敏 オランダ大通詞のち町医 楢林流外科の祖) 和蘭油集解一冊【薬物】慶
大富士川蔵
楢林鎮山 金瘡自得一冊【医学】京大富士川(金瘡跌撲療治之書の付)・東洋藤井蔵
楢林鎮山 金瘡跌撲療治之書一冊【蘭医】京大富士川蔵→一七三五同名書【補】
楢林鎮山 楢林先生外科口授【医学】東洋藤井蔵
紅毛新伝楢林先生正流外科法一冊【医学】九大蔵
〔阿蘭陀新伝〕楢林先生正流外科法八冊【医学】慶大富士川・東京医歯大阿久津(安永三序)蔵
楢林外科方一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
〔阿蘭陀伝流〕楢林家膏薬方一冊【薬物】研医会図蔵
楢林先生火集(火集・紅毛所伝楢林先生流外科油薬之書)【薬物】国会蔵(桜園叢書八)
楢林流外科膏薬方一冊【薬物】京大富士川に宝暦九(一七五九)写本
楢林流外科療方自見秘録一冊【医学】順天大山崎蔵
楢林流紅毛膏薬書一冊【薬物】京大富士川蔵
楢林内科薬剤一冊【薬物】乾々蔵
宝永年間 山田宗円 幼科全書一巻【医学】日本医学史による
一七一一 正徳元 七月十四日没(一六三五 寛永一二生)賀茂清令(国学者・神官) 諸薬方一冊【薬物】京大谷村に延宝写本
一七一一 正徳元 八月三日没(一六二六 寛永三生)中井養仙(大坂町医) 保寿摘要二冊【医学】乾々蔵
一七一一 東洋に正徳元写本 河口良庵 阿蘭陀外科正伝三巻三冊【医学】【補】
一七一一 無窮神習に正徳元写本 栗田家秘精華集眼療書一冊【医学】
一七一一 乾々に正徳元写本 栗田道潤 外療微考陽一冊【医学】
一七一一 東博に正徳元写本 諸鳥能毒伝受之巻一冊【動物】
一七一一 正徳元 松岡恕庵 続諸州府県志摘抄一冊【本草】東大・杏雨蔵
一七一一 正徳元 春桃散人 牡丹論談一巻【植物】日本博物学年表による
一七一一 正徳元益軒序 一七一四 正徳四刊 貝原益軒撰 竹田定直(春庵)編 頤生輯要(益軒先生銓定頤生輯要・益軒先生養生論・養生論)五巻【医
学】内閣ほか蔵 一七九〇・一八一五版も
一七一一 正徳元自序 一七二八 享保一三刊 下津寿泉 錦囊医方詳解(経験医方詳解)八巻一二冊【医学】京大富士川・東大蔵【補】
一七一一 正徳元自序 一七一五 同五刊 古林正禎 難経或問二巻付録一巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵
古林正禎 調合所之銘一冊【薬物】慶大富士川蔵
古林家本草講釈辨六冊【本草】国会蔵 古林正貞(ママ)の講義聞書
一七一二 正徳二 六月十一日没(一六三一 寛永八生)森友益(雲竹)口授 森立之編 愚肰口授一冊【医学】京大富士川蔵
一七一二 正徳二 小沢玄昌 家伝薬法聞書一冊【薬物】岐阜蔵(渡辺忠次郎写本)
一七一二 正徳二 室鳩巣 鳩巣本草私考二巻二冊【本草】杏雨蔵(稿本)
一七一二 正徳二 真島流目薬秘書一冊【薬物】京大富士川蔵
一七一二 正徳二 宮田友柏伝 妙鍼流秘伝一冊【鍼灸】はりきゅうミュージアム蔵【補】
一七一二 正徳二自序 一七二六 享保一一刊 松岡恕庵 用薬須知正編五巻【薬物】国会白井ほか蔵→一七五九同後編 一七七六同続編【補】
一七一二 正徳二自序 一七一五 同五跋刊 寺島良安 和漢三才図会(和漢三才図会略・和漢三才図絵・倭漢三才図会)一〇五巻首一巻目一巻八一冊【事
典・博物】国
文研ほか蔵 一八二四版も【補】
一七一二 正徳二自序 一七一五 同五刊 下津寿泉 和漢纂言要方(纂言要方)一〇巻一〇冊【医学】京大・京大富士川ほか蔵
一七一二 正徳二序 渡辺祐倫 十四経輸穴指南二巻二冊【鍼灸】国会蔵
一七一二 正徳二刊 村上渓南・奇斗文等 両東唱和後録一巻別録一巻一冊【鍼灸・漢詩文】内閣ほか蔵 村上渓南は鍼医 朝鮮通信使医官の奇斗文と鍼灸の問答【補】
正徳二頃 松崎立雪 止啼録一冊【生物】岐阜蔵 松崎立雪の諸馭品彙は正徳二(一七一二)跋
一七一三 正徳三 一月七日没(一六六一 寛文元生)国造塵隠(名は煕、字は玄貞、別号は煕々子 長崎の儒者・町医) 三楽室遺稿六巻【医学】近世漢
学者著述目録大成による
国造塵隠 内丹要訣一巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一七一三 正徳三 一月二十七日没(一六三六 寛永一三生)狩野常信(幕絵師) 草花魚貝虫類写生図二九軸【博物】東博に摸写
一七一三 京大谷村に正徳三写本 阿蘭陀口和一冊【医学】龍谷大に山沢先生口伝の江戸中期写本(阿蘭陀外科書と合五冊)【補】
一七一三 神宮に正徳三写本 三和師諸録全書四冊【医学】
一七一三 蓬左に正徳三写本 馬医聞書一冊【獣医】
一七一三 乾々に正徳三写本 養生式目一冊【医学】
一七一三 正徳三自序 一七一四 同四刊 岡本一抱 〔正誤〕医学切要指南正編三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵→一七二六同後編二巻四冊
一七一三 正徳三序 一七一四 同四刊 奈良宗哲撰 前川正哲校 袖珍仙方(仙方不求人・妙薬不求人)一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一七一五版も 救急方【補】
一七一三 正徳三奥書 意斎流針書一巻一冊【鍼灸】蓬左蔵【補】
一七一三 正徳三奥書 杉浦敬忠 病因辨談一冊【医学】龍谷大蔵
一七一三 正徳三自序刊 明・趙継宗著 久保甲介(政新)釈疑 儒医精要釈疑三巻三冊【医学】内閣・京大・龍谷大蔵 明・趙継宗の儒医精要は中国佚書
で、和刻版のみ現存【補】
一七一三 正徳三自序刊 松下元真 小児活法一冊【医学】早大ほか蔵 一七七二版も
一七一三 正徳三自跋刊 貝原益軒 杉本義篤(付録) 養生訓(貝原養生訓)八巻付録一巻四冊【医学・教訓】研医会図ほか蔵 一七三二・一八〇七・一二・一三・三四・四〇・四一・四三・四四~四七・五一・六〇・
六四版も
貝原先生養生訓古語引集一冊【医学】内藤くすり蔵
一七一三 正徳三序刊 奇斗文・北尾春圃 桑韓医談二巻二冊【医学】内閣ほか蔵
一七一三 正徳三跋刊 加藤謙斎 病家示訓(医者雀)一冊【医学】早大ほか蔵 一七六八・九三・一八五五版も 啓蒙医書で医者選びも【補】
一七一三 正徳三刊 岡本一抱改正 医方大成論一冊【医学】京都府医大蔵 準漢籍【補】
一七一三 正徳三刊 武田博済(原節) 〔医学〕函人録一冊【医学】国会白井ほか蔵 質疑録四五章から成る【補】
一七一三 正徳三刊 〔合類〕衆方規矩大成一冊【医学】早大・東北大狩野・八戸図南部蔵→一七九六衆方規矩大成一冊【補】
一七一三 正徳三刊 竹斎狂歌物語三巻三冊【医事説話・浮世草子】国会ほか蔵 藪医竹斎物【補】
一七一三 正徳三刊 婦人方考一冊【薬物】日大富士川・神宮蔵 内藤くすりに一七三一版も
一七一三 正徳三刊 辻度昭(勘重) 洛陽医師鑑(良医名鑑)一冊【名鑑・医史料】国会・慶大富士川・日文研宗田ほか蔵 京の医師一五〇人を大人・小
児・婦人・針・外科・眼科・口中にわけて収録【補】
一七一三 正徳三刊 宮脇仲策 導引口訣鈔二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七一四 正徳四序 一七六二 宝暦一二写 宮脇仲策(号は養陽子、栄安) 鍼学発矇訓一巻一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
宮脇仲策(法橋養陽子) 鍼治口訣鈔一巻一冊【鍼灸】京大蔵 鍼学発矇訓の異本で一七八八年三訂写本
一七一四 正徳四序 一七一五 同五刊 岡本為竹(一抱) 年中運気指南一冊【卜占・医学】理科大下浦ほか蔵【補】
一七一四 正徳四 八月二十七日没(一六三〇 寛永七生)貝原益軒(名は篤信、字は子誠、別号は損軒・柔斎 福岡藩医のち藩儒) 格物余話一巻【博
物】弘化二(一八四五)刊本は米沢興譲ほかに 益軒全集二に活字本
貝原益軒編 本草和名抄【本草】益軒全集六に活字本
一七一四 正徳四 楢林栄哲伝 手島素哲受 阿蘭陀外科宗伝画図一軸【医学】国会蔵
一七一四 正徳四 楢林栄哲 心卯授記二巻二冊【医学】開国文化史料大観による
一七一四 正徳四自序 一七一五 同五刊 本郷正豊編 新版合類薬種名寄帳一冊【薬物】国文研ほか蔵 一八五〇・五八版も 薬名イロハ順で配列→一七二九同後集
一七一四 正徳四自序 一七二二 享保七刊 加藤九皐(宗博) 盧経裒腋二巻或問一巻五冊【医学】内閣・京大富士川ほか蔵 難経注解書【補】
一七一四 正徳四序刊 稲生若水 結髦居別集四巻一冊【本草】国会白井ほか蔵 本草綱目(正徳四版稲生若水新校正本)の付【補】
一七一四 正徳四序刊 稲生若水 本草図翼(本草図訂補)四巻二冊【本草】国会白井ほか蔵 本草綱目(正徳四版稲生若水新校正本)の付【補】
一七一四 正徳四奥書 金魚書【魚介】久留米図蔵
一七一四 正徳四刊 香月牛山 医学鉤玄三巻三冊【医学】国会・京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七一四 正徳四刊 岡本一抱 和語医療指南四巻一冊【医学】京大富士川・内藤くすり・龍谷大蔵
一七一四 正徳四刊 益田良継 万病妙薬集一冊【薬物】東北大狩野・杏雨蔵 慶大富士川に写本一冊【補】
一七一四 正徳四刊 本郷正豊? 〔薬店手鑑〕薬種重宝記三巻三冊【薬物】京大富士川ほか蔵 国会白井に文政二(一八一九)版も 配列は薬名イロハ順【補】
一七一四 正徳四刊 桑原宗庵 䝤療外科簡要集(阿蘭陀外科簡要集)四冊【医学】京大・乾々ほか蔵
一七一四 正徳四頃刊 内山覚順? 本草綱目指南(本草指南)六巻六冊【本草・索引】国会白井ほか蔵 綱目薬名のイロハ順索引【補】
武藤正盈 自他問答一冊【医学】神宮に写本 武藤正盈の大和流弓道地之巻抄一冊は正徳四成
一七一五 正徳五 七月六日没(一六五五 明暦元生)稲生若水(名は宣義、字は彰信、別号は白雲道人 加賀藩儒) 稲生若水遺稿六八冊【本草】京大に
自筆本
稲生若水 稲生若水渉猟志類一冊【本草】京大に自筆本
稲生若水 経正居雑抄二巻一冊【本草】国会伊藤(明治写)・国会白井(享保五写)・日比谷加賀蔵
経正居記事珠/府県諸志小説抄(経正居記事珠/府県諸志抄)【本草】国会白井に下巻一冊
稲生若水編 享元塵余志【物産】金沢市加越能に一八冊、杏雨に一〇冊
稲生若水 結髦居常話一二巻【本草】漢学者伝記及著述集覧等による
稲生若水 結髦居文集六巻【本草】漢学者伝記及著述集覧による
稲生若水 結髦居別集補二巻【本草】漢学者伝記及著述集覧による
稲生若水 鉤吻辨一冊【博物】国会白井ほか蔵
稲生若水 皇方物産誌【物産】国会白井に巻七~四五、九冊
稲生若水 皇和物産品目四巻【物産】漢学者伝記及著述集覧による
稲生若水 採薬独断二冊【本草】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
稲生若水 食物本草三巻【本草】本朝医家著述目録・大阪名家著述目録等による
稲生若水 若水先生倭名集一冊【本草】東北大狩野・杏雨(若水篤信本草倭名辨)蔵
稲生若水編 桑鐫食療本草一冊【本草】杏雨蔵(別録を付す)
稲生若水 多識談苑六巻【本草】漢学者伝記及著述集覧による
稲生若水 東方貝誌二巻【魚介】大阪名家著述目録等による
稲生若水 南方魚誌二巻【魚介】漢学者伝記及著述集覧等による
稲生若水 物産の儀御穿鑿言上書一冊【博物】金沢市加越能蔵
稲生若水 物産鑒識(稲家物産鑒識)一冊【博物】国会ほか蔵
稲生若水 物色摘録五巻五冊【本草】国会白井・内閣・無窮神習蔵
稲生若水 本草音読指南(本草音読引指南)六巻【本草】漢学者伝記及著述集覧・本朝医家著述目録による
稲生若水 本草別集三巻【本草】漢学者伝記及著述集覧等による
稲生若水 本草鑒識一巻【本草】大阪名家著述目録等による
一七一五 正徳五 藤林道寿 御薬園薬図【本草】日本博物学年表による
藤林道寿 鷹峯官園雑記一冊【薬物】岩瀬(弘化元写)・杏雨蔵
藤林道寿 藤林道寿先祖書一冊【史料・系譜】国会白井蔵
一七一五 正徳五序 芝田祐祥 人養問答【医学】日本衛生文庫五(国会ほか蔵)所収 問いに医者が答える養生書【補】
一七一五 正徳五自序 一七一九 享保四刊 石井意伯 医学千文一冊【医学】京大富士川ほか蔵→一七一六医学千文考証
一七一五 正徳五序刊 岡本一抱 〔正誤〕中風治法指南三巻付録一巻四冊【医学】国会・京大蔵
一七一五 正徳五序刊 岡本一抱 日用医療指南大成一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七二六・一八二二版も
一七一五 正徳五刊 岡本一抱 医学治法大全八巻【医学】内藤くすりほか蔵→一七一六医学活法大全一冊
一七一五 正徳五刊 岡本一抱 経穴密語集三巻三冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一七一五 正徳五刊 岡本一抱 本朝古今医統六巻【医学】龍谷大ほか蔵
一七一五 正徳五序刊 三村玄碩 合類広益霊宝薬性能毒大成(広益薬性合類霊宝能毒大成)九巻五冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一八六〇版も【補】
一七一五 正徳五刊 医書字引(医書字海)一冊【医学・辞典】九大・慶大・京大富士川蔵
一七一五 正徳五刊 林子伯 〔新編〕外治方鑑(錦囊外療秘録)二巻図録一巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七六八・七二・八四・九五版も
一七一五 正徳五刊 香月牛山 格致余論備考二冊【医学】神宮蔵
一七一五 正徳五刊 下津寿泉 奇疾便覧五巻五冊【医学】研医会図ほか蔵 改題本に一七七四怪妖故事談(奇病便覧 )あり
一七一五 正徳五刊 那(奈)須玄竹原著 養拙斎退春編著 小児療治調法記一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七一五 正徳五刊 貝原益軒 諸品図三巻一〇冊【本草】正徳五版大和本草(国会白井ほか蔵)の附録
一七一五 正徳五刊 鍼灸要旨四冊【鍼灸】乾々蔵
一七一六 正徳六 五月二十日没(生年未詳) 岡本一抱(名は伊恒、通称は為竹、号は一得翁・守一翁・摂生堂 父の受慶は福井藩医、兄は近松門左衛門
中国古医籍の仮名交じり解説書を多数出版) 刊本 医方指南大成一冊【医学】成田蔵
岡本為竹婦人療方(女科秘方)一冊【医学】乾々蔵
岡本一抱 五行相生相尅論一冊【医学】宮教大図蔵
岡本一抱 袖中記秘方二巻【本草】国書解題による
刊本 岡本一抱 大成論鈔一〇冊【医学】旧彰考蔵
岡本一抱? 内景之図一紙【医学】【補】
岡本一抱 万病治法指南大全八巻【医学】日本医学史等による
岡本一抱 雷針君活人法二巻【医学】本朝医家著述目録による
一七一六 東大鶚軒に正徳六伊藤理春写本 勝田理閑(名は寛僚、通称は理閑 仙台藩医) 勝田理閑方一冊【医学】
一七一六 正徳六序 享保元刊 松岡玄達(恕庵)編 王宇泰医辨六巻六冊【医学】内閣・京大富士川・研医会図蔵 王肯堂の証治準縄・医論より抄纂した書【補】
一七一六 正徳六自序刊 香月牛山 巻懐食鏡(懐巻食鏡)一冊【本草】付 巻懐灸鏡【鍼灸】国会ほか蔵 一七六六(国会白井ほか蔵)・九〇・一八二四版も【補】
一七一六 正徳六序刊 香月牛山 老人必用養草(老人養草)五巻五冊【医学】内閣ほか蔵 一七九一・九三版も 書名の必用を必要とするは誤【補】
一七一六 正徳六刊 亀渓老人輯 下津寿泉編 痘疹医統五巻七冊【医学】国会ほか蔵
下津寿泉 参考衆方規矩(校正衆方規矩)二巻三冊【医学】日本医学史・本朝医家著述目録による【補】
小林亀渓先生抜萃一一冊【医学】慶大富士川に文政一三(一八三〇)奥書写本 小林亀渓は小林順堂
正徳年間刊 岡本一抱 医学活法大全一冊【医学】日大富士川蔵→一七一五医学治法大全八巻
杏雨に元禄~正徳写本 草木写生図【本草】
正徳中 吉田宗恬(名は恬、字は伯静、号は望聴 宗達の孫で幕医) 望聴君鱗介類和名一冊【魚介】国会白井に吉田家旧蔵本
吉田宗恬 衛生君手沢薬方抜書一冊【薬物】京大富士川に吉田家旧蔵自筆本【補】
吉田宗恬 家秘約囊方一冊【医学】京大富士川に吉田家旧蔵自筆本 剤型別医方集【補】
吉田宗恬 〔望聴君〕諸方考異一冊【医学】京大富士川に吉田家旧蔵本 剤型別医方集【補】
括要経験方三巻一冊【医学】京大富士川に吉田家旧蔵本 病門別医方集で書末にイロハ順方名索引【補】
一七一六 九大に享保元写本 大極伝授一冊【医学】
一七一六 享保元 新菊苗代名寄記一冊【植物】国会伊藤蔵
一七一六 享保元序 一七五八 宝暦八刊 松岡恕庵 怡顔斎桜品一冊【本草】国会ほか蔵→一八四五甘雨亭叢書一集 一八四六同二集 一八四八同三集 一八五三同四集 一八五六同五
集別集
一七一六 享保元跋 一七一九 同四刊 石井意伯 医学千文考証(医学千字文考証)二巻付一巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵→一七一五医学千文
一七一六 享保元跋 梅津方昌 勝事考二巻二冊【本草】内閣に木村蒹葭堂旧蔵写本 草木図編の後編
一七一七 杏雨に享保二写本 龔雲村 回春薬性歌一冊【薬物】漢籍・万病回春の抜抄だろう 雲村は雲林の訛【補】
一七一七 享保二 竹内某 〔竹内流〕眼目大全三巻一冊【医学】京大富士川蔵
竹内安徳 眼科神秘三巻一冊【医学】京大富士川蔵
竹内主人 留春園眼病原秘録一冊【医学】研医会図に明治写本 竹内流眼科
竹内眼科外障衆方蔵函【医学】千
葉大蔵 内容は漢籍の審視瑤函巻三と大体同【補】
香氏眼科外障衆方蔵函一冊【医学】研医会図に江戸写本
香氏眼科内障衆方蔵函一冊【医学】研医会図に江戸写本
一七一七 享保二 源氏貝五十三種一冊【魚介】本草書目による
一七一七 享保二 源止竜 諸禽万益集(鳥飼万益集)三巻三冊【動物】国会白井ほか蔵
一七一七 享保二 松岡成章(恕庵) 蕃藷録一冊【農業】国会白井ほか蔵
一七一七 享保二 吉田多右衛門(吉田多右衛門尉)等 鷹薬灸之書一冊【獣医・放鷹】宮書・福井久蔵所蔵
一七一七 享保二自序 林崇節(安居) 養生要語二巻二冊【医学】内閣・龍谷大(享保一五写)蔵
一七一七 享保二序刊 松岡恕庵 怡顔斎竹品一冊【本草】杏雨蔵 写本は国会白井ほか蔵
一七一七 享保二序刊 合食禁艸一冊【医学】豊橋蔵
一七一七 享保二刊 鷲崎順承 医学玄旨二冊【医学】神宮蔵 千葉大に一七二八版も 医道の論【補】
一七一七 享保二刊 斎藤定易 大坪本流武馬必用(武馬必用)五巻五冊【馬術・獣医】麻大白井ほか蔵【補】
一七一八 享保三(一六九九 元禄一二より) 看病御暇医師願之留一冊【医学・記録】内閣蔵【補】
一七一八 内閣に享保三写本 疵養性之次第【医学】金瘡秘伝集三
一七一八 内閣に享保三写本 源氏白薬金瘡秘伝方【薬物】金瘡秘伝集四
一七一八 九大に享保三写本 御郡中品々奇目録一冊【物産】
一七一八 東大に享保三写本 本草序例解二冊【本草】
一七一八 杏雨に享保三自序稿本 嶺川玄允(三折、道淑) 〔済生救急必用立効〕妙薬方考一冊【薬物】
一七一八 享保三 三宅石庵 医事傍観一冊【医学】九大ほか蔵
一七一八 享保三 今枝直方 青琅玕珠記一冊【鉱物】金沢市加越能に自筆本
一七一八 享保三 痘疹口訣七冊【医学】旧下郷蔵
一七一八 享保三 北島定澄 南蛮外科統系並大意一軸【医学】京大に安永八(一七七九)写本
一七一八 享保三 荒瀬不泄 南蛮紅毛外科目録一軸【医学】順天大山崎蔵 享保三/徳永見柏老進覧之/付書状一通
一七一八 享保三刊 平野屋吉兵衛 江戸菊会一冊【植物】国会白井蔵
一七一八 享保三刊 絵本深山鹿/獣物之図三巻一冊【動物】東北大狩野・フリーア美プルヴェラー蔵
一七一八 享保三自跋刊 本郷正豊 鍼灸重宝記(鍼灸重宝記大成)一冊【鍼灸】九大・東北大狩野ほか蔵 一七一九・二二・二六・三五・四九版も→一七
四九鍼灸重宝記綱目【補】
鍼灸調法記抄一冊【鍼灸】乾々蔵 調法は重宝の訛だろう【補】
灸治要穴記一巻二冊【鍼灸】上冊は慶大富士川、下冊は京大富士川に 内容は鍼灸重宝記に類似【補】
一七一八 享保三跋刊 遊佐木斎(好生、次郎左衛門) 孿生抄一冊【医学・随筆】世嗣草と合刻 活字本が日本衛生文庫二(国会ほか蔵)に
一七一八 享保三刊 鳥類絵抄【動物】国会白井に下巻のみ一冊存
一七一九 享保四(一七〇九・一一 宝永六・八から)森中虚(共之)写 二老験方奇法家秘口授(杉浦玄徳口実・大野寿庵口実)一冊【医学】京大富士川蔵(森立之旧蔵) 研医会図に江戸末期写本も 産科・幼科の口伝【補】
一七一九 享保四 五絶治法【医学】京大富士川蔵(痘疹慈幼津栰の付)
救五絶良方一冊【医学】乾々蔵
一七一九 享保四 内山覚仲著 井岡冽(桜仙)校 常房総三州採薬録(常房総採薬録)一冊
【薬物】千
葉大・岩瀬・杏雨ほか蔵
一七一九 享保四 嶺川玄允(三折、常珍庵) 鍼用切紙一冊【鍼灸】杏雨に手稿本
一七一九 享保四 朝鮮人参談一冊【薬物】京大富士川蔵 同年来日朝鮮通信使医官の白興銓・権道と日本人が問答【補】
一七一九 享保四 要薬考一冊【薬物】九大蔵
一七一九 享保四自序 今大路(曲直瀬)玄淵 経兪問津録三冊【鍼灸】乾々に自筆本 研医会にも(第一冊・三冊)
一七一九 享保四序 神田玄泉 本草補苴【本草】国会伊藤に八巻・八冊本、東大に一〇巻五冊本
一七一九 享保四刊 伊藤伊兵衛四世 広益地錦抄八巻八冊【本草・園芸】大和文華ほか蔵→一七三四地錦抄
一七一九 享保四刊 小川朔庵 〔小川朔庵〕三蔵辨解一冊【医学】龍谷大蔵
一七一九 享保四刊 写生獣図画二巻二冊【動物】漆山又四郎ほか蔵 享和三(一八〇三)・明治版も
一七一九 享保四刊 村上良元・柴田元徳 慈幼密旨(慈幼密旨方)二巻二冊・删補三巻三冊【医学】京大富士川蔵 写本は慶大富士川ほか蔵
一七二〇 享保五 十月二十三日没(一六四九 慶安二生)井原道閲(名は主信 京の町医) 医学三臓辨一冊【医学】東大鶚軒に写本
一七二〇 享保五 加須波留伝来記【医学】福井県大野市宮崎家蔵の「免許皆伝」中に【補】
一七二〇 享保五 谷村友三 西海鯨鯢記一冊【動物】壱岐郷土研究所に写本
一七二〇 享保五 植村政勝 採草風土記一冊【本草】国会白井・無窮平沼蔵
一七二〇 享保五 日本度量権衡考一冊【度量衡】大橋に写本
一七二〇 享保五 加藤九皐(宗博) 一七二一 同六刊 脈位辨正二巻一冊【医学】早大・内藤くすり・旧彰考蔵
一七二〇 享保五自序 一七三九 元文四松岡恕庵序刊 甲賀通元 医方紀原三巻三冊【医学】内閣ほか蔵 早大ほかに一七四〇版も
一七二〇 享保五朝鮮通信使制述官序 北尾春圃 精気神論一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七二〇 享保五自序刊 桃林子 牛科撮要一冊【獣医】九大・京大・東大鶚軒・馬の博物館蔵 一八〇〇版も
一七二〇 享保五刊 桃林子 驥科一冊【獣医】牛科撮要の付
一七二〇 享保五刊 袖珍医方大成一冊【医学】東大蔵→一七三六同名書
一七二〇 享保五刊 岡本一抱 幼科回春二冊【医学】九大・慶大富士川ほか蔵
一七二一 享保六 熊谷玄随編 漏盧辨(漏盧之辨、漏蘆辨)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七二一 享保六 栗崎道有 金瘡師語録一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七二一 享保六 嶺川玄利撰 嶺川玄允編 治方類案九巻二冊【薬物】杏雨に稿本
一七二一 享保六序刊 熊谷玄随序 安井尚賢跋 味岡三伯門人某講 小川朔庵訂 医学詳解二巻二冊【鍼灸】杏雨・乾々・内藤くすり蔵 一六八〇灸法要
穴の解説 臨床鍼灸古典全書解題による【補】
一七二二 順天大山崎に享保七写本 小石川養生所記録(貧民養生所)一冊【医学・記録】
一七二二 杏雨に享保七写本 詩経名物考一冊【本草】
一七二二 享保七 野呂元丈 北陸方物【本草】新撰洋学年表による
一七二二 享保七 内山覚仲 薬草絵形帳一冊【本草】加能郷土辞彙による
一七二二 享保七序 一七二八 同一三刊 岡本一抱著 寺島澗竜子(治恒)諺解 百味主能師言鈔(本草百味主能諺解)四巻五冊【本草】京大富士川ほか蔵【補】
寺島澗竜子 今時医譚二冊【医学】乾々蔵
一七二二 享保七自序 服部玄春 本草活套二〇巻目録一巻補遺一巻二一冊【本草】未刊 龍谷大に江戸中期写本
服部玄春 採薬別集一冊【本草】龍谷大蔵
一七二二 享保七自序 一七二四 同九刊 望月三英 明医小史一冊【医学・伝記】京大富士川ほか蔵
一七二二 享保七序刊 寺島良安 済生宝五巻五冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七二二 享保七刊 加藤九皐(宗博、元庵 水戸藩医) 医学澄源(医家澄源)一冊【医学】内閣・旧彰考蔵
一七二二 享保七刊 張介賓著 長岡丹堂訓点 張景岳新方彙一冊【医学】東大蔵 一七三三・九一・九六版も 景岳全書より八陣方を単行した準漢籍
【補】
一七二二 享保七刊 服部範忠(活斎) 内景図説一冊【医学】京大富士川ほか蔵 漢解剖図説【補】
一七二二 享保七刊 就安斎玄幽 万病回春薬性註解【薬物】日本漢方典籍辞典による【補】
三田蘭室(義勝) 養生論【医学】近世漢学者著述目録大成による 三田蘭室の養子訓は享保七刊
一七二三 享保八 六月二十六日没(一六六三 寛文三生)片山童観(元傐、号は童観 医に通じた米沢藩儒) 童観箚記三五巻【医学】東大鶚軒(巻一
六、一冊)・東北大狩野(一冊)・米沢林泉(巻九~一三、六冊)蔵
一七二三 国
会に享保八写本 和歌本草一冊【本草】
一七二三 享保八 熊野浦諸鯨之図一冊【動物】本草書目による
一七二三 享保八 末山町大嶋屋与一兵衛并紺屋町医者沢原昌庵立退候ニ付御僉儀一冊【医学・記録】岡山大池田蔵
一七二三 享保八成 一七三四 同一九刊 荻生徂徠・荻生北渓 度量衡考三巻二冊【度量衡】国文研ほか蔵
一七二三 享保八自序 服部範忠閲 服部敬之録 官庫書籍一冊【医書目】龍谷大蔵 官庫蔵漢籍医書の調査書誌【補】
一七二三 享保八自序 井上玄軾 本草製譜六巻二冊【本草】内閣に明和四(一七六七)写本
一七二三 享保八跋刊 村上玄忠(柳風軒) 〔本草綱目〕薬性採要四巻六冊【本草】九大・杏雨ほか蔵
一七二三 享保八刊 西沢新七 〔大阪天満〕新菊苗割代附帳一冊【植物】国会白井蔵 村野に自筆本
一七二三 享保八刊 服部活斎(範忠、玄広)図 銅人形大図(経絡図)二幅【鍼灸】はりきゅうミュウージアム蔵 仰人図・伏人図あり 龍谷大に伏人の
背面経脈図一幅【補】
一七二三 享保八成 一七七〇 明和七刊 加藤謙斎著 加藤玄順編 方的(方的二百方)一冊【薬物】早大ほか蔵 一八一二版も 本邦老医伝・六経証治綱領・補遺古方括要を付す【補】
加藤謙斎 本邦老医伝(本邦老医経験伝)【医学】方的の付 一七八四版も
加藤謙斎 老医方解婦人小児門【医学】本邦老医伝の付
加藤謙斎 六経証治綱領【医学】方的の付
加藤謙斎 補遺古方括要【医学】方的の付
一七二三 享保八自序 一七八〇 安永九刊 加藤謙斎著 加藤玄順編 増補片玉六八本草二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵 一八一二版も【補】
一七二四 享保九 一月七日没(一六六九 寛文九生)加藤謙斎(名は忠実、字は衛愚・彦助、号は謙斎・鳥巣道人 京の町医) 錦囊婦人医療秘録二冊
【医学】日本医学史による
加藤謙斎 古方正通考八巻八冊【医学】乾々蔵
加藤謙斎 古法活用二巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤謙斎 縦横良方二六巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤謙斎 諸家和流伝二巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤謙斎 切紙伝一冊【医学】乾々蔵
加藤謙斎 切紙伝通解一冊【医学】乾々蔵
加藤謙斎 腹診一冊【医学】京大富士川(「腹診本朝老医伝」、腹診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成三)蔵
加藤謙斎 片玉本草頭書六巻【本草】本朝医家著述目録による
加藤謙斎 本草精義一三巻【本草】本朝医家著述目録による
加藤謙斎 本草類要八巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
一七二四 享保九 五月九日没(一六四三 寛永二〇生)前田綱紀編 草木鳥獣図考【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
前田綱紀 霊椿遺芳一冊【植物】金沢市加越能蔵
一七二四 京大富士川に享保九写本 治療記一冊【医学】
一七二四 杏雨に享保九写本 本草会誌(本草綱目会誌)【本草】
本草会誌和名目録一冊【史料】杏雨蔵
一七二四 享保九 山脇玄心(道作) 奇効雑方一巻【医学】杏雨に嶺川玄允写本
一七二四 享保九 松岡玄達 採薬左券図記一帖【本草】杏雨(自筆稿本)・楂{艸+考}蔵
一七二四 享保九 阿部照任 慈姑論一冊【本草】日本博物学年表による
一七二四 享保九 阿部照任 上言本草(御薬草百三十種)一巻【本草】東博・杏雨・研医会図蔵
一七二四 享保九 本間玄順 鷦鷯集一冊【医学】乾々蔵 東北大狩野に明和九(一七七二)灌竹亭主人編の同名原本一冊【補】
一七二四 享保九 新菊名花割苗帳花形附並封印鑑【植物】日本博物学年表による
一七二四 享保九成 一七二六 同一一刊 藤井見隆編 長岡恭斎校 医療羅合七巻一二冊【医学】京大富士川ほか蔵 小児医療羅合二巻(内藤くすり・研医会図蔵)を含む【補】
一七二四 享保九三折識語 堀元厚著 嶺川三折(玄允)校正 嘔吐乾嘔噦欬逆攷一冊【医学】杏雨蔵
一七二四 享保九刊 堀元厚 灸焫要覧一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一七二五 享保九 十二月四日没(一六八九 元禄二生)吉田宗怡(名は由頤、号は菊泉・心酔 幕医) 仁学余意二巻一冊【医論】京大富士川蔵【補】
吉田宗怡 由頤文稿一帖【医学】天理に自筆本
吉田宗怡 由頤先生難経考【医学】京大富士川に自筆稿本【補】
一七二五 享保一〇 五月十九日没(一六五七 明暦三生)新井白石 玉珠考一冊【博物】刈谷蔵(白石遺文の内)
新井白石 木瓜考一冊【植物】白石遺稿の内
新井白石 問田歩【度量衡】白石遺稿の内
新井白石著? 律尺考験二巻一冊【度量衡】内閣ほか蔵 一説に中村惕斎著
一七二五 乾々に享保一〇写本 通俗大中軍記一冊【医学】
一七二六 享保一一 十月二十日没(一六六〇 万治三生)栗崎道有(名は正羽、字は道仙 幕医) 栗崎外科一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎道有 栗崎流金創秘訣二巻一冊【医学】京大富士川蔵(金瘡師語録と合)
一七二六 享保一一 味岡三伯 黄扁性理真誥一冊【医学】京大富士川・神宮蔵
一七二六 享保一一 浅井政直写 黄帝内経素問標注九巻【医学】東大蔵【補】
一七二六 享保一一 浅井政直写 黄帝内経霊枢標注九巻【補】東大蔵【補】
一七二六 享保一一 嶺川玄允 衛幼捷径一冊【医学】杏雨に稿本
一七二六 享保一一 仙志 草花名寄帳一冊【植物】村野蔵
一七二六 享保一一 阿部照任 御注進書【博物】国会白井蔵(上言勤書と合一冊)
一七二六 享保一一 神田玄泉 食物知新六巻首一巻七冊【飲食】内閣に自筆本
一七二六 享保一一 丹羽正伯 〔東医宝鑑〕湯液類和名二巻二冊【本草】内閣に自筆稿本
一七二六 享保一一 分部惟信 物筌一冊【本草】無窮神習に自筆本
一七二六 享保一一自序 一七二七 同一二刊 香月啓益(牛山) 運気論奥算法俗解三巻【医学】理科大下浦ほか蔵
一七二六 享保一一識語 眼方秘方伝/他家流一冊【医学】研医会図蔵 最古の識語は天正九(一五八一) 二〇一七安部郁子報告(医史学会関西支部)に
よる【補】
一七二六 享保一一刊 岡本一抱 〔正誤〕医学切要指南後編二巻四冊【医学】京大・杏雨・研医会図蔵→一七一四同正編三巻三冊
一七二六 享保一一刊 大原先安 医門摘要五巻四冊【医学】京大富士川(巻一のみ一冊)ほか蔵
一七二六 享保一一刊 藤井㠯求子(見隆)纂輯 長岡恭斎校正 眼目精要三巻三冊【医学】千葉大(存星〔下〕巻一冊)ほか蔵→一八一七眼科医療手引草
医療羅合眼目精要一冊【医学】乾々蔵→一七二四医療羅合
一七二六 享保一一刊 村上宗占 十四経発揮経絡兪穴骨度之図三幅【鍼灸】国会白井蔵(二軸) 仰人・伏人・側人の各図【補】
一七二七 享保一一 十二月二十三日没(一六六六 寛文六生)味岡三伯(二代 字は淡水、号は白雲子 京の町医で初代の養子) 九九選方一冊【医学】
東大鶚軒蔵
味岡三伯撰述 小川朔庵校正増記 秘伝医教要訣一冊【医学】東京医科大図蔵
医教要訣一冊【医学】日大富士川蔵
一七二七 享保一二 二月九日没(一六五六 明暦二生)向井元成(字は叔明、通称は兼丸、号は魯町・鳳梧斎 長崎聖堂祭酒) 丸散方(方記)一冊【薬
物】京大・京大富士川・長崎博蔵
向井元成編 長崎産物考一冊【薬物】京大富士川蔵
一七二七 研医会図に享保一二伝本の写本 麻嶋流秘伝一冊【医学】
一七二七 享保一二 丹水子医方摘要抜萃一冊【医学】杏雨に松岡成章写本→一六九七名古屋玄医 医方摘要
一七二七 享保一二 趙淞陽医按一冊【医学】岩瀬蔵 山本読書室旧蔵 南京の医師趙淞陽は享保九に長崎に来て同一四に帰国【補】
唐医趙淞陽薬按一冊【医学】内藤くすり蔵【補】
唐医趙淞陽文録一冊【医学】大塚修琴堂蔵【補】
一七二七 享保一二写 阿部照任 金之書石薬之辨一冊【博物】東博に享保一二写本【補】
一七二七 享保一二写 阿部照任 鉤吻一冊【博物】国会白井蔵【補】
一七二七 享保一二自序 一七三三 同一八刊 香月牛山述 門人筆 習医先入三冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一七二七 享保一二自序 一七三〇 同一五刊 香月牛山編 薬籠本草三巻・付万里神交合六冊【本草】国会白井ほか蔵 一七三四・一八一二版も【補】
享保一五刊 香月牛山 万里神交一冊【医論・史料】薬籠本草の付 長崎に来た清医趙淞陽との書簡で医論【補】
一七二七 享保一二序 松竜門 医方一家言一冊【医学】東大蔵
一七二七 享保一二序 村上良元 嬰童或問一冊【医学】京大富士川蔵
一七二七 享保一二序 一七二九 同一四刊 井上玄通(字は子黙、号は桐庵、通称は玄通・玄軾 明石藩医) 灸草考一冊【鍼灸】国会白井蔵 一七四八版も
井上桐庵(玄軾) 食料便覧一冊【本草】内藤くすり蔵
井上玄軾 桐菴雅言三巻【医学】本朝医家著述目録による
井上玄軾 本草伝習録二巻【本草】本朝医家著述目録による
井上玄軾 大和本草正誤四巻【本草】本朝医家著述目録による
一七二七 享保一二序 江村復所(如圭)編 聚芳帯図左編九巻一〇冊【本草】杏雨に稿本
一七二七 享保一二序 服部範忠(活斎) 人参譜一冊【本草】国会白井蔵
一七二七 享保一二奥書 阿蘭陀流秘伝膏薬一冊【薬物】乾々蔵
一七二七 享保一二跋 服部範忠(活斎) 薬圃図纂一冊【本草】国会伊藤ほか蔵
一七二七 享保一二刊 服部範忠(活斎) 万痾名数二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七二七 享保一二刊 香月牛山 螢雪余話五巻【医学・随筆】酒田光丘ほか蔵【補】
螢雪余話辨疑二冊【医学】乾々蔵
一七二七 享保一二刊 王夢蘭著 藤井見隆記 試験切要秘方一冊【医学】日大富士川蔵 秘方集験の著がある王夢蘭の原序は一六五七年【補】
一七二七 享保一二刊 竹斎行脚袋五冊【医事説話・浮世草子】東博・慶大・たばこと塩博蔵 荀斎が主人公の竹斎物 一八六七新竹斎の改題本【補】
一七二八 享保一三 一月十九日没(一六六六 寛文六生)荻生徂徠(名は双松、字は茂卿 古文辞学を確立した儒者) 周尺考一冊【度量衡】国会(三十幅一七)ほか蔵
荻生徂徠 駁朱度考【度量衡】日本文庫一〇に活字本
一七二八 享保一三 四月九日没(一六九二 元禄五生)下田師古(幕府書物奉行) 式内馬品考一冊【動物】国会伊藤ほか蔵
一七二八 享保一三 五月二十九日没(一六六七 寛文七生)堀田正高(名は正有、正在とも 下野佐野藩主、のち近江堅田藩初代藩主) 鳥獣図譜【本
草】諸大名の学術と文芸の研究による
一七二八 村野に享保一三写本 和田長純 人参辨一冊【本草】麻黄或問・五辛説を付す
一七二八 享保一三 鯨写生画一冊【動物】岡山県蔵
一七二八 享保一三伝授 本郷交伯秘伝 西播北在家疳医秘書一冊【医学】慶大富士川蔵 小児疳症の書【補】
一七二八 享保一三 嶺川玄允 本草備考【本草】杏雨に巻二・三の手稿本二冊
一七二八 享保一三序 一七五二 宝暦二刊 後藤光生編 本草綱目補物品目録二巻二冊後編三巻三冊【本草】版本は二巻二冊(国会白井ほか蔵) 一八一八版も 後編三巻は国会白井ほか蔵【補】
一七二八 享保一三奥書 阿部照任 白環藤緑毛{艸+燅}阿加陀一冊【薬物】国会白井蔵
一七二八 享保一三自序 一七二九 同一四刊 奈良宗哲 医門俗説辨三巻三冊【医学】国会白井ほか蔵
奈良宗哲 医学俗説辨三冊【医学】本朝医家著述目録による
奈良宗哲 傷寒方彙二巻【医学】本朝医家著述目録による
奈良宗哲 治身論一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七二八 享保一三刊 岡本一抱 医学正伝或問諺解八冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七二八 享保一三刊 岡本一抱 医経溯洄集和語鈔(溯洄集倭語鈔)一〇巻一〇冊【医学】早大ほか蔵【補】
一七二八 享保一三刊 伊藤定幹 傷寒明理解一巻【医学】皇漢医籍書目による
一七二八 享保一三刊 後藤光生 河豚禅一冊【本草】無窮神習蔵
一七二八 享保一三刊 松岡玄達(恕庵) 怡顔斎蘭品二冊【本草】秋田・楂{艸+考}・神宮蔵 一七七二(国会白井ほか蔵)版も
一七二八 享保一三刊 原省庵編 〔俗説正誤〕夜光珠(摂生俚言解寿域小酉陽夜光壁)三巻四冊【医学】慶大富士川に巻之上下存 改題本に一七七六済世養生訓あり
一七二九 享保一四 一月二十七日没(一六五八 万治元生)跡部良顕(通称は宮内、号は光海 幕臣) 療病方論一冊【医学】京大富士川蔵
一七二九 享保一四 三月一日没(一六六三 寛文三生)千田玄智(字は子韜、号は大円堂・匠精軒 幕医) 括秘録【医学】日本医学史による
一七二九 享保一四 三月四日没(一六七三 寛文一三生)高橋親宗(初名は宗惇、通称は久中 朝廷御厨子所預) 閑院宮御婚礼御献一巻【飲食】石泰に
写本
一七二九 享保一四(同八から) 朝鮮に申遣覚・朝鮮より申来薬品写一冊【薬物】京大富士川蔵 日朝薬材・医書取り引き覚書 朝鮮医書誌による【補】
一七二九 長崎に享保一四写本 阿蘭陀薬油之集解(和蘭陀薬油之集解・阿蘭陀薬油集解)一冊【薬物】長崎大に楢林家旧蔵の和蘭国薬油集解も
一七二九 楂{艸+考}に享保一四写本 松風軒 朝鮮之申遣覚榕樹屋記叢一冊【医学】
松風舎薬症録一冊【医学】京大富士川蔵
一七二九 享保一四 御薬草御用地絵図一枚【本草】順天大山崎蔵 奈良県吉野郡上葛川竹筒五カ村より御薬草御用植村佐兵次へ提出の彩色絵図
一七二九 享保一四 今村市兵衛 吉雄忠次郎訳 阿蘭陀本草【本草】日本博物学年表による
一七二九 享保一四 今村市兵衛 吉雄忠治郎 馬療書【獣医】日本博物学年表による
一七二九 享保一四 大且種尚 福寿太平記一巻【医学】日本医学史による
一七二九 享保一四 麻島流眼目秘伝書一冊【医学】京大富士川蔵
一七二九 享保一四自序 一七三〇 同一五刊 鷲崎順承著 阿知波玄節校 経要纂言三巻三冊【医学】神宮・龍谷大蔵 医経書【補】
一七二九 享保一四自序 大淵義通 七医辨一冊【医学】乾々に自筆本
一七二九 享保一四自序 同年刊 守部正稽 酒説養生論七巻七冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八三七版も【補】
一七二九 享保一四自序 一七四二 寛保二刊 後藤光生 春秋七草(春秋七草考)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七二九 享保一四序 一七五〇 寛延三刊 広岡蘇仙(富原) 難経鉄鑑九巻付首巻五冊【鍼灸】乾々・龍谷大蔵【補】
一七二九 享保一四序 一七五五 宝暦五刊 岡本一抱 万病回春脈法指南(脈法指南)六巻六冊【医学】東北大狩野・乾々ほか蔵
一七二九 享保一四自序刊 岡本範詁堂(伊勢屋新兵衛)編 〔新版合類〕〔新版増補〕〔本草明辨〕薬種名寄帳後集一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一七八三・一八五〇・五八版も イロハ順配列→一七一五薬種名寄帳【補】
一七二九 享保一四序刊 林良適・丹羽正伯 〔官刻〕普救類方七巻一二冊【医学】内閣ほか蔵
一七二九 享保一四刊 太田春斎 〔医方〕済民日用大全一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒蔵【補】
一七二九 享保一四刊 井上蘭台 馴象俗談一冊【動物】内閣ほか蔵
一七二九 享保一四刊 象志一冊【動物】国
文研ほか蔵
〔享保十四年渡来〕象之図一軸【動物】国会白井蔵
訓象訳説(象訳説)一冊【動物】東大蔵 享保一三・一四象渡来の記事
一七二九 享保一四刊 中村三近子著・画 象のみつぎ一冊【動物】国会白井ほか蔵
一七二九 享保一四刊 白梅園 霊象貢珍記一冊【動物】東博蔵
一七三〇 京大富士川に享保一五写本 疱瘡痘疹の名薬御触証文一冊【医学】
一七三〇 享保一五 大魚真図一冊【動物】国会に元文五(一七四〇)写本 鯨図録
一七三〇 享保一五序 神田玄泉編 本草図翼一〇巻【本草】国会白井に手稿本(巻一・四・六、三冊)
一七三〇 享保一五灌園序 佐洲志/附図説(佐渡産物志)三冊【本草・物産】国会ほか蔵
一七三〇 享保一五自序刊 堀元厚 痘疹辨義一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七三一 享保一五 十二月十五日没(生年未詳)轟竹蔭(竹隠とも 外山道機、一七〇三轟に改姓 尾張藩医) 図法師灸経(図法鍼灸経)一巻一軸【鍼
灸】蓬左蔵【補】
轟竹隠 無名医書五冊【医学】蓬左蔵
一七三一 享保一六(一七二三 享保八から) 享保御薬園記一冊【薬物】乾々蔵 各年の収穫量記録【補】
一七三一 内閣に享保一六写本 長尾分哲 頤生座右銘俗解一冊【医学】
一七三一 乾々に享保一六写本 医方折肱三冊【医学】
一七三一 国
会白井に享保一六写本 東莠南畝讖三巻三冊【本草】
一七三一 享保一六 曲直瀬玄淵 医学入門陰隲論事実考一冊【医学】乾々に自筆本
一七三一 享保一六 嶺川玄允 三臓辨義一冊【医学】杏雨に自筆稿本
嶺川玄允 諸証類案一冊【医学】杏雨に稿本
嶺川玄允 湯液選方一冊【医学】乾々に稿本
嶺川玄允 〔済生救急必用立効〕妙薬方考一冊【薬物】杏雨に手稿本
嶺川玄允編 用薬指南三巻三冊【薬物】杏雨に稿本
嶺川玄允編 和本草集類二巻一冊【本草】杏雨蔵
一七三一 享保一六 信更 傷寒折肱三冊【医学】乾々に自筆本
一七三一 享保一六 蘇鉄製食法一巻 【飲食】国書解題による
一七三一 享保一六 無卯? 配斉目録一冊【薬物】徳島蔵
一七三一 享保一六 養生雑話一冊【医学】乾々蔵
一七三一 享保一六自序 一七五〇 寛延三刊 堀元厚 医学須知一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七三一 享保一六自序 一七七六 安永五刊 内藤希哲(一七〇一~三五 字は師道、号は泉庵 江戸の町医) 医経解惑論三巻三冊【医学】京大富士川(二巻一冊本)ほか蔵 一八〇四版も 太宰春台一七三六自筆序(多紀元簡自筆識語も)が研医会図に【補】
内藤希哲 医経辨惑論二冊【医学】国会蔵
一七三一 享保一六自序 一七三一 同一七刊 幡養元(潜斎) 傷寒論便蒙編(傷寒論便蒙)一冊【医学】静嘉ほか蔵 一七五三版も
一七三一 享保一六自序 神田玄泉 日東魚譜(魚介図説)一冊【本草・魚介】国会白井蔵→一七四一日東魚譜【補】
一七三一 享保一六序 一七三二 同一七刊 三宅建治 〔国花万宝〕日本居家秘用(居家秘用)一二巻【医学・家事】内閣ほか蔵 一七三七(お茶大ほか蔵)・一八〇六・〇七版も→一七三七居家保養記・一八〇七居家養生記【補】
一七三一 享保一六序刊 張璐著 上月専庵撰 麻疹精要一冊【医学】近世木活版で千葉大ほか蔵 城西大水田ほかに鼇頭附方の一七九七整版も 本書は張
璐の医通から麻疹部分を抄録した準漢籍【補】
一七三一 享保一六刊 香川修庵 一本堂薬選(薬選)上編中編【本草】国会白井ほか蔵→一七三四頃同下編・一七三八同続編 東邦大額田に合四巻四冊本
一七三一 享保一六刊 江村復所(如奎)編 詩経名物辨解七巻四冊【本草】国会(伊沢氏酌源堂旧蔵)ほか蔵 一八五〇版も
江村復所 採覧随録二巻二冊【本草】岩瀬(水野広業写一冊)・杏雨蔵
江村復所 自家本草(秘蘊本草)一冊【本草】無窮神習・村野(戸部良煕写)蔵
江村復所 物品雑考六巻【博物】近世漢学者著述目録大成による
一七三二 享保一六 十二月十七日没(一六五三 承応二生)吉田兼敬(吉田神社祠官) 去病之法一帖【医学】天理に吉田(卜部)兼敬写本
一七三二 享保一七 八月没(一六八〇 延宝八生)垣内東皐(名は仲凱、字は全庵 和歌山藩などで儒医) 処方録【医学】近世漢学者著述目録大成によ
る
一七三二 国会鶚軒に享保一七写本 今大路方教 朝天資暇集一冊【医学】
一七三二 享保一七 岩永玄浩 菫類或問一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七三二 享保一七 中村尚質 中村方淑 蓡園録一冊【植物】国会白井に享保一八写本
一七三二 享保一七 永井隠求 虫災考一冊【本草】国会白井蔵(二部)
一七三二 享保一七 岡友僊 辨苹蘋一冊【植物】国会(菫類或問と合)・杏雨(「辨萍蘋」、菫類或問の付)蔵
一七三二 享保一七成 北尾春圃 当壮庵医按一冊【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
一七三二 享保一七自序 堀元厚著 宇野貞亮校 医経名数六巻【医学】内閣ほか蔵
一七三二 享保一七自序刊 後藤椿庵 傷風証治約言(傷風約言)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七九五・一八二五版も
一七三二 享保一七刊 市川尚賢 医家蒙求三冊【医学】宝暦書籍目録による
一七三二 享保一七刊 平住専庵 産家俗訓二冊【医学】旧下郷蔵
一七三二 享保一七刊 寺島良安 湯液痘疹良方一冊【医学】乾々ほか蔵
一七三二 享保一七刊 似山子 〔良薬図彙〕〔良薬〕馬療辨解五巻一冊【獣医】麻大白井ほか蔵 一七五九・九六・一八五九(国会白井ほか蔵)版も→一七〇五馬療辨解【補】
一七三三 享保一八 九月十八日没(一六五九 万治二生)後藤艮山(名は達、字は有成、号は艮山、別号は養庵 京の町医で古方派の祖) 医事筆記一冊
【医学】乾々・内藤くすり蔵
後藤艮山 医療随筆一冊【医学】京大富士川蔵
後藤艮山 灸説【鍼灸】京大富士川蔵(吉益家伝秘方と合)
後藤艮山 艮山後藤先生医譚【医学】東京医歯大阿久津蔵
後藤艮山 艮山後藤先生往復書簡(艮山先生書簡・艮山先生文集・艮山文集)一冊【史料】京大富士川ほか蔵
後藤艮山先生家方【医学】日大富士川蔵
後藤艮山 〔後藤〕艮山先生口授一冊【医学】東北大狩野・浅野小田蔵
後藤艮山 艮山先生試効方拾遺(艮山先生試効方)【医学】京大富士川(求得斎方庫と合一冊)・内藤くすり蔵
後藤艮山 艮山先生手定薬能一冊【本草】神宮蔵【補】
後藤艮山 艮山文巣一冊【医学】乾々蔵
後藤艮山 異人秘授五極灸法一冊【鍼灸】杏雨蔵【補】
後藤艮山 五極灸法一冊【鍼灸】乾々蔵
後藤艮山五極灸【鍼灸】京大富士川蔵(痘瘡新論と合一冊)
艮山先生秘授五極灸法【鍼灸】内藤くすり蔵
五極灸訣【鍼灸】京大富士川蔵(遺教一解と合一冊)
後藤艮山 師説筆記(艮山先生家説筆記)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
後藤艮山述 加藤暢庵編 師説筆記二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
未詳年刊 後藤艮山 傷寒約言一冊【医学】日大富士川蔵
後藤艮山 高井翁八要脈決伝心治方統要一冊【医学】京大富士川蔵
後藤艮山 帳中遺稿【医学】京大富士川ほか蔵
後藤艮山伝 秘灸書【鍼灸】日大富士川蔵(欠本、一冊)
後藤艮山 〔艮山〕腹診図説一冊【医学】京大富士川ほか蔵
後藤艮山 養菴後藤先生遺文一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
後藤艮山 労証辨【医学】京大富士川蔵(産帯説等と合一冊)
温泉考【医学】京大富士川蔵(産帯説と合一冊)
産帯説一冊【医学】京大富士川蔵(脈論、策対、労証弁〔後藤艮山著〕、五行論、瘡説、吸匏説、知医論、温泉考を合綴) 医
論書【補】
後藤艮山 六気辨一冊【医学】京大富士川蔵
一七三三 旧下郷に享保一八写本 産前後一流一冊【医学】
一七三三 享保一八 宅間幸賀 画彩品一冊【本草】国会白井に手稿本
一七三三 享保一八 京亀屋和泉菓子一冊【飲食】名大皇学に藤原親岑写本
一七三三 享保一八 加藤又左衛門 蕃薯起立【農業】活字本が近世地方経済史料三に
一七三三 享保一八自序 一七四四 寛保四刊 門間嘉寛編 岡本一抱鑑定 〔黄帝〕内経素問諺解九巻【医学】京大富士川ほか蔵
一七三三 享保一八序 西村直方 人参辨一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七三三 享保一八望月三英序刊 甲賀通元 删補古今方彙一冊【薬物】甲賀水口図・武蔵野美大金原蔵 享保六刊の甲賀通元編方鑑は外題を書名に採用す
るが内題・本文は删補古今方彙 日東医誌五九巻四号鈴木達彦による【補】
一七三三 享保一八序刊 望月三英・丹羽正伯 救民薬方一冊【医学】国会白井ほか蔵 一八三七版も 享保の飢饉で流行した疫病対策に幕府が編刊した簡便な予防と療法の書
【補】
一七三三 享保一八 十二月刊 望月三英・丹羽正伯 時疫流行の節(薬法書)二紙【医学】千葉大蔵 上記書の簡便版で幕府が御触書として被災した村々に配布【補】
一七三三 享保一八跋刊 浅井図南述 幡重煕編 告徒録一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七三三 享保一八跋刊 浅井図南述 幡重煕編 黄老二経【医学】告徒録の付
一七三三 享保一八刊 伊藤伊兵衛四世 地錦抄二〇巻二〇冊【本草・園芸】国会ほか蔵 一七一九広益地錦抄・一七一〇増補地錦抄・一七三三地錦抄附録をを揃い本として一括刊行
【補】
一七三三 享保一八刊 伊藤伊兵衛四世 地錦抄附録四巻四冊【本草】→一七三三地錦抄
一七三四 享保一九 五月十六日没(一六六二 寛文二生)美代敦本(号は廿代山人 高知藩儒) 杏林私攷階梯一八巻【医学】本朝医家著述目録による
美代敦本 杏林随筆三巻【医学】本朝医家著述目録による
一七三四 享保一九 六月五日没(一六九七 元禄十生)浅井奉政(本姓は下田、字は士徳 書物奉行) 里数抜書【度量衡】内閣に写本(名家叢書七)
一七三四 享保一九 八月十四日没(一六五八 明暦四生)室鳩巣(名は直清、字は師礼、号は鳩巣・滄浪・英賀 江戸町医の子で幕儒) 周制度量考一冊
【度量衡】慶大斯道に写本
一七三四 享保一九 南部藩 産物帳【物産】日本博物学年表による
盛岡藩 御国産物取行作法書一冊【物産】岩手蔵
御領分中産物出処書抜一冊【物産】国会白井蔵 南部藩の物産【補】
奥南国中都鄙山海産物記一冊【物産】岩手蔵
南部領物産細見【物産】岩手蔵(岩手県誌資料一八の九)
一七三四 享保一九 稲生孝与 水陸雷鳥ノ説一巻【動物】日本博物学年表等による
一七三四 雍正一二(享保一九) 越来間切高所編 蘇鉄製法一冊【飲食】沖繩に写本二部 琉球の著【補】
一七三四 享保一九成 一七三五 享保二〇刊 青木昆陽 甘藷記(甘藷之記)一冊【農業】東大・京大ほか蔵 一七四五版も 写本は国会白井ほかに【補】
一七三四 享保一九刊 青木昆陽 薩摩芋功能書一冊【飲食】天理正宗文庫蔵
一七三四 享保一九刊 安宅東陽 医学字撰一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七三四 享保一九刊 笠嶋亮庵 穴法発揮一冊【鍼灸】泰成書店古書目録八七号による【補】
一七三四 享保一九刊 河内玄宅 古今智恵枕(古今智恵袋)三巻一冊【博物】味の素食文化セほか蔵→一七八〇妙術博物筌にも
一七三四 享保一九頃刊 香川修庵 一本堂薬選下編【本草】→一七三一同上中編 一七三八同続編 東邦大額田に合四巻四冊本
伊東祐之 梅毒応用方一冊【医学】九大蔵 伊東祐之の観文堂四書講義六〇冊は享保一九序
一七三五 東北大狩野に享保二〇相沢篤敬写本 一原三岐一冊【鍼灸】
一七三五 東大に享保二〇写本 大原重株 鯨魚種品図目一冊【動物】
一七三五 宮書に享保二〇写本 三議論一冊【医学】桑島伝書
一七三五 大阪府石崎に享保二〇写本 保安 和漢経験要方二冊【医学】
一七三五 享保二〇 西玄哲 金瘡跌撲療治之書一冊【蘭医】乾々蔵→一七一一同名書【補】
一七三五 享保二〇 官編(丹羽正伯) 諸国産物令一冊【物産】杏雨に宝暦一〇(一七六〇)写本 諸物類纂の編纂のため諸国に命じた詳細な物産調査方
法を指示【補】
一七三五 享保二〇 松平久中 羽州荘内領産物帳一冊【物産】酒田光丘蔵 上記の諸国産物令に対応【補】
一七三五 享保二〇 青木敦書(昆陽) 蕃藷考一巻【農業】国会白井ほか蔵 明和六(一七六九)の補一巻と合一冊
一七三五 享保二〇 岩永玄浩編 名物訳録四巻四冊【本草】杏雨に稿本
岩永玄浩 苜蓿辨・柏辨柏辨一冊【本草】国会白井・国会・杏雨蔵
岩永玄浩伝 岩永玄浩門人録 孩児茶辨一冊【本草】旧彰考蔵(微御辨・鉤吻辨・漏盧辨・薇辨と合)
岩永玄浩 羗活独活或問一冊【本草】宮書(南陽叢書一三)・無窮神習蔵
岩永玄浩 草木類或問一冊【本草】楂{艸+考}蔵
岩永玄浩 多識編【本草】本朝医家著述目録による
岩永玄浩 炮炙蠡識四巻【医学】本朝医家著述目録による
岩永玄浩 東方介品攷四巻【魚介】本朝医家著述目録による
岩永玄浩 麻黄或問一冊【本草】国会ほか蔵
岩永玄浩 名物彙考一冊【本草】無窮神習蔵
岩永玄浩 和人参有無之辨一冊【薬物】東北大狩野蔵
一七三五 享保二〇 入門本草講議一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
一七三五 享保二〇 人参論一冊【本草】杏雨に生駒寿仙写本 行武・財津両氏の薬性疑問
一七三五 享保二〇序刊 草木弄葩抄/上一冊【本草】国会白井蔵
一七三五 享保二〇刊 竹中通庵集注 竹中通軒・山田巽等校 黄帝内経霊枢要語集註(黄帝内経霊枢要語)九巻九冊【医学】京大富士川(巻一欠)ほか蔵
一七三五 享保二〇刊 加藤啓明 難経文句五冊【医学】江戸出版書目等による
一七三六 享保二一 (常陸国)御領内産物留一冊【物産】国会白井蔵 幕命で丹羽正伯が享保二〇に求めた物産調査への報告書【補】
一七三六 享保二一 三宅玄甫序 一七三五 同二〇毅斎跋 堀元厚著 武知毅斎編 医学捷径一冊【医学】乾々蔵
一七三六 享保二一序 朝倉友諒 談疾語証九巻目録一巻一〇冊【医学】東大鶚軒・杏雨蔵
一七三六 享保二一刊 平住専庵 袖珍医方大成一冊【医学】京大富士川ほか蔵→一七二〇同名書の再刻らしい【補】
一七三六 享保二一刊 百鞠亭素仙 〔扶桑〕百菊譜二巻二冊【植物】国会白井ほか蔵
享保年間 神田玄仙 眼科方彙【医学】本朝医家著述目録による
神田玄仙 十四経註一巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
神田玄仙 痘疹口訣【医学】本朝医家著述目録による
神田玄仙 難経原好【医学】本朝医家著述目録による
神田玄仙 婦人方彙【薬物】本朝医家著述目録による
神田玄仙 霊枢経註【医学】早大に巻一~八の三冊
杏雨に享保写本 越中物産記一冊【物産】
東大に享保頃写本 和薬名品改リ帳一冊【薬物】
享保頃 阿蘭陀流外科秘書二冊【医学】国会蔵
今大路家享保年覚書一冊【医学】乾々蔵
享保年覚書一冊【医学】乾々蔵(曲直瀬記録の内)
享保年間今大路家記一冊【医学・家伝】乾々蔵
享保復言一冊【本草】内閣(事物異名と合)ほか蔵
松井重康 〔享保〕諸国採薬日記(諸国採薬帳)五冊【本草】国会白井・国会蔵
刊本 医学節用七冊【医学】享保書籍目録による
刊本 医学函入録一冊【医学】享保書籍目録による
刊本 外科医便五冊【医学】享保書籍目録による
刊本 外科簡要四冊【医学】享保書籍目録による
刊本 産前産後要語一冊【医学】享保書籍目録による
刊本 小児調宝記一冊【医学】享保書籍目録による
刊本 内経知新論辨疑【医学】享保書籍目録による
刊本 日用食性詳解三冊【医学】享保書籍目録による
刊本 松岡恕庵 日用食性捷径一五冊【医学】享保書籍目録等による
刊本 白梅園 献象来暦一冊【動物】享保書籍目録による
刊本 秘膏百方【薬物】享保書籍目録による
刊本 稲生若水甫 炮炙論一冊【医学】享保書籍目録による
刊本 万病医通一冊【医学】享保書籍目録による
刊本 薬種日用大成一冊【薬物】享保書籍目録による
刊本 洛陽医者雀一冊【医学】享保書籍目録による
一七三六 元文元 七月十七日没(一六七〇 寛文一〇生)伊藤東涯(名は長胤・源蔵、別号は慥々斎 京の儒者で古義堂二代目) 応氏衆玅方一冊【薬
物】天理古義堂に自筆本
伊藤東涯 物産志一冊【博物】天理古義堂に自筆本
一七三六 元文元 九月十六日没(一六九六 元禄九生)天木時中(善六 長島藩儒のち京で家塾) 調息箴説解【医学】昭和一〇活字本あり
天木時中 調息箴筆記【医学】蓬左蔵(道学資講三七四)
一七三六 元文元 十月三日没(一六六七 寛文七生)近衛家煕(公家で書家)画 花木真写三冊【植物】陽明蔵
近衛家煕写 薬名考異一冊【薬物】陽明蔵
一七三六 杏雨に元文元写本 武知敬之編 本綱名目録一冊【本草】
一七三六 福井松平に享保二〇・同二一・元文元写本 荒川惣右衛門 越前国之内御領知産物(越前国福井領産物)一冊【物産】幕命で丹羽正伯が享保二〇
に求めた物産調査への報告書【補】
荒川惣右衛門 産物帳之内草之部七色註書一冊【物産】福井松平蔵
一七三六 元文元 伊賀国産物之内絵図帳二冊【物産】日本博物学年表による
一七三六 元文元 伊豆国産物帳(伊豆産物帳・伊豆国君沢郡・田方郡・加茂郡産物并絵図帳)二冊【物産】国会白井蔵
八丈産物集七冊【物産】内閣蔵
一七三六 元文元 杉若文左衛門 内山覚順 越中産物記(越中国見分仕候産物書上帳)一冊【物産】杏雨蔵(加能越三州産物書の内)
一七三六 元文元 内山覚仲 越中国産物之内絵形二冊【物産】日本博物学年表による
越州産物帳六冊【物産】金沢市加越能蔵
越中産物名彙一冊【物産】国会蔵
加越能三国名物志一冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能三州郡方産物帳九冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能三州郡分産物調理書一冊【物産】金沢市加越能蔵(蝦夷地取調理書を付す)
三州産物改分調理一冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能三州国産抄一冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能三州産物記四種二冊【物産】金沢市加越能蔵
加能越三州産物書(加能越三州物産書)一二冊【物産】杏雨蔵
宮永久左衛門 加能越三州郷村産物記一巻【物産】杏雨蔵(宮永正運写、加能越三州産物書の内)
加越能三州産物帳一八冊【物産】金沢市加越能蔵
加能越三州産物調書【物産】金沢図村松(合綴の内)
加越能三州諸品出産根源録一冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能産物方諸事留帳四冊【物産】金沢市加越能蔵
加越能本草調一冊【本草】金沢市加越能蔵
能州産物帳六冊【物産】金沢市加越能蔵
能登産物記一冊【物産】杏雨蔵(加能越三州産物書の内)
一七三六 元文元 嶋根郡東組産物絵図差出帳一冊【物産】杏雨に稿本 組頭又兵衛から松江藩に差し出した絵図と説明書【補】
一七三六 元文元 筑前国産物帳三巻三冊【物産】福岡県図蔵【補】
一七三六 元文元 岡村多仲編 美作国津山領産物絵図帳二冊【物産】日本博物学年表による
一七三六 元文元 太宰春台 解惑論一帖【医学】研医会図に自筆本 寛政四(一七九二)の多紀元簡自筆跋あり
一七三六 元文元 麻嶋灌頂小鏡之巻一冊【医学】京大富士川(清眼集の内)・千葉大・研医会図蔵→一一八九麻嶋流眼科秘伝書
清眼集一冊【医学】京大富士川蔵 麻嶋灌頂小鏡之巻・清闇集・眼病療法を収む
一七三六 元文元自序 一七六八 明和五刊 河合尚久抄訳 無冤録述二巻二冊【医学】大谷・京大・栗田蔵 朝鮮版を介した準漢籍 一七九九・一八五四
(阪大適
塾記念セほか蔵)版も【補】
一七三六 元文元序 一七三八 同三刊 度会常芬(久志本常芬) 古今医苦知三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 幕医の随筆【補】
一七三六 元文元識語・刊 野呂元丈 狂犬咬傷治方一冊【医学】京大富士川ほか蔵 宝暦六(一七五六)版(麻大白井ほか蔵)も
野呂元丈 狂犬薬治方一冊【医学】東北大狩野蔵
野呂元丈狂犬傷方一冊【医学】慶大富士川蔵
一七三六 元文元刊 堀元厚 医案啓蒙一冊【医案】京大富士川ほか蔵
一七三七 元文二 十一月没(生年未詳)村上養純(純、良玄) 〔村上氏〕痘瘡要方一冊【医学】京大富士川蔵
村上養純 痘疹要薬方一冊【医学】龍谷大ほか蔵
村上養純編 阿部宗謙伝 痘瘡要薬方一冊【医学】京大富士川蔵(一八〇二中沢氏秘方筌四)→痘疹要薬方
一七三七 弘前市弘前図に元文二写本 益田玄伯 阿蘭陀膏薬方一冊【薬物】
一七三七 慶
大富士川に元文二写本 足立空蝉 増補俗解病論阿蘭陀口和入伊呂波附一冊【医学】イロハ順で漢字(一部蘭語)病症名を解説【補】
一七三七 九
大に元文二写本 中焦一得一冊【医学】
一七三七 九大に元文二写本 中条流産科書一冊【医学】
一七三七 京
大富士川に元文二写本 大崎栄甫 病要集一冊【医学】病症ごとの治法書【補】
一七三七 杏雨に元文二写本 橘方基(奈須方基) 延寿院道三(曲直瀬玄朔) 本草和談序文一冊【本草】
一七三七 京大富士川に元文二写本 妙鍼流刺法口授相伝聞記(妙鍼流極秘書)【鍼灸】存南之部一冊
一七三七 元文二 伊賀国産物図一冊【物産】杏雨蔵 幕命で丹羽正伯が享保二〇に求めた物産調査への報告書【補】
〔勢州三領〕産物之内御尋之品々絵図并註書一冊【物産】杏雨蔵
紀州藩 紀州分/産物絵図【物産】国会二冊(草類・木類・菓子之部 )・杏雨一冊蔵
紀州殿領分/紀州勢州産物之内相残候絵図一冊【物産】杏雨蔵
紀伊海士郡産物録【物産】内閣蔵(紀伊産物考九)
紀伊有田郡産物俗名考【物産】内閣蔵(紀伊産物考九)
紀伊産物目録【物産史料】内閣蔵(紀伊産物考九)
紀伊続風土記物産摘鈔一冊【物産】内閣(紀伊産物考四)・京都府蔵
紀伊土産考獣部【物産】内閣蔵(紀伊産物考八)
紀伊名草郡産物録【物産】内閣蔵(紀伊産物考九)
紀伊国熊野海鯨図一軸【動物】国会伊藤(二部)ほか蔵
紀産禽類尋問志【物産】内閣蔵(紀伊産物考八)
紀産獣類尋問志【物産】内閣蔵(紀伊産物考八)
紀州在田郡広湯浅庄内産物一冊【物産】東大蔵
紀州魚品一冊【魚介】国会蔵
一七三七 元文二 高畠金左衛門・行山伝左衛門 加能越産物書上帳【物産】加能郷土辞彙による
一七三七 元文二 佐渡国物産目録採薬簿(佐渡産物簿)一巻【物産史料】杏雨蔵【補】
佐渡国産集一巻【物産】国書解題・地誌目録による
佐渡産物図説四冊【物産】地誌目録による
佐渡産物帳一冊【物産】国会白井蔵
佐渡国物産(草花写生帖)一冊【物産】国会白井蔵
佐渡国物産図譜二巻二冊【物産】東洋岩崎蔵
佐渡物産志四巻四冊【物産】国会・岩瀬蔵
佐渡之部 物産図解一冊【博物】国会白井蔵
一七三七 元文二 産物江戸被差登候註書控一冊【物産】萩毛利家蔵
一七三七 元文二 金沢藩(加賀藩) 産物目録【物産史料】日本博物学年表による
一七三七 元文二 稲新助(稲生孝与)・内山覚仲 能州物産志一冊【物産】加能郷士辞彙による
一七三七 元文二 浅岡新兵衛編 播州網干産物之内絵図註書【物産】日本博物学年表による
一七三七 元文二 中根新八編 陸奥会津領会津郡耶麻郡大沼郡河沼郡安積郡産物絵形帳三冊【物産】日本博物学年表による
一七三七 元文二 竹内衛士編 陸奥国津軽領産物絵図帳【物産】日本博物学年表による
一七三七 元文二 池田三太夫編 陸奥国中村領宇多郡行方郡標葉郡産物絵図帳【物産】日本博物学年表による
一七三七 元文二 正固堂貞幹 米沢産物集一巻【物産】杏雨蔵
米沢産物志一巻【物産】国書解題による
一七三七 元文二序 田智庵貫通(烏田智庵 一六八九~一七六八) 両国本草(長防産物名寄)二巻一冊【物産】国会白井ほか蔵
烏田智庵 周防産物名寄一冊【物産】村野蔵→一七三七両国本草
御両国珍名産物附立一冊【物産】萩毛利家蔵
産物御控帳目録一冊【物産史料】萩毛利家蔵 周防・長門の産物
周防国産物之内絵形一冊【物産】杏雨・荻図蔵
周府金石誌一冊【鉱物】山口蔵(山口県田中忠市蔵本写)
長門国産物一冊【物産】山口文書館蔵
長門国産物之内絵形一冊【物産】杏雨蔵
一七三七 元文二 服部道立 経絡類聚(新編鍼灸甲乙経絡類聚)四冊【鍼灸】典籍秦鏡による
一七三七 元文二 沢村孫太夫 富山前田本草八冊【本草】富山に稿本
一七三七 元文二自序 田村藍水 人参譜五巻三冊【本草】国会白井ほか蔵
一七三七 元文二自序刊 大岡春卜編 大岡春川画 絵本福寿草(草花画譜画本福寿草)五巻五冊【植物】国会白井ほか蔵 一七五五版も
一七三七 元文二刊 足立正詮 医学窺原論二冊【医学】杏雨蔵
一七三七 元文二刊 桐井玄淑 医範聖意無尽蔵一冊【医学】内閣・日大富士川・京大富士川蔵
一七三七 元文二刊 伊藤伊兵衛 歌仙百色紅葉集一冊【植物】日比谷加賀ほか蔵
伊藤伊兵衛 山茶品類名寄一冊【植物】村野に自筆本
伊藤伊兵衛 百楓葉形之図一冊【植物】国会に延享二(一七四五)写本
一七三七 元文二刊 三宅建治 居家保養記一冊【医学】弘前図書館蔵→一七三一日本居家秘用の抜萃【補】
一七三七 元文二刊 香月牛山 国字医叢五巻五冊【医学】国会ほか蔵
一七三七 元文二刊 池田理安 衆方規矩補八巻四冊【医学】杏雨蔵
一七三八 元文三 十一月十七日没(一六九六 元禄九生)後藤椿庵(名は省、字は身之 京の町医) 医事一隅一冊【医学】研医会図に享保写本
後藤椿庵 医事大要一冊【医学】東大鶚軒ほか蔵
後藤椿庵 異人秘授五極一冊【鍼灸】杏雨蔵【補】
後藤椿庵 一家藁一冊【医学】京大富士川(天明四写本)ほか蔵 痢・瘧・水腫・痘瘡の病論と治法【補】
後藤椿庵 外科小備一冊【医学】内藤くすり蔵
後藤椿庵 後藤椿菴遺稿一冊【医学】乾々・神宮蔵
後藤椿庵編 後藤艮山著 後藤先生医話(医話・〔師説筆記〕後藤先生医話)一冊【医学】東大・乾々蔵
後藤椿庵 古方抄録一冊【医学】内藤くすり蔵
後藤椿庵 雑記一冊【医学】大阪市大森に自筆本
後藤椿庵著 馬乗石筆記 治方漫録(治法漫録)一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒蔵
後藤椿庵 椿庵彙考二巻一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・東北大狩野蔵
後藤椿庵著 後藤慕庵(敏)編 椿庵先生遺稿一冊【医学】東大鶚軒ほか蔵
後藤椿庵 燈下余録一冊【医学】日大富士川・乾々蔵
後藤椿庵先生方彙【薬物】内藤くすりに中神家方集との合綴本
椿菴先生痘瘡篇一冊【医学】神宮蔵
一七三八 国
会白井に元文三写本 奈波道円 桜譜一冊【植物】
一七三八 弘前市弘前図に元文三写本 和田維允 十二経筋発揮【鍼灸】
一七三八 元文三(一七三四 享保一九から) 筑前国産物並絵図取調等覚書一冊【物産】福岡県図蔵 本書以下の大多数は庶物類纂の編纂のため幕命で丹羽正伯が享保二〇に求めた物産調査への報
告書【補】
一七三八 元文三 筑前国産物絵図帳三巻二冊【物産】福岡県図蔵【補】
一七三八 元文三 加能越産物書上記一巻【物産】杏雨蔵(加能越三州産物書の内)
一七三八 元文三 郡方産物帳九冊【物産】金沢市加越能蔵
一七三八 元文三 産物ニ付江戸ヘ付出案一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三 先大津郡産物名寄帳一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三 長門産物之内江戸被差登候地下図正控一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三? 岩国御領産物御付出之内穀類字違一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三? 吉川左京領内産物並方言一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三? 周防国都濃郡徳山領産物付立一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三? 長門国之内毛利讃岐守領内産物覚一冊【物産】山口文書館蔵
一七三八 元文三? 毛利岩之丞領分長門国之内豊浦郡産物一冊【物産】山口文書館蔵
蝦夷産物【物産】旧彰考蔵
蝦夷産物図一冊【物産】岩瀬蔵(花彙略抄・坂上氏人参譜と合)
泉州岸和田領産物図記/草木部一巻【物産】東博蔵
隠岐国産物絵図注書一冊【物産】国会ほか蔵
隠岐国産物図会一冊【物産】岩瀬蔵
隠岐国物産目一冊【物産】東博蔵
尾張国産物註書絵図/別帳共一冊【物産】旧蓬左蔵
尾張藩 御国産吟味之留一冊【物産】旧蓬左蔵
尾張美濃近江村々産物書出帳(尾州濃州江州村々産物書出帳)一冊【物産】杏雨蔵
松浦宗明画 美濃国産物之内絵図一冊【物産】国会(摸写)・加大ロス蔵
美濃国産物ノ内絵図註書一冊【物産】旧蓬左蔵
美濃国産物之内注書之分一冊【物産】旧蓬左蔵
美濃国之内産物一一冊【物産】旧蓬左蔵
張州府志土産抄一冊【物産】国会蔵
尾州国産物調一巻【物産】国書解題による
尾州図上【物産】岩瀬(八冊)・乾々(一一冊)蔵
尾濃信江御領分産物一冊【物産】鶴舞・蓬左(続学舎叢書六)蔵
尾陽産物志(尾張国産物)一一冊【物産】蓬左蔵
木曾産物図譜一冊【物産】国会蔵
信濃国筑摩郡産物図三巻三冊【物産】東大蔵
島原産物状一冊【物産】地誌目録による
南都産物一冊【物産】旧蓬左蔵
播磨国産物目録一冊【物産史料】地誌目録等による
〔備前国備中国之内〕領内産物絵図帖五冊【物産】岡山大池田蔵
備中松山領産物一冊【物産】国会蔵
一七三八 元文三 菜魚図四冊【博物】東大蔵(巻二菜部下・巻四魚部下、二冊) 以上各書は庶物類纂の編纂のため幕命で丹羽正伯が享保二〇に求めた物産調査への報告書だろう【補】
一七三八 元文三 稲生若水 庶物類纂三六二巻 丹羽正伯 同後編六三八巻四一五冊【博物】国会(合一四〇冊)ほか蔵【補】
庶物類纂御献上之儀ニ付留一冊【記録・史料】金沢市加越能蔵
高木多仲 庶物類纂編集に関する書翰集録一冊【書簡・史料】金沢市加越能蔵
一七三八 元文三 神田玄泉 本草或問二巻【本草】国会白井・内閣蔵
一七三八 元文三成 一七七九 安永八刊 平岡宗安著 加藤玄順編 痘疹結要(痘疹結要全書)三巻一冊【医学】豊橋・龍谷大蔵 一七八四(国会ほか蔵)・一八〇〇版も
一七三八 元文三自序 服部範忠(通称は活斎、号は玄黄・玄広 江戸の町医)画 菜魚図讃(菜魚図録)四巻三冊【博物】東博に合一冊本【補】
服部範忠 経穴必用一冊【鍼灸】乾々蔵
服部範忠 七種考一冊【本草】国会白井ほか蔵
服部範忠 本草和談四五巻【本草】日本博物学年表等による
服部範忠著 薬圃記一冊【薬物】千葉大に文政二(一八一九)写本→一七二七薬圃図纂
一七三八 元文三序 一七四〇 同五刊 南里(先生) 難経口問口伝鈔三冊【医学】刈谷・内藤くすり・東京医科大ほか蔵
南里 診脈集一冊【医学】神宮蔵
一七三八 元文三序 庄司道恕斎 饅頭賦一冊【飲食】国会ほか蔵
一七三八 元文三自序刊 戸田旭山 非薬選/上編三巻【本草】国会白井(一冊本)ほか蔵
一七三八 元文三刊 香川修庵 一本堂薬選続編【本草】研医会図ほか蔵 →一七三一同上中編 一七三四頃同下編 合四冊
一七三九 元文四 九月二十五日没(一六八二 天和二生)有沢武貞(字は伯赴、号は桃水軒 兵学者で加賀藩士) 諸邦諸品雑志一冊【物産】金沢市加越能蔵
(今枝直方写)
一七三九 神宮に元文四写本 法隆寺周尺之図一冊【度量衡】
一七三九 元文四 大枝流芳 介譜【本草】日本博物学年表による
一七三九 元文四 玖珂郡熊毛郡産物名寄帳一冊【物産】山口蔵
一七三九 元文四 浜崎産物名寄帳一冊【物産】山口文書館蔵
一七三九 元文四 舟木産物名寄帳一冊【物産】山口文書館蔵
一七三九 元文四 益田流鍼治腹診法一冊【鍼灸】慶大富士川蔵
益田流腹診之図【鍼灸】京大富士川蔵(諸家腹診説一)
一七三九 元文四成 一七四三 寛保三刊 山口実斎 医学温古辨二冊【医学】東博・京大富士川・杏雨蔵
一七三九 元文四後記 三宅意安稿 蟻封医談上巻一冊【医学】内藤くすり蔵
一七三九 元文四序刊 森岡篤義 盧窻筆談二巻一冊【医学】京大富士川蔵
一七三九 元文四刊 小幡玄春 〔名方家蔵〕婦人療治手箱底(手ばこのそこ、篚の底)一冊【医学】早大・杏雨蔵 一七四五・六八・七二版も【補】
一七四〇 元文五 三月十六日没(一六五六 明暦二生)香月牛山(名は則真、字は啓益、別号は貞庵・被髪翁 中津藩医のち京の町医さらに小倉藩医) 活套
機法【医学】本朝医家著述目録による
香月牛山 活法機法一冊【医学】国会蔵
牛山先生経絡図一冊【針灸】九大蔵【補】
一七四〇 東大鶚軒に元文五写本 本艸名義抄一冊【本草】坂井東菴家切紙を付す
一七四〇 元文五 広胤紀事三冊【医学】慶大富士川蔵
一七四〇 元文五 雷要軒光諶 外科直至/選要集一七冊【医学】岩瀬ほか蔵
一七四〇 元文五 林一烏 腫病辨一冊【医学】京大富士川蔵
一七四〇 元文五 分部惟信編 物影(物影本草)八巻八冊【本草】杏雨蔵
一七四〇 元文五序 三善宗元 医家名数一冊【医学】天理古義堂蔵→一七五〇同名書四冊版
一七四〇 元文五序刊 普救類方選一冊【医学】玉川大教育学情図蔵
一七四〇 元文五刊 績祐悦 医学三焦篇一冊【医学】九大蔵
一七四一 元文六自序 神田玄泉 日東魚譜【本草・魚介】国会ほか蔵 各魚介に彩色図も 四巻本や七巻本などがあり、初稿本は一七一九自序【補】
一七四一 寛保元 野呂元丈訳 阿蘭陀禽獣虫魚図和解一冊【動物】京大富士川蔵(阿蘭陀本草和解と合)
一七四一 寛保元 嘉田玄隆 婦人胎前産後伝一冊【医学】京大富士川蔵
一七四一 寛保元 荷田在満 本朝度制略考一冊【度量衡】国会(狩谷棭斎一八二七写本)ほか蔵
一七四一 寛保元自序 一七四四 延享元刊 宮田全沢 医学知津二巻二冊【医学】杏雨蔵
一七四一 寛保元序 一七四三 同三刊 鳥海広通 二火一得一冊【医学】静嘉・京大・杏雨蔵 易学にもとづく医書【補】
一七四一 寛保元刊 田東渓(義珍) 神麹纂考一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
一七四一 寛保元刊 戸田旭山 増続中条流産書一冊【医学】大阪出版書籍目録等による
一七四一 寛保元成 根来東叔(行忠 一六九八~一七五五) 人身連骨真形図二軸【医学】はりきゅうミュージアム・中津村上医家史料館蔵 享保一七(一七
三二)に火刑に処された二体の骨格等を東叔が詳細に観察し、画像とともに記録【補】
一七四二 麻大学情セに寛保二写本 佐藤重倚 馬医療薬集一冊【獣医】
一七四二 寛保二成 根来東叔 眼目暁解一巻【医学】千葉大・研医会図蔵【補】
一七四二 国
会伊藤に寛保二写本 義軒日抄一冊【本草】
一七四二 寛保二自序 一七四四 延享元刊 伊東見竜撰 伊東玄軌・本間俊安音注 伊東玄慎校訂 医学蒙求三巻三冊【医学】内閣ほか蔵 医学蒙求題辞一巻と医学蒙求註解二巻よりなる
一七四二 寛保二刊 堀井元仙 診家入式腹診書二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一七五〇版も
一七四二 寛保二刊 村上宗占 兪穴辨解二巻二冊【鍼灸】乾々ほか蔵 京大富士川に宝暦四(一七五四)版も
一七四三 寛保三 青木昆陽 和蘭桜木一角説(和蘭桜木一角考)一冊【医学】内閣に寛保三自筆本、静嘉に延享三(一七四六)自筆本
一七四三 寛保三 小田某 眼科摘要一冊【医学】浅野小田に自筆本
一七四三 寛保三 御用向書付之扣一冊【洋学・記録】東大史料蔵 寛保三年亥二月二十一日御用向書付之扣・野呂元丈様御書付之扣等よりなる
一七四三 寛保三 勝尚累 歴代医譜一冊【医学】乾々蔵(二部)
一七四三 寛保三 寛保三年医師分限録一冊【名鑑・医史料】京大富士川蔵
一七四三 寛保三 寛保三年小普請医師分限簿一冊【名鑑・医史料】慶大富士川蔵
一七四三 寛保三序刊 古林知足 宝餌正規(難薬選辨、日本禁獣肉論)一冊【薬物】龍谷大ほか蔵
一七四三 寛保三刊 曲直瀬道三 懐中禁方(懐中禁方書)一冊【医学】金沢大医図蔵
一七四三 寛保三刊 竹越元通 〔脾胃敦阜〕腫病工案一冊【医学】京大富士川蔵
一七四三 寛保三刊 湛斎先生 診要金屑二巻二冊 同補遺一巻一冊【診法】中国中医科学院図書館蔵【補】
一七四三 寛保三刊 長谷川柳安 長命養生記一冊【医学】オーストリア国立図書館ほか蔵
一七四四 寛保四 松岡恕庵 七種若菜辨証一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七四四 寛保四 隄泰俊 秘伝灸穴集【鍼灸】はりきゅうミュージアムに彩色稿本【補】
一七四四 寛保四序 経穴再改鈔一冊【鍼灸】京大富士川蔵 京大目録の経穴甫改鈔は誤植【補】
一七四四 寛保四 阿部照任 人参言上書一冊【本草】国会白井蔵
一七四四 寛保四刊 阿部照任 硫黄盃根元製正誤一冊【医学】内閣蔵 本朝医家著述目録に硫黄盃攷(阿部照任)あり
一七四四 寛保四刊 増補歴代名医図一軸【医史】高岡図佐渡家・長崎県図頴原蔵 中国歴代の医家名を列記→一六九四歴代名医図【補】
元文・寛保年間 諸鳥写生帖一帖【動物】日比谷加賀蔵
一七四四 延享元 八月十七日没(一六五七 明暦三生)斎藤定易(本姓は大坪、通称は主税、号は青人 馬術家) 大坪本流医要録一冊【獣医】早大蔵(大坪本流馬書三七)【補】
〔大坪流〕馬書秘伝書一冊【獣医】三重県図蔵【補】
一七四四 延享元 大木清邈 切紙一冊【医学】京都府蔵
一七四四 延享元 南蛮流外療秘方一冊【医学】乾々蔵
一七四四 延享元 長谷川忠崇 飛騨雷鳥記(飛騨国乗鞍嶽雷鳥記)【動物】教大・村野蔵
一七四四 延享元 西村直方編 本草啓牖【本草】国会白井に巻一~四・四冊、村野に二一冊
一七四四 延享元自序 一七四五 同二刊 村上宗占(親方) 〔輸穴辨解附翼〕骨度正誤図説(骨度正誤)一冊【鍼灸】国会白井ほか蔵 一七五二版も 一七四二兪穴辨解の附翼【補】
一七四四 延享元自序 堀元厚・衢昌栢(辻昌栢とも 号は甫山) 隧輸通攷六巻六冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵【補】
堀元厚・衢昌栢 删補隧輸通攷二巻二冊【鍼灸】乾々蔵【補】
一七四四 延享元刊 香川修庵 一本堂医事説約二冊【医学】一八〇八(京大富士川ほか蔵)・一〇・一一・四四版も
一七四四 延享元刊 田中友水子 太平鶴譜一冊【動物】国会白井蔵
田中友水子 鶴譜一冊【動物】旧浅野蔵
一七四五 延享二 四月二十五日没(一六九六 元禄九生)横地楚山(通称は玄常 水戸藩医) 医経嘉会編一〇〇冊【医学】本朝医家著述目録・越佐名家著述
目録による
横地楚山 医要談三巻【医学】本朝医家著述目録による
横地楚山 傷寒論自序講義一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七四五 延享二刊 横地楚山 医学的二冊【医学】京大谷村・東大鶚軒ほか蔵 一七八一版も
一七四五 延享二 十一月二十三日没(一六七八 延宝六生)藪内竹心(名は宗直、号は而空・不住斎など 茶道藪内流五代紹智) 南針篇一冊【医学・茶道】
龍谷大蔵
一七四五 神宮に延享二定好写本 異痘須知一冊【医学】
一七四五 宮書に延享二西川貞杳写本 本灌腸一冊【獣医】
一七四五 順天大山崎に延享二写本 鳥羽田秀軒 広瘡一科書一冊【医学】
一七四五 延享二 日幹 衛生論一冊【医学】日蓮宗宗学章疏目録による
一七四五 延享二 今枝済(栄済、竹庵) 園麈一〇巻五冊【本草】杏雨蔵
竹庵(今枝栄済)録 文哉堂女科秘論【医学】内藤くすりに写本三部
一七四五 延享二 小野蘭山 和蘭外科薬油製方【薬物】日本博物学年表による
一七四五 延享二 沢田周庵 本草秘伝一冊【本草】徳島蔵
一七四五 延享二稿 森共之(名は共之、字は養竹、号は中虚 森立之は後裔)自筆 五雲子先生伝一冊【医学】北里大東医研大槻文書蔵【補】
一七四五 延享二自序 一七四七 同四望月三英序刊 甲賀通元編 重訂古今方彙一冊【医学】国文研ほか蔵 一七八〇・一八〇八・六二版も【補】
一七四五 延享二奥書 婦人養生智者一笑一冊【医学】京大大惣本
一七四五 延享二刊 北山寿庵編 北山寿安(友松子)著 北山友松子医案(北山医案)三巻三冊【医案・史料】国会ほか蔵
北山寿庵 腹診之法【医学】京大富士川蔵(腹診集説の内)
一七四六 延享三年三月一日没(一六七〇年代初頭 寛文末年生)神田玄泉(号は一通子 江戸の町医) 天宝秘録一冊【医学】内閣蔵
神田玄泉編 本草大義四巻首一巻五冊【本草】国会・東洋岩崎蔵
神田玄泉解説 百松玄画 鯨鰌正図一冊【動物】国会伊藤(明治写本一軸)・杏雨蔵
一七四六 延享三 三月二十五日没(一六八六 貞享三生)越智雲夢(曲直瀬養安院五代目、名は正珪、字は君瑞 幕医) 医方捷径(秘家医方捷径)二巻二冊
【医学】京
大富士川・内藤くすり蔵
一七四六 延享三 七月十一日没(一六六八 寛文八生)松岡恕庵(名は玄達、字は成章、号は恕庵、別号は怡顔斎 稲生若水に学び京・江戸で本草博物学に従
事) 怡顔斎遺稿一二冊【本草】本朝医家著述目録による
松岡恕庵 怡顔斎菓品一冊【本草】東洋岩崎・岩瀬ほか蔵
松岡恕庵 怡顔斎五辛説(怡顔斎先生五辛説)【本草】国会(人蔘辨と合)・無窮神習(説淵漫叢の内)蔵
松岡恕庵 怡顔斎菜品一冊【本草】岩瀬・村野蔵
松岡恕庵 怡顔斎摘抄一冊【本草】岩瀬蔵
松岡恕庵 怡顔斎日纂(稗説摘抄十二種)一冊【本草】国会蔵
松岡恕庵 怡顔斎博蒐編【本草】岩瀬に自筆七冊本、内閣に五冊本ほか
松岡恕庵 怡顔斎螺蛤品一冊【本草】国会伊藤蔵
松岡恕庵 怡顔斎獺祭編一冊【本草】国会・東洋岩崎蔵
松岡恕庵 怡顔斎石品二冊【鉱物】国会白井(一冊)ほか蔵
松岡恕庵 烟草録【本草】本朝医家著述目録による
松岡恕庵 介類【魚介】国
会伊藤に巻一・一冊
松岡恕庵 鑑因方定一冊【医学】東洋藤井・内藤くすり蔵
松岡恕庵 魚鳥写生図一軸【動物】国会白井蔵
松岡恕庵 魚品【魚介】群書備考による
松岡恕庵 纂言本草(本草纂言)四巻三冊【本草】内閣に小野蘭山手跋本(あるいは松岡恕庵写で名古屋玄医撰か)
松岡恕庵 詩経名物考一冊【本草】国会白井蔵
松岡恕庵 繍毬品苔品一冊【本草】岩瀬蔵
松岡恕庵 茶品一巻【本草】本朝医家著述目録による
松岡恕庵 海苔品【本草】東北大狩野に豆菽諸品と合一冊
松岡恕庵 本草一家言(本艸一家言)【本草】国会白井(五巻二冊)ほか蔵
松岡恕庵 本草綱目記聞四巻四冊【本草】国会白井ほか蔵
怡顔斎介品記聞(怡顔斎介品)一冊【本草】杏雨蔵
松岡恕庵 本草綱目百病主治邪崇除辟薬品一冊【本草】国会白井蔵
松岡恕庵 本草序例講義一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
松岡恕庵校 稲生若水著 本草秘物和名改正一冊【本草】杏雨に一七五四団隆啓四写本
松岡恕庵述 山田致雄記 本草秘録一冊【本草】杏雨蔵
松岡恕庵 本草物産扣一冊【本草】楂{艸+考}蔵
松岡恕庵 本草倭産奇録【本草】国会白井に松岡伝本草秘物と合一冊
松岡恕庵 松岡伝本草秘物【本草】国会白井に上掲の本草倭産奇録と合一冊
松岡恕庵 本草彙言摘要四巻【本草】本朝医家著述目録による
松岡恕庵 松岡恕菴本草綱目補遺(怡顔斎本草綱目補遺)一冊【本草】杏雨に東博蔵本の写本
松岡恕庵 体朱斎名物雑纂一冊【本草】大森に自筆本
松岡恕庵 大和本草決名記一冊【本草】乾々蔵
松岡恕庵 大和本草校正一冊【本草】杏雨・村野蔵
松岡恕庵 蘭橘柿譜一冊【本草】村野蔵
(松岡恕庵) 万病回春薬考/医学正伝薬考合一冊【薬物】龍谷大蔵【補】
一七四六 延享三没(一六七七 延宝五生)山科道安(名は元直、号は保寿院・芝岩 朝廷医) 医脈淵源録【医学】本朝医家著述目録等による
山科道安 古今和名類聚【医学】本朝医家著述目録等による
一七四六 東
博に延享三写本 須永八郎兵衛 馬療大全一冊【獣医】
一七四六 延享三 青木昆陽 一角考(一角説)【魚介】日本博物学年表による
一七四六 延享三 青木昆陽 桜木考【植物】日本博物学年表による
一七四六 延享三 カスパル伝方/附図譜一冊【薬物】京大富士川蔵
一七四六 延享三 吉田本節 痘疹諸論一冊【医学】京大富士川蔵
一七四六 延宝三成 一七七〇 明和七刊 山澄延年 脈法手引草三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七七八・一八〇九版も【補】
一七四六 延享三奥書 一七七〇 明和七刊 山澄延年 脈解【医学】脈法手引草の付
一七四六 延享三自序 一七四八 同五刊 東伯元 奇薬輯録一冊【薬物】龍谷大蔵
一七四六 延享三自序 一七六〇 宝暦一〇福貞儀序 小川観瀾(名は品恭、号は観瀾 芸州藩医) 口科金液蘊要五巻付首巻・秘翼経験(口科金液秘翼方)二
巻合七冊【医学】小川古医書館蔵 子孫の小川新が一九七八に原本を影印【補】
一七四六 延享三自序 一七四八 寛延元後刊 吉田元卓 内経探賾二巻二冊【医学】内閣・乾々蔵
一七四六 延享三序 一七四八 同五跋刊 加藤玄順(篤斎) 治痢経験一冊【医学】東邦大額田ほか蔵 和漢人参考・小児治痢要法・小児純陰論を付す【補】
一七四六 延享三序刊 服部活斎 温泉小説一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七四六 延享三刊 医学書籍目録一冊【医書目】日比谷加賀・無窮神習蔵
一七四六 延享三刊 高志鳳翼 骨継療治重宝記三巻三冊【医学】慶大富士川(巻之下存)ほか蔵 整骨書
一七四七 延享四 五月三十日没(一六八〇 延宝八生)太宰春台(名は純、字は徳夫、号は春台・紫芝園 江戸の町儒)著 佐野山陰注 三器攷略一冊【度量
衡】東博に江戸末期写本
一七四七 延享四 十月九日没(一六六一 寛文元生)桂川邦教(甫筑 幕医)編 繕生室医話六冊【医学】京大富士川蔵 一冊に蕃国治方類聚、二冊に阿蘭陀
薬方雑聚、三冊に阿蘭陀製油功能並図記・阿蘭陀薬種名功能並薬性記・ステイビン伝療治指南並薬方記・ステイビン的伝之書・阿蘭陀的伝諸油取秘密書・阿蘭陀
流膏薬書、四冊にステイビン伝金瘡療法秘密・南蛮流金瘡極意・カスパル秘密方、五冊に阿蘭陀膏薬用法・紅毛的伝金瘡書、六冊に阿蘭陀製薬並用法からなる
一七四七 千葉大に延享四梶川理三写本 板坂流小児諸病目録一冊【医学】明応三(一四九四)の奥付ある文書の伝写
一七四七 延享四 山本格安 化志二冊【動物】旧下郷蔵
一七四七 延享四 かまかぜの説一冊【医学】乾々蔵
一七四七 延享四 諤諤居士(浅井図南)著 笑笑畸人評 砭脇録一冊【医学】内閣・京大富士川・乾々蔵 山脇東洋が校刊した外台秘要の誤刻と校正の不備を
指摘するゆえ未刊とした【補】
一七四七 延享四 丹羽正伯 庶物類纂増補五四巻【博物】【補】
一七四七 延享四 田村藍水 人参植付考一冊【本草】成田・山中蔵
一七四七 延享四自序 一七五九 宝暦九跋刊 鶴田元逸編 吉益東洞述 医断一巻一冊【医学】早大ほか蔵 一七九六・一八〇九・一二・二五版も【補】
鶴田元逸 医断評一冊【医学】京大富士川蔵
鶴田元逸 方機医断【医学】無窮神習蔵(方極類聚雋と合一冊)
一七四七 延享四自序 一七六四 明和元刊 小原沢(省政) 太素正論三巻三冊【医学】内閣・京大富士川・内藤くすり蔵 蔵象などの医論書【補】
一七四七 延享四自序 一七四八 寛延元序刊 田村藍水 人参耕作記一冊【本草】国会白井ほか蔵 国会白井に明和元(一七六四)序版も【補】
一七四七 延享四跋 久我通兄 御膳供進次第一冊【飲食】無窮神習蔵
一七四七 延享四年奥書 阿部照任 肝積並癇積辨一冊【医学】東博蔵【補】
一七四七 延享四刊 高志玄登 医学童子問一冊【医学】宝暦書籍目録・大阪出版書籍目録等による
一七四八 延享五成 一七四八 寛延元刊 今大路元勲・朴敬行等 韓客筆譚(〔橘先生〕仙槎筆譚)付巻共一冊【医学・外交】内閣ほか蔵 太医令橘元勲が上
命で朝鮮通信使の主に良医・趙崇寿と江戸で医事問答した記録【補】
一七四八 延享五勾坂安益奥書 機息 医談随筆三冊【医学】東北大狩野蔵
一七四八 延享五自序 自修庵如琢 医薬品箋一冊【医学】杏雨蔵
一七四八 延享五成刊 加藤謙斎著 加藤順(玄順)補 和漢人参考(和漢人蓡考)一冊【本草】京大富士川蔵 一七七四(国文研ほか蔵)・八〇・八四・一八一一版も→一七五一和漢人参考後編
一七四八 延享五刊 前田道伯 対麗筆語一冊【医学】内閣ほか蔵
一七四八 寛延元 南亭田珍 菽録一冊【植物】山中進治作製目録等による
一七四八 寛延元 佐井立策 猘犬咬傷考一冊【医学】慶大富士川・内藤くすり蔵
佐井立策 猘犬療法一巻【医学】日本医学史による
一七四八 寛延元 阿部照任 七種辨一冊【本草】国会白井・東洋岩崎蔵
一七四八 寛延元自序 一七六六 明和三伊東維寧序刊 松井材庵 脚気方論三巻三冊【医学】内閣ほか蔵 一七八四・一八〇八版も【補】
一七四八 寛延元序刊 安達喜之著 奚疑斎増補 金魚養玩草(真珠海)一冊【魚介】国会ほか蔵 一七五五・一八四六版も
安達喜之 金魚秘訣録一帖【魚介】国会・蓬左蔵
一七四八 寛延元序刊 度会末済・朴敬行等 桑韓鏘鏗録三巻付医談一巻三冊【医学・漢詩文】内閣ほか蔵 付録の医談は浪華町医の百田安宅(金峰)と朝鮮通信使良医の趙崇寿(活庵)との医事問答【補】
一七四八 寛延元跋刊 河村春恒・趙崇寿 桑韓医問答二巻二冊【医学】東大鶚軒・内藤くすり・内閣(下巻一冊)蔵 河村春恒(字は子升・長因、号は元東)は江戸の医官【補】
一七四八 寛延元跋刊 加藤玄順 小児治痢要法【医学】一七四六治痢経験の付
一七四八 寛延元跋刊 加藤玄順 小児純陰論【医学】一七四六治痢経験の付
一七四八 寛延元刊 直海竜 〔韓人唱和産物筆語〕班荊間譚二巻二冊【本草・漢詩文】内閣(上巻一冊)ほか蔵 和漢用字式・対麗筆語を付す 京町医の直海竜(字は元周、号は衡斎)が朝鮮通信使
良医の趙崇寿に主に本草薬を問答【補】
一七四九 寛延二 六月十五日没(一六六八 寛文八生)高瀬学山(名は忠敦、字は希樸 和歌山藩医の子で同藩儒) 医学正伝標註四冊【医学】近世漢学者著
述目録大成等による
高瀬学山 小補痘疹分類一一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
高瀬学山 本草附方彙編二六巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
一七四九 寛延二 七月十九日没(一七一四 正徳四生)今大路方基(字は玄節 幕医) 紀源競事一冊【医学・雑記】乾々に自筆本 今大路家雑書の一
今大路方基 草沢便方一冊【医学】乾々に自筆本
今大路方基編 天平医事医言一巻【医学】無窮神習蔵
一七四九 旧浅野に寛延二写本 鶉書一冊【動物】
一七四九 京大に寛延二写本 〔五ケ所本商薬種仲買唐薬問屋〕三方申合条目一冊【薬物】
一七四九 国
文研に寛延二写本 佐州産物志四冊【物産】研医会図にも
一七四九 寛延二 丹羽正伯 佐渡採薬記【本草】日本博物学年表による
一七四九 寛延二 鍼法要旨秘集一冊【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一七四九 寛延二 南岳山人 胎教全書一冊【医学】乾々に自筆本
一七四九 寛延二自序 松井昌胤(積水)輯 医方要訣五巻二冊【医学】宮城小西蔵
一七四九 寛延二序 一七四三 寛保三自跋 山口実斎 医学水土辨一冊【医学】京大蔵
一七四九 寛延二序刊 八十島尚絅 医学自為一冊【医学】京大富士川蔵
一七四九 寛延二刊 大枝流芳 貝尽浦の錦(介譜・介譜浦の錦)【本草】旧彰考蔵 国文研ほかに寛延四(一七五一)版も
一七四九 寛延二刊 樋口淳叟 韓客治験一冊【医学】京大富士川ほか蔵 浪華町医の樋口叟(字は道与、号は生寧)による一七四八年朝鮮通信使一行の発病一
四例の治験、良医趙崇寿との問答 一七五〇版も【補】
一七四九 寛延二刊 本郷正豊 〔図解正誤〕鍼灸重宝記綱目一冊【鍼灸】北大ほか蔵 明治版あり→一七一八鍼灸重宝記
一七四九 寛延二刊 高宮環中 難経達言三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七五〇 寛延三 四月二十五日没(生年未詳)平沢昌達(盛岡藩医・本草家) 朝鮮人参栽培文書一冊【本草】岩手蔵
一七五〇 杏雨に寛延三井波邑自省斎写本 本草摘要一冊【本草】
一七五〇 寛延三成(一七四一 寛保元より) 野呂元丈訳 〔乙丑〕阿蘭陀本草和解二冊【本草】国会白井ほか蔵
和蘭本草書和解二〇巻二〇冊【本草】教大蔵
阿蘭陀本草摘要一冊【本草】杏雨ほか蔵
和蘭本草飜訳三冊【本草】杏雨蔵(ドドネウス原著)
和蘭本草名録一冊【本草】鹿児島大玉里蔵
和蘭翻訳医事集宝函本草之部抜書一冊【本草】内閣蔵
和蘭飜訳本草抜萃一冊【本草】杏雨蔵
和蘭陀名草之図一冊【本草】岩瀬蔵
一七五〇 寛延三 原田忠庵 犬咬病考一冊【医学】乾々蔵
一七五〇 寛延三 熊倉玄道 燈前偶語一冊【医学】九大蔵
一七五〇 寛延三序 一七五二 宝暦二刊 草野益 医家名数四巻四冊【医学】内閣ほか蔵 数字のある医薬語を一から列記して出典と解説→一七四〇同名書一冊【補】
一七五〇 寛延三自序刊 田中牧斎(素行) 医方円機一冊【医学】京大富士川蔵 医方を理気剤などに分類・解説
一七五〇 寛延三刊 橋本静話 疱瘡禁厭秘伝集一冊【医学】東博蔵 一七六六・八〇・一八〇三(国会・豊橋蔵)版も
一七五〇 寛延三? 会津藩蠟制度秘書二冊【物産】東大・会津・林政史蔵
一七五一 寛延四 閏六月四日没(生年未詳)河村秀辰 少彦名命和医口伝口読講義一冊【医学】舞鶴蔵
一七五一 寛延四 八月四日没(一七〇六 宝永三生)荷田在満 山藍考一冊【植物】内閣蔵(名家叢書一八)
一七五一 寛延四没(生年未詳)大枝流芳 心遠斎草花譜四冊【植物】楂{艸+考}・加大ロス蔵
一七五一 蓬左に寛延四写本 了運 豆腐鮹酒莨菪論貧病薬一冊【本草】
一七五一 寛延四 如秀 躑躅花形取集一冊【植物】国会白井蔵
一七五一 寛延四 加藤順庵 癆瘵発揮一冊【医学】慶大富士川・刈谷・乾々蔵
一七五一 寛延四識語 一七七四 安永三刊 加藤玄順 和漢人参考後編・付録【本草】国会白井(山田業広旧蔵)ほか蔵→一七四八和漢人参考【補】
一七五一 寛延四自序 三浦義片 和産草木姿【本草】東博(稿本、二巻二冊)・無窮神習(自筆、五巻五冊)ほか蔵
一七五一 寛延四序 有馬元函(和歌山藩医) 傷寒論神解三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七五一 寛延四序 一七五一 宝暦元跋刊 山脇東洋 養寿院医則一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八四一版も
一七五一 寛延四刊 岳洲 飲食箴【医学】大阪出版書籍目録による
一七五一 寛延四刊 貝之錦二冊【魚介】乾々蔵
一七五一 寛延四刊 石川豊信画 草花絵本一冊【植物】岩瀬蔵
一七五一 寛延四刊 川島宗達 本草綱目字解二巻一冊【本草】東大に版本からの写本
一七五一 宝暦初年頃刊 妾腹産人 本朝色鑑一冊【医事説話・洒落本】阪大ほか蔵 一六九二本朝食鑑のもじりで、各種娼妓について集解・気味・主治を述べる【補】
一七五一 宝暦元 田村藍水 参製秘録(葠性秘録)【本草】国会白井ほか蔵
一七五一 宝暦元序刊 戸田旭山删補 中条流産科全書一冊【医学】東洋藤井ほか蔵 慶大富士川ほかに安永七(一七七八)版も 産前方・産後方・中条流小児方・板坂流小児方・中条流別録口伝薬
方・濃州乗付流産方・板坂流女科・瀬之尾流産科を収む
一七五二 宝暦二 二月六日没(一七〇四 宝永元生)上月専庵(名は信敬、号は専庵 大坂町医) 医易脈学【医学】近世漢学者著述目録大成による
上月専庵 医門精義【医学】近世漢学者著述目録大成による
上月専庵 麻疹類方【医学】近世漢学者著述目録大成による
一七五二 神宮に宝暦二写本 本草和名考二冊【本草】
一七五二 宝暦二 萱生子直 竹渓随筆二巻一冊【医学】慶大富士川蔵 診断・治療随筆・天子御痘疹の記等
一七五二 宝暦二 生駒元珉 本草秘録一冊【本草】神宮・国会(神宮蔵本写)・村野蔵
一七五二 宝暦二自序 一七六六 明和三刊 望月三英 医官玄稿三巻五冊【医学】国会白井ほか蔵 一八二九版も
一七五二 宝暦二序 木村探元画 中山花木図譜一軸【植物】杏雨蔵(山本軽山摸写)
一七五二 宝暦二刊 本田弥左衛門 小児五疳秘囊一冊【医学】大阪出版書籍目録等による
一七五三 宝暦三 一月二十六日没(一六六七 寛文七生)阿部照任(名は照任、字は伯重、通称は友之進、号は将翁・丹山 清に漂着して本草を学び、帰国後
は幕府の採薬使 高弟に田村藍水・遠藤元理) 阿部将翁御注進書・同御薬草御用勤書覚一冊【本草】国会白井蔵 没する数日前の作【補】
一七五三 宝暦三 阿部照任 上言勤書【本草】国会白井蔵(上掲の御注進書と合一冊)
一七五三 宝暦三 阿部照任 阿部友之進書上(御薬草御用勤候趣申上候書付写)一冊【薬物】国会伊藤ほか蔵
阿部照任 奇草集一冊【本草】国書解題による
阿部照任 三百種録三巻【本草】本朝医家著述目録による
阿部照任 七十二候辨一巻【医学】本朝医家著述目録による
阿部照任 将翁軒寓筆(将翁軒随筆)【本草】本朝医家著述目録等による
阿部照任 真偽諸薬攷二〇巻【薬物】本朝医家著述目録による
阿部照任 大雅之論一巻【医学】本朝医家著述目録による
阿部照任 なゝくさの考(七草の考・七種考)一冊【本草】国会ほか蔵
阿部照任 七種若菜考一冊【本草】内閣ほか蔵
阿部照任 人参耕作記一巻【本草】本朝医家著述目録による
阿部照任 人参辨正一巻【本草】本朝医家著述目録による
阿部照任 本草綱目山草類一冊【本草】東博蔵
阿部照任 本草綱目類考【本草】東博蔵(巻一三~一六、二冊)
阿部照任 本草徴義一五巻【本草】本朝医家著述目録による
阿部照任 薬性表釈記三巻【薬物】本朝医家著述目録による
阿部照任 要薬性要覧三冊【薬物】本朝医家著述目録による
阿部照任 薬草培養方上書【本草】慶大幸田蔵→阿部友之進書上
阿部友之進伝附異獣考一冊【伝記・薬物】無窮神習蔵 阿部友之進伝は阿部友之進書上と同
一七五三 宝暦三 七月二十五日没(一六七二 寛文十二生)浅井正仲(号東軒 尾張藩医)編 東軒漫録一冊【随筆・医学】東大鶚軒に自筆本
一七五三 宝暦三(一七二〇 享保五より) 植村政勝 諸州採薬記(諸国採薬記)九巻【本草】国会伊藤(寛政二写五冊)ほか蔵 二十七国採薬記の別本
一七五三 宝暦三(一七二〇 享保五より) 植村政勝 二十七国採薬記一冊【本草】内閣に安政五(一八五八)写本 諸州採薬記の別本
一七五三 内藤くすりに宝暦三写本 宮崎玄提述 太田慶琢記 宮崎玄提薬方口解一冊【医学】下巻存
宮崎玄提 医囊無底三冊【医学】東大鶚軒蔵
一七五三 宝暦三 北嶺舎 木実方秘伝書五冊【本草】楂{艸+考}蔵
一七五三 宝暦三 加藤春林斎(寿白)撰 加藤寿登・寿清補編 麻疹日用一冊【医学】乾々に稿本
加藤春林斎補校 古林見宜述 見宜口決録一冊【本草】杏雨に明和三写本
春林斎寿白 〔删補〕医方要林(医方要林大成)三冊【医学】乾々蔵
春林斎寿白編 医要方林大全三冊【医学】乾々蔵
一七五三 宝暦三自序 一七五四 同四刊 石崎淳古(字は玄素、号は朴庵) 飲病論一冊【医学】龍谷大ほか蔵 一七八九・一八一八版も 金匱痰飲病篇関連の病論と治験、創方した九味半夏湯を公開【補】
一七五三 宝暦三序 一七五四 同四刊 甲賀祐賢 医門丘垤集二冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
一七五三 宝暦三序刊 菊地周之(名は玄蔵、字は周之、号は東蘺) 経絡発明(十四経早合点)一冊【鍼灸】早大ほか蔵
菊地周之 卒倒論一冊【医学】九大蔵
菊地周之校 伏竜子著 扁鵲秋毫伝一冊【医学】早大蔵
伏竜子 秘伝鍼法一冊【鍼灸】乾々蔵
一七五三 宝暦三序刊 沼古濂 仲景全書正誤(訂正仲景全書正誤并存疑篇)一冊【医学】内藤くすりほか蔵 清・医宗金鑑所収の訂正仲景全書についての書
【補】
一七五三 宝暦三序刊 如銑編 薬種知便草(俳諧本草)一冊【本草】国会白井ほか蔵【補】
一七五三 宝暦三年刊 名古屋玄医 医方規矩三巻一冊【医学】日大富士川蔵 写本が京大富士川ほかに【補】
一七五三 宝暦三刊 天垣正甫 麻疹療治方考一冊【医学】江戸出版書目による
一七五三 宝暦三刊 津田有栄 養生要歌一冊【医学・和歌】乾々蔵
一七五三 宝暦三伝 〔肥州長崎桜町榎原道意先生直伝〕阿蘭陀流(諸膏集)一冊【薬物】乾々蔵
阿蘭陀榎原流中秘伝一冊【医学】乾々蔵
一七五四 宝暦四 一月二十四日没(一六八六 貞享三生)堀元厚(名は貞忠・貞恕、字は元厚、号は北渚 京の町医で本居宣長も師事) 医学切紙伝受一冊
【医学】乾々蔵
堀元厚 医方大成論便講一冊【医学】乾々蔵【補】
堀元厚 煙酒録一冊【本草】国会ほか蔵
堀元厚 経穴古今省略二冊【鍼灸】京大富士川蔵
堀元厚 穴名綱目【鍼灸】本朝医家著述目録による
北渚先生口授 十四経絡穴法会講【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
堀玄厚 権重攷一冊【度量衡】京大蔵
堀元厚 五行相生相剋辨一巻【医学】本朝医家著述目録による
堀元厚 納言辨一巻【医学】本朝医家著述目録による
堀元厚 薬性記講義備忘一巻【本草】【補】
一七五四 宝暦四 十二月八日没(一六七七 延宝五生)吉田元卓(立之、之参) 温泉記【医学】本朝医家著述目録による
吉田元卓 之参漫録六巻【医学】本朝医家著述目録による
吉田元卓 大素要訣二巻【医学】本朝医家著述目録による
吉田元卓 痘治経験録一冊【医学】早大蔵
吉田元卓 痲疹赤痘辨(麻疹赤痘辨)一巻【医学】本朝医家著述目録による
吉田元卓 命門三焦辨一巻【医学】朝医家著述目録による
三焦辨【医学】京大富士川蔵(命門之伝授腎正説相伝と合一冊)
一七五四 岩手に宝暦四木本成善写本 針口伝書一冊【鍼灸】
一七五四 東
博に宝暦四写本 須永八郎兵衛 病馬薬調合帳誠田家伝之方一冊【獣医】
一七五四 宝暦四 経絡及骨度之図一冊【鍼灸】九大に景雲斎写本
一七五四 宝暦四 田村藍水 朝鮮人参図一軸【本草】国会白井に自筆本
一七五四 宝暦四 加藤見益 養要論二冊【医学】乾々蔵
一七五四 宝暦四後成 山脇東洋 山脇東洋解剖図三軸(科博蔵)・山脇東洋真蹟解剖図四軸(科博医学文化館蔵)【医学】蔵志の原図【補】
一七五四 宝暦四成 一七五九 同九刊 山脇東洋 蔵志(臓志)二巻二冊【医学】千葉大ほか蔵 一七六八・一八四一版も
一七五四 宝暦四序 一七五五 同五刊 松平頼寛 菊経(百菊譜)二冊【植物】東博ほか蔵
一七五四 宝暦四自序 一七六一 同一一刊 杉原養倫(名は敦、字ないし号は養倫) 挨穴捷径一冊【鍼灸】乾々・龍谷大ほか蔵
一七五四 宝暦四識語 景雲斎 経絡之図一軸【鍼灸】はりきゅうミュージアム蔵【補】
一七五四 宝暦四序刊 陽腎男 本艸妓要二巻二冊【医事説話・洒落本】早大ほか蔵 著者・書名・版元は一七二九和刻漢籍の本草備要、凡例・本文は一七三一版一本堂薬選のもじり、
絵図は和刻本草綱目の付図形式を転用し、全体は一七五一版本朝色鑑の発展【補】
一七五四 宝暦四刊 平沢随貞(左内)撰 平沢随竜(左仲)校 医道便易(医道便益和解)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七七〇・七四(増補)・一八二五・三一(増訂)版も 易の八卦・六十四卦による病症占
い【補】
一七五四 宝暦四刊 飲食論一冊【医学】乾々蔵
一七五四 宝暦四刊 名和東壁 眼科竜木論二冊【医学】大阪出版書籍目録・明和書籍目録による 漢籍の抜書か【補】
一七五四 宝暦四刊 平瀬徹斎編 長谷川光信画 日本山海名物図会(山海名物図会・日本山海名物図絵・日本名物図会)五巻五冊【物産】内閣ほか蔵 一七九
七(国文研ほ
か蔵)・九八・一八二九・四〇版も
一七五四 宝暦四刊 大口灌畦(美明) 薬品辨惑二巻二冊【薬物】国会白井ほか蔵 生薬の選品・優劣【補】
一七五五 宝暦四 十二月十三日没(一七〇一 元禄一四生)津島常之進(名は恒之進とも、号は如蘭・彭水 松岡恕庵門で塾頭、門下に木村蒹葭堂・戸田旭
山・福井楓亭ら 大坂で本草会を主催し以後の薬品会の先駆け) 李時珍本草綱目觽五巻【本草】内閣・東北大狩野蔵
一七五五 宝暦五 二月十三日没(一六八三 天和三生)香川修庵(名は修徳、字は太仲、号は修庵・秀庵) 医事捷径一冊【医学】京大富士川ほかに写本
香川修庵 一本堂薬選試功一冊【薬物】杏雨蔵
香川修庵 一本堂雑話一冊【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
中西元周 一本堂医話一冊【医学】乾々蔵
一本堂家法一冊【医学】京大富士川蔵
一本堂方一冊【医学】九大に上野玄意写本
一本堂医事問答一冊【医学】研医会図蔵
後藤香川両方【医学】乾々蔵(東洞之方・医事説約抜抄と合一冊)
香川修庵 温泉攷(温泉紀)一冊【医学】乾々蔵
香川秀庵 城碕温泉録一冊【医学】岐阜蔵
香川修庵 香川灸点一冊【鍼灸】京大富士川蔵
香川修庵 香川先生丸散方一冊【薬物】東洋藤井蔵
香川修庵 灸点図説一冊【鍼灸】乾々蔵
香川修庵 経験方一冊【医学】東大鶚軒蔵(治筋骨疼痛を付す)
香川修庵 秀庵診法【医学】京大富士川(腹診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成二)蔵
香川修庵 傷寒説考【医学】本朝医家著述目録による
香川修庵 黴瘡考一冊【医学】東大鶚軒蔵
香川修庵 病因論【医学】京大富士川蔵(傷寒瑣言等と合一冊)
香川修庵 本草綱目字解二巻二冊【本草】杏雨蔵
香川修庵 本草薬物考三巻三冊【本草】杏雨に稿本
香川灸譜一冊【鍼灸】乾々蔵
香川家四剤一冊【薬物】東大蔵(十幹薫薬并十九方の付)
香川氏捷逕一冊【医学】千葉大蔵 外題は香川産科捷逕につき香川は賀川の訛か【補】
香川夜話一冊【医学】京大富士川蔵(三家医話の内)
一七五五 京大に宝暦五写本 阿蘭陀大秘伝膏薬集一冊【薬物】
一七五五 日文研宗田に宝暦五奥書写本 口中諸病療治秘伝書/伝受の妙薬一冊【医学】
一七五五 宝暦五 山本道寛(宗民)写 (後藤)家蔵経験方一冊【医学】内藤くすり蔵
一七五五 宝暦五 田村藍水 人参類集一巻【本草】国書解題等による
一七五五 宝暦五自序 一七六四 明和元刊 吉益東洞口授 長門品(丘明)記 方極一冊【医学】東北大狩野ほか蔵 一八〇二・〇三(国会白井ほか蔵)・三一版も
一七五五 宝暦五自序 同年刊 建部由正(清庵) 民間備荒録二巻二冊【災異・経済】楂{艸+考}蔵 一七六〇・七一・九六・一八二四・三〇・三三(国会ほ
か蔵)・三五・四九版も【補】
一七五五 宝暦五序 三村道益(石床) 吉蘇産物二巻二冊【物産】旧蓬左蔵
一七五五 宝暦五序 一七五九 同九刊 直海元周(竜) 広倭本草(広大和本草)一〇巻別録二巻一二冊【本草】国会白井ほか蔵 一七六一版も【補】
直海元周 衡斎本草余録一冊【本草】岩瀬蔵
一七五五 宝暦五序 一七五六 同六刊 平住専庵著 松岡恕庵補正 袖珍本草雋(本草雋補正)一巻・補正一巻一冊【本草】東大ほか蔵 一七九〇版も【補】
一七五五 宝暦五序 藤原長栄 診脈秘要本義七巻一冊【医学】乾々蔵
一七五五 宝暦五序刊 程応旄撰 陶山南濤訳 傷寒後条辯鈔訳(傷寒論後条辨鈔訳)二巻二冊【医学】研医会図・杏雨ほか蔵 準漢籍【補】
一七五五 宝暦五刊 橘保国画 絵本野山草五巻五冊【植物】早大ほか蔵 一八〇六・〇八版も
一七五五 宝暦五刊 松平頼寛著 白土盛隆注 戸崎淡園校 〔黄竜公〕菊経国字略解(菊経国字解)五巻三冊【植物】国会白井ほか蔵
菊経略解一冊【植物】岡山大大原農書蔵
一七五五 宝暦五刊 小田在寛 小児五疳秘囊一冊【医学】江戸出版書目による
一七五五 宝暦五刊 橘宗伯 神麹論一冊【薬物】東博・九大・東北大狩野蔵
一七五五 乾隆二〇(宝暦五)前後 野国(楊氏) 〔楊氏医方類聚〕一冊【医学】沖縄県立博物館蔵 和書の救民妙薬集・普救類方も引用する家庭諸疾治法・
養生の書【補】
宮良当整? 条一官伝書一冊【医学】琉球大宮良殿内蔵 楊氏医方類聚と重複内容もある家庭療法書【補】
一七五六 宝暦六 四月十四日没(一六九一 元禄四生)丹羽正伯 海鰌之図一帖【動物】内閣蔵(鯨志を付す)
一七五六 日比谷加賀に宝暦六写本 屠蘇攷一冊【医学】
一七五六 宝暦六 伊東見竜 医学通元自序一冊【医学】鶴岡蔵
伊東見竜 医学則一冊【医学】鶴岡蔵
伊東見竜 癩病治方秘録【医学】無窮神習蔵(馬書等と合一冊)
一七五六 宝暦六 千林庵菊翁 菊経蒙引一冊【植物】国会白井・村野蔵
一七五六 宝暦六 中山柳察 痘家秘訣集一冊【医学】乾々蔵
一七五六 宝暦六 中西文雄(無相子) 牟閉名実考一冊【本草】東大蔵
一七五六 宝暦六自序 香川修庵(輿司馬) 一本堂題灸点図解(一本堂灸点図解)一冊【鍼灸】滋賀医大河村ほか蔵【補】
一七五六 宝暦六自序 丸山元純撰 秦檍丸補 越後名寄三二巻【地誌・博物】国文研ほか蔵
丸山元純 越後本草五冊【本草】岩瀬蔵
一七五六 宝暦六自序 尾池正常(子習) 経穴摘要/附図解一冊【鍼灸】鎌田共済郷博蔵
一七五六 宝暦六序 一七六一 同一一刊 熊谷玄随補 松岡恕庵編 広参品一冊【本草】国会白井ほか蔵
熊谷玄随 薇衘考一冊【本草】杏雨・村野蔵
熊谷玄随 薇衘辨【本草】国会伊藤(呉蕈譜等と合一冊)・旧彰考(薇辨等と合一冊)蔵
一七五六 宝暦六奥書 久野玄悦 腹診辨二冊【医学】京大蔵
久野玄悦 久野家腹診一冊【医学】京大蔵
久野玄悦 腹診一冊【医学】乾々蔵
久野玄悦 腹診口訣一冊【医学】京大富士川蔵
久野玄悦 腹診口伝一冊【医学】九大・内藤くすり蔵
久野玄悦 腹診書一冊【医学】京大富士川・旧下郷蔵
一七五六 宝暦六序刊 竹田景淳著 河北宗碩校 浅井図南閲 穴名備考二冊【鍼灸】龍谷大ほか蔵
一七五六 宝暦六刊 日野友松軒 牛療治調法記(牛科重宝記)一冊【獣医】京大富士川・麻大白井ほか蔵
一七五六 宝暦六刊 (日野友松軒) 牛科重宝記(牛経綱目)一冊【獣医】東大ほか蔵【補】
一七五六 宝暦六刊 千林庵菊翁 菊経諺解大成一冊【植物】東博蔵
一七五六 宝暦六刊 桃井碩水 紅毛外科勘辨八巻一冊【医学】江戸出版書目による
一七五六 宝暦六刊 脊椎骨尺一冊【医学】江戸出版書目・明和書籍目録による
一七五六 宝暦六刊 玉真堂 松実雑話(即功丸)五巻五冊【薬物】国会・東北大狩野・岩瀬蔵
一七五六 宝暦六刊 井療治調法記一冊【医学】乾々蔵
一七五六 宝暦六刊 竹田瑞昌(楚竹) 日東制参発揮一冊【博物】杏雨・楂{艸+考}蔵
一七五六 宝暦六刊 田村藍水 醴泉祥瑞説一冊【医学】杏雨蔵
一七五六 宝暦六刊 松平頼寛 酈園百菊譜一冊【植物】国会伊藤・龍谷大蔵
一七五六 宝暦六刊 竹斎老匙加減二巻【医事説話・黒本】日本小説年表による 藪医竹斎物【補】
乾々に写本 南竹斎方函一冊【医事説話・薬物】藪医竹斎物【補】
一七五七 宝暦七 二月十二日没(一六七八 延宝六生)芳村玄恂(名は叟、字は如也、通称は玄恂 朝廷医) 黄帝内経素問大伝一二冊【医学】京大富士川蔵
一七五七 宝暦七 後藤艮山 熊胆蕃椒灸説二巻【鍼灸】日本医学史による
一七五七 宝暦七 一八一五 文化一二刊 後藤艮山口授 香川修庵筆録 〔校正〕病因考二巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八四一版も
一七五七 宝暦七 後藤椿庵 雑録一帖【医学】天理に自筆本
一七五七 宝暦七 村井見朴 再春館規律一冊【医学】乾々蔵
一七五七 宝暦七頃成(一七五五 宝暦五から) 合田大介(名は久敬、号は蘭斎 合田強の弟) 紅毛医術聞書一冊【医学】香川県立ミュージアム蔵(合田慶
助旧蔵) 宝暦五から長崎で吉雄耕牛・蘆風に二年学んだ講義録 日医史雑六四巻四号に板野による解題・全文翻刻【補】
一七五七 宝暦七頃成(一七五五 宝暦五から) 合田大介 紅毛口和解【医学】合田慶助蔵 同上論文による【補】
吉雄蘆風(永純)訳 合田大介(善与)述 紅毛外科聞書【医学】香川県立ミュージアム蔵(合田慶助旧蔵) 日医史雑六五巻一号に板野による
解題・全文翻刻・附録(早大蔵 吉雄永純訳 阿蘭陀流水薬を翻刻編集)【補】
一七五七 宝暦七序 遺教一解(遺教)一冊【医学】京大富士川蔵
一七五七 宝暦七序 一七六三~六四頃成 後藤光生 随観写真二〇巻【博物】国会(魚部五巻・介部一巻六冊)ほか蔵 東博蔵一〇冊本に宝暦六年(一七五六)八月幕府医官が千住刑場で死
刑囚の遺骸を解剖させた内臓の正面・背面彩色二図あり【補】
一七五七 宝暦七奥書 甘木煙草種一冊【本草】福岡蔵
一七五七 宝暦七刊 白隠慧鶴 白隠禅師/夜船閑話一冊【養生・臨済】新潟大佐野ほか蔵
一七五七 宝暦七刊 土岐其然 絵本草一冊【医事説話・俳諧】国会ほか蔵
一七五七 宝暦七刊 古林知足 杏林筆談二巻二冊【医学】龍谷大・研医会図ほか蔵
一七五七 宝暦七刊 華文軒(中西敬房) 増補地錦抄後集【園芸・本草】久留米図に巻一・二・四存三冊
一七五七 宝暦七刊 志津大二郎 素問入式運気解一冊【医学】大阪出版書籍目録・明和書籍目録による
一七五八 宝暦八 十月十九日没(一六八九 元禄二生)中野杏順 水飲発揮三巻一冊【医学】東北大狩野に安永七飛鳥山人写の付録共四冊
一七五八 長崎に宝暦八下見周益写本 斎藤作庵編 痘鏡三略一冊【医学】
一七五八 宝暦八 栗山孝庵 九臓図志【医学】杏雨蔵 師山脇東洋の観臓に刺激されて宝暦八年三月二六日に荻の刑場で男屍を解観した記録 東洋につぎ日本
二番目の解剖図巻とされてきたが、一七五七随観写真の解剖図(一七五六)出現で三番目→一七五九女体解剖図志【補】
一七五八 宝暦八 阿部照任・松井重康撰 後藤光生補 高大醇編 採薬使記三巻【本草】国会伊藤ほか蔵
松井重康著 松井敬編 諸国採薬記五冊【本草】杏雨に昭和写本
一七五七 宝暦八成 合田大介 阿蘭陀薬種効能之伝書【薬物】香川県丸亀の合田慶助蔵 日医史雑四一巻三号長与論文による【補】
一七五八 宝暦八自序 三宅意安 延寿和方彙函(延寿和方・和方彙函)二巻【医学】滋賀医大河村ほか蔵 和方の書【補】
三宅意安 延寿和方続編一冊【医学】東大鶚軒蔵
一七五八 宝暦八自序 一七六二 同一二刊 三宅意安 灸焫塩土伝二巻二冊【医学】杏雨蔵
一七五八 宝暦八自序 同年刊 内山覚順 草木辨疑三巻序目一巻四冊【本草】国会白井ほか蔵 一七五九版も 内山覚順は稲生若水の末子 翌年に本草辨疑と改題出版 本草綱目未載品を解
説するが稲生若水・松岡玄達から剽窃とも(用薬須知後編正誤)【補】
一七五八 宝暦八序 一七六〇 同一〇刊 楫取屋次右衛門(山瀬春政) 鯨志一冊【動物】内閣ほか蔵 一七九四版も
一七五八 宝暦八序 松岡恕庵 怡顔斎苔品一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七五八 宝暦八跋 一七六〇 同一〇刊 松岡恕庵 怡顔斎梅品二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵
一七五八 宝暦八奥書 基起 腧穴撰記一冊【鍼灸】研医会図蔵
一七五八 宝暦八自序刊 野々村喬撰 松岡恕庵校 〔新刊〕温故秘録七巻序目一巻八冊【医学】龍谷大ほか蔵 京大富士川に写本七巻二冊
一七五八 宝暦八刊 松岡恕庵 怡顔斎介品二冊【医学】国文研ほか蔵
一七五八 宝暦八刊 薬屋藤兵衛 懐宝薬名付一冊【薬物】大阪出版書籍目録による
一七五八 宝暦八刊 高宮環中 金匱要略存皮一冊【医学】慶大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一七五八 宝暦八刊 中山玄亨(名は玄亨、字は永貞・季通、号は蘭渚、一六九七~一七七九 朝廷医) 傷寒論択註八冊【医学】日大富士川・刈谷蔵
中山玄亨 禁裏御医者日記一冊【医学・日記】日比谷諸家蔵
中山玄亨 方珠二巻【医学】越佐名家著述目録による
一七五八 宝暦八刊 土岐光林 〔新選良薬図解〕日用療馬医便三巻【獣医】旧下郷・麻大白井蔵 一八四九版も
一七五八 宝暦八刊 鈴木弥栄彦 疱瘡安全記一冊【医学】大阪出版書籍目録による
影馴亭花鈴 五百貝画巻一軸【魚介】本草書目による 影馴亭花鈴等の身延山道図(神宮)は宝暦八写【補】
一七五九 宝暦九 二月十二日没(一六八九 元禄二生)藤井見隆(名は政武、字は見隆、号は以求子) 未詳年刊 雑症合参難病奇効方彙(雑症合参難病方
彙・難病方彙)一冊【医学】慶
大富士川ほか蔵
一七五九 旧三井鶚軒に宝暦九写本 安騎向北巻一冊【獣医】
一七五九 家政学院大江に宝暦九写本 桑原遜 桑原四大病説一冊【医学】
勇菴先生四大病説一冊【医学】乾々蔵
桑原遜 桑原先生病因考一冊【医学】京大富士川蔵
一七五九 麻
大白井に宝暦九写本 馬牛医絵巻/第二向北針之図一軸【獣医】
一七五九 宝暦九 桑原遜 与青木松伯子書【医学】
一七五九 東北大狩野に宝暦九写本 抜粋方抄一冊【薬物】
一七五九 旧下郷に宝暦九写本 山科利定 幼科口訣二冊【医学】京大富士川にも写本
山科小児口訣一冊【医学】九大蔵
山科幼科口訣一冊【医学】京大富士川蔵
山科元富 幼科秘伝口訣一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一七五九 宝暦九開催 鳩渓熊府和歌山医学館薬品会目録一冊【史料】村野に村野時哉写本 同薬品会は一七六二・六四・一八五九にも
一七五九 宝暦九開催 鳩渓薬品会目録一冊【史料】岩瀬・乾々・内藤くすり蔵 同薬品会は一七六二にも
一七五九 宝暦九 栗山孝庵 女体解剖図志【医学】杏雨蔵 当年六月二一日に荻の刑場で女屍を解剖した記録 日本初の女体解剖図→一七五八九臓図志【補】
一七五九 宝暦九 袖山勝居 伊豆熱海温泉説(豆州熱海温泉説)一冊【医学】乾々蔵
一七五九 宝暦九 村上嘉康 医便選択二冊【医学】乾々蔵
一七五九 宝暦九序・刊 松岡玄達(恕庵) 結毦録(結毦筆記)三巻【博物・随筆】国会白井ほか蔵 一八一一・二五版も【補】
一七五九 宝暦九刊 松岡玄達ら 用薬須知後編四巻【薬物】国会白井ほか蔵→一七一二同正編 一七七六同続編【補】
一七五九 宝暦九刊 糞得斎遺尿 〔養生教訓〕医者談義五巻一冊【医事説話・滑稽本】京大富士川ほか蔵【補】
一七五九 宝暦九刊 島田充房 花彙(華彙)草部二巻二冊【本草】→一七六三同増補草部木部 横須賀製鉄所医官Savatierの仏訳で一八七三パリ版も
【補】
一七六〇 宝暦一〇 一月二十七日没(一七一七 享保二生)緒方蘭皐(名は修、字は叔明 陸奥の儒醫)編 太平聖恵方纂要四巻目録一巻三冊【医学】東北大
狩野蔵
緒方蘭皐 方言食物禁好選【医学】食性本草
一七六〇 宝暦一〇 九月十九日没(一六八九 元禄二生)成島信遍(号は錦江 幕儒) 歩考【度量衡】内閣蔵(名家叢書四五)
一七六〇 宝暦一〇 十一月十三日没(一七〇二 元禄一五生)村井見朴(名は能章 村井琴山の父 熊本藩再春館教授) 医学六事論六冊【医学】本朝医家著
述目録による
〔医学六事〕経絡篇一冊【鍼灸】京大富士川蔵
村井見朴 脚気腫満証治方六冊【医学】本朝医家著述目録による
村井見朴 再春館会約一冊【医学・教育】村野・順天大山崎蔵
村井見朴 保産食忌攷一巻【医学】本朝医家著述目録による
村井見朴 律原正説一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七六〇 宝暦一〇 十一月十九日没(一六八九 元禄二生)渡辺弘堂(名は毅、字は孝恭、号は弘堂 京の儒醫) 傷寒論辨疑一冊【医学】東北大狩野蔵
一七六〇 宝暦一〇(一七五二 宝暦二から) 合田強(求吾) 医道聞書二巻【医話】香川県立ミュージアムに自筆本(後篇)、鎌田共済博の写本は前後篇あ
り松原一閑斎など主に京都遊学中の古方医の話題 日医史雑六四巻三号の板野論文に解題と全文翻刻【補】
一七六〇 九大に宝暦一〇井上利寛写本 養生記一冊【医学】
一七六〇 京大に宝暦一〇写本 本草図誌【本草】
一七六〇 宝暦一〇自序 一七七二 安永元跋刊 小野隆庵(常建) 古方選一冊【医学】国文研ほか蔵 病門別に宋代までの医方名・出典・主治・薬味・煎服法・按語を配列、書頭に方名イロハ索引あ
り 日東医誌五九巻四号鈴木達彦によると静嘉蔵の小野隆庵編古今方彙は隆庵の古方選を糊づけ作成した偽作【補】
一七六〇 宝暦一〇自序 一七七三 安永二刊 滕万卿(加藤俊丈) 難経古義二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七九九版も【補】
一七六〇 宝暦一〇序 一七六二 同一二刊 鈴木松達著 中根道淳編 食品辨明一冊【本草】東博・京大富士川蔵 一七六五版も→一七六三本草辨明【補】
一七六〇 宝暦一〇序刊 菊地周之(玄蔵) 難経釈義【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
一七六〇 宝暦一〇刊 傷寒方規大成一冊【医学】大阪出版書籍目録による
一七六〇 宝暦一〇刊 一瀬序庵注 傷寒論集詁五冊【医学】日大富士川・杏雨(初編、四巻一冊)蔵
一七六〇 宝暦一〇刊 佐野安貞 非蔵志一冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵 上池水を付す
一七六〇 宝暦一〇刊 佐野安貞 上池水【医学】非蔵志の付
一七六〇 宝暦一〇刊 泥道人白酔 万病馬療鍼灸撮要一冊【獣医】無窮平沼・旧三井鶚軒・麻大白井蔵 京大富士川に寛政一二(一八〇〇)版も
一七六〇 宝暦一〇刊 戸田旭山編 〔旭山先生〕文会録一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七六〇 宝暦一〇刊 源通魏 竜骨辨一冊【本草】東博・京大富士川ほか蔵
未詳年刊 源通魏 医原二編二冊【医学】京大富士川蔵
一七六一 宝暦一一 二月十八日没(一六八六 貞享三生)土屋昌英 括秘録【医学】乾々に一冊本と四巻四冊本
一七六一 宝暦一一 二月十八日没(一七一〇 宝永七生)横井瀛洲 嘉卉園随筆(花卉園随筆)九巻八冊【植物】京大・刈谷ほか蔵
一七六一 宝暦一一 三月二十六日没(一七三〇 享保一五生)三村石床 木曾名物志六冊【本草】本朝医家著述目録等による
三村石床 木曾薬譜一二冊【本草】本朝医家著述目録等による
一七六一 宝暦一一 七月六日没(一六九三 元禄六生)野呂元丈(名は実夫、号は連山 幕医) 採薬筆録六冊【本草】本朝医家著述目録による
野呂元丈 越後佐渡海品攷二冊【物産】本朝医家著述目録による
野呂元丈 本草綱目記聞三冊【本草】国会白井蔵
野呂元丈 妙高山温泉記一巻【医学】本朝医家著述目録による
野呂元丈 野呂元丈採薬手翰一冊【本草】大森に自筆本
一七六一 宝暦一一 九月三日没(一六九七 元禄一〇生)中村蘭林(名は明遠、字は子晦、号は蘭林 幕医のち幕儒) 医方綱紀三巻【医学】近世漢学者著述
目録大成による
中村蘭林 察病緒言二巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
中村蘭林 証治指南七巻附証治指南類方三巻一〇冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七六一 龍
谷大に宝暦一一写本 堀洄瀾(名は貞明、字は元昌、号は洄瀾 堀元厚の子で京の町医) 〔堀洄瀾先生〕挨穴明辨一冊【鍼灸】京大富士川・乾々
にも写本
堀洄瀾 〔淵々堂〕〔洄瀾先生〕挨穴寸尺法二冊【鍼灸】京大富士川蔵
牧九畹授 古賀朝陽記 〔洄瀾先生〕挨穴法一冊【鍼灸】国会蔵
堀洄瀾 衛気行篇算法一巻【鍼灸】
一七六一 宝暦一一(一七五五 宝暦五より) 今大路家覚書一冊【医学】乾々蔵
一七六一 宝暦一一(一七五五 宝暦五より) 今大路家参考記一冊【医学】乾々蔵(曲直瀬記録の内)
一七六一 宝暦一一 異魚図譜一冊【魚介】岩瀬蔵
一七六一 宝暦一一(一七六二 宝暦一二にも) 細川重賢 草木生写二帖【植物】諸大名の学術と文芸の研究による
一七六一 宝暦一一 戸田旭山 浪華物産会目録一巻【物産史料】日本博物学年表による
一七六一 宝暦一一成 合田大介 紅毛外療聞害改録【医学】香川県丸亀の合田慶助蔵 日医史雑四一巻三号長与論文による【補】
一七六一 宝暦一一自序 小島瑞 医説辨二巻一冊【医学】無窮神習蔵
一七六一 宝暦一一自序刊 石原玄徳 望問則一冊【医学】京大富士川蔵
一七六一 宝暦一一序刊 豊田養慶編 赭鞭余録一冊【本草】龍谷大ほか蔵 漢名・和名の対照ほか絵図も【補】
一七六一 宝暦一一序刊 源昌樹 駁竜骨辨一冊【本草】東博・東北大狩野・内藤くすり蔵
一七六一 宝暦一一序刊 有木雲山 吐納暇言一冊【医学】京大富士川・日大医図・内藤くすり蔵
一七六一 宝暦一一跋刊 稲葉良仙(通達) 三焦営衛論一冊【医学】内藤くすり蔵 乾々に写本
一七六一 宝暦一一刊 松岡恕庵 怡顔斎菌品(怡顔斎菌譜)二冊【本草】国会白井ほか蔵
一七六一 宝暦一一刊 岡島軽蔵 医門童子教一冊【医学】明和書籍目録等による
一七六一 宝暦一一刊 秋山玄瑞(宜脩) 脚気辨惑論一冊【医学】国会・京大富士川・東北大狩野・内藤くすり蔵
一七六一 宝暦一一刊 桃井碩水 外科方彙一冊【医学】九大・早大・神宮・内藤くすり蔵
一七六一 宝暦一一刊 加藤謙斎編 傷寒通玄類証一冊【医学】九大・杏雨・研医会図ほか蔵
一七六一 宝暦一一刊 平賀源内 東都薬品会引札(東都薬品会旨意書・東都薬品会旨意書)一軸【薬物】早大蔵
一七六一 宝暦一一刊 青木善庵 難経知新論一冊【医学】大阪出版書籍目録等による
一七六二 宝暦一二 八月八日没(一七〇五 宝永二生)山脇東洋(名は尚徳、字は玄飛・子樹、,通称は道作、号は移山・東洋、院号は養寿院 朝廷医)
〔養寿院〕経験方一冊【医学】京大富士川・龍谷大・東洋藤井ほか蔵
東洋先生経験方【医学】京大富士川蔵(痘瘡新論・東洞先生方等と合一冊)
山脇東洋 養寿院方録【医学】東洋藤井・内藤くすり蔵
養寿院秘録一冊【医学】乾々蔵
山脇東洋 養寿院医談(養寿院山脇東洋先生医談)一冊【医学】滋賀医大河村・乾々蔵
山脇東洋 済世余言三冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
山脇東洋 傷寒門温胆一冊【医学】杏雨蔵
山脇東洋 東洋先生方函一冊【医学】九大・東北大狩野・内藤くすりほか蔵
東洋方函【医学】乾々(南門先生蔵方と合一冊)・内藤くすり蔵
諸家経験雑治方一冊【医学】京大富士川蔵 養寿院方函・簡方類函・東洞先生腹診伝・壬戌筆記・小児虫にて病気とかよふすを知事を収む
山脇正徳編 諸家雑治経験方一冊【医学】東大鶚軒蔵 山脇正徳は山脇尚徳の訛か【補】
三家方函一冊【医学】京大富士川蔵 養寿院方鑑・蒲蘆亭方極・成章堂主剤附家蔵方を収む
艮山吉益養寿院経験方一冊【医学】京大富士川蔵
吉益山脇二家方一冊【薬物】京大富士川蔵
山脇東洋 山脇腹診一巻【医学】日本医学史による
山脇東洋 腹診法【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説二)
山脇東洋 洛語(東洋洛語)一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
一七六二 宝暦一二 十月二十九日没(一七〇三 元禄一六生)安藤昌益(良中 八戸の町医で思想哲学家) 真斎謾筆/医方部三巻三冊【医学】京大富士川蔵 昌益の没後に遺稿をまとめた自然真営道一〇一巻(大半は関東大震災で焼失)の後半部分に相当
する医論書【補】
安藤昌益 良中子神医天真一冊【医学】内藤くすり蔵 医論書【補】
杉玄達(猛恭)撰 良中子先生自然真営道方一冊一八七丁【薬物】内藤くすり蔵 病門別医方書【補】
一七六二 宝暦一二開催 鳩渓熊府和歌山医学館薬品会目録一冊【史料】村野に村野時哉写本 一七五九・六四・一八五九にも
一七六二 宝暦一二開催 鳩渓薬品会目録一冊【史料】岩瀬・乾々・内藤くすり蔵 一七五九にも
一七六二 宝暦一二 阿部宗達 阿部七巻書(阿部七巻物)七巻一冊【薬物】乾々蔵
一七六二 宝暦一二 海河魚譜一冊【動物】延岡内藤家蔵(俳句を付す)
一七六二 宝暦一二 吉雄耕牛・吉雄蘆風(栄純)口授 合田強(求吾)編 西洋医述(紅毛医述)五冊【医学】香川県立ミュージアムに自筆本 慶大富士川に存四・五巻二冊 西医解剖図に内科も紹介した早期の書【補】
一七六二 宝暦一二 合田強 紅毛医言一冊【医学】鎌田共済会郷土博物館・順天大山崎蔵 上掲の西洋医述を整理【補】
合田強 和蘭療法備忘録一冊【医学】讃岐史料史籍目録による
一七六二 宝暦一二(一七六一 宝暦一一にも) 細川重賢 草木生写(いきうつし)二帖【植物】諸大名の学術と文芸の研究による
一七六二 宝暦一二 難経秘二冊【医学】九大蔵
一七六二 宝暦一二 上月信勝輯 物産録一冊【博物】杏雨に稿本
一七六二 宝暦一二 秋山玄瑞 辨名辨証一冊【医学】京大富士川・東北大狩野蔵
一七六二 宝暦一二自序 大沢玄竜 医方辨略一冊【医学】乾々蔵
一七六二 宝暦一二自序 一七六三 同一三刊 源澹斎輯 脚気類方・付脚気雑療法一冊【医学】早大ほか蔵 一七六五版も
一七六二 宝暦一二自序 桂川国訓編 秘笈仙鼎方三巻一冊【薬物】国会白井(仙鼎方薬名語訳と合)・京大蔵 蘭方書【補】
桂川国訓 仙鼎方薬名語訳【薬物】蘭薬書
桂川国訓 家方秘笈仙鼎方三冊【医学】早大・研医会図蔵 外科用膏・洗薬等の蘭方書
一七六二 宝暦一二自序 一七六四 明和元刊 吉益東洞 類聚方一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一七九九版も【補】
一七六二 宝暦一二序 早野玄貞 医方小楷一冊【医学】京大蔵
一七六二 宝暦一二序 一七六三 同一三刊 永富独嘯庵 吐方考一冊【医学】龍谷大ほか蔵
一七六二 宝暦一二序 一七六三 同一三刊 永富独嘯庵 囊語(独嘯囊語、独嘯庵囊語)一冊【医学・随筆】京大・乾々ほか蔵 漫遊雑記付の一七六四・一八
〇九(東大ほ
か蔵)版も
一七六二 宝暦一二序刊 秀国編 勝間竜水画 海の幸(絵本海之幸)二巻二冊【魚介】国会ほか蔵 一七六五・七八版も
一七六二 宝暦一二序刊 後藤椿庵 艾灸通説一巻付録一巻【鍼灸】京大富士川・杏雨ほか蔵 一八〇九版も 国会白井に写本
一七六二 宝暦一二序刊 畑柳安 斥医断一冊【医学】一八二五版も
一七六二 宝暦一二序跋刊 藪の内竹斎跋 宣揚堂主人編 〔民家日用〕教訓衆方規矩三巻三冊【医事説話・講談】京大・杏雨ほか蔵 衆方規矩の体裁を借りた
教訓本【補】
一七六二 宝暦一二刊 瀬丘長珪 医事報簡二巻一冊【医学】京大富士川(上巻のみ)・乾々蔵 一七七一・一八〇〇版も
一七六二 宝暦一二刊 伊藤春格 医方温知【医学】長崎に乾巻一冊
一七六二 宝暦一二刊 中野崇庵 懐中食鑑(掌中しよくかゞみ)一冊【本草・飲食】宝暦一二版の存在は国会白井ほかの嘉永二(一八四九)版奥付から【補】
中野崇庵 本草附方筌八巻三冊【本草】杏雨蔵
一七六二 宝暦一二刊 吉益東洞 観聚方集成二冊【薬物】大阪府石崎蔵
一七六二 宝暦一二刊 林元業 口科秘囊一冊【医学・口科】広島小川古医書館蔵 改題本に一七九九口科手引草【補】
一七六二 宝暦一二刊 奈良屋善助 衆疾食例【医学】大阪出版書籍目録による
一七六二 宝暦一二刊 荻野元凱 吐法編一冊【医学】台州園随筆の一 一七六四(京大富士川ほか蔵)・七一版も
一七六二 宝暦一二刊 戸田旭山 病名補遺八冊【医学】明和書籍目録・本朝医家著述目録等による
一七六二 宝暦一二刊 辻久忠(元仙)述 臨産用薬方法附達生論一冊【産科】内藤くすり蔵 安産薬方の値段つき広告で九丁【補】
一七六三 宝暦一三 十月二十八日没(一七〇三 元禄一六生)松平頼寛 桜花図彙一巻【植物】諸大名の学術と文芸の研究による
一七六三 宝暦一三 巌渓恭 鶴台先生問東洞先生書【医学】千葉大蔵(建殊録附録)
一七六三 宝暦一三 山田図南 骨度辨誤二巻一冊【鍼灸】乾々に自筆本
一七六三 宝暦一三自序 小野隆庵 飛鳥山館炮炙抄一冊【薬物】東北大に稿本
一七六三 宝暦一三自序 一七六四 明和元刊 横地守忠(玄常) 傷寒雑病論集広義一冊【医学】京大富士川・杏雨・内藤くすり蔵 仲景序の注解【補】
一七六三 宝暦一三自序 一七六四 明和元刊 田村藍水(元雄)編 朝鮮人参耕作記一冊【本草】東大ほか蔵
一七六三 宝暦一三序 一七六六 明和三刊~一七八四 天明四刊 加藤謙斎著 加藤玄順補 尾崎元鱗校 医療手引草上中下編各二巻・続編二巻・別録(和漢
経験方)二巻共八冊【医学】研医会図に上編(一七七二)・中編(一七七一)・続編(一七七六)など再版は多い
一七六三 宝暦一三凡例 一七六五 明和二自序刊 林貞亮編 本草辨明一冊【本草】一七六〇食品辨明を合刻して薬方全書の書名も 国会・東博ほか蔵 一七
七二(国
会白井蔵)・一八一〇・五二版も イロハ順【補】
一七六三 宝暦一三自序刊 吉益東洞述 巌渓恭編 建殊録一巻付録一巻一冊【医学】早大ほか蔵 一八一二・二五・二八版も
一七六三 宝暦一三序刊 平賀源内編 田村西湖等校 物類品隲六巻六冊【博物】国会白井ほか蔵 一八〇六版も
一七六三 宝暦一三刊 島田充房著 小野蘭山増補 花彙(華彙)草部四巻四冊・木部四巻四冊【本草】岡山大池田・加大ロス蔵 一七六五(北大ほか蔵)・一八四三版も→一七五九花彙(草部)二巻二冊【補】
一七六三 宝暦一三刊 半井道三 懐宝医海一冊【医学】道三師語録の改題本 大阪出版書籍目録等による
一七六三 宝暦一三刊 後藤梨春(光生) 甘蔗記一冊【物産】山中蔵
一七六三 宝暦一三刊 大村寿庵 外科熊掌六冊【医学】京大富士川蔵 中国系外科書【補】
一七六三 宝暦一三刊 成島錦江 経験産事箋一冊【医学】京大富士川・東北大狩野蔵
一七六三 宝暦一三刊 奥貫友山 産事箋一冊【医学】九大・東北大狩野蔵
一七六三 宝暦一三刊 荻野元凱 刺絡編一冊【鍼灸】静嘉蔵 一七七一版(早大ほか蔵)も
一七六三 宝暦一三刊 鹿鳴野人(都賀庭鐘)訳 〔国字演義〕通俗医王耆婆伝(医王耆婆伝、通俗耆婆伝)五巻五冊【医事説話・読本】九大・京大・早大ほか
蔵 ブッダの侍医Jīvaka耆婆の伝を耆婆経に基づく形式で金瓶梅なども利用した読本 都賀庭鐘は香川修庵にも学んだ医師【補】
一七六三 宝暦一三刊 笠原順 野医案略集一冊【医案・史料】船橋蔵
一七六三 宝暦一三刊 岡本一抱 妙薬集大全一冊【薬物】内藤くすり蔵 一七七二・一八一二・五〇(錦囊妙薬集大全)版も【補】
一七六三 宝暦一三刊 望月三英 又玄余草(医草)三巻拾遺一巻六冊【医学】東博蔵(巻一) 一七六四・六八(慶大富士川ほか蔵)版も
一七六四 宝暦一三 十二月四日没(一六九〇 元禄三生)菅沼東郭 刊本 飲食箴一巻【医学】宝暦書籍目録・大阪名家著述目録による
一七六四 宝暦一四没(一七〇六 宝永三生)菅沼周桂 鍼灸治験【鍼灸】大阪名家著述目録による
菅沼周桂 鍼灸摘要【鍼灸】大阪名家著述目録による
一七六四 宝暦一四開催 鳩渓熊府和歌山医学館薬品会目録一冊【史料】村野蔵(村野時哉写) 同薬品会は一七五九・六二・一八五九にも
一七六四 宝暦一四 鑑古堂物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵
一七六四 宝暦一四 鳳珠旧跡物産書上帳一冊【物産】金沢市加越能蔵 一七七一にも
一七六四 宝暦一四 今江村源助等 能美郡草木之類書上申帳二冊【植物】金沢市加越能蔵
一七六四 宝暦一四 村井琴山編 熊府薬物会目録一冊【史料】国会ほか蔵
一七六四 宝暦一四成 平賀源内 火浣布説一軸【化学】平賀源内全集上の内
一七六四 宝暦一四自序刊 島蘭皐(義見) 幼科秘録二巻二冊【医学】乾々・神宮蔵 一八一八・二五版も
一七六四 宝暦一四序刊 山田正珍(図南)・李佐国等 桑韓筆語一巻一冊【医学・漢詩文】国会白井ほか蔵 江戸にて朝鮮通信使良医の李佐国(字は聖甫、号は慕庵)と医理に通じた李民寿(号は三桂)
と医事問答などの記録【補】
一七六四 宝暦一四刊 坂上善之(田村西湖)編 倭韓医談二巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 江戸の本草博物家田村西湖が朝鮮通信使良医の李佐国らに質疑問答した記録【補】
宝暦頃刊 俠町仲介 瓢軽雑病論一冊【医事説話・洒落本】旧下郷蔵 古典文庫初期洒落本集に復刻 俠町仲介(きゃんのちょうちゅうかい)は
張仲景、瓢軽(ひょうきん)雑病論は傷寒論雑病論のもじり【補】
元文・宝暦頃 紀宗直(高橋宗直) 唐菓子作り様一冊【飲食】石泰蔵
甲賀敬元(宝暦頃の人) 大和本草記聞一冊【本草】村野蔵
宝暦年間 中川為昌 無難産安生論三巻一冊【医学】京大富士川蔵
千葉大に宝暦写本 橘本流眼科秘用一冊【医学】
橘本眼科一冊【医学】乾々蔵
橘本流秘方一冊【医学】乾々蔵
橘本流方矩一冊【医学】乾々蔵(二部)
宝暦頃刊 絵本長寿草(長たばこ)一冊【本草・和歌】竹清蔵
勝暘谷 宝暦麻疹円機章一冊【医学】京大富士川蔵
勝暘谷 長沙調剤録二冊【医学】東博・京大富士川・乾々(稿本、一冊)蔵
勝暘谷 痘疹緒言一冊【医学】京大富士川蔵
勝暘谷 蘿璟船/上一冊【医学】京大富士川蔵
刊本 唯周 芥子梅花譜二冊【本草】宝暦書籍目録による
刊本 井上雅貴 骨度図説一冊【鍼灸】宝暦書籍目録等による
刊本 湛斎 傷寒啓蒙二冊【医学】宝暦書籍目録による
刊本 萍風子 増補医者鑑一冊【医学】宝暦書籍目録による
刊本 河野玄逵 続溯洄集四冊【医学】宝暦書籍目録による
刊本 俗通療治秘伝二冊【医学】宝暦書籍目録による
刊本 原雙桂 仲景辨傷寒総論一冊【医学】宝暦書籍目録による
刊本 田中貞祥庵 内経指南一冊【医学】宝暦書籍目録による
一七六四 明和元 宮田吉辰 灸点図解一冊【鍼灸】日比谷加賀蔵
一七六四 明和元 西海鯨記一冊【動物】日本博物学年表・本草書目による
一七六四 明和元 諸流外療拾遺一冊【医学】慶
大富士川蔵 蘭方書【補】
一七六四 明和元 人蓡神草作方記一冊【本草】延岡内藤家蔵
一七六四 明和元 豊島清斎 幼科秘録一巻【医学】日本医学史による
一七六四 明和元自跋 小野隆庵輯 飛鳥山館薬名考一冊【薬物】東北大に稿本
一七六四 明和元 奥義孝 染井草花簿【植物】村野蔵(自筆、武館日記・漏蘆辨と合一冊)
一七六四 明和元 奥義孝 漏蘆辨【本草】村野蔵(自筆、染井草花簿・武館日記と合一冊)
一七六四 明和元 今井松庵(敏卿) 松庵筆語(松庵筆談)一冊【医学】内閣(明和元写)・東北大狩野蔵 朝鮮人来聘問答【補】
一七六四 明和元序 金束信甫(思順) 刺法要訣一冊【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一七六四 明和元序 一七六五 同二刊 山口忠居 和韓医話二巻一冊【医学】龍谷大ほか蔵 名古屋の医山口忠居(字は湛玄、号は安斎)と朝鮮通信使良医の李佐国との問答録【補】
一七六四 明和元序刊 松本興長等 両東闘語二冊【医学・漢詩文】内閣・京大蔵 口科幕医松本善甫の長子松本興長(字は千里、号は良庵)と朝鮮通信使良医の李佐国との問答あ
り【補】
一七六四 明和元自序刊 安井元越 腧穴折衷二冊【鍼灸】乾々蔵 写本は慶大富士川に
一七六四 明和元自跋刊 永富独嘯庵 漫遊雑記(漫游雑記)一巻一冊【医学】東邦大額田ほか蔵 一七九六・一八〇九(独嘯囊語一巻を付録)版も
漫游雑記方【医学】京大富士川蔵(諸方抜書の内)
漫游雑記薬法【薬物】京大富士川蔵(農家心得草薬法と合一冊)
諸方抜書一冊【医学】京大富士川蔵(漫游雑記方・徳本十九方・膏剤篇・療法篇・主治篇を収む)
一七六四 明和元頃刊 本色仕之必得正豊著 月岡雪鼎画 艶道日夜女宝記(艶道女宝記、艶道日夜綱目)一冊【医事説話・艶本】日文研ほか蔵 著者・書名・
内容・絵図等は本郷正豊の一七〇九医道日用重宝記(医道重宝記・医道日用綱目)を逐一もじる【補】
一七六四 明和元? 山田義重(玉田黙翁?) 医法要訣一冊【医学】早大・乾々蔵 蔵象論【補】
黙翁 診脈辨義一冊【医学】慶大富士川に自筆本
一七六五 明和二 四月二十七日没(一七〇五 宝永二生)留守希斎(名は友信、字は希賢・士実 大坂の儒者)著 大月玄格編 〔留守先生〕調息箴他四巻一
冊【医学】伝習館高安東蔵に弘化三(一八四六)写本
一七六五 明和二 五月二十八日没(一六八九 元禄二生)松原慶輔(名は維岳、号は一閑斎 京の町医で古方家) 成章堂家蔵方(成章堂先生家蔵方)一冊
【医学】京
大富士川ほか蔵
成章堂主剤附家蔵方【医学】京大富士川蔵(三家方函一冊の内)
松原慶輔 短要方二巻一冊【医学】京大富士川蔵
一閑斎方函一冊【医学】九大蔵
松原家蔵方(松原先生家蔵方、松原氏家蔵方)一冊【薬物】京大富士川・東大ほか蔵
松原先生経験方一冊【医学】内藤くすり蔵
松原先生古方則(松原一閑斎先生古医方則)一冊【医学】京大富士川蔵(松原先生家方局を付す)
古方集験(松原氏古方集験)一冊【医学】高知大図に天保写本
松原才二郎先生処方一冊【医方】京大富士川蔵 病門別【補】
松原先生分量臆記(松原先生傷寒論金匱分量臆記)【医学】京大富士川蔵(吉益家伝秘方等と合一冊)
〔傷寒論方〕私擬剤判一冊【医学】静嘉蔵
一七六五 京大谷村に明和二写本 馬療之方并ニ薬方一冊【獣医】
一七六五 明和二 細川重賢 舜百合雑一帖【本草】熊本細川家蔵
一七六五 明和二 見道斎躋寿館養寿館薬品会目録一冊【史料】村野蔵 一七八一・一八一三にも
一七六五 明和二 見道斎物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵
一七六五 明和二 平賀源内 動植礦物十譜【博物】諸大名の学術と文芸の研究等による
一七六五 明和二自序 一八二二 文政五刊 吉益東洞遺教 藤田大信等補正 補正輯光傷寒論二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八三八版も【補】
一七六五 明和二自序 一七六八 同五刊 加藤秀孟(藤井郡子) 鍼法辨惑三巻一冊【鍼灸】京大富士川・龍谷大蔵
一七六五 明和二自序 庭就周軒 仲景分両考(仲景方分量考)一冊【医学】台北故宮蔵【補】
一七六五 明和二序 安藤正路 古方筌一冊【医学】乾々蔵
一七六五 明和二序 同刊 柳原元秀 拾玉日用伝家宝三巻三冊【医学】大和文華ほか蔵 家庭の簡便療法【補】
一七六五 明和二序 一八一九 文政二刊 内藤希哲編注 小島伯玉(盛庵)纂注 大島仲和(館林藩医)删定 傷寒雑病論類編(傷寒類編)一三巻一二冊【医
学】京
大富士川(平脈法貶偽を付す)ほか蔵 希哲が当初は金匱玉函経類編(玉函類纂)の書名で太陽篇三巻・陽明篇一巻・壊病篇二巻を著して病没(一
七三五)、門人の伯玉が明和二に一二巻本を脱稿(写本が杏雨・京大に)、仲和が一三巻本に删定して版本に【補】
一七六五 明和二奥書 唐様調菜一冊【本草】乾々蔵
一七六五 明和二序刊 平賀源内 火浣布略説一冊【化学】国会白井ほか蔵
一七六五 明和二序刊 後藤光生 紅毛談(おらんだばなし)二巻二冊【博物・外事】慶大富士川ほか蔵 一七七一版も
一七六五 明和二序刊 賀川玄悦 子玄子産論四巻二冊【医学】国会白井ほか蔵 巻末に子玄子治験四十八則を付す 一七七五・一八五一・五三版も
一七六五 明和二序刊 荻生徂徠著 大野北海編 山県大弐校 〔徂徠先生〕素難評一冊【医学】内閣ほか蔵 医事撥乱と合刻
一七六五 明和二刊 山県大弐 医事撥乱一冊【医学】素難評と合刻
一七六五 明和二序刊 張璐玉著 加藤謙斎纂要 加藤玄順編 張氏医通纂要(医通纂要)四巻序目一巻五冊【医学】日本漢方典籍辞典による 一七七六(早大ほか蔵)・一八五八版も 準漢籍【補】
一七六五 明和二刊 和田春庵 用薬須知後篇正誤二巻二冊【薬物】国会白井ほか蔵 七種若菜考を付す
一七六五 明和二刊 和田春庵 七種若菜考【本草】用薬須知後編正誤の付
一七六六 明和三 三月五日没(一七三二 享保一七生)永富独嘯庵(名は鳳、字は朝陽 大坂の町医) 乾々堂主人 飲食談/並吐方考三巻一冊【医学】東北
大狩野蔵
乾々堂主人編 脚気方論一冊【医学】京大富士川蔵
永富独嘯庵 疳論【医学】大阪名家著述目録・近世漢学者著述目録大成による
永富独嘯庵 甲乙篇【医学】近世漢学者著述目録大成による
永富独嘯庵 読傷寒論【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一七六六 京大富士川に明和三相伝写本 妙灸秘伝書(灸秘伝)一巻一冊【鍼灸】京大富士川本は森立之旧蔵【補】
一七六六 明和三 信夫郡平田村朝鮮種人参栽培ニ関スル書請書一冊【本草・農業】福島蔵
一七六六 明和三 万里 難経発微小言一冊【医学】江戸出版書目等による
一七六六 明和三 橘直樹 方訣一冊【医学】旧下郷蔵
一七六六 明和三 度会常民 本草品彙一一巻【本草】日本博物学年表等による
一七六六 明和三自序 一七六七 同四刊 大江学 傷寒論金匱要略薬性辨(薬性辨)三巻【薬物】京大富士川(温粉方を付す)ほか蔵
一七六六 明和三自序 一七七〇 同七刊 滕惟寅(浅井図南)解 滕正路(浅井南溟)補 扁鵲倉公列伝割解(扁倉伝割解)二巻二冊【医学・伝記】国会・東
博ほか蔵 一八四八版も
一七六六 明和三序 一七六七 同四刊 菅沼周桂 鍼灸則一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 皇漢医学叢書本は鍼灸学綱要に改題【補】
一七六六 明和三序刊 山口安斎 病家示訓余議一冊【医学】京大富士川・慶大富士川ほか蔵→一七一三病家示訓
一七六六 明和三跋刊 荻生徂徠著 宇佐美灊水編 徂徠先生素問評(徂徠素問評・素問評)一冊【医学】東大ほか蔵 徂徠先生素問批点を付す 一七七一版も
一七六六 明和三刊 堀江道元 辨医断一巻付録一巻二冊【医学】東大ほか蔵 一七八五・九〇・一八二五(早大ほか蔵)版も
一七六六 明和三 明和三年物産会目録及天明三年医学院物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵
明和三成? 未詳年刊 北田宜卿 諸国土産名物一冊【物産】杏雨蔵 北田宜卿の字引節用集一冊は明和三成・安永二版【補】
一七六七 明和四 六月三日没(一六九〇 元禄三生)森野藤助(名は通貞、号は賽郭 現存日本最古の私設森野旧薬園(宇陀市)を開設した本草家) 神麹の
製法一冊【薬物】紙の博物館蔵
森野藤助 松山本草一〇巻【本草】森野旧薬園蔵 彩色図譜【補】
森野藤助 〔和州宇陀〕薬草殖方製法書上一冊【本草】国会蔵
森野藤助 森野繁通 大和宇陀製薬品目録一冊【史料】国会(明治写)ほか蔵
森野繁通 神麹製方録一冊【薬物】岩瀬蔵
一七六七 明和四 閏九月四日没(一七一八 享保三生)原雙桂 傷寒私断一〇巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一七六七 明和四没(生年未詳)吉田本節(名は尚春 水戸藩医) 人参俗説辨一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
吉田本節 麻疹俗説辨一冊【医学】水戸の文籍による
一七六七 明和四 三宅意安 本朝温泉雑稿二冊【医学】国会・乾々蔵
一七六七 明和四序 吉益東洞 医道或問一冊【医学】内藤くすり蔵→一七六九医事或問【補】
一七六七 明和四序 一七六八 同五刊 青木絙剬 外科撮要二巻二冊【医学】東博・京大富士川ほか蔵 一七七二(滋賀医大河村蔵)・一八〇八版も
一七六七 明和四序 一七六九 同六刊 伊良子光顕(一七三七~九九 字は孝伯、号は無荒堂 朝廷医) 〔金創秘授〕外科訓蒙図彙二巻二冊【医学】東
大医ほか蔵 腑分けで大小腸を見分けて記載 一八〇九版も【補】
伊良子外科書一冊【医学】東大蔵
一七六七 明和四序跋刊 荻生徂徠著 中村蘭林校 徂徠先生医言(徂徠医言)一冊【医学】九大蔵 京大富士川に安永三(一七七四)版も【補】
一七六七 明和四刊 大江学 温粉方【医学】京大富士川蔵(傷寒論金匱要略薬性辨の付)
一七六七 明和四刊 後藤梧桐庵(光生、黎春) 編 震雷記一冊【理学】国会白井ほか蔵 動物・博物の書【補】
一七六七 明和四再校(一七六四 明和元起稿) 小野隆庵 古今丸散類方目次一冊【薬物】東北大に稿本
一七六八 明和五 四月二十一日没(一六八〇 延宝八生)林一烏述 竹越元通記 家伝阜崩極手之法一冊【医学】東北大狩野に原本
林一烏 痧脹病方論一冊【医学】乾々蔵
林一烏 腫病工案【医学】大阪名家著述目録による→一七四三同名書
一七六八 明和五 七月五日没(生年未詳)竹川政辰(名は万蔵・彦兵衛、字は子徳、号は万陵・馬陵 漢学者) 馬陵山人煙草記(煙草記)【本草】射和文庫
蔵 合写の内
一七六八 明和五 金竜 万病皆鬱論一冊【医学】江戸出版書目等による
一七六八 明和五成 合田大介 口中伝書【医学】香川県丸亀の合田慶助蔵 日医史雑四一巻三号長与論文による【補】
一七六八 明和五成 山辺文伯(篤雅) 産育編三巻二冊【医学】東大に自筆一冊、乾々に明和九写の産育論二部ほか
一七六八 明和五自序 桑山本英 医方鑑一冊【薬物】乾々・内藤くすり蔵
一七六八 明和五自序 勝田五嶽(名は良延、字は士寿、号は五岳) 二考録二巻一冊【医方】京大富士川(一八三〇文政一三写)・内藤くすり蔵 吉益東洞流の病門別で口訣も【補】
勝田五嶽 五岳老人主方考(初学主方考)一冊【医学】乾々蔵
勝田五嶽 傷寒論古義解【医学】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
勝田五嶽 治方考一巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一七六八 明和五序 一七六九 同六刊 松岡玄達(恕庵) 食療正要四巻四冊【飲食】龍谷大ほか蔵
一七六八 明和五刊 加藤寿白 安産いはたをひ(安産祝多帯)一冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵
一七六八 明和五刊 竹田三益 家蔵秘巻(医官竹田氏家蔵秘巻・竹田氏秘巻)一冊【医学】香川大神原蔵 一七八〇版も
一七六八 明和五刊 村井琴山 〔古医〕〔古医方〕〔琴山先生〕薬量考一冊【医学】九大・千葉大蔵 一七九〇・九六版も
一七六八 明和五刊 山本序因 删補家伝預薬集一冊【医学】明和書籍目録等による 剤型別医方書 改題本に一七七二丸散手引草→一六六六家伝預薬集【補】
一七六八 明和五刊 藤井(加藤)秀孟 鍼法辨惑三巻一冊【鍼灸】龍谷大蔵 京大富士川に未詳版【補】
一七六八 明和五刊 寺田虎髭 〔新板絵入〕神農花合戦五巻五冊【医事説話・浮世草子】京大ほか蔵 府中之島図に未詳版 神農・傷寒大王や薬名が登場する合戦物 早大演博に浄瑠璃の神農花合戦一冊も【補】
一七六九 明和六 二月二十八日没(一六九六 元禄九生)戸田旭山(本姓は鈴木、名は斎 備前岡山藩士の長男だが大坂で町医) 医学名数【医学】大阪名家
著述目録による
戸田旭山 救世堂圃史五巻【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
戸田旭山 鴿原遺稿【医学】群書備考による
戸田旭山 小成漫録三巻【医学】本朝医家著述目録等による
一七六九 明和六 十月八日没(一六九三 元禄六生)宮地要三(名は高徳 江戸の蘭医)編 瘍科撮要一冊【医学】研医会図蔵
一七六九 明和六 十月十二日没(一六九八 元禄一一生)青木昆陽(名は敦書、字は厚甫、号は昆陽 江戸町民のち儒者・幕臣・蘭学者) 答問小録一巻【本
草】本朝医家著述目録による
物産集説一冊【博物】昆陽漫録・搨鴫暁筆等抄出
一七六九 明和六 十月三十日没(一六九七 元禄一〇生)賀茂真淵著(国学者) 狛諸成記 花かつみの考一冊【植物】
一七六九 明和六 十一月四日没(一六九七 元禄一〇生)望月三英(名は乗・君彦、号は鹿門、通称は三英 幕医) 医学五删三〇冊【医学】本朝医家著述目
録による
望月三英 医門多疾【医学】本朝医家著述目録による
望月三英 勧医抄二冊【医学】内閣蔵 一九五八活字版も【補】
望月三英 疾瘧神方一巻【医学】本朝医家著述目録による
望月三英 鹿門随筆(望月漫筆・三英随筆)一冊【医学・随筆】国会ほか蔵
一七六九 明和六 望月三英 証類本草序一冊【本草】楂{艸+考}蔵
一七六九 乾々に明和六写本 栗崎流外科書一冊【医学】岩瀬にも
一七六九 九大に明和六写本 吉元東園(中) 折肱方花二巻二冊【医学】
吉元東園 〔袖珍〕方私抄一冊【医学】九大蔵
吉元東園 独有斎緒言一冊【医学】九大蔵
吉元東園 韞蔵美玉一冊【医学】九大蔵
一七六九 明和六 宮沢通魏 医術仮名餞別一冊【医学】乾々に自筆本
一七六九 明和六 桂川国訓 和蘭集玉一冊【医学】京大富士川・乾々・東京医歯大阿久津蔵
一七六九 明和六 一七七〇 同七刊 杉生之貞 古今湿病論一冊【医学】京大富士川・乾々蔵 慶大富士川に写本
一七六九 明和六 蕃藷考補一巻【農業】一七三五の青木昆陽 蕃藷考一巻と合一冊
一七六九 明和六成 吉益東洞 東洞先生配剤録(東洞先生六十六歳配剤録、難病配済録)二巻一冊【薬物】京大富士川に天保一四(一八四三)写本
一七六九 明和六序 一七七一 同八刊 内島保定(玄貞)著 岡瑞鑑校 〔経験〕古方節義三巻三冊【医学】早大ほか蔵
一七六九 明和六序 田村藍水 中山伝信録物産考(中山伝信録)三巻三冊【本草】国会伊藤ほか蔵
一七六九 明和六自序 後藤敏 鍼灸燈下余録一巻二冊【鍼灸】乾々・日大富士川・内藤くすりほか蔵
一七六九 明和六自序刊 大口灌畦(美明) 本草綱目国字辨一〇巻二冊【本草】東博・東大蔵
一七六九 明和六序刊 大西惟貞編 産法略語一冊【医学】乾々・玉川大蔵
一七六九 明和六刊 平田用和 医学天則一冊【医学】京大富士川蔵 医の気格を述べる医論書で仲景方を強調【補】
一七六九 明和六自序刊 吉益東洞 医事或問二巻二冊【医学】早大ほか蔵 一七九六・一八一二・二八版も
一七六九 明和六刊 三宅意安 医療衆方規矩大成(医療衆方規矩)三巻一冊【医学】東大鶚軒ほか蔵 一八〇〇・三六(お茶大ほか蔵)版も
三宅意安 運気捷径指南一冊【医学】内藤くすり蔵
三宅意安 郷党置文一冊【医学】内藤くすりに天明七(一七八七)写本
三宅意安 霊素方剤集説一冊【医学】大阪府中之島に寛政五(一七九三)写本
一七六九 明和六刊 増谷自楽(升屋自楽)作 竹原春朝(竹原春朝斎)画 〔新板絵入〕加古川本艸綱目(加古川本草綱目)五巻五冊【医事説話・浮世草子】早大ほか蔵 教訓私儘育の後編 忠臣蔵ものの新趣向で仮名手本忠臣蔵の登場人物の加古川本蔵をもじり、書名
を漢籍の本草綱目にあてる→一七九六加古川本蔵綱目【補】
一七六九 明和六刊 大医長春院武田君寿巻一冊【医学】乾々蔵
一七六九 明和六刊 淡海 痘科初心問答一冊【医学】内藤くすり蔵 国会に一七七一版も
一七六九 明和六刊 和田文庵 銅人経絡筌二帖【鍼灸】明和書籍目録等による
一七六九 明和六刊 松平君山 病家百訓余義一冊【医学】江戸出版書目による
一七六九 明和六刊 丈阿 夢中妙薬【医事説話・黒本】日本小説年表による
一七六九 明和六刊 香月啓益(牛山) 遊豊司命録一冊【医学】国会・乾々・研医会図ほか蔵
一七七〇 明和七 二月八日没(一七〇八 宝永五生)山内南州(名は正興、字は左竜 大坂町医で法橋のち法眼) 医案集【医案】大阪名家著述目録による
山内南州 采葑医方綱【医学】大阪名家著述目録による
山内南州 傷寒分類証治【医学】大阪名家著述目録による
一七七〇 京大に明和七写本 草全医按一冊【医学】
一七七〇 乾々に明和七写本 岡道振 家法難波骨継秘伝三巻三冊【医学】東大鶚軒・内藤くすりにも
一七七〇 内閣に明和七稿本り 臍斎主人 螟蛉勦説八巻四冊【医学】
一七七〇 旧下郷に明和七写本 三宅見順 東皐先生十三方一冊【医学】
一七七〇 明和七 池上幸操 砂糖製法秘訣一冊【物産】山中進治作製目録による
一七七〇 明和七 三井良之(元孺) 三家学海一冊【医学】乾々蔵
一七七〇 明和七 柴田元養 小児方一巻【医学】日本医学史による
柴田元養 小児方幹一冊【医学】京大富士川蔵
一七七〇 明和七 日和佐玉英 除災伝一冊【本草】本草書目による
一七七〇 明和七自序 坂上登(田村藍水) 琉球産物志一五巻付録三巻一五冊【本草・博物】東博・内閣・国文研(巻一~八存)ほか蔵 島津重豪の命による薩摩から奄美・琉球の南西諸島全体の調査データによる
【補】
奄美大疇漫筆一冊【本草】国会伊藤蔵 奄美大島の食用蘇鉄・焼酎など【補】
一七七〇 明和七序 金束信甫(思順) 経治方一冊【医方】杏雨蔵【補】
一七七〇 明和七成 一七九五 寛政七刊 建部清庵問 杉田玄白答 杉田伯元編 和蘭医事問答(瘍医問答・蘭学問答)二巻二冊【西医論・史料】内閣ほか蔵 清庵・玄白の往復書簡
一七七〇 明和七成 原田尚賢 蔵府図志一冊【医学】古河市河口家蔵 原田尚賢は同年京都にて河口信任の解剖助手として本書を著したが未刊→一七七一解屍
編【補】
一七七〇 明和七自序刊 平沢随貞(左内) 〔増補〕医道便易和解一冊【医学】京大・慶大富士川・東大鶚軒蔵 一八二五版も【補】
一七七〇 明和七刊 日和佐玉英 鼠({鼠+隹}鼠〔いそ〕・家鹿)一冊【動物】香川大神原蔵
一七七〇 明和七刊 杉生之貞 傷寒論拾要一冊【医学】刈谷・旧下郷・内藤くすり蔵
一七七〇 明和七刊 村井琴山著 村井桂校 善音堂薬量考・同附言一冊【薬物】国文研ほか蔵
一七七〇 明和七刊 秦舜民 病候精議一冊【医学】江戸出版書目による
秦舜民 温更留功能通史一冊【薬物】乾々蔵
一七七〇 明和七刊 東生編 〔花洛〕銘酒鑑一冊【物産・醸造】日比谷加賀・村野蔵
一七七〇 明和七刊 津田玄仙 療治茶談初編【医学】→一七八二同後編 一七八六同三編 一七九一同四編 一七八八同四編付録(勧学治体) 一八〇〇同続
編・続編付録 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
一七七〇 明和七成 一七七一 明和八追加 樋口周南(元憲) 春台方抜書三冊【医学】東大蔵
一七七一 明和八 九月没(一六九四 元禄七生)樋口周南 春台方五略辨【医学】近世漢学者著述目録大成による
春台方一冊【医学】九大蔵
一七七一 明和八 六月四日没(一七一五 正徳五生)田安宗武 榊葉考【植物】宣長記念蔵
一七七一 明和八 七月二十五日没(一六九七 元禄一〇生)後藤光生(名は光生、字は梨春、号は梧陰・梧桐 江戸の本草・博物・蘭学者で躋寿館の都講も)
綱目会読筌一二冊【本草】本朝医家著述目録による
後藤光生 梧陰閑談五冊【医学】本朝医家著述目録による
後藤光生 合擥本草三五巻【本草】本朝医家著述目録による
後藤光生 大便経一巻【医学】本朝医家著述目録による
後藤光生 調辨道【医学】本朝医家著述目録による
後藤光生 天錦攷一巻【本草】本朝医家著述目録による
後藤光生 日本伝略【医学】本朝医家著述目録による
後藤光生 燧石囊【博物】本朝医家著述目録による
後藤光生 百花譜【本草】本朝医家著述目録等による
刊本 後藤光生編 本草会読筌(諸家区説和異合鑒本草綱目会読筌)四巻【本草】茨大菅蔵 写本は国会(巻二)・杏雨に
後藤光生 和産目録三巻【物産史料】日本博物学年表・本朝医家著述目録による
一七七一 明和八 十一月二十六日没(一六九八 元禄一一生)富永正翼(名は正翼、字は君巌、号は長南・玄東 大和郡山藩医) 医範一巻【医学】本朝医家
著述目録による
富永正翼 医話一巻【医学】本朝医家著述目録による
富永正翼 逍遥楼文稿【医学】本朝医家著述目録による
富永正翼 肘後雑方三巻【医学】本朝医家著述目録による
一七七一 京大に明和八写本 阿蘭陀カスパル流外科一冊【医学】
一七七一 東博に明和八写本 竜角図並一角図竜角図一角図一軸【動物】
一七七一 明和八 栗崎流外科叢書二冊【医学】慶大富士川蔵
一七七一 明和八 採薬紀行一冊【本草】東博蔵
一七七一 明和八 当流六脈之次第並五臓之図一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
一七七一 明和八 鳳珠旧跡物産書上帳一冊【物産】金沢市加越能蔵 一七六四にも
一七七一 明和八成 白水田良(箏山) 劉氏活痘方一冊【医学】京大富士川蔵
一七七一 明和八自序 東山人 善哉集七冊【医学】乾々に自筆本
一七七一 明和八自序 一七八五 天明五刊 吉益東洞 薬徴三巻三冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一八一二・二八版も
一七七一 明和八序 金束信甫(思順) 候腹師説一冊【診法】杏雨蔵【補】
一七七一 明和八序 一七七六 安永五刊 橘尚賢 黴瘡証治秘鑑二巻【医学】慶大富士川ほか蔵
一七七一 明和八序 一七七二 同九刊 河口信任著 余浚明画 解屍編一冊【医学】京大富士川ほか蔵 河口信任は栗崎道意と荻野元凱に師事した古河藩医 本書は明和七の解剖に基づく漢蘭折衷
図で、荻野元凱の批評・意見を挿入→同解剖記録は一七七〇蔵府図志にも【補】
一七七一 明和八序 一七九三 寛政五刊 村上宗占(名は親方、字は宗占、号は一得子 土浦藩医) 銅人形引経訣一冊【医学】九大・弘前図蔵
一七七一 明和八序 一七七八 安永七刊 加藤謙斎著 加藤玄順編 古今方彙口解一冊【薬物】日大富士川・龍谷大・刈谷蔵【補】
一七七一 明和八自序刊 雲林院了作(古野了作)編 橋本正隆筆授 金匱要略国字解(金匱玉函要略国字解)初中後三編五巻六冊【医学】内藤くすりほか蔵
一七八〇・八四・一八四九・未詳年版(国
文研ほか蔵)も
一七七一 明和八自序刊 雲林院了作(古野了作)編 傷寒金匱方分量考一冊【薬物】乾々蔵
一七七一 明和八序跋刊 雲林院了作(古野了作)注解 橋本正隆筆授 傷寒論国字解一〇巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七八四・一八五六版も
一七七一 明和八刊 君山先生註釈 傷寒論国字解三巻【医学】日本漢方典籍辞典による 一七七一の雲林院了作本とは異本【補】
一七七一 明和八刊 医学手引草【医学】明治大正古書価之研究による
一七七一 明和八刊 加藤謙斎解 加藤玄順校補 衆方規矩大成方解(衆方規矩方解)二巻【医学】九大・成田蔵 三巻付録一巻(丸散目録・医方国字類聚)の
一七七五版(京
大富士川ほか蔵)も
一七七一 明和八刊 建部由正(字は元策、二代清庵 一関藩医) 清菴漫筆四冊【薬物】乾々蔵 一七九六版も乾々に
一七七一 明和八成 一八三三 天保四刊 建部由正(二代清庵) 備荒草木図二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵
一七七一 明和八刊 世北山人 世間万病回春(教訓まん病回春)五巻五冊【医事説話・滑稽本】東大ほか蔵 漢籍万病回春の流行が背景にある【補】
一七七一 明和八刊 萩野鳩谷編 張仲景論集解叢一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七七一 明和八刊 山田図南 天命辨一冊【医学】杏雨・千葉大・船橋ほか蔵 吉益東洞の天命説(一七四七医断など)に反駁【補】
一七七一 明和八刊 小島瑞(瑞伯) 非約言二冊【医学】内藤くすり蔵 乾々に写本
一七七一 明和八刊 橘尚賢 麻疹精要方一冊【薬物】国会・乾々蔵 一七七二版も
一七七一 明和八刊 深見常安 養生通安録三冊【医学】江戸出版書目による
一七七一 明和八刊 玄東山人 吉益先生方極口訣一冊【医学】九大・京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七七二 明和九前刊 加藤謙斎 錦囊日用療方二巻 婦人錦囊日用療方一巻 錦囊小児日用療方一巻 錦囊眼科秘録品目・外科日用療方品目一巻 全五冊【医
学】日本漢方典籍辞典による 病門別医方集→一七八三錦囊眼科秘録【補】
一七七二 明和九 東洞先生丸丹方【薬物】無窮神習蔵(東洋先生方函と合一冊)
一七七二 明和九 美人鏡一冊【博物】国
会白井蔵 京都での物産会出品目と解説【補】
一七七二 明和九跋 高井英章(名は資生、字は元春、号は維妙居士・上清子) 上池正伝鍼法秘訣(鍼刺秘録)一巻一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
一七七二 明和九自序 滕長純 医梯本草経二冊【本草】国会白井蔵
一七七二 明和九自序 一七八三 天明三刊 申斎独妙 妙薬手引草一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵 一七九六版も→一七七四救病不邪秘方の改題本【補】
一七七二 明和九序跋 山蔭堂 医方速験一〇冊【医学】東大鶚軒蔵
一七七二 明和九序 金束信甫(思順) 反治解一冊【医論】内藤くすり蔵【補】
一七七二 明和九序 安永元跋刊 本木了意(号良意、通称庄太夫、一六二八~九七)訳 鈴木宗云編 和蘭全軀内外分合図及験号二冊【医学】九大・京大・東
大ほか蔵 一七九四版(東大に験号一冊)も 本木了意は独Lemmelin解剖図譜(小宇宙図録)オランダ訳版(一六六七)により
蘭館医Willem ten Rhijne一六七四~七五在留の助力も得て一六八一頃に日本初翻訳【補】
一七七二 明和九序 一七七五 安永四刊 村井琴山 方極删定(東洞先師方極删定考徴)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七七二 明和九刊 古林見桃(知足) 〔捷径〕医療歌配剤三巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七七二 明和九刊 元輪内記 江戸儒医評判記(儒医評林)一冊【医学・伝記】慶大富士川ほか蔵 安永元(一七七二)版も【補】
一七七二 明和九刊 臼弘光 丸散手引草一冊【薬物】東博蔵 一七七八・一八〇〇版も 剤型別医方書→一七六八删補家伝預薬集の改題本【補】
丸散手引草抄一冊【薬物】東大鶚軒蔵
一七七二 明和九刊 玄々斎道人 外科方語譚二巻二冊【医学】京大富士川・日大富士川・内藤くすり蔵
一七七二 明和九刊 本田宗貞 古方区別一冊【医学】九大・日大富士川・千葉大ほか蔵 京大富士川に写本 仲景医方を症状毎に列挙【補】
一七七二 明和九刊 林子伯 湿毒古方後世方経験良方(湿毒一切経験良方)【医学】京大富士川・日大富士川蔵 同年版の錦囊外療秘録の付【補】
一七七二 明和九刊 白水田良(箏山) 傷寒論劉氏伝四巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七七二 明和九刊 北山寿安 馬療調法記(馬療治調法記)一冊【獣医】日文研宗田・麻大白井・馬の博物館ほか蔵
一七七二 明和九刊 稲生若水著 松岡恕庵校 本草喉襟一冊【本草】東博・東大・村野蔵
一七七二 明和九刊 大神貫道 養神延命録(諸人養生論)三冊【医学】慶大富士川・乾々ほか蔵
刊本 村井琴山 医方量水率考一冊【医学】近世漢学者著述目録大成・明和書籍目録等による
刊本 中西敬房 桜花譜一冊【植物】明和書籍目録による
刊本 香川修庵 行余医言【医学】明和書籍目録による→一七八八 一本堂行余医言
刊本 清水祥助 傷寒論纂考二冊【医学】明和書籍目録による
刊本 源竜 傷寒論難病類証一〇冊【医学】明和書籍目録による
刊本 忠膳 評医則一冊【医学】明和書籍目録による
刊本 山口安斎 病家薬訓二冊【医学】明和書籍目録による
刊本 松岡玄達(恕庵)作 庖厨正要二冊【飲食】明和書籍目録等による→一七六八食療正要
刊本 栄正 洛陽名医鑑一冊【名鑑・医史料】明和書籍目録による
刊本 彭城百川 霊宝能毒図一冊【薬物】明和書籍目録による
一七七二 安永元序刊 野々村喬編 温知病因七巻四冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七七二 安永元刊 鳥居清経画 〔竹斎筍斎〕忰褒医(にだいのほまれいしゃ)二巻【医事説話・黒本・青本】東洋岩崎・日比谷加賀ほか蔵 藪医竹斎物
【補】
一七七二 安永元刊 松下元真 薬方全書一冊【薬物】九大・楂{艸+考}蔵
一七七三 安永二 九月二十五日没(一七〇二 元禄一五生)吉益東洞(名は為則、字は公言、号は東庵のち東洞 京の町医) 医方分量考一冊【医学】京大富
士川ほか蔵
吉益東洞 古方分量考一冊【薬物】刈谷蔵
刊本 吉益東洞 古方類聚集成一冊【医学】早大・乾々・千葉大蔵
吉益東洞 家約一冊【医学】九大蔵
東洞翁家約【医学】無窮織田蔵(医非司命官論・医方古言抄・東洞先生行状と合一冊)
吉益東洞 起老園腹診述法一冊【医学】京大富士川蔵
吉益東洞 諸家丸散方一冊【薬物】静嘉蔵
諸家腹診説(東洞家腹診論)三巻三冊【医学】京大富士川蔵 一巻に腹診論并図・益田流腹診之図・腹診秘録・腹診之図・腹診法、二巻に腹舌之候・浅井先生
舌喉・腹診法・診脈大意、三巻に腹診口訣・腹診方撰・楓亭腹診・行蔵居腹法・診脈之伝
東洞先生診腹論【医学】京大蔵(晩成堂処方啓蒙丸散部と合一冊)
東洞先生腹診伝【医学】京大富士川蔵(諸家経験雑治方の内)
東洞先生腹診並十二律散録一冊【医学】乾々蔵
東洞先生腹診法一冊【医学】神宮蔵
吉益東洞 長沙用薬考一冊【薬物】杏雨に元治元(一八六四)新守之助写本
吉益東洞述 青木圭治記 張氏薬徴三診方則(張氏三診法)三巻一冊【医学】京大富士川に文政九(一八二六)写本
吉益東洞 痘瘡新論一冊【医学】京大富士川に天保二(一八三一)写本
吉益東洞 痘瘡問答一冊【医学】東洋藤井蔵
吉益東洞 東洞家方/丸散方一冊【薬物】旧三井鶚軒蔵
東洞家蔵方(東洞先生家蔵方)一冊【医学】日比谷加賀・千葉大蔵
東洞家伝方一冊【医学】日比谷加賀蔵
吉益家伝一冊【医学】京大富士川蔵 小児の医方と加減で或いは東洞と無関係【補】
吉益家伝秘方【医学】京大富士川蔵(医方分量考・松原先生分量臆記・大同類聚方抜粋神方・灸説・灸点図解と合一冊)
東洞家兼用丸散方【薬物】京大蔵(医方分量考を付す、丹円方函と合一冊)
東洞家方法(東洞家法)一冊【医学】千葉大・内藤くすり蔵
東洞先生兼用方一冊【医学】東京医大蔵
東洞先生続丸散方【薬物】鹿児島大松本蔵
吉益東洞 東洞先生丸散一冊【薬物】九大・鹿児島大松本・内藤くすり蔵
吉益東洞 東洞先生丸散解一冊【薬物】九大・京大富士川蔵
吉益東洞 〔諸家丸散方〕東洞先生禁方一冊【薬物】宮城小西蔵
吉益東洞 東洞先生十二律方一冊【医学】東大・内藤くすり蔵
吉益十二方一冊【薬物】京大富士川蔵
吉益東洞 東洞先生配剤記/諸国之部一冊【医学】京大富士川蔵
東洞先生方【医学】京大富士川蔵(痘瘡新論・東洋先生経験方・後藤艮山五極灸と合一冊)
東洞先生方選私記一冊【医学】神宮蔵
東洞之方【医学】乾々蔵(後藤香川両方・医事説約抜抄と合一冊)
東洞配剤抄(東洞家配剤抄)一冊【薬物】内藤くすり・東京医歯大阿久津蔵
吉益東洞 黴瘡之部一冊【医学】東洋藤井蔵
吉益東洞 晩成堂薬徴一冊【薬物】茨大菅蔵
吉益東洞 腹診論并図【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説一)
吉益東洞 分量徴一冊【薬物】旧下郷蔵
吉益東洞 方極便覧一冊【医学】旧下郷・家政学院蔵
吉益東洞 方極目次一冊【医学】乾々蔵
東洞家方極附方一冊【薬物】東博・乾々蔵
東洞先生凡例一冊【医学】慶大蔵 古方秤量考・医事問答・毒薬孝・医道七則解・代耕医録等
吉益東洞 東洞先生文集(東洞文集)一冊【医学・漢詩文】九大・尊経・無窮神習蔵
吉益東洞 薬極一冊【医学】無窮神習蔵
吉益東洞 薬徴補義七冊【薬物】乾々蔵
吉益東洞編 吉益東洞家方一巻【薬物】杏雨(普救堂叢書の内)・黒川公民蔵
吉益東洞 吉益家蔵方(視聴雑纂)一冊【医学】無窮神習蔵
吉益東洞 吉益先生丸散方解并痘瘡処剤略記一冊【薬物】杏雨・慶大富士川(東洞先生丸散方解・南崖先生口授痘瘡処剤略記)蔵
吉益東洞 類聚方解一冊【薬物】乾々・旧三井鶚軒蔵
吉益東洞 類聚方釈義二冊【薬物】無窮神習蔵
吉益東洞 類聚方删定一冊【薬物】神宮蔵
正木政幹 吉益東洞 度量考並丸散方一冊【薬物】東北大狩野蔵
正木政幹 三器逢源考一冊【度量衡】静嘉・刈谷・内藤くすり蔵
県道仙編 吉益家丸散方一冊【薬物】旧三井鶚軒蔵(若州松原氏家蔵方并諸家方を付す)
〔東洞先生家塾秘方〕精真堂方三巻三冊【医学】長崎に三宅道作・平惟時写本
精真堂 類方辨義一冊【医学】長崎蔵
一七七三 安永二(一七六八 明和二から) 吉益東洞 東洞先生投剤証録一冊【医学】大塚修琴堂蔵【補】
一七七三 杏雨に安永二写本 馬杉文礼(質) 鮓答考一冊【医学】
一七七三 乾々に安永二写本 十四経穴歌一冊【鍼灸】
一七七三 安永二 中井履軒自序 越俎弄筆一冊【医学】阪大懐徳堂ほか蔵 大坂医の麻田剛立による解剖図録を友人の中井履軒が転載【補】
一七七三 安永二 自楽斎周佳 佐具良分根一冊【植物】国書解題による
一七七三 安永二 山脇東門解剖図鑑二軸【医学】開国文化史料大観による
一七七三 安永二序 一七七四 同三刊 白水田良(箏山) 作剤鑑二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
一七七三 安永二自序刊 小川顕道 養生囊二巻二冊【医学】慶大富士川(存上巻)ほか蔵 一七八八・一八一八版も 下巻は小児養生伝とも【補】
未詳年刊 小川顕道 〔諸人必用〕民家養生訓二冊【医学】京大富士川・乾々・栃木県図黒崎蔵
一七七三 安永二序刊 早川俊城 女科摘要三巻三冊【医学】国会・研医会図・杏雨ほか蔵
一七七三 安永二序 一七七四 同三刊 桃井桃庵 傷寒論古訓二巻二冊【医学】杏雨ほか蔵 一七九二版も 京大富士川に未詳版
一七七三 安永二刊 木内石亭 〔湖上石話〕雲根志前編五巻【博物】国会白井ほか蔵→一七七九同後編四巻 一八〇一同三編六巻
一七七三 安永二刊 杉田玄白編 熊谷儀克画 解体約図一冊五葉【医学】東大鶚軒・慶大古医書・金沢大医蔵 解剖書
一七七三 安永二刊 大簡室主人 鍼灸手引草七巻二冊【鍼灸】慶大富士川ほか蔵
一七七三 安永二刊 宮垣六平 疱瘡養生記一冊【医学】国会・乾々・旧下郷蔵
一七七三 安永二刊 巨川 〔唐鳥秘伝〕百千鳥二巻二冊【動物】国会白井・楂{艸+考}蔵
一七七四 安永二 十二月十一日没(一七二一 享保六生)林鳳谷(名は信言のち信武、字は子恭、号は鳳谷・松風亭 幕臣) 酒徳解一冊【医学】内閣に自筆
等
一七七四 安永三 七月二十八日没(一七一二 正徳二生)冷泉為村(公卿で歌人) 灸之記一冊【鍼灸】宮書蔵(片玉集四九)
一七七四 杏雨に安永三写本 朝鮮種御人参売弘之願書一冊【本草】
一七七四 安永三(一七六五 明和二より) 薬種荒物寄一冊【薬物】長崎に昭和写本
一七七四 安永三 小野隆庵 医書釈音/附雑症解一冊【医学】東北大に稿本
一七七四 安永三 八月 山本亡羊写 衆方軒規格二紙【本草】岩瀬蔵一八四九格致類編(草稿本)第二〇冊・一〇四冊の袋綴裏表紙内側に記入 小野蘭山衆方
軒の京都時代の塾規で、入門などの謝金額も 衆方(小野蘭山没後二百年記念事業報告書二〇一〇)の平野満報告による【補】
一七七四 安永三序 山脇東門 玉砕臓図一軸【医学】東大医図ほか蔵 千葉大蔵の副本は菅原誠意画・皆川淇園題で書名は婦人臓図 一七七一の女屍解剖図譜で、女性は日本二番目
【補】
一七七四 安永三自序 山脇東門 東門先生観臓図巻一軸【医学】二〇一四国立科博の特別展に出品【補】
一七七四 安永三序 一七七七 同六刊 加藤謙斎述 加藤玄順記 傷寒手引草(傷寒論手引草)一冊【医学】龍谷大ほか蔵
一七七四 安永三自序 一七七五 同四刊 羽富謙伯 金匱摘要一冊【医学】九大・龍谷大・日大医図蔵【補】
一七七四 安永三自序 一七七六 同五刊 藤拙叟 麻疹気候録一冊【医学】国会ほか蔵
一七七四 安永三自序刊 五牛道人 金匱要略方析義三巻五冊【医学】杏雨・無窮神習・千葉大蔵
一七七四 安永三自跋刊 深河蟠竜(光彦) 古法方筌二巻一冊【医学】京大富士川に一七七五版も 仲景医方を桂枝湯類などに類別【補】
一七七四 安永三序刊 春帆堂主人述 皎天斎主人(酢屋国雄)画 養鼠玉のかけはし二巻二冊【動物】国会白井ほか蔵 国会に一七七五版も
一七七四 安永三序跋刊 皆川淇園訳 吉岡元亮等編 〔補正〕医案類語一二巻五冊【医案】国会白井ほか蔵 一八一八・四六版も
一七七四 安永三刊 杉田玄白・前野良沢・中川淳庵・桂川国瑞訳 中川淳庵校 小田野直武画 クルムス‐ヨハン‐アダム著 解体新書【医学】東大医ほか蔵 クルムス解剖図表のオランダ訳本(一七三四)による 神経などを造語【補】
一七七四 安永三刊 下津寿泉 怪妖故事談(奇病便覧 )五冊【医学】お茶大ほか蔵→一七一五奇疾便覧五冊の改題本
一七七四 安永三刊 申斎独妙 救病不邪秘方一冊【医学】東北大狩野・千葉大蔵 一七八三版も 改題本に一七八三妙薬手引草
一七七四 安永三刊 中西深斎 傷寒名数解五巻五冊【医学】東邦大額田ほか蔵
一七七四 安永三刊 永井堂亀友 笑談医者気質(笑談医者質気、名医戯笑咄)五巻五冊【医事説話・浮世草子】国会・早大(巻五、一冊)ほか蔵
一七七四 安永三刊 躋寿館講次一紙【医学】北里大医史学蔵(日本医史学雑誌五二巻四号表紙絵) 通年開講の躋寿館(江戸医学館)課業表で担当医も記載
【補】
高谷徳彰 薬品考一冊【薬物】杏雨に寛政七(一七九五)黒田綏定写本 高谷徳彰の避暑漫録一冊は安永三序【補】
一七七五 安永三 十二月二十九日没(一七五〇 寛延三生)小山儀(国学者) 王余魚五冊【魚介】大阪名家著述目録による
一七七五 安永四 十月十二日没(一六九九 元禄一二生)御厨景恒(了叔)編 合類経験秘録六巻三冊【医学】京大富士川蔵
一七七五 内閣に安永四写本 近藤達 及幼抄一冊【医学】
一七七五 慶大富士川に安永四写本 快庵(劉幹) 墨記篇一冊【鍼灸】
快庵編 栄庵永世校 順受堂薬秘抄一冊【医学】京大富士川蔵
一七七五 岩瀬に安永四写本 石田煕 珍綱解説一〇冊【本草】本草綱目解説
石田煕等編 小野蘭山述 本草綱目訳説(本草訳説)五二巻【本草】早大ほか蔵
一七七五 杏雨に安永四写本 梶鳩堂 本草綱目紀文(記聞)五五巻一三冊【本草】
一七七五 安永四序刊 木村蒹葭堂 貝よせの記(奇貝図譜・奈伎左の玉)一冊【魚介】国会白井ほか蔵
一七七五 安永四 賀川玄迪 産論翼二巻二冊【医学】東邦大額田ほか蔵 一八五三校正再刻版も 治験二十八条を付す
一七七五 安永四 旭堂開明 そば手ひき草前編一冊【飲食】東大蔵
一七七五 安永四 神谷栄秋 神谷栄寿画 飛走図一軸【動物】杏雨蔵
一七七五 安永四 平常流機道問答一冊【鍼灸】慶大富士川蔵 図入りで平生流機道秘書を附す
一七七五 安永四自序 山田図南 金匱類纂一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
一七七五 安永四序 同八刊 横山潤 秋萩の譜一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七七五 安永四稲薬登栄一序 塙保己一跋 同刊 谷崎永律 あさがほ記(安佐可保日記・あさかほの記)一冊【本草】京大ほか蔵 国会伊藤に写本
一七七五 安永四序 一七七八 同七刊 広瀬見竜 非十四経辨一冊【鍼灸】京大富士川蔵
広瀬見竜 経脈解二巻【医学】本朝医家著述目録による
広瀬見竜 傷寒鍼術辨一巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
広瀬見竜 鍼術要旨三巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
広瀬見竜 鍼術要領【鍼灸】本朝医家著述目録による
広瀬見竜 鍼術脈辨一巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
広瀬見竜 八脈辨一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七七五 安永四序刊 佐々井玄敬 産家やしなひ草一冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵 一七七七・九六・一八三一版も→一八九五(明治二八)日本産科叢書に収録
一七七五 安永四序刊 平井惟和 侗谷医言二巻一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
一七七五 安永四 七月跋刊 林魁(梅卿、沢利)訳 稀痘神方和解一紙【医学】静嘉ほか蔵 川練子による疱瘡予防法【補】
一七七五 安永四刊 医方国字類聚一冊【薬物】京大富士川・乾々ほか蔵 衆方規矩大成方解(京大富士川ほか蔵一七七五版、初版は一七七一版)の付録
一七七五 安永四刊 丸散目録(丸散)一冊【薬物】京大富士川(衆方規矩大成方解の付)・研医会図蔵
一七七五 安永四刊 建部綾足画 海錯図一冊【本草】国会白井ほか蔵 同年版の建氏画苑三巻三冊【絵画】の付
一七七五 安永四刊 白水田良(箏山) 金匱要略襯註(金匱要略方論襯註)三巻三冊【医学】乾々・千葉大ほか蔵 一八〇七版も
一七七五 安永四刊 野村謙亨 刪補方要二〇巻五冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵 一六八六医方提要の改題本
一七七五 安永四刊 藤村如皐 鳥韵鼓吹抄一冊【動物】国会白井ほか蔵
一七七五 安永四刊 香月牛山 〔四民急備〕新増妙薬手引大成・いろは引薬方二百八十箇條一巻【薬物】東京家政学院大ほか蔵 難波恒雄蔵本一九七二影印版
も両面印刷折り本の絵入家庭療法【補】
一七七五 安永四刊 稲生若水編 和漢人参考一冊【本草】山中・中山久四郎蔵
一七七六 安永五 三月二十二日没(一七一八 享保三生)田村藍水(名は登、字は元台 幕医) 救荒本草記聞一冊【本草】東大に嘉永二(一八四九)写本(救荒野譜紀聞と合)
田村藍水 松井子茂 田村善之 種人参養法并甘蔗養並製法一冊【農業】東大に天明七(一七八七)松井某写本 人参培養之法・甘蔗培養并製法
を収む
田村藍水・野呂元丈増補 丹羽正伯原著 諸州薬品考一巻【本草】杏雨に文政五(一八二二)安立直道写本【補】
田村藍水 竹譜【植物】本朝医家著述目録による
田村藍水 日本諸州薬譜一冊【薬物】国会伊藤に手稿本
田村藍水 人参或問一冊【本草】内閣(人参譜の付)ほか蔵
田村藍水答 氷室左近問 百花主人薬品答問一冊【本草】国会白井蔵
田村藍水 薬肆人参類集一冊【本草】京大富士川蔵
田村藍水 藍水物品雑考四巻【本草】本朝医家著述目録による
一七七六 安永五 六月二日没(一六九六 元禄九生)蘆野東山(名は徳林、字は世輔 仙台藩士・儒者) 医家千字文一冊【医学】近世漢学者著述目録大成等
による
蘆野東山 無冤録註【医学】近世漢学者著述目録大成による
一七七六 安永五 九月二十九日没(一七〇三 元禄一六生)荻生金谷(名は道済、字は大寧 大和郡山藩儒) 灸痛方一巻【鍼灸】近世漢学者著述目録大成に
よる
荻生金谷 博愛心鑑序解一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
荻生金谷 薬物斤両考一巻【薬物】近世漢学者著述目録大成による
一七七六 安永五 十月十日没(一七〇九 宝永六生)谷川士清(名は昇、号は淡斎 伊勢安濃郡の町医で国学者・神道家) 御綱葉考一冊【植物】
一七七六 はりきゅうミュージアムに安永五写本 井上流針経図【鍼灸】【補】
一七七六 内藤くすりに安永五写本 桂川甫周ほか伝 神丹秘訣一冊【薬物】
一七七六 九大に安永五写本 安井栄 二宮口科伝書一冊【医学】二宮齢父識【補】
一七七六 東京医歯大阿久津に安永五写本 越智直明 万油取法一冊【薬物】
一七七六 安永五 三井良之著 三井善之編 眼目外障篇一冊【医学】【補】
一七七六 安永五 奥津恒衛門等画 諸鳥写生帖一帖【動物】日比谷加賀蔵
一七七六 安永五序刊 磯野汝行 甲斐徳本翁抄書一冊【医学】京大富士川蔵
一七七六 安永五刊 済世養生訓三冊【医学】一七二八夜光珠の改題本 大阪出版書籍目録による
一七七六 安永五刊 稲葉良仙(通達) 方伎則説一冊【医学】京大富士川・杏雨蔵
稲葉良仙 医学管見二冊【医学】乾々蔵
稲葉良仙 素問研八巻【医学】東大(一冊)・東大鶚軒(二冊)蔵
一七七六 安永五刊 松平君山(秀雲) 本草正譌一二巻六冊【本草】国会白井ほか蔵
一七七六 安永五刊 幽谷山人 麻疹方薬一冊【薬物】江戸出版書目による
一七七六 安永五刊 松岡玄達ら 用薬須知続編三巻【薬物】国会白井ほか蔵→一七一二同正編 一七五九同後編【補】
安永五? 前田道伯 医談一冊【医学】本朝医家著述目録による 前田道伯の純陽遺稿三巻一冊は安永五序・同七版【補】
安永五? 宮崎立元 肎綮録一冊【医学】京大富士川・乾々(文政四平野立宅写)蔵 宮崎立元の寸忠録一冊は安永五成【補】
一七七七 安永六 一月八日没(一六九五 元禄八生)植村政勝(通称は佐平次、号は新甫 幕府駒場薬園園監) 植村左平次薬草御用書留一冊【本草】国会白井に
手稿本
刊本 植村政勝 御薬菜御預植村氏蒙台命諸国巡行御書上写(植村氏諸国巡行御書上)【本草】黒川公民蔵
植村政勝 駒場御薬園御入用向減方書附一冊【本草】国会白井蔵
植村政勝 駒場御薬園御薬草木当時御有高帳一冊【本草】国会白井蔵
植村政勝 駒場御薬園定式諸向ヨリ請取物元商書付一冊【本草】国会白井蔵
植村政勝 〔諸州〕採薬記抄録(採薬記)一巻【本草】杏雨に天明六写本や寛政写本など【補】
植村政勝 諸国珍変採薬記一冊【本草】舞鶴蔵
植村政勝 西州木状一冊【本草】研医会図ほか蔵
植村左平太諸国採薬記【本草】学習院蔵(筆叢の内)
一七七七 安永六 八月十六日没(一七一四 正徳四生)香川南洋(名は景与、字は主善 香川修庵養子で京の町医・古義学儒者)・山本北山 傷寒論反正序一
冊【医学】岩手蔵(雙鶴叢書三二)
江貞造 〔香川〕灸点図説一冊【鍼灸】京大富士川蔵 江貞造は南洋先生に師事
一七七七 安永六 九月十四日没(一七〇〇 元禄一三生)賀川玄悦(名は光森、字は子玄 京の町医のち阿波徳島藩医) 賀川家秘譚一冊【医学】東大蔵(賀
川玄悦口授と合)
賀川玄悦 賀川玄悦口授一冊【医学】東博に文政一三(一八三〇)写本ほか
賀川玄悦 賀川玄悦産室抄一冊【医学】乾々蔵
賀川玄悦 賀川玄悦先生産書一冊【医学】京大富士川蔵
賀川玄悦 賀川玄悦老医口授一冊【医学】京大富士川蔵(産術秘要と合)
賀川玄悦 賀川産論一冊【医学】東大蔵
賀川玄悦 賀川産論秘伝書二巻【医学】東北大狩野蔵
賀川玄悦 賀川子玄産術秘要書一冊【医学】東博に江戸末期写本
賀川玄悦 産家秘用門一冊【医学】京大富士川蔵
賀川玄悦 産科図説一冊【医学】京大富士川蔵
賀川玄悦 産科辨惑論発明之伝(産科辨惑論)一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
賀川玄悦 産科辯論一巻【医学】日本医学史による
賀川玄悦 子玄子按腹法一冊【医学】神宮蔵
賀川玄悦 婦人産前後腹診手術一冊【医学】京大富士川ほか蔵
子玄子産論記聞一〇冊【医学】乾々蔵
産科子玄録【医学】日本産科叢書に活字復刻
賀川家産論一冊【医学】京大富士川蔵(産術秘要と合)
賀川家秘術一冊【医学】千葉大に寛政八(一七九六)写本 産科の書【補】
賀川産育外科一冊【医学】神宮蔵
賀川産科図譜一冊【医学】京大富士川蔵(医聖堂叢書の内)
賀川産術口授一冊【医学】千葉大蔵
賀川産術口伝一冊【医学】東北大狩野蔵
賀川産術秘伝免許口訣目録一冊【医学】千葉大蔵
賀川産術秘要一冊【医学】東北大狩野蔵
賀川先生産科辨論二巻一冊【医学】京大富士川蔵
賀川秘伝一冊【医学】京大富士川蔵
賀川脈診弁【医学】日大富士川蔵(産科要訣と合写)
賀川流産術秘伝一冊【医学】京大富士川蔵(内術秘伝を付す)
一七七七 安永六 十月四日没(一七二五 享保一〇生)吉雄永純(作次郎 吉雄耕牛の弟) 阿蘭陀流油水薬法【薬物】東京医大蔵
吉雄永純訳 和蘭膏油水方集一冊【薬物】早大蔵【補】
吉雄永純訳 紅毛膏煉法之巻一冊【薬物】内藤くすり蔵
吉雄永純訳 紅毛流油取之方一冊【薬物】内藤くすり蔵
吉雄永純訳 紅毛流金瘡全書一冊【薬物】内藤くすり蔵
吉雄永純 紅毛流膏油書一冊【薬物】慶大富士川蔵
吉雄永純 紅毛流油水薬製法一冊【薬物】東京医大蔵
吉雄永純訳 紅夷膏薬秘方口伝鈔(紅夷膏薬秘方・紅夷膏薬方・紅毛膏方)【薬物】乾々蔵
吉雄永純訳 紅毛流膏薬之書一冊【薬物】研医会図蔵
吉雄永純訳 紅毛流水油薬方一冊【薬物】杏雨蔵
吉雄永純訳 紅毛流油水薬之書【薬物】早大(和蘭流膏薬伊牟久恵牟杵方書と合写)ほか蔵
一七七七 杏雨に安永六写本 菊池公通編 医相四伝四巻二冊【獣医】
一七七七 龍
谷大に安永六奥書写本 堀元亨撰著 三蔵之辨口授一冊【医学】
一七七七 無窮神習に安永六写本 根来不動院眼療書一冊【医学】
根来覚盤上人? 青木流眼療書一冊【医学】千葉大蔵
一七七七 無窮神習に安永六写本 真島大一坊家伝眼科捷径療法二冊【医学】
一七七七 安永六 唖科方書一冊【医学】日本医学史による
一七七七 安永六 小野隆庵輯 飛鳥山館通治丸散方一冊【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 通治丸散方附外治方(通治丸散附諸膏伝薬)一冊【薬物】東北大狩野に稿本
一七七七 安永六 医術経験録一冊【医学】九大蔵
一七七七 安永六 市川匡(鶴鳴) 篋中方一冊【医学】京大富士川蔵
一七七七 安永六 畑柳安 保寿論一冊【医学】乾々(自筆)・陽明蔵
一七七七 安永六成 村井琴山 扁鵲伝考【医学・伝記】内藤くすりに万延元(一八六〇)写本【補】
一七七七 安永六序 一七七八 同七刊 加地井高茂編 薬品手引草二巻二冊【薬物】城西大水田ほか蔵 一八四三版も
一七七七 安永六序刊 玄々道人 寿得録(寿仕様伝授)一冊【医学】東博・バークレー東亜蔵 内藤くすりに寛政七(一七九五)版も→京大富士川に寛政七版の写本 大橋基直 〔長生〕寿得録一冊
一七七七 安永六刊 山田玄々斎(紫虚観道人) 産科手引草二巻二冊【医学】東大・龍谷大ほか蔵
一七七七 安永六刊 医学研究玄々書一冊【医学】乾々蔵
一七七七 安永六跋刊 加藤忠実(謙斎、定栄堂主人) 〔医通〕本草品目一冊【本草】内藤くすり・日文研宗田ほか蔵【補】
一七七七 安永六刊 加藤謙斎撰注 内島玄貞補注 金匱通玄類証(金匱通玄類証撰註)一冊【医学】研医会図・東北大狩野ほか蔵
一七七七 安永六刊 中沢養亭 傷寒方一冊【医学】九大・東大鶚軒・東北大狩野ほか蔵 安永七(一七七八)版も【補】
一七七七 安永六刊 西川国華 上池秘録四巻一冊【医学】早大ほか蔵→一七八〇同続編 一八〇一外科上池秘録 一八一五同三編 一八二三同四編
一七七七 安永六刊 石田善蔵 売薬調法記三冊【薬物】旧下郷・日文研宗田蔵
一七七八 安永七 一月八日没(一七二九 享保一四生)斎静斎(必簡、字は大礼 京の町医・儒者) 傷寒微辞辨八冊【医学】無窮神習蔵
斎宮静斎 傷寒論解一冊【医学】国会蔵(寛政一二嶋了介写、斎子学叢書三〇)
静斎先生答問書一冊【医学】慶
大富士川蔵
一七七八 安永七没(一七三五 享保二〇生)古野了作(雲林院了作) 龔玉集【医学】日本医譜による【補】
古野了作 千金方拾字解【医学】日本医譜による【補】
古野了作 丹家本草増注【医学】日本医譜による【補】
古野了作 本草備要便覧【医学】日本医譜による【補】
古野了作 万病回春抄解【医学】日本医譜による【補】
古野了作 問証録【医学】日本医譜による【補】
一七七八 東北大狩野に安永七奥書本 仲景原方一冊【医学】
一七七八 安永七 橘隆庵(元周) 診腹要覧一冊【医学】乾々蔵
橘隆庵? 腹診方撰【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説三)
一七七八 安永七 羽喰鹿島両郡産物書上帳一冊【物産】金沢市加越能蔵
一七七八 安永七 三浦梅園 養生訓一冊【医学・教訓】京大・茶図成簣・内藤くすりに写本 活字本は梅園全集下巻(国会ほか蔵)に
一七七八 安永七 吉雄幸左衛門外科方一冊【医学】杏雨に明石惟徳写本
一七七八 安永七成 合田大介 外療和解雑記【医学】香川県丸亀の合田慶助蔵 吉雄蘆風の遺命で託された蘭書を長崎で翻訳 日医史雑四一巻三号長与論文に
よる【補】
一七七八 安永七自序 一七七九 同八刊 桃井安貞 医事随証録【薬物】京大富士川ほか蔵 東洞流古方の治験集【補】
刊本 桃井安貞 医事答問(医事問答)一冊【医学】慶大富士川・内藤くすり蔵 文化九(一八一二)版も 京大富士川に弘化三(一八四六)写本 もと医事随証録の付で、安貞が質問した医事二五項目に東洞が答えた記
録【補】
一七七八 安永七自序 一七八七 天明七刊 大橋尚因 疝癥積聚編(論)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
大橋尚因 疝気証治論【医学】皇漢医学叢書八に活字本
一七七八 安永七自序 一七七九 同八刊 宮野義方(立伯) 翼註傷寒論五巻【医学】大塚修琴堂蔵【補】
一七七八 安永七序 一七八二 天明二刊 垣本鍼源著 梶川東岡校 煕載録一冊【鍼灸・医案】東大・東北大狩野・旧下郷蔵 刺絡医案【補】
一七七八 安永七序 一七八〇 同九刊 永田徳本伝 木村元貞(太仲)編 鍼灸極秘伝(鍼灸極秘抄、鍼治極秘抄)一冊【鍼灸】国会白井ほか蔵 鍼灸備用と一九三七合刻版も【補】
木村元貞 小児吐乳論一冊【医学】京大富士川蔵
木村元貞 鍼治大意【鍼灸】滋賀医大河村蔵
木村元貞 病犬傷入神方一冊【医学】慶大富士川・日文研宗田蔵
一七七八 安永七序 一七八一 天明元刊 橘南谿著 日田景遠・鱸安貞訳 痘瘡水鏡録(痘瘡手引草)一冊【医学】国会ほか蔵
一七七八 安永七序 一七八〇 同九跋刊 大倉勝雲 麻疹一哈一巻付一巻二冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵【補】
一七七八 安永七序 一七七九 同八刊 淵在寛 陸氏草木鳥獣虫魚疏図解(詩疏図解・毛詩陸氏草木疏図解・毛詩陸氏草木疏図解)四巻付録一巻五冊【博物】国文研ほ
か蔵
一七七八 安永七跋 一七九四 寛政六刊 村井琴山 薬徴続編二巻付録一巻三冊【薬物】京大・慶大ほか蔵 一七九六・一八一二(慶大富士川ほか蔵)・二五・二八版も【補】
一七七八 安永七奥書 亀井南冥 病因考備考一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七七八 安永七自序刊 多紀元徳 医学平言(藍渓劉先生平言)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七七八 安永七自序刊 菅井倉常(文平) 難経発揮一冊【医学】京大富士川・乾々ほか蔵
一七七八 安永七自序刊 烏有山人 非非十四経一冊【医学】龍谷大・内藤くすり蔵【補】
一七七八 安永七刊 源春泉授 源斯民編 医学早合点(医学合点・医道早合点)二巻二冊【医学】国会・京大富士川・龍谷大ほか蔵 一七八七版も
一七七八 安永七刊 〔逸題本草辞典〕一冊【本草】京大潁原蔵
一七七八 安永七刊 王夢蘭著 藤井見隆(以求子)和解 錦囊妙薬秘録一冊【医学】九大・日文研宗田・高岡図佐渡家蔵 一七八三版も 秘方集験の著がある王夢蘭の原序は順治一四(一六五七)【補】
一七七八 安永七刊 京師医鏡一冊【医学】旧下郷蔵(戦災で焼失)
一七七八 安永七刊 桃井安貞 古文傷寒論翼一冊【医学】杏雨蔵
一七七八 安永七刊 久保津(窪津)貞庵 食療手引草一冊【飲食】大阪出版書籍目録による
一七七八 安永七刊 松岡定庵(典) 千金方薬註四巻四冊【医学】国会白井ほか蔵 一八六〇版も
一七七八 安永七刊 大蔵高正 仙伝一家術一冊【医学】京大大惣蔵
一七七八 安永七刊 瀬丘長珪閲 丹円方函一冊【薬物】内藤くすり蔵
瀬丘長珪 医道筆談一冊【医学】乾々蔵
瀬丘長珪 診極図説二巻二冊【医学】早大・九大ほか蔵
一七七八 安永七刊 知足散人 百年後形見一冊【医学】乾々蔵 教訓本か
一七七八 安永七刊 山岡恭安 〔艸木〕本草正正譌一冊【本草】龍谷大ほか蔵
一七七八 安永七頃 小山濼山 儒医姓名録・付古学根本一冊【名鑑・医史料】長野仁蔵 後藤艮山の門人帳で全五八六名を著録【補】
一七七九 安永八 七月二十一日没(生年未詳)北尾春圃(字は育仁、号は当壮庵 大垣藩医) 医工利器八三丁【医学】内藤くすり蔵
北尾春圃 察病精義論三冊【医学】京大富士川蔵
北尾春圃 上池釣魚二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
北尾春圃 治療工夫一冊【医学】内藤くすり蔵
北尾春圃 当壮庵方意解四巻四冊【医学】東北大狩野に天保一一(一八四〇)千本安碩・長島降碩写本
北尾春圃 当壮菴家方口解(家方口解・当壮菴口解・家方口解)四巻四冊【医学】九大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
当壮庵口解階梯一冊【医学】天理蔵
一七七九 安永八 十月八日没(一七三九 元文四生)賀川玄迪(賀川玄悦の養子 字は子啓、号は有斎 阿波徳島藩医) 産科并図絵一冊【医学】京大富士川
蔵
一七七九 京
大富士川に安永八写本 大東道瑞 鍼書一冊【鍼灸】【補】
一七七九 東北大狩野に安永八写本 本艸物産品目一冊【本草】
一七七九 安永八 戸田祐之 庶物類纂図翼二五巻添書一巻草本別録二巻二八冊【博物】内閣・金沢市加越能蔵
一七七九 安永八自序 一七八一 天明元刊 幽芳亭主人 病家教訓草一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七七九 安永八序 一七八〇 同九刊 亀井南冥 南冥問答一冊【医学】東大鶚軒ほか蔵 京大富士川ほかに文政八(一八二五)版も
一七七九 安永八序 山田甫菴夜話艸二巻一冊【医学】九大蔵
山田甫庵 山田甫菴先生薬能一冊【薬物】杏雨蔵
山田甫庵 五十腹図説一冊【医学】内藤くすりに一八二三服部政世彩色写本 曲直瀬道三作は誤伝【補】
山田甫庵 百腹図説(衆方規矩秘録百箇条図説)二巻二冊【医学】慶大富士川(彩色図・説山田業精旧蔵)ほか蔵 本書に一渓道三著とする慶長七(一六〇二)の序あるが偽撰で、山田甫庵の作と長野
仁が指摘【補】
一七七九 安永八序刊 加藤俊丈(藤万卿) 韞匵録一冊【医学】京大富士川・乾々・東北大狩野蔵
加藤俊丈 経穴攷二冊【鍼灸】本朝医家著述目録による
加藤俊丈 十四経攷文一巻【鍼灸】本医家著述目録による
加藤俊丈 素霊合珠八巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤俊丈 内経解八巻【医学】本朝医家著述目録による
一七七九 安永八序刊 山田図南 〔図南先生〕傷寒考一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八二六版も
一七七九 安永八刊 田中適所 医事譚(談)一冊【医学】東大鶚軒・乾々ほか蔵
一七七九 安永八刊 木内石亭 〔湖上石話〕雲根志後編四巻【博物】国会白井ほか蔵→一七七三同前編 一八〇一同三編
一七七九 安永八刊 橘保国画 絵本詠物選五巻【博物】芸大美術・徳島・祐徳ほか蔵
一七七九 安永八刊 感症編二冊【医学】乾々蔵
一七七九 安永八刊 近藤隆昌編 古方類苑五巻五冊【医学】刈谷・杏雨蔵
一七七九 安永八刊 古林見桃(知足) 傷寒論闕疑八巻【医学】京大富士川ほか蔵
一七七九 安永八刊 山辺文伯(篤雅) 傷寒論箋註三巻序目一巻四冊【医学】京大・東北大狩野・大阪府蔵
一七七九 安永八刊 神亀居士 神占方一冊【医学】乾々蔵
一七七九 安永八刊 横井玄同 仲景方詁(略述方詁初編)一冊【医学】龍谷大ほか蔵→一七八二同後編
一七七九 安永八刊 田幡要人 痘瘡秘要(痘科秘要)一冊【医学】国会・京大富士川・内藤くすり蔵
一七七九 安永八刊 難病妙薬抄一冊【医学】国会白井ほか蔵
一七七九 安永八刊 山岡元祗 黴瘡療治方二冊【医学】龍谷大・内藤くすり蔵
一七七九 安永八刊 杉山維敬 本草正正譌刊誤一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七八〇 安永八 十二月十八日没(一七二八 享保一三生)平賀源内 会薬譜一冊【薬物】平賀源内全集上に活字復刻
平賀源内 紀州産物志一冊【物産】国会白井に平賀源内紀伊産物考
平賀源内 日本介譜一巻【魚介】本草書目による
平賀源内 番椒考二冊【本草】乾々蔵
平賀源内 番椒図譜【本草】内藤くすり蔵 平賀源内全集下にも
平賀源内 蕃椒譜(番椒譜)二巻二冊【本草】杏雨・村野・内藤くすり蔵 平賀源内全集下にも
平賀源内 平賀源内物産考一冊【物産】杏雨・楂{艸+考}蔵
一七八〇 安永九 六月二十四日没(一六八六 貞享三生)松宮観山(名は俊仍、字は旧貫 江戸の儒者・兵学者) 日新録抄一冊【医学】京大富士川蔵
一七八〇 安永九 七月二十四日没(一七四四 延享元生)奥平昌鹿(豊前中津藩主) 屠蘇考【医学】杏雨蔵(舶来諸産解説七拾条の付)
一七八〇 馬の博物館に安永九写本 安驥集拔書一冊【獣医】慶大富士川にも
一七八〇 東京医大に安永九写本 吉雄公伝膏薬製法一冊【薬物】
一七八〇 岩手に安永九写本 狼取清十郎 狼取毒薬調合法一冊【薬物】
一七八〇 杏雨に安永九写本 〔蘭山先生相受〕品類正疑一冊【博物】
一七八〇 杏雨に安永九写本 本草写生一冊【本草】
一七八〇 安永九 ボイス著 茂節右衛門訳 和蘭本草志一冊【本草】杏雨に稿本
一七八〇 安永九 吉益東洞著 村井琴山校 東洞先生家塾方(東洞先師家塾方、删定十二律方)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七八〇 安永九 多賀常政等 花かつみ考(花かつみの考・花勝見考)一冊【植物】国会ほか蔵
一七八〇 安永九 斎藤東溪 本艸講義七冊【本草】無窮神習蔵
斎藤東溪 物類彙攷三巻一冊【博物】杏雨蔵(漏盧考・鉤吻考を付す)
斎藤東溪編 本草鏡九巻九冊【本草】国会白井蔵
斎藤東溪 名物拾遺【博物】内閣に五巻一冊、杏雨に四巻一冊、村野に三冊本
一七八〇 安永九 柳景山 論要五冊【医学】乾々に自筆本、内藤くすりに四冊本
一七八〇 安永九自序 三浦青渓 医筌一冊【医学】京大富士川蔵
一七八〇 安永九自序 一七八一 天明元刊 山田元倫(浅井南皐、和気惟亨) 名家方選一冊【医学】早大ほか蔵→一八〇四続名家方選 一八〇七名家方選三編 一八六二名家方選大成【補】
一七八〇 安永九序 植木宗三 痧脹家言一冊【医学】東洋藤井・内藤くすり蔵
一七八〇 安永九序 一七八一 天明元刊 西川国華 上池秘録続編四巻一冊【医学】京大富士川(巻一穴)ほか蔵→一七七七上池秘録 一八〇一外科上池秘録 一八一五同三編 一八二三同四 編
一七八〇 安永九序 一七八三 天明三刊 田中栄信 辨斥医断一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八四六版も
一七八〇 安永九序 小田好道 山県草木志【本草】浅野・浅野小田蔵
一七八〇 安永九序刊 奥村登寿子(隆白) 登寿医原(医原)二編三巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 安永八の刊記あるも安永九序あり 医論書【補】
丸散良方(新校正丸散良方・登寿院丸散良方)【薬物】慈恵医大に存利冊
一七八〇 安永九刊 加藤謙斎 医療薬方規矩(薬方選)一冊【薬物】杏雨蔵 一八三七(国会ほか蔵)・五九版も イロハ順薬方【補】
今井士徳 薬方選附録一冊【薬物】国会白井蔵
一七八〇 安永九刊 磯田湖竜斎画 〔笑翔(えほん)〕色物馬鹿本草五冊【医事説話・艶本】日本艶本目録(未定稿)による 書名は食物和歌本草のもじり
【補】
一七八〇 安永九刊 黒沢松益 生々乳製法秘録一冊【薬物】京大富士川・岩瀬蔵
膏薬并生々乳煉方秘録一冊【薬物】東大鶚軒蔵
一七八〇 安永九刊 黒沢松益 痘疹逆筌一冊【医学】江戸出版書目による
一七八〇 安永九刊 深見常安 秘方妙薬集一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
一七八〇 安永九刊 藤井玄芝 病家心得艸二巻二冊【医学】京大・旧下郷・内藤くすり蔵 乾々ほかに一八一八版も 家庭医学書
一七八〇 安永九刊 岡元玄隣 腹診秘伝抄一冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七八〇 安永九刊 天野泰嶽 復古傷寒論徴四冊【医学】京大富士川ほか蔵 復古傷寒論・復古傷寒論徴より成る【補】
一七八〇 安永九刊 腐脱散人 〔空来先生〕翻草盲目一冊【医事説話・洒落本】国会白井ほか蔵 後編に宝船通人之寝言あり 空来先生・腐脱散人は風来山人(平賀源内)、翻草盲目は本草綱
目のもじり 【補】
一七八〇 安永九刊 永井堂亀友 真盛四方菊五冊【医事説話・浮世草子】慶大富士川ほか蔵 一七七四笑談医者気質の改題本
一七八〇 安永九刊 妙術博物筌一九巻目録一巻七冊【類書】日文研宗田ほか蔵 一七八一・一八〇八・五六・不詳版(国文研ほか蔵)も 錦囊万代宝鑑・神変仙術錦囊秘巻・秘事指南車・秘事思案袋・古今智恵枕・鎮火用心車を収
む
一七八〇 安永九刊 鱸安貞 薬方小牋一帖【薬物】国会白井ほか蔵 病門別方集
一七八一 安永一〇 三浦梅園 造物余譚一巻【医学】医学古典集三・梅園全集上に活字復刻
一七八一 安永一〇 神村忠貞 忠貞家宝記六冊【医学】慶大富士川蔵
一七八一 安永一〇序 一七八三 天明三刊 原南陽 瘈狗傷考一冊【医学】乾々・無窮神習蔵 一七九六(内閣ほか蔵)・一八二〇・三六版も
一七八一 安永一〇刊 大江匡弼編 〔増補〕呪詛重法記大全一冊【医事説話・俗信】阪大忍頂寺ほか蔵 一八四八版も 病へのまじないも【補】
安永年間 稲垣主馬 勝膳安驥集(勝善安驥集)一冊【獣医】京大富士川・竜野ほか蔵→一六〇〇勝善安驥集
安永年間 前田家本草図六軸【本草】杏雨蔵
安永年間刊 小津留昌庵 〔類聚要薬〕小児良方三冊【医学】龍谷大・日大富士川蔵
安永頃 蘭方製煉書一冊【薬物】長崎に天保九(一八三八)写本
一七八一 天明元 十月八日没(一七〇七 宝永四生)恵美三白(名は貞栄、字は子幹、号は寧固 安芸広島藩医) 医経論説一冊【医学】慶大富士川蔵
恵美三白 医方略説一冊【医学】乾々蔵
恵美三白口授 医話一巻一冊【医話】京大富士川蔵【補】
恵美三白 恵美君医事談(寧固医談・医話)一冊【医学】京大富士川・慶大富士川ほか蔵
恵美三白 恵美三伯経験方函一冊【医学】京大富士川蔵(星野医譚と合)
恵美三白 恵美先生医方略説一冊【医学】乾々蔵
恵美三白 奇方集一冊【医学】京大富士川蔵
晩成堂奇方集(晩成堂奇方)一冊【薬物】日文研宗田・船橋蔵
恵美三白 晩成堂医談一冊【医学】東大鶚軒蔵
恵美三白 晩成堂方函一冊【薬物】東大鶚軒蔵
恵美三白述 長尾貞璋記 晩成堂経験方函一冊【医学】研医会図蔵
三白古方規矩一冊【薬物】乾々蔵
恵美丸散方函一冊【薬物】長崎・鎌田共済郷博蔵
恵美先生口授一冊【医学】九大・ハーバード燕京蔵
晩成堂恵美方轂/并薬方一冊【薬物】神宮蔵
晩成堂処方啓蒙/丸散部(晩成堂丸散秘録)【薬物】京大蔵(東洞先生診腹論の付)
晩成堂配剤記一冊【薬物】京大富士川蔵
晩成堂秘録一冊【医学】浅野小田・家政学院大江蔵
晩成堂方函抜書及雑方【薬物】東大鶚軒蔵(達生堂要方の付)
晩成堂方機一冊【医学】岩手に和田元庸写本
山脇恵美 二家方函一冊【医学】長崎蔵 著者の山脇恵美とは山脇家と恵美家の二家だろう【補】
一七八一 天明元 十月十三日没(一七三四 享保一九生)浅井南溟(名は正路、字は由卿、号は南溟、和気姓も 尾張藩医) 浅井家腹舌秘録(診秘録・診
書)一冊【医学】乾々蔵 腹診部は浅井腹診法に同
浅井南溟 諸家経験方【医学】龍谷大に五冊本、東大鶚軒・京大富士川に一冊本ほか
浅井南溟 随証方一冊【薬物】乾々蔵
浅井南溟編 内証診法一冊【医学】九大・京大富士川・研医会図ほか蔵
浅井秘玄腹候書【医学】京大富士川蔵(内証診法と合写)
浅井南溟 腹秘録一冊【医学】旧下郷蔵
浅井南溟 浅井南溟先生秘書(浅井秘書)【医学】慶大富士川ほか蔵 前半は浅井腹診法と同じ
浅井南溟 浅井腹診法(浅井南溟腹診書)一冊【医学】京大富士川・内藤くすりほか蔵
〔浅井南溟先生〕腹診伝二冊【医学】京大富士川蔵
(浅井南溟)和気正路腹方抄一冊【医学】京大富士川蔵(魂魄辯を付す)
腹診(浅井南溟先生秘中之書)一冊【医学】千葉大に文化二(一八〇五)写本
浅井腹診書一冊【医学】九大蔵
南溟先生火剤方的応方一冊【薬物】乾々・龍谷大ほか蔵
尾陽南溟先生口授方候一冊【医学】岡山大蔵
南溟堂経験方函一冊【医学】東大鶚軒蔵
一七八一 東大史料に天明元写本 鯨族図一軸【動物】
一七八一 杏雨に天明元自筆稿本 目黒道琢序 佐藤楽郷撰 千金鍼灸類聚一冊【鍼灸】【補】
一七八一 大森に天明元多賀常政写本 本草花かつみの考一冊【本草】
一七八一 佐藤行信・吉川秀道 伊豆海島風土記産物部(伊豆風土記産物部)一冊【物産・地誌】杏雨・岩瀬蔵
伊豆国土産録一冊【物産】国書解題・地誌目録による
伊豆本草譜二冊【本草】杏雨蔵
豆州海島魚鳥図一冊【動物】教大蔵
一七八一 天明元 大槻玄沢 一角魚図説一軸【魚介】国会白井蔵
一七八一 天明元 牛病治法調法記一冊【獣医】岩瀬蔵
一七八一 天明元 見道斎躋寿館養寿館薬品会目録一冊【史料】村野蔵 一七六五・一八一三にも
一七八一 天明元 躋寿館薬品会目録一冊【史料】岩瀬・内藤くすり蔵
一七八一 天明元 河那辺有恒・西沢保古 本草品目(本草綱目品目)二七巻二五冊【本草】岩瀬蔵
一七八一 天明元 伊勢貞丈 御綱葉考【植物】内閣・東博・宮書ほか蔵
一七八一 天明元 村上養純 李仁山種痘和解一巻【医学】日本医学史による
真野俊庵 種痘科李仁山書附和解経験種痘医談筆話一冊【医学】乾々蔵
真野俊庵 種痘雑録一冊【医学】乾々蔵
一七八一 天明元 高室芳庵 養生這箇論二冊【医学】刈谷蔵
一七八一 天明元 村井琴山 結舌編一冊【医学】早大・乾々蔵
一七八一 天明元自序 村井琴山 和方一万方四一巻付録一巻【医学】国会白井ほか蔵
一七八一 天明元自序 橘南谿 外科小備一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
一七八一 天明元序 一七八二 同二刊 六角重任筆記 吉益東洞閲 古方便覧二巻二冊【医学】内閣・杏雨ほか蔵 一八〇六・五〇版も 仲景医方を類別配列【補】
一七八一 天明元序 一七八二 同二刊 浅野文竜編 方準一冊【医学】京大・龍谷大ほか蔵
一七八一 天明元序・跋 一七八二 同二刊 津田玄仙 療治茶談後編【医学】東邦大額田ほか蔵 →一七七〇同初編 一七八六同三編 一七九一同四編 一七八八同四編付録(勧学治体)
一八〇〇同続編付録 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)【補】
一七八一 天明元奥書 橘良親 癩病療治伝書一冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
一七八一 天明元刊 朋誠堂喜三二作 北尾政演(山東京伝)画 〔息子妙薬〕一粒万金談(万金談)二巻一冊【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 万金談は万金丹のもじり【補】
一七八一 天明元刊 百々俊亮(南岳)著 百々俊道・勝直成校 疫論一〇巻四冊【医学】静嘉・京大ほか蔵
百々俊亮 医方広覧八冊【医学】京大に稿本
一七八一 天明元刊 松井材庵授 千賀真恒輯 松井義古等校 仮名難経三冊【医学】京大富士川ほか蔵
松井材庵 傷寒綱目【医学】本朝医家著述目録による
松井材庵 脈学啓蒙【医学】本朝医家著述目録による
一七八一 天明元刊 雉間暘谷(煥)著 古今方考【医学】内藤くすり蔵(巻一)
一七八一 天明元刊 浅野韞玉(太蔵) 傷寒金匱秤量考一冊【薬物】東北大ほか蔵 一七九一版も 版本は傷寒金匱分量考と合
一七八一 天明元刊 正木先醒 傷寒金匱分量考(分量算考)一冊【薬物】京大・東北大・研医会図ほか蔵 版本は傷寒金匱秤量考と合
一七八一 天明元刊 曲直瀬道三著 林数馬増補 道三丸散重宝記一冊【薬物】京大富士川ほか蔵
一七八一 天明元刊 芝全交作 北尾重政画 通一声女暫(新版当世医者浮世匕加減)一冊【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵
一七八一 天明元刊 川田喬遷 弄華辨二巻二冊【植物】香川大神原・楂{艸+考}ほか蔵
一七八二 天明元 十一月二十三日没(一六九五 元禄八生)寺町百庵(本姓は越智、名は言満 幕府御坊主衆の俳人) 楓考一冊【本草】国会・静嘉ほか蔵
寺町百庵 蕨薇考一冊【本草】国会ほか蔵
寺町百庵 蕨薇考事辨別【本草】国会蔵(楓樹考事辨別と合一冊)
寺町百庵 楓樹考事辨別【本草】国会蔵(蕨薇考事辨別と合一冊)
一七八二 天明二 七月二十九日没(一七三六 元文元生)山脇東門(名は陶、字は大鋳、号は東門、別号は方学居士 朝廷医) 東門随筆(医的・東門先生随
筆)一冊【医学】慶
大富士川ほか蔵 中津市の村上医家史料館蔵本は全文翻字が中津市歴史民俗資料館分館医家史料館叢書XVI(二〇一七)に【補】
山脇東門 東門先生方函一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一七八二 天明二 八月五日没(一七〇六 宝永三生)浅井図南(旧姓は藤原、名は政直・惟寅、字は夙夜、号は図南・頼母 尾張藩医) 浅井氏切紙(浅井氏
切紙口訣・浅井先醒切紙辨書・浅井図南先生切紙辨解)一冊【医学】東大鶚軒・刈谷ほか蔵
藤直(惟寅、浅井図南) 金匱要略古伝三巻三冊【医学】杏雨に天保四(一八三三)十全斎校訂本【補】
浅井図南 貽厥録(治厥録)二冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
浅井図南口授 味岡義重編 経腧捷径二巻一冊【鍼灸】乾々蔵
浅井図南 腹診候秘訣/付痘候辨一冊【医学】乾々蔵
浅井図南 腹診法一冊【医学】刈谷図村上蔵
図南先生診脈秘訣【医学】京大富士川蔵(乳岩辨・脚気翼方等と合一冊)
一七八二 天明二 八月二十四日没(一七一八 享保三生)石原玄徳 医門則機貫【医学】大阪名家著述目録による
一七八二 天明二没(一七〇三 元禄一六生)相原友直 医談資【医学】近世漢学者著述目録大成による
一七八二 乾隆四七没(一七一六 康煕五五生)琉球・金城元順 大医元順疱瘡伝書【医学】沖縄県博物館上江洲家文書蔵【補】
一七八二 日比谷加賀に天明二写本 医籍考二巻一冊【医学】九大(寛政六写)・東博(寛政一一写)・宮書(嘉永六写)も
一七八二 東北大狩野に天明二山上文信写本 五疳秘方一冊【医学】
一七八二 旧彰考に天明二写本 伊藤祐香 水虎之図一冊【動物】
一七八二 龍
谷大に天明二写本 後藤敏纂 兪穴捷径一冊【鍼灸】
一七八二 京大富士川に天明二渋江敬序写本 宮本氏経絡之書一冊【鍼灸】著者宮本春仙は享保に水戸藩医【補】
一七八二 天明二 小野隆庵(常建)編? 飛鳥山館医法輯要一冊【医学】東北大に稿本
一七八二 天明二 阿部梅宅 傷寒方考一冊【薬物】杏雨に稿本
安田松亭 傷寒方考四巻一冊【薬物】東北大蔵
一七八二 天明二 村井琴山 傷寒論講義八冊【医学】乾々・内藤くすりほか蔵
一七八二 天明二 坂上善之(田村西湖)編 度量小識一冊【度量衡】国会・無窮神習蔵
一七八二 天明二 小野蘭山述 寺尾顕融記 秘伝花鏡記聞(秘伝花鏡紀聞)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七八二 天明二 小野高潔 倭薬考一冊【薬物】大東急に文化二(一八〇五)越智直澄写本
一七八二 天明二自序 田中栄信 傷寒論逢源一六巻付考証一巻四冊【医学】台北故宮蔵【補】
一七八二 天明二序 大久保忠寄 多賀常政 金蛇考一冊【動物】国会白井蔵【補】
一七八二 天明二序 蕙圃祐章 紅杏秘録二冊【医学】早大蔵 病門別医方書【補】
一七八二 天明二跋 小野隆庵 飛鳥山館丸散家蔵方一冊【薬物】東北大に稿本
一七八二 天明二序 建部由正(二代清庵)口授 建部由道輯 癘風秘録三巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
外科家秘癘風一冊【医学】東京医大蔵
一七八二 天明二奥書 尾池正常 古方要方一冊【医学】京大富士川に文化七(一八一〇)写本
一七八二 天明二序刊 山辺文伯(篤雅) 金匱要略箋註三冊【医学】東北大狩野蔵
山辺篤雅 賀川口伝覚書一冊【医学】東大鶚軒に天保九(一八三八)写本
山辺篤雅 簡易効方一冊【医学】東北大狩野蔵
山辺篤雅 経絡詳義一冊【鍼灸】本朝医家著述目録による
山辺篤雅 傷寒論要訣一冊【医学】東博蔵
山辺篤雅 痘疹証治【医学】本朝医家著述目録による
山辺篤雅編 痘疹要訣三巻一冊【医学】京大富士川蔵
山辺篤雅 黴瘡証治【医学】本朝医家著述目録による
山辺篤雅 婦科要訣【医学】本朝医家著述目録による
一七八二 天明二序刊 和方妙薬一冊【薬物】内藤くすり蔵
一七八二 天明二刊 北尾重政一世画 〔草花生写〕絵本時津艸一冊【植物】国会白井ほか蔵
一七八二 天明二刊 六角重任 疾医新話一冊【医学】大阪出版書籍目録による
一七八二 天明二刊 花井忠貫 傷寒論微辞辨六巻六冊【医学】日大富士川・内藤くすりほか蔵
一七八二 天明二刊 横井玄同 仲景方詁(略述方詁)後編一冊【医学】刈谷蔵→一七七九同初編
横井玄同 脈証述【医学】本朝医家著述目録等による
横井玄同 薬述二巻【薬物】本朝医家著述目録による
一七八二 天明二刊 陰山白縁斎編 〔大坂三郷近在〕売薬功能草一冊【薬物】大阪出版書籍目録による
一七八二 天明二刊 文仙山人 〔吉益先生〕方極国字解一冊【医学】九大蔵
一七八二 天明二刊 児島頤斎 保産道志類辺三巻三冊【医学】国会・研医会図ほか蔵
野口直方 度量考余【度量衡】無窮神習蔵(玉簏六〇) 野口直方の唐船持渡金銀図一冊は天明二成
一七八三 天明三 四月十八日没(一六九七 元禄一〇生)松平君山(名は秀雲、字は士竜、号は君山 尾張藩書物奉行) 君山先生草花留一冊【植物】舞鶴蔵
一七八三 天明三訳(一七八二 同二から) 覚書(蘭方集訳本)一冊【医学】滋賀医大河村蔵 蘭薬本草書【補】
一七八三 天明三 明和三年物産会目録及天明三年医学院物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵
一七八三 東北大狩野に天明三写本 阿蘭陀流瘡科(阿蘭陀瘡科伝方)三巻一冊【医学】
一七八三 東北大に天明三小野泰庵写本 小野隆庵 古今類方二冊【医学】
一七八三 東北大狩野に天明三奥書稿本 小野隆庵 胎産真経/附楊子建十産論一冊【医学】
一七八三 杏雨に天明三写本 少彦名命遺法(白川御家医祖神伝)一冊【医学】
生駒元碩 少彦名命遺方【医学】無窮神習蔵(玉簏二二五)
一七八三 京大富士川に天明三写本 増山養甫編 杉本忠恵校 宮村永順閲 直指方一冊【医学】
一七八三 天明三 東城維鱗 東城流眼科一巻【医学】日本医学史による
一七八三 天明三 中条春稟 八尾板安丈 飯粮集一冊【飲食】米沢林泉蔵
一七八三 天明三 森川宗円 和薬伝秘書一巻【薬物】日本医学史による
一七八三 天明三成 一七八五・一七八六 同五序・六序刊 畑柳安(惟和) 医学院学範(初編)三巻三冊【医学】国会白井ほか蔵→一七九八同二編
一七八三 天明三自序 一七九七 寛政九刊 藤岐山(眠虎) 医事問答一冊【医学】京大富士川・内藤くすりほか蔵
藤岐山 岐山先生診法口授【医学】京大富士川蔵の診法秉穂一冊の内 診法秉穂は茅淳脈論(勝準著)、岐山先生診法口授、堯甫先生診脈口授、脈
辨、北山友松子腹診秘訣(北山寿庵著)、腎問動気(中泉甫庵之本ヲ以写取)、診法秘奥辨など腹診を主とした抜書【補】
一七八三 天明三自序 中村環中編 梅花無尽蔵纂紛二巻一冊【医学】早大・日文研宗田ほか蔵
一七八三 天明三序 小野蘭山 救荒本草会識一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七八三 天明三奥書 古今痘疹類方一冊【医学】東北大狩野に稿本
一七八三 天明三賛 桂川国瑞模写 宇田川玄随賛 麝獣図一軸【動物・本草】早大に自筆本
一七八三 天明三多紀元徳識語刊 備急鈐方一帖【薬物】両面刷で慶
大富士川蔵 京大富士川に写本 本書は天明飢饉時の疫病対策書→一七九一備急鈐方・同続方【補】
一七八三 天明三序刊 大槻玄沢 蘭学階梯二巻二冊【蘭学・外国語】天明三版は彩雲堂主人(福知山藩主朽木昌綱)の蔵刻 一七八八(早大ほか蔵)・九〇版も【補】
一七八三 天明三刊 山田図南 権量撥乱一冊【医学・度量衡】国会ほか蔵 一七八四版も 医方の度量衡【補】
一七八三 天明三刊 吉文字屋市兵衛(鳥飼洞斎) 錦囊眼科秘録一冊【医学】大阪出版書籍目録による
錦袋眼科秘録一冊【医学】乾々蔵
江源流大灌頂錦囊眼科秘録一冊【医学】乾々・研医会図蔵
〔江原流大灌頂〕錦袋眼科秘録一冊【医学】乾々蔵
甲源流眼書(甲源流眼書秘伝)一冊【医学】乾々蔵
一七八三 天明三刊 福井楓亭 集験良方考按六巻目録一巻六冊【医学】石川県歴博大鋸に巻六存一冊 写本は京大富士川ほか蔵→一八三二・八一の同名書【補】
福井楓亭 集験良方辨解六冊【医学】内藤くすり蔵
福井楓亭 試験良方記聞一冊冊【医学】内藤くすり蔵
一七八四 天明四 四月二十五日没(一七一三 正徳三生)白水田良(名は棟、号は箏山 朝廷医) 随証考方二巻一冊【医学】京大富士川・龍谷大蔵
一七八四 天明四 五月二十八日没(一七一七 享保二生)伊勢貞丈(号は安斎 幕府有職故実家) 煙草集説(烟艸集説)一冊【本草】国会ほか蔵
伊勢貞丈追考 狛諸成著 花かつみの考一冊【植物】国会・内閣ほか蔵
国
会に伊勢貞丈写本 古量考一冊【度量衡】
一七八四 天明四没(一七三三 享保一八生)尾池正常(名は正常、字は子習、号は薫陵 丸亀藩医) 医方便蒙一冊【医学】乾々に文化七(一八一〇)写本
尾池正常 脚気論治一冊【医学】京大富士川蔵
尾池正常 薫陵方録【医学】【補】
尾池正常 古今医変【医学】【補】
尾池正常 試効方【医学】【補】
尾池正常編 素霊八十一難正誤一冊【医学】京大富士川蔵
尾池正常 痘疹証治考【医学】【補】
一七八四 天明四(一七八一 天明元より) 宇田川玄随 薬品会記四冊【薬物】杏雨蔵
一七八四 内閣に天明四写本 医学手斧立一冊【医学】
一七八四 乾々に天明四写本 医門雑談一冊【医学】
一七八四 京
大富士川に天明四綿引聿修写本 引経指南一冊【医学】叢桂亭(原南陽)の稿紙に書写【補】
一七八四 九大に天明四写本 小原峒山撰 宮田寛(慎静)編 十四経穴法識一冊【鍼灸】堀家系統経穴学書【補】
一七八四 天明四成 寺尾隆純 十四経絡腧穴辨解四巻一冊【鍼灸】早大・国会蔵 堀家系統経穴学書【補】
十四経法一冊【鍼灸】九大蔵 堀家系統経穴学書【補】
寺尾隆純記 小野蘭山述 秘伝花鏡会識一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七八四 杏雨に天明四写本 松徳明 胗豆提要一冊【医学】
一七八四 東北大狩野に天明四写本 中野元甫 傷寒論愚得一冊【医学】
一七八四 天明四 小石元俊・橘南谿 〔解体図〕平次郎解剖図一軸【医学】乾々ほか蔵 解剖自体は一七八三年 東大医図に解剖図巻一軸【補】
一七八四 天明四 木崎盛標(悠々軒) 唐津産業絵巻四軸【物産】豊田稔蔵
一七八四 天明四 木崎盛標 肥前州産物図考(肥前国産物図攷・肥前国産物絵図)八冊【物産】国文研ほか蔵
木崎盛標 江豬漁事【物産】内閣蔵(肥前州産物図考六)
一七八四 天明四 橘南谿 読産論一冊【医学】東大鶚軒・東北大狩野・乾々ほか蔵
一七八七 天明四 茅屋医談一冊【医学】乾々蔵
一七八四 天明四 安田静 本艸綱目会識一五巻【本草】内閣(自筆一七冊)・東博(一五冊)蔵
一七八四 天明四自序 一七八五 同五刊 谷信(南獄 宇和島藩医) 医蹊二巻一冊【医学】東邦大額田ほか蔵
一七八四 天明四自序 一七八七 同七刊 鈴木定寛 傷寒訳通二巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 仲景医方の応用方法【補】
一七八四 天明四序 阿部煥編 図南先生新論一冊【医学】京大富士川・東大・東北大狩野ほか蔵
一七八四 天明四序 平沢旭山 波臣小譜一冊【魚介】早大ほか蔵
一七八四 天明四序 一七八五 同五刊 岡澹斎(元鳳)編 橘国雄画 毛詩品物図攷七巻三冊【本草】国会ほか蔵 明治版・中国版あり【補】
一七八四 天明四刊 御薬方書一冊【薬物】日文研宗田・東京医大蔵
一七八四 天明四刊 杉浦益 飢食松皮製法一冊【飲食】国会ほか蔵
一七八四 天明四刊 堀尚平 屈氏家言一冊【医学】京大富士川・内藤くすりほか蔵
堀尚平 金台聯珠三冊【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 傷寒巵言一巻【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 診法小伝二巻【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 素問病名攷【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 素問删【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 方環一巻【医学】本朝医家著述目録による
堀尚平 名医録一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七八四 天明四刊 加藤謙斎著 加藤玄順校 古経一家鍵一冊【医学】京大・乾々ほか蔵 杏雨に安政年間版、早大に慶応元年(一八六五)写本も 蔵象論【補】
一七八四 天明四刊 手島堵庵編 子孫繁昌記一冊【教訓・養生】国会・東博・早大ほか蔵
一七八四 天明四刊 古阿三蝶作画 〔生徳芋助見徳夢助〕寿御夢想妙薬三巻一冊【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵
一七八四 天明四刊 藤井見隆纂 長岡恭斎校 眼科薬方(眼目之書)・付眼目諸薬主治一冊【薬物】徳島蔵【補】
恭斎経験方一冊【医学】京大富士川蔵(起生堂丸散方と合)
一七八四 天明四刊 藤井見隆編 経験医療手引草七冊【医学】早大・東北大狩野蔵
一七八四 天明四刊 藤井見隆 小児医療手引草(小児医療)三巻三冊【医学】九大蔵 一八〇三版や慶大富士川に江戸後期版も
一七八四 天明四刊 藤井見隆 妙薬博物筌七巻七冊【薬物】酒田光丘蔵 国会白井ほかに未詳版も イロハ順症状の家庭療法【補】
一七八四 天明四頃 吾山(師竹庵) 俳諧本草【本草・俳諧】俳諧大辞典による
一七八五 天明四 十二月八日没(一七三三 享保一八生)三井良之(号は眉山、通称は元孺 大坂の町医)著 三井善之補 眼科方函一冊【医学】京大・千葉
大・研医会図ほか蔵
〔三井元孺家伝〕眼科発微一冊【医学】千葉大・内藤くすり蔵
三井良之 梧陽堂針術秘訣(梧陽堂秘録)一冊【鍼灸】乾々蔵 鍼灸書ではなく白内障の横鍼術書だろう【補】
三井良之 三井眼科書一巻【医学】日本医学史による
一七八五 天明五 六月二十九日没(一七一〇 宝永七生)芥川丹丘(名は煥、字は彦章 京の儒家) 詩家本草二巻【本草】近世漢学者著述目録大成等による
一七八五 天明五 七月二十一日没(一六九九 元禄一二生)加藤玄順(加藤謙斎の子 名は懿之、字は盛塘、号は篤斎 京の町医) 縦衡良方【医学】東大鶚
軒に一一冊、杏雨に首~三上・五のみ七冊
加藤玄順 縦衡良方指南一冊【医学】杏雨に稿本
加藤玄順 片玉六八本草講述一冊【本草】杏雨に稿本
一七八五 天明五没(生年未詳)吉村遍宜 痘疹必用一冊【医学】国会・乾々ほか蔵
一七八五 天明五(一七八一 安永一〇より) 村井又兵衛(長穹)編 加能越産物記八冊【物産】高木蔵
一七八五 船橋に天明五写本 鍼灸経穴彙解一冊【鍼灸】【補】
一七八五 乾々に天明五写本 本城義軒 鍼刺伝授一冊【医学】
本城義軒 鍼書一冊【鍼灸】九大蔵
一七八五 杏雨に天明五写本 鍼法伝授二巻【鍼灸】
一七八五 杏雨に天明五増島蘭畹写本 草木花譜二冊【本草】
一七八五 九大に天明五写本 楊子家蔵方私抄一冊【医学】
一七八五 天明五例言(編者を琉球人・呉継志〔字を子善〕に擬すという) 一七八九 寛政元呉継志序 一八三七 天保八刊 薩摩薬園署編 質問本草内編四
巻外編四巻付録一巻五冊【本草】国
会白井ほか蔵 島津重蒙の命で琉球人留学生を介し福建・北京で質問、長崎でも唐人・オランダ人に質問した書 鹿児島大玉里(彩色稿本八冊)・
神宮・村野ほかに天明五写本 沖縄県立図書館蔵彩色の本草質問三冊(一・二・三)(一七八二~八五)は天明本の草稿本【補】
曾槃(占春) 質問草木略【本草】国会白井に文政一一(一八二八)写三冊本 収録植物数は天保版質問本草より多い【補】
一七八五 東博に天明五写本 杏花園医按評一冊【医学】
一七八五 京大に天明五写本 山村省斎 鍼灸童人形(鍼灸銅人形)一冊【鍼灸】
一七八五 天明五 桜井広養 医学修行説一冊【医学】旧下郷蔵
一七八五 天明五 大西恭庵述 村上和作編 恭庵先生口授一冊【医学】高梁図進蔵 末に「天保六乙未歳/冬十又一月/村上和作」の墨書 内藤くすりに二冊
本(春・冬存)も 一七五七後藤艮山病因考の講義録【補】
一七八五 天明五 煎海鼠方ニ付江戸御役人并長崎会所役人覚書一冊【物産】金沢市加越能蔵
一七八五 天明五 越中五箇山産紙調書二巻一冊【物産】石川蔵
一七八五 天明五 三熊思孝 桜花袖鑑一冊【植物】村野蔵
一七八五 天明五 小野隆庵編 四診法/坤一冊【医学】東北大狩野に稿本
一七八五 天明五自序 桝井碩夫 以正合法【医学】内藤くすりに一二冊、研医会図に九冊(巻九欠)
一七八五 天明五自序 柳景山 〔景山〕則喩篇一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
柳景山 薬才論賛七冊【薬物】京大富士川蔵
一七八五 天明五自跋 大塚嘉樹 竜九子説一冊【動物】国会・静嘉蔵
一七八五 天明五序 一七八七 同七刊 津田世賞 傷寒論選註二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七八五 天明五刊 按摩道引指南秘伝抄一冊【鍼灸】大阪出版書籍目録による
一七八五 天明五刊 〔奥表〕御医師箱印一冊【医学】東大蔵
一七八五 天明五刊 〔改補〕外科重宝記二冊【医学】東京医大・真柳誠蔵【補】
一七八五 天明五刊 桃井桃庵鑑定 大江文庵記 傷寒論古訓口義五巻三冊【医学】静嘉蔵
一七八五 天明五刊 岩井金平 新撰花木帖四冊【植物】大阪出版書籍目録による
一七八五 天明五刊 大田晋庵 黴瘡備考方二巻付録一巻三冊【医学】龍谷大ほか蔵 一七九四・九七(慶大富士川ほか蔵)・一八〇一版も
一七八六 天明五 十月二十六日没(一七二〇 享保五生)細川重賢(熊本藩主) 花木形状一冊【植物】諸大名の学術と文芸の研究による
細川重賢 昆虫胥化図一冊【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
細川重賢 聚芳園一帖【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
細川重賢 虫類生写一冊【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
細川重賢 百卉侔状一帖【植物】諸大名の学術と文芸の研究による
細川重賢 毛介綺煥一帖【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
一七八六 天明六 六月七日没(一七三九 元文四生)中川淳庵(名は玄鱗、通称は純安、字は攀卿 若狭小浜藩医) 和薬局方【薬物】日本医学史による
中川淳庵 和蘭局方【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
中川淳庵 和蘭薬譜【薬物】本朝医家著述目録による
中川淳庵 五液精要【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
一七八六 天明六没(一七三七 元文二生)岡澹斎(名は元鳳、字は公翼、号は魯庵 大坂の町医) 刀圭余録六巻【医学】本朝医家著述目録等による
岡澹斎 鞭草筆記三巻【博物】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
岡澹斎 蘭説海生図品二巻【本草】近世漢学者著述目録大成等による
一七八六 石川県歴博長岡に天明六写本 井上道元 医方古言一冊【医学】
一七八六 東大に天明六写本 沢辺{イ+冗}編 物産草木和訓及附録一冊【植物】
一七八六 天明六 浅井氏按腹書一冊【医学】九大・内藤くすり蔵
一七八六 天明六 蛙飼伝一冊【動物】無窮神習蔵
一七八六 天明六 池盛直 紅毛流煉書一冊【薬物】長崎蔵
一七八六 天明六 山本梨格 本草訳説図考三〇巻【本草】岩瀬・杏雨・村野蔵
一七八六 天明六 高橋相安 老松一冊【植物】村野蔵
一七八六 天明六成 一八二八 文政一一刊 日誠 安産みちしるべ一冊【医学】九大・京大富士川・内藤くすり蔵
一七八六 天明六序 一七九五 寛政七刊 木村蒹葭堂 一角纂考二巻一冊【魚介】龍谷大ほか蔵
一七八六 天明六序跋刊 大槻玄沢 六物新志(六物新誌)二巻二冊【博物】龍谷大ほか蔵
一七八六 天明六跋刊 玉田信成 修養法一冊【医学】京大富士川蔵 養生書【補】
一七八六 天明六刊 新崎国林 医一古一冊【医学】大阪出版書籍目録による
新崎国林 古方大意一冊【医学】国会白井ほか蔵
一七八六 天明六刊 田中栄信 温故堂医譚一冊【医学】京大富士川・東京医大蔵
温故堂集方(温故堂丸散伝薬方)一冊【薬物】杏雨に天保一四(一八四三)写本
武森保定 温故堂方鈴一冊【医学】東大鶚軒蔵
一七八六 天明六刊 高谷徳彰 金匱玉函傷寒論定本二冊【医学】杏雨・神宮蔵
一七八六 天明六刊 佐藤一見編 新伝秘書一冊【植物】国会蔵
一七八六 天明六刊 長岡恭斎 痘疹手引草二巻一冊【医学】国会ほか蔵
一七八六 天明六刊 片倉鶴陵 黴癘新書二巻二冊【医学】国会ほか蔵 一七八七・八八・一八〇三版も
一七八六 天明六刊 津田玄仙 療治茶談三編【医学】東邦大額田ほか蔵→一七七〇同初編 一七八二同後編 一七九一同四編 一七八八同四編付録(勧学治体) 一
八〇〇同続編・続編付録 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
石山瀛洲(江戸中期の人) 傷寒釈義【医学】近世漢学者著述目録大成による
石山瀛洲 傷寒辨義【医学】近世漢学者著述目録大成による
石山瀛洲 牆東医談一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
石山瀛洲 名医按選【医学】近世漢学者著述目録大成による
小西長左衛門(江戸中期の人) 小西長左衛門人参考一冊【本草】国会白井蔵
斎藤順編(江戸中期の人) 池田先生治痘口訣(痘瘡治術伝撮要)二巻【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
坂本弥兵衛編(江戸中期の人) 駒場御薬園植物目録一冊【史料】国会白井蔵
菅井良達(時、江戸中期北総の人) 晦息窩脚気方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩癇症方録(晦息窩癇方録)一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩瘧方録(晦息窩瘧疾方録)一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩諸血方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩暑方録(晦息窩暑飲食傷方録)一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩傷寒論小解一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩小便多閉方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩乳疾方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩黴瘡方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩腹満寒疝方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩婦人方録一冊【医学】京大富士川蔵
菅井良達 晦息窩名医伝一冊【医史・伝記】京大富士川蔵 華陀と宋元医家【補】
内藤泉庵(江戸中期の人) 傷寒論集成辨妄一冊【医学】京大富士川蔵
林義方(江戸中期の人) 怪痾続抄一冊【医学】京大富士川蔵
日向元秀(江戸中期の人) 素問玄義八巻【医学】本朝医家著述目録による
日向元秀 本草綱目校異二〇巻二〇冊【本草】国会白井(一冊)ほか蔵
日向元秀 本草綱目鈞衡(本草鈞衡)四巻【本草】国会ほか蔵
吉川崇広(江戸中期の人) 診脈論一冊【医学】京大富士川蔵
龍
谷大に江戸中期写本 安驥証治類纂一冊【獣医】存一至六
京大谷村に江戸中期写本 安驥集抜書【獣医】
龍
谷大に江戸中期写本 県次公医談一冊【医学】
滋賀医大に江戸中期写本 伊賀家里療治一冊【医学】眼科書
龍谷大に江戸中期写本 芝田玄纂 医方精選一冊【医学】
龍
谷大に江戸中期写本 懐仙居本草記聞一冊【本草】
東博に江戸中期写本 菓子製法一冊【飲食】
東
博に江戸中期写本 牛療治薬法類集一冊【獣医】
東
博に江戸中期写本 金瘡内薬之部一冊【医学】
龍
谷大に江戸中期写本 栗崎流家伝秘方(栗崎家伝秘方)一冊【医学】
研医会図に江戸中期写本 末松重次直伝 紅毛内外秘書口伝一軸【医学】黴癩探文集・麻薬之方・油膏薬之方・
膏薬方など
研医会図に江戸中期写本 黒滝源意・黒滝源達伝 黒滝流眼病療治伝一冊【医学】
高
知城歴博山内文庫に江戸中期写本 小森先生馬療方(小森先生馬医方)一冊【獣医】
龍
谷大に江戸中期写本 三蔵之辨一冊【医学】
九
大細川に江戸中期写本 袖珍宝艸一冊【薬物】
龍
谷大に江戸中期写本 宗序作 証治準縄抜書一冊【医学】
龍
谷大に江戸中期写本 水腫綱目一冊【医学】序末に「享保拾三年未(ママ) 〔林〕柳涯序」とあり
龍谷大に江戸中期写本 北山隠士 病源方要三巻三冊【医学】
龍
谷大に江戸中期写本 森岡自厚(省庵) 方例考附録一冊【医学】
東博に江戸中期写本 無真集巻一冊【獣医】桑島流
龍
谷大に江戸中期写本 名薬聞書/小児門一冊【薬物】名薬聞書・小児門の二篇を合綴 前者は病症の治方を列記【補】
東
博に江戸中期写本 もしほ草一冊【獣医】【補】
東博に江戸中期写本 杜永年 養蒲訣一冊【医学】村野に自筆本
江戸中期 医鑑集二冊【獣医】杏雨・馬の博物館蔵 病馬医鑑集二巻と同
江戸中期 木曾山内生立雑木葉図一冊【植物】旧蓬左に原本
江戸中期 山口流眼病秘書一冊【医学】二〇一六東京古典会入札会出品 和州山口氏極秘書【補】
山口流口授眼科一冊【医学】乾々蔵
山口流鏡之巻一冊【医学】九大蔵
一七八七 天明七 二月八日没(一七四九 寛延二生)山田図南(名は正珍、字は宗俊 幕医)口授 医書一冊【医学】内藤くすり蔵
山田図南 金匱撿証【医学】近世漢学者著述目録大成による
山田図南 金匱要略集成一冊【医学】東博に明治写本 内藤くすりにも
山田図南 経穴解一巻【鍼灸】群書備考・本朝医家著述目録による
山田図南 経脈解【医学】本朝医家著述目録による
山田図南 経腧捷径二冊【鍼灸】乾々蔵→一七八二浅井図南の同名書(乾々蔵)も【補】
山田図南 雑病備用方三冊【医学】九大・京大富士川・研医会図ほか蔵
山田図南 傷寒撿証【医学】近世漢学者著述目録大成による
傷寒論集成講録一冊【医学】滋賀医大河村蔵(西説医範提綱巻一を後付)
山田図南 傷寒論備考一冊【医学】内藤くすり蔵
山田図南 傷暑論一冊【医学】内藤くすり蔵
山田図南 張仲景自序解一冊【医学】研医会図蔵
山田図南 図南先生腹診秘訣一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすりほか蔵
山田図南 内外経古伝【医学】本朝医家著述目録等による
山田図南 敗鼓録一冊【医学】慶
大富士川ほか蔵
山田図南 備用方一冊【薬物】乾々蔵
山田図南 腹診説一巻【医学】日本医学史による
一七八七 内藤くすりに天明七写本 浅井先生切紙口授弁一冊【医学】養浩堂で写
一七八七 九大に天明七写本 癩疾経験録一冊【医学】
一七八七 天明七以前 一七九五 寛政七刊 桂川甫周訳 〔月池桂川先生〕和蘭薬選一冊【薬物】津市図稲垣蔵(中巻存) 京大富士川・慶大に写本 仏Nレ
メリー薬物辞典の蘭訳本(一七四三)から重訳【補】
一七八七 天明七 一七九二 寛政四刊 上原無休 五穀無尽蔵二巻二冊【経済・救荒】内閣ほか蔵 国文研ほかに一八三三版も【補】
一七八七 天明七 松原玄明伝師 南雲氏伝受 大智一流小鏡巻一冊【医学】研医会図蔵 眼科書【補】
一七八七 天明七 増島蘭園 仏法僧考【動物】国会白井に手稿本(雷鳥考と合一冊)
増島蘭園 雷鳥考【動物】国会白井に手稿本(仏法僧考と合一冊)
一七八七 天明七 稲葉克 腹証図彙一冊【医学】東博・九大・京大富士川ほか蔵
一七八七 天明七成 一七八八 同八刊 多紀元簡著 片倉鶴陵編 〔桂山先生〕屠蘇考(屠蘇名義考)一冊【医学】国会白井ほか蔵 一八二〇版も 版本は屠蘇方考を付す
片倉鶴陵 屠蘇方考一冊【医学】上掲版本屠蘇考の付
一七八七 天明七序刊 多紀元簡 素問解題一冊【医学】京大富士川ほか蔵 難経解題を付す
一七八七 天明七自序 一七九二 寛政四刊 吉田宗愔(琴徳) 歴代名医一覧一帖【医史・名鑑】京大富士川・東大ほか蔵 寛政年間版が国会白井ほかに 中国歴代の医家名・著述等を列記【補】
一七八七 天明七序 一七八八 同八刊 岡本一抱 古今養性論和解(頤生輯要)一冊【医学】国会(補編を付)ほか蔵
一七八七 天明七自序刊 定延子 珍玩鼠育草一冊【動物】国会ほか蔵
一七八七 天明七序刊 玄々斎道人 外科手引艸(外療手引艸)正続二巻二冊【医学】京大富士川・早大ほか蔵
一七八七 天明七序刊 森島中良著 司馬江漢・北尾政美等画 紅毛雑話五巻五冊【博物・外国地誌】国会ほか蔵 森島中良は桂川甫周の弟【補】
一七八七 天明七序刊 崇山道人 傷寒各証方決一冊【医学】京大富士川(森立之旧蔵)ほか蔵 編者の崇山道人を池田正直(崇山)とするのは年代的にも誤認 本書は明趙
開美刊の仲景全書所収の傷寒類証(張道人伝)を底本に、病門配列等を改変した準漢籍【補】
一七八七 天明七刊 温疫発微一冊【医学】乾々・研医会図・内藤くすりほか蔵
一七八七 天明七刊 片倉鶴陵(元周) 脚気説一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七八七 天明七刊 〔江戸町中〕喰物重宝記一冊【飲食】国会・都史料蔵
一七八七 天明七刊 大津賀仲安 合食禁歌【医学】京大富士川ほか蔵 食品国歌巻下の付
一七八七 天明七刊 大津賀仲安 食品国歌二巻二冊【本草】京大富士川ほか蔵 合食禁歌・痘疹妊産禁食歌を付す
一七八七 天明七刊 七十五日一冊【飲食】日比谷東京・日比谷諸家・民博篠田蔵
一七八七 天明七刊 食用手引草一冊【飲食】鈴木直二蔵
一七八七 天明七刊 平井貞頼 張仲景用薬分量考二冊【医学】国会白井ほか蔵
一七八八 天明八 五月三日没(一七二四 享保九生)吉野秀政 海鰌図解大成一冊【動物】対馬吉野家蔵 未定稿
一七八八 千葉大に天明八写本 三宅維則撰 小児手和多志一冊【医学】
一七八八 天明八 小野泰庵編 飛鳥館試験方一冊【医学】東北大に稿本
飛鳥館帳中方一帖【医学】東北大蔵
一七八八 天明八 秋山玄瑞(宜修) 銀海試要一冊【医学】京大富士川・乾々・内閣ほか蔵
鍼法三葉【鍼灸】眼病の鍼法で乾々本銀海試要に合綴 臨床鍼灸古典全書解題による【補】
秋山玄瑞 経穴古今省略一冊【鍼灸】乾々蔵
秋山玄瑞 合類金匱玉函経一冊【医学】内藤くすり蔵
秋山玄瑞 古今取御一冊【医学】東大・乾々蔵
秋山玄瑞 病名辨証一巻【医学】本朝医家著述目録による
秋山玄瑞 幼科辨証一巻【医学】本朝医家著述目録による
一七八八 天明八 豊島朗月 真島妙眼院眼薬一冊【薬物】京大富士川蔵
一七八八 天明八 多紀元徳 養生大意抄二巻二冊【医学】内閣蔵【補】
一七八八 天明八 多紀元簡 挨穴集説一冊【鍼灸】京大富士川・杏雨(寛政三写)蔵 山崎宗運(次善)天明八自序の大椎攷二葉を書頭に付す 【補】
一七八八 天明八自序 一七九三 寛政五刊 竹田公豊校 診家要訣三巻三冊【医学】内閣ほか蔵 察脈神訣(〔元〕劉開撰、〔明〕熊均解)・古訓診式(竹田公道纂、一七四九寛延二自序)・診腹
精要(竹田定快纂、一七〇六宝永三自序)を収む【補】
一七八八 天明八序 一七九二 寛政四刊 津田玄仙 勧学治体(療治茶談四編付録)一冊【医学】早大(山田業広旧蔵)ほか蔵→一七七〇療治茶談初編 一七八二同後編 一七八六同三編 一七九一同四編 一
八〇〇同続編・続編付録 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
一七八八 天明八序 多紀元簡講説 中野玄輿筆録 素問記聞三巻【医学】九大・京大・高岡図佐渡家(存巻一)ほか蔵【補】
一七八八 天明八齊藤順序 池田瑞仙 痘瘡唇舌図(痘瘡唇舌伝)一冊【医学】松本一男(弟子に授与の寛政八〔一七九六〕瑞仙自筆識語あり)・千葉大・乾々
ほか蔵
池田独美(瑞仙)編 痘疹図録(唇舌図録)一帖【医学】京大富士川(弟子に授与の寛政五〔一七九三〕瑞仙自筆識語あり)・加大ロス蔵【補】
一七八八 天明八齊藤順序 戴曼公 戴笠曼公伝奥秘脣舌図説(痘瘡唇舌図)一軸【医学】国会・乾々ほか蔵
池田正直編 戴曼公唇舌図訣一巻【医学】大阪天満宮蔵
池田成美(瑞仙)撰次 池田正直記 戴曼公述 戴曼公痘疹唇舌秘訣(痘疹唇舌秘訣・曼公先生痘疹唇舌口訣)二巻一冊【医学】京大富士川・烏犀圓(痘
瘡百死証伝と合写)ほか蔵【補】
池田成美編 池田正直筆記 池田唇舌訣【医学】東洋藤井蔵(曼公先生痘疹唇舌口訣と合写)
池田独美口授 戴曼公唇舌秘方一冊【医学】国会蔵
戴曼公唇舌図訣一冊【医学】内藤くすり・研医会図蔵
戴曼公唇舌伝一冊【医学】乾々蔵
池田独美 痘瘡唇舌鑑一巻【医学】日本医学史による
唇舌図譜一帖【医学】東洋藤井蔵(彩色写本/唇図一九・舌図四二/池田流)【補】
唇舌之書一冊【医学】京大蔵
一七八八 天明八序 一七九九 寛政一一刊 大槻磐水(玄沢)述 有馬文仲(元晁)記 蘭説辨惑(磐水夜話)二巻二冊【洋学・西洋博物】国会白井ほか蔵 図説あり【補】
一七八八 天明八序刊 永富独嘯庵 黴瘡口訣(黴毒口訣)一冊【医学】早大ほか蔵 独嘯菴囊中秘方を付す
永富独嘯庵 囊中秘方【医学】黴瘡口訣の付
一七八八 天明八刊 五島恵迪 医事客難一冊【医学】杏雨蔵
一七八八 天明八刊 香川修庵 一本堂行余医言二二巻【医学】研医会図ほか蔵 文化四(一八〇七)・同一四(一八一七)版も【補】
一七八八 天明八刊 宿屋飯盛(石川雅望)撰 喜多川歌麿(歌麿一世)画 画本虫撰二冊【動物・狂歌】国文研ほか蔵
一七八八 天明八刊 損徳斎 儒医東西評林(角力勝負附評林・儒医東西番附・儒者角力勝負附評判)一冊【医事説話・評判記】国会白井ほか蔵【補】
堀川稲置(一七六〇 宝暦一〇生 一七八八 天明八以降没) 合匕説一冊【本草】国会白井蔵
一七八九 天明八 十二月二十三日没(一七三六 元文元生)後藤敏(名は敏、字は求之、号は慕庵・五牛道人 後藤艮山の孫で京の町医) 傷寒論析義三冊
【医学】乾々蔵
傷寒論析義六巻五冊【医学】東北大狩野・内藤くすり蔵
梶川長郷(安永・天明頃の人) 東岡談余一冊【医学】旧下郷蔵
天明(安永より) 前田家鳥譜一軸【動物】杏雨蔵
天明年間 中川重祐 医道興紀一冊【医学】乾々に稿本
天明年間 方雋一冊【医学】九大蔵
天明年間 賀川有斎 有斎先生産道秘書一巻【医学】日本医学史による
天明頃 多紀元簡 医事雑記一冊【医学】天理に自筆本
天明頃 木内石亭 干腹録六巻【医学】本朝医家著述目録による
東博に天明写本 水虎図一冊【動物】
一七八九 寛政元 三月十六日没(一七三三 享保一八生)谷田部東壑(名は常徳、字は子玄・子朴 水戸藩儒医) 撃蒙篇一冊【医学】東北大狩野蔵
一七八九 寛政元 八月十三日没(一七四五 延享二生)江良仲文 審度量衡一冊【度量衡】近世漢学者著述目録大成による
一七八九 京大に寛政元写本 真鍋泰庵 阿蘭陀外科発揮一冊【医学】
一七八九 東博に寛政元写本 金瘡病治鈔一冊【医学】【補】
一七八九 内閣に寛政元写本 (宮本春仙) 〔宮本家〕十四経絡一冊【鍼灸】宮本春仙は享保に水戸藩医【補】
(宮本春仙) 宮本一流経絡書一冊【鍼灸】京大富士川蔵
一七八九 東北大に寛政元小野鵠写本 傷寒緒論雑方一冊【薬物】
一七八九 順天大山崎に寛政元井上竜伯(豊正)写本 妙薬書一冊【薬物】
一七八九 寛政元 北尾政美画 〔海舶〕来禽図彙一帖【動物】絵本の研究による
一七八九 寛政元 中川宗庵 玉庵秘本目録一冊【医書目】乾々に自筆本
一七八九 寛政元 横尾文助 紅毛秘方一冊【医学】乾々蔵
一七八九 寛政元 荻野元凱 藤堂佐渡守再往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一七八九 寛政元 荻野元凱 山内豊雍公往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一七八九 寛政元 高木菊次郎 長崎薬園草木覚一冊【本草】無窮神習蔵
一七八九 寛政元 高階光風 文藻行潦草木一冊【本草】杏雨に自筆本ほか
一七八九 寛政元 大塚嘉樹 本朝当用尺度之事(当用尺度考)一冊【度量衡】東大に自筆稿本
一七八九 寛政元序 一七九一 同三刊 富田維則 医事軌範一冊【医学】京大富士川・龍谷大蔵
一七八九 寛政元序 一七九〇 同二識語刊 多紀元徳撰 多紀元簡校 〔官準〕広恵済急方三巻三冊【本草】国会白井ほか蔵 病門別に家庭救急療法を図説【補】
一七八九 寛政元序 一七九二 寛政四刊 山田図南著 中林清煕等校 傷寒論集成一〇巻首巻一巻一〇冊【医学】研医会図ほか蔵 一八〇二・三二・四九版も
一七八九 寛政元序 一七九一 同三刊 斎宮静斎著 浅野元甫補注 傷寒論特解一〇巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七八九 寛政元序 一八〇〇 同一二刊 吉益東洞著 吉益南涯等編 東洞先生遺稿(東洞遺稿)三巻三冊【医学】新潟大佐野ほか蔵 一八一二・二五・二八版も 東洞先生行状を付す
一七八九 寛政元伝 伊良子道牛 外治秘伝書一冊【医学】乾々蔵
一七八九 寛政元刊 傷寒論集解四冊【医学】乾々蔵
一七八九 寛政元刊 村上景吉 得一余訓二冊【医学】京大ほか蔵
一七九〇 寛政二 二月十二日没(一七三九 元文四生)村井長穹 加越能産物方自記八巻四冊【物産】金沢市加越能蔵
一七九〇 寛政二(一七四〇 元文五より) 中山春省(利敬)ほか 〔青木道寿宛〕誓紙六紙継【史料】九大蔵 家伝医術を口外せぬ等四箇条【補】
一七九〇 寛政二(宝徳より) 会津藩蠟漆保護秘録二冊【物産】福島・小野武夫(旧農商務省文庫本写)蔵
一七九〇 大東急に寛政二高階光風写本 大江玄圃 平安大江資衡考合草木集一冊【本草】
大江玄圃 菽譜二巻二冊【植物】京大蔵
一七九〇 東博に寛政二写本 水戸家御秘方【薬物】
一七九〇 寛政二まで 宇田川玄随 蘭学秘蔵二巻二冊【蘭学・記録】早大に自筆稿本
一七九〇 寛政二 宇田川玄随 疑問録一冊(上編)【蘭学】早大に自筆本
一七九〇 寛政二 渡辺主税 五百介図并解六巻【魚介】本草書目による
五百介名解一巻【魚介】本草書目による
一七九〇 寛政二 中里忠庵 世医百話二冊【医学】慶大富士川・乾々(自筆)・内藤くすり蔵
一七九〇 寛政二 村橋依徳 痘疹小語一冊【医学】乾々・慶大富士川蔵
一七九〇 寛政二 一八一一 文化八刊 ヘイステル(ハイステル)・ローレンス著 ウルホールン訳 杉田玄白・大槻玄沢重訳 瘍医新書五〇巻【医学】首巻
と巻一~三の四巻四冊のみ一八一一版(乾々蔵) のち一八一六版(接痘篇抜萃並補訳一冊、岩瀬蔵)・二五版(首巻・誘導編三巻四冊、京大富士川ほか蔵)・
未詳年版(接花痘篇、静嘉ほか蔵)も 他の現存写本は同書手足切断篇(馬場貞由訳)、腫瘍篇(大槻玄沢訳)、骨傷篇(大槻玄沢・杉田伯元訳)、脱臼整理篇
(進村文碩訳)、腹肚刺穿篇(大槻玄沢訳)、眼目篇(杉田立卿訳)など【補】
一七九〇 寛政二自序 一七九一 同三刊 鈴木文彊 兪穴便覧一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 改題本に一七九九鍼灸便覧【補】
一七九〇 寛政二自序 一七九一 同三刊 田中栄信編 長沙正経証彙(古方長沙証彙)一冊【医学】早大ほか蔵 仲景医方の証を病門別に配列して書末に方集 金・宋雲公の傷寒類証(仲景全書所収)のアイデア
に基づく【補】
一七九〇 寛政二自序 曾占春 張方薬注一冊【本草】東洋岩崎・東博ほか蔵
一七九〇 寛政二堅田序 藤木成興口伝 堅田絨造撰 信左随身宝【鍼灸】竹内尚蔵 診脈要語と合綴写本 日医史雑六四巻二号による【補】
一七九〇 寛政二奥書 小野元珉編 名方集一冊【薬物】京大富士川蔵
一七九〇 寛政二刊 田代三喜著 原南陽校 三喜直指篇三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九〇 寛政二刊 中西深斎 傷寒論辨正六巻六冊【医学】東邦大額田ほか蔵 一八〇〇・三九・四八版も【補】
傷寒辨正凡例抄及附一冊【医学】東大蔵
一七九〇 寛政二頃 湯浅寛 薦腹証図彙文一冊【医学】東大鶚軒蔵
刊本 華坊兵蔵 五臓はなし(五臓噺)一冊【医学】九大・乾々蔵 啓蒙医書 華坊兵蔵の水練筆談一冊は寛政二刊【補】
刊本 華坊兵蔵 万法重宝秘伝集一冊【医学】京大富士川・東北大狩野蔵 家庭医学が主
三浦黄鶴 黄鶴老人多金瘡伝一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵 三浦黄鶴の三浦安貞行状一冊は寛政二成【補】
一七九一 寛政三 一月十五日没(一七三三 享保一八生)平沢旭山(名は元愷、字は俤侯 江戸の儒者) 魚名録一冊【魚介】国会白井蔵
平沢旭山 古方定一冊【医学】乾々蔵
平沢旭山 鑽堅録三巻一冊【医学】京大富士川蔵
平沢旭山 薬石乗一冊【薬物】研医会図蔵
一七九一 寛政三 十一月十五日没(一七三一 享保一六生)北山橘庵(名は彰、字は元章、号は橘庵 丹南藩領一津屋の町医) 北山医牘三巻【医学】近世漢
学者著述目録大成による
北山橘庵 橘庵医牘三巻【医学】本朝医家著述目録による
一七九一 寛政三 十一月十五日没(一七二八 享保一三生)栗山孝庵(名は以直、字は文仲 山脇東洋の高弟で萩藩医) 文仲漫筆(大隠斎漫筆)一冊【医
学】東北大狩野・乾々・内藤くすり蔵【補】
栗山孝庵編 方函一冊【医学】京大富士川蔵
一七九一 東博に寛政三写本 菊地通 群馬分類一冊【動物】馬の博物館にも
菊地通 鍼烙辨明一冊【鍼灸】京大富士川蔵
一七九一 寛政三 阿蘭陀膏薬法二冊【薬物】乾々蔵
一七九一 寛政三 中西深斎授 函丈筆記一冊【医学】乾々蔵
一七九一 寛政三 桂川国瑞撰 大槻玄沢訳 九畹摘英一冊【医学】乾々蔵
一七九一 寛政三 賢親 賢親本草一五巻目録一巻付一五巻三二冊【本草】東北大に原本(仙台本草等を付す)
一七九一 寛政三 宮永正運 榊就御尋抜書並遠田誠摩殿より就御頼書上申草木留一冊【植物】中島杏蔵
一七九一 寛政三 念西 秦越人八十乙難経直指三冊【医学】徳島蔵
一七九一 寛政三 堤倫編 艸花銘志七冊【植物】国会伊藤蔵
堤倫編 神田玄紀著 上田寛満画 日東本草図纂一二巻【本草】内閣に稿本(巻一欠一二冊)
一七九一 寛政三 堅田絨造 木鐸集本草部八巻八冊【本草】杏雨に手稿本(巻五・六欠六冊)
一七九一 寛政三 服部道立 本草繹思一冊【本草】村野に稿本
一七九一 寛政三 津軽健慶 養性箋一冊【医学】慶大蔵
一七九一 寛政三 曾占春 麟鳳叢譚一冊【本草】無窮神習蔵
一七九一 寛政三自序 曾占春 皇和蕈譜一冊【植物】国会白井(温故斎菌譜と合)ほか蔵
一七九一 寛政三序 小野蘭山著 源九竜校 本草記聞(本草紀聞)一五巻【本草】国会白井ほか蔵
源九竜 権重標準一冊【度量衡】内閣ほか蔵
一七九一 寛政三自序刊 内田南山(士顕) 医道問答并附録二冊【医学】慶大富士川蔵
内田南山 験治考一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
内田南山 傷寒私説(傷寒論私説)三巻【医学】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
内田南山 水腫脚気辨(南山脚気説・田南山水腫脚気辯)一冊【医学】京大富士川(呈多紀広寿院書を付す)・内藤くすり蔵
内田南山 呈多紀広寿院書【医学】京大富士川蔵(水腫脚気辨の付)
一七九一 寛政三自序刊 浅野元甫 傷寒論国字辨一一巻七冊【医学】東大鶚軒ほか蔵 一七九四(京大富士川ほか蔵)・九七・一八三二版も
一七九一 寛政三序刊 高田玄達(玄令、漏斎) 経験要穴一冊【鍼灸】京大富士川・千葉大蔵
一七九一 寛政三序刊 桃井安貞 痘疹医事一冊【医学】東大蔵 乾々に写本三部
一七九一 寛政三序刊 日光山中禅寺/温泉記一冊【医学】東北大狩野・茨城県歴史ほか蔵 乾々に文久二(一八六二)写の日光山中禅寺温泉得功記(温泉得効
誌)一冊【医学】
一七九一 寛政三序刊 津田玄仙 療治茶談四編【医学】浴泉遊紀を付す→一七七〇同初編 一七八二同後編 一七八六同三編 一七八八同四編付録(勧学治
体) 一八〇〇同続編・続編付録 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
一七九一 寛政三刊 疋田茂作編 御菓子名寄一冊【飲食】日比谷加賀蔵
一七九一 寛政三自序刊 橘南谿(宮川春暉) 傷寒論分註一冊【医学】早大ほか蔵 一七九五・皇漢医学叢書(傷寒論綱要)版も
一七九一 寛政三刊 橘南谿 傷寒邇言一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九一 寛政三刊 躋寿館百日内講次一紙【医学】広大図蔵躋寿館規則の内(日本医史学雑誌五五巻四号表紙絵) 躋寿館(江戸医学館)の百日課業表で、八
課のうち素問を多紀元簡、傷寒論を目黒道琢が担当【補】
一七九一 寛政三刊 躋寿館(多紀元徳・元簡) 備急鈐方・備急続方一帖【医学】韓国中央図書館蔵 多紀元徳一七八三版の備急鈐方に元簡が備急続方を増補
【補】
一七九一 寛政三刊 伊藤維恭 治痢功徴篇一冊【医学】酒田市図・研医会図・乾々ほか蔵
一七九一 寛政三? 重胎説【医学】乾々に和蘭水薬改訳と合一冊
一七九二 寛政四 四月六日没(一七一二 正徳二生)乳井貢(弘前藩士) 度量分数【度量衡】乳井貢全集二所収
一七九二 寛政四 八月十六日没(一七三四 享保一九生)香川南浜(名は藎臣、字は爾公 安芸藩儒) 仁心論一冊【医学】横浜市大三枝蔵 山脇東洋の一七
五四蔵志に儒者の立場から論難
一七九二 寛政四 十月三日没(一七二五 享保一〇生)福井楓亭(名は輗、字は大車、号は楓亭 幕医) 医談熱癇略鈔一冊【医学】内藤くすり・高岡図佐渡家蔵
福井楓亭 温疫論俗釈二巻一冊【医学】京大富士川蔵
福井楓亭口授 温疫論記聞一冊【医学】九大・杏雨・内藤くすり蔵
福井楓亭 金匱要略方論読【医学】内藤くすりに巻中一冊存
福井楓亭 傷寒論抄註一冊【医学】国会・杏雨(同上写)蔵
福井楓亭 傷寒論読一〇巻六冊【医学】九大・内藤くすり蔵
福井楓亭 証治辨疑(症治辨疑)二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
崇蘭館証治辯数【薬物】京大富士川蔵(医真方の内)
福井楓亭先生脾労病辨【医学】京大富士川蔵(医真方の内)
福井先生脾労之説(福井氏脾労説)【医学】京大富士川蔵(医書九種の内)
福井楓亭 崇蘭館方藪二巻二冊【薬物】国会ほか蔵
福井楓亭 楓亭先生方藪一二冊【薬物】乾々蔵→崇蘭館方藪
福井楓亭編 方叢二冊【医学】東大鶚軒蔵
崇蘭館経験方四巻一冊【薬物】九大蔵
福井楓亭 福井楓亭先生試験方集【医学】岡山大二冊本・内藤くすり四冊本蔵
福井楓亭 崇蘭館試験方一冊【薬物】国会白井ほか蔵
福井楓亭口授 試験良方記聞一冊【医学】内藤くすり蔵
福井家試験方一冊【薬物】甲賀水口図蔵
高村哲斎編 崇蘭館試験丸散方【薬物】東北大狩野に巻一のみ一冊
崇蘭館丸散方一冊【薬物】日大富士川蔵
福井丸散方一冊【薬物】乾々蔵
崇蘭館試調丸散良方一冊【薬物】杏雨蔵
崇蘭館集験方【薬物】京大富士川(便覧を付す、一冊)ほか蔵
崇蘭館集験方考按二冊【薬物】乾々蔵
崇蘭館方解二冊【薬物】東大鶚軒蔵
福井家方解二冊【医学】金沢大蔵
崇蘭館方談便解二冊【薬物】乾々蔵
崇蘭館方談辨解四冊【薬物】乾々蔵
福井楓亭 方辨解(崇蘭館方櫝辨解・方読辨解)五巻五冊【医学】滋賀医大河村に四冊本ほか
崇蘭館試験方読辨解【薬物】乾々に五冊本と三冊本
福井氏試験方方得辨解七冊【医学】乾々蔵
福井楓亭 銅人要義抄三巻三冊【医学】東北大狩野・内藤くすり蔵
福井楓亭 楓亭医事口授(楓亭先生口授)一冊【医学】滋賀医大河村に弘化三(一八四六)写本ほか 病門別治法講義録【補】
福井楓亭 楓亭考案【医学】本朝医家著述目録による
福井楓亭 楓亭先生記聞一冊【医学】京大富士川蔵
福井楓亭 楓亭先生診訣並診要一冊【医学】滋賀医大河村に安政五(一八五八)写本
福井楓亭 楓亭先生病因解二冊【医学】乾々蔵
福井楓亭 楓亭病因考(楓亭口授病因考)一冊【医学】岩瀬・内藤くすり・東京医大蔵
福井楓亭 楓亭腹診【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説三)
福井楓亭 脈学和解(腹脈診鑑)一冊【医学】京大富士川蔵
福井楓亭 楓亭脈学【医学】九大・慶大・内藤くすり蔵→脈学和解
楓亭先生胗脈辨解(福井楓亭先生胗脈辨解)一冊【医学】金沢大蔵
福井楓亭 福井丹州楓亭先生筆記【医学】京大富士川蔵(三家医話の内)
福井楓亭 本草綱目記聞八冊【本草】研医会図蔵
福井輗学/方鈴(方鈴)二冊【医学】千葉大蔵
福井婦人要方一冊【医学】乾々蔵
三家医話一冊【医学】京大富士川蔵(福井丹州楓亭先生筆記・師説筆記・香川夜話を収む)
一七九二 京大富士川に寛政四写本 多紀元徳 御薬種撰方御製法仕方主意書一冊【薬物】
一七九二 東大鶚軒に寛政四写本 味岡三伯伝 家伝十四経一冊【医学】
一七九二 東北大狩野に寛政四竜春写本 玄与先生秘蔵図一帖【医学】
一七九二 桜井謙介蔵書に寛政四森玄松写本 (中西深斎) 傷寒論凡例国字辨一冊【医学】
一七九二 杏雨に寛政四榎本玄僲写本 金窪七朗 素問考五冊【医学】
一七九二 千葉大に寛政四写本 多紀元簡 脈学彙粋一冊【医学】京大富士川にも
一七九二 寛政四写 駒井家伝 漆灸秘伝【鍼灸】臨床実践家伝秘伝灸書集成六に影印【補】
一七九二 寛政四 小林豊章画 蝦夷草木図(蝦夷草花図・蝦夷産草木図・松前草木志)一冊【植物】国会伊藤(桂川甫周写)ほか蔵
一七九二 寛政四 平田己疎斎 疑広済方一冊【医学】乾々蔵(小児灸焫論と合)
一七九二 寛政四 御薗常斌校訂 黄帝内経針経九巻九冊【医学】国会蔵 類経本霊枢に基づく校訂改題本【補】
一七九二 寛政四 佐藤中陵 薩州産物録(薩摩産物録)一冊【物産】国会ほか蔵
一七九二 寛政四 佐藤中陵 蓡性秘録一冊【本草】国会伊藤に自筆稿本
一七九二 寛政四 佐藤中陵 蘋辨一冊【植物】国会白井ほか蔵
一七九二 寛政四 莅戸善政(太華) 樹畜建議一冊【物産】米沢林泉蔵 米沢領物産の用途・由来・買上高等
一七九二 寛政四 樹畜建議衆評一冊【物産】米沢林泉蔵
一七九二 寛政四 ハンビユルグ物名抄録一冊【博物】杏雨蔵
一七九二 寛政四 中山寧 薬品地名箋一冊【薬物】
一七九二 寛政四 越村甚兵衛編 大和国産志一冊【本草】東大・岩瀬蔵
一七九二 寛政四自序 一八三三 天保四刊 多紀元徳 医家初訓一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 医家の戒めを一六条【補】
一七九二 寛政四自序 一七九八 同一〇刊 蘆江 初産身の守り【医学】徳島・乾々蔵
一七九二 寛政四自序 大原松庵(橘知啓) 蘭台秘書一冊一五〇葉【医学】伊藤敏雄蔵 傷寒・金匱の方論書【補】
一七九二 寛政四自序 米沢屋五代金次良 和名集一冊【薬物】京
大富士川蔵 薬物の和名・漢名・蘭名をイロハ順で対照して略説【補】
一七九二 寛政四序 竹井有之編 観痘明鑑三冊【医学】乾々蔵
一七九二 寛政四序 宇田川玄随(槐園) 西洋医言三巻三冊【医学】早大(自筆本)ほか蔵
一七九二 寛政四(初編)序 一八一七 文化一四刊 大槻磐水(玄沢) 蘭畹摘芳三巻三冊【医学・随筆】京大富士川ほか蔵 一八一九版も 写本は初編一〇巻・次編一〇巻・三編一〇巻・四編一〇巻・付録二巻で、四
編に天保二(一八三一)序あり、東博に(初編巻一〇・付録巻一欠、版本交り)三九冊本。初~四編巻三は大槻磐水著、四編巻四~一〇・付録は大槻玄幹著。版
本は初編の抄出【補】
一七九二 寛政四奥書 菓餅調味一冊【飲食】静嘉・旧彰考蔵
一七九二 寛政四跋 一七九四 同六刊 野間友真(俊斎) 古方翼三巻別録共六冊【医学】京大富士川ほか蔵 仲景方を中心とした病門別の医方口訣書【補】
一七九二 寛政四序刊 片倉鶴陵 医学質験五集(仁義礼智信)【医学】仁集は傷寒啓微三巻 義集は産科発蒙六巻 礼集は保嬰須知二巻 智集は雑病試効 信
集は青囊瑣探二巻 うち智集は未刻?それぞれの項を見よ【補】
一七九二 寛政四序刊(寛政九まで) ヨハネス/デ‐/
ゴルテル著 宇田川玄随(槐園)訳 〔西説・西洋・和蘭翻訳〕内科撰要一八巻一八冊【医学】内閣ほか蔵 一八一〇重印と増補重訂(藤井方亭・宇田川玄真校注)の一八二二(早大ほか蔵)・二六・二八版も Johannes de
Gorter医術の基礎(一七四四)による西洋内科書訳本の嚆矢【補】
一七九二 寛政四序刊 桃井寅(桃庵) 〔嶺丘・美年岡〕白牛酪考一冊【本草・畜産】龍谷大ほか蔵【補】
桃井桃庵 就医道存寄を奉申上候事一冊【医学】乾々に稿本
桃井桃庵 吉益腹診一冊【医学】乾々蔵
一七九二 寛政四刊 温泉記並浴場心得一冊【医学】乾々蔵 庄内湯温海温泉
一七九二 寛政四刊 十千亭 花信風一冊【本草】村野蔵 一九九三・九四・九五版も
一七九二 寛政四刊 津田世賞 傷寒津氏微二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九三 寛政五 一月十九日没(一七三九 元文四生)田村元長(姓を坂とも、名は善之、通称は元長、号は西湖 田村藍水の長男で幕医) 豆州諸島物産図
説五巻図五巻七冊【物産】国
会白井(明治写三巻三冊)・内閣蔵
田村元長 物品彙考【博物】日本博物学年表による
田村元長 本草綱目会解一冊【本草】国会白井蔵
一七九三 寛政五 三月二十一日没(一七三三 享保一八生)賀川有斎(名は満卿、字は徳夫、号は有斎 賀川玄悦長男で京の町医)口授 静田増編 賀川秘書
一冊【医学】乾々蔵
賀川有斎著 静田増纂輯 賀川先生口訣手術解【医学】
賀川有斎 口訣並手術解及産論一冊【医学】東大蔵
賀川有斎 産科口授手術解一冊【医学】乾々蔵
賀川有斎 産術二巻【医学】京大富士川蔵(産科彙篇の内)
賀川有斎 産術免許口訣一冊【医学】京大蔵→一八八三賀川蘭斎口授 産術免許口訣
賀川有斎 産道口訣並手術解一冊【医学】東大蔵
賀川有斎 産方大成論一冊【医学】酒田光丘に嘉永六(一八五三)時岡淳徳写本
賀川有斎 有斎産術記一冊【医学】東大ほか蔵
賀川有斎先生方鑑一冊【医学】神宮蔵
中山元治 賀川有斎子口訣並手術解(産術伝書外編)一冊【医学】京大富士川・半田図蔵
一七九三 寛政五 十一月二十日没(一七四一 寛保元生)丹羽嘯堂(名は文虎、字は子牙 三河西尾藩儒) 傷寒論内伝外伝散攷【医学】近世漢学者著述目録
大成による
一七九三 寛政五 十一月二十四日没(一七二四 享保九生)栗崎道意 一子伝集一冊【薬物】京大富士川に享和元(一八〇一)写本
栗崎道意 栗崎流外科秘事二巻一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎道意 三明大成集一冊【医学】乾々蔵
栗崎道意訳 南蛮流外科実用全書一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎金創師語録一冊【医学】京大富士川(金創要術口授と合)・東洋藤井蔵
栗崎外科要集一冊【医学】京大蔵(病因備考と合)
栗崎家外科秘録【医学】東京医歯大阿久津蔵
栗崎家膏方一冊【医学】京大富士川蔵(紅毛膏薬方と合)
栗崎家膏薬秘方(経験膏薬秘方)【医学】乾々蔵(紅夷外療口訣鈔の内)
楊道友編 栗崎流外科書并油薬取様一冊【医学】東北大狩野蔵(青山情全写)
栗崎家南蛮油取様並功能一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎家流方撰(方剤)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎十一膏一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎秘伝瘍医全書/証治方一冊【医学】九大蔵
栗崎流悪症療治秘伝【医学】京大富士川に巻二のみ一冊
栗崎流薄墨之巻【医学】京大蔵(栗崎流外科師語録の付)
〔阿蘭陀〕栗崎流家方集一冊【医学】九大蔵【補】
栗崎流家伝書一冊【医学】京大富士川蔵(栗崎流膏薬書・栗崎流問答録と合)
栗崎流金創口伝書一冊【医学】慶大富士川・東北大狩野蔵
栗崎流/金瘡師伝録一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎流薬之書一冊【医学】乾々蔵
栗崎流外科専方一冊【医学】京大富士川蔵(癰疽瘡癤・師弟問答・金瘡仕掛口伝と合)
穎川道庸 栗崎流外科秘書一冊【医学】京大富士川蔵(栗崎流膏薬煉方秘書・南蛮一流外科秘書・金瘡師語録と合)
栗崎流外科秘伝一冊【医学】神宮・内藤くすり蔵
栗崎流外科秘録一冊【医学】京大富士川蔵
栗崎流外科要法一冊【医学】京大蔵
栗崎流膏薬散薬之書一冊【医学】京大蔵
栗崎流膏薬準縄【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流膏薬準縄方書(膏薬方書)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流膏薬書一冊【医学】京大富士川蔵(栗崎流家伝書・栗崎流問答録と合)
栗崎流膏薬之伝一冊【医学】高
知城歴博山内文庫蔵
栗崎流膏薬煉方秘書一冊【医学】京大富士川蔵(栗崎流外科秘書等と合)
栗崎流膏薬秘書(長崎栗崎流膏薬秘書)一冊【薬物】長崎大経済武藤蔵
栗崎流口療翠書(口中療治同薬方)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流翠方奇覧(翠方奇覧)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流伝書二冊【医学】東北大狩野蔵
栗崎流答問録一冊【医学】京大富士川蔵(金瘡師語録と合)
〔家秘正伝〕栗崎流秘方書一冊【医学】東大蔵
栗崎流方書一冊【医学】東京医大蔵
栗崎流看立療法秘訣(腫物辨)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流問答録一冊【医学】京大富士川蔵(栗崎流家伝書・栗崎流膏薬書と合)
栗崎流薬性能毒辨(薬性能毒辨)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流油薬能毒辨(油薬辨)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流翼宝眼療秘訣(眼療秘訣方)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
栗崎流露薬能毒辨(露薬能毒辨)【医学】乾々蔵(栗崎流奇功方法襍記の内)
一七九三 寛政五没(一七一三 正徳三生)小野隆庵(常建 伊達の町医) 飛鳥山館医書部目(飛鳥山館医書部目例附家法医書品物)一冊【医書目】東北大に
稿本
小野隆庵 飛鳥山館家蔵方一冊【医学】東北大に稿本
小野隆庵 飛鳥山館経験方【医学】東北大に稿本(坤一冊)
飛鳥山館方書一冊【医学】東北大蔵
小野隆庵 飛鳥山人遺稿六冊【医学】本朝医家著述目録による
小野隆庵輯 望鹿門先生医法答問書一冊【医学】東北大に稿本
小野隆庵 家法炮炙一冊【医学】東北大に稿本
小野隆庵編 采摘艸木篇二巻二冊【本草】東北大蔵
小野隆庵編 袖珍雑方録一冊【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 証治独断四巻一冊【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 証治独断方目(独断方目)一冊【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 常用薬品類一帖【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 聖恵方標抄一冊【薬物】東北大に稿本
小野隆庵 単方選(単方稿)一冊【医学】東北大狩野に稿本
小野隆庵 治験記一冊【医学】東北大狩野に稿本
小野隆庵 鳥獣禁忌方一巻【動物】本朝医家著述目録による
小野隆庵編 物産草木葉五巻五冊【植物】東北大蔵 実物張込
小野隆庵編 物産目録三巻三冊【博物史料】東北大狩野蔵 実物張込
小野隆庵 隆翁要用録一冊【医学】東北大に稿本
小野隆庵 歴代名医略記一冊【医史】東北大に稿本
一七九三 寛政五没(生年未詳)松村元綱(通称は安之丞、号は君紀・翠崖 阿蘭陀通詞のち薩摩藩儒)訳 蛮産諸品訳稿一冊【物産】東大史料・長崎(天明七
写)蔵
一七九三 九大に寛政五矢端良輔写本 吉雄耕牛 金瘡聞書一冊【医学】
一七九三 神宮に寛政五写本 阮信成 古方筌一冊【医学】
一七九三 神宮に寛政五写本 式内升之考一冊【度量衡】
一七九三 神宮に寛政五写本 升の考【度量衡】
一七九三 杏雨に寛政五柴田斗有写本 太田澄元述 朝倉公均記 神農本経三巻三冊【本草】
一七九三 神宮に寛政五写本 度量権衡食料考【度量衡】
一七九三 寛政五 医学館薬品会物品録二巻二冊【薬物】日本博物学年表による 一八三三・六二・六三にも
一七九三 寛政五 桂川国瑞 小林源之助(東鴻) 蝦夷物産什器図二巻【物産】日本博物学年表による
一七九三 寛政五 晁貞煥著 元正匡輔画 解屍新編一冊【医学】乾々に文政二(一八一九)写本、烏犀圓に同一〇(一八二七)写本ほか
一七九三 寛政五 カラフト植物図【植物】日本博物学年表による
一七九三 寛政五 永井崇賢 十四経参考二冊【鍼灸】乾々に自筆本
一七九三 寛政五 平田己疎斎 小児灸焫論【鍼灸】乾々蔵に疑広済方と合一冊
一七九三 寛政五 大槻玄沢訳 大西黴瘡方三巻【医学】西洋学家訳述目録等による
一七九三 寛政五 柳原紀光 鳥名類聚一冊【動物】宮書に自筆本
一七九三 寛政五 久恒秀堅 七種草図説(七種説)一冊【本草】杏雨に手稿本
一七九三 寛政五自序 一七九五 同七刊 緒方春朔(済庵) 種痘必順辨 付・種痘法一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすりほか蔵 人痘の書で春朔は秋月藩医【補】
一七九三 寛政五自序 一八〇六 文化三刊 池田瑞仙(名は成美・独美、字は善卿、号は錦橋) 〔国字〕痘疹戒草三巻三冊【医学】国会ほか蔵【補】
一七九三 寛政五序 池田成美編 池田正直筆記 池田家治痘秘訣/方法治験存二巻一冊【医学】東洋藤井蔵
一七九三 寛政五序 池田成美撰次 池田正直筆記 戴曼公著 戴曼公先生治痘用方(治痘要方、痘瘡治療記)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
池田成美撰次 池田正直筆記 戴曼公治痘要方一冊【医学】東博に文化一一(一八一四)写本
池田瑞仙撰次 池田正直筆記 戴曼公著 戴曼公痘疹治用方論鎖註一冊【医学】国会ほか蔵【補】
池田成美撰次 池田正直筆記 戴曼公著 痘疹百死形状伝一冊【医学】国会(婦人治痘方論・戴曼公先生治痘用方と合写)ほか蔵【補】
池田瑞仙撰次 池田正直記 戴曼公述 戴曼公痘瘡百死証伝(戴曼公先生百死伝・戴曼公百死伝)一冊【医学】京大富士川・烏犀圓(戴曼公痘疹唇舌秘訣と合写)ほか蔵【補】
池田瑞仙撰次 池田正直筆記 戴曼公痘疹治術伝(痘疹編・戴曼公痘疹秘書)一冊【医学】国会ほか蔵【補】
池田瑞仙伝 紀伊弱斎記 池田先生痘瘡治術伝二巻一冊【医学】国会・東北大・九大蔵【補】
一七九三 寛政五序 一七九六 寛政八刊 村山維益 古脈法図解一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすりほか蔵
村山維益 形体名義集二巻【医学】本朝医家著述目録による
村山維益 攷古口診法一冊【医学】本朝医家著述目録による
村山維益 和漢諸家脈法攷【医学】本朝医家著述目録による
一七九三 寛政五自序 中川壺山問 松浦南陽答 松浦問答【医学】京大富士川蔵(山田氏口中方等と合一冊、天保三写)【補】
松浦南陽口授 横井庭碩記 作方亀鑑二巻一冊【医学】京大富士川蔵(見症考を付す)
一七九三 寛政五自序刊 小坂元祐 兪穴捷径一冊【鍼灸】京大富士川・千葉大蔵 一八一〇・二四版も【補】
一七九三 寛政五跋刊 浪華軒一愚子 〔百病皆治〕按摩独稽古一冊【医学】京大富士川蔵
一七九三 寛政五刊 浪華軒一愚子 導引秘伝指南鈔一冊【医学】国会・九大・乾々蔵
華軒著・伏竜訂 腹診秘授(腹診秘訣)一冊【医学】京大富士川蔵
一七九三 寛政五刊 関盈文(松本善兵衛) 海舶来禽図彙説一冊【動物】国会白井ほか蔵
一七九三 寛政五刊 立花貞庵 古方分量考一冊【薬物】九大・広島大ほか蔵 一七九五・一八六〇(国会白井ほか蔵)版も
立花貞庵 古方分量考釈二冊【薬物】乾々蔵
一七九三 寛政五刊 芝全交(一世)作 北尾重政(一世)画 十四傾城腹之内三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 書名は漢籍・十四経発揮のもじり【補】
一七九三 寛政五刊 片倉鶴陵 〔医学質験仁集〕傷寒啓微三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵→一七九二医学質験五集の内
一七九三 寛政五刊 却螱窩主叟(告帰却尉窩・金仲益) 薬草略譜二冊【本草】東大ほか蔵
一七九四 寛政六 六月十四日没(一七四三 寛保三生)松川東山(名は進修、字は世徳 儒者) 代耕医録五五枚【医学】順天大山崎蔵 毒薬考・医道・七則
解からなる→一七七三東洞先生凡例
一七九四 寛政六没(一七一八 享保三生)都賀庭鐘(大坂の町医で文人) 物産緒言【博物】漢学者伝記及著述集覧等による
一七九四 旧彰考に寛政六写本 避年要鈔一冊【医学】
一七九四 中島杏に寛政六宮永正運写本 諸国産物之記一冊【物産】
一七九四 京
大富士川に寛政六写本 杉山流鍼術一冊【鍼灸】
刊本 杉山流鍼術十箇条一冊【鍼灸】乾々蔵
一七九四 東博に寛政六写本 上田常純 旋論一軸【医学】
一七九四 寛政六 泰然 うらわけころも(浦分衣)一冊【魚介】杏雨・楂{艸+考}蔵
一七九四 寛政六 多紀元徳 寛政甲寅考試三冊【医学・教育】京大富士川蔵 口問主意書・考試問答一件調書・考試出席御医師医案方附留記并評義を収む
多紀元徳 考試出席御医師医案方附留記并評議【医案】京大富士川蔵(寛政甲寅考試の内)
多紀元徳 考試問答一件調書【医学】京大富士川蔵(寛政甲寅考試の内)
多紀元徳 口問主意書【医学】京大富士川蔵(寛政甲寅考試の内)
一七九四 寛政六 堀田正敦編 観文禽譜【動物】国会伊藤(六巻七冊本)ほか蔵
一七九四 寛政六 眼療秘伝書(眼科)一冊【医学】宮城小西・乾々蔵
一七九四 寛政六 田辺楽斎 詩経名物図二冊【本草】宮城小西に自筆本、仙台図に一冊本
一七九四 寛政六 笹井恭蔵 傷寒論腹候一冊【医学】研医会図蔵
一七九四 寛政六 由良駑 傷寒論杝矣一冊【医学】乾々蔵
一七九四 寛政六 大槻玄沢 〔甲寅来貢〕西客対話(西賓対晤、来貢西客対談)一冊【医学・外交】静嘉に自筆本、早大に宇田川玄随写本 江戸参府のオランダ商館一行と桂川甫周・栗本瑞見・佐藤幽仙・大槻玄沢・宇田川玄
随・石川玄徳が会見した記録→一八〇二西客対話【補】
一七九四 寛政六 土田敬之 痘家知新方論一冊【医学】九大・内藤くすり蔵
一七九四 寛政六 原南陽 痘策一冊【医学】乾々に二部
一七九四 寛政六 原南陽 痘瘡書一冊【医学】東北大狩野蔵
一七九四 寛政六 原南陽述 須田深記 痘瘡策一冊【医学】京大富士川・東洋藤井(寛政六写)ほか蔵【補】
一七九四 寛政六 曾占春 農経講義(神農本草経講義)三巻三冊【本草】国会白井(二冊本)ほか蔵
一七九四 寛政六 桃井安貞 配剤録一冊【薬物】九大蔵
一七九四 寛政六 丹陽竹水 物覚伝授一冊【医学】乾々蔵
一七九四 寛政六 蘭山説百々氏本草講演筆記二巻【本草】国書解題による
一七九四 寛政六 木内石亭 竜骨辨(龍骨之辨)【本草】国会白井ほか蔵
一七九四 寛政六成 一八〇二 享和二刊 児島宗説口授 児島雲琳記 古医方晰義五巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 巻三以下巻頭に傷寒論古医方晰義とあり【補】
児島宗説 痧脹晰義二巻一冊【医学】写本を長野仁蔵 上記の古医方晰義に刊行予告あるが未刊の刺絡書 児島は会津藩医【補】
一七九四 寛政六自序 鈴木良知 底野迦方(的里亜伽考)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七九四 寛政六序 佐藤中陵 採薬録(採薬記)【本草】国会白井(二巻二冊本)ほか蔵
一七九四 寛政六序 三浦青渓(真、伯誠)編 自得方一冊【医学】京大富士川蔵
一七九四 寛政六序 一七九五 同七刊 林順泰(東海林順泰) 傷寒論通断九巻序目一巻一〇冊【医学】京大富士川(巻八欠)ほか蔵
一七九四 寛政六序 一七九五 同七刊 畑鶴山(民部、惟龍) 脈案提要二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九四 寛政六自序刊 多紀元徳 養生歌八十一首【医学・和歌】奈良女情セほか蔵 一八一八跋版も【輔】
一七九四 寛政六多紀元簡序 同年刊 原雙桂 温泉考(温泉小言・温泉一言)一冊【医学・地誌】研医会図ほか蔵【補】
一七九四 寛政六序刊 築地善交(森羅万象一世)作 北尾重政画 竹斎老宝山吹色(竹斎料治法)三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 藪医竹斎物【補】
一七九四 寛政六刊 北島源二 くすしのみち(くすしのみちならひのまき)二巻二冊【医学】
一七九四 寛政六刊 岡本玄冶 経験医按(薬方口解・薬方全書)一冊【医学】九大・東北大狩野蔵
一七九四 寛政六刊 中村紀(寿庵) 仲景脈詮一冊【医学】無窮神習・内藤くすり蔵
一七九四 寛政六刊 山崎普山 長生草二巻二冊【養生・仏教】九大(初編、後編)・京大・乾々蔵
一七九四 寛政六刊 本井子承 秘伝大人小児衛生論(秘伝衛生論)二冊【医学】大阪府・杏雨蔵 一七九五・九七・一八一二(慶大富士川ほか蔵)版も
一七九五 寛政六 十一月十一日 市川岳山画 大槻玄沢ほか賛 芝蘭堂新元会図一軸【医事説話】早大蔵(重文) 玄沢の芝蘭堂で西暦元日に開催の祝会「おらんだ正月」の模様【補】
一七九五 寛政六 十二月十日没(一七三二 享保一七生)野見嶺南(名は照顔、字は煒煌 土佐の町医で郷土史家) 南奥三医伝【医学・伝記】高知蔵(土佐
史料三五二)
一七九五 寛政七 七月十七日没(一七三三 享保一八生)円山応挙(京の絵師で円山派創始者)伝 魚類写生図巻一軸【魚介】東博蔵
一七九五 寛政七 十月十二日没(一七二一 享保六生)太田澄元(字は子通、号は大洲 江戸の本草家で幕府医学館教授も)評 小野希博著 秘伝花鏡会誌六
巻一冊【本草】東北大狩野・杏雨・楂{艸+考}蔵
太田澄元 救荒本草臆断四巻一冊【本草】杏雨・無窮神習蔵
太田澄元 救荒本草記聞二巻二冊【本草】京大富士川・東大蔵
太田澄元 採薬筆記【本草】本朝医家著述目録による
太田澄元 紫黄堂試験【医学】本朝医家著述目録等による
太田澄元 紫黄堂随筆【医学・随筆】本朝医家著述目録等による
太田澄元・松岡恕庵編 岩永玄浩述 植物辨一冊【植物】東大蔵
太田澄元 神農本経臆断一冊【本草】国会白井蔵
太田澄元 神農本経紀聞(神農本草経紀聞)【本草】国会白井(一冊本)ほか蔵
太田澄元口授 神農本経薬品説一冊【本草】無窮神習蔵
太田澄元 東都試方一巻【医学】本朝医家著述目録による
太田澄元 薇辨【博物】旧彰考蔵(微衘辨・孩児茶辨・鉤吻辨・漏盧辨と合一冊)
太田澄元 鞭草余論一冊【博物】日本博物学年表等による
太田澄元 本草臆断一冊【本草】杏雨蔵(二部)
太田澄元 本草臆断余二巻一冊【本草】無窮神習蔵
太田澄元 本草綱目講義(太田先生講義)【本草】国会白井蔵(巻一七~一九、一冊)
太田澄元 本草綱目示蒙五二巻【本草】本朝医家著述目録等による
太田澄元 本草蒙求六巻【本草】本朝医家著述目録による
一七九五 香川大神原に寛政七写本 確亭主人 海鰌譜二巻二冊【動物】
一七九五 国
会白井に寛政七写本 茶銘集一冊【本草】
一七九五 慶
大富士川に寛政七写本 吉雄耕牛 吉雄先生経験一冊【医学】
一七九五 寛政七 吉文字屋市兵衛序 医療縦衡良方二〇冊【医学】典籍秦鏡による
一七九五 寛政七 一八〇五 文化二刊 蝦惟義 外傷論二冊【医学】静嘉・東大鶚軒・日大富士川ほか蔵
一七九五 寛政七 佐藤中陵 怪石志三巻三冊【鉱物・薬物】国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七 佐藤中陵 金薯録一冊【博物】国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七序 佐藤中陵 温故斎薓志二巻一冊【薬物】岩瀬・杏雨・国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七 佐藤中陵 剪燈録一冊【医学】国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七序 佐藤中陵 黴瘡秘録薬名考一冊【医学】杏雨に稿本
一七九五 寛政七 穂積保 熊胆真偽辨一冊【薬物】国会・東博・京大富士川ほか蔵
一七九五 寛政七成 津田玄仙 療治経験筆記(経験筆記・治療経験筆記)一〇巻【医学】慶大・東博ほか蔵 昭和影印本あり【補】
一七九五 寛政七自序 一七九九 同一一刊 片倉鶴陵著 谷井敬英等校 〔医学質験義集〕産科発蒙六巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八〇三・二二版も
一七九五 寛政七自序 文政以降刊 多紀元簡 脈学輯要三巻一冊【医学】内閣ほか蔵
一七九五 寛政七自跋 一八〇〇 同一二刊 曾占春 春の七くさ(春の七草・春菜考)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七序 勝棣 痘疹纂要三冊【医学】宮城蔵
一七九五 寛政七成刊 松本鹿々編 長寿養生論四巻二冊【医学・仏教】慶大富士川ほか蔵
松本鹿々編 物部破仏敬神補 删補長寿養生論七冊【医学】乾々に稿本
一七九五 寛政七序刊 中神琴渓口授 伊藤王佐筆述 生生堂医譚一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一七九六版も
一七九五 寛政七序刊 渡充 痘瘡養育(荳瘡養育)一冊【医学】国会ほか蔵 文化一二(一八一五)版も
一七九五 寛政七序刊 藤塚知明 花かつみ考(花勝見考・花勝美考・陸奥国安積沼かつみ考・安積沼勝見考・勝見考)一冊【植物】国会白井ほか蔵 版本は垣衣考を付す
一七九五 寛政七刊 藤塚知明 垣衣考一冊【本草】花かつみ考の付
一七九五 寛政七序刊 加藤謙斎 錦囊針灸秘録二冊【鍼灸】京大富士川蔵
一七九五 寛政七刊 錦囊外科良方三巻三冊【医学】東北大狩野蔵
一七九五 寛政七刊 林子伯 删補錦囊外療秘録二巻図方目一巻三冊【医学】九大(残欠本)ほか蔵【補】
一七九五 寛政七刊 柳尚賢 解毒方集験一冊【薬物】滋賀医大河村ほか蔵
一七九五 寛政七刊 桃井安貞 古文金匱要略一冊【医学】内藤くすり蔵 研医会図に一七九六版も
一七九五 寛政七刊 宇治田郁著 小野蘭山閲 古方薬説二巻二冊【薬物】国会白井ほか蔵
一七九五 寛政七刊 桜花づくし一帖【植物】東博蔵
一七九五 寛政七刊 菅井倉常 産痘湿痧瘟五正論并斥素問評一冊【医学】杏雨・乾々・内藤くすり蔵
一七九五 寛政七刊 東海林順泰 傷寒論集覧一〇冊【医学】江戸出版書目による
一七九五 寛政七刊 痘疹経験要方二巻四冊【痘瘡】北京大学図書館蔵【補】
一七九五 寛政七刊 円田得 百世養草一冊【医学】早大ほか蔵 養生書
一七九五 寛政七刊 津田養徳 松江文礼筆記 腹候経八〇丁【医学】金沢大蔵
一七九五 寛政七 津田養徳 〔随分斎〕腹候経解一冊【医学】京大富士川蔵
一七九六 寛政八 二月十八日 宮崎彧 (飯野藩医) 宮崎彧解剖図一軸【医学】内藤くすり蔵【補】
別写本 宮崎彧 三之助解剖図一軸【医学】二〇一四国立科博展示【補】
一七九六 寛政八 寛政八年丙辰五月十五日江戸本所中之郷東江寺薬品会名目一冊【本草】国会白井蔵
一七九六 寛政八 七月八日没(生年未詳)柚木太輔 温疫論校正私記【医学】本朝医家著述目録による
柚木太輔 坐右方略四冊【医学】本朝医家著述目録による
柚木太輔 本草私記一〇巻【本草】本朝医家著述目録による
一七九六 杏雨に寛政八写本 渡辺祐著 佐々谷玄叔録 永昌房薬的一冊【薬物】
一七九六 九
大に寛政八写本 常平 阿蘭陀外科書一冊【医学】【補】
一七九六 国
会に寛政八写本 蛙記一冊【動物】
一七九六 国
会に寛政八写本 痘疹秘要方二巻一冊【医学】
一七九六 京
大富士川に寛政八写本 吉田西峨(愔) 読傷寒論俗解一冊【医学】
一七九六 東大本居に寛政八写本 花かつみ評林【植物】
一七九六 岡田昌春文書に片倉鶴陵ら寛政八写本 多紀元簡 病名纂三巻一冊【医学】慶大富士川(巻下存)ほかにも 病名イロハ順で漢籍出典を列記【補】
一七九六 寛政八写 深元 腹診伝法【医学】松本一男蔵 呼考堂一源の腹診伝法、数原法印の腹診要伝、片山元幸の妊娠診法から成る【補】
一七九六 寛政八 懶斎一癖・藪井竹庵序 鼻下三千丈 医学辨一冊【医学・洒落本】乾々蔵 藪医竹斎物の一種【補】
一七九六 寛政八 医略考一冊【医学】東博に丹波元簡写本
一七九六 寛政八 中井藍江画 小石元俊先生解屍図譜(発鞭臓図)一軸【医学】二〇一四国立科博展示【補】
一七九六 寛政八 石亭烏磔 爪石奇談一冊【博物】岩瀬蔵
一七九六 寛政八 木内石亭 天狗爪石奇談一冊【博物】国会白井ほか蔵
一七九六 寛政八 尚文堂主人 採薬使記一冊【本草】東博蔵
一七九六 寛政八 津田養徳 松江文礼記 脈材一冊【医学】金沢大蔵
一七九六 寛政八 佐藤中陵 救荒本草訳説一冊【本草】国会白井蔵
一七九六 寛政八 佐藤中陵 温故斎五瑞編一冊【植物】国書解題による
一七九六 寛政八序 佐藤中陵 驚蕈録(五瑞編)一冊【本草】国会白井蔵
一七九六 寛政八自序 新井保之(宗安) 飲病篇一冊【医学】京大富士川蔵 古方派の立場から一七五三飲病論に反駁して脳血管障害の予防と治方を述べた書【補】
一七九六 寛政八自序 一八〇七 文化四刊 広岡文台(名は元、字は子長) 家刻傷寒論巻首・七巻六冊【医学】研医会図蔵 九大・日大ほかに文化七(一八
一〇)版も【補】
広岡文台 雑病考二巻一冊【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
一七九六 寛政八自序 一七九七 同九刊 曲亭馬琴作 北尾重政画 加古川本蔵綱目三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 仮名手本忠臣蔵の登場人物の加古川本蔵をもじり、書名を漢籍の本草綱目にあてる→一七六九加古
川本艸綱目【補】
一七九六 寛政八刊 十遍舎一九(十返舎一九)作・画 垣覗本草盲目三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 書名は漢籍の本草綱目をもじる【補】
一七九六 寛政八自序 緒方春朔(済庵) 種痘証治録一冊【医学】京大富士川蔵 人痘の書【補】
緒方済庵 種痘緊轄一冊【医学】京大富士川蔵
一七九六 寛政八自序 一七九八 同一〇刊 天羽友仙 二神伝三巻三冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
一七九六 寛政八自序 中川修亭(壺山)著 麻薬考一冊【薬物】京大富士川・旧三井鶚軒・日文研宗田蔵 麻酔処方集で華岡青洲麻沸散のルーツも→一八二四外療秘薬考【補】
一七九六 寛政八自跋 中川故(其徳、壺山)記 福島芳翁述 芳翁医談一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七九六 寛政八序 一八三四 天保五刊(巻一・二のみ) 鈴木良知 医海蠡測八巻【医学】天保五版は京大富士川ほか蔵 杉本温序の八巻(もと一六巻)本は京大富士川ほか蔵【補】
一七九六 寛政八自序 一七九七 同九序刊 大槻玄沢 蔫録三巻三冊【本草】早大ほか蔵 一八〇九(文化六)版も タバコと喫煙具の考証【補】
一七九六 寛政八序 一八〇一 同一三刊 金英山人 仙術不老伝(遷術不老伝)二巻二冊【養生・俗信】国会・京大・千葉大ほか蔵
一七九六 寛政八識語 多紀元簡採録 本草経一冊【本草】松本一男?蔵 宋版太平御覧より【補】
一七九六 寛政八奥書 和蘭医方訳篇五冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集一五~一九)
一七九六 寛政八序跋刊 北条若斎著 村田言庵跋 簡易傷寒論活用辨一冊【医学】韓国中央図書館蔵→一八〇三簡易傷寒論【補】
一七九六 寛政八自序刊 児島頤斎 産科母子草三巻三冊【医学】九大・金沢市稼堂・乾々蔵 一八〇〇・〇五・〇九・一九版も
一七九六 寛政八自序刊 吉田隆見 麻疹良方一冊【医学】国会ほか蔵
一七九六 寛政八刊 元木傷 温疫論正誤二巻一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
一七九六 寛政八刊 〔奥州釜崎〕温泉養生記一冊【医学】乾々蔵
一七九六 寛政八刊 衆方規矩大成三巻一冊【医学】天理・埼玉県浦和図暁霞・高岡図佐渡家蔵 日大富士川に寛保版も→一七一三〔合類〕衆方規矩大成一冊【補】
一七九六 寛政八刊 橘南谿(宮川春暉) 傷寒外伝(傷寒論外伝)三巻三冊【医学】新潟大藤田(巻一・巻二・巻三)ほか蔵
一七九六 寛政八刊 新井宗安 傷寒論俗解二冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一七九六 寛政八刊 杉田錦山 瘡癰新書五巻付録共四冊【医学】静嘉・京大富士川・東京医歯大阿久津蔵
一七九六 寛政八刊 三浦貞固 痘疹救逆方(痘疹秘録)一冊【医学】国会ほか蔵
三浦貞固 痘疹水鏡録一冊【医学】日大富士川蔵
痘疹水鏡集一冊【医学】日大富士川蔵
不許他見/水鏡録池田秘奥伝一冊【医学】金沢大医図蔵
一七九六 寛政八刊 蘭学者芝居見立番付三紙【医事説話】早大蔵(芸海余波第一集) 大槻玄沢芝蘭堂新元会の座興のためという→一七九八蘭学者相撲見立番付(同上芸
海余波第一〇集)【補】
一七九七 寛政九 二月二十四日没(一七〇八 宝永五生)村井中漸(名は漸、号は平柯 京の儒医で和算家) 三器徴一冊【度量衡】京大・東北大狩野蔵
一七九七 寛政九 六月二十五日没(一七三七 元文二生)楢林栄哲(高連 佐賀藩医初の蘭方医) 和蘭本艸摘要解一冊【本草】大東急に文化二(一八〇五)
写本
一七九七 寛政九 七月二十六日没(一七三六 元文元生)溝口直養(号は浩軒 越後新発田藩主)編 読見済留簿入一冊【植物】大森蔵 答永山道修書・桜花
命名之書・桜ノ押花由来書・庭菊銘寄紅葉・はすの糸を収む
一七九七 寛政九 八月十九日没(一七三二 享保一七生)藤原貞幹(一般には藤貞幹、字は子冬 京の国学・考証学者)編 古量集一冊【度量衡】国会蔵
藤原貞幹編 古量図一冊【度量衡】東大蔵
藤原貞幹 春菊攷【植物】宮書蔵(池底叢書八八)
一七九七 寛政九 宇田川玄随訳 木村秀茂・輯伊藤友純校正 遠西草木略(泥蘭度草木略、和蘭草木略)三巻三冊【植物】京大富士川ほか蔵
木村秀茂 泥蘭度草木略一冊【植物】乾々蔵
木村秀茂編 宇田川榛斎訳 和蘭局方五巻【医学】東大鶚軒(自筆)ほか蔵
一七九七 九
大に寛政九長嶋正浮写本 栗崎流順血湯一冊【医学】
一七九七 京大に寛政九写本 源光輔編 詩経名物略識一冊【本草】
一七九七 内藤くすりに寛政九写本 山田道意伝 針別伝奥義之次第一冊【鍼灸】扁鵲流口訣で条文は慶長年間、口訣は寛永年間(斯文一三一号長野仁論文)【補】
一七九七 寛政九 阿蘭陀流五痔全効秘伝図書一冊【医学】乾々蔵
一七九七 寛政九 多紀元徳 池田瑞仙医案略記(多紀永寿院法印自書瑞仙医案略記)一巻【医案・史料】日文研蔵【補】
一七九七 寛政九 栗本丹洲 カラフト草木図【植物】日本博物学年表による
一七九七 寛政九 一七九八 同一〇刊 灌河山人(文屋茂喬)著 橘品類考(苐品類考・苐藤果品類考・橘藤果品類考)前編後編合二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵 前編は一七九七成で後編と共に一七九八版
一七九七 寛政九 高橋貞金 〔家伝〕産科療方一冊【医学】九大蔵
一七九七 寛政九 磯野鵲斎 十全香一冊【医学】京大富士川(乾室療治十九方の付)・杏雨(稿本)・無窮神習(十九方の付)蔵
一七九七 寛政九 木村元泰伝 〔心斎流〕鍼療三十三箇条一冊【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一七九七 寛政九 石雅之記一冊【物産】中島杏に宮永正運写本
一七九七 寛政九 荻野元凱 藤堂大炊守往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一七九七 寛政九 荻野元凱 南都東大寺塔頭往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一七九七 寛政九 中井竹山 扶桑僵木説(扶桑木ノ説)一冊【植物】国会白井ほか蔵
一七九七 寛政九成 一七九八 同一〇長直之序・沢真風跋 川口良玄 安産要訣一冊【医学】京大・慶大富士川蔵
一七九七 寛政九成 一八三九 天保一〇序 目黒道琢(驪忠恕)撰 藍川慎校 参攷挨穴編二冊【鍼灸】東大に嘉永四(一八五一)写本
目黒道琢 外台秘要方読一冊【医学】早大に文政一三(一八三〇)藍川慎跋写本【補】
一七九七 寛政九自序 一七九九 同一一刊 柚木太淳 解体瑣言一冊【医学】早大ほか蔵 解体の準備・手順等を記録【補】
一七九七 寛政九自序 一八一六 文化一三刊 工藤平助(球卿) 救瘟袖暦二編二巻一冊【医学】京大富士川・早大(初編一冊、伊沢蘭軒旧蔵)ほか蔵 傷寒・温疫等の病理論
一七九七 寛政九緒言 今井松庵(敏卿) 删定傷寒論(箋註傷寒論摘古内篇)【医学】韓国中央図書館ほか蔵 删定傷寒論緒言・箋註傷寒論摘古内篇・删定傷寒論擷余外篇・删定傷寒論拾遺からなる
【補】
今井松庵 傷寒薬性考一冊【薬物】東大鶚軒・内藤くすり蔵
一七九七 寛政九自序 薩摩・朴方貫訳 朝鮮薬名解一冊【薬物】杏雨蔵 朴方貫は朝鮮役捕虜の子孫で島津藩に仕え、曾占春の弟子 東医宝鑑の薬名諺文に音
訓を付す【補】
一七九七 寛政九序(一七八九同元序も) Nozeman
(C.)・Houttuyn(M.)著 キリスチアアンセップ画 堀好謙訳 西洋諸鳥詳説一〇巻四冊同図譜二帖【動物】鹿児島大玉里蔵 彩色図譜は精緻で薩摩本草博物学の
精華 オランダ原本は図譜ともに五巻本だったらしい【補】
一七九七 寛政九序 曾槃(占春)編 無人島物産志一冊【物産】杏雨・内藤くすり蔵
一七九七 寛政九跋 天竜道人 蒲桃画譜一冊【植物】杏雨蔵
一七九七 寛政九跋刊 川越衡山 傷寒薬品体用二巻二冊【薬物】国会白井ほか蔵
一七九七 寛政九序跋刊 長沢寿庵 麻疹療治指南(麻疹治論)一冊【医学】国会ほか蔵
一七九七 寛政九刊 熊野玄碩 医事折衷一冊【医学】山口・乾々蔵
一七九七 寛政九刊 大槻玄沢 医者あき人一冊【医学】静嘉に版本からの写本 藪さかし続編の上巻
一七九七 寛政九刊 広川獬 嬰児論二冊【医学】東北大狩野・乾々・佐賀県図鍋島蔵
一七九七 寛政九刊 吉田正恭 嘉里穂久良(苅穂蔵)四巻四冊【本草】杏雨・村野ほか蔵
吉田正恭 医事夢中論【医学】本朝医家著述目録による
吉田正恭 女科叮嚀方【医学】本朝医家著述目録による
吉田正恭 本草和品攷【本草】本朝医家著述目録による
吉田正恭 和産石類譜【本草】本朝医家著述目録による
一七九七 寛政九刊 大槻玄沢訳 和蘭内照/官能真言一冊【医学】九大・京大富士川・研医会図ほか蔵
一七九七 寛政九刊 弄花亭主人 橘品一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七九七 寛政九刊 灌河山人(文屋茂喬)著 橘品類考(苐品類考、橘藤果品類考、苐藤果品類考)前編一冊【本草】龍谷大ほか蔵→一七九八同書後編
一七九七 寛政九刊 木村喜之(又助) 砂糖製作記一冊【物産】国会白井ほか蔵
一七九七 寛政九刊 鈴木文彊画 腧穴図鑑一冊【鍼灸】九大ほか蔵
一七九七 寛政九刊 本井子承 秘伝長寿法(井子承秘伝書・秘伝長寿法能書)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九七 寛政九刊 上月専庵 〔鼇頭附方〕麻疹精要一冊【医学】国会・千葉大・内藤くすり蔵 麻疹精要は漢籍で張璐著、上月専庵一七三一序の和刻木活字版あり【補】
一七九七 寛政九刊 五島恵迪 論藪三巻一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵 内閣ほかに文化三(一八〇六)版も
一七九八 寛政九 十二月十八日没(一七五五 宝暦五生)宇田川玄随(名は晋、号は槐園 津山藩医)注 宇氏秘笈(烏氏秘笈)【医学】静嘉(宇田川璘写四
冊)・東大鶚軒(三六冊)・乾々(一三冊)蔵 一部分は西洋内科撰要一八巻の稿本(国会に第一・二冊)
宇田川玄随 遠西薬経(亜波底機薬名譜)一冊【薬物】乾々に自筆本
宇田川玄随訳考 岩田松碩・江沢養寿・南条玄雄・吉田成徳輯 遠西名物考三巻一冊【医学】京大・乾々(自筆)ほか蔵
宇田川玄随 槐園遺稿一冊【医学】東大鶚軒に稿本
宇田川玄随 槐園抄録六〇冊【医学】本朝医家著述目録による
宇田川玄随 槐塾文府一〇巻【医学】西洋学家訳述目録等による
宇田川玄随 九畹俶載一冊【医学・化学】乾々に自筆稿本
宇田川玄随 九畹秘載一冊【医学】乾々に自筆本
九畹室常用方一冊【薬物】佐賀県図鍋島蔵
宇田川玄随 新撰局方標目一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川玄随 西洋内科医言六巻【医学】本朝医家著述目録等による
宇田川玄随訳 箋註遠西名物考二冊【医学】杏雨蔵
宇田川玄随 東西病考【医学】漢学者伝記及著述集覧による
宇田川玄随 文苑秘稿一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川玄随 名彙一冊【医学】杏雨に手稿本
宇田川玄随 薬名譜二巻二冊【薬物】杏雨に手稿本
宇田川玄随訳 弥布涅児氏列布羅奇効方一冊【医学】東大鶚軒蔵
宇田川玄随編 蘭畝俶載【医学】早大(五巻二冊)・乾々(自筆二冊)ほか蔵
宇田川玄随訳 リス氏病理説五冊【医学】天理蔵(自筆、宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二六~三〇)
乾々に宇田川玄随写本 弥心病課【医学】
一七九八 寛政一〇 一月二十二日没(一七三一 享保一六生)古屋愛日斎(名は鼎、字は公餗 肥後熊本藩士で儒者) 毛詩品物考【本草】近世漢学者著述目
録大成による
一七九八 寛政一〇 八月三十一日没(一七二四 享保九生)目黒道琢(名は尚忠、字は恕公、号は飯渓 江戸の町医・幕府医学館講師) 餐英館雑話一冊【医
学】乾々蔵(二部)
目黒道琢 餐英館療治雑話四冊【医学】京大富士川蔵ほか蔵
目黒道琢 傷寒論集解一冊【医学】京大富士川蔵
目黒道琢 驪家医言二巻一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
一七九八 金沢大に寛政一〇大澤進吾写本 淵々斎丸散録一冊【薬物】
淵々斎丸散方函一冊【薬物】内藤くすり蔵
一七九八 慶大富士川に寛政一〇写本 富永宝 金瘡集験方一冊【医学】
一七九八 東博に寛政一〇写本 鯨之図一冊【動物】
一七九八 杏雨に寛政一〇写本 中川壺山問 吉益南涯答 険証百問(険症百問・青洲先生険証百問)一冊【医学】京大富士川ほかにも
一七九八 慶大富士川に寛政一〇写本 口中治験秘伝一冊【医学】
一七九八 慶大古医書に寛政一〇写本 秘伝妙薬集一冊【薬物】
一七九八 京大富士川に寛政一〇平岩良平写本 石坂宗哲 補註十四経一冊【鍼灸】漢籍・十四経発揮の経注文への注解・考証書 臨床鍼灸古典全書解題による
【補】
一七九八 桜井謙介蔵書に寛政一〇大宮凱写本 杉本樗園(仲温、良) 読傷寒論五巻【医学】【補】
一七九八 香川大神原に寛政一〇写本 紫芝主人 薬籠集一冊【薬物】
一七九八 寛政一〇 山田道意伝 極秘穴取様之次第一冊【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一七九八 寛政一〇 一八二六 文政九刊 クルムス・ヨハン・アダム著 杉田玄白等訳 大槻玄沢重訂 重訂解体新書一三冊【医学】東大医ほか蔵 一八四三版も 早大に玄沢自筆稿本(巻二~一〇・図編)あって重文【補】
刊本 大槻玄沢 翻訳新定名義解四巻付録二巻六冊【医学】重訂解体新書の付
一七九八 寛政一〇 大槻玄沢訳 星野良悦編 身幹正的一帖【医学】静嘉(稿本)・慶大富士川(寛政一〇写)・乾々蔵
一七九八 寛政一〇 小林豊章 諸国草木図二巻二冊【本草】内閣蔵
一七九八 寛政一〇 山中明海 庶物未蔵一冊【本草】村野に自筆本
一七九八 寛政一〇 諸薬法一冊【薬物】船橋蔵
一七九八 寛政一〇 小石元俊・橋本宗吉著 三雲環善(施薬院)編 吉村蘭州画 施薬院解男体臓図(三雲施薬院解男体図、施薬院解男体臓図巻、施薬院男解
体臓図、解臓図誌)一軸【医学】国
会ほか蔵【補】
一七九八 寛政一〇 浅井貞庵 尾藩禁方集成(尾張禁方集成)七五冊【医学】岩瀬・旧蓬左蔵
一七九八 寛政一〇 大貫次右衛門 品海捕獲鯨之図一冊【動物】東北大狩野蔵
一七九八 寛政一〇 里見藤右衛門 封内土産考一冊【物産】国会・宮城ほか蔵
一七九八 寛政一〇 松平豊後守エ名所産物ノ答書一件一冊【物産】山口文書館蔵
一七九八 寛政一〇自序 一七九九 同一一刊 中神琴渓口訣 保木和筆述 生々堂襍記(生生堂雑記)二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一七九八 寛政一〇序 一七九九 同一一刊 雨森牛南 〔牛南先生〕松蔭医談一冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一七九八 寛政一〇序 一八〇〇 同一二刊 原元鱗 傷寒論図説(傷寒図説)一冊【医学】研医会図蔵 一八〇八(早大ほか蔵)・一三版も
一七九八 寛政一〇序 一七九九 同一一刊 堅田絨造 万病回春名物考一冊【本草】国会・京大富士川ほか蔵 杏雨に稿本【補】
一七九八 寛政一〇凡例 一八〇二 享和二序 曾槃(占春) 本草綱目纂疏(本草纂疏)一三巻【本草】国会ほか蔵 一八〇三版は巻一~三(国会ほか蔵)
一七九八 寛政一〇跋 大槻玄沢 阿片訳説並附考一冊【薬物】乾々蔵
一七九八 寛政一〇奥書 宇田川榛斎訳 蒲朗加児都内科書二冊【医学】天理蔵(自筆稿本、宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集五・六)
蒲朗葛䐯貲内科書九冊【医学】慶大富士川蔵
一七九八 寛政一〇自序刊 新井白蛾伝 釈便道記 古易察病伝一冊【医学・易学】学士院・千葉大ほか蔵 一八〇〇・二五・四三・八二・八四版も【補】
一七九八 寛政一〇自序刊 伊藤玄昌 麻疹要訣一冊【医学】金沢大医図蔵 乾々に一八〇三版も
一七九八 寛政一〇序刊 小野蘭山 〔小野蘭山・蘭山先生・蘭山〕十品考一冊【本草】国会白井ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 畑柳安 医学院学範二編三巻五冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 高橋篤之 温疫溯源一冊【医学】龍谷大・内藤くすり蔵
一七九八 寛政一〇刊 藤元良 和蘭物産図考三冊【物産】村野蔵
藤元良 錦囊医療規矩【医学】本朝医家著述目録等による
藤元良 諸家灸点図解【鍼灸】本朝医家著述目録等による
一七九八 寛政一〇刊 木村厚 海鰌談一冊【動物】国会・内閣・東博ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 灌河山人(文屋茂喬)著 橘品類考(苐品類考、橘藤果品類考、苐藤果品類考)後編一冊【本草】国会白井ほか蔵→一七九七同書前編
一七九八 寛政一〇刊 山口重匡 こけぬ杖(こけぬつえ)正編二巻二冊【医学】京大・慶大富士川・広島大ほか蔵→一八一八同後編二巻二冊
一七九八 寛政一〇刊 加藤仲実 傷寒六経志一冊【医学】九大・千葉大ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 山東京伝作 可候(葛飾北斎)画 化物和本草(化物大和本草)三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 書名は一七〇八大和本草から【補】
一七九八 寛政一〇刊 山東京伝作 北尾重政画 百化帖準擬本草(ひゃっかちょうみたてほんぞう)三巻【医事説話・黄表紙】国会・早大(下巻欠)ほか蔵 書名は百花鳥と本草から【補】
一七九八 寛政一〇刊 滝沢馬琴作 北尾重政画 鼻下長生薬三巻一冊【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 志水軒朱蘭 疱瘡心得草一冊【医学】国会ほか蔵
一七九八 寛政一〇刊 久世茂実編 麻疹備考二巻二冊【医学】京大富士川・東北大狩野ほか蔵
久世茂実編 麻疹備用考二巻一冊【医学】京大富士川蔵(柚木流眼療秘方記を付す)
一七九八 寛政一〇刊 蘭学者相撲見立番付一紙【医事説話】早大蔵(芸海余波第一〇集) 大槻玄沢芝蘭堂新元会の座興のためという→一七九六蘭学者芝居見立番付【補】
一七九九 研医会図に寛政一一奥書写本 東園口授 切脈小言一冊【医学】
関口東園 経絡以呂波分一冊【鍼灸】京大富士川蔵(本草部を付す)
一七九九 国
会白井に寛政一一写本 曾占春 草牕枕譚一冊【本草】杏雨に稿本も
一七九九 寛政一一 市岡智寛 伊奈郡菌類図譜一冊【植物】市岡勝太郎蔵
一七九九 寛政一一 市岡智寛 鉱物図譜一冊【鉱物】市岡勝太郎蔵
一七九九 寛政一一 市岡智寛 信陽菌譜一冊【本草】国会伊藤ほか蔵
一七九九 寛政一一 紅毛外科真伝一冊【医学】慶大富士川蔵 伊良子流
一七九九 寛政一一 筒井領助 砂糖製仕法定法書一冊【物産】杏雨・楂{艸+考}蔵
一七九九 寛政一一 信中屋了三四玄 傷寒金匱類名一冊【医学】杏雨に手稿本
一七九九 寛政一一 長沢道寿 藪門家医術学習二冊【医学】乾々蔵
一七九九 寛政一一 宇田川榛斎訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォンPlenk-Joseph Jacob著 泰西眼科全集(泰西眼科全書)五巻五冊
【医学】九大・千葉大・日文研宗田ほか蔵【補】
一七九九 寛政一一 大槻玄沢 〔新訳〕泰西眼病方序説/附余録一冊【医学】静嘉蔵
一七九九 寛政一一 大神秋実 日再灸并鍼法一冊【鍼灸】高知蔵
一七九九 寛政一一 吉田悟 本草筌五巻五冊【本草】国会白井蔵
吉田悟 冬青亭雑録一冊【医学】国会白井(手稿本)・京大富士川(巻二)蔵
一七九九 寛政一一 柳南増補唐津鯨図記一巻【動物】本草書目による
谷村柳南編 柳南鯨記一冊【動物】東大蔵
一七九九 寛政一一 渋江長伯 〔渋江長伯〕蝦夷採薬記(蝦夷草木写真)一冊【本草】国会白井に明治二四写本
渋江長伯 東夷物産志稿(東夷物産志、東蝦夷物産志)一冊【物産】国会白井ほか蔵
一七九九 寛政一一 渋江長伯 北遊草木帖五冊【医学】日本博物学年表による
一七九九 寛政一一序 渋江長伯 曾占春 蝦夷草木志料二巻一冊【植物】東博(二部)・道庁・杏雨ほか蔵
一七九九 寛政一一自序 一八〇二 享和二跋 岡西巌(千秋 福山藩医) 図南子漫録六冊【医学】慶大富士川に自筆稿本(山田業広旧蔵) 医論・考証の書【補】
一七九九 寛政一一自序 一八〇一 享和元刊 稲葉克(文礼) 腹証奇覧(正編)二巻【医学】研医会図ほか蔵 一八〇九・四九・五三版も→一八〇一同後編
一七九九 寛政一一序 一八〇〇 同一二刊 畑金鶏(秀竜) 金鶏医談一冊【医学】早大ほか蔵
一七九九 寛政一一序 一八〇〇 同一二刊 鈴木文彊 鍼灸便覧一冊【鍼灸】京大富士川・広島大ほか蔵 一七九〇兪穴便覧の改題本【補】
一七九九 寛政一一橘春暉序 一八〇〇 同一二刊 藤林良伯 〔按腹鍼術〕按摩手引一冊【鍼灸】国会・東博ほか蔵 一八三五(京大富士川ほか蔵)・五六版も
一七九九 寛政一一自序刊 進藤玄之著 松本又玄校 医源自在編(痘源辨)二巻一冊【医学】神宮・内藤くすり蔵
一七九九 寛政一一自序刊 最里公済 温疫随筆二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八〇〇・〇一版も【補】
一七九九 寛政一一自序刊 荻野元凱 麻疹編稿(麻疹編)一冊【医学】内閣・京大・東大鶚軒ほか蔵 国会ほかに写本も
一七九九 寛政一一序刊 佐藤正昭編 古方通覧一冊【医学】早大ほか蔵 傷寒・金匱の方剤・主治をイロハ順で【補】
一七九九 寛政一一序刊 桜井養益(名は広、字は子倹、号は桃山 名古屋の町医)删正 傷寒論正文一冊【医学】桜井謙介ほか蔵【補】
一七九九 寛政一一序刊 那賀山章元 麻疹要論一冊【医学】国会ほか蔵
一七九九 寛政一一刊 源澹斎著 金丸養意校 脚気解一冊【医学】神宮蔵 東洋藤井・順天大山崎に写本
一七九九 寛政一一刊 口科手引草一冊【医学】大阪出版書籍目録による 一七六二口科秘囊の改題本
一七九九 寛政一一刊 月湖 産科秘録二巻二冊【医学】神宮蔵 著者の月湖は託名だろう→一四五五〔大徳〕済陰方【補】
一七九九 寛政一一刊 中神琴渓述 小野遜編 生々堂治験(生生堂治験)二巻二冊【医学】内藤くすり・東京医歯大阿久津蔵 京大富士川ほかに文化元(一八〇四)版も【補】
一七九九 寛政一一刊 三谷樸・伊佐貞編 〔詩経草木・寛政己未・寛政己未夏詩経艸木〕多識会品目(目録)一冊【博物史料】龍谷大ほか蔵
一七九九 寛政一一刊 蔀関月(本姓は柳原、名は徳基、字は子温・阮二 大坂の画家)画 日本山海名産図会五巻五冊【物産】国文研ほか蔵 一八〇〇・一六・四〇版も
一七九九 寛政一一刊 十返舎一九作・画 腹内養生主論三巻【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵 書名は一六八三養生主論のもじり【補】
一七九九 寛政一一刊 片山韶 麻疹探囊方一冊【薬物】龍谷大ほか蔵
一七九九 寛政一一刊 長島養三(明石藩医) 麻疹方訣一冊【薬物】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
一七九九 寛政一一刊 泉花堂三蝶 〔諸鳥餌養〕〔諸鳥飼伝〕百千鳥一冊【動物】国会白井ほか蔵
寛政一一(四十四歳で生存 一七五六 宝暦六生)植崎九八郎 朝鮮人参【本草】東大史料蔵(続遺老物語下)
一八〇〇 寛政一二 四月 伏屋素狄・大矢尚斎・各務文献 寛政婦人解剖図一軸【医学】科博和田コレクション・杏雨蔵【補】
一八〇〇 寛政一二 五月二十九日没(一七五三 宝暦三生)春田永年(字は静甫、号は平山 幕府御用の有職故実家) 辟穀仙方一冊【医学】京大富士川蔵
春田永年 飽休一枝一冊【飲食】日比谷東京に自筆本
一八〇〇 寛政一二 八月十六日没(一七二四 享保九生)吉雄耕牛(名は永章、号は耕牛 オランダ通詞で蘭方吉雄流を創始)伝 油水薬之書一冊【薬物】京
大蔵
吉雄耕牛・吉雄永純和解 (あぼてえける)阿暮天恵気留(紅毛油水薬伝)【薬物】京大富士川蔵
吉雄耕牛・吉雄永純訳 阿蘭陀膏薬方(紅毛膏薬方)一冊【薬物】京大富士川ほか蔵
吉雄耕甫口授 オランダ薬方秘伝(オランダ薬方秘伝書)一冊【薬物】乾々蔵
吉雄崎陽 和蘭陀流金瘡書(吉雄先生金瘡之書)一冊【医学】岡山大蔵
吉雄耕牛訳 和蘭製薬筌一冊【薬物】京大富士川蔵(蘭方瘡瘍説と合)
吉雄耕牛・吉雄永純訳 阿蘭陀油水之方一冊【薬物】乾々蔵
吉雄耕牛訳 阿蘭陀瘍科之書一冊【医学】京大蔵
吉雄耕牛和解 蝸蘭癩瘡巻一冊【医学】順天大山崎蔵
吉雄耕牛 阿蘭陀流膏薬煉書一冊【薬物】京大に野呂天然写本
吉雄耕牛 阿蘭陀流油水方一冊【薬物】乾々・酒田光丘蔵
吉雄耕牛 外本一冊【医学】長崎蔵
吉雄耕牛訳 銀海秘録二冊【医学】研医会図蔵
吉雄耕牛 外科金瘡吉雄口伝一冊【医学】順天大山崎に文化元(一八〇四)写本
吉雄耕牛述 沢遜記 紅毛膏方一冊【薬物】京大富士川蔵
吉雄耕牛 紅毛流膏薬一冊【薬物】慶大富士川蔵
吉雄耕牛 紅毛人流膏薬書并煉方(紅毛人流膏薬書)一冊【薬物】乾々蔵
吉雄耕牛訳 紅毛巻木綿之書伝一冊【医学】京大蔵
吉雄耕牛訳 紅毛油薬之書一冊【薬物】京大蔵
吉雄耕牛訳 紅毛膏薬書二巻二冊【薬物】京大蔵
吉雄耕牛訳・編 紅毛流水薬秘伝一冊【薬物】国会・研医会図蔵
吉雄耕牛・吉雄永純訳 紅毛流膏薬方一冊【薬物】京大富士川(紅毛流油水薬之書と合)・杏雨・乾々蔵
吉雄耕牛 西洋諸膏薬方三巻【薬物】京大蔵
吉雄耕牛 西洋製煉秘録一冊【化学】礫川蔵
吉雄耕牛 独独匿烏斯本草アベセ類聚【本草】国会伊藤(手稿本二巻二冊)・名大(ドドネウス本草草木名彙一冊)蔵
(吉雄耕牛訳編) ドドネウス撰 鐸度烏斯絵入存二冊【本草】早大蔵 松平定信が石井当光・吉田正恭・羽栗費らに全訳を命じたが江戸大火で焼失し、その稿本の一部【補】
吉雄耕牛 抜斯裹帘図式一冊【医学】東洋藤井蔵
吉雄耕牛 油露精気取法一冊【薬物】乾々蔵
吉雄耕牛 吉雄家外療書【医学】京大富士川蔵(吉雄先生雑伝書と合一冊)
吉雄耕牛 吉雄先生雑伝金匱【医学】京大富士川(吉雄先生雑病伝・吉雄先生雑伝書と合一冊)・日文研宗田蔵
吉雄耕牛 吉雄先生雑伝書(トウンベルグ口伝)【医学】京大富士川(吉雄家外療書と合一冊、吉雄先生雑病伝・吉雄先生雑伝金匱と合一冊)・
日文研宗田蔵 蘭館医Karl Peter Thunbergは一七七五~七六在留【補】
吉雄耕牛 吉雄先生雑病伝【医学】京大富士川蔵(吉雄先生雑伝金匱・吉雄先生雑伝書と合一冊)
吉雄耕牛訳 吉雄家金創秘書【医学】京大富士川蔵(〔シーボルト〕斯勃廬篤験方録と合一冊)
大槻玄沢撰 大槻玄幹書 吉雄耕牛肖像並小伝一軸【医学・史料】早大に文政六(一八二三)写本(重文)
吉雄耕牛 吉雄大先生膏薬書一冊【薬物】香川大神原蔵
長崎大通詞吉雄氏伝膏薬方一冊【薬物】東京医大蔵
吉雄膏薬秘伝書【医学】岡山大蔵(合写の内)
吉雄先生膏目【薬物】京大蔵(升汞丹製法秘訣と合一冊)
吉雄秘伝膏薬書一冊【薬物】乾々蔵
吉雄流正骨書一冊【医学】長崎蔵
吉雄流油書一冊【薬物】讃岐史料史籍目録による
吉雄耕牛 蘭方書一巻【医学】日本医学史による
吉雄耕牛訳 蘭方瘡瘍説【医学】京大富士川蔵(和蘭製薬筌と合一冊)
蘭方吉雄家方紀聞(蘭科雑方集)三巻【医学】京大富士川蔵(紅毛流膏薬煉書二巻・阿暮天恵気留と合一冊)
一八〇〇 寛政一二 吉雄耕牛(永章)訳 紅毛秘事記一冊【医学】京大富士川・研医会図蔵
一八〇〇 寛政一二 吉雄耕牛 吉雄流伝書一軸【医学】栗田蔵
一八〇〇 寛政一二(一七九五 寛政七より) 多紀元簡 掌記四巻四冊【医学】東北大狩野蔵(巻一欠、自筆、三冊)
一八〇〇 寛政一二(一七九九 寛政一一より) 荻野元凱 彦根侯往診記一冊【医学】順天大山崎に二部
一八〇〇 乾々に寛政一二写本 山崎祖静 修製譜一冊【医学】日文研宗田にも安政三(一八五六)写本
一八〇〇 研医会図に寛政一二写本 松久良遷輯 猘傷専方一冊【医学】
一八〇〇 国
会白井に寛政一二写本 草木口伝一冊【本草】
一八〇〇 京大富士川に寛政一二写本 中条流婦人科抜書(婦人捷経)一冊【医学】
一八〇〇 韓国中央図書館に寛政一二写本 晩成堂丸散方一冊【薬物】内藤くすりにも【補】
一八〇〇 日文研宗田に寛政一二写本 村井琴山 毒薬考一冊【薬物】京大富士川(持脈軽重法・医道七則解と合)ほかにも
一八〇〇 杏雨に寛政一二写本 薬草木種殖製法書(小石川御薬園薬草木種殖書)一冊【本草】
小石川富坂薬草植場絵図一軸【本草】国会白井蔵
一八〇〇 杏雨に寛政一二無裕斎摸写本 琉球物産図録一冊【物産】
一八〇〇 寛政一二 解体略説図一巻【解剖】東大史料蔵
一八〇〇 寛政一二 富井菅信 尚旧堂家方録一冊【薬物】九大蔵
一八〇〇 寛政一二 土岐新甫 新甫遺稿(採薬東遊記)一冊【本草】無窮神習蔵 江戸から蝦夷
土岐新甫 鉤致堂随筆一冊【本草】国会伊藤に水谷豊文写本
一八〇〇 寛政一二 野間成式 河豚誌一冊【魚介】岩瀬蔵
一八〇〇 寛政一二 大矢尚斎画・伝 女刑屍解剖之図録一軸【解剖】東洋藤井蔵 大坂刑場での女屍解剖などによる【補】
一八〇〇 寛政一二 各務文献 婦人内景之略図一巻【解剖】日大富士川ほか蔵 大坂刑場での女屍解剖などによる【補】
一八〇〇 寛政一二 大塚嘉樹 匁の事義(匁之字義)一冊【度量衡】国会(大塚嘉樹著書上)・日比谷加賀蔵
一八〇〇 寛政一二 高塚淡斎 蘭品余滴一冊【植物】村野に自筆本
一八〇〇 寛政一二自序 小坂元祐 十四経絡発揮広要【針灸】長野仁蔵【補】
一八〇〇 寛政一二序 一八〇二 享和二刊 浅井南皐(和気惟亨) 黴瘡約言二巻二冊【医学】早大ほか蔵 一八〇三版も
一八〇〇 寛政一二序 久信編 鳴留春一冊【本草】無窮神習蔵 小禽飼方
一八〇〇 寛政一二序刊 亀田鵬斎 黍稷稲粱辨一冊【農業】国会白井ほかに文政五(一八二二)再版も
一八〇〇 寛政一二序刊 畑柳安 辨温疫論二巻二冊【医学】内閣・京大富士川ほか蔵
一八〇〇 寛政一二序刊 津田玄仙 療治茶談続編・続編付録【医学】→一七七〇同初編 一七八二同後編 一七八六同三編 一七九一同四編 一七八八同四編
付録(勧学治体) 一八〇三同五編 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
一八〇〇 寛政一二序跋刊 原南陽 叢桂偶記二巻二冊【医学】東邦大額田ほか蔵 一八五四版も
一八〇〇 寛政一二刊 内海辰之進 按腹伝一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇〇 寛政一二刊 高智徳 按摩指南大成一冊【鍼灸】大阪出版書籍目録による
高智徳 虎列剌予防説【医学】晩香館筆叢(関大雪窓蔵)の内
一八〇〇 寛政一二刊 蝦惟義 温病論二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八〇〇 寛政一二刊 蘭奢亭香保留作 歌川豊国画 五躰不具毒解薬三巻三冊【黄表紙・医事説話】国会ほか蔵
一八〇〇 寛政一二刊 土田敬之 麻疹撮要二巻一冊【医学】京大富士川・千葉大蔵
一八〇〇 寛政一二刊 土田敬之 〔家験〕麻疹証治要方二巻一冊【薬物】早大ほか蔵
一八〇〇 寛政一二刊 薬師寺寿軒 麻疹便覧一冊【医学】国会ほか蔵
亀協従 夏木譜一冊【植物】国会蔵 亀協従の績麻録一巻は寛政一二成【補】
柳直陽 貫考一冊【度量衡】内閣・宮書ほか蔵 柳直陽の満久那記一冊は寛政一二成【補】
一八〇一 寛政一二 十二月十三日没(生年未詳)吉原元棟(号は杏蔭斎 長崎の正骨町医) 杏蔭斎正骨術(杏蔭斎正骨術要訣)一冊【医学】京大富士川・慶
大富士川ほか蔵
吉原元棟 整骨図一冊【医学】京大富士川蔵
杏蔭斎正骨図一冊【医学】東大・東洋藤井蔵
杏蔭軒蔵方一冊【医学】乾々蔵(象先堂用方・高井方府・病院方府と合)
一八〇一 寛政一三 本草雑書集一冊【本草】長崎蔵
一八〇一 寛政一三 内海蘭渓 本草正画譜三〇巻三〇冊【本草】福岡市博に存二五冊・目録一冊、九大農に存五冊(巻一八は白紙)、東京黒田家に存巻一七・
二八・三〇の三冊【補】
一八〇一 寛政一三刊 中西深斎述 藤倉永居記 〔删訂〕傷寒論一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八〇一 寛政一三刊 鵬翼老人編 寿仕様伝授(長生方伝術)一冊【医学】国文研ほか蔵
寛政年間 狂歌養生訓【医事説話・狂歌】近世狂歌史による
寛政年間 山崎次善(宗運)作 鍼灸銅人形一体【鍼灸】東博蔵【補】
寛政年間 宋王惟一撰 山崎次善(宗運)補注 銅人腧穴鍼灸図補註五巻付銅人経彙攷二巻四冊【鍼灸】台北故宮に山崎家旧蔵稿本【補】
西山元文編(寛政年間生存) 万物志一一巻五冊【博物】国会に自筆本
堀宗湖(寛政頃の人) 油之書一冊【薬物】徳島蔵
神戸子祥(寛政頃の人) 診腹図説一冊【医学】京大富士川蔵
加藤秀克(仲実) 金匱要略攷五冊【医学】本朝医家著述目録による
加藤秀克 傷寒論攷一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤秀克 内景真図二巻【医学】本朝医家著述目録による
加藤秀克 删補滕子十四経二巻【医学】本朝医家著述目録による
寛政頃 御肴物御菓子用調度一巻【飲食】石泰蔵
寛政頃 橘譜一冊【本草】国会白井に明治三六(一九〇三)写本
寛政頃 土屋宗監 高山産物誌一冊【物産】濃飛郷土志料目録による
寛政頃? 阿蘭陀薬草編一冊【薬物】文明移入に関する古書展覧会目録による
寛政年間 紀産鯨図一冊【動物】本草書目による
寛政年間 小石元俊 虚労労瘵名義辨一冊【医学】国会・慶大富士川ほか蔵
寛政年間 今井元昌 〔稿本〕口科大成全書四一巻四〇冊【医学】九大蔵
寛政年間 今井元昌 口科病名考証四冊【医学】九大蔵
寛政年間 南部宗寿 方鏡一巻【医学】日本医学史による
宗寿 万安方三巻【薬物】国書解題による
寛政年間 星野良悦 木骨附説一巻【医学】日本医学史による
寛政年間刊 林春倫 旋機玉鑑一冊【医学】京大富士川・日大富士川蔵
寛政末刊 〔新板〕浪花御医師見立角力二紙【名鑑・医史料】【補】
寛政年間? 一八三五 天保六識語 井岡冽(桜仙)述 井岡篤記 挨穴資蒙二巻二冊【鍼灸】国会・九大・京大富士川ほか蔵
一八〇一 享和元 四月五日没(一七二七 享保一二生)関松窓(名は修齢、字は君長 上野前橋藩儒) 武獣字鏡(馬部字鏡・馬名考)一冊【本草】無窮神習
蔵
一八〇一 享和元 五月六日没(一七二四 享保九生)船曳谷園(名は有貞、字は子参 大坂の町医) 傷寒通明【医学】大阪名家著述目録による
船曳谷園 中風通明【医学】大阪名家著述目録による
一八〇一 享和元 五月十日没(一七三二 享保一七生)多紀元徳(名は元悳・元徳、字は仲明、通称は安長・安元、号は藍渓・永寿院・広寿院 幕医)等編
御薬御製仕方之書二巻四冊【薬物】国会蔵
多紀元徳 懐僊楼御薬類聚二冊【薬物】乾々蔵
多紀元徳 会艸一冊【医学】無窮神習蔵
多紀元徳 巨登富貴草(古登富貴草)二巻【医学】京大富士川ほか蔵
多紀元徳 百病歌括一冊【医学】慶大富士川に自筆本
多紀元徳 養寿院諸家方函四巻一冊【医学】高知城歴博山内文庫蔵
多紀元徳 藍谿先生薬室規条一冊【医学】岡田昌春文書藏【補】
一八〇一 享和元 七月二十三日没(一七一七 享保二生)長久保赤水(字は玄珠 水戸藩主侍講) 諸国産物記【物産】近世漢学者著述目録大成等による
赤水氏襍記一冊【博物】京大蔵
一八〇一 享和元 八月二日没(一七五五 宝暦五生)毛利高標(豊後佐伯藩第八代藩主) 雅衍二二巻【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
一八〇一 享和元 九月十四日没(一七二五 享保一〇生)田中適所(名は允孚、字は信蔵、別号は必大 阿波徳島藩・越前鯖江藩で儒医) 本草薬品録【本
草】近世漢学者著述目録大成による
一八〇一 享和元 九月二十九日没(一七三〇 享保一五生)本居宣長(名は栄貞、号は芝蘭・瞬庵・春庵 京の町医のち国学者) 方剤歌一冊【薬物・和歌】
宣長記念蔵
本居宣長 済世録三八冊【医学】宣長記念蔵(存一〇冊) 宝暦八(一七五八)の頃から晩年までの診療録【補】
本居宣長 折肱録一冊【医学】宣長記念・九大蔵 医学の学習記録
一八〇一 享和元没(一七三四 享保一九生)御薗常斌(名は常斌、字は文達、号は九皐 朝廷医) 九鍼要鍼(九鍼要経)二冊【鍼灸】本朝医家著述目録・本
朝鍼灸医人伝による
御薗常斌 経絡要訣(経絡要穴)【鍼灸】本朝医家著述目録・本朝鍼灸医人伝による
御薗常斌 迎随論(補瀉迎随論)三冊【医学】本朝医家著述目録・本朝鍼灸医人伝による
御薗常斌 大極論四巻【医学】本朝医家著述目録による
一八〇一 京
大富士川に享和元写本 村井琴山 原診館随筆(原診館七則解)一冊【医学】研医会図に寛政一〇(一七九八)写本も 備急円考・琴山翁著述目録
を付す
一八〇一 内閣に享和元写本 清医薬方一冊【医学】【補】
一八〇一 東大鶚軒に享和元自筆本 小石元俊 背部十対二十穴図説一冊【鍼灸】【補】
多紀元簡 十対灸病症主治一冊【鍼灸】京大富士川の櫟窓先生筆記に付
一八〇一 京都府医大に享和元小石道写本 小石元俊(大愚)著 小石元瑞(竜)補注 労瘵口訳一冊【医学】【補】
一八〇一 東京医歯大阿久津に享和元写本 福井良介 明醒記(福井先生秘伝書)一冊【医学】
一八〇一 享和元 坂元慎(阪元桂山) 屋漏堂花譜二三巻二三冊・目録一巻【植物】杏雨・村野蔵
一八〇一 享和元 坂元慎 救荒本草便覧(救荒便覧)一冊【本草】内閣・葵・京都府蔵 救荒野譜便覧を付す
一八〇一 享和元 坂元慎 救荒野譜便覧【本草】救荒本草便覧(救荒便覧)の付
一八〇一 享和元 黒木千之 眼科秘伝(済明図鑑)一冊【医学】九大蔵
黒木千之 済明図鑑(眼科済明)一冊【医学】京大富士川(方論を付す)・乾々・千葉大蔵
黒木千之 方論【医学】京大富士川蔵(済明図鑑の付)
一八〇一 享和元 黒木千之 済明図鑑附録二巻一冊【医学】乾々蔵
黒木千之 済明方函一冊【医学】乾々に享和二(一八〇二)写本
一八〇一 享和元 小野蘭山 甲駿豆相採薬記(甲駿豆相採薬志)一冊【本草】国会・内閣(常野採薬記と合)ほか蔵
一八〇一 享和元 小野蘭山 常野採薬記(常野採薬志・日光採薬記・常野採薬紀行)一冊【本草】国会・内閣(上記の甲駿豆相採薬記と合)ほか蔵
一八〇一 享和元 小野蘭山 富士採薬記一冊【本草】東洋岩崎・岩瀬蔵→蘭山採薬記
一八〇一 享和元 溝口直侯問 小野蘭山答 永山道修編 蘭山問目留簿二冊【本草】天理蔵
一八〇一 享和元 駒場薬園草木目録【史料】日本博物学年表による
一八〇一 享和元 間重富 算法/弧矢索隠家秘一冊【和算・度量衡】東北大岡本・羽間(自筆)蔵
一八〇一 享和元 宇田子奭 児免痘録一冊【医学】乾々に自筆本
一八〇一 享和元 水谷豊文 知多紀行正編【本草】→名大に一八〇九同続編と合二編一冊
一八〇一 享和元 水野皓山 日光採薬記一冊【本草】岩瀬蔵 筑波・日光山
一八〇一 享和元成 吉雄紫溟 刺絡精義一冊【医学】ヴォルフガング・ミヒェル蔵【補】
一八〇一 享和元自序 一八二二 文政五刊 多紀元簡 傷寒論輯義七巻一〇冊【医学】研医会図ほか蔵 一八五二版も
一八〇一 享和元自序 同刊 多紀元簡 救急選方(救急仙方)二巻一冊【医学】内閣ほか蔵 一八一〇版も
一八〇一 享和元序 一八〇三 同三刊 本山観堂(之光)・ 稲葉徳基(子讓) 傷寒論考文一冊【医学】研医会図ほか蔵
一八〇一 享和元序 一八〇二 同二刊 柘植竜洲(彰常) 蔓難録七巻五冊【医学・寄生虫】東博・九大ほか蔵 一八〇三・〇五・〇六(京大富士川ほか蔵)版も 日本初の回虫症専書【補】
一八〇一 享和元序 一八〇二 同二刊 西川国華 外科上池秘録(上池秘録外編)四巻一冊【医学】九大・京大ほか蔵 →一七七七上池秘録 一七八〇同続編
一八一五同三編 一八二三同四編
一八〇一 享和元奥書 栗崎流見立之書一冊【医学】乾々蔵
一八〇一 享和元奥書刊 柚木常盤 〔江州〕冬虫夏草写生一冊【博物】東大(冬虫夏草之図)・杏雨蔵→一八〇一夏草冬虫之図
一八〇一 享和元奥書刊 柚木常盤 〔舶来〕夏草冬虫之図一帖【本草】国
会白井ほか蔵 彩色
一八〇一 享和元自序刊 片倉鶴陵 〔医学質験信集〕青囊瑣探二巻二冊【医学】東大ほか蔵 一八〇二版も
一八〇一 享和元序刊 奈須恒徳 豹斑録一冊【医史】乾々ほか蔵 国会白井ほかに版年未詳本も 木活字本で内容は日本医史【補】
一八〇一 享和元序 一八〇九 文化六刊 稲葉克(文礼) 腹証奇覧後編二巻二冊【医学】研医会図ほか蔵 一八四九・五三版も→一七七九同正編二巻 合四冊
一八〇一 享和元序刊 三喜斎(田代昌純)著 馬田光昇編 本道医療近路(本道近路)二巻一冊【医案・史料】京大富士川・早大ほか蔵 一五四九天文医案の
改題本
一八〇一 享和元跋刊 杉田玄白 〔一生心得〕養生七不可一冊【医学】早大ほか蔵 病家三不治を付す
一八〇一 享和元跋刊 大槻玄沢 病家三不治【医学】研医会図蔵 〔一生心得〕養生七不可の付
一八〇一 享和元刊 木内石亭 〔湖上石話〕雲根志三編六巻一八冊【博物】鹿児島大玉里ほか蔵→一七七三同前編五巻 一七七九同後編四巻
一八〇一 享和元刊 山崎克(九皐) 黄鍾録二巻二冊【医学・辞典】京大富士川ほか蔵 中国医薬書より数字のある語彙を採録して一から順に出典も併記 京大富士川本は山田業広
自筆で一八五三黄鍾録補遺を記入【補】
一八〇一 享和元序 一八〇二 同二刊 黒弘休標注 瘟疫論標註(温疫論標註)二巻二冊【医学】京大・無窮神習ほか蔵 早大ほかに一八〇三版も【補】
一八〇一 享和元刊 天野俊英 家方医按一冊【医学】九大蔵
一八〇一 享和元刊 由良駑 気疾証治一冊【医学】九大・内藤くすり蔵
一八〇一 享和元刊 蘭江堂 郷里急救方一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八〇一 享和元刊 鹿島忠敬(号鹿洲) 経穴秘授一冊【鍼灸】京大富士川・杏雨ほか蔵
一八〇一 享和元刊 山本君清 痔漏口訣一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
一八〇一 享和元刊 黒崎択 〔享和新刻〕治労編一冊【医学】東大鶚軒・日大富士川ほか蔵
一八〇一 享和元刊 十返舎一九作画 〔智恵文珠御夢想丸〕馬鹿附薬三巻【医事説話・黄表紙】東洋岩崎・阪大ほか蔵
一八〇一 享和元刊 谷了閑 〔延寿〕養生談一冊【医学】国文研ほか蔵 一八二〇版も
崖達巷? 産物考四巻四冊【物産】内閣(紀伊産物考一・二)ほか蔵 崖達巷の西溟聞見録一冊は享和元頃成【補】
崖達巷 草郡産物一巻【物産】近世漢学者著述目録大成による
一八〇二 享和元 十一月二十八日没(一七三六 元文元生)安原方斎(名は寛、字は三吾・得衆 伊勢久居藩儒) 煙草録【本草】近世漢学者著述目録大成等
による
一八〇二 享和二 一月二十五日没(一七三六 元文元生)木村蒹葭堂(名は孔恭、字は世粛、別号は遜斎・巽斎等 大坂の造酒家にして文人・本草家・蔵書
家) 桜譜一巻【植物】近世漢学者著述目録大成による
木村蒹葭堂 禽譜一冊【動物】蒹葭堂遺物に復刻
木村蒹葭堂 蒹葭人日七種考一冊【本草】岩瀬蔵
木村蒹葭堂撰 近藤光寛画 蒹葭堂菌譜一冊【本草】国会白井・杏雨に文化六(一八〇九)写本
近藤光寛 人参考一冊【本草】杏雨蔵
木村蒹葭堂 蒹葭堂人参録一冊【本草】岩瀬蔵
木村蒹葭堂 蒹葭堂竹譜一冊【本草】国会(昭和一〇写)・岩瀬・杏雨蔵
木村蒹葭堂 蒹葭堂百合譜一冊【本草】岩瀬・杏雨・村野蔵
木村蒹葭堂 蒹葭堂物産全抄一冊【本草】岩瀬蔵
木村蒹葭堂 蒹葭校正浦之錦一冊【魚介】岩瀬蔵
木村蒹葭堂 蒹葭堂草木写生一巻【本草】杏雨に自筆本
木村蒹葭堂 蒹葭堂日本石譜二冊【鉱物】岩瀬に弘化三(一八四六)写本
(木村蒹葭堂) 薩州虫品(薩摩州虫品)一冊【動物】国会・岩瀬・杏雨(畔田翠山写)蔵 薩摩藩が明和五~七(一七六八~七〇)頃に奄美・琉球まで採集させた昆
虫標本の図録【補】
木村蒹葭堂 成形写真四巻【博物】近世漢学者著述目録大成による
木村蒹葭堂 草木譜一冊【本草】蒹葭堂遺物に復刻
木村蒹葭堂 日光菌品一冊【本草】岩瀬ほか蔵
木村蒹葭堂 秘物産品目一巻【本草】近世漢学者述目録大成等による
木村蒹葭堂 本草綱目解四八巻二冊【本草】杏雨に手稿本
岩瀬に木村蒹葭堂写本 佐渡州物産二巻一冊【物産】
一八〇二 内藤くすりに享和二写本 下村重清 医療病家訓後一冊【医学】家庭医学
一八〇二 東北大狩野に享和二雙松庵祐踖写本 古方後世方論一冊【医学】
一八〇二 国会に享和二写本 痘瘡七方一冊【医学】
一八〇二 慶大に享和二写本 鈴木寛長(宗観) 方証鑑一冊【医学】
一八〇二 享和二(一七九四 寛政六も) 石川玄徳(名は篤 一橋家幕医)録 西客対話一冊【医学・外交】広島小川古医書館蔵 江戸参府のオランダ商館一
行と寛政六に桂川甫周・栗本瑞見・佐藤幽仙・大槻玄沢・宇田川玄随と玄徳が会見(→一七九四〔甲寅来貢〕西客対話)、享和二に外科医(姓)ヘルマニス
(名)レツテキと玄徳が会見した記録【補】
石川玄徳 星野医譚【医学】京大富士川蔵(恵美三伯経験方函等と合一冊)
一八〇二 享和二 比野勘六 唐紅毛渡鳥集一冊【動物】国書解題による
一八〇二 享和二 比野勘六(薩摩藩御鳥方) 鳥賞案子三巻三冊(鳥はかせ一冊・鳥博士続篇二巻二冊、厚生新編続集/鳥養草、養禽物語三冊)【動物】国会白井ほ
か蔵
比野勘六 諸鳥飼方書【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
比野勘六 鳥名集一冊【動物】岩瀬・家政学院大江蔵
一八〇二 享和二 荒木佐兵衛(尚晴) 甘蔗作り方(甘蔗作法)一冊【農業】国会白井蔵
一八〇二 享和二 小野蘭山 紀州採薬記一冊【薬物】内閣・東博蔵
一八〇二 享和二 江田聖智軒 自用覚一家言一冊【医学】九大蔵
一八〇二 享和二 四熊世之助 傷寒論解一冊【医学】山口蔵
一八〇二 享和二 小林豊章画 植物逼真三帖【植物】杏雨蔵
一八〇二 享和二 大槻玄沢訳 星野範寧(良悦)編 身幹儀説一冊【医学】静嘉(稿本)・京大富士川蔵
一八〇二 享和二 奈須恒徳 新細抄一冊【医学】杏雨に稿本
一八〇二 享和二 邨田順廸 通骨正名一冊【医学】慶大富士川蔵 西医の解体図に発憤して中国の骨名を考証【補】
一八〇二 享和二 田畑幸太夫画 馬毛正写一冊【動物】宮書蔵
一八〇二 享和二 腹診惣論一冊【医学】九大蔵
一八〇二 享和二 土井良弼 本草記聞抜萃一冊【医学】村野蔵
一八〇二 享和二自序 一八一〇 文化七刊 杉田玄白 形影夜話二冊【医学・随筆】内閣ほか蔵 一八一四版も
一八〇二 享和二自序 柳井三碩 寝ぬ夜の夢一冊【医学】九大・乾々・内藤くすりに写本 日本衛生文庫四(国会ほか蔵)に活字本
一八〇二 享和二序 一八〇四 文化元刊 南部伯民 技癢録(積善堂随筆)二巻二冊【随筆・医学】内閣ほか蔵 文政五(一八二二)版も 医話の書【補】
一八〇二 享和二序 岡西巌(千秋)編 中沢氏秘方筌一一巻一一冊【医学】京大富士川蔵 一:幼幼慈救・小児科秘方・口歯方 二:中条流産科秘方(石井軍次郎伝) 三:秘伝眼科良
方・眼科秘方・口科秘要・口中療治秘方 四:痘瘡要薬方・五雲子腹診法(森雲統)・鍼灸要穴 五:金瘡一流療治・外科方 六:南蛮流外科書・外科一部秘
方・外治三和集要巻三 七:内外薬方譜(井戸勝弘伝)・諸家秘方 八~一〇:諸家秘方 一一:諸家秘方・秘方筌総目録
岡西巌編 諸家秘方五冊【医学】京大富士川蔵(中沢氏秘方筌の内)
滝紹仙 幼幼慈救【医学】京大富士川蔵(中沢氏秘方筌の内)
森雲統 五雲子腹診法一冊【医学】九大ほか蔵
渡辺良沢 五雲子腹診法【医学】京大富士川蔵(中沢氏秘方筌四) 渡辺良沢は筆写者か【補】
五雲子秘方一冊【医学】東大蔵
五雲子腹診一冊【医学】乾々蔵
一八〇二 享和二序 大田南畝問 木村蒹葭堂答 遡遊従之一冊【博物】国会白井ほか蔵
一八〇二 享和二序 一八〇三 同三刊 近藤隆昌 藤氏医談二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵 医論書【補】
一八〇二 享保二序 高暘朴(中茎暘谷)口授 和久田叔虎筆録 暘谷斎医辨一冊【医学】内藤くすり・東京医大蔵【補】
一八〇二 享和二序刊 曼亭鬼武(感和亭鬼武)作 十返舎一九画 異療寝鼾種三巻一冊【医事説話・黄表紙】国会ほか蔵
一八〇二 享和二序刊 素外著 北尾政美画 竜の宮津子一冊【魚介・俳諧】国会・内閣ほか蔵 改題本に魚貝譜(魚貝略画式)あり
一八〇二 享和二刊 北尾政美画 魚貝譜(魚貝略画式)一冊【魚介】国文研ほか蔵 文化一〇(一八一三)版も→一八〇二竜の宮津子の改題本
一八〇二 享和二序 一八〇三 享和三(~一八〇五 文化二)刊 小野蘭山述 岡村春益・小野職孝編 本草綱目啓蒙四八巻【本草】国会白井ほか蔵 一八一一・二九・四四・四七・五〇・五八版も 天保一五(一八四四)木活版の重修本草綱目
啓蒙三五巻三六冊(国
会ほか蔵)は梯南洋の補正【補】
小野職孝 本草綱目啓蒙撮要三冊【本草】千葉大に享和三(一八〇三)写本
庶物異称三冊【本草】国会蔵 本草綱目啓蒙の抄出
岡村春益 尚古堂集書/附丁酉採集図説一冊【本草】楂{艸+考}蔵
一八〇二 享和二刊 医療雑方【医学】大阪府石崎蔵
一八〇二 享和二刊 上杉鷹山 中条至資 莅戸太華 かてもの(加手物・糧物・備荒食物かて物)一冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵
一八〇二 享和二刊 熊野玄碩 古方条理二冊【医学】早大(山田業広旧蔵)ほか蔵
一八〇二 享和二序刊 篠山齢台 察病機変/初編二巻二冊【医学】内藤くすり蔵 享和三(一八〇三)版も【補】
一八〇二 享和二刊 杉浦見襄(季成) 自玩医説二巻一冊【医学】京大ほか蔵【補】
一八〇二 享和二刊 安田庭県(松亭) 水腫規鑑二巻付録六冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八〇二 享和二刊 伏屋素狄 痘疹美面定一帖【医学】大阪出版書籍目録による
一八〇二 享和二刊 杉原養甫 麻疹備要方一冊【薬物】東大鶚軒・刈谷ほか蔵
一八〇二 享和二刊 黒沢松益 痘瘡医筌一冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵
黒沢松益 痘瘡医療筌一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇二 享和二刊 延寿堂鳥飼唐斎製本家調合所 無病長生養生之法并天寿補元丹来由効能書一冊一一丁【医学】早大ほか蔵
一八〇三 享和三 二月十八日没(一七六二 宝暦一二生)柚木太淳(字は尭民、号は鶴橋 京の町医で眼科に西洋医学を導入) 鶴橋志異三冊【医学】本朝医
家著述目録による
柚木太淳 眼科精義四巻【医学】本朝医家著述目録による
柚木太淳 銀海浮槎三冊【医学】本朝医家著述目録による
柚木太淳 傷寒論読例一巻【医学】本朝医家著述目録による
柚木太淳 分量彙攷一巻【薬物】本朝医家著述目録による
一八〇三 享和三 二月二十三日没(一七三五 享保二〇生)大竹東海 五穀古名考一巻【農業】近世漢学者著述目録大成による
一八〇三 享和三 二月二十五日没(一七六二 宝暦一二生)富田日岳(字は伯図、通称は大淵、号は日岳 肥後熊本藩医) 傷寒温知論【医学】近世漢学者著
述目録大成による
一八〇三 享和三 三月二十二日没(一七二四 享保九生)中西深斎(名は惟忠、字は子文 京の町医) 傷寒古義五巻四冊【医学】杏雨に文政一〇(一八二
七)山田清沈写本【補】
中西深斎 傷寒之名義一冊【医学】国会(桜園叢書三六)・京大富士川(脈陰陽倶緊と合)蔵
中西深斎 傷寒論口授五巻一冊【医学】京大富士川蔵
中西深斎 傷寒論講義一冊【医学】京大富士川ほか蔵
中西深斎 傷寒論秘要一冊【医学】京大富士川蔵
中西深斎 傷寒論辨正余壁一冊【医学】東博(明治写)・東北大狩野・九大(明治写)ほか蔵
〔中西先生講説〕傷寒論国字解一一冊【医学】無窮神習蔵
中西深斎 深斎先生傷寒摘要一冊【医学】鹿児島大松本蔵
中西深斎 澄霞園遺稿二冊【医学】慶大富士川蔵
噏霞園叢書三巻一冊【医学】静嘉蔵 張仲景先生祠墓記・刀環之説・和気本傷寒論由来を収む
和気本傷寒論由来【医学】静嘉蔵(噏霞園叢書の内)
中西深斎 静逸遺稿一冊【医学】旧三井鶚軒に明治写本
中西深斎 中西深斎遺稿一冊【医学】乾々蔵
中西深斎 脈陰陽倶緊【医学】京大富士川蔵(寒之名義と合一冊)
深斎先生講述一冊【医学】乾々蔵
一八〇三 享和三 六月二十九日没(一七三一 享保一六生)大塚嘉樹(名は嘉樹、字は子敏、号は蒼梧 江戸の有職故実家) 尺度考一冊【度量衡】宮書蔵
新撰医師視立角觝会(いしみたてすもふあはせ)〔寛政より享和〕一紙【名鑑・医史料】京都医学史研究会蔵 京都の番付で東方大関は和田泰純
【補】
一八〇三 享和三 八月二日没(一七四四 延享元生)和田東郭(名は璞、字は韞卿・泰純、号は東郭・含章斎・蕉窓 朝廷医) 医説漫録一冊【医学】乾々蔵
和田蕉窓 医方小乗二巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵
和田蕉窓口授 医談聴受録(医談受聴録)一冊【医学】京大富士川(綿囊叢書の内)・東北大狩野蔵
和田東郭 含章斎医按一冊【医学】慶大蔵
和田東郭 含章斎医譚二冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
千葉伯峨編 含章斎辨一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
和田東郭授 含章斎方意(含章斎方意解)一冊【医学】京大富士川蔵
和田東郭 含章斎方函(和田東郭先生方函・和田泰庵方函)一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
和田東郭授 含章斎丸散方一冊【薬物】京大富士川ほか蔵
和田東郭授 含章斎脚気治法一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
和田東郭授 含章斎腹診録二巻二冊【医学】京大富士川・乾々蔵→一八五〇〔増補・含章斎〕腹診録
和田東郭腹診図一冊【医学】慶
大富士川蔵
東郭先生処剤録/抄記一冊【薬物】千葉大蔵
和田東郭 奇方録一冊【医学】京大富士川(含章斎丸散方の付)・内藤くすり蔵
和田東郭 灸法全書一冊【鍼灸】京大富士川蔵
和田東郭 経験丸散方一冊【薬物】京大富士川蔵
和田東郭 経験方一冊【医学】東大鶚軒蔵(文政一一写、恵美丸散録を付す)
和田東郭 産家瑣言一巻【医学】本朝医家著述目録等による
和田東郭 蕉窓医話一冊【医学】内藤くすり蔵
和田東郭 蕉窓医譚一冊【医学】乾々に文化一二(一八一五)写本
蕉窓雑話続編一冊【医学・随筆】国会蔵
和田東郭 十四経紀聞一冊【鍼灸】乾々蔵
和田東郭 水腫治方一冊【医学】研医会図蔵
和田東郭 青囊瑣言【医学】本朝医家著述目録等による
和田東郭 治痢主方一巻【医学】日本医学史による
和田先生治痢主方一冊【医学】京大富士川蔵
和田東郭 枕中方一冊【医学】九大蔵
和田東郭 東郭医則【医学】大阪名家著述目録による
和田東郭 東郭医話一冊【医学】京大富士川(東郭先生医談と合)ほか蔵
和田東郭 東郭雑記【医学】大阪名家著述目録による
和田東郭 東郭診訣一冊【医学】京大富士川(腹診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成五)蔵
和田東郭 東郭診腹一家伝【医学】京大富士川蔵(腹診集説の内)
和田東郭 東郭先生医案一冊【医案・史料】長崎・乾々・内藤くすり蔵
和田東郭 東郭先生医談(東郭医談・和田先生医談)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
和田東郭 東郭先生医談紀聞一冊【医学】東大鶚軒・東北大狩野・内藤くすり蔵
和田東郭 東郭先生経験方一冊【医学】東北大狩野蔵→経験方
和田東郭 東郭先生語録一冊【医学】京大富士川蔵
東郭先生和田泰純口授筆記【医学】宮書蔵(片玉集続集二八)
東郭口授一冊【医学】刈谷に文政一三(一八三〇)写本
和田東郭 東郭先生傷寒論活用一冊【医学】無窮神習蔵
和田東郭 東郭先生方輿並記聞(方輿記聞)【医学】京大富士川(二巻一冊)ほか蔵
方輿別集記聞一冊【医学】東大・内藤くすり蔵
和田東郭 東郭先生夜話一冊【医学】国会・杏雨・乾々蔵
和田東郭 東郭方輿外伝一冊【医学】茨城大菅蔵
和田東郭著 大谷恭編 東郭先生方鑑医事談一冊【医学】無窮平沼に文化五(一八〇八)写本
和田東郭 痘瘡秘訣【医学】京大富士川蔵(治療極意秘録長田徳本翁遺説方と合一冊)
和田東郭 導水瑣言薬方抜萃【医学】京大富士川蔵(津田長安先生口科秘伝等と合一冊)
和田東郭 黴瘡一家伝一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
東郭先生瘡家一書一冊【医学】東大蔵
東郭先生黴瘡下疳方一冊【医学】慶大富士川・内藤くすり蔵
和田東郭 黴瘡知要一巻【医学】日本医学史による
和田東郭 黴瘡秘録一冊【医学】内藤くすり・研医会図蔵
和田東郭 黴毒辨【医学】東大鶚軒蔵(治水家言・腹診録と合一冊)
和田泰順(泰純) 楳癘諸方一冊【医学】慶大富士川蔵 黴瘡知要(和田恭順撰)ほかの写し
和田東郭 百疢一貫(百疹一貫)二巻二冊【医学】慶大富士川(巻之下存一冊)ほか蔵
和田泰順(泰純) 腹診図説一冊【医学】金沢大蔵
和田東郭 腹診秘訣一冊【医学】乾々蔵
和田東郭 腹診秘録【医学】京大富士川(諸家腹診説一)・内藤くすり蔵
和田東郭 脈候編【医学】京大富士川蔵(医家七要と合一冊)
和田診腹論一冊【医学】浅野小田蔵
和田東郭 養嬰瑣言(小児養栄鎖言)一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
和田東郭 幼家瑣言【医学】本朝医家著述目録による
和田東郭 癰家瑣言一巻【医学】本朝医家著述目録等による
和田東郭 和田家日用方鑑一冊【医学】茨城大菅蔵
一八〇三 享和三 十月四日没(一七三七 元文二生)甲把瑞益 金台要方【医学】本朝医家著述目録による
一八〇三 享和三 十一月二十六日没(一七二三 享保八生)和気成高 神遺方叙【医学】無窮神習蔵(古医書五種の内)
一八〇三 千葉大に享和三写本 小沢純惟述 眼疾摘要一冊【医学】
一八〇三 杏雨に享和三秦信義写本 口中一切療治之記一冊【医学】
一八〇三 東北大狩野に享和三写本 古方験録一冊【医学】
一八〇三 神宮に享和三写本 榊葉考一冊【植物】
一八〇三 日比谷加賀に享和三写本 査魚図一冊【魚介】
一八〇三 京
大富士川に享和三跋写本(一七九二 寛政四序) 源長起 鍼法要集二巻続一巻一冊【鍼灸】
一八〇三 内閣に享和三写本 造糖法一冊【物産】
一八〇三 享和三 先山春祥 医篋二〇冊【医学】杏雨に自筆稿本【補】
一八〇三 享和三 阿蘭陀抜書一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇三 享和三 松田忠予 常食喰様曳歌一冊【飲食】東大蔵 教訓歌六八首
一八〇三 享和三 宮地維則 常毛採薬録一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八〇三 享和三 施薬所行者 真宗他力/六字一粒丸【薬物】国会蔵(拾莠集の内)
一八〇三 享和三 荻野元凱 台州園門人帳一軸【名鑑・医史料】順天大山崎蔵
一八〇三 享和三 翠中軒知新 茶茗功能記二巻一冊【本草】慶大・岩瀬・東北大蔵
一八〇三 享和三 曾占春 渚の丹敷(渚のにしき・渚の錦・占春斎介品)二巻二冊【魚介】国会伊藤ほか蔵
一八〇三 享和三 中島清香 舶来諸産解説七拾条一冊【博物】国会白井ほか蔵
一八〇三 享和三 小野蘭山 房総常州採薬記一冊【本草】東博蔵(紀州採薬記と合)→蘭山採薬記
一八〇三 享和三 小野蘭山 〔蘭山鑑定〕本朝群禽分類一冊【動物】国会(倭朝禽類異名)・岩瀬蔵
一八〇三 享和三 村井琴山 痘瘡問答一冊【医学】九大・京大富士川蔵 麻疹略説を付す
一八〇三 享和三 村井琴山 麻疹略説一冊【医学】九大・京大富士川(痘瘡問答の付)ほか蔵
一八〇三 享和三 屋代弘賢 麻疹紀原【医学】国会蔵(叢書料本八) 古今要覧稿の病痾部に収む
一八〇三 享和三 大槻玄沢 麻疹啓廸四巻【医学】静嘉(痘麻病由来を付す、五冊)ほか蔵
一八〇三 享和三 長島養三 麻疹薬按一冊【薬物】京大富士川蔵
一八〇三 享和三序 同年刊 恬淡真人(山崎克明) 〔痘瘡予防〕雨夜談一冊【医学】国会ほか蔵【補】
一八〇三 享和三自序 一八〇八 文化五刊 茅原定(虚斎) 詩経名物集成六巻五冊【本草】国会白井ほか蔵
詩経名物集成引書目三巻三冊【書目・薬史】新潟大佐野蔵
未詳年刊 茅原定 日本名医伝三冊【医史・伝記】茶図成簣蔵
一八〇三 享和三自序 一八〇四 文化元刊 稲葉宗軒著 上方清謙・前田温潤編 復古明試録一冊【医学】内閣ほか蔵 古方流の治験と医論【補】
稲葉宗軒 長沙正選一冊【医学】乾々蔵
稲葉宗軒 病源雑話一冊【医学】慶大富士川に文政一〇(一八二七)写本
稲葉周貞(宗軒)著 前田宗珉(昌信)選 備用的方翼一冊【医学】内藤くすり蔵 医方書
稲葉宗軒 復古剤文蛤散説一冊【医学】乾々蔵 書名は復古斎文蛤散説の訛だろう【補】
一八〇三 享和三刊 十返舎一九作 貞之画 〔疱瘡請負〕軽口噺(疱瘡痳疹養生伝記)一冊【医事説話・咄本】国会ほか蔵 紅摺本 後編に子宝山あり
一八〇三 享和三刊 十返舎一九作 渓斎英泉画 〔疱瘡軽口ばなし後編〕子宝山一冊【医事説話・黄表紙】東大図ほか蔵 紅摺本 軽口噺の後編
江戸刊 十返舎一九画 疱瘡をせぬ子一紙【医事説話】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八〇三 享和三刊 (はしかが)麻疹賀散退記(麻診賀散退記)一冊【医事説話・滑稽本】長崎・内藤くすり蔵 書名は(足利?)三代記のもじり【補】
一八〇三 享和三刊 式亭三馬 麻疹戯言一冊【医事説話・滑稽本】東大図ほか蔵 送麻疹神表・麻疹与海鹿之辯より成る
一八〇三 享和三刊 稲葉賛水 麻疹顕証録一冊【医学】乾々蔵【補】
一八〇三 享和三刊 多紀元簡編 麻疹三書二巻二冊【医学】早大ほか蔵 麻疹纂類・麻疹輯要方・麻疹心得を収む
一八〇三 享和三 多紀元簡 麻疹抄方一冊【医学】麻疹輯要方と同?【補】
一八〇三 享和三序刊 畑柳啓 麻疹聚英一冊【医学】乾々・加大ロス蔵
一八〇三 享和三序刊 金鳳子(長等山) 〔癸亥経験〕麻疹得効方一冊【薬物】国会ほか蔵
一八〇三 享和三刊 岡村養拙 麻疹辨証一冊【医学】内閣・京大富士川蔵
養拙亭随筆一冊【医学】東大蔵
養拙亭叢書五冊【医学】東大蔵 含章堂方訣・東郭先生黴瘡秘録・導水鎖言・東郭先生医談・病因考・東門随筆を収む
養拙堂攈集録二冊【医学】茨城県歴史蔵
一八〇三 享和三刊 張璐著 石自立斎編 麻疹方彙一冊【薬物】京大富士川蔵
一八〇三 享和三刊 佐々井玄敬(茂庵)訳 張璐原著 麻疹例草(麻疹例草国字解)一冊【医学】国会ほか蔵 一八二四改題版(麻疹精要国字解)も国会ほかに【補】
一八〇三 享和三自序 一八〇七 文化四序刊 原昌克(南陽) 経穴彙解八巻八冊【鍼灸】東邦大額田ほか蔵 一八五四版・中国影印版も【補】
一八〇三 享和三自序 一八二〇 文政三跋刊 原南陽述 大河内政存等記 叢桂亭医事小言(医事小言)七巻八冊【医学】巻七は叢桂亭蔵方 一八五四版(慶大富士川ほ
か蔵)も
一八〇三 享和三序 一八〇五 文化二刊 伏屋素狄 和蘭医話二巻二冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵→一八〇五和蘭医事問答
一八〇三 享和三序 一八〇五 文化二刊 吉益東洞 医事古言一冊【医学】京大富士川ほか蔵一八〇八版も 写本は国会ほか多くが書名を医方古言とする【補】
一八〇三 享和三序 一八〇四 文化元刊 中尾猷祖 薬性解(雷公薬性解撰次)六巻六冊【薬物】陽明・研医会図・国会(果編上一冊)ほか蔵 菜編・魚編・果編より成る【補】
一八〇三 享和三跋 一八〇四 同四刊 (伝)永田徳本著 稲葉文礼・和久田叔虎校 徳本翁十九方(徳本十九方・知足斎十九方)一冊【医学】金沢大・内藤
くすり蔵 文化元(一八〇四、早大ほか蔵)・同一五(一八一八)版も 版本は和久田叔虎の十九方対証通覧一冊を付す
一八〇三 享和三自序刊 吉益東洞著 雉間煥標注 類聚方集覧(類聚方集覧標注)二巻一冊【薬物】早大・内藤くすりほか蔵 一八三一版と未詳版も
一八〇三 享和三序刊 アンミデル著 広川獬訳 医流蘭療方一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇三 享和三序刊 北条若斎著 村田言庵校 簡易傷寒論一冊【医学】韓国中央図書館ほか蔵
一八〇三 享和三跋刊 栗崎星陵述 金井域・山崎適記 水腫刺鍼法一冊【医学】九大ほか蔵
一八〇三 享和三刊 医戒一紙【医学】順天大山崎蔵
一八〇三 享和三刊 南木竜江 医法新話二冊【医学】京大ほか蔵 内藤くすりに弘化三(一八四六)版も
一八〇三 享和三刊 酔竹庵(唐衣橘洲)・芍薬亭(長根)・千種庵(霜解)編 狂歌三十六題集二冊【医事説話・狂歌】日比谷加賀蔵 編者の酔竹庵は翠竹庵
(曲直瀬道三)のもじり【補】
一八〇三 享和三刊 随時堂 掌中備急方一冊【医学】日比谷加賀・日文研宗田・内藤くすり蔵
一八〇三 享和三刊 伊藤数馬(四方堂、叔匹) 黴瘡鄙言一冊【医学】京大・東大鶚軒ほか蔵
一八〇三 享和三刊 末延守秋 黴療奇効方/前編一冊【医学】京大・東大・日大ほか蔵
一八〇三 享和三刊 津田玄仙 療治茶談五編【医学】→一七七〇同初編 一七八二同後編 一七八六同三編 一七九一同四編 一七八八同四編付録(勧学治
体) 一八〇〇同続編・続編付録 一八〇九同六編 合九冊(内閣ほか蔵)
一八〇三 享和三 享和三年神領五ケ村納米升調書一冊【度量衡】神宮蔵
一八〇四 享和三 十月十七日没(一七二三 享保八生)前野良沢(名は熹、字は子悦、号は蘭化 豊前中津藩医) 海外事験筆録六冊【医学】本朝医家著述目
録による
前野良沢 テリアカノ伝一冊【医学】日大富士川蔵
前野良沢自画賛 前野良沢肖像一額【医学・史料】早大蔵
一八〇四 享和四 五月成 神代太十郎・頴川仁十郎 清医胡兆新問答録(清国医事問答)一冊【医学】宮書蔵
臼井教美(寛政・享和頃の人) 応需漫録二冊【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 瓦谷答問集【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 玄学觽二冊【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 攷癩秘丹【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 三教一鼎二巻【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 三余医言五巻【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 純陽帝君仙派系図【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 醒世瑾瑜【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 惜字紙典彙【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 胆礼北斗攷二巻【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 辨緇流難一巻【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 辨儒流難一巻【医学】本朝医家著述目録による
臼井教美 保精医四冊【医学】本朝医家著述目録による
一八〇四 享和四自序 福田経徳 〔眼科〕五禽斎方矩一冊【医学】京大富士川・乾々・研医会図蔵
五禽斎家方一冊【医学】千葉大蔵 眼科書
五禽斎丸散方函【薬物】研医会図に合綴で文化三(一八〇六)写本 杉村元碩先生門下相伝/明石流眼療器具図入
一八〇四 享和四序刊 安米的爾(アンミデル)著 広川獬訳 蘭療方一冊【医学】早大ほか蔵 器物図説を付す
享和(元禄から) 向井元仲(富)編 商舶載来医家書目一冊【医書目】九大・乾々・内藤くすり蔵
享和(寛政から) 物産公勤録【物産】内閣蔵(小原良直編 紀伊産物考九冊の第三冊)
小野蘭山著 小原良直増補 〔重訂増補〕本草綱目啓蒙【本草】国会伊藤蔵(巻三九・四〇、小原良直手稿本、二冊)
享和年間 児島宗説(冲夫) 腹診精微二巻【医学】日本医学史による
一八〇四 文化元 五月二十六日没(一七二一 享保六生)畑柳安(名は維和、字は柳安、号は黄山 朝廷医) 医学院畑先生家用方一冊【医学】日大富士川蔵
畑柳安 長生養生記【医学】本朝医家著述目録による
畑柳安 腹診録一巻【医学】日本医学史による
一八〇四 文化元 七月二十九日没(一七三〇 享保一五生)伊藤東所(名は善韶、字は忠蔵 東涯三男で古義堂三代目塾主) 寿域方一冊【薬物】天理古義堂
に自筆本 諸家より伝聞の薬法を集めたもの
一八〇四 文化元 八月十四日没(一七四六 延享三生)荒木田久老(名は正董、号は五十槻園、通称は主税 伊勢内宮神官で国学者) 宇治久老貝之図一冊
【本草】岩瀬・杏雨蔵
一八〇四 文化元 一一月自序 各務文献 整骨撥乱一冊【医学】大阪府蔵→一八一〇整骨新書の草稿【補】
一八〇四 東北大狩野に文化元大井長倚写本 飲食物製造雑録一冊【飲食】
一八〇四 内藤くすりに文化元写本 荻野元凱 海薬集一冊【薬物】
一八〇四 内藤くすりに文化元写本 原南陽 栩々亭随筆一冊【医学】
一八〇四 内藤くすりに文化元写本 台州園丸散方一冊【薬物】
一八〇四 研医会図に文化元写本 麻嶋眼療秘録一冊【医学】
一八〇四 文化元 小野蘭山 〔蘭山翁〕伊勢採薬記一冊【本草】国会伊藤に慶応四(一八六八)伊藤圭介写本と岩瀬に文化元(一八〇八)写本
一八〇四 文化元 小野蘭山 伊勢並紀州採薬記一冊【本草】岩瀬蔵
一八〇四 文化元 小野蘭山 駿州勢州志州採薬記一冊【本草】内閣(駿州勢州採薬記)・村野蔵→蘭山採薬記
一八〇四 文化元 小野蘭山 勢州採薬志(勢州採薬記)一冊【本草】国会・乾々ほか蔵→蘭山採薬記
一八〇四 文化元 多紀元簡抄 医方類聚抄摘一冊【医学】東大鶚軒に自筆本 医方類聚は韓籍【補】
一八〇四 文化元 多紀元簡 本朝経験方一冊【医学】京大富士川・神宮・北野天満宮蔵
一八〇四 文化元凡例 大高知道(元喆、元哲)編 多紀元簡閲 古今医書目録四巻二冊【医書目】京大富士川蔵【補】
大高元哲 漢土歴代医家姓氏二冊【名鑑・医史】慶大富士川蔵【補】
一八〇四 文化元 外療極意一冊【医学】慶大富士川蔵
一八〇四 文化元 吉雄紫溟(玄吉、貞美) 鴃舌医言一冊【医学】新撰洋学年表による
一八〇四 文化元 伊藤祐珍 小林先生葉腊注解一冊【本草】村野蔵
一八〇四 文化元 木幡伯英 斥医断評説一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
一八〇四 文化元 市橋長昭著 桜井絢画 続花譜二巻【植物】日本博物学年表による
一八〇四 文化元 市橋長昭 又続花譜【植物】日本博物学年表による
一八〇四 文化元 荻野元凱 松平山城守殿請招記一冊【医学】順天大山崎蔵
一八〇四 文化元 岩崎灌園編 薬価集一冊【薬物・史料】国会白井に手稿本
一八〇四 文化元 万扣帳一冊【医学】滋賀医大河村蔵
一八〇四 文化元 多紀元簡筆記 一八一八 文政元 渋川維亮写 挨穴輯要一冊【経穴】北里大蔵【補】
一八〇四 文化元自序 一八〇五 同二刊 松尾茂帥(淡台、基徳) 温疫反案二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
一八〇四 文化元自序 一八〇五 同二刊 橘南谿 雑病記聞三冊【医学】研医会図ほか蔵
一八〇四 文化元自序 一八一六 同一三刊 川越衡山 傷寒論脈証式八巻六冊【医学】九大・早大・東大ほか蔵 天保一二(一八四一)・中国版も【補】
一八〇四 文化元自序 一八一一 同八刊 原南陽 〔戦陣奇方〕砦草(砦艸)一冊【医学】国会白井ほか蔵一八一八・五六版も【補】
一八〇四 文化元序 原南陽述 大島員編 復坐録一冊【医学】国会・京大富士川蔵
一八〇四 文化元序 一八〇五 同二刊 村上等順 続名家方選一冊【薬物】早大ほか蔵→一七八〇名家方選 一八〇七名家方選三編 一八六二名家方選大成【補】
一八〇四 文化元跋 一八〇五 同二刊 樋口丹台(器、季成) 医林蒙求三冊【医史・伝記】京大富士川ほか蔵 漢籍の医説および歴代名医蒙求を踏襲して中国医家伝を列記【補】
一八〇四 文化元奥書 采真居(宮本周安) 本草綱目要解一冊【本草】東大鶚軒蔵【補】
一八〇四 文化元自序刊 江為山(葛交崖、玄味子) 傷寒冥覧訓五巻四冊【医学】千葉大・刈谷・杏雨ほか蔵【補】
一八〇四 文化元序刊 筒井順一 傷寒例正誤一冊【医学】京大蔵
一八〇四 文化元序刊 及川東谷 傷寒論古訓伝五巻五冊【医学】韓国中央図書館ほか蔵 一八四一版も
一八〇四 文化元序刊 曾占春・白尾国柱等編 島津重豪著 成形図説三〇巻三〇冊【博物】一八〇五・〇九・一四・二八・未詳年版(味の素食文化セほか蔵)も 写本は全四五巻
一八〇四 文化元序刊 野山千秋(天罏堂) 天罏堂医策二巻二冊【医学】京大富士川・慶大富士川ほか蔵
一八〇四 文化元序刊 縛武得而‐反‐立数(ウヲウテル‐ハン‐リス)著 橋本宗吉訳 蘭科内外三法方典(蘭医家三法方典)四冊【薬物】日文研宗田・乾々
ほか蔵 文化一〇(一八一三)版も
一八〇四 文化元序刊 小野蘭山 小野職孝編 飲膳摘要一冊【飲食】東大ほか蔵 増補・補遺版は一八〇六・一七(国会白井ほか蔵)・三六・五九にも【補】
一八〇四 文化元刊 柘植竜洲 医療万難録二冊【医学】大阪出版書籍目録による
一八〇四 文化元刊 耕雲堂灌圃 介石録一冊【本草】東北大狩野蔵
一八〇四 文化元刊 灌園(耕雲堂灌圃) 化石奇異貝品画譜一冊【博物】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八〇四 文化元刊 耕雲堂灌圃 貝石品図一冊【魚介】徳島蔵
刊本 耕雲堂灌圃編 貝石画譜一冊【魚介】国会ほか蔵
一八〇四 文化元刊 飯野退蔵 脚気発明一冊【医学】早大ほか蔵 多くは処陰雑志と合刊
一八〇四 文化元刊 飯野退蔵 処陰雑志一冊【医学】早大ほか蔵 多くは脚気発明と合刊
一八〇四 文化元刊 庭屋学 旧疾新書一冊【医学】無窮神習・内藤くすり蔵
一八〇四 文化元刊 岡田静安(華陽) 古今方彙分量解一冊【薬物】国会蔵
一八〇四 文化元刊 冢田子常 傷寒論一家言(傷寒一家言)四冊【医学】杏雨蔵 九大に一八〇六版も
一八〇四 文化元刊 福村恵迪編 傷寒論方抜萃一冊【医学】神宮蔵
福村恵迪 金匱要略方抜萃一冊【医学】神宮に文化元(一八〇四)写本
一八〇四 文化元刊 和久田叔虎 徳本翁十九方対証通覧一冊【医学】早大(尾台榕堂旧蔵)ほか蔵 版本は一八〇三徳本翁十九方の付
一八〇四 文化元刊 松山和民 践耶論医道論二冊【医学】江戸出版書目による
一八〇四 文化元刊 最上徳内 度量衡説統六巻三冊【度量衡】国文研ほか蔵
一八〇五 文化二 二月(一八〇四 文化元末から) 華岡青洲述 華岡鹿城録? 乳巌治験録一冊【医学】天理蔵(自筆本とするのは誤認) 青洲が一八〇四
年十月十三日に初めて麻沸散の全身麻酔で藍屋勘の乳癌を手術した記録 松木明知の諸研究による【補】
華岡乳癌治験一冊【医学】乾々蔵
一八〇五 文化二 四月十日没(一七五三 宝暦三生)橘南谿(宮川春暉、字は恵風、号は南谿 京の町医のち朝廷医) 解屍運刀法一巻【医学】国学者伝記集
成による
橘南谿 黄華堂医話一冊【医学】日比谷加賀蔵
橘南谿 五臓邇言一冊【医学】本朝医家著述目録による
橘南谿 雑病邇言【医学】京大富士川(存巻二・三)・内藤くすり(存巻六)蔵
橘南谿 傷寒論温知録五冊【医学】乾々蔵
橘南谿 傷寒論文例一冊【医学】国学者伝記集成による
橘南谿 神丹秘訣一冊【医学】京大富士川ほか蔵
橘南谿 橘氏医話【医学】国学者伝記集成による
橘氏腹診録【医学】研医会図に嘉永七(一八五四)宮永正純写本 橘氏腹診録・奥術活法・薬徴・台州先生腹診・金瘡秘集・春林軒膏方秘録・橘
家腹候録を合写
橘家腹候録【医学】研医会図に同上
橘氏薬量考一冊【薬物】杏雨蔵
橘南谿 度量衡辯意【度量衡】国学者伝記集成による
橘南谿 痘疹玉環方【医学】本朝医家著述目録・近世漢学者著述目録大成による
橘南谿 痘瘡新論【医学】京大富士川に戴曼公先生治痘用方等と合一冊
橘南谿 南谿医話一冊【医学】東大蔵
橘南谿 方意辯【薬物】国学者伝記集成による 医方書【補】
橘南谿 本草通玄二〇巻【本草】本朝医家著述目録等による
橘南谿 薬量邇言一冊【薬物】京大(薬量衡)・京大富士川・旧三井鶚軒蔵
橘南谿 薬方小箋【薬物】近世漢学者著述目録大成による
一八〇五 文化二 六月二十日没(一七五五 宝暦五生)橋本経亮(本姓は橘、号は橘窓 京の国学者・有職故実家) 郁子考一冊【本草】東大本居に文化一三
写本
郁子之考一冊【本草】静嘉蔵
郁子譜並図【本草】国
会(三十輻五)ほか蔵
郁子由来一冊【植物】早大服部蔵
一八〇五 文化二 九月没(一七五二 宝暦二生)阿部岳陽 医律五〇巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
阿部岳陽 鍼術反正【鍼灸】近世漢学者著述目録大成による
岳陽先生穴法一冊【鍼灸】京大富士川に寛政九(一七九七)写本
一八〇五 内藤くすりに文化二写本 栄樹庵春助先生医話一冊【医学】
栄樹庵足立先生医話一冊【医学】内藤くすり蔵
栄庵足立先生医話一冊【医学】内藤くすり蔵 足立栄庵は後藤家塾の門人で本書は一七五七艮山病因考の講義録【補】
一八〇五 琉球大伊波普猷に嘉慶一〇(文化二)入手写本 粟国親雲上御供/波真川仁屋 疱瘡歌并和歌・暦・口説一冊
【医学】疱瘡神の退散を祈願【補】
一八〇五 千葉大に文化二写本 穐田琮正訳 秋田家伝/南蛮流眼科明論一冊【医学】
一八〇五 京大に文化二写本 吉田流禁録一軸【医学】
一八〇五 文化二 吉坂楽山 写生採花悉顕四冊【植物】杏雨(手稿本)・楂{艸+考}蔵
五愛楼楽山 柳絮略記二冊【植物】岩瀬に自筆稿本
一八〇五 文化二 小野蘭山 上州妙義山並武州三峯山採薬記一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八〇五 文化二 小比賀時胤 蕃薯解一冊【本草】岩瀬・村野・内藤くすり蔵
一八〇五 文化二 荻野元凱 淀殿稲葉丹波守往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一八〇五 文化二成 中神琴渓 温疫論国字解四冊【医学】杏雨蔵【補】
一八〇五 文化二成 村井琴山 漫遊説一冊【医論】熊本大医学部同窓会(熊杏会)蔵 日医史雑六四巻三号の松崎論文に解題と全文翻刻【補】
一八〇五 文化二成 吉雄紫溟(玄吉、貞美) 蘭薬説三巻一冊【医学】ヴォルフガング・ミヒェル蔵【補】
吉雄紫溟 遠西奇水抜粋一冊【医学】ヴォルフガング・ミヒェル蔵【補】
吉雄紫溟 大西医断【医学】内藤くすり蔵
吉雄紫溟述 長谷部彰・杉本直・江尻成功記 性僻候篇一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
吉雄紫溟 蘭方油薬之書一冊【医学】日文研宗田・中野操文庫蔵【補】
吉雄紫溟 蓼莪堂巻木綿之図一冊【医学】ヴォルフガング・ミヒェル蔵【医学】
吉雄紫溟 蓼莪堂外科伝書二冊【医学】京大富士川蔵
蓼莪堂方筌一冊【医学】東大鶚軒蔵(小林順堂先生校正方函抜萃を付す)
一八〇五 文化二自序 一八〇九 同六刊 千野良岱 和蘭制剤三巻五冊【医学】九大ほか蔵
一八〇五 文化二自序 伊沢蘭軒 居家遠志一冊【医学】杏林叢書五(国会ほか蔵)に復刻 医事等の典拠考証【補】
一八〇五 文化二自序 中里長富 生生堂製薬規録一冊【薬物】京大富士川蔵 生薬の品質と修治法【補】
一八〇五 文化二序 一八〇六 同三刊 中神琴渓講 安芸均編 大塚碩庵校 生生堂傷寒約言(生々堂傷寒約言)一冊【医学】京大・杏雨ほか蔵 京大富士川ほかに文政三(一八二〇)版も
一八〇五 文化二序 鈴木大凡 花纂一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八〇五 文化二序 西村公密(玄周) 春靄録一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇五 文化二序 一八〇七 同四刊 和田東郭述 和田哲記 導水瑣言一冊【医学】国会白井ほか蔵 一八一五版も
一八〇五 文化二自序 宇田川榛斎訳 印度備要経験方一冊【医学】神宮・天理(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二二)蔵
一八〇五 文化二序刊 宇田川榛斎(玄真)訳 諏訪俊編 〔和蘭内景〕西説医範提綱釈義三巻三冊【医学】東大医ほか蔵 膵を作字してpancreas に膵臓と翻訳 一八四五版も【補】
一八〇五 文化二序刊 滑寿著 星野熊志編 仮名読十四経三巻二冊【医学】九大・京大・研医会図ほか蔵 準漢籍で原本は元・滑寿著の十四経発揮 一八四九
版も【補】
一八〇五 文化二序刊 浅井南皐(惟亨) 名家灸選(初編)一冊【鍼灸】東大鶚軒ほか蔵 京大富士川ほかに文化一〇(一八一三)版も→一八〇七同二編 一八一三同三編 合三編三冊 一八三六の名家
灸選大成は合刻【補】
一八〇五 文化二識語刊 由良駑(有尚、邌斎) 攻補虚実解一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八〇五 文化二刊(一八〇二 享和二より) 千野良岱 禁方小牘八巻八冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵 内篇二巻・外篇二巻・婦人篇二巻・小児篇二巻
からなる
一八〇五 文化二刊 伏屋素狄 和蘭医事問答二冊【医学】東大鶚軒蔵→一八〇三和蘭医話
一八〇五 文化二刊 八田泰興 十四経絡発揮二冊【鍼灸】京大蔵 大曲図に文化六(一八〇九)版も 準漢籍で元本は元・滑寿著の十四経発揮【補】
一八〇五 文化二刊 赤沢容斎 救幣医話四冊【医学】京大富士川・広島大ほか蔵
一八〇五 文化二刊 加古良玄(藍洲) 折肱要訣五巻五冊【医学】乾々蔵 京大富士川ほかに文化七(一八一〇)版も 図解整骨書【補】
一八〇五 文化二刊 源通魏 万病皆鬱論一冊【医学】九大・杏雨・内藤くすり蔵
一八〇六 文化三 四月二十日没(一七三七 元文二生)荻野元凱(名は元凱、字は子元、号は台州 朝廷医) 医筌【医学】乾々に自筆七冊本(一冊欠)と巻
二欠の六冊本
荻野元凱 荻野家方鈴一冊【医学】東北大狩野蔵
荻野元凱 方鈴一冊【医学】九大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵→荻野家方鈴
台州先生秘方函一冊【医学】無窮神習蔵
荻野家方彙一冊【薬物】龍谷大蔵
荻野元凱 荻野台州医按一冊【医学】東大鶚軒蔵
荻野元凱 温病之研究二巻【医学】皇漢医学叢書八に復刻本
荻野元凱 眼疾編一冊【医学】乾々・研医会図ほか蔵
荻野元凱編 減飲説一冊【医学】乾々蔵
荻野元凱 診脈大意【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説二)
荻野元凱 帯下論一冊【医学】乾々蔵
台洲先生帯下篇(台洲先生帯下編)一冊【医学】京大富士川蔵
荻野元凱 台州遺欄二冊【医学】京大富士川蔵
荻野元凱 台州園医談一冊【医学】東北大狩野・内藤くすり蔵
荻野元凱 台州園記聞一冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
台州先生病候記一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
台州先生問答一冊【医学】石川県歴博長岡蔵
台州薬品一冊【薬物】乾々蔵
荻野元凱 滝口記一冊【医学】順天大山崎蔵
荻野元凱 腸澼眼疾編一冊【医学】長崎に自筆本
荻野氏眼疾篇抜萃(台州荻野氏眼疾篇)一冊【医学】
荻野元凱 荻鳩峰病候一冊【医学】乾々蔵
荻野元凱 吐方考一冊【医学】日大富士川蔵
荻野元凱 乳嗽論一冊【医学】神宮蔵
荻野元凱 腹診口訣一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
荻野元凱 腹診口訣雑記一冊【医学】京大富士川蔵
荻野元凱 腹診之図【医学】京大富士川蔵(諸家腹診説一)
荻野元凱 腹診法一冊【医学】東北大狩野蔵
荻野元凱 腹診論三巻二冊【医学】乾々蔵
荻野元凱 腹脈診奥【医学】京大富士川(腹診集説の内)ほか蔵
荻野元凱 台州腹診【医学】京大富士川ほか蔵
荻野元凱 述渡辺淡記 台州先生腹候記聞【医学】京大富士川(腹診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成六)蔵
台洲先生腹診秘訣一冊【医学】岩瀬・神宮(台洲先生腹診法)蔵
東廓台州腹診秘録一冊【医学】乾々蔵
一八〇六 文化三 六月十三日没(一七三三 享保一八生)長野嘉樹(字は伯華、号は梅山・振古斎 金沢の古方医) 傷寒論講録【医学】東大蔵(序・巻一の
み二冊)
一八〇六 文化三 八月八日没(一七四六 延享三生)長良顧斎(名は承芳、字は子軌 伊勢津藩医) 傷寒論私説【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八〇六 文化三 十一月十四日没(一七二四 享保九生)戸崎淡園(名は哲・允明、字は子明 陸奥守山藩儒) 経穴辨誤一巻【鍼灸】近世漢学者著述目録大
成による
一八〇六 文化三(一七七五 安永四から) 開成堂本艸講説出席名簿一冊【名鑑・医史料】九大蔵【補】
一八〇六 文化三以前刊 浪華医家番附一紙【名鑑・医史料】昭和三一年羽倉敬尚複制あり【補】
一八〇六 日文研宗田に文化三写本 賀川蘭斎校 賀川有斎著 産術秘要二巻一冊【医学】京大富士川(産術筆記、賀川家産論、賀川玄悦老医口授、産科口伝と合綴)ほかにも
一八〇六 千葉大に文化三写本 青洲花園医門徒然草一冊【医学】
一八〇六 九
大に文化三写本 帳中秘一冊【医学】房中薬
一八〇六 東北大狩野に文化三写本 多紀元簡 募原考一冊【医学】
一八〇六 杏雨に文化三吉田宗次写本 松岡正 薬徴辨約一冊【薬物】
一八〇六 文化三 曾占春 海内方物紀略一冊【博物】国会白井(薬圃図纂と合)ほか蔵
一八〇六 文化三 小野蘭山 倭朝禽類異名(本朝禽類仮名字分便覧)一冊【動物】陽明蔵
一八〇六 文化三序 一八〇八 同五跋 岡本一抱著 木村脩道(玄俊)校 校定引経訣二巻二冊【鍼灸】京大富士川蔵←刊行前提の稿本か
一八〇六 文化三自序 最里公済(名は之幹、字は礼卿・公済、号は鶴洲 京の町医 一七五二~一八一九) 温疫訓蒙一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
一八〇六 文化三自序 会田安明 管見博物論一冊【本草】学士院・無窮平沼蔵
一八〇六 文化三自序 一八三七 天保八刊 多紀元簡 素問識八巻一〇冊【医学】内閣ほか蔵 明治版・中国版あり 素問解題・同彙攷・同諸家註解書目を付す【補】
一八〇六 文化三自序 一八〇七 同四刊 (錦小路)丹波頼理 本草薬名備考和訓鈔(薬名備考和訓鈔)七巻七冊【本草】国会ほか蔵 一六七八本草薬名備考
の改訂 山澄延年の天保二(一八三一)校定版も国会白井ほかに【補】
一八〇六 文化三自跋 田中成之 諸国名木編一冊【植物】地誌目録等による
一八〇六 文化三序 一八〇七 同四跋刊 高田玄達(玄令、漏斎) 経穴指掌二巻二冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 西医流骨解剖図あり【補】
一八〇六 文化三序 小林義兄 湖魚考二巻二冊【魚介】国会白井ほか蔵
一八〇六 文化三序 一八〇七 同四刊 原田無関述 加藤知義記 〔夢分正流〕古今腹診論三巻三冊【医学】大阪府石崎蔵 無窮神習に一八一〇版、京大富士川に未詳年版も
一八〇六 文化三序 腹診口訣一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
一八〇六 文化三序 一八〇八 同五刊 難波義材(大幹) 熊志一冊【薬物】国会白井ほか蔵
一八〇六 文化三奥書 江馬蘭斎 医事或問答話一冊【医学】京大蔵
一八〇六 文化三序刊 中村中倧 傷寒論句解八巻【医学】版本からの写本が早大・九大に
一八〇六 文化三刊 小山玄達 和蘭陀膏薬一冊【薬物】杏雨蔵
小山玄達 紅毛流膏薬法一冊【薬物】杏雨蔵
一八〇六 文化三刊 〔改補〕外科調宝記一冊【医学】国文研ほか蔵
一八〇六 文化三刊 衡山幸珉(周雄) 十四経発揮箋註(正誤箋注十四経発揮)三巻三冊【鍼灸】慶大富士川ほか蔵 準漢籍で元本は元・滑寿著の十四経発揮【補】
一八〇六 文化三刊 中神琴渓 生々堂塾経(生生堂塾経)一帖【医学】九大・杏雨ほか蔵
一八〇六 文化三刊 服部元貞 服家意教十二難則一冊【医学】乾々蔵 文化九(一八一二)版も
文化年間刊 服部元貞著 服部元珀等校 意教/附録一冊【医学】杏雨・内藤くすり蔵
一八〇六 文化三刊 広川獬訳 蘭療薬解一冊【医学】九大ほか蔵
広川獬 唖科初言一冊【医学】本朝医家著述目録による
広川獬 広門筆記三冊【医学】本朝医家著述目録による
広川獬 麻診論【医学】本朝医家著述目録による
広川獬校 岡部大珉著 瘡毒錬丹論【薬物】京大蔵(蘭療方等と合一冊)
一八〇六 文化三・四頃 小野蘭山 広群芳譜六冊【本草】東洋岩崎に自筆本 準漢籍で、明・王象晋撰(清・劉灝删補)の〔佩文齋〕広群芳譜百巻より抄録
【補】
一八〇七 文化四 九月十日没(一七五五 宝暦五生)山中明海 禽類形状謾記一冊【動物】本草書目による
山中明海 視聴謾記菌類一冊【本草】村野に自筆本
山中明海 南海異魚図一軸【魚介】内閣蔵
山中明海 本邦土産名物記一冊【物産】村野に自筆本
山中明海 明海山物図経一二巻【魚介】魚部、本草書目による
一八〇七 文化四 十一月三十日没(一七五七 宝暦六生)蝦惟義 傷寒雑病論通解一六巻【医学】本朝医家著述目録等による
蝦惟義 傷寒論通解一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
蝦惟義 痘疹論一巻【医学】日本医学史・本朝医家著述目録による
蝦惟義 難経外伝六巻【医学】本朝医家著述目録による
蝦惟義 南陽秘旨一冊【医学】乾々蔵
蝦惟義 八十一難経精義二巻【医学】本朝医家著述目録による
蝦惟義 風痺論一巻【医学】日本医学史による
蝦惟義 脈学精要二巻【医学】本朝医家著述目録による
一八〇七 文化四 十二月一日没(一七三六 元文元生)柴野栗山(名は邦彦、字は彦輔 幕儒) 染猩々絨小虫説一冊【動物】杏雨・楂{艸+考}蔵
柴野栗山 雷鳥図記一冊【動物】宮書蔵(片玉集七五)
一八〇七 高岡図佐渡家に文化四写本 断々斎 経歴家言一冊【医学】九大にも
一八〇七 高岡図佐渡家に文化四写本 眼科要録/眼療秘書一冊【医学】眼療秘書は千葉大・金沢大にも
一八〇七 内閣に文化四写本 澄一 慈済軒方六冊【医学】
一八〇七 京
大富士川に文化四写本 後藤栗庵 傷寒瑣言【医学】病因論・灸譜と合一冊【補】
一八〇七 研医会図に文化四写本 竜水官澂子深 生玉堂眼科撮要一冊【医学】
一八〇七 研医会図に文化四写本 吉益南涯口授 村井琴山記 東洞先生方解一冊【医学】
一八〇七 高岡図佐渡家に文化四菊地忠良写本 塙寛度 秘方雑記・生々乳煅煉略法(生々乳法)一冊【薬物】龍谷大・内藤くすりにも
一八〇七 東博に文化四岩崎東渓写本 養浩館魚鳥図一冊【動物】
一八〇七 文化四 本多忠憲 葦鹿一冊【動物】本草書目による
一八〇七 文化四 饒田西疇 海魚考【動物】東洋岩崎(八巻八冊)・東大(付録共三巻三冊)ほか蔵
一八〇七 文化四 中川壺山 韜方選粋一一冊【薬物】東大鶚軒・乾々(自筆)・内藤くすり蔵
一八〇七 文化四 中井潤訳 弼離力考一冊【薬物】京大富士川・東北大狩野ほか蔵
一八〇七 文化四 一八二〇 文政三刊 吉田成徳訳 蘭薬鏡原五〇卷五〇冊【本草】版本となった巻一一~一三の草部三巻三冊のみ静嘉・東北大狩野ほか蔵
Nicolas Lemery薬物事典の訳【補】
一八〇七 文化四自序 松本慎思 相模州紀行一冊【本草】国会白井に同年岩崎常正写本 採薬旅行時の紀行文で本草とは無関係【補】
一八〇七 文化四自序 松井羅洲 存々成務【医学】慶大富士川(四三冊)ほか蔵 易占から治法を指示【補】
一八〇七 文化四序 東山邦好 池田家舌函口訣一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇七 文化四序 一八一一 同八刊 西村公密(玄周) 経穴示蒙一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一八〇七 文化四序 一八〇九 同六刊 高玄竜著 鴻伯解編 虫鑑二巻一冊【医学・寄生虫】国会白井ほか蔵 虫図あり【補】
一八〇七 文化四多紀元胤序 同年刊 多紀元簡 薬性提要一冊【薬物】国会白井ほか蔵 山本高明訂補一八三六・三七(国会白井ほか蔵)版も【補】
一八〇七 文化四序跋 一八一四 同一四刊 中神琴渓述 坂井道仙・大塚碩庵記 生生堂養生論(生々堂養生論)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八〇七 文化四自序刊 佐々井玄敬(茂庵) こやすのき(孫安記)一冊【医学】名大皇学・乾々蔵
一八〇七 文化四序刊 北尾春圃 提耳談五巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八二一版も
一八〇七 文化四奥書刊 泉希斎 医辨一冊【医学】日大富士川・乾々ほか蔵
一八〇七 文化四序刊 平井庸信 名家灸選二編(続名家灸選)一冊【鍼灸】九大ほか蔵→一八〇五同初編 一八一三同三編 合三編三冊
一八〇七 文化四刊 平井庸信 名家方選三編一冊【医学】早大ほか蔵 一八〇八版も→一七八〇名家方選 一八〇四続名家方選 一八六二名家方選大成【補】
一八〇七 文化四刊 村井琴山 医道二千年眼目編一三巻一四冊【医学】研医会図ほか蔵 一八一二・二八・四一版、早大ほかに未詳年版も
一八〇七 文化四刊 西田耕悦輯 西田時雍校 脚気提要二巻二冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
一八〇七 文化四刊 三宅建治 居家養生記一冊【医学】杏雨・楂{艸+考}蔵→一七三一日本居家秘用の抜粋【補】
一八〇七 文化四刊 曹懋(子績)編 荻野元凱(台州) 閲 諸家経験方選五巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八一七版も【補】
一八〇七 文化四刊 岡宜林編 素人即座療治一冊【医学】旧三井・石川県歴博長岡・バークレー三井蔵
一八〇七 文化四刊 宮本周安 万病皆鬱論一冊【医学】江戸出版書目による
一八〇七 文化四以後 宮門流鍼書一巻一冊【鍼灸】杏雨蔵【補】
一八〇八 文化五以前刊 長歗軒著 傷寒字詁一冊【医学】ベルリン国図蔵【補】
一八〇八 文化五 三月十一日没(一七二四 享保九生)木内石亭(名は重暁 奇石収集家) 石亭翁古物奇話一冊【博物】茨城県歴史蔵
一八〇八 文化五 八月十二日没(一七六四 明和元生)秦檍丸(村上島之充 幕臣として蝦夷地を探査) 香蕈播製一冊【植物】楂{艸+考}蔵
一八〇八 文化五 九月十五日没(一七二四 享保九生)設楽滴水 大野均長編 採薬筆録一巻【本草】埼玉名家著述目録による
設楽滴水著 大野均長編 習医筆記一巻【医学】埼玉名家著述目録による
設楽滴水著 武嶋優々斎編 滴水医話【医学】埼玉名家著述目録による
武嶋優々斎 優々斎試功方三巻【薬物】埼玉名家著述目録による
一八〇八 文化五 十一月 海上随鴎主催 解剖記録及び解剖下図【医学】科博和田蔵【補】
一八〇八 千葉大に文化五写本 池田瑞仙 池田家治痘書一冊【医学】
一八〇八 内藤くすりに文化五写本 池田家痘瘡口伝書一冊【医学】
池田家痘瘡書三冊【医学】内藤くすり蔵
一八〇八 東大鶚軒に文化五写本 多紀元簡 蝦夷地異疾考(蝦夷異疾考)一冊【医学】乾々にも
一八〇八 九
大に文化五写本 阿蘭陀油道具寸法之図并煎方書一冊【薬物】
一八〇八 乾々に文化五写本 小原峒山 切紙伝通解一冊【医学】
一八〇八 内閣に文化五写本 江海魚品二巻二冊【魚介】
一八〇八 高岡図佐渡家に文化五写本 坪井信道訳 フーフェランド著 〔扶歇蘭度〕神経熱論三巻三冊【医学】東大鶚軒にも
坪井信道訳 フーフェランド著 神経熱経験八巻【医学】九大(巻一~四)・金沢図蒼竜(神経熱経験説二冊)蔵
坪井信道重訳 扭満訳 扶歇蘭土神経熱経験説(扶歇蘭土神経熱論)五巻【医学】慶大富士川ほか蔵
一八〇八 神宮に文化五写本 青洲先生乳巌割法図一冊【医学】
一八〇八 文化五 藤田大信 医事略説一冊【医学】京大富士川に自筆本
一八〇八 文化五 佐藤中陵 飼籠鳥二〇巻【動物】国会ほか蔵
一八〇八 文化五 本木正栄訳 間重富備考 〔西洋新製〕海程測験器集説(海路測験器集説)一冊【度量衡・測量】静嘉・礫川・長崎蔵
一八〇八 文化五 大槻茂質(玄沢) 〔紅毛〕扇馬訳説【獣医・馬術】静嘉蔵(革甲秘訣の付)
一八〇八 文化五序 大槻磐水(玄沢) 奇器縁起一冊【度量衡】静嘉(海程測験器集説の付)・長崎蔵
一八〇八 文化五 本多忠憲 搏桑果一冊【飲食】国会(干果図彙と合)ほか蔵
一八〇八 文化五 久須美祐光 妙薬集一冊【薬物】無窮神習蔵
一八〇八 文化五 薬徴口解一冊【薬物】杏雨・内藤くすり蔵
一八〇八 文化五 蘭畹摘芳鯨志一冊【動物】国文研蔵→一七九二蘭畹摘芳
一八〇八 文化五自序 田中玄仙 方世問答一冊【医学】慶大富士川に自筆本 古方・後世方の論【補】
一八〇八 文化五自序 今井得翁 素霊腴言一冊【医学】乾々に稿本
一八〇八 文化五 今井得翁 畜精堂方函二巻一冊【医学】千葉大蔵 眼科門と外科門よりなる【補】
今井得翁 傷寒啓蒙一冊【医学】乾々に自筆本
一八〇八 文化五序 川村錦城(寿庵) 錦城先生経験方一冊【医学】内藤くすり蔵 病門別医方書【補】
一八〇八 文化五序 一八一一 同八刊 水走平岡編 方苑一冊【薬物】滋賀医大河村ほか蔵
一八〇八 文化五跋 中川壺山 升汞丹製法秘録一冊【薬物】京大富士川・東北大狩野蔵
一八〇八 文化五 小野蘭山 薬品考一冊【薬物】杏雨に小倉元亨写本
一八〇八 文化五序 一八〇九 同六刊 小野蘭山鑑定 小野職孝編 本草啓蒙名疏(本草綱目啓蒙名疏)七巻八冊【本草】東大ほか蔵 イロハ順配列【補】
一八〇八 文化五刊 小野蘭山 耋筵小牘一冊【本草】龍谷大ほか蔵
一八〇八 文化五識語 一八六三 文久三木活字刊 多紀元簡 霊枢識六巻一二冊【医学】京大富士川・研医会図ほか蔵
一八〇八 文化五自序刊 磐瀬玄策 一貫堂脚気方論(一貫堂脚気論)一冊【医学】金沢大蔵 東博ほかに写本
磐瀬玄策 一貫堂漫筆【医学】本朝医家著述目録による
一八〇八 文化五序刊 小原峒山(春造) 穴名総目一冊【鍼灸】国会白井ほか蔵
一八〇八 文化五序刊 原元鱗 傷寒論精義(傷寒精義)五巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵 傷寒論図説(傷寒図説)一冊を付す
原元鱗 吾堂方鑑【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 合量彙攷【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 雑証図解二巻【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 三田方【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 諸証辨【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 傷寒口訣/十脈口訣一冊【医学】内藤くすり蔵
原元鱗 傷寒論裒腋三巻【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 傷寒論意翼一巻【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗口授 石崎隆長ほか筆 傷寒論紀聞(傷寒論記聞)一〇巻五冊【医学】内藤くすり蔵
原元鱗 傷寒論方則一巻【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 傷寒論脈則一巻【医学】本朝医家著述目録による
原元鱗 傷寒論薬則一巻【薬物】本朝医家著述目録による
原元鱗 聚英方【薬物】本朝医家著述目録による
原元鱗 仲景脈則一冊【医学】国会白井蔵
一八〇八 文化五序刊 加古角洲(坎、主水) 吐方撮要(治痢経験)一冊【医学】研医会図ほか蔵 版本は黴瘡治方論を付す
一八〇八 文化五刊 加古角洲 黴瘡治方論(黴毒治方論)【医学】吐方撮要の付
一八〇八 文化五序刊 宇田川榛斎(玄真)訳述 医範提綱内象銅版図(医範提綱図・医範提綱附図・医範提綱銅版図・医範提綱内象図説)一冊【医学】国会ほ
か蔵 一八二二・一八六七版も 別名に解剖銅図・〔和蘭〕解剖書・〔銅鐫〕解剖全図・銅版画解剖図など 日本初の銅版解剖図【補】
一八〇八 文化五刊 加藤謙斎述 加藤玄順編 古今方彙国字解二巻二冊【薬物】早大ほか蔵
一八〇八 文化五刊 芳賀子強 沙痮考一冊【医学】乾々蔵
一八〇八 文化五刊 今岡元広 傷寒論明解六冊【医学】研医会図・乾々・内藤くすり蔵
一八〇八 文化五刊 二宮献(彦可) 正骨範二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 中国接骨図説の改題で皇漢医学叢書に【補】
一八〇八 文化五刊 小県公器 滞下方論二巻一冊【医学】京大富士川・乾々ほか蔵
県公器編 病因論一冊【医学】国会蔵
一八〇八 文化五刊 浅井南皐(惟亨) 黴瘡秘録標記二巻二冊【医学】日文研宗田・東京医大・杏雨ほか蔵
一八〇八 文化五刊 村上等順 黴瘡秘録別記一冊【医学】九大・東大鶚軒・東京医大ほか蔵 国会白井(和蘭製薬書と合)ほかに写本
一八〇八 文化五刊 長楽由章 病相類纂一冊【医学】国会・京大・乾々蔵
一八〇九 文化五 十二月十六日没(一七三九 元文四生)市岡智寛 菌品一冊【本草】大東急に江戸末写本
一八〇九 文化五 十二月十八日没(一七二九 享保一四生)手塚玄通(弘前藩医) 傷寒熱病鴻術論【医学】近世漢学者著述目録大成による
手塚玄通 難経新註【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八〇九 文化五 十二月二十五日没(一七四三 寛保三生)小石元俊(名は道、字は有素、号は大愚・碧霞、通称は元俊 京の漢蘭町医) 鬱証養生論一冊
【医学】乾々に自筆本
小石道 衛生館経験録(経験方録)六九丁【医学】内藤くすり蔵→一八六〇経験方録
小石有素 衛生禁方続編六二丁【医学】日文研宗田蔵 他に斉家纂要底野加方訳稿(杉田玄伯訳・大槻玄澤増訳)・衛生堂禁方坤・秘中秘録・
生々堂方函抜萃(生生堂方函抜萃)・経験方録を収む
小石有素 衛生堂備用方九七丁【医学】日文研宗田蔵
小石元俊 㽷書一冊【医学】京大富士川(尿書)・乾々・研医会図ほか蔵
小石元俊 大病差後養生論一冊【医学】乾々蔵
小石元俊述 谷山敬記 痘瘡正論一冊【医学】東洋藤井に弘化三(一八四六)写本
小石元俊 黴毒握機訣【医学】京大富士川蔵(布歛吉黴毒論の付)
小石元俊著 小石元瑞補 労冾口訣一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
吉田宗悟(悟、子穎) 小品良方一冊【医学】京大富士川蔵 文化五に宗悟は吉田宗恬の望聴先生謾筆に六代孫源宗悟と識語 本書を吉田宗愔著と著録するの
は誤字【補】
源宗悟撰 称意館品類摘録一冊【本草】東博に江戸後期写本 称意館は吉田家歴代の室号 「岩崎」「灌園之印」「内務省図書記」あり【補】
一八〇九 文化六 一月二十一日没(一七六七 明和四生)畑金鶏(名は秀竜、字は道雲 上野七日市藩医) 金鶏医談略抄一冊【医学】乾々蔵
一八〇九 文化六 六月十五日没(一七八一 天明元生)橋本稲彦(大坂の国学者) 万葉品物図解二巻【博物】大阪名家著述目録による
一八〇九 文化六 六月二十一日没(一七五四 宝暦四生)桂川甫周(名は国瑞、号は月池 幕医で蘭学者)訳 和蘭袖珍方一冊【医学】京大富士川・日文研宗
田蔵
桂川甫周 憩斎遺筆一冊【医学・随筆】国会・岩瀬蔵
桂川甫周訳 舟子解患一冊【医学】東大鶚軒蔵
桂川甫周 蘭方摘要【医学】本朝医家著述目録による
一八〇九 文化六 六月二十四日没(一七六三 宝暦一三生)柚木常盤 雑草譜一冊【本草】岩瀬蔵
一八〇九 文化六 十一月二十四日没(一七三八 元文三生)柴田元泰(名は直為、字は子温、号は東皐 江戸の町医のち幕医) 御養心得之書(御養育心得之
事)一冊【医学】乾々蔵
一八〇九 京大に文化六写本 禽獣図会一冊【動物】
一八〇九 沖縄県図に文化六写本 池田家痘瘡記聞一冊【医学】慶大富士川・千葉大ほかにも【補】
池田家痘瘡治法記聞一冊【医学】乾々蔵
池田家伝痘瘡記聞一冊【医学】金沢大蔵
池田家痘瘡記聞一冊【医学】慶大富士川・東洋藤井・千葉大ほか蔵
池田痘瘡記聞一冊【医学】国会(池田治痘方の付)・金沢大(安政二写)・内藤くすり蔵
池田治痘方一冊【医学】国会(池田痘瘡記聞を付す)・内藤くすり蔵
池田治痘紀聞一冊【医学】杏雨蔵
池田先生痘瘡記一冊【医学】京大富士川蔵(医事四十四問と合)
池田痘瘡集方一冊【医学】金沢大に安政二(一八五五)写本
池田痘瘡秘一冊【医学】国
会蔵(治痘方函・痘科鍵巻上を収む)
一八〇九 乾々に文化六写本 華岡青洲著 端月画 華岡奇患図(華岡家奇患図)一冊【医学】東北大狩野にも
一八〇九 順天大山崎に文化六赤石希笵写本 華岡青洲 紀州華岡家瘍科図鑑一冊【医学】彩色図
華岡青洲 華岡氏治術図識一冊【医学】京大富士川・旭川医大蔵
華岡青洲 華岡青洲の実験図一軸【医学】国会蔵 手術した奇患の図【補】
華岡実験録一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 病状図解一冊【医学】東京医歯阿久津蔵
一八〇九 東大に文化六写本 松原家蔵方一冊【薬物】
一八〇九 神宮に文化六写 清原治尚編 薬方類集一冊【薬物】
一八〇九 文化六(一八〇二 享和二から) 倉持成徳(吉田直心、長淑)訳 遠西薬圃綱目一七巻一七冊【薬物】杏雨蔵 仏Nレメリー薬物辞典の蘭訳本(一
七四三)を全訳【補】
倉持成徳訳 シャハイセン‐エクヘル著 泰西五診精要二巻【医学】岡山大・日文研宗田・金沢図蒼龍蔵
倉持成徳訳 撥古福烏多(ぽっくほうと)一冊【薬物】東北大狩野蔵
一八〇九 文化六 春田久啓著 吉田悌校 韻勝園梅譜一冊【本草】国会白井ほか蔵 梅花品種の書で本草の要素はない【補】
吉田悌 名勝草木考【本草】楂{艸+考}蔵(韵勝園梅譜と合一冊) 吉田悌は吉田宗恬の一七一六望聴君鱗介類和名に七世の孫と識語【補】
一八〇九 文化六 馬島司馬太郎 眼療秘方口伝一冊【医学】日本医学史による
一八〇九 文化六 小石元瑞(檉園) 究理堂学規一冊【医学】乾々(自筆)・金沢図蒼龍蔵
一八〇九 文化六 石塚確斎 禦寒説一冊【医学】岩瀬蔵
一八〇九 文化六 大槻磐水(玄沢) 広参存疑一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八〇九 文化六 間重富 古尺取調ニ関スル一件【度量衡】羽間に自筆六通
一八〇九 文化六 馬場佐十郎(貞由)訳 西洋硝子製法書三冊【化学】日本博物学年表による
一八〇九 文化六 水谷豊文 知多紀行続編【本草】→名大に同正編(一八〇一)合二編一冊
一八〇九 文化六 岡田華陽 痘瘡本原論二巻一冊【医学】乾々蔵
一八〇九 文化六 小原良貴 本草余纂【本草】国会伊藤(巻一一手稿本一冊)・岩瀬(六冊)ほか蔵
一八〇九 文化六多紀元堅輯 一八二〇 文政三多紀元胤跋 一八五一 嘉永四喜多村直寛題言木活刊 唐・佚名氏撰 〔張仲景〕五蔵論一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵 朝鮮・医方類聚採輯本 真柳解説【補】
伝唐・孫思邈撰 小島学古(宝素)輯 千金月令一冊【医学】京大富士川に明治二四(一八九一)山田業精写本 医方類聚採輯本【補】
隋唐・佚名氏撰 多紀元堅輯 竜樹菩薩目論一巻一冊【医学】京大富士川蔵 医方類聚採輯本 早大に喜多村直寛木活本【補】
宋・劉元賓撰 多紀元堅輯 傷寒括要詩三巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・劉元賓撰 多紀元堅輯 神功万全方一二巻六冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・劉景裕撰 多紀元堅輯 小児薬証一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・陳自明撰 多紀元堅輯 管見大全良方五巻三冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・王嶽撰 多紀元堅輯 産書一巻【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・周応等撰 〔多紀元堅輯〕 簡要済衆方一巻一冊【医学】国会図蔵 医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・朱佐撰 船橋経中輯 朱氏集験方一〇巻一〇冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・夏徳懋撰 日本輯 衛生十全方一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・呉得夫撰 日本輯 呉氏集験方一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・湯民望撰 日本輯 嬰孩妙訣二巻【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・陳嘩撰 日本輯 瑣砕録三巻【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
宋・佚名氏撰 日本輯 川玉集一巻四冊【医学】本書に高麗一〇五八版あり 医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
金・劉完素撰 多紀氏〔元堅〕輯 保童秘要二巻二冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
元・王東野撰 多紀元堅輯 王氏集験方五巻五冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
元・佚名氏撰 多紀元堅輯 経験秘方八巻八冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
元・佚名氏撰 多紀元堅輯 経験良方一五巻八冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
元・佚名氏撰 日本輯 脩月魯般経一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
元・佚名氏撰 日本輯 脩月魯般経後録二巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
〔元・除若虚撰〕 山本萊園允輯 易簡帰一 一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
明・楊得春撰 日本輯 瘡科通玄論一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
佚名氏撰 多紀元堅輯 施円端効方三巻二冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
佚名氏撰 日本輯 煙霞聖効方二巻二冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
佚名氏撰 日本輯 澹軒方一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
佚名氏撰 日本輯 医林方一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による【補】
一八〇九 文化六成 一八一〇 同七刊 小川顕道 瘡家示訓(瘡守土団子)一冊【医学】国会ほか蔵 一八一六版も
一八〇九 文化六自序 山崎九皐(克明) 校正病因辨談一冊【医学】乾々蔵
一八〇九 文化六桂川国瑞序 一八一五 同一二刊 可烏聞蒲爾孤(コーエンブルグ)著 桂川国瑞(甫周)訳解 桂川国寧筆録 海上備要方外傷門(海上備要方)
二巻二冊【医学】京
大富士川ほか蔵
一八〇九 文化六序 曾占春 占春斎魚品三巻三冊【魚介】国会白井(稿本)ほか蔵
一八〇九 文化六序 多紀元簡 櫟窓類鈔二八巻一〇冊【医学】国会伊藤(巻一・二・七・八~一四、四冊)・慶大富士川(稿本)ほか蔵
一八〇九 文化六多紀元鼎跋刊 多紀元簡 〔櫟窓〕医賸三巻付一巻三冊【医学】国会ほか蔵 一八二八・五〇版および中国版も【補】
一八〇九 文化六赤石希范識語 一八一九 文政二篠原敬五写 乳巖図一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八〇九 文化六奥書 馬場貞由訳 大槻玄沢校 人魚訳説(海人訳説)一冊【本草】東北大・無窮神習蔵
一八〇九 文化六自序刊 上田悦安 新撰医言二冊【医学】京大ほか蔵
一八〇九 文化六自序刊 和久田叔虎 腹証奇覧翼初編【医学】研医会図ほか蔵→一八三四同二編 一八五三同三編・同四編 合四編・各二巻八冊
一八〇九 文化六跋刊 岡林清達稿 水谷豊文補編 物品識名二巻二冊【博物】国会白井ほか蔵 イロハ順配列【補】
一八〇九 文化六刊 駒留正見(晋) 〔一天下第一薬〕安胴煉試効録一冊【薬物】順天大山崎ほか蔵 慶大富士川に写本(亭山暇筆を付す)
一八〇九 文化六刊 林玄碩 医学捷径初編一冊【医学】京大富士川・順天大山崎蔵
一八〇九 文化六刊 柘植彰常(竜洲) 温泉論四巻付録一巻三冊【医学】東北大狩野・無窮神習蔵 文化一三(一八一六)版も(国会・京大富士川ほか蔵)
一八〇九 文化六刊 津山彪編 〔鍼灸〕仮名読十四経治法二巻二冊【医学】国会白井ほか蔵
一八〇九 文化六刊 田口信庵編 吉益東洞著 〔古医方兼用・古方兼用・古方〕丸散方・付仲景分量考一冊【薬物】国会白井ほか蔵 一八一九・二三・二五版も 巴豆剤などと主薬で分類【補】
田口信庵 奇方集一冊【医学】岡崎蔵
阿部田臧伝 奇方集(経験法)一冊【医学】京大富士川蔵
一八〇九 文化六刊 海津子亨著 誥道大素二巻二冊【医学】無窮織田・無窮神習蔵
一八〇九 文化六刊 十四経大意附録一冊【鍼灸】大阪府石崎蔵
一八〇九 文化六刊 橋本伯寿 断毒論二巻・付翻訳断毒論一巻三冊【医学】内閣ほか蔵 痘瘡・麻疹・疥癬・梅毒は感染で流行を指摘 一八一〇・一四版も 池田痘科(瑞仙)の要請で版木が
一度押収(一八一三)された事件も【補】
一八〇九 文化六刊 近藤玄庵 痘疹選方一冊【医学】国会蔵
一八〇九 文化六刊 蘆春斎編 〔経験霊方〕痘疹致要一冊【医学】国会・日大・研医会図蔵
一八〇九 文化六刊 〔経王薬王〕忍冬長寿伝一冊【本草】国会白井蔵
一八〇九 文化六刊 近木文周(島原藩医) 疱瘡の説並にまへ薬の方一冊【医学】国会蔵
一八〇九 文化六刊 己疎斎 療家爾訓一冊【医学】江戸出版書目による
一八〇九 文化六刊 津田玄仙 療治茶談六編【医学】→一七七〇同初編 一七八二同後編 一七八六同三編 一七九一同四編 一七八八同四編付録(勧学治体)
一八〇〇同続編・続編付録 一八〇三同五編 合九冊(内閣ほか蔵)
一八〇九 文化六頃 高木春山編 東瀛魚譜一冊【魚介】東洋岩崎に自筆本
一八一〇 文化六 十二月二十一日没(一七三七 元文二生)津田玄仙(名は兼詮、号は積山、改姓して田村兼詮 江戸のち上総馬籠の町医) 一癇論一巻【医学】
京大富士川蔵(拾葉方記の内)
津田玄仙 医囊痘家類方一冊【医学】東洋藤井蔵
津田玄仙経験秘方一冊【医学】無窮神習蔵
津田玄仙 疝気門一冊【医学】九大蔵
津田玄仙 百方口訣集二冊【医学】国会・茨城県歴史蔵→饗庭家口訣→饗庭家百方口訣集
津田玄仙 百方口訣辨【医学】千葉蔵(地のみ一冊)
津田玄仙 饗庭家口訣【医学】京大富士川(一二冊)・慶大(八冊)ほか蔵
饗庭家百方口訣集(百方口訣集・饗庭家口訣)【医学】京大富士川(一三巻四冊)ほか蔵
津田玄仙 思堂編写 積山遺言一三巻別録一巻一四冊【医学】大塚修琴堂蔵【補】
津田玄仙 積山先生経験記一冊【医学】京大富士川蔵
津田玄仙著 猪股独幹編 積山筆記外科録一冊【医学】東大鶚軒蔵
津田玄仙編 積山筆記六巻二冊【医学】東北大狩野蔵
積山先生 饗庭家秘説【医学】乾々蔵(欠本、八冊)
黒沢由庵 饗庭家秘説一冊【医学】京大蔵
饗庭家秘説二巻一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすりほか蔵
饗庭秘説(饗庭家秘説)【医学】早大に三九巻三六冊本(山田業広旧蔵)
饗庭秘説婦人出痘(饗庭家秘説)一冊【医学】慶大富士川蔵
饗庭家帳中秘訣一冊【医学】東博蔵
一八一〇 文化七 一月二日没(一七五四 宝暦四生)草鹿蓮渓(玄泰 加賀大聖寺藩医) 蓮渓医話【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八一〇 文化七 一月二十七日没(一七二九 享保一四生)小野蘭山(名は職博・道敬、字は以文 京の私塾衆芳軒で本草を教授、一時江戸医学館教授にも) 伊
駿豆相採薬記【薬物】東北大狩野蔵
小野蘭山 伊勢紀州採薬記一冊【本草】国会伊藤蔵(明治六写)
〔小野蘭山先生見定〕伊勢山中明海採薬一冊【本草】国会白井蔵
小野蘭山編 伊呂波別動植物名彙一〇冊【本草】杏雨に稿本
小野蘭山 押葉草木帖二冊【植物】杏雨蔵
小野蘭山 蝦夷草木図一冊【植物】杏雨蔵
小野蘭山 桜花説一冊【植物】杏雨に文化九(一八一二)写本
小野蘭山 桜花命名之書【植物】大森蔵(自筆、読見済留簿入の内)
小野蘭山 小野蘭山石譜略四冊【博物】国書解題による
小野蘭山 介品録一冊【本草】国会・岩瀬・無窮神習蔵
小野蘭山 格物徴三〇巻【博物】本朝医家著述目録による
東洋岩崎に小野蘭山写本 加州端氏問一冊【医学】
小野蘭山口授 寺尾延陵記 巻懐食鏡会識一冊【本草】国会白井ほか蔵
小野蘭山 観文介譜一冊【魚介】東洋岩崎に自筆本
小野蘭山 雅言抄一冊【動物】日比谷諸家に鯤斎写本
小野蘭山 救荒本草会誌一冊【本草】国会白井ほか蔵
小野蘭山 小野蘭山先生救荒本草記聞【本草】龍谷大ほか蔵
小野蘭山 救荒本草辨解二巻二冊【本草】杏雨(救荒野譜辨解・同補遺辨解を付す)ほか蔵
小野蘭山 救荒野譜【本草】救荒本草記聞の付
小野蘭山 救荒野譜補遺辨解一巻【本草】救荒本草辨解の付
小野蘭山 救荒野譜辨解一巻【本草】救荒本草辨解の付
小野蘭山編 救荒本草訳説一冊【本草】東大蔵(救荒野譜訳説と合)
小野蘭山編 救荒野譜訳説一冊【本草】東大蔵(救荒本草訳説と合)
小野蘭山 朽瓠子格物徴二〇巻【本草】日本博物学年表による
小野蘭山 魚彙一冊【魚介】岩瀬に自筆本
小野蘭山編 魚譜一冊【魚介】国会に文久元(一八六一)写本
小野蘭山 採薬遊毛記一冊【本草】杏雨に小野職愨写本
小野蘭山 詩経産物解一冊【本草】国会白井蔵
小野蘭山 詩経名物辨解正誤一冊【本草】国会白井ほか蔵
小野蘭山画 衆鳥図一軸【動物】東洋岩崎に自筆本
小野蘭山 傷寒論薬名考一冊【薬物】九大・杏雨(阪尚施写)ほか蔵
小野蘭山鑑定 平沢周平著 参辨草稿一冊【医学】杏雨蔵
小野蘭山 爾雅記聞(蘭山爾雅紀聞)一冊【本草】東大蔵→爾雅註疏紀聞
小野蘭山 爾雅註疏紀聞【本草】国会白井(四冊)ほか蔵
小野蘭山鑑定 時珍食物本草目訳一冊【本草】東洋岩崎蔵
小野蘭山 水火魚禽考書一冊【本草】東洋岩崎に自筆本
東洋岩崎に小野職博(蘭山)写本 草木考証三巻三冊【本草】
東洋岩崎に小野職博写本 虫類木類秋田杉物語抜書一冊【本草】
小野蘭山 答永山道修書【本草】大森に自筆本(読見済留簿入の内)
小野蘭山 七種菜攷【本草】杏雨蔵(薇衘考の付)
小野蘭山 南紀採薬志(藤子南紀採薬志稿)一冊【薬物】国会ほか蔵→蘭山採薬記
小野蘭山 日光産物志料一冊【物産】東博に明治写本
小野蘭山 博物書目一冊【書目・博物史】東洋岩崎に手稿本
小野蘭山編 博物名譜三冊【本草】東洋岩崎に自筆本
小野蘭山訳 陳淏子著 太田澄元補 秘伝花鏡(花鏡・蘭山先生花鏡)一冊【本草】国会ほか蔵
小野蘭山編 花鏡啓蒙【本草】尊経蔵(巻三~六、二冊)
小野蘭山 備攷草木図二巻【本草】本朝医家著述目録による
小野蘭山 物品目録記聞一冊【博物】国会白井(明治写)・陽明(文化五写)蔵
小野蘭山 本草奇方一冊【本草】杏雨に自筆稿本
小野蘭山 本草綱目記聞(本草綱目紀聞)五二巻【本草】東大に四八巻存→本草記聞
小野蘭山述 〔蘭山〕本草綱目訳定一一冊【本草】岡山大大原農書蔵
小野蘭山鑑定 本草綱目和名鍼線一冊【本草】杏雨蔵→和名鍼線
小野蘭山鑑定 和名鍼線【本草】静嘉(六巻三冊)・京大(七巻三冊)ほか蔵
小野蘭山 和名識名録【本草】内閣(五巻五冊)(二冊)・村野(四冊)蔵
〔重修〕本草綱目啓蒙抄五冊【本草】大阪府蔵
〔重訂〕本草綱目啓蒙鈔一冊【本草】国会白井蔵
小野蘭山 本草啓蒙抜萃誌三冊【本草】京大富士川蔵
〔蘭山先生〕本草綱目菓類解蔓艸解鱓魚解三冊【本草】国会蔵(大和本草摘辨を付す)
小野蘭山 本草釈説五巻六冊【本草】無窮神習蔵
小野蘭山 本草性譜二巻【本草】本朝医家著述目録による
小野蘭山 本草訳言一〇巻【本草】本朝医家著述目録による
小野蘭山 本草郷語抄一五巻一五冊【本草】国会・杏雨(昭和写)蔵
溝口直侯・小野蘭山 本草研究に関する書翰(書信・書状)一冊【書簡・史料】国文研蔵
小野蘭山述 渡辺蘭斎記 薬名考一冊【本草】国会白井ほか蔵
(小野蘭山) (和文)薬性知源(薬性知原)一冊【薬物】国会白井・岩瀬・内藤くすり蔵 薬性を数味の組合せで論じる
小野蘭山 薬品小録一冊【薬物】研医会図・日文研宗田蔵
小野蘭山 薬物考一冊【薬物】尊経蔵
小野蘭山述 大和本草紀聞(大和本草記聞)一六巻付録二巻諸品図二巻【本草】内閣・東博ほか蔵
小野蘭山 大和本草会識五巻五冊【本草】国会白井に文政三(一八二〇)写本
小野蘭山 蘭山採薬記【本草】国会白井ほか蔵
小野蘭山 蘭翁採薬記一冊【薬物】岩瀬蔵→蘭山採薬記
小野蘭山 蘭山七種九冊【本草】杏雨(寺尾長写)・楂{艸+考}(天保八写)蔵 一:爾雅、二:救荒本草・救荒野譜、三:花鏡、四~七:大和本
草、八:大和本草附録并図、九:詩経辨解説・十品考・耋筵小牘からなる
小野蘭山 蘭山先生十品考聞伸一冊【本草】広島大蔵
蘭山先生口授本草一〇冊【本草】乾々蔵
蘭山先生蔵蓄品目二冊【本草】岩瀬・内藤くすり蔵
小野蘭山蔵産物並唐蛮雑具一冊【薬物】杏雨蔵
小野蘭山 蘭山禽譜一冊【動物】国会伊藤蔵
蘭翁万虫之図二巻二冊【動物】国会蔵
東洋岩崎に小野職博(蘭山)等写本 蘭山雑抄一冊【本草】
野氏物産小録二冊【博物】岩瀬蔵
小野氏未詳草木抄録一冊【本草】岡山大大原農書蔵
一八一〇 文化七 十二月二日没(一七五五 宝暦五生)多紀元簡(字は廉夫、通称は安清・安長、号は桂山・櫟窓 幕医で江戸医学館を主宰) 医籍考一冊【医
学】草稿本【補】
多紀元簡 聿修堂架蔵記一冊【医学】慶大・早大(山田業広写)・茨城大菅蔵
多紀元簡 聿修堂架蔵医書目二冊【医書目】京大富士川蔵
多紀元簡編 聿修館漫抄一冊【医学】京大富士川蔵(医余偶筆を付す)
多紀元簡 医方挈領一冊【医学】京大富士川ほか蔵
多紀元簡 医余偶筆一冊【医学】京大富士川蔵(聿修館漫抄と合)
多紀元簡 瘟疫類編一冊【医学】静嘉蔵
多紀元簡 甲斐徳本医之辨一冊【医学】杏雨蔵
多紀元簡 癸未掌記一冊【医学】九大蔵
多紀元簡 奇法彙編一冊【医学】東大鶚軒蔵
多紀元簡 疑脚気辨惑論一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
多紀元簡 傷寒論講義二冊【医学】静嘉・九大蔵
多紀元簡 諸病源候論箚記三巻【医学】京大富士川(諸病源候論解題と合二冊)・東大(上巻一冊)・内藤くすり(巻九~五〇存一冊)蔵
多紀元簡 診病奇侅一冊【医学】乾々蔵
多紀元簡原著 岡田篁所訂 真方源流七〇丁【医学】内藤くすり蔵
多紀元簡 水病彙方一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
多紀元簡 素問開巻講義一冊【医学】京大富士川蔵
多紀元簡出題 門人等応答 多紀家塾方案一冊【医学】京大富士川蔵
多紀元簡 棟窓類抄五〇卷【医学】本朝医家著述目録による→一八〇九櫟窓類鈔の訛だろう【補】
多紀元簡 病中纂【医学】本朝医家著述目録による
多紀元簡 病名沿革攷四冊【医学】乾々に稿本
多紀元簡編 本朝医書目録一冊【医書目】京大富士川蔵
本朝医書目一冊【医書目】日比谷加賀・無窮神習蔵
多紀元簡編 本朝医説一冊【医学】東大鶚軒蔵
本朝医話一冊【医学】東大鶚軒蔵
多紀元簡 名医雑病彙論一巻【医学】医聖堂叢書に復刻
多紀元簡 〔黄帝内経〕霊枢講義二四巻六冊【医学】静嘉蔵
多紀元簡 櫟蔭草堂文集(櫟窓文集)四巻二冊【医学】京大富士川蔵(山田業広旧蔵)【補】
多紀元簡 櫟窓抄録一冊【医学】京大富士川蔵
多紀元簡 櫟窗医賸四巻二冊【医学】東北大狩野蔵→一八〇九医賸
一八一〇 文化七成 一八四九 嘉永二刊 多紀元簡著 多紀元胤補遺 多紀元堅増訂 扁鵲倉公伝彙攷二巻一冊【医学・伝記】国会白井ほか蔵 一八五〇版も 版本は仿宋版史記扁鵲倉公伝および堀川舟庵の扁鵲倉公伝攷異並備参と合四冊
【補】
一八一〇 文化七 十二月四日没(一七五六 宝暦六生)桂川甫粲(森島中良、森羅万象 江戸の蘭学者・戯作者) 遠西本草攬要【植物】諸大名の学術と文芸の研
究による
森羅万象一世 海上保護方二冊【医学】本朝医家著述目録による
森羅万象一世 脩妄掌記一冊【医学】乾々に自筆本
森羅万象一世 西洋奇効図彙三巻【医学】本朝医家著述目録による
森羅万象一世 西洋奇譚五巻【洋学】西洋学家訳述目録等による
一八一〇 文化七没(一七四三 寛保三生)宮竹重善 医事一家言【医学】本朝医家著述目録による
宮竹重善 脚気臆説【医学】本朝医家著述目録による
宮竹重善 脚気辨語【医学】本朝医家著述目録による
一八一〇 文化七(一七九五 寛政七より) 看病御暇医師願之留一冊【医学・記録】内閣蔵
一八一〇 文化七(一八〇九 文化六より) 生熊克終 本草奇品八帖【本草】村野蔵
一八一〇 東博に文化七写本 革品図一冊【博物】
一八一〇 国会に文化七野村鄂写本 記青洲先生療乳嵓一冊【医学】
一八一〇 東洋藤井に文化七写本 華岡青洲 乳岩図説一冊【医学】
一八一〇 文化七 野村鄂 吉益華岡浅田三氏/検証百問一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 険証問答一冊【医学】慶大富士川蔵
華岡青洲 吉益南涯 南涯青洲百問一冊【医学】京大富士川蔵
一八一〇 文化七跋 華岡塾癌着色図一冊【医学】内藤くすり蔵
一八一〇 杏雨に文化七写本 紅梅堂松翁著 西水軒菊健校 太子流医方三法集一冊【獣医】
太子流馬医眼目之巻【獣医】乾々蔵(太子流馬医愚癡編置書等と合一冊)
太子流馬医愚癡編置書【獣医】乾々蔵(太子流馬医蹄治論・太子流馬医眼目之巻と合一冊)
太子流馬医蹄治論【獣医】乾々蔵(太子流馬医愚癡編置書等と合一冊)
太子流馬医方一冊【獣医】旧三井鶚軒蔵
一八一〇 文化七 大垣柳仙 和蘭陀外療秘法二冊【医学】日本医学史による
一八一〇 文化七 〔阿蘭陀可寿波留流〕オランダ外科秘伝書一冊【医学】乾々蔵
一八一〇 文化七 馬場貞由 硝子製法集説(琉璃宝鑑)二冊【化学】早大ほか蔵
一八一〇 文化七 大槻玄幹 眼球図説(蘭園日渉天)一冊【医学】乾々に昭和三(一九二八)小川剣三郎写本
一八一〇 文化七 横井恭 救急選方提要一冊【医学】金沢市氏家蔵
一八一〇 文化七 池田可澄 小児戒草三巻一冊【医学】東洋藤井に弘化四(一八四七)写本
一八一〇 文化七 品物名数抄一冊【博物】日本博物学年表による
一八一〇 文化七 大野玄通 華岡青洲先生手術録一冊【医学】九大・東京医大蔵
一八一〇 文化七 太田庭之 方帰一冊【医学】京大谷村・研医会図・内藤くすり蔵
一八一〇 文化七 村上痘疹要方一冊【医学】九大蔵
一八一〇 文化七 馬場北溟 薬品毒忌毒虫一冊【薬物】乾々に自筆本
馬場北溟 芥舟医学抄一冊【医学】乾々に自筆稿本
馬場北溟 芥舟学拗堂抑志論一冊【医学】乾々に稿本
馬場北溟 芥舟学拗堂扁鵲伝一冊【医学】乾々に稿本
馬場北溟 気血水薬徴一冊【医学】乾々蔵
馬場北溟 熊胆真贋辨一冊【薬物】杏雨(稿本、帳中真贋辨と合二冊)・乾々(稿本)蔵
馬場北溟 傷寒論文衍删義一冊【医学】乾々に自筆本
馬場北溟 傷寒論辨義二冊【医学】乾々(稿本)・研医会図蔵
馬場北溟 倉公伝一冊【医学】乾々に自筆本
馬場北溟 茶譜一冊【本草】乾々に自筆本
馬場北溟 帳中真贋辨一冊【医学】杏雨(稿本、熊胆真贋辨と合二冊)・乾々蔵
馬場北溟 復古堂脈徴一冊【医学】乾々蔵
刊本 北溟先生撰二冊【医学】浅野小田蔵
刊本 北溟先生黴瘡秘録一冊【医学】浅野小田蔵
一八一〇 文化七 村井琴山 諭儒医言一冊【医学】乾々・内藤くすりほか蔵
一八一〇 文化七成 同年序跋刊 小野蘭山 広参説一冊【本草】東大ほか蔵 蘭山自筆の写刻体で絶筆と跋にいう【補】
一八一〇 文化七成 一八一三 同一〇刊 大原東野 五畿内産物図会五冊【物産】国会・内閣ほか蔵
一八一〇 文化七序 杉徳(榕塘、粛彦、迪斎) 経穴彙輯二巻一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
一八一〇 文化七自序 一八一一 同八刊 山本亡羊編 懐中食性・食傷備急方・諸病禁宜一冊【医学】京大・日文研宗田ほか蔵【補】
一八一〇 文化七自序 一八一一 同八刊 太田主計 嗝噎反胃論一冊【医学】京大富士川・内藤くすりほか蔵【補】
一八一〇 文化七自序 曾占春輯 動植和訓叢【本草】研医会図に巻一・二・四存三冊
一八一〇 文化七自序 岩崎灌園 本草図説七八冊【本草】東博蔵
一八一〇 文化七序 一八一一 同八刊 柴田正簡 日用薬品考一冊【薬物】国会白井ほか蔵 イロハ順配列【補】
一八一〇 文化七序 シーヨメイル著 大槻茂質(玄沢)訳 別児列印斯勃蠟烏(べるれいんすぶろう)一冊【化学】教大蔵 書名はベルリンプルシアンブルーのこ
と【補】
一八一〇 文化七跋 水谷豊文 木曾採薬記二巻二冊【本草】国会・教大(安政三写)ほか蔵
一八一〇 文化七序 同年刊 衣関順庵編 衣関甫軒口授 眼目明辨初編(眼科明辨)二巻一冊【医学】東大鶚軒・京大富士川ほか蔵 一八一一版も【補】
一八一〇 文化七識語 大西恭庵述 広瀬親侃記 恭菴先生雑記/方録之部一冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八一〇 文化七刊 十返舎一九作 喜多川式麿画 蝦蟇妙薬三巻【医事説話・合巻】後編に同年刊の蝦蟇妙伝後編/桜ケ池あり 国会蔵(後編共) 書名はガマの油のもじり【補】
一八一〇 文化七自序刊 泰山霧隠(大喜多泰山) 温疫論解(温疫方論解・温疫解)三巻五冊【医学】京大富士川(巻一欠)・大阪府石崎蔵 一八二一(慶大富士
川ほか蔵)・二四(国会ほか蔵)版も【補】
一八一〇 文化七自序刊 小坂元祐編 大橋徳泉・西村元春・松田貞庵校 経穴籑要五巻五冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 寛政二(一七九〇)の腑分け観察記録も 書名を経穴纂要と誤記することが多く
て要注意【補】
一八一〇 文化七自序刊 各務文献 整骨新書三巻付図(各骨真形図一帖)一巻四冊【医学】東大医ほか蔵 図解整骨書
各務文献 全骨玲瓏図二紙【医学】日文研宗田(図一・図二・図三・図四)ほか蔵 整骨新書の付
一八一〇 文化七序刊 富士谷成基(弘之、槐園) 救偏産言一冊【医学】京大富士川・東北大狩野ほか蔵
一八一〇 文化七序刊 西成主人 〔絵入〕万宝集一冊【薬物】東博・杏雨ほか蔵 一八二四版も 内題に御免/唐物和物薬種売買問屋并妙薬調合所とあり日本各地
の売薬を紹介【補】
一八一〇 文化七刊 丹波頼理 増補医方朗鑑一冊【医学】京大・早大ほか蔵
一八一〇 文化七刊 牟礼竜庵 古医法一冊【医学】大阪出版書籍目録による
一八一〇 文化七刊 水走平岡 四診脈学一冊【医学】大阪出版書籍目録による
一八一〇 文化七刊 本家調合所/安達吉右衛門 小児竜子丸(小児竜子丸伝来)一冊【薬物】内藤くすり・三春町歴民資蔵
一八一〇 文化七刊 大槻玄沢 仙台きんこの記(金海一珠略・金海鼠の記・金海一珠)一冊【動物】宮城蔵(番南瓜畠を付す) 早大ほかに未詳年版も
大槻玄沢 金海一珠一冊【動物】早大蔵 ナマコ(きんこ、海参)の考証【補】
一八一〇 文化七刊 石橋正炳(忠庵) 黴毒要方一冊【医学】早大(森立之旧蔵)ほか蔵
一八一〇 文化七刊 薬種牒一冊【薬物】杏雨蔵 イロハ順配列【補】
一八一〇 文化七刊 藤林普山(元紀)編 訳鍵二巻付録共三冊【蘭学・辞書】国会ほか蔵 一八二四版も
佐藤信久 破船難船之節/溺死人手宛一件手率草一冊【医学】日比谷近藤蔵 佐藤信久の漕船二拾七段配当巻は文化七成【補】
佐藤信久著 佐藤信郷校 溺死人手宛軽重次第書一冊【医学】日比谷近藤蔵
一八一一 文化八 一月十六日没(一七五八 宝暦八生)海上随鴎(稲村三伯)訳 八譜六四巻【医学】静嘉・乾々・内藤くすり蔵 蔵象の書【補】
海上随鴎 洋注傷寒論一冊【医学】文明移入に関する古書展覧会目録による カリフォルニア大サンフランシスコ校に太陽病篇を存【補】
海上随鴎 解観左券一冊【医学】日文研宗田蔵 人体器官の呼称に作字した解剖用語辞典で解剖図あり【補】
一八一一 文化八 一月二十六日没(一七四七 延享四生)伏屋素狄(字は正宜、号は琴坂 大坂の漢方町医のち蘭学者) 蘭簡方【医学】西洋学家訳述目録・本朝
医家著述目録による
一八一一 文化八 七月六日没(一七五二 宝暦二生)木村礼斎(名は謙、字は子虚、号は礼斎 常陸久慈の町医で水戸藩の内命で蝦夷・国後島・択捉島を探査)
撃蒙編一冊【医学】乾々に自筆本
浅井昌英 撃蒙医約一冊【医学】東博・京大富士川蔵
撃蒙医薬抜書一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
一八一一 文化八 八月二十九日没(一七四〇 元文五生)児島宗説(名は冲夫、号は翮 会津藩医) 奇方類選一〇冊【医学】日本医学史による
児島宗説 古医方活套三巻【医学】日本医学史による
児島宗説 傷寒論経伝晰義一〇巻【医学】日本医学史による
児島宗説 診脈精要一巻【医学】日本医学史による
一八一一 内藤くすりに文化八山脇玄智模写本 解剖書一軸【医学】約四〇図を描く【補】
一八一一 研医会図に文化八季博奥書写本 浅井貞庵 脚気病証主治一冊【医学】当本は弘化二(一八四五)に息子・行虎の転
写 後半二二葉は浅井貞庵の初学習業の記等雑記【補】
一八一一 神宮に文化八写本 耆婆流医書一冊【医学】
一八一一 九大に文化八写本 吉益南涯 〔南涯口授〕金匱要略紀聞二冊【医学】東大鶚軒ほかにも
一八一一 杏雨に文化八嵓宗孝写本 華岡青洲 金創秘録一冊【医学】九大・金沢大にも
一八一一 東北大狩野に文化八写本 古医為則徴一冊【医学】
一八一一 天理古義堂に文化八頃伊藤東里写本 食禁本草一冊【本草】
一八一一 文化八 御医交名一冊【名鑑・医史料】九大に写本
一八一一 文化八 官医分限録一冊【名鑑・医史料】内閣に写本
一八一一 文化八 古宇田知常 灌水論一冊【医学】乾々蔵→一八一二灌水編
一八一一 文化八 崎陽七流膏薬方二冊【薬物】飯田蔵
一八一一 文化八 増島蘭園 菌史一〇巻図譜五巻一五冊【本草】内閣(巻四欠一四冊)ほか蔵
一八一一 文化八 比野勘 諸鳥馴養秘伝三巻【動物】国書解題・本草書目による
一八一一 文化八 小原峒山(春造) 逍遥漫録一冊【物産】国会白井蔵
一八一一 文化八 太田見竜 神道奇霊伝三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
太田見竜 神道奇霊伝釈名本草五巻三冊【本草】京大富士川蔵
太田見竜 治方要集【医学】国学者伝記集成等による
太田見竜 病家全要【医学】日本医学史等による
一八一一 文化八 吉村雲渓 正骨術一冊【医学】乾々蔵
一八一一 文化八 栗本丹洲 千虫譜【動物】国会(栗氏千虫譜一〇冊)ほか蔵
一八一一 文化八 太田政逈 治療規則一冊【医学】乾々蔵
一八一一 文化八 小原良直(蘭峡) 南紀土産考(南紀土産考別録、南紀産物考別録)四巻四冊【物産】杏雨に自筆稿本、内閣に一冊本(紀伊産物考七)【補】
一八一一 文化八 人参説一冊【本草】国会(人参譜と合)・杏雨(松尾岡庵写)ほか蔵
一八一一 文化八 華岡青洲口授 千葉良蔵編 家伝辨乳岩証并治法草稿(南紀青洲先生/乳巌治術口授)【医学】乾々・京大富士川蔵 松木論文による【補】
乳岩辨証一冊【医学】研医会図に江戸末写本
華岡青洲 乳岩辨一冊【医学】京大富士川ほか蔵
辨乳岩証【医学】九大(脚気翼方・十九方抄書・阿蘭陀一流油之書等と合一冊)・慶大富士川蔵
一八一一 文化八成 同年後序刊 平田篤胤 志都能石屋(医道大意・志都乃石室・志津能石屋講本)二巻二冊【医学】北大図デジタルほか蔵 一八五四版も
一八一一 文化八 大原東野 近畿内産物図会/摂津之部一冊【物産】徳島蔵
一八一一 文化八自序 一八一二 同九刊 石坂宗哲 鍼灸説約一冊【鍼灸】慶大富士川ほか蔵【補】
一八一一 文化八自序 一八二一 文政四跋刊 山本鹿洲 痘疹瑣譚一冊【医学】乾々蔵
一八一一 文化八自序 百々俊徳(漢陰) 輔仁義社資治医苑稿本一冊【医史料・名鑑】京大に自筆本 叙・輔仁義社会規五則・社友姓氏・資治医苑からなる【補】
一八一一 文化八自跋 小野高潔 倭方類纂一冊【医学】国会・乾々(稿本)蔵
一八一一 文化八杉田玄白(九幸老人)自画賛 杉田玄白先生自画賛肖像一軸【医学・史料】早大蔵【補】
一八一一 文化八 小石元瑞(檉園) 衛生堂備用方府一冊【薬物】九大・内藤くすり蔵
一八一一 文化八序 小石元瑞 衛生堂備用丸散方一冊【薬物】羽間・高岡図佐渡家ほか蔵
一八一一 文化八序 真斎先生傷寒論一冊【医学】内藤くすり蔵
真斎方記一冊【医学】東博に江戸末期写本 医方集【補】
真斎謾筆/医方部三冊【医学】京大富士川蔵
真斎聚方一冊【医学】内藤くすり蔵
一八一一 文化八序 一八一二 同九刊 吉見良(子庸) 独酔医談一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八一一 文化八奥書 加藤正国撰 土岐宗靖校 カスハル流膏煉方(粕春流膏煉方能方・加須波留女須登留秘方)一冊【薬物】乾々蔵
一八一一 乾々に文化八吉村雲渓奥書本 金瘡之次第二巻一冊【医学】
一八一一 文化八自序刊 宇田川隆重 懐中妙薬集一冊【薬物】国会白井ほか蔵【補】
一八一一 文化八自序刊 大原東野 大日本土産図誌(名産図会)五冊【物産】岩瀬蔵 明治一九(一八八六)版あり 畿内の部
一八一一 文化八自序刊 池田瑞仙(独美) 〔新刊〕痘科辨要八巻付録二巻六冊【医学】国会・内閣ほか蔵→一八二一重校痘科辨要
一八一一 文化八序木活刊 荻生徂徠著 岡田華陽(静安)校 徂徠/鑑定傷寒論一冊【医学】杏雨・無窮神習・内藤くすり蔵
一八一一 文化八序刊 池田霧渓(晋) 痘瘡養生訣一冊【医学】国会・京大富士川蔵
一八一一 文化八自序刊 賀屋恭安(澹園) 続医断二巻一冊【医学】国文研ほか蔵【補】
一八一一 文化八序刊 阿部正興(正右衛門) 急救医法(救民薬方録・賜民薬方)一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵【補】
一八一一 文化八跋刊 北村士拡 馬性小品一冊【動物】教大・東大蔵
一八一一 文化八多紀元胤跋刊 多紀元簡 金匱玉函要略輯義(金匱玉函要略方論輯義、金匱要略輯義)六巻一〇冊【医学】九大・京大・東大ほか蔵 中国版あり
【補】
一八一一 文化八序刊 堤朝風編 英遵補 近代著述目録八巻五冊【書目】国会ほか蔵 一八三六天保七版も
一八一一 文化八序刊 吉益南涯編 賀屋恭安記 傷寒論章句一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八一一 文化八序刊 吉益東洞口授 乾省(守業)記 丸散兼用/方機一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八三六版も
一八一一 文化八刊 荻野元凱述 荻野徳輿校 温疫余論二巻二冊【医学】大阪府石崎蔵 東北大狩野ほかに一八四一版も
一八一一 文化八刊 丸山元璋 脚気辨正一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
一八一一 文化八刊 清水自邇斎述 越智正興記 自邇斎学話一冊【医学】大阪府・無窮平沼・関大長澤蔵
一八一一 文化八刊 野呂天然 生象約言一冊【医学】内藤くすり蔵 一八一二・一三版も 人体器官の論で呼称に作字する→一八一三生象止観【補】
一八一一 文化八刊 浅井貞庵 薬性歌発端一冊【薬物】杏雨蔵 写本は日大富士川・乾々
浅井貞庵 薬性歌【薬物】岡山大蔵(回春薬性歌と合写)
浅井貞庵 薬性和解三巻【薬物】本朝医家著述目録等による
一八一一 文化八刊 小原峒山(春造) 竜骨一家言一冊【本草】国会白井ほか蔵 独脚蜂記を付す
刊本 竜骨集説一冊【本草】東博蔵 竜骨一家言・竜骨辨・駁竜骨辨を収む
一八一二 文化九 一月二十八日没(一七四六 延享三生)堅田絨造(馮) 算定度量衡一冊【度量衡】東北大狩野蔵
堅田絨造 痘疹要訣一冊【医学】国会ほか蔵
一八一二 文化九 九月十八日没(生年未詳)豊浦元貞 神教/七気血縛秘伝抜萃一冊【医学】無窮神習に文政八(一八二五)写本
一八一二 乾々に文化九写本 阿部正則 寒者邪之名也之義一冊【医学】
一八一二 東博に文化九写本 加藤猶庵 傷寒論古義例言一冊【医学】
加藤猶庵 〔宋板〕金匱要略方記聞一冊【医学】京大富士川蔵(森立之旧蔵)
一八一二 九大に文化九写本 崇蘭館試験集方一冊【薬物】
一八一二 九大に文化九写本 痘疹記聞一冊【医学】
一八一二 大阪府に文化九写本 中井履軒 老婆心一冊【医学】阪大懐徳堂に自筆本
一八一二 文化九 加藤謙斎 医書方的一冊【医学】日本医学史による→一七二三方的
一八一二 文化九 藤原普山・小森桃塢解剖 大橋元育執刀 壺井純庵・川端玄洞録 波田野貫道付図 解観大意図譜(解体図巻)一巻【医学】京大(解観筆記を付
す)・科博・杏雨・日本歯科大医博蔵 東大医図に文化壬申解剖解観図一軸【補】
壺井純庵・川端玄洞録 解観筆記【医学】解観大意図譜の付
一八一二 文化九 山崎道友 解体図譜一軸【医学】乾々蔵
一八一二 文化九 古宇田知常 灌水編一冊【医学】静嘉・京大富士川ほか蔵→一八一一灌水論
一八一二 文化九 つばき名よせ色付一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八一二 文化九 中野柳圃(志筑忠雄)著 馬場佐十郎(貞由)補 度量考(西洋度量考、度量考二十四韻府)一冊【度量衡】静嘉(桂川国寧補)・坂出鎌田(自
筆)ほか蔵
一八一二 文化九 曾占春 辯本草之道【本草】日本博物学年表による
一八一二 文化九 陽明病篇一冊【医学】慶大蔵
一八一二 文化九成 華岡青洲 乳岩準(乳癌準)一冊【医学】京大・慶大・東大ほか蔵 松木論文による【補】
一八一二 文化九成 華岡青洲 乳岩準附録一冊【医学】京大富士川ほか蔵 松木論文による【補】
一八一二 文化九自序 一八一三 同一〇刊 能条保庵編 岩松良碩校正 医聖方格(治方佩玦)五巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八一二 文化九杉田玄白(九幸老人)自賛 石川大浪画 杉田玄白肖像一軸【医学・史料】早大蔵(重文)【補】
一八一二 文化九自序 一八一七 同一四刊 浅井南皐(惟亨) 養生録三巻三冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八一二 文化九自跋 中川壺山(故、其徳) 噎膈胃反論一冊【医学】京大富士川・東大蔵 吐食の治法論→一八一〇嗝噎反胃論【補】
一八一二 文化九自序 一八二二 文政五刊 岡田華陽(静黙) 骨度正穴考図二巻二冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵【補】
岡田華陽 骨度正穴考【鍼灸】骨度正穴考図の自著目録に文政五(一八二二)開板と【補】
一八一二 文化九序 一八一六 同一三刊 岡田華陽 〔傷寒金匱〕薬方分量考二巻続編一巻聞書一巻三冊【医学・度量衡】宮書(聞書欠二冊)・京大富士川(聞書
欠二冊)・東北大狩野(聞書一冊)ほか蔵
一八一二 文化九自序 吉益辰(名は辰、字は子良、号は蠃斎〔蠃を嬴・羸・贏に作る著録は誤字だろう〕 東洞の第三子で大坂の町医) 定本傷寒論一巻一冊【医
学】台
北故宮蔵 吉益東洞の説を発展させ、仲景の原文を復元しようとした書【補】
吉益嬴斎 金匱玉函要略方一冊【医学】乾々に文化九(一八一二)写本
吉益嬴斎 嬴斎先生方研抄【医学】京大蔵(南涯先生方研抄と合一冊)
吉益嬴斎 丸散解一巻【薬物】日本医学史による
吉益嬴斎 東洞先生丸散方一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
吉益嬴斎口授 方極一冊【医学】内藤くすり蔵
吉益嬴斎 万病一毒一冊【医学】東北大狩野蔵(医弊説を付す)
一八一二 文化九序刊 小坂元祐 十四経全図(手太陰肺経)一冊【鍼灸】京大富士川・東北大狩野ほか蔵
一八一二 文化九刊 北野鞠塢(菊塢) 秋野七草考一冊【本草】龍谷大ほか蔵
一八一二 文化九刊 桃井安貞 桃井医談一冊【医学】東大蔵 万病腹状仲景方一幅を付録【補】
一八一二 文化九刊 吉雄南皐訳 〔新訳〕和蘭内外要方一二巻一二冊【医学】雲泉蔵(一〇冊) 一八一八・二〇・二六版も
一九一二 文化九刊 介品明鑑二巻二冊【本草】飯田蔵
一八一二 文化九刊 中島秉義訂 水走平岡閲 何筆談・附脈状二冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵
一八一二 文化九刊 大久保常安 傷寒論古義一冊【医学】杏雨・内藤くすり蔵
一八一二 文化九刊 本井子承 長命衛生論三巻三冊【医学】堺図蔵 一八一三・二三(国文研ほか蔵)・四六版も 養生書
一八一二 文化九刊 大久流徳 無名異効能記一冊【薬物】乾々蔵
一八一三 文化一〇 六月十三日没(一七五〇 寛延三生)吉益南涯(名は猷、字は修夫 京の町医) 医非司命官論一冊【医学】京大富士川ほか蔵
吉益南涯 医範多血水薬徴一冊【医学】東大鶚軒蔵
吉益南涯 海証萃観三七丁【医学】内藤くすり蔵
吉益南涯考 吉益東洞述 家塾丸散方一冊【医学】京大富士川ほか蔵
吉益南涯 丸散方二九丁【薬物】内藤くすり蔵
吉益南涯 〔古方〕観症辨疑(観証辨疑)一冊【医学】京大富士川ほか蔵【輔】
吉益南涯 学焉録四巻二冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
吉益南涯 気血水辨一冊【医学】京大富士川ほか蔵
吉益南涯 気血水薬徴(気血水三等薬徴)一冊【医学】研医会図ほか蔵
吉益南涯 気血水薬能考一冊【薬物】内藤くすり蔵
吉益南涯 金匱要略口授一冊【医学】刈谷・内藤くすり蔵
吉益南涯口授 金匱要略釈義五巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
南厓(ママ)聞書一冊【医学】神宮蔵
〔南涯先生〕経験方口授一冊【医学】九大蔵(痘瘡処剤略記を付す)
吉益南涯 考古四診法一冊【医学】本朝医家著述目録による
吉益南涯 産科内術記聞一冊【医学】研医会図蔵
吉益南涯述 伊藤良輔記 三部九候伝書一冊【医学】京大富士川蔵
吉益南涯口授 傷寒論二冊【医学】内藤くすり蔵
吉益南涯 傷寒論解説七巻【医学】本朝医家著述目録による
吉益南涯 傷寒論金匱要略精義一冊【医学】慶大蔵
吉益南涯 傷寒論正義二巻【医学】慶
大富士川ほか蔵
吉益南涯 傷寒論精義【医学】京大富士川(五巻三冊)ほか蔵
吉益南涯 傷寒論聞書【医学】乾々・内藤くすり蔵
吉益南涯 傷寒論講議二巻二冊【医学】杏雨蔵
吉益南涯口授 傷寒論講聞録六一丁【医学】内藤くすり蔵
吉益南涯 所在録一冊【医学】慶
大富士川蔵
吉益南涯 題傷寒論【医学】国会蔵(桜園叢書一四)
吉益南涯 痘瘡記聞一冊【医学】京大富士川ほか蔵
吉益南涯 南涯三治例一冊【医学】京大富士川蔵
吉益南涯 南涯先生治験一冊【医学】京大富士川蔵
吉益南涯 南涯先生当附疑途辨【医学】京大富士川蔵(傷寒厥陰証口訣・南涯先生痘瘡処剤略と合一冊)
吉益南涯 南涯先生痘瘡処剤略【医学】京大富士川(傷寒厥陰証口訣・南涯先生当附疑途辨と合一冊)・内藤くすり蔵
吉益南涯口授 山口常陽記 痘瘡処剤一冊【医学】三原図蔵
吉益南涯 南涯先生文集【医学】乾々(三冊、一冊)・研医会図(一冊)蔵
吉益南涯口授 古沢元恭筆記 南涯先生口授腹候(南涯先生腹証図譜)一冊【医学】日大蔵
吉益南涯 南涯先生方解一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
南涯先生方研抄(南涯先生研抄)一冊【医学】京大蔵(嬴斎先生方研抄と合一冊)
吉益南涯口授 晩成堂方集一七丁【薬物】内藤くすり蔵
吉益南涯 方機一冊【医学】京大富士川(類聚方庸と合)ほか蔵
吉益南涯 方機口授一冊【医学】国会(医方分量考と合)・東洋藤井ほか蔵
吉益南涯 方庸一冊【医学】京大富士川(天保四写)・東大鶚軒ほか蔵→類聚方庸
吉益南涯述 石橋玄隆記 薬徴本功一冊【薬物】京大富士川蔵
吉益南涯 薬徴口授一冊【薬物】九大(南涯先生薬徴口授)・京大富士川(大和本草鱗翼抄と合)蔵
吉益南涯 薬徴考一冊【薬物】京大富士川ほか蔵
吉益南涯 薬徴百問一冊【薬物】京大富士川蔵
吉益南涯 薬徴辨一冊【薬物】長崎・内藤くすり蔵
吉益南涯 薬能考一冊【薬物】国会白井に文政一二(一八二九)写本
吉益南涯 律正傷寒四巻【医学】本朝医家著述目録による
吉益南涯 類聚方解義一冊【薬物】乾々に二部
吉益南涯 類聚方辨一冊【医学】内藤くすり蔵
吉益南涯 類聚方庸一冊【薬物】京大富士川(方機と合)ほか蔵
一八一三 文化一〇 吉益南涯 傷寒論記聞【医学】九大(上下巻二冊)・杏雨(三巻三冊)ほか蔵
一八一三 文化一〇 十一月十七日没(一七四八 寛延元生)諸葛琴台(名は蠡、字は君測 播磨姫路藩儒)授 青木玄純記 古方分量考二冊【薬物】静嘉蔵
諸葛琴台 津量全編【度量衡】静嘉に六巻六冊本・六巻五冊本・四巻四冊本
佐々木琴台(源世元) 尺度考一冊【度量衡】慶大蔵
一八一三 文化一〇 加藤正庵(一七四五 延享二生 文化一〇に六九歳で生存) 傷寒論古伝附録一冊【医学】乾々蔵
一八一三 大東急に文化一〇大窪昌章写本 石川八太 石川八太昭徳筆記(石川筆記)【動物】
石川八太 石川八太魚獣図一冊【動物】国会伊藤蔵
石川八太 八太翁虫品一帖【動物】内閣蔵
一八一三 加大ロスに文化一〇写本 岡七輔 産論聞書一冊【医学】東大鶚軒にも
一八一三 楂{艸+考}に文化一〇後藤学真写本 草花写生集一冊【植物】
一八一三 東北大狩野に文化一〇写本 文化十年渡来牝象の図一冊【動物】
一八一三 加大ロス古典籍に文化一〇写本 川越正済 晩方抜萃【薬物】本朝医家著述目録による
川越正済 古方抜萃【医学】本朝医家著述目録による
一八一三 文化一〇 遠藤訒斎 医彀一冊【医学】岩手蔵
一八一三 文化一〇 宇田川榛斎・宇田川榕庵 医範/纂正/滲胞編【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集三七)
一八一三 文化一〇 見道斎躋寿館養寿館薬品会目録一冊【史料】村野蔵 一七六五・八一にも
一八一三 文化一〇 養寿館物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵
一八一三 文化一〇 砂糖座日記二冊【物産】沖縄蔵
一八一三 文化一〇 石崎融思画 全象活眼一帖【動物】開国文化史料大観による
一八一三 文化一〇 大田南畝 〔俳諧〕草木生類考一冊【本草】無窮神習・村野蔵
一八一三 文化一〇 秋田楠谷 山崎烏山 纏縛図解一冊【医学】乾々蔵
一八一三 文化一〇 東嶽先生舌鑑一冊【医学】九大蔵
一八一三 文化一〇 葛飾蘆庵 痘疹必用一冊【医学】九大蔵
一八一三 文化一〇 雙松庵祐踖 南蛮外科集一冊【医学】九大蔵
雙松庵祐踖 雙松庵遺書一〇冊【医学】九大に文化一三(一八一六)~天保三(一八三二)写本
一八一三 文化一〇 蜷川秘書一冊【医学】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八一三 文化一〇 良応 山中温泉湯治養生巻【医学】加能郷土辞彙による
一八一三 文化一〇 長塩某 〔文化十年製〕礫川官園薬草腊葉一冊【本草】国会白井蔵
一八一三 文化一〇多紀元堅跋 船橋経中輯 唐・昝殷撰 産宝一冊【医学】東博蔵 朝鮮・医方類聚輯佚本【補】
一八一三 文化一〇成 一八一五 同一二刊 野呂天然 生象止観八巻八冊【医学】京大富士川・内藤くすりほか蔵→一八一二生象約言【補】
一八一三 文化一〇成 山本亡羊 蘭山先生卒考(蘭山先生生卒考)一冊 多紀元簡 蘭山小野先生墓表一冊【伝記・史料】国会ほか蔵
一八一三 文化一〇自序 林玄碩 医方纂言五冊【医学】乾々蔵
一八一三 文化一〇自序 及び一七八〇 安永九自序 原南陽 寄奇方記(寄奇方)一冊【医学】国会・京大富士川・乾々(自筆稿本)ほか蔵
一八一三 文化一〇自序 桑原惟親編 妊娠宝函一冊【医学】東北大狩野蔵
一八一三 文化一〇自序 一八二一 文政四刊 桑原惟親 〔新編〕産航二巻二冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
一八一三 文化一〇自序 佐藤相親編 長生秘要一冊【医学】国会・静嘉蔵
一八一三 文化一〇序 畑鶴山 実用方三巻三冊【医学】内藤くすり蔵
一八一三 文化一〇序 坂元慎編 名物捷径一五巻一六冊【博物】国会白井(巻四・五、自筆二冊)・尊経蔵
一八一三 文化一〇序 一八一四 同一一刊 吉益東洞 古書医言四巻四冊【医学】早大ほか蔵 一八六四版も
一八一三 文化一〇跋 栗崎正弘編 外科集成五〇巻五〇冊【医学】内閣ほか蔵
一八一三 文化一〇跋刊 大槻玄幹 〔外科収功〕繃縛図式一冊【医学】京大・京大富士川(外科収功の内) 九大に写本
一八一三 文化一〇自序刊 能条保庵 国字腹舌図解一冊【医学】京大富士川ほか蔵 腹舌図に彩色【補】
一八一三 文化一〇序刊 横山玄周 経絡括要一冊【鍼灸】京大富士川・杏雨ほか蔵
一八一三 文化一〇序刊 和田東郭口授 清水康之(仲幾)録 蕉窓方意解(方意解)二巻二冊【医学】一八二三・三六(京大富士川ほか蔵)・五三版も【補】
一八一三 文化一〇序刊 平井庸信 名家灸選三編一冊【鍼灸】九大ほか蔵→一八〇五同初編 一八〇七同二編 合三編三冊
一八一三 文化一〇刊 大槻玄沢 繃帯図式一冊【医学】乾々蔵
一八一三 文化一〇刊 能条保庵 経験禁方録一冊【医学】京大富士川・刈谷・内藤くすり蔵
能条保庵 禁方録七巻七冊【医学】京大(雨森延戢写)・東大鶚軒ほか蔵
能条保庵 経験夜話一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八一三 文化一〇刊 三谷樸 〔蔵府真写〕解体発蒙四巻付録一巻五冊【医学】早大ほか蔵 漢蘭折衷
一八一三 文化一〇刊 小林法眼 小林方函一冊【医学】九大蔵
一八一三 文化一〇刊 司馬江漢 種痘伝法(種痘の伝)一冊【医学】天理蔵
一八一三 文化一〇刊 玉江正紀 傷寒論約説三冊【医学】山口・刈谷蔵
一八一三 文化一〇刊 大久保秉義訂 診視要訣一冊【医学】広島大蔵
一八一三 文化一〇刊 鍬形蕙斎(北尾政美)画 草花略画式一冊【植物】芸大美術・東北大狩野・大阪府ほか蔵一八二五版も
一八一三 文化一〇刊 石田鼎貫 小児養育金礎・附薬王円能書(脾肝薬王円用ひ法)一冊【医学・薬広告】国会・九大ほか蔵 一八五一・五九・六二・六五版と早大ほかに明治七(一八七四)版も 脾肝薬王円ほかの宣伝本【補】
一八一四 文化一一 三月二日没(一七四三 寛保三生)亀井南冥(名は魯、字は道載 福岡藩儒医のち失脚) 乍恐奉申上候水火物語之事一冊【医学】香川大神原
に自筆本 医師進退徳義建言
亀井南冥 診脈法一冊【医学】九大蔵
亀井南冥 読医断七丁【医学】内藤くすり蔵
亀井南冥 南冥先生方函一冊【医学】鎌田共済郷博蔵
亀井南冥 病因備考一冊【医学】京大富士川ほか蔵
亀井南冥 病因備考方函二巻一冊【医学】九大蔵
一八一四 文化一一 八月一四日没(一七九四 寛政六生)杉田恭卿(名は靖、号は松鶴・蘭園 若狭小浜藩医杉田伯元の長子)訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐
フォン著 瘍医方範一〇巻【医学】早大に巻一(板下本)一冊
一八一四 東北大狩野に文化一一写本 西誠 医論一冊【医学】
一八一四 羽間に文化一一諏訪愿敬写本 和蘭陀口和ケ書一冊【医学】
一八一四 文化一一 小原良貴・小原良直 熊野採薬巡覧記【植物】日本博物学年表による
一八一四 宮城小西に文化一一写本 磯田侹拍 外科聚要一冊【医学】
一八一四 東京医大に文化一一写本 新発田甫中 砂蝨療治方一冊【医学】
一八一四 東北大狩野に文化一一永昌主人写本 唐菓子譜一冊【飲食】
一八一四 東大に文化一一写本 小原良貴(桃洞)著 小原良直補 南海禽譜三巻三冊【動物】
一八一四 船橋に文化一一写本 吉松口伝抄一冊【医学】
一八一四 文化一一 町奉行所 紀州介品書一冊【物産】岩瀬蔵
一八一四 文化一一 大槻玄沢 救溺経験方一冊【医学】九大蔵
一八一四 文化一一 藤居重啓 湖中産物図証(湖魚図説・湖中魚図証・湖中産物図説)四巻六冊【魚介】国文研ほか蔵
藤居重啓 余吾湖魚譜一巻【魚介】本草書目による
一八一四 文化一一 曾占春 禽識四冊【本草】日本博物学年表による
一八一四 文化一一 曾占春 水草識略一冊【植物】内閣(愛香楼博物書一一)・東洋岩崎蔵
一八一四 文化一一 曾占春 占春斎禽識四巻【動物】国会白井(自筆本)ほか蔵
一八一四 文化一一 小川顕道 塵塚談二巻【医学・随筆】宮書(自筆)・大洲図矢野ほか蔵
一八一四 文化一一 病名輯録一冊【医学】乾々に稿本
一八一四 文化一一 加納元謹 辨乳岩症並治法艸稿一冊【医学】乾々蔵→一八一一辨乳岩証并治法艸稿
辨乳巌乳瘍并治法一冊【医学】研医会図蔵
一八一四 文化一一 吉雄南皐(尚貞)訳 瘍科精選図譜【医学】ハイステル外科書の図を訳【補】
一八一四 文化一一 多紀元簡著 多紀元堅編 櫟蔭先生遺説二巻一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八一四 文化一一序 一八三一 天保二刊 篠山齢台 医療察病考六巻三冊【医学】京大富士川・乾々ほか蔵
一八一四 文化一一刊 篠山齢台 〔民家重宝〕医方秘事睫三冊【医学】九大蔵
一八一四 文化一一序 池田貞一 花かつみ考一冊【植物】岩瀬に文政元(一八一八)写本
一八一四 文化一一序跋 一八一五 同一二刊 北野鞠塢(菊塢) 都鳥考一冊【動物】国文研ほか蔵
一八一四 文化一一自序刊 桑田玄真訳 種痘新編一冊【医学】国会ほか蔵
一八一四 文化一一序刊 坂元慎 草木譜目録二巻二冊【本草】東大・金沢市加越能蔵
一八一四 文化一一序刊 大槻玄幹訳 外科収功二巻繃縛図式一巻三冊【医学】早大ほか蔵 繃縛図式は一八一三版を付録 L. Heister外科書の訳注図式書【補】
一八一四 文化一一刊 沼波秀憲問 江馬蘭斎答 医事問答(江波医事問答・医事答話)一冊【医学】杏雨・京大大惣蔵 京大・東大鶚軒に文政元(一八一八)序版も
一八一四 文化一一刊 下井遜橋 〔傷寒外伝〕医法貫通一冊【医学】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一八一四 文化一一刊 丸散経験方【医学】医療衆方規矩(一七六九ほか)の改題本 大阪出版書籍目録による
一八一四 文化一一刊 橋本伯寿 国字断毒論(痘疹断毒論)付録共二巻二冊【医学】京大富士川・早大ほか蔵→一八〇九断毒論
一八一四 文化一一刊 玉函夫古撒謨(ハクサム‐ヨハン)著 吉田成徳訳 泰西熱病論七巻六冊【医学】慶大富士川ほか蔵 プールハーヴェを祖述した英人ヒュクサムの書による【補】
ハクサム‐ヨハン翻訳 熱病論一冊【医学】京大富士川(痘瘡篇を付す、八巻一冊)・内藤くすりほか蔵
一八一四 文化一一刊 長谷川松山 痘疫論四巻四冊【医学】国会・乾々蔵
一八一四 文化一一刊 北野秋芳(菊塢) 〔群芳暦正月七日部〕春野七草考(春野七種考)一冊【本草】龍谷大ほか蔵
一八一四 文化一一頃刊 北野秋芳(菊塢) 詩経万葉集草木考目安一冊【本草】村野蔵
一八一四 文化一一刊 式亭三馬作 歌川国直画 〔善悪表裏〕人心覗機関二冊二話前編【医事説話・滑稽本】後編は嘉永元(一八四八)刊 国文研ほか蔵 第二話の草沢医生の名は活田(いきた)仲景 医は衣なり・威なり・異なり・夷なり・稲荷をデモ医
者と風刺【補】
一八一四 文化一一刊 岩淵任令 方極附言一冊【医学】静嘉・刈谷・内藤くすり蔵
一八一四 文化一一刊 古宇田知常 万病水療治いろはうた一冊【医学】無窮神習(合冊九五)蔵 乾々に文化一二版も
今井元昌 国韻薬譜二〇冊【薬物】杏雨に手稿本 今井廉(元昌)の輿地指掌は文化一一成【輔】
一八一五 文化一二 三月一日没(一七三三 享保十八生)村井琴山(名は杶、字は大年、通称は椿寿、号は琴山 肥後藩医) 医字解一冊【医学】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
刊本 村井琴山 医方量水率考一冊【医学】近世漢学者著述目録大成・明和書籍目録等による
村井琴山 琴山遺稿一冊【医学】京大富士川蔵 七則解・医字解・無大熱説・備急円考・水気血・動古今・著述目録・麻疹略説を収む
村井琴山 琴山問答書一冊【医学】東大蔵
村井琴山 原診館遺稿三冊【医学】本朝医家著述目録による
村井煥 原診館叢書一冊【医学】東大鶚軒蔵
村井琴山 原診館七則解【医学】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
村井琴山 琴山翁著述目録一冊【医書目】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
村井琴山 主方考一巻【薬物】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
村井琴山 傷寒論自序講録一冊【医学】京大富士川蔵
村井琴山 〔処方録〕一冊【医学】慶
大富士川蔵
村井琴山 診余随筆一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
村井琴山 診余謾録【医学】京大富士川(丹霞叢書の内、巻三のみ一冊)・杏雨(三巻三冊)ほか蔵
村井琴山 水気血(原診館随筆)【医学】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
村井琴山 痘疹要薬方二巻一冊【医学】京大富士川・九大蔵
村井椿寿痘瘡考【医学】京大富士川蔵(気血水辨等と合一冊
村井椿寿先生腹診伝一冊【医学】千葉大蔵
村井椿寿先生脈診之伝一冊【医学】内藤くすり蔵
村井琴山 読小刻傷寒雑病論一一丁【医学】内藤くすりに文化一五(一八一八)写本
村井琴山 読類聚方二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
村井琴山 動古今【医学】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
村井琴山 肥後村井琴山医説一冊【医学】金沢市稼堂蔵
村井琴山 分量攷一巻【薬物・度量衡】本朝医家著述目録による
村井琴山 扁鵲伝【医学・伝記】本朝医家著述目録による
村井琴山 扁鵲伝解二七丁【医学・伝記】内藤くすり蔵
村井琴山 扁鵲伝考一六丁【医学・伝記】内藤くすりに万延元(一八六〇)写本
村井琴山 扁鵲伝年表【医学・伝記】本朝医家著述目録による
村井琴山 本論字談六巻六冊【医学】九大・乾々・内藤くすりほか蔵
村井琴山 万病一毒之論一巻【医学】日本医学史による
村井琴山 無大熱説【医学】京大富士川蔵(琴山遺稿の内)
村井琴山 〔肥後〕邨井先生䗪虫説一冊【本草】東大鶚軒蔵
村井琴山 薬徴删定【薬物】本朝医家著述目録による
村井琴山 熊府薬物会批評一冊【本草】家政学院大江蔵
村井琴山 類聚方議【薬物】慶
大富士川(五冊)ほか蔵
村井琴山 類聚方補遺存疑方【医学】京大富士川蔵(東洞先師家塾方の付)
村井琴山 類聚方存疑方補遺十一首【医学】京大富士川(津田長安先生口科秘伝等と合一冊)・内藤くすり蔵
一八一五 文化一二 五月七日没(一七五三 宝暦三生)水走平岡(名は嘉言、字は孟彰 大坂の町医のち枚岡神社神職) 病徴方義一巻【医学】大阪名家著述目録
による
水走平岡 方苑診視要訣一巻【医学】大阪名家著述目録による
一八一五 文化一二 七月六日没(一七四八 寛延元生)成島衡山(名は峰雄・勝雄、字は叔飛 幕臣) 松虫鈴虫の名の辨【動物】
一八一五 文化一二 八月九日没(一七四〇 元文五生)岡田寒泉(名は恕、字は子強 幕儒のち常陸代官) 秋虫考一冊【動物】
岡田寒泉 松柏考一冊【植物】
一八一五 文化一二 八月二十二日没(一七六〇 宝暦一〇生)宮井安泰(通称は柳之助、号は南畝 金沢藩士で藩校算学師範) 三器要解一冊【度量衡】
一八一五 京大富士川に文化一二写本 医学院方雋二巻一冊【医学】
一八一五 内藤くすりに文化一二写本 衣関順庵 七痾質験録一冊【医学】
一八一五 杏雨に文化一二写本 大東本草一冊【本草】
一八一五 東洋藤井に文化一二写本存下巻一冊 武田褧重訳 蒲郎加児都内景書(蒲良加児内景書)三巻三冊【医学】京大ほかにも
蒲郎加児内景訳書四巻七冊【医学】静嘉蔵
一八一五 東博に文化一二写本 方鑑一冊【医学】
一八一五 研医会図に文化一二写本 山路豊立伝 山路家伝の秘方一冊【医学】馬嶋流眼科秘伝書
一八一五 宮城小西に文化一二写本(存巻一) 中川壺山 瘍科筌蹄二巻【医学】京大富士川に二巻本
一八一五 文化一二 中川壺山 〔本朝・本邦・日本〕医家古籍考一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八一五 文化一二 恵美三白 恵美寧固先生遺言(恵美略説)一冊【医学】慶大富士川蔵
一八一五 文化一二 宇田川榕庵編 遠西鐸度涅烏私物品考名疏一冊【博物】国会白井・岩瀬蔵 鐸度涅烏私はドドネウス【補】
一八一五 文化一二 中山照久編 臥牛医案一冊【医案・史料】京大富士川蔵(寒地病案・解蝦夷毒箭方・怪痾啓蒙・改正新訳奇胎的説を付す)
中山照久(良) 傷寒薬能攷一冊【薬物】京大富士川蔵
一八一五 文化一二 石井治兵衛(嘉孝) 菓子品合書(菓子司鈴木越後掾直段附)一冊【飲食】石泰蔵
一八一五 文化一二 水野皓山編 山澄延年校 可恃録一冊【医学】京大富士川・岩瀬ほか蔵
一八一五 文化一二 曾占春 橘黄閑記三〇巻【医史】国会白井に自筆本(巻一・巻一二、各一冊)と東洋岩崎に自筆本一五巻一〇冊ほか 医史考証の書【補】
一八一五 文化一二 曾占春 薬性燈一冊【薬物】国会白井に手稿本 気味論【補】
一八一五 文化一二 救縊死法一冊【医学】九大蔵
一八一五 文化一二 宇田川榕庵 庶物彙考名疏一冊【医学】杏雨に稿本
一八一五 文化一二 荻野元凱 丹州亀山松平紀伊守往診記一冊【医学】順天大山崎蔵
一八一五 文化一二 奥山正容画 福寿草紅葉絵本二冊【植物】日比谷加賀蔵
一八一六 文化一二 野呂天然 方鏡独見三巻【医学】京大富士川ほか蔵
一八一五 文化一二刊 野呂天然述 但馬天民・藤田天洋記 傷寒挙踣四巻四冊【医学】乾々・無窮神習蔵 京大に自筆本も
一八一五 文化一二成 石川元混 灸穴図解三巻二冊【鍼灸】国会蔵
一八一五 文化一二成 一八六九 明治二刊 杉田玄白 蘭学事始(蘭東事始・和蘭事始)二巻一冊【医学・外国語】慶大富士川ほかに写本 一八九〇版も
一八一五 文化一二自序 小林義兄 万葉集中禽獣虫魚草木考六巻三冊【博物】国会白井・東北大狩野蔵
一八一五 文化一二序 山田小葭 華池集方四冊【医学】乾々に稿本
一八一五 文化一二序 馬場貞由訳 泰西七金訳説附録二巻二冊【鉱物】静嘉(泰西七金訳説と合三冊)・九大・京大蔵→一八五四泰西七金訳説
一八一五 文化一二奥書 後藤艮山 後藤先生雑話一冊【医学】乾々蔵
一八一六 文化一二自序刊 秋山観光 秋山集一冊【医学】乾々蔵
一八一五 文化一二序刊 吉雄耕牛述 百々海鵬編 因液発備二巻二冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵 検尿診断書【補】
一八一五 文化一二序刊 岡田華陽 骨度正穴考聞書二巻二冊【鍼灸】杏雨・茶図成簣蔵【補】
一八一六 文化一二序刊 近藤隆昌 摂生談前編二巻二冊【医学】京大ほか蔵
一八一五 文化一二序刊 清中亭叔親 目さまし草一冊【本草】国会ほか蔵 蔫録の抜萃
一八一五 文化一二序刊 高井蘭山(伴寛) 保寿食事戒一冊【医学】成田・富山市図山田孝雄蔵
一八一五 文化一二刊 高井蘭山 婬事養生解(婬事戒)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八一九版も【補】
一八一五 文化一二刊 高井蘭山 食事戒(食事養生解)一冊【医学】国文研ほか蔵
一八一五 文化一二刊 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 プロイス訳 杉田立卿重訳 和蘭眼科新書五巻五冊【医学】東大医ほか蔵 プレンク眼病教説オランダ訳本により、日本初の西洋眼科学紹介書→一八一六(付録版)眼科新書
【補】
勃乙斯眼目訳説(ホイス訳説・勃乙斯訳説眼目)一冊【医学】早大ほか蔵
勃伊斯悪悪孤篇【医学】京大富士川蔵(視学一歩・視学升堂と合一冊)
勃斯脈解剖書一冊【医学】静嘉蔵
一八一五 文化一二刊 峰岸竜父 牽牛品類図考一冊【植物】国会伊藤ほか蔵→一八一九牽牛品
一八一五 文化一二刊 峰岸竜父編 丹羽桃渓・三木探月斎画 朝鮮珍花蕣集一冊【植物】国会伊藤ほか蔵
一八一五 文化一二刊 西川国華 上池秘録三編一冊【医学】→一七七七上池秘録 一七八〇同続編 一八〇一外科上池秘録 一八二三同四編
一八一五 文化一二刊 大口子容(知常) 心学寿草二巻二冊【養生・心学】日本教育文庫心学篇(国会ほか蔵)に活字本
一八一六 文化一二 十二月十日没(一七五六 宝暦六生)雨森牛南(名は宗真、字は牙卿 越前大野藩医) 傷寒論講義一二巻【医学】本朝医家著述目録等による
雨森牛南 脈候本義一巻【医学】本朝医家著述目録等による
雨森牛南 薬石外編一〇巻【薬物】本朝医家著述目録等による
雨森牛南 療治大概五巻【医学】本朝医家著述目録等による
一八一六 文化一三 七月十七日没(一七三七 元文二生)小川顕道(江戸町医で小石川養生所の肝煎) 医訓/佐志茂草一冊【医学】慶大富士川(寛政六小川顕道著の小児灸焫論を付す)・千葉大・無窮神習蔵
一八一六 文化一三 九月六日没(一七三六 元文元生)池田瑞仙(名は成美・独美、字は善卿、号は錦橋 幕医で医学館痘疹科教授) 池田家痘疹記聞(池田家治
痘術伝来)一冊【医学】東大・乾々・日大富士川ほか蔵
池田独美 池田瑞仙治痘論(池田治痘論)一冊【医学】東北大狩野蔵
池田独美 〔池田錦橋先生〕痘科枢要秘訣一冊【医学】国会ほか蔵
池田独美口授 三浦茂樹(道斎)記 痘科要訣秘録一冊【医学】内藤くすり蔵
池田独美 痘瘡大極伝一冊【医学】京大富士川蔵
池田独美 痘瘡秘訣一冊【医学】神宮に文政四(一八二一)写本
池田瑞仙 痘中痘後食物禁好之事一冊【医学】乾々蔵
池田瑞仙 痘瘡看病禁戒十六条一巻【医学】日本医学史による
池田独美著 池田直温校補 痘家看病心得【医学】東洋藤井に天保一一(一八四〇)写本
池田錦橋(独美) 百証問答一冊【医学】石川県歴博長岡蔵
一八一六 東大鶚軒に文化一三写本 百児林 医学捷径一冊【医学】
一八一六 東洋文庫に文化一三河口信順写本 杉田玄白口述 河口信順筆 犬解嘲一冊【医学】【補】
一八一六 東北大狩野に文化一三大観実如写本 賢薬秘録集一冊【薬物】
一八一六 内藤くすりに文化一三野村友三写本 小松大陵(久安、親枝 土佐の人)口授 〔如水堂〕治水家言一冊【医学】京大富士川・東大ほかにも
小松大陵 傷寒正義一冊【医学】九大蔵
小松大陵 如水堂医譚(如水堂医談)一冊【医学】内藤くすり(一八四三天保一四上村親愛写)・九大・乾々蔵
小松大陵 水腫家言(水腫加言)一冊【医学】研医会図ほか蔵
一八一六 京大富士川に文化一三写本 古沢元泰 神教流眼目八箇条皆伝秘書一冊【医学】
古沢元泰 神教流眼科内外治方皆伝秘書【医学】京大富士川蔵(神教流眼目八箇条皆伝秘書の付)
神教流眼法秘伝(神教流眼法秘書)一冊【医学】千葉大蔵
一八一六 東博に文化一三黒田(元)慎写本(森立之旧蔵) 華岡青洲 青洲先生医談一冊【医学】国会白井ほかにも【補】
一八一六 九大に文化一三写本 痘瘡経験方一冊【医学】
一八一六 飯田に文化一三写本 本草綱目品物便覧【本草】
一八一六 春海に文化一三写本 小山田与清編 本草和名字類一冊【本草・索引】国会(群書捜索目録九)・旧彰考にも
一八一六 東博に文化一三写本 〔少彦名命〕薬母鈔一冊【薬物】
一八一六 順天大山崎に文化一三写本 和田中得 {虫+幽}蟉園語録一冊【医学】
一八一六 文化一三 佐々木元竜 表医者格佐々木元竜由緒書一冊【医学・系譜】順天大山崎蔵
一八一六 文化一三 大町宗司編 阿蘭陀薬方小選一冊【薬物】杏雨(東景房邑写)・楂{艸+考}蔵
大町宗司 正骨便要一巻【医学】日本医学史による
一八一六 文化一三 野呂天然 回生類方三巻一冊【医学】京大・京大富士川・東大鶚軒蔵
一八一六 文化一三 水谷豊文 〔勢志紀〕熊野採薬記一冊【本草】国
会伊藤に手稿本
一八一六 文化一三 宇田川榕庵訳 哥非乙説【本草】化学史文献・新撰洋学年表による 書名の哥非乙はコーヒー【補】
一八一六 文化一三谷其章凡例 小坂元祐 刺灸必用一巻一冊【鍼灸】乾々蔵 経穴主治書 元祐(名は営昇、号は牛淵、字は元祐 亀山藩医)は文化一二(一八一
五)七月十三日没 享年六〇余歳【補】
小坂元祐 鍼灸備要一巻一冊【鍼灸】京大富士川 蔵病症別
一八一六 文化一三 大槻玄沢 接痘篇一巻【医学】新撰洋学年表等による
一八一六 文化一三 磯野鵲斎 麻疹書一冊【医学】乾々蔵
一八一六 文化一三自序 一八一七 同一四刊 四時庵形影 朝顔叢(あさかほ叢)二巻二冊【本草】国会白井(上巻)・内閣ほか蔵
四時庵形影 朝顔図考二冊【本草】国会蔵
一八一六 文化一三自序 一八一七 同一四刊 井上鶴洲 占病軌範(古易占病軌範)二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八一九版も
一八一六 文化一三自序 野呂天然 (ぷれんき)鋪練吉瘍医方二巻一冊【医学】天理蔵
一八一六 文化一三杉粛軒序 一八二一 文政四刊 中野杏順 医言漫録三冊【医学】京大・慶大富士川ほか蔵
一八一六 文化一三序 岩崎灌園 救荒本草通解八巻【本草】国会白井ほか蔵
一八一六 文化一三序 一八二三 文政六刊 富沢黄良 産科新編(孕家遵生)三巻三冊【医学】京大富士川・乾々ほか蔵
一八一六 文化一三序 一八二一 文政四刊 鈴木宗観著 新保宗徳校 上世方証鑑二冊【医学】京大富士川ほか蔵 仲景医方を桂枝類ほかに類別して主治・方後等を列記【補】
一八一六 文化一三中神琴渓序 一八一七 同一四刊 喜多村鼎(良宅 薩摩藩医) 吐法論(上編)二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八六一版も 下編二巻は未刻 吐法と精神病治療【補】
一八一六 文化一三序刊 山脇東洋手録 榎本藹墩校正 方函(養寿院方函)二冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八一六 文化一三序跋刊 羽佐間宗玄口決 森宗哲等編 老婆心書(産家心得草)二巻二冊【医学】京大富士川・早大ほか蔵 一八一七版も
一八一六 文化一三刊 大阪市中売薬店数望(すもう)一紙【史料】日文研宗田蔵 薬店番付【補】
一八一六 文化一三刊 長谷川松山 脚気方考一冊【医学】九大蔵
一八一六 文化一三刊 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 プロイス訳 杉田立卿重訳 松田就付録 眼科新書五巻付録一巻合六冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵 一八二三版も→一八一五和蘭眼科新書
一八一六 文化一三刊 奈良養斎編 救民妙薬一冊【医学】岩手蔵
一八一六 文化一三刊 江馬蘭斎訳 五液診法二巻二冊【蘭診】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵 H.BuysenのVerhandelinge van
de itwerpingen de menschelyke Lighaams一七〇六アムステルダム版の尿部分を翻訳→一八一五吉雄耕牛の
因液発備と全く同文【補】
一八一六 文化一三刊 鍼灸日用綱目(鍼灸日用重宝記)五巻一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一八一七 文化一三 十一月十八日没(生年未詳)難波義材(鳥取藩医) 医学小言一冊【医学】本朝医家著述目録による
難波義材 折肱余録二巻【医学】本朝医家著述目録による
一八一七 文化一三 十一月二十一日没(一七六一 宝暦一一生)鈴木良知(名は素行、号は暘谷 山城淀藩医のち幕医) 医海蠡測抄書一冊【医学】東大鶚軒蔵
鈴木良知 金匱要略発題一冊【医学】東大蔵(傷寒例考文等と合)
鈴木良知 傷寒論解故四巻【医学】京大富士川ほか蔵
鈴木良知 傷寒論講解一冊【医学】研医会図蔵
鈴木良知 傷寒論存疑一冊【医学】研医会図蔵
鈴木良知 神農本経解故(神農本草経解故)一〇巻・一二巻【本草】国会白井ほか蔵
鈴木良知 神農本草経考異二巻【本草】本朝医家著述目録による
鈴木良知・岩永玄浩・松岡恕庵等 神農本経一冊【本草】無窮神習蔵
鈴木良知 本草紀聞【本草】本朝医家著述目録による
鈴木良知 目耕先生本草解一冊【本草】無窮神習蔵
一八一七 文化一三 十一月二十一日没(一七三九 元文四生)吉村蘭州(円山派絵師) 解体図一軸【医学】東博に文政年間写本
一八一七 文化一三 十二月五日没(一七三七 元文二生)三浦無窮 薬能反正【薬物】埼玉名家著述目録による
一八一七 文化一四 一月三日没(一七四五 延享二生)蛭田玄仙(名は克明、字は至徳、号は東翁) 産術秘法【医学】日本産科叢書に活字復刻
蛭田玄仙 産術秘法図譜【医学】日本産科叢書に活字復刻
蛭田玄仙 難産手入法一冊【医学】東洋藤井蔵
蛭田玄仙 秘術書一冊【医学】大阪府石崎蔵
蛭田玄仙 蛭田氏産手術一冊【医学】東北大狩野蔵
蛭田玄仙 蛭田先生産術訓解【医学】日本産科叢書に活字復刻
蛭田玄仙 蛭田先生産術図絵【医学】日本産科叢書に活字復刻
蛭田玄仙 蛭田流産科書一冊【医学】無窮神習蔵
蛭田玄仙 蛭田流産科秘伝来一冊【医学】茨城大菅蔵
東翁蛭田先生産法秘術(東翁蛭田先生産伝十七条)一冊【医学】京大富士川蔵
蛭田洞翁 堕胎之術【医学】京大富士川蔵(産術秘要等と合一冊)
蛭田家産科図并説/廿五件一冊【医学】慶大富士川蔵
蛭田伝一冊【医学】乾々蔵
蛭田流奥秘伝授書一冊【医学】東大鶚軒蔵
蛭田流産術【医学】内藤くすり蔵(産術秘要と合写)
蛭田流難産秘術一冊【医学】九大蔵
箕川老人編 蛭田流産科鍵径伝一冊【医学】京大富士川蔵
一八一七 文化一四 二月二日没(一七五四 宝暦四生)真勢中洲(名は達富・達夫、字は発貴 大坂の易学者) 医易口訣三冊【医学】国会蔵
中洲先生経験方一巻【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
一八一七 文化一四 四月十七日没(一七三三 享保一八生)杉田玄白(名は翼、字は子鳳 若狭小浜藩医のち江戸町医) 和蘭薬譜一二冊【薬物】本朝医家著述目
録による
杉田玄白 和蘭薬方三冊【薬物】本朝医家著述目録による
杉田玄白 海上備要方一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
杉田玄白 狂医之言一冊【医学】慶大富士川・乾々・神宮蔵
杉田玄白 外科備攷六巻【医学】本朝医家著述目録による
杉田玄白 広瘡総論【医学】京大富士川蔵(瘍科大成の付)
杉田玄白 五液精要【医学】本朝医家著述目録による
杉田玄白 水虎攷略一巻【動物】本朝医家著述目録による
杉田玄白 杉田家蔵方一冊【薬物】京大富士川・東洋藤井ほか蔵
杉田玄白 西図略説五巻【医学】本朝医家著述目録による
杉田玄白訳 大西瘍医書【医学】静嘉に巻三のみ一冊
杉田玄白 底野迦真方【医学】本朝医家著述目録による
杉田玄白訳 瘍科新書三冊【医学】岡山大蔵
杉田玄白 瘍科大成(瘍家大成)八巻一冊【医学】京大富士川・研医会図ほか蔵
一八一七 文化一四岩松良碩序 〔九幸先生遺草〕玉味噌【医学】慶大富士川に耄耋独語と合一冊
一八一七 文化一四 五月二四日没(一七五七 宝暦七生)伊藤東里(名は弘美、字は延蔵 京の儒者で古義堂四代目塾主) 薬法控一冊【薬物】天理古義堂に自筆
本
食禁小録一冊【本草】天理古義堂本は伊藤東所・伊藤東里写
東里画 草木写生一冊【本草】日比谷加賀に原本
東里学人 医按集一冊【医学】宮城小西蔵
一八一七 文化一四 十月二十六日没(一七四七 延享四生)会田安明 算家或問【貨幣・度量衡】京大蔵(遺老物語続編一)
一八一七 文化一四没(一七三二 享保一七生)中井履軒(名は積徳、字は処叔 大坂の儒者) 砂糖之説一冊【本草】大阪天満宮に文政三(一八二〇)写本
中井履軒 〔履軒先生雕題〕詩経名物辨解一巻【本草】漢学者伝記及著述集覧による
中井履軒 度量衡考雕題二巻【度量衡】近世漢学者著述目録大成による
中井履軒 度量衡提要一巻【度量衡】近世漢学者著述目録大成等による
中井履軒 毛詩品物図攷雕題一巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
中井履軒 大和本草雕題一〇巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
履軒先生集五巻一冊【医学・随筆】東大蔵
一八一七 文化一四(一八一四 文化一一より) 河野通明等 奇鳥生写図一軸【動物】国会蔵
一八一七 文化一四(一八一六 文化一三より) 大槻玄幹 灸艾考一冊【鍼灸】静嘉に自筆稿本
一八一七 千葉大・内藤くすりに文化一四写本 蟄度満著 高良斎訳 喎蘭銀海秘録一冊【医学】大阪歴博・豊橋にも
一八一七 無窮神習・順天大山崎に文化一四写本 〔幕府〕官医名録一冊【名鑑・医史料】
一八一七 岡山大に文化一四写本 浅井貞庵講義 浅井紫山記 金匱要略講談一冊【医学】岡山大には文政三(一八二〇)写の金匱要略講談第三部一冊も
一八一七 千葉大に文化一四写本 野阪健 長沙由径一冊【医学】
一八一七 杏雨に文化一四写本 花かつみ考一冊【植物】
一八一七 教大に文化一四写本 本木荘左衛門(名は正栄、号は蘭汀 オランダ通詞)等訳 蛮産解説一冊【物産】
一八一七 文化一四 岩崎灌園 杜若考一冊【植物】国会白井に文政四(一八二一)写本ほか
文化年間 岩崎灌園 採薬時記一冊【本草】国会白井に手稿本
一八一七 文化一四 森如松 帰黙斎方譜一冊【医学】京大富士川蔵
一八一七 文化一四 溝部有謙 傷寒一轍一冊【医学】九大蔵
一八一七 文化一四 滝無量注 傷寒論轍義【医学】杏雨(稿本五冊)・長崎県図桂南ほか蔵
滝無量 傷寒論辯名一冊【医学】杏雨(稿本)・内藤くすり・長崎県図桂南蔵
一八一七 文化一四 中里忠庵 生生堂医話六冊【医学】慶大富士川に稿本
一八一七 文化一四 高橋善道 梅花類聚(梅説類聚)一冊【植物】杏雨(文政二浅香藤勝写)・楂{艸+考}蔵
一八一七 文化十四年自序 佐藤君美(仲甫) 灸験録一冊【鍼灸】東大鶚軒蔵
一八一七 文化一四自序 一八一八 文政元刊 伊藤鹿里(大助)編 傷寒論張義定本(傷寒張義定本)二巻二冊【医学】京大富士川に存上巻・慶大富士川に存下巻ほか蔵→一八一九傷寒論張義定本国字辨
一八一七 文化一四自序 一八二二 文政五刊 片倉鶴陵 静倹堂治験三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八三九版も
一八一七 文化一四自序 曾占春 薬性集要一冊【本草】東博(顨菴釈薬・顨菴随志節録を付す)・杏雨(同上写)蔵
一八一七 文化一四自序 曾占春 薬性討源二巻二冊【本草】国会白井(一冊)・東洋岩崎(自筆)・杏雨(文政八写)蔵 本草の気味・毒・剤型・君臣佐使等の論、および四
気・五味で分類した薬物の主治を列記して現在も有用【補】
一八一七 文化一四著者付言 一八一八 同一五蜀山人序刊 秋水茶寮(与住順庵)著 濃淡斎画 〔丁丑〕朝顔譜一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八一七 文化一四序 一八三一 天保二刊 平沢左内(随貞)撰 平沢左仲(随竜)増補 〔増訂〕医道便易二巻二冊【医学】杏雨・順天大山崎・内藤くすりほか
蔵【補】
一八一七 文化一四序 一八三二 天保三刊 小林脩 瘡科医談一冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵 天保四(一八三三)版も
一八一七 文化一四序刊 烏竜疳中丸一冊【薬広告】早大蔵(曲亭叢書一九二) 孫太郎虫から製した小児五疳薬の広告【補】
一八一七 文化一四序刊 長谷川松山 瘟疫論正誤(温疫論正誤)一冊【医学】京大富士川・刈谷蔵
長谷川松山 餌幼外伝一巻【医学】本朝医家著述目録等による
長谷川松山 草市医話一巻【医学】越佐名家著述目録による
長谷川松山 単方医語一巻【医学】本朝医家著述目録による
長谷川松山 繁露傷寒外伝二巻【医学】本朝医家著述目録等による
長谷川松山 病源新書一巻【医学】本朝医家著述目録等による
長谷川松山 瘍医外伝一巻【医学】本朝医家著述目録等による
一八一七 文化一四刊 江馬松斎 和蘭医方纂要四巻付録一巻【医学】千葉大ほか蔵
一八一七 文化一四刊 塩田良珉訳 和蘭外科全書六巻付一巻七冊【医学】九大・早大・神宮蔵
一八一七 文化一四刊 岡本昌庵 〔補恵聖方〕脚気分類編二巻二冊【医学】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
岡本昌庵 温疫考観舌録(瘟疫考観舌録)一冊【医学】京大富士川蔵
瘟疫診舌一冊【医学】京大富士川蔵
一八一七 文化一四刊 藤井見隆編 長岡恭斎校 眼科医療手引草三巻一冊【医学】静嘉蔵 京大富士川ほかに文政六(一八二三)版も
一八一七 文化一四刊 中川壺山 求寿論一冊【医学】東大鶚軒・鶴舞蔵
一八一七 文化一四 中川壺山 求寿論一冊【医学】中山久四郎蔵
一八一七 文化一四刊 佩芳園主人 経験千方一紙【医学】順天大山崎ほか蔵 両面刷 一八三二版も【補】
一八一七 文化一四刊 衣関順庵 古伝救民秘方一冊【医学】鶴舞・杏雨蔵
一八一七 文化一四刊 衣関順庵 〔懐中備急〕諸国古伝秘法(諸国古伝妙薬集)一冊【薬物】国会白井ほか蔵
文化年間 衣関順庵 貫解約説一巻【医学】本朝医家著述目録による
文化年間 衣関順庵 貫子一巻【医学】本朝医家著述目録による
文化年間 衣関順庵 眼目解剖図訳一冊【医学】本朝医家著述目録による
一八一七 文化一四刊 山海異品写真帖一冊【博物】飯田蔵
一八一七 文化一四刊 三輪東朔(名は東朔、字は望卿、号は浅草庵 江戸の町医で一八一八没)口授 伊藤鹿里記 刺絡聞見録二巻二冊【医学】早大ほか蔵
一八一七 文化一四刊 長生養生伝一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵 一八二三・四一版も
一八一七 文化一四刊 脇坂義堂 長命になるの伝授二巻二冊【心学・養生】弘前図ほか蔵【補】
一八一七 文化一四刊 大鶴定香 治痢軌範一冊【医学】京大富士川・岡山大ほか蔵
一八一七 文化一四刊 赤松某述 宮竹尚絅等編 痘瘡夜話一冊【医学】国会ほか蔵
一八一七 文化一四刊 胡乙犖莫‐蒲剛(ブカン‐ウィツラム)著 小森桃塢訳 蘭方枢機五巻五冊【医学】千葉大ほか蔵 製剤録を付す W. Buchanの家庭医学(一七八〇)を抄訳【補】
一八一七 文化一四刊 小森桃塢鑒定 進藤保編 製剤録【薬物】蘭方枢機の付
一八一七 文化一四写 井上忱 医案(症例処方集)一冊【医案・史料】慶大富士川蔵
井上忱問 吉益東洞答 東洞先生問答一冊【医学】乾々・旧三井鶚軒・研医会図蔵
井上忱 惑問一冊【医学】京大富士川蔵
一八一八 文化一五 二月二十四日没(一七六七 明和四生)武元登々庵(名は正質、字は景文) 刊本 蘭譜一冊【植物】正宗文庫蔵
一八一八 文化一五 四月三日没(生年未詳)脇坂義堂(名は弘道 心学者) 刊本 急病治療法一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八一八 文化一五 四月十八日没(一七四五 延享二生)伊能忠敬(字は子斉、号は東河 下総佐原の名主で隠居後に測量家) 雑録一冊【度量衡】学士院・伊能
家蔵
一八一八 東博に正徳四‐文化一五写本 直舎日記集要【医学】
杏雨に文化写本 和蘭陀製採薬書(阿蘭陀油薬)一冊【薬物】
京大に文化写本 伊藤貞庵 繃帯図一軸【医学】
京大に文化写本 生写し朝{白+八}一冊【植物】
東博に文化写本 〔陰陽漫録〕窃密集【医学】
一八一八 乾々に文化一五写本 温泉記浴法一冊【医学】道後温泉
一八一八 千葉大に文化一五写本 伊藤原 築前伊藤原眼疾書【医学】
伊藤原眼科秘説一冊【医学】乾々蔵
一八一八 東博に文化一五写本 平人気象論説一冊【医学】
一八一八 文化一五 丹波忠守 神遺方義解八冊【医学】無窮神習蔵
一八一八 文化一五序 野呂天然 回生埻的(回生埻的冊)二六巻二七冊付録三巻三冊【医学】京大・東大鶚軒・東北大狩野蔵
一八一八 文化一五跋 伊沢信階編 医範一冊【医学】慶大富士川蔵 千金方の撮録
一八一八 文化一五序刊 黒田金城 天命辨辨一冊【医学】内閣ほか蔵 山田図南の一七七一天命辨に反論【補】
一八一八 文化一五刊 いろは平生食物養生便覧一冊【飲食】国書解題等による
一八一八 文化一五刊 吉田徳謙 〔戊寅〕局方便覧一冊【医学】大阪出版書籍目録による
一八一八 文化一五刊 岩崎常正(灌園) 草木育種(前編)二巻二冊【植物・園芸】国会白井ほか蔵→一八三七同後編
一八一八 文化一五刊 今村長順述 今村長教記 黴瘡奇験一冊【医学】東大鶚軒・東北大狩野・内藤くすり蔵
今村長順 方彙考【医学】【補】
一八一八 文化一五紀州藩刊 武部游 発泡打膿考一冊【医学】九大・京大・日文研宗田ほか蔵
一八一八 文化一五刊 安田松亭 〔衛生堂〕養性談(養生談)一冊【医学】杏雨・乾々蔵
安田松亭 傷寒方考四巻一冊【薬物】東北大蔵
安田松亭 諸病奇方剤薬拾遺一冊【薬物】無窮神習蔵
文化(一八〇三 享和三より) 木村孔恭(蒹葭堂) 市橋長昭編 桜井絢画 園基理等詠 花譜六冊【植物】宮書に原本(桜歌詩・追加花譜を付
す)
文化年間(安永より) 能登国物産書上帳一冊【物産】金沢市加越能蔵
文化年間刊 式亭小三馬作 歌川国貞一世(歌川豊国三世)画 おしろいのよくのる薬/江戸の水一冊【合巻・薬広告】都中央誌料・蓬左尾崎・京大
潁原蔵 オランダ薬方を唱う【補】
文化年間刊 朗月先生 五人戯論一冊【医学・教育】静嘉・宮書蔵
文化年間刊 針灸手引草一冊【鍼灸】日大富士川蔵
刊本 菱垣義陳 無病延命記一冊【医学】乾々・日文研宗田蔵 菱垣義陳の弘法大師奇妙記は文化年間版【補】
文化年間 馬島円魏 眼療辨方一冊【医学】日本医学史による
文化年間 さつまいも一巻【飲食】国書解題による
文化年間 鳩鑑附小鳥鑑五帖【動物】本草書目による
小松久吾(文化年間の大坂町医、池田痘科門人) 㽷論一冊【医学】乾々蔵
文化頃 医式大概二冊【医学】無窮神習蔵
淵上旭江画(文化頃の人) 禽虫花石帖三冊【博物】国会蔵
一八一八 文政元 六月十六日没(生年未詳)平岩元珍(尾張藩士) 養生方一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八一八 文政元 六月二十七日没(一七三五 享保二〇生)座光寺南屏(名は為祥、字は履吉 甲斐の儒医) 医資附医譚二冊【医学】近世漢学者著述目録大成等
による
座光寺南屏 医謅附毒考二巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一八一八 文政元 十月二十日没(一七七一 明和八生)百々俊道(字は仁傑、号は富春 朝廷医) 本草類抄備要方(本草附方類抄)四巻四冊【本草】京大に稿本
一八一八 文政元没(生年未詳)広瀬周伯(名は信、号は紫山園 常陸谷田部藩医) 医事独断【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
広瀬周伯 天断一巻【医学】本朝医家著述目録等による
広瀬周伯 広瀬周伯筆記三冊【医学】乾々に自筆本 文稿・和蘭天説・瘍医問答を収む
広瀬周伯 脈源論一冊【医学】本朝医家著述目録等による
一八一八 順天大山崎に文政元野村鄂写本 華岡青洲 外科治術図説一冊【医学】
野村鄂編 巌圭画 奇患図一冊【医学】東大鶚軒・杏雨(松崎垣摸写)蔵
一八一八 研医会図に文政元写本 伊藤大助(祐義、鹿里)・藤原祐慶述 講説大意代答辨一冊【医学】
一八一八 順天大山崎に文政元写本 宇田川榛斎訳 ソビト著 蘇微登軍中備要方一冊【医学】乾々(自筆二冊)ほか蔵も
宇田川榛斎訳 遠西軍中備要方四巻二冊【医学】乾々(自筆)・岡山大・日文研宗田ほか蔵
一八一八 杏雨に文政元谷口知住写本 小原良直 多識会名疏二冊【本草】
一八一八 千葉大に文政元写本 オンセノールト原著 白内翳方術論一冊【医学】研医会図・岡山大にも
一八一八 東大本居に文政元写本 寺沢利安 みそさゝいの考一冊【動物】
一八一八 東博に文政元写本 蘭馨堂質験録一冊【医学】
一八一八 国
会伊藤に文政元写本 琉球草木帖二巻二冊【植物】
一八一八 文政元 医学館博物会手扣二冊【薬物】杏雨・楂{艸+考}蔵→一八二〇にも
一八一八 文政元 栗本丹洲 天狗爪石拙攷一巻【博物】国会(輪池叢書九)・内閣(墨海山筆五九)蔵
一八一八 文政元 〔丹洲先生〕(うぇいまん)物印満写真略一冊【本草】国会白井蔵 栗本丹洲編だろう【補】
一八一八 文政元 解惑論一冊【医学】慶大富士川に稿本
一八一八 文政元 安立千年(椿洞) 傷寒論章句一冊【医学】乾々に自筆本、内藤くすりに一八一九写本ほか
安立椿洞 医家古訓講録五冊【医学】乾々に自筆本
安立椿洞筆授 吉益南涯口授 金匱要略聞書六五丁【医学】内藤くすり蔵
安立杶(千年) 傷寒論訓童二冊【医学】内藤くすり蔵
安立椿年 奇験方抜萃二冊【医学】乾々に自筆本
安立椿年 雑病論略説三冊【医学】乾々に稿本、内藤くすりに椿原山人/安立/椿千年記の弘化五(一八四八)序本
一八一八 文政元 石坂宗珪 長沙方原一冊【医学】九大蔵
一八一八 文政元 吉雄南皐 蘭学惑問一冊【医学】楂{艸+考}・礫川蔵
一八一八 文政元成 一八二〇 同三刊 宇田川榛斎(玄真)訳 和蘭薬鏡三巻三冊【薬物】国会白井ほか蔵→一八三〇〔新訂増補〕和蘭薬鏡一八巻【補】
一八一八 文政元自序 一八二二 同五刊 柏木如亭 詩本草一冊【本草・飲食・漢詩文】村野蔵 国文研ほかに万延元(一八六〇)版も
一八一八 文政元自序 館良克(礼夫、山本良克)述 館良阜(山本安良)校 黄帝内経抄略七冊【医学】杏雨蔵 山本良克は出雲藩医【補】
山本良克 穴法紀聞一冊【医学】京大富士川蔵(四花患門穴法を付す)
一八一八 文政元自序 一八四七 弘化四刊 細井洵(順) 四診備要二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一八一八 文政元自序 一八二五 同八刊 吉益南涯治験 武貞恒徳編 続建殊録一巻付録一巻一冊【医案・史料】慶大富士川ほか蔵 文政一一(一八二八)版も【補】
一八一八 文政元序 一八二一 同四序刊 中川壺山(修亭)編 〔東洞先生〕成蹟録二巻二冊【医案・史料】京大富士川ほか蔵【補】
一八一八 文政元自序 藍川眘(慎) 搏桑果図考一冊【飲食】日比谷加賀・楂{艸+考}・石泰(自筆)蔵
一八一八 文政元自序 一八二〇 文政三刊 中西元瑞 〔小閬苑〕痢病論一冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一八一八 文政元序 新宮凉庭 血論一冊【医学】日文研宗田・研医会図・内藤くすりほか蔵【補】
一八一八 文政元序 一八二一 同四跋刊 和田泰純(東郭)述 久保喬徳・柁谷守清記 蕉窓雑話五編五冊【医学・随筆】京大富士川ほか蔵 一八二九・四六版も
一八一八 文政元序 加門隆徳編 柚木太淳(鶴橋)述 柚木流眼療秘伝書一冊【医学】京大富士川蔵 慶大富士川に天保一四(一八四三)奥書写本
加門隆徳述 倉内直記 柚木流眼科秘録一冊【医学】京大富士川・日文研宗田ほか蔵
柏木鶴年編 柚木流眼療秘方記【医学】京大富士川蔵(麻疹備用考の付)
鈴木斐成 江州柚木家眼科秘書一冊【医学】石川県歴博長岡蔵
眼療秘要集(柚木流眼科書)一冊【医学】研医会図に安政五(一八五八)写本
柚木眼書一冊【医学】神宮蔵
柚木流眼科秘書一冊【医学】乾々蔵
柚木流眼科秘伝書一冊【医学】研医会図蔵
家伝眼目収効方三冊【医学】研医会図蔵で柚木流眼科書
柚木流眼書/付図一冊【医学】金沢大蔵
柚木流眼療書一冊【医学】千葉大蔵
柚木流眼療秘伝一冊【医学】研医会図蔵
柚木流眼療秘伝書一冊【医学】研医会図(三部うち一部は二冊本)・内藤くすり(二部)蔵
一八一八 文政元序 秋元万蔵 養鶯辨一冊【動物】楂{艸+考}蔵
一八一八 文政元奥書 矢部致知 〔丹州先生灌園先生〕救荒本草説辨抄二巻二冊【本草】国会白井に自筆稿本【補】
一八一八 文政元自序刊 丹治増業(大関増業)編 掌中妙薬奇方二巻一冊【薬物】京大富士川・東北大狩野蔵 病症別の簡便方【補】
一八一八 文政元序刊 山本亡羊編 洛医彙講三巻三冊【医史・伝記】京大ほか蔵 京都歴代名医の伝・医論ほかを集成【補】
一八一八 文政元識語刊 服部大方(誼) 子そだて草一冊【医学】京大富士川蔵 同文庫に弘化四(一八四七)序版も
一八一八 文政元刊 与住順庵 牽牛花水鏡(朝皃水鏡)前編一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八一八 文政元刊 山口重匡 こけぬ杖後編二巻二冊【医学】香川大神原ほか蔵 弘化三(一八四六)版も→一七九八同正編二巻二冊
一八一八 文政元刊 山田良 周淮医談二巻一冊【医学】京大富士川・順天大山崎蔵
一八一八 文政元刊 陶山尚廸 人狐辨惑談一冊【医学・俗信】京大・東洋大哲学堂・乾々ほか蔵 憑きものを精神の病的現象という【補】
一八一八 文政元刊 村瀬敬之編 南海包譜三巻【物産】東大蔵(付録共二冊)
一八一九 文政二 一月二十九日没(一七五四 宝暦四生)増山正賢(字は君選、号は雪斎等 伊勢長島藩主増山家五代)画 草花写生図一軸【植物】東洋岩崎に自
筆本
増山正賢画 長洲鳥譜一冊【動物】国会伊藤に鬼嶋茂彦摸写本
一八一九 文政二 四月十八日没(一七七二 安永元生)鳥海松亭(名は恭、字は仲黙 出羽鶴岡藩医長男のち家督を辞して江戸で儒者・蘭学者) 泰西余言五巻
【医学】新撰洋学年表による
一八一九 文政二 十月十四日没(一七五五 宝暦五生)各務文献(字は子徴、号は帰一堂 大坂の整骨外科医) 外科精蘊【医学】東京医歯大阿久津蔵(合写の
内)
各務文献 真骨全図【医学】本朝医家著述目録による
各務家外施方【医学】合写本が研医会図・内藤くすりに
一八一九 文政二 各務文献 模骨呈案一冊【医学】乾々に稿本
一八一九 岡山大に文政二写本 田口養圭・田口玄仙撰 経験方函一冊【医学】
田口養圭筆記 河田華山口義 河田華山先生傷寒論口義二冊【医学】岡山大蔵
河田華山 百方選/河田家日用之方巴一冊【本草】岡山大蔵
一八一九 京大富士川に文政二写本 重源 五中風治法極秘伝一冊【医学】
一八一九 酒田光丘に文政二写本 崎陽訳官茂訳 雑記一冊【医学】
一八一九 九大に文政二写本 池田先生 唇舌候秘訣一冊【医学】
一八一九 九大に文政二芝井及庵写本 麻島眼目秘書方法一冊【医学】
一八一九 文政二写 加古良玄(藍洲) 解屍図説一巻【医学】日本医学史による
加古藍洲 解体図一冊【医学】京大富士川蔵
一八一九 文政二刊 加古良玄(藍洲)著 雪斎随馬画 解体鍼要一冊【医学】京大富士川・乾々・香川大神原蔵 漢蘭折衷【補】
雪斎随馬画 経方真図一帖【医学】東大鶚軒蔵
一八一九 文政二成 村上玄水(中津藩医) 解臓記(解臓文)・解剖図一冊【医学】慶大富士川・乾々・中津市村上医家史料館(解剖図は藩絵師片山東籬の下絵)
蔵【補】
一八一九 文政二 山鳥 泡盛効・万病水療治以呂波歌一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
一八一九 文政二 大友吉徳 大友吉徳医案一冊【医案・史料】乾々蔵
一八一九 文政二 英錦里 国薬須知一冊【薬物】岩瀬蔵
一八一九 文政二 製薬治療方伝一冊【薬物】長崎蔵
一八一九 文政二 岩崎灌園 附子考一冊【本草】無窮神習蔵
一八一九 文政二刊 平脈法貶偽【医学】京大富士川蔵(一七六五傷寒雑病論類編の付)
一八一九 文政二成 一八二六 同九シーボルト賛 南小柿寧一編 解剖存真図二軸【医学】慶大(自筆、二部)・京大(天保一三写)ほか蔵 江戸解剖学の到達点
とされる【補】
一八一九 文政二自序 宇田川榕庵 〔新考〕諳厄利斯瀉利塩考一冊【薬物・化学】早大に自筆本 一八世紀ヨーロッパの下剤エプソム(エンゲリス)塩(硫酸マグネシウムMgSO4)の実体を漢薬
の凝水石(石灰芒硝石Na2Ca(SO4)2)と考証【補】
一八一九 文政二 宇田川榕庵 茶乗一冊【本草】杏雨に稿本
一八一九 文政二自序 一八二六 同九刊 和田元庸 三世医譚(医事胸中)二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八一九 文政二自序 木蕃 素註傷風論二巻一冊【医学】京大富士川に自筆稿本 版下のごとく筆写し上巻に素問熱論篇の解釈、下巻に仲景等の医方論【補】
一八一九 文政二自序・同刊 土田献(翼卿) 癲癇狂経験編一冊【医学】京大富士川ほか蔵 癲癇の論と治験【補】
一八一九 文政二自跋・同刊 田中国雄 誠求録一冊【医学】東北大狩野・乾々・内藤くすりほか蔵 尾張藩医による出産・育児の家庭医書【補】
一八一九 文政二序 一八二〇 同三刊 立野竜貞 産科新論三巻三冊【医学】慶大富士川ほか蔵 文政四版も
一八一九 文政二序 一八二二 同五刊 多紀元胤 〔黄帝八十一〕難経疏証二巻二冊【医学】早大ほか蔵 難経解題を付す 中国版あり【補】
一八一九 文政二序 新宮凉庭口授 劉状元ら筆記 方府私話(駆豎斎方府私語)三巻一冊【薬物】国会・慶大富士川(巻上存)・京大富士川ほか蔵 方論が主【補】
一八一九 千葉大に文政二写本 新宮凉庭 方府口訣三冊【薬物】東大鶚軒ほかにも
新宮凉庭述 河埜孝伯編 方府口訣一冊【薬物】九大・金沢大蔵
新宮凉庭 方府口重一冊【薬物】乾々蔵
一八一九 文政二序 新宮凉庭口授 宍戸延(大齢)記 〔駆豎斎〕方府薬品私説一冊【薬物】内藤くすり・東大鶚軒・千葉大ほか蔵【補】
新宮先生口授 経験方府私話一冊【医学】千葉大蔵(方府薬品私説と合写一冊)
新宮凉庭 駆豎斎方府話説一冊【医学】内藤くすり蔵
一八一九 文政二序 一八二〇 同三刊 労冷祖(ヘイステル‐ローレンス)著 越村徳基訳 瘍科精選図解二巻二冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵【補】
一八一九 文政二題言 木内政章校 本草綱目記聞一八冊【本草】杏雨に綱目巻五~二〇・二二~四四の文政一二(一八二九)写本存一五冊 小野蘭山の口授録
【補】
一八一九 文政二自序刊 宝貝堂主人 宝貝堂介類品目(宝貝堂所蔵介類品)一冊【魚介】国会白井蔵
一八一九 文政二序刊 石川元混(為春) 日養食鑑(日用食鑑)一冊【本草】東博・九大ほか蔵 一八二〇(味の素食文化セほか蔵)・三二版も【補】
一八一九 文政二自序刊 安田東亭 医学箚記(医学綱領)一二巻【医学】京大富士川・東大鶚軒・無窮神習に巻一版本のみ存
安田東亭 医方剤記一二巻【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 医方釈義六巻【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 金匱要略方攷一冊【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 執剤律一冊【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 傷寒論注家目録四巻【医書目】本朝医家著述目録による
安田東亭 傷寒論燈一二巻【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 本草方攷二巻【本草】本朝医家著述目録による
安田東亭 脈義鉤沉一巻【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 脈症図解一巻【医学】本朝医家著述目録による
安田東亭 薬材三解一巻【薬物】本朝医家著述目録による
一八一九 文政二自序刊 伊藤鹿里 傷寒論張義定本国字辨三巻【医学】内藤くすり蔵【補】→一八一七傷寒論張義定本
泉君風 張仲景方論定本附録草稿抄一冊【医学】刈谷蔵
一八一九 文政二序刊 武井周朔・稲葉濶堂(得斎) 江戸今世医家人名録初編一冊【名鑑・医史料】岩瀬ほか蔵 約五七〇名を収録→一八二〇今世医家人名録【補】
一八一九 文政二刊 池田晋(霧渓) 池田瑞仙行状記一冊【伝記・医史】乾々蔵
一八一九 文政二刊 商人買物独案内(浪花買物独案内)一冊【商業・薬広告】大阪府蔵 再版多く阪大忍頂寺に増補版も 家伝薬調合所の広告多し【補】
一八一九 文政二刊 多紀元簡 観聚方要補一〇巻一〇冊【薬物】内閣ほか蔵 国会・東大ほか蔵の安政四(一八五七)再刻版は大規模に増訂【補】
一八一九 文政二刊 小野職孝 経験的治方(救民的治方・的治療方・経験的治療方)一冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵 一八二一版も
一八一九 文政二刊 峰岸竜父著 丹羽桃渓画 牽牛品二巻二冊【植物】国会白井ほか蔵→一八一五牽牛品類図考
一八一九 文政二刊 長生庵了味著 石坂宗哲校注 鍼灸広狭神倶集(新撰広狭神倶集)一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 本書を雲棲子著とするのは屋代弘賢の誤認→一六一三広狭神倶集【補】
一八一九 文政二刊 東西庵南北作 歌川春扇画 本草盲目集一冊【医事説話・滑稽本】東大霞亭ほか蔵 書名は本草綱目のもじり【補】
岷竜斎編 家宝日用奇方録一冊【医学】京大富士川蔵 岷竜斎の三河国拾遺記は文政二成【補】
一八二〇 文政三 一月十八日没(一七五二 宝暦二生)服部宗賢(名は時寿、字は子篤、別号は葛城 高取藩医) 内外治療諸家秘方一冊【医学】内藤くすり蔵
宗賢編に明和五(一七六八)序跋刊の挿瓶花養一冊【花道】あり
一八二〇 文政三 二月二日没(一七七〇 明和七生)柘植竜洲(名は彰常、字は叔順) 有馬温泉記二巻二冊【医学】龍谷大に嘉永元(一八四八)写本
柘植竜洲 温泉足もと話二冊【医学】内藤くすり蔵
柘植竜洲 火鍼論二冊【医学】本朝医家著述目録による
柘植竜洲 産語三巻【医学】本朝医家著述目録による
柘植竜洲 産論【医学】大阪名家著述目録による
柘植竜洲 折肱余筆二巻【医学】本朝医家著述目録による
柘植竜洲 柘植氏医叢六冊【医学】大阪名家著述目録による
一八二〇 文政三 五月二十八日没(一七七九 安永八生)江馬松斎(名は元弘、字は子道 美濃大垣藩につかえた蘭医) 衆家経験千方三巻【医学】本朝医家著述
目録による
江馬松斎 診脈図説一巻【医学】本朝医家著述目録等による
江馬松斎 溺死活法一巻【医学】本朝医家著述目録等による
江馬松斎 {疒+黴}癩合集二冊【医学】西洋学家訳述目録による
一八二〇 文政三 八月十五日没(一七五三 宝暦三生)原南陽(名は昌克、字は子柔 水戸藩医) 脚気篇【医学】本朝医家著述目録による
原南陽 産論経験【医学】本朝医家著述目録による
原南陽 産論翼治験【医学】本朝医家著述目録による
原南陽 叢桂遺草一冊【医学】東大鶚軒に自筆本
原南陽 叢桂亭蔵方一冊【医学】京大富士川ほか蔵 一八〇三叢桂亭医事小言巻七の版本も
山脇原二氏家蔵方一冊【医学】東大蔵 山脇家と原家の家蔵方【補】
原南陽 叢桂亭薬語一冊【医学】京大富士川・慶大富士川蔵
原南陽 田代三喜伝一冊【医学・伝記】内閣(墨海山筆二二)・宮書(静幽堂叢書一四)蔵
原南陽 痘疹論【医学】京大富士川に痘疹百死形状伝と合一冊
原南陽 南陽原子柔蔵方一冊【薬物】乾々蔵
原南陽 南陽先生薬語一冊【薬物】杏雨蔵
原南陽 年疫治験一冊【医学】慶大富士川に稿本
原南陽 針図一冊【鍼灸】東京医大蔵
原南陽 百金録【医学】本朝医家著述目録等による
原南陽 腹候【医学】京大富士川(腹診集説の内)・東北大狩野(諸家診法集成一一)蔵
原南陽 査魚志一冊【魚介】内閣蔵
原南陽 水戸原氏家譜一冊【系譜・史料】乾々蔵
原南陽 薬記叢記【薬物】本朝医家著述目録による
一八二〇 文政三 八月二十三日没(一七五六 宝暦六生)中村淡斎(名は元茂、別号は伯先 信濃伊那の町医) 〔淡斎先生〕医家四辨一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八二〇 文政三 十月一日没(一七三一 享保一六生)長崎七右衛門 妙薬集【薬物】
一八二〇 金沢大に文政三写本 池田家痘科書一冊【医学】
一八二〇 東大に文政三写本 聿修堂製薬室雑記(聿修堂製薬処雑記)一冊【薬物】
一八二〇 京大富士川に文政三写本 華岡青洲 金瘡秘術(金瘡録)一冊【医学】
一八二〇 東北大狩野に文政三逍遥斎写本 シカツトカームル和解(止葛土加亜牟児和解)一冊【医学】
一八二〇 九大に文政三鈴木一庵写本 小児極秘方一冊【医学】
一八二〇 東博に文政三古黙翁写本 本草紀聞一〇冊【本草】東大鶚軒(一二冊)ほかにも
一八二〇 文政三 矢部致知(一七七二~一八五〇 名は致知、号は朴斎 丹波亀山藩士) 東産腊葉写一冊【本草】国会白井蔵
一八二〇 文政三 医学館博物会手扣二冊【薬物】杏雨・楂{艸+考}蔵→一八一八にも
一八二〇 文政三 家伝療治集一冊【医学】京大富士川蔵
一八二〇 文政三 松岡金峰 傷寒論活用伝一冊【医学】九大蔵
一八二〇 文政三 栗本丹洲 麞説一冊【動物】静嘉(貂鼠考の付)・東大(自筆)蔵
一八二〇 文政三 伊藤圭介 募原集説【本草】国会蔵(錦窠翁遺書一四)
一八二〇 文政三成 一八四九 嘉永二刊 喜多村槐園(直) 蛕志(蚘志・蛔志)三巻三冊【本草・寄生虫】内閣ほか蔵【補】
一八二〇 文政三 衣関順庵 神国医道復古之引一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八二〇 文政三自序 衣関順庵 神伝医方秘蔵書目(神国和医方古伝秘蔵書目)一冊【医書目】研医会図・順天山崎ほか蔵
衣関順庵編 医祖神伝和医古方秘蔵書目(和医古方目録)一冊【医書目】東大鶚軒蔵
衣関順庵 永世家宝日葉【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 古伝秘蔵七部書目【医書目】研医会図蔵(合写の内)
衣関順庵 榊園衣関伊都岐著述書目【書目】研医会図に自筆稿本(合写の内)
衣関順庵 本朝書籍目録/医書部一冊【医書目】京大富士川蔵
衣関順庵 諸国採薬逓料記【本草】本朝医家著述目録による
衣関順庵 神国無為長寿之息伝説一巻【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 神伝秘巻五部書目【医書目】研医会図蔵
衣関順庵 人蓡甘草培養方一巻【本草】本朝医家著述目録による
衣関順庵 製煉秘薀一〇巻【薬物】本朝医家著述目録による
衣関順庵 増補用薬須知一〇巻【薬物】本朝医家著述目録による
衣関順庵 大同類聚方逓奏姓名考証二巻【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 大同類聚方薬引名疏索引一〇〇巻【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 鶴鳴医彀三巻二冊【医学】京大富士川蔵
衣関順庵 摘古傷寒治用五巻【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 痘眼通式【医学】本朝医家著述目録による
衣関順庵 和方類聚鈔【医学】本朝医家著述目録による
一八二〇 文政三自序 奈須恒徳 経伝医話一冊【医学】乾々・旧三井鶚軒・内藤くすり蔵
一八二〇 文政三自序 奥田周道 鉤玄四科全書整骨篇一冊【医学】乾々蔵
一八二〇 文政三序 奥田周道 鉤玄全書外科篇(釣玄全書外科篇)四巻三冊【医学】蓬左に天保写本
一八二〇 文政三自序 増島蘭園 鴆志一冊【本草】国会(稿本)・内閣(蘭園叢書の内)蔵
一八二〇 文政三自序 一八二一・二二 同四・五刊 横谷南海 当世医者風流解初編・二編六巻六冊【医事説話・滑稽本】京大富士川(文政四版三巻一冊)・順天大山崎(文政五版二編三巻三冊)ほか蔵【補】
一八二〇 文政三自序 馬場貞由訳 遁花秘訣二巻一冊【医学】京大富士川・研医会図ほか蔵 ロシア語牛痘書(送還民の中川五郎治蔵一八〇三版)による日本初の
牛痘書→一八五〇魯西亜牛痘全書は改題版【補】
一八二〇 文政三自序 曾占春編 蘭叢二巻一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八二〇 文政三序 一八二二 同五序 鈴木寛長(宗観) 三世方証鑑一冊・同附録存六冊【医学】慶大蔵 附録巻三は刊本および写本あり【補】
一八二〇 文政三跋 一八二三 同六刊 新井白蛾著 小林函山編 古易病断二巻二冊【医学・易学】京大富士川・成田・旧蓬左ほか蔵 一八三〇版も【補】
一八二〇 文政三序刊 樋山資承編 〔養生全訓〕留飲論一冊【医学】東北大狩野・乾々蔵→一八二〇治飲卑功/前編
一八二〇 文政三刊 樋山資承(蘭渓) 治飲卑功/前編一冊【医学】京大富士川・無窮神習・内藤くすり蔵→一八二〇〔養生全訓〕留飲論
樋山資承 黴瘡知要【医学】日本医学史による
一八二〇 文政三多紀元胤輯佚 一八五一 嘉永四喜多村直寛刊 耆婆五蔵論一巻一冊【医学】医方類聚採輯本 朝鮮医書誌による→一八〇九〔張仲景〕五蔵論一冊
【補】
一八二〇 文政三刊 白土彝(龍峯、雙儀) 今世医家人名録四巻四冊【名鑑・医史料】国会ほか蔵 江戸の一五一二名を収録→一八一九江戸今世医家人名録初編【補】
一八二〇 文政三刊 山本衆 鑑定傷寒論二巻二冊【医学】京大富士川・刈谷蔵
一八二〇 文政三刊 山本衆 所擯斥之方【医学】京大富士川蔵(鑑定傷寒論の付)
一八二〇 文政三刊 岡了允(幕医)著 山崎元方編 小児戒草一冊【医学】国会・研医会図ほか蔵 一八六〇版も 日本衛生文庫二(国会ほか蔵)に活字本
一八二〇 文政三刊 大岡春川画 草花式三巻三冊【植物】東博蔵(初編一冊) 絵本福寿草の改題本
一八二〇 文政三刊 倉谷安斎 但馬城崎/湯治指南車一冊【医学】東北大狩野・杏雨・龍谷大ほか蔵
一八二〇 文政三刊 浪花御医師見立力合一紙【名鑑・医史料】大阪歴博羽間に改板版
刊本 浪花御医師名取案内記一紙【名鑑・医史料】順天大山崎蔵
刊本 浪華御医師相撲見立二紙【名鑑・医史料】順天大山崎蔵
一八二〇 文政三刊 三蔵法師義浄訳 仏説療痔病経一折帖【医学・仏教】泰成堂書店古書目録八七号に掲載 漢籍ないし準漢籍【補】
刊本 栄性 〔仏説〕療痔病経略賛一冊【医学・真言】大正・東大鶚軒ほか蔵
一八二一 文政四 四月十五日没(一七五二 宝暦二生)坂元慎(加賀金沢藩家老村井氏の家臣で本草家) 詩経名物正名一冊【本草】村野蔵
坂元慎・坂優吉 加越能三州採薬記一冊【本草】東大蔵
坂元慎編 本草便覧【本草】杏雨(巻二六~五一、一一冊)・楂{艸+考}(「本草辨覧」、巻一二~二二、一二冊)蔵
坂元慎編 本草類方二一冊【本草】杏雨に零本の稿本存一冊
坂元慎編 名物博覧一四巻一五冊【博物】尊経蔵
一八二一 文政四 坂元慎 加州産物志一巻【物産】杏雨に自筆本(加能越三州産物書の内)
一八二一 慈恵医大に文政四写本 柳里著 藤原元良筆記 温疫論拾唾【医学】
柳里著 藤原元良摘輯 医事淵藪【医学】慈恵医大蔵
一八二一 日文研宗田に文政四写本 小森桃塢説 解体新書聞記二冊【医学】
一八二一 京大富士川に文政四写本 鈴木正誼編 嘘吸説一巻附二巻一冊【医学】沢庵和尚吹毛剣を付す
一八二一 京大富士川に文政四青玉堂主人写本 済急方灸穴并介保図一冊【医学】多紀元徳の一七八九広恵済急方から鍼灸と介保図を抜粋 臨床鍼灸古典全書解題に
よる【補】
一八二一 神宮に文政四写本 華岡青洲 春林軒丸散方一冊【薬物】京大富士川ほかにも
一八二一 乾々に文政四写本 華岡青洲 広田泌編 続禁方録五冊【医学】
一八二一 京大富士川に文政四写本 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 杉田立卿口訳 杉田成卿記 泰西医源(布連吉人身窮理)一一巻六冊【医学】
一八二一 慶大幸田ほかに文政四写本 避鬼草四巻一冊【医学】
一八二一 文政四 荒随益道 胸癆方一冊【医学】乾々蔵
一八二一 文政四 宇田川榕庵訳 Greve Wilhelm著 瘈狗説一冊【医学】東大鶚軒に稿本
一八二一 文政四 畔田翠山 (さかき)賢木正誤考(賢木考正誤)【植物】宣長記念蔵(合写の内)
一八二一 文政四 春木煥光 七十二候鳥獣虫魚草木略解一冊【博物】国会白井ほか蔵
一八二一 文政四 浅井貞庵(正封) 身体名二巻三冊【医学】国会に自筆稿本
一八二一 文政四 行智 多羅葉略説(多羅葉略記)一冊【植物】東博(自筆)・国会ほか蔵
一八二一 文政四自序 山本惟允 医觽一冊【医学】京大富士川蔵
山本惟允 諸病源候論解題【医学】京大富士川に諸病源候論箚記と合二冊
一八二一 文政四自序 一八二二 同五刊 池田冬蔵 〔文政四年〕〔文政六年〕〔質測窮理〕解臓図賦二巻一冊【医学】九大・東大鶚軒ほか蔵 一八二三(国会白井ほ
か蔵)・四九版も 小森桃塢主宰の解剖による
一八二一 文政四序 赤松休教 医事採毫一冊【医学】黒川公民蔵
一八二一 文政四序 永田徳本著 小島蕉園編 徳本遺方(知足斎遺方)一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・慶大富士川(松見翁十薰方)ほか蔵 医之辨・丸散方・湯液方・薫薬方を収む
一八二一 文政四識語 一八二三 同六序刊 多紀元胤輯校 黄帝蝦蟇経一冊【鍼灸】京大富士川(森約之書入)ほか蔵 準漢籍【補】
一八二一 文政四跋刊 木幡貞隆編 治痢便蒙一冊【医学】京大富士川・高知城歴博ほか蔵
一八二一 文政四刊 黒田金城 傷寒論度量衡考三巻【医学・度量衡】杏雨蔵一冊本 東北大狩野に天保三(一八三二)版一冊(巻一)も
黒田金城 医事雑言(医事雅言)三冊【医学】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録等による
黒田金城 火浣布撮説五巻【化学】近世漢学者著述目録大成等による
黒田金城 産論一冊【医学】近世漢学者著述目録大成等による
黒田金城 詩経本草五巻【本草】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録等による
黒田金城 蕭蘭一耡一冊【医学】慶
大富士川蔵
黒田金城 不老不死楼筆譚三巻【医学・随筆】近世漢学者著述目録大成等による
一八二一 文政四刊 池田独美(瑞山)著 池田京水重校 重校痘科辨要八巻付録二巻六冊【医学】城西大水田ほか蔵→一八一一痘科辨要
一八二一 文政四刊 清水重厚 田家喫茶談一冊【医学】京大富士川・乾々蔵 家庭救急医書【補】
一八二一 文政四自序 一八二四 同七杉本良序刊 森下驥(千里、松亭 彦根藩医) 簸揚傷寒論三冊【医学】滋賀医大河村(存太陽病篇三巻三冊)・乾々・内藤くすり蔵 大阪府石崎に一八三一版も 王叔和以前の仲景原文に
遡ろうとした書【補】
一八二一 文政四刊 郁池弗‐牙谷勃‐布連吉(プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン)撰 杉田立卿訳 黴瘡新書五巻五冊【医学】日文研宗田・研医会図ほか蔵
一八二一 文政四刊 沢養節 労瘵茶談初編一冊【医学】慶大富士川蔵
一八二二 文政五 三月十三日没(一七六九 明和六生)松沢老泉(名は麦、字は士屑 江戸浅草の書商) 品物名数抄一巻【博物】近世漢学者著述目録大成による
一八二二 文政五 四月一日没(一七六二 宝暦一二生)中野元興校 懐中秘用一冊【医学】無窮神習蔵
一八二二 文政五 五月十三日没(一七四三 寛保三生)松村九山(名は良猷、字は孔凱 越前大野藩医・侍講) 医窖闢医断【医学】近世漢学者著述目録大成によ
る
松村九山 痘疫論二巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八二二 文政五 七月十九日没(一七六六 明和三生)伊藤多羅(通称は東四郎、別号は東白 越前府中の薬種商) 万葉動植考(万葉集動植考)三巻三冊【動
物・植物】国
会白井ほか蔵
一八二二 文政五 七月二十七日没(一七八七 天明七生)馬場貞由(名は佐十郎、字は職夫、号は轂里 オランダ通詞) 轂里雑記【医学】本朝医家著述目録によ
る
馬場貞由 轂里漫筆【医学】本朝医家著述目録による
一八二二 文政五 九月十一日没(一七五一 宝暦元生)片倉鶴陵(名は元周、字は深甫 江戸の町医) 乾室療治十九方一巻附二巻一冊【医学】京大富士川蔵(禁方辨言を付す)
療治十九方【医学】救急十九方の付
救急十九方一冊【医学】京大富士川蔵(療治十九方を付す)
片倉鶴陵 産術奥義秘訣【医学】京大富士川蔵(産科彙篇の内)
片倉鶴陵 産術口辨一冊【医学】神宮蔵
片倉鶴陵 賀川玄悦口授 産婦両家手術一冊【医学】東京医大蔵
片倉鶴陵 雑病試効/女科撮要及嬰児科共六冊【医学】神宮蔵→一七九二医学質験
片倉鶴陵 腫脹彙編一冊【医学】東北大狩野・神宮蔵
片倉鶴陵 静倹堂既験方五冊【医学】京大富士川蔵
片倉鶴陵 治水家言【医学】東大鶚軒蔵(弘化二写、■毒辨・腹診録と合一冊)
片倉鶴陵 痘瘡規二巻一冊【医学】京大富士川・早大蔵
片倉鶴陵 痘瘡矩二巻【医学】日本医学史による 痘瘡規と同一か【補】
片倉鶴陵 人参辨一冊【本草】広島大蔵
片倉鶴陵 慢証辨【医学】慶大富士川蔵(乙巳随筆の内)
一八二二 文政五 十一月十四日没(一七六二 宝暦十二生)小原峒山(名は就正、号は峒山 阿波藩医) 挨穴寸法一冊【鍼灸】京大富士川(銅人引経辨を付
す)・東大鶚軒(天保三写)・内藤くすり蔵
小原峒山 銅人引経辨【鍼灸】京大富士川蔵(挨穴寸法の付)
小原峒山 広東人参辨【本草】京大富士川蔵(蓡識の内)
小原峒山 独脚蜂説【医学】京大富士川蔵(竜骨一家言の付、医書九種の内)
小原峒山 薬籠本草一冊【本草】徳島・内藤くすり蔵
一八二二 正宗文庫に文政五赤石希范(名は退蔵、号は槐蔭 岡山藩医)写本(一八一二 文化九から) 戴曼公著 池田正直編校 池田氏痘疹秘書(戴曼公先生治
痘用方、痘疹方論)六冊【医学】痘疹百死形状伝・婦人治痘伝・痘疹治術伝・戴曼公痘瘡唇舌秘訣を付す
一八二二 東京医歯大阿久津に文政五合写本 (各務文献)外科精蘊・(松川東塢口授)和蘭製薬篇・(ブルーメンバッハ)弗礼無眼目巻 合一冊【医学】
ブルーメンバッハ眼目編一冊【医学】須田卓爾蔵
一八二二 京
大富士川に文政五井上道樹(敬忠)写本 〔神術極秘〕会陽伝・傷寒金鏡舌法・痘疹金鏡録・麻疹弁証・千金方・はしか心得草 合一冊【医学】
一八二二 千葉大に文政五写本 池田玄光 叢桂亭蔵方考一冊【医学】
一八二二 東京医歯大阿久津に文政五写本 雙清堂主人 刀圭余聞一冊【医学】
一八二二 京大富士川に文政五写本 腹診書一冊【医学】
一八二二 文政五 佐々木中沢 解体存真図腋一巻【医学】東北大蔵 仙台での女屍解剖【補】
一八二二 文政五 建部清庵(亮策、由水、三代清庵、一関藩医)・佐々木中沢・佐々城朴安 解体補義一冊【医学】仙台藩初の女体解剖記録【補】
一八二二 文政五 一八二五 同八刊 労冷祖(ヘイステル‐ローレンス)著 大槻玄沢訳・佐々木中沢(知芳)増訳 〔増訳〕八刺精要(瘍医新書刺絡編)三巻三
冊【医学】研医会図・慶
大富士川(巻中下存)ほか蔵 佐々木訳は下巻【補】
一八二二 文政五 大槻玄沢・森島順校 桂川国寧訳 酷烈辣考一冊【医学】京大富士川・乾々・順天大山崎蔵
一八二二 文政五新宮凉庭序 一八二五 同八刊 亜読爾復私 伊百乙(アドルフス イペイ)
撰 藤林普山(紀元)訳 和蘭薬性辨八巻五冊【薬物】京大富士川・研医会図ほか蔵 A. Ypi j.のHandboek der Materies
Medica (1811)の訳
一八二二 文政五序 勃微爾(ボウィールBowier)著 宇田川榕庵訳 (これらもるぶすせつ)古列亜没爾爸斯説(革列亜没爾爸斯説)一冊【医学】杏雨に自
筆本
一八二二 文政五刊 佐々木中沢訳 壬午天行病説(可列辣莫爾蒲私これらもるぶす)一冊【医学】宮城県図蔵 桂川の酷烈辣考と宇田川の古列亜没爾爸斯説を折衷
【補】
一八二二 文政五 佐々木中沢 天行病医療則一冊【医学】慶大富士川・東洋藤井蔵
一八二二 文政五 星野良悦 天行疫利考【医学】新撰洋学年表による
一八二二 文政五 大槻玄沢 天行霍乱症雑記【医学】新撰洋学年表による
一八二二 文政五 文政五年流行変病一冊【医学】慶大富士川蔵
一八二二 文政五 片山遠 蠖屋堂方叢二冊【医学】乾々に自筆本
一八二二 文政五 秋田東竜 眼科輯要一冊【医学】乾々蔵
一八二二 文政五 阿部櫟斎 湖魚譜一冊【魚介】東博蔵
一八二二 文政五 三器考一冊【度量衡】九
大文学蔵
一八二二 文政五 産物相しらべ書出申帳一冊【物産】金沢市河合蔵
一八二二 文政五 菅野彊斎 私定傷寒論一冊【医学】乾々蔵
一八二二 文政五 百々綯 射方課業五巻五冊【医学】京大蔵(八冊稿本も)
一八二二 文政五 谷其章編 傷寒論辨真二冊【医学】東北大狩野に自筆本
一八二二 文政五 後藤史直著 吉村秋陽校 草木筌八巻二一冊【本草】杏雨に手稿本
一八二二 文政五 高井良斎 題灸点図解一冊【鍼灸】徳島蔵
一八二二 文政五 二十七脈歌一冊【医学】九大蔵
一八二二 文政五 喜多村槐園 日嶺採品録/形状録一冊【本草】村野・内藤くすり蔵
一八二二 文政五 小野蘭山著 喜多村槐園・成田三郎補 日光採品録(採品録・日光採薬記)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八二二 文政五 三次稲斎 婦人道標四冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八二二 文政五成 多紀元胤編 体雅三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
一八二二 文政五自序 一八四〇 天保一一大久保居郷跋 大久保常安 医事閑話一冊【医学】慶大富士川蔵
一八二二 文政五自序 荒随益道 胸集方一冊【薬物】乾々蔵
一八二二 文政五自序 曾占春編 品物具体統名抄一冊【博物】東洋岩崎蔵
一八二二 文政五序 服部甫庵(政世)撰 元和古写方一冊【医学】乾々蔵(甫菴叢書の内)
一八二二 文政五序 一八三八 天保九刊 吉益東洞遺稿 吉益南涯著 輯光傷寒論二巻二冊【医学】茨城県歴史ほか蔵 一七六五序の(一八二二・三八版)補正輯
光傷寒論あるが別書【補】
一八二二 文政五序 原田玄庵 迨孫疫痢考一冊【医学】京大富士川蔵
一八二二 文政五序 井上良雄・河名文系 薬品質疑索引一冊【薬物】国会白井蔵(曾占春自著目録を付す、二部)
一八二二 文政五跋 一八二六 同九刊 樋口台(子星) 〔删訂〕眼科撰要二巻二冊【医学】九大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵【補】
一八二二 文政五跋 授蒙薬性能毒一冊【薬物】国会蔵
一八二二 文政五 宇田川榕庵 印度物産考一冊【博物・地誌】杏雨蔵
一八二二 文政五凡例 一八二五 同八刊(文政五から) 宇田川榛斎訳 宇田川榕庵補校 遠西医方名物考(名物考)三六巻【医学】城西大水田ほか蔵 巻三六は遠西医方名物図攷 ブランカールト医学実地書(一七〇七)の薬方化学編による→一八
三四遠西医方名物考補遺
遠西医方底理迦説抄一冊【医学】乾々蔵
遠西医薬剤書一冊【医学】京大富士川蔵
遠西本草三冊【本草】楂{艸+考}蔵
一八二二 文政五序刊 宇田川榕庵訳 菩多尼訶経一帖【植物】早大ほか蔵 一八七九版も
一八二二 文政五序刊 田沢仲舒 医家奇賞甲乙丙集・同丁~癸集(写)合一〇集七冊【医学】内藤くすりほか蔵 甲乙集は文政二序 丙集は同五序
一八二二 文政五序刊 森川宗円著 脇田信親編 医言霊(くすしのことだま)一冊【医学】国会白井ほか蔵 和方を唱う【補】
一八二二 文政五序刊 黒田金城 石綿論一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八二二 文政五序刊 南部伯民著 竹下支恭・関衡等録 〔積善堂〕難病治験方二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八二二 文政五序刊 把而翕湮(パルフィン、パルヘイン)著 斎藤方策・中天游(環)訳 中伊三郎銅版画 把而翕湮解剖図譜/下編二巻一冊(下編は一八二四
刊)【医学】国
会伊藤(玉函把尒翕湮解剖図を付す)ほか蔵 小石元俊蔵J.Palfyn解剖書(一七三三)の解剖図と説明を摘訳 橋本宗吉の下訳稿本も存【補】
一八二二 文政五識語刊 林有恒 明堂銅人鍼灸之図三幅【鍼灸】はりきゅうミュージアム蔵 正面・覆背・側身の各図で吉益豊広半咲之点とある【補】
一八二二 文政五刊 天野俊英 疑似摘要一冊【医学】京大富士川蔵
一八二二 文政五刊 畑鶴山 皇国医林伝二巻一冊【医学】写本は京大富士川ほか蔵【補】
一八二二 文政五刊 関屋仲敏口授 服部由之等筆記 古法枢要(古方枢要)九巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵 傷寒論解説書【補】
一八二二 文政五刊 佐井聞庵 傷寒論私撰一冊【医学】杏雨蔵 杏雨・神宮に一八四二版も
一八二二 文政五刊 日高涼台 変通三十方一冊【薬物】乾々・岡山大蔵
一八二二 文政五刊 奈須恒徳 本朝医談一冊【医学】国会ほか蔵 一八二四版も→一八三〇同二編
一八二二 文政五刊 西田耕悦 痲疹輯要(麻疹輯要)一冊【医学】国会・京大蔵
一八二二 文政五刊 加古角洲述 田中秀安編 麻疹約説一冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵
一八二二 文政五? 森田千庵訳 (ばたびあ)跋太亜盻亜局方【薬物】九大(七巻一冊)・杏雨(二冊本)・楂{艸+考}(二冊本)蔵
一八二三 文政五 十二月十三日没(一七五二 宝暦二生)高橋華陽 医義或問【医学】近世漢学者著述目録大成による
高橋華陽 医経純綿証【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八二三 文政六 四月六日没(一七四九 寛延二生)大田南畝(名は覃、字は子耕 幕臣・文人) 梅名並花形一巻【植物・狂歌】楂{艸+考}・無窮神習(玉簏
二一五)・村野蔵
大田南畝 不老不死仙家長寿堂二冊【医学・随筆】国学者伝記集成による
一八二三 文政六 四月九日没(一七六四 明和元生)葛西因是(名は質、字は休文 江戸の儒者) 群芳暦序一冊【本草】国会蔵
一八二三 文政六 十月二十二日没(一七七〇 明和七生)南部伯民(名は彜、号は竜門・積善堂 陸奥白河藩医) 唇舌明鑑一巻【医学】近世漢学者著述目録大成
による
南部伯民 倉療須知二巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
南部樸(海蔵) 察病須知一冊【医学】京大富士川(自然斎方範・扶歇蘭度神経熱病と合)・広島大蔵
宮城小西に田辺楽斎抄録本 尺度考一冊【度量衡】田辺楽斎は一八二三没
一八二三 文政六(一八一九 文政二から) 浅井貞庵講釈 田口養圭記 浅井先生方彙講訳四巻四冊【医学】岡山大蔵
一八二三 茨城県歴史に文政六写本 大島員 筠斎読書抄三冊【医学】
一八二三 日文研宗田に文政六写本 吉田成徳 和蘭書籍目録一冊【医書目】
一八二三 内藤くすりに文政六写本 諸家経験方録一冊【医学】日大医図にも同名写本一冊
一八二三 九大に文政六片柳昌貞写本 纂法一冊【医学】
一八二三 東北大狩野に文政六写本 塩田陳庵 陳庵医話一冊【医学】
塩田陳庵 橘黄録【医学】東大鶚軒(巻四、五)・東北大狩野(六巻三冊)蔵
塩田陳庵 橘黄録外集二冊【医学】東大鶚軒蔵
一八二三 研医会図に文政六本庄俊篤写本 小林脩 兎唇図説(兎唇明図方法)一冊【医学】華岡流 内藤くすりにも
一八二三 文政六 鍋田三善 磐城物産略一冊【物産】福島蔵
一八二三 文政六 森尚謙 塩原道語りのはしが記一冊【医学】乾々に稿本
一八二三 文政六 辞観堂方考一冊【薬物】乾々蔵
一八二三 文政六 岡研介 周礼医師職鈔解一冊【漢学・医史】山口・長崎博蔵【補】
一八二三 文政六 宇田川榕庵画 植物図一冊【植物】天理に自筆本
一八二三 文政六 宇田川榕庵 植物精撰【植物】杏雨に稿本四冊と一冊本
一八二三 文政六 曾占春編 西洋草木韵箋二巻二冊【本草・博物】鹿児島大玉里蔵 ラテン名・オランダ名と和漢名の対照字典【補】
一八二三 文政六 曾占春編 西洋名物韻箋二巻二冊【本草・博物】鹿児島大玉里蔵 金石動物について同上の字典【補】
一八二三 文政六 進藤玄之 治痘極意一巻【医学】日本医学史による
一八二三 文政六 栗本丹洲 丹洲先醒翡鯧二考【動物】国会(杜若考・母子草考・毒蛇法部図説と合一冊)・内閣(賜蘆拾葉九集)蔵
一八二三 文政六 菁莪堂 文政花候一冊【植物】旧彰考蔵
一八二三 文政六 青地林宗訳 ホールン‐ヨハン‐ファン著 ハーフ‐ジェラルド‐テン補 訶倫産科書三巻三冊【医学】静嘉・京大富士川(三巻一冊)ほか蔵
【補】
一八二三 文政六成 青地林宗訳 (イペイ)依百乙薬性論二二巻八冊?【薬物】乾々(伊東玄朴写本一冊)ほか蔵 A. Ypi j.のHandboek
der Materies Medica (1811)の訳【補】
依百乙薬剤目録一冊【薬物】国
会白井蔵
百乙選方二巻一冊【医学】九大蔵
一八二三 文政六成 浅井貞庵(正封) 気名/神志名并動用名一冊【医学】東大に自筆稿本【補】
浅井貞庵 気名二冊【医学】東大鶚軒に稿本(形気対挙・血気多少を付す)
一八二三 尚灝二〇(文政六)成 渡嘉敷通寛 (中城本)御膳本草一冊【本草】ハワイ大阪巻・宝玲蔵 食物本草で穀・五穀醸造・菜・茸・海菜・苔・禽・獣・魚・果の順で約三〇〇種を記載→一
八三二御膳本草【補】
一八二三 文政六自序 一八二九 同九刊 大牧周西 産科指南二巻二冊【医学】内閣ほか蔵
一八二三 文政六自序 谷其章 傷寒論筆得【医学】京大富士川(七巻付録一巻四冊)・乾々(三巻一冊本二部)ほか蔵
一八二三 文政六自序 一八二七 同一〇刊 舎人(清原重巨)撰 沼田月斎・水谷豊文等画 草木性譜三巻三冊【本草】国会白井ほか蔵 明治再印版も【補】
一八二三 文政六自序 小杉元(善長) 辨妄書【医学】京大富士川(与藤田大信書を付し、喜多村槐園の吹耳考・チク鼻考・発泡考・熨法考・坐導考、浅田宗伯の医学読書
規と合綴一冊)・内藤くすり(榕堂翁療難指示前後録と合綴一冊)蔵【補】
一八二三 文政六自序 春登 万葉集名物考(万葉名物考)三巻三冊【生物】国会白井(上、中巻一冊)・東大・茶図竹柏蔵
一八二三 文政六序 酒井義篤 解体図志一冊【医学】乾々蔵
一八二三 文政六序 一八二九 同一二刊 木村雅寿述 長谷部直等記 視痘指掌図解・附方二冊【医学】刈谷・神宮・加大ロス蔵【補】
一八二三 文政六序 一八二四 同七刊 薬木原宗真 薬名称呼一冊【薬物】京大富士川・日文研宗田ほか蔵 国会白井ほか未詳年版も 漢薬名の左右に音読と和名のルビあり、繁用順で配列した薬種屋用【補】
一八二三 文政六序跋 宇佐美主善 医事漫筆【医学】本朝医家著述目録による
宇佐美主善 瘟疫類方三冊【医学】本朝医家著述目録による
一八二三 文政六序跋 宇佐美主善 営実新効方一冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵
宇佐美主善 栄実能毒経験考【医学】京大富士川蔵(徳本翁切紙の内)
宇佐美主善 傷寒一家言【医学】本朝医家著述目録による
一八二三 文政六自序刊 藤本常丸(忍岡常丸) 〔増補救民〕妙薬妙術集(抜苦救民集・妙薬妙術宝因蒔)一冊【薬物】京大・東大・日文研宗田ほか蔵 一八四
三・四九・五六(京
大富士川ほか蔵)版も
一八二三 文政六序刊 進藤玄之 痘科辨要補校一冊【医学】京大富士川蔵
一八二三 文政六跋刊 池田京水 痘科方意解/前編(天師堂痘科方意解)一冊【医学】京大富士川蔵 国会に一八七一版も→一八二四同後編
一八二三 文政六序跋刊 藤井咸斎(大坂屋四郎兵衛) 〔増補〕手板発蒙一冊【薬物】国会白井ほか蔵 一八二四・二九版も【補】
一八二三 文政六識語刊 藤田大信編 張氏方函一冊【医学】九大・京大富士川ほか蔵 方分量考を付す【補】
藤田大信 医事筌蹄一巻付所謂風邪一巻一冊【医学】京大富士川蔵
藤田大信 産法実録一冊【医学】京大富士川蔵
一八二三 文政六刊(一八一九 同二から) 橋本宗吉訳 ウォイツ著 スメツレンチン注 西洋医事集成宝函(翻訳西洋医事集成)二四巻【医学】出版されたのは
本草篇の巻六まで 千
葉大ほか蔵【補】
一八二三 文政六刊 中茎謙(暘谷) 陰陽論【医学】扁鵲伝正解の付
一八二三 文政六刊 中茎謙(暘谷) 扁鵲伝正解一冊【医学・伝記】国会ほか蔵
一八二三 文政六刊 西川国華 上池秘録/四編一冊【医学】早大ほか蔵→一七七七上池秘録 一七八〇同続編 一八〇一外科上池秘録 一八一五同三編
一八二三 文政六刊 岡田静黙(華陽)訓点 張仲景先生祠墓記一冊【医学・伝記】国会ほか蔵 静嘉蔵の噏霞園叢書三巻一冊(張仲景先生祠墓記・刀環之説・和気本傷寒論由来を収む)にも【補】
一八二三 文政六刊 大橋養助 水病発秘一冊【医学】国会白井(水病難症治験を付す)ほか蔵
一八二三 文政六刊 糸川某 蕃薯考一冊【農業】国会白井ほか蔵
一八二三 文政六刊 林玄碩 療治茶談翼一冊【医学】慶大富士川・研医会図ほか蔵
一八二四 文政七 五月十八日没(一七六八 明和五生)和久田叔虎(名は寅、字は子清・叔虎、号は意仲 江戸のち京の町医) 読腹証奇覧二巻一冊【医学】無窮
神習(自筆稿本)・東京医大蔵
和久田叔虎 腹証図解一冊【医学】京大富士川蔵
一八二四 文政七 七月没(一七五九 宝暦九生)鈴木一貫(名は寛、字は長制 武蔵入間郡三ケ島の町医) 眼科三世方九冊【医学】乾々・慶大蔵
鈴木寛長(宗観) 後世方証鑑三冊【医学】慶大蔵
鈴木寛長(宗観) 上世医家四器備考(上世方証鑑附録)一冊【医学】東大鶚軒・慶大蔵→一八一六上世方証鑑
鈴木寛長(宗観) 中世方纂類六冊【医学】慶大蔵
鈴木寛長(宗観) 中世方証鑑二冊【医学】慶大蔵
鈴木貫一(宗観) 立命済生論草稿一冊【医学】乾々に稿本
一八二四 文政七 八月十日没(一七七九 安永八生)吉田成徳(字は直心、号は駒谷 加賀藩医)訳 和蘭薬局方鑑【薬物】日文研宗田に巻三~六存
吉田成徳 〔増補〕海上備用一冊【医学】乾々蔵
吉田成徳 泰西熱病論後篇五冊【医学】西洋学家訳述目録による
吉田成徳 内外解環一五巻【医学】日本医学史等による
吉田成徳 蘭方類聚一冊【医学】九大蔵
海老沢有道に吉田成徳写本 南蛮流外科一冊【医学】慶大富士川・乾々にも
海老沢有道に吉田成徳写本(阿蘭陀外治書金瘡療方と合) 南蛮流外科真伝一冊【医学】京大富士川・千葉大にも
一八二四 喜多村槐園(一七六九 明和六生 一八二四 文政七 五十六歳で生存 名は直、字は子温 幕医で子は直寛) 熨法考【医学】京大富士川蔵(→一八二
三辨
妄書と合一冊)
喜多村槐園編 坐導考【医学】京大富士川蔵(→一八二三辨妄書と合一冊)
喜多村槐園 吹耳考【医学】京大富士川蔵(→一八二三辨妄書と合一冊)
喜多村槐園編 {口+畜}鼻考【医学】京大富士川蔵(→一八二三辨妄書と合一冊)
喜多村槐園編 発泡考【医学】京大富士川蔵(→一八二三辨妄書と合一冊)
喜多村槐園述 小川敏記 雁瘡考一冊【医学】京大富士川蔵
喜多村槐園述 小川敏記 喜多村先生医話一冊【医学】京大富士川蔵
喜多村槐園述 小川敏記 務細医話一冊【医学】京大富士川・東大蔵
喜多村槐園 五耳考一冊【医学】内藤くすり蔵
喜多村槐園 四部詮一冊【医学】内藤くすり蔵
喜多村槐園 物品觽一冊【博物】国会伊藤に巻末欠の手稿本
喜多村槐園 日光採品参考一冊【本草】国会伊藤に手稿本
一八二四 文政七 喜多村槐園 日光採品図説一冊【本草】国会白井に明治写本
一八二四 九大に文政七写本 坪井信道訳 ポウル著 医則三冊【医学】
一八二四 京大富士川に文政七写本 大嶋玄洪 乙卯年脚気治験(丙辰年疫治験と合)一冊【医学】慶大富士川・内藤くすりにも
一八二四 千葉大に文政七写本 田直方著 眼科啓蒙一冊【医学】西医の影響あり【補】
一八二四 順天大山崎に文政七写本 大橋俊彦 治痘法方一冊【医学】
一八二四 岡山大に文政七写本 浅井紫山(和気翼) 日用針灸気穴所在一冊【鍼灸】
一八二四 岩瀬に文政七写本 屋代弘賢 麻疹考一冊【考証・医学】国会(松屋叢書一二)ほかにも【補】
一八二四 文政七 一八二五 同八刊 吉益南涯著 大江(岩田)広彦校正 医範一冊【医学】早大ほか蔵 南涯の医範・非邨大年麻黄湯条弁気血水説、横田朗の答武藤生、大江広彦の医道二千年眼目篇自一巻至
三巻評・校合・西説医事辨・陰陽与神経同辨を収む【補】
岩田広彦 神方経験【医学】日本医学史による
岩田広彦 大同類聚方附言【医学】無窮神習蔵(玉簏二二五)
一八二四 文政七 賀川・斎藤某・中環(天游) 解剖図一冊【医学】乾々蔵
中天游 視学一歩二巻一冊【医学】学士院(前編一冊、文政七写)・千葉大・研医会図ほか蔵
一八二四 文政七(一八一八 文政元より) 奈須恒徳 家学叢書一冊【医学】国会に自筆稿本 涙墨紙・従佐野豊総三十ケ条不審・西忍秘伝・三帰丸方を収む
文政年間 奈須恒徳 三帰丸方【薬物】国会蔵(上記家学叢書の内)
文政頃 奈須恒徳 西忍秘伝【医学】国会蔵(稿本、上記家学叢書の内)
一八二四 文政七(一八二〇 文政三より) 多紀元堅 奚暇斎随筆五巻二冊【医学】東大鶚軒・研医会図ほか蔵
一八二四 文政七 栗本丹洲 研芳園蒲桃記【植物】村野(蒲桃図説と合一冊)・武雄市鍋島(菩提果辨と合写)
一八二四 文政七 栗本丹洲 竜絵巻物一巻【動物】江戸時代の科学による
一八二四 文政七 栗本丹洲 鰣魚志一軸【魚介】国会に手稿本
一八二四 文政七 堀内素堂 骨譜一冊【解剖】乾々蔵【補】
一八二四 文政七 桂川国倫 鷦鷯写真説【動物】日本博物学年表による
一八二四 文政七 宇田川榕庵訳 第五試生石灰之解凝力一冊【化学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二四)
一八二四 文政七 河合顕良 二食考稿本一冊【飲食】栗田蔵
一八二四 文政七 丸山了悦 麻疹ニ付御食禁相調候帳面一冊【医学】金沢市加越能に自筆本
一八二四 文政七 久理井水穂 薬方活用一冊【薬物】九大蔵
久理井水穂 蘆原斎方函一冊【薬物】九大蔵
一八二四 文政七 中村仏庵 呼子鳥考一冊【動物】東大蔵
一八二四 文政七稿 森立之 中蔵経提要一冊【医学】杏雨蔵【補】
一八二四 文政七 岩崎灌園 日光山草木之図七巻目録一巻八冊【本草】国会(彩色稿本合四冊)ほか蔵
一八二四 文政七自序刊 岩崎常正(灌園) 武江産物志一冊【物産】国会白井ほか蔵
一八二四 文政七序 一八二六 同九刊 岩田三谷著 岡本祐貞編 外療/秘薬考(麻薬考)一冊【薬物】京大富士川・日文研宗田ほか蔵 中川修亭の麻薬考(一七
九六)を剽窃【補】
一八二四 文政七序 一八三一 天保二刊 佐藤方定(鶴城) (くしみたま)奇魂(尚古医典)二巻二冊【医学】国会・千葉大・研医会図ほか蔵 和方の書【補】
一八二四 文政七序 一八三五 天保六刊 松寿軒(千鶴斎) 奇方秘録一冊【医学】維新前東北地方刊行物解題による
一八二四 文政七序 西村徳卿述 奥劣斎序・閲 産術階梯二巻一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
一八二四 文政七序 原田雄煥(玄庵) 三毒備考一冊【医学】京大富士川蔵(虫獣咬螫備急方を付す)
一八二四 文政七序 一八二七 同一〇刊 種樹家金太編 草木奇品家雅見三巻三冊【本草】国会ほか蔵
草木奇品図録三巻三冊【本草】東博蔵
草木奇品図録後集四冊【本草】杏雨蔵
一八二四 文政七序刊 堤它山(唐公愷) 橐駝考(駱駝考)一冊【動物】龍谷大ほか蔵
一八二四 文政七序 大槻玄沢 橐駝訳説一冊【動物】国会白井蔵
一八二四 文政七序 有馬宗仙・曾松宇編 品物称呼類纂(品物称類纂)一冊【博物】東洋岩崎・鹿児島大玉里蔵
一八二四 文政七写 有馬靖編 品物小箋一冊【博物】京大富士川(半井道三療治聞書と合綴)・東洋岩崎蔵
一八二四 文政七跋 一八七一 明治四刊 池田大淵(京水) 〔天師堂先生〕痘科方意解・方選附録方意解続編(天師堂方選痘科方意解続編)一冊【医学】国会ほ
か蔵→一八二三同前編
一八二四 文政七序刊 池田京水 痘科鍵会通一冊【医学】早大ほか蔵 文政一三(一八三〇)序版も【補】
一八二四 文政七識語 山崎美成 駝薈三巻【動物】岩瀬(自筆三冊)・国会・東博ほか蔵
一八二四 文政七奥書 松浦道輔(彦礼) 大同類聚方偽本辨一冊【医学】宣長記念蔵 天保二(一八三一)自序本は京大富士川ほかに【補】
一八二四 道光四(文政七)原問 一八五九 咸豊九刊 呂鳳儀(渡嘉敷通寛、琉球王御医者)問 清・曹存心答 琉球百問一冊【医学】上海中医薬大ほか蔵 中国
一八八一・八四版も 琉球刻・和刻なし【補】
一八二四 文政七序刊 野間玄琢(成式) 疹家食物考一冊【本草】国会・国会白井蔵
一八二四 文政七序刊 人見任編 麻疹雙解編一冊【医学】早大・乾々蔵
一八二四 文政七序刊 竹田公欽 麻疹提綱一冊【医学】国会・京大富士川・早大蔵
竹田公欽 行余為文三冊【医学】慶大富士川蔵
一八二四 文政七刊 中島豊足 疫瘡新論一冊【医学】九大・京大富士川・順天大山崎ほか蔵
中島豊足 大同類聚方病名目録(大同類聚方病名略解)一冊【医史】杏雨・内藤くすり蔵
一八二四 文政七刊 島本誠訳 渡辺周輔等校 和蘭疹治要訣一冊【医学】東大蔵
一八二四 文政七刊 山本鹿洲 橘黄医談一巻一冊【医学】乾々蔵 京大富士川ほかに一八五七版(癖囊録を付す)も
一八二四 文政七刊 山本鹿洲 癖囊録一冊【医学】乾々蔵 内藤くすりに写本も
一八二四 文政七刊 石塚汶上 護痘錦囊正編二巻一冊続編二巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八二四 文政七刊 石塚汶上 掌中麻疹方一帖【医学】京大富士川蔵
一八二四 文政七刊 十返舎一九 〔右之通麻疹に〕寿福請取帖一冊【医事説話・戯文】乾々蔵
一八二四 文政七刊 今井宗益(信之) 折肱余筆二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 同文庫に五巻本写本も
一八二四 文政七刊 劉卜子編 〔常用奇方〕俗家重宝集一冊【医学】国会・東大ほか蔵→一八二七同後編
一八二四 文政七刊 フーフェランド・コンスブルック著 新宮凉庭訳 泰西疫論前編二巻【医学】慶大富士川ほか蔵→一八三五同後編 前編は神経疫部 後編は腐敗疫部
彪氏窒扶斯論一冊【医学】乾々蔵
一八二四 文政七刊 小林辰 楓窓医話一冊【医学】慶大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一八二四 文政七刊 麻疹御伽双紙(麻疹串義教訓)一冊【医事説話・滑稽本】国会ほか蔵【補】
一八二四 文政七刊 麻疹捷径(麻疹早合点)一冊【医学】京大富士川・玉川大教育学情図・内藤くすり蔵
一八二四 文政七刊 乍昔堂花守作 渓斎英泉画 麻疹癚語一冊【医事説話・滑稽本】国文研ほか蔵
一八二四 文政七刊 葛飾蘆庵 麻疹必用(痘疹年代記)一冊【医学】東大(森鷗外旧蔵)ほか蔵
一八二四 文政七刊 平野耕庵 痲疹方筌(麻疹方筌)一帖【薬物】大阪出版書籍目録による
一八二四 文政七刊 麻疹名所図会一紙【医事説話】日大医蔵 麻疹山全快寺への道中にかっこん塔(葛根湯)もある名所図会のパロディ【補】
一八二四 文政七刊 重田貞一(十返舎一九) 麻疹養生伝一冊【医学】国会ほか蔵 洒落本ではない【補】
一八二四 文政七刊 安芸眉山 痲療要語(麻療要語)一冊【医学】九大・四国大凌霄蔵
一八二四 文政七刊 鈴木光 妙齢丸の引一冊【薬物】京大富士川・順天大山崎蔵
一八二四 文政七刊 山本北山(信有) 〔まびき絵入教訓〕むかしありしこと一冊【教訓・医学】社会事業大・国会ほか蔵 安政五(一八五八)・同六(一八五九)版も 間引きの戒め【補】
一八二四 文政七刊 老楞佐‐恊乙速的盧(ヘイステル‐ローレンス)著 大槻玄幹(磐里)訳 〔瘍医新書鈔訳〕要術知新三冊【医学】京大富士川・日文研宗田・
順天大山崎ほか蔵 一七九〇瘍医新書の一部
一八二五 文政八 五月二十六日没(一七七〇 明和七生)吉雄献作(長崎通詞のち蘭医)伝 蘭方伝一冊【医学】京大富士川蔵
吉雄献作 巻木綿図草稿一冊【医学】慶大富士川蔵
一八二五 文政八 六月十一日没(一七九五 寛政七生)美馬順三(名は茂親、号は如柳 シーボルト鳴滝塾初代塾長)訳 牛痘接法一冊【医学】慶大富士川・広島
大蔵
成瀬石痴画 鳴滝塾舎之図一幅【医学・史料】長崎大武藤蔵【補】
美馬順三・石井宗謙・戸塚静海等蘭訳 石坂宗哲著 灸法略説一冊【鍼灸】施福多先生文献聚影七に複写 石坂宗哲がシーボルトに江戸で贈った鍼灸
知要一言の自筆稿本から蘭訳【補】
美馬順三訳 石井宗謙輯 種痘辨議一冊【医学】順天大山崎蔵
一八二五 文政八 美馬順三蘭訳 日本産科問答【医学】一八二六にドイ ツの産科雑誌 "Journal für Geburtshilfe
Frauenzimmer-und
Kinderkrankheiten"に掲載、一八三〇にフランスのアジア学雑誌にも翻訳掲載され、日本人がヨーロッパ語で発表した最初の医学論文 主に一七六五子玄子産
論の蘭訳で、賀川流産科の方法をシーボルトと美馬との一問一答で解説【補】
一八二五 文政八 七月十一日没(一七四六 延享三生)小原良貴(号は桃洞 紀州藩士で本草学者) 介譜一冊【本草】岩瀬蔵
小原東洞 安房勝山介目一冊【魚介】矢野宗幹蔵 東洞は良貴の号桃洞の訛だろう【補】
小原良貴 紀伊田辺介目一冊【本草】本草書目による
小原良貴 紀伊産物考九冊【物産】国会白井(五巻二冊)・内閣蔵
小原良貴 魚品図一冊【魚介】本草書目による
小原良貴 魚譜三冊【魚介】国
文研・岩瀬蔵
小原良貴 南海魚譜一冊【魚介】東大蔵
小原良貴 御綱柏考一冊【植物】東大蔵
一八二五 長崎博に文政八写本 阿蘭陀流油之書一冊【薬物】
一八二五 村野に文政八写本 岐曾産以呂葉寄一冊【物産】
一八二五 千葉大に文政八写本 筒井文敬・前田玄輯 産科方殻摂生堂達生図一冊【医学】
一八二五 国
会白井に文政八写本 拾芥抄撮記一冊【本草】
一八二五 大東急に文政八大窪昌章写本 信州木曾山産草いろは寄一冊【本草】
一八二五 研医会図に文政八写本 湊長安 丹晴堂随口任筆(和蘭薬剤)一冊【医学】京大富士川ほかにも【補】
一八二五 東大鶚軒に文政八写本 吉井適園 適園自適法一冊【医学】
一八二五 茨城県歴史に文政八写本 大島員 風樹録一冊【医学】
一八二五 名大皇学に文政八写本 方撮録一冊【薬物】
一八二五 東博に文政八写本 平安尚 保夜甘葛考一冊【動物・植物】大東急にも狩谷望之写本(上世冠服考証の付)
一八二五 慶大富
士川に文政八写本 石崎隆長(公誠、子直) 理黴精要方一冊【医学】京大富士川にも
石崎公誠 琴堂日常丸散方/第二・一冊【薬物】京大富士川蔵
石崎公誠 琴堂方鑑一〇冊【医学】京大富士川蔵(存巻一~五・八~一二)
石崎公誠 傷寒論貫通二巻【医学】京大富士川蔵
一八二五 東北大狩野に文政八写本 栗本丹洲 列木蝋考(あやかし考)一冊【動物】
一八二五 文政八 小笠原玄俊 医事解一冊【医学】京大富士川蔵
一八二五 文政八 江沢養樹編 医方蔓難録抜萃一冊【医学】乾々蔵
一八二五 文政八 黒田斉清(楽善) 鵞経一冊【動物】国会伊藤(付録共二冊)・杏雨・無窮神習蔵
一八二五 文政八 生田脩著 脚気方的一冊【医学】千葉大蔵
一八二五 文政八 野中澹庵(野治尚) 三折須知一五巻一六冊【医学】九大・京大富士川蔵
一八二五 文政八 宇田川榕庵 写生植物二冊【本草】大森に自筆本
一八二五 文政八 宇田川榕庵 六の緒一冊【医学】杏雨に手稿本
一八二五 文政八 石坂宗哲 鍼術論【鍼灸】新撰洋学年表による
一八二五 文政八 五大坊玉蛤荂翁 草木実名探一冊【植物】松宇蔵
一八二五 文政八 塩田修三 立入諸侯明細録一冊【医学・名鑑】乾々蔵
塩田修三 飲食談一冊【医学】国書解題による
一八二五 文政八 毛利梅園 花図一八巻【植物】日本博物学年表による
一八二五 文政八 黒田某 百病一貫一冊【医学】九大蔵
一八二五 文政八 大江道知 方科備忘一冊【医学】九大蔵
一八二五 文政八 栗本丹洲 翻車考一冊【魚介】国会伊藤(手稿本)・国会白井(手稿本)・東大蔵
一八二五 文政八成 一八二七 同一〇序刊 多紀元堅 傷寒広要一二巻四冊【医学】内閣ほか蔵 中国版も【補】
一八二五 文政八成 日高涼台訳 種痘新書一冊【医学】長崎シーボルト記念館に涼台自筆の稿本と清書本 H.J.
Goldschmidtの牛痘及び牛痘接種の歴史に関する一般的考察Algemeene beschouwing van de
geschiedenis der koepokken en derzelver inënting(一八〇二)の翻訳で、一八五〇の牛痘新書も有馬摂蔵が同一本を翻訳【補】
一八二五 文政八自序 一八三六 天保七刊 吉田維通 国史医言鈔四巻四冊【医学】慶大富士川蔵 一八四八・五二(国会白井ほか蔵)版も
一八二五 文政八自序 一八三五 天保六刊 天野松斎 病六不治伝解一冊【医学】京大富士川ほか蔵 史記扁鵲伝の六不治を解説【補】
一八二五 文政八自序 安代敬 野菜小録一冊【植物】龍谷大蔵 イロハ順
一八二五 文政八序 坂本顕純 産科捷径策一冊【医学】京大富士川(産科辨妄の付)・乾々蔵
坂本顕純 産科辨妄三冊【医学】京大富士川蔵(産科捷径策を付す)
一八二五 文政八序 桂川国訓編 瘍府六巻附一巻【医学】京大富士川・東大鶚軒・東洋岩崎ほか蔵
一八二五 文政八小関主計奥書 阿蘭陀新流膏薬法一冊【薬物】乾々蔵
一八二五 文政八序刊 吉益東洞詠 土井正安編 東洞翁遺草一冊【和歌・史料】慶大富士川ほか蔵 一八四九・未詳年(新潟大佐野ほか蔵)版も
一八二五 文政八跋刊 小川汶庵 屠蘇考一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八二五 文政八跋刊 水谷豊文 物品識名拾遺二冊【博物】国会白井ほか蔵 イロハ順配列【補】
一八二五 文政八刊 石坂宗哲撰 吉田秀哲校 衛図一幅【医学】千葉大蔵
一八二五 文政八刊 スウイーテン著 デルハール訳 宇野広生(蘭斎)重訳 西医知要四巻付録二巻六冊【医学】京大富士川・千葉大・大阪府ほか蔵 軍事医
学書【補】
一八二五 文政八刊 宇野蘭斎訳 ハール著 アンゲリヤ経験方二巻【医学】京大富士川蔵(西医治要の付録)
高謙斎訳 スウエイテン著 ハール増補 泰西軍中備用方三巻三冊【医学】京大(泰西軍中備用方附方・軍中療法を付す)・刈谷図村上蔵
荒井謙斎 泰西医方韵府二冊【医学】乾々に自筆本
高謙斎 高謙斎医案一冊【医案・史料】九大蔵
謙斎訳 ヤコップ‐ハン‐デンボス著 治痘辨正一冊【医学】国会蔵
一八二五 文政八刊 河崎英斎 房総医家人名録一冊【名鑑・医史料】千葉大・乾々・順天大山崎ほか蔵 上総国二六三人と安房国長狭郡一四人を収録【補】
一八二五 文政八序刊 関口本貞(子道、玉岡) 医門闚観一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
一八二五 文政八刊 早川宗安 傷寒論実義五巻五冊【医学】内閣ほか蔵
一八二五 文政八刊 平山直則著 平山直常校 傷寒論要解一四巻四冊【医学】千葉・杏雨・内藤くすり蔵
一八二五 文政八刊 池田京水 痘科挙要二巻一冊【医学】東大図ほか蔵
一八二五 文政八刊 橘南谿著 蔀関牛等画 〔校正〕北窓瑣談二編八巻八冊【医学・随筆】九大・慶大・東大ほか蔵 一八二七・二九版も 内閣に文化元(一八〇四)写二巻二冊も
一八二五 文政八刊 関川半造 無病長寿之法一冊【医学】成田蔵
一八二五 文政八再刊 香川修徳(修庵)・後藤省(椿庵) 養菴先生碑銘行状(養菴先生後藤君墓誌銘/先府君養菴先生行状/養菴先生遺教)一冊【医学・伝
記】研医会図ほか蔵 初版は一七三三~八四頃だろう【補】
一八二五 文政八刊 八隅景山 養生一言草初編一冊【医学】慶大・乾々蔵 一八三一版(慶大富士川ほか蔵)も
未詳年刊 八隅景山著 葛飾北秀画 〔画挿〕養生はなし二冊【医学】京大富士川・順天大山崎ほか蔵
八隅中立(景山) 生涯用心集七巻一冊【医学】京大富士川蔵
一八二六 文政八 十二月二十六日没(生年未詳)塩田良珉 和蘭内外全書八冊【医学】本朝医家著述目録による
一八二六 文政九 二月十六日没(一七六〇 宝暦一〇生)浅井南皐(名は惟亨、字は子元、号は南皐、和気惟亨とも 朝廷医で越後守のち長門守) 観宜堂二
十四方一冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井南皐 黴毒約言録一冊【医学】乾々蔵→一八〇〇黴瘡約言
浅井南皐 浅井南皐黴瘡約言/抜萃【医学】京大富士川(医書九種の内)蔵
浅井南皐 診法秘奥辨抜萃一冊【医学】乾々蔵
家伝浅井先生脈診部位/診法秘奥辨【医学】内藤くすり蔵(合写の内)
診法秘奥辨(浅井家歴代諸先生校定診候秘訣)一冊【医学】旧蓬左蔵
診法秘奥辨一冊【医学】慶
大富士川・内藤くすり蔵
三角奇嶂口授 診法秘奥辨一冊【医学】京大富士川蔵
一八二六 文政九 三月四日没(一七五五 宝暦五生)小林順堂(名は淑、字は子慎 朝廷医)編 順堂先生門人抄 医家類聚三二冊【医学】九大蔵
小林順堂 淵々斎治療秘訣一冊【医学】京大・東大鶚軒・研医会図・内藤くすり蔵
一八二六 文政九(一八二四 同七から) 宮本周安 采真謾筆二冊【本草】京大蔵 馬場佐十郎・吉雄忠次郞・青地林宗・岩崎灌園ら江戸蘭学の見聞録 津山
洋学資料館の一滴二二号(二〇一五)に掲載の吉田忠論文による【補】
一八二六 京大富士川に文政九写本 斎藤元虎 医拡一冊【医学】岡山大池田・内藤くすりにも
一八二六 杏雨に文政九写本 山本好問 医家分量考一冊【医学】
一八二六 東博に文政九三浦義信他筆 解体図一軸【医学】
一八二六 東博に文政九小野高写本 花信風増補一冊【本草】
一八二六 研医会図に文政九写本 田孔羔 眼科方庸一冊【医学】
一八二六 東博に文政九写本 石射由秀 骨度一冊【鍼灸】
一八二六 京
大富士川に文政九写本 中川壺山(修亭) 女科筌蹄二巻一冊【医学】内藤くすりにも
一八二六 東大鶚軒に文政九写本 私話一冊【医学】
一八二六 東博に文政九写本 青洲先生医療雑話一冊【医学】
一八二六 大東急に文政九大窪昌章写本 〔トゞニヤウス紅毛〕草木図解一冊【本草】
一八二六 東大鶚軒に文政九写本 金野意安編 難疾妙点一冊【鍼灸】
一八二六 国
会白井に文政九写本(巻一欠) 本草秘訣一三巻一三冊【本草】杏雨にも
一八二六 文政九 菅原貞丈訳解 物印満図訳(うぇいまんずやく)一冊【本草】東博・杏雨(同上写)蔵
一八二六 文政九 宇氏雑爼一冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二一)
一八二六 文政九 解剖図一帖【医学】教大蔵
一八二六 文政九 家試得効法一冊【医学】慶大蔵
家試得効法丸散の部一冊【医学】慶大蔵
一八二六 文政九 紀州産物調書上帳一冊【物産】内閣蔵(紀伊産物考五)
一八二六 文政九 百崎重国伝 金瘡秘術密方一軸【医学】国会蔵
一八二六 文政九 蕙斎先生南遊聞見録一冊【医学】乾々蔵
一八二六 文政九 栗本丹洲 巧婦鳥巣説一冊【動物】日本博物学年表・本草書目による
一八二六 文政九 吉雄耕牛訳 紅毛流膏薬秘方一冊【薬物】杏雨に小山元岱写本
一八二六 文政九 文政九年物産会目録一冊【物産史料】岩瀬蔵 読書室物産会
一八二六 文政九成 一八二七 同一〇序刊 平田篤胤著 松浦道輔等校 医宗仲景考一冊【医学・伝記】内閣ほか蔵【補】
一八二六 文政九訳了 坪井信道訳 ブールハーヘ著 スウエイテン注 〔蒲爾花歇〕万病治準三〇巻【医学】長崎大医図・乾々に存一二冊ほか蔵 スウエイテ
ン箴言注解オランダ訳本(一七六〇~九一)による【補】
一八二六 文政九自序 坪井信道 診候大概一冊【医学】九大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵 西医診断書【補】
一八二六 文政九自跋 一八二八 同一一山内休美序刊 中川壺山(修亭) 医道一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
一八二六 文政九自序 一八二九 同一二刊 清水自邇斎述 若林正宜記 自邇斎医談一冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一八二六 文政九自序 一八二七 同一〇刊 服部大方(宜) 人事原二冊【医学】国会・京大富士川・研医会図・慶大ほか蔵
服部大方 人事原外篇【医学】日本医学史による
一八二六 文政九自序 一八二七 同一〇刊 秦恭徳(秀庵) 類聚方辨正二冊【医学】日本漢方典籍辞典による【補】
一八二六 文政九序 一八三四 天保五刊 山内休美 一毒二途論一冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵
一八二六 文政九序 同刊 源真楫(林国雄) 河蝦考二巻二冊【動物】国会白井ほか蔵
一八二六 文政九序 水原静卿 生々乳筆記一冊【薬物】研医会図蔵
一八二六 文政九凡例 一八二七 同一〇刊 小森桃塢述 小森義真記 病因精義一〇巻一〇冊【医学】滋賀医大河村に合五冊本も 西医病理書【補】
一八二六 文政九識語 檉窓編 韻類求菜方(韵類方)六冊【医学】杏雨・乾々・内藤くすり蔵
一八二六 文政九序刊 田口信庵(鼎)校定 柳田凌雲(鵬)補正 校定/正文傷寒論一冊【医学】京大蔵
一八二六 文政九序刊 後藤古漁 五書剔髄(傷寒剔髄)五巻五冊【医学】東大鶚軒・宮城小西・慶大富士川(巻一・二存)ほか蔵 写本五巻五冊は京大富士川に【補】
一八二六 文政九序刊 中茎暘谷 傷寒論正解八巻図説一巻二冊【医学】早大ほか蔵 一八四二修印版も
一八二六 文政九序刊 長尾赤城 聖仏伝道仙剤神方/服用薬帖一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
一八二六 文政九序刊 河合元碩述 篠原悦等記 養生随筆三巻三冊【医学】一八二七版(慶大富士川ほか蔵)も
一八二六 文政九跋刊 シーボルト述 高良斎訳 薬品応手録一冊【薬物】京大富士川・村野蔵 シーボルトが一八二三~二九第一次在留時に外国薬の宣伝目的
で高弟の良斎に訳させ、大坂で版行して各地の医師に手土産とした 長崎大薬に収載薬の解説【補】
一八二六 文政九奥書 石坂竿斎(宗哲)述 川瀬宗斎記 石坂流針治十二条提要(石阪流針治十二条・石坂流秘書/針治提要十二ヶ条)一冊【鍼灸】京大富士
川・乾々・無窮神習蔵
一八二六 文政九石坂宗圭(号は檪園 幕医)序刊 遊佐東庵 救荒略説二巻【災異】日本博物学年表による
一八二六 文政九刊 石坂宗哲 竿斎先生答問書(竿斎先生問答)二巻一冊【医学】京大富士川・千葉大・内藤くすり蔵
一八二六 文政九刊 石坂宗哲 竿斎叢書七巻【医学】京大富士川・東大鶚軒ほか蔵 医源・宗栄衛三気辨・痘麻一生一発論・奇病源由・吐乳論・鍼灸知要一
言・骨経を収む
一八二六 文政九刊 羽佐間宗玄 為己執記一冊【医学】慶大富士川・乾々・神宮蔵
一八二六 文政九刊 鳩虞暮斯(クルムス‐ヨハン‐アダム)著 大槻茂質(玄沢)訳 鳩虞暮斯解体譜一巻【医学】同年版の重訂解体新書に付
一八二六 文政九刊 南小柿寧一(一七八五~一八二五、淀藩医)摸 中屋伊三郎刻 重訂解体新書銅版全図(重訂解体新書附図)一帖【医学】早大に図編銅板下絵あり、標題は大槻玄沢自筆 一八四三版(東大医ほか蔵)も
一八二六 文政九刊 小山田与清 三樹考【本草】国文研ほか蔵 松屋叢考の内
一八二六 文政九刊 和田元庸 傷寒論精義外伝二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵
和田元庸 金匱要略国字辨七冊【医学】【補】
和田元庸 方機一冊【医学】岩手に息子の和田元庵写本
岩手に和田元庸写本 峯園応急方一冊【医学】
一八二六 文政九刊 鵜沢貞眠 神視録一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八二六 文政九刊 田中雅楽郎著 屋代弘賢閲 〔不老長生〕田子養生訣一冊【医学】愛知県図ほか蔵
一八二六 文政九刊 村上正徳 粘敗療談二巻二冊【医学】京大富士川・杏雨ほか蔵
村上正徳 粘敗療談続編一巻【医学】日本医学史等による
一八二六 文政九刊 かしこ庵稿 楚満人二世(為永春水一世)校 春斎英笑(春川英笑)画 〔妙薬功験〕腹内窺機関二巻【医事説話・合巻】国会ほか蔵 絵入【補】
一八二六 文政九刊 岡本一抱 妙薬選一冊【薬物】京大富士川蔵
一八二六 文政九刊 久保謙享 養生論一冊【医学】京大富士川・龍谷大ほか蔵
一八二六 文政九頃 曾占春編 〔彩画〕魚譜【魚介】東洋岩崎に自筆本
一八二七 文政一〇 三月二日付 Fr. von Siebold筆(岡泰安宛) シーボルト医学証明書一額【史料】早大に自筆本
一八二七 文政一〇(一七八五 天明五から) 大槻玄沢 〔大槻玄沢〕官途要録四冊【記録・史料】早大に自筆本(重文) 第四冊に文政一一年の大槻茂禎筆と天保一二年の大槻清崇筆も【補】
一八二七 文政一〇 三月三十日没(一七五七 宝暦七生)大槻玄沢(名は茂質、字は子煥、号は磐水 江戸詰仙台藩医) 育才呈案一冊【教育・医学】宮城小
西に自筆本
大槻玄沢 医師育才案(医師育才考)一冊【医学】活字本の磐水存響坤に
大槻玄沢 畹港漫録八巻八冊【博物・本草】早大に自筆稿本
大槻玄沢 温泉参考二冊【医学】本朝医家著述目録による
大槻玄沢 海椰子一冊【植物】早大蔵(再校本)
大槻玄沢 怪痾啓蒙【医学】京大富士川蔵(臥牛医案の付)
大槻玄沢 改正新訳奇胎的説一冊【医学】京大富士川蔵(臥牛医案の付)
大槻玄沢 解悶雑記一巻【医学】漢学者伝記及著述集覧による
大槻玄沢 家苗槻木の記一冊【植物】早大に自筆稿本
大槻玄沢 寒地病案一冊【医学】京大富士川蔵(臥牛医案の付)
大槻玄沢訳 バス‐ヘンデレキ撰 〔繃帯全図〕記号便覧(瘍医新書繃縛篇)一冊【医学】京大富士川蔵→瘍医新書
大槻玄沢 外科はさみ【医学】京大富士川蔵(丹霞叢書の内)
大槻磐水(玄沢)写 人面瘡私記一冊【医学】江戸川乱歩蔵
大槻玄沢 杉田夢遊記一冊【医学】乾々蔵
大槻玄沢 西洋鯨品訳説(魚王訳史)一冊【水産・魚介】国会伊藤(附言)・静嘉・東大(明治写)蔵
大槻玄沢 騸録一冊【医学】国会(蘭畹摘芳の内抄写)・金沢図蒼龍(一冊)蔵 去勢について【補】
大槻玄沢 泰西医説六巻【医学】西洋学家訳述目録等による
大槻玄沢 鴆鳥拙考一冊【動物】国会伊藤蔵(蘭畹摘芳付録の抄出)
大槻玄沢 底野迦考証一冊【医学】西洋学家訳述目録等による
大槻玄沢訂 杉田玄白訳 的里亜加方一冊【医学】礫川蔵
大槻玄沢・前野良沢・杉田玄白等 諸家的里亜加訳稿一冊【医学】静嘉蔵
大槻玄沢 天狗爪石雑考一冊【博物】静嘉(大槻清復写)・慶大斯道蔵
大槻玄沢 痘麻病由集説・同起因考一巻【医学】漢学者伝記及著述集覧による
大槻玄沢訳 〔三不治増続訳説〕病家十誤一冊【医学】静嘉蔵(医家戒語を付す) 醒世諭言の下巻に同じ→一八〇一病家三不治
大槻玄沢 没道遊志二巻【医学】本朝医家著述目録による
大槻玄沢・馬場貞由訳 野羊功験一冊【動物】教大蔵
大槻玄沢 瘍科大成方彙一巻【医学】東京医歯大阿久津蔵
大槻玄沢 駱駝考一巻【動物】日本博物学年表等による
一八二七 文政一〇 四月二十八日没(一七七九 安永八生)華岡鹿城(名は文献、字は子徴、通称は良平 青洲の弟で大坂の町医) 鹿城医譚(鹿城先生医
譚)一冊【医学】国会(疔瘡辨名の付)・京大(鹿城先生医法摘要を付す)・京大富士川ほか蔵
華岡鹿城 鹿城医譚略【医学】京大蔵(青洲医譚略と合一冊)
華岡鹿城 鹿城先生医談一冊【医学】東京医大・東京医歯大阿久津・順天大山崎ほか蔵
華岡良平(鹿城) 鹿城先生医術一冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
華岡鹿城 鹿城先生三木附辨【医学】研医会図蔵(合写の内)
華岡良平(鹿城) 鹿城先生治法摘要(鹿城先生医法摘要)一冊【医学】京大(鹿城医譚の付)・慶大・神宮蔵
合水堂先生開選記録図一冊【医学】九大蔵
一八二七 文政一〇 六月一日没(一七八九 寛政元生)多紀元胤(字は奕禧、一字は紹翁、通称は安良・安元、号は柳沜 幕医)編 医籍考【医学】早大(四〇冊、山田業広旧蔵本)ほか蔵 多紀元堅が一八三一に八〇巻に整理・校訂 元堅校訂本を富士川游が
影印した一九三五版ほかあり【補】
多紀元胤 医籍考提要/傷寒部一冊【医学】杏雨に自筆本
多紀元胤 聿修堂蔵書目録(聿修堂書目・聿修堂書目録・聿修堂蔵書目・聿修堂図書目録)一冊【医書目】ベルリン国図ほか蔵
〔丹波元胤先生蔵書〕医籍目録一冊【医書目】杏雨蔵
多紀元胤 医林撮要抄一冊【医学】京大富士川に元胤自筆本 医林撮要は韓籍【補】
多紀元胤 経史医事類抄一巻【医学】本朝医家著述目録による
多紀元胤 庚午日鈔一冊【医学】慶大富士川に稿本
多紀元胤 香泉日鈔一冊【医学】京大富士川に自筆本 漢籍序跋を抄録【補】
多紀元胤 国朝医事雑抄一冊【医学】内藤くすり蔵
多紀元胤 困学日知一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
多紀元胤 済世余言【医学】本朝医家著述目録による
多紀元胤 疾雅三〇巻【医学】京大富士川蔵(九冊)
多紀元胤 身跡雙清堂随鈔二冊【随筆・医学】慶大富士川に自筆本 漢籍から医事を抜抄【補】
多紀元胤 薬雅一冊【薬物】国会白井ほか蔵
多紀元胤 百家一旨【医学】本朝医家著述目録による
多紀元胤 楓牕随鈔【医学】乾々(稿本一冊)・天理(「楓窓随抄」自筆一帖)蔵
多紀元胤 屏巷随鈔二巻【医学】京大富士川蔵(巻二、一冊)
多紀元胤 本朝医籍攷【医学】本朝医家著述目録による
多紀元胤 脈法【医学】慶大富士川(自筆一冊)・乾々(自筆二冊)蔵
多紀元胤 名医公案五〇巻【医学】慶大富士川に稿本八冊
多紀元胤 柳沜先生鈔録一冊【雑記・医学】乾々に自筆本
多紀元胤 柳沜日録(蒼雪山房雑抄)一冊【雑記・医学】慶大富士川に自筆本 漢籍序跋を抄録【補】
多紀元胤 柳沜日鈔四冊【雑記・医学】慶大富士川に自筆本 漢籍より医薬博物記事を抄録【補】
多紀元胤 柳沜文藁(柳沜文稿)三巻二冊【医学】国会白井(巻上・下二冊、小島宝素旧蔵)ほか蔵
一八二七 文政一〇 十月三日没(一七五五 宝暦五生)尾崎雅嘉(字は有魚、号は蘿月 大坂の国学書誌学者) 橐駝渉覧一冊【動物】大阪府に手稿本
尾崎雅嘉 病名博採七巻七冊【医学】京大富士川蔵
一八二七 文政一〇 十月八日没(一七四八 寛延元生)畑鶴山(名は維竜、字は士潜 京の儒医) 杏林夜話二巻【医学】本朝医家著述目録による
畑鶴山 金匱要略注二冊【医学】本朝医家著述目録による
畑鶴山 中興紀事五巻【医学】本朝医家著述目録による
一八二七 文政一〇没(一七八五 天明五生)森海庵(名は明、字は誠卿 水戸藩医) 医神宝【医学】近世漢学者著述目録大成による
森海庵 叡麓医説【医学】近世漢学者著述目録大成による
森海庵 素問觽【医学】近世漢学者著述目録大成による
森海庵 名方集【薬物】近世漢学者著述目録大成による
一八二七 文政一〇(一八一八 文政元より) 大窪昌章 〔昌章〕草木盆種記一冊【本草】大東急に自筆本、京大に昭和写本
一八二七 東
博に文政一〇写本 安原元良 医事問答一冊【医学】
一八二七 東北大狩野に文政一〇松久見鱗写本 井上道英編 南蛮一流/栗崎家伝二巻二冊【医学】
一八二七 慶
大富士川に文政一〇写本の複製 斯昆魯底児(Schrotter)述 斯滅隣具図 高良斎訳 耳眼詳説一冊【医学】内藤くすりにも
一八二七 大東急に文政一〇大窪昌章写本 八丈嶋捕魚品一十三種一冊【魚介】
一八二七 東京医大に文政一〇写本 賀川蘭斎 蘭斎先生外術辨及内術之辨一冊【医学】東大・岡山大にも
一八二七 文政一〇 百々綯 医粋約範書目一冊【医書目】京大に自筆本
一八二七 文政一〇 岡添彦四郎 岡副家伝方一冊【医学】九大蔵
一八二七 文政一〇 宇田川榕庵 昆虫通論一冊【動物】伊藤篤太郎に自筆稿本 ショメール蘭文百科全書昆虫篇の翻訳→一八三九厚生新編
一八二七 文政一〇 蘭雪 桜写真一帖【植物】村野蔵
蘭雪暮画 草木写真一冊【本草】杏雨蔵
一八二七 文政一〇 宮原良碩 シーボルト直伝方治療方写取同治療日誌二冊【医学】天理蔵
一八二七 文政一〇 寺尾顕融編 小野蘭山著 爾雅名物考一冊【本草・博物】国会・東北大狩野・杏雨ほか蔵【補】
寺尾顕融 傷寒論類証一冊【医学】国会・杏雨(同上写)蔵
一八二七 文政一〇 芳正久 生象修要三冊【医学】乾々蔵
一八二七 文政一〇 木内政章 草木形状録八冊【植物】旧彰考蔵
一八二七 文政一〇 読辨正二巻二冊【医学】九大蔵
一八二七 文政一〇 梅花名寄一冊【植物】国会白井蔵
一八二七 文政一〇 竹田某 〔竹田家方〕白雙紙一冊【医学】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八二七 文政一〇 テムミンキ著 伊藤圭介訳 プレパラチー略説一冊【動物】大東急に自筆本
一八二七 文政一〇 伊藤圭介(舜民)・大河内存真 本草会目録一冊【史料】大東急・村野・内藤くすり蔵 脩養堂本草会目録・生済堂本草会目録より成る
一八二七 文政一〇 山崎知雄 本草和名類字一冊【本草】東大に自筆本
一八二七 文政一〇 鹿持雅澄 万葉集品物解四巻目録一巻五冊【博物】宮書(自筆本、万葉集古義の内)ほか蔵
一八二七 文政一〇 岡研介識語 由児法児Ulhoorn, Hendrik著 田原文適模 縛帯書一帖【外科】早大に吉雄家本原書図版の写本【補】
一八二七 文政一〇 高野長英・岡研介抄訳 フーフェランド著 蘭説養生録三巻三冊【医学】乾々蔵 西医衛生書【補】
一八二七 文政一〇 佐藤中陵 和名鈔塞問一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八二七 文政一〇成 内藤広前(通称は浜次郎、号は賢木園 一七九一~一八六六 幕臣で国学者)編 輔仁本草見要一冊【本草】東大鶚軒に自筆本
一八二七 文政一〇成 一八八三 明治一六刊 狩谷望之(棭斎) 和名類聚抄箋注(箋注倭名類聚抄)一〇巻【辞典・博物】国会(このリンクは巻一、他は各自で)ほか蔵 和名抄研究の白眉、医学・本草の内容多し【補】
一八二七 文政一〇自序 穂積惟正著 橋本元厚等校 医経撥乱二巻【医学】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
穂積惟正 雑病知新一二冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
穂積惟正 刪正黄帝脈書四巻【医経】立立塾写本を中国医学科学院図書館蔵(倉公伝注釈・王冰素問序・素霊考・上経・下経の内容からなる)
【補】
穂積惟正 四診論要【医学】無窮神習蔵(脈経・適証方要・写形提要と合一冊)
穂積惟正 写形提要【医学】無窮神習蔵(四診論要・脈経・適証方要と合一冊)
穂積惟正 適証方要【医学】無窮神習蔵(脈経・四診論要・写形提要と合一冊)
一八二七 文政一〇自序 一八三八 天保九刊 多紀元堅 傷寒論述義五巻付一巻二冊【医学】一八四三・四四(城西大水田ほか蔵)・五一版と中国版も【補】
一八二七 文政一〇自序 畔田翠山 水族志一〇巻【魚介】明治一七堀田竜之助等活字本あり
一八二七 文政一〇自序 一八三四 天保五刊 荒木田嗣興 万葉品類鈔一三巻【博物】東洋岩崎(三冊)・東大(四冊)ほか蔵 現存本は巻七まで【補】
幸福嗣興(荒木田嗣興) 鱶鰭考一冊【飲食】神宮蔵
一八二七 文政一〇序 栗本丹洲 園生の錦【植物】国会に序のみ(輪池叢書外集一一)
一八二七 文政一〇題言 重敦先生口述 邨上文・藤英山筆記 経穴筆記一冊【鍼灸】刈谷蔵
一八二七 文政一〇序刊 大田晋斎著 村田嘉言画 按腹図解一冊【医学】九大ほか蔵
一八二七 文政一〇序刊 向田応斎 疾医談一冊【医学】京大富士川・東北大狩野・乾々蔵
向田応斎 医学楷梯一冊【医学】京大富士川に天保七(一八三六)写本
一八二七 文政一〇序刊 中川壺山 傷寒発微付論共二冊【医学】京大富士川(附論も)ほか蔵
一八二七 文政一〇序刊 船越錦海(敬祐、晋) 妙薬奇覧一冊【薬物】国会白井ほか蔵 一八四八・五二版も 家庭医療→一八五一同後編
一八二七 文政一〇刊 僧・霊応述 看病手引歌一冊【医学・教訓】内藤くすり蔵 仏教思想に基づく看病の功徳と実技【補】
一八二七 文政一〇刊 浅野陵 金匱要略章句一冊【医学】大阪府・千葉大・内藤くすりほか蔵
一八二七 文政一〇刊 傷寒瘟疫病家心得草一冊【医学】内藤くすり蔵 家庭医療【補】
一八二七 文政一〇刊 山本南溟 傷寒論要解四巻四冊【医学】新潟大佐野・内藤くすり・無窮神習蔵
一八二七 文政一〇刊 昆察蒲魯古著 高良斎訳 西医新書三冊付録一冊【医学】岡山大に付録一冊蔵
一八二七 文政一〇刊 劉卜子編 〔常用奇方〕俗家重宝集後編一冊【医学】国会白井ほか蔵 家庭医療書→一八二四〔常用奇方〕俗家重宝集一冊【補】
一八二七 文政一〇刊 池田霧渓 〔新鍥〕続痘科辨要三巻三冊【医学】国会(上・下巻二冊)ほか蔵 方選を付す
一八二七 文政一〇刊 池田霧渓 方選三巻一冊【医学】続痘科辨要の付
一八二七 文政一〇刊 大蔵永常編 〔絵入〕民家育草三巻三冊【養生・教訓】国会白井ほか蔵
一八二七 文政一〇刊 胎安斎蔵版 〔神遺方附/并大同類聚方用薬〕薬名便覧一冊【本草】京大富士川ほか蔵 万葉仮名を模したイロハ順和名下に漢名を列記→九九五丹波康頼の一八二三神遺方【補】
一八二七 文政一〇刊 舎人(清原重巨) 有毒草木図説二編二冊【本草】国会白井ほか蔵 一八三七版・明治版も【補】
一八二七 文政一〇以後 和田璞(東郭)・荻野元凱・野町少薀・誉田復頓 医案一冊【医案・史料】京大富士川蔵
一八二八 文政一一 八月九日没(一七五八 宝暦八生)川越衡山(名は正淑、字は君明・大亮、号は衡山 朝廷医) 稽症一冊【医学】京大富士川蔵
川越衡山 傷寒論(衡山先生傷寒論)【医学】内藤くすり・研医会図蔵
川越衡山 傷寒論記聞五冊【医学】東博・九大ほか蔵
衝山先醒 傷寒論聞文五冊【医学】杏雨蔵
川越衡山 傷寒論辨書二巻二冊【医学】東大蔵
一八二八 文政一一 八月十八日没(一七八七 天明七生)牧野貞幹(常陸笠間藩第四代主) 花木写生二冊【植物】国会・乾々(自筆)蔵
牧野貞幹画 写生遺編三冊【本草】国会蔵
牧野貞幹画 草花写生八冊【植物】国会に手稿本
牧野貞幹 琉球草木写生【植物】国会(一冊)・国会伊藤(二冊)蔵
一八二八 乾々に文政一一写本(成立は文化頃から) 難波立愿 困知編一冊【医学】
一八二八 杏雨に文政一一写本 多紀元簡校勘 多紀元胤・多紀元堅校録 聿修堂読書記一冊【医学】九大に嘉永二(一八四九)写本も
多紀元簡纂 多紀元胤校補 多紀元堅重訂 医方挈領一冊【薬物】台北故宮に小島尚質旧蔵写本【補】
一八二八 杏雨に文政一一写本 和田東郭 十四経記聞一巻一冊【鍼灸】【補】
一八二八 日文研宗田に文政一一合写本 〔竹中南峰ら〕 済美堂丸散方/春林軒膏法/膏法/済美堂膏法一冊【薬物】京大富士川にも(乳岩準附録を付す)
一八二八 慶大富士川に文政一一写本 痘疹小話一冊【医学】
一八二八 静嘉に文政一一写本 湊長安訳 内科備要二冊【医学】薬剤篇・令外科代内科療諸病要訣を付す蘭方書
一八二八 文政一一(一八二四 文政七から) 岩永藿斎 方論草稿一冊【医学】慶大富士川に自筆本
一八二八 文政一一(一八二七 文政一〇から) 平出延基編 普救堂叢書残編二冊【医学】乾々蔵→一八五四普救堂叢書【補】
一八二八 文政一一成 山田業広 蘭軒医話附録一冊【医学】慶大富士川に業広自筆本(伊沢蘭軒に師事中二一歳時の編)→一八三九蘭軒医話
一八二八 文政一一 爾瑟結(ルーセケ)著 青地林宗訳 医学集成一冊【医学】国書解題・本朝医家著述目録による 各種徴候による診断【補】
一八二八 文政一一 山田清沈編 一本堂遺稿一冊【医学】乾々蔵 香川修徳の遺稿集
一八二八 文政一一 子敬 因知編一冊【医学】乾々蔵
一八二八 文政一一 解体詳図一冊【医学】東北大狩野蔵
一八二八 文政一一 安部竜平 下問雑載一冊【本草】福岡県図(自筆)蔵 福岡藩主・黒田斉清とシーボルトの問答【補】
一八二八 文政一一 水谷豊文・石黒清庵・大河内存真 灌園余録一巻【本草】日本博物学年表による
一八二八 文政一一 長谷川宗円 煕春館質問雑記一冊【医学】乾々蔵(漫遊諸名家問記と合)
煕春館質問録一冊【医学】内藤くすり蔵
煕春園挨穴定則一冊【鍼灸】九大蔵
煕春園筆叢外【医学】九大蔵(巻二・三、二冊)
煕春園方函一冊【医学】内藤くすり蔵
煕春園薬録一冊【医学】九大蔵
一八二八 文政一一 岡村尚謙 桂園竹譜五巻付録一巻五冊【植物】国会白井ほか蔵
一八二八 文政一一 御医書之事集袋五冊六帖一六通【医学】岡山大池田蔵 慶応元(一八六五)にも
一八二八 文政一一 葛場先醒 口科大成全書/補遺一冊【医学】九大蔵→一八〇一〔稿本〕口科大成全書
一八二八 文政一一 宮負定雄 五穀果実並竹之男女考一冊【植物】山中進治作製目録等による
一八二八 文政一一刊 宮負定雄 草木撰種録一枚【本草】静岡県図葵ほか蔵
一八二八 文政一一 中川典義 支配頭分并御儒医記一冊【医学・記録】金沢市加越能蔵【補】
一八二八 文政一一 石坂宗哲再校 鍼経原始一巻【鍼灸】内藤くすり蔵【補】
一八二八 文政一一 宇田川榕庵訳 舎密加総論二冊【化学】杏雨に手稿本
一八二八 文政一一 宇田川榕庵 舎密雑集一冊【化学】乾々に自筆稿本
一八二八 文政一一 勝沢愿 女屍解試略次一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
勝沢愿 金匱方論存疑(金匱要略存疑)五巻六冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八二八 文政一一 羽生良容 診候方訳一冊【医学】岩瀬に二部
一八二八 文政一一 高良斎 西説眼科必読(泰西眼科必読)一冊【医学】研医会図・岡山大・内藤くすり蔵 J.A.Tittmann外科学教科書蘭訳本の
眼科部分を訳述 シーボルト説や良斎の治験も【補】
一八二八 文政一一 華岡青洲 青囊秘録瘍科万筌一冊【医学】徳島蔵
一八二八 文政一一 藍川慎 大同類聚方窃疑一冊【医学】乾々蔵
一八二八 文政一一 丹元鵬 治水余言一冊【医学】九大蔵
一八二八 文政一一 野村健翁 枇杷島互市産物考一冊【物産】日本博物学年表による
一八二八 文政一一 岩崎灌園 〔文政十一戊子年〕本草会出席簿一冊【本草】国会白井・村野蔵
一八二八 文政一一 末永知新 万安方医方類聚書抜一冊【薬物】杏雨(自筆)・楂{艸+考}蔵
一八二八 文政一一 殿村常久 みつくり(みずくり)一冊【本草】東大本居に自筆本
一八二八 文政一一 薬種調合控一冊【薬物】岩手蔵 伝五戸日野屋
一八二八 文政一一 菅間天山 霊枢血絡篇小解一冊【医学】乾々蔵
一八二八 文政一一 喜多村直寛 三余医草一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・乾々(自筆、二冊)蔵
一八二八 文政一一序跋刊 酔白道人(喜多村直寛) 医噱八巻二冊【医学】内藤くすり蔵(巻六・七存) 写本は京大富士川ほか蔵
一八二八 文政一一序刊 喜多村直寛 多疾彙箋三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 木活字版【補】
一八二八 文政一一稿 伊沢蘭軒著 森立之編 傷寒論輯義筆記一冊【医学】静嘉蔵【補】
一八二八 文政一一稿(一部刊) 羽田野敬雄 婦人懐妊産後心得之事(婦人産前産後心得ぐさ)一冊【医学】豊橋蔵 婦人産前産後心得ぐさ・烏丸殿姫君へ教
訓之御文・麦飯功能書・疱瘡養生記からなる
一八二八 文政一一自序 浅井貞庵 浅井塾則一冊【医学・教育】京大富士川蔵
一八二八 文政一一自序 喜多村直寛 栲窓医考一冊【医学・辞典】京大富士川に天保一二(一八四一)写本 疾病の類別毎に幾種の病機がある古籍記載を整理【補】
一八二八 文政一一自序 一八三〇 文政一三 多紀元堅序・大道寺公保跋 北村直英(玄貞) 傷寒論答問七巻四冊【医学】九大蔵(第一冊・二冊・三冊・四冊) 大道寺公保・北村直英ともに多紀元堅門下【補】
大道寺公保編 学医叢稿七巻一冊【医学】京大富士川蔵
大道寺公保 和方選一冊【医学】国会白井蔵 本朝方を集成【補】
一八二八 文政一一自序 一八三〇~四四・一八八四刊 岩崎灌園 本草図譜九六巻(欠巻一~四)【本草】国会ほか蔵 版本は一八三〇に巻五~八、一八四二に巻五~一〇のみで、一八八四版は巻五~八の石印本 他巻
は幕府献上本、配布本とも写本【補】
一八二八 文政一一跋 一八二九 同一二刊 ツュンベリー著 伊藤圭介訳 泰西本草名疏二巻付録二巻三冊【本草】国会白井ほか蔵 一八六三修刻版も【補】
一八二八 文政一一奥書 殿村常久 橘柑考一冊【本草】大東急(文政一一写)・竹柏(天保五写)・無窮神習ほか蔵
一八二八 文政一一自序刊 宇津木昆台 風寒熱病方(風寒熱病方経緯篇)二編二冊【医学】九大・杏雨ほか蔵 明治一六(一八八三)版も→一八三〇刻風寒熱
病方序 一八四一古訓医伝
一八二八 文政一一序刊 山木眉山編 海内医林伝(本朝方今医林伝)三巻一冊【医学・伝記】国会・京大富士川ほか蔵 一八四三序版も【補】
一八二八 文政一一序刊 小松藩社倉 救荒本草抜萃一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八二八 文政一一序刊 大蔵永常著 有坂(葛飾)北馬画 製葛録一冊【本草・工業】京大・東北大狩野ほか蔵 一八二九・三〇(国会白井ほか蔵)・四〇・四六版も【補】
一八二八 文政一一刊 高充国訳 和蘭用薬略記一冊【薬物】九大・日文研宗田・杏雨ほか蔵
一八二八 文政一一刊 常山耋童 戒鹹録一冊【医学】杏雨蔵
一八二八 文政一一刊 山田文静(松斎) 経典穀名考二巻附二巻三冊【農業】国会白井ほか蔵 農政全書穀部を付す
一八二八 文政一一刊 石坂宗哲 骨経一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
一八二八 文政一一刊 石坂宗哲 灸古義二巻一冊【鍼灸】富山市図山田孝雄蔵【補】
一八二八 文政一一刊 望竿斎道人(石坂宗哲) 人身惣名一帖【医学】富山市図・竹田図由学館蔵 折本
一八二八 文政一一刊 藤林普山 西医方選一〇巻【医学】早大ほか蔵 一八二九版も
一八二八 文政一一刊 皆川長善 仙伝摩擦養生訓一冊【医学】香川大・杏雨・内藤くすり蔵
一八二八 文政一一頃 青地林宗(盈) 泰西医家書目三巻【医書目】本朝医家著述目録による【補】
一八二八 文政一一以降 茶碗薬寄一冊【薬物】長崎蔵 永見文書
一八二九 文政一二 二月二十二日没(一七七〇 明和七生)浅井貞庵(名は正封、字は尭甫、号は貞庵、尾張藩医) 〔貞菴先生〕方考筆記一冊【医学】九大
蔵
浅井貞菴物品識名一冊【医学】乾々蔵
浅井貞庵 医学録一〇冊【医学】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
浅井貞庵 医家千字文一冊【医学】皇漢医籍書目による
浅井貞庵 医経発端辨一〇冊【医学】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
浅井貞庵 医書雑記五〇冊【医学】本朝医家著述目録による
浅井貞庵 医書筆記五〇冊【医学】本朝医家著述目録等による
浅井貞庵答 一庵著 一庵摘句答辞【医学】岡山大蔵
浅井貞庵 古之人一冊【医学】本朝医家著述目録・近世漢学者著述目録大成による
浅井貞庵 医門小学二冊【医学】近世漢学者著述目録大成等による
浅井貞庵 〔貞庵先生纂〕以呂波本草(色葉本草)一冊【本草】乾々・村野蔵
浅井貞庵 引経次第一冊【医学】東大鶚軒蔵 天保二(一八三一)奥書あり
浅井貞庵 課試問答一冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
浅井貞庵 気穴所在一冊【鍼灸】乾々蔵
浅井貞庵 救急経験方伊呂波引一冊【医学】東大鶚軒・日大富士川蔵
浅井貞庵口授 金匱要略国字解一冊【医学】内藤くすり蔵
浅井貞庵 経絡名二冊【鍼灸】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
浅井貞庵 孔穴名二冊【鍼灸】本朝医家著述目録による
浅井貞庵 周礼医師部講義一冊【漢学・医史】近世漢学者著述目録大成・本朝医家著述目録による
浅井貞庵 傷寒口訣三冊【医学】乾々蔵
浅井貞庵 傷寒論講義【医学】東大鶚軒に巻一のみ一冊
浅井貞庵編? 順抄伊呂波寄一冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井貞庵 精液名二冊【医学】本朝医家著述目録等による
浅井貞庵 静観堂初学条件一冊【医学】東大鶚軒・北野・北野天満宮蔵
浅井貞庵 臓腑名二巻【医学】本朝医家著述目録による
浅井貞庵 貞庵雑録三冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井貞庵 貞庵随筆一〇〇冊【医学】近世漢学者目録大成等による
浅井貞庵 物産志三冊【博物】近世漢学者著述目録大成等による
浅井貞庵 方彙発端辨一〇巻【薬物】本朝医家著述目録等による
浅井貞庵 本朝名医伝略三〇巻【医史・伝記】本朝医家著述目録による
浅井貞庵 本朝千家方続編共三五〇〇冊【医学】本朝医家著述目録・近世漢学者著述目録大成による
浅井貞庵 千金方続余五〇〇巻【医学】本朝医家著述目録による 上掲書とも冊巻数は不可解【補】
浅井貞庵 脈鑑二冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井貞庵 霊枢窺一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八二九 文政一二 三月十七日没(一七七七 安永六生)伊沢蘭軒(名は信恬、号は蘭軒 備後福山藩医) 伊沢蘭軒先生遺稿一冊【医学】東大鶚軒蔵
伊沢蘭軒 医方干支一冊【医学】京大富士川蔵
伊沢蘭軒 栄木考一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
伊沢蘭軒 簡斎要方五巻五冊【医学】近世漢学者著述目録大成等による
伊沢蘭軒等 雑録一冊【医学】静嘉蔵
伊沢蘭軒 諸書雑攷一冊【医学】京大富士川に自筆本
伊沢蘭軒 諸書鈔録一冊【医学】京大富士川に自筆本
伊沢蘭軒 青囊括要【医学】本朝医家著述目録による
伊沢蘭軒 千金方標記/附翼方一冊【医学】京大富士川蔵
伊沢蘭軒 洗浴発汗一冊【医学】宮書蔵(池底叢書八九)
伊沢蘭軒 読外台秘要方一巻【医学】慶大富士川蔵
伊沢蘭軒 本朝医考補遺二冊【医学】京大富士川蔵【補】
伊沢蘭軒 蘭軒外台方標記一冊【医学】国会(手稿本)・研医会図蔵
伊沢蘭軒 蘭軒雑攷【医学】国会に手稿一冊、九大に自筆一冊、乾々に二冊、東京医歯大阿久津に自筆手稿一冊
伊沢蘭軒 蘭軒随筆(蘭軒先生随筆)一冊【随筆・医学】慶大富士川ほか蔵
伊沢蘭軒 蘭軒文草一冊【医学】慶大斯道蔵
蘭軒襍記一冊【医学】慶
大富士川蔵
蘭軒夜話【医学】慶大富士川蔵(他と合一冊)
一八二九 文政一二 四月十七日没(一七七二 安永元生)平井敬義 橘品考一冊【本草】家政学院大江蔵
平井敬義(荘李明) 古今類聚薬名考四巻四冊【薬物】国会伊藤に手稿本
平井敬義 品物図纂一冊【博物】岩瀬蔵
一八二九 文政一二 五月十三日没(一七五八 宝暦八生)松平定信(陸奥白河藩第三代藩主) 医論随筆一冊【医学】桑名松平家蔵
松平定信原図 狩野良信模写 〔浴恩園春秋園〕桜花譜一軸【植物】国会蔵
松平定信 楽亭妙薬集二六巻二七冊【薬物】京大富士川(巻二四のみ一冊)・桑名松平家蔵
一八二九 文政一二 六月九日没(一七七一 明和八生)近藤正斎(名は守重、通称は重蔵、号は正斎 幕臣)撰 石川大浪図 ツナカイ考一冊【動物】新村出
記念重山蔵
近藤正斎 鹿角図巻一巻【動物】近世漢学者著述目録大成による
近藤正斎著 石川大浪画 鹿角図譜三巻三冊【動物】内閣(稿本)ほか蔵
一八二九 文政一二 六月十二日没(一七八五 天明五生)大友吉言 眼目七十二症図【医学】国学者伝記集成による
一八二九 文政一二 七月十九日没(一七五四 宝暦四生)菅江真澄 ふみのはしたか一冊【動物】高見沢忠雄蔵
一八二九 文政一二 十月九日没(一七四七 延享四生)小野高潔(幕臣で国学者)編 本草綱目和名釈義(本草倭名釈義)五巻一冊【本草】国会・杏雨(同上
写)蔵
小野高潔編 御綱葉正図説一冊【植物】内閣・宮書・東博ほか蔵
一八二九 楂{艸+考}に文政一二写本 阿部櫟斎 〔櫟斎〕隠居放言(又新堂百品考)三冊【博物】東博・日比谷加賀ほかにも
一八二九 滋賀医大に文政一二写本 阿蘭陀療金瘡口訣一冊【医学】
一八二九 乾々に文政一二写本 中根訒斎(玄石) 経穴約説二巻二冊【鍼灸】
一八二九 京大富士川に文政一二写本 中川壺山 長沙微言二冊【医学】
一八二九 茨城県歴史に文政一二写本 大島員 病間雑話三冊【医学】
一八二九 東大に文政一二写本 高子澣編 名医秘受解八巻八冊【医学】病源微考・産科秘録・産術秘要・劣斎奥先生口訣・加川氏産術口伝記・回生鉤胞秘訣・
池田先生治痘記聞・丸散方を収む 京大富士川に存六巻本
一八二九 東大史料に文政一二写本(安政元・五も) 琉球産物見帳三冊【物産】
一八二九 文政一二 〔名古屋〕医師姓名録一冊【名鑑・医史料】乾々に稿本
一八二九 文政一二 中村信斎述 金子元良記 医譚/牽牛花の実一冊【医学】九大・東北大狩野蔵
一八二九 文政一二 〔見聞名方〕妙薬並名灸一冊【医学】慶大富士川蔵 家庭療法【補】
一八二九 文政一二 〔文政十二年於医学館〕産物会総目一冊【物産】杏雨蔵(谷口知住写)
一八二九 文政一二 文政己丑物産会目録一冊【物産史料】村野・千葉大蔵
一八二九 文政一二 坪井信道訳 製煉発蒙九巻【薬物】阪大適塾記念セほか蔵 西薬書【補】
製煉発蒙目録一冊【薬物】黒羽町作新館蔵
一八二九 文政一二 坂本浩然 草木写占底稿一冊【本草】東大に自筆本
一八二九 文政一二 坂本浩然 日光奥羽草木図占底稿一冊【植物】東大に自筆本
一八二九 文政一二以降 坂本浩然 信州草木写真底稿一冊【本草】東大に自筆本
一八二九 文政一二 黒田楽善(斉清)? 驢説一巻【動物】本草書目による
一八二九 文政一二自序 小石元瑞(檉園) 究理堂備用方府(究理堂方府)三編三冊【薬物】日文研宗田・研医会図・杏雨ほか蔵 主に西薬方を作用別で分類
して薬味・調剤法を列記【補】
一八二九 文政一二自序 柘植常煕(葛城)編 小石元瑞閲 究理堂備用製薬帳秘三編一冊【薬物】九大・東大鶚軒ほか蔵 西薬の製造法で究理堂備用方府の附
録に該当【補】
一八二九 文政一二自序 一八三一 天保二刊(正編四巻) 一八三七 同八刊(後編二巻・続二巻) 本庄普一著 小山玄敬・梶井元鴻校 眼科錦囊合六冊
【医学】国
会ほか蔵 漢蘭折衷【補】
一八二九 文政一二自序 奈須恒徳 薬方抄一冊【薬物】慶大富士川に自筆本 諸症に有用な妙薬方を大同類聚方残本以来の和書から集成した稿本【補】
一八二九 文政一二小引 小林順堂? 淵々斎方函一冊【医学】内藤くすり・九大ほか蔵→一八四五版同名書【補】
一八二九 文政一二序 一八五三 嘉永六刊 有持桂里述 八谷文恭記 〔校正〕方輿輗一五巻【医学】函館中央図ほか蔵
有持桂里述 八谷文恭記 方輿別集(方輿輗別集)一冊【医学】〔校正〕方輿輗の付で巻一五
一八二九 内藤くすりに文政一二写本 有持桂里 方輿一冊【医学】
有持桂里 方輿記聞一冊【医学】内藤くすり蔵
一八二九 文政一二序 一八三〇 同一三刊 阿部櫟斎・岡田清福 聯珠詩格名物図考二巻二冊【博物】国会白井ほか蔵 草部二巻のみ【補】
一八二九 文政一二跋刊 蘆野東山(蘆徳林) 医経千文一冊【医学・教育】京大富士川・家政学院大・宮城県図蔵 江蘆徳林の著に医経千文詳解二冊あり
一八二九 文政一二跋刊 設楽貞丈 蒲桃図説一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八二九 文政一二刊 臨池庵清潔正義著 波多野房清校 〔作益撰種〕衣裏珍玉一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八二九 文政一二刊 平野知両(君明) 傷寒論私考一冊【医学】千葉大・茨城県歴史・無窮神習ほか蔵
一八二九 文政一二刊 玉野宋乙 全身釈名一冊【医学】九大・東北大狩野・竹清蔵
一八二九 文政一二刊 水野忠敬著 関根雲停等画 草木錦葉集(緒巻一巻・前編三巻・後編三巻)七冊(八冊本も)【本草】国会白井ほか蔵 明治一三(一八八〇)版も
一八二九 文政一二? 岩崎灌園 大和木経一冊【本草】杏雨に明治写本
一八三〇 文政一二 十二月十九日没(一七五九 宝暦九生)神波船樹 薬名韻輯一五冊【薬物】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八三〇 文政一三 四月十九日没(一七六〇 宝暦一〇生)渋江長伯(名は虬、字は潜夫、別号に西園 幕医で本草家) 煙草譜二冊【本草】国会白井蔵
渋江長伯 熊胆考一冊【薬物】東大蔵
渋江長伯 西園魚譜一冊【魚介】本草書目による
渋江長伯 西園雑抄二冊【医学】乾々に自筆本
渋江長伯 西園蓮譜五巻一冊【植物】国会白井に明治写本
渋江長伯 西園蕈譜一冊【植物】国会白井蔵
渋江長伯 腊葉帖三五帖【本草】江戸時代の科学による
渋江長伯 瑇瑁考一冊【動物】東博蔵
渋江長伯 本草発解一冊【本草】国会白井蔵
渋江長伯甲駿豆相採薬図一冊【本草】国会白井蔵
一八三〇 文政一三 七月十七日没(一七七九 安永八生)殿村常久(伊勢松坂の商人で国学・本草家) 和名抄草木考一冊【植物】東大本居蔵
一八三〇 文政一三 七月二十一日没(一七九八 寛政一〇生)藤田百城(名は積靖、字は好直、通称は佐五郎 摂津兵庫の町医) 先医事蹟録一冊【医史】慶大富士川蔵
一八三〇 文政一三没(一七九二 寛政四生)永富多魚集訂 永富独嘯庵著 葆光秘録一冊【医学・随筆】杏雨に多魚自筆稿本【補】
一八三〇 内藤くすりに文政一三平出修輔(延齢)写本 味岡先生腹診腎間動気家伝一冊【医学】
一八三〇 慶
大富士川に文政一三写本 険証百問一冊【医学】
一八三〇 慈恵医大に文政一三写り 荻元良 済世救民【医学】巻一・八存
一八三〇 杏雨に文政一三写本 田中彰徳 傷寒論删定二冊【医学】
一八三〇 慶
大富士川に文政一三写本 太陽病篇一冊【医学】
一八三〇 京大富士川に文政一三写本 永允周楨 治療捷径二冊【医学】
一八三〇 東
博に文政一三安行椿斎写本 類証口受・付腹候図一冊【医学】
一八三〇 慶
大富士川に文政一三写本 和田泰純門人記録一冊【医学】
一八三〇 文政一三増補 柏木喜康著 柏木喜康・柏木富潤補 草木名鑑七巻七冊【植物】東博に稿本、名大に嘉永七(一八五四)写本六冊(巻三欠)
一八三〇 文政一三 小村英庵 英庵鉱泉考(後越薬泉)一冊【医学】乾々に自筆本
一八三〇 文政一三 浅野梅堂 陔余曳筆一帖【動物】日比谷加賀に自筆本
一八三〇 文政一三 関白集一冊【薬物】京大・杏雨蔵
一八三〇 文政一三 啓蒙名疏補遺一冊【本草】国会白井蔵 和名イロハ順で配列【補】
一八三〇 文政一三 岡沢高晴 西説内景略図一冊【医学】乾々蔵
一八三〇 文政一三 中村元恒(中倧) 月夜はなし一冊【医学】乾々蔵
一八三〇 文政一三 長谷川延年画 百品紅葉図一冊【植物】杏雨蔵
一八三〇 文政一三 武蔵石寿画 風鳥喑呼類一軸【動物】内閣に自筆稿本
一八三〇 文政一三 小山良民 本草綱目啓蒙図絵二巻二冊【本草】杏雨に稿本(草木部)
一八三〇 文政一三 馬島眼療之図一冊【医学】九大蔵
一八三〇 文政一三 今井碌等 蘭峡先生大和本草講義(大和本草記聞)二巻一冊【本草】杏雨蔵
一八三〇 文政一三自序 淵修礼 温泉一得抄一冊【医学】東大本居・岩瀬・乾々蔵
淵修礼 南海奇賞鯨之記【動物】近世漢学者著述目録大成による
一八三〇 文政一三自序 一八三七 天保八刊 浅尾種雄 新撰胡椒考(胡椒一味重宝記)一冊【本草】国会白井ほか蔵 胡椒経験方を付す 嘉永七(一八五四)版も【補】
刊本 胡椒経験方【医学】新撰胡椒考の付
一八三〇 文政一三自序 岡研介 生機論一冊【医学】学士院・乾々(三部)・天理(自筆)蔵 西医生理書【補】
一八三〇 文政一三自序・自跋 一八三一 天保二刊 岡敬安 医要略説三冊【医学】京大富士川・慶大富士川ほか蔵
一八三〇 文政一三自序 一八三二 天保三刊 高村幹斎(貞) 扁鵲志志二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵 医談・医話の書で扁鵲伝とは無関係【補】
一八三〇 文政一三金子励卿序 一八三二 天保三長野確序刊 石井磯岳 医談三巻三冊【医学】京大富士川・慶大富士川・研医会図ほか蔵
一八三〇 文政一三序 杉田立卿訳 菊池質編 〔遠西〕整骨規範一冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八三〇 文政一三跋 藍川慎 外台秘要方藍川標記一冊【医学】京大富士川に森立之抄録本【補】
一八三〇 文政一三跋 馬淵嵐山 傷寒論文訣一冊【医学】国会(斎子学叢書一二〇)・乾々・内藤くすり蔵
一八三〇 文政一三跋 藁科玄隆 本草考彙五〇巻【本草】国会蔵(巻一五欠二三冊)
一八三〇 文政一三自序刊 石北溟(馬場北溟) 金匱正辨一冊【医学】乾々蔵 慶大富士川に写本【補】
一八三〇 文政一三自序木活刊 岡田静安(華陽) 傷寒論韻語図解三巻六冊【医学】宮書蔵【補】
一八三〇 文政一三序刊 加古角洲 奇正方一冊【医学】京大富士川・九大・杏雨ほか蔵 天保三(一八三一)版も
加古角洲 医学鉄焫【医学】大阪名家著述目録による
加古角洲 傷寒論偽集【医学】大阪名家著述目録による
加古角洲 方法体用傷寒論系伝【医学】大阪名家著述目録による
一八三〇 文政一三序刊 島津重豪編 曾槃(占春)校 鳥名便覧一冊【動物】国会伊藤ほか蔵
一八三〇 文政一三序刊 賀屋澹園(敬) 〔重訂〕河豚談一冊【本草】国会白井ほか蔵 一八三六版も
一八三〇 文政一三序刊 池田京水 痘科鍵私衡六冊【医学】国会ほか蔵
一八三〇 文政一三刊 池田瑞仙(独美)注 池田霧渓補 痘科鍵删正補注二巻六冊【医学】国会ほか蔵
一八三〇 文政一三刊 宇井謙庵 医療瑣談三巻三冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・内藤くすり蔵 杏雨に天保五(一八三四)版も
一八三〇 文政一三刊(一八二八 文政一一より) 宇田川榛斎(玄真)訳 宇田川榕庵校 〔新訂増補〕和蘭薬鏡一八巻一八冊【薬物】国会白井ほか蔵【補】→一八一八和蘭薬鏡
一八三〇 文政一三刊 殿村常久 千草の根さし(枕草子の草木)一冊【博物・考証】国会白井ほか蔵【補】
一八三〇 文政一三刊 池田清年 とりあげばゞ心得草(とりあげばば心得草、坐婆必研、坐婆心得草、産婆心得草)二巻一冊【医学】慶大富士川蔵 一八三
三・三四・江戸末(慶
大富士川に上巻存)版も→一八三一病家須知巻七・八にも収録【補】
一八三〇 文政一三序刊 石坂宗哲 人参詩一巻【本草】文政一三序和刻清・唐秉鈞 人参攷一冊の付 国文研蔵 東大図に天保六(一八三五)跋版も【補】
一八三〇 文政一三刊 木村豊平 黴家要領一冊【医学】国会・京大富士川蔵
一八三〇 文政一三刊 梅川夏北 猫瞳寛窄辨一冊【動物】東博・京大・研医会図ほか蔵
一八三〇 文政一三刊 奈須恒徳 本朝医談二編一冊【医学】国会ほか蔵→一八二二本朝医談
一八三〇 文政一三刊 木下梅庵編 本朝経験水腫方(本朝水腫方)一冊【医学】神宮・無窮神習蔵
木下梅庵 碧水堂医話一巻【医学】本朝医家著述目録による
木下梅庵 碧水堂提要二巻【医学】本朝医家著述目録による
木下梅庵 本草経験方攷一巻【本草】本朝医家著述目録による
木下梅庵 和方新集三〇巻【医学】本朝医家著述目録による
一八三〇 文政一三刊 百瀬養中 養生一家春一冊【医学】京大富士川・東大・千葉大ほか蔵 一八三八版も
一八三〇 文政一三? 竹内竹翁軒 医事大要一冊【医学】東大鶚軒蔵
文政年間 池田叔安(信邦?)問 多紀元堅・曾占春・小島宝素ら答 医療襍譚(医事四十四問)一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・杏雨ほ
か蔵【補】
文政年間 島本誠 眼科要訣一冊【医学】日大富士川蔵
文政年間 松平定信 経験方彙二一冊【医学】桑名松平家蔵
文政年間 曾占春 国史外品動植攷一冊【本草】内閣・大阪府・杏雨ほか蔵
文政年間 曾占春 国史艸木昆虫攷(昆虫艸木攷)一〇巻・序目一巻・付録一巻【本草・博物】国会白井ほか蔵 付録は国史外品動植攷
文政年間 畔田翠山 白山草木志(白山採薬記)二巻二冊【本草】国会伊藤(一冊)ほか蔵
文政年間 木内石亭著 高良斎訳 天狗爪石略記(こるとしぇっつおうべる いんべるしゅてぃんでたんど)一冊【博物】ベルリン日
本学会(高良斎自筆)・高建一(「天狗爪石稿」、高良斎自筆草稿、重美)蔵 一七七三などの雲根志を蘭文に抄訳
文政年間 木内政章 常陸物産誌二四巻【物産】国会伊藤(巻二〇鳥之部一冊)・旧彰考(八冊)蔵
文政年間 大窪昌章 物産ノ蘭名一冊【博物】大東急に自筆本
文政年間 岩崎灌園 本草図譜記一冊【本草史料】国会白井に手稿本 本草図譜の献上目録
文政年間 岩永藿斎(之房) 瘍科病名藪一冊【医学】慶大富士川に自筆本
文政年間序 中林清方編 中林舘撰用外治方叢【医学】京大富士川蔵(巻一・付録、一冊)
文政年間刊 岡田華陽 傷寒論発明録三冊【医学】宮書蔵
文政頃 古山豹 医学正穀一冊【医学】本朝医家著述目録による
文政頃 栗本丹洲 王余魚図彙(王魚図彙)一軸【魚介】国会蔵
文政頃 山厓洪 傷寒論字原一巻【医学】本朝医家著述目録による
山厓洪 傷寒論略解【医学】本朝医家著述目録による
文政頃 後藤松眠 動植物写生帖四冊【博物】開国文化史料大観による
井後千蔵(文化・文政頃の人) 種徳庵類聚方函三巻一冊【医学】九大蔵
下条敬義(文化・文政頃の人) 雑方分類一冊【医学】東大鶚軒・内藤くすり蔵
浅田信明(文政頃の人) 三科摘要【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
神戸習悦(文政頃の人) 征虫瑣言一冊【本草】静嘉蔵
林詢(文政頃の人) 内外療法書【医学】本朝医家著述目録による
宮崎興道(文政頃の人) 乳岩辨論一巻【医学】本朝医家著述目録等による
山口甫僊(文政頃の人)訳 諳氏外科施術大全一冊【医学】静嘉・東京医大蔵
池原雲山(文政中に没) 傷寒論大疏并衍義【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八三〇 千葉大に天保元写本 馬島円如 眼科折衷大全(眼科集要折衷大全)七巻二冊【医学】
一八三〇 天保元 権田直助 古方規【医学】埼玉名家著述目録による
一八三〇 天保元 福井春水 佐岐久佐【植物】日本博物学年表による
一八三〇 天保元 坂本浩然 百花鳥譜小補一冊【博物】東大に自筆本
一八三〇 天保元序 宇津木昆台 刻風寒熱病方序【医学】国会白井に傷寒雑病論集と合一冊→一八二八風寒熱病方
一八三〇 天保元序刊 岡田静安(華陽) 素問韻語図解二四巻一五冊【医学】東北大狩野・杏雨蔵
一八三〇 天保元自序刊 関口胤輯 大崎博文校 杉田立卿閲 和蘭外科要方(阿蘭陀外科要方)二巻付録一冊【医学】京大富士川・九大・研医会図ほか蔵 一
八三一・三二版も
一八三一 天保二 二月二十二日没(一七四九 寛延二生)佐和莘斎(華谷) 局方略【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八三一 天保二 五月十四日没(一七九一 寛政三生)松川鶴麿(京の町医) 日本古代医方二巻【医学】日本医学史による
一八三一 天保二 五月二十一日没(一七八五 天明五生)吉雄権之助(名は永保・尚貞、号は如淵 オランダ通詞)訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン撰
外科新書八巻二冊【医学】早大蔵
吉雄権之助訳 ゴルテル著 外科精要一〇巻六冊【医学】京大富士川・九大・乾々ほか蔵
吉雄権之助訳 救溺論【医学】内藤くすり蔵(合綴の内)
吉雄永保(如淵)訳 布歛己外科書三編五巻【医学】慶大富士川ほか蔵
一八三一 天保二 七月五日没(一七六五 明和二生)山田大円(名は久重、字は士遠、号は謙斎 近江膳所藩医) 眼科提要三巻【医学】京大富士川・千葉
大・研医会図ほか蔵
一八三一 天保二 八月二十九日没(一七六二 宝暦一二生)北野秋芳(鞠塢・菊塢 江戸の骨董商・本草家) 刊本 群芳暦(群芳暦草木目録、群芳暦目録)
一冊【本草】国
会白井ほか蔵
菊塢 春秋七草考二巻【本草】国学者伝記集成による
菊塢 草木花品【本草】国学者伝記集成による
刊本 梅屋鞠塢(菊塢) 梅屋花品一冊【本草】国会白井蔵
菊塢 万葉集草木考【植物】国学者伝記集成による
一八三一 乾々に天保二写本 〔ゑ入/くひあはせきんもつ品々なづくし〕医者袖鑑一冊【医学】
一八三一 慶
大富士川に天保二写本 〔東洞館〕丸散丹円方彙一冊【薬物】
東洞先生丸散丹円方彙【薬物】日文研宗田蔵(養寿院丸散方と合写)
一八三一 内閣に天保二杜柳泉写本 佐渡島採薬譜三冊【本草】
一八三一 東博に天保二写本 水虎図説一冊【動物】杏雨に弘化三(一八四六)写本も
一八三一 杏雨に天保二山川正宣写本 松浦道輔 大同類聚方考異一冊【医学】
一八三一 内藤くすりに天保二写本 春林軒方筌(春林軒瘍科方筌)一冊【医学】九大に安政四(一八五七)写本も【補】
華岡青洲 瘍科方筌一冊【医学】東博に天保一二(一八四一)写二巻一冊本ほか
一八三一 東京医大に天保二写本 瘍科瑣言方藪一冊【医学】
瘍科瑣言薬方一冊【薬物】
華岡青洲 瘍科鎖言一冊【医学】東博ほか蔵
華岡青洲 瘍科鎖言校考(校定瘍科鎖言)【医学】京大富士川蔵(医案啓蒙・眼目一流之事・巻木綿図附縫法と合一冊)
華岡青洲 花岡流金瘡瑣言一冊【医学】京大富士川蔵
一八三一 天保二 〔辛卯〕躋寿館薬品会目次二巻二冊【薬物】鹿児島大玉里蔵
躋寿館葯品会略目一冊【薬物】早大蔵
一八三一 京
大富士川に天保二写本 寺西家伝秘灸(秘灸伝法)一巻一冊【鍼灸】
一八三一 天保二 艸木鑑六冊【植物】研医会図蔵 植物を紙片に貼り、一五~一六葉を一冊に綴り植物の名称等を記入するが詳説なし
一八三一 天保二 山本錫夫 高階・内藤朱蕉園薬品会目録(高階薬品目録附内藤薬品会目録)二冊【史料】村野・千葉大蔵 嘉永六(一八五三)にも
一八三一 天保二 池田京水 痘書筆録三冊【医学】慶大富士川蔵
一八三一 天保二序刊 池田京水 秘伝痘科四綱図略一冊【医学】京大富士川(護痘要法と合綴)・乾々蔵
一八三一 天保二渋江抽斎跋刊 池田京水 護痘要法一冊【医学】国会・京大富士川(秘伝痘科四綱図略と合綴)蔵
一八三一 天保二 本庄普一 萍跡叢話一冊【医学】乾々蔵
一八三一 天保二 贏斎 方極紀聞一冊【医学】九大蔵
一八三一 天保二 中林清方 本草写生目録一冊【本草史料】国会に手稿本
一八三一 天保二 武井周朔 魚譜二巻【魚介】日本博物学年表による
一八三一 天保二刊 武井周朔 魚鑑二冊【動物】国会伊藤ほか蔵
武井周朔 菜鑑【医学】本朝医家著述目録による
武井周朔 鳥鑑一軸【動物】本朝医家著述目録等による
武井周朔 藻鑑【本草】本朝医家著述目録による
一八三一 天保二成 藍川慎 査苞本朝医伝一冊【医史】無窮神習蔵【補】
一八三一 天保二自序 一八三四 同五自跋刊 岡田静安(号は華陽、俗名は静安) 難経韵語図解(難経韻語図解)二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八三一 天保二序 尾台榕堂 橘黄医談二巻【医学】米国立医図・慶大富士川・阪大ほか蔵
一八三一 天保二序 一八六一 文久元刊 斎藤拙堂 〔増補〕救荒事宜一冊【災異】国文研ほか蔵 一八六二・六六版も
一八三一 天保二序 一八三二 同三刊 原南洋 〔叢桂亭〕古方漫筆二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八三一 天保二序 一八三四 同五跋刊 葦原検校(英俊) 鍼道発秘一巻一冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵
一八三一 天保二序 大槻玄幹 蘭畹摘芳四編各一〇巻付録二巻【医学・随筆】内閣・東博ほか蔵→一七九二同初編 一八一七(一八一九も)版(国会白井ほか蔵)は初編の抄出
一八三一 天保二年易水処士序 源善述撰定 新撰鱗翼鈔六巻六冊【本草】阪大蔵
源善 大和本草鱗翼抄【本草】京大富士川蔵(薬徴口授と合一冊)
源善 傷寒過半鈔一冊【医学】京大富士川蔵
一八三一 天保二凡例 一八三二~一八三五 同三~六刊 平野元良 病家須知(病家意得草・ことふき草)八巻八冊【医学】内閣ほか蔵 家庭医療全書 巻一~四病家須知 巻五~六病家須知後篇 巻七~八坐婆必研(池田清年著 とり
あげばば心得草)【補】
一八三一 天保二自序刊 足立長雋(無涯)訳 医方研幾【医学】静嘉・京大富士川・日文研宗田ほか蔵 天保一一(一八四〇)版も
一八三一 天保二自序刊 船越錦海(敬祐) 黴瘡瑣談一冊【医学】東京医歯大阿久津・内藤くすり蔵→一八四三黴瘡茶談【補】
一八三一 天保二序刊 坪井信道 遠西二十四方【医学】日文研宗田蔵 写本は京大富士川ほか蔵
一八三一 天保二序刊 金子杏庵 産科撮要一冊【医学】九大・京大・早大ほか蔵
一八三一 天保二序刊 沼埜玄昌 〔田子〕産則全書一冊【医学】京大富士川・東大・千葉大蔵
一八三一 天保二序刊 坂本浩然 百卉存真図(日本百花写真図)一冊【植物】国会・東大・杏雨ほか蔵
一八三一 天保二刊 赤松隠居 医道小話一冊【医学】乾々蔵
一八三一 天保二刊 大野屋義平記 加州山代/温泉要訓一冊【医学】石川県歴博・初瀬川文庫蔵
一八三一 天保二刊 京都買物独案内(商人買物独案内)一冊【商業・薬広告】バークレー三井ほか蔵 家伝薬調合所の広告多し【補】
一八三一 天保二刊 岡敬安 憲治烏喿二巻二冊【医学】国会・京大富士川・研医会図ほか蔵
一八三一 天保二刊 岡敬安 温疫論闕疑略説一冊【医学】京大富士川蔵 一八三〇医要略説の付
一八三一 天保二刊 岡敬安 傷寒論闕疑略説/附議註【医学】一八三〇医要略説の付
岡敬安 憲治要言一五巻【医学】本朝医家著述目録による
岡敬安 薬功親験二巻【薬物】大阪名家著述目録による
一八三一 天保二刊 梯南洋 隧穴啓蒙一帖【鍼灸】滋賀医大河村ほか蔵 安政再校版も【補】
一八三一 天保二刊 中茎謙(暘谷) 切脈一葦三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八三一 天保二刊 丹波頼理輯 山澄静安(延年)校 〔校訂〕本草薬名備考和訓鈔七巻七冊【本草】国会伊藤ほか蔵 一八〇六版の修訂【補】
一八三一 天保二刊 三浦蘭阪(義徳) 名物摭古小識六巻六冊【博物】九大文化蔵 一八三二・三四版も
一八三二 天保二 十二月四日没(一七七四 安永三生)谷川竜山(名は順、字は祐信 大坂の町医で易学者) 医易本義【医学】大阪名家著述目録・近世漢学
者著述目録大成による
一八三二 天保三没(一七五五 宝暦五生)小田幾五郎訳 東医宝鑑湯液篇諺字和解一冊【医学】杏雨に写本 小田幾五郎は対馬の大通詞【補】
一八三二 天保三没(一七六三 宝暦一三生)河野通泰 狂犬考拠一冊【医学】乾々蔵(二部)
一八三二 天保三没(一七七五 安永四生)中井潤訳 升汞丹製法秘訣一冊【薬物】京大・東京医大・研医会図(升汞丹用法)ほか蔵
一八三二 天保三 八月一八日没(一七八一 天明元生)渡辺昶(字は奎輔、号は蘅園 近江膳所藩医) 皇和医史一冊【医史】慶大富士川蔵
渡辺昶 忠軒医話【医学】京大富士川蔵(日本医史及備考の付)
渡辺昶 日本医史【医史】岩瀬(自筆稿本六冊)・京大富士川(明治写四冊)蔵
渡辺昶 淡海魚譜二冊【魚介】国会(小島宝素写一冊)・国文研祭魚洞蔵
一八三二 天保三没(一七六四 明和元生)吉田愚谷(名は尚典、字は子新、別号は仁菴 水戸藩士で儒医) 仁菴脈訣三巻【医学】近世漢学者著述目録大成等
による
一八三二 東北大狩野に天保三吉田禎写本 傷寒方一冊【医学】
吉田禎 活民法五冊【医学】京大富士川蔵
吉田禎 傷寒論読本三冊【医学】乾々蔵(二部)
吉田禎 増補医史一〇巻【医史】本朝医家著述目録による
吉田禎 平産方一巻【医学】本朝医家著述目録による
吉田禎 薬談四巻【薬物】本朝医家著述目録による
吉田禎 要薬粗評四冊【薬物】本朝医家著述目録による
一八三二 東博に天保三写本 蘇川逸人 朝顔集図一冊【本草】
一八三二 内藤くすりに天保三写本 高良斎訳 医薬誤用論一冊【薬物】
一八三二 宮書に天保三写本 鹿持雅澄 花彙鈔写一冊【本草】
一八三二 岩瀬に天保三写本 山本錫夫 山陰四州採薬記一冊【本草】杏雨にも同写本
一八三二 東博に天保三写本 草花合一軸【植物】
一八三二 金沢市加越能に天保三写本 国産抄一冊【物産】
一八三二 杏雨に天保三写本 診余随筆一冊【医学】
一八三二 岐阜に天保三写本 小栗甫心 〔家伝〕小児痘疹法一冊【医学】
一八三二 金沢市稼堂に天保三写本 班石軒主人 草木手引の綱一冊【本草】
一八三二 旧三井本居に天保三写本 田中大秀 御衣ささい追考一冊【動物】東大国文本居にも
一八三二 千葉大に天保三奈良養斎写本 黴瘡経験方一冊【医学】→一八六〇・六八(江戸末期)の同名書【補】
一八三二 京大富士川に天保三写本 山田寧 山田氏口中方【医学】転翁医譚・松浦問答と合一冊
一八三二 天保三(一八二七 文政一〇より) 産物江戸方御用留四冊【物産】金沢市加越能蔵
一八三二 天保三 杉原静高 (あほうどり)信天翁之記一冊【動物】学習院蔵(筆叢の内)
一八三二 天保三 和蘭流膏薬煉法(和蘭膏薬方)一冊【薬物】乾々蔵
一八三二 天保三 尾張医学館薬品会物品録一冊【史料】村野蔵(伊藤圭介の薬品会目録を付す) 一八三三にも
一八三二 天保三 伊藤圭介 薬品会目録一冊【史料】大東急(天保三大窪昌章写)・村野蔵
一八三二 天保三 尾州薬品会目録一冊【史料】岩瀬・乾々・千葉大ほか蔵
一八三二 天保三 海獣譜一冊【動物】無窮神習蔵
一八三二 天保三 (カスパル)賀須波留秘方并諸家方一冊【薬物】成田蔵
一八三二 天保三 リース‐リチャード著 高野長英訳 青地林宗校 居家備用【医学】京大(一四冊)・東大(四冊)ほか蔵 蘭方による治法書【補】
一八三二 天保三 中島甫 研幾二冊【医学】乾々蔵
一八三二 道光一二(天保三) 渡嘉敷通寛(琉球王御医者) 御膳本草一冊【本草】沖縄県博物館吉浜家文書・千葉大蔵 人参三七並固体長寿丹功能【補】
渡嘉敷通寛 疱瘡伝【医学】沖縄県博物館上江洲家文書蔵【補】
渡嘉敷通寛 麻疹伝【医学】沖縄県博物館上江洲家文書蔵【補】
一八三二 天保三 羽生良煕 済生館創建表一冊【医学・教育】乾々に稿本
済生館方函(済世館方函)【医学】京大富士川に星野医譚と合一冊
一八三二 天保三 産物御用書留一冊【物産】岩手蔵 江戸向海産物取扱定目・閉伊郡津軽石村盛合文書
一八三二 天保三 西門蘭渓編 三世随筆一冊【博物】杏雨・楂{艸+考}蔵 魚譜(小野蘭山)・花彙(島田充房・小野蘭山)・東夷物産志(渋江長伯)
一八三二 天保三 杉田立卿 手術纂要一巻 【医学】日本医学史による
一八三二 天保三 平出延齢 静観堂方考并薬性辨疑一冊【医学】杏雨(自筆、貞菴先生霎雨話を付す)・楂{艸+考}・内藤くすりほか蔵
一八三二 天保三 飯沼慾斎 草木図説後編一〇巻冊【本草】国会白井ほか蔵(未刊の木部)→一八五六・六一・六二・七五版の草木図説【補】
一八三二 天保三 小林又玄訳 丹桂籍/巻之二訳文一冊【医学】慶大幸田蔵
一八三二 天保三 奥道逸(劣斎) 天保三年壬辰之夏五月物産会目録一冊【物産史料】大東急に天保三須山道益写本
一八三二 天保三 青地宗重 内科囊記一巻【医学】日本医学史による
一八三二 天保三 小石元瑞 梅毒秘説一巻【医学】日本医学史等による
一八三二 天保三 小島尚質 重輯新修本草三~一一・一三・一四・一六巻五冊【本草】漢籍亡佚部分の輯佚 台北故宮蔵【補】
一八三二 天保三 喜多村直寛抄編 多紀元胤・多紀元堅注 金匱要略方論二劉合註二冊【医学】早大・内藤くすり蔵【補】
一八三二 天保三成 宇田川榕庵 舎密試薬篇一冊【化学】乾々に自筆稿本
一八三二 天保三成 小関三英訳 工私貎爾觚著 泰西内科集成(内科集成、西説内科集成)三八巻薬剤編二巻【医学】国会・京大富士川・酒田市図ほか蔵 独G. W. C. Consbruchの内科書蘭訳本Geneeskundig
Handboek voor Praktische Artsten(一八二四~二七)による 巻六まで米沢で近世木活版【補】
小関三英訳 コンスブルック著 西洋内科大成二一巻八冊【医学】慶大・内藤くすり・日文研宗田ほか蔵
西洋内科大成三冊【医学】乾々蔵
小関三英訳 西洋内外大成一九冊【医学】乾々蔵
渾斯(工斯) 内編一〇巻外編一三巻二三冊【医学】刈谷・杏雨蔵
工斯薬剤篇一冊【薬物】岡山大・刈谷・内藤くすり蔵
小関三英訳 コンスブルック著 昆斯武立觚(工私貌爾觚・昆私武立觚・昆私貌爾觚)三〇巻【医学】慶大(一四冊)・金沢図蒼龍(一三冊)・
日比谷諸家(一〇冊)ほか蔵
昆斯救急法抜萃一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八三二 天保三刊 小関三英訳 コンスブルック著 〔内科必読〕西医原病略(学語略説)一冊【医学】酒田市図・京大富士川・東大ほか蔵 西医生理書【補】
一八三二 天保三成 畔田翠山(伴存) 本草正譌二冊【本草】一七七六の松平本と同名異本 日本博物学史による【補】
一八三二 天保三成 大槻玄幹(磐里) 蘭学事始附記一冊【医学・外国語】早大に自筆稿本
一八三二 天保三序 一八三三 同四刊 福井春水(潤) 掌中名物筌一冊【本草】国会白井ほか蔵 イロハ順和名下に漢名【補】
福井春水 異名攷一冊【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 救荒本草解二〇巻【本草】本朝医家著述目録による
福井春水 春水採薬記三冊【本草】本朝医家著述目録等による
福井春水 春水漫筆一二巻【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 省品一巻【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 多識堂花圃記二巻【本草】本朝医家著述目録による
福井春水 多識堂本草別録一冊【本草】国会白井ほか蔵
福井春水 致知編二巻【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 桃洞名物筌正誤一冊【博物】岩瀬蔵
福井春水 物品会古今目録四巻【博物史料】本朝医家著述目録による
福井春水 辨掌中名物筌【本草】旧彰考に比翼鳥考等と合一冊
福井春水 辨掌中名物筌正誤一冊【本草】広島大蔵
福井春水 本朝経験方五巻【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 本朝産物志一〇巻【本草】本朝医家著述目録による
福井春水 万葉集名物図説一〇巻【生物】本朝医家著述目録による
福井春水 名物筌漢名引一巻【博物】本朝医家著述目録による
福井春水 和方上池秘録二巻【医学】本朝医家著述目録による
福井春水 和漢本草名鑑一八〇巻【本草】本朝医家著述目録による
一八三二 天保三自序 一八三四 天保五刊 小島明(館林藩医) 聖剤発蘊五巻三冊【医学】京大富士川(存三巻二冊)・杏雨・無窮神習・大塚修琴堂蔵 吉益東洞流の方論書で腹証に言及【補】
一八三二 天保三識語 白倉松軒口伝 加川隆礼筆授 回生談一冊【医学】京大富士川蔵(著録の白石と回生録は訛字)→一八四八産科回生談【補】
一八三二 天保三序刊 曲直瀬道三 雖知苦庵養生物語(道三翁養生物語、養生物語)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 道三に託名した書【補】
一八三二 天保三序刊 中川壺山 浪華尚歯会乃記一冊【記録・史料】大阪市大森・大阪府ほか蔵→一八四二浪華後尚歯会記
一八三二 天保三刊 足立長雋訳 足立櫟校訂 医方研幾方剤篇二巻一冊【医学】京大富士川・青山歴史村ほか蔵(医方研幾方剤分類を付す) 西医方【補】
一八三二 天保三刊 足立長雋訳 足立櫟校訂 医方研幾方剤分類一冊【医学】医方研幾方剤篇の付で西医方を作用別に分類列記【補】
一八三二 天保三刊(巻一のみ) 高野長英 西説医原枢要内編五巻【医学】宮書・京大富士川・研医会図ほか蔵 静嘉蔵の安政五(一八五八)版は全巻→一八
三六同外編七巻は散佚 J. F. Blumenbachら生理学教程オランダ訳本(一七九一)等による【補】
一八三二 天保三刊 中川世量(量平) 医轍一冊【医学】国会・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
中川世量 異々至大一冊【医学】本朝医家著述目録による
中川世量 外科擥要【医学】本朝医家著述目録による
中川世量 奇々至大一冊【医学】本朝医家著述目録による
中川世量 内科正権二巻【医学】本朝医家著述目録による
一八三二 天保三刊 阿部櫟斎 格物瑣言一〇巻【本草】国会白井に巻一のみ存一冊
一八三二 天保三刊 水野忠敬編 関根雲停画 小おもと名寄(小不老草名寄)【植物】国会(五帖)ほか蔵 彩色版【補】
一八三二 天保三刊 白雲山人(田中大秀)著 菱川清春画 竹実記(ささのみき)一冊【本草】国会白井ほか蔵 一八四九・五〇版も【補】
一八三二 天保三刊 由良訒 傷寒四象類方二巻一冊【医学】京大蔵
一八三二 天保三刊 三木孫四郎 神視翼二巻二冊【医学】京大・京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一八三二 天保三刊 橘尚賢 瀑布効能記一冊【医学】国会白井ほか蔵 滝打ち(滝行)の効果【補】
一八三二 天保三刊 石坂宗哲 扁鵲伝解一冊【医学・伝記】国会・京大・研医会図ほか蔵
一八三二 天保三刊(一八二二 文政五から) 渓斎英泉(池田義信)作・画(初~三編) 嬌訓亭主人(為永春水)作(四編) 渓斎白水(英泉)画(四編)
閨中紀聞/枕文庫四編八巻八冊・発端二冊【医事説話・艶本】日文研ほか蔵 初編文政五、二編同六、三編同七、四編天保三、発端天保年間 四編は拾遺枕文
庫、発端は和合淫覧録の改題 艶本ではあるが漢方・蘭方・灸法・解体新書図・内景図・経穴図の転用など多し【補】
天保頃刊 陽起山人(渓斎英泉)序 黄素妙論養生訓一冊【養生・艶本】永塚憲治蔵 醫譚復刊一〇八号(二〇一八)に図版と永塚の解題【補】
一八三二 天保三刊 杉田立卿重訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 業泄児(ゲッセル)訳 瘍科新選四巻薬剤篇一巻五冊【医学】千葉大ほか蔵 西医外科書【補】
(ゲッセル)傑泄児眼病篇一冊【医学】岡山大蔵
(ゲッセル)傑世爾外科書語解【医学】金沢図蒼龍蔵
一八三二 天保三刊 松本遊斎著 小沢華嶽画 〔増補新編〕養生主論二巻二冊【医学】京大・東大鶚軒・研医会図ほか蔵
木村喜之 砂糖製作伝法書一冊【物産】静嘉蔵 木村喜之は天保三に八十九歳で生存か【補】
一八三三 天保四 二月二十二日没(一七七五 安永四生)青地林宗(名は盈、字は子遠 水戸藩蘭学教授)訳 和蘭産科全書三巻【医学】九大蔵
青地林宗 (コンス)工斯牛痘編一巻【医学】本朝医家著述目録等による
青地林宗訳 コンスブルック著 工斯貌爾觚七冊【医学】研医会図蔵
青地林宗訳 (コンスブル)公私貌爾内科書一八巻五冊【医学】東洋藤井蔵
青地林宗重訳 コンスブルック著 昆斯貌觚凡例七巻【医学】京大富士川蔵
青地林宗 衆家経験千方一巻【医学】本朝医家著述目録による
青地林宗 〔君家備用〕製剤篇二巻【薬物】本朝医家著述目録による
一八三三 天保四 三月二十日没(一七七九 安永八生)水谷豊文(字は伯献、通称は助六 尾張藩士で本草家) 朝顔雑記二冊【本草】国会伊藤に自筆本(豊文朝顔叢書の内)
水谷豊文 小野蘭山 小野水谷問答動植略図一冊【博物】国会伊藤に手稿本
水谷豊文 牽牛花集一冊【本草】国会伊藤に自筆本(豊文朝顔叢書の内)
水谷豊文 牽牛花目録一冊【本草史料】豊文朝顔叢書の内
水谷豊文 木曾略記一冊【本草】名大蔵(採草叢書正)
水谷豊文 〔水谷〕山草譜八冊【本草】村野蔵
水谷豊文 〔水谷〕雑草譜一二冊【本草】村野蔵
水谷豊文 〔水谷〕湿草譜一冊【植物】村野蔵
水谷豊文 泰西本草名疏仮名一冊【本草】国会伊藤に手稿本
水谷豊文 虫豸写真一冊【動物】国会伊藤に稿本
虫譜(虫豸類写真)三冊【動物】内閣蔵
水谷豊文 動植物写生雑記一冊【博物】国会伊藤に手稿本
水谷豊文 豊文禽譜一帖【動物】国会伊藤に稿本(神波全庵写)
水谷豊文 豊文虫譜一冊【動物】国会伊藤に稿本
水谷豊文 水谷虫譜六巻五冊【動物】国会伊藤に小塩五郎写本
水谷豊文 豊文朝顔図譜一帖【本草】国会伊藤に稿本
朝顔図鑑一冊【本草】国
会伊藤蔵(豊文朝顔叢書の内)
水谷豊文等 豊文朝顔雑記一帖【本草】国会伊藤蔵
水谷豊文 本草綱目紀聞六〇冊【本草】原本は杏雨蔵、国会に豊文の増補部分二六冊が【補】
水谷豊文 〔水谷助六先生〕本艸綱目記聞五巻五冊【本草】大東急に江戸末期写本
水谷豊文 本草図譜二冊【本草】国会伊藤蔵 毒草
水谷豊文 本草薬性一冊【本草】国会伊藤に手稿本
水谷豊文 水谷禽譜(水谷氏禽譜)八巻八冊【動物】国会・国会伊藤(手稿本)ほか蔵
水谷豊文 水谷助六先生記聞三冊【本草】大東急(大窪昌章写)・村野(雑草木水谷助六先生記聞)蔵
水谷本草書一冊【本草】岩瀬蔵
一八三三 天保四 四月十七日没(生年未詳)服部元珀(泰庵) 医聖心印【医学】新潟県図に弘化二(一八四五)写の巻一三・一四のみ二冊
一八三三 天保四 八月四日没(一七四四 延享元生)中神琴渓(名は孚、字は以隣、別号に生生堂 京の町医) 生々堂丸散方(生生堂丸散方)【薬物】京
大富士川(生々堂類聚方函・東洞先生丸散方・生々堂丸散方秘事ほかと合一冊)ほか蔵
中神琴渓 生々堂丸散方秘事【薬物】京大富士川蔵(上記書ほかと合一冊)
中神琴渓 生々堂傷寒論一冊【医学】乾々蔵
中神琴渓 生々堂類聚方函二巻【薬物】京大富士川蔵(上記生々堂丸散方ほかと合一冊) 日文研宗田に文政六(一八二三)写の生々堂方函一冊
生々堂方鑑一冊【医学】東大蔵
一八三三 天保四 九月十一日没(一七五六 宝暦六生)本居大平(宣長の養子で紀州侯に仕えた国学者) 大同類聚方薬名略解二巻【医学】杏雨(一冊)・村
野(二冊)・千葉大(二冊)蔵
大同類聚方薬名略解一冊【医学】内藤くすり蔵
大同類聚方薬品考一冊【医学】長野蔵
大同類聚方葯品目一冊【医学】無窮神習蔵
大同類聚方薬名一冊【医学】京大富士川蔵
大同類聚方薬名解一冊【医学】岩瀬・九大(岩瀬本の写)蔵
大同類聚方薬名考【医学】京大富士川(一冊)・岩瀬(三冊)ほか蔵
大同類聚方薬名私考一冊【医学】無窮神習蔵
大同類聚方薬名疏一冊【医学】京大富士川蔵(神遺方を付す)
大同類聚薬名伝一冊【医学】乾々蔵
大同類聚薬名便覧一冊【医学】金沢市稼堂蔵
一八三三 天保四 十月十九日没(一七七一 明和八生)賀川蘭斎(名は満定、字は子清 京の町医) 奥術(産科奥術)一冊【医学】東洋藤井・岡山大蔵
賀川蘭斎先生奥術記聞四巻【医学】内藤くすり蔵
賀川蘭斎 賀川秘篋一冊【医学】九大蔵
賀川蘭斎 賀川蘭斎先生口授免許秘録一冊【医学】京大富士川(賀川流産科外術秘要を付す)・乾々・内藤くすり蔵
賀川蘭斎先生口授免許辨一冊【医学】京大富士川蔵(産書三種の内)
産書三種一冊【医学】京大富士川蔵(産外術辨・産内術辨・賀川蘭斎先生口授免許辨)
賀川蘭斎 賀川家許可秘要一冊【医学】乾々蔵
賀川蘭斎 許可秘要一冊【医学】東北大狩野(蘭方機を付す)・乾々・順天大山崎ほか蔵
賀川蘭斎 賀川有斎 外科辨一冊【医学】東洋藤井蔵
蘭斎先生外術辨一冊【医学】乾々に二部
賀川蘭斎 〔賀川流〕産科外術秘要一冊【医学】京大富士川蔵(賀川蘭斎先生口授免許秘録を付す)
賀川蘭斎 産科外伝一冊【医学】乾々蔵
賀川蘭斎 産科記聞【医学】慶大(一冊、二冊)・乾々(五冊)・宮城小西(二冊)ほか蔵
荒井大籌 産科記聞一冊【医学】京大富士川蔵
蘭斎先生産科口訣一冊【医学】東北大狩野蔵
賀川蘭斎校 賀川有斎述 産科口伝三巻【医学】京大富士川蔵(産術秘要の付、巻一欠)
賀川蘭斎 〔賀川蘭斎先生〕産科口授二冊【医学】乾々(難波子敬写)・順天大山崎・内藤くすり蔵
賀川蘭斎先生産科口授一冊【医学】京大富士川蔵
賀川蘭斎口授 賀川蘭斎産術口授一冊【医学】千葉大・内藤くすり蔵 産術免許口伝を付す
賀川蘭斎 産科議要三巻一冊【医学】京大富士川(正続一冊)・東北大狩野蔵
賀川蘭斎 産科治術秘訣一冊【医学】東大蔵
賀川蘭斎 産科内術一冊【医学】乾々・神宮蔵
賀川蘭斎 産科内伝/外伝共二冊【医学】東大蔵
賀川蘭斎 産科秘要一冊【医学】宮城小西・内藤くすり・金沢大蔵
賀川蘭斎 産科免許手術二巻【医学】京大富士川蔵(産術免許秘方・産科内術辨と合一冊)
賀川蘭斎口授 産術免許口訣一冊【医学】東京医大蔵→一七九三賀川有斎 産術免許口訣一冊
賀川蘭斎 産科免許秘録(産術免許秘録)一冊【医学】東大鶚軒蔵
賀川蘭斎 免許秘録【医学】京大富士川蔵(産術秘要等と合一冊)
賀川蘭斎 産術免許之秘方一巻【医学】岡山大蔵(合写の内)
賀川蘭斎述 賀川満篤記 産科秘示一冊【医学】宮城小西蔵
賀川蘭斎述 佐野直温記 産術秘訣一冊【医学】京大・東北大狩野・神宮蔵
蘭斎産術辨【医学】東京医歯大阿久津(合写の内)・内藤くすり蔵
蘭斎先生口授 衛生堂方府一冊【薬物】九大蔵
賀川蘭斎先生方函一冊【医学】日文研宗田蔵
賀川蘭斎等 生生堂叢書【医学】九大(巻一~五〇)・東北大狩野(巻五一のみ一冊)蔵
賀川蘭斎 断産法【医学】岡山大蔵(合写の内)
賀川蘭斎 蘭斎賀川先生口述【医学】岡山大蔵(合写の内)
賀川蘭斎口授 蘭斎先生産術口授誌一冊【医学】家政学院大江蔵
賀川蘭斎先生口授二冊【医学】浅野小田蔵
賀川蘭斎極秘奥術一冊【医学】浅野小田蔵
一八三三 天保四没(一七六九 明和六生)木内政章(字は伯斐、通称は玄節 水戸藩医) 奇方録中下巻一冊【医学】京大富士川蔵
一八三三 国
会伊藤に天保四写本 佐藤中陵 山海庶品三巻三冊【本草】国会に手稿本一軸も
一八三三 津市図井田に天保四写本 産療大成巻方彙一冊【医学】
一八三三 杏雨に天保四写本 傷寒金匱輯義索引一冊【医学】
一八三三 高野山宝城院に天保四写本 傷寒論章句一冊【医学】
一八三三 国会に天保四写本 山岡希顔 集験良方考按四冊【医学】→一七八三・一八八一の同名書【補】
一八三三 内藤くすりに天保四写本 華岡青洲 青洲先生乳岩治法(春林軒乳岩治法)一冊【医学】京大富士川(兎口治術を付す)・乾々(兎口治術を付す)に
も
一八三三 国
会白井に天保四写本 春曙亭梅窓 鉢植生育抄一冊【植物】国会伊藤にも
一八三三 杏雨に天保四写本 山本亡羊 本草薬品主治緊要一冊【本草】
一八三三 礫川に天保四神吉典膳写本 鼓琴山 乳癌証【医学】疔瘡辨名・痢疾瑣言と合一冊
一八三三 天保四(一八三二 同三より) 藍川慎 茅山査苞一九冊【医学】大東急に自筆稿本
一八三三 天保四 鳩居堂(熊谷蓮心、直恭) 饑饉用心書一冊【災異・救荒】村野・旧彰考・鈴木直二蔵
一八三三 天保四 尾張医学館編 薬品会物品録二巻【薬物】大東急に存巻二(天保四大窪昌章写一冊)
一八三三 天保四 尾張医学館薬品会物品録一冊【史料】村野蔵(伊藤圭介薬品会目録を付す) 天保三(一八三二)にも
一八三三 天保四 医学館薬品会物品録一冊【史料】乾々に原本 一七九三・一八六二・六三にも
一八三三 天保四 栗本丹洲・小野職孝 薬品会目録二巻【史料】日本博物学年表による
一八三三 天保四 天保四年物産会目録一冊【博物史料】岩瀬蔵
一八三三 天保四 大窪昌章 伊豆島風土環海異聞/両書物品類ノ記一冊【本草】大東急に自筆本
一八三三 天保四 池田霧渓 異痘輯説二冊【医学】乾々・内藤くすり(上巻存)蔵
池田霧渓 異痘須知【医学】内藤くすり蔵 十八唇之訣・池田翁痘瘡口訣・戴曼公伝大極口授と合写
一八三三 天保四 救荒本草記園二冊【本草】大阪府石崎蔵
一八三三 天保四 伊藤圭介 救荒本草私考一冊【本草】国会伊藤に自筆稿本
一八三三 天保四 杉田玄沢 済民備荒一冊【本草】延岡内藤家蔵
一八三三 天保四 小島蕉園 蕉園漫筆一冊【医学・随筆】慶大富士川ほか蔵
一八三三 天保四 畔田翠山 大同類聚方薬註一冊【医学】京大富士川(大同類聚方附録と合)・杏雨(前集、稿本)蔵
一八三三 天保四 坂本純庵・坂本浩然 百花図纂一巻【植物】日本博物学年表等による
一八三三 天保四 日渉園主人 (ふへらんど)扶&K8bc5;蘭度種痘説一冊【医学】乾々蔵
一八三三 天保四自序 小田切春江 海獺談話(うみをそばなし)一冊【本草】岩瀬・舞鶴蔵
一八三三 天保四自序 原純礼 観聚方々捜捷径一冊【薬物】乾々蔵
一八三三 天保四田惟文序 一八四八 嘉永元大明識語 田惟文問・中村中恒答 医事答問一冊【医学】東大鶚軒に自筆本
一八三三 天保四序 一八三五 同六跋 一八三七 同八刊 篠島宗恕 医聖堂雑話初編一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・東大鶚軒ほか蔵
一八三三 天保四序 同刊 奥沢軒中著 石川元克等校 産科発明三巻三冊【医学】千葉大ほか蔵
一八三三 天保四序 小原良直著 今井良恭(随庵)校 本草綱目啓蒙拾遺存三巻一冊【本草】東大鶚軒蔵
一八三三 天保四奥書 栗崎流奇功方法襍記一〇巻一冊【医学】乾々蔵
一八三三 天保四自序刊 石坂宗哲 養生編一冊【医学】乾々・津山郷土愛山蔵
一八三三 天保四自序刊 大蔵永常 徳用食鑑(徳用食鏡)一冊【料理・救荒】味の素食文化セほか蔵【補】
一八三三 天保四序刊 大蔵永常 経済をしへ草(麤食教草)一冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵【補】
一八三三 天保四序刊 大蔵永常 都鄙安逸伝一冊【経済・救荒】京大・立教大乱歩・家政学院大江蔵【補】
一八三三 天保四刊 大蔵永常 〔日用助食〕竈の賑ひ一冊【料理・救荒】国会白井ほか蔵【補】
一八三三 天保四自跋刊 凌雲居士 救荒須知録一冊【本草・救荒】京大・乾々・宮城県図蔵
一八三三 天保四序跋刊 中村中叟口授 宮下宗恭録 医喩(医家さとし草)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 古方派系の医談書【補】
宮下宗恭 種痘小諭一冊【医学】京大富士川蔵
一八三三 天保四序跋刊 小林餐英述 寺尾元長編 淵々斎夜話一冊【医学】金沢大蔵 内藤くすり(方秀先生墓誌銘/順堂先生墓誌銘と合綴)ほかに写本
一八三三 天保四序跋刊 朱軾撰 遠藤通克(鶴洲)解 広恵編像解二巻二冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵 朱文端の広恵編(救荒書)を庶民向けに図解【補】
一八三三 天保四序刊 岡田勇仙 医俗断五巻五冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・杏雨蔵
一八三三 天保四序刊 阿部喜任(櫟斎) 救歉挙要(豊年教種、豊年教草)二巻一冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵【補】
一八三三 天保四序刊 石黒宗益 救急方一冊【医学】京大富士川・刈谷・内藤くすりほか蔵
一八三三 天保四序刊 宇田川榕庵 〔理学入門〕植学啓原三巻図一巻三冊【植物】早大ほか蔵 一八三四・三七・七五版も【補】
一八三三 天保四序刊 小原良貴著 小原良直編 塩路鶴堂画 桃洞遺筆/初編【本草】→一八五〇同二編 合二編六巻付録二巻六冊(国文研ほか蔵)
小原良貴 桃洞先生新考二十品一冊【本草】杏雨蔵
一八三三 天保四序刊 畑銀雞 日ごとの心得(日吾土乃古固呂得)一冊【救荒・飲食】国会白井ほか蔵 救荒食法等【補】
一八三三 天保四序刊 和久田叔虎 腹証奇覧翼二編二巻二冊【医学】研医会図ほか蔵→一八〇九同初編 一八五三同三編・四編 各二巻合八冊
一八三三 天保四序刊 坂井知与 農家補荒録一冊【農業・救荒】京大・楂{艸+考}・家政学院大江ほか蔵【補】
一八三三 天保四序刊 半井宗玄 忘飢草一冊【農業・救荒】国会白井ほか蔵 天保五(一八三四)版も【補】
一八三三 天保四跋刊 辻慶儀 養生女の子算一冊【医学】東北大ほか蔵【補】
一八三三 天保四刊 深田香実(正韶) 〔文人必要〕以呂波本草初編一枚【本草】日本博物学史による【補】→一八三五同二篇
一八三三 天保四刊 糟谷駿 蚘病発薀一冊【医学・寄生虫】千葉大蔵 一八三六・五七版も
一八三三 天保四刊 佐々城朴安 飢饉之節食料にする草木一冊【本草・救荒】京大蔵
一八三三 天保四刊 佐々城朴安 救荒略一冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵
一八三三 天保四刊 伊東忠文 気血水薬能考三巻三冊【薬物】杏雨蔵
一八三三 天保四刊 伊東忠文 脈考二巻【医学】慶大富士川(存下巻一冊)・杏雨(二冊)蔵
一八三三 天保四刊 金子杏庵 奇方撮要前編一冊【医学】九大・京大富士川・研医会図ほか蔵
一八三三 天保四刊 遠藤通(鶴洲) 救荒便覧前集一帖【本草・救荒】→一八三六同後集 一八三七同続集 合折本四帖(国会白井ほか蔵)
一八三三 天保四刊 館機(柳湾) 荒年充糧志一冊【飲食・救荒】静岡県図葵ほか蔵【補】
一八三三 天保四刊 辻慶儀 仁術歓心抄一冊【医学】国会・竜谷・東洋大哲学堂ほか蔵
一八三三 天保四刊 加藤善庵 僊桃録(僊桃記)一冊【医案・史料】京大富士川ほか蔵【補】
一八三三 天保四刊 天保四年大坂医者合一冊【医学史料】三原蔵
一八三四 天保五 二月二十日没(一七五八 宝暦八生)曾占春(名は槃、字は子攷 薩摩藩に仕えた本草博物学者) 鳳梨写真(あななすしゃしん)一軸【本
草】国
会伊藤蔵 鳳梨はパイナップル【補】
曾占春 海産魚譜五巻【本草】本草書目による
曾占春 介品二巻【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 暇積抄五二冊【医学】旧彰考に欠本三冊
曾占春纂 河名文系・和田元竜校 菊志成形志料抄一冊【植物】
曾占春 〔周定王〕救荒本草和名選一冊【本草】東大に嘉永四(一八五一)森約之写本
曾占春 救荒本草和名一巻【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 禽志五冊【医学】本朝医家著述目録による
曾占春 魚品二冊【魚介】本朝医家著述目録による
曾占春 経伝禽志五巻【動物】本朝医家著述目録による
曾占春 皇和薬品出産志一冊【本草】国会白井(明治写)ほか蔵
曾占春 古本草集覧三冊【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 薩摩雑志【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 山水常記四冊【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 釈薬一冊【薬物】本朝医家著述目録による
曾占春 春行筆記四巻【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 榛堂雑識一冊【本草】国会白井ほか蔵
曾占春 神農本草経会識二冊【本草】内閣蔵
曾占春編 随観筆乗【本草】国会白井に手稿本二冊と手稿本一冊
曾占春 成形余志二〇巻【博物】日本博物学年表による
曾占春 占春斎続禽志(占春続禽志・続禽志)一冊【動物】国会伊藤ほか蔵
曾占春 曾氏審定薬草写生図一冊【本草】国会白井に手稿本
曾占春 曾占春遺稿一冊【医学】静嘉に自筆稿本
曾占春 曾先生雑識【本草】国会白井に下巻のみ一冊
曾占春 草窓銷夏録【本草】東北大狩野(二巻二冊)・日比谷東京(一冊)・乾々(自筆一冊)蔵
曾占春編 曾艸牕本草病名識二巻二冊【本草】東洋岩崎蔵
曾占春 顨葊釈薬一冊【薬物】国会白井に稿本
曾占春 茶志一巻【本草】本朝医家著述目録による
曾占春 中山草木【本草】国会白井蔵(質問草木略の付)
曾占春 人参識二巻一冊【本草】国会白井(明治写)ほか蔵
蓡識一冊【本草】京大富士川蔵 広東人参辨(小原峒山著)・人参識(曾槃著)を収む
曾占春 百馬皮相考【獣医】日本博物学年表による
曾占春補 田村守文編 文選名物解二巻二著【本草・博物】東洋岩崎蔵
曾占春編 本草彙考二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵
本草会疏一冊【本草】国
会白井蔵(榛堂本草会識巻之八果部第三~八)
曾占春 薬性識余一巻【薬物】本朝医家著述目録による
曾占春 薬品異名集五冊【薬物】日本博物学年表等による
曾占春 薬品和名集一巻【薬物】本朝医家著述目録による
曾占春 薬物異名選一冊【薬物】東洋岩崎蔵
曾占春 薬物俗名集四巻【薬物】日本博物学年表等による
曾占春 榛堂薬圃擷余一冊【本草】内閣ほか蔵
曾占春 薬名古音抄一巻【薬物】本朝医家著述目録による
曾占春 類聚魚品三巻【本草】本朝医家著述目録による
曾占春問 呂宏昭答 呂宏昭薬品答【薬物】国会白井蔵(質問草木略の付)
曾占春 和漢養鳥図譜二五冊【動物】宮書(一四冊と三冊)・岩瀬(抄一冊)蔵
一八三四 天保五 三月十五日没(一七六四 明和元生)野呂天然(名は真空、号は無量 京の漢蘭折衷町医) 〔原訳両言〕機関窮理辨覧一冊【医学】乾々蔵
野呂天然編 金緘方函一冊【医学】東北大狩野に自筆本(回生埻的と合)
野呂天然 執技階梯一冊【医学】京大富士川蔵
野呂天然 生象修要三巻一冊【医学】国会に自筆本
一八三四 天保五 三月二十五日没(一七五九 宝暦九生)栗本丹洲(名は昌臧、号は丹洲、別号は瑞仙院 幕医) 信天縁海鵞図説/附漫画一冊【動物】国会伊藤蔵
栗本丹洲編 異魚図賛一帖【魚介】国会蔵
栗本丹洲編 奥倉辰行画 異魚図纂・勢海百鱗一冊【魚介】国会伊藤に稿本
栗本丹洲跋 坂丹邱考証 蝦夷草木図一帖【植物】国会ほか蔵
栗本丹洲 〔栗本丹州〕魚貝譜六冊【魚介】岩瀬蔵
栗本丹洲 魚鳥獣草木図譜三冊【動物】乾々に自筆本
栗本丹洲画 魚譜【魚介】国会(自筆一軸)・国会白井(手稿本二軸)蔵
栗本丹洲 蛸水月烏賊類図巻一軸【魚介】国会に稿本
栗本丹洲 合類水虎説一冊【本草】無窮神習蔵
栗本丹洲 水虎考一冊【動物】ベ
ルリン国図ほか蔵
栗本丹洲 生物図巻一軸【生物】本草書目による
栗本丹洲画 仙台蕈譜/会津産併入百品一冊【植物】国会に昭和写本
栗本丹洲 丹洲魚譜一帖【魚介】杏雨蔵→魚譜
栗本丹洲 丹洲翁七種雑考一冊【本草】国会に手稿本
栗本丹洲 虫豸図譜【動物】東洋岩崎(巻一・三~六、松鈴虫考を付す、五冊)ほか蔵
虫豸図説四冊【動物】岩瀬蔵
栗本丹洲画 〔栗本丹洲筆〕鳥獣魚写生図五軸【動物】国会に自筆本
栗本丹洲 毒蛇法部図説(ハブ拙考)【動物】国会(杜若考・母子草考・翡鰮二考と合一冊)・内閣蔵
栗本丹洲 人参辨一巻【本草】国書解題等による
栗本丹洲 百鳥図【動物】日本博物学年表による
栗本丹洲 栗氏魚譜【魚介】国会伊藤に存一〇冊、国文研に存一二冊
栗本丹洲 栗氏禽譜一冊【動物】国会伊藤蔵
栗本丹洲 栗氏虫譜(丹洲虫譜)二編六巻六冊【動物】国会(三冊本)ほか蔵
栗本虫譜屋代太郎松鈴虫考一冊【動物】岩瀬蔵→一八四一松虫鈴虫考
一八三四 天保五 九月二十四日没(一七六七 明和四生)水野忠敬(沼津藩主)著 関根雲停画 刊本 実生小不老草奇品寄一冊【植物】杏雨蔵
一八三四 天保五 十一月九日没(一七五五 宝暦五生)松本愚山(名は慎、字は君厚 大坂の儒者) 花春秋一冊【本草】
一八三四 茨城県歴史に天保五写本 大島員 医方噬臍録一冊【医学】
大島員 揮塵雑話一冊【医学】茨城県歴史蔵
一八三四 阪
大適塾記念セに天保五写本 三尾謙造編? 緒方三平(洪庵)増補 医薬品術語集完本一冊【西薬・辞書】
一八三四 順天大山崎に天保五写本 健寿堂編 ウルユス一説【薬物】ウルユスは文化九(一八一二)発売という【補】
肥後屋丈右衞門刊 健寿堂主人編 ウルユス弘方心得書一冊【薬物】早大ほか蔵
肥後屋丈右衞門刊 ウルユス能書(宇留由須能書)一冊【薬物】日文研宗田・教大(幽篁山房叢書六)蔵
ウルユス薬能并ニ用ひ方(米庵書)一冊【薬物】京大富士川蔵
長崎観生堂(大橋喜兵衛)刊 〔蘭方〕ホルトス弘方心得書一冊【医学】九大ほか蔵
刊本 ホルトス訳解一冊【医学】東大国語蔵
刊本 日本国中妙薬競一紙【薬物・番付】国文研ほか蔵 テルメル・ウルユス・ホルトスも記載
刊本 近江屋源造 フルイム弘方心得書一冊【薬物】岩瀬・高岡図佐渡家蔵
一八三四 東博に天保五写本 金匱要略私攷一冊【医学】
一八三四 研医会図に天保五写本 伊藤玄章(一八一一文化八~一八七七明治一〇 名は伯、号は信古など 鳥取藩医 藩医学寮教授) 古方撰一冊【医方】
一八三四 東北大狩野に天保五執古堂写本 正宗紀聞一冊【医学】
一八三四 杏雨に天保五鷹觜重保写本 斎藤養達(秋田藩医) 秘方漫集録一冊【薬物】
一八三四 慶
大富士川に天保五写本 土生玄碩 獺祭録一冊【医学】蘭方眼科書【補】
一八三四 杏雨に天保五写本 山本亡羊述 山本錫夫記 用薬須知釈義(用薬須知記聞)一冊【薬物】
一八三四 天保五(一八三二 天保三より) 中田清五郎 鶉仕込野先諸事留帳一冊【動物】久留米図蔵
一八三四 天保五 医学辨一冊【医学】乾々蔵
一八三四 天保五 矢部通碩 医家年中行事一冊【医学】乾々蔵
一八三四 天保五 宇治御用経史一帖【本草】国会白井蔵
一八三四 天保五 曲亭馬琴編 渥美赫州画 禽鏡六軸【動物】東洋岩崎に編者自筆本
一八三四 天保五 駆豎斎薬品私説一冊【薬物】杏雨に佐野友矩写本
一八三四 天保五 加藤雲仙 草木譜四六巻【本草】国書解題による
一八三四 天保五 大窪昌章 草類一名寄七冊【本草】大東急に自筆本
一八三四 天保五 余豊備凶一冊【農業・救荒】野村兼太郎蔵
一八三四 天保五自序 山田業広 金匱要略類方(金匱玉函要略類方)一冊【医学】九大・東北大狩野蔵【補】
一八三四 天保五自序 山田業広 蘭軒随筆一冊【医学】乾々蔵【補】
一八三四 天保五自序 坂本浩然 坂本浩然菌譜(菌譚)二編四冊【本草】国会白井ほか蔵
一八三四 天保五自序 一八三六 同七刊 水原三折 産科探頷図訣二巻二冊図式一帖【医学】慶大富士川ほか蔵
一八三四 天保五自序 浅田惟庸(宗伯) 皇朝医史二冊【医史】京大富士川蔵
一八三四 天保五序 浅田惟庸(宗伯) 傷寒節用一冊【医学】東大蔵
一八三四 天保五奥書 金子宣彦・伊藤両村・伊藤六松 二村山栽花の記一冊【植物】宣長記念蔵
一八三四 天保五序刊 山崎法橋 温泉浴法辨一冊【医学】乾々・関大長澤蔵
一八三四 天保五序刊 石塚汶上 護痘須知種痘管窺(護痘錦囊須知・護痘錦囊抜萃)一冊【医学】国会ほか蔵
一八三四 天保五序刊 奈須信徳編 辯致秘書(巻一)一冊【医学】京大富士川(老師雑話記・雲陣夜話を付す)ほか蔵
一八三四 天保五序刊 河野中庵 漫費紙録一冊【医学】京大・萩図蔵
河野中庵編 傷寒論纂註六冊【医学】東大鶚軒蔵
一八三四 天保五序刊 鈴木朗 養生要論一冊【医学】早大ほか蔵→一八四〇同続編一冊
一八三四 天保五跋刊 子孫繁昌手引草一冊【医学・教訓】東大蔵 一八五〇・五七・六〇版も 間引きを戒める絵あり→一八四〇子供そたつる教へ草【補】
一八三四 天保五刊(一八二二 文政五から) 宇田川榛斎訳 宇田川榕庵補校 遠西医方名物考補遺九巻九冊【医学】北大ほか蔵
一八三四 天保五刊(一八二九 文政一二から) 小森桃塢訳 泰西方鑑五巻五冊【医学】一部漢薬の処方を病症別に配列【補】東大鶚軒ほか蔵
一八三四 天保五刊 福沢憲治 饑年要録一冊【農業・救荒】国会白井・東大・岩瀬ほか蔵 一八三六・七四版も【補】
一八三四 天保五刊 三浦蘭阪 爾雅名物小識一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八三四 天保五刊 大蔵永常 農家心得草一冊【農業・救荒】国会白井ほか蔵 有毒植物図も【補】
一八三四 天保五刊 佐藤有信 黴瘡私考一冊【医学】教大・慶大富士川・東大ほか蔵
一八三四 天保五刊 潜竜渓水 〔採薬便利〕早引和名集一巻【本草】日本博物学年表による
潜竜先生口伝秘集一冊【医学】金沢大蔵
一八三四 天保五刊 脈理論一冊【医学】関大蔵
一八三五 天保五 十二月四日没(一七六九 明和六生)宇田川榛斎(名は璘、字は玄真 宇田川家の養子で津山藩医、のち幕府和蘭書籍和解御用方の蘭学者)
医範二冊【医学】東大鶚軒に稿本
宇田川榛斎訳 医範提綱拾遺一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
宇田川榛斎訳 ウエイマン抄書四冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集三三~三六)
宇田川榛斎・宇田川榕庵訳 宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集三七冊【医学】天理蔵(自筆) 私布歛傑児治法総説(二部)、蒲朗加児都内科書、新
訳帝田内外治療書、伊期忽爾陣倔氏昆斯蒲律苦氏/内外科学窮理説、マルシカルル氏/婦人小児・ニウウエンホイス氏/幾那説・チツソツト氏/肺■衡、歇斯的
爾内科書、和蘭医方訳篇、内科選要・名物考・薬鏡之基礎、宇氏雑俎、印度備要経験方、痛風篇・佝僂篇・走注痛篇、第五試生石灰之解凝力、方薬録・薬剤編、
リス氏病理説、窊篤爾薬性論標目、開物全書・悪癬並榲桲篇、ウエイマン抄書、医範/纂正/滲胞編を収む
宇田川榛斎 遠西医範二冊【医学】東北大狩野蔵
宇田川榛斎訳 遠西医範眼目篇訳図譜校訂一冊【医学】岡山大・千葉大蔵
医範題言眼耳篇一冊【医学】岡山大蔵 眼耳篇は眼目篇の訛だろう【補】
宇田川榛斎 和蘭薬局方五冊【薬物】本朝医家著述目録による
刊本 宇田川榛斎訳 藍山居士編 和蘭労瘵篇(労瘵篇)一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
藍山貴泰 天医堂方規一冊【医学】慶大富士川・京大富士川藏 漢蘭医方書【補】
宇田川榛斎訳 救急三法一冊【医学】東博に江戸末期写本 研医会図ほかにも【補】
宇田川榛斎編 検簏一冊【医学】香川大蔵
宇田川榛斎・大槻玄沢 厚生新編医事攬要三二冊【医学】葵蔵
宇田川榛斎 小児鑒治法一六巻【医学】本朝医家著述目録による
宇田川榛斎訳 ウーハマ著 小児初患症并外療法篇【医学】京大富士川・金沢図蒼龍蔵(小児諸病鑒法治療法全書の付)
宇田川榛斎訳 ローヤスチン(ローゼンスタイン)著 小児諸病鑒法治療全書(小児諸病鑒法治法全書、羅仙治児全書)三〇巻【医学】早大(宇田川榛斎自筆稿本)ほか蔵【補】
宇田川榛斎 小児全書【医学】日本医学史・本朝医家著述目録等による
宇田川榛斎訳 新和蘭局方一冊【医学】東大鶚軒に自筆本
宇田川榛斎訳 新訳帝田内外治療書五巻五冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集七~一一)
帝田内科書六巻【医学】日本医学史等による
宇田川榛斎訳 麝香訳説一冊【本草】早大に自筆稿本
宇田川榛斎訳 スプレンゲル著 私布歛傑児治法総説【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二~四、三冊)(欠本、宇田川榛斎同榕庵医
書訳稿集一)
宇田川榛斎 痛風篇佝僂篇走注痛篇一冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二三)
宇田川榛斎訳 〔伊斯忽爾陣倔氏昆斯蒲律苦氏〕内外科学窮理説一冊【医学】天理蔵(宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集一二)
宇田川榛斎訳 歇斯的爾内科書一冊【医学】天理蔵(自筆稿本、宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集一四)
歇伊私的児内科書【医学】京大富士川(人身究理医術論を付す五冊でLorenz
Heister実用医療ハンドブックのオランダ版〔一七六二〕を摘訳)・九大(一冊)蔵【補】
宇田川榛斎訳 方薬録薬剤編一冊【医学】天理蔵(自筆、宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集二五)
宇田川榛斎訳 マルシカルル氏/婦人小児/ニウウエンホイス氏/幾那説/チッソット氏/肺焮衡一冊【医学】天理蔵(自筆稿本、宇田川榛斎同
榕庵医書訳稿集一三)
宇田川榛斎 (ワートル)窊篤爾薬性論標目一冊【薬物】天理蔵(自筆、宇田川榛斎同榕庵医書訳稿集三一)
乾々に宇田川榛斎写本 朝謁私記一冊【医学】
一八三五 天保五 十二月四日没(一七六一 宝暦一一生)山崎宗運(名は次善、字は子政 幕府鍼医で医学館教諭) 鍼灸類纂三巻【鍼灸】掃苔四巻一一号
(一九三六)幕府鍼医山崎氏代々墓所記による【補】
山崎宗運 銅人彙攷一〇巻【鍼灸】同上による→一八〇一銅人経彙攷二巻【補】
一八三五 天保六 一月十六日没(一七五八 宝暦八生)有持桂里(名は希藻、字は文磯 京の町医のち朝廷医)口授 八谷文恭著 産科口訣一冊【医学】岩手
蔵
有持桂里 疏春園雑記二巻【医学】本朝医家著述目による
有持桂里 腹候要訣一冊【医学】九大・日大富士川蔵
有持桂里 脈候提綱一冊【医学】東大鶚軒に安政二(一八五五)写本
桂里医談一冊【医学】国会蔵
一八三五 天保六 二月十日没(一七八〇 安永九生)古山豹(藍田) 古今医籍之評【医学】本朝医家著述目録による
古山豹 藍田医話【医学】本朝医家著述目録による
一八三五 天保六 三月二十六日没(一七八三 天明三生)中天游(名は環、字は環中 大坂の町医のち思々斎塾を開いて蘭学を教育) 引律一巻【医学】西洋
学家訳述目録・本朝医家著述目録による
中天游 引律耳解一冊【医学】西洋学家訳述目録による
中天游 引律提耳二冊【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
一八三五 天保六 閏七月四日没(一七七五 安永四生)狩谷棭斎(名は望之、字は卿雲 江戸の豪商津軽屋の養子で考証学者) 延喜薬録一冊【薬物】国会・
杏雨・旧安田(自筆稿本)蔵
狩谷棭斎 周尺攷辨一冊【度量衡】国会に自筆本
狩谷棭斎 本草和名攷異二巻一冊【本草】国会・京大・慶大斯道ほか蔵
狩谷棭斎 本朝度量権衡攷【度量衡】国会(付録下巻共三冊)ほか蔵 本朝度攷・本朝量攷・本朝権衡攷より成る
一八三五 天保六 九月四日没(一七八〇 安永九生)奥劣斎(名は之基、字は子譲、通称は道逸 京の漢蘭折衷医のち朝廷医) 回生鉤胞秘訣一冊【医学】京
大富士川・東大・東北大狩野ほか蔵
奥劣斎 〔劣斎奥先生、達生園〕治験一冊【医学】京大富士川(回生鉤胞秘訣の付)・内藤くすり蔵
奥劣斎著 橋本玄琢編 産科/回生鉤胞秘訣一冊【医学】旧三井鶚軒蔵→回生鉤胞秘訣
奥劣斎著 水原三折編 産科/回生鉤胞秘訣一冊【医学】東大鶚軒蔵→回生鉤胞秘訣
奥劣斎 経水悪阻子癇辨説【医学】慶大蔵(産術秘要と合一冊)
奥劣斎 産科伝一冊【医学】東大鶚軒蔵(奥秘訣辨惑を付す)
奥劣斎 産科内術口訣(内術秘訣)一冊【医学】乾々・金沢図蒼龍蔵
奥劣斎 産科秘訣一冊【医学】内藤くすり蔵
奥劣斎 産術啓秘一冊【医学】東大鶚軒・研医会図・金沢図蒼龍蔵
奥劣斎 産術口授一巻【医学】日本医学史による
奥劣斎 産論纂註(産論校註)二冊【医学】慶大富士川蔵(上中存)
奥劣斎 子癇説一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
奥劣斎 女科随剳三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
奥劣斎 女科漫筆【医学】日本医学史による
奥劣斎 達生園産科外術秘録一冊【医学】呉秀三・内藤くすり蔵
奥劣斎 諸家方轂一冊【医学】家政学院大江蔵
奥劣斎著 柴原順・山成厳編 達生園方轂(達生園方函)一巻一冊【医学】研医会図・日文研宗田・内藤くすりほか蔵
達生堂要方一冊【医学】東大鶚軒蔵(晩成堂方函抜書及雑方を付す)
奥劣斎 婦人論説因談考一冊【医学】東京医大蔵
奥劣斎 婦人大全良方保座心得【医学】日本医学史による
奥劣斎 劣斎奥先生口訣【医学】京大富士川(名医秘受解の内)・東大(同上)蔵
奥劣斎 劣斎先生口授一冊【医学】九大蔵
産科手術劣斎先生口授一冊【医学】京大富士川・乾々・杵築図蔵
奥劣斎 劣斎先生産科図記【医学】〔活〕日本産科叢書に
奥氏産科図記一冊【医学】京大富士川蔵(一九三二医聖堂叢書の内)
奥劣斎 劣斎先生産術口訣一冊【医学】東北大狩野蔵
奥劣斎 劣斎漫草一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・千葉大ほか蔵
奥劣斎 劣斎漫筆一冊【医学】乾々蔵
一八三五 天保六 十月二日没(一七六〇 宝暦一〇生)華岡青洲(名は震、字は伯行、家号は春林軒 紀伊国上那賀郡平山の漢蘭折衷町医のち紀州藩医)口述
奥治譚一冊【医学】金沢大蔵
華岡青洲 脚気翼方一冊【医学】神宮蔵
華岡青洲 外療医談(医談)一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 眼科秘録一冊【医学】神宮に慶応四(一八六八)写本
華岡青洲編 奇患録二冊【医学】東大鶚軒蔵
華岡青洲 金創要術(金瘡要術)一冊【医学】早大(金瘡口訣・金瘡要方を付す)ほか蔵
華岡青洲 金瘡要術口授(金創要術口述)一冊【医学】研医会図ほか蔵 金創要術の異本
華岡青洲 金瘡口訣一冊【医学】京大富士川(膏方便覧と合)・慶大・早大(金創要術の付)ほか蔵
華岡青洲 金瘡口授(外科神書・青洲先生金瘡口授)一冊【医学】京大富士川ほか蔵
華岡青洲 金瘡療治口授一冊【医学】京大(金瘡伝授抜要と合)・堺図・東京医歯大阿久津蔵
赤沢伯元 華岡青洲金瘡療治口授一冊【医学】岩手蔵
華岡青洲口述 金創要術口述一冊【医学】滋賀医大河村蔵
華岡青洲 金創神書一冊【医学】無窮平沼蔵
華岡青洲 金創治要一冊【医学】東大鶚軒・東北大狩野・研医会図ほか蔵
華岡青洲 金瘡秘話一冊【医学】京大富士川に二部
金創秘書一冊【医学】無窮神習(合冊三、花岡家伝書)・東洋藤井蔵
華岡青洲口述 金瘡譚一冊【医学】金沢大蔵
華岡青洲 治癒鎖言【医学】本朝医家著述目録による
華岡青洲授 吉田翼記 産科瑣言一冊【医学】名大医・九大・京大・京大富士川ほか蔵 一八九五日本産科叢書に活字復刻
華岡青洲 胎産瑣言一冊【医学】京大・千葉大・内藤くすり蔵 産科瑣言の抄
華岡青洲 外科大成医談一冊【医学】乾々蔵
〔華岡流外科講義筆記〕一冊【医学】順天大山崎蔵(享保二写とあるが享和二写か)
華岡青洲口授 秋田東竜編 外科摘要一冊【医学】九大・京大富士川蔵
華岡先生口授一冊【医学】京大富士川蔵(金瘡一家言を付す)
青洲先生口授【医学】日大富士川・内藤くすり蔵(ともに合写の内)
華岡青洲 校正花岡書【医学】東洋藤井蔵(合写の内)
花岡随筆方令一冊【医学】慶大に嘉永二(一八四九)写本(徴搶経験方・青囊秘録よりなる)
華岡青洲 青囊秘録一冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵 青洲の医方書
青囊秘録続集続禁方一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲遺教 禁方拾録二冊【医学】内藤くすり蔵
華岡青洲 春林軒禁方録(青洲花岡先生禁方録)七巻七冊【医学】国会・京大富士川・研医会図ほか蔵
華岡青洲 提要方一冊【薬物】乾々蔵
華岡青洲 膏方治効【薬物】東北大狩野(華岡丸散亮方集の内)・旧三井鶚軒(膏方秘録の付)蔵
華岡青洲 〔春林軒・外科大成〕膏方便覧一冊【薬物】東博(明治写本)ほか蔵
花岡青洲先生膏薬便覧【薬物】京大富士川蔵(阪府病院製薬法と合一冊)
華岡青洲 膏方類方【薬物】京大(膏方便覧の付)・京大富士川(同上)・研医会図(合写の内)蔵
華岡青洲 膏薬類方【薬物】旭川医大蔵(合写の内)
華岡青洲 膏方秘録一冊【薬物】東大・東北大狩野(華岡丸散膏方集の内)・研医会図ほか蔵
刊本 華岡青洲 膏薬煉書一冊【薬物】長崎蔵 東洋藤井に寛政八(一七九六)写本も
華岡青洲 春林軒膏方集録一冊【薬物】神宮蔵
華岡青洲 春林軒膏薬方(春林軒法方録)一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
華岡青洲 春林軒諸膏録一冊【薬物】京大富士川蔵
華岡青洲 春林軒用膏三綱領【薬物】
華岡青洲 青洲先生膏方【薬物】東大鶚軒蔵(青洲医談の付)
青洲先生膏薬煉書【薬物】京大富士川蔵 膏方・青洲先生丸散録・青囊秘録・瘍科神書より成る
華岡青洲 配剤便覧一冊【薬物】岡山大蔵
華岡青洲 春林軒撮要方一冊【薬物】東大鶚軒・千葉大・内藤くすりほか蔵
華岡青洲 花岡撮要方【薬物】東洋藤井蔵(合写の内)
華岡青洲 春林軒散薬方一冊【薬物】京大富士川蔵
華岡青洲 青洲先生方函一冊【医学】京大蔵
青州方函一冊【医学】慶大蔵
華岡青洲 三朮附之辨一冊【医学】京大富士川・東北大狩野・国会(ともに合写の内)ほか蔵
華岡青洲 〔華岡〕丸散膏方集(丸散膏方)一冊【薬物】東大鶚軒・東北大狩野蔵 丸散方・膏方秘録・膏方治効・丸散方考を収む
華岡青洲 丸散膏方便覧一冊【薬物】乾々・東京医大蔵
華岡青洲 丸散方【薬物】東北大狩野・日大富士川・研医会図蔵(ともに合写の内)
華岡青洲 丸散方考(丸散便覧)一冊【薬物】慶大富士川ほか蔵
華岡青洲 丸散録一冊【薬物】京大富士川蔵
華岡青洲 春林軒丸散一冊【薬物】東洋藤井蔵
華岡青洲 春林軒丸散膏方一冊【薬物】慶大蔵
華岡青洲 春林軒丸散膏方録一冊【薬物】内藤くすり蔵
華岡青洲 春林軒丸散録(丸散録・青洲先生丸散録)一冊【薬物】早大(春林軒法方録〔膏方之部〕・丸散方考・諸家丸散方と合写)ほか蔵
華岡青洲 青洲先生丸散方考一冊【薬物】乾々蔵 丸散方考・丸散用法・用膏綱領・青囊秘録より成る
華岡青洲 春林軒雑記一冊【医学】研医会図蔵
華岡青洲 春林軒証治撮要一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
華岡青洲 春林軒水腫加言一冊【医学】京大富士川蔵
華岡青洲 春林軒舌診要訣一冊【医学】京大富士川(華岡青洲著述七種の内)・乾々・旧三井鶚軒ほか蔵
刊本 春林軒見聞録一冊【医学】東京医大蔵
春林軒先生治験(青洲先生治験)一冊【医学】乾々・神宮蔵
結解庸徳筆記 春林軒治験見聞録【医学】東京医歯大阿久津蔵(合写の内)
結解庸徳 狐崇小話一冊【医学】東博(天保五写)・内藤くすり(天保一一写)蔵
華岡青洲著 安田孝平編 青洲翁治験録一冊【医学】九大・研医会図蔵
青洲先生施術記【医学】東北大狩野蔵(華岡要書二)
青洲先生治験録【医学】旭川医大・東洋藤井・東京医歯阿久津蔵
青洲先生治譚一冊【医学】国会・慶大・東北大狩野ほか蔵
青洲先生治療録一冊【医学】東大鶚軒蔵
華岡青洲 青洲医談一冊【医学】国会白井ほか蔵 一八一六青洲先生医談の異本
春林軒合水堂両先生治験一冊【医学】東京医大に天保一四(一八四三)写本
青洲鹿城両先生医話一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 青洲医譚略【医学】京大蔵(鹿城医譚略と合一冊)
華岡青洲 青洲雑話【医学・随筆】本朝医家著述目録による
華岡青洲 青洲先生医話一冊【医学】慶大・東大鶚軒・研医会図ほか蔵
華岡青洲 青洲夜話一冊【医学】旭川医大蔵
華岡青洲 燈下医談一冊【医学】国会・東大鶚軒・研医会図ほか蔵
外科燈下医談一冊【医学】京大富士川蔵
華岡青洲 東郭医話評一冊【医学】九大・神宮蔵
華岡青洲等 二先生夜話一冊【医学】神宮蔵 青洲医談・小林外科或問
華岡青洲 傷寒論講義【医学】本朝医家著述目録による
華岡青洲 青洲華岡先生産科図説【医学】京大富士川蔵(青洲華岡先生整骨法図説等と合一冊)
華岡青洲 春林軒治験図巻一冊【医学】旭川医大蔵
華岡青洲 華岡家治験図巻一冊【医学】華岡青洲氏(原本か)・和歌山市博蔵【補】
華岡青洲 華岡家治験図鑑一冊【医学】華岡乙平氏蔵【補】
華岡青洲 青洲華岡先生整骨法図説【医学】京大富士川(青洲先生活術図説・青洲華岡先生産科図説・原沢文中翁整骨図説・青洲先生巻木綿之図・杏蔭斎整
骨要訣と合一冊)・旭川医大蔵
華岡青洲 整骨並治術図識一冊【医学】旭川医大蔵
華岡青洲 青洲先生活術図説(接骨治述図)【医学】京大富士川(青洲華岡先生整骨法図説等と合一冊)・慶大富士川蔵(合写の内)
華岡青洲 青洲先生巻木棉整骨図【医学】東洋藤井蔵(合写の内)
華岡青洲 青洲先生巻木綿之図【医学】京大富士川(青洲華岡先生整骨法図説等と合一冊)・大阪歴博蔵
華岡青洲 縛帯秘録/整骨秘録一冊【医学】旭川医大蔵
華岡青洲 青洲縛帯図一冊【医学】千葉大・東洋藤井蔵
巻木綿膏薬切方書【医学】長崎博蔵(巻木綿相伝・金瘡治療書等と合一冊)
巻木綿相伝【医学】長崎博蔵(巻木綿膏薬切方書・金瘡治療書等と合一冊)
巻木綿図式一冊【医学】慶大蔵
巻木綿図附縫法【医学】京大富士川蔵(瘍科鎖言校考等と合一冊
巻木綿図和解【医学】内藤くすり・大阪歴博蔵
捲木綿要図【医学】京大富士川蔵(整骨法略図の付)
華岡青洲 整骨繃帯乳癌奇患図譜【医学】片山寿氏蔵
華岡青洲 乳癌割截一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 〔乳岩治療書〕一冊【医学】京大富士川蔵
〔経験〕乳岩図説一冊【医学】京大富士川蔵
華岡青洲 乳岩図譜(三合術外伝/絵入)【医学】研医会時・日文研宗田・旭川医大蔵
華家乳岩図一冊【医学】慶大富士川蔵
乳岩之図(乳岩図・乳巌図)一冊【医学】慶大富士川・東大鶚軒・乾々蔵
華岡青洲 乳巌治術口授一冊【医学】京大富士川蔵
千葉尚伯録 春林軒/乳岩口訣【医学】無窮神習蔵(馬書の内)
華岡青洲 辨乳嵒証並治法草稿疔瘡辨名【医学】順天大山崎蔵(合写の内)
乳岩辨疔疫辨脚気翼方一冊【医学】慶大蔵
青洲先生瘍科方集一冊【医学】無窮平沼蔵
華岡青洲口授 瘡瘍家言一冊【医学】順天大山崎蔵
青洲華岡先生遺教一冊【医学】京大富士川蔵
華岡青洲 截断篇一冊【医学】東大鶚軒・旭川医大・千葉大ほか蔵
華岡青洲 疔瘡辨名一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・研医会図ほか蔵
華岡青洲 天刑秘録一冊【医学】研医会図に乳丸辨と合綴本
華岡青洲 華岡青洲著述七種一冊【医学】京大富士川蔵 乳岩辨・疔瘡辨名・天刑秘録・青洲医談・痢疾瑣言・三朮附之辨・舌診要訣を収む
華岡青洲 華岡叢書二冊【医学】順天大山崎蔵
華岡青洲 華岡要書六巻二冊【医学】東北大狩野に安政二(一八五五)村上成写本 乳岩辨・青洲先生施術記・瘡瘍家言裁割篇・天刑秘録・眼
科・黴瘡より成る
華岡青洲 黴瘡【医学】東北大狩野蔵(華岡要書六)
華岡青洲 兎口治術【医学】京大富士川(青洲先生乳岩治法の付)・乾々(同上)蔵
華岡青洲 瘍科金創口授一冊【医学】京大富士川・千葉大蔵
華岡青洲 瘍科口訣【医学】酒田光丘蔵(合写の内)
華岡青洲著 柴田松庵校 瘍科要訣/付治験要方一冊【医学】東大鶚軒蔵
華岡青洲 瘍科自在一冊【医学】乾々蔵
華岡青洲 瘍科神書一冊【医学】京大富士川ほか蔵
二川賢 華岡流瘍科筆記一冊【医学】京大蔵
華岡青洲 痢疾瑣言一冊【医学】国会・東博・東大鶚軒ほか蔵
華岡青洲 留熱漫録一冊【医学】京大蔵(治験録を付す)
華岡家極秘術伝并栗山眼科秘伝一冊【医学】千葉大蔵
華岡伝書一冊【医学】乾々蔵
一八三五 日文研宗田に天保六後藤煕写本 春林軒門人姓名録一冊【医史料・名鑑】
一八三五 内藤くすりに天保六写本 杉本良(樗園) 医方選粋一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒にも
一八三五 乾々に天保六写本 逕養生一冊【医学】京大富士川にも
一八三五 九大に天保六柳田偀斎写本 高野長英 泰西二十四方二巻二冊【医学】
一八三五 三康図に天保六自筆本 酒井元章編 痘瘡療治集(痘家集)【医学】
一八三五 小川栄一に天保六山川昌隆写本 藤渠江馬先生常用方彙一冊【医学】濃飛郷土志料目録による
一八三五 武雄市鍋島に天保六中村公範写本 楢林宗建 楢林家煉膏書(楢家煉膏書)一冊【薬物】東大鶚軒・長崎・研医会図にも
一八三五 天保六 宇田川榕庵 開物全書黄金ノ巻一冊【化学】江戸時代の科学による
一八三五 天保六 宇田川榕庵 動学啓原稿一冊【動物】杏雨に稿本
一八三五 天保六 林隆平 眼疾経験録一冊【医学】乾々蔵
一八三五 天保六 坂本浩然 桜草勝花品二巻【植物】日本博物学年表による
一八三五 天保六 一八三六 同七刊 林蘭軒 千とせの友一冊【本草】国会白井ほか蔵 薬草・石斛の彩色図説【補】
一八三五 天保六 佐橋節翁・田丸直暢・飯室昌栩 珍卉図説一冊【植物】国会伊藤蔵
一八三五 天保六 呈昌斎画 珍瓢集一冊【植物】香川大神原蔵
一八三五 天保六 天保六年物産会目録一冊【博物史料】岩瀬蔵
一八三五 天保六 栗原信充編・画 東都松葉蘭譜一冊【植物】国会に稿本
一八三五 天保六 神崎屋源三 必読発蒙一冊【医学】乾々蔵
一八三五 天保六 風月堂主人 百世草三巻【植物】大森(三冊)・村野(一冊)蔵
一八三五 天保六自序 汲田参友 医療蒙求二巻一冊【医学】京大富士川蔵
一八三五 天保六自序 多紀元昕(一八〇六~五七 字は兆燾、通称は安良、号は暁湖 多紀元胤の長子で幕医・江戸医学館督事) 注解傷寒論攷異一巻一冊
【医学】台
北故宮蔵【補】
一八三五 天保六自序 顕貞 蘭山草木真形図一一冊【植物】国会(手稿本)・杏雨蔵
一八三五 天保六序 毛利梅園 写生斎魚品図正(梅園魚譜・写真洞魚品図正)三帖【魚介】国会に手稿本(梅園画譜の内、二部)
一八三五 天保六奥書 伊沢道盛図 筑前伊沢家/口科道具図一巻一冊【医学】
一八三五 天保六自序刊 喜多村直寛 医方撮要一冊【医学】九大蔵 東大に写本も【補】
一八三五 天保六自序刊 中川故(壺山、其徳)建立 田辺憲書 傷寒論一帖【医学】早大蔵 三陰三陽篇の条文を復古して計七〇面に刻入した石碑(雲州神戸郡杵築郷に建立)の拓本【補】
一八三五 天保六序刊 土田敬之編 舌胎図説一冊【医学】京大富士川・東北大狩野・東京医大ほか蔵 慶大富士川に写本も
一八三五 天保六序刊 嘗百社等編 〔乙未〕本草会物品目録一冊【史料】国会伊藤ほか蔵
一八三五 天保六跋刊 池田霧渓編 〔重校〕治痘要方一冊【医学】杏雨・乾々蔵 国会ほかに一八五三重校版【輔】
一八三五 天保六刊 深田香実(正韶) 〔文人必要〕以呂波本草(伊呂波本草)二篇二枚【本草】名古屋市博蔵【補】→一八三三同初編
一八三五 天保六刊 小原良直 外科正宗薬品異名考二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵【補】
一八三五 天保六刊 南々編 呈昌斎画 葫蘆市一冊【植物】国会・村野蔵
一八三五 天保六刊 石塚汶上 困学穴法一冊【鍼灸】早大ほか蔵【補】
一八三五 天保六刊 関政方 春風消息一冊【医学】千葉大・岡山大・乾々ほか蔵
一八三五 天保六刊 中川脩蔵 傷寒全論一冊【医学】大阪出版書籍目録による 上記書と同一か【補】
一八三五 天保六刊 フーフェランド・コンスブルック著 新宮凉庭訳 泰西疫論後編二巻【医学】→一八二四同前編 合四冊(京都府医大ほか蔵) 前編は神経疫部 後編は腐敗疫部
一八三五 天保六刊 秋尾亭主人 長生草一冊【植物】慶大富士川ほか蔵
一八三五 天保六刊 薬性歌括【薬物】乾々蔵→一八三九・五六に同名書
一八三五 天保六刊 平野元良(桜寧室主人)著 大西椿年画 〔延寿・延年〕養性訣二巻二冊【医学】早大ほか蔵 一八三六版も
一八三六 天保七 一月十四日没(一七八一 安永一〇生)藤林普山(名は紀元、字は君諧 京の町医で蘭学者) 和蘭今日方三巻一冊【医学】東京医大蔵
藤林普山訳 解屍篇(蘭学選)一冊【医学】乾々(自筆)・九大(解屍篇原註・解屍篇講録と合三冊)蔵
藤林普山 解屍篇原註【医学】九大蔵(解屍篇等と合三冊)
藤林普山 解屍篇講録【医学】九大蔵(解屍篇等と合三冊)
藤林普山訳 外科秘函三巻【医学】九大・岡山大・東京医歯大阿久津ほか蔵
藤林普山 西域本草【本草】本朝医家著述目録等による
藤林普山 生理真源一巻【医学】西洋学家訳述目録・日本医学史等による
藤林普山 泰西水腫纂要二巻【医学】西洋学家訳述目録等による
藤林普山訳 内科新選二冊【医学】乾々蔵
藤林普山 病理真源【医学】日本医学史等による
藤林普山訳 武蘭加児都本草七巻一冊【本草】杏雨蔵
藤林普山訳 武蘭加児都内科書 一冊【医学】内藤くすり蔵
藤林普山訳 武蘭加児外科家鑑一冊【医学】日文研宗田蔵(巻二)
藤林普山訳 再刻武蘭加児都解屍図説一冊【医学】日文研宗田蔵(巻五)
藤林普山訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 離合源本三巻三冊【医学】京大蔵
一八三六 天保七 五月一日没(一七六三 宝暦一三生)橋本宗吉(名は鄭、字は伯敏 大坂の町医で家塾の糸漢堂にて蘭学を教授) 糸漢堂製煉秘訣一冊【薬
物】大阪府・神宮蔵
江戸後期 橋本宗吉訳 家法十九味底里亜加薬剤分量製方便用書一冊【薬物】大阪歴博羽間に自筆稿本
橋本宗吉 泰西本草(泰西方草数)一〇〇巻【本草】大阪名家著述目録等による
橋本宗吉訳 ドドネウス‐レンベルチウス著 本草書一冊【本草】杏雨に稿本
ドヽニウス和蘭本草和解二巻二冊【本草】国会白井蔵
独度涅烏斯一冊【本草】杏雨蔵
一八三六 天保七 五月二十九日没(一七五三 宝暦三生)馬淵嵐山(名は会通、字は仲観 京の儒者)著 渥美類長校 傷寒論斎子伝五冊【医学】早大蔵 師
の斎静斎の伝授か【補】
一八三六 天保七 七月八日没(一七六六 明和三生)竹中南峰(名は温、字は子良、室号は済美堂 京の町医)編 済美堂常用法方録(南峯先生常用丸散方
函)一冊【薬物】京大富士川蔵
竹中南峰 済美堂方目一冊【医学】内藤くすり蔵
竹中南峰 済美堂薬方録一冊【薬物】神宮蔵
済美堂家塾方匱(済美堂家熟方匱)一冊【医学】金沢大蔵
済美堂丸散方函一冊【薬物】杏雨に嘉永四(一八五一)写本
済美堂方函一冊【医学】静嘉に弘化二(一八四五)写本
済美堂丸薬方一冊【薬物】慶大蔵
済美堂膏方一冊【薬物】九大蔵
済美堂膏薬方一冊【薬物】神宮蔵
済美堂雑記処方録一冊【医学】千葉大蔵
済美堂黴瘡瑣言一冊【医学】日文研宗田蔵
済美堂痘瘡記聞一冊【医学】京大富士川蔵
山田脩敬編 済美堂紀聞一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八三六 天保七 八月八日没(一七七〇 明和七生)杉本樗園(名は良、字は子敬、号は樗園 幕医) 傷寒論開題・読傷寒論五巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
杉本樗園 樗園偶筆一冊【随筆・医学】国会(自筆本)ほか蔵
杉本樗園 難経滑義補正一冊【医学】京大富士川(神農本経開題・温疫考と合)ほか蔵
一八三六 天保七 九月五日没(一七五五 宝暦五生)最上徳内(名は常矩 幕医の家僕のち幕府蝦夷調査隊員) 傷寒雑病全論解一一巻六冊【医学】九大蔵
最上徳内 傷寒論註釈【医学】近世漢学者著述目録大成による
最上徳内 調剤秘書【薬物】近世漢学者著述目録大成による
一八三六 天保七 九月二十九日没(一七八五 天明五生)池田冬蔵(通斎 福井出身で小森桃塢門人) 医学淵源三冊【医学】慶大富士川(自筆)・乾々蔵
池田冬蔵 傷寒六経図説/附廩賦大概一冊【医学】内藤くすり蔵
池田冬蔵 痘科鍵口訣辨解一冊【医学】東北大狩野蔵
痘科鍵打聞一冊【医学】乾々蔵
痘科鍵疏方一冊【医学】杏雨蔵
痘科鍵聞録一冊【医学】鎌田共済郷博蔵
一八三六 天保七 十一月十四日没(一七八六 天明六五月五日生)池田京水(名は大淵、字は河澄、通称は瑞英 江戸の町医で幕府医学館痘科教授) 池田家
痘瘡治術口授一冊【医学】日本医学史による
池田京水 豌痘瘡論一冊【医学】刈谷蔵
池田京水 池田痘科翁朱分解四巻【医学】京大富士川(四巻と存一巻)・慶大富士川(一冊)・内藤くすり(三冊)ほか蔵
池田京水 痘鑑一冊【医学】京大富士川蔵
池田京水輯 痘疹方選一冊【医学】京大富士川蔵
池田京水口訣 黴結方論一冊【医学】内藤くすり蔵
池田京水 秘伝痘科唇舌前伝四巻一冊【医学】京大富士川に天保一二(一八四一)写本、刈谷に痘科唇舌前伝(合写本)
池田京水 秘伝痘科脣舌奥伝四巻一冊【医学】京大富士川に天保一二(一八四一)写本
池田先生唇舌図一帖【医学】京大富士川蔵
池田家治痘術一冊【医学】内藤くすりに天保一二(一八四一)写本ほか蔵
池田七兵衛 池田家治痘術伝一冊【医学】東北大狩野蔵
池田家治痘術伝書一冊【医学】日大富士川蔵
池田家治痘瘡記一冊【医学】内藤くすり蔵
池田家治痘秘録一冊【医学】東大史料蔵
池田家治痘法由来(池田家治痘法来由)一冊【医学】京大富士川・日大富士川・内藤くすりほか蔵
池田家痘疹記一冊【医学】国会蔵
池田家痘疹秘伝録(池田家治痘術秘伝)一冊【医学】京大・京大富士川蔵
池田家痘療口伝一冊【医学】浅野小田蔵
池田氏治痘書一冊【医学】日大富士川蔵
池田流治術秘伝一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八三六 金沢市加越能に文政元~天保七写本 産物方御用留三冊【物産】
一八三六 東博に文政~天保七写本 唐船持渡鳥類一冊【動物】
一八三六 佐賀県図鍋島に天保七写本 庸光 口伝集一冊【獣医】馬の治療法と処方・和漢薬
一八三六 内閣に天保七写本 五臓六腑之次第一冊【医学】
一八三六 京大富士川に天保七写本 困学経穴法一冊【医学】
一八三六 乾々に天保七写本 人頭生角之記一冊【医学】国会・内藤くすりにも
一八三六 乾々に天保七写本 山本高明 傷寒論択精録二巻二冊【医学】九大・内藤くすりにも
一八三六 静嘉に天保七写本 小森宏訳 ヒュキサム著 薔薇園医笈熱病篇一冊【医学】乾々に自筆本、金沢図蒼竜に重訂本二冊も
一八三六 東北大狩野に天保七写本 整骨図一軸【医学】
一八三六 東大に天保七写本 伴信友 波波迦説一冊【本草】静岡県図葵にも
一八三六 天保七 朝岡正章 (あさかほ)牽牛花集一冊【本草】京大・村野(自筆)蔵
一八三六 天保七 高野長英 西説医原枢要外編七巻【医学】生理学書 当外編は散佚→一八三二同内編【補】
一八三六 天保七 徳川斉昭 医弊説一冊【医学】京女大蘆庵ほか蔵
一八三六 天保七 大窪昌章 恵那山三浦山御嶽山採薬記(天保七丙申年四月七月ノ両度濃州可児郡久々利山錦織山同国恵那郡恵那山同郡三ケ村并三浦山信州筑
摩郡木曾御嶽山并継母ケ嶽採薬ノ記)一冊【本草】大東急(自筆)・村野・千葉大蔵
一八三六 天保七 宇田川榕庵 開物全書一冊【化学】乾々(自筆稿本)・天理(自筆)蔵
一八三六 天保七 救荒急務印施書一冊【医学・災異】宮書蔵(静幽堂叢書五八)
一八三六 天保七 畔田翠山 金嶽草木志二巻一冊【本草】内閣に自筆本
一八三六 天保七 石原安彦 痘瘡輯要二冊【医学】乾々蔵
一八三六 天保七 文彩堂玄豊 貝品明鑑一冊【魚介】日本博物学年表等による
一八三六 天保七 日比篤敬 留稿録一冊【医学】乾々蔵
一八三六 天保七 和名類聚抄草部展観品目一冊【植物】岩瀬・東海大桃園蔵
一八三六 天保七成 後藤古漁補 後藤栗庵編 稽古塾方矩(養浩堂方矩)一冊【薬物・教育】宮城小西蔵【補】
後藤栗庵 傷寒論誌聞一冊【医学】乾々蔵
一八三六 天保七奥書 後藤古漁閲 神田正直 河島修輯 古方抄録一冊【医学】宮城小西蔵
後藤古漁 医事精義二冊【医学】本朝医家著述目録による
後藤古漁閲 審視瑶函読本一冊【医学】宮城小西蔵
後藤古漁 燈下余録翼一巻【医学】本朝医家著述目録による
後藤古漁 黴瘡一家言一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八三六 天保七自序 関屋倫 各症原始録一冊【医学】九大に嘉永四(一八五一)上野恵迪(山田業広とするのは誤認)跋写本 傷寒論の病症論【補】
一八三六 天保七自序 一八三九 同一〇刊 小出竜 導窾私録三巻三冊【医学】慶大富士川(巻上・中・下)ほか蔵 漢蘭折衷
一八三六 天保七自序 一八三九 同一〇刊 小出竜 導窾私録補二巻二冊【医学】慶大富士川(巻上・下)ほか蔵 漢蘭折衷
一八三六 天保七自序 一八三九 同一〇刊 多紀元堅 薬治通義一二巻五冊【本草・医学】京大富士川ほか蔵 中国版あり【補】
一八三六 天保七序 一八三七 同八刊 小畑詩山(良卓)校注 温疫論発揮二巻二冊【医学】東大・九大・東京医大ほか蔵【補】
一八三六 天保七序 一八三七 同八刊 雲洞(神竜) 救荒孫之杖(救荒孫の杖)一冊【本草・災異】国文研ほか蔵
一八三六 天保七序 毛利梅園 写生斎菌譜(梅園菌譜)【本草】国会に巻一手稿本一帖(梅園画譜の内)
一八三六 天保七序 武蔵石寿 〔貝譜〕群分品彙二巻二冊【動物・魚介】国会ほか蔵
一八三六 天保七序 一八三七 同八刊 横井璨(全柳) 泰西薬名早引二巻付録二巻三冊【薬物】国会白井ほか蔵 イロハ順【補】
一八三六 天保七序 一八五八 安政五刊 吉益東洞著 難波立愿(抱節)補 〔標註〕類聚方集成二巻二冊【薬物】京大富士川ほか蔵
一八三六 天保七序刊 今井宗益 折肱余筆全書上巻一冊【医学】京大富士川・研医会図蔵 蘭方主体の病門別治法書【補】
一八三六 天保七序刊 川村一甫(中村藩医) 養生喩解草一冊【医学】順天大山崎蔵 イロハ順で食物の功罪などを庶民向けに【補】
一八三六 天保七序刊 高良斎 蘭法内用薬能識一冊【薬物】国会白井ほか蔵
一八三六 天保七序刊 高野長英 渡辺華山図 〔勧農備荒〕救荒二物考一冊【本草・農業・災異】北大ほか蔵 明治一六(一八八三)版も【補】
一八三六 天保七跋刊 高野長英 避疫要法(避疫論)一帖【医学】京大富士川・慶大富士川・宮城小西ほか蔵
一八三六 天保七奥書刊 高松貝陵 敬食微言一冊【医学】東北大狩野・乾々蔵 弘化三(一八四六)版も 日本衛生文庫二(国会ほか蔵)に活字本
一八三六 天保七刊 宇津木昆台 〔古訓医伝〕医学警悟六巻六冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵→一八四一古訓医伝
一八三六 天保七刊 (おんとく)韞匵蔵方(諸家妙薬集)二巻一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・杏雨ほか蔵
一八三六 天保七刊 白井種喬 嚼粉方一冊【医学】国会・香川大神原・杏雨ほか蔵
一八三六 天保七刊 川原慶賀画 川原盧谷校 草木花実写真図譜(花実草木写真図譜)二巻四冊【本草・植物】大森・国会ほか蔵 彩色刷で漢名・和名・ラテン名・主治・形状・花部解剖も記す【補】
一八三六 天保七刊 川原慶賀 慶賀写真草二巻一冊【植物】京大・東大・大阪府ほか蔵
一八三六 天保七刊 遠藤通(鶴洲) 救荒便覧後集二巻【本草・災異】→一八三三同前集 一八三七同続集 合折本四帖(国会白井ほか蔵)
一八三六 天保七刊 緒方惟勝 杏林内省録六巻六冊【医学】九大・京大富士川・刈谷ほか蔵 弘化二(一八四五)版も
緒方惟勝編 奥劣斎口授 産科秘術録一冊【医学】京大富士川蔵
緒方惟勝記 奥劣斎授 産科手術秘録一冊【医学】京大富士川(一八二九名医秘受解の内)・東大鶚軒・東北大狩野ほか蔵
緒方惟勝 先生産説一冊【医学】乾々蔵
一八三六 天保七刊 宮本尚一郎(茶村) 荒年心得一冊【本草・災異】鈴木省三蔵 維新前に於ける管内出版図書(宮城県図書館)による
一八三六 天保七刊 藤田珪甫(圭甫・桂甫)重訳 独Maximillian Joseph von
Chelius施里烏斯セリウス原著 蘭G.J.Pool傑伊蒲児ポール訳補 施里烏斯眼科書前編二巻後編二巻四冊【医学】岡山大蔵 研医会図に後輯の明治写本も
藤田珪甫重訳 独エーフルス‐ドード撰 蘭ハーゲマン訳 産科図説/毘私産科篇一冊【医学】研医会図(一八五九安政六戸田立信写本)・静嘉
蔵
一八三六 天保七刊 箕作阮甫 泰西名医彙講巻一~三【医学】→天保八(一八三七)同巻四~六 天保一三(一八四二)同巻七~八 合八巻八冊(慶大富士川ほか蔵) 蘭医書から諸医説を編集した一種の雑誌【補】
一八三六 天保七刊 山岡霞川 満作往来(万作往来、きゝん心得種)一冊【往来物・災異】国会白井ほか蔵【補】
一八三六 天保七刊 浅井惟亨(南皐)・平井庸信 名家灸選大成三冊【鍼灸】大阪府石崎・無窮神習・バークレー三井蔵→一八〇五名家灸選初編 一八〇七同
二編 一八一三同三編の合刻【補】
一八三六 天保七刊 恵純 養生記一冊【医学】玉川大教育学情図蔵
一八三六 天保七伝 谷口求益堂口授 三宅春齢(董庵)記 産術内外秘訣一冊【医学】千葉大蔵
一八三六 天保七以降 太白黒砂糖寄一冊【物産】長崎蔵
一八三六 天保七以降 薬種寄三三冊【薬物】長崎蔵
一八三七 天保七 十二月二十六日没(一七七六 安永五生)足立長雋(名は世茂、字は松文、号は無涯 丹波篠山藩医で蘭学を学び西洋産科の祖) 足立家方
鑑一冊【医学】本朝医家著述目録による
足立長雋 和蘭疝積論(説)一冊【医学】静嘉蔵
足立長雋 眼象礎二巻【医学】本朝医家著述目録による
足立長雋 胡擠説一冊【本草】東大蔵
足立長雋 胡椒説一冊【本草】京大富士川蔵
足立長雋 産科輯要一冊【医学】研医会図・内藤くすり蔵
足立長雋訳 ブーデロック著 遠西産科礎【医学】京大富士川(図解を付す三巻二冊)・乾々(一冊)蔵
足立長雋訳 女科集成三冊【医学】乾々蔵
足立長雋重訳 ストルク著 ドワーヘ蘭訳 斯篤児屈内科書一冊【医学】金沢図蒼龍蔵
足立長雋 聖京徤一冊【医学】乾々に二部
足立長雋 方剤篇二巻【薬物】本朝医家著述目録による
足立長雋 保産約言一冊【医学】内藤くすり蔵
足立長雋訳 椰子樹録一冊【植物】静嘉に嘉永六(一八五三)写本(摂綿施那を付)
一八三七 天保八 六月十一日没(一七八三 天明三生)垣内己山 医談雑記【医学】本朝医家著述目録による
垣内己山 間窓偶筆一冊【医学】
垣内己山 杏林摘葩【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八三七 天保八 四月二十三日没(一七六三 宝暦一三生)中山城山(名は鷹、字は伯鷹 医師中山玄柳の子で高松藩儒) 金匱要略考注二巻【医学】近世漢
学者著述目録大成による
中山城山 傷寒論探頤八巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八三七 天保八 六月六日没(一七六四 宝暦一四生)鈴木朖(字は叔清、号は離屋 尾張名古屋藩儒) 医事卮言一冊【医学】近世漢学者著述目録大成・国
学者伝記集成等による
一八三七 天保八 七月十一日没(一七六四 明和元生)鈴木養斎(名は直二、通称は荘内 上総の儒者) 医書一冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
鈴木養斎 三田目的録一冊【医学】九大蔵
一八三七 天保八 十一月十四日没(一七七八 安永七生)井岡桜仙(名は冽、字は元泉、通称は道貞、号は桜泉とも 津山藩医) 竹乗一冊【植物】日比谷加
賀蔵
井岡桜仙編 毛詩名物質疑五巻五冊【本草】国会白井ほか蔵
井岡桜仙記 小野蘭山述 大和本草批正一六巻付録一巻四冊【本草】国会白井ほか蔵
一八三七 天保八 設楽貞丈画(一七八五 天明五生 一八三七 天保八 五十三歳で生存) 竜骨図説一軸【本草】杏雨蔵
一八三七 津市図橋本に天保八写本 松寿本覚阿 疫病食毒養生記一冊【医学】
一八三七 千葉大古医書に天保八写本 坡觚訶崘(ブッフホルン) 治翳新法一冊【医学】
一八三七 天保八(一八三四 天保五より) 鎌田廉吉編 崇蘭館往来一冊【史料】国文研蔵 京の典医家福井崇蘭館(榕亭・棣園時代)の要件を記録 日医史雑誌六八巻三号に町の解題と全文翻
刻【補】
一八三七 天保八 上林清泉 嘉木志(佳木志)一冊【植物】国会白井蔵
一八三七 天保八 小館善温 三余一楽二巻二冊【医学】東北大狩野(青写真)・乾々(自筆)蔵
一八三七 天保八 枇杷園主人(小野幽軒) 酒考一冊【飲食】国会蔵
小野幽軒 救荒本草纂説一冊【本草】岩瀬蔵
小野幽軒 草樹纂説【植物】国会蔵(巻一~三・五~一〇、六冊)
小野幽軒 草木禽獣魚虫類図説草稿一冊【本草】国会白井蔵
小野幽軒 芳園巡逍録二巻二冊【本草】国会白井ほか蔵
一八三七 天保八 坂本純沢 随観写真一四巻【博物】国書解題等による
(坂本)純沢画 水虎十二品之図一冊【動物】旧浅野蔵
一八三七 天保八 小畠時永 伊藤保童 張州物産図考一冊【物産】村野蔵
一八三七 天保八 佐藤方定(鶴城) 楮木考一冊【植物】国会白井蔵
一八三七 天保八 磯野弘道 得医之辨記【医学】国会(写、不忍叢書一二)
一八三七 天保八 山本亡羊 土参考(人参考)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八三七 天保八 山本亡羊 人参種植考一冊【本草】京大(温故斎蓡志と合)・岩瀬・内藤くすりほか蔵
一八三七 天保八 服部甫庵 奈須玄珪子雑記二冊【医学】乾々に自筆本
玄珪子医話二冊【医学】乾々蔵
一八三七 天保八 飯室昌栩 梅花図譜【植物】日本博物学年表による
一八三七 天保八 長谷川重憶 秘方一冊【医学】乾々に自筆本
一八三七 天保八 関野寛敬 名家良法摘要二冊【医学】京大富士川蔵
一八三七 天保八 山崎玄東訳 用薬撮要三巻三冊【薬物】九大蔵 小森桃塢が弟子の山崎玄東にレメリー薬物辞典蘭訳本を摘訳させた書【補】
一八三七 天保八 琉球産物会所差留一件文書一冊【物産】東大史料蔵
一八三七 天保八成 藍川慎輯 穴名捜捷二冊【鍼灸】京大富士川蔵(森立之旧蔵) 画数で穴名を配列して出典毎の部位を記述【補】
一八三七 天保八自序 一八四〇 同一一刊 安田玉海 眼科一家言二巻一冊【医学】長崎大蔵 天保一三(一八四二版)も慶大富士川に
一八三七 天保八自序 山田業広 金匱要略私考・附幼々新書引用書目一冊【医学】東博に自筆本【補】
一八三七 天保八自序 宇田川榕庵 酔紅楓一冊【医事説話・戯文】乾々に自筆稿本
一八三七 天保八成 宇田川榕庵 〔天下才子評〕知古伝(しるこでん)一冊【医事説話・戯文】乾々に自筆稿本
一八三七 天保八自序 伊東如雷 摂養茶話一冊【医学】国会蔵 日本衛生文庫五(国会ほか蔵)に活字本
一八三七 天保八自序 一八四七 弘化四刊 本間棗軒 瘍科秘録一〇巻一二冊【医学】国会ほか蔵 一八五六版も→一八五九同続編
一八三七 天保八序 一八三八 同九刊 高良斎重訳 ジセンチヘンドリ著 キボム‐ホフデン訳 駆梅要方三巻三冊【医学】京大富士川・東北大狩野・杏雨ほ
か蔵 K. H. Dzondi著蘭訳本(一八二七)の訳注書 蘭学取締により良斎塾のみ使用で市販は禁止(一八四一)【補】
一八三七 天保八序刊 和田東郭 傷寒論正文解八巻四冊【医学】早大ほか蔵 一八三八・四四版も
一八三七 天保八序刊 阿部喜任(櫟斎) 草木育種後編二巻二冊【植物・園芸】→一八一八同前編と合四冊が国文研ほかに
一八三七 天保八序刊 永田徳本著 磯野汝行校 知足斎医鈔一冊【医学】京大富士川蔵
磯野鵲斎(汝行) 〔乾室療治〕十九方一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八三七 天保八刊 日高涼台 和蘭用薬便覧一冊【薬物】千葉大ほか蔵→一八四七和蘭用薬便覧附録
一八三七 天保八刊 古宇田知常 灌水伊呂波歌一冊【医学】京大富士川・順天大山崎・彰考蔵
一八三七 天保八刊 奥村喜三郎(増貤) 勧施救荒一冊【救荒・農業】国会白井ほか蔵
一八三七 天保八刊 飢饉食物製法一冊【救荒・飲食】国書解題による
一八三七 天保八刊 鳩居堂主人(熊谷蓮心、直恭) きゝん年の食物一冊【救荒・飲食】国会白井ほか蔵 じえきのくすり・一さいどくけし・飢饉せざる心得書の三編を付す【補】
刊写合 荒季雑書一冊【救荒・本草】国会蔵 大塩一件の瓦版・飢饉用心書(鳩居堂熊谷蓮心)・粃の食様の引札(湯浅寛)を合せたもの
一八三七 天保八刊 中山美石(弥助)編 饑饉の時乃食物の大略一冊【救荒・飲食】国文研ほか蔵 万延元(一八六〇)版も 増補版に「きゝんのこゝろえ」あり【補】
一八三七 天保八刊 伊藤圭介 救荒食物便覧二紙綴【本草・救荒】瓦版で岩瀬(凶荒録の内)ほか蔵 明治一五(一八八二)版の興農叢誌一集(国会ほか蔵)に復刻も【補】
一八三七 天保八刊 遠藤通(鶴洲) 救荒便覧続集一巻【本草・救荒】→一八三三同前集 一八三六同後集 合折本四帖(国会白井ほか蔵)
一八三七 天保八刊 水原三折編 産科三器図式/附経験図式一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八三七 天保八刊 宮崎貞順著 江尻春達校 傷寒論和語示蒙(傷寒抜萃・傷寒論抜萃)二巻二冊【医学】内閣ほか蔵 傷寒論解説書【補】
一八三七 天保八刊 奥田慊山補正 〔万病即治〕増補灸穴早合点一紙【鍼灸】京大富士川ほか蔵 両面印刷→一六八六灸穴早合点【補】
一八三七 天保八刊 箕作阮甫 泰西名医彙講巻四~六【医学】→一八三六同巻一~三 一八四二巻七~八 合八巻八冊(慶大富士川ほか蔵) 蘭医書から諸医説を編集した一種の雑誌【補】
一八三七 天保八刊 平野元良 玉の卯槌一冊【医学】国会白井ほか蔵 凶年後の養生や疫病への対策ほかで薬物写真図を付す【補】
一八三七 天保八刊 岸田米山著 清水錬等校 長沙痘書初編一冊【医学】国会ほか蔵
一八三七 天保八刊 小畑詩山 熱病指揮一冊【医学】九大・京大富士川・東京医大ほか蔵
一八三七 天保八刊 本井子承 〔無病息災〕秘伝衛生論後篇二冊【医学】国会・九大・教大ほか蔵
一八三七 天保八刊 松井玄皐 方辞牌一冊【薬物】乾々蔵
一八三七 天保八刊 北山飽道 無病長命福貴伝一冊【薬物】京大富士川・日比谷加賀・乾々蔵
一八三七 天保八刊 藤堂竜山 有年瑞奇一冊【植物】香川大神原・村野蔵
一八三八 天保八伝 佐々木操 人参三臓円二紙綴【医方】九大蔵【補】
刊本 法橋/吉野五運 人参三臓円一紙【医方】仏教大蔵
一八三八 天保八 十二月十三日没(一七八五 天明五生)大槻玄幹(名は茂楨、字は子節、号は磐里 玄沢長男で仙台藩医) 医案雑集一冊【医案】本朝医家
著述目録・西洋学家訳述目録による
大槻玄幹 不錦漫筆一巻【医学】本朝医家著述目録等による
大槻玄幹 繃縛全図一冊【医学】九大・東大・仙台伊達家蔵
大槻玄幹 蘭園日渉三冊【医学】静嘉(自筆)・慶大富士川(二冊)・乾々蔵
一八三八 天保九 二月二十七日没(一七七八 安永七生)伊藤祐義(名は祐義、字は忠岱、号は鹿里、通称は大助 信濃の在村儒医)筆記 吉益南涯講 金匱
要略聞書四巻四冊【医学】京
大富士川・研医会図蔵
伊藤鹿里 傷寒論国字解七巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
伊藤鹿里 仲景氏事蹟考一巻一冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
伊藤鹿里 類聚方序解一冊【医学】京大富士川蔵
類聚方序跋解一巻【医学】徳島蔵
晏玉大助 江南薬室襍記一冊【医学】岐阜蔵
一八三八 天保九 五月十二日没(一八一四 文化一一生)今井随庵(名は良恭、字は子譲 紀伊和歌山藩医) 口中治験秘伝一冊【医学】慶大富士川蔵
今井随庵 周尺後考【度量衡】近世漢学者著述目録大成による
一八三八 天保九 六月七日没(生年未詳)湊長安(名は重胤、号は丹晴堂 丹波篠山藩医でシーボルト高弟)訳 (シーボルト)食勃児度経験方【医学】諸大
名の学術と文芸の研究による
湊長安 丹晴堂掌中医方一冊【医学】静嘉・香川大神原・内藤くすり蔵
湊長安 丹晴堂随筆二冊【医学】東大鶚軒・内藤くすり蔵
湊長安編 シーボルト述 内科要方一冊【医学】京大富士川・慶大蔵
湊長安 難治症治法一冊【医学】乾々蔵
湊長安訳 リカルトレーツセ【医学】静嘉に診断編一冊・薬剤編一冊
李隔児篤穎折児分量考一冊【医学】乾々蔵
戸塚轂訳 利加爾督隷蝑著 利加児督隷蝑薬方新撰四巻一冊【医学】京大富士川蔵
一八三八 天保九 七月八日没(一七四七 延享四生)江馬蘭斎(名は春琢、字は元恭、通称は春齢 美濃大垣藩医で蘭学塾好蘭堂をひらく) 医事茶話一冊
【医学】乾々蔵
江馬蘭斎訳 ヲスカムプ目録一冊【医学】岩瀬・杏雨蔵
ヲスカンプ画帖/附目録六帖【医学】杏雨蔵
ヲスカンプ本草書目録一冊【西薬】東京医大蔵
江馬蘭斎 古方選四冊【医学】京大蔵
江馬蘭斎 水腫全書【医学】本朝医家著述目録等による
江馬蘭斎 泰西医典(太西医典訳)二巻【医学】本朝医家著述目録等による
江馬蘭斎 泰西熱病集訳三巻【医学】日本医学史等による
江馬蘭斎 体内薬物効用論【医学】明治一六(一八八三)活字復刻あり
江馬蘭斎 ドトネウス名訳一冊【本草】岩瀬蔵
江馬蘭斎 本草千種二冊【本草】岩瀬蔵
一八三八 天保九 七月二十二日没(一七八一 天明元生)賀川南竜(名は惇徳、字は子允、通称は秀哲 大坂の産科町医) 南竜先生助産論【医学】日本産科
叢書に活字復刻
一八三八 天保九 八月十九日没(一七八一 天明元生)堀田正民 蜻蝶譜一冊【動物】内閣蔵
一八三八 天保九(一七六六 明和三から) 渋江抽斎編 直舎伝記抄存六冊(もと八冊)【医史料】慶大富士川蔵 一(一七六六~八七)、二(一七八八~九九)、三(一八〇〇~一一)、四(欠)、五(一八二五~三二)、六(一七九六~一八三八)、七(一八二八~三七) 弘前藩江戸屋敷の宿直医官日誌 松木明知翻字本(岩波ブックサービスセンター、一九八
五)あり【補】
一八三八 天保九(一八三一 天保二から) 長崎浩斎 蚤虱辨三冊【医学】高岡図佐渡家蔵 医療手引草初編・誠意堂所蔵蘭説書目
一八三八 天保九(一八三〇 天保元から) 長崎浩斎 味噌欺録一冊【医学】高岡図佐渡家蔵 高岡長崎家五代浩斎の診療録【補】
一八三八 慶大富士川に天保九写本 奈須恒徳 欣以随筆一冊【医学】乾々に自筆二冊も【補】
一八三八 神宮に天保九写本 吉村千春 神馬藻考一冊【本草】
一八三八 九大に天保九写本 水瀝青之法一冊【化学】
一八三八 東大に天保九写本 前田利保 〔砂按子蠨蛸〕図説一冊【動物】
一八三八 天保九 今大路正路 (天保九戊戌年十一月)今大路家進献御用之次第一冊【医学】乾々蔵
一八三八 天保九 千葉直胤 海獣考一冊【動物】東大蔵
一八三八 天保九 竹内忠告編 魚貝譜(魚介譜)一冊【魚介】無窮神習蔵
一八三八 天保九 小原良直 金剛山採薬記【本草】日本博物学年表による
一八三八 天保九 小原良直 採薬録一冊【本草】杏雨蔵(文化十一年小原桃洞熊野及日高郡採品并献上品目録を付す)
一八三八 天保九 浅香青洲・田丸直暢・佐橋節翁・飯室昌栩ら 升麻図説一冊【植物】日本博物学年表による
一八三八 天保九 前田利保ら 秦皮図説一冊【本草】国会伊藤蔵
一八三八 天保九 樨柯 繕生堂薬疏二巻二冊【薬物】国会白井に自筆稿本
繕生堂経験煉膏方一冊【薬物】乾々蔵
繕生堂新授経験選方一冊【医学】九大・日文研宗田蔵
一八三八 天保九 飯沼基 〔僑居随筆〕田螺開口三巻三冊【医学】静嘉に稿本
一八三八 天保九 宇田川榕庵 〔戊戌新稿〕動学初歩図解一冊【動物】日比谷東京蔵
一八三八 天保九 人参製作写書一冊【本草】乾々蔵
一八三八 天保九 〔天保九年戊戌歳〕百姓喰延食品書出/原稿一冊【飲食・救荒】杏雨に山本安良写本【補】
一八三八 天保九 百々綯 未病薬編一冊【医学】京大に稿本
一八三八 天保九成 一八四〇 同一一刊 鎌田桂洲 松岡肇筆記 外科起癈図譜一冊【医学】九大・岩瀬蔵→一八四七外科起癈【補】
一八三八 天保九成 藍川慎 太素経攷異二巻二冊【医学】東北大狩野蔵【補】
一八三八 天保九賀茂季鷹序 一八三九 同一〇藤井高尚跋刊 賀茂熊斎作 芳貴・亀年画 〔陰陽和合〕安産幸運録三巻三冊【医学】九大ほか蔵 天保一五(一八四四)版も【補】
一八三八 天保九小島宝素序 一八三九 天保一〇刊 賀屋恭安(澹園) 好生緒言二巻二冊【医学】国会白井ほか蔵 医論書【補】
一八三八 天保九序 一八三九 同一〇刊 山本亡羊 百品考初編【本草】【補】→一八四七同二編 一八五三同三編 合三編六冊(国会白井ほか蔵)
一八三八 天保九自序 山田業広 椿庭随筆(椿町随筆)一冊【医学・随筆】慶大富士川に稿本(善假私攷)、国会白井に文久三(一八六三)自序二冊本(森立之旧蔵)【補】
一八三八 天保九自序 渡辺玄渓 黴瘡辨惑論(黴瘡篇)一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
渡辺玄渓 玄渓先生口授一冊【医学】京大富士川蔵
渡辺玄渓 難病図説(渡辺玄渓先生手術)一冊【医学】京大富士川蔵 梅毒肉腫・癌切除図(華岡流)あり【補】
一八三八 天保九序 一八四五 弘化二刊 浅田宗伯 傷寒辨術(傷寒論辨術)一冊【医学】国会白井ほか蔵 弘化四(一八四七)版も
一八三八 天保九跋刊 伊東国珍編 傷寒五種伝正文(傷寒五種伝、傷寒論五種伝)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八三八 天保九刊 船越敬祐(錦海)作 烽山重春(柳斎)画 絵本黴瘡軍談六巻【医事説話】東大ほか蔵
一八三八 天保九刊 霍翁老人 救民妙薬法二冊【医学】乾々蔵 京大富士川ほかに不明年版
一八三八 天保九刊 帆兮亭 錦蘭品さため(定)一冊【本草】国会白井に天保九・一〇版
一八三八 天保九刊 原南陽 解毒奇効方一冊【医学】味の素食文化セほか蔵
一八三八 天保九刊 栗本丹洲編 大淵常範等校 皇和魚譜二巻一冊【魚介】国会白井ほか蔵
一八三八 天保九刊 松波出雲 野鵐二巻二冊【動物】松江蔵
一八三九 天保一〇 二月二十日没(一七七六 安永五生)中村元亮 天行下利病之考標題【医学】京大富士川蔵(狼痢考の内)
一八三九 天保一〇 四月十三日没(一七七四 安永三生)百々俊徳(名は俊徳、字は克明、号は漢陰・確斎、通称は冬青老人 京の町医) 医粋約範二冊【医学】
本朝医家著述目録による
百々俊徳 瘟疫論衍義二冊【医学】本朝医家著述目録による
百々俊徳口授 百々綯記 温疫論翼訣二巻三冊【医学】京大に稿本(綯輯編の温疫論私定類代次第を付す)
百々俊徳筆録 百々綯校 温疫論要領撮旨一冊【温疫】京大蔵【補】
百々俊徳校 百々綯筆録 呉有性撰 校定温疫論二冊【医学】京大に稿本と嘉永六(一八五三)刊本 準漢籍【補】
百々俊徳 漢陰臆乗三巻三冊【医学・漢学】京大に自筆本【補】
百々俊徳 漢陰臆乗録稿一冊【医学・漢学】京大に自筆本 冒頭に文政庚辰(一八二〇)春記業とあり【補】
百々俊徳 漢陰雑抄一二冊【医学・漢学】京大に自筆本【補】
百々俊徳 漢陰雑抄稿本三巻三冊【医学・漢学】京大に自筆本【補】
百々俊徳 漢陰坐右漫箚六冊【医学・随筆】京大に自筆本【補】
百々俊徳 古今医粋類纂六巻【医学】本朝医家著述目録による
百々俊徳 集験方雋一巻【医学】本朝医家著述目録による
百々漢陰 田間奇験方叢二巻二冊【医方】京大に子弟浄写本【補】
百々俊徳 薬物和名考一巻【本草】本草概説による 傷寒・金匱~局方・宣明論の薬物和名を考察【補】
一八三九 天保一〇 五月十七日没(一七八七 天明七生)小関三英(名は好義・三英、号は篤斎 蘭学者で和泉岸和田藩医のち幕府天文方蘭書翻訳係)
フーフェランド著 牛痘種法(預防痘)一冊【医学】京大富士川に嘉永五(一八五二)写本(牛痘之辨・牛痘種法小諭と合)
小関三英 西医産科捷径三巻【医学】本朝医家著述目録による
小関三英訳 泰西産科捷径二冊【医学】乾々蔵
小関三英訳 熱病総論(泰西医範/上篇巻上)一冊【医学】京大富士川蔵
一八三九 天保一〇 七月十二日没(一七六八 明和五生)鎌田碩庵(名は昌長、字は孟揚、別号は復斎 京の町医) 任衝脈説一冊【医学】東大鶚軒・茨大菅蔵
(ともに上編のみ)
鎌田碩庵 婦人臓躁説/医叢採入一冊【医学】東大鶚軒蔵(死胎候法を付す)
一八三九 天保一〇 九月四日没(一七六五 明和六生)増島蘭園(名は固、字は孟鞏、別号は蘭畹 幕儒) 煙草譜【本草】近世漢学者著述目録大成による
増島蘭園 鶴志一冊【動物】乾々・石川県図・内藤くすり蔵
増島蘭園 松蕈譜一巻【本草】内閣蔵(蘭園叢書の内)
増島蘭園 鴆説二冊【本草】東博蔵→一八二〇鴆志
一八三九 天保一〇 十一月三日没(一七九九 寛政一一生)岡研介(名は精、字は子究、号は周東 シーボルト鳴滝塾塾頭のち岩国藩医)訳 シーボルト著 キシ
ウ産鯨に就て一冊【動物】施福多先生文献聚影一に影印
岡研介 常用方一冊【薬物】家政学院大江・内藤くすり蔵
一八三九 天保一〇 十一月十一日没(一七七七 安永六生)松平乗寛(三河西尾藩第三代藩主のち幕府老中)編 諸鳥図説【博物】国会蔵(草木図説と合二軸)
松平乗寛編 草木図説【本草】国会蔵(同上と合二軸)
一八三九 天保一〇没(一七六〇 宝暦一〇生)阿部玄達(漏斎 豊後岡藩医) 経伝管規二巻【医学】本朝医家著述目録による
阿部玄達 偸閑雑誌三巻【医学】本朝医家著述目録による
阿部玄達 霊素集【医学】本朝医家著述目録による
一八三九 天保一〇没(生年未詳)玉川春庵(名は有秋、字は連作、号は錦丘 盛岡藩士の子で水戸の町医) 郷医改革【医学】水戸の文籍による
玉川春庵 三省堂医話四巻【医学】水戸の文籍による
一八三九 高岡図佐渡家に天保一〇写本 佐渡三良草稿 小石元瑞朱筆 愛筆説一冊【医学】
一八三九 東大鶚軒に天保一〇写本 浅田宗伯 傷寒論記聞題言一冊【仲景】浅田宗伯遺書の内
一八三九 天保一〇 藤原清香 甘葛考一冊【本草】国会白井・徳島蔵
一八三九 天保一〇 藤原清香 砂糖考【物産】日本博物学年表による
一八三九 天保一〇 山本安良 熊書(久末廼布美)一冊【動物・薬物】杏雨に稿本
一八三九 天保一〇 山本安良 麻由美乃事書一冊【本草】村野に自筆本
山本安良 出雲風土記物産解一冊【注釈・物産】松江蔵
山本安良 瘟疫論註四冊【医学】内藤くすり蔵
山本安良 公儀医学御仕向御手当之聞書一冊【史料】内藤くすり蔵
山本安良 删訂傷寒論六冊【医学】内藤くすり蔵→一八〇一〔删訂〕傷寒論
一八三九 天保一〇 馬島円如 増損清眼録一巻【医学】日本医学史による
馬嶋清眼先生夜話一冊【医学】乾々蔵
馬島円如 金箆大成一巻【医学】日本医学史による
一八三九 天保一〇 天保十年東西蝦夷地産物積取書一冊【物産】道庁蔵
一八三九 天保一〇 北尾春圃述 三浦道斎記 当壮菴家訣(当壮菴家訣秘録)五巻【医学】杏雨に巻四欠四冊
一八三九 天保一〇 小野職孝 秘伝花鏡彙解一冊【本草・植物】国会・杏雨(安政元写)・村野蔵【補】
一八三九 天保一〇 岡村尚謙 本草古義拾遺二巻【本草】国会白井ほか蔵
岡村尚謙著 岡村元亮編 本草古義三巻二冊【本草】国会伊藤に一冊本、無窮神習に自筆稿本二冊【補】
岡村尚謙 秋七草考二巻二冊【本草】大東急蔵
一八三九 天保一〇 北村真英 脈証類辨一冊【医学】乾々に稿本
北村真英 難病識方五冊【医学】九大に慶応四(一八六八)写本、乾々に自筆本
一八三九 天保一〇 緒方文友(二代目緒方春朔)作 池田家唇舌帖一帖【医学】北里大東医研蔵 京の痘科医佐井聞庵に入門時に制作の立体的舌図(戴曼公唇舌図
訣一冊も) 日医史雑誌五五巻三号表紙絵に掲載と西巻解説による【補】
一八三九 天保一〇凡例 初輯一八四三 同一四刊 二輯一八四五 弘化二刊 フーフェランド著 堀内素堂訳 幼幼精義初輯一~三巻(名称義略を付)・二輯四~
七巻【医学】市
立米沢図ほか蔵 一八四八版も 日本初の西医小児科書で独Christoph Wilhelm Hufeland内科便覧の蘭薬版から摘訳【補】
一八三九 天保一〇成 一八七三 明治六刊 多紀元堅 時還読我書二巻続録一巻【医学】国会白井(森立之写)ほかに江戸写本 続録は明治版(茨大菅・日大医図ほか蔵)に未刻【補】
一八三九 天保一〇自序 村松修平(標左衛門) 馬療本草四巻【獣医】石川県図村松蔵【補】
一八三九 天保一〇自序 山田業広 蘭軒医話(蘭軒遺話)一冊【医学】慶大富士川(業広自筆)ほか蔵→一八二八蘭軒医話附録【補】
一八三九 天保一〇自序 毛利梅園画 梅園介譜一帖【魚介・本草】国会に手稿本(梅園画譜の内)【補】
一八三九 天保一〇序 毛利梅園 写生斎梅園禽譜【動物・本草】国会に巻一手稿本一帖(梅園画譜の内)【補】
一八三九 天保一〇序 三宅春齢(董庵) 解馬説一冊【獣医】乾々蔵
一八三九 天保一〇序 一八四六 弘化三刊 原南陽著 本間謙等校 傷寒論夜話(傷寒夜話)五巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八三九 天保一〇序 藍川慎 鍼灸甲乙経孔穴主治二巻二冊【医学】杏雨蔵【補】
一八三九 天保一〇識語 鎌田桂州口授 松岡肇筆記 麻沸湯論一冊【医学】内藤くすり蔵→一八四七外科起癈の巻頭に収載(原文と土手健太郎による現代語訳・英訳あり)【補】
一八三九 天保一〇序刊 西脇秀挺 経験良方一冊【医学】国会白井ほか蔵 病門別西医方書【補】
西脇秀挺 医術中西異同辨【医学】本朝医家著述目録による
西脇秀挺 泰西食鑑二巻【医学】本朝医家著述目録等による
西脇秀挺 薬性論五巻五冊【薬物】九大蔵
一八三九 天保一〇序刊 種杏道人 〔和訓〕傷寒論一冊【医学】名古屋市大大神蔵 弁脈法~可不可まで 準漢籍 名古屋鶴舞図に同名文化一三(一八一六)版も
【補】
一八三九 天保一〇序刊 佐藤方定(鶴城) とし玉(年玉集)一冊【医学】国会白井・杏雨・楂{艸+考}蔵 日本衛生文庫三(国会ほか蔵)に活字本 家庭医学書【補】
一八三九 天保一〇跋刊 新宮凉庭著 長尾元鳳・黒川元良校 鬼国山人/西遊日記(附順正楼丙申集)一冊【医事説話】京都府医大ほか蔵
一八三九 天保一〇刊 奥田貞(信斎) 経験日新録二巻二冊【医学】京大富士川・東大鶚軒蔵
一八三九 天保一〇刊 児玉順蔵訳 外科原式二冊【医学】静嘉・正宗・岡山大蔵
一八三九 天保一〇刊 亀井南冥著 後藤逸注 古今斎伊呂波歌一冊【医学】京大・乾々・順天大山崎ほか蔵
一八三九 天保一〇刊 小榑勝政 食禁便覧一冊【本草】九大・慶大・東北大狩野ほか蔵
一八三九 天保一〇刊 渡辺祐二 精養(精養要略、治療と養生の道を説)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 医療・養生を啓蒙【補】
一八三九 天保一〇刊 蘭渓(伊佐治重光、藤原重光) 方辞牌備験冊一冊【薬物】杏雨・天理・内藤くすりほか蔵【補】
一八三九 天保一〇尾張医学館刊 浅井正封編 五臓六府変化傍通訣一冊【医学】愛知県図(十四経穴分寸歌・諸病主薬と合冊)ほか蔵【補】
一八三九 天保一〇尾張医学館刊 浅井正封編 十四経穴分寸歌一冊【鍼灸】同上ほか蔵【補】
一八三九 天保一〇尾張医学館刊 浅井正封編 諸病主薬一冊【医学】同上ほか蔵【補】
一八三九 天保一〇尾張医学館刊 浅井正封編 薬性歌括一冊【薬物】国会白井ほか蔵→同名書に一八三五・五六(正封の孫の正
贇編)版も【補】
一八三九 天保一〇刊 北大路竹窓等画 霊芝帖一帖【本草】杏雨蔵
一八四〇 天保一一 一月十二日没(一七六二 宝暦一二生)志賀理斎(名は忍、字は子堪 幕儒) 薬法伊呂波韻七巻【薬物】漢学者伝記及著述集覧による
一八四〇 天保一一 一月二十六日没(一七七四 安永三生)茅原虚斎(名は定、字は叔同 京の町医) 経絡辨義【鍼灸】近世漢学者著述目録大成による
茅原虚斎 外科名義【医学】近世漢学者著述目録大成による
茅原虚斎 傷寒論大全【医学】近世漢学者著述目録大成による
茅原虚斎 本草類聚四冊【本草】杏雨蔵
一八四〇 天保一一以前(一八三八前?) 小島尚質 〔黄帝内経太素〕対経篇一巻一冊【医学】台北故宮ほか蔵 太素経考異とも【補】
一八四〇 天保一一 二月二十八日 渋江道順(道純、抽斎) 対経編(対経篇)一冊【医学】早大蔵【補】
一八四〇 天保一一 三月二日没(一七六四 明和元生)小宮山楓軒(名は昌秀、字は子実 水戸藩士・儒者) 多能二巻二冊【医学】国会に自筆稿本(小宮山叢書の内) 各病症の簡便治法【補】
多能書【医学】京大富士川蔵(巻一・二のみ一冊)
一八四〇 研医会図に天保一一写本 斎藤栄元 医語一冊【医学】
一八四〇 京大富士川に天保一一写本 石川流膏薬方一冊【薬物】
一八四〇 東
博に天保一一跋写本 運気説一冊【医学・天文】【補】
運気説抄一冊【医学・天文】東大蔵【補】
一八四〇 香川大神原に天保一一写本 市川伯明 気血水辨義一冊【医学】
一八四〇 中山久四郎に天保一一写本 曾占春 金薯伝習録一冊【博物】
一八四〇 杏雨に天保一一以前写本 堀子雄校 金瘡跌撲療一冊【医学】
一八四〇 千葉大に天保一一写本 三宅董庵著 産育手和多志一冊【医学】
一八四〇 杏雨に天保一一写本 江馬春齢(藤渠)訳 庖厨要方【本草】
一八四〇 東博に天保一一安井知里写本 兪穴指南一冊【鍼灸】
一八四〇 天保一一 勾坂梅俊ら著 高倉東湖画 解体正図一冊【医学】乾々・獨協医大・浜松医大ほか蔵 壬生藩医の斎藤玄昌・石崎正達・勾坂梅俊が同年十二月
十一日に関東諸藩初の藩許を得た人体解剖記録 日医史雑六三巻四号の稲葉ら論文による【補】
一八四〇 天保一一 高畠昌碩 解剖図一冊【医学】乾々に稿本
一八四〇 天保一一 前田利保等編 関根雲停図 蜣螂射工図説【動物】国学者伝記集成・諸大名の学術と文芸の研究・日本博物学年表による
一八四〇 天保一一 思服堂秘録一冊【医学】九大に源誠写本
一八四〇 天保一一 松井光貞 兎園的要一冊【医学】乾々に自筆本
一八四〇 天保一一 東暦伝 東暦流針治秘法【鍼灸】はりきゅうミュージアム蔵【補】
一八四〇 天保一一 朧月庵 (なでしこ)瞿麦形状品一冊【植物】村野蔵(瞿麦養方伝を付す)
刊本 朧月庵等詠 圤雅画 瞿麦草譜一軸【植物】日比谷加賀蔵
一八四〇 天保一一 南蛮外科提要集一冊【医学】大阪府石崎蔵
一八四〇 天保一一 前田利保 ホトトギス図説一冊【動物】日比谷加賀(ほととぎす図説)・村野(自筆)蔵
一八四〇 天保一一 峨雲室主人 憂民余編一冊【医学】国会白井蔵 諸症の個人療法【補】
一八四〇 天保一一 一八五六 安政三刊 林洞海訳 ワートル著 窊篤児薬性論二一巻一八冊【薬物】滋賀医大河村ほか蔵 Joannes Adrianus van de Water原書のMartin
Wilhelm Plagge校補本(一八三四)による薬理書 薬効分類による最初の訳本 江戸医学館多紀元昕の主張で出版遅延【補】
小倉林強訳 ワートル著 奇方雑纂一冊【医学】米沢興譲蔵
窊篤児薬性論纂方一冊【薬物】豊橋図蔵(窊篤尓分量考大意・窊篤尓薬性論・居家備用薬剤篇を含む)
窊篤爾覧要一冊【薬物】早大蔵
一八四〇 天保一一成 藍川慎 読肘後方並補亡九巻二冊【医学】台北故宮蔵【補】
一八四〇 天保一一自序 一八四三 同一四刊 沼義信(梧窓) 簡易養生記一冊【医学】高岡図佐渡家ほか蔵
一八四〇 天保一一自序 山田業広(石原業広) 傷寒類方辨書(経方辨医書秘方)一冊【医学】京大富士川・東博蔵 明治一二(一八七九)活字版の経方辨(一九八二影印)は傷寒類方辨書に金匱要略諸方辨を後
付【補】
一八四〇 天保一一自序 一八四七 弘化四刊 小原蘭峡(良直)訂 〔訂字標註〕傷寒論(点附)一冊【医学】静嘉蔵 早大ほかに嘉永元(一八四八)版も 準漢籍【補】
一八四〇 天保一一芳川逸序 一八五二 嘉永五根岸輔跋刊 河津省庵 医則発揮五巻四冊【医学】東大鶚軒・東京医大・内藤くすりほか蔵
一八四〇 天保一一序 一八四一 同一二~一八四二 同一三刊 内藤尚賢 〔増補〕古方薬品考五巻五冊【薬物】京大富士川ほか蔵
一八四〇 天保一一序 賀来飛霞 油布嶽採薬記三巻一冊【本草】東博・杏雨・村野蔵
一八四〇 天保一一多紀元堅序刊 小川檉斎 換杏新話一冊【医学】静嘉・慶大富士川蔵 天保一五(一八四四)版(国会白井ほか蔵)・弘化二(一八四五)版も 医話・医史の書【補】
一八四〇 天保一一序刊 池田霧渓(瑞仙) 疱瘡食物考一帖【医学】国会ほか蔵
一八四〇 天保一一序刊 鈴木朖 養生要論続編一冊【医学】岩瀬・杏雨・蓬左ほか蔵→一八三四養生要論
一八四〇 天保一一序跋刊 石坂宗哲 内景備覧二巻二冊【医学】早大(山田業広旧蔵)ほか蔵 附録あり 漢蘭折衷の解剖書【補】
一八四〇 天保一一刊 天王寺屋秋山 医療早指南【医学】大阪出版書籍目録による
一八四〇 天保一一刊 子育地蔵堂祈願所 子供そたつる教へ草一冊【医学・教訓】九大蔵 彩色図で間引きを戒める【補】
一八四〇 天保一一刊 中村中倧(元恒) 古方標的一冊【医学】九大蔵
一八四〇 天保一一刊 石塚汶上編 困学医言二冊【医学】京大富士川ほか蔵 出典つき医語辞典【補】
一八四〇 天保一一刊 石塚汶上編 困学医言続編二冊【医学】京大富士川蔵 同上書に増補【補】
石塚汶上編 傷寒論私衡一〇冊【医学】東北大狩野に自筆本
石塚汶上 痘矩二巻【医学】日本医学史による
一八四〇 天保一一刊 当時町請発行医師見立一紙【名鑑・医史料】大阪市史編纂所中野操文庫蔵 大坂町医の東西番付【補】
一八四〇 天保一一刊 岡田華陽 農家至宝記初編一冊【医学】国会白井ほか蔵 諸病の簡便療法→一八四一同二編 合四巻二冊
一八四〇 天保一一刊 秀庵編 明堂銅人形図二幅【鍼灸】韓国中央図書館外国古書目録による 編者を唐・甄権とするが仮託【補】
一八四一 天保一一 十二月十四日没(一七六三 宝暦一三生)谷文晁(通称は文五郎 江戸文人画壇重鎮で田安徳川家につかえた) 金山菜品一冊【植物】旧彰考
蔵
谷文晁画 屋代弘賢賛 桜草図一軸【植物】国会白井蔵
一八四一 天保一一 十二月二十八日没(一七九一 寛政三生)福田太忠(名は宜、字は太忠、号は浩斎 漢蘭折衷医で上野吾妻郡の町医)訳 蘭ゲッセル著 傑氏
児科一〇冊【医学】本朝医家著述目録による
福田太忠 病名辨疑四巻【医学】本朝医家著述目録による
一八四一 天保一二 一月十日没(一七六二 宝暦一二生)恵美三圭(名は貞秀、字は君実、通称は三圭 安芸広島藩医) 流行病愚考【医学】京大富士川蔵(狼痢
考の内)
一八四一 天保一二 閏一月十八日没(一七五八 宝暦八生)屋代弘賢(名は詮丈、通称は大郎、号は輪池 塙保己一の弟子で幕臣) 古升考【度量衡】静嘉蔵(屋
代弘賢雑著一四〇)
屋代弘賢 古量考一冊【度量衡】刈谷蔵
屋代弘賢 楂魚並諸鯨図一冊【魚介】本草書目による
栗本丹州・屋代弘賢編 不忍禽譜一帖【動物】国会伊藤蔵
屋代弘賢 尺度考一冊【度量衡】宮
書蔵
屋代弘賢 白沢考一冊【動物】内閣・宮書蔵
屋代弘賢 白沢図説一冊【動物】国会蔵
屋代弘賢 松虫鈴虫考一冊【動物】国会(みの虫考と合)ほか蔵
屋代弘賢 みの虫考【動物】国会(同上)ほか蔵
屋代弘賢 郁子考一冊【本草】東博(森立之旧蔵)蔵【補】
屋代弘賢 和麗茂閑宇一冊【植物】東大蔵
内閣に屋代弘賢等写本 希品図会一冊【本草】
一八四一 天保一二 一月二十八日没(一七七四 安永三生)奈須恒徳(字は士常、通称は玄盅、号は柳村 幕医) 医官要編二冊【医学】乾々(自筆)・内藤くす
り蔵
奈須恒徳 医籍攷一〇冊【医書目・書誌】本朝医家著述目録による
奈須恒徳 家説六経一冊【医学】乾々蔵【補】
奈須恒徳 経籍医言一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
奈須恒徳 経伝医詞抄二巻【医学】本朝医家著述目録による
奈須恒徳 玄盅子叢書抄一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
奈須恒徳 玄盅漫筆一冊【医学】慶大富士川に自筆本
奈須恒徳 四経講義一冊【医学】乾々蔵 脈経・甲乙経・本草・素問の講義
奈須恒徳 史籍医言二〇巻【医学】本朝医家著述目録による
奈須恒徳 子籍医言一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
奈須恒徳編 続医家奇賞(続奇賞)【医学】京大富士川・慶大富士川蔵
奈須恒徳 瘳惨志四冊【医学】乾々蔵
奈須恒徳 瘳悛余筆一冊【医学】慶大富士川・内藤くすり蔵
続瘳悛志一冊【医学】慶大富士川蔵
再続瘳悛志一冊【医学】慶大富士川蔵
三続瘳悛志一冊【医学】慶大富士川蔵
奈須恒徳 奈須家診一冊【医学】研医会図蔵 種子心法・保産心法・全嬰心法
奈須恒徳 武官医編【医学】京大富士川(六巻一冊)ほか蔵 香蘇散ほか医方の適応・口訣などを日本歴代医書から大量に収集・整理した労作
【補】
奈須恒徳 武官要編一冊【医学】乾々に自筆本
奈須恒徳 論語徴癈疾二冊【医学】乾々に自筆本【補】
一八四一 天保一二 九月十二日没(一七九三 寛政五生)松本胤親(斗機蔵 諸学に通じた武士で八王子千人同心組頭) 続橐駝纂説【動物】東大蔵(橐駝纂説と
合一冊)
松本胤親 橐駝纂説一冊【動物】東大蔵(続橐駝纂説と合一冊)
一八四一 天保一二 十月八日没(一八〇二 享和二生)大窪昌章(尾張名古屋藩士で本草家) 伊吹山採薬記一冊【本草】国会伊藤蔵
大窪昌章 大窪虫譜二冊【動物】国会伊藤蔵
大窪昌章 大窪動物譜五冊【動物】国会伊藤蔵
大窪昌章 大窪本草動物篇二冊【本草・動物】国会伊藤蔵
大窪昌章 金石草木聞書一冊【本草】大東急自筆本の弘化五(一八四八)成は疑問【補】
大窪昌章 産物之記二冊【物産】大東急に自筆本
大窪昌章 四季採薬記一冊【本草】大東急に自筆本
大窪昌章 諸家虫魚蝦蟹雑記図一冊【博物】大東急に自筆本
大窪昌章 諸国採薬記一冊【本草】国会伊藤に手稿本
大窪昌章 信州木曾草木産所記【本草】国会伊藤蔵(明治写、信州木曾山産草之類以呂波寄と合一冊)
大窪昌章 禅友屋雑鈔一冊【本草】大東急に慶応元(一八六五)自筆本(?)
大窪昌章 動植写真一冊【博物】国会伊藤蔵
大窪昌章編 肉摺二冊【植物】大東急に木部六・八存で拓本
大窪昌章 薜茘菴魚譜一冊【魚介】国会伊藤に小塩五郎写本
大窪昌章 茅穀類名寄二巻二冊【本草】大東急に自筆本
大東急に大窪昌章写本 虫類図譜三冊【動物】
一八四一 天保一二 十一月八日没(一七六二 宝暦一二生)村松修平(通称は標左衛門、号は紀風 小野蘭山に学んだ加賀藩の学農) 馬療木鐸大全一五巻【獣
医】金沢市加越能に巻五欠一四冊
村松紀風 不言録一冊【本草】金沢市加越能蔵(後編)
村松紀風 本農精微論【博物】日本博物学年表による
一八四一 天保一二没(一七五六 宝暦六生)神吉東郭(名は世敬 播磨赤穂藩の儒医) 詩経名物考一冊【本草】日比谷諸橋・村野蔵
一八四一 東大鶚軒に天保一二写本 産書抜書一冊【医学】
一八四一 台北故宮に天保一二中川啓写本 修正傷寒全論考一巻一冊【医学】【補】
一八四一 無窮神習に天保一二佐久間玄固写本 傷寒論講釈聞書一冊【医学】
一八四一 慶大に天保一二写本 諸薬油類採方一冊【薬物】
一八四一 内藤くすりに天保一二写本 吉雄種通(幸載)撰 吉雄流日用方規(日用丸散水薬方規/散丸薬方規)一冊【薬物】
一八四一 天保一二 高橋正作 飢歳懐覚録一冊【農業・救荒】近世地方経済史料八に活字復刻【補】
一八四一 天保一二 亀井惺々斎 魚介譜一冊【魚介】岩瀬蔵
一八四一 天保一二 茜部相嘉 槿桔論一冊【植物】東北大狩野(桔梗考の内)・茶図竹柏(自筆)蔵
一八四一 天保一二 長崎奉行所 御禁書中御免書目録【書目】長崎蔵(御禁書目録・御制禁御免書籍訳書と合一冊)
一八四一 天保一二 長崎奉行所 御禁書目録【書目】長崎蔵(御禁書中御免書目録・御制禁御免書籍訳書と合一冊)
長崎奉行所 御制禁御免書籍訳書【書目】長崎(御禁書中御免書目録・御禁書目録と合一冊)・海老沢有道(同上)蔵
御禁書目録【書目】国会蔵(中古叢書七)
御禁制書籍一冊【書目】昭和法宝目録建仁寺両足院蔵書目録による
一八四一 天保一二 牧野元長 重薬十千方一冊【薬物】乾々に自筆稿本
一八四一 天保一二 諸国仕法帳一冊【物産】函館蔵
一八四一 天保一二 畔田翠山 鳥名考一巻【動物】日本博物学年表・本草書目による
一八四一 天保一二 多治恭理 坊淫編一冊【医学】乾々蔵
一八四一 天保一二 江馬藤渠 薬物本草図彙一〇冊【本草】大森に自筆稿本
一八四一 天保一二 坂本浩然 琉球奇花写真底稿一冊【植物】東大に自筆本
刊本 草木奇花写真三巻三冊【本草】射和文庫蔵 東博に写本四巻四冊
一八四一 天保一二 前田利保 啓蒙介譜図解一冊【魚介】国会(自筆、森立之・富士川游旧蔵)ほか蔵
一八四一 天保一二序 前田利保 啓蒙虫譜図解二巻一冊【動物】国会白井ほか蔵
一八四一 天保一二奥書 一九二四 民国一三刊 唐・昝殷撰 多紀元堅輯 森約之校 食医心鑑一巻【医学・飲食】研医会図ほか蔵 医方類聚から輯佚【補】
一八四一 天保一二自序 山田業広 椿庭雑攷【医学】慶大富士川(自筆二冊)・京大富士川(自筆一冊)蔵 扁倉伝管見ほか【補】
一八四一 天保一二自序 西門蘭渓 万葉草木考(万葉本草)一冊【植物・動物】国会白井ほか蔵
一八四一 天保一二自序 一八四二 同一三刊 水野沢斎(義尚)編 〔朱雀経験〕養生辨前編三巻【医学】慶大富士川ほか蔵 一八五一・五六版も→一八五一同後編 合六冊【補】
一八四一 天保一二序跋 一八四九 嘉永二刊 岡田省吾 傷寒方法瑣辨(傷寒論方法瑣辨)三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八四一 天保一二序 桜渓主人 長楽花譜一冊【本草】国会白井(文久四写)・村野蔵
一八四一 天保一二自序刊 三五園主人(月麿) 〔和漢両泉睡覚風雅〕酒茶問答一冊【飲食】味の素食文化セほか蔵 天保一五(一八四四)版も
一八四一 天保一二序刊 天野松斎 子育巾着一冊【医学】九大・京大富士川・東大ほか蔵
一八四一 天保一二序刊 岡田華陽 農家至宝記二編一冊【医学】東北大狩野蔵→一八四〇同初編 合四巻二冊
一八四一 天保一二跋刊 栗崎正弘(道枢) 外科集成翼方二冊【医学】内閣蔵
一八四一 天保一二跋刊 東洞先生答問書一冊【医学】乾々蔵 慶大富士川ほかに写本
一八四一 天保一二刊 伊藤圭介校 {口+英}咭唎国種痘奇書一冊【医学】内藤くすり・京大富士川・東大ほか蔵 広東の英商館医A. Peasonの牛痘書を同僚英人G. Th.
Stauntonが漢訳した新訂種痘奇法詳悉(一八〇五版)を校訂・訓点の改題本→一八四九新訂牛痘奇法も【補】
英吉利国種痘書一冊【医学】神宮蔵
一八四一 天保一二刊 千葉直胤 宇久比須考(鶯考)二巻二冊【動物】国会白井ほか蔵
一八四一 天保一二刊 米川澹(文濤)縮図 経絡図【鍼灸】はりきゅうミュージアムに存仰人一幅 一七二三版の縮小図【補】
一八四一 天保一二刊 沼勇造(梧窓) 救民必用方(簡易養生記)一冊【医学】弘前ほか蔵 病門別の家庭療法書【補】
一八四一 天保一二刊 宇津木昆台(益夫) 温泉辨二巻二冊【医学】京大・東大・大阪府石崎ほか蔵 以下の古訓医伝の巻二五に収録(国会に一八八三版)【補】
一八四一 天保一二刊 宇津木昆台 古訓医伝二五巻二五冊【医学】巻一~六医学警悟(→一八三六同書) 巻七~一三風寒熱病方経篇(京大富士川ほか蔵) 巻一四~二〇風寒熱病方緯篇(京大富士川ほか蔵) 巻二一~二五薬能方法辨(静岡県図葵に巻二一~二四存) 明治一六(一八八三)版も
一八四一 天保一二刊 小児養生伝(養生囊)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 家庭の小児医療心得【補】
一八四一 天保一二刊 賀川南竜著 賀川秀益編 南陽館一家言初編/並図一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 妊娠論と文政七(一八二四)大坂での女屍解剖による子宮図・妊娠六月図などを掲載【補】
一八四一 天保一二刊 三雲 能毒養生辨一冊【医学】乾々・味の素食文化セ蔵
刊本 平岡某 能毒養生辨一冊【医学】国会・玉川大蔵 日本衛生文庫五(国会ほか蔵)に活字本
一八四二 天保一二 十一月二十日没(一七七〇 明和七生)石坂宗哲(名は永教、字は延玉・宗哲、号は竿斎、通称は文和 幕医) 医学叢書三〇冊【医学】本朝
医家著述目録による
石坂宗哲 医事問答一冊【医学】本朝医家著述目録による
刊本 石坂宗哲 医道問答書二巻一冊【医学】杏雨蔵
石坂宗哲 医道或問一冊【医学】杏雨に写本【補】
刊本 石坂宗哲 漢医往来一冊【医学】乾々蔵
刊本 石坂宗哲 奇病源由一冊【医学】京大富士川(竿斎叢書の内)ほか蔵
刊本 石坂宗哲 血管分佈二冊【医学】乾々蔵
石坂宗哲 七々天癸至之説一冊【鍼灸】国会蔵(輪池叢書三三)
石坂宗哲 診脈古義一巻【医学】本朝医家著述目録による
石坂宗哲 十四経穴歌一冊【鍼灸】乾々・宣長記念蔵
石坂宗哲 灸日冝忌之日一冊【鍼灸】慶大富士川蔵
一八四二 天保一三 一月二十九日没(一七八六 天明六生)岩崎灌園(名は常正、字は士方 幕臣で本草学者)著 後藤光生等画 介虫写生図譜一冊【動物】杏
雨・楂{艸+考}蔵
岩崎灌園 彫蓬考一冊【本草】国会白井蔵
岩崎灌園 灌園花譜三冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
岩崎灌園 灌叢秘録四冊【植物】村野に自筆本
岩崎灌園 救荒野譜通解一冊【本草】国会伊藤ほか蔵
岩崎灌園著 小笠原長善編 綱救外編(救荒外編)【本草】国会白井(八冊本)ほか蔵
岩崎灌園 菰考一冊【植物】宮書蔵
岩崎灌園 芝栭図説一冊【植物】九大蔵
岩崎灌園 道学一冊【本草】国
会白井に手稿本
岩崎灌園 入門控帳一冊【記録・本草史料】国会白井・村野蔵 文化一四(一八一七)年丑年ヨリ
岩崎灌園画 百鳥図一二軸【動物】国会(石顛道人<増山雪斎>画と著録)蔵
岩崎灌園編 扶木抄物産一冊【本草】国会・楂{艸+考}蔵
岩崎灌園 物性類鑒気味親験一冊【本草・薬性】国会白井に手稿本【補
岩崎灌園 本草穿要(本草綱目穿要・本草綱目通解)一三巻【本草】国会伊藤に巻一・二、国会白井に巻三・四・九・一〇
岩崎灌園 本草和名一冊【本草】楂{艸+考}に自筆稿本
岩崎灌園 又玄堂余話二巻【本草】本朝医家著述目録による
岩崎灌園 要薬集一冊【薬物】国会伊藤に手稿本
一八四二 天保一三 十月十四日没(一七七九 安永八生)賀屋澹園(名は敬、字は子恭・恭安、号は澹園 長門萩藩医) 澹園随筆五冊【医学】乾々蔵
澹園 傷寒論記聞一冊【医学】九大蔵
一八四二 天保一三没(生年未詳)藍川慎(名は慎、字は新吾、茅山堂主人とも、松江藩士) 康頼本草校註六冊【本草】無窮神習に自筆本
藍川慎編 査苞(和名考)三冊【本草】無窮神習に自筆本
藍川慎 査苞茅山一冊【本草】無窮神習に自筆本→一八三三茅山査苞一九冊
藍川慎 大同類聚方攷異一冊【医学】九大蔵
藍川慎 読甲乙経丙巻要略一冊【医学】台北故宮蔵【補】
藍川慎 読骨度篇一冊【医学】無窮神習蔵 読甲乙経丙巻要略にも付【補】
原眘(藍川慎) 茅山夷水筆記一冊【医学】京大富士川蔵
一八四二 天保一三没(一七八二 天明二生)武部游(名は游、字は子芸、紀州藩蘭学者) 産科簡要【医学】本朝医家著述目録による
武部游 滔滔論【医学】本朝医家著述目録による
一八四二 天保一三(一八〇五 文化二より) 公用録一冊【医学】順天大山崎蔵 医事取扱記録
一八四二 九
大に天保一三写本 吉雄永章訳 和蘭金創一冊【医学】【補】
一八四二 九大に天保一三写本 阿蘭陀流膏薬并水薬一冊【薬物】
一八四二 九大に天保一三写本 楢林崌山 和蘭流膏薬方一冊【薬物】
一八四二 九大に天保一三写本 楢林崌山 楢林膏薬方【薬物】内藤くすりに別書名の外科相伝膏薬方一冊
楢林崌山 楢林経験録一巻【医学】日本医学史による
崌山堂摘要便覧一冊【医学】浅野小田・武雄市鍋島(崌山堂摘要便覧外科篇)蔵
崌山堂摘要便覧附録(摘要便覧薬剤篇)一冊【医学】京大富士川蔵
一八四二 九大に天保一三写本 雞剤并膏方一冊【医学】
一八四二 九大に天保一三写本 紅毛瘍医鑑一冊【医学】
一八四二 宮書に天保一三写本 古尺図一軸【度量衡】
一八四二 日比谷加賀に天保一三写本 御所調進御菓子形一冊【飲食】
一八四二 内藤くすりに天保一三馬庭恭本写本 西医雑書一冊【医学】
一八四二 神宮に天保一三写本 布田福秀編 草木海藻魚虫写生一冊【本草】
一八四二 日比谷加賀に天保一三写本 天台籙一冊【医学】
一八四二 東博に天保一三写本 人参辨序一冊【本草】
一八四二 九大に天保一三写本 〔布歛己〕{疒+黴}毒篇一冊【医学】
一八四二 内藤くすりに天保一三写本 方録一冊【医学】
一八四二 九
大に天保一三写本 吉雄耕牛口授 蘭書国字訳一冊【医学】
一八四二 天保一三 前田霧山補訂 医聖書院合薬房略方譜一冊【薬物】東北大狩野に原本
一八四二 天保一三 賀川産科一冊【医学】九大蔵
一八四二 天保一三 栗崎流金創一冊【医学】九大・東京医大・東洋藤井(蘭秀堂本による)蔵
一八四二 天保一三 蘭秀堂 外科古伝五冊【医学】九大蔵
一八四二 天保一三 岸本守誠 陶々斎秘録一冊【医学】九大蔵 蘭方外用薬
一八四二 天保一三 二十四番花信図詩一冊【植物・漢詩】岩瀬蔵
一八四二 天保一三 山本亡羊述 山本簡斎記 秘伝花鏡釈義二巻二冊【本草】杏雨に稿本
一八四二 天保一三 渋谷精一 江氏療治口訣三冊【医学】乾々蔵
江馬藤渠 江馬療治口訣二冊【医学】九大・乾々(天保一三写三冊)蔵
一八四二 天保一三 江馬藤渠授 野坂仲英等記 療治口訣二冊【医学】国会ほか蔵→一八五四同補遺二冊【補】
一八四二 天保一三 江馬信成 吉安春瑞編 療治口訣附録薬方一冊【薬物】九大・京大富士川・東洋藤井ほか蔵
一八四二 天保一三 福井棣園(一七八三~一八四九 名は晋、字は貞吉 朝廷医) 棣園福井先生手柬一軸【史料】国会伊藤に稿本 十月十日の小島葆素(尚質)
宛書信 この九~十一月に尚質は京都を訪書中で九月二十八日には福井崇蘭館を訪れている【補】
一八四二 天保一三成 小島尚質 河清寓記三巻一冊【史料・医書誌】国会(一八五三森立之写)蔵 宝素の京都訪書録 日医史学雑誌四二巻に釈読【補】
一八四二 天保一三成 小島尚質 小島尚質尺牘二九紙【史料】日大富士川蔵 京都滞在の宝素から江戸の多紀元堅ほかへの書信【補】
一八四二 天保一三成 藤田正伯(弘化頃生存) 疱瘡紀源論/并治方一冊【医学】早大蔵
一八四二 天保一三成 養生所入用内訳綴込一冊【史料】国会旧幕蔵
養生所一件【史料】国
会旧幕に(天保年間四冊、天保八以降三冊)
養生所書留六冊【史料】国
会旧幕蔵
養生所之儀ニ付御尋御請書一冊【史料】都史料蔵
一八四二 天保一三成 多紀元堅 診腹要訣一冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八四二 天保一三自序 一八五四 嘉永七跋刊 多紀元堅 金匱玉函要略述義(金匱述義・金匱要略述義)三巻【医学】京大富士川ほか蔵 中国版あり【補】
一八四二 天保一三自序 山田業広 九折堂雑記一冊【医学】東博蔵【補】
一八四二 天保一三自凡例 一八六一 文久元刊(一八五七 安政四から) フーフェランド著 ハーゲマン訳 緒方洪庵・緒方研堂重訳 扶氏経験遺訓二五巻・薬
方編二巻・付録三巻二八冊【医学】東大医ほか蔵 独C. W.
Hufeland医学必携オランダ訳本(一八四一)による 原著は一九世紀西洋内科学(疾病各論)の大成書【補】
*一八五七 安政四刊 フーフェランド著 内治全書一冊【医学】慶大富士川・千葉大蔵 アムステルダム一八三八版(一部?)を和刻した準蘭籍で扶氏経験遺訓と合刊だろう【補】
扶氏経験遺訓補説抜萃一冊【医学】九大蔵
刊本 扶氏経験療法四巻【医学】九大蔵
一八四二 天保一三跋 土生玄碩述 水野慶善記 師談録一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四二 天保一三自序刊 武藤吉得 和漢種痘秘要一冊【医学】国会ほか蔵
一八四二 天保一三序刊 小野職孝 救荒本草啓蒙一四巻四冊・救荒野譜啓蒙(救荒本草啓蒙野譜)一冊【本草】前書は国会白井ほか蔵、後書は国会白井ほか蔵 一八四三版も【補】
一八四二 天保一三序刊 中茎暘谷 証法格三巻二冊【医学】京大富士川・杏雨・日大医蔵
中茎暘谷輯 睍斎輯験方三冊【医学】乾々蔵
中茎暘谷著 塚田穎釈義 仁術論釈義一冊【医学】京大富士川蔵
中茎暘谷 聖聖一撥【医学】京大富士川(巻二のみ一冊)・乾々(一冊)蔵
中茎暘谷 辨難経一冊【医学】杏雨蔵
中茎暘谷著 中茎震釈義 方極考釈義二巻一冊【医学】京大富士川・東北大狩野蔵
暘谷斎医法一冊【医学】京大富士川・乾々蔵 病門別の医方と口訣【補】
一八四二 天保一三刊 中茎暘谷 傷寒論辨誤(宋板傷寒論辨誤)【医学】石川県歴博長岡に上存一冊
一八四二 天保一三序刊 新宮凉庭口授 有馬信斎筆記 療治瑣言前編三巻・薬剤編三巻四冊【医学・薬物】京都府医大ほか蔵 木活字本【補】
一八四二 天保一三刊 大蔵永常 広益国産考(国産考)二巻二冊【博物・物産】京大・神戸大・一橋大ほか蔵 天保一五(一八四四)八巻八冊(国会白井ほか蔵)・安政六(一八五九)・明治版も
一八四二 天保一三刊 平原発 国漉栗辨(ころりべん)二巻一冊【医学】杏雨蔵 京大富士川に写本
一八四二 天保一三刊 多紀元徳著 太田紫水編 三搐方雋一冊【薬物】広島大・杏雨(保育抄・揀乳母法を付す)・順天大山崎ほか蔵
一八四二 天保一三刊 新撰呪詛重宝記大全一冊【医事説話・俗信】内藤くすり蔵 病へのまじないも【補】
一八四二 天保一三刊 冷木海童 心学人身録一冊【養生・心学】弘前市弘前図ほか蔵
一八四二 天保一三刊 箕作阮甫 泰西名医彙講巻七・八【医学】→一八三六同巻一~三 一八三七同巻四~六 合八巻八冊(慶大富士川ほか蔵) 蘭医書から諸医説を編集した一種の雑誌【補】
一八四二 天保一三刊 太田紫水 痘科方雋一冊【医学】国会ほか蔵 一八四三版も
一八四二 天保一三刊 五渡亭国貞画 中村芝翫九変化ノ図一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八四二 天保一三刊 中川壺山 浪華後尚歯会記一冊【記録・史料】日比谷加賀・大阪市・日文研宗田ほか蔵→一八三二浪華尚歯会乃記
一八四三 天保一四 一月二十八日没(一七七八 安永七生)長谷川雪旦(後藤氏、名は宗秀、号は雪旦ほか 彫刻大工から画工のち法眼)画 魚類譜一帖【魚介】内閣蔵
長谷川雪旦等画 魚介図一帖【魚介】内閣に自筆本
長谷川雪旦 諸鳥図画一冊【動物】大橋に稿本
一八四三 天保一四 三月二十三日没(一七八二 天明二生)小森桃塢(名は義啓、字は玄良、号は桃塢・鷯斎 朝廷医) 筆削済急方一冊【医学】東大鶚軒蔵
小森桃塢 病診要訣【医学】本朝医家著述目録による
一八四三 天保十四 四月七日没(一七七七 安永六生)巻菱湖(名は大任、字は致遠 書家で幕末の三筆) 刊本 竹譜一巻【植物】尾道図蔵
一八四三 天保一四 四月十日没(一七八七 天明七生)佐藤信睦(名は信睦、字は子修 備前和気郡伊部村の町医で画家) 医蘇二冊【医学】本朝医家著述目録に
よる
佐藤信睦 堕胎訓解二巻【医学】本朝医家著述目録による
佐藤信睦 腹診二十八術説一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八四三 天保一四 九月二日没(一七八七 天明七生)吉雄南皐(名は尚貞、字は伯元、号は南皐 吉雄耕牛の孫で名古屋藩奥医師) 和蘭薬剤譜五冊【薬物】本
朝医家著述目録による
吉雄南皐 行旅随身方五冊【医学】本朝医家著述目録による
吉雄南皐 五液診法二巻【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
吉雄南皐 訳規一冊【医学】京大蔵 回斯的児(ヘイステル)瘍医新書腫瘍篇の訳解
一八四三 天保一四 九月二十二日没(一七七八 安永七生)大村重矩(字は士準、通称は文輔、号は藍川・樵斎 京の町医で村雲御所の侍医) 温疫論標記【医
学】本朝医家著述目録による
一八四三 天保一四 閏九月十一日没(一七七六 安永五生)平田篤胤(名は玄瑞・胤行、号は真菅乃屋・気吹乃屋 国学者で医業も兼ねた) 金匱玉函経解三巻一
冊【医学】無窮神習蔵 平田篤胤全集五に活字本
平田篤胤 神仙行気編五冊【神道・医学】国学者伝記集成による
平田篤胤 神仙至要方【医学】無窮神習蔵(玉簏二七〇)
平田篤胤 神仙導引編二冊【医学】国学者伝記集成による
平田篤胤 神仙服薬編二冊【医学】国学者伝記集成による
平田篤胤 神仙方術編五冊【医学】国学者伝記集成による
平田篤胤 張仲景考一巻【医史】日本医学史による
一八四三 天保一四没(一七七三 安永二生)森田義章(字は俊民、号は蕪窓 京の町医) 蕉窓選方一冊【医学】九大・乾々・内藤くすり蔵
森田義章 人参考一冊【本草】東大鶚軒蔵(体無益於治術之説を付す)
静嘉に松岡辰方写本 茶烟草初抄一冊【飲食】松岡辰方は一八四三年没【補】
一八四三 天保一四(一八二八 文政一一から) 宇田川榕庵 諸国温泉試説一冊【医学】乾々に自筆稿本 各地温泉の本草的実地分析【補】
一八四三 杏雨に天保一四喜多村安玄写本 喜多村直寛校 医談抄二冊【医学】惟宗具俊一二八四医談抄の転写だろう【補】
一八四三 九
大に天保一四深谷義郷写本 奇方記聞一冊【医学】蘭方も【補】
一八四三 内藤くすりに天保一四写本 山本簡斎述 読嶺南衛生方(嶺南衛生方撮註)一冊【医学】
一八四三 天保一四前刊 川口道斎(基) 断痘発揮一冊【医学】東北大狩野に寺門静軒序写本【補】
一八四三 天保一四 岡正武 医心方捷見一冊【医学】慶大斯道・大東急・富山市図山田孝雄蔵
一八四三 天保一四 大原祥吉編 医方擥要三冊【医学】乾々蔵
一八四三 天保一四 金矢睡蝶亭 家鴨録一冊【動物】本草書目による
一八四三 天保一四 明眼院 眼療辨【医学】東大蔵(巻二、一冊)
一八四三 天保一四 経験方一冊【医学】東大鶚軒蔵(馬病要方及漢医略伝を付す)
一八四三 天保一四 賀来飛霞 島原採薬記一冊【本草】東博(明治写)・杏雨(同上写)蔵
一八四三 天保一四 当夏持渡栽木銘書一冊【植物】長崎蔵
一八四三 天保一四 多紀元堅 日光御供諸事留(日光御参詣之節奥御医師留)四冊【記録・史料】国文研・東北大狩野蔵
一八四三 天保一四 奥田鳳作著 奧田太門校 腹診考一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四三 天保一四 群花園主人如覚 本草随観一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八四三 天保一四識語 多紀元堅 素問参楊四冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八四三 天保一四成 多紀元堅編 診病奇侅二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 松井操漢訳の清版も【補】
一八四三 天保一四成 畔田翠山 古名録八五巻【本草】杏雨(手稿本、四三冊)ほか蔵 活字本が一八八五~九〇日本古典全集五期に
一八四三 天保一四成 舎密開宗抜書一冊【化学】九大蔵
一八四三 天保一四成 山田業広 段長補短記一冊【医学】東北大狩野蔵【補】
一八四三 天保一四自序 一八六三自跋 山田業広 温疫論札記(瘟疫論剳記)二冊【医学】京大富士川(業広自筆)・九大(山田業精写)ほか蔵【補】
一八四三 天保一四自序 一八三一 天保二稿 平野元良 為方絜矩一冊【医学】乾々に稿本→一八四八同書一三巻【補】
一八四三 天保一四序 一八五四 嘉永七跋刊 浅田宗伯 傷寒吐則一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八四三 天保一四序
一八四四 天保一五刊 本庄普一 天均堂脈論一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・日比谷加賀ほか蔵 時計で脈拍数測定の西医診断書【補】
一八四三 天保一四多紀元堅跋 一八五五 安政二喜多村直寛序 三浦無窮 医事内言一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八四三 天保一四奥書 錫木立敬編 金瘡秘訣一冊【医学】乾々蔵
一八四三 天保一四序刊 伊佐治重光(藤原重光) 〔皇都〕天保医鑑(京都医家評判記)二巻二冊【名鑑・医史料】慶大富士川(存下巻)ほか蔵 三三七名を収録 一八四六跋版も
一八四三 天保一四序刊 池田霧渓 経験治痘論一冊【医学】国会ほか蔵 経験諸方を付す
一八四三 天保一四跋刊 池田霧渓 経験諸方【医学】同上 経験治痘論の付
一八四三 天保一四序刊 手塚敬義 農家心得種一冊【本草】国会白井ほか蔵 家庭医療書【補】
一八四三 天保一四序刊 船越敬祐(錦海) 黴瘡茶談・付黴療治験一冊【医学】城西大水田ほか蔵→一八三一黴瘡瑣談【補】
船越敬祐 黴瘡秘録一巻【医学】日本医学史による→一八六四船越黴瘡秘論【補】
船越敬祐 病元奇一冊【医学】城西大水田蔵 黴瘡の論と治例【補】
一八四三 天保一四跋刊 堀内素堂編 名称義略一冊【医学】東洋藤井蔵→一八三九幼幼精義初輯の付 一八四五・四八版も 西医小児科【補】
一八四三 天保一四刊 竹内北海 医按辨一冊【医学】京大富士川ほか蔵
独モスト著 和田泰然訳 竹内幹校 眼科発薀一冊【医学】九大・京大富士川・千葉大ほか蔵 佐藤泰然が和田泰然の姓名で江戸薬研堀に和田塾を開
いたのは一八三八~四三の間【補】
和田圭(泰然)訳述 痘科集成一冊【医学】韓国中央図書館蔵【補】
和田泰然 痘瘡新書一冊【医学】東大鶚軒蔵【補】
和田泰然 痘瘡論一冊【医学】乾々蔵【補】
和田泰然訳 痘瘡秘蘊一冊【医学】京大富士川・慶大蔵【補】
独モスト 痘瘡篇一冊【医学】茨城県歴史蔵
一八四三 天保一四刊 万歳楼袖彦 灸治論三冊【鍼灸】久留米図蔵
一八四三 天保一四刊 根本仲黙 伝痘救生論一冊【医学】乾々・香川大神原蔵
一八四四 天保一四 十一月十五日没(一七六五 明和二生)三浦蘭阪(名は義徳、字は季行 河内国交野郡坂村の町医で本草博物学者) 衍義傷寒論【医学】大阪
名家著述目録による
三浦蘭阪 近古医史【医史】大阪名家著述目録による
三浦蘭阪 傷寒論逸【医学】大阪名家著述目録による
三浦蘭阪 治痘小識一巻【医学】大阪名家著述目録による
三浦蘭阪 治痘新書【医学】大阪名家著述目録による
三浦蘭阪 難経正文【医学】大阪名家著述目録による
三浦蘭阪 難経辨注【医学】大阪名家著述目録による
一八四四 天保一四 十二月十一日没(一七七三 安永二生)高階枳園(名は経宣、字は子順 朝廷医) 医譜雑病治法考四冊【医学】日大富士川蔵
高階枳園 求古館医譜【医学】東大鶚軒(四冊)・杏雨(安政四写四冊)・乾々(一〇冊)ほか蔵
高階枳園 枳園合薬房方譜二巻一冊【医学】九大蔵
高階枳園口述 灸穴尺寸図訣一冊【鍼灸】千葉大蔵
求古館医書目録一冊【医書目】国会白井蔵
高階枳園 求古館方譜一冊【医学】早大ほか蔵
高階枳園 求古館方譜略(錦囊秘録)一冊【医学】内藤くすり蔵
求古館方林一巻【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
高階枳園口授 玉函全治例【医学】日大富士川蔵(合写の内)
高階枳園 国字類聚略方譜二巻【医学】九大・研医会図蔵
高階枳園 合薬房方譜一冊【薬物】九大・慶大・研医会図ほか蔵
高階枳園 証治要訣伝一二巻一冊【医学】京大富士川蔵
高階枳園 製薬房方譜三冊【薬物】研医会図蔵
高階枳園 高階薬方撰一冊【薬物】日大富士川蔵
高階枳園 伝家歴験方【医学】九大(万延元写二巻第一・第二冊)ほか蔵
高階枳園 瘍医活談四巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
高階先生口授 外料新書一冊【医学】
高階先生方林一冊【医学】早大蔵
高階薬方述一冊【薬物】日大富士川蔵
枳園高階先生医事随筆抜鈔【医学】京大富士川蔵(脚気集説の内)
一八四四 慈恵医大に天保一五写本 三角東圃(典薬大允) 親験方(親験方集)一冊【医学】九大にも
三角典薬大允(大和鷹取藩奥医師)ほか著 初度御容体書一枚【記録・史料】日文研宗田蔵(36×50cm) 共著者は伊良子主税助・福井典薬小
允・小林豊後守・岡本甲斐守・高階丹後介・三宅外記・木村誠伯
一八四四 京
大富士川に天保一五(一八四四)山田業広写本 渋江抽斎 一字薬名攷一冊【薬物】
一八四四 阪大適
塾記念セに天保一五写本 緒方洪庵訳述 遠西病原約論(病原約説)四巻一冊【医学】西医病理書【補】
一八四四 東洋藤井に天保一五写本 藤南子/民中 致治精要一冊【医学】
一八四四 長崎に天保一五写本 楢林宗建 得生軒方函一冊【医学】九大・日文研宗田・乾々にも
一八四四 静嘉に天保一五写本 杉田成卿訳 オンセノールト著 瘍科手術大成(内翳手術書)一冊【医学】京大富士川・慶応にも
一八四四 天保一五 奥田寛 医断考徴一冊【医学】乾々蔵(腹証考・腹診考・腹証問答と合)
一八四四 天保一五 奥田寛 腹証考【医学】乾々蔵(腹診考・腹証問答等と合一冊)
一八四四 天保一五 堀内素堂・黒川良安・青木謙造訳 医理学源二冊【医学】乾々・神宮蔵 A. Richerand Nieuwe
Grondbeginselen der Natuurkunde van den Menshe (1821,
1826)の訳→一八五五人身究理書
堀内素堂・黒川良安・青木周弼 医理学論【医学】乾々に一冊本と二冊本
一八四四 天保一五 山本簡斎 雲州採薬記事一冊【薬物】国会・岩瀬・千葉大ほか蔵
一八四四 天保一五 山本良佐(簡斎) 二多郡採薬記一冊【本草】村野蔵【補】
山本良佐 草学疑問三冊【本草】内藤くすり・村野蔵
一八四四 天保一五 竹内忠告 享保年中象渡来記并考一冊【動物】国会白井蔵
一八四四 天保一五 中村元敬 至衆園方函一冊【医学】無窮平沼に伊藤道斎写本
伊藤道斎 本朝奇病附治験一冊【医学】乾々に稿本
伊藤道斎 本朝奇病附治療一冊【医学】乾々蔵
一八四四 天保一五 製造書二巻二冊【化学】東北大狩野蔵
一八四四 天保一五 小泉久敬 泉家丸散膏薬秘方一冊【薬物】楂{艸+考}蔵
泉家秘方一冊【医学】乾々蔵
一八四四 天保一五 毛利梅園 梅園海石榴花譜一帖【植物】国会に手稿本(梅園画譜の内)
一八四四 天保一五成 米田嘉久平著 養生薬用心湯薬味効能覚一冊【薬物】日文研宗田に一八五二写本
一八四四 天保一五自序 一八五二 嘉永五跋木活字刊 喜多村直寛 傷寒論疏義七巻首巻一巻一一冊【医学】早大ほか蔵
一八四四 天保一五自序 武蔵石寿著 服部雪斎画 目八譜一五巻一五冊【魚介】国会(手稿本)ほか蔵
一八四四 天保一五序 浅田惟精 衆疢一寒説一冊【医学】東大鶚軒蔵 中に浅田宗伯の論医一篇あり【補】
一八四四 天保一五増補序 一八四四 嘉永元刊 山本亡羊編 柳沢某増補 増補懐中食性一冊【医学】東大ほか蔵 一八四八版も 一八一〇懐中食性の増補版で菜部~獣部で配列し、イロハ索引を目次とする【補】
一八四四 天保一五丹波元堅序 大賀伯順 痘疹私鏡一冊【医学】慶大富士川に自筆稿本
大賀伯順 傷寒論大成三巻四冊【医学】京大富士川蔵
一八四四 天保一五奥書 大淵常範ら輯 本草経集注序録及目録一冊【本草】国会蔵【補】
一八四四 天保一五序刊 佐井聞庵 痘科私撰二巻一冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
佐井聞庵等校 河合葛渓著 古方合薬考一冊【医学】杏雨蔵
佐井大瑞(聞庵) 辨邪感道ほか一冊【医学】内藤くすり蔵
一八四四 天保一五刊 前田利保 〔天保十五甲辰年〕信筆鳩識/十新考一冊【本草】東博蔵 国文研に写本
一八四四 天保一五刊 薬師寺大鵬編 辻本基定考 〔古今〕中華医書便覧一冊【医書目】国会白井ほか蔵 漢籍医薬書と著者をイロハ順で列記【補】
一八四四 天保一五刊 朝比奈雷太郎 通族病考一冊【医学】乾々蔵
一八四四 天保一五刊 当時町請医師見立一紙【名鑑・医史料】阪大適塾蔵 大坂町医の東西番付【補】
一八四四 天保一五刊 巳波新右衛門 〔家伝秘方〕薬灸(諸病薬灸師、薬灸のくすり、黴毒淋病御薬)一三丁【鍼灸】長野仁蔵 一枚物・三枚綴・三枚綴・六枚綴
と増補 灸治の広告を兼ねた絵入啓蒙書で自家合薬も【補】
天保頃(文政より) 畸形図一軸【医学】国会(富士川家旧蔵)・三康図蔵 文政より天保頃の畸形実例図
内閣に天保写本 奇魚類(奇魚図巻)一軸【動物】
京大富士川に天保年間写本 寛政医家系図一二冊【医学】
天保年間刊 江馬経験良方【医学】九大蔵
天保年間刊 荘司健斎 艸木食法/救餓録一冊【救荒・災異】味の素食文化セほか蔵
天保年間 星伝八郎伝 旧制漆樹取締法一冊【物産】近世地方経済史料一に活字本
天保年間 坂本浩然画 群桜花譜四冊【植物】日比谷加賀に昭和一二写本
天保年間 谷川鴻 谷川眼科書一巻【医学】日本医学史による
天保年間 宇田川榕庵訳 百綱全譜【医学】杏雨に二五‐七七綱の稿本四冊
塙政邦 土茯苓説一冊【本草】国会伊藤蔵 塙政邦の百遍舎随筆は天保年間成【補】
塙政邦 〔百遍舎〕麻疹卑説一冊【医学】京大富士川蔵
天保期? 諸家眼療方(蠿蟉園随筆、菅相承流眼書)一冊【医学】千葉大蔵
天保年間刊 太田百世 救荒児孫訓一冊【救荒・災異】福島蔵
天保年間刊 森本真ら 救荒抄一冊【救荒・災異】森本州平蔵
天保年間刊 丸淵正純 救荒食鑑一冊【救荒・災異】郷土出版文化展覧会陳列書目録(名古屋図書館)による
天保年間刊 平田篤胤 皇国度制考二巻二冊【度量衡】国文研ほか蔵 本朝度攷辨を付す
天保年間刊 中野文輔 能書/本方万病保元丸一冊【医学】杏雨・大阪歴博羽間蔵
天保頃刊 鈴木有南斎 疱瘡養生記一冊【医学】豊橋(婦人産前産後心得ぐさ其他の内)・橋良蔵
家政学院大江に天保頃写本 青木周弼 済美堂方函一冊【医学】
家政学院大江に天保頃鹿島維則写本 方眼三角竒嶂翁方彙抜書一冊【医学】
国
会に天保頃写本 胎内孕図一軸【医学】
天保頃 黒田斉清(楽善) 楽善堂珍品草木写真八巻八冊【本草】杏雨・大森蔵
天保頃 松舎介品録【魚介】本草書目による
天保頃? 前田利保 本草取調草稿一冊【本草史料】富山に手稿本
亀井交山画(天保頃の人) 万葉集草木考八冊付録一冊【植物】大阪府蔵
阪上道(玄丈、玄長 天保頃の人) 金匱翼提要一冊【医学】京大富士川蔵(薬性捷見を付す)
阪上道 傷寒論講本二冊【医学】京大富士川蔵
阪上道 薬性捷見一冊【薬物】京大富士川蔵(金匱翼提要の付)
宇佐美樸仙(天保頃の人) 好蘇癖言一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
小笠原庸昌(天保頃の人) 奇病攷一冊【医学】本朝医家著述目録による
小笠原庸昌 経験方攷一巻【医学】本朝医家著述目録による
小笠原庸昌 乳岩説一巻【医学】本朝医家著述目録による
小笠原庸昌 漫游雑記二巻【医学】本朝医家著述目録による
小笠原庸昌 療治雑話二巻【医学】本朝医家著述目録による
小笠原庸昌 療治手談二巻【医学】本朝医家著述目録による
一八四四 弘化元 四月二十一日没(一七七一 明和八生)松崎慊堂(名は復、字は明復 儒者で遠江掛川藩校教授) 尺準考四巻【度量衡】慶大斯道(自筆稿本、
巻一・二、一冊)ほか蔵
一八四四 金沢図蒼竜に弘化元建部賢隆写本 小森宏訳 プレンク(プレンキ)‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 解剖科内蔵篇一冊【医学】
一八四四 東博に弘化元写本 清川愷(梧陰) 梧陰銷間雑記(梧陰銷閑雑記)二冊【医学】京大富士川・慶大富士川(稿本)ほかにも 一九九八影印本あり【補】
一八四四 岡山県に弘化元写本 国富玄洞 備陽奇産集二巻二冊【医学】東京医大にも
一八四四 弘化元 斎藤竹堂 鴉片考一冊【薬物】金沢市大島(鴉片始末の付)・日比谷諸家(鴉片始末等と合)蔵
一八四四 弘化元 坂本浩然 筑波山採薬紀行一冊【本草】杏雨に稿本
一八四四 弘化元 二樹蘭訳一冊【植物】岩瀬蔵
一八四四 弘化元 千葉尚 背面倒首説一冊【医学】乾々蔵
一八四四 弘化元 馬場仲達 舶上花譜二巻二帖【植物】国会白井蔵 外来植物【補】
一八四四 弘化元自序 一八五二 嘉永五刊 喜多村直寛 傷寒雑病類方一冊【医学】研医会図ほか蔵 一八五三版も【補】
一八四四 弘化元序 一八四五 同二刊(甲集のみ) 畔田翠山 紫藤園攷証/甲乙二集二冊【本草】研医会図ほか蔵【補】
一八四四 弘化元序 青木周弼・緒方洪庵・岡海蔵訳 袖珍内外方叢一〇巻【薬物】阪大適塾記念セほか蔵→一八六九袖珍方叢
一八四五 弘化元 十二月六日没(一七九七 寛政九生)桂川国寧(名は国寧、通称は甫賢 桂川家六代目の蘭学者で幕医) 酷烈辨一巻【医学】日本医学史による
桂川国寧 人面瘡図説一冊【医学】東大鶚軒蔵
桂川国寧 剖散撮要一巻【医学】日本医学史による
桂川国寧 栗本丹洲 阿部正信 伊藤東涯 雷獣図一巻【動物】三康図蔵
一八四五 弘化二(一八一一 文化八から) ショメールNoel Chomel編 馬場貞由・大槻玄沢・宇田川榕庵等訳 厚生新編一三五冊以上【事典・蘭学】国会伊藤(六
冊)・葵(稿本六八冊)・早大(弘化二榕庵自筆訳二冊)ほか蔵 オランダ語版Huishoudelijk Woordenboekを
幕命で翻訳【補】
一八四五 弘化二(一八四四 天保一五から)長崎浩斎 方意便蒙一冊【史料】高岡市長崎家藏 越中高岡神農講(症例研究会)の記録(日医史学雑三九巻一号)
【補】
一八四五 弘化二 二月二十七日没(一七九八 寛政十生)塩田随斎 本草一斑一巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
一八四五 弘化二 三月十九日没(一七八二 天明二生)大関増業 乗化亭奇方七〇巻【医学】諸大名の学術と文芸の研究による
一八四五 弘化二 八月八日没(一七七八 安永七生)藤井方亭(名は俊、字は士徳、号は瓊陵 加賀金沢藩医で蘭書翻訳御用) 内科備要二冊【医学】乾々・長崎
大・日文研宗田蔵
方亭藤井先生方府【医学】京大富士川蔵(矢乙孛児杜の付)
一八四五 弘化二 十一月二日没(一七八六 天明六生)杉田立卿(名は予、号は錦腸 杉田玄白次男で若狭小浜藩医) 和蘭瘍医方範【医学】西洋学家訳著述目録
による
杉田立卿 眼球啓微【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
杉田立卿訳 杉田成卿校 厄設爾著 外科新編四四巻首一巻目録二巻図三巻五〇冊【医学】内閣に弘化二(一八四五)写本
杉田立卿 外科纂要二巻【医学】本朝医家著述目録による
杉田立卿 原病新書二巻【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
フーフェランド原著 杉田立卿訳 扶氏経験遺訓中痔疾篇抄訳一冊【医学】大阪歴博に嘉永四(一八五一)写本
一八四五 弘化二 十一月十日没(一七六一 宝暦一一生)猪飼敬所(名は彦博、字は文卿 伊勢津藩儒) 古量攷一冊【度量衡】宮書蔵
猪飼敬所 読扁倉伝割解【医史】京大(二巻)・乾々(一冊)蔵
一八四五 弘化二写 松田竹里(俊) 台洲先生医話(台洲園先生医談)一冊【医学】内藤くすり蔵→一八〇六荻野元凱
一八四五 順天大山崎に弘化二写本 臥竜山陽散人 医政私儀一冊【医学】
一八四五 中華医学会上海分会図書館に弘化二写本 卜元学 医方漫録一巻【医方】【補】
一八四五 早大に弘化二写本 〔二竜堂〕膏方便覧一冊【薬物】
一八四五 京
大富士川に弘化二写本 治療極意秘録長田徳本翁遺説方【医学】
一八四五 岡山大に弘化二写本 近藤文礼 中神流無問診一冊【医学】
一八四五 杏雨に弘化二写本 菅原高一 〔武備兼益〕櫨木考(はじのきこう)一冊【本草】
一八四五 国
会に弘化二写本 百合三十四種図一冊【植物】
一八四五 内藤くすりに弘化二三木良介(敏行)写本 病家客験雑方一冊【医学】
一八四五 弘化二写本あり 石原貫 腹診図訣【医学】
一八四五 乾々に弘化二写本 吉益政虎 方極積跬録一冊【医学】東北大狩野に四巻二冊本、無窮神習に四冊本も
一八四五 弘化二 松本元泰 一灸万全二巻附晨課玉条二巻二冊【鍼灸】国会・東北大狩野・乾々蔵 足三里灸による養生書【補】
一八四五 弘化二 多紀元佶編 乙巳随筆一冊【医史】京大富士川(弘化二写)・慶大富士川蔵 主に医事考証論【補】
一八四五 弘化二 宇田川榕庵 宇田川榕庵年譜(榕庵自叙年譜)一冊【医学・伝記】早大に自筆稿本
一八四五 弘化二 宮崎槐堤 槐堤雑鈔一冊【医学】乾々に自筆本
宮崎槐堤 槐堤雑載二冊【医学】乾々に自筆本
一八四五 弘化二 山本簡斎(名は良臣、字は徴聖 父は山本安良 山本亡羊に学び出雲松江藩医) 会読瘟疫論一冊【医学】内藤くすり蔵
山本良臣(簡斎)記 山本亡羊述 救荒野譜筆講一冊【本草】杏雨に自筆稿本
山本簡斎 古今蘭草辨誤一冊【植物】村野・杏雨(和漢品類を付す)蔵
山本簡斎 詩経群類講義一冊【本草】杏雨(稿本)・村野蔵
山本簡斎記 山本亡羊述 詩経名物辨解釈義一冊【本草】杏雨(稿本一冊)・村野蔵
山本簡斎記 山本亡羊述 爾雅名物釈義一冊【本草】杏雨(稿本)・宮津市前尾蔵
山本簡斎 傷寒論脈証捷覧一冊【医学】内藤くすり蔵
山本簡斎 千金方賤攷一冊【医学】内藤くすり蔵
山本簡斎 草学漫抄一冊【本草】乾々蔵
山本簡斎校 岡本与寿著 大同類聚方薬品考三巻三冊【医学】杏雨蔵
山本簡斎 物産書籍品目叢覧三巻三冊【便覧・物産】杏雨に稿本
山本簡斎 物品答問一冊【本草】内藤くすり蔵
山本簡斎記 山本亡羊述 本草綱目釈義七冊【本草】杏雨蔵
山本簡斎 本草自為七冊【本草】杏雨に稿本
山本簡斎記 山本亡羊述 大和本草釈義四冊【本草】杏雨蔵
一八四五 弘化二 サロモン著 矢田部卿雲訳 撒氏産科書(撒羅満氏産論)一五冊【医学】京都府・茨城県歴史・順天大山崎蔵
一八四五 弘化二 木公安 信濃草木小志二冊【植物】杏雨(稿本)・東北大狩野(土石艸木禽獣虫魚を付す)・岩瀬(金石及動物を付す)蔵
一八四五 弘化二 前田利保 赭鞭会業品物論定纂一冊【本草】国会白井蔵
赭鞭会品物論定纂一帖【本草】国会白井蔵
赭鞭会論定品物纂一冊【本草】国会白井蔵
前田利保 赭鞭挙要【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
前田利保 赭鞭質疑【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
赭鞭一撮二冊【本草】東博蔵
一八四五 弘化二 飯沼慾斎 根尾山所産草木一冊【本草】国会伊藤蔵 根尾山採薬秘笈抄出
一八四五 弘化二 海保漁村 張仲景攷【医史】慶大富士川蔵(乙巳随筆の内)
一八四五 弘化二 物部檉庵 檉庵四書一冊【博物】岩瀬蔵
一八四五 弘化二 葛飾北斎画 須佐之男疫神退治図【医事説話・絵馬】幅約三メートルで疱瘡・梅毒など象徴する疫鬼を描く 牛嶋神社に奉納されたが関東大震災
で焼失し、写真と模写が存【補】
一八四五 弘化二 賀来飛霞 日州採薬記(日向採薬記)五冊【本草】宮崎・杏雨・村野蔵
一八四五 弘化二 曲直瀬正貞問 江馬活堂(通称春齢)答 本草問答録一冊【本草】国会伊藤蔵(本書附録に伊藤篤太郎の曲直瀬攝菴本草雑記解説も)【補】
江馬活堂 草木図彙 目録三巻三冊・本文六編六六巻六六冊【本草・博物】杏雨に彩色写生図の自筆稿本【補】
一八四五 弘化二 中村中倧 薬説一冊【薬物】九大・内藤くすり蔵
一八四五 弘化二 野田青葭 蘭館撿品録一冊【医学】岩瀬蔵
一八四五 弘化二 山田業広 積蹞録九冊【医学】慶
大富士川に稿本七冊存 稀覯書の筆写録【補】
一八四五 弘化二自序 山田業広 購典録【医学】旧三井鶚軒蔵で現所在未詳【補】
一八四五 弘化二自序 山田業広 雑記一冊【医学】慶大富士川に自筆本【補】
一八四五 弘化二自序 島花隠 随地所生草品図説四巻四冊【植物】国会(巻二、一冊)・静嘉・東博ほか蔵
一八四五 弘化二跋 一八五三 嘉永六序木活刊 浅田宗伯 脈法私言一冊【脈診】日本漢方典籍辞典による 一八八一明治一四鉛印版は国会ほかに【補】
一八四五 弘化二識語 渋江抽斎 黄帝内経霊枢講義二四巻付一巻一三冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・内藤くすり蔵
一八四五 弘化二序刊 石原愷(梯介) 蘭薬手引草一冊【薬物】国会伊藤ほか蔵【補】
一八四五 弘化二刊 山田左近 〔今世浪華〕医家名鑑一冊【名鑑・医史料】大阪市大森・阪大含翠堂蔵 前編のみ 大坂の専業医約三〇〇名【補】
一八四五 弘化二刊 当時流行町請医師名集大鑑一紙【名鑑・医史料】阪大適塾ほか蔵 大坂町医の東西番付→同名の一八四六・四八・四九版も【補】
一八四五 弘化二刊 賀島近信・高井正芳 異国草木会目録一冊【植物史料】杏雨・村野蔵
一八四五 弘化二刊 石川遠明訳述 医療精義徴候篇六巻三冊【医学】千葉大・岡山大・東京医歯大阿久津ほか蔵
一八四五 弘化二刊 小林蒲渓(是則)口授 石束左門纂校 淵々斎方函一冊【医学】京大富士川・日大富士川ほか蔵→一八二九同名写本
一八四五 弘化二刊 宇田川榕庵 鯨類一冊【動物】杏雨蔵
一八四五 弘化二刊 石菖道人 栄草水かゝみ一冊【本草】国会白井蔵
一八四五 弘化二刊 古矢知白(剛斎)撰 浅井貞蒲編 〔復聖正文〕傷寒論二巻一冊【医学】九大蔵 杏雨に嘉永二(一八四九)版、内藤くすりに文久三(一八六
二)版も
一八四五 弘化二刊 松屋源助等発起人 浪花講関東講定宿並定休所妙薬取次名前附一冊【史料・地誌】玉川大教育学情図蔵 東海道・中仙道・善光寺巡り
一八四五 弘化二刊 難波恭敬 蘭斎賀川先生産科口授二冊【医学】金沢大蔵→一八三三賀川蘭斎の産科口授の諸写本【補】
一八四六 弘化三 二月三日没(一七七七 安永六生)水野皓山(名は広業、字は士勤 京の本草家) 〔皓山〕伊吹山採薬記一冊【本草】岩瀬蔵
水野皓山 医方大成論講解二冊【医学】乾々蔵
水野皓山 雞窓随筆一冊【博物】岩瀬蔵
水野皓山 皓山樹木考一冊【植物】岩瀬蔵
水野皓山 皓山傷寒論講解二冊【医学】岩瀬蔵
水野皓山 皓山大成論講解一冊【医学】岩瀬蔵
水野皓山 皓山答諸子問事件一冊【本草】岩瀬蔵
水野皓山 皓山駱駝考証一冊【動物】岩瀬蔵
水野皓山 古名類聚一冊【本草】岩瀬蔵
水野皓山 諸書物産抄録一冊【物産】岩瀬蔵
水野皓山 大同類聚方集註一冊【医学】岩瀬蔵
水野皓山 物産品目一冊【博物】岩瀬蔵
水野皓山 物産余録一冊【博物】岩瀬蔵
水野皓山 物品類考五冊【博物】岩瀬蔵
水野皓山 本草溯洄一冊【医学】岩瀬蔵
皓山海藻録一冊【植物】岩瀬蔵
一八四六 弘化三 二月二十八日没(一七六八 明和五生)石崎融思(字は士斎、号は鳳嶺・鶴鳴堂 長崎の唐絵目利兼御用絵師) 海舶来禽図譜一冊【動物】杏
雨・楂{艸+考}蔵
石崎融思画 舶載諸鳥譜二帖【動物】杏雨蔵
一八四六 弘化三 閏五月十七日没(一七八八 天明八生)岸本由豆流(江戸の国学・考証学者) 諸国土産考八巻【物産】国学者伝記集成・地誌目録による
一八四六 弘化三 六月二十二日没(一七九八 寛政一〇生)宇田川榕庵(本名は江沢榕 宇田川榛斎となり美作津山藩医のち幕府天文方蕃書和解御用訳員) 貽厥
抄二巻一冊【本草】杏雨蔵
宇田川榕庵 〔宇田川先生常用〕医方成範一冊【医学】京大富士川・乾々(自筆)蔵
宇田川榕庵 宇田川化学書一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 遠西名物攷攬要【博物】本朝医家著述目録による
宇田川榕庵 小笠原本草一冊【本草】杏雨蔵
宇田川榕庵 和蘭史稿一六冊・同残闕一冊【外国史】乾々に自筆本
宇田川榕庵 和蘭志略一六冊・同史略稿残闕一冊【外事】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 和蘭手簡一冊【外交】杏雨に稿本
宇田川榕庵 温泉記事一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 開物全書名物図考二巻【化学】早大に自筆稿本
宇田川榕庵 開物淵源稿三冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 介賓紀行一冊【紀行】東大蔵
宇田川榕庵 磑下金語一冊【雑記】乾々に自筆本
宇田川榕庵 瓦斯舎密加二冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 間話休題一冊【随筆】中山久四郎に自筆本
宇田川榕庵 畿那塩発明一冊【化学】早大に自筆稿本
宇田川榕庵 金属舎密加三冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 験温器説一冊【医学・理学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 元素舎密加二冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 元素発明年代記一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 元素和合編二冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 光素舎密加一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 酵素類篇一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 弘道院様御病状日誌及到来物控一冊【医学】乾々に稿本
宇田川榕庵・桂川国瑞 〔月池榕庵〕コレラ考(酷烈辣考)一冊【医学】乾々蔵→一八二二酷烈辣考
宇田川榕庵 山酸舎密加二冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 酸素類篇一冊【化学】乾々蔵
宇田川榕庵 雑記一冊【医学】杏雨に稿本
宇田川榕庵 色舎密加【化学】乾々蔵(自筆、舎密第一書植物と合一冊)
宇田川榕庵 写生図一冊【本草】国会白井に手稿本
宇田川榕庵 植学啓原講義【植物】早大(自筆稿本一冊)・杏雨(巻三稿本一冊)蔵
宇田川榕庵 植学独語一冊【植物】国会伊藤・国会白井蔵
宇田川榕庵 植物舎密加一冊【植物】杏雨に稿本
宇田川榕庵 植物写生彩図二軸【植物】乾々に自筆本
宇田川榕庵 植物分離方一冊【植物】乾々に自筆本
宇田川榕庵 植物類語一冊【植物】杏雨に稿本
宇田川榕庵 〔キニホーフ氏〕植物図譜【植物】楂{艸+考}に巻三のみ一冊
宇田川榕庵抄訳 リセランド撰 エルペキュム訳 〔利摂蘭度〕人身究理書一冊【医学】早大に自筆稿本
宇田川榕庵 生夏為湯無効論一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 生植全書三巻三冊【本草】国会伊藤に稿本
宇田川榕庵 製薬贅言一冊【薬物】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 製剤古今名(製剤異名集)一冊【薬物】乾々に自筆本
宇田川榕庵 西洋鉱泉譜一冊【医学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 西洋度量考一冊【度量衡】杏雨(稿本)・乾々(自筆稿本)蔵
宇田川榕庵 舎密加語解一冊【化学】杏雨に稿本
宇田川榕庵 舎密加第一書二冊【化学】乾々蔵
宇田川榕庵 舎密開宗音訳字篇一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 舎密開宗消石集説(舎密開宗続訳消石説)一冊【化学】早大(自筆稿本)・乾々(同上)蔵
宇田川榕庵 舎密器械図彙・附表附二冊【化学】乾々に自筆稿本(化学重量表を付す)
宇田川榕庵訳 カステレイン著 舎密書一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 舎密書一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 舎密第一書・金属一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 舎密第一書・植物篇一冊【植物・化学】乾々に自筆稿本(色舎密加と合)
宇田川榕庵 舎密提要一冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 第七銅和物一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 煖素一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 煖素舎密加一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 知生要略二冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 中性塩舎密加二冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 蔓綿考一冊【植物】乾々に自筆本
宇田川榕庵 鉄銅伊利紂母羅紂母巴爾刺紂母阿斯繆母一冊【鉱物】乾々に自筆本
宇田川榕庵 糖水雑録一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 篤隆氏合薬舎密一冊【薬物】乾々に自筆本
宇田川榕庵編 渡来本草及小笠原本草二冊【本草】杏雨に稿本
宇田川榕庵 動物舎密学一冊【動物】江戸時代の生機学による
宇田川榕庵 土類舎密加一冊【化学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 内景詳覧【医学】本朝医家著述目録による
宇田川榕庵 年表一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵訳 Lynslager,P.P.原著 和蘭戯芸/弐人猟師乳汁売娘二冊【医事説話・脚本】早大に自筆本(オランダ語原本添)【補】
宇田川榕庵編 本草書一冊【本草】杏雨に稿本
宇田川榕庵 菩薩楼喜蔵志一冊【医書目】乾々に自筆本
宇田川榕庵 〔観自在〕菩薩楼随筆一冊【随筆】杏雨に手稿本
宇田川榕庵 菩薩楼方録一冊【本草】国会伊藤に手稿本
宇田川榕庵 マグネート一冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 名彙稿本二冊【医学】杏雨に稿本
宇田川榕庵編 榕菴雑録一冊【医学】杏雨(手稿本)・乾々(自筆)蔵
宇田川榕庵 〔宇田川〕榕庵随筆二巻二冊【医学】乾々に自筆本
宇田川榕庵 榕菴先生遺書一冊【医学】早大(自筆)ほか蔵
宇田川榕庵 榕菴先生和蘭遺書一冊【医学】杏雨に稿本
宇田川榕庵 榕菴先生雑筆一冊【雑記】乾々に自筆本
宇田川榕庵 榕庵日記三一冊【日記】徳島県図森蔵
宇田川榕庵 榕菴秘笈一冊【医学】杏雨に手稿本
宇田川榕庵 榕菴本草名彙一冊【本草】杏雨に稿本
宇田川榕庵 榕菴蘭文雑記一冊【蘭学】乾々に自筆本
宇田川榕庵訳 瘍医方範【医学】乾々に巻二・三・五・九の自筆四冊
宇田川榕庵 ラホイシール動酸舎密加二冊【化学】乾々に自筆稿本
宇田川榕庵 蘭写生図一軸【植物】ハワイ大阪巻・宝玲蔵【補】
杏雨に宇田川榕庵写本 律鐸微弗漢垤布蘭夫三冊【医学】
一八四六 弘化三 九月十三日没(一七九九 寛政一一生)高良斎(名は淡、字は子清、号は輝淵 シーボルトに学び大坂で眼科町医のち播磨明石藩医) 医学捷径
二冊【医学】西洋学家訳述目録による
高良斎 医則【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
高良斎 飲食要訣一冊【医学】研医会図蔵
高良斎訳述 鏖糟亭医則【医学】内藤くすり蔵 西洋化学製薬・鏖糟亭家則と合綴
高良斎訳 眼科実地此事須知篇一冊【医学】研医会図蔵
高良斎 眼科便要(眼科使用)【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
高良斎 外科精義一冊【医学】研医会図蔵
高良斎 外科精微六冊【医学】乾々・内藤くすり・研医会図蔵
辺垤律屈斯( ヘンドリクス ) 著 高良斎訳 外科治験録一冊【医学】内藤くすり蔵
高良斎 公斯貎律屈内科書【医学】日本医学史等による
高良斎訳 女科精選【医学】本朝医家著述目録等による
高良斎訳 女科撮要二冊【医学】研医会図蔵
高良斎訳 帯下便覧二冊【医学】内藤くすり蔵
高良斎訳 江馬藤渠重訂 窒鐸満/眼科書【医学】日大医内山蔵
高良斎? 千登里杖(ちどりづえ)一冊【医学】旭川医大蔵
高良斎訳 乳麋諸患窮理一冊【医学】研医会図蔵
高良斎 薬品摘要【薬物】本朝医家著述目録・大阪名家著述目録による
一八四六 弘化三 十月四日没(一七九八 寛政一〇生)本庄普一(名は俊篤、字は士雅 武蔵国川越の漢蘭折衷眼科町医) 眼科西漢要選書一冊【医学】東北大狩
野蔵
本庄普一 萍跡発話一冊【医学】乾々蔵
一八四六 弘化三 十月十四日没(一七七三 安永二生)伴信友(若狭国小浜藩士で国学者) 朝顔【本草】東北大狩野(桔梗考の内)・九大(一冊)蔵
伴信友 医心方中訓抄【医学】国学者伝記集成による
信友書 可升法印口授 医之小鏡一冊【医学】乾々・日文研宗田蔵
伴信友 加佐々伎考一冊【本草】国会・九大(都久毛考と合)・村野蔵
伴信友 菊花考一冊【本草】無窮神習
伴信友 大同類聚方考一冊【医学】岩瀬蔵
伴信友 大同類聚方考説一冊【医学】京大富士川(黒川道祐著とするが誤認、井上頼圀の朱筆書入は伴信友の作とする 松浦道輔の大同類聚方偽本辨天保
二序文を付す)・国会(田中叢書一二)・無窮神習蔵【補】
伴信友 度量考【度量衡】国
会蔵(伴信友遺書の内)
伴信友 腹赤考(腹赤)一冊【魚介】大東急蔵
伴信友校 抜萃神方一冊【医学】静嘉蔵(大同医式を付す)
伴信友 本草和名伝抄の論(本草和名抄の論)一冊【本草・薬史】東大鶚軒ほか蔵
無窮平沼に芳川波山(一八四六年没)写本 群芳備考一冊【本草】
一八四六 順天大山崎に弘化三千葉良蔵(一七八九~一八六一 名は尚、号は明渓、通称は良蔵)写本 宇井黙斎明渓菴入門式(秋田学館条目書)一冊【医学史料】
医学教育
一八四六 岩瀬に弘化三写本 岸和田草木記一冊【植物】
一八四六 京
大富士川に弘化三写本 津川氏伝 尺蠖子録 灸穴秘蘊一巻一冊【鍼灸】
一八四六 内藤くすりに弘化三写本 吉益北洲口授 傷寒論記聞二冊【医学】慶大(五冊本)ほか蔵
一八四六 東博に弘化三写本 〔注解〕傷寒論疏附音義一冊【医学】
一八四六 九大に弘化三写本 溝部実光 黴瘡漫録一冊【医学】
一八四六 弘化三 海魚記録一冊【動物】九大文化蔵 一八四七にも
一八四六 弘化三 金石草木聞見誌一冊【本草】村野蔵
一八四六 弘化三 西洞斎主人 外科秘訣集一冊【医学】杏雨に手稿本
一八四六 弘化三 傷寒方案一冊【医史料・教育】内閣蔵 幕府医学館学生方案に多紀元堅・小島尚質・喜多村直寛が自筆批語【補】
一八四六 弘化三 中風閉脱辨一冊【医史料・教育】内閣蔵 幕府医学館学生方案に多紀元堅・小島尚質が自筆批語【補】
医学館方案一冊【医史料・教育】乾々蔵
一八四六 弘化三 加藤善庵 傷寒論序文注解(傷寒序文注解)一冊【医学】東大・東北大狩野・乾々ほか蔵
一八四六 弘化三 武谷澧蘭(祐之)訳述 接痘瑣言一冊【医学】慶大富士川蔵 緒方塾にて訳述
武谷澧蘭 扶氏天痘瑣言【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八四六 弘化三 和田元庵 染匠庄兵衛病態診案一冊【医学】岩手蔵
一八四六 弘化三 奥田寛 腹証問答【医学】乾々に腹診考・腹証考等と合一冊写本
一八四六 弘化三 木村蒹葭堂 〔補正〕本草紀聞二〇冊【本草】岩瀬に山本錫夫写本
一八四六 弘化三 高橋残夢 万葉物名考三巻三冊【博物】国会白井ほか蔵
一八四六 弘化三 琉球産物売捌方伺書一冊【物産】村野蔵
一八四六 弘化三自引 森立之 桂川医話一冊【医学】京大富士川に自筆本(研医会図に自筆清書二本も)→一八六四遊相医話の原本 相模川の上流を桂川とよぶのに因む
【補】
一八四六 弘化三自序 古矢知白(剛斎) 正文傷寒論復聖辨二巻二冊【医学】大塚修琴堂蔵→一八六一傷寒論正文復聖解【補】
一八四六 弘化三自序 多紀元堅 素問紹識四巻【医学】京大富士川ほか蔵
一八四六 弘化三自序 一八四八 嘉永元刊 鈴木道順 撥翳鍼訣二巻付録一巻二冊【医学】千葉大ほか蔵 一八四九版も 白内障手術などの眼科書【補】
一八四六 弘化三自序 山田業広 〔椿庭〕薬室便蒙一冊【医学】個人蔵【補】
一八四六 弘化三自跋 一八四九 嘉永二中川清一等序刊 山下玄門 医事叢談三巻付一巻四冊【医学】京大富士川ほか蔵 付巻は痘疹一家言 医論書【補】
一八四六 弘化三序 賀島近信 皇朝医史三巻三冊【医史】京大富士川ほか蔵
一八四六 弘化三序 一八四七 同四刊 古田玄道 傷寒論類辨三巻一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四六 弘化三跋 松本元泰編 衛生覧要五巻付一巻六冊【医学】京大富士川蔵
一八四六 弘化三識語 安部竜平 安倍氏水虎説一冊【本草・動物】国会ほか蔵
一八四六 弘化三奥書 桂川国瑞画 動物写生図一軸【動物】国会白井蔵
一八四六 弘化三序刊 新宮凉庭 鬼国山人/但泉紀行(附温泉論)一冊【医事説話】京都府医大ほか蔵
一八四六 弘化三序刊 金古景山 病根精義辨一冊【医学】京大富士川・岡山大・乾々ほか蔵
一八四六 弘化三刊 牧煥文(春堂)校 邱浩川輯 引痘新法全書(引痘略)二巻二冊【医学】広東の邱浩川による牛痘書の引痘略(一八〇五序、一八一七初版)を
佐賀藩医の牧春堂が訓点・改題した準漢籍→一八四七に小山肆成の同名書【補】
一八四六 弘化三刊 本間棗軒 種痘活人十全辨一冊【医学】国会ほか蔵
一八四六 弘化三刊 玉海 神州復古養生訓【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四六 弘化三刊 方科一冊【医学】九大蔵
一八四六 弘化三刊 当時流行町請医師名集大鑑一紙【名鑑・医史料】大阪市史編纂所中野操文庫蔵 大坂町医の東西番付→同名の一八四五版も【補】
一八四六 弘化三刊 玉海 無病長生訓一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四六 弘化三刊 香月牛山 〔万民必用〕長命養生訓四巻四冊【医学】京大富士川・教大・東洋大哲学堂ほか蔵
池田武紀 蕃薯考【農業】鹿児島蔵(薩藩名家遺稿雑集二) 池田武紀の木尾抄録は弘化三成【補】
岩村重久 岩村意休産所聞書一冊【医学】宮書蔵 岩村重久の胞衣納巻は弘化三奥書【補】
一八四七 弘化三 十一月二十六日没(一七八五 天明五生)千村仲雄(美濃可児郡久々利を領した旗本で国学者) 万葉集類聚抄三巻三冊【植物】茶図竹柏に稿本
一八四七 弘化四 一月三十日没(一七八八 天明八生)古賀侗庵(名は煜、字は季曄 幕儒で昌平黌教授) 衛生撮要二巻一冊【医学】宮書・研医会図・内藤くす
り蔵
古賀侗庵 水虎考略一巻後編二巻【動物】宮書ほか蔵
一八四七 弘化四 三月二十五日没(一七八三 天明三生)小山田与清(字は文儒、号は松屋 江戸の豪商で国学考証学者) 飯粥考(粥飯考)一冊【飲食】国会
(松屋叢書九)・杏雨蔵
小山田与清 水仙木芙蓉水{艸+忩}莞藺考【植物】国会蔵(松屋叢書一二)
小山田与清 水鳥考【動物】国学者伝記集成による
小山田与清 水葱考一冊【植物】国会(松屋叢書一二)・早大(自筆稿本)蔵
刊本 小山田与清 赤斑瘡図説一舗【医学】順天大山崎蔵 写本は乾々ほか蔵
小山田与清 赤斑瘡辨五巻六冊【医学】国会・旧彰考(赤斑瘡辨考証)蔵
小山田与清 風病考一冊【医学】東大蔵
小山田与清 都鳥考【動物】国学者伝記集成による
正亭伯位 小山田先生診法一冊【医学】慶大富士川蔵
一八四七 弘化四 四月六日没(一七八二 天明二生)小川汶庵(名は忠実、字は意公、別号は竹塢 幕医) 胡氏筆語(崎館箋臆)【医学】京大富士川蔵(巻上のみ一冊)
小川汶庵 読金匱要略【医学】本朝医家著述目録による
小川汶庵 読周官医職【医学】本朝医家著述目録による
小川汶庵 読素問【医学】本朝医家著述目録による
一八四七 弘化四 六月五日没(一七九六 寛政八生)赤沢一堂(名は一、字は太乙 京の儒者) 傷寒論甘露味四巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
赤沢一堂 傷寒論狐白裘一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
赤沢一堂 傷寒論醍醐味五巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
赤沢一堂 傷寒論脈説金不換一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
赤沢一堂 辨古書医言五巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
赤沢一堂 歴代度量衡考三巻【度量衡】近世漢学者著述目録大成による
一八四七 弘化四 八月十日没(一七八三 天明三生)諸葛帰春(名は晃、字は君韜 播磨姫路藩儒) 湯液新編【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八四七 弘化四 八月二十一日没(生年未詳)森僊斎 〔森家秘法眼療治術〕早見之歌集一冊【医学】京大富士川蔵
一八四七 弘化四 九月十六日没(一七七七 安永六生)田中大秀(号は荏野翁など 飛驒高山の薬商のち国学者) 桔梗考一冊【植物】東北大狩野・高山市郷
土蔵 朝貌(田中大秀)・槿桔論(藤原相嘉)・松の落葉・朝顔(伴信友)・和名類聚抄考証を収む
一八四七 弘化四 五月刊 一勇斎国芳画 鎮西八郎為朝と疱瘡神二紙綴【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵 八丈島に流罪の八郎為朝の武勇伝と孤島の八丈島で疱瘡がないことに由来した信仰の疱瘡絵
【補】
江戸刊 一勇斎国芳画 為朝に疱瘡神詫を入れるの図二紙綴【医事説話・錦絵】静岡県中央図蔵 同上の疱瘡絵【補】
江戸刊 都南撰文 〔豆州八丈島鎮守〕正一位八郎大明神正像一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 同上の疱瘡絵【補】
江戸刊 玉蘭斎貞秀画 正一位為朝大明神の由来二紙綴【医事説話・錦絵】東大史料蔵(第一紙・第二紙) 同上の疱瘡絵【補】
一八四七 宮書に弘化四写本 山本亡羊 救荒本草記聞二巻【本草】研医会図ほかにも
一八四七 国会鶚軒に弘化四写本 山本亡羊 古稀賀筵詩文録一冊【漢詩文・史料】
一八四七 東北大岡本に弘化四写本 山路樵里訳 尺度表一冊【度量衡】鵞毛筆余を付す
一八四七 東博に弘化四写本 傷寒論類証玩古一冊【医学】
一八四七 乾々に弘化四写本 宇山隆卓 草案誌一冊【医学】
一八四七 東洋藤井に弘化四自筆稿本 河島蔀蔵 腹心図一冊【医学】
一八四七 岩瀬に弘化四写本 松典子勅 本草狐白裘二冊【本草】
一八四七 弘化四編者奥書 一八一六 文化一三識語 元長編 医書九種一冊【医学】京大富士川蔵 一本堂灸点図解・平安医官親康喜安口舌指南・東都医官津田長安先生口科秘伝鈔録・台州荻野氏
眼疾篇抜萃・福井先生脾労之説・聿修堂日用丸散方抜萃・浅井南皐黴瘡約言抜萃・黴毒方論・竜骨一家言・口中一切之薬を収む
口科叢書一冊【医学】京大富士川蔵 兼安家秘伝法・口中秘伝之書・口中見様・典薬丹三位親康秘伝・金安歯書・口中一切ノ薬之事を収む
平安医官親康喜安口舌指南【医学】京大富士川蔵(医書九種の内)
津田長安 牙歯口舌咽喉諸病治療一冊【医学】京大富士川蔵(津田長安先生口科秘伝と合)
津田長安 東都医官津田長安先生口科秘伝(口科秘伝/鈔録)【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
一八四七 弘化四 医談一冊【医学】乾々蔵
一八四七 弘化四 江邨磊堂 医風私議一冊【医学】慶大富士川蔵
一八四七 弘化四 海魚記録一冊【動物】九大文化蔵 一八四六にも
一八四七 弘化四 芳賀高富 外科正宗解聞書一冊【医学】杏雨蔵
一八四七 弘化四 山本錫夫 雑字簿(海産物名字)一冊【本草】無窮神習蔵
一八四七 弘化四 田丸直暢・室昌栩・佐橋節翁・島花隠ら 柿品一冊【植物】国会白井に稿本
一八四七 弘化四 佐藤信淵 傷寒論述一冊【医学】杏雨に稿本
一八四七 弘化四 一八五〇 嘉永三小島尚真識語 小島尚質 宋重医薬表一冊【医学】台北故宮蔵【補】
一八四七 弘化四 太田原則布 旅路杖一冊【物産】国会白井に文久三(一八六三)写本
一八四七 弘化四 権田直助 燈下慨言一巻【医史】猪飼祥夫蔵 大同類聚方の真書説【補】
一八四七 弘化四 杉田成卿訳 内翳手術【医学】新撰洋学年表等による
一八四七 弘化四 中林文雄薬録抜一冊【薬物】乾々蔵
一八四七 弘化四 大原幽学 配剤録抄【薬物】大原幽学全集に活字復刻
一八四七 弘化四 柏原信好 舶来玩禽一覧一巻【動物】本草書目等による
一八四七 弘化四 秘伝法書一冊【薬物】岩手蔵
一八四七 弘化四 山科元幹編 本朝医蹟(報恩鈔)一二巻一二冊【医史】京大富士川ほか蔵
一八四七 弘化四 米鵞 六鯨之図/并背美鯨骨組一軸【動物】国会伊藤蔵
一八四七 弘化四成 一八四九 嘉永二刊 鎌田桂州(玄台)口授 松岡肇筆記 外科起癈一〇巻一〇冊【医学】東北大狩野・東京医大・研医会図蔵 一八五一
版も →一八三八外科起癈図譜【補】
一八四七 弘化四成 森立之 診病奇侅附錄【医学】東北大狩野の写本診病奇侅に付録【補】
一八四七 弘化四自序 山田業広 古方運用雑誌(古方運用雑録)一冊【医学】東大鶚軒蔵【補】
一八四七 弘化四自序 山田業広 傷寒論釈詞一冊【医学】京大富士川蔵
一八四七 弘化四自序 一八四八 嘉永元刊 秋吉錦水 温疫論私評二巻二冊【医学】内閣ほか蔵 城西大水田ほかに嘉永二(一八四九)版も【輔】
一八四七 弘化四自序 一八四九 嘉永二刊 緒方洪庵 病学通論三巻三冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八五五・五七版も 日本初の西医病理学書【補】
一八四七 弘化四自跋 池田京水 経方辨一冊【医学】静嘉・香川大神原蔵
一八四七 弘化四自筆 喜多村直寛著 多紀元堅閲 広傷寒論類方二〇巻一七冊【医学】東北大狩野蔵
一八四七 弘化四跋 伊藤恒記 中村信斎述 塾中記聞一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
伊藤恒 傷寒論知言一冊【医学】乾々に稿本
一八四七 弘化四斎藤延識語 小石元瑞(檉園)口授 田能村躬耕等編 究理堂備用方府記聞(究理堂備用方府講義)七冊【薬物】国会ほか蔵 一八二九究理堂備用方府(上編)の講義録 主に西医方で作用別分類【補】
小石元瑞 方府記聞一〇冊【薬物】九大・金沢図蒼竜・内藤くすりほか蔵
小石元瑞 方府講義【薬物】本朝医家著述目録等による
小石元瑞 究理堂方府略鈔一冊【薬物】九大・高岡図佐渡家・金沢図蒼竜蔵
小石元瑞口授 究理堂備用薬品効能録一冊【薬物】慶大富士川蔵
一八四七 弘化四序刊 小山肆成(蓬州) 引痘新法全書二巻二冊【医学】京都府医大ほか蔵 広東の邱浩川による牛痘書の引痘略(一八〇五序、一八一七初版)を紀州の小山肆成が訓
点・解説・改題した準漢籍→一八四九引痘新法全書附録【補】
一八四七 弘化四序刊 古矢知白(剛斎) 症因問答三巻【医学】慶大富士川(巻一・二存)・岡山大蔵 木活字 古矢知白は金古景山と同一人とも【補】
木活字刊 古矢知白 古家方則(古方括要)三巻【医学】内藤くすり蔵 金古景山の古方括要と同内容の異植字版【補】
一八四七 弘化四序刊 金古景山 傷寒論水火交易国字辨五冊【医学】乾々・岡山大・内藤くすり蔵 金古景山は古矢知白と同一人とも【補】
未詳刊 金古景山 経験括約方三冊【医学】乾々蔵
木活字刊 金古景山 経験括要方三冊【医学】京大富士川に上巻一冊存
木活字刊 金古景山 古方括要(活用)三冊【医学】京大富士川・刈谷蔵 経験括要方および古矢知白の古家方則と同内容の異植字版【補】
一八四七 弘化四序刊 山本亡羊 百品考二編【本草】【補】→一八三八同初編 一八五三同三編 合三編六冊(国会白井ほか蔵)
一八四七 弘化四序刊 柏野貫斎 長寿養生灸治論伝記一冊【鍼灸】京大富士川蔵【補】
一八四七 弘化四序木活刊 新宮涼庭 破レ家ノツヽクリ話三巻三冊【医論・政治・経済】慶大富士川ほか蔵【補】
一八四七 弘化四刊(一八三七 天保八より) ウィリアム・ヘンリー 宇田川榕庵重訳 舎密開宗内編一八巻・外編三巻【化学】龍谷大ほか蔵
舎密開宗名物考抜要一冊【化学】東洋藤井に安政六(一八五九)写本
一八四七 弘化四刊 杉山寿庵 延寿養生訓一冊【医学】東北大狩野・千葉大蔵
一八四七 弘化四刊 日高涼台 和蘭用薬便覧附録三巻三冊【薬物】国会伊藤ほかに一八三七和蘭用薬便覧と合四冊本
一八四七 弘化四刊 喜多村直寛 灌水彙説一冊【医学】東大に版本からの写本
一八四七 弘化四刊 新宮凉庭 駆豎斎方府(駆豎方府・方府)二巻二冊【医学】九大・京大富士川・杏雨ほか蔵 文久二(一八六二)・同三(一八六三)版も
刊本 駆豎斎方府選一冊【医学】浅野小田蔵
一八四七 弘化四刊 細井洵(順)編 経験医話二巻【医学】→一八一八四診備要の付
一八四七 弘化四刊 小池貞景 子そだて草一冊【医学】内閣・九大・京大富士川蔵
一八四七 弘化四刊 矢口宗兵衛 さんふの用じん/懐妊の妙薬二紙【医学・薬広告】千葉大蔵 瓦版【補】
一八四七 弘化四刊 岡昌平 傷寒論図機四冊【医学】神宮・白石図・内藤くすり蔵
岡昌平 傷寒論誦経【医学】本朝医家著述目録による
岡昌平 法語玉匱【医学】本朝医家著述目録による
一八四七 弘化四刊 土沢沙山(桐斎) 煙草話一冊【本草】岩手・たばこと塩博・大坂歴博蔵 大槻磐水の薦録を節略【補】
一八四八 弘化五 二月二十五日没(一七七〇 明和七生)岡田華陽(名は静黙、俗名は静安、字は子成、室号は松響園 武蔵国蕨の町医) 外台鍼灸一冊【鍼
灸】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 金匱要略韻語図解二冊【医学】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 金匱要略発明録二冊【医学】埼玉名家著述目録による
刊本 岡田華陽 松響園灸治録/初編(松響園灸治)一冊【鍼灸】埼玉・乾々蔵
岡田華陽 灸治奇効【鍼灸】骨度正穴考図の自著目録による【補】
岡田華陽 経脈骨度解【鍼灸】骨度正穴考図の自著目録による【補】
岡田華陽 孔穴主対【鍼灸】骨度正穴考図の自著目録による【補】
岡田華陽 続孔穴主対【鍼灸】骨度正穴考図の自著目録による【補】
岡田華陽 松響園経験記二冊【医学】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 松響園方成(慮得斎方成)二冊【薬物】埼玉名家著述目録・骨度正穴考図目録による【補】
岡田華陽 診家脈式二巻【医学】本朝医家著述目録による
岡田華陽 素霊韻語図解六冊【医学】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 続薬方分量考口伝五冊【薬物】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 分剤小貼考一冊【薬物】埼玉名家著述目録による
岡田華陽 補正金匱要略三冊【医学】埼玉名家著述目録・本朝医家著述目録による
岡田華陽 補正傷寒論一冊【医学】杏雨蔵
一八四八 東北大狩野に弘化五写本 諸家診法集成一一巻一冊【医学】
一八四八 東大鶚軒に弘化五写本 妙草法一冊【医学】
一八四八 弘化五写 森約之 王寧宇紫竹道人五雲子先生系図一冊【医学】北里大東医研大槻蔵【補】
一八四八 弘化五写 森約之 養真年譜一冊【医学】北里大東医研大槻蔵【補】
一八四八 弘化五 大窪昌章 金石草木聞書一冊【本草】大東急に自筆本
一八四八 弘化五 御城下寺社樹木書上帳(御城下西根通寺社境内樹木改書上帳)二巻一冊【植物】岩手蔵
一八四八 弘化五序跋 嘉永元刊 片倉鶴陵著 多紀元堅閲 〔医学質験智集〕保嬰須知二巻付録二冊【医学】京大富士川ほか蔵
香門恭輔(天保・弘化頃の人) 人参私考一冊【本草】杏雨に二部
坂本皆山(天保・弘化頃の人) 療法私説【医学】日本医学史等による
関五竜(弘化中生存) 生育辨一冊【医学】加能郷土辞彙による
弘化(天保から) 本間棗軒 薬室雑誌【医学】香川大神原(一冊)・乾々(二冊)蔵
弘化年間 等空 子孫繁昌心得艸一巻続一巻【真言・養生】霊雲叢書解題による
弘化年間 畔田伴存(翠山) 和州吉野郡中物産志(吉野郡中物産誌・吉野物産志)二巻二冊【物産】国文研ほか蔵
弘化頃 小林辰 日本医学源流【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 金芝園治験一冊【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 金匱要略考異【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 儒門事親攷異【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 傷寒論考異二巻【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 傷寒論集説一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 傷寒論諸家簡明目録一二巻【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 楓窓博採方四巻【医学】本朝医家著述目録による
小林辰 論医絶句一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八四八 弘化五刊 大蔵永常 食物能毒編一冊【本草・飲食】広島大ほか蔵 嘉永四(一八五一)改題版の日用食物能毒集(千葉大ほか蔵)は田舎薬方集・食
物喰合を付す【補】
弘化年間刊 渓斎英泉画 草花絵手本一冊【植物】蓬左・堺図ほか蔵
一八四八 嘉永元 三月二十九日没(一七六五 明和二生)北静廬 傷寒論後条辨解二巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一八四八 嘉永元 五月八日没(一七七九 安永八生)宇津木昆台(名は益夫、字は天放 京の町医) 皇国神伝脈法一冊【医学】乾々蔵
宇津木昆台 昆台先生問答策(昆台問答策)一冊【医学】京大富士川蔵
宇津木昆台編 日本医譜【医学】無窮神習本に四編三八巻二〇冊本、国会に一七冊本、慶大富士川に六冊本(初編巻三・七・九~一〇、二篇巻一一~一六、三編巻二一~二四、四編巻三五・三六存)
ほか蔵
宇津木昆台 脈候辨一冊【医学】乾々蔵
一八四八 嘉永元 六月六日没(一七六二 宝暦一二生)佐藤中陵(名は成裕、字は子綽 水戸藩弘道館の本草教授) 温故斎菌譜(菁莪堂菌譜)一冊【植物】国会白井ほ
か蔵
佐藤中陵 温故斎附子辨一冊【薬物】静嘉(温故斎薓志と合)・杏雨(二部)・村野蔵
佐藤中陵 飼籠考一〇冊【動物】岩瀬蔵
佐藤中陵 草花写生図譜一冊【植物】国会白井に手稿本
佐藤中陵 楚辞草木略一冊【本草】杏雨(上杉鷹山写)・楂{艸+考}蔵
楚辞草木和名一冊【本草】米沢興譲・米沢林泉蔵
佐藤中陵 鼠族図譜一冊【動物】岩瀬蔵
佐藤中陵 博物図二〇冊【本草】内閣蔵
佐藤中陵 本草和名一冊【本草】国会伊藤に手稿本
佐藤中陵 流虬百花譜二巻一冊【植物】国会伊藤ほか蔵
佐藤中陵 六物辨【博物】茨城県歴史蔵(剪燈録と合写)
一八四八 嘉永元 八月十七日没(一七六二 宝暦一二生)土生玄碩(名は義寿、号は桑翁 漢蘭折衷眼科医で幕医、シーボルト事件にも連座) 発矇館方則
(実験常用方)一冊【医学】研医会図蔵
古今眼科真宝(獺祭録中之目秘書)一冊【医学】研医会図蔵
古今眼科真方【医学】京大富士川蔵(拾葉方記の内)
土生時憲 発矇館未定稿一冊【医学】研医会図蔵
土生家丸散膏丹方【薬物】岡山大蔵(合写の内)
橘村録土生家門人録一冊【名鑑・医史料】乾々蔵
一八四八 嘉永元 伊沢・渋江等筆録 引経報使論一冊【医学】研医会図蔵 宝素堂鈔本用箋で、嘉永元年九月一九日に多紀元堅の読批あり【補】
一八四八 嘉永元 十一月八日没(一七九五 寛政七生)坪井信道(名は道、号は誠軒 江戸で西医を修めて町医のち長州荻藩医) 医家必携二冊【医学】本朝
医家著述目録による
坪井信道 医方術論六冊【医学】本朝医家著述目録による
坪井信道 牛痘約説一冊【医学】日本医学史・本朝医家著述目録による
坪井信道 外科総論二巻【医学】本朝医家著述目録による
坪井信道訳 五液診法五巻一冊【医学】岡山大に安政二(一八五五)写本
坪井信道訳 フーフェランド著 ハーゲマン補 扶氏遺訓方函一冊【医学】京大蔵
坪井信道 製剤記一巻【薬物】本朝医家著述目録による
坪井信道 内病論一〇巻【医学】日本医学史等による
坪井信道 日習堂方函一冊【薬物】乾々・高岡図佐渡家藏
坪井信道 黴瘡或問一巻【医学】本朝医家著述目録による
坪井信道 病理論一五巻【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
坪井信道訳 癩疾治方【医学】研医会図蔵
一八四八 嘉永元 十一月十三日没(生年未詳)島本誠(通称は良順、字は大受、号は竜嘯ほか 長崎で蘭学を修め大坂で開業のち佐賀藩医・医学寮監 門下に
伊東玄朴) 医譚【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 産科要訣【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 四行精論【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 痘疹要訣【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 内科図【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 熱論【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 黴毒的標【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 分学鋼領【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 分学十律【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 瘍科図【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 瘍科要訣【医学】本朝医家著述目録による
島本誠 臨疾活套【医学】本朝医家著述目録による
一八四八 嘉永元頃(一八四三 天保一四から) 平野元良 為方絜矩一三巻【医学】大塚修琴堂蔵(一九七五に影印)→一八四三同書一冊【補】
一八四八 乾々に嘉永元山下栄立写本 高邑金瘡秘伝一冊【医学】
一八四八 東大に嘉永元版写本 眼科則一冊【医学】
一八四八 千葉大に嘉永元写本 三宅董庵輯 経穴示要一冊【鍼灸】
一八四八 京
大富士川に嘉永元写本 愛松堂主人 訥々野稿一冊【医学】
一八四八 東博に嘉永元写本 田中盛美 物類纂要二冊【植物】
一八四八 慶大古医書に嘉永元全生堂写本 大村重行(藍涯、全生堂) 煉膏一覧【薬物】
一八四八 京大富士川に嘉永元写本 井並顕庵 労際虚労門(労際虚労門秘書)一冊【医学】労際は労瘵の訛だろう【補】
一八四八 嘉永元 医系一冊【系譜・史料】東大鶚軒蔵
一八四八 嘉永元 岡村尚謙 桂園橘譜二冊【植物】国会伊藤ほか蔵
一八四八 嘉永元 権田直助 古医道経験略二巻【医学】国学者伝記集成等による
一八四八 嘉永元 産科要言一巻【医学】日本医学史による
一八四八 嘉永元 本間棗軒口述 自準亭日診雑識(戊申薬室雑誌記)存三・四編一冊【医学】京大富士川蔵
本間棗軒口授 自準亭日診雑識(薬室雑識)存七編・第八巻二冊【医学】京大富士川蔵
本間棗軒口授 自準亭雑識二巻二冊【医学】京大富士川蔵
本間棗軒 棗軒翁薬室雑識一冊【医学】九大・京大富士川蔵【補】
樫村勝之・綿引寅亮 自準亭雑記一冊【医学】乾々蔵
一八四八 嘉永元 黒沢知足斎 十薫遺方一冊【医学】九大蔵
一八四八 嘉永元 傷寒全論六巻【医学】大阪府石崎蔵
一八四八 嘉永元 臼井天然 種牛痘全要一冊【医学】乾々に自筆本
一八四八 嘉永元 臼井天然 薬剤法一冊【薬物】乾々に自筆本
一八四八 嘉永元自序 喜多村直寛 黄帝内経太素九巻経纂録二四巻一〇冊【医学】杏雨に自筆稿本【補】
一八四八 嘉永元序 医学館御薬圃植附目録(医学館御薬園植附目録)一冊【史料】国会白井蔵
一八四八 嘉永元序 谷其章 医則一冊【医学】京大富士川蔵
谷其章 売薬余言二巻三冊【薬物】京大富士川ほか蔵
谷其章記 服部敬順述 幼科記聞一冊【医学】京大富士川蔵
藍江漁隠(一巻) 谷其章(四巻) 伏堂漫録存二冊【医学】慶大富士川蔵
一八四八 嘉永元序 黒田斉清(楽善) 脚気預防説一冊【医学】京大富士川蔵
一八四八 嘉永元序 一八四九 同二刊 高取忠 懸囊医案一冊【医案・史料】九大・京大富士川・宮城小西ほか蔵
一八四八 嘉永元序 一八五七 安政四刊 戸上重較校注 康治本傷寒論(古傷寒論)一冊【医学】早大ほか蔵 康治二年(一一四三)に渡来の旧本と称する偽撰【補】
一八四八 嘉永元序 一八六二 文久二刊 古矢知白(剛斎)著 浅井貞蒲等校 傷寒論国字復聖辨六冊【医学】内藤くすり・杏雨・神宮蔵
一八四八 嘉永元序 池田霧渓 痘科輯説【医学】東大(巻一六~一九、四冊)・乾々(一五巻一一冊)蔵
一八四八 嘉永元序 森野桂叢 森野桂叢草木葉譜目録【植物史料】復刻あり
一八四八 嘉永元序刊 飯田鼎 金匱要略方論考証五冊【医学】早大ほか蔵
一八四八 嘉永元序刊 松易遷 掌中名物類編一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 朝顔花合一括【本草】国会白井・京大ほか蔵 一八四九・五七・六〇・六四にも 同種のもの朝顔・朝顔花会等の題名で諸所にあり
一八四八 嘉永元刊 江戸名物酒飯手引草一冊【飲食】国会・日比谷加賀蔵
一八四八 嘉永元刊 赤松明 〔医家袖珍〕機体一覧一冊【医学】京大富士川・東北大狩野・岡山大ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 上田悦安 校正医言三冊【医学】慶大富士川・乾々・東京医歯大阿久津ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 加川隆礼 産科回生談一冊【医学】大阪府石崎・乾々・上田花月蔵 嘉永五(一八五二)版も→一八三二回生談【補】
一八四八 嘉永元刊 水原三折 醇生菴産育全書内編三巻・外編七巻・試験方一巻・付録一巻一二冊【医学】国会(内・外編)・東大(内編一冊)蔵 嘉永二
(一八四九)・同三(一八五〇 慶
大富士川ほか蔵)版も
一八四八 嘉永元刊 神野実堂 執匙危言一冊【医学】京大富士川ほか蔵 木活字 西医を倫理からも非難の小論【補】
一八四八 嘉永元刊 藤林普山訳 西医今日方五巻六冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 竹蘭譜一冊【植物】杏雨蔵
一八四八 嘉永元刊 勝川春好二世画 痘瘡紅絵本一冊【医学】順天大山崎蔵
一八四八 嘉永元刊 田内啓(梅軒) 度量徴二巻二冊【度量衡】東北大和算ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 当時流行町請医師名集大鑑一紙【名鑑・医史料】阪大適塾蔵 大坂町医の東西番付→同名別版多し【補】
一八四八 嘉永元刊 小沢正時 養老功備二巻二冊【医学】内閣・京大・乾々蔵
一八四八 嘉永元刊 神田充 蘭学実験三巻三冊【医学】京大富士川・岡山大・研医会図ほか蔵
一八四八 嘉永元刊 鵬雲 竜蛇考一冊【動物】国会白井ほか蔵
一八四九 嘉永元 十二月七日没(一七九七 寛政九生)小島尚質(名は質とも、字は学古、号は宝素 幕医小島家の第八世) 皇朝医略存一巻一冊【医学】杏
雨に自筆稿本【補】
小島尚質 古刻旧鈔目録一冊【医書目】大東急蔵【補】
小島質 治大風方一冊【医学】慶
大富士川に自筆本 大風(癩)の治法を列記【補】
小島尚質 留真譜数冊【医書誌】原本は佚 これを二〇余冊に補訂した同名の楊守敬版あり【補】
一八四九 嘉永二 二月十日没(一七八四 天明四生)小石元瑞(名は竜、字は元瑞、号は檉園など 京の町医で漢蘭折衷) 解体図記事一軸【医学】乾々に自
筆稿本
小石元瑞 解剖図譜二帖【医学】本朝医家著述目録による
小石元瑞 究理堂説【医学】金沢図蒼竜蔵(合写の内)
小石元瑞 小石先生口訳一冊【医学】金沢大に嘉永六(一八五三)写本
小石元瑞 西説痘瘡記聞一冊【医学】九大・内藤くすり蔵
小石蘭斎口授 治痘要録【医学】内藤くすり蔵(合綴の内)
小石檉園 檉園先生痘瘡口授紀聞一冊【医学】大阪歴博羽間蔵
小石元瑞 東西医説折義【医学】本朝医家著述目録による
小石元瑞 博采録【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
小石元瑞 薬性摘要【薬物】本朝医家著述目録等による
小石元瑞 蘭薬分量考【薬物】日本医学史等による
小石元俊著 小石檉園補 労瘵口訣一冊【医学】慶大富士川・東大鶚軒(背部十対二十穴図説を付す)蔵
戸上重較筆記 高橋煥校 檉園小石先生叢話(檉園先生叢話)一冊【医学】高岡図佐渡家蔵
一八四九 嘉永二 六月十二日没(一七九六 寛政八生)東夢亭(名は褧、字は伯傾 伊勢の儒者で医術に精通) 瘟疫論註二巻【医学】近世漢学者著述目録大
成による
一八四九 嘉永二 七月八日没(一八一一 文化八生)葛井文哉 傷寒論摘説【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八四九 嘉永二 七月十三日没(一七八二 天明二生)田中元勝(名は服、字は士参 国史にも通じた肥後熊本藩医) 腹赤考一冊【魚介】無窮神習蔵
一八四九 嘉永二 八月二十四日没(一七七五 安永四生)平井庸信(名は主善・守善、字は子謹・士謹、号は舟山、通称は庸信・庸慎 丹波出身で浅井惟亨の
弟子) 諸家経験方選一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八四九 嘉永二 十月八日没(一七七一 明和八生)斎藤方策(名は淳、字は素行、号は九和など 大坂で漢蘭町医のち長州萩藩医) 天行病説一冊【医学】
広島大蔵
斎藤方策口授 痘瘡紀聞/治痘方函一冊【医学】内藤くすりに元治二(一八六五)写本
斎藤方策 痘瘡治療秘伝一冊【医学】乾々に二部蔵 池田流
斎藤方策 治痘秘訣一冊【医学】内藤くすり蔵
斎藤方策訳 蒲朗加児都解剖書巻一存一冊【医学】金沢図蒼竜蔵
蒲朗加児都解剖書六冊【医学】乾々・金沢図蒼竜・千葉大蔵
〔蒲朗加児都〕解剖図説六巻【医学】九大蔵
蒲朗加児都解剖図説五巻四冊【医学】京大富士川・内藤くすり・金沢大ほか蔵
蒲蘭加児都眼開部書一冊【医学】東北大狩野蔵
蒲郎加児都製剤法一冊【医学】東大鶚軒蔵
蒲朗加児都内科書【医学】乾々(一八冊)・内藤くすり(一五冊)・日文研宗田(一〇冊)ほか蔵
一八四九 東博に嘉永二写本(一八四二 天保一三から) 文岳画 写生図譜一冊【本草】
文岳編 花卉果実写生一冊【植物】日比谷東京蔵
一八四九 嘉永二(一八四七 弘化四より) 御内用方垂蠟所 三ケ年分出来蠟高一冊【物産】東大史料蔵
一八四九 嘉永二(一八四七 弘化四より) 琉球産物御本手品御下高於琉球御払立差引御余勢銀総一冊【物産】東大史料蔵
一八四九 嘉永二(一八四七 弘化四より) 琉球産物於長崎払立並本手品利潤総帖一冊【物産】東大史料・鹿児島蔵
一八四九 静嘉に嘉永二写本 正胤 引痘略説一冊【医学】
一八四九 慶大富士川に嘉永二写本 三浦道斎 脚気新論一冊【医学】京大富士川にも
三浦道斎 脚気病因証考一冊【医学】九大蔵
一八四九 慶大富士川に嘉永二写本 伊藤鳳山 漢蘭酒話三巻続一巻四冊【医学】京大富士川ほかにも
一八四九 岩瀬に嘉永二写本 蒹葭堂原蔵介品録一冊【本草】
一八四九 東
博に嘉永二山田業広識語写本 渋江抽斎編 処方易探一冊【医学】一八一九観聚方要補等の方名イロハ索引【補】
一八四九 東京医歯大阿久津に嘉永二写本 水馬三節 梅毒千金方二巻一冊【医学】内藤くすりにも
嘉永初 森立之 千金方疏証一冊【医学】研医会図に自筆稿本 読甲乙経を後付【補】
一八四九 嘉永二 森立之述 森約之輯 三松先生宋本千金剳記/宋本千金方板心文字攷一冊【医学】関大長澤に自筆本
一八四九 嘉永二 飲膳箋一冊【飲食】阪大蔵(名物六帖の内)
一八四九 嘉永二 三宅董庵(春齢)? 引痘日期手録一冊【医学】慶大富士川蔵
一八四九 嘉永二 木下逸雲 引痘名簿一冊【史料】順天大山崎蔵 長崎引痘日記と名簿
一八四九 嘉永二 引痘録一冊【医学】乾々蔵
一八四九 嘉永二 山本亡羊 格致類編一二五巻【博物】岩瀬に草稿本一二二冊 国会(巻一三)・杏雨にも
一八四九 嘉永二 山本錫夫編 亡羊山本先生鑑定雙松園新介品録一冊【本草】国会・岩瀬蔵
一八四九 嘉永二 松浦元琱 牛痘種術書一冊【医学】日本医学史による
一八四九 嘉永二 三余窓叢書花暦【植物】日本博物学年表による
一八四九 嘉永二 畔田翠山 写真介録一巻【魚介】本草書目等による
一八四九 嘉永二 山崎玄東 種痘説一冊【医学】九大蔵
山崎玄東訳 船曳尚絅校正 遠西麻弗利伽宇産科書二冊【医学】乾々・金沢図蒼竜・内藤くすり蔵
山崎章(玄東)撰 京小森桃塢先生秘方/一十八剤方一冊【医学】日文研宗田蔵
山崎玄東 女科良方一冊【医学】旧彰考・高岡図佐渡家蔵
山崎章(玄東) 分析提要【化学】本朝医家著述目録等による
一八四九 嘉永二 熊谷直恭(鳩居堂) 種痘熟練医師名簿【史料】【補】
一八四九 嘉永二 長谷川師鴻 除痘辨疑一冊【医学】九大蔵
一八四九 嘉永二 南蛮外科免許状一軸【史料】長崎蔵
一八四九 嘉永二 月海 百聞一見(植物腊葉集)二七冊【本草】内閣に自筆本
一八四九 嘉永二 病位辨義二冊【医学】乾々蔵
病位辨義一冊【医学】慶大富士川蔵
一八四九 嘉永二 村上忠順編 臁瘡方論一冊【医学】刈谷に自筆稿本
一八四九 嘉永二成 百々綯 温疫論私定類題一冊【温疫】京大に自筆稿本(説疫輯評と合)
百々綯 説疫輯評【温疫】京大蔵(温疫論私定類題と合一冊)
一八四九 嘉永二自識語 柳沢績斎(範) 績斎剰言二巻一冊【医史】慶大富士川に稿本 医事・医薬の来源考証【補】
柳沢績斎 病間雑記三巻三冊【医史】慶大富士川に稿本 医薬関連の考証【補】
一八四九 嘉永二自序 斎藤泰玄 疫病新論一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八四九 嘉永二自序 一八六一 文久元木活字刊 喜多村直寛 金匱玉函要略方論疏義(金匱要略疏義)六巻六冊【医学】九大・早大・研医会図ほか蔵【補】
一八四九 嘉永二自跋木活字刊 喜多村直寛 孫真人大医習業講義一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 一八六〇版も
一八四九 嘉永二自序 山田業広 金匱玉函経提要一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
一八四九 嘉永二自序 山田業広 傷寒雑病論類纂(二経類纂)三三巻三五冊【医学】京大富士川(自筆)ほか蔵
山田業広 〔傷寒雑病論類纂附録〕張仲景事実集覧/附王叔和一冊【医学】慶大富士川に自筆本【補】
一八四九 嘉永二自序 山田業広 〔漢唐方加減〕薬性古義三巻三冊【薬物】慶大富士川に自筆本【補】
一八四九 嘉永二自序 松沢義章 尊唐医談二冊【医学】東博・関大長澤・豊橋蔵
一八四九 嘉永二序 一八五〇 同三刊 普歛幾(プレンク)著 船曳卓堂(徳夫、修)訳 婦人病論前後編七巻六冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵 三巻以下は産科【補】
船曳卓堂 窒篤満外科書【医学】西洋学家訳述目録による
一八四九 嘉永二序 本間棗軒 〔自準亭〕療治知要五巻五冊【医学】京大富士川(増訂療治知要二冊)・東大・乾々ほか蔵 イロハ順の病名に論と医方【補】
一八四九 嘉永二識語 林洞海 外科新験一冊【医学】乾々・千葉大蔵
一八四九 嘉永二奥書 同刊 森立之 鶴蝨攷一冊【薬史】国会白井ほか蔵 漢薬鶴蝨の実体考証【補】
一八四九 嘉永二序跋刊 桑田立斎(和) 引痘要略解(引痘略抄/牛痘発蒙)一冊【医学】東大医ほか蔵
一八四九 嘉永二序刊 楢林宗建 牛痘小考一冊【医学】国会ほか蔵
一八四九 嘉永二序刊 対此君薬室編 食鑒詹言一冊【飲食・食物本草】京大富士川ほか蔵
此君園丸散方一冊【薬物】乾々蔵
此君堂薬方一冊【薬物】京大富士川蔵 病門別に治法を列記【補】
一八四九 嘉永二序跋刊 斎藤泰玄編 徳本翁遺方三巻二冊【医学】国会白井ほか蔵
一八四九 嘉永二跋刊 小山肆成(蓬州) 引痘新法全書附録(翻訳引痘新法全書)二巻二冊【医学】早大ほか蔵 一七四七引痘新法全書に自験を加えた書 引痘宜用国産論を付すものあり→一八四七引痘新法全書
【補】
一八四九 嘉永二刊 朝顔花合一括【本草】国会白井・京大ほか蔵 一八四八・五七・六〇・六四にも同種のもの朝顔・朝顔花会等の題名で諸所にあり
一八四九 嘉永二刊 フーフェランド著 杉田成卿訳 医戒一冊【医学】長崎大ほか蔵 一八五一・六一版も
一八四九 嘉永二刊 舎露私(セリユイス)著 林洞海訳 外科新験睾丸癌腫切断法一冊【医学】金沢図蒼竜蔵 乾々・順天大山崎に写本【補】
林洞海 睾丸癌治験【医学】順天剤山崎蔵(合写の内)
一八四九 嘉永二? 独モスト著 竹内玄洞(幹)訳 別里別里【医学】順天大山崎蔵(尿血論・
塩酸全塩説・睾丸癌治験・睾丸癌腫切断法と合写一冊) 西医脚気説【補】
尿血論【医学】順天大山崎蔵(合写の内)
児玉省吾訳 塩酸全塩説【医学】順天大山崎蔵(合写の内)
児玉省吾 医院録験四冊【医学】西洋学家訳述目録による
一八四九 嘉永二刊 国貞画 公命蝦夷人種痘之図一紙【医事説話・錦絵】滋賀医大河村蔵【補】
一八四九 嘉永二刊 広瀬元恭 新訂牛痘奇法(新訂痘種奇法)一冊【医学】国会ほか蔵 広東の英商館医A. Peasonの牛痘書を同僚英人G. Th.
Stauntonが漢訳した新訂種痘奇法詳悉(一八〇五版)の校訂・改題本→一八四一{口+英}咭
唎国種痘奇書も【補】
一八四九 嘉永二刊 浪華青苔園撰 高島春松画 魚貝能毒品物図考一冊【魚介】城西大水田ほか蔵
一八四九 嘉永二刊 五福草一冊【植物】日比谷東京蔵
一八四九 嘉永二刊 フーフェランドHufeland, Christoph Wilhelm著(Enchiridion medicum)
ハーゲマンHageman, H. H.訳(1838) 杉田成卿重訳 済生三方三巻三冊【医学】内閣ほか蔵 一八五六・六一版も→一八五八続済生三方【補】
一八四九 嘉永二刊 〔嘉永二年〕種痘良法奇書一冊【医学】蓬左蔵
一八四九 嘉永二刊 杉田成卿訳 治痘真訣一冊【医学】国会ほか蔵
一八四九 嘉永二刊 鳩居堂蓮心(熊谷直恭) 痘瘡かるくする伝一冊【医学】国会ほか蔵
一八四九 嘉永二刊 産科秘録一冊【医学】九大蔵
一八四九 嘉永二刊 渡辺明 吐方新論一冊【医学】京大富士川蔵
渡辺明 求古采衆方二巻付一巻二冊【医学】京大富士川蔵
渡辺明 求古述志(求古述誌)【医学】京大富士川蔵(下巻のみ一冊)
一八四九 嘉永二刊 豊浦元貞 豊浦遺珠三冊【医案・医論】慶大富士川ほか蔵 病門別の医案・医論書【補】
一八四九 嘉永二刊 本間棗軒 乳嵓新割図識(乳癌新割図識)一冊【医学】杏雨・乾々・内藤くすり蔵
一八四九 嘉永二刊 不老亭編 八翁草一帖【植物】国会白井ほか蔵 色刷り【補】
一八四九 嘉永二刊 佐々城朴安 避瘟方及瘟疫治方合解一冊【医学】宮城小西蔵
佐々城朴安(直知) 救民単方一冊【医学】京大富士川・宮城県図伊達蔵
佐々城朴安編 朴庵叢書【医学】東北大蔵(四一、一冊)
一八四九 嘉永二刊 井口望之編 本草綱目啓蒙図譜二巻四冊(巻八・九山草部)【本草】国会白井ほか蔵 一八五〇版も【補】
井口望之 本草啓蒙補遺【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
井口望之 本草綱目筆記一冊【本草】国会白井蔵
加藤月篷 御薬園方備忘一冊【本草】秋田東山蔵 月篷の加藤景琴詩稿は嘉永二成【補】
加藤月篷 製薬所書載一冊【薬物】秋田東山蔵
一八四九 嘉永二刊 当時流行町請医師名集大鑑一紙【名鑑・医史料】神奈川県歯科医師会歯の博物館蔵 大坂町医の東西番付→同名別版多し【補】
一八五〇 嘉永三 一月六日没(一七六九 明和六生)佐藤信淵(字は元海、号は椿園など 蘭学も学んだ経世家・農政学者)編 佐藤家伝方一冊【薬物】国会
蔵
一八五〇 嘉永三 一月十七日没(一七七三 安永二生)大槻平泉(名は清準、字は子縄 儒者で仙台藩校の学頭) 鯨海游志一巻【動物】仙台叢書九に活字復
刻
大槻平泉 鯨史稿六巻六冊【動物】国会ほか蔵
大槻平泉 諸代尺度考略一冊【度量衡】東北大和算ほか蔵
一八五〇 嘉永三 二月六日没(一七七一 明和八生)中川壺山(名は故、字は其徳、号は壺山・修亭 吉益南涯の弟子で京のち浪華の町医) 唖科筌蹄一冊
【医学】京
大富士川ほか蔵
中川壺山 医幹二冊【医学】京大富士川ほか蔵 医師の心構えの論
中川壺山 医方新古辨二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
中川壺山 金匱要略衍義一冊【医学】金沢大に嘉永七(一八五四)写本
中川壺山問 村井琴山答 琴山翁文遺一冊【医学】東大鶚軒蔵
中川壺山 禁方拾録一冊【医学】東大鶚軒・乾々蔵
中川壺山 解毒方録一冊【医学】内藤くすり蔵
中川壺山 鵜沢玄琳 険証五十条一冊【医学】乾々蔵
中川壺山 傷寒厥陰証口訣一冊【医学】京大富士川ほか蔵
中川壺山 〔類証増註〕傷寒論微一冊【医学】東大鶚軒蔵(付録共)
中川壺山 処方筌蹄一冊【医学】内藤くすり・家政学院大江蔵
中川壺山 聖語通義【医学】京大富士川蔵(摭古医言と合一冊)
中川壺山 摭古医言【医学】京大富士川蔵(聖語通義と合一冊)
中川壺山 東西医談【医学】本朝医家著述目録・大阪名家著述目録による
一八五〇 嘉永三 四月二日没(一七七五 安永四生)野間成式(玄琢、成弍 幕医) 金匱要略方綜四冊【医学】本朝医家著述目録による
野間成式 産家精義一巻【医学】本朝医家著述目録による
野間成式 粥品攷一巻【医学】本朝医家著述目録による
野間成式 茜事鎖録四巻【医学】本朝医家著述目録による
野間成式 麻疹摘要一巻【医学】本朝医家著述目録による
一八五〇 嘉永三 五月二十四日没(一七九七 寛政九生)日野鼎哉(号は蔭香 シーボルトに学んだ京の町医で牛痘普及に貢献) 痘瘡秘蘊一冊【医学】慶大
蔵
日野蔭香重訳 ツオンディ著 キボム‐ホフデン訳 黴毒一掃論三巻一冊【医学】京大・東大鶚軒・乾々ほか蔵
一八五〇 嘉永三 八月十六日没(一七七六 安永五生)本間游清(字は士竜、号は潜斎など 伊予吉田藩医) 潜斎医説一冊【医学】東北大狩野に稿本
本間游清 品物考一冊【博物】日本博物学年表による
本間游清 品物雑抄一冊【博物】日本博物学年表による
本間游清 品物図彙一冊【博物】日本博物学年表による
本間游清 品物和名類纂三三冊【博物】日本博物学年表による
本間游清 武奈伎考【本草】日本博物学年表による
一八五〇 嘉永三 十月三十日没(一八〇四 文化元生)高野長英(名は長英、号は瑞皐など シーボルトに学び江戸で開業、蛮社の獄で投獄のち脱獄して江戸
に再潜入し捕吏におそわれ自殺) 温疫論一冊【医学】本朝医家著述目録による 漢籍の写本か【補】
高野長英 課業必要之書籍目録【書目】高野長英全集四に活字復刻
高野長英 訳業必要之書籍目録【書目】高野長英全集四に活字復刻
高野長英 各病療法記聞(各病論附治法)【医学】高野長英全集一に活字復刻
高野長英 漢洋内景説【解剖】高野長英全集二に活字復刻
高野長英 眼目究理編【医学】高野長英全集一に活字復刻
高野長英 奇器集成一〇冊【医学】本朝医家著述目録による
高野長英 客中証案(客中案証)三巻一冊【医学】京大富士川・慶大富士川蔵
高野長英 牛痘接法【医学】高野長英全集一に活字復刻
高野長英訳 外科学辞書一冊【西医・辞書】研医会図に稿本
高野長英 外科薬剤秘録【薬物】高野長英全集一に活字復刻
高野長英 結石ヰーグド論【医学】高野長英全集四に活字復刻
高野長英 〔泰西〕原病発微【医学】高野長英全集一に活字復刻
高野長英 産科提要三巻三冊【医学】乾々蔵
高野長英 人身発蒙三巻付録一巻三冊【医学】静嘉・京大富士川・日大医図蔵
高野長英重訳 ローゼ著 エイプマ注訳 人身活理一冊【医学】京大富士川蔵
高野長英 瑞皐活套一〇巻【医学】本朝医家著述目録による
高野長英 瑞皐堂方集(瑞皐堂方函又活方)【医学】高野長英全集一に活字復刻
高野長英訳 抜格歇爾剌弥烏斯著 泰西胸水新書三冊【医学】京大富士川・乾々・研医会図蔵
高野長英 黴瘡或問(黴毒起源論・黴瘡補欠)一冊【医学】乾々蔵
高野長英 黴毒問答一冊【医学】堺図蔵
高野長英訳 黴瘡摘要一冊【医学】高野長英全集二に活字復刻
高野長英 平体論一冊【医学】慶
大富士川蔵
高野長英訳 病学篇一冊【医学】高野長英全集二に活字復刻
高野長英 法爾密里児(泰西薬剤性備用)二冊【薬物】研医会図蔵
高野長英口授 蘭説聞書一冊【医学】東京医歯大阿久津
高野長英 痢論【医学】高野長英全集一に活字復刻
一八五〇 嘉永三写 帆足万里 医者手引草一冊【医学】内藤くすり蔵
一八五〇 東大に嘉永三写本(救荒拾遺記聞と合) 山本亡羊 救荒野譜紀聞(救荒野譜記聞)一冊【本草】杏雨ほかにも
山本亡羊 救荒野譜釈義一冊【本草】村野蔵
一八五〇 阪
大適塾記念セほかに嘉永三写本 有馬摂蔵訳 ゴルトシュミット著 牛痘新書一冊【医学】有馬摂蔵が長崎から持ち帰ったH.J.
Goldschmidtの牛痘及び牛痘接種の歴史に関する一般的考察Algemeene beschouwing van de
geschiedenis der koepokken en derzelver inënting(一八〇二)の訳→一八二五 種痘新書
【補】
一八五〇 研医会図に嘉永三渡修真堂写本 真痘種痘牛痘種治療法一冊【医学】扶歇蘭度・工私貌爾觚の著書からの抄訳
一八五〇 東博に嘉永三写本 取集腊葉二冊【植物】
一八五〇 東大鶚軒に嘉永三写本 貼膏方考一冊【薬物】
一八五〇 九大に嘉永三斎藤利興写本 道三方考口授一冊【医学】
一八五〇 東大に嘉永三賀川満隆写本 山本亡羊述 山本錫夫記 本草紀聞(本草綱目記聞、本草綱目講録)九冊【本草】宮書(四冊)・岩瀬(四冊)ほかにも
一八五〇 九大に嘉永三半橋医武写本 聯珠類聚方二巻一冊【医学】
一八五〇 嘉永三(一八四七 弘化四より) 御払明礬直廻書一冊【薬物】東大史料蔵
一八五〇 嘉永三(一八四七 弘化四より) 〔三ケ年分〕新製砂糖出来高一冊【物産】東大史料蔵
一八五〇 嘉永三 二月二日から九月二十八日 殿様御容体日々備忘録一冊【医案・史料】滋賀医大河村蔵【補】
一八五〇 嘉永三 四月二十日止稿 蘆川杏菴編 千金撮要方一冊【医学】研医会図蔵
一八五〇 嘉永三 引痘夜話【医学】早大(玉晁叢書連城叢書三三の内)・成田蔵
一八五〇 嘉永三 三宅董庵 有喜全書二巻四冊【医学】千葉大蔵
一八五〇 嘉永三 阿蘭陀油之法一冊【薬物】宮崎蔵
一八五〇 嘉永三 権田直助 古医道脈伝一冊【医学】早大・乾々・千葉大ほか蔵
一八五〇 嘉永三 細井洵(順) 詩経名物図解一〇帖【本草】国会白井に手稿本
一八五〇 嘉永三 大膳亮安芸道斅 福崎一宝画 新撰病草紙一巻【医学】東北大蔵 江戸医学館で診療した奇疾を授業用に描いたという【補】
一八五〇 嘉永三 小森辰伯 新編竹米考一巻【植物】日本博物学年表等による
一八五〇 嘉永三 石州益田村医師ヨリ引痘伝授仕度段申出候事一冊【史料】山口文書館蔵
一八五〇 嘉永三 山本錫夫 山本秀夫 山本章夫 山本農夫 竹米行一冊【植物】村野蔵
山本秀夫 中河内採薬記行(弦堂中河内採薬紀行)一冊【本草】岩瀬・国会蔵
一八五〇 嘉永三 外様御医師諸手扣一冊【史料】乾々蔵
一八五〇 嘉永三 森立之 方輿輗別輯撮鈔(温知方軌丸散類)一冊【医学】慶大幸田に自筆本
一八五〇 嘉永三 㻝修思Radius Justus Wilhelm Martin著 㻝修思外科書眼目篇(㻝修思眼目論、㻝息眼目論)一冊【医学】慶大富士川・
乾々蔵
一八五〇 嘉永三成 小島尚真ら輯 神農本草経集注七巻【本草】国会(初稿本)・京大人文研(再稿本、岡西為人旧蔵)蔵【補】
一八五〇 嘉永三成 一八五七 安政四刊 徳川斉昭著 三輪信善編 みかけあふき(みかげおうぎ )一冊【本草・教訓】国会・京大・茨城大ほか蔵【補】
一八五〇 嘉永三自序 杉田成卿 〔済生備方〕牛痘略説二冊【医学】乾々・東京医大蔵
一八五〇 嘉永三自序 一八五一 同四刊 池田晋(霧渓) 治痘要訣一冊【医学】慶大富士川ほか蔵【補】
一八五〇 嘉永三自序 清川梧陰(愷、靄墩、四代目玄道) 黄帝八十一難経輯釈備考二巻三冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵【補】
一八五〇 嘉永三自序 山田業広 金匱要略札記一巻三冊【医学】東大鶚軒・杏雨・中国中医科学院蔵【補】
一八五〇 嘉永三成 山田業広 傷寒論札記一巻二冊【医学】東北大狩野・九大・杏雨蔵【補】
一八五〇 嘉永三自序 一八五一 同四木活字刊 武藤吉得 東洞先生方極直解一冊【医学】早大ほか蔵【補】
武藤吉得 医方権量考(古医権量攷)一冊【医学】乾々蔵
一八五〇 嘉永三序 一八五二 同五刊 浅田宗伯 皇国名医伝(後編、正編)三巻三冊【医史・伝記】国文研ほか蔵 万延元(一八六〇)版も→一八五六同前編【補】
一八五〇 嘉永三序 有持桂里 毓春園方輿三冊【薬物】京大富士川蔵
毓春園日用方一冊【薬物】杏雨蔵
一八五〇 嘉永三序 同刊 根本子来(伯明)著 中島寿明等校 懐胎養生訓一冊【医学】京大富士川ほか蔵 安政七(一八六〇)版も
一八五〇 嘉永三序 同刊 野田青葭著 石崎融済画 拾品考一冊【本草】彩色図あり 国会白井ほか蔵
野田青葭 青葭十品考一冊【植物】岩瀬蔵
野田青霞監定草木写生帖一帖【本草】国会白井蔵 彩色図【補】
一八五〇 嘉永三序 佐藤彰 傷寒論述【医学】岡崎(一冊)・杏雨(稿本二冊)蔵
一八五〇 嘉永三序 伊藤鳳山 扁鵲伝問難(扁倉伝問難)一冊【医史・伝記】
一八五〇 嘉永三識語 小島尚真 黄帝内経素問九巻(欠巻一・七)七冊【医学】東北大狩野に自筆稿本 太素も用いた全元起本の復元【補】
一八五〇 嘉永三奥書 奈良真令 散花保赤辨一冊【医学】乾々に自筆本
一八五〇 嘉永三奥書 松本元泰 皰瘡問答三巻附種痘説三冊【医学】鳥取県図蔵 牛痘書【補】
一八五〇 嘉永三序 同刊 小野職孝著 小野職実編 和漢日用方物略一冊【本草】国会ほか蔵
一八五〇 嘉永三序刊 星斎英寿 諸病薬記(まじない)一冊【薬物】京大富士川蔵 一部に呪術もある絵つき家庭療方【補】
一八五〇 嘉永三序刊 和田東郭口授 門人筆記 〔増補、含章斎〕腹診録二巻二冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵
一八五〇 嘉永三序刊 和田東郭口授 門人筆記 腹診後録二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五〇 嘉永三序刊 山下玄門述 本田道庵等記 養生新語一冊【医学】国会白井ほか蔵 賀山下玄門八十寿を付す
一八五〇 嘉永三刊(一八一六 文化一三より) ゴルテル著 コルプ‐ヘンデリキ訳 新宮凉庭重訳 〔和蘭〕窮理外科則一三編二七冊【医学】九大・研医会
図・日文研宗田ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 帆足万里 医学啓蒙一冊【医学】京大富士川・日文研宗田・内藤くすり蔵
一八五〇 嘉永三刊 三宅董庵 引痘喩俗草一冊【医学】京大富士川・慶大富士川・千葉大ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 杞園迂叟(布施御牆、松園) 救饑提要(飢を救ふ食物)一冊【本草・救荒】静岡県図葵ほか蔵 明治一八(一八八五)刊長周叢書一五の救饑提要(佐伯義門著)は同名別書【補】
一八五〇 嘉永三刊 至誠堂主人(大村泰輔?) 牛痘問答一冊【医学】蓬左に写本
大村泰輔(重行) 種痘経験【医学】牛痘問答の原本【補】
大村泰輔(重行) 種痘将護【医学】牛痘接種者に与えた注意書【補】
一八五〇 嘉永三刊 馬場貞由訳 魯西亜牛痘全書二巻二冊【医学】静嘉・乾々・順天大山崎蔵 安政二(一八五五)版も 一八二〇遁花秘訣の改題本
一八五〇 嘉永三刊 中目道珣(樗山) 古今精選眼科方筌二冊【医学】京大富士川・千葉大・研医会図ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 中目道珣 古今精選目病真論四巻四冊【医学】千葉大・乾々蔵 オランダ製ランセッタなど図譜あり【補】
一八五〇 嘉永三刊 杉田成卿訳 済生備考二巻二冊【医学】東大医ほか蔵 聴胸器用法略説ある西医診断書【補】
一八五〇 嘉永三刊 感応水月 福草考(サキクサコウ)一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 渋江太亮 産家教草一冊【医学】乾々・千葉大・内藤くすりほか蔵
阿部三省 産家教草一冊【医学】東大蔵
一八五〇 嘉永三刊 緒方研堂(郁蔵)訳 散花錦囊二巻二冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 難波立愿(抱節)著 林修編 散花新書二巻付録一巻三冊【医学】国会ほか蔵 広東の邱浩川による牛痘書の引痘略(一八〇五序、一八一七初版)を和訳、西説と自験を加える
【補】
一八五〇 嘉永三刊 野上某編 種痘広告一紙【牛痘・広告】正宗文庫蔵
未詳年刊 野上某 種痘後心得一冊【牛痘】正宗文庫蔵
一八五〇 嘉永三刊 緒方洪庵 種痘功能書一紙【牛痘】正宗文庫蔵
一八五〇 嘉永三刊 池田霧渓編 治痘要方補遺一冊【医学】国会・乾々蔵
一八五〇 嘉永三刊 小原良貴著 小原良直編 塩路鶴堂画 桃洞遺筆/二編【本草】→一八三三同初編 合二編六巻付録二巻六冊(国文研ほか蔵)
一八五〇 嘉永三刊 宇田川榛斎 〔経験枢機〕内外要論一巻付録一巻一冊【医学】京大富士川・広島大・杏雨ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 浪花流行名高妙薬見合鏡【薬物】杏雨蔵【補】
一八五〇 嘉永三刊 歌川国芳(一勇斎)画 きたいなめい医難病療治三紙綴【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵 日本歯大博に解説【補】
江戸後期刊 こがらし竹斎難病療治二紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵
一八五〇 嘉永三刊 金井玄碩 疱瘡の神とハ誰か名付けん一紙【牛痘・史料】内藤くすりほか蔵 牛痘接種引札【補】
一八五〇 嘉永三刊 桑田立斎 疱瘡の神とハ誰か名付けん一紙【牛痘・史料】内藤くすりほか蔵 牛痘接種引札→一八五一(歌川芳藤画錦絵 都立図ほか蔵)・五三にも【補】
一八五〇 嘉永三刊 寿山画 疱瘡厄払一紙【牛痘・史料】米国立医図蔵 牛痘接種引札【補】
一八五〇 嘉永三刊 ましない早合点(呪咀早合点)一冊【医事説話・俗信】東大・東北大狩野・富山市図蔵 病へのまじないも【補】
一八五〇 嘉永三刊 〔諸病〕妙薬法一冊【薬物】慶大蔵
一八五〇 嘉永三刊 賀寿麻呂(宇田川榕庵) 〔翻訳必要〕蘭学重宝記一帖【蘭学・外国語】慶大・早大・広島大ほか蔵
独イスフォルディング著 蘭ハンエペン訳 日本重訳 〔医家須読、内外医科〕理学入門二冊【医学】京大富士川・慶大富士川(前編存) 同著・同訳・赤坂圭斎重訳の理学初歩は嘉永三成【補】
一八五一 嘉永三 十二月二十二日没(生年未詳)田沢仲舒(通称は宗伯、号は流水 幕医) 刊本 古文医学真宝【医学】宮書(一八二二医家奇賞の付)
田沢仲舒撰写 大論講義九巻一一冊【医学】京大富士川蔵 素問七篇大論の注解【補】
田沢仲舒 兪穴新書一冊【鍼灸】乾々蔵
田沢仲舒删 奈須恒徳稿 不窺園雑説【医学】無窮神習蔵(本朝医考補と合一冊)
田沢仲舒訂 奈須恒徳補 黒川道祐編 本朝医考補【医史】無窮神習(不窺園雑説と合一冊)
一八五一 嘉永四 一月二十六日没(一七九五 寛政七生)黒田斉清(号は楽善堂 筑前国福岡藩主) 金魚説一冊【魚介】本草書目による
黒田斉清 鵠説一冊【博物】本草書目による
黒田斉清 駿遠信濃卉葉鑑一冊【本草】国会白井蔵
黒田斉清 本草啓蒙補遺三巻【本草】国会白井ほか蔵
黒田公山茶譜一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八五一 嘉永四 二月三日没(一七七八 安永七生)太田紫水(藍街、庭之) 新撰預薬録一冊【薬物】京大富士川・研医会図蔵
経験預薬録一冊【薬物】慶大富士川蔵
太田紫水 備急要用方効能【薬物】研医会図蔵(合写の内)
一八五一 嘉永四 二月四日没(一七七九 安永八生)野口西里(景張) 痘科鍵鑰匙【医学】本朝医家著述目録による
一八五一 嘉永四 二月十九日没(一八〇三 享和三生)小林具訓(字は尚古、号は蘭渓) 淵々斎治療秘訣一冊【医学】慈恵医大蔵→一八二六小林順堂の同名
書
一八五一 嘉永四 二月二十一日没(一八〇五 文化二生)賀川秀益(名は晋、字は四明、号は蕃斎 大坂の町医) 産論考【医学】大阪名家著述目録による
賀川秀益 帯下論【医学】大阪名家著述目録による
賀川秀益 婦人解剖書一巻【医学】本朝医家著述目録等による
一八五一 嘉永四 七月五日没(一七九七 寛政九生)森井月艇(名は貫、字は子道、通称は以一・恕仙 仙台藩校医学館学頭)編 黴治小成二巻【医学】京大
富士川蔵(瘍科秘録と合一冊)
森井月艇 百一堂方函【医学】東博(安政二写二冊)・京大富士川(一冊)蔵
一八五一 嘉永四 八月七日没(一七九八 寛政一〇生)毛利梅園(名は元寿、号は梅園・写真斎など 幕臣で博物家) 草木実譜(写真斎実譜)一冊【本草】国会に
彩色手稿本
毛利梅園 梅園採薬紀行図会二軸【本草】大阪名家著述目録等による
毛利梅園 梅園虫譜一巻【動物】本草書目等による
毛利梅園 梅園百花画譜目録一冊【植物】国会蔵(梅園画譜の内)
毛利梅園画 梅園草木花譜(梅園百花画譜)一七帖【植物】国会に手稿本(秋之部一~四、夏之部一~四、夏之部五~八、春之部一~四、冬之部)
一八五一 嘉永四 九月三日没(一七七八 安永七生)中村中倧(名は元恒、字は大明、通称は中書 高遠藩医兼藩儒) 古方標的続一冊【医学】東北大狩野蔵
中村中倧 傷寒後辨正二巻三冊【医学】東北大狩野蔵
中村中倧 傷寒名数解続三巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵
中村中倧 傷寒名数解通義【医学】東北大狩野蔵(傷寒論辨正余壁と合二冊)
中村中倧 傷寒論作者考【医学】東北大狩野蔵(傷寒名数解続篇と合一冊)
中村中倧編 諸家集説一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八五一 嘉永四 十二月六日没(一七六七 明和四生)鈴木白藤(名は成恭、字は士敬 幕府書物奉行) 鳥獣記二冊【動物】大洲図矢野蔵
一八五一 嘉永四没(生年未詳)松村太仲(長州藩洋書翻訳掛)訳 扶歇蘭土労瘵篇一冊【医学】京大富士川蔵
一八五一 京大富士川に嘉永四写本 矢田部卿雲(名は欽、字は英風 伊豆韮山代官所家臣の蘭学者)訳 撒羅満氏産論鈔一冊【医学】
一八五一 東大に嘉永四喜多村直寛写本 小川忠善 刺腫攷一冊三葉【鍼灸】
一八五一 東博・内藤くすりに嘉永四写本 喜多村直寛 〔疏義附録〕傷寒例考文一冊【医学】
一八五一 村上医家史料館に嘉永四写本 賀来佐之・難波経直 傷寒論新註五冊【医学】西洋窮理の説による注解【補】
一八五一 京大に嘉永四写本 丹波頼易編 屠蘇考一冊【医学】順天大山崎にも
一八五一 杏雨に嘉永四朝倉喜暢摸写本 武蔵石寿 貝譜群分品彙二巻二冊【魚介】→一八三六群分品彙
一八五一 宮書に嘉永四摸写本 宝性功徳草事其他一軸【本草】宮書蔵の巻子本ゆえ室町以前の成書か【補】
一八五一 蓬左に嘉永四写本 横山春造 万病方矩一冊【薬物】
横山春造 医心方大意一冊【医学】蓬左蔵
一八五一 国
会白井に嘉永四写本 薬性歌浅井氏筆記二巻二冊【薬物】
一八五一 内閣に嘉永四自筆本 平野重誠 養気説四冊【医学】養生要略と合五冊
一八五一 内閣に嘉永四自筆本 平野重誠 養生要略一冊【医学】静嘉に嘉永五の四稿
一八五一 嘉永四 スプレンゲルクルト著 坪井信良訳 医則三巻三冊【医学】東大鶚軒・乾々・広島大ほか蔵 医学総論(クルトスプレンゲル著)第六編の蘭
訳本の重訳
一八五一 嘉永四 安藤竜 衛生寓言一冊【医学】静嘉に自筆本
一八五一 嘉永四 堀秀成 屋外廼萩一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八五一 嘉永四 森立之編 救荒本草正名録一冊【本草】東大蔵
一八五一 嘉永四 森約之編 陳蔵器拾遺目録・付雷公炮炎論目録一冊【本草】国会蔵 未詳年輯の本草拾遺石部人獣禽部も【補】
一八五一 嘉永四 賀来飛霞 救荒本草略説【本草】日本博物学年表による
一八五一 嘉永四 箕作阮甫訳 外科必読三編【医学】旭川医大(二一冊)・ 東京医歯大阿久津(一九冊)・研医会図(眼門一冊)ほか蔵
一八五一 嘉永四 権田直助 神遺方経験抄三巻三冊【医学】無窮神習(稿本三巻一冊)・杏雨(嘉永五写)蔵
一八五一 嘉永四 権田直助 薬名集一冊【薬物】無窮神習蔵
一八五一 嘉永四 円斎 摂養集義抄一冊【養生・雑記】千葉大(健斎退翁抄・健斎退翁識并書と合)・東大史料(健斎筆録一)蔵
一八五一 嘉永四 伊沢柏軒 柏軒雑記一冊【医学史料】慶大富士川に自筆本 題簽に「伊澤柏軒先生が親から雑事を鈔記せられたるもの」と
一八五一 嘉永四成 一八五二 同五刊 菊池東水 解馬新書二巻二冊【獣医】国会白井ほか蔵 一八五四版も 日本初の馬体解剖書【補】
菊池東水 〔新撰〕東水経験療馬集二冊【獣医】日本馬術史による
一八五一 嘉永四成 山田業広 医学守株一四冊【医学】慶大富士川に自筆稿本
一八五一 嘉永四自序 山田業広 〔注解〕傷寒論義疏 付注解傷寒論音義一二冊【医学】満州医大旧蔵(現所在未詳)【補】
一八五一 嘉永四自序 山田業広 治痘方一冊【医学】東大鶚軒(自筆)・東北大狩野・九大ほか蔵【補】
一八五一 嘉永四自序 一八五三 同六刊 柳田活斎 傷寒論繹解一〇巻一〇冊【医学】早大ほか蔵
一八五一 嘉永四序 一八五二 同五木活字刊 西村春雄 牛痘解蔽一冊【医学】国会ほか蔵
一八五一 嘉永四序 喜多村直寛 素問箚記三巻三冊【医学】静嘉・東大鶚軒・東北大狩野ほか蔵【補】
一八五一 嘉永四序刊 喜多村直寛 傷寒六経析義一冊【医学】京大富士川ほか蔵→一八四四傷寒論疏義付録
一八五一 嘉永四序 一八五二 同五刊 天野松斎(由順) 松斎医話一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五一 嘉永四序 本間棗軒口授 目黒安良輯 日新医譚【医学】慶大富士川に存巻一・一冊
本間棗軒 日新医談一冊【医学】杏雨蔵
一八五一 嘉永四序 山田久尾女 孕家発蒙図解一冊【医学】京大富士川・東大蔵
一八五一 嘉永四自序刊 宮地恵(明義) 妙薬奇覧後編一冊【薬物】京大富士川ほか蔵→一八二七妙薬奇覧
未詳年刊 宮地恵 妙薬奇覧拾遺一冊【薬物】京大富士川蔵
一八五一 嘉永四序刊 田中白翁 草木三玉鏡一冊【本草】国会伊藤蔵 小万年青・間葉万年青・蟻通
小万年青図式一冊【植物】国会伊藤蔵
小万年青図譜一帖【植物】杏雨・楂{艸+考}蔵
一八五一 嘉永四序刊 水野沢斎編 〔朱雀経験〕養生辨後編三巻【医学】千葉大・日文研宗田ほか蔵 一八五六版も 日本衛生文庫四に活字復刻(国会ほか蔵)→一八四二同前編三巻 合六冊
一八五一 嘉永四刊 一勇斎国芳画 伊豆国加茂郡八丈島安置正一位為朝大明神肖像一紙【医事説話・錦絵】東大史料蔵 八丈島に流罪の為朝強弓伝と孤島の八丈島で疱瘡がないことによる信仰の疱瘡絵【補】
刊本 一勇斎国芳画 木曾街道六十九次之内/赤坂〔光明皇后〕一紙【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵 光明皇后の病人治療図【補】
一八五一 嘉永四刊 飢饉本草図一冊【本草・救荒】鈴木直二蔵
一八五一 嘉永四刊 岡安定 救荒野菜図説(救荒草品図譜、救荒図譜、救荒草本図)一冊【本草・救荒】国会白井ほか蔵
一八五一 嘉永四刊 小林安石 牛痘略説【医学】順天大山崎蔵 白神除痘辨と合刻一冊 愛媛大鈴鹿に合写本【補】
一八五一 嘉永四刊 日野蔭香 白神除痘辨【医学】順天大山崎蔵 牛痘略説と合刻一冊 白神は牛痘のラテン名Vaccinaから【補】
一八五一 嘉永四刊 凶歳草図譜一冊【本草・救荒】乾々蔵
一八五一 嘉永四刊 梅浦脩助 種痘活人十全弁一冊【医学】順天大山崎蔵
一八五一 嘉永四刊 熊谷直恭(蓮心) 種痘瘡すすめ艸一紙【史料】日文研宗田蔵 一八五〇・五三にも 牛痘接種引札【補】
一八五一 嘉永四刊 伊藤鳳山 傷寒論文字攷正編二巻【医学】東大図ほか蔵→一八五三同続編二巻 合四冊
一八五一 嘉永四刊 食草考(食草図鑑)一冊【植物・救荒】岩瀬・津市図稲垣蔵
一八五一 嘉永四刊 井上鳳山 〔日本神伝〕万寿身鏡一冊【医学】旧三井鶚軒・バークレー三井蔵
一八五一 嘉永四刊 雪石道人 良薬躾方一冊【医事説話・礼法】味の素食文化セほか蔵 書末に修身丸・六親和合丸・放党丸など【補】
一八五二 嘉永五 一月没(一七八八 天明八生)松田竹里(名は俊、字は季彦、通称は本庵 越後新発田藩医) 瘟瘦論注二冊【医学】越佐名家著述目録によ
る 書名は瘟疫論注か【補】
松田先生医談一冊【医学】乾々蔵 瘟疫証治雑記
松田先生 談傷寒論一冊【医学】乾々蔵
松田竹里 傷寒論講義六巻【医学】越佐名家著述目録による
松田竹里 風月囊一巻【医学】越佐名家著述目録による
松田竹里 養寿草三〇巻【医学】越佐名家著述目録による
竹里先生案顕一冊【医学】乾々蔵
一八五二 嘉永五 二月二十二日没(生年未詳)細井洵(順 越前福井藩臣) 本草精義三〇巻【本草】日本博物学年表による
一八五二 嘉永五 閏二月十一日没(一八一五 文化十二生)斎藤竹堂(名は馨、字は子徳、通称は順治 江戸の儒者) 蠢々伝一冊【動物】国会(手稿本)ほか蔵
竹堂画 萱草百合図一軸【植物】国会白井蔵
一八五二 嘉永五 二月没(生年未詳)高木春山(名は以孝 江戸の本草博物家)著 高木正年編 春山魚譜一〇巻一〇冊【魚介】国会ほか蔵
高木春山 藐姑峯採薬記一冊【本草】国会白井蔵
高木春山 本草綱目正誤【本草】日本博物学年表による
高木春山 本草図説一九五冊【本草】岩瀬蔵
一八五二 嘉永五 六月十四日没(一七七八 安永七生)帆足万里(字は鵬卿、号は愚亭など 豊後日出藩家老で儒者・理学者) 医学小補一冊【医学】京大富
士川・乾々・日出町立万里図書館(自筆)蔵
帆足万里 帆足先生雑著一冊【医学】京大富士川蔵(牛痘論・熱病論・吉那辨・癩風辨・乳岩辨を収む)
帆足万里 吉那辨【薬物】京大富士川蔵(帆足先生雑著の内)
帆足万里 牛痘論【医学】京大富士川蔵(帆足先生雑著の内)
帆足万里 癩風辨【医学】京大富士川蔵(帆足先生雑著の内)
帆足万里 乳岩辨【医学】京大富士川蔵(帆足先生雑著の内)
帆足万里 熱病論【医学】京大富士川蔵(帆足先生雑著の内)
帆足万里 視学訳稿二冊【医学】江戸時代の科学による
帆足万里 帆足万里先生著二冊【医学】京大富士川蔵
一八五二 嘉永五 八月十六日没(一八〇〇 寛政一二生)河津省庵(名は卓、字は子立 武蔵忍藩医で漢蘭折衷) 医則発揮抜抄一冊【医学】静嘉蔵→一八四
〇医則発揮
河津省庵 眼科方規三巻【医学】埼玉名家著述目録による
河津省庵 治療大全一〇巻【医学】埼玉名家著述目録による
河津省庵 植物性論五巻【植物】埼玉名家著述目録による
河津省庵 胎育全書三巻【医学】埼玉名家著述目録による
河津省庵 内景図一巻【医学】埼玉名家著述目録による
河津省庵 病原覈論五巻【医学】埼玉名家著述目録による
一八五二 嘉永五 十月三日没(生年未詳)小野職孝(字は士徳、号は蕙畝 蘭山の孫)校 未詳年刊 漢方/実験治療法一冊【医学】日文研宗田・国会蔵
小野職孝 禽譜早引一冊【動物】東洋岩崎に自筆本
小野職孝 採薬目録一冊【史料】岡山大蔵
小野職孝 詩経草木解一冊【本草】杏雨(手稿本)・村野蔵
小野職孝編 支那物産志一冊【物産】日比谷諸家に自筆本
小野職孝編 本草多識編一冊【本草】東洋岩崎(自筆)・東大蔵
東洋岩崎に小野職孝写本 綱目多識編一冊【本草】上掲書と同一か【補】
小野職孝 薬名伊呂波附一冊【薬物】杏雨に手稿本
一八五二 嘉永五 十月六日没(一八〇二 享和二生)楢林宗建(名は潜、字は孔昭、号は和山 楢林流外科五世でシーボルトにも師事した佐賀藩医) 和蘭吐
瀉方一冊【医学】乾々・東京医歯大阿久津・日文研宗田蔵
楢林宗建 和蘭薬剤分量則一冊【薬物】内藤くすり・住吉大社御文庫蔵
楢林宗建 牛痘指揮一冊【医学】日本医学史による
楢林宗建 外科瑣言【医学】本朝医家著述目録による
楢林宗建編 聚方一冊【医学】京大谷村蔵(江戸末期写、崌山堂方函・淂生軒方函・崌山堂摘要便覧常用方函・魚雅堂膏方略記・血論を収む)
楢林宗建 増補重訂/内科選要辨正一冊【医学】内藤くすり蔵
楢林宗建 煉膏秘竉一冊【薬物】旧三井蔵
楢林宗建 本草薬名解一冊【本草】杏雨に稿本
楢林宗建筆記 (モーニッケ)磨尼欠対談録一冊【医学】京大富士川蔵
楢林宗建 瘍医方書【医学】本朝医家著述目録による
楢林宗建 瘍医方函【医学】西洋学家訳述目録による
一八五二 京
大富士川に嘉永五写本 賀陽玄節編 胃囊録九巻一冊【医学】
一八五二 金沢図蒼竜に嘉永五写本 伊古田純道(一八〇二~八六 名は寧、字は致遠、号は楢陵 武蔵秩父郡の蘭方町医) 開子宮之記一冊【外科・産科】日
本初帝王切開の成功記録【補】
一八五二 九大に嘉永五写本 吉祥山永平寺伝来書一冊【医学】漢方医薬秘法
一八五二 九大に嘉永五写本 千葉軒蘆水 今方試効一冊【医学】
一八五二 京大に嘉永五写本 栗崎流外科師語録二冊【医学】
一八五二 慶
大富士川に嘉永五宮澤協和写本 仲條帯刀勝昌相伝 産科薬方一冊【医学】千葉大に仲條流薬方極書一冊も
一八五二 東北大狩野に嘉永五写本 勝沢圭元 傷寒解髄二巻一冊【医学】
勝沢圭元 金匱解髄三冊【医学】東北大狩野蔵
一八五二 酒田光丘に嘉永五時岡淳徳写本 伊藤鳳山 〔張仲景〕傷寒論自序集解一冊【医学】東大鶚軒ほかにも
一八五二 順天大山崎に嘉永五写本 緒方洪庵重訳 ローゼ著 エイプマ訳注 人身窮理小解(人身窮理学小解、人身究理学)二巻【医学】阪大適塾記念セほかにも ローゼT.G.A. Roose生理人類学講義基礎オランダ訳本Handboek
der Natuurkunde van den Mensche(一八〇九)による【補】
一八五二 杏雨に嘉永五写本 大同類聚方附録一冊【医学】
一八五二 千葉大に嘉永五写本 堀内素堂(一八〇一~五四 名は忠寛、字は忠竜・忠亮 出羽米沢藩蘭医) 保嬰瑣言一冊【医学】
堀内素堂 気論二巻一冊【医学】素堂文鈔の内、江戸時代の生機学による 書名は脚気論か【補】
一八五二 嘉永五前刊 歌川芳虎画 諸病諸薬の戦ひ図三紙綴【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵 ウルユスも【補】
一八五二 乾々に嘉永五写本 中村元牧 塾窓余事一冊【医学】
一八五二 嘉永五刊 中村元敬 種痘辨一冊【医学】慶大富士川・京大富士川(牛痘非痘辨を付す)蔵
一八五二 嘉永五刊 中村元敬 牛痘非痘辨一冊【医学】京大富士川(種痘辨の付)
一八五二 嘉永五刊 喜多村直寛 牛痘非痘辨一冊【医学】内藤くすり蔵 上掲書と混同?【補】
一八五二 嘉永五刊 細井主税(大橋甦所門人) 牛痘害あるの弁一紙【医学】内藤くすり蔵【補】
一八五二 嘉永五(一八四〇 天保一一より) 医業成立沙汰控一冊【史料】萩毛利家蔵
一八五二 嘉永五(一八四九 嘉永二より) 好生堂医学引痘沙汰控一冊【史料】萩毛利家蔵
一八五二 嘉永五 斎藤彦麿 飲酒差別一巻【飲食】埼玉名家著述目録による
一八五二 嘉永五 斎藤彦麿 食飲能毒一巻【本草・飲食】埼玉名家著述目録等による
一八五二 嘉永五 斎藤彦麿 食製奇方一巻【医学】埼玉名家著述目録による
一八五二 嘉永五 斎藤彦麿 無病長寿伝一冊【医学】乾々に自筆本
一八五二 嘉永五 臼井天然 解剖図付牛痘一冊【医学】乾々に自筆本
一八五二 嘉永五 救急要録一冊【医学】三条家蔵
一八五二 嘉永五 奈良孝斎 経絡聞書【鍼灸】岩手蔵(自筆、坤巻のみ一冊)
一八五二 嘉永五 渋谷安益 鶏肋医言六巻六冊【医学】乾々に稿本
渋谷安益 渋谷安益文稿六冊【医学】乾々に自筆稿本
渋谷安益 忠詰医話一冊【医学】乾々に稿本
渋谷安益 本草漢名考一冊【本草】杏雨(稿本)・楂{艸+考}蔵
一八五二 嘉永五 産物方ニ付諸品勢子役書上帳一冊【物産】金沢市河合蔵
一八五二 嘉永五 鈴木常明 種痘所用留一冊【医学】舞鶴蔵
一八五二 嘉永五 多紀元堅 存誠薬室未蔵書目一冊【医書目】国会に自筆稿本
一八五二 嘉永五 刀圭余録五冊【医学】乾々蔵(二部)
一八五二 嘉永五 森立之 読外台秘要随筆一冊【医学】杏雨に自筆本【補】
一八五二 嘉永五 百種撰書一冊【植物】慶大・鈴木直二蔵
一八五二 嘉永五 小島尚真 明清年代未詳医書目録一冊【医書目】東大鶚軒に自筆稿本【補】
一八五二 嘉永五自序 神林復所編 〔皇朝〕医術談叢一冊【医学】乾々蔵
一八五二 嘉永五自序 馬場克昌(資生圃、仲達)画 群英類聚図譜七八巻七八冊【本草】杏雨に彩色図の自筆稿本【補】
一八五二 嘉永五自序 喜多村直寛 傷寒薬議一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八五二 嘉永五序 同刊 花野井有年 医方正伝(恩頼)二巻二冊【医学】国会白井ほか蔵
一八五二 嘉永五序 一八五三 同六刊 平野元良 歌傷寒雑病論俗辨四巻首一巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五二 嘉永五序 一八五四 安政元刊 穂亭主人輯 西洋学家訳述目録一冊【医書目】慶大富士川ほか蔵 イロハ順の訳者一一五名(医家が主)に訳書を著録 一九二六大正一五復刻版も【補】
一八五二 嘉永五跋 一八一四 文化一一序 吉益北洲 金匱要略精義一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五二 嘉永五刊 木村明堂 飯沼観蓮集一冊【植物】宮書・阪大・関大長澤蔵 嘉永六版も
一八五二 嘉永五刊 〔救急便利〕医家明鑑一冊【名鑑・医史料】国会白井・乾々蔵 江戸の医師名を住所毎に専門と御目見などを列記【補】
一八五二 嘉永五刊 福井自然 医療急用抄一冊【医学】杏雨・乾々蔵
一八五二 嘉永五刊 藤沢周 奇草小図三冊【本草】杏雨蔵 国会ほかに嘉永七版も
一八五二 嘉永五刊 一勇斎国芳画 大社/鼠取薬(出雲/石見)一紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵 江戸錦今様国尽の内【補】
一八五二 嘉永五刊 八角宗律門人 答難則一冊【医学】岩手蔵 岩手に安政四(一八六七)版も
一八五二 嘉永五刊 豊国画 〔木曾六十九駅〕鳥居本神教丸薬店一紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵
一八五二 嘉永五刊 浪花当時発行町請名医集一紙【名鑑・医史料】日文研宗田蔵 町医の家紋・住所・専門を付記【補】
安田竜山編 草木不審抄一冊【本草】金沢市藤本に自筆本 安田竜山の詞苑拾蘂抄後編は嘉永五成【補】
一八五二 嘉永五刊 歌川国芳画 藪医了竹ほか一紙【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵【補】
一八五三 嘉永六前刊 式亭小三馬作 歌川豊国画 賑式亭繁栄双六一紙【医事説話・薬広告】国会ほか蔵 式亭三馬の店の広告で薬や化粧品の値段も【補】
一八五三 嘉永六前刊 式亭小三馬作 一勇斎国芳画 伏禀一紙【医事説話・薬広告・錦絵】内藤くすりほか蔵 栃木小物問屋稲葉重蔵のウルユス等広告【補】
一八五三 嘉永六 五月八日没(一七七九 安永八生)荒木田久守(姓は度会、通称は求馬、号は瓊鈴舎 国学者で伊勢内宮権禰宜) 松虫鈴虫之説一冊【動
物】岩瀬蔵
荒木田久守 万葉集鳥獣草木考【博物】国学者伝記集成による
荒木田久守 万葉草木類例一冊【植物】射和文庫蔵
一八五三 嘉永六 八月二十六日没(一八〇〇 寛政一二生)坂本浩然(名は直大、通称は浩然、号は浩雪・蕈渓など 摂津高槻藩医・絵師)画 桜花譜一帖
【植物】国
会(自筆)・村野蔵
坂本浩然 御薬苑草木写占稿一冊【本草】東大に自筆本
坂本浩然 解蘭毒法一冊【医学】旧浅野蔵
坂本浩然 救飢食品考【災異・救荒】国書解題による
坂本浩然 質問本草外編底稿四冊【本草】東大に自筆本
坂本浩然 躑躅譜【植物】国会伊藤(三冊)ほか蔵
坂本浩然 冬虫夏草写真洋種草木写占稿一冊【博物】東大に自筆本
一八五三 嘉永六(一八一四 文化一一より) 佐井聞庵(名は大瑞、字は公府、号は電鳴 朝廷医) 池田錦橋入門制戒禁約書一冊【史料】順天大山崎蔵 池
田錦橋門の佐井聞庵塾に学んだ一七四名の入門姓名録 日医史雑誌四六巻三号の長谷川報告による【補】
一八五三 嘉永六(一八四三 天保一四より) 御内用薬種類地禿之株一冊【薬物】東大史料蔵
一八五三 嘉永六頃(一八五〇 嘉永三より) 越中立山山草譜一帖【植物】杏雨に自筆本
一八五三 京
大富士川に嘉永六写本 舟山寛 医論二巻【医学】杏雨に付録一巻の三冊版も
一八五三 東博に嘉永六写本 漆種蒔付仕様一冊【植物】
一八五三 千葉大に嘉永六写本 嘉永方函一冊【医学】
一八五三 乾々に嘉永六写本 管家方典一冊【医学】
一八五三 国
会に嘉永六写本 金匱要略為巳辨二巻一冊【医学】
一八五三 早大に嘉永六写本 伊沢柏軒口授 黄帝内経霊枢紀聞第一巻一冊【医学】【補】
一八五三 九大に嘉永六写本 久魯叢庵 徴効方二七巻一冊【医学】
一八五三 国
会伊藤に嘉永六柏木富潤写本 飯室某 蓮図譜一冊【植物】
一八五三 乾々に嘉永六写本 備忘録一冊【薬物】
一八五三 研医会図に嘉永六亀井宗玄写本 田中尚徳纂輯 本草摘要七巻七冊【本草】
一八五三 嘉永六 森立之 牽牛子攷(あさがおこう)一冊【本草】国会白井に自筆本
一八五三 嘉永六 平亭主人序 高村隆円 因証辨附古方後世両医論一冊【医学】慶大富士川・乾々蔵
古方後世両医論【医学】因証辨の付で慶大富士川(一八五七 安政四写)・乾々蔵
一八五三 嘉永六 杏里手鈔一冊【医学】慶大富士川蔵
一八五三 嘉永六 五十嵐桂山 産科要領一冊【医学】東北大狩野蔵 国会ほかに明治三六(一九〇三)活字復刻本
一八五三 嘉永六 喜多村直寛 傷寒論彙攷一〇巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五三 嘉永六 権田直助 傷寒論綱領解一冊【医学】東大鶚軒・無窮神習(自筆、仲景十二法考と合)蔵
一八五三 嘉永六 省診録(患状日録)一冊【医案・史料】慶大富士川蔵 伊沢柏軒の診療を清川菖軒(五代玄道)が記録【補】
一八五三 嘉永六 宮永正純録 惜陰堂雑記一冊【医学】研医会図蔵 医学鉤玄抄(香月牛山著)ほか秘方秘伝口授抄を記す
惜陰日鈔二冊【医学】東大蔵
惜陰薬室試効方集五巻【薬物】九大蔵
一八五三 嘉永六 摂養答問一冊【養生・雑記】東大史料蔵(健斎筆録二)
一八五三 嘉永六 山本錫夫 高階・内藤朱蕉園薬品会目録(高階薬品目録附内藤薬品会目録)二冊【史料】村野・千葉大蔵→天保二(一八三一)も
一八五三 嘉永六 山本錫夫 桃花蔵介目録一冊【魚介】岩瀬蔵
一八五三 嘉永六 薬徴便覧一冊【薬物】杏雨蔵
一八五三 嘉永六 亀井敬煕 労謙随筆一冊【医学】乾々に稿本
亀井敬煕 千金方鈔一冊【医学】乾々に稿本
一八五三 嘉永六成 一八五六 安政三刊 尾台榕堂 類聚方広義一冊【薬物】国会白井ほか蔵
一八五三 嘉永六自序 一八五四 同七刊 平野元良 〔軍陣備要〕救急摘方正編一冊【医学】国会白井ほか蔵 付包帯・整骨法図→安政三(一八五六)同続編一冊 合二巻二冊【補】
一八五三 嘉永六自序 尾台榕堂 重校薬徴三巻【薬物】東北大狩野・乾々ほか蔵【補】
一八五三 嘉永六自序 一八五四 同七刊 景斎英寿(一筆庵)著 歌川国輝一世画 小児やしなひ草(小児養草)三巻一冊【医学】東大・法大正岡子規・内藤
くすり蔵【補】
一八五三 嘉永六自序 一八五五 安政二刊 乾桐谷 品物考証二巻二冊【博物】国会白井ほか蔵
一八五三 嘉永六自序 山田業広 椿庭雑録二冊【医学】慶大富士川に自筆稿本【補】
一八五三 嘉永六自序 山田業広 黄鍾録補遺二巻二冊【医学】京大富士川蔵 一八〇一版の黄鍾録に業広自筆で補遺を記入【補】
一八五三 嘉永六自序 浅田宗伯 傷寒雑病辨証三巻一冊【仲景】内藤くすり・研医会図・乾々ほか蔵
一八五三 嘉永六序 浅田宗伯 傷寒辨証三巻【仲景】内藤くすり・杏雨・東大鶚軒蔵
一八五三 嘉永六序 同刊 富山藩薬品会目録一冊【史料】国会白井・富山蔵【補】
一八五三 嘉永六序 同刊 山本亡羊 百品考三編【本草】【補】→一八三八同初編 一八四七同二編 合三編六冊(国会白井ほか蔵)
一八五三 嘉永六序 同刊 前田利保 本草通串証図五巻五冊【本草】九大(存四巻)ほか蔵【補】
一八五三 嘉永六自序刊 穐叢園 朝顔花併一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八五三 嘉永六序刊 大矢泰臨 医医談(医毉談・眼薬編)一冊【医学】国会白井蔵 一八五四・五五版も
一八五三 嘉永六刊 桑田立斎著 佐竹永海画 愛育茶譚(愛育茶談・愛育総説)一冊【医学】北大ほか蔵 一八五七版も 西医小児科書【補】
一八五三 嘉永六刊 聶尚恒著 柴田芸庵付説 活幼心法附説二巻二冊【医学】早大ほか蔵
一八五三 嘉永六刊 独Hufeland, Christoph Wilhelm著 Hageman, H.
H訳 青木浩斎(鳥取藩医)重訳 〔遠西名医扶歇蘭度〕察病亀鑑三巻三冊【医学】診断書 一八五七(慶大富士川ほか蔵)・六四版も【補】
一八五三 嘉永六刊 伊藤鳳山 傷寒論文字攷続編二巻【医学】早大ほか蔵→一八五一同正編二巻 合四冊
一八五三 嘉永六刊 岡部春平 茶記贅言一冊【本草】国会白井ほか蔵 贅々言を付す
一八五三 嘉永六刊 岸田米山 長沙医話/初編一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五三 嘉永六刊 永田徳本著 中村元敬編 徳本翁手簡(徳本書牘)一冊【書簡・史料】内閣ほか蔵
一八五三 嘉永六刊 和久田叔虎 腹証奇覧翼三・四編【医学】ベルリン国図(四編存上巻)ほか蔵→一八〇九同初編 一八三四同二編 合四編各二巻八冊
一八五三 嘉永六刊 山崎恭斎 疱瘡の神とハ誰か名付けん一紙【医学】内藤くすりほか蔵 一八五〇・五一にも 牛痘接種引札【補】
一八五三 嘉永六刊 川田鴻斎(寿格) 疱瘡の神とハ誰か名付けん一紙【医学】内藤くすりほか蔵 上記山崎恭斎の牛痘接種引札と同文別版 当版木は静岡県菊川市下平川の川田家に現存
【補】
一八五三 嘉永六刊 三宅董庵 牛痘経験補憾録二巻付引痘心得歌一巻二冊【医学】国会ほか蔵 初編
根本伯明(一八五三 嘉永六生存) 産科必要一巻【医学】日本医学史による
一八五四 嘉永七 一月九日没(一七八七 天明七生)新宮凉庭(名は碩、号は駆豎斎・鬼国 京の蘭方町医で学舎・順正書院で教育) 医則括要(医則活要内
外薬製部・医則括要配合則)二巻二冊【薬物】京大富士川・乾々・岩手ほか蔵
新宮凉庭? 医則集成【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
新宮凉庭 和蘭生象学則【医学】香川大神原蔵(巻八のみ一冊)
新宮凉庭 解剖則五冊【医学】本朝医家著述目録による→一八五八解体則八巻
新宮凉庭 灌腸則一冊【医学】乾々・内藤くすり・日文研宗田蔵
新宮凉庭 灌腸論一冊【医学】乾々蔵
新宮凉庭 焮腫病論【医学】西洋学家訳述目録による
新宮凉庭金創論一冊【医学】長崎博蔵(巻木綿相伝・巻木綿膏薬切方書・金瘡治療書・布斂外科書と合一冊)
新宮凉庭 駆豎斎外科薬剤一冊【医学】乾々蔵
新宮凉庭 外薬則【薬物】本朝医家著述目録による
新宮凉庭 察病則【医学】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
新宮凉庭 小児則一巻【医学】本朝医家著述目録等による
新宮凉庭 処剤則一巻【薬物】本朝医家著述目録等による
新宮凉庭 身幹義【医学】本朝医家著述目録による
新宮凉庭訳 人体窮理論一冊【医学】東洋藤井蔵
新宮凉庭訳・編 水脈論【医学】金沢図蒼竜蔵(痢論/血論と合写)
新宮凉庭訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 生象解剖則/中一冊【医学】九大蔵
新宮凉庭 生理則一冊【医学】乾々・日大医内山蔵
新宮凉庭抄訳 宍戸延等筆記 続内科則四冊【医学】京大富士川蔵
新宮凉庭 治痢則灌腸則導尿則一冊【医学】乾々蔵
新宮凉庭 治黴則【医学】西洋学家訳述目録による
新宮凉庭訳 内科則【医学】京大富士川(四冊)・浅野小田(増註内科則二冊)・内藤くすり(一冊)蔵
新宮凉庭訳 婦人科則【医学】本朝医家著述目録等による
新宮凉庭訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 婦人内科則一冊【医学】東大蔵
新宮凉庭 痢論【医学】金沢図蒼竜蔵(水脈論/血論と合写)
一八五四 嘉永七 二月二十七日没(一八二〇 文政三生)久坂玄機(名は真、別号に天籟 長門萩藩医学校好生館の書物方兼西医本道科教授) 治痘新局一冊
【医学】乾々に自筆本
一八五四 嘉永七 七月十六日没(一七九四 寛政六生)鎌田桂洲(名は正澄、字は玄台、号は桂州とも 華岡青洲門下で伊予大洲藩医) 外科便要五冊【医
学】乾々・内藤くすり蔵
鎌田桂洲 金創要訣一冊【医学】旧三井鶚軒・東洋藤井蔵
桂州鎌田氏金創要訣曰(鎌田金創要訣抄)一冊【医学】京大富士川蔵(桃林軒家方と合)
鎌田桂洲述 外科方選一冊【医学】内藤くすりに万延元(一八六〇)写本
鎌田桂州 神岡亭蔵方一冊【薬物】内藤くすり蔵
鎌田桂洲口授 神岡亭俗語病名改一冊【医学】内藤くすり蔵
一八五四 嘉永七 七月十九日没(一七九七 寛政九生)小原良直(通称は八三郎、号は蘭峡 小原桃洞の孫で紀伊の本草博物学者) 魚品二冊【魚介】本草書
目による
小原良直 雑抄【物産】内閣蔵(紀伊産物考三・四)
小原良直 赭鞭叢書二冊【本草】内閣蔵(自筆等)
小原良直 南海介譜二冊【魚介】国書解題・本草書目による
小原良直 春七草考一冊【本草】杏雨に手稿本
小原良直 薬品通二冊(初編)【薬物】内閣に自筆稿本
一八五四 嘉永七 十月十二日没(一七九五 寛政七生)堀田正衡(下野佐野藩主)編 観文獣譜【動物】東洋岩崎(自筆三巻三冊)・東博(九冊)・国会伊藤(一冊)ほか蔵
堀田正衡 獣譜六冊【動物】東博蔵
一八五四 乾々に嘉永七写本 青木流馬嶋療治方二巻一冊【獣医】
一八五四 乾々に嘉永七写本 格物堂方府一冊【医学】
一八五四 研医会図に嘉永七写本 中山太初 傷寒論方法辨三冊【医学】
一八五四 慶大に嘉永七写本 存誠薬室日用方鑑(存誠薬室方鑑 )一冊【薬物】九大・研医会図ほかにも 存誠薬室は多紀元堅の室号
一八五四 高野山真別処に嘉永七智道写本 伝屍病除遣作法一帖【医学】
一八五四 杏雨に嘉永七石井克写本 痘瘡舌鑑一冊【医学】
一八五四 内藤くすりに嘉永七写本 復古養生書一冊【医学】
一八五四 乾々に嘉永七写本 中島玄覚 縛帯図説一冊【医学】
中島玄覚 桃林軒家方【医学】京大富士川に神崗亭薬方小言・或抄・鎌田金創要訣抄と合一冊
桃林軒聞見録一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
一八五四 東北大狩野に嘉永七写本 薬性歌一冊【薬物】
一八五四 嘉永七(一八四八 嘉永元から) 平出延基編 普救堂叢書一八冊【医学】杏雨(稿本)・楂{艸+考}蔵→一八二八普救堂叢書残編【補】
尾張公御文庫医書目録一冊【医書目】杏雨蔵(普救堂叢書四)
医方雑古辨付録共一巻【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
医法録一冊【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
医法録雑解一冊【医学】杏雨蔵(普救堂叢書の内)
平出延基 本草綱目異同考一冊【本草】村野蔵
一八五四 嘉永七 今村了庵 医彀一冊【医学】杏雨・乾々(稿本)蔵
一八五四 嘉永七 三浦寧楽 一本草唐詩選二巻三冊【本草】杏雨に稿本
一八五四 嘉永七 伊藤圭介 解剖諸事留一冊【医学】乾々(石黒通玄手控)・旧蓬左・名古屋市博蔵
一八五四 嘉永七 伊沢蘭軒述 伊沢榛軒記 千金方記聞一冊【医学】京大富士川蔵 蘭軒・榛軒(一八〇四~一八五二)とも福山藩医【補】
一八五四 嘉永七 綾梥画 艸木魚鳥獣写生一冊【本草】国会白井に彩色稿本
一八五四 嘉永七 草木名寄一〇巻一〇冊【植物】京大・大森蔵 植木商大崎万右衛門伝書
一八五四 嘉永七自序 一八五八 安政五刊 近藤謙山(名は直義 若狭小浜藩医のち京で町医) 達生図説三巻三(~五)冊【医学】京大富士川ほか蔵 産科書
一八五四 嘉永七序 中橋医武 医案会業【医案】京大富士川蔵(一八五二金匱要略精義の付)
一八五四 嘉永七森約之奥書 森立之筆受 田村藍水口授 救荒本草紀聞及救荒野譜紀聞並附一七巻一冊【本草】東大総図蔵【補】
一八五四 嘉永七識語 河原柳翁口授 日長英連(日尾英連)筆記 日長医話一冊【医学】京大富士川蔵 話題に古本傷寒論の室町本・和気氏本・高野山本あり【補】
一八五四 嘉永七序刊 福光玄待 養生決語一冊【医学】京大富士川・内藤くすり蔵
一八五四 嘉永七成 喜多村直寛 黄帝内経素問講義一二巻一二冊【医学】京大富士川(巻一欠)・慶大富士川(一冊)・東北大狩野(自筆)蔵
一八五四 嘉永七成 同年喜多村直寛活字刊 小島尚真 今定漢五量考一編一冊五葉【医学・度量衡】京大富士川蔵【補】
皇国五量考証一冊【度量衡】幸田成友蔵
皇朝五量考証一冊【度量衡】国会・内閣・京大ほか蔵
皇朝五量考証総論一冊【度量衡】大阪市大福田蔵
一八五四 嘉永七木活字刊 喜多村直寛 〔学訓堂〕経方権量略説一冊【医学】国文研ほか蔵 度量沿革表を付す
一八五四 嘉永七木活字刊 喜多村直寛 度量沿革表(狩谷望之度量沿革表摘録)【度量衡】経方権量略説の付
嘉永年間木活字刊 喜多村直寛 傷寒論箚記一巻一冊【医学】宮書・研医会図・東京医歯大阿久津ほか蔵 京大富士川ほかに写本も
木活字刊 喜多村直寛 越爼薬誌一冊【本草】早大ほか蔵 草類~金石類の漢薬についての代用品【補】
一八五四 嘉永七識刊 喜多村直寛 服薬要抄一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 服薬法を啓蒙【補】
一八五四 嘉永七刊 成田屋留次郎編 朝顔図譜三冊【本草】東博・京大・東北大狩野ほか蔵
一八五四 嘉永七刊 川本幸民述 田中綱紀記 遠西奇器述(前輯)一冊【蘭学】九大・京大・京大富士川ほか蔵 西洋技術機器の書→一八五九同二輯
一八五四 嘉永七刊 平野元良 革谿医砭一冊【医学】京大富士川・早大・東大ほか蔵 俗医の現状を評論【補】
一八五四 嘉永七刊 佐藤信淵 硝石製造辨一冊【化学】内閣ほか蔵
一八五四 嘉永七刊 佐藤信淵 作焰硝製造方【化学】上掲の硝石製造辨の付
一八五四 嘉永七刊 桑田立斎 三済私話一冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵 安政五(一八五八)版も 牛痘書【補】
一八五四 嘉永七刊 成田屋留次郎著 田崎草雲画 三都一朝三冊【植物】国会白井ほか蔵 朝顔譜【補】
一八五四 嘉永七刊 大槻俊斎訳・編 銃創瑣言一冊【医学】京都府医大ほか蔵 M. J. Chelius外科書とG. F. Most医事韻府から抄訳【補】
一八五四 嘉永七刊 森立之輯 神農本草経三巻【本草】東博ほか蔵【補】
一八五四 嘉永七刊 森立之編 神農本草経攷異一冊【本草】上掲の神農本草経の付
一八五四 嘉永七刊 萱生玄順(茅山) 続とりてくさ(続砦草)一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・順天大山崎ほか蔵 醫譚復刊一〇八号(二〇一八)に亀
田が解題と翻刻【補】
一八五四 嘉永七刊 虬鑒著 馬場貞由訳 泰西七金訳説五巻五冊【鉱物】宮書・東博・京大ほか蔵
一八五四 嘉永七刊 田宮尚施 知幾葯言一冊【医学】京大富士川ほか蔵 諸病の心得を啓蒙【補】
一八五四 嘉永七刊 簗田茂睡 万民心之鑑二冊【医学】乾々蔵
一八五四 嘉永七刊 亀屋周蔵 幼学食物能毒一冊【本草・飲食】京大富士川ほか蔵 庶民むけ食物本草二五八種【補】
一八五四 嘉永七刊 広瀬元恭訳 理学提要三巻首一巻四冊【医学・物理】京大富士川ほか蔵 一八五六版も→一八五六同後篇一冊 合五冊【補】
一八五四 嘉永年間刊(一八一八 文政年間から)歌川貞房画 信州東山堂江戸図一紙【薬物・錦絵引札】内藤くすり蔵【補】
歌川直政画 信州東山堂本家看板之図二紙綴【薬物・錦絵引札】内藤くすりほか蔵【補】
一八五四 嘉永七頃 土屋万国画 駿州魚譜【魚介】東洋岩崎に一軸と一冊
東博に嘉永年間写本 山田業広 古方運用拠依一冊(付録上巻のみ)【医学】九大に慶応三(一八六七)写(付録共二冊)、京大富士川に付録のみ三巻一冊
嘉永年間 合食禁一冊【医学】東大に慶応二(一八五六)森約之養真写本
嘉永年間唐船持渡飼鳥図一冊【動物】長崎博蔵
臼井厳良訳編 再訳製術実験辨覧一冊【医学】金沢図村松蔵 臼井厳良の海外乱治語は嘉永年間成【補】
嘉永頃 御納戸組御医師一冊【名鑑・医史料】順天大山崎蔵
嘉永頃刊 武谷澧蘭 牛痘告諭一冊【医学】武谷正孝蔵
函館に嘉永写本 東遊記本草名集一冊【本草】
家政学院大江に嘉永頃写本 坂本喜革伝 妙薬集扣記一冊四丁【薬物】
西田惟明(嘉永頃の人) 古方箋【医学】本朝医家著述目録による
西田惟明 傷寒論説【医学】本朝医家著述目録による
一八五四 ベル
リン国図に安政元識語(井上徹、桂園) 一八六〇 万延元校語(水雲球)写本 和気氏傷寒論二冊【医学】本書は大塚敬節がフランクフルト大の
Otto
Karow教授に贈った修琴堂旧蔵書 同一書は康平傷寒論・傷寒卒病論の名で静嘉堂ほかにも いずれも康平三年の丹波雅忠鈔本を貞和二年に和気嗣成が重鈔した書に由来する
との奥書で古本を装う偽撰【補】
一八五四 九大に安政元写本 青木周弼訳 察病論一冊【医学】慶大に毘斯骨夫察病論も
一八五四 安政元 権田直助 奇験類方【医学】埼玉名家著述目録による
一八五四 安政元 鎌田昌琢 宮外妊娠治験一冊【医学】京大富士川蔵 日本産科叢書の活字復刻本(国会ほか蔵)も
一八五四 安政元序 蘇酒軒老人 蘇酒救世伝一冊【飲食】国会白井蔵 悪酒の改善法【補】
一八五四 安政元序 江馬藤渠授 野坂仲英等記 療治口訣補遺二冊【医学】内藤くすり・岡山大蔵→一八四二療治口訣
一八五四 安政元跋 色川三中述 色川三中門人記 〔稿本〕量品便覧一冊【度量衡】京大・東大史料(愛媛県菅原長好蔵本写)蔵
一八五五 安政二 二月二十八日没(一八二三 文政六生)高橋文郁(適塾門下で広島藩医)訳 ヨハンスマール著 牛痘種法小論【医学】順天大山崎・阪大適
塾記念セ・旭川医大ほか蔵
高橋文郁等訳 済生輯冊三冊【医学】広島大蔵
高橋文郁撰 常用薬能一冊【薬物】内藤くすり蔵
高橋文郁 扶歇蘭土牛痘篇一冊【医学】慶大富士川蔵
一八五五 安政二 六月二十三日没(一八〇一 享和元生)色川三中(名は英明、号は東海 常陸土浦の薬種・醤油商で国学者) 医事二冊【医学】国学者伝記
集成による
色川三中 京升考一冊【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 草木考七冊【本草】国学者伝記集成による
色川三中 〔大角豆邑所伝〕古医方書一冊【医学】国学者伝記集成による
癩病療治之書(大角豆邑一家所伝古医方書)一冊【医学】京大富士川蔵
色川三中 尺度考一巻【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 周漢唐宋明清度量衡一巻【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 大同類聚痾名一冊【医学】国学者伝記集成による
色川三中 唐尺辨偽一冊【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 度量衡考三冊【度量衡】旧彰考蔵
色川三中 度量衡問答一冊【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 本朝量品及附録三冊【度量衡】国学者伝記集成による
色川三中 万葉集名物字類六冊【生物】国学者伝記集成による
色川三中 和漢量品二冊【度量衡】国学者伝記集成による
一八五五 安政二写 桑田立斎 牛痘請願文一紙【医学】滋賀医大河村蔵【補】
一八五五 九大に安政二写本 鬼塚流黴瘡玉函一冊【医学】
一八五五 杏雨に安政二写本 和蘭薬剤分量則一冊【薬物】
一八五五 乾々に安政二写本 外向御医師諸手控一冊【史料】
一八五五 研医会図に安政二山本恒斎写本 浅井九皐(正贇) 五大論一冊【医学】医論書
一八五五 東博に安政二写本 大沢素道 傷寒聞録一冊【医学】
一八五五 慶大富士川に安政二伊沢棠軒(信淳)写本 鍼灸指法一冊【鍼灸】
一八五五 麻大学情セに安政二写本 馬医方多礼倶良一冊【獣医】
一八五五 杏雨に安政二写本 芳斎虫譜一冊【動物】
一八五五 安政二 田中元緝(一七六七~一八二五)・田中元資(一八〇〇~五五) 弥性園方函五巻五冊【医学】杏雨蔵【補】
一八五五 安政二(一七九八 寛政一〇から) 伊藤圭介写 御用人支配医師願達留一冊【医史料】国会伊藤蔵
一八五五 安政二(一八五二 嘉永五から) 小島尚真 宝素堂蔵書目録二編一冊【医書目】国会・杏雨・乾々ほか蔵 安政六(一八五九)森約之写【補】
一八五五 安政二識語 小島尚真 〔記慶長以前書〕皇国医籍目録一冊【医書目】内閣に自筆本【補】
一八五五 安政二自序 小島尚真 医籍彙刻目録一冊【医書目】台北故宮に自筆本【補】
一八五五 安政二 栩々園耽花 花相花鑑/芍薬花全一冊【植物】京大蔵
一八五五 安政二 権田直助 〔古医方〕薬能略一冊【薬性】京大富士川・東北大狩野・杏雨ほか蔵
一八五五 安政二 清岡道香(字は是三、通称は里三郎、一七九〇~一八六五) 視学一歩一巻付図解一巻一冊【医学】三康図に自筆本
一八五五 安政二 小松春山 傷寒雑病論一冊【医学】大阪府石崎蔵
小松春山 傷寒雑病論訂正章句一冊【医学】大阪府石崎蔵
小松春山 傷寒論原義一冊【医学】大阪府石崎蔵
小松春山 傷寒論北洲記聞一冊【医学】乾々蔵
小松錦(春山) 表裡内外聖旨辨一冊【仲景】大阪府石崎蔵
一八五五 安政二 本間棗軒 鷹取和民編 新割血瘤記一冊【医学】東大蔵
鷹取保 脱疽新割図識一冊【医学】京大富士川蔵
一八五五 安政二 中原士誼 舎密輯要二巻二冊【化学】乾々・黒羽町作新館蔵
一八五五 安政二 山本錫夫 日新会図目録一冊【史料】東北大狩野・杏雨・楂{艸+考}蔵
日新会図【本草】国
会白井蔵(第二、一冊) 草木品評会記録(彩色図あり)
日新会図考一冊【本草】乾々蔵
一八五五 安政二 川瀬任 療難百則一冊【医学】九大・京大富士川・東大鶚軒ほか蔵
一八五五 安政二識語 木活字刊 喜多村直寛 医方淵源考一冊【医学】国会白井本は屠蘇方考・瀉疫新論(明治一二高島久也補訂識語鉛活字版)・種痘弁(嘉永五沼津侍医中村元敬識
語)と合→慶応二版(一八六六)経方或問と合も【補】
一八五五 安政二識語 木活字刊 喜多村直寛 屠蘇方考一冊【医学】上掲の医方淵源考と合
一八五五 安政二序 木活字刊 喜多村直寛 晋唐名医方選一〇巻【医学】京大富士川ほか蔵
一八五五 安政二識語 浅田宗伯・尾台榕堂著 続険証百問一冊【医学】九大蔵
一八五五 安政二森立之序刊 一八五六・五七 同三曲直瀬正貞序刊・同四多紀元堅跋刊 奥倉辰行 水族写真/鯛部二冊【魚介】国会伊藤ほか蔵【補】
安政四刊 奥倉辰行 水族写真説一冊【魚介】国会白井ほか蔵 上掲水族写真鯛部の付
一八五五 安政二序刊 西田耕耘 疫邪木欝説一冊【医学】京大富士川・杏雨・乾々ほか蔵
一八五五 安政二序刊 仏リセランド(リシェラン)撰 蘭エルペキュム訳 広瀬元恭(礼卿)重訳 利攝蘭度人身窮理(人身究理書)三巻三冊【医学】東大鶚
軒・東北大狩野・広島大ほか蔵 早大ほかに安政三(一八五六)版も 西医生理書【補】
里施蘭土氏菲菽碌義新書一冊【医学】乾々蔵 里施蘭土はリセランド、菲菽碌義はphysiology
一八五五 安政二序刊 汎愛主人編 素問講義(異法方宜論)一冊【医学】京大富士川・乾々蔵
一八五五 安政二序刊 岩崎左門 得眼奇談一冊【医学・広告】京大富士川ほか蔵 京烏丸の眼科医・有馬仏光の白内障手術と義眼装着の治例奇談を門人の岩崎左門が絵入で述
べた一種の広告書【補】
一八五五 安政二刊 穐叢園 朝顔譜一冊【本草】京大・東大・大森ほか蔵
一八五五 安政二刊 衛生堂宝鑑一冊【医学】大阪府石崎蔵
一八五五 安政二刊 松浦武四郎 於幾能以志(おきのいし、東西蝦夷産物便覧)一舗【物産】国会白井ほか蔵
一八五五 安政二刊 川田鴻斎 牛痘種法辨一冊【医学】順天大山崎・関大長沢蔵
一八五五 安政二刊 池内蓬輔 散花養生訓一冊【医学】国会・内藤くすり蔵 牛痘啓蒙書【補】
長者金の病ひ一紙【医事説話・錦絵】国会蔵 安政大地震の鯰絵【補】
一八五六 安政三 一月二日没(一七八三 天明三生)山本梅逸画 含羞草図一軸【本草】国会伊藤に自筆本
一八五六 安政三 三月六日没(一七八〇 安永九生)岡本信古 土陽名産志一冊【物産】国会白井蔵
一八五六 安政三 五月四日没(一八一〇 文化七生)深川元儁 客間聞記一冊【医学】乾々蔵
刊本 深川元儁 薬王水略説一冊【薬広告】京大富士川・順天大山崎蔵
一八五六 安政三 七月二十日没(一七九六 寛政八生)山崎美成 薬銘考証一冊【本草】国会白井(類聚方序註を付す)・九大蔵 一字薬名の考証【補】
一八五六 安政三 十一月五日没(一七八四 天明四生)足代弘訓 鹹草集説一冊【植物】神宮蔵
一八五六 安政三 九月~一二月(および一八五〇 嘉永三) 柴田収蔵 柴田収蔵日記【医学・日記】平凡社・東洋文庫に復刻ほか 江戸伊東玄朴塾での西医
修業と牛痘など【補】
一八五六 安政三(一八五四 嘉永七より) 投剤録一冊【史料】順天大山崎蔵
一八五六 内藤くすりに安政三写本 津田玄仙草稿 三浦道斎筆授 饗庭家秘法口訣集【医学】存上巻一冊
一八五六 国
会に安政三山本錫夫写本 畔田翠山 熊野物産初志(熊野産物志)五巻五冊【物産】国会伊藤・東大ほかにも
一八五六 国
会白井に安政三写本 山本錫夫 百鳥図賛校正一冊【動物】
一八五六 乾々に安政三写本 後世医論一冊【医学】
一八五六 凌霄に安政三写本 植物御仕法下方江申諭書一冊【植物】
一八五六 香川大神原に安政三写本 狆育様及療治一冊【獣医】
一八五六 大阪府石崎に安政三写本 向後克 傷寒論国字解【医学】太陽篇のみ存二巻
一八五六 杏雨に安政三写本 中島修一等編 自然斎方範一冊【医学】京大富士川にも察病須知・扶歇蘭度神経熱病と合写本
一八五六 慶大に安政三写本 松本秀則 千金撮揚方一冊【医学】存巻一
一八五六 内藤くすりに安政三写本 海保漁村 扁鵲倉公伝続攷一冊【医学・伝記】京大富士川ほかにも
一八五六 安政三 権田直助 医按語彙類一冊【医学】埼玉名家著述目録による
一八五六 安政三 糸田川記一冊【博物】村野蔵
一八五六 安政三 菊地蕗亭(虎太郎) 蝦夷地養生考一冊【薬物・風俗】函館に自筆本
一八五六 安政三 百々綯 金匱存疑五冊【仲景】京大に自筆本【補】
一八五六 安政三 渋谷省斎 古方本草一冊【本草】国会(手稿本)・村野蔵 万葉仮名の薬名(大同類聚方か)を本草綱目の分類で配して気味・採取を列記【補】
一八五六 安政三 北村直英 傷寒活法三巻【医学】九大蔵
一八五六 安政三写 北村直英(玄貞) 薬性類辨二巻二冊【薬物】九大・乾々・内藤くすり蔵
北村直英 感証治略一冊【医学】乾々蔵
北村直英 証治緒録一冊【医学】乾々に稿本
北村直英 方意類辨撮要一冊【薬物】京大富士川蔵
一八五六 安政三 溝部実光 卒病経験方四五冊【医学】九大蔵
刊本 溝部実光 嬰児経験方二巻二冊【医学】九大蔵
刊本 溝部実光 傷寒論繹解一〇巻一冊【医学】九大蔵 東北大狩野に原本五冊
溝部実光校 大井其馨撰 一貫舎獺祭録【薬物】九大(三冊)・東大鶚軒(溝部実光自筆一冊)・東洋藤井(一冊)蔵
一八五六 安政三 平田景順編 薬品発蒙一冊【薬物】杏雨蔵
一八五六 安政三 養生所取締一冊【記録・史料】国会旧幕蔵
一八五六 安政三 多紀元堅 女科広要五巻五冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八五六 安政三序木活刊 多紀元堅 雑病広要四〇巻【医学】木活版は巻三〇までで静岡県図葵(巻六・七欠二七冊)ほか蔵 慶大富士川に自筆稿本(巻二八・三三欠三八冊) 全巻は昭和影印本と中国活字本あり【補】
一八五六 安政三 森約之 七蝉説一冊【動物】国会に手稿本
一八五六 安政三成 森立之 枳園雑説一冊【随筆・医学】無窮織田蔵 内容は一八六五枳園叢攷と同【補】
一八五六 安政三成 百々綯 傷寒存疑二二篇四冊【仲景】京大に自筆本【補】
一八五六 安政三海保元備序 一八八五 光緒一一(明治一八)刊 森立之ら 経籍訪古志八巻【書誌・医史】巻七と八は医部 影印本も【補】
一八五六 安政三序木活刊 伊沢蘭軒述 森立之記 蘭軒医談一冊【医学】国会白井ほか蔵【補】
一八五六 安政三序 一八五九 同六刊 木村蒹葭堂著 暁鐘成編 松川半山画 蒹葭堂雑録五巻五冊【博物・随筆】国文研ほか蔵
一八五六 安政三自序刊 浅田宗伯 皇国名医伝前編三巻【医史・伝記】一八七三明治六版も新潟大藤田(上巻・中巻・下巻)ほかに→一八五〇同正編(後編)【補】
一八五六 安政三喜多村直寛序 一八五七 同四木活刊 浅田宗伯 雑病辨要二巻二冊【医学】京大富士川(上巻のみとして計三巻の画像あるが、第三巻は題箋が巻中で内題は巻下)ほか蔵 一八八一明治一
四版も
一八五六 安政三刊 服部方行 雑病補亡論一巻【医学】上掲雑病辨要の付で研医会図ほか蔵 京大富士川に写本も
一八五六 安政三自序 浅井樺園 毒箭治方一冊【医学】東大鶚軒に自筆本
一八五六 安政三序 浅井樺園編 舌診考一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八五六 安政三刊 浅井正贇(樺園) 薬性歌括一冊【薬物】楂{艸+考}蔵→一八三五・三九版同名書
一八五六 安政三自序刊 平野元良 〔軍陣備要〕救急摘方続編一冊【医学】早大ほか蔵 付各所灸法図→一八五三同正編 合二巻二冊【補】
一八五六 安政三序 飯室昌栩 虫譜図説一二巻【動物】国会ほか蔵
一八五六 安政三奥書 前田夏蔭著 岡本況斎(保孝)校 蛭飼考証一冊【本草】国会(況斎随筆一一)ほか蔵
一八五六 安政三序刊 行方水谿 採珍堂日摘三巻三冊【博物】国会・東洋岩崎・杏雨ほか蔵
一八五六 安政三序刊 山川修徳(揚庵)著 山川啓廸・毛利有尚校 熱病覈原三冊【医学】国会・京大富士川ほか蔵 慶大富士川に稿本存巻一・一冊
一八五六 安政三刊 医員三哲袖鑑一紙【名鑑・医史料】日文研宗田蔵 大坂町医の専門・住所を付記【補】
一八五六 安政三刊 花陰山人 {木+色+香}字説一冊【本草】国会白井ほか蔵
一八五六 安政三刊 小野寺将順訳 済世一方(済生一方)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 ペストの病状・診断・予防・治療ほか【補】
一八五六 安政三刊 前田利保 袖珍鑑本草綱目(本草綱目袖珍鑑)二冊【本草】国会白井ほか蔵 綱目の漢名に和名・品種などを列記【補】
一八五六 安政三刊 周郷画 種牛痘処(眼病一切の薬)一紙【医事説話・錦絵】滋賀医大河村蔵【補】
一八五六 安政三刊 河野剛 〔爾格呂黙児・羅摸黙斯氏〕舎密便覧一帖【化学】高知城歴博山内文庫ほか蔵
一八五六 安政三刊 川本衡山撰 了義・隆庵等画 雑花恠石集一巻【植物】漆山又四郎蔵
一八五六 安政三刊 飯沼慾斎 草木図説前篇二〇巻二〇冊【本草】国会伊藤ほか蔵→一八三二・六一・六二・七五草木図説【補】
一八五六 安政三刊 イペイ‐アドルフ著 広瀬元恭訳 知生論五巻首一巻【医学】西医生理書 一八五七版も慶大富士川(首巻・巻之一・二存三冊 )ほかに【補】
一八五六 安政三刊 水越佐中 帝問馬師皇脈色論一冊【獣医】乾々・麻大白井蔵
馬師皇五臓論一冊【獣医】蓬左蔵
友山重綱編 馬師皇四季口色弁治論【獣医】大阪天満宮蔵(合写の内)
一八五六 安政三刊 当時町請発行名医大輯一紙【名鑑・医史料】日文研宗田蔵 大坂町医の家紋・住所・専門を付記【補】
一八五六 安政三刊 可野亮珉(可野松濤) 蘭学独案内三巻一冊【医学・外国語】早大ほか蔵
一八五七 安政四 二月十四日没(一七九五 寛政七生)多紀元堅(字は亦柔、号は茝庭 幕医で江戸医学館を主宰) 金匱要略広要一〇冊【医学】本朝医家著
述目録による
多紀元堅 雑病名医彙論四巻二冊【医学】京大富士川蔵
多紀元堅 傷寒論国字筆札五冊【医学】乾々・内藤くすり蔵
多紀元堅講義 稲葉元熙編次 傷寒論師説撮要一冊【医学】内藤くすり蔵
多紀元堅 傷寒論綜概一冊【医学】京大富士川蔵
多紀元堅 掌記三巻一冊【医学】九大蔵
多紀元堅 証治通義二〇巻【医学】日本医学史等による
多紀元堅 水腫加言一冊【医学】京大富士川蔵
多紀元堅 水腫脚気異同辨【医学】慶大富士川蔵(乙巳随筆の内)
多紀元堅 丹波元堅集一冊【医学】乾々に自筆本
多紀元堅 無改斎随筆一冊【医学】慶大蔵
多紀元堅 名医彙論八〇巻【医学】本朝医家著述目録による
石川隆編? 存誠薬室蔵書目録一冊【医書目】東大鶚軒蔵 存誠薬室は元堅室号
一八五七 安政四 三月六日没(一七七七 安永六生)辻元崧庵(字は山松、別号は冬嶺 播磨林田藩医のち幕医) 脚気集要論一冊【医学】京大富士川に安政
四写本
辻元崧庵 淡飲質疑録一冊【医学】宮城小西蔵
一八五七 安政四 閏五月八日没(一八二九 文政十二生)小島尚真(字は抱沖、号は檉蔭 小島宝素の長男で幕医) 医籍著録二巻二冊【医学】台北故宮蔵【補】
小島尚真 座右筆記一冊(弘化三 一八四六起稿)【医学】台北故宮蔵【補】
一八五七 安政四 八月十八日没(一七八四 天明四生)池田霧渓(名は晋、字は柔行、通称は瑞仙〔二代〕 幕医で江戸医学館教授) 閑窓医談一冊【医学】
京大富士川蔵
池田霧渓 古今痘疹類篇大成五〇巻【医学】日本医学史による
池田霧渓 精選痘疹良方一巻【医学】日本医学史による
池田霧渓 治痘口訣一冊【医学】九大蔵
池田霧渓 治痘薬性全集二冊【医学】乾々蔵
池田霧渓 痘疹治験録一冊【医学】京大富士川蔵
池田霧渓 痘疹辨疑金鏡録纂註五巻【医学】日本医学史による
池田霧渓 秘伝痘疹唇舌提要【医学】乾々に二冊本と一冊本
池田霧渓 秘法痘疹唇舌試考一巻【医学】日本医学史による
一八五七 安政四没(一七八六 天明六生)吉益北洲(吉益南涯の養子で京の町医のち加賀藩医)口授 険証百問/東洞先生主剤録抜書一冊【医学】内藤くすり
蔵
吉益北洲 傷寒論三綱目一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
吉益北洲 北洲遺稿【医学】本朝医家著述目録による
一八五七 安政四稿(一八五五 安政二より) 伊藤玄意 医案一冊【医案・史料】東洋藤井蔵
一八五七 橋本忠治に安政四写本 緒方洪庵 緒方洪庵医誡一冊【医学】
一八五七 静嘉に安政四写本 阿蘭陀油取様并道具之図一冊【薬物】
一八五七 乾々に安政四写本 下曾根威遠 和蘭伝製薬秘書一冊【薬物】旧浅野・日文研宗田(和蘭伝火薬製法秘書)にも
一八五七 日文研宗田に安永四写本 塙寛度 白丹砂製煉方一冊【医学】国会白井ほかにも
一八五七 研医会図に安政四写本 伊藤斉慎 眼科経験書一冊【医学】
一八五七 研医会図安政四写本 中目道哉 眼科法相秘伝書一冊【医学】
一八五七 九大に安政四写本 開雲亭机席 秘伝眼療書一冊【医学】
榊原大膳殿秘伝眼療書【医学】内藤くすり蔵 八帰蘇呂玉眼科書と合綴
一八五七 千葉大に安政四写本 兼子元隣(政則) 産科秘術一冊【医学】内藤くすりにも
兼子元隣 兼子流産科成解(兼子産科成解)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八五七 佐賀県図蓮池鍋島に安政四写本 久納良泰等著 試業医案集【医案】合綴の内
一八五七 東北大狩野に安政四写本 小山茂寛 刀圭雑記一冊【医学】巻一のみ存
一八五七 岡山大に安政四写本 福地笏尾 大黄製造聞書(大黄製造図説)一冊【本草】
一八五七 九大に安政四写本 柘植三悦 労瘵新書三冊【医学】内藤くすりにも
一八五七 京
大富士川に安政四奥書本 懐孕口伝・小児直訣・痘疹記聞合一冊【医学】
一八五七 安政四(一八五五 安政二起稿) 小島尚絅(瞻淇) 日新録一冊【日記・史料】慶大富士川蔵【補】
森鴎外自筆 小嶋瞻淇日新録人名一冊【史料】東大鴎外蔵【補】
一八五七 安政四 秋田医道館臨試医按書一冊【医学】秋田東山蔵
一八五七 安政四 権田直助 医按語類(漢語彙)一冊【医学】無窮神習蔵
一八五七 安政四 菅原杏窓 眼科秘要一冊【医学】乾々に自筆本
一八五七 安政四 紀伊の国名物一冊【物産】石川謙蔵
一八五七 安政四 三宅春齢(董庵) 宮外妊娠経験説(子宮外孕胎経験録)一冊【医学】慶大富士川(付録共)ほか蔵 日本産科叢書(国会ほか蔵)五六に活字復刻も
一八五七 安政四 薬の通一冊【薬物】順天大山崎蔵
一八五七 安政四 小金原採薬種種扣一冊【本草】東洋岩崎蔵
一八五七 安政四 柘植竜洲(彰常) 三省堂方函一冊【医学】九大蔵
一八五七 安政四 蓑虫庵花翁 蛇品一巻【動物】日本博物学年表による
一八五七 安政四 飯沼慾斎 大黄私考一冊【本草】杏雨に稿本
一八五七 安政四 吉村与右衛門 煙草国名一冊【本草】東博蔵
一八五七 安政四 松平春嶽 百薬集一冊【薬物】福井松平蔵
一八五七 安政四 紋別御用所 幌泉郡巳年出産物積石高調書一冊【物産】道庁蔵
一八五七 安政四 村上某 琉球産物大宝恵一冊【物産】東大史料に原本
一八五七 安政四成 百々綯 素問存疑八冊【医経】京大に自筆本
一八五七 安政四自序 伊藤鳳山 難経文字攷二巻【医学】国会・京大富士川蔵
一八五七 安政四序 和漢蘭舎悪九 医者くり毛(新談/骨化医産要道偽医者栗毛)一冊【医事説話・滑稽本】慶大富士川蔵
一八五七 安政四序 英ウィリアム‐ターナー著 杉田玄瑞訳 解剖生理略論二冊【医学】日大医図内山蔵
一八五七 安政四序 一八五八 同五刊 佐藤方定(鶴城、神符満) 〔奇魂附録〕備急八薬新論三巻三冊【薬物】国会白井ほか蔵 同書翼を付す【補】
佐藤方定 〔奇魂附録〕備急八薬新論翼【薬物】備急八薬新論の付
佐藤方定 医家千字文【医学】本朝医家著述目録による
佐藤方定 医語拾遺【医学】日本医学史・本朝医家著述目録・水戸の文籍による
佐藤方定 奇視二巻【医学】国書解題による
佐藤方定 御薬考一冊【薬物】本朝医家著述目録による
佐藤方定 幸魂一〇冊【医学】本朝医家著述目録・水戸の文籍による
佐藤方定 産霊攷【医学】本朝医家著述目録・水戸の文籍による
佐藤方定 衆病古名攷三巻【医学】本朝医家著述目録による
佐藤方定 術魂(神鍼方)二巻【医学】本朝医家著述目録等による
佐藤方定 神伝腹証論【医学】日本医学史による
佐藤方定 神伝脈論一巻【医学】本朝医家著述目録による
佐藤方定 神方経験【医学】日本医学史による
佐藤方定 宗原医談一巻【医学】本朝医家著述目録による
佐藤方定 標註本朝食鑑一一巻【医学】日本医学史による
佐藤方定 八千種【医学】本朝医家著述目録による
佐藤方定 鎧之袖一冊【医学】金創治方 本朝医家著述目録等による
一八五七 安政四跋(一八三三 天保四~) 森立之 〔神農〕本草経攷注一八巻一九冊【本草】台北故宮・杏雨蔵 慶大富士川に自筆二冊本【補】
一八五七 安政四識語 緒方洪庵抄訳 扶氏医戒之略(扶氏医戒十二章)【医学】内藤くすり蔵【補】
一八五七 安政四稿 森立之 医心方筆記残七巻一冊【医学】松本一男?蔵【補】
一八五七 安政四稿 一八七四 明治七刊 森立之編 伊沢蘭軒 蘭軒遺稿二巻一冊【医学】内藤くすり蔵 慶大富士川に稿本二冊
一八五七 安政四木活字刊 森約之 周尺説一冊【度量衡】京大・慶大斯道・早大ほか蔵【補】
一八五七 安政四序刊 蘿藦舡人 救急撮要方一冊【医学】国会白井ほか蔵 安政五版も 救急の家庭療法【補】
一八五七 安政四序刊 蘭モール/アンソニー著 広瀬元恭訳 西医脈鑑二巻付録一巻三冊【医学】九大・京大富士川・東大ほか蔵
一八五七 安政四序刊 江馬天江訳 青囊珍珠三巻三冊【医学】千葉大ほか蔵 一八六〇版も 蘭方書で一部に漢薬【補】
一八五七 安政四序刊 山田貞順(足守藩医)編 内服同功初編【医学】→一八六〇同二編(杉生鼎編) 共二編二冊(京大富士川ほか蔵)
一八五七 安政四自序刊 堀内適斎(名は淳、字は忠亮 米沢藩医) 医家必携(袖珍洋方薬物学)三巻三冊【医学】市立米沢図ほか蔵
一八五七 安政四 二月刊 一光斎芳盛画(歌川芳盛) 梅・犬張子・春駒一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八五七 安政四 二月刊 一光斎芳盛画 鍾馗一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八五七 安政四 二月刊 一光斎芳盛画 桃太郎一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八五七 安政四刊 一光斎芳盛画 獅子舞一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
江戸刊 国芳 桃太郎一紙【医事説話・赤絵】内藤くすりほか蔵 疱瘡絵【補】
一八五七 安政四刊 二代歌川国貞画 医者奈須玄伯等二紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵 豊国芳年東錦絵の内【補】
一八五七 安政四刊 二代歌川国貞画 奈須玄伯/土佐修理之助一紙【医事説話・錦絵】早大蔵【補】
一八五七 安政四刊 権田直助 医のひとこと(くすしの一言)一冊【医学・国学】埼玉県図ほか蔵
一八五七 安政四頃木活字刊 権田直助 西洋医説辨二巻二冊【医学】埼玉県図蔵【補】
一八五七 安政四刊 朝顔花合一括【本草】国会白井ほか蔵 一八四八・四九・六〇・六四等にも 同種のもの朝顔・朝顔花会等の題名で諸所にあり
一八五七 安政四刊 池田全安 牛痘非正痘論一冊【医学】順天大山崎蔵
一八五七 安政四刊 緒方洪庵訳 虎狼痢治準一冊【医学】京大富士川ほか蔵 慶大富士川ほかに一八五八跋版も
一八五七 安政四刊 戸田寿昌 石黒通玄等 皇和真影本草【本草】国会白井(折本存二帖)ほか蔵
戸田寿昌補 大窪昌章編 禾本類真影図一冊【植物】大東急蔵
戸田寿昌補 大窪昌章著 〔大窪翁〕写生図説五冊【本草】大東急に明治写本 植物・種子・薬品類・動物・貝類
〔大窪戸田〕草木雑記一冊【本草】国会伊藤蔵
一八五七 安政四刊 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 新宮凉民等訳 小児全書六巻六冊【医学】九大・九大富士川・岡山大ほか蔵 巻一~三内病部・巻
四~六外病部
一八五七 安政四刊 田宮尚施編 施治擥要一二巻首一巻九冊【医学】鹿児島大玉里・慶大富士川(下之一欠八冊)・東大鶚軒ほか蔵
一八五七 安政四刊 仏マヨル‐マッチアス著 蘭セ-ハン-デル-ポスト訳 杉田玄端重訳 民間内外科要法六巻六冊【医学】岡山大・九大・広島大ほか蔵
一八五七 安政四刊 当時町請発行名医大輯一紙【名鑑・医史料】九大蔵 同名の安政三版と同系ならば大坂町医の一覧表【補】
一八五七 安政四刊 上兼養明 〔秘法日用〕養生訓一冊【医学】京大富士・早大蔵
一八五八 安政四 十一月十八日没(一八〇一 享和元生)賀来佐之(シーボルトに学んだ備前島原藩医)編 矢乙孛児杜方府二巻一冊【医学】京大富士川蔵
(方亭藤井先生方府を付す)
一八五八 安政四 十二月二十日没(一七九八 寛政十生)森田千庵(名は徳盛・守古 越後国蒲原郡加茂の蘭方町医でシーボルトにも師事という) 見聞雑録
一冊【医学】九大蔵
森田千庵 国医考一冊【医学】新潟大森田蔵【補】
森田千庵 産辯四冊【医学】新潟大森田蔵【補】
*新潟大で森田千庵旧蔵書の目錄と画像公開
森田千庵 天花辨一冊【医学】静嘉に稿本 痘瘡編・麻疹編
一八五八 安政五 三月八日没(一七九七 寛政九生)大原幽学(名は実証、号は幽学、通称は左門 下総香取郡長部村で農民を指導) 血色口伝一巻【医学】
大原幽学全集に活字復刻
一八五八 安政五 六月十四日没(一八〇九 文化六生)曲直瀬正貞(号は楓簷・欇庵 幕医で本草家) 花卉彙編一冊【植物】国会伊藤蔵
曲直瀬正貞編 群芳写真別輯一冊【本草】国会伊藤蔵
曲直瀬正貞 五十七卉考一冊【本草】国会伊藤蔵(曲直瀬愛写)
曲直瀬正貞 雑草譜二冊【本草】内閣に稿本
欇庵(聶庵) 奇卉漫録一冊【本草】東北大狩野に慶応三(一八六七)の原本?
聶庵 天産画譜一冊【動物】岩瀬蔵
曲直瀬正貞 欇庵遺稿(聶菴遺稿)一冊【医学】京大富士川に自筆本 曲直瀬正貞を曲直瀬正員と著録するのは誤字【補】
一八五八 安政五 七月九日没(一八〇七 文化四生)福田金塘(名は復、字は徳本 暦算家で幕府司天台師範代) 医方算法【医学】大阪名家著述目録による
一八五八 安政五 八月二十一日没(一七九二 寛政四生)上田雍洲(名は希貞、字は守真 河内道明寺村の町医) 天然痘試験一巻【医学】大阪名家著述目録
による
一八五八 安政五 八月二十九日没(一八〇五 文化二生)渋江抽斎(
名は全善、字は道純 弘前藩医で考証医学者) 素問識小【医学】近世漢学者著述目録大成による
渋江抽斎 本草雑考一冊【本草】東博蔵
一八五八 安政五 九月六日没(一七九七 寛政九生)歌川広重一世 魚撰一冊【魚介】本草書目による
刊本 歌川広重一世画 大日本物産図会一冊【物産・漁業史・錦絵】国文研蔵
一八五八 安政五 九月十日没(一七九六 寛政八生)鈴木其一(名は元長、字は子淵 絵師) 百蝶図一巻【動物】本草書目による
一八五八 安政五 九月二十七日没(一七九一 寛政三生)鹿持雅澄(号は古義軒など 国学者で土佐藩校教授館師範) 万葉集品物図絵三冊【博物】国会(自筆稿本)ほか蔵 万葉集古義の内
一八五八 安政五前(一八四九 嘉永二後) 柏木吉三郎 信州採薬鏡【薬物】国会白井・東洋岩崎蔵の各一冊は泣き別れ本で腊葉の貼付痕多数 生活文化史七一号(二〇一七)の平野恵論文
による【補】
一八五八 金沢市加越能に安政五写本 榊原守典 アジヤコレラを避る薬方等一冊【医学】暴瀉
一八五八 慶
大富士川に安政五写本 虎狼痢用心記一冊【医学】暴瀉
一八五八 京
大富士川に安政五写本 奥広孝編 痧病類記(痧病類編)【医学】痧脹玉衡抜萃・今時医談熱癇略鈔・張氏医通巻九下と合二冊
一八五八 東大鶚軒に安政五写本 金子清潤 雑病方位未定稿一冊【医学】浅田宗伯遺書
一八五八 慶
大富士川に安政五写本 就新必斉一冊【医学】
一八五八 日比谷加賀に安政五其淵写本 傷寒論図解一冊【医学】
一八五八 杏雨に安政五藤浪龍徳(錦谷)写本 本城義軒 鍼法伝授一冊【鍼灸】【補】
藤浪錦谷(名は積善、字は天祐) 鍼灸秘授一冊【鍼灸】杏雨蔵【補】
本城義軒 鍼書一冊【鍼灸】九大蔵
一八五八 日比谷加賀に安政五写本 草樹纂摘録一冊【植物】
一八五八 東大に安政五写本 台州方函一冊【薬物】
一八五八 杏雨に安政五写本 堀直格 大明一統志摘録/物産部一冊【物産】
一八五八 研医会図に安政五市川子定(立斎)写本 知新斎鍼法経穴(鍼法経穴)一冊【鍼灸】
一八五八 順天大山崎に安政五写本 太宰恵廸(正賢) 外様外科永規程之事一冊【医学】
一八五八 東北大狩野に安政五写本 斎藤三益・小林雄問 尾台榕堂答 榕堂翁療難指示二巻一冊【医学】早大・京大富士川ほかにも
一八五八 安政五 田原陶猗 宇藩出産考五巻六冊【本草】鹿児島・杏雨(巻三欠)・大東急蔵
一八五八 安政五 田原明章(陶猗) 宇和島出産考一冊【物産】愛媛伊予史・小野武夫(西園寺源透蔵本写)・西園寺源透(原本)蔵
一八五八 安政五 北村広達 疫瀉理例一冊【医学】乾々に稿本
一八五八 安政五 ポンペ 志筑龍太郎・ 西慶太郎和解 和蘭医官より公儀江書上相成候書写一冊【医学史料】大阪歴博羽間 長崎奉行宛
一八五八 安政五 和蘭六百薬品図七冊【薬物】国会(合四冊)・岩瀬蔵 ヲスカムプ目録を付し、彩色薬草図に漢名・和名を記す 書末に安政五山本錫夫識語
【補】
一八五八 安政五 硝子製造場事一冊【化学】萩毛利家蔵(戊午以来内密伝献の付録)
一八五八 安政五 大工原宗武 金属鍍着法一冊【化学】竜野蔵
一八五八 安政五 荒川昇之助 源頼功 外科摘用一冊【医学】乾々蔵
一八五八 安政五 虎狼痢雑話一冊【医学】東大史料蔵
一八五八 安政五 今城脩道 痧脹発揮論一冊【医学】乾々蔵
一八五八 安政五 安部正臣 禳疫論一冊【医学】東北大蔵
一八五八 安政五 傷寒論辨正字解三巻三冊【医学】杏雨に丸山条盈写本
一八五八 安政五 伊藤玄鑑 傷寒論要集一冊【医学】山口蔵
一八五八 安政五 柳川春三 除痘約論【医学】新撰洋学年表による
一八五八 安政五 楠正直 続済生三方三巻一冊【医学】杏雨に手稿本→一八四九済生三方
楠正直 傷寒論徴実【医学】内藤くすり・和歌山大紀州藩蔵
一八五八 安政五 三浦道斎 饗庭家遺教素問難経記一冊【医学】乾々に自筆本
一八五八 安政五 三浦道斎 伝素難経記草稿一冊【医学】乾々に自筆本
一八五八 安政五 豊田定高 多識図譜五巻五冊【本草】島原蔵
一八五八 安政五 松風軒 猫録草稿【動物】東北大狩野蔵(鼠考下、一冊)
一八五八 安政五 内田貞述 防疫貴目一冊【医学】慶大石黒に明治一二(一八七九)写本
一八五八 安政五 吉益北洲 北洲先生金匱要略口授一冊【医学】九大・茨城大菅蔵
一八五八 安政五 佐藤尚寿 穆氏格列羅病治験一冊【医学】乾々蔵
一八五八 安政五 山本錫夫 野山草木通志二巻一冊【植物】国会白井蔵
一八五八 安政五 権藤鈴川 遼豚漫筆一冊【医学】慶大富士川(稿本)・東大鶚軒蔵
権藤鈴川 病間漫筆一巻【医学・随筆】日本医学史による【補】
権藤鈴川 傷寒論自序纂註一冊【医学】京大富士川蔵
権藤佶 傷寒論序文考(傷寒論自序考)一冊【医学】京大富士川蔵
権藤佶 傷寒論品註標箋六冊【医学】東北大狩野蔵
一八五八 安政五 〔安政五年秋流行病治方〕一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
一八五八 安政五 森立之講 温疫論剳記【医学】杏雨(一冊本)・研医会図(二冊本)・九大(一冊本)蔵【補】
一八五八 安政五 九月十三日序 森立之 霍乱古方論抜萃一冊【医学】石原明旧蔵【補】
一八五八 安政五成 山田業広 金匱要略集注三巻五冊【医学】北京・中医科学院蔵 一九八四影印【補】
一八五八 安政五成 百々綯 霊枢存疑八一篇一二冊【医経】京大に自筆本【補】
一八五八 安政五自序 一八六〇 万延元刊 柳田凌雲 医学小階遠西医方要略二冊【医学】慶大富士川(巻下存)・東大ほか蔵
一八五八 安政五堀直虎序 堀直登 海幸鈔一冊【魚介】無窮神習蔵
一八五八 安政五序 一八五九 同六刊 西村広休 小品考一冊【博物】龍谷大ほか蔵
一八五八 安政五序 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン撰 華‐亜‐祓介訳 大庭雪斎重訳 体液究理分離則二冊【医学】佐賀大鍋島蔵
大庭雪斎訳 〔民家必用〕遠西医療手引二巻一冊【医学】京大富士川蔵
一八五八 安政五奥書 権田直助 古医方経験略二巻二冊【医学】乾々(自筆)・東博・神宮ほか蔵
一八五八 安政五自序刊 山東京山著 歌川広重一世画 〔無病長寿〕養生手引草二巻一冊【医学】国会白井ほか蔵
江戸後期刊 山東京山述 歌川豊国画 安産湯一紙【医事説話・広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
江戸後期刊 山東京山述 歌川豊国画 〔広告御薬烟草〕一紙【医事説話・広告・錦絵】千葉大蔵【補】
江戸後期刊 宮城・上西潤益 歌川豊国画 〔家伝秘方〕金生丹一紙【薬広告・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
江戸後期刊 歌川豊国画 団扇〔歯磨きをする婦人〕一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八五八 安政五序刊 長尾全庵 告病傷寒温疫家説一冊【医学】早大ほか蔵
一八五八 安政五序刊 行方水谿編 品物類聚七巻七冊【博物】国会・教大(巻三欠六冊)・東大蔵
一八五八 安政五跋刊 丹波修治等編 本草真影【本草】国会伊藤に巻一~三手稿本三冊 版本は巻一一(印葉図に和名を木活字朱印)のみ一冊(国会ほか蔵)
一八五八 安政五刊(一八三五 天保六より毎年出版) 独ビスコフ著 伊東玄朴訳 医療正始付医院類案二四巻八冊【医学】東大医ほか蔵 I. R. Bischoff実地医学基礎のオランダ訳本(一八二六~二八)による【補】
箕作阮甫訳(初編) 青木周弼訳(二・三編) 毘斯骨夫(ビスコフ、ビショップ)著 医院類案(活人円機誘導篇)三巻一冊【医学】上掲医療
正始の付 京大富士川に写本
毘斯骨夫痢疾篇一冊【医学】東大鶚軒蔵
毘斯骨夫痢病篇草稿一冊【医学】京大富士川蔵
毘私骨夫痢病論【医学】金沢図蒼竜蔵(合写の内)
毘斯骨夫熱病治験抄書一冊【医学】家政学院大江蔵
一八五八 安政五 八月刊 疫癘の神一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵 加藤清正の手形・絵図および素戔嗚尊・菅相丞(菅原道真)の和歌でコレラを予防・退治【補】
一八五八 安政五 八月刊 時疫予防法(これらようじんほふ)一紙【医学】順天大山崎蔵
一八五八 安政五 八月刊 一寿斎芳員画 諸神の加護によりて良薬悪病を退治す二紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八五八 安政五 八月刊 応需 整軒玄魚画 白沢之図一紙【医事説話・錦絵】ボストン美術館・江戸東京博物館ほか蔵 白沢は瘟邪(コレラ)を避くという【補】
一八五八 安政五 八月刊 流行コレラ病を煩ハぬ様前方より手当の仕方一紙【医学】日大医図蔵【補】
一八五八 安政五 八月刊 甘泉堂岩瀬氏 (はやりやまひ)流行時疫/異国名コレラ一紙【医学】内藤くすり蔵 フランス船医者の相伝という【補】
一八五八 安政五 九月刊 金屯道人(仮名垣魯文)編 安政箇労痢流行記(安政午秋頃痢流行記、転寝の遊目)一冊【医事説話・災異】国文研ほか蔵 錦絵など絵図多し 書末の図と詞書は同年八月の白沢之図一紙を模倣【補】
一八五八 安政五 九月刊 男女死出廼旅路帳一帖【史料・記録】順天大山崎・日比谷東京蔵 同年八月一日より九月一四日まで江戸のコレラ死者を二三万八八
三二人と極端に誇張 浅田宗伯の橘黄年譜では四万人ほど【補】
一八五八 安政五 九月刊 流行病追討戯軍記一紙【医事説話】内藤くすり蔵 狐狼利疫病守らと施薬虎之助頭諸人為成らの絵図入り合戦【補】
一八五八 安政五 九月刊 歌川国芳画 流行病妙薬奇験二紙【医事説話・錦絵】江戸東京博ほか蔵【補】
一八五八 安政五 一二月刊 歌川芳幾画 芋喰僧正魚説法二紙【医事説話・錦絵】漫画資料館ほか蔵 国文研に安政六改印も【補】
一八五八 安政五 山田業広 安政戊午疫癘記【医学】【補】
一八五八 安政五自識 一八七四 明治七刊 新宮凉閣 北邪新論一冊【西医】京都府医大蔵【補】
一八五八 安政五刊 梅谷恒心・梅谷慊堂 印度霍乱説(印度霍乱考)一冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵
一八五八 安政五刊 丸山簡斎 午秋流行寒疫辨一冊【医学】東北大狩野蔵
一八五八 安政五刊 善亭陳人述 (疫癘)ゑきれいよけ一紙【医事説話】順天大山崎蔵【補】
一八五八 安政五?刊 三浦太郎左衛門述 (疫癘)ゑきれいよけ一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八五八 安政五?刊 ゑきれいりやうぢの奇法一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八五八 安政五刊 天由 江戸花鳥暦一冊【生物】村野蔵
一八五八 安政五刊 頃は安政五年三月廿二日一紙【医事説話】千葉大蔵【補】
一八五八 安政五刊 寧寿堂主人 コレラ病用薬度量略記一冊【医学】竜谷・順天大山崎蔵
一八五八 安政五木活字刊 新宮凉民・大村恭(字謙卿、号春城、通称達吉)・新宮凉閣訳 コレラ病論二巻二冊【医学】滋賀医大河村ほか蔵 ドイツG.F.Most医学韻府オランダ訳本(一八三五)等から摘訳【補】
一八五八 安政五刊 田宮尚施 (ころり)暴病管見一冊【史料】宮書・香川大神原・慶大富士川ほか蔵
一八五八 安政五刊 松本重文 サンコロリ実験説一冊【医案】国会伊藤ほか蔵 西医の医案【補】
一八五八 安政五?刊 はやり病三日ころりのまじない一紙【医学・俗信】内藤くすりほか蔵 四神絵を家の四方に貼るコレラ予防【補】
一八五八 安政五刊 芳香散かわら版一紙【医事説話・戯作】日文研宗田ほか蔵 幕府のコレラ予防触令に推奨の芳香散に因み、武鑑形式で狐狼狸家本国無闇、安政五年家督
狐狼狸行之守死安ともじり、芳香散薬味を家系的に記す【補】
しんぱん邪気はらい一紙【医事説話・戯作】千葉大ほか蔵【補】
一八五八 安政五?刊 東水堂主人誌 通神鳥(つかみどり)二紙綴【医事説話・錦絵・災異】内藤くすり・順天大山崎蔵 コレラ流行で一儲けした職を風刺したコラージュ鳥、頭を火葬場の男、胸を僧侶、
胴を賽銭箱、尻尾を薬屋などで構成【補】
一八五八 安政五?刊 募転疫払除(つのるころりえきのせきとめ)一冊【医事説話・戯作常磐津】杏雨蔵 常磐津を常嫌津ともじって妻泣太夫・死去太夫と
し、囃子は木魚【補】
一八五八 安政五刊 長松文忠 天行病論一冊【医学】京大富士川・岩瀬・内藤くすりほか蔵
一八五八 安政五刊 平安某施薬 (とんころりびやう)頓斃病予防薬一紙【薬広告】内藤くすり蔵 オランダ伝来香竄醋の広告引札【補】
一八五八 安政五?刊 〔おしね青蔵〕道行未来ヘころり寐一冊【医事説話・戯作浄瑠璃・歌謡】東博・阪大・乾々蔵 義太夫名に死本佃太夫・死本築地太夫とコレラ発生地をもじり、版元を(賽の)河原町とする
【補】
一八五八 安政五?刊 野咲急画 厄はらひ一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵 コレラ流行で多忙と暇な職の東西番付【補】
一八五八 安政五?刊 〔銭沢山/道楽寺〕難病除御祈祷和讃一紙【医事説話・錦絵】東大史料蔵 風刺画【補】
一八五八 安政五刊 江口道節 流行病心得草一冊【医学】順天大山崎蔵
一八五八 安政五刊 独プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 蘭・ダヒット-ハン-ゲッセル訂 新宮凉庭訳 新宮凉閣校訂 解体則八巻八冊【医学】京都府医大ほか蔵
一八五八 安政五刊 蘭ポンペ著 八木稲平訳 散花小言【医学】薩藩刊書目録による 牛痘書【補】
一八五八 安政五刊 池田霧渓 種痘辨義一冊【医学】国会ほか蔵
一八五八 安政五刊 英Hobson
Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 西医略論三巻四冊【西医】国文研・京大富士川ほか蔵 三宅艮斎蔵版で清版に基づく漢籍 一八七四版も【補】
一八五八 安政五刊 歌川房種画 麻疹軽くする法二紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八五八 安政五刊 フーフェランド著 ハーゲマン訳 山本致美重訳 扶氏診断三巻三冊【医学】東大医ほか蔵 一八七二版も
扶氏脈候秘訣一冊【医学】九大蔵
扶歇蘭度診則【医学】西洋学家訳述目録による
扶歇蘭土徴候論一冊【医学】研医会図・酒田光丘・内藤くすり蔵
一八五八 安政五刊 津田淳三訳 脈論一冊【医学】京大富士川ほか蔵 西医の脈診【補】
一八五八 安政五後 水谷民彦 名古屋安政五年痧病之記一冊【医史】乾々に稿本
一八五九 安政六 一月二十一日没(一八一四 文化十一生)三宅董庵(名は春齢、字は八千 芸州藩医) 引痘心得歌一冊【医学】日本医学史・芸備郷土誌目
録による
三宅董庵著 子宮外孕胎群疑録一冊【医学】千葉大蔵(子宮外孕胎経験録と合写)
三宅董庵輯 傷寒論家説四冊【医学】千葉大蔵
一八五九 安政六 二月十九日没(一八一七 文化十四生)杉田成卿(名は信、号は梅里など 玄白の孫で若狭小浜藩医のち幕府蕃書調所教授) 解剖刀式一冊
【医学】本朝医家著述目録による
杉田成卿 謨斯篤牛痘説一巻【医学】日本医学史による
杉田成卿 養生法【医学】本朝医家著述目録による
一八五九 安政六 六月十八日没(一七九二 寛政四生)畔田翠山(名は伴存 紀伊和歌山藩医で本草学者) 梅の記一冊【植物】日比谷加賀蔵
畔田翠山 蝦図一冊【魚介】杏雨に自筆本
畔田翠山 和蘭介図一冊【魚介】杏雨に稿本
刊本 畔田翠山 花卉百種一冊【植物】岩瀬・杏雨・神宮
畔田翠山 〔紫藤園〕介図一冊【本草】杏雨に自筆本
畔田翠山 〔紫藤園〕蟹図一冊【本草】杏雨に自筆本
畔田翠山 紫藤園獣譜一冊【動物】杏雨に手稿本
畔田翠山 〔紫藤園〕虫図一冊【生物】杏雨に手稿本
畔田翠山 花品一帖【本草】杏雨に自筆稿本
畔田翠山 介志(介志介図)一〇巻一〇冊【本草】国会(明治二三写五冊)ほか蔵
畔田翠山 介譜【本草】日本博物学年表による
畔田翠山 海藻譜一冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 海鯊図一冊【魚介】杏雨に手稿本
畔田翠山 漢渡諸物図一冊【植物】杏雨に手稿本
畔田翠山 紀伊草木通志二冊【本草】本朝医家著述目録による
畔田翠山 救荒本草紀聞一四巻二冊【本草】国会白井に自筆稿本
畔田翠山 救荒本草注疏一巻【本草】本朝医家著述目録による
畔田翠山 魚図一冊【魚介】本朝医家著述目録による
畔田翠山 菌果図【本草】本朝医家著述目録による
畔田翠山 熊野草木図一冊【本草】杏雨に稿本
畔田翠山 卉木譜一帖【本草】杏雨に自筆稿本
畔田翠山 魚譜三巻三冊【魚介】杏雨に手稿本(日東魚譜を付す)
畔田翠山 禽図一冊【動物】杏雨に稿本
畔田翠山 詩経名物辨解記聞【本草】杏雨(手稿本、上巻一冊)・神宮(一冊)蔵
畔田翠山 獣鳥譜一巻【動物】本朝医家著述目録等による
畔田翠山 水禽一冊【動物】杏雨に手稿本
畔田翠山 草木花図一冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 草木写真帖三冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 草木図三冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 大和本草註疏六巻付録一巻諸品図一巻四冊【本草】東博(明治写)・杏雨(東博蔵本写八冊)蔵
畔田翠山 立山草木志【本草】内閣に自筆稿本(上巻のみ一冊)
畔田翠山 日光草木図一冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 閩書南山志記聞二巻一冊【本草】杏雨に手稿本
畔田翠山 北越卉牒二冊【博物】村野に自筆本
畔田翠山 北越物産録一冊【物産】杏雨に手稿本
畔田翠山 本草綱目異名疏四巻【本草】本朝医家著述目録による
畔田翠山 本草綱目注疏四八巻【本草】本朝医家著述目録による
畔田翠山 綱目註疏【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
畔田翠山 六百介図一冊【魚介】杏雨に手稿本
畔田翠山 六百介品一冊【魚介】杏雨に手稿本
畔田翠山 野山草木通志二冊【本草】内閣(自筆稿本)・岩瀬(鳥獣虫魚鉱物を付す)・杏雨(手稿本)ほか蔵
一八五九 安政六 八月十二日没(生年未詳)奥倉辰行(号は魚仙 江戸神田多町の青物商)画 魚仙水族写真二冊【魚介】内閣蔵
奥倉辰行 水族四帖【魚介】国会伊藤に手稿本
奥倉辰行 本草魚類正譌全図一冊【本草】国会伊藤に手稿本
一八五九 安政六 八月十二日没(一七九六 寛政八生)中村元敬(沼津藩医) 刊本 医務一冊【医学】京大富士川ほか蔵
中村元敬輯 傷寒論用字集解一冊【医学】内藤くすり蔵
中村元敬 白山先生膏方録一冊【医学】乾々蔵
一八五九 安政六(一八〇七 文化四から) 立会湯治願并御医者為修行御暇願四冊【記録・史料】岡山大蔵
一八五九 安政六刊(一八四八 嘉永元から) 前田利保 本草通串九四巻五六冊【本草】研医会図ほか蔵
一八五九 安政六 八月十八日没(一八〇〇 寛政十二生)前田利保(字は伯衡、号は万香亭・弁物舎主人など 越中富山藩主前田家十代で本草学者) 異獣私
考一冊【動物】金沢市加越能蔵
前田利保 甘草考一冊【本草】国学者伝記集成・諸大名の学術と文芸の研究による
前田利保 救荒野譜一冊【本草】杏雨蔵 正徳五(一七一五)以来計四回和刻された明の救荒本草に付録の明・王盤の救荒野譜を前田利保が筆写
した可能性あり とすれば漢籍【補】
前田利保 草物語【本草】諸大名の学術と文芸の研究による
前田利保 草花写生【植物】国学者伝記集成・諸大名の学術と文芸の研究による
前田利保 啓蒙鳥譜五冊【動物】本草書目による
前田利保 綱目袖珍鑑【本草】国学者伝記集成・諸大名の学術と文芸の研究による
前田利保 神農本経大成【本草】国学者伝記集成による
前田利保 水畜綱目(小畜綱目)一冊【魚介・本草】国会白井蔵
前田利保 西洋林娜斯本草喬木加蔑児利亜訳一冊【本草】諸大名の学術と文芸の研究による 林娜斯・林奶私はラテン語のLinnaeus(リ
ンネ)
林奶私嚥乳動物篇一冊【動物】鹿児島大玉里蔵
林烏斯(リニウス) 原著 江戸末訳 リニウス本草書(林氏本草書)巻二七~三二存八冊【本草】研医会図蔵
前田利保 竹麻図説【本草】国学者伝記集成による
前田利保 棠棣図説【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
前田利保 二奇品説【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
前田利保 万香亭花譜【植物】国学者伝記集成等による
前田利保 物品随録【博物】国学者伝記集成等による
前田利保 補正啓蒙介譜図解一冊【魚介】杏雨蔵→一八四一啓蒙介譜図解
前田利保 本草学の事【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
前田利保 本草綱目贅言【本草】国学者伝記集成等による
前田利保 本草集成【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
前田利保 本草小録一冊【本草】杏雨蔵
前田利保 本草大疏【本草】国学者伝記集成等による
刊本 前田利保 本草徴解一冊【本草】国会白井ほか蔵
前田利保 蘭説直見【本草】諸大名の学術と文芸の研究等による
前田利保 蘭説直見或問【本草】国学者伝記集成等による
一八五九 安政六 八月二十二日没(一八一八 文政元生)吉木蘭斎(津和野藩医で藩校養老館の蘭学教授)訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 牛痘論
一冊【医学】研医会図蔵
一八五九 安政六 八月二十三日没(一七九一 寛政三生)難波立愿(名は経恭、字は子敬、号は抱節・鳩窠など、通称は立愿 吉益南涯・華岡鹿城らに学んだ
備前金川の町医) 産科記聞一冊【医学】正宗文庫蔵
難波立愿 胎産新書【医学】京大富士川(一冊)・乾々(四冊)・正宗文庫(九冊)ほか蔵
難波立愿 抱節医言抜萃一冊【医学】無窮平沼蔵
一八五九 安政六 八月二十四日没(一七八八 天明八生)鶴峯戊申(字は世霊など、号は皐舎など 蘭学にも通じた国学者で晩年は水戸藩士で和書編集所につ
とめた) 牛痘の辨一冊【医学】東北大蔵(鶴峯戊申草稿一〇)
一八五九 安政六 八月二十四日没(一八〇五 文化二生)吉田高憲(名は高憲、号は雀巣庵、通称は平九郎 尾張藩士で本草学者) 魚譜一冊【魚介】国会伊藤に
自筆本
吉田高憲 雀巣庵介品一冊【魚介】国会伊藤蔵
吉田高憲 雀巣庵禽譜一冊【動物】東大蔵
吉田高憲 雀巣菴虫譜一冊【動物】杏雨に稿本
吉田高憲 蜻蜒譜一冊【動物】東大蔵
吉田高憲画 〔尾張吉田雀巣庵主人遺稿〕草木写生図一冊【本草】東大蔵
吉田高憲 虫譜二冊【動物】国会伊藤ほか蔵
吉田高憲 水谷虫譜一冊【動物】岩瀬に文久二(一八六二)山本錫夫写本【補】
吉田高憲 〔吉田平九郎雀巣庵〕物殊品名二巻二冊【博物】国会・国会白井蔵
吉田高憲 吉田平九郎先生介譜一冊【魚介】国会伊藤蔵
一八五九 安政六 九月十七日没(一八〇〇 寛政十二生)林復斎(名は韑、字は弼中 幕儒で大学頭) 蕉譜一六巻二冊【植物】東大史料蔵
一八五九 安政六 十月七日没(一八三四 天保五生)橋本左内(名は綱紀、号は景岳 大坂で緒方洪庵・杉田成卿に蘭方を学び越前福井藩医 安政大獄で斬
首) 調薬処方【薬物】福井松平家蔵(為政大要・明通館職制・回天詩史と合一冊) 橋本景岳全集下に活字復刻
一八五九 安政六 十一月二十七日没(一七七八 安永七生)山本亡羊(名は世孺、字は仲直 小野蘭山に学んだ京の町医・本草学者)編 和田東郭著 含章斎
医事雑談一冊【医学】京
大富士川(洛医彙講と合)ほか蔵
山本亡羊口授 山本錫夫録 過庭紀聞三巻六冊【医学】京大・岩瀬(三冊)・杏雨(昭和一〇岩瀬蔵本写)ほか蔵
山本亡羊 穴法捷経一冊【鍼灸】岩瀬蔵
山本亡羊・宇田川榕庵・西村広業 〔田上丹後久多比良鷲峰山〕採薬記一冊【本草】村野蔵
山本亡羊 莎草類写生一冊【植物】岩瀬(自筆)・杏雨(同上写二冊)蔵
山本亡羊 雑草譜一三冊【本草】岩瀬蔵
山本亡羊 指侫草ノ記一冊【本草】国会白井蔵
山本亡羊 詩経名物釈義一冊【本草】岩瀬蔵
山本亡羊 資生花木考/擬上書一冊【植物】岩瀬蔵(朱記資生花木考)
試験方四冊【薬物】岩瀬に山本亡羊加筆本【補】
山本亡羊門人編 草木写生図一冊【本草】国会蔵
山本亡羊述 山本錫夫記 秘伝花鏡記聞二巻【本草】東博(文政~天保写)・杏雨(文政写)・内藤くすり蔵
山本亡羊 忘箄窃記三八冊【本草】岩瀬蔵
山本亡羊 本草目録一冊【薬史】岩瀬蔵
山本亡羊 山城採薬記一冊【本草】杏雨・楂{艸+考}に文久二(一八六二)写本
山本亡羊 山本亡羊採薬目録(山城之部)一冊【史料】国会に元治元(一八六四)写本
山本亡羊述 山本錫夫記 大和本草記聞(大和本草紀聞)【本草】宮書(二冊)・大森(大和本草一〇冊)・陽明(七巻七冊)ほか蔵
蘭山亡羊/トトネウス題名一冊【本草】岩瀬蔵
山本読書室 介品獣品一帖【本草】岩瀬蔵
山本読書室 花卉写生一軸【植物】岩瀬蔵
刊本 山本読書室 禽品四帖【動物】岩瀬蔵
山本読書室 魚品八冊【魚介】岩瀬蔵
山本読書室 魚類写生一冊【魚介】岩瀬蔵
山本読書室 魚類写生図二冊【魚介】岩瀬蔵
山本読書室 山草譜(山本亡羊本草図譜)八冊【本草】岩瀬・杏雨(同上写一冊)蔵
山本読書室 雑品一帖【本草】岩瀬蔵
山本読書室 湿草譜【植物】岩瀬に稿本六冊と自筆稿本七冊
山本読書室 写生雑図一軸【動物】岩瀬蔵
山本読書室 獣品一巻【動物】岩瀬蔵(介品獣品の内)
山本読書室 獣類写生一軸【動物】岩瀬蔵
刊本 山本読書室 蕈品一冊【植物】岩瀬蔵
山本読書室 虫品二帖【動物】岩瀬蔵
山本読書室 鳥獣写生図一冊【動物】岩瀬蔵
山本読書室 鳥譜七冊【動物】岩瀬に稿本
山本読書室 鳥類写生二軸【動物】岩瀬蔵
山本読書室 読書室随筆一冊【随筆・史料】岩瀬蔵
山本読書室 百鳥写真三冊【動物】岩瀬蔵
山本読書室 大和紀聞二冊【本草】岩瀬蔵 書名は大和本草紀聞の略か【補】
山本読書室 山本随筆一冊【随筆・史料】岩瀬蔵
一八五九 安政六没(一七九二 寛政四生)清川梧陰(名は愷、字は吉人、号は梧陰・靄墩など、四代目玄道 伊沢蘭軒門五哲のひとりで江戸医学館講師・幕
医) 梧陰雑記余一冊【医学】京大富士川蔵
梧陰襍記一冊【医学】慶大富士川に稿本
梧陰襍鈔一一冊【医学】慶大富士川(稿本)・内藤くすり(二冊)蔵
一八五九 安政六没(一七八九 寛政元生)飯室昌栩(号は楽圃、通称は庄左衛門 幕臣旗本の博物学者) 草花写生図一冊【植物】国会白井に手稿本
飯室昌栩 草花説(草花図譜)【植物】国会・国会白井(手稿本)蔵
一八五九 安政六没(一七九四 寛政六生)児玉延年 大山写真三巻三冊【本草】国会(稿本)・村野(自筆二冊)蔵
一八五九 国
会伊藤に天保八(一八三七)~安政六写本 尾張名古屋博物会目録二〇巻五冊【博物史料】
一八五九 安政六(一八三七 天保八より) 博物会目録一七冊【博物史料】国会白井に吉田雀巣庵写本
一八五九 研
医会図に安政六戸田立信写本 越爾実幾集録二巻一冊【医学】同図に刊本一冊も
越児実機経験書【医学】京大富士川に七巻七冊本、東大に四巻四冊本
越爾実幾経験集【医学】東大に欠本四冊、京都府に一〇冊本
越爾実幾経験集録一〇巻存九巻九冊【医学】広島小川古医書館に元治元年(一八六四)写本【補】
越児実幾経験方三冊【医学】東大鶚軒蔵
越児実幾内外経験記八巻二冊【医学】京大富士川蔵
越児実幾謨爾児両先生経験輯彙一一巻【医学】京大・慶大富士川蔵
一八五九 岡本規矩男に安政六写本 解剖図一冊【医学】開国文化史料大観による
一八五九 京大に安政六写本 眼球解剖書一冊【医学】
一八五九 内閣に安政六写本 禽譜摘要一冊【動物】
一八五九 順天大山崎に安政六写本 菅間天山 国字簡一冊【医学】京大富士川にも酷烈辣考等と合一冊本
菅間天山 天行病或問一冊【医学】京大富士川(国字簡・酷烈辣考と合)・乾々蔵
一八五九 東大に安政六写本 古方後世医論一冊【医学】
一八五九 京大富士川に安政六写本 新宮凉閣(義健) コロリ記事(虎厲羅記事)二巻一冊【コレラ】
一八五九 黒羽町作新館に安政六写本 伴鉄太郎 精薬之巻一冊【西薬物】硝石精製法など
一八五九 京大富士川に安政六写本 小以成著 草稿一冊【医学】
一八五九 広島小川古医書館に安政六写本 麻沸療奇患一冊【医学】【補】
一八五九 研医会図に安政六戸田立信写本 謨私篤原撰 林洞海訳 謨私篤治療集成(莫私篤治療集成)五巻二冊【医学】茨城大菅に五冊本
〔穆斯篤〕治療集成四巻一冊【医学】九大蔵
謨斯篤氏医療集成一冊【医学】千葉大蔵
模斯篤治療書【医学】西洋学家訳述目録による
一八五九 東北大狩野に安政六写本 川上克明 薬品考一冊【薬物】
一八五九 安政六 羽田野敬雄編 吾嬬之家苞三巻三冊【医学・法制・漢詩】豊橋蔵
一八五九 安政六 〔安政六己未五月九・十日〕医学館産物会品物録一冊【博物史料】東大蔵
一八五九 安政六 〔安政己未五月九日十日〕紀州和歌山医学館産物会目録一冊【博物史料】国会白井蔵
一八五九 安政六 鳩渓熊府和歌山医学館薬品会目録一冊【史料】村野に村野時哉写本 一七五九・六二・六四と当年に開催の薬品会目録→一七六二鳩渓薬品会
目録
一八五九 安政六 二洲散人 〔宝爾氏法〕遠西仮泉説一冊【医学】乾々蔵
一八五九 安政六 山田業広 金匱要略注解(金匱要略註解)一冊【医学】九大に稿本
一八五九 安政六 山田業広 傷寒論解読一冊【医学】九大蔵
一八五九 安政六 鈴木甘美 熊胆真偽辨一冊【薬物】乾々蔵
一八五九 安政六 諸国産細見一冊【物産】岩手に上田好教写本
一八五九 安政六 権田直助 大同類聚方攷一冊【医学】無窮神習に井上治助写本
一八五九 安政六 権田直助 千重之比登辺一冊【医学】無窮神習に井上頼圀写本
一八五九 安政六 権田直助編 備急方一冊【薬物】無窮神習蔵
一八五九 安政六 芳斎 虫譜一冊【動物】東博蔵
芳斎虫禽譜二冊【動物】岩瀬蔵
芳斎動物目録一冊【動物】東大蔵
一八五九 安政六 自寸舎匪石 箱根温泉湯治の件一冊【医学】乾々に自筆本
一八五九 安政六 疱瘡看病式一冊【医学】順天大山崎・京大富士川蔵
一八五九 安政六 井上淑蔭 本草久々太知考一冊【本草】杏雨(手稿本)・乾々(自筆)蔵
一八五九 安政六成 森立之 蔵府和名攷(五蔵六府倭名考)一冊【医史】杏雨に自筆本、東博に明治九(一八七六)山田業精写本ほか【補】
一八五九 安政六自序 森立之 半魚譜三巻一冊【魚介】内閣・東大蔵
一八五九 安政六頃 森立之 医心方提要一冊【医学】杏雨蔵(石原明旧蔵)【補】
一八五九 安政六自序 加賀山翼 痧病新書一冊【鍼灸・コレラ】転写本を長野仁蔵 加賀山翼の祖父児島宗説の一七九四痧脹晰義に補足し、コレラに刺絡で対
処【補】
加賀山翼 昆刺地格烈刺篇【医学】蘭書からコレラ治法を翻訳 日医史雑五巻一号友田論文による【補】
一八五九 安政六序 一八六〇 同七刊 大淵常範 麞麝考六巻付録一巻二冊【博物】国会ほか蔵 文久三(一八六三)版も【補】
一八五九 安政六序 一八六〇 万延元木活字序刊 和爾忠胤 単方彙義一冊【医学】早大ほか蔵 一八五八年のコレラ流行に巴豆単味が特効したので巴豆剤を集成【補】
一八五九 安政六凡例 小林蒲渓(是則)述 大橋綽堂編 〔纂校〕淵々斎夜話(林氏夜話)五冊【医学】京大富士川・杏雨・内藤くすり蔵→一八三三淵々斎夜
話一冊
蒲渓夜話一冊【医学】東大鶚軒蔵
淵々斎秘録一冊【医学】東京医大蔵
渕々斎療治口訣(淵々斎療治口訣)一冊【医学】千葉大蔵
一八五九 安政六奥書 窪田挙斎 医案一冊【医案】慶大富士川蔵 桃蹊迂人の朱筆批注が安政六
窪田挙斎 乞正医案一冊【医案】慶大富士川蔵
一八五九 安政六序 同刊 岡安定 品物名彙一冊【博物】国会白井ほか蔵 イロハ順の和名に漢名を同定【補】
岡安定 本草質問記一冊【本草】村野に自筆本
一八五九 安政六序刊 馬杉文礼 秋窓夜話(虎狼痢方論)一冊【医学】京大富士川・広島大・岩瀬ほか蔵
一八五九 安政六序刊 浅田宗伯 治瘟編一巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵【補】
浅田宗伯 救瘟編一冊【疫病】内藤くすり蔵
一八五九 安政六序刊 広瀬元恭訳 理学提要後篇一冊【医学・物理】内閣・国立天文台・東大ほか蔵 巻一のみ→一八五四理学提要
一八五九 安政六 九月刊 一光斎芳盛(歌川芳盛)画 麻疹能毒合戦図三紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
江戸刊 歌川広重画 はしか能毒合戦二紙綴【医事説
話・錦絵】江戸東京博・歴博内田ほか蔵【補】
一八五九 安政六 一〇月刊 歌川広景画 青物魚軍勢大合戦之図三紙綴【医事説話・錦絵】早大ほか蔵 麻疹(あるいはコレラ)に青物は宜、魚類は禁のため合戦【補】
一八五九 安政六刊 川本幸民述 三岡博厚編 遠西奇器述第二輯一冊【蘭学】京大富士川・日文研宗田・黒羽町作新館ほか蔵 西洋技術機器の書→一八五四同
前輯
一八五九 安政六刊 蛯貝水名調覚帳一冊【魚介】水産大羽原蔵
一八五九 安政六刊 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン撰 新宮凉閣訳 外用方府/単方篇三巻三冊【西薬】京大富士川・乾々・東京医歯大阿久津ほか蔵
プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 新宮凉閣訳 外用方府/複方篇二冊【薬剤】順天大山崎蔵
一八五九 安政六刊 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 新宮凉庭訳 人身分離則三巻三冊【医学】京大・京都府・高知ほか蔵
ヨーセシプス・ヤーコプ・プレンキ著 布歛稀蘭薬方数一冊【薬剤】九大蔵 一七七二年版に基づく 一収斂剤から二〇雑剤まで【補】
プレンキ原著 不冷机翁薬之書一冊【西薬】日大富士川蔵
布歛幾製薬書摘語一冊【西薬】金沢図蒼竜蔵
一八五九 安政六刊 花魁園梅譜一冊【植物】村野蔵
一八五九 安政六刊 歌川国芳(一勇斎)画 華陀骨刮関羽箭療治図三紙綴【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
江戸末刊 歌川国芳画 〔通俗水滸伝豪傑百八人図〕神医安道全一紙【医事説話・錦絵】東博ほか蔵【補】
江戸末刊 歌川国芳画 和中散三紙綴【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八五九 安政六刊 神いさめ都の賑一紙【医事説話・錦絵】杉立義一蔵 コレラ疫神送り巡業の京都風景および説明【補】
一八五九 安政六刊 児玉順蔵 玉海擥要一冊【医学】九大・慶大富士川蔵
一八五九 安政六刊 新宮凉庭 外科方府三冊【医学】乾々蔵
一八五九 安政六刊 大蔵永常 〔広益〕国産考八巻八冊【物産】一八四二に巻一・二、一八四四に巻一~四、一八五九に全八巻(国文研ほか蔵)【補】
一八五九 安政六刊 万亭応賀作 歌川芳玉画 子だからえんめいぶくろ(子宝延命袋)一冊【医学】杏雨・乾々蔵
一八五九 安政六刊 阿波加修造 哥路里贅語二冊【医学】九大・富山・高岡図佐渡家蔵
一八六〇 万延元 水野哲安記 哥路里贅語に対する賛辞一冊【医学】高岡図佐渡家蔵
一八五九 安政六刊 本間棗軒述 川又誠等記 続瘍科秘録五巻五冊【医学】千葉大ほか蔵→一八三七同正編
本間外科 瘍科断截図一冊【医学】乾々蔵
一八五九 安政六刊 英Hobson
Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 内科新説三巻三冊【西医】慶大富士川・京大富士川ほか蔵 三宅艮斎蔵版で清版漢籍の翻刻 一八七四版も【補】
一八五九 安政六頃刊 英Hobson
Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 婦嬰新説二巻二冊【西医】阪大適塾記念セほか蔵 三宅艮斎蔵版で清版漢籍の翻刻 一八七四版も【補】
一八五九 安政六頃刊 英Hobson
Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 婦嬰新説二巻二冊【西医】阪大適塾記念セほか蔵 京都天香堂蔵版(三宅艮斎蔵版とは別版)で清版漢籍の翻刻【補】
一八五九 安政六刊 高橋将曹 難病指因一冊【医学】九大・岩瀬・内藤くすり蔵
一八五九 安政六刊 清水直 日本大黄考(於保志考)一冊【薬物】国会伊藤ほか蔵
一八六〇 安政六 十二月十八日没(一七九七 寛政九生)柳田凌雲(名は政矩、字は鵬巣 漢蘭折衷の名古屋藩医) 丸散技術活用経験方(医家秘録)一冊
【医学】京大富士川蔵(痢疾論并活用療方を付す)
一八六〇 安政七 一月八日没(一七九七 寛政九生)浅井紫山(名は正翼、字は亮甫、和気翼とも 名古屋藩医) 医書筆記一〇冊【医学】本朝医家著述目録
による
浅井紫山編 浅井貞庵著 貞庵先生語類蘭学問答一冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井紫山 妙在編一巻【医学】本朝医家著述目録による
浅井紫山 〔秘話〕薬品会或問一冊【薬物】東大鶚軒蔵
一八六〇 九大に安政七写本 聿修堂日用丸散方一冊【薬物】
一八六〇 東北大に安政七写本 〔増注類証〕活人書雑方(活人書・活人雑方)一冊【医学】
一八六〇 東博に安政七写本 傷寒論講義三冊【医学】九大・杏雨にも
一八六〇 箕作祥一に安政七写本 箕作阮甫 消皮説一冊【医学】
一八六〇 杏雨に安政七石素有写本 〔山脇家伝〕生々乳煆煉法一冊【薬物】
一八六〇 金沢図蒼竜に安政七写本 建部楨訳 ピッケル著 乳論一冊【医学】
南淡良斎訳 ペッケル著 アンテウル補 西説帯下一覧一冊【医学】金沢図蒼竜蔵
建部楨訳 ポンペ著 牛痘小考(保無辺種痘篇訳稿)一冊【医学】金沢図蒼竜蔵
一八六〇 安政七訳序 明治二刊 ポンペ講義 司馬凌海訳 朋百氏薬論(朋百氏薬性論)三冊【薬物】研医会図・長崎大・日文研宗田ほか蔵 明治二版は慶応
元序 二冊で中絶【補】
一八六〇 安政七序 浅田宗伯・吉益南涯・華岡青洲著 険証百問一冊【医論】慶大富士川・九大・研医会図ほか蔵
一八六〇 安政七序 一八六〇 万延元刊 池田霧渓(晋)編 麻疹要方一冊【薬物】国会ほか蔵
一八六〇 安政七刊 長崎施薬局 古列剌撮要方一冊【医学】順天大山崎蔵
一八六〇 安政七刊 英Hobson
Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 内科新説三巻三冊【西医】国文研・神戸大図ほか蔵 京都天香堂蔵版(一八五九三宅艮斎蔵版と別版)で清版漢籍の翻刻【補】
一八六〇 安政七刊 大村寛(子簡、淡州、純道) 番沙新説(虎狼痢治要)一冊【医学】京大富士川ほか蔵 明治一一(一八七八)増補版も京大富士川ほか蔵
安政年間刊 広瀬元恭 三才雑辨一冊【医学】東大・杏雨・順天大山崎ほか蔵
安政中 森立之 運気七篇古鈔本攷異一冊【医学】鶴見大に自筆稿本【補】
九大に安政写本 杏雨堂 傷寒論序説一冊【医学】
安政年間(嘉永から) 花戸勘太郎 花戸孫右衛門 花戸鉄太郎 〔御嶽天城山清澄山甲信〕採集品目録一冊【史料】村野蔵
安政年間 青山英叔 青山方記一冊【医学】京大富士川蔵
安政年間 鈴木重尚 蝦夷物産誌二巻二冊【物産】道庁・函館蔵
安政年間 服部雪斎 唐本草石譜一冊【本草】東博蔵
安政年間 旭園物産目録一冊【物産史料】国書解題による
安政年間 中村貫二訳 理科或問二冊【博物】萩毛利家蔵
安政年間 菅間天山(元章、貞介) 〔温故新義〕白酒辨一冊【薬物】杏雨(稿本)・内藤くすり蔵
刊本 菅間天山 医字辨一冊【医学】順天大山崎蔵
菅間天山 円機録一冊【医学】乾々蔵
菅間天山 活談新書二巻一冊【医学】乾々蔵 上衝辨・国字札の二編より成る
菅間天山 自邇小成一冊【医学】内藤くすり蔵
長清信述 安政奇病見聞志(安政奇病見聞集)一冊【医学史料】金沢図村松蔵
国
会に安政頃写本 草花写生二冊【植物】無窮神習(五冊)・東博(五軸)にも
一八六〇 万延元 六月八日没(一七七八 安永七生)三浦道斎(本姓は安西、名は茂樹 大坂の町医) 医家聚辨一冊【医学】乾々に稿本
三浦道斎 心下虚実論/附腎間動気候草稿一冊【医学】乾々に稿本
安西元長 腹症診法前編一冊【医学】乾々蔵
安西元長 腹心要訣秘録一冊【医学】乾々に稿本
三浦道斎 水腫方法新書一冊【医学】九大蔵
三浦道斎 天癸之説一冊【医学】乾々に稿本
三浦道斎 痘科秘訣【医学】本朝医家著述目録等による
三浦道斎 難経本義助請録三冊【医学】乾々蔵
一八六〇 万延元 三浦道斎 温疫論二巻六冊【医学】杏雨に手稿本
一八六〇 万延元 九月四日没(一七八六 天明六生)秋吉錦水(名は質、字は雲桂 京の町医) 快雪堂秘書一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
刊本 秋吉方函一冊【医学】金沢大蔵
下河辺昌俊 快雪堂方函【医学】金沢大蔵
秋吉錦水 金鮮新書【医学】本朝医家著述目録による
秋吉錦水 銀海発揮【医学】西洋学家訳述目録等による
秋吉錦水 蘇荄南鍼一冊【鍼灸】内藤くすり蔵
一八六〇 万延元 八月十五日没(一八〇〇 寛政一二生)徳川斉昭(字は子信、号は景山 水戸藩主) 景山奇方集(仙伝秘方集)五五冊【本草】彰考蔵
徳川斉昭 景山救痘録一巻【医学】諸大名の学術と文芸の研究による
徳川斉昭 景山食薬一巻【薬物】諸大名の学術と文芸の研究による
徳川斉昭 景山薬方一巻【薬物】諸大名の学術と文芸の研究による
徳川斉昭 景山和薬集【薬物】水戸の文籍による
御改和薬集一冊【薬物】国
会白井蔵
徳川斉昭 仙伝奇法【薬物】諸大名の学術と文芸の研究による
徳川斉昭 養蜂録一巻【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
一八六〇 万延元 十一月成 岡田昌碩(四代) 杏林薬室丸散方併膏方一冊【薬物】北里大東医研医史に寄託の岡田文庫蔵 日東医雑五二巻二号の町ら論文に
よる【補】
杏林軒試効方一冊【薬物】北里大東医研岡田蔵 日東医雑五二巻二号の町ら論文による 岡田昌碩ないし三代昌春の編【補】
一八六〇 万延元 十二月十六日没(一七六八 明和五生)大蔵永常(字は孟純、通称は亀太夫・徳兵衛、号は亀翁 農学者で浜松藩物産方) 山家薬方集三冊
【本草】大阪名家著述目録による
一八六〇 万延元(一八四六 弘化三から) 多紀元佶 掌記九冊【医史】慶大富士川に自筆本 医事考証論集で有用【補】
一八六〇 九大に万延元写本 経験小品方一冊【医学】杏雨にも 漢籍の〔経方〕小品方か【補】
一八六〇 東北大狩野に万延元写本 顕微鏡虫之図一軸【生物】
一八六〇 国
会に万延元菊池武貞写本 古荘隆 傷寒論存疑一一巻一〇冊【医学】
一八六〇 岩瀬に万延元の河西有煕写本 石坂宗珪 鍼灸書三冊【鍼灸】九鍼十二原鈔説・鍼灸茗話(柳谷素霊頭注の一九五六版あり)を含む 臨床鍼灸古典全
書解題による【補】
一八六〇 順天大山崎に万延元写本 仙台藩侍医人名録一冊【名鑑・医史料】
一八六〇 研医会図に万延元長嶺友之(知今堂)写本 黴瘡経験方一冊【医学】→一八三二・六八(江戸末期)の同名書【補】
一八六〇 万延元 医学校御蔵書目録一冊【医書目】宮書蔵
一八六〇 万延元 川本幸民 化学新書一冊【化学】黒羽町作新館蔵 化学史文献に文久三写三冊本あり
一八六〇 万延元 一八六一 文久元刊 伊東貫斎訳 畑玄甫等校 〔説里烏斯〕眼科新編前編三巻【医学】岡山大・静嘉蔵
一八六〇 万延元(咸豊一〇) 林文海 牛痘法跋一冊【医学】沖縄蔵
一八六〇 万延元 小石元瑞(檉園) 経験方録一冊【医学】千葉大・乾々蔵→一八〇八衛生館経験録(経験方録)
一八六〇 万延元 野田源三郎(青葭) 穀物種蒔付之儀ニ付シーボルトより聞取書一冊【農業】東大史料蔵 幕府植物方の届書
一八六〇 万延元 飯川寥廓 刀圭余録一冊【医学】宮城小西に自筆本
飯川康久編 製薬所方剤録二巻一冊【薬物】宮城小西蔵(原本、諸家雑方録を付す)
一八六〇 万延元 林宣敬 妙薬の記一冊【薬物】徳島蔵
一八六〇 万延元 群芳軒 集花亭 花形簿一冊【植物】国会白井・村野蔵 天明九(一七八九)・安政六(一八五九)の記録も
群芳園弥三郎 七福神草一冊【本草】国会白井蔵
群芳園弥三郎等 雪蓮図一冊【植物】東洋岩崎に久永章武写本
群芳類聚一冊【本草】白井光太郎蔵
一八六〇 万延元 三月一三日成 森立之輯佚 医門方一冊【医学】京大富士川蔵 医心方から採輯【補】
一八六〇 万延元成 森立之 本草経薬和名攷三巻三冊【本草】研医会図に自筆稿本上巻・中巻・下巻
一八六〇 万延元稿(一八五九 安政六から) 森立之・約之 蝦夷通信一冊【本草】函館蔵【補】
一八六〇 万延元自序 一八六一 文久元刊 大西葆光 脈原三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八六〇 万延元序 平田景順 因伯産物薬効録一二巻六冊【本草】国会白井(自筆)ほか蔵
一八六〇 万延元序 一八六二 文久二刊 司馬凌海 七新薬(七新薬書・七新薬説)三巻三冊【蘭薬】東邦大額田ほか蔵 ポンペ説七薬の作用【補】
一八六〇 万延元序刊 栩々園耽花 芍薬自讃花集一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八六〇 万延元序刊 辻璉 製膏新書一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八六〇 万延元序刊 杉生鼎編 内服同功二編【医学】→一八五七同初編(山田貞順編) 合二編二冊(京大富士川ほか蔵)
一八六〇 万延元跋刊 浅田宗伯 治瘟編補二巻一冊【医学】京大富士川ほか蔵 治瘟編考証・暴瀉須知・警医記事を付す【補】
同刊 浅田宗伯 警医記事【医学】治瘟編補の付 一八六一自序版一冊も【補】
同刊 浅田宗伯 治瘟編考証【医学】治瘟編補の付【補】
同刊 浅田宗伯 暴瀉須知【医学】治瘟編補の付 一八八〇明治一三版一冊(慶大富士川ほか蔵)は名義・古呂利考・避瘟法からなる【補】
一八六〇 万延元刊 朝顔花合一括【本草】国会白井・京大ほか蔵 一八四八・四九・五七・六四等にも 同種のもの朝顔・朝顔花会等の題名で諸所にあり
一八六〇 万延元刊 加藤善庵 観虎記一冊【動物】国会白井ほか蔵
一八六〇 万延元刊 羽田野敬雄編 中山繁樹跋 きゝんのこゝろえ(ききんのこころえ)一冊【救荒・飲食】愛知県図ほか蔵 未詳年版「饑饉の時乃食物の大略」の増補版→一八六一同名書【補】
一八六〇 万延元刊 独コンラージ‐ヨハン‐ウィルヘルムJohann Wilhelm Heinlich
Conradi撰 児玉順蔵(赤穂藩医)訳 公氏医宗玉海三巻三冊【医学】東邦大学額田(存巻一)・慶大富士川・東大ほか蔵 内科書 蘭訳本から重訳【補】
一八六〇 万延元刊 渡辺道高 産科摘要二巻二冊【医学】順天大山崎蔵
一八六〇 万延元刊 蒲薜幾著 伊東貫斎訳 日用方叢二巻二冊【医学】慶大・研医会図・杏雨ほか蔵
伊東貫斎訳 烏私多児連日用方叢二巻一冊【医学】内藤くすり蔵
一八六〇 万延元刊 洛医人物録一冊【名鑑・医史料】南木蔵
一八六〇 万延元刊 今泉玄祐(白石藩医) 療治夜話/初編二巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 心気病を移精変気法で治療【補】
増子淑明 医事雑記一冊【医学】乾々蔵 増子淑明の大官規文は万延元序
一八六一 万延元 十一月二十五日没(一七六六 明和三生)武蔵石寿(名は吉恵、字は短甫 幕臣で博物学者) 介殻稀品撰(介殻稀品録)七巻七冊【魚介】国会伊藤(自
筆)・杏雨蔵
武蔵石寿 皇朝化蝶譜四冊【博物】本朝医家著述目録による
武蔵石寿 皇朝介品譜一二巻【本草】江戸時代の科学による
武蔵石寿 増補魚譜四巻【魚介】江戸時代の科学・本朝医家著述目録による
武蔵石寿 増補菌譜一二巻【本草】本朝医家著述目録による
武蔵石寿 続化蝶美苑三巻【本草】江戸時代の科学による
武蔵石寿 竹譜三軸【植物】国会伊藤に稿本
武蔵石寿 白蝶化蝶譜四巻【本草】江戸時代の科学による
武蔵石寿 本草迂説二巻【本草】本朝医家著述目録による
武蔵石寿編 六百介品一冊【魚介】杏雨蔵
一八六一 万延二 遠山子謙 引痘辯疑一冊【医学】日本医学史による
一八六一 万延二 矢野周斎 漢蘭工拙論一冊【医学】乾々蔵
一八六一 万延二自序 田中金峰(一八四四~一八六二 名は楽美、字は君安 大坂の儒医田中華城の子) 金匱要略正義一冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八六一 万延二奥書 多紀元琰(一八二四~七六 号は雲従、通称は安琢 元堅の子で幕医) 諸書雑録一冊【医論】京大富士川蔵
一八六一 万延二刊 笠亭仙果一世 虎豹童子問一冊【動物】国会白井・内閣・東博ほか蔵 国会白井に写本も
万延年間 杉亨二 蘭客種痘談一巻【医学】日本医学史による
万延年間序刊 高島久貫 小夜時雨一冊【医学】京大富士川・東大ほか蔵
一八六一 文久元 一月二十二日没(一七八六 天明六生)関政方(本姓は関藤、字は士常、通称は立介、号は鳧翁 備中笠岡の町医で国学者) 衣耶美一冊
【医学】神宮蔵
関政方 神遺方傍註一巻【医学】日本医学史による
一八六一 文久元 九月二日没(一八〇五 文化二生)児玉順蔵(号は在中 シーボルトに学んだ岡山藩家老侍医)訳 コンラージ‐ヨハン‐ウィルヘルム著
公氏病学淵原三冊【医学】早大・東大・広島大蔵
一八六一 文久元 九月二十三日没(一七九八 寛政一〇生)山崎知雄(通称は弥左衛門、号は武陵・蝸牛舎 江戸の国学者) 本草和名類標【本草・索引】宮
書(類標七三)・無窮神習(塵添壒囊抄目録と合一冊)蔵
一八六一 文久元没(一七八七 天明七生)行徳周文 上科一家言一巻【医学】日本医学史による
行徳周文 刀圭秘録二冊【医学】京大富士川蔵
一八六一 文久元(一八五五 安政二より) 諸産物諸用留二冊【物産】函館蔵
一八六一 東大に文久元奥書本 春林軒金創要述口授一冊【医学】
一八六一 東北大狩野に文久元写本 青囊括余二冊【医学】
青囊括余拾遺一冊【医学】東北大狩野蔵
一八六一 杏雨に文久元吉田又玄写本 岩澄碌斎 没薬秘考一冊【本草】
一八六一 文久元 延齢真訣一冊【医学】乾々蔵
一八六一 文久元 堀直虎 桜譜【植物】日本博物学年表による
一八六一 文久元 森立之撰 服部雪斎画 華鳥譜一冊【博物】国会伊藤(手稿本)・内閣(自筆)蔵
一八六一 文久元 崌山堂膏薬方一冊【医学】乾々蔵
一八六一 文久元 湯川全道述 石崎正倹記 傷寒論記聞六巻一冊【医学】東大蔵
一八六一 文久元 上野業広 弥綸集三冊【医学】九大に稿本(天冊・地冊・人冊) 上野業広は山田業広と別人【補】
一八六一 文久元 浅井樺園(正贇) 身体和名集一冊【医学】国会・乾々・東京医大蔵
一八六一 文久元 大槻磐里(茂禎) 貂鼠考一冊【動物】静嘉蔵(麞説・薓製秘録下巻抄を付す)
一八六一 文久元 独カンスタット‐カール‐フリードリッヒCanstatt, Karl
Friedrich烏雲蛭児利伊著 佐藤舜海訳 内科書一冊【医学】早大に慶応元(一八六五)写本
一八六一 文久元 ウンデルリヒ著 佐藤舜海訳 肺病論(雲垤児理喀血労癈篇)一冊【医学】京大・東洋藤井蔵
和蘭・漢□説辺著 城舜海(佐藤尚中)訳 繃帯須知則一冊【外科】早大蔵
一八六一 文久元 阿部将翁(照任) 南岐産物志物目【物産】日本博物学年表による
一八六一 文久元 加藤督信(景川) 誹諧花かつみ考訂一冊【本草・俳諧】国会伊藤(花かつみ集説の内)・杏雨(手稿本)・楂{艸+考}(草稿)蔵
一八六一 文久元 福井藩文久辛酉解剖図譜一冊【医学】乾々蔵
一八六一 文久元自序 堀直虎 叒譜一冊【植物】国会・国会白井(明治写)蔵
一八六一 文久元序 吉田高憲 雀巣菌譜二冊【本草】杏雨(昭和写)・乾々蔵
一八六一 文久元序 一八六三 同三刊 古矢知白(剛斎)著 織田信貞編 傷寒論正文復聖解四巻四冊【医学】内閣(傷寒論精一議総論を付す)ほか蔵
刊本 古矢知白 傷寒論精一議総論一冊【医学】内閣蔵 上記の傷寒論正文復聖解の付
写本 古矢知白 傷寒論正文復聖解・附異名十有五湯弁二冊【医学】二松大佐久間蔵 日医史雑六五巻二号に町ら報告【補】
一八六一 文久元識語 小島尚真 医籍年表【医学】研医会図・東大蔵 中国医籍の年表【補】
一八六一 文久元一一月刊 歌川芳盛画 由縁の友戌の見舞一紙【医事説話・錦絵】日本歯科大新潟ほか蔵 麻疹絵【補】
一八六一 文久元刊 東雲亭著 葛通斎文岱画 朝閑々美(あさかがみ)一冊【植物】国会・京大蔵 朝顔珍品の彩色版【補】
一八六一 文久元刊 山前温 温疫論伝言二巻一冊【医学】杏雨蔵
一八六一 文久元刊 同年浅田宗伯跋・多紀元倍序 今村亮(了庵) 脚気鉤要二巻二冊【医学】早大ほか蔵 元治元(一八六四)版も
一八六一 文久元刊 今村亮(了庵) 杏林余興一冊【医学】内閣ほか蔵 明治一〇(一八七七)版も 曲直瀬道三から多紀元簡までの三六医家について了庵が詠んだ漢詩集
【補】
一八六一 文久元刊 池田直温 牛痘辨非一冊【医学】国会蔵 一般向けに牛痘を非難【補】
一八六一 文久元刊 江馬天江訳 眼科真筌(眼私真筌)二巻二冊【医学】研医会図・九大・京大富士川ほか蔵
一八六一 文久元刊 城所某 きゝんのこゝろえ(ききんのこころえ)【災異】村野蔵 追炊を付す→一八六〇同名書【補】
一八六一 文久元木活字刊 万年櫟山 皇国医系一冊【医学】沖縄県図ほか蔵 医論書で西医を非難【補】
文久頃 万年櫟山 一腑論【医学】本朝医家著述目録による
文久年間 万年櫟山 救急論【医学】本朝医家著述目録による
万年櫟山 医弊辨【医学】本朝医家著述目録による
万年櫟山 医鞭二冊【医学】本朝医家著述目録による
万年櫟山 三惑論【医学】本朝医家著述目録による
万年櫟山 傷寒論薬能考【薬物】本朝医家著述目録による
万年櫟山 傷寒論辨害一〇巻五冊【医学】無窮神習・内藤くすり蔵
万年櫟山 仁術異談二巻【医学】本朝医家著述目録による
万年櫟山 生々論一冊【医学】内藤くすり・今治市河野美蔵
櫟山道人編 蛮方録一冊【医方】京大富士川蔵 底野迦方・有毒集方・徳本十九方・種痘新編・巴豆方を収む
櫟社山人 傷寒論櫟山講義一〇冊【医学】研医会図・内藤くすり蔵
一八六一 文久元刊 下谷泉橋通リ種痘所 種痘諭文(さとしふみ)一紙【医学】順天大山崎・日文研宗田蔵 地図つき【補】
一八六一 文久元刊 井上学 〔皇国医道之祖神、神護種痘禁厭法〕種痘後保護の法一紙【医学】内藤くすり蔵【補】
一八六一 文久元刊 飯沼慾斎 草木図説六~一五帙【本草】→一八三二・五六・六二・七五の草木図説【補】
一八六一 文久元刊 中村東平 洛医人名録一冊【名鑑・医史料】刈谷・杏雨・阪市大森蔵
一八六一 文久元後刊 朝顔【本草】国会白井蔵 安政二・文久元等の品評会の記録→嘉永元・二・安政四・万延元・文久四等の朝顔花合
一八六二 文久二 一月二十日没(一八〇四 文化元生)小森宏(名は宏、字は孟博、号は愚堂 京の蘭方医小石元瑞の究理堂の塾頭のち元瑞の娘婿) 医笈四
冊【医学】本朝医家著述目録による
小森宏 医笈熱論【医学】本朝医家著述目録による
小森宏 解剖刀法(一冊【医学】本朝医家著述目録による
小森宏述 灘潮平記 気海観瀾紀聞三巻一冊【物理】国会亀田・金沢図蒼竜(付音説)蔵
小森宏 鳩児謨斯解割科【医学】西洋学家訳述目録による
小森宏 元理発蒙一巻【医学】本朝医家著述目録等による
小森宏 視学精説【医学】本朝医家著述目録による
小森宏 摂生要方【医学】本朝医家著述目録による
小森宏 泰西熱病論改訳【医学】日本医学史・本朝医家著述目録による
一八六二 文久二 四月九日没(一八〇六 文化三生)大槻俊斎(名は肇、字は仲敏、号は弘淵 江戸の牛痘接種と種痘館設置に尽力した仙台藩医)訳 設劉斯
外科書一冊【医学】京大富士川蔵
大槻俊斎撰 巳百堂方函一冊【医学】内藤くすり蔵
大槻俊斎訳 穆氏脈論篇・溲候篇一冊【医学】内藤くすり蔵
大槻俊斎訳 謨斯多小児篇五冊【医学】乾々蔵
大槻俊斎訳 摸斯篤韵府書抄訳一冊【医学】本朝医家著述目録による
大槻俊斎訳 沃実烏謨治験(尼那別尓氏経験)一冊【医学】研医会図蔵
大槻俊斎・林洞海・伊東玄朴・青木謙造訳 越児実幾経験書(越而実幾経験書)七巻七冊【医学】京大富士川ほか蔵
大槻俊斎・林洞海・伊東玄朴訳 蒙爾粤而実幾両先生経験書【医学】乾々(四冊)・研医会図(七冊)・旭川医大(一冊)蔵→越児実幾経験書
本間棗軒問 大槻俊斎解 牛痘之辨一冊【牛痘】京大富士川(牛痘種法・牛痘種法小論と合)・旧彰考蔵
一八六二 文久二 七月三日没(一七九〇 寛政二生)羽倉簡堂(字は士乾 幕府代官で儒者) 能毒一冊【薬物】仏教大蔵 明治一二(一八七九)版小四海堂
叢書の内
一八六二 文久二 八月没(一八一七 文化十四生)玉井海嶠 刀圭余録一巻【医学】越佐名家著述目録による
一八六二 文久二 八月前刊 水府医学館編 蕃痧病の手当并治方一冊【医学】九大・京大富士川蔵
一八六二 文久二 閏八月二十四日没(一八一三 文化十生)津島北渓(名は佶、字は叔閑、通称は彦逸 富山高岡の町医・本草学者) 古今薬解【医学】近世
漢学者著述目録大成による
一八六二 文久二 九月十日離日(一八五七 安政三来日)蘭ポンペPompe van Meerdervoort, Johannes
L.C.述 松本良順記 和蘭【医学】東北大狩野蔵(暴病蒙説二)
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 朋氏解剖学二冊【医学】慶大石黒に慶応元(一八六五)石黒忠悳写本(存二・三) ボック人体解剖学提要(一八
三八)のオランダ訳本による【補】
蘭ポンペ朋百 著 佐藤舜海訳 朋百氏解剖書(朋百氏解剖書骨骸篇)一冊【解剖】国会・東京医大蔵
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 朋氏解剖論(解剖説)二冊【医学】慶大石黒に慶応元(一八六五)石黒忠悳写本(存三・四)
蘭ポンペ口授 眼科新説一冊【医学】千葉大蔵
蘭ポンペ口授 松本良順聴講訳述 眼療則(朋百氏眼療則)三冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵 リューテ眼科学教科書オランダ訳本(一八四六)による【補】
蘭ポンペ 朋百実験通眼雑集(長崎ニ於ケル朋謨実験過眼鈔)一冊【医学】千葉大蔵
蘭ポンペ 朋百氏眼科書(眼科治療書)一冊【医学】千葉大蔵
蘭ポンペ口授 松本良順記 外科手術篇(朋百士手術口決)四巻二冊【医学】国会・慶大石黒・東京医大ほか蔵
蘭ポンペ著 松本良順訳 外科学説(朋摸百瘍科)四冊【医学】東京医大蔵
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 朋氏外科学六冊【医学】慶大石黒に慶応元~二(一八六五~六六)石黒忠悳写本
蘭ポンペ 松本良順 朋百氏梅毒篇一冊【医学】慶大富士川蔵
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 機里仁機一冊【治験】阪大適塾記念セ蔵 梅毒の症例多し【補】
蘭ポンペ著 高橋純訳 牛痘論一冊【医学】順天大山崎蔵
蘭ポンペ口授 高橋純訳 内外新方一冊【医学】旭川医大蔵 安政四~文久二の講義録
蘭ポンペ講 松本良順記 原病学(原病総論、甫謨百先生原病論)【医学】阪大適塾記念セ(五冊)ほか蔵 バッジ一般病理学オランダ訳本(一八四六)による【補】
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 内科学説(原病各論)【医学】阪大適塾記念セ(一〇冊)ほか蔵
蘭ポンペ著 松本良順筆記 病学各論(甫膜百氏内科篇)一冊【医学】東洋藤井蔵
〔甫百氏〕内科各論九巻九冊【医学】米沢興譲蔵
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 朋氏内科論九冊【医学】慶大石黒に慶応元~二(一八六五~六六)石黒忠悳写本
蘭ポンペ口授 松本良順筆記 朋氏病理学三冊【医学】慶大石黒に慶応元(一八六五)石黒忠悳ら写本
蘭ポンペ講義 松本良順述 朋氏薬性学【薬物】東大医(二冊)・慶大石黒(四冊)蔵
蘭ポンペ 朋謨百薬性各論(和蘭朋謨百薬性各論)【薬物】東洋藤井蔵(存地一冊)
蘭ポンペ 崎陽百氏枹氏方集一冊【医学】東洋藤井蔵
一八六二 文久二没(一七八六 天明六生)川原慶賀(長崎の画家で出島出入絵師としてシーボルトの江戸参府にも同行) 刊本 草木花実写真図譜二巻四冊
【本草】国
会ほか蔵
川原慶賀画 長崎出島之図一幅【医学・史料】長崎大武藤蔵【補】
一八六二 文久二(一八三六 天保七より)刊 西洋薬寄一六冊【薬物・商業・史料】長崎蔵
一八六二 文久二(一八五五 安政二より) 御薬園方惣総一冊【本草史料】東大史料蔵
一八六二 文久二(一八五七 安政四より) 高橋水門述 若林一作記 傷寒論講義一二巻一三冊【医学】杏雨蔵
一八六二 台
北故宮に文久二写本 小島尚絅編 各家医論雑鈔一冊【医学】多紀元昶・小島尚絅・千賀久徴・吉田重威らが素問の冒頭から金匱真言論までを分割
して論評した漢文原稿集【補】
一八六二 東博に文久二写本 山田業広(椿亭主人) 九折堂丸散常用録一冊【薬物】
一八六二 大東急に文久二写本 五性十毛図稿(五性十毛図)一冊【動物】
一八六二 京
大富士川に文久二写本 琴夫先生 傷寒論注解一冊【医学】【補】
一八六二 慶大に文久二写本 曾省吾 曾榕先生書記一冊【医学】
一八六二 国会に文久二写本 金子真吉等編 玳瑁亀図説二巻二冊【動物】東博・芸大美術にも
一八六二 山口大棲息に文久二写本 本城清ら 鳥獣虫魚取法一冊【生物】二編存(図入)
一八六二 東大に文久二写本 田中芳男 東武植物誌一冊【植物】
一八六二 京大富士川に文久二写本(国
会に未詳年刊本) 隅田叟斎 麻疹養生鑑(麻疹養生便覧)一冊【医学】はしか予防法など【補】
一八六二 文久二 医学館薬品会物品録二冊【薬物・史料】乾々蔵 一七九三・一八三三・六三にも
一八六二 文久二 伊藤圭介 途中雑記一冊【本草史料】国会伊藤に手稿本
一八六二 文久二 仮名垣魯文 舶来絵象紙一巻【動物】本草書目による
一八六二 文久二 大河内重煕編 舶来草類目録一冊【植物・史料】国会伊藤蔵
一八六二 文久二 磯部守常 稗考一冊【植物】国分剛二蔵
一八六二 文久二 蘇嶺学 暴瀉論一冊【医学】乾々蔵
一八六二 文久二 嘗百社 本草会物品目録一冊【本草史料】村野に稿本
嘗百社害虫図一冊【動物】杏雨蔵
一八六二 文久二 木村正辞 本草和名刊誤一冊【本草】国書解題による
一八六二 文久二 松本良順 マーゼレン病説【医学】研医会図蔵(合写の内)
一八六二 文久二 森約之写 蘭畹摘芳総目【医学】早大に自筆本 大槻玄沢一七九二蘭畹摘芳の総目【補】
一八六二 文久二稿 森立之 傷寒日期纂攷一冊【医学】鶴見大(自筆)・杏雨(青山求精堂写)蔵【補】
一八六二 文久二稿 森約之 傷寒例沙汰一冊【医学】静嘉・内藤くすり蔵【補】
一八六二 文久二稿 森立之 内経要字苑一冊【医学】大塚修琴堂に自筆本【補】
一八六二 文久二成 一八六三 同三自序刊 多紀元佶 医庠諸生局学規一冊【医学・教育】京大富士川蔵 写本は京大富士川ほか蔵
一八六三 文久三刊 多紀元佶 多紀家学則一冊【医学・教育】乾々蔵
多紀元佶稿 海保漁村删補 躋寿館学規【医学・教育】京大富士川に医庠諸生局学規と合一冊
躋寿館諸事控一冊【医学・教育】京大富士川蔵 多紀元簡没後の元胤・元堅時代【補】
一八六二 文久二成 司馬凌海 七新薬大授一冊【医学】滋賀医大河村蔵(明治四写本)
一八六二 文久二序 一八六八 慶応四刊 本木昌造(点林堂) 秘事新書一冊【化学】京大・早大・茨城大菅ほか蔵
一八六二 文久二序 泉本幸直 本草要正一二冊(存八冊)【本草】国会白井ほか蔵
一八六二 文久二序刊 カンスタット‐カール‐フリードリッヒ抄訳 鏑木昭編 黒痘瑣言一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八六二 文久二序刊 鷲田一貫 疹科秘要一冊【医学】京大富士川・千葉大・乾々ほか蔵
一八六二 文久二序刊 葛西清(字希夷、号省斎) 鍼論一巻一冊【鍼灸】京大富士川蔵(日庸兪穴録を付す)
一八六二 文久二刊 葛西清 日庸兪穴録【鍼灸】京大富士川蔵(鍼論の付)
一八六二 文久二まで記録 麻疹流行記一冊【医学史料】国会蔵
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳艶画 開運麻疹疫神除之伝一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり・科博和田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳艶画 はしかのまじなひたらやうの葉一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 春霞楼主人誌 歌川芳艶画 はしか乃まもり一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳艶画 麻疹飲物養性一紙【医事説話・錦絵】江戸東京博蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川房種画 麻疹軽くする法二紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川房種画 麻疹呪之図一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳盛画 毒だてやうじやう一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳盛画 〔麦殿大明神〕一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳盛画 むぎどのハ生まれぬさ記にはしか志てかての後ハ己が子なりけり(毒だてやうじやう)一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳盛画 むぎどのハ生まれぬさ記にはしか志てかての後ハ己が子なりけり一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生記一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生伝一紙【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生之伝一紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生之伝一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生之伝/麻疹流行年数一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生辨一紙【医事説話・
錦絵】科博医学文化館ほか蔵 画材は子供で禁物とよきものを列記【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 麻疹養生弁一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵 画材は母子【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳虎画 流行けん之図一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳藤画 麻疹禁忌一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 歌川芳勝画 麻疹ましなひの歌一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 芳員画 麻疹除神法一紙【医事説話・錦絵】日大医蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 芳員画 麻疹養生禁物/おなじく宜食物一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵 上記の麻疹除神法と同画・別文【補】
一八六二 文久二 四月刊 一竜斎芳豊画 麻疹手当奇法辨一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 一竜斎芳豊画 麻疹まじなひの辨一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 一松斎芳宗画 麻疹を軽くする伝一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 一松斎芳宗画 はしかの養生一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 一松斎芳宗画 麻疹流行年数一紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 五雲亭貞秀画 麻疹養生伝一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 五雲亭貞秀画 痘瘡麻疹水痘一紙【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 了古画 為御覧一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵 麻疹の宜禁食を番付表に【補】
一八六二 文久二 四月刊 玉桜芳年(月岡芳年)画 出雲国麻疹除御神一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 四月刊 一鶯斎画 麻疹元服図二紙綴【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵 元服(ほんぷく)は本復(回復)の意【補】
一八六二 文久二 五月刊 栄井武助 麻疹養生之心得一紙【医学】内藤くすり蔵 宜禁食を列記【補】
一八六二 文久二刊 はしか能毒心得艸一紙【医学】内藤くすり・東京医大蔵 京都典薬頭の情報として宜禁食を上下に列記【補】
一八六二 文久二 六月刊 一松斎芳宗画 沢村田之助全快 麻疹養生之事一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 六月刊 社倉育嬰構板 麻疹手あての事一紙【医学】内藤くすり蔵 16×82cmの折り本状 社倉救済の印施【補】
一八六二 文久二 六月刊 流行はしか戯一口噺一紙【医事説話】日大医蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳幾画 三気男はしかたいぢ二紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 一秀斎芳勝画 流行金時ころりを除る伝一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳幾画 麻疹病中食物辨一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳幾画 はしか養生草一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳幾画 麻疹養生草一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳幾画 むか志はなし一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 春亭述 歌川芳艶画 流行麻疹けん一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳艶画 麻疹病後養生辨一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館図【補】
一八六二 文久二 七月?刊 歌川芳艶画 麻疹手当之事一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川房種画 麻疹心得之図画一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川房種画 麻疹養生之おしえ一紙【医事説話・錦絵】江戸東京博蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 食してよろし記もの一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 食してよろし記もの一紙【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 諸人麻疹退治之図一紙【医事説話・錦絵】都立図ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 麻疹病中食物辨一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 さく丸作 歌川芳盛画 流行端唄のかへ唄一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 流行麻疹十二日の間養生のこと一紙【医事説話・錦絵】科博医学文館蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳盛画 流行麻疹退散の図一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 道外三人上戸一紙【医事説話・錦絵】東洋藤井・科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 麻疹後の養生一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 麻疹全快祝の酒盛一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 麻疹禁忌荒増/食して宜品大概一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 麻疹養生心得一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳虎画 麻疹養生心得方一紙【医事説話・錦絵】埼玉県文書館小室蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳藤画 麻疹送出シの図一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳藤画 麻疹心得草一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳藤画 麻疹退治一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
歌川芳藤画 麻疹退治戯の図一紙【医事説話・錦絵】米国立医図蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 岳亭春信写 文の屋仲丸賛 歌川芳藤画 妙医甲斐徳本麻疹之来記二紙綴【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 歌川芳勝画 麻疹ニ禁物品々/麻疹ニよろしき物一紙【医事説話・錦絵】江戸東京博蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 芳員画 麻疹養生集一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 全亭おろか述 一雄斎艶政画 麻疹厄はらひ一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
江戸刊 全亭おろか述 はやるはしかも今日翌ばかり一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 了古画 はしか落しばなし一紙【医事説話・錦絵】米国立医図ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 了古画 道行旅路花聟(しにゆきたびじのはなむけ)一紙【医事説話・錦絵】東大史料ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 芳年画 流行麻疹七十五日数早見一紙【医事説話・錦絵】江戸東京博蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 芳年画 柳風狂句一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 鶯斎画 麻疹護調延寿鑑二紙綴【医事説話・錦絵】静岡県中央図ほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 鶯斎画 沢村田之助 麻疹養生之事一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵【補】
一八六二 文久二 七月刊 麻疹禁忌一紙【医学】内藤くすり蔵 印施【補】
一八六二 文久二 七月刊 休応斎画 麻疹食物善悪鏡一紙【医事説話・飲食】日文研宗田ほか蔵 たべてあしき物・たべてよろしき物の東西番付【補】
一八六二 文久二 七月刊 麻疹能毒養生辨一紙【医学】内藤くすりほか蔵 宜禁食の東西番付【補】
一八六二 文久二 七月刊 麻疹養生子孫心得鏡一紙【医学】順天大山崎・日大医蔵
一八六二 文久二 八月刊 五雲亭貞秀画 素戔嗚尊 悪神退治之図一紙【医事説話・錦絵】早大ほか蔵【補】
一八六二 文久二 八月刊 博施堂 バイ疫済急法/俗ニ虎狼痢/一名越前白豆之法一冊二丁【医学】内藤くすりほか蔵 コレラ治法の印施【補】
一八六二 文久二刊 中川常春院(幕医) 救疹便覧一紙【医学】順天大山崎・内藤くすり蔵 印施【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳幾画 はしかよけ一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
江戸後期刊 仮名垣魯文誌 歌川芳幾画 心学身之要慎三紙綴【医事説話・錦絵】日文研ほか蔵【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳艶画 麻疹疫病除一紙【医事説話・錦絵】Philadelphia Museum of Artほか蔵【補】
江戸刊 歌川芳艶画 〔当世雑語〕麻疹合戦記三紙綴【医事説話・錦絵】東大史料(第一紙・二紙・三紙)ほか蔵【補】
江戸刊 歌川芳艶画 はしかまじないおしえ宝一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳盛画 はしかおひはらい一紙【医事説話・錦絵】【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳盛画 麻疹見立高金附(よいものづくし)一紙【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵 麻疹流行で商売繁盛を東西に列挙【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳盛画 厄病除之神一紙【医事説話・錦絵】早大ほか蔵【補】
江戸刊 歌川芳盛画 おはひだが寄合人と
なる一紙【医事説話・錦絵】川﨑市民ミュージアム蔵 麻疹流行で不況の職人を組合せた擬人図で、頭を力士、顔を船宿と銭湯、首を芸者、背を蕎麦屋と髪結
い、腰を魚屋で構成【補】
江戸刊 歌川芳盛画 為麻疹一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵 麻疹流行で好況・不況の職を東西に列挙【補】
江戸刊 為麻疹一紙【医事説話】順天大山崎蔵 同上の番付だが絵なし【補】
江戸刊 麻疹能毒競(食てよろし記方/食てあし記方)一紙【医事説話】東大史料ほか蔵 麻疹宜禁食ほかの東西番付【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳藤画 麻疹養生伝一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八六二 文久二刊 歌川芳勝画 五体和合心臍之教訓二紙綴【医事説話・錦絵】国会ほか蔵 五体の和合が健康の根本という【補】
一八六二 文久二?刊 歌川芳藤画 はしか童子退治図一紙【医事説話・錦絵】科博和田コレクション蔵【補】
一八六二 文久二刊 流行はしか合戦一紙【医事説話】内藤くすりほか蔵 単色【補】
一八六二 文久二刊 麻疹禁忌心得番付一紙【医事説話・錦絵】順天大山崎蔵
江戸刊 大津ゑぶし一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田蔵 麻疹によき食と大津絵節のもじり【補】
一八六二 文久二刊 はしかさやあてかけ合一冊【医事説話・戯文】乾々蔵 表紙は錦絵 書名は歌舞伎さや当てのもじり【補】
江戸刊 〔はしかなぐさみ〕絵本太閤記十日見立一紙【医事説話】日大医蔵【補】
江戸刊 麻疹除並養生の伝一紙【医事説話】科博医学文化館蔵 禁物・よき食物に為朝公の手形【補】
江戸刊 流行はしか志る粉一紙【医事説話】東大史料蔵 しる粉屋の引札形式でもじる
一八六二 文久二刊 今村了庵 医事啓源一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八六二 文久二刊 洋書調所撮訳 〔官版〕疫毒予防説一巻一冊【医学】研医会図ほか蔵 蘭フロインコフスら衛生全書(一八五六版)ほかより杉田玄瑞・松本良順らがコレラ予防法・
療方を摘訳 凡例で薬店がキニーネを妙薬とするは洋書に記載なく、服用患者は効なく死にいたる例ありと警告【補】
一八六二 文久二刊 アントン著 伊東貫斎重訳 遠西方彙三〇巻三〇冊【医学】早大ほか蔵
一八六二 文久二刊 原田善太郎訳 蟣鍼治要(蜞鍼治要)一冊【医学】慶大富士川・日文研宗田ほか蔵 ヒポクラテス像あり【補】
一八六二 文久二刊 菊池海荘 ころり神療書(虎狼痢神療書)一冊【医学】香川大神原・順天大山崎・乾々蔵
一八六二 文久二刊 了古述 芳幾画 幡随院長兵衛/金時ころり一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 〔コレラ症候并防護摂生方〕一紙【医学】内藤くすり蔵 京都薬店の印施【補】
一八六二 文久二刊 上野彦馬 舎密局必携/前編三巻三冊【化学】国文研ほか蔵
一八六二 文久二刊 飯沼慾斎 草木図説十六~二〇帙【本草】→一八三二・五六・六一・七五の草木図説【補】
一八六二 文久二刊 山本錫夫 〔文久壬戌〕文久二年壬戌五月九日十日平安読書室物産会品目一冊【本草史料】国会白井ほか蔵
一八六二 文久二刊 はしか毒いみ心得艸一冊【医学】乾々蔵
一八六二 文久二刊 花岡先生金瘡療治一冊【医学】金沢大蔵
一八六二 文久二刊 籠情堂編 〔江府洛中〕麻疹疫病死亡人調書三巻一冊【医学史料】東大史料・順天大山崎・乾々ほか蔵
一八六二 文久二刊 中川紫山 麻疹宝鑑一冊【医学】東博蔵
一八六二 文久二刊 麻疹養生訓一冊【医学】乾々蔵
一八六二 文久二刊 痳瘡養生集(麻瘡養生集、麻疹養生集)一冊四丁【医学】国会ほか蔵 付麻疹流行年歴
一八六二 文久二刊 若山籾蔵 麻疹養生録一冊【医学】乾々蔵 日本橋室町某の印施を京都で模刻、これを江戸医師の籾蔵が再模刻【補】
一八六二 文久二刊 浪華吉田某施印 麻疹養生説一冊【医学】泰成堂書店古書目録一〇三号二〇二二掲載【補】
一八六二 文久二刊 浅井南皐・村上等順・平井庸信 名家方選大成三冊【医学】加大ロスほか蔵 一七八〇名家方選・一八〇四続名家方選・一八〇七名家方選
三編の合印【補】
一八六二 文久二刊 ストロマイエル著 スクハエルト訳 緒方研堂重訳 療疫新法(日新医事鈔第一帙)二冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵
一八六二 文久二 蘭館医シーボルトは第二次在留(一八五九 安政六から)より帰国 伊藤圭介 シーボルトへ所贈腊葉目録一冊【植物・史料】国会伊藤に手稿本
シーボルト所用外科器具一袋【医学・史料】東博蔵【補】
シーボルトの薬箱【史料】内藤くすり蔵【補】
悉乙勃一冊【薬物】乾々蔵
矢伊保児篤一冊【医学】京都府蔵
斯伊勃児篤口授二十四法一冊【医学】乾々蔵
矢勃爾経験書一冊【医学】京大富士川・徳島(朱勃児杜経験書)蔵
失勃経験方一冊【医学】乾々・日文研宗田・北上図ほか蔵
失乙勃児杜経験方録(失勃児篤経験方録)一冊【医学】杏雨・乾々・内藤くすり蔵
失乙勃児杜経験録一冊【医学】村野・内藤くすり蔵
矢勃児験方録(斯勃盧篤験方録・失伊保児篤験方録・シーボルト験方録・志意保留土験方録)一冊【医学】京大富士川・研医会図・日文研宗田ほ
か蔵
支母爾篤察病法一冊【医学】千葉大・順天大山崎蔵
斯伊勃児篤方書一冊【医学】京大富士川蔵(経験方を付す)
叔墨児脈論一冊【医学】乾々・村野蔵
西洋斯乙勃児徳一冊【医学】乾々蔵
眼解剖式【医学】楠本いね(シーボルト娘)旧蔵、長崎シーボルト記念館蔵 眼各部名称を日本語とオランダ語で記述し説明【補】
一八六三 文久三 二月没 石坂宗珪(名は宗圭・圭・宗元とも、字は公琦、号は檪園 石坂宗哲女婿) 針治提要十二条【鍼灸】京大富士川蔵(古診脉説の付)
石坂宗珪 読史余論補二巻二冊【史論・医学】九大蔵
石坂宗珪 陽州園雑纂五冊【随筆・医学】無窮神習蔵
一八六三 文久三(一八六二 文久二から) 緒方洪庵 勤仕向日記【日記・資料】科学史研究三~六に復刻
一八六三 文久三 六月十日没(一八一〇 文化七生)緒方洪庵(名は章、字は公裁、通称は三平 幕医で西洋医学所頭取)訳 和蘭医員等述 医事雑集一冊
【医学】九大蔵
緒方洪庵删補・校正 宇田川榛斎遺稿 遠西医鑑病機編(遠西医鑑病機論)二巻一冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵
緒方洪庵訳 鉛糖試験【薬物】研医会図蔵(合写の内)
〔緒方洪庵訳〕 和蘭局方一冊【西薬】阪大適塾記念セ蔵
緒方洪庵稿 脚気論(脚気説)【西医】阪大適塾記念セ蔵
緒方洪庵訳 骨骸各論一冊【医学】乾々蔵
緒方洪庵抄訳 虎狼痢療法抄一冊【医学】京大富士川蔵
緒方洪庵訳 虎狼痢沿革一冊【医学】九大蔵
緒方洪庵 視学升堂一冊【医学】学士院・京大富士川・東北大狩野ほか蔵
緒方洪庵重訳 ステヘンソン‐ヨーン著 ライスセン訳 視力乏弱病論一冊【医学】京大富士川・千葉大・研医会図ほか蔵
ステヘンソン眼科書一帖【医学】研医会図蔵
刊本 緒方洪庵 除痘舘記録一軸【医学史料】日文研野間蔵
緒方洪庵訳 ハンカッツス‐マルレンビュルフ著 舎密全書六巻六冊【化学】宮書ほか蔵
スマルレンビュルグ目録一冊【化学・目録】鹿児島大玉里蔵
緒方洪庵 適々斎薬室膠柱方一冊【医学】大阪市大森蔵
適々斎医方秘授一冊【医学】内藤くすり蔵
適々斎丸散録【薬物】東京医歯大阿久津蔵(合写の内)
適々斎散方【薬物】東京医歯大阿久津蔵(合写の内)
適々斎常用方【薬物】京大富士川蔵(五家方函〔適々斎常用方・存誠斎方函・戴星楼方府・時習堂方府・順天堂方函〕の内)
緒方洪庵訳 オンセノールト著 白内翳治術集論一冊【医学】京大富士川(巻一~三、穿瞳術集論を付す)・乾々・千葉大ほか蔵
緒方洪庵訳 独モスト著 別里別里/漢錫蘭【医学】順天大山崎蔵(合写の内)
一八六三 文久三 六月十七日没(一七九九 寛政一一生)箕作阮甫(名は虔儒、字は庠西、号は紫川 美作津山藩蘭医のち幕府天文台訳員・蕃書調所教授)
海上煩術全書一七巻【医学】本朝医家著述目録による
箕作阮甫 活人円機誘導篇一冊【医学】乾々蔵
活人円機一冊【医学】乾々・九大蔵
仏アントデュゲ著 箕作阮甫訳 産科簡明四冊【医学】乾々・金沢図蒼龍蔵
箕作阮甫訳 種痘篇一冊【医学】京大富士川蔵
箕作阮甫 樅堂雅言一冊【医学】呉秀三蔵
箕作阮甫訳 人身窮理格知新原一冊【医学】江戸時代の生機学による
箕作阮甫訳 人生鏡原一巻【医学】江戸時代の生機学による
箕作阮甫 西洋外科大成二〇冊【医学】乾々蔵
箕作阮甫 知生鏡原【医学】本朝医家著述目録による
箕作阮甫訳 知生輯略一巻【医学】江戸時代の生機学による
箕作阮甫著・訳 日本記聞一冊【博物】箕作祥一蔵 無人島記・密涅剌羅義・輿地人物総論・大地マグネチスミユス・消皮説より成る(江戸時代
の科学による)
箕作阮甫訳 ベリベリ【医学】金沢図蒼竜蔵(合写の内)
箕作阮甫訳 利奢蘭度眼目究理一冊【医学】江戸時代の生機学による
解毒通表一冊【薬物】呉秀三に箕作阮甫写本【補】
一八六三 文久三 七月十九日没(一八一〇 文化七生)伊沢柏軒(名は信重、字は道軒 蘭軒次男で備後福山藩医) 柏軒日録一冊【医学】慶大富士川蔵 医語考証の手控えで自筆か【補】
伊沢進道二先生素問標記一冊【医学】内藤くすり蔵 二先生は小島宝素・多紀元堅 【補】
伊沢柏軒書簡(安策宛)巻子装一通【書簡・史料】早大蔵(自筆)【補】
一八六三 文久三 九月二日没(一八二五 文政八生)多紀元佶(字は子述、通称は安常、号は棠辺 元胤の四男で幕医・医学館督事) 木活字刊 陰陽易病辨
誤/㽲痛切痛同一冊【医学】京大富士川蔵 金匱要略の字句考証【補】
刊本 多紀元佶 元佶雑考一冊【医学】無窮神習蔵
多紀元佶編 硝石礬石散条解説一冊【医学】東大鶚軒蔵 金匱要略条文の解説【補】
多紀元佶編 真武湯条辨書一冊【医学】東大鶚軒蔵 傷寒論条文の論【補】
多紀元佶自筆 多紀元佶書簡(清川玄道宛)一通【書簡・史料】早大蔵 矢数温知堂蔵森枳園宛の書簡類にも(日医史雑四二巻二号の町ら報告)【補】
一八六三 文久三 九月八日没(一八三〇 文政一三生)池辺真榛(号は麻生垣内 徳島藩士のち大坂で国学者) 万葉集名物考補正七巻【生物】国学者伝記集
成による
一八六三 文久三写 加越能産物方留帳六冊【物産史料】金沢市加越能蔵(文政元写三冊・文政一〇写四冊も)
一八六三 文久三(弘化二~嘉永七と安政五から) 西村広休 西村寒泉採薬記【本草】国会伊藤に明治写本
一八六三 東北大狩野に文久三写本 菅間天山 嬰児考一冊【医学】
一八六三 九
大に文久三写本 阿蘭陀流記膏方一冊【薬物】
一八六三 国
会伊藤に文久三丹波修治写本 温泉分析法一冊【医学】
一八六三 京大に文久三写本 眼科手術一冊【医学】
一八六三 九大に文久三写本 稲葉元煕編 耆宿茗話一冊【医学】
五家集験一冊【医学】国会蔵 東郭先生夜話・狂犬毒治方・小林氏蔵方・済生堂方則・耆宿茗話を収む
稲葉元煕 傷寒論脈証類辨一冊【医学】京大富士川蔵
〔稲葉元煕先生〕梔子鼓湯辨別一冊【医学】【補】
一八六三 九大に文久三写本 橘黄偶筆【医学】病間紀談等と合一冊 内藤くすりにも
一八六三 九大に文久三写本 病間紀談【医学】橘黄偶筆等と合一冊
一八六三 杏雨に文久三秋尾利義写本 竹内信典 十息見傷論口授一冊【医学】
一八六三 東大鶚軒に文久三写本 坪井方函一冊【薬物】
一八六三 京大に文久三写本 南蛮流能毒記一冊【薬物】
一八六三 文久三(一八六二 文久二より)阿部照任 阿部将翁建白稿(南嶼献白艸)一冊【植物史料】函館に自筆本 文久二~三間の薬草・果樹に関する意見
書
一八六三 文久三(一八六二 文久二より) 服部雪斎 本草図譜抄二巻二冊【本草】国会伊藤に稿本
一八六三 文久三 医学館薬品会物品録一冊【薬物史料】国会白井ほか蔵 一七九三・一八三三・六二にも
一八六三 文久三 医学館薬品会目録二冊【薬物史料】九大蔵(上冊・下冊)【補】
一八六三 文久三 田中芳男 医学館薬品会品物目録略記及物品録二巻二冊【薬物史料】東大に自筆本
一八六三 文久三 田中芳男訳 仏蘭西獣図訳名一冊【動物】国会伊藤・国会白井蔵
一八六三 文久三 丹波修治 文久二戌八月米利堅并同年冬仏蘭西国ヘノ使節帰朝ノ節彼地ニテ采収草木種子目録一冊【植物史料】国会伊藤に手稿本
一八六三 文久三 丹波修治編 〔文久三亥年三月廿九日〕伊阪山採薬目録一冊【薬物史料】国会伊藤蔵
一八六三 文久三 平田景順 校正薬品手引草抄一冊【薬物】杏雨に稿本
一八六三 文久三 一八七〇 明治三刊 三宅証訳 雀糞論説一冊【本草】岡山大・南方熊楠顕彰会蔵
一八六三 文久三 種痘録一冊【医学史料】慶
大富士川に元治二(一八六五)写本
一八六三 文久三 掇英方函一冊【医学】東北大狩野蔵
一八六三 文久三 和漢諸草木花形録一冊【植物】杏雨蔵
一八六三 文久三成 森約之 九鍼図一冊【鍼灸】石原明蔵(自筆)【補】
一八六三 文久三成 一八六四 元治元刊 鵜飼徹定 瑞蓮奇賞一冊【植物】香川大神原・日比谷加賀・村野蔵 村野に稿本も
一八六三 文久三成 岡宗益(寿道) 定理斎坐右救苦常用治験方府一冊【医方】京大富士川蔵 病門別【補】
〔岡宗益〕 定理斎日新記一冊【医案】京大富士川蔵【補】
一八六三 文久三自序 浅田宗伯 学晦堂医話【医話】内藤くすり(南柯医語と合写)・東京医歯大阿久津(合写の内)蔵
一八六三 文久三自序 一八六四 元治元刊 今村了庵 鍼灸指掌一冊【鍼灸】京大富士川・慶大・東大ほか蔵
一八六三 文久三自序 和田春徹 撰鍼三要集一冊【鍼灸】京大富士川蔵 杉山和一の選鍼三要集とは別書【補】
一八六三 文久三写(一八五六 安政三~) 森立之 金匱要略攷注二五巻二五冊【医学】杏雨に青山道醇写本 現存本は第六~一九冊を欠【補】
一八六三 文久三稿 森立之 金光明最勝王経音義攷証補一冊【医学・仏教】慶大斯道蔵【補】
一八六三 文久三稿 森立之・約之筆 温知薬室蔵府図一冊【医学】杏雨蔵【補】
一八六三 文久三稿 森立之 四時経提要(四時経攷注)一冊【医学】無窮神習・杏雨蔵 脈経から輯佚・考証【補】
一八六三 文久三稿 森約之自筆 金匱要略余聞一冊【医学】松本一男蔵 傷寒論余聞に補綴【補】
一八六三 文久三稿 森約之自筆 傷寒論余聞一冊【医学】松本一男蔵【補】
一八六三 文久三森立之序 浅田宗伯 古方薬議五巻五冊【薬物】国会白井ほか蔵 烏犀圓に自筆稿と再稿【補】
一八六三 文久三序 歌川芳盛画 草木画譜一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八六三 文久三杉田序 一八六七 慶応三刊 ロベルト/ゼエムス/メーン著 杉田玄端訳 健全学六冊【医学】国会ほか蔵 西医衛生書 一八六八・七三版も【補】
一八六三 文久三序 長谷酔華 撫子培養手引草一冊【植物】国会白井ほか蔵
一八六三 文久三服部甫庵(政世)識語 家伝通栄散之記一冊【医学】乾々蔵
一八六三 文久三識語刊 高島烈(祐啓) 軍陣救急便方一冊【医学】京大富士川・無窮神習・内藤くすりほか蔵
一八六三 文久三序跋刊 尾台榕堂 医余三巻三冊【医学】京大富士川ほか蔵 医論書【補】
一八六三 文久三刊 尾台榕堂 医録三冊【医学】乾々蔵 上掲の医余の誤字か【補】
一八六三 文久三刊 石黒忠悳 贋薬筌法(贋薬鑒法)一冊【薬物】城西大水田ほかに一八六九序版(附録伍薬禁忌)も
一八六三 文久三刊 桂川甫策 〔官板〕元素通表【化学】香川大神原・東大・吉田正太郎蔵
一八六三 文久三刊 蘭ボードイン著 奥山元省訳 〔孔鼇爾篤〕虎狼痢治法一冊【医学】香川大神原蔵
一八六三 文久三刊 ザックス著 桑田省庵訳 薩倔斯氏解毒篇(遠西解毒篇、西洋外毒篇)一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八六三 文久三刊 秩父大宮郷村役人 殺児矯正心得一帖【医学・教訓】社会事業大蔵 救民と間引き戒め【補】
一八六三 文久三刊 山田春隆 傷寒論(古傷寒論)一冊【医学】韓国中央図書館蔵 越前広胖堂蔵版で一八四八康治本傷寒論の経文のみ復刻【補】
一八六三 文久三刊 平安医家大集一紙【名鑑・医史料】京都医学史研究会蔵 東西番付表形式で京都の町医を本道・外科・小児科・接骨・漢蘭・西洋・眼科・
女科に区別【補】
一八六三 文久三刊 南岱画 疱瘡赤絵一紙【医事説話】歴史民俗博ほか蔵【補】
一八六三 文久三刊 オシャンデル著 伊藤圭介訳 暴瀉病手当素人心得書一冊【医学】国会ほか蔵
一八六三 文久三刊 世の中難ぢうりやうじ二紙綴【医事説話・錦絵】東大蔵
一八六三 文久三年平安読書室物産会品目一冊【本草史料】東北大狩野に文久三森約之写本
岡田某 兼康相伝方一冊【医学】日本医学史による 岡田某の調練御覧等記録は嘉永三~文久三【補】
中里稜雲 医術問答一冊【医学】順天大山崎蔵 中里稜雲の天道正理問答は文久三成【補】
一八六四 文久三 十二月十六日没(一八〇三 享和三生)青木周弼(名は邦彦、号は月橋 シーボルトに学び長州萩藩医学所蘭学教授) 産婦熱論一冊【医
学】乾々蔵
青木周弼訳 〔診断治療書〕一冊【医学】京大富士川蔵
青木周弼 病理論【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録による
一八六四 文久四 一月二十一日没(一七九二 寛政四生)中島広足(名は広足、通称は嘉太郎、号は橿園など 肥後熊本藩校の国学教授) 病名解【医学】日
本医学史による
中島広足 薬品解【薬物】日本医学史による
一八六四 文久四 産物方并諸口銭并津方要々留一冊【物産史料】金沢市加越能蔵
一八六四 文久四刊 朝顔花合一括【本草】国会白井・京大ほか蔵 一八四八・四九・五七・六〇等にも 同種のもの朝顔・朝顔花会等の題名で諸所にあり
一八六四 文久四跋木活字刊 森立之 遊相医話一冊【医学】国会白井ほか蔵→原本は一八四六桂川医話【補】
一八六四 文久四刊 鈴木玄竜 保命緒言一冊【医学】慶大富士川ほか蔵 中風・労瘵の病論・予防・治方【補】
文久頃刊(文化より) 朝顔名鑑一冊【本草】朝顔名品番附を貼付したもの
越智高崧(文久頃の人) 眼医金針【医学】西洋学家訳述目録による
越智高崧 眼医秘笈一冊【医学】天理に自筆本
越智高崧 眼科全針【医学】本朝医家著述目録による
越智高崧 内翳書【医学】西洋学家訳述目録等による
越智之家伝眼目医療一冊【医学】研医会図に江戸写本
文久年間 松前箱館産物控一冊【物産史料】水産大羽原・函館蔵
一八六四 元治元 二月二十日没(一八〇九 文化六生)山本錫夫(名は篤慶、通称は沈三郎 山本亡羊の次男で京の本草学者) 蝦夷草図校正(蝦夷草木図校
正)一冊【植物】杏雨・楂{艸+考}蔵
山本錫夫 岡田安貞原蔵介品録一冊【魚介】岩瀬蔵
山本錫夫 川岡二氏蔵貝目録一冊【魚介史料】岩瀬蔵
山本錫夫 川北氏蔵介目録一冊【魚介史料】本草書目による
山本錫夫 紀州介品諸録一冊【物産】岩瀬蔵
山本錫夫 経峯并布引山採薬卉木記一冊【本草】国会伊藤に丹波修治写本
山本錫夫 採薬記【本草】岩瀬に七冊本と一冊本
山本錫夫 勢志採薬記一冊【本草】国会伊藤(下掲の山本篤慶採薬記の内)・杏雨(自筆)・家政学院大江蔵
山本錫夫 山本篤慶採薬記四冊【本草】国会伊藤に伊藤圭介写本
山本錫夫等編 読書室物産会目録【物産史料】宮書(南陽叢書二)・岩瀬(一二冊)・杏雨(巻一九~三四岩瀬蔵本写四冊、文化五~天保三岩瀬
蔵本写一八巻四冊、天保~嘉永岩瀬蔵本写二五巻四冊)蔵
山本錫夫編 〔榕室〕物産叢書二巻【博物】岩瀬(一冊)・杏雨(同上写二冊)蔵
山本錫夫 本草通串図証一冊【本草】東北大狩野蔵
山本錫夫 大和国土産考一冊【物産】国会蔵
山本錫夫 蘭品一冊【本草】岩瀬蔵
山本錫夫 櫟斎岡氏蔵介目録一巻【魚介史料】本草書目による
山本錫夫 六十六州産物録二巻一冊【物産】九大・岩瀬蔵
山本錫夫編 和歌物産出処考三冊【本草】研医会図ほか蔵
一八六四 元治元 三月十二日没(一八二七 文政一〇生)関讃蔵 海魚志略一巻【動物】本草書目による
一八六四 元治元 七月十七日没(一七八六 天明六生)岡田栗園(名は淳之、字は大初、通称は万三郎 越中富山藩医で藩校広徳館の教授から祭酒) 大同類
聚方薬品漢名考一巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
岡田栗園編 山本錫夫朱記 本草通串証図(朱記本草通串証図)一冊【本草】岩瀬・杏雨・村野蔵
一八六四 元治元 七月十七日没(一八〇八 文化五生)葛岡菊園 活法一家説【医学】大阪名家著述目録による
葛岡菊園 実検方意考【医学】大阪名家著述目録による
一八六四 元治元 七月二十七日没(一七九八 寛政一〇生)小沢精庵 眼学新書【医学】近世漢学者著述目録大成による
小沢精庵 傷寒論夷解【医学】近世漢学者著述目録大成による
小沢精庵 鍼砭録【鍼灸】国会蔵(精葊文抄の付)
一八六四 元治元 九月十四日没(一七九九 寛政一一生)長崎健 医学物語二冊【医学】本朝医家著述目録による
長崎健 医話三巻【医学】本朝医家著述目録による
長崎健 百医蒙求一巻【医学】本朝医家著述目録による
長崎健 和魂漢才二巻【医学】本朝医家著述目録による
一八六四 元治元 十一月九日没(一七九八 寛政一〇生)鍋島直与(号は雲庵・鵞翁 肥前蓮池藩主鍋島家八代) 医書抜録一冊【医学】近世漢学者著述目録
大成等による
鍋島直与 天賜園製薬誌一巻【薬物】近世漢学者著述目録大成による
一八六四 京大に元治元写本 佐野安斎 解剖書眼目図抜萃一冊【医学】
一八六四 京大に元治元源正真写本 佐野安斎 〔百氏〕眼球解剖書一冊【医学】
一八六四 東洋藤井に元治元写本 城舜海(佐藤尚中)重訳 外科法範一冊【外科】乾々にも
一八六四 京大に元治元写本 弟毘斯熱論一冊【医学】
一八六四 順天大山崎に元治写本 幾里仁幾口述 松本良順筆記 麻疹療法一冊【医学】
一八六四 東
大鶚軒に元治元写本 薬取退屈之節おわらひ草一冊【医事説話・滑稽本】
一八六四 元治元 医学所分限覚一帖【医学】東北大狩野蔵
一八六四 元治元 医師改革之留一冊【医学史料】内閣蔵
一八六四 元治元 和蘭療治輯要一冊【医学】九大蔵
一八六四 元治元 加越能産物方抜書二冊【物産】金沢市加越能蔵
一八六四 元治元 山田正珍(図南)? 金匱要略纂註三巻一冊【医学】乾々蔵
一八六四 元治元 吉田貴道 傷寒論正要一冊【医学】九大蔵
一八六四 元治元 伊藤鳳山 扁倉伝割解彙攷刊誤補遺一巻【医学】近世漢学者著述目録大成等による
一八六四 元治元稿 森立之・約之 雑病広要校正筆記一冊【医学・史料】京大富士川に自筆本【補】
一八六四 元治元稿 森約之 雑病広要採摭書目(襍病広要採摭書目)一冊【医書目】国会・乾々・内藤くすりほか蔵【補】
一八六四 元治元成 森立之編 素問攷注二〇巻四〇冊【医学】国会に自筆本(素問攷注提要を附す)【補】
一八六四 元治元稿 森約之 船越黴瘡秘論一冊【医学】慶大富士川蔵 黴瘡秘論(船越敬祐)の写本に加筆→一八四三黴瘡秘録【補】
一八六四 元治元稿 森立之述 森約之校 霊枢骨度篇尺度攷一冊【医学】研医会図に自筆稿本【補】
一八六四 元治元序 一八六五 慶応元刊 中村謙作訳述 坂
井豊作編 鍼術秘要三巻三冊【鍼灸】京大富士川ほか蔵 図解多く仲景医方も併用【補】
一八六四 元治元序 泉本幸直 〔草木育方秘伝〕錦毛類二巻【本草】国会伊藤(一冊)・国会白井(二冊)蔵【補】
一八六四 元治元識語 眠客亭主人写編 「足」絵図/なんびよふつけ(あしきなんびょうつけたし)一冊【医学】東洋藤井蔵 華岡流の乳癌・難病・奇病手術
図説【補】
一八六四 元治元跋刊 松本良順著 山内豊城注 養生法二巻二冊【医学】国文研ほか蔵 日本初の西洋医学養生書 明治初版も【補】
一八六四 元治元序刊 尾台榕堂 霍乱治略一冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八六四 元治元刊 独カンスタット(侃斯達篤)‐カール‐フリードリッヒ著 蘭ハーヘマン訳 坪井信良再訳 侃斯達篤内科書【医学】京都府(二〇冊)・
乾々(欠本二五冊)・岡山大(一〇冊)ほか蔵
一八六四 元治元刊 賀川玄悦著 嶋田泰夫注 産論修飾四巻付録四冊【医学】京大富士川ほか蔵
一八六四 元治元刊 谷景命 種痘辨一冊【医学】国会・乾々蔵 牛痘の真偽辨【補】
一八六四 元治元刊 田宮尚施 傷寒論陰陽辨一冊【医学】宮書蔵
刊本 田宮尚施 傷寒論二冊【医学】乾々蔵
木活字刊 田宮尚施著 畑中正修 鵜吉政孝訂 傷寒論箚記二巻二冊【医学】早大・乾々蔵
一八六四 元治元刊 中川淡斎 〔掌中〕西医日用方六巻(元治元に巻一~三、慶応二に巻四~六)【医学】京大富士川・東北大狩野・慶大ほか蔵
一八六四 元治元刊 本間棗軒 内科秘録一四巻一四冊【医学】京大富士川(巻一四欠)ほか蔵 慶大富士川(巻五欠)ほかに一八六七版も
一八六四 元治元刊 歌川芳盛画 疱瘡養生艸一紙【医事説話・赤絵】歴史民俗博蔵【補】
一八六五 京
大富士川に元治二写本 岡宗益(寿道) 古診脈説一冊【医学】針治提要十二条を付す→一八七八古診脈説
一八六五 元治二序 岡宗益 長沙方原一冊【仲景】京大富士川蔵【補】
一八六五 元治二 広藤惇信 整骨新書一冊【医学】慶大富士川蔵
一八六五 元治二 胎児血液運行論一冊【西医】日大医蔵 ボードイン講義録
一八六五 元治二刊 今村了庵 医事問答一冊【医学】京大・慶大・東北大狩野ほか蔵
一八六五 元治二刊 中川成章補 証治摘要二巻一冊【医学】早大ほか蔵 傷寒から始まる病門別方論書で横版【補】
中川成章編 証治秘訣一五巻【医学】無窮神習に井上治助写本
元治増補 堀見忠篤 医家御書籍目録(元治増補御書籍目録医学類)一冊【医書目】乾々蔵
長崎養生所当番医局記一冊【医学】慶大富士川蔵 長崎養生所はポンペの提議で一八六一(文久元)九月に開院【補】
長崎養生館医局記一冊【医学】慶大蔵
崎陽養生館局方録二冊【薬物】杏雨蔵
養生館局方一冊【薬物】研医会図に明治七写本
養生館日常薬品大略一冊【薬物】武雄市鍋島に江戸末期写本
一八六五 慶応元仲冬中川哲序 蘭(ボードイン)抱
道英方 中川哲(淡斎)輯 精得館病室方叢(精得館/養生館改名/病室方叢)一冊【医学】阪大適塾記念セ蔵
一八六五 慶応元 五月七日没(一八〇四 文化元生)岩崎鴎雨(名は雍、字は元煕 頼山陽に師事した詩人) 湖魚譜【魚介】近世漢学者著述目録大成による
一八六五 慶応元 五月十八日没(一七九六 寛政八生)荒井東吾(仙台藩士)編 草根木葉糧(草木糧撰)一冊【本草・救荒】国会蔵
一八六五 慶応元 閏五月五日没(一七八二 天明二生)飯沼慾斎(名は守之・長順、字は竜夫 美濃国大垣の蘭方町医で隠居後は本草博物学者) 皇朝草木図
譜一〇冊【本草】西洋学家訳述目録による
飯沼慾斎 物印満写真並考証一冊【本草】岩瀬蔵
飯沼慾斎訳 物印満本草図譜訳名一冊【本草】国会白井に手稿本
一八六五 慶応元 九月二十九日没(一七九七 寛政九生)華岡南洋(青洲の娘婿・養子 大坂で鹿城没後の合水堂を運営)著 柳田広意哉輯 合水堂治験抄六
丁【医学】研医会図蔵(合綴の内)
花岡経験奇患図(春林軒奇患図)二冊・無題〔春林軒治術図識〕(整骨・繃帯図説)一冊【外科】北里大蔵 治験図説には青洲以後の嘉永・安政・文久年間もある【補】
一八六五 慶応元 十月没(一八〇五 文化二生)大村重行(字は篤夫、号は藍涯・全生堂、通称は泰輔)補 華岡青洲著 外科大全一冊【医学】東洋藤井蔵
大邑重行 全生堂上池遺編一冊【医学】九大蔵
一八六五 京大に慶応元写本 眼科大全一冊【医学】
一八六五 内藤くすりに慶応元写本 権田直助 古医道治則案例一冊【医学】
一八六五 石川県歴博長岡に慶応元写本 勃篤印眼病治説一冊【医学】
一八六五 新潟大藤田に慶応元写本 Fles Jpseph Alexander著 敷列斯氏解剖論一冊【解剖】
一八六五 九大に慶応元山田愿策写本 柚木流眼療秘伝抄一冊【医学】
一八六五 慶応元 羽生良煕 瘧識一冊【医学】乾々に自筆本
羽生良煕 扁鵲倉公伝原解二冊【医学・伝記・医史】乾々に自筆本(欠本)
羽生良煕 婦人胎養考一冊【医学】乾々に稿本
羽生良煕 本草序例抄一冊【本草】乾々に自筆本
一八六八 慶応元 眼目内薬一冊【薬物】東大蔵
一八六五 慶応元 魚介小摘一冊【魚介】国文研蔵
一八六五 慶応元(一八二八 文政一一から) 御医書之事集袋五冊六帖一六通【医学史料】岡山大池田蔵
一八六五 慶応元 行方水谿 桜草百品図一冊【植物】日比谷加賀(昭和写)・楂{艸+考}蔵
行方水谿画 桜花百品図一冊【植物】杏雨蔵
刊本 行方水谿編 晴雲軒柳塘・高養堂紫効画 天地物産図鏡説四冊【博物】日比谷加賀蔵
行方水谿編 本艸啓蒙集(本艸啓蒙集目録)一冊【本草】東北大狩野蔵
行方水谿 穂草類説一冊【本草】無窮神習蔵
一八六五 慶応元 平野元良 診脈辨義二巻【医学】慶大富士川蔵(自筆草稿巻下存)
一八六五 慶応元 山中信古編 〔増訂〕南海包譜三巻一図【物産】国会伊藤ほか蔵
一八六五 慶応元 伊沢信道 柏軒方意解一巻【医学】慶大富士川蔵(森約之写本)
一八六五 慶応元 西岡元益 仏説除病八目疏二冊【医学】乾々に稿本
一八六五 慶応元 鎌井松石 本草正譌三二巻三二冊【本草】国会に稿本,杏雨に同上写本二部
一八六五 慶応元 喜多村直寛 老医巵言一冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八六五 慶応元 森立之 存誠薬室本邦医書目一冊【医書目】国会・杏雨・鶴見大ほか蔵
一八六五 慶応元稿 森立之 枳園叢攷三巻三冊【医学】国会に手稿本(続録二巻外編一巻共六冊) 京大富士川に慶応三序本【補】
一八六五 慶応元成 浅井貞庵口授 浅井正翼筆記 浅井正贇補考 方彙口訣存一巻【医学】京大富士川蔵【補】
浅井貞庵講話 浅井正翼筆記 浅井正贇補考 傷寒論口訣(傷寒口訣)三冊【医学】乾々・東大蔵→一八八三金匱要略口訣【補】
一八六五 慶応元自序 山田業広 医事小言補正一冊【医学】京大富士川(自筆稿本)ほか蔵 医史考証【補】
一八六五 慶応元序 阪尚教 三州山海異品一冊【博物】国会白井蔵
一八六五 慶応元識語 病位辯義再稿(病位辨義再稿)三巻三冊【医学】京大富士川(存上中二冊)・慶大富士川(存下一冊)蔵
一八六五 慶応元序刊 大畑春国 瑞兎奇談一冊【動物】国会白井ほか蔵
一八六五 慶応元跋木活刊 三浦道斎輯 三浦寧楽校 〔秘方〕脚気擥要(脚気覽要)二巻補遺共二冊【医学】京大富士川蔵【補】
一八六六 慶応元刊 平野元良 一夕医話三冊【医学】京大富士川(再刻)ほか蔵→一八六七択善居一夕医話【補】
未詳年刊 平野元良 延寿帯効用略記(延寿帯試効用法)一冊【医学】国会・京大富士川・九大ほか蔵 明治二〇(一八八七)に重訂版 日本衛
生文庫二(国
会ほか蔵)に活字本
一八六五 慶応元刊 プレンキ・セリウス・シットマン等を摘訳 中川淡斎編 中川鴻等校 眼科要略三集九巻九冊【医学】内藤くすりほか蔵 初編は一八六三
序版(名大医蔵) 淡斎は長崎でボードインに師事【補】
一八六五 慶応元刊 田中華城著 田中金峰標注 温疫論集覧一〇巻七冊【医学】慶応元版(東大・乾々・内藤くすり蔵)は巻一~四 乾々に巻五~一〇写本
一八六五 慶応元刊 独ストロメールG. F. Stromeyer著 蘭シュエルマンB. F.
Suerman訳 佐藤舜海(尚中)重訳 外科医法一八巻一八冊【医学】東邦大額田ほか蔵→一八七二外科医法外篇
一八六五 慶応元刊 独Georg F. L. Stromeyer著 蘭シュエルマン訳 佐藤舜海(尚中)重訳 斯篤魯黙児砲痍論二巻二冊【医学】千葉大ほ
か蔵
一八六五 慶応元刊 広川晴軒 三元素略説一冊【化学】東北大和算ほか蔵
一八六五 慶応元刊 〔当時発行〕名医鑑一紙【名鑑・医史料】大坂町医を住所別に列記して専門科も標記→一八六六版は一冊【補】
西岡元益 仏説医方実験論二巻【医学】大谷蔵(真宗要義書の付) 西岡元益の仏説除病八目疏は慶応元成
一八六六 慶応元 十一月二十四日没(一七九九 寛政一一生)花野井有年(名は稷 漢蘭折衷から和方に転じた駿河府中の町医) 経験薬方一巻【薬物】国学
者伝記集成による
花野井有年 薬名韻譜四巻【薬物】国学者伝記集成による
花野井有年 薬名会三巻【医学】国学者伝記集成による
一八六六 慶応二 二月十三日没(一七八八 天明八生)吉雄幸載(名は種通、号は素友 父は吉雄種徳、耕牛の甥 シーボルトに学んだ長崎施薬院外科医)
整骨範草稿二冊【医学】日文研宗田・内藤くすり蔵
吉雄種通 瘍医新書三冊【医学】刈谷蔵
一八六六 慶応二 二月十五日没(一八一二 文化九生)山田文啓 療治燃犀【医学】近世漢学者著述目録大成による
一八六六 慶応二 六月十五日没(一八〇二 享和二生)岩永藿斎(名は之房、通称は文楨 大坂の町医で本草家) 医事雑話九冊【医学】慶大富士川蔵
岩永之房 唖科雑方一冊【医学】慶大富士川蔵【補】
岩永藿斎 藿斎雑抄一冊【医学】京大富士川蔵
岩永藿斎 鐘奇遺筆六冊【博物】国会蔵
岩永藿斎 鐘奇斎日抄一冊【医学】京大富士川蔵
永緒藍園 鐘奇斎薬録(永緒氏奇方録)一冊【薬物】京大富士川蔵
岩永藿斎 病診録一冊【医学】慶大富士川蔵
岩永藿斎編輯 岩永玉琴校訂 疝一冊【医学】慶大富士川蔵
岩永藿斎 〔重修〕本草綱目啓蒙増補抄録五冊【本草】国会伊藤に手稿本
岩永藿斎 瘍科医卒口舌唇部一冊【医学】慶大富士川蔵
岩永藿斎 瘍科医卒後集癰疽方論一冊【医学】慶大富士川蔵
岩永藿斎 瘍科医卒後集類方一冊【医学】慶大富士川蔵
岩永藿斎 瘍科医萃乳病(瘍科医卒乳病)一冊【医学】内藤くすり蔵
岩永藿斎 〔玄昌堂〕瘍科医卒類方四冊【医学】慶大富士川・内藤くすり蔵
岩永藿斎 玄昌堂外科医卒方論(瘍科医卒方論)二一冊【医学】内藤くすり蔵
一八六六 慶応二 九月十八日没(一七九八 寛政一〇生) 海保漁村(名は元備、字は純卿 幕府医学館儒学教授) 煙草続録一冊【本草】国会・京大蔵
海保漁村輯 及魯斎治験一冊【医学】東大蔵【補】
海保漁村輯 及魯斎治験録四冊【医学】乾々蔵【補】
海保漁村 待老筆記撮抄【薬物】京大富士川蔵(薬書叢の内)
一八六六 慶応二没(一八〇一 享和元生)松浦道輔(字は源礼、号は羽人 もと阿波の町医のち平田篤胤に入門した国学者) 営衛傷寒論四冊【医学】内藤くすり
蔵
松浦道輔 金匱方論通義【医学】無窮神習に一冊本と一〇冊本
未詳年刊 松浦道輔 傷寒論通義一冊(巻一のみ)【医学】神宮・内藤くすり蔵 神宮に写本三冊も
松浦道輔校 丹波康具著 上代薬方類書一冊【薬物】京大富士川・日文研宗田・東北大狩野ほか蔵
松浦道輔編 本朝古法治章抄一冊【医学】無窮神習蔵
一八六六 慶応二没(一七九六 寛政八生)宮本元甫(名は寛、字は子裕、号は葵園 摂津高槻藩蘭方医) 産家須知【医学】西洋学家訳述目録等による
宮本元甫 黴家捷径【医学】本朝医家著述目録等による
宮本元甫 瘍科新選【医学】本朝医家著述目録等による
一八六六 同治五没(生年未詳)琉球・渡嘉敷通起 好生要伝(達生篇和解/種子之論)【医学・産科】琉球大宮良殿内・沖縄県博物館上江洲家・吉浜家文書蔵【補】
琉球・篤肇緒(一八一三~?)署名 衛生便覧【医学】沖縄県博物館上江洲家文書蔵【補】
一八六六 慶応二(一八一五 文化一二から) 存誠薬室弟子記(登門録)一冊【名鑑・医史料】酒田市図蔵 存誠薬室は多紀元堅の室号【補】
一八六六 韓国中央図に慶応二写本 荻野先生治療書一冊【医学】千葉大に荻野流治療書(荻野先生治療書)二冊あり、吐方論・刺絡編・台州園随筆・温疫余論など
の要点を書き抜く【補】
一八六六 杏雨に慶応二写本 広瀬元恭 牛痘一冊【医学】牛痘発蒙を付す
一八六六 東北大狩野に慶応二写本 栗崎流油書一冊【医学】
一八六六 東大鶚軒に慶応二写本 小児科方一冊【医学】
一八六六 真柳誠蔵書に慶応二写本 諸病論抜書三巻三冊【医学】中山道吉野原村清水塾山崎友英写 病門別の論と治方【補】
一八六六 順天大山崎に慶応二写本 諸先生方符(順天塾見聞記)一冊【医学】
一八六六 国
会白井に文久四・慶応二森約之写本 高嶋欧西紀行抜抄一冊【動物】欧西紀行抄出【補】
一八六六 東洋藤井に慶応二写本 池田世修編 痘科方選(池田家治痘秘方)一冊【医学】
池田世修 痘科示蒙【医学】本朝医家著述目録による
池田世修 痘科随症方選一巻【医学】本朝医家著述目録による
池田世修 痘疹要語纂七巻【医学】本朝医家著述目録による
一八六六 慶大富
士川に慶応二写本 南竹集一冊【医学】巻二存
一八六六 慶応二(一八六三 文久三より) 産物方諸事留四冊【物産】金沢市加越能蔵
一八六六 慶応二 芳村恂益 温泉考二冊【医学】無窮織田・内藤くすり蔵
一八六六 慶応二 山田業広 皇朝諸家治験集要三巻三冊【医学】京大富士川(業広自筆)・九大蔵
一八六六 慶応二 御痘瘡四冊【医学・記録】宮書蔵(御凶事書類を付す)
一八六六 慶応二 孝明天皇御痘瘡一冊【医学・史料】宮書蔵(大正写、仁孝帝御例を付す)
一八六六 慶応二 平尾魯仙 草木絵本三五冊【植物】東博蔵
一八六六 慶応二 田中尚房 大同薬品考(大同類聚方薬品考 )二冊(合一冊)【和方・本草】国会に自筆草稿(田中叢書一〇・一一)【補】
一八六六 慶応二 藹斎 抽斎蔵書目録鈔一冊【医学・書目】東大鴎外に森潤三郎?の写本
一八六六 慶応二 阿部櫟斎 巴菽園貝譜一冊【魚介】東博蔵
一八六六 慶応二 羽鳥利貞 名物牌子目録一冊【博物史料】国会白井蔵
一八六六 慶応二 伊藤玄意 薬室叢書一冊【医学】乾々蔵
一八六六 慶応二 浅田宗伯 瘍科広要【医学】乾々(服部甫庵写二冊)・内藤くすり(六冊)蔵【補】
一八六六 慶応二添削(一八五九 安政六稿) 浅田宗伯 医学寮造立願書草稿一冊【医史料】東大鶚軒蔵(浅田宗伯遺書の内)
一八六六 慶応二序 一八八〇 明治一三刊 浅田宗伯 先哲医話二巻【医論・医史】国文研ほか蔵
一八六六 慶応二 森立之 洋医術権輿漢土弁一冊【医学】杏雨に服部継甫写本【補】
一八六六 慶応二 森立之 苜蓿一冊【本草】東大に自筆本
一八六六 慶応二稿 森立之 証類本草穿鋳一冊【本草】小曾戸洋蔵(自筆)【補】
一八六六 慶応二稿 森立之 読褚氏遺書一冊【医学】杏雨に自筆本【補】
一八六六 慶応二稿 森約之 金匱要略条数攷一冊【医学】杏雨に自筆本【補】
一八六六 慶応二序 鈴木道順 魚本草一冊【本草】杏雨に稿本
一八六六 慶応二序 中村元昌 天職軒方機一冊【方論】福地目録二〇一六秋【補】
一八六六 慶応二序 一八六七 同三刊 伊藤慎蔵 改正磁石霊震気療説(磁石霊震気療記)一冊【医学】京大・東大・長崎大武藤ほか蔵
一八六六 慶応二序刊 リバックDouwe Lubach著 島村鼎甫訳 生理発蒙一三巻図式一巻【医学】慶大富士川ほか蔵
一八六六 慶応二刊 米グロス‐サムエル‐デイビッド著 島村鼎甫訳 創痍新説二巻二冊【医学】京大・東大・研医会図ほか蔵 慶応三(一八六七)版も
一八六六 慶応二刊 独レーベルト‐ヘルマンHermann Lebert著 坪井芳洲(為春 薩摩藩医)訳 医療新書四巻四冊【医学】研医会図・東邦大額田(存二巻)ほか蔵 蘭訳本から重訳【補】
一八六六 慶応二刊 佐渡三良 和蘭薬性歌二巻二冊【西薬】九大・京大富士川・慶大ほか蔵
一八六六 慶応二刊 蘭ポンペ著 倉次元意訳 眼科摘要九巻九冊【医学】岡山大ほか蔵 千葉大ほかに明治二(一八六九)版も
一八六六 慶応二刊 喜多村直寛 経方或問一冊【医学】京大富士川・東大鶚軒・研医会図ほか蔵→一八五五医方淵源考と合【補】
一八六六 慶応二刊 新宮凉庭重訳 プレンク‐ヨゼフ‐ヤコブ‐フォン著 外科簡方一冊【医学】九大蔵 内藤くすりに明治五(一八七二)版も 金創篇
一八六六 慶応二刊 アセンブレナー著 坪井信良訳 新薬百品考二編四冊【薬物】城西大水田ほか蔵
一八六六 慶応二刊 緒方研堂訳 内外新法/以部三冊【医学】慶大富士川ほか蔵
一八六六 慶応二刊 伊東朴斎訳 陸軍所編 馬療新篇七巻【獣医】京大富士川・麻大白井・香川大神原ほか蔵
一八六六 慶応二刊 〔当時発行〕名医鑑一冊【名鑑・医史料】九大蔵 同名の一八六五版は一紙【補】
一八六七 慶応二 十二月十四日没(一八〇七 文化四生)奥山金陵(名は家憲、字は叔章、通称は中書 伊勢出身の医師)編 〔金陵奥山先生〕医事漫録(金陵先
生医事録)二冊【医学】神宮蔵
一八六七 慶応三 八月二十八日没(一八〇九 文化六生)塩谷宕陰(名は世弘、通称は甲蔵、字は毅侯、号は九里香園 幕儒) 古列羅病源論一冊【医学】金沢図
蒼竜蔵
一八六七 慶応三没(生年未詳)高橋信直 治験【医学】京大富士川蔵(狼痢考の内)
一八六七 慶応三没(生年未詳)平野元良(名は重誠、号は革谿・黙翁 江戸の町医) 〔択善居〕支号方函一冊【医学】東大鶚軒蔵
択善居一夕医話二巻一冊【医学】杏雨蔵→一八六六版一夕医話三巻【補】
平野元良 病位辨義三巻【医学】日本医学史による
一八六七 慶大石黒に慶応三石黒忠悳写本 外科聴講筆記・消毒法・カルハニ鍍銀法【外科】坪井芳洲・桐原玄海・石井謙道講義筆記
一八六七 東博に慶応三写本 尾台武雄 信古堂丸散方華一冊【薬物】
尾台武雄編 徳本翁方纂一冊【医学】東大鶚軒に二部
一八六七 研医会図に慶応三山本某写本 蘭ボードイン口授 新精眼科全書四冊【医学】
一八六七 神宮に慶応三写本 象志類一冊【動物】
一八六七 金沢市加越能に慶応三写本 三浦八郎左衛門等 病院仕法書一冊【医学】
一八六七 慶応三 〔慶応三卯年九月改メ〕蝦夷地一円産物凡高控一冊【物産】水産大羽原・函館(原本)蔵
一八六七 慶応三 十一月八日識語 森立之 難経攷注(一難・二難のみ)・三部九候図【医学】台北故宮蔵の森立之旧蔵王翰林集注黄帝八十一難経に立之自筆稿を
付録【補】
一八六七 慶応三 黒河生 思ひつくみ一冊【医学】乾々に稿本
一八六七 慶応三 一八七三 明治六刊 浅田宗伯 杏林雑話一冊【医史】一八五六皇国名医伝および一八七三皇国名医伝前編の付録【補】
一八六七 慶応三 椿豹 神解重編一冊【医学】香川大神原に自筆本二部
一八六七 慶応三 博采堂随筆一冊【医案】慶大富士川蔵 □香先生診療記(蘭方)【補】
一八六七 慶応三 山田業広 福山旅中日録一冊【医学・史料】慶大富士川蔵 主計頭殿病気のため診療旅中日記
一八六七 慶応三 山田業広 福山侯御容体一冊【医案・史料】慶大富士川蔵 慶応三年四~七月の記録で福山侯は藩主阿部正方
一八六七 慶応三 喜多村直寛 柄燭医談一冊【医学】京大富士川蔵 ホブソンの西医各書を評価する【補】
一八六七 慶応三 下条治徳(通春) 麻疹流行年記一冊【医学・災異】乾々に稿本【補】
一八六七 慶応三 権田直助 養生答客問一冊【医学】無窮神習に自筆本
一八六七 慶応三序 尾台榕堂 井観医言三巻三冊【医案・史料】京大富士川ほか蔵【補】
一八六七 慶応三序 伊沢棠軒(一八三四~七五、福山藩医) 重広補注黄帝内経素問釈義(素問釈義)二〇巻一二冊【医学】京大富士川蔵【補】
伊沢棠軒 金匱玉函要略私講四冊【医学】慶大富士川に稿本【補】
一八六七 慶応三序 下条治徳 麻疹流行年紀一冊【医学・災異】乾々に稿本【補】
一八六七 慶応三序 安芸道恕 歴世尚薬略伝(将家尚薬伝・歴世将家尚薬伝)一冊【医史・伝記】京大富士川・東大・杏雨(手稿本)ほか蔵
一八六七 慶応三識語 竹内又玄 香山採種一冊【本草】国会白井に彩色手稿本
竹内又玄 本草図誌一五巻【本草】香山採種の識語に火災焼失と【補】
一八六七 慶応三訳者奥書 伊藤圭介訳 ウレウム製法一冊【化学】蓬左蔵
一八六七 慶応三序刊 沢田致道 傷寒論大意二巻二冊【医学】内藤くすり蔵 明治元(一八六八)版も
一八六七 慶応三跋刊 フーフェランド著 辻恕介訳注 〔扶氏〕長生法初編一冊【医学】国会白井ほか蔵
一八六七 慶応三刊 高橋済之助 医範一冊【医学】日比谷加賀蔵
一八六七 慶応三刊 伊藤清延訳 伊藤清謙校 医療雑纂初編火傷部一冊【医学】千葉大・日文研宗田・東洋藤井ほか蔵
一八六七 慶応三刊 柏原学而訳 祇布斯繃帯書一冊【医学】京都府医大・乾々蔵
一八六七 慶応三刊 ポンペ著 柳川春三訳 牛痘新説一冊【医学】内藤くすり蔵
一八六七 慶応三刊 百児悉利(ペルシルPersille- L.
F.)著 久我俊斎訳 三兵養生論二巻二冊【医学】京大富士川・早大・和歌山大紀州藩ほか蔵
一八六七 慶応三刊 芳川俊雄訳 〔西洋学校〕多識新書/初編一冊【博物】広島大教科書ほか蔵
一八六七 慶応三刊 穆斯篤著 江馬榴園訳 穆氏薬論三巻三冊【西薬物】慶大富士川(巻之二・三存)・京大富士川ほか蔵
目賀田守蔭(一八〇七 文化四生 一八六七 慶応三 六十一歳で生存) 諸国温泉真景二冊【医学】乾々蔵
一八六八 慶応三 十二月二十二日没(一八三三 天保四生)宮永正純(通称は良蔵・良造・良三 越中砺波群下川崎村の在村医で尊攘派、新撰組に捕縛・拷問がも
とで没) 医学雑集二冊【医学】研医会図蔵
宮永正純編 坐右雑記一冊【医学】研医会図蔵
宮永正純集録 証治集要一冊【医学】研医会図蔵
一八六八 慶応四 七月二十七日没(一八一一 文化八生)桑田立斎(名は和、字は好爵 江戸の蘭方小児科町医で牛痘接種に尽力) 乍恐以口上書奉願上候一冊
【医学・史料】乾々に自筆本
一八六八 慶応四(および一八四六 弘化三) 森鴎外自筆(一九一六 大正五) 小嶋文書一冊【史料】東大鴎外蔵 小島宝素の先祖書と小島春澳の親類書と遠類書からなる【補】
一八六八 京大に慶応四写本 藤原吉成 医事良談(医事談良説)三冊【医学】
一八六八 研医会図に慶応四写本 蘭ボードイン口授 眼目組織解剖論一冊【医学】
一八六八 研医会図に慶応四写本 迎翠修斎 銀海療方一冊【医学】岡山大・乾々にも
迎翠堂方函一冊【医学】研医会図・岡山大・乾々(土生敦蔵本写)ほか蔵
一八六八 慶大石黒に慶応四写本 ケルベルト撰 石黒忠悳訳 処方学二冊【医学】
一八六八 京大富士川に慶応四写本 朝川宗謙 定理堂先生座右常用治験方府(芳禾堂座右常用方誌)三巻【医方】存上・中之上巻一冊(慶応四写)および存中
之下・下巻一冊(明治写)
朝川宗謙 諸家試験方定理堂先生座右常用法記一冊【医方・薬剤】京大富士川蔵
一八六八 慶応四 東籬 往診投剤録一冊【医学・史料】順天大山崎蔵
一八六八 慶応四 三月二十三日成(一八六四 元治元から) 森立之 傷寒論攷注三五巻三五冊【医学】国会・杏雨(東博蔵本写)・内藤くすり(三冊)蔵 巻三
五は提要一冊【補】
森立之 傷寒提要一冊【医学】研医会図(門弟写)・京大富士川蔵
一八六八 慶応四序 同明治元刊 福沢諭吉編 〔訓蒙〕窮理図解三巻三冊【博物・物理】東北大和算ほか蔵 明治四(一八七一)・同六(一八七三)版も【補】
一八六八 慶応四序 同刊 スコット著 隈川宗悦編 陣中手療治(補遺)付録一冊【医学】研医会図・和歌山大紀州藩・日文研宗田ほか蔵 原本は米スコット氏一
八六四版の兵学韻府【補】
一八六八 慶応四序 一八六九 明治二刊 小幡篤次郎訳述 英チャンブルChambers, Ephraim著 博物新編補遺三巻【博物】国会(上・中・下)ほか蔵 明治六(一八七三)慶応義塾出版局版も
一八六八 慶応四序 一八六九 明治二刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 大森惟中訳 博物新編訳解五冊【博物】奈良女大ほか蔵 明治三(一八七〇)・同七(一八七四)版も 同書の自筆草稿一冊(巻三)が香川大神原に 清版
に基づく【補】
博物新編志を利(しおり)一冊【博物】多和文庫蔵
一八六八 慶応四跋(一八六六 慶応二序) 山田業広 医経声類三巻三冊【医学・辞典】京大富士川に慶応四跋自筆本、慶大富士川に慶応二自序自筆本【補】
一八六八 慶応四 新川順庵(長岡藩医) 解体之図(女囚解剖図)一軸【医学】東大医図蔵
一八六八 慶応四成 同 明治元刊 普林篤(フリント)著 松山棟庵訳述 窒扶斯新論二巻二冊【医学】神戸大・名大医蔵
一八六八 慶応四奥書 解体図一軸【医学】東大医図・乾々蔵
一八六八 慶応四奥書 田中祥山著 渡辺知編 河嶋隄桜記二巻二冊【植物】国会蔵
一八六八 慶応四奥書 香城老人(喜多村直寛) 柄燭医談続録一冊【医学】慶大富士川に自筆本 ホブソンの西医各書を評価する【補】
一八六八 慶応四刊 近藤誠一郎訳 ファン‐レース‐ブリュテル‐デ‐ラ‐リーフル著 士官心得/外療一班(海軍必携抄訳)一冊【医学】研医会図・日文研宗
田・和歌山大紀州藩ほか蔵【補】
一八六八 慶応四刊 〔当時流行〕名医鑑二紙【名鑑・医史料】大阪市図蔵【補】
一八六八 慶応四刊 田代基徳訳 切断要法一冊【医学】阪大適塾記念セほか蔵 明治再印も
一八六八 慶応四 三月刊 宇田川重政(三代目広重)画 〔フランス之名医〕足病療治一紙【医事説話・錦絵】科博・横浜市図ほか蔵 歌舞伎女形・沢村田之助の右足脱疽を英医ヘボンが切断し義足をはめた絵図だがフランスの名医は
誤認 一説に慶応三年三月刊でヘボンは無關係とも【補】
慶応年間 医局亀鑑三冊【医学】杏雨蔵
棘樹光映 国産名誉一冊【物産】京大蔵 棘樹光映の黙坐消遣集は慶応四序版【補】
中条信礼(一八一六 文化十三生 一八六八 慶応四 五十三歳で生存) 皇国度制辨捷径一冊【度量衡】無窮神習蔵
石原蒙(江戸時代の人) 痘疹集成【医学】大阪名家著述目録・本朝医家著述目録による
樫内文及(江戸時代の人) 活法合機一冊【医学】本朝医家著述目録による
樫内文及 兼澄辨疑一冊【医学】本朝医家著述目録による
樫内文及 傷寒論精原三巻【医学】本朝医家著述目録による
樫内文及 禅居医話一巻【医学】本朝医家著述目録による
福田義方(江戸時代の人) 古今花譜一冊【植物】水戸の文籍による
岡野明徳(江戸時代の人) 瘍科名証附方一冊【医学】京大蔵
龍
谷大に江戸時代写本 医按一冊【医学】
宮書に江戸時代写本 家伝諸治配剤一冊【医学】秘伝薬方書の内
宮書に江戸時代写本 家伝糊丸之相伝一冊【医学】秘伝薬方書の内
宮書に江戸時代写本 家伝蜜丸之相伝一冊【医学】秘伝薬方書の内
宮書に江戸時代写本 家伝脈治秘決一冊【医学】秘伝薬方書の内
香川大神原に江戸時代写本 漢方調剤法一冊【医学】
伊達開拓に江戸中写本 佐久間某 佐久間流小児科一冊【医学】
伊達開拓に江戸中写本 佐久間某 幼科発揮瞭験集一冊【医学】
九大に近世後期写本 加峯翁(加武伴良) 瘡瘍家言一冊【医学】
研医会図に江戸写本 池上玄俊 眼科的要一冊【医学】
研医会図 江戸写本 敬畏斎 眼目保養辨一冊【医学】
研医会図に江戸写本 賀川満正口訳 産科内術秘要一冊【医学】
研医会図に江戸写本 赤松定 治眼通信一冊【医学】
半井某・山室某 臓覧【医学】日本医学史による 江戸時代の書
リシヤランド氏菲叔碌義新書一冊【医学】江戸時代の生機学による【補】
乾々に江戸刊本 天恵散病家心得書一冊【薬物】
研医会図に江戸刊本 万病方彙二冊【薬物】
江戸刊 日野屋惣助 江戸出店之図一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 家伝妙薬つくしいろはうた二巻一冊【医学】順天大山崎・乾々蔵
江戸刊 大和中嶋太兵衛 〔正本家〕かめいさん一紙【薬広告・錦絵引札】内藤くすり蔵 偽物に注意する【補】
江戸刊 信陽明国堂田子玄誓製 〔医王霊方〕光明真珠散一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵 目薬【補】
江戸刊 既酔館 〔秘方〕牛胆丸・〔本方〕反本丸一紙【薬広告・効能書】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 江戸田中屋吉右衛門 〔朝鮮名方〕牛肉丸一紙【薬広告・効能書】内藤くすりほか蔵【補】
江戸刊 大坂名塩屋熊太郎 〔西洋名医霊方〕牛乳円一紙【薬広告・引札】津山洋学資料館ほか蔵【補】
江戸刊 越後竹山祐卜製 〔三河国峯薬師御夢想〕真珠散一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵 目薬【補】
江戸刊 江戸式守蝸牛製 〔鞍馬山鬼一相伝〕相撲赤膏薬一紙二種【薬広告・引札】内藤くすり蔵(一・二)【補】
江戸刊 大阪大神氏 〔むし一切万病ニよし〕セメンシイナ丸一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 大坂錦屋喜兵衛 雲前園画 〔竹本義太夫遺方/家伝〕太声円一紙【薬広告・引札】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 書林青雲堂英文 〔天下一品〕登竜丸一紙【薬広告・錦絵・引札】内藤くすりほか蔵【補】
江戸刊 吉野五運 人参三臓円一紙【薬広告・効能書】内藤くすり蔵【補】
江戸刊 駿府寺町感応寺 疱瘡守護善神一紙【医事説話・護符】内藤くすり蔵【補】
伊勢屋寛兵衛刊 七神ほうそうにうつり神棚祭りの法書一紙【医事俗信】千葉大蔵【補】
石川達(江戸後期の人) 医療正義【医学】本朝医家著述目録等による
石川達 扶歇蘭度病理論【医学】日本医学史による
石川達訳 フーフェランド著 戮歇蘭土原病論一冊【医学】京都府・研医会図(二冊本)蔵
石原桂園(亨、江戸後期の人) 桂園医談一冊【医学】旭川医大蔵
石原桂園 素問抄撮六巻【医学】本朝医家著述目録による
石原桂園 草木彙解一冊【植物】村野蔵
石原桂園 腹候示蒙一巻【医学】本朝医家著述目録等による
大石良英訳(江戸後期の人、佐賀藩医) 昆刺地印度吐瀉病篇・虎列剌番木鼇験・吐瀉病病因治法則一冊【医学】佐賀県図鍋島蔵
大石良英訳 西医毘私格弗先生治験四条一冊【医学】京大富士川蔵
草間宗仙(江戸後期の人) 射山精義翼二巻【医学】本朝医家著述目録による
草間宗仙 傷寒論経験録二巻【医学】本朝医家著述目録による
久世敦行(江戸後期の人) 橘柑譜二冊【本草】本朝医家著述目録による
久世敦行 鯨譜一冊【動物】本朝医家著述目録による
木活字刊 桑原隆朝(璋、江戸後期の仙台藩医)輯 桑原純続輯 唐後方七七巻目録一巻七八冊【医学】内閣・京大近衛臟
桑原隆朝(如則) 韞匵奇方一〇巻六冊【医学】京大富士川蔵
桑原如則(叢庵) 養生説一冊【医学】宮城県図に自筆本
小沼元竜(江戸後期の人) 医言【医学】東大鶚軒に巻三のみ一冊
小沼元竜 眼科薬品質義一冊【薬物】杏雨蔵
小沼元竜 品物和名選二巻二冊【博物】東洋岩崎蔵
小沼元竜 聞見抄録【医学】東大鶚軒に巻一のみ一冊
真田錦里(江戸後期の人) 本草薬名彙三冊【本草】岩瀬蔵
馬渡調良(江戸後期の人)講 田原洞春撰 金匱玉函経講記七冊【医学】大阪府中之島図蔵【補】
清水順蔵(江戸後期の人)訂 東泉本草一冊【本草】茨城大菅・無窮神習蔵
鈴木主計(江戸後期の人) 学古堂病言養生嚮録一冊【医学】乾々蔵
関延陵(江戸後期の人) 医案十六則一冊【医案】西洋学家訳述目録による
関延陵 易稽三冊【医学】本朝医家著述目録等による
関延陵 傷寒定話一冊【医学】本朝医家著述目録等による
関延陵 新疫論【医学】日本医学史等による
関延陵 西医新方一五巻【医学】本朝医家著述目録等による
関延陵 天準医疇四巻【医学】本朝医家著述目録等による
延陵先生口授 鹿隠処士筆記 病相日本古流【医学】岡山大蔵(合写の内)
延陵先生口授 鹿隠処士筆受 病相元精録【医学】岡山大蔵(合写の内)
鷹取遜庵(江戸後期の人)述 小児暴利新考方論一冊【医学】鹿児島大松本蔵
谷斗南(江戸後期の人) 脚気雑病論二巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
谷斗南 金匱要略注三冊【医学】近世漢学者著述目録大成による
谷斗南 古今痘瘡論二巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
谷斗南 傷寒論章句注三巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
谷斗南 静寿館医談一巻【医学】近世漢学者著述目録大成による
淡輪元潜(江戸後期の人) 雑方集験六冊【医学】杏雨に手稿本
津江柏寿(江戸後期の人) 疱瘡予薬並除洗方一冊【医学】乾々蔵
長野清良(江戸後期の人) 花かつみ考一冊【植物】内閣蔵(賜蘆拾葉一二集)
永松玄洋(江戸後期の人)訳 活人円機療則篇一冊【医学】京大富士川蔵
永松玄洋訳 尿血病(公羅実治病書)一冊【医学】慶大富士川蔵 尿血病(穋私篤氏著・羅没婆牟翻訳)・尿血病(扶歇蘭土著)の抜訳
長柄春竜(江戸後期の人)訳 公斯貎律屈病理書【医学】日本医学史等による
花井一好(江戸後期の人) 謨児木子社説(もるもっとのせつ)【動物】尊経蔵(覃思叢録一五)
林謙(江戸後期の人) 医事見聞録八冊【医学】本朝医家著述目録による
林謙 証治類範三巻【医学】本朝医家著述目録による
林文節(江戸後期の人) 眼科提要【医学】西洋学家訳述目録・日本医学史による
林文節 針治提要【鍼灸】西洋学家訳述目録による
林文節 病機察要【医学】越佐名家著述目録等による
松井清柏(江戸後期の人) 投方即事辨二巻一冊【医学】内藤くすり蔵
松岡文竜(江戸後期の人) 医原提要(医原撮要)【医学】西洋学家訳述目録による
松岡文竜 産科便談一巻【医学】日本医学史・本朝医家著述目録による
松岡文竜 和蘭薬名鍵【薬物】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
宮崎彧(江戸後期の人) 解剖図一冊【医学】国書解題による
宮崎彧記 和田東郭授 含章斎方訣一冊【医学】京大富士川蔵
武藤宗英(江戸後期の人) 大同類聚方抜萃一巻【医学】本朝医家著述目録による
武藤宗英 大同類聚方病名解三巻【医学】本朝医家著述目録による
武藤宗英 大同類聚方々義解三巻【医学】本朝医家著述目録による
武藤宗英 大同類聚方薬能解四巻【医学】本朝医家著述目録による
武藤宗英 大同類聚方薬品解五巻【医学】本朝医家著述目録による
武藤宗英 大同類聚方薬品解拾遺一巻【医学】本朝医家著述目録による
古医書五種一冊【医学】無窮神習蔵 大同医式・大同類聚方抜萃序・大同類聚方抜萃・上代薬方類書・避鬼草・神遺方叙・少彦名命六十四方を収む
物部寿斎(江戸後期の人) 本草綱目紀聞八冊【本草】岩瀬蔵
本綱紀聞一冊【本草】徳島蔵
山崎淳夫(江戸後期の人) 傷寒論解【医学】近世漢学者著述目録大成による
湯川安道(江戸後期の人) 傷寒論要抄一冊【医学】東大蔵
吉田元策(江戸後期の人) 本草物品名彙二巻【本草】国書解題による
和田則孝(江戸後期の人) 金匱要略五冊【医学】本朝医家著述目録による
和田則孝 傷寒論觽六巻【医学】本朝医家著述目録による
和田則孝 素問正誤三巻【医学】本朝医家著述目録による
慶
大富士川に江戸後期写本 岡本祐菴(仙台藩医) 家々養生録一冊【医学】受胎法と妊婦衛生【補】
京
大富士川に江戸後期写本 源義路編 医家七要一冊【医学】脈候編と合【補】
京
大富士川に江戸後期写本 福岡湛堂(貞亮) 医家俗談二巻一冊【医学】乾々にも
京
大富士川に江戸後期写本 野津玄海編 医籍考一冊【医学】中国歴代医家名と著書・巻数を列記【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 越ノ前州除痘館手続書一冊【医学】【補】
東
博に江戸後期写本 眼科錦囊一冊【医学】一八二九同名書とは別本か【補】
京
大富士川に江戸後期写本 〔肝臓病症並治方〕一冊【医学】
滋賀医大河村に江戸後期写本 奇方集一冊【医学】病門別で一部に蘭方も【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 牛痘所図面一紙【医学】【補】
真柳誠に江戸後期写本 高階桂園 桂園先生医談一冊【医学】【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 経験方集巻二・四存二冊【医学】
滋賀医大河村に江戸後期写本 恵施録一冊【医学】医方書
滋賀医大河村に江戸後期写本 膏薬丸薬録一冊【医学】蘭方書
京
大富士川に江戸後期写本 撮要方一冊【医学】病門別医方集で出典を略記【補】
京
大富士川に江戸後期写本 産科彙篇三巻一冊【医学】山田業広旧蔵 婦人産前後腹診手術(賀川玄悦著)・産術奥義秘訣(片倉鶴陵著)・産術(賀川有
斎著)を収む
京
大富士川に江戸後期写本 春鶴堂主人編 四花膏肓図説一冊【鍼灸】山田業広旧蔵本
龍
谷大に江戸後期写本 諸家経験方録一冊【医学】
京
大富士川に江戸後期写本 快菴老人輯 栄菴永世校訂 順受堂用薬秘抄一冊【医方】
龍
谷大に江戸後期写本 春台院筆記一冊【医学】医療メモで漢方系
台
北故宮に江戸後期写本 高元貞(亨) 傷寒雑病論集解三巻三冊【医学】早大に陽明病巻一冊【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 須護一冊【医学】古方派系の病門別医方書
国
会白井に江戸後期写本 神波挺庵 声括本草一二冊【本草】和名の五十音で配列【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 世美堂膏薬煉製集編一冊【医学】蘭方皮膚科方集【補】
滋賀医大河村に江戸後期写本 世美堂製油水薬集編一冊【医学】蘭方皮膚科方集【補】
中国中医科学院図書館に江戸後期写本 銅人経穴骨度図一冊【経脈・経穴】満州医科大学中国医学研究室旧蔵 難経本義・類経の経脈図を、身体部位
別に彩色で示す【補】
龍
谷大に江戸後期写本 余元亮 入門抜萃一冊【医学】
滋賀医大河村に江戸後期写本 黴瘡秘方一冊二点【医学】【補】
九
大に江戸後期写本 吉益主馬首 吉益周吉撰 婦人秘伝書一冊【医学】吉益末流【補】
九
大に江戸後期写本 疱瘡之図一冊【医学】彩色の顔面疱瘡図【補】
龍谷大に江戸後期写本 牡丹十三花図解一冊【植物】
慶
大富士川に江戸後期写本 保寿辨疑一冊【医学】養生書【補】
国
会に江戸後期写本 本草図彙三一冊【本草】杏雨にも 国会本は合一八冊【補】
慶
大富士川に江戸後期写本 〔民間妙薬法〕一冊【薬物】
九
大に江戸後期写本 薬種和名集一冊【薬物】
研医会図に江戸後期写本 瘍科一如(紅毛フラン流)【医学】眼証論と合一冊
滋賀医大河村に江戸後期写本 大浦吉雄口述 関隣筆記 蘭方秘事一冊【医学】
烏
犀圓に江戸後期彩色写本 蘭方雑集一冊【理学・医学】西薬・西医方の製法も
江戸後期刊 小児養生導引(小児小鏡説、小児養生導引小鏡法、明朝澄相公秘訣)一帖【医学・養生】長野仁蔵 小児按摩の書 書名は仮題でカッコ
内は篇題 内容は一七一三導引口訣鈔の抜粋 鍼灸OSAKA二五巻四号(二〇〇九)に図版と翻字【補】
江戸後期刊 加納順楽 〔極楽伝来〕心体安楽丸一紙【医事説話・教訓】早大蔵 心体安楽の教訓を箇条書きで薬広告風に記す 同名の類似版数種あり 明治一四版は国会に【補】
江戸後期刊 歌川国貞画 飲食養生鑑一紙【医事説話・錦絵・飲食】日文研宗田ほか蔵【補】
江戸後期刊 歌川国貞画 房事養生鑑一紙【医事説話・錦絵】日文研宗田ほか蔵【補】
江戸後期刊 歌川国貞画 見立松本幸四郎(当珍香〔透頂香〕、〔相洲小田原〕うゐろう)一紙【医事説話・錦絵】早大ほか蔵【補】
江戸後期刊 歌川国貞画 〔本家京都〕枇杷葉湯五紙綴【医事説話・薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
江戸後期刊 国貞画 婦人一代鑑 帯乃いわい一紙【医事説話・錦絵】千葉大蔵 纈帯(いわたおび)関連【補】
江戸後期刊 農婦龍交竜子産一紙【医事説話・錦絵】千葉大・東京医大蔵【補】
江戸後期刊 疱瘡能毒記一冊【医学】国会蔵【補】
江戸後期刊 病薬道戯競初編一紙【医事説話・番付】都立図ほか蔵 もじった薬名と病名を東西に配した番付【補】
江戸後期刊 病薬道戯競二編一紙【医事説話・番付】都立図ほか蔵 もじった薬名と病名を東西に配した番付【補】
江戸後期刊 謡曲十四経(十四経脈謡、謡曲経絡書)一冊【鍼灸・謡曲】国会・家政学院大江・内藤くすり蔵 一六〇〇年代半ば頃刊とも【補】
江戸後期刊 (直指亭主人)八郎兵衛 養生長寿秘伝鈔(養生真方長寿伝・長寿秘伝鈔)二巻二冊【医学】慶大富士川ほか蔵
川口道斎(幕末の人) 断痘発揮一冊【医学】東北大狩野蔵
刊本 川口道斎著 川口戍斎注 授児論一冊【医学】京大富士川蔵
中口孟行(幕末の人) 瓦爾華尼鍍金略説一冊【化学】静嘉・東北大狩野・大阪女大蔵
刊本 池田洞雲(江戸末期の人)・伊東玄朴重訳 独フーフェランド著 蘭ハーゲマン訳 牛痘種法篇(牛痘種痘編)/牛痘種法小諭一冊【医学】佐
倉高鹿山蔵(合刻の内) 写本は乾々・順天大山崎・内藤くすりほか蔵
中条文仲(江戸末期の人) 唖科撰要一冊【医学】西洋学家訳述目録による
中条文仲 急急病治則【医学】西洋学家訳述目録・本朝医家著述目録等による
中条文仲 金創治法【医学】文明移入に関する古書展覧会目録・本朝医家著述目録による
中条文仲 察病法一冊【医学】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
中条文仲 証治独断【薬物】本朝医家著述目録による
中条文仲 直指辨【医学】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
中条文仲 摂生新書一冊【医学】京大富士川蔵
中条文仲 瘍科治療法【医学】本朝医家著述目録による
関口本貞(江戸末期の人) 傷寒論大流【医学】乾々に零本二冊
国会に江戸末期写本 大淵堂主人 薬能真柱三冊【薬物】
大淵堂主人 和方経験録二冊【医学】国会蔵
慶
大富士川に江戸末期写本 医鑑一冊【医学】医論書
東博に江戸末期写本 医学小説一冊【医学】
東博に江戸末期写本 医事要薬方一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 平岩宗秀 医事類証方一冊【医学】
東博に江戸末期写本 医方歌括一冊【医学】
旧蓬左に江戸末期写本 医書抜書一冊【医学】
研医会図に江戸末期写本 奥術活法【医学】橘氏腹診録と合写 絵図付き蘇生術一二法【補】
東博に江戸末期写本 川上久庸 鰐魚紀事一冊【動物】
東博に江戸末期写本 高島敬義 家宝秘函一冊【医学】
東博に江戸末期写本 林雲来 金匱直解六冊【医学】
東
博に江戸末期写本 青洲先生口授 産科鎖言一冊【医学】【補】
東
博に江戸末期写本 産科秘訣一冊【医学】
国
会に江戸末期写本 解女体臓図一軸【医学】富士川游旧蔵
大東急に江戸末期写本 蟹譜七十五品図一冊【動物】
東博に江戸末期写本 化学書一冊【化学】
東博に江戸末期写本 花月の式一冊【植物】
東博に江戸末期写本 丸散可試方目録一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 丸散方解一冊【薬物】
東
博に江戸末期写本 灸穴集一冊【鍼灸】
東博に江戸末期写本 魚類図説一冊【魚介】
東
博に江戸末期写本 外科精選方一冊【医学】
東博に江戸末期写本 穴法秘録一冊【鍼灸】
東博に江戸末期写本 行蔵居方林一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 紅毛流秘書一冊【医学】
東博に江戸末期写本 行余医言治法一冊【医学】
大東急に江戸末期写本 古瓦古枡譜二冊【度量衡】
東博に江戸末期写本 高野征喬 傷寒金匱述義続篇一冊【医学】
東博に江戸末期写本 秋葉賢 傷寒論王註編次便覧一冊【医学】
東博に江戸末期写本 傷寒論愚得一冊【医学】
国会に江戸末期写本 伊藤圭介 傷寒論講義四巻四冊【医学】錦窠翁遺書九~一二所収
伊藤圭介 傷寒雑病論集講義発談一冊【医学】国会蔵(錦窠翁遺書八)
伊藤圭介 傷寒雑病論集発端【医学】国会蔵(錦窠翁遺書一四)
伊藤圭介 辨脈法【医学】国会蔵(錦窠翁遺書一四)
東博に江戸末期写本 傷寒論口義【医学】
東博に江戸末期写本 傷寒論講書略解一冊【医学】
東博に江戸末期写本 傷寒論脈識辨一冊【医学】
東
博に江戸末期写本 小児全書巻二冊【医学】佝僂病篇と間歇熱篇
東
博に江戸末期写本 諸薬諸法一冊【薬物】民間簡便療法
東博に江戸末期写本 真菴家蔵類聚一冊【医学】
研医会図に江戸末期写本 権田直助 神遺方講義四巻四冊【和方】
大東急に江戸末期写本 真影本草目録一冊【本草】
東博に江戸末期写本 清朝馬法口伝聞書八冊【獣医】
国会に江戸末期写本 水禽譜一軸【動物】
市
立米沢図に江戸末頃写本 杉山先生御伝記一冊【鍼灸・伝記】【補】
香川大神原に江戸末期写本 製薬口訣一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 瘡病治法一冊【医学】
東博に江戸末期写本 大東諸州薬品考一冊【本草】
東博に江戸末期写本 一岳 鷹写真二軸【動物】
東博に江戸末期写本 多紀家方彙一冊【医学】
東博に江戸末期写本 調剤録一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 南斎一笑 鳥獣図二軸【動物】
東
博に江戸末期写本 調薬方一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 鶇方義論一冊【動物】
東博に江戸末期写本 〔国史外品〕動植攷摘書一冊【博物】
東博に江戸末期写本 痘疹抜萃一冊【医学】
東博に江戸末期写本 痘疹発班篇【医学】多血篇・痘疹発班篇・寒熱病篇
東博に江戸末期写本 南涯傷寒方証聞書一冊【医学】
東博に江戸末期写本 年中花暦一冊【植物】
東
博に江戸末期写本 黴瘡秘決(黴瘡経験方)一冊【医学】→一八三二・六〇の同名書【補】
東
博に江戸末期写本 黴瘡秘要一冊【医学】
東
博に江戸末期写本 馬療方撰一冊【獣医】
東博に江戸末期写本 万法全書一冊【医学】
東博に江戸末期写本 万方能治録一冊【薬物】
京大谷村に江戸末期写本 秘薬鑑一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 腹診大概一冊【医学】
東博に江戸末期写本 賀川先生 聞見目録一冊【医学】
東博に江戸末期写本 辨太陽病脈証辨治二冊【医学】
東博に江戸末期写本 方庫一冊【医学】
東博に江戸末期写本 北越魚譜一軸【魚介】
武雄市鍋島に江戸末期写本 ボードイン 勃禿英閑話録一冊【西薬】オランダ薬学
国会に江戸末期写本 〔会座〕本艸聞書四冊【本草】
東
博に江戸末期写本 岡村遜 本草古義並同拾遺二冊【本草】
国会に江戸末期写本 本草図彙一冊【本草】
東博に江戸末期写本 本命伝病原口決一冊【医学】
東博に江戸末期写本 虫しらべ一冊【動物】
東博に江戸末期写本 名家雅方一冊【薬物】
東
博に江戸末期写本 名家方的一冊【医学】病門別医方集
国会に江戸末期写本 名疏漏名集一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 名物考纂方【薬物】
武雄市鍋島に江戸末期写本 謨斯多抜萃一冊【西医内科】
東博に江戸末期写本 油草正伝之書二冊【医学】
日文研宗田に江戸末期写本 山添熙春院法印家傳/痘疹治療口授(山添家治痘伝書/山添熙春院法印様御家伝痘疹御治療口授)一冊【医学】
山添家治療口授一冊【医学】京大富士川蔵
東
博に江戸末期写本 高階桂園口授 瘍医活談篇二巻二冊【医学】真柳誠にも【補】
高階桂園口授 燈下医談一冊【医学】東京医歯大阿久津蔵
東
博に江戸末期写本 瘍科薬方抄一冊【薬物】
東博に江戸末期写本 〔煙草諸説〕楽山居漫録一冊【植物】
香川大神原に江戸末期写本 羅和医薬辞書一冊【西医・辞書】
東博に江戸末期写本 和漢諸鳥口伝並飼立療治薬法一冊【動物】
東洋藤井に江戸末丁子屋平兵衞刊本 浅田宗伯編 行軍備急一舗【医学】
香川大神原に江戸末期刊本 粉薬一冊【薬物】
早大に江戸末期刊本 山本勘助 厳々堂薬品広告一紙【薬広告・引札】蘭方に凝したテルメル・ホンポウルと取次店
の広告【補】
江戸末期刊 救民妙薬法一紙【薬広告・俗信】国立劇場緒方蔵
江戸末期刊 草医 国病論一冊五丁【医学】国文研ほか蔵 幕末の世を難病とし大医・薬石なきを慨嘆【補】
江戸末期刊 為直画 柳田薬種店一紙【薬物・錦絵引札】内藤くすり蔵【補】
<以下の書目【分類】は試行中>
一八六八 明治元 九月十日没(一七八五 天明五生)馬場仲達(名は克昌、通称は大助、号は資生 旗本で本草家)編・画 群英譜三帖【本草】東北大狩野蔵
馬場仲達 資生圃草木未詳品図説一冊【本草】国会伊藤蔵
一八六八 明治元 九月十七日没(一七九七 寛政九生)日高涼台(名は精・惟一、字は子精、号は六六堂など シーボルトに学び大坂で蘭方町医)口授 渡辺春齢
記 眼療提耳一冊【眼科】乾々蔵
一八六八 明治元(一六三八 寛永一五より) 御薬園沿革一冊【薬史】杏雨蔵 内容の年代は吉川澄美による【補】
一八六八 明治元(一八五六 安政三より) 御内用産物一件控一冊【物産】萩毛利家蔵
一八六八 明治元(同治七) 琉球王府評定所編 牛痘一巻【牛痘】沖縄県図蔵【補】
一八六九 明治二 五月三日没(一八〇一 享和元生)永島安竜(名は丕顕、字は宗旦・信山、号は臥竜窟 甲斐の町医で治水家) 桑原省 永島安竜桑原洗竹往復
書簡一冊【医史料】東大鶚軒蔵
永島安竜 理療令辯一冊【医学】旧三井鶚軒蔵
一八六九 明治二 六月八日没(一八〇二 享和二生)竹中霞城(名は信、字は思順、号は霞城、通称は秀斎 京の町医)口授 済春園方函口訣一冊【医方】京大富
士川蔵
済春園丸散方一冊【医方】金沢大蔵
済春園日用方函一冊【医方】金沢大蔵
済春園方函一冊【医方】金沢大蔵
霞城先生眼科秘録一冊【眼目】内藤くすり蔵
霞城先生秘録一冊【医学】金沢大蔵
佐元伯筆記 霞城先生方訣一冊【医方】千葉大蔵
一八六九 明治二 六月十六日没(一八一七 文化一四生)村田中玄(名は精一、字は誠卿、号は愛日楼、通称は中玄 新発田藩医) 傷寒雑病論訓解【仲景】越佐
名家著述目録による
一八六九 明治二 六月没(一七九八 寛政一〇生)小田東壑(名は知卿、通称は一貞 漢蘭折衷で上野国吉井藩医のち江戸町医) 激水灌立術図解【医学】本朝医
家著述目録による
小田東壑 察病捷径【診法】本朝医家著述目録による
小田東壑 福善実録【医案】本朝医家著述目録による
一八六九 明治二 七月十七日没(一七九九 寛政一一生)中尾猷祖(名は勗、字は功一・猷祖 朝廷医) 諸家経験禁方録一冊【医方】刈谷蔵
一八六九 明治二 八月十八日成 森立之 拯要方(極要方)一冊【医方】京大富士川蔵 医心方から採輯【補】
一八六九 明治二 九月十七日没(一八二六 文政九生)歌川広重二世画 刊本 三十六花撰一冊【植物・錦絵】国会・村野蔵
一八六九 明治二(一八三六 天保七から) 浅田宗伯 橘黄年譜三巻【医史】東大鶚軒・杏雨(自筆)蔵 橘黄年譜抄一巻が杏林叢書三(国会ほか蔵)に【補】
一八六九 日文研宗田に明治二写本 越智良碩訳 ケレーフェ著 狂犬咬傷毒論一冊【感染】九大にも
一八六九 順天大山崎に明治二写本 順天堂方叢一冊【薬剤】
順天堂方函一冊【薬剤】順天大山崎・京大富士川(五家方函の内)蔵
五家方函一冊【医方・薬剤】京大富士川蔵(適々斎常用方・存誠斎方函・戴星楼方府・時習堂方府・順天堂方函)
一八六九 明治二建言 権田直助ら一七人連名 皇国医道復興建言五丁一冊【医史料】真柳誠蔵【補】
一八六九 明治二自序(一八六八 嘉永五年草稿) 山田業広 扁鵲倉公伝集解二冊【医史】文教大池田に自筆本【補】
一八六九 明治二自序 山田業広 医経訓詁九巻九冊【医経・辞典】京大富士川に自筆本【補】
一八六九 明治二自序 一八七三 同六序木活刊 喜多村直寛 医方啓蒙二巻二冊【医方】京大富士川蔵 明治一三(一八八〇)活字版は五巻付録三冊本と続編四巻一冊に増補【補】
一八六九 明治二自序 中嶋国光 改正傷寒論五巻二冊【仲景】台北故宮に明治写本 傷寒論の原文を復元し、注釈【補】
一八六九 明治二自識語 浅田宗伯 雑病翼方六巻【仲景】研医会図・乾々・内藤くすり蔵
一八六九 明治二序 一八七〇 同三年まで大坂医学校刊 蘭ボードイン抱独英口授 〔官版〕日講記聞九巻九冊【病理】滋賀医大河村蔵【補】
一八六九 明治二序刊 緒方玄蕃輯 〔ボードイン〕袖珍方叢二巻二冊【薬剤】日文研宗田・阪大適塾記念セ(存巻下)→一八六四袖珍内外方叢
一八六九 明治二序刊 新宮貞亮編 順正書院記一冊【医事説話】京都府医大蔵【補】
一八六九 明治二刊 柳川春三 開物新書/蚕種説一冊【博物】福井市図・岩国徴古蔵
一八六九 明治二刊 佐藤謙五郎妻せい 苦痛起信/安産仙翁邦言教喩(安産教喩)一冊【啓蒙】慶大富士川蔵【補】
松浦琴羽 安産之節心得之事一紙【啓蒙】千葉大蔵
一八六九 明治二刊 広瀬元周訳編 〔民間〕急救療法二巻二冊【救急】和歌山大紀州藩・弘前市図蔵
一八六九 明治二刊 一曜斎国輝画 東京新島原勝景(第一紙に病院地ほか)【医史料・錦絵】国会蔵
一八六九 明治二刊 英William Willis偉利士ウィリアム‐ウィリス 〔官版〕日講記聞(日講紀聞)二冊【西医】茨城大菅・内藤くすり蔵
一八六九 明治二?刊 英William Willis偉理士ウィリアム‐ウィリス著 司馬凌海訳 〔官版〕薬範三巻【西薬】豊橋図に巻三の一冊存
偉理氏治験并対応処方録一冊【治験】慶大蔵
宇理斯治験一冊【治験】慶大に服部成允写本
一八七〇 明治三 一月二十三日没(一八〇六 文化三生)伊藤鳳山(名は馨、字は子徳、通称は大三郎 出羽酒田の町医の子で三河田原藩校成章館教授) 金匱文
解一冊【仲景】酒田光丘・乾々(存上巻)蔵
伊藤鳳山 傷寒論解外科正宗輯序一巻【仲景】近世漢学者著述目録大成による
伊藤鳳山 傷寒論口授筆記一巻【仲景】近世漢学者著述目録大成による
伊藤鳳山 傷寒論詳解一冊【仲景】東大鶚軒(巻一)・東北大狩野(傷寒論辨脈法詳解を付す)蔵
伊藤鳳山 傷寒論辨脈法詳解【仲景】東北大狩野蔵(傷寒論詳解の付)
伊藤鳳山 傷寒論文字考続篇増補二冊【仲景】乾々蔵
伊藤鳳山 素問識折妄一〇巻【医経】近世漢学者著述目録大成による
伊藤鳳山 類聚方序故事解一冊【医学】近世漢学者著述目録大成による【補】
一八七〇 明治三 三月二十三日没(一七九〇 寛政二生)畑銀鶏(名は時倚、字は毛義、号は銀鶏 七日市藩医) 奇獣考カマイタチ一冊【動物】国会に手稿本
未詳年刊 畑銀鶏 長命養生教草一冊【養生】京大富士川・乾々・内藤くすり蔵
一八七〇 明治三 七月十八日没(一八〇〇 寛政一二生)城鞠洲 医事或問【医論】近世漢学者著述目録大成による
城鞠洲 金匱玉石辨【仲景】近世漢学者著述目録大成による【補】
城鞠洲 傷寒論玉石辨【仲景】近世漢学者著述目録大成による
城鞠洲 傷寒論講義及拾玉編【仲景】近世漢学者著述目録大成による
城鞠洲 素問鈔【医経】近世漢学者著述目録大成による
一八七〇 明治三 九月二十九日没(一八〇七 文化四生)青山延光(字は伯卿、号は佩弦斎など 水戸藩士で儒者のち藩校弘道館教授頭取など) 桜譜料一冊【植
物】国会に
自筆稿本
青山延光 馬癖記料一冊【動物】国会に自筆稿本
一八七〇 明治三 十月四日没(一八一一 文化八生)鈴木常明(名は保、字は鍋介、通称は容蔵 尾張藩蘭方医) 鈴木容蔵雑記二冊【医史料】鶴舞蔵
鈴木常明編 鈴木容蔵出張御用留一冊【医史料】鶴舞蔵
一八七〇 明治三 十月二十日没(一八〇五 文化二生)阿部櫟斎(名は喜任、字は亨、通称は友之進 阿部将翁の曾孫で本草家) 〔将翁軒百千鳥・将翁軒〕禽譜
二冊【動物】東洋岩崎・東博蔵
阿部櫟斎 獣譜一冊【動物】東博・岩瀬蔵
阿部櫟斎 傷寒論薬注五巻【仲景】本朝医家著述目録による
阿部櫟斎 総房採薬行記【採薬】本朝医家著述目録による
阿部櫟斎 {石+舀}{石+沓}製造方二巻【薬物】本朝医家著述目録による
阿部櫟斎 南嶼産物誌一冊【物産】岩手・岩瀬蔵
阿部櫟斎 万宝魚譜一冊【魚介】杏雨蔵
阿部櫟斎 本草講義五二巻【本草】本朝医家著述目録による
阿部櫟斎 枕草子草木考一冊【植物】東博(有欠、自筆稿本)・杏雨(同上写、枕草子名物考を付す)蔵
一八七〇 明治三 十月二十四日没(一八二六 文政九生)室谷賀親(字は公礼、通称は仁三郎 大坂の豪商で歌人) 群英五冊【本草】開国文化史料大観による
一八七〇 明治三 十月二十七日没(一八二一 文政四生)広瀬元恭(名は龔、字は礼卿、号は藤圃など 伊勢津藩蘭方医のち京都官軍病院長)抄訳 明治初刊 医
則辨一冊【西医論】刀圭余事の内
明治初刊 広瀬元恭抄訳 四質論【西医論】刀圭余事の内
明治初刊 広瀬元恭抄訳 刀圭余事一冊【西医論】京大富士川・研医会図ほか蔵 慶大富士川に弘化五(一八四八)写本一冊も 野戦論・造化論・四質論・医則辨・鳥卵之説を収む【補】
一八七〇 明治三 十月二十八日没(一七九四 寛政六生)栗原信充(字は伯任、通称は孫之丞、号は柳庵 江戸の故実家) 皇朝三種尺図説【度量衡】長野県歴史
丸山蔵
栗原信充 鮫譜一冊【魚介】国
文研ほか蔵
栗原信充 上野国産志【物産】国学者伝記集成による
栗原信充 水族図三巻【魚介】本草書目による
栗原信充 度量衡考補正一一巻首一巻一二冊【度量衡】内閣・尊経蔵
一八七〇 明治三 十一月二十九日没(一七九九 寛政一一生)尾台榕堂(名は元逸、字は士超、通称は良作 江戸の町医)・川瀬玄探 疑問百条一冊【医論】乾々
蔵
刊本 尾台榕堂 質問十六条(東洞先生合田問書)一冊【医論】乾々蔵
一八七〇 明治三自序 浅田宗伯著 黒岩為寿編 産科集成三巻【産術】一八九五明治二八日本産科叢書(国会ほか蔵)に収録【補】
一八七〇 明治三自序 一八七一 同四刊 尾台榕堂 方伎雑誌三巻【医論・医案】国会(巻一・二・三)ほか蔵【補】
一八七〇 明治三 八十島皆富(一八三五 天保六生 一八七〇 明治三 三十六歳で生存)脚気病上表写一冊【医学】東大鶚軒に明治八(一八七五)写本
一八七〇 明治三写 墺Hyrtl, Josephヨーゼフ・ヒルトル著 佐藤尚中訳 済衆録五巻【解剖】早大に源広世写本 巻一~四は人体篇組織論、巻五は人体篇衆骨靭帯論【補】
一八七〇 明治三 十月帰国 蘭A. F. Baudduinボードイン講 中川哲(淡斎)筆記 運垤里弗内科書二巻【内科】
蘭ボードイン講 新宮執筆記 眼療編一冊【眼科】順天大山崎蔵
長崎大にボードイン講義録【西医】原生学・眼科精徴・抱道英氏人身究理・人身窮理書・抱氏内科各論・抱氏病理内
科各論・瘍科各論・鵬度印眼科薬剤書・日講記聞・医師ボードイン掉金分析仕法書・眼科新論の全文公開【補】
蘭ボードイン 抱氏講義筆記一冊【西医】阪大適塾記念セ蔵
蘭ボードイン 抱氏眼科書【眼科】研医会図蔵(合写の内)
蘭ボードイン 抱氏眼科新書三巻三冊【眼科】金沢市藤本蔵 国訳
蘭ボードイン 抱氏眼科解剖書一冊【眼科】乾々蔵
蘭ボードイン 鵬氏眼科書八巻四冊【眼科】早大蔵
蘭ボードイン 鵬氏眼書【眼科】東大蔵(巻一・三・四・四之下、一冊)
蘭ボードイン 抱氏口授眼科書一冊【眼科】慶大富士川蔵
蘭ボードイン 〔渤度印氏〕眼科窮理一冊【眼科】東大史料蔵(眼科療治と合)
蘭ボードイン 〔渤度印氏〕眼科療治一冊【眼科】東大史料蔵(眼科窮理と合)
蘭ボードイン口授 外科各論四巻【外科】
蘭ボードイン口授 軍中外科書一冊【外科】順天大山崎蔵
蘭ボードイン口授 産科新論二冊【産科】内藤くすり蔵
蘭ボードイン 健全人体生理学【生理】順天大山崎蔵(合写の内)
蘭ボードイン口授 加藤葆記 抱度英先生生理書三冊【生理】研医会図に明治七(一八七四)写本
蘭ボードイン 古列剌病略説一冊【コレラ】慶大富士川蔵
蘭ボードイン講述 近藤子謙筆記 虎列羅病説(ボードイン氏コレラ説)一冊【コレラ】慶大石黒蔵
抱道英・蔓斯歇児篤口述 原田惟顕受業 抱氏蔓氏病学新論一冊【病理】慶大富士川蔵
後藤昌文 抱氏各病理考一冊【病理】乾々に稿本
後藤昌文 癩病考一冊【ハンセン】順天大山崎・内藤くすり蔵
蘭ボードイン口授 脚気新説一冊【内科】阪大適塾記念セ・内藤くすり蔵
蘭ボードイン口述 天刑病論/脚気論一冊【内科】日文研宗田・内藤くすり蔵
蘭ボードイン口授 脚気新論/瓊浦艱生館治験一冊【内科】内藤くすり蔵
蘭ボードイン 山岡桃庵筆記 保独因実験書(鵬氏実験書)一冊【西医】東京医歯大阿久津蔵
蘭ボードイン 山岡桃庵筆記 鵬氏病論一冊【病理】東京医歯大阿久津蔵
蘭ボードイン著 平田玄増訳 人身究理三巻一冊【生理】礫川・佐賀大鍋島・東京医歯大阿久津ほか蔵
蘭ボードイン 帽氏人身究理【生理】天理蔵(巻二のみ二冊)
蘭ボードイン 抱桃英解剖説一冊【解剖】学士院蔵
蘭ボードイン 瘍科手術要領一冊【外科】京都府蔵
蘭ボードイン 抱氏成蹟録一冊【治験】慶大富士川蔵
ボードイン 薬室日用方彙【薬剤】
蘭ボードイン 朋氏抱氏活人処方録一冊【薬剤】東京医歯大阿久津蔵 長崎病院日常方抜萃・適々斎丸散録・適々斎散方と合冊
長崎病院日常方抜萃【薬剤】東京医歯大阿久津蔵(朋氏抱氏活人処方録と合写) 長崎病院は明治元(一八六八)に長崎精得館から改称【補】
蘭ボードイン 抱土英日用方略一冊【薬剤】金沢市藤本蔵
蘭ボードイン 〔抱氏〕日用方摘集一冊【薬剤】九大蔵
蘭ボードイン 蒲宇都薬局三冊【西薬】千葉大蔵
蘭ボードイン 多納鉄蔵訳 〔抱子〕健康理学一冊【衛生】東大鶚軒蔵
多納鉄蔵訳 咽喉鏡新説一冊【医機器】東大鶚軒蔵
多納鉄蔵 医案法則一冊【治験】東大鶚軒蔵
多納鉄蔵編 諸抜萃一冊【西医】東大鶚軒蔵
一八七〇 明治三刊 蘭ボードイン抱獨英口授 島村鼎甫訳 〔大学東校官版〕日講紀聞八巻八冊【西医】東大医(巻一~四存)ほか蔵【補】
一八七〇 明治三序刊 米Wythe, Joseph Henry著 桑田衡平(省庵)訳 袖珍薬説三冊【西薬】城西大水田ほか蔵【補】
一八七〇 明治三跋刊 権田直助 医道百首/付読例一冊【啓蒙】長崎県図・大坂天満宮蔵
権田直助 古医道百首解一巻【啓蒙】埼玉名家著述目録による
一八七〇 明治三跋刊 権田直助 古医道治則一冊【啓蒙】国会ほか蔵蔵
一八七〇 明治三跋刊 権田直助 古医道治則略註一冊【啓蒙】国会ほか蔵
一八七〇 明治三跋刊 権田直助講 宮西仲友等記 古医方経験略口義(経験略疫門口義)一冊【啓蒙】内藤くすり・長崎県図・大洲図矢野蔵
一八七〇 明治三刊(一八六七 慶応三より) 仏Giraldin, Jean Pierre
Louis芰拉陣著 竹原平次郎等訳 化学入門(初・外・後編)【化学】早大ほか蔵
一八七〇 明治三岡山藩医学館木活刊 蘭ロイトル口授 〔活版〕解剖記聞【解剖】内藤くすり蔵(存巻一、一冊)【補】
一八七一 明治四 一月二日没(一八〇一 寛政一二生)伊東玄朴(名は淵、字は伯寿、号は冲斎など シーボルトに学び佐賀藩蘭方医のち幕医)訳 独モスト著
牛痘種法一冊【牛痘】順天大山崎・阪大適塾記念セ蔵
伊東玄朴訳 越而実機一三冊【西医】佐賀県図鍋島蔵
伊東玄朴訳 謨斯篤牛痘編一冊【牛痘】佐倉高鹿山蔵
謨斯篤牛痘篇一冊【牛痘】京大富士川・乾々(宇田川興斎写)蔵
伊東玄朴 三名哲牛痘図【牛痘】日本医学史による
伊東玄朴 西洋薬譜/下一冊【西薬】乾々に自筆本
伊東先生 冲斎伊東先生方函一冊【医学】岡崎蔵
伊東先生直伝止書(伊東氏伝方)一冊【医学】東大鶚軒蔵
一八七一 明治四 二月七日没(一八〇五 文化二生)塩田順庵(名は泰、号は松園 幕医で江戸医学館教諭) 痘瘡約言一冊【痘瘡】乾々に自筆本
一八七一 明治四 六月一日没(一八一〇 文化七生)川本幸民(名は裕、通称は周民・幸民、号は裕軒 摂津国三田藩蘭方医のち幕府蕃書調所教授) 依百乙人身
窮理【生理】本朝医家著述目録による
川本幸民 舎密真言【化学】化学史文献による
川本幸民 写真方【植物】本朝医家著述目録による
川本幸民重訳 マッケンジー著 デラリヘボクス訳 新薬製用法二巻二冊【西薬】乾々に宇田川興斎写本
川本幸民訳 亜漢垤爾樸穏蔑斯著 舎密読本九冊【化学】嘉永以前西洋輸入品及参考品目録による
川本幸民訳稿 イペイ‐アドルフ著 菲失泆羅義(ふぃしぃおろぎ)一冊【生理】日大医図蔵
川本幸民 暴風説【西医】本朝医家著述目録による
川本幸民訳 独Georg Friedrich Mostモスト著 謨斯篤黴毒篇(謨斯篤梅毒篇)一冊【梅毒】研医会図ほか蔵
一八七一 明治四 六月三日没(一八三五 天保六生)森約之(養真 森立之の子) 巻懐名物鈔記一冊【博物】家政学院大江蔵
森約之 魚族御尋之儀答書一冊【魚介】杏雨(自筆)・楂{艸+考}蔵
森約之編 海保漁村校 四鴟説一冊【動物】国会蔵
森約之・森立之編 諸家蔵書印譜二冊【印章・史料】慶大斯道蔵
森約之 草木色葉鈔一冊【本草】家政学院大江蔵
森約之・森立之 福山植物志一冊【植物】国会伊藤に手稿本
一八七一 明治四 七月九日没(一八一六 文化一三生)緒方研堂(名は惟嵩、字は子文、通称は郁蔵 蘭医で緒方洪庵義弟、明治二から大阪医学校で教育と治療)
訳稿 格斯篤児人身窮理一冊【生理】阪大適塾記念セ蔵(生殖機能編巻之一~五)
緒方研堂訳 公刺実治療書一冊【西医】大阪名家著述目録等による
緒方研堂訳 察病秘訣脈候総論一冊【診断】内藤くすり蔵
緒方研堂等 正説銀海精微一冊【眼科】静嘉蔵(駆豎斎膏剤を付す)
緒方研堂 設劉斯外科書【外科】大阪名家著述目録等による
緒方研堂訳 脈候秘訣一冊【診断】大阪府蔵
緒方研堂 労瘵篇一冊【内科】慶大富士川(稿本)・内藤くすり蔵
一八七一 明治四没(一八一八 文政元生)加賀山翼(号は仁山、通称は潜竜 若松藩医) 古医方発蒙【医学】日医史雑六四巻二号池内論文による【補】
加賀山翼 古今大眼【医学】日医史雑六四巻二号池内論文による【補】
一八七一 明治四 八月(一八〇四 文化元より) 乳嵓姓名録(外題は乳岩姓名録)一冊【医史料】紀の川市医聖華岡青洲顕彰会蔵 春林軒で治療した乳癌患者一
七七名の名簿 大多数は青洲時代で、青洲没後は華岡鷺洲・華岡厚堂の患者 日医史雑六三巻四号の松木論文による【補】
一八七一 明治四没(一八〇七 文化四生)原田永寛(帯霞 神官・漢蘭医で因幡国鳥取藩内科・眼科医) 広観堂方則〔譜〕一冊【医方】研医会図
一八七一 東大に明治四写本 魚撰図説一冊【魚介】
一八七一 明治四(一八六三 文久三より) 産物仕入等証書写一冊【物産】金沢市加越能蔵
一八七一 明治四成 山田業広 医学心得方大略一冊【医論】慶大富士川蔵【補】
一八七一 明治四序 浅田宗伯 医学典刑五巻【医論】京大富士川ほか蔵【補】
一八七一 明治四 六月刊 半開外史抄録 外国流行伝染病予防法二紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすりほか蔵 家畜のリンドルペスト流行状況と対策【補】
一八七一 明治四刊 片山国棟訳補 英国軍陣方彙一冊【薬剤・軍医】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八七一 明治四刊 石黒忠悳訳編 虎烈刺論一冊【コレラ】東大医ほか蔵 ヘルキスニーメル氏内科書等より 日文研宗田蔵一八七九増補版も【補】
一八七一 明治四刊 石黒忠悳 陸軍医寮局方一巻【西薬・薬剤・軍医】陸軍薬局方の初版→一八七八陸軍病院薬局方二版【補】
一八七一 明治四刊 久我克明(俊斎) 種痘亀鑑一冊【牛痘】毎日新聞新屋ほか蔵
一八七一 明治四刊 蘭ボードイン述 緒方惟準訳 堀内北溟編 撰兵論一冊【軍医】大野高蔵
一八七一 明治四刊 田中芳男訳 〔官版〕泰西訓蒙図解二冊【博物】神戸大住吉ほか蔵
一八七一 明治四刊 英海軍医ニュートン沙夕新頓述 荻野大見閲 黴療新法二巻二冊【梅毒】国会(一・二)ほか蔵【補】
一八七一 明治四刊 蘭マンスフェルト満斯歇児篤講義 病理略論二冊【病理】東大医ほか蔵【補】
一八七二 明治四 十二月二十八日没(一八一二 文化九生)半井仲庵(名は保、字は伯和、通称は仲庵、号は南陽など)訳 穆斯篤抄訳未定稿一〇冊【西医】京大
に自筆稿本(穆斯篤医学韻府の訳)
穆斯篤鈔訳一冊【西医】乾々蔵
謨斯篤抄訳一冊【西医】東京医大蔵
一八七二 明治五 二月八日没(一八〇四 文化元生)本間棗軒(名は資章・救、字は和卿、通称は玄調 シーボルト・華岡青洲にも学んだ漢蘭折衷の水戸藩医・藩
校医学館教授) 医方纂要五冊【医方】内藤くすりに存一冊
本間棗軒 経穴採要一巻【鍼灸】本朝医家著述目録による
本間棗軒 自準亭経験方匱一冊【医方】東大鶚軒・内藤くすり蔵
本間棗軒 自準亭治方約言一冊【医方】東大鶚軒・内藤くすり蔵
本間棗軒 種痘医譚一冊【牛痘】慶大富士川蔵
本間棗軒 傷寒論類釈【仲景】本朝医家著述目録による
本間棗軒 膀胱結石図一冊【外科】慶大富士川に自筆彩色本
本間棗軒 蠡測編一冊【医学】乾々蔵
一八七二 明治五 四月十日没(一八〇四 文化元生)佐藤泰然(名は泰然、号は紅園 下総国佐倉藩蘭方医で順天堂創始者 佐藤尚中は養子、松本良順は次男)訳
整骨備要一冊【外科】乾々蔵
佐藤泰然訳 接骨備要一冊【外科】九大・京大富士川・日大富士川蔵
刊本? 脱疽治療に関する佐藤泰然先生書面一軸【外科・史料】順天大山崎蔵
病名集一冊【西医・辞書】千
葉大蔵 佐倉順天堂病院旧蔵書 アルファベット順の蘭文病名などに漢字訳を列記した用語集【補】
佐藤泰然 独モスト 模私篤眼科書一巻【眼科】日本医学史による
佐藤泰然訳 独モスト 謨斯篤牛痘編一冊【牛痘】佐倉高鹿山蔵
中島泰訳 独モスト 謨斯篤牛痘説一巻【牛痘】日本医学史による
独モスト 穆斯篤内科一四冊【内科】静嘉・千葉大(巻一一存一冊)
独モスト モスト病名目次訳書一冊【西医】京大蔵
独モスト 穆斯篤二冊【西医】京都府・鎌田共済郷博(一冊)蔵
独モスト 穆私多医事日記一冊【西医】東京医大蔵
独モスト 謨斯篤医療大全一冊【西医】東京医大蔵
独モスト 謨私土眼篇続一冊【眼科】乾々蔵
独モスト 莫私土黒障眼篇一冊【眼科】乾々蔵
独モスト 摸私篤涙漏病【眼科】岡山大蔵(土生家丸散膏丹方/施術四時可不可無論/諸家経験秘方と合写)
独モスト 謨私土炘腫論一冊【病理】乾々蔵
独モスト 穆斯篤経験集二冊【治験】京都府蔵
独モスト 〔摸私多〕経験書抜粋三冊【治験】京大富士川蔵
独モスト 赤沢寛輔訳 謨私篤黒病治法一冊【内科】乾々蔵
独モスト 謨斯多消渇病治法【内科】金沢図蒼竜蔵(合写の内)
独モスト 謨斯度水腫篇一冊【内科】千葉大蔵
独モスト 母斯多卒厥篇一冊【内科】東大鶚軒蔵
独モスト 姆氏器械学一冊【医機器】順天大山崎蔵
一八七二 明治五 六月没(一八二四 文政七生)海保致堂(名は元起、号は竹逕 海保漁村の養子で江戸の儒者) 傷寒論輯聞【仲景】東大に自筆稿本坤巻のみ存
一冊
一八七二 明治五 十一月六日没(一八〇三 享和三生)奈良養斎(名は真守、字は為大、号は養斎 陸奥盛岡藩士) 摘芳一冊【医方】岩手蔵
岩手に奈良養斎写本 客中聞録帖一冊【医史料】
奈良養斎 養気術一冊【漢詩文・養生】岩手県図蔵
一八七二 明治五没(一八〇七 文化四生)長沢棗庵(名は保敬、字は勝甫、号は棗庵 越後中蒲原郡荻川村荻島の在村医) 医談【医話】近世漢学者著述目録大成
による
一八七二 明治五(一八一六 文化一三より) 小原峒山 乾純水(桐谷) 長井琳策 小原春造編 阿淡産志五七冊【地誌・物産】東博ほか蔵(国文研に東博本水産之部一二冊の転写本)
一八七二 明治五成 一八九〇 同二三刊 岡田篁所 滬呉日記二巻二冊【医学・紀行】矢数温知堂・内閣(一八九一版)蔵 上海等の医薬見聞記で梁・真柳の報
告も【補】
一八七二 明治五自序 喜多村直寛 続医方啓蒙四巻二冊【医方】慶大富士川に自筆本
一八七二 明治五自序 喜多村直寛 続示蒙医語【医学】京大富士川に巻一・二・四存一冊 傷寒ほか流行病の治療梗概【補】
一八七二 明治五自序 山田業広編 伊沢蘭軒講 焦尾雑記一巻一冊【医論】慶大富士川ほか蔵【補】
一八七二 明治五自跋 山田業広 証類本草序例箋注三冊【本草】国会蔵【補】
一八七二 明治五自序 山田業広 金匱玉函経証治総例箋注一冊【仲景】慶大富士川に自筆本【補】
一八七二 明治五成 山田業広 医緩医和医案攷証一冊【医案・医史】京大富士川に自筆本【補】
一八七二 明治五自序 山田業広 千金要方読書記三巻三冊【典籍】国会の自筆本・九折堂読書記に所収【補】
一八七二 明治五成 山田業広 千金方読書記諸説索引一冊【典籍】東大鶚軒に自筆本【補】
一八七二 明治五成 山田業広 千金雑攷一冊【典籍】東大鶚軒に自筆本【補】
一八七二 明治五成 山田業広 千金方薬品解(千金方薬名攷)一卷一冊【典籍・本草】東大鶚軒・杏雨に自筆本【補】
一八七二 明治五自序 一八七三 同六刊 高橋正純 病院経験方府二巻二冊【薬剤】国会(上・下)ほか蔵【補】
一八七二 明治五序刊 緒方惟凖纂輯 衛生新論二巻二冊【衛生】城西大水田ほか蔵【輔】
一八七二 明治五序刊 米・約瑟列第著 松村矩明訳 解剖訓蒙二〇巻一九冊【解剖】滋賀医大河村ほか蔵【補】
一八七二 明治五序刊 米Hartshorne, Henryヘンリー・ハルツホールン著 森鼻宗次抄訳 華氏日用新方三巻三冊【薬剤】早大蔵
一八七二 明治五序刊 佐々木東洋(号は師興) 診法要略三冊【西診断】城西大水田ほか蔵【輔】
一八七二 明治五序刊 虞列伊著 松村矩明ら訳 虞列伊氏解剖訓蒙図二冊【解剖】滋
賀医大河村ほか蔵【補】
一八七二 明治五序刊 米サルゼント撒善篤著 横井信之抄訳 撒善篤繃帯式二巻二冊【外科】滋賀医大河村ほか蔵【補】
一八七二 明治五序刊 前田清則訳 〔官版〕〔海軍軍医寮〕薬局方一冊【西薬】国会ほか蔵 底本は主に英国薬局方【補】
一八七二 明治五刊 木更津県 育子告諭一紙【啓蒙】千葉大蔵 堕胎・間引きの戒め【補】
一八七二 明治五刊 施爾株斯著 小山内元洋抄訳 眼科約説三冊【眼科】福地書店目二〇一七秋号による 国会に明治一七(一八八四)版も【補】
一八七二 明治五刊 土岐賴徳纂輯 啓蒙養生訓七冊【解剖・生理・衛生】国会ほか蔵 明治八(一八七五)版も【補】
一八七二 明治五刊 独ストロメールG. F. Stromeyer著 蘭B. F.
Suermanシュエルマン訳 佐藤尚中重訳 外科医法外篇六巻六冊【外科】東邦大額田ほか蔵→一八六五外科医法
一八七二 明治五刊 小林恒纂訳 新薬編二巻二冊【西薬】国会ほか蔵【補】
一八七二 明治五刊 米Henry Hartshorneヘンリー‐ハルツホールン著 桑田衡平訳述 華氏内科摘要一二巻【内科】国会ほか蔵 同書巻一三~二二は一八〇〇版(国会ほか蔵)
一八七二 明治五刊 英William Willisウィリアム‐ウィリス著 三田村惟一訳 黴毒新論一冊【梅毒】国会ほか蔵【補】
英ウィリアム‐ウィリス著 三田村惟一訳 薬方規範一冊【薬剤】九大蔵
一八七二 明治五陸軍文庫刊 蘭Fles Joseph Alexander著 中欽哉訳 布列私解剖図譜一冊【解剖】新潟大藤田ほか蔵【補】
一八七二 明治五陸軍文庫銅版刊 蘭Fles Joseph Alexander著 中欽哉訳 布列私解剖図一冊【解剖】新潟大藤田ほか蔵【補】
一八七二 明治五刊 横浜病院 横浜病院規則一紙【病院】千葉大蔵 診察料や医師名も【補】
一八七二 明治五刊 石川良信(陸舟庵)著 鈴木亦人校 養生訓二巻付録一巻三冊【養生】日本衛生文庫一(国会ほか蔵)所収
一八七二 明治五刊 米John Campbell Riley戒施・理礼著 小林義直訳 理礼氏薬物学一七巻一五冊【西薬】東邦大額田ほか蔵【補】
中金正衡 病院一冊【病院】乾々に稿本 中金正衡の世界風俗往来は明治五成
一八七三 明治六 五月八日没(一八〇六 文化三生)可部安都志(通称は純庵・愛平、号は都留廼舎 石見津和野藩校養老館の教師で本道医・国学者) 医道源流
一冊【医史】無窮平沼に稿本
可部安都志 傷寒論諺解二巻一冊【仲景】無窮平沼に自筆稿本
可部安都志 鶴舎雑録医薬之部一冊【本草】無窮平沼に自筆稿本
一八七三 明治六 十月十五日没(一七九五 寛政七生)大田晴軒(名は敦、字は叔復、通称は魯三郎 儒者で三河吉田藩校時習館の教師) 素問管見一巻【医経】
近世漢学者著述目録大成による
一八七三 明治六 十二月二十三日没(一七九五 寛政七生)蜂屋茂橘(名は惟清・清漪、号は椎園 江戸の随筆家で田安家の目付・広敷用人)編 江戸時代売薬広
告引札貼込帖一帖【薬広告】日比谷諸家蔵
蜂屋茂橘編 はしかはうさう/書叢一冊【医事説話】日比谷諸家に版本・写本交り
蜂屋茂橘 本草啓蒙抄【本草】日比谷諸家に第一・二・五・六の自筆本四冊
本草啓蒙抄書一冊【本草】酒田光丘蔵
一八七三 杏雨に明治六写本 浅田宗伯 医可慎守五十七箇条一巻【医倫】【補】
一八七三 明治六(一八七〇 同三から) 浅田宗伯 庚午辛未壬申癸酉/御殿診籍二冊【医案】烏犀圓蔵 投剤録で紙背に診察代等の記載あり
一八七三 明治六(一八四五弘化二・一八六三文久三にも) 飯沼慾斎 岡田静堂 〔根尾山福尾山鈴鹿山伊勢五郡〕植物採集目録一冊【採薬】村野・千葉大蔵
一八七三 明治六成 山田業広 外台秘要剳記(外台秘要読書記)(外台秘要札記)二巻二冊【典籍】国会(自筆)・九大蔵【補】
一八七三 明治六成 山田業広 外台秘要引用書目一巻一冊【医書目・典籍】杏雨に自筆本【補】
一八七三 明治六成 山田業広 外台採輯方三巻三冊【医方】九大に自筆本【補】
山田業広 丸散可試方一冊【医方】東博に自筆本 外台から医方を抜粋【補】
一八七三 明治六成 山田業広 外台秘要筆録一冊【典籍】九大蔵【補】
一八七三 明治六自序 山田業広 外台秘要薬品攷(外台秘要薬名捷見)一冊【本草】東大鶚軒に稿本、杏雨に自筆本【補】
一八七三 明治六自序 山田業広 修治古義一一巻八冊【典籍・本草】京大富士川に自筆本【補】
一八七三 明治六自序 山田業広 素問次注集疏二四巻二〇冊【医経】東大鶚軒に自筆本【補】
一八七三 明治六自序 一八七四 同七刊 広瀬元周和解 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 婦嬰新説和解三巻三冊【婦科・児科】滋賀医大河村ほか蔵 清版に基づく【補】
一八七三 明治六序 一八七四 同七刊 小野職愨編訳 田中芳男閲 久保弘道校 植学浅解初編一冊【植物】八戸市図ほか蔵
一八七三 明治六編 一八七六 同九刊 文部省・小野職愨撰 博物図四幅【博物】龍谷大ほか蔵 彩色
一八七三 明治六編 一八七六 同九刊 文部省・田中芳男撰 動物図三幅【博物】龍谷大ほか蔵 彩色
一八七三 明治六序刊 英Thomas Hawkes Tannerタンネル著 文部省 司馬盛之・坪井為春訳 医療大成薬剤編一冊【薬剤】国会ほか蔵【補】
一八七三 明治六序刊 米Henry Smithスミス著 浦谷義春訳 解剖新図二冊【解剖】UC Berkeley East Asian Libraryほか蔵【補】
一八七三 明治六序刊 米Cutter, Calvinカットル著 松山棟庵等訳 初学人身窮理二巻二冊【生理・啓蒙】広島大教科書ほか蔵 一八七六・八〇・八一・八二版も【補】
一八七三 明治六序刊 森鼻宗次鈔訳 新薬摘要四巻四冊【西薬】国会(一・二・三・四)ほか蔵【補】
一八七三 明治六序刊 佐野諒元訳 小林為文訂 養生手引草初編一冊【西医】国会・九大蔵 米カットル葛徳児氏の摂生書(解剖・生理・健康)の訳で、全一七編の初編(予論)のみ【補】
一八七三 明治六 四月刊 一英斎芳艶画 はしかの厄払一紙【医事説話・錦絵】歴博蔵【補】
明治頃刊 幾丸画 うさぎのはしか退治一紙【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵【補】
一八七三 明治六 五月刊 森鼻宗次編訳 日用薬剤分量考一冊【西薬】国会ほか蔵【補】
一八七三 明治六刊 土岐頼徳 医学略則一冊【西医】国会ほか蔵【補】
一八七三 明治六刊 奥山虎章 医語類聚(Medical vocaburary in English and Japanese)一冊【西
医・辞書】東大・千葉大・岡山大ほか蔵 国
会ほかに明治一一(一八七八)増訂版【補】
一八七三 明治六刊 英Turner, William維廉杜児寧児 イルレム・トルネル著 佐々木東洋訳 島村鼎閲 解体生理図説八巻四冊【解剖・生理】国会ほ
か蔵【補】
一八七三 明治六刊 新宮凉民・凉閣訳 項髄疫説(流行性脳脊髄膜炎説)一冊【感染】九大蔵 独原本の一八五七蘭訳本を和訳【補】
一八七三 明治六刊 田代基徳纂輯 外科手術二冊【外科】愛媛大ほか蔵【補】
一八七三 明治六刊 蘭Ermerins, Christian
Jacobエルメレンス講義 村治重厚ほか記聞・訳 原病学通論九巻【病理】尾道図蔵 一八七四版(東邦大額田ほか蔵)も【補】
一八七三 明治六刊(一八七六 明治九版権免許) 米Hartshorne
Henryヘンリー・ハルツホールン著 小林義直訳 華氏産科摘要三巻三冊【産科】城西大水田ほか蔵【輔】
一八七三 明治六刊 明石博高 吉水温泉効用辨/舎密方術剛鉄鉱泉一冊【温泉】陽明文庫ほか蔵
一八七三 明治六刊 森鼻宗次編訳 皮下注射要略一冊【医機器】日文研宗田・内藤くすり蔵【補】
一八七三 明治六刊 米コ-ミング著 阿部弘国、横瀬文彦訳 〔西洋〕養生論二巻二冊【保健】京大富士川ほか蔵【補】
一八七四 明治七(一七一六 享保元から) 開成堂門人名簿一軸【名鑑・医史料】九大蔵【補】
一八七四 明治七 長崎正国等 折肱録一冊【医史料】高岡長崎家蔵 長崎家四代蓬洲(一七六五~一八二九、寿、莱福、玄周、玄庭)・五代浩斎(一七九九~一八
六四、健、確然、康斎、愿禎)・六代正国(一八二六~七四、周、周蔵、言定)による備忘録【補】
一八七四 明治七 一月六日没(一八〇四 文化元生)柘植葛城 医案【医案】大阪名家著述目録による
柘植葛城 傷寒論古義【仲景】大阪名家著述目録による
一八七四 明治七ないし直前 和蘭医務条令並製薬開業制度一冊【制度・医史料・薬史料】順天大山崎(合写の内)・九大蔵 オランダ帝国一八六五年制定法令五八~六一号の翻訳で、明治七通達の医制七六条のモデル(薬史学雑誌二
〇巻二号、一九八五)【補】
一八七四 明治七 谷甚兵衛(貞義)・谷儘萍(貞利)伝授 聖徳太子真伝牛馬医方口訣一冊【獣医】九大蔵
一八七四 明治七成 山田業広 かたわ男の説・附瞻瞻小言一冊【医学】某古書店目録【補】
一八七四 明治七自序 山田業広 難経本義疏五冊【医経】北京中医科学院に自筆本【補】
一八七四 明治七自序 山田業広 九折堂読書記傷寒論二冊【仲景】国会に山田業精代筆本【補】
一八七四 明治七自序 山田業広 九折堂読書記金匱要略三冊【仲景】国会に山田業精代筆本【補】
一八七四 明治七自序 山田業広 傷寒論攷異二巻一冊【仲景】九大に山田業精代筆本【補】
一八七四 明治七自序 山田業広 金匱要略攷異二巻二冊【仲景】米国立医図に自筆本【補】
一八七四 明治七序刊 伊藤圭介著 伊藤謙編 日本植物図説一冊【植物】早大ほか蔵 和産植物写生図と解説 草部イ初編のみ刊【補】
一八七四 明治七刊(一八七三 同六より) 独・永克萬郎愛格ヨンケルホン
ランゲツク述 渡忠純・真嶋利民・新宮凉介筆記 京都療病院日講録二巻【解剖・牛痘】京都府医大蔵【補】
独・永克萬郎愛格ヨンケルホン ランゲツク口授 大崎守堅筆記 内臓論一冊【生理・解剖】京都府医大蔵【補】
独・比児篤児ヒルトル原著 独・永克ヨンケル講述 山田文友訳述 大崎守堅筆記 日講記聞/亜那篤美(アナトミ)/神経論一冊【解剖】京都府医大蔵【補】
一八七四 明治七刊 英George H. Hopeジョージ・エッチ・ホープ著 楢林健三郎訳 医師の来る迄(一名救急方)三巻【救急】祐徳稲荷神社ほか蔵【補】
一八七四 明治七刊 千葉県 共立病院規則一冊【制度・病院】千葉大蔵【補】
一八七四 明治七刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 大坂・高木熊三郎訳注 全体新論訳解四巻四冊【生理・解剖】滋賀医大河村ほか蔵 大坂四月版【補】
一八七四 明治七刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 名古屋・石黒厚訳 全体新論訳解三巻三冊【生理・解剖】京大富士川・栃木県図・韓国中央図書館蔵 名古屋五月版【補】
一八七四 明治七刊 橋爪貫一編 〔橋爪貫一〕博物新編二冊【解剖・生物】国会(上・下)蔵 ホブソンの博物新編とは別個に編纂【補】
一八七四 明治七序 一八七五 同八刊 英Benjamin
Hobson合信ホブソン著 石阪堅壮口授 神崎有隣筆記 博物新編紀聞(博物新編記聞)三巻三冊【博物】国会(上・中・下)・杏雨ほか蔵 博物新編の語彙を解説【補】
一八七四 明治七序 一八七五 同八刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 堀野良平訳 博物新編演義二巻二冊【博物】国会(一・二)ほか蔵 清版に基づく【補】
一八七四 明治七刊 市岡正一編 博物新編字引一冊【博物・辞書】国会ほか蔵 ホブソン博物新編所出の漢字を画数順に配して音訓を付す【補】
一八七四 明治七刊 独ブロムメ原著 田中芳男訳纂 久保弘道校訂 中島仰山画 動物学二冊【動物】熊本大・南方熊楠顕彰会蔵【補】
一八七四 明治七刊 米John Glasgow Kerr嘉約翰カー口訳 清・林湘東筆述 坪井信良再訳 内科闡微一冊【内科】滋賀医大河村蔵 一八七三清版に基づく カーは広東で活動した宣教医師【補】
浅田宗伯著 内科闡微私評一冊【内科】乾々に明治一七(一八八四)服部甫庵写本【補】
一八七四 明治七刊 伊藤謙編 薬品名彙一冊【西薬】長崎大武藤蔵【補】
棚谷元善 和漢治病纂論三巻三冊【医学】九大蔵 棚谷元善の国史攬要は明治七版【補】
棚谷元善・尾台武雄・清水世信 医道沿革考三冊【医史】乾々(稿本)・東洋藤井蔵
一八七五 明治八 三月十二日 神奈川県十全医院発行 種痘済証一紙【牛痘・史料】千葉大蔵【補】
一八七五 明治八 四月十六日没(一八〇九 文化六生)清水春道(名は祐長、通称は玄策、号は南耕 武蔵忍藩医) 医術新説五巻【医学】埼玉名家著述目録によ
る
清水春道 経見録二巻【医学】埼玉名家著述目録による
清水春道 処方秘考三巻【医方】埼玉名家著述目録による
一八七五 明治八 七月四日没(一七九四 寛政六生)小畑詩山(名は行簡、字は居敬、通称は良卓 江戸の町医) 種子良法一巻【房中】本朝医家著述目録による
小畑詩山 傷寒論諺解三巻【仲景】本朝医家著述目録による
小畑詩山 傷寒論精奥二巻【仲景】本朝医家著述目録による
小畑詩山 難病発明一巻【医経】本朝医家著述目録による
小畑詩山 梅瘡秘訣二巻【黴瘡】本朝医家著述目録による
一八七五 明治八 八月二十三日没(一八一三 文化一〇生)上田元冲(字は大贏、号は生々 朝廷医で維新後は儒者) 素霊註解【医経】近世漢学者著述目録大成
による
一八七五 明治八 十月没(一八一五 文化一二生)山中信古 避暑偶筆一冊【本草】国会白井に自筆稿本
一八七五 明治八没(一七九九 寛政一一生)高橋盈訳 倔典華遏弗グーテンハーフ著 軍中備要一冊【軍医】京大富士川蔵
一八七五 明治八成 山田業広 犬傷方論一冊【疫病】慶大富士川に自筆本【補】
一八七五 明治八自序 山田業広 医学管錐(内集)一七巻一一冊【医論】慶大富士川に自筆本(総目、一、二、三、四、五・六、七・八、九・十、十一・十二、十三・十四、十五・十六・十七) 医語・医事の考証【補】
山田業広 医学管錐(草稿)存一一冊【医論】慶大富士川蔵(総目、一、二、三、四、五、六、七、八、九、十)
一八七五 明治八自跋 山田業広 医学管錐外集一二巻一二冊【医論】慶大富士川(自筆 一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、十一、十二)・九大(七巻一二冊)蔵 医語・医事の先人考証に追加【補】
一八七五 明治八自跋 山田業広著 岡本況斎駮正 吹毛・嘗試一冊【医論】慶大富士川に山田業精代筆本【補】
一八七五 明治八自序 一八七六 同九刊 難波立愿 種痘伝習録一冊【牛痘】国会ほか蔵 明治一四(一八八一)版も【補】
一八七五 明治八長与専斎序 一八八〇 同一三刊 独Muller繆爾列兒口授(一~八、二一~二四4巻) 独Hoffmann忽布満口授(九~二〇巻) 山
崎元脩筆記 医科全書解剖篇三冊【解剖】東大医ほか蔵【補】
一八七五 明治八自序刊 司馬凌海(盈之)撰述 独Waldenburg, Louis瓦典堡ワルデンブルグ原著 用薬軌範四巻【西薬】国会(一・二・三・四上・四下)ほか蔵【補】
一八七五 明治八跋刊 米Gross Samuel David虞魯斯原本 高橋正純訳 大阪公立病院蔵版 〔日講記聞〕血管病論二巻二冊【病理】城西大水田ほか蔵【輔】
一八七五 明治八刊(一八七四 明治七より) 飯沼慾斎著 田中芳男・小野職愨増訂 久保弘道等校 新訂草木図説/前編草部二〇巻二〇冊【本草】和歌山大紀州
藩・早大(存巻一)ほか蔵 安政三(一八五六)版に学名を補刻 明治九(一八七六)版も【補】
一八七五 明治八刊 生駒東太編 人体問答図解一冊七丁【解剖・生理】国会ほか蔵 小学生用【補】
一八七五 明治八刊 京都療病院 〔日講附録〕解剖捷覧一冊【解剖】京都府医大蔵【補】
一八七五 明治八刊 米Joseph C. Martindaleマルチンダル著 小林義直訳 〔四民須知〕解剖生理浅説四卷【解剖・生理】東邦大額田(欠巻三)ほか蔵【補】
一八七五 明治八刊 米Joseph C. Martindaleマルチンダル著 小林義直訳 〔四民須知、小学校用〕養生浅説二冊【解剖・生理・衛生】祐徳稲荷神社・
陽明文庫ほか蔵
一八七五 明治八刊 米Hartshorne,Henryヘンリー・ハーツホーン著 長谷川泰訳 華氏病理摘要五巻五冊【病理】京大富士川・茨城大菅・祐徳稲荷神社(存
三冊)蔵 翻訳底本は一八七四版【補】
一八七五 明治八刊 太田雄寧 新訂各国薬量一覧一冊(折本)【西薬】国会蔵【補】
一八七五 明治八刊(一八七六 同九後も続刊) 独Steiner Johann著 長谷川泰訳 斯泰涅爾小児科一三巻【児科】城西大水田に存巻六まで六冊【輔】
一八七五 明治八刊 英Hobson Benjamin合信ホブソン著 管茂材撰 山本義俊訳 西医略論訳解三巻【西医】国会(一、二、三)・杏雨蔵 清版に基づく【補】
一八七五 明治八刊 土岐頼徳編 切断法一冊・切断法図式一冊【外科】国会ほか蔵【補】
一八七五 明治八刊 米James Ashton善亜頓ゼームスアストン原著 千葉繁訳 造化機論二冊【性医】尾鷲市立中央公民館ほか蔵 明治期大量に出版された造化機本の嚆矢 造化機は生殖器【補】
一八七五 明治八刊 大森惟中編 吉田喜聞助訳 〔大森惟中〕博物新編後集【博物】国会に存巻一(動物学)【補】
一八七五 明治八刊 米John Glasgow Kerr嘉約翰カー口訳 清・林湘東筆述 中村正直訓点 皮膚新編一冊【皮膚】国会ほか蔵 清一八七四版に基づく カーは広東で活動した宣教医師【補】
一八七五 明治八文部省刊 米T. Ch. Hutchison弗知遜著 坪井為春(芳洲)・小林義直訳 弗氏生理書七巻付録七冊【生理】名大(巻七欠)蔵 国会に
明治一四(一八八一)版一二巻も 翻訳底本は一八七二版【補】
一八七五 明治八刊 岸田吟香 目薬精錡水功験書一紙【薬広告】内藤くすり蔵【補】
一八七五 明治八刊 Hoffman著 太田雄寧訳 薬物鑑法一冊【西薬】日文研宗田蔵 同後篇一冊は明治九刊【補】
一八七五 明治八刊 笹木芳瀧画 病の母お亀を助ける孝行娘一紙【医事説話・錦絵】大阪錦画新聞一六号 東大ほか蔵【補】
一八七五 明治八刊 笹木芳瀧画 建蔵の隠し妻が霊で神経病一紙【医事説話・錦絵】大阪錦画新聞一七号 東大ほか蔵【補】
一八七五 明治八刊 大蘇芳年画 らい病の夫を看病する貞女とみよ一紙(郵便報知新聞六六五号)【医事説話・錦絵新聞】国会ほか蔵【補】
長谷川貞信画 らい病の夫の子を育てる貞女一紙二種【医事説話・錦絵新聞】東大ほか蔵【補】
一八七五 明治八 五月刊 一蕙斎(落合)芳幾画 転々堂戯録 はらはら薬一紙【医事説話・錦絵新聞】千葉大ほか蔵 東京日々新聞千十五号【補】
一八七六 明治九 六月二日没(一八〇三 享和三生)高橋南渓(英済) 医案録一巻【医案】近世漢学者著述目録大成による
高橋南渓 渓南文稿一冊【医学】慶大富士川蔵
一八七六 明治九 十二月九日没(一八〇四 文化元生)喜多村直寛(名は直寛、字は子栗、号は栲窓など 幕医) 医方記聞一冊【医方】東大蔵
喜多村直寛 医方権量略説一冊【医方・度量衡】乾々蔵→一八五四経方権量略説
刊本 喜多村直寛 越俎薬誌一冊【本草】京大富士川・東北大狩野・早大ほか蔵
喜多村直寛 橘黄録一冊【医学】九大(明治二八写)・慶大富士川(草稿)・東北大狩野ほか蔵
喜多村直寛・浅田宗伯 杏園摘抄一冊【医学】九大蔵
喜多村直寛 五辛考【本草】東大蔵(南村医話・傷寒論と合一冊)
喜多村直寛 栲窓雑藁一冊【医学】東大蔵
喜多村直寛 栲窓雑抄九巻九冊【本草】東大蔵
喜多村直寛 栲窓日抄五三冊【医学・日記】杏雨・内藤くすり(四冊)蔵
喜多村直寛 黄帝八十一難経輯説一冊【医経】内藤くすりに存下巻一冊【補】
喜多村直寛 傷寒論纂疏【仲景】東大蔵(巻一、南柯医話・五辛考と合一冊)
喜多村直寛 傷寒論新疏二冊【仲景】内藤くすり蔵
喜多村直寛口授 嘗鼎一臠一冊【医学】京大富士川蔵(山田業精写本) 主に傷寒の論【補】
喜多村直寛 躋寿嘉話録一冊【医話】東大蔵
喜多村直寛 西洋医術駁義一冊【医論】内藤くすり蔵
喜多村直寛 南柯医話【医話】東大(傷寒論纂疏・五辛考と合一冊)・内藤くすり(合写の内)・東京医歯大阿久津(合写の内)蔵
喜多村直寛 約囊方一冊【医方】乾々に栗本鋤雲写本
喜多村直寛編 薬名類鈔及附録一冊【本草】東大蔵
喜多村直寛 {疒+樂}癩方二冊【癩】乾々に自筆本
一八七六 慶
大富士川に明治九写本 Schultze, Wilhelm悉爾都講義 外科各論二冊【外科】
一八七六 明治九刊(一八六七 慶応三から) 独Karl Ferdinand
Kunzeゼルマンクンツエ著 林洞海・石川良信・石黒忠悳訳 内科簡明一四巻一八冊【内科】東邦大額田ほか蔵
一八七六 明治九刊(一八七五 同八から) 佐藤進 順天堂医事雑誌八巻【西医】東邦大額田(存六巻)ほか蔵 日本最古の臨床医学雑誌【補】
一八七六 明治九自序 一八七七 同一〇刊 今村了庵(亮) 食鏡一冊【食養】国会蔵【補】
今村了庵 飲食一冊【食養】杏雨に稿本
一八七六 明治九自序 山田業精 古方運用補遺【医方】和田源司蔵? 山田業広の一八四七古方運用雑録・一八五四古方運用拠依を補遺【補】
一八七六 明治九自序 浅田宗伯 方読便覧八巻【医方】東大蔵【補】
一八七六 明治九序 一八八一 同一四序 勿誤薬室刊 浅田宗伯 牛渚漫録四巻・続牛渚漫録一巻【医論】矢数温知堂・東大・九大蔵 一八九二明治二五版も
【補】
一八七六 明治九序 一八七七 同一〇刊 安井玄叔・三浦宗春編 勿誤薬室方函二巻【医方】東大・九大・京大富士川ほか蔵 浅田宗伯常用方をイロハ順配列→一
八七八勿誤薬室方函口訣【補】
一八七六 明治九序 一八七八 同一一刊 石黒忠悳編著 外科通術三巻三冊【外科】国会ほか蔵【補】
一八七六 明治九佐々木東洋序 一八八〇 明治一三刊(一八七七 同一〇から) 独シュミット撰 佐々木東洋補訳 内科提綱六巻六冊【内科】国会(一・二・三・四・五・六)ほか蔵 原本は一八七二第二版【補】
一八七六 明治九林洞海序 一八八〇 同一三刊 佐藤進講義 門人筆記 外科通論二五巻二五冊【外科】国会に全巻(外科通論で検索) 東邦大額田に存五巻ほか蔵【補】
一八七六 明治九序・大阪病院刊 蘭Ermerins Christian
Jacob越爾蔑嗹斯エルメレンス講述 原田俊三口訳 物部誠一郎筆録 〔日講記聞〕外科各論四巻四冊【外科】早大ほか蔵 明治一二(一八七九)増補版が国会ほかに エルメレンスは大阪府病院教師の蘭医【補】
一八七六 明治九例言 一八七九 同一二刊 蘭Ermerins Christian
Jacob越爾蔑嗹斯エルメレンス著 三瀬諸淵訳 〔日講記聞〕原病学各論一八巻一八冊【西医】東大・九大・国会(一・二・三・十四・十五・十六・十七・十八)ほか蔵【補】
一八七六 明治九自序刊 林義衛 牛痘辨論一冊【牛痘】国会ほか蔵
一八七六 明治九序刊 中里亮 小学人体問答一冊【解剖】新潟大藤田ほか蔵
一八七六 明治九佐藤尚中序刊 米Loomis, Alfred L.ルーミス著 小林義直訳述 〔内科必携〕理学診断法六冊【診断】早大ほか蔵【補】
一八七六 明治九跋刊 Froriep Robert原稿 東大医学部解剖局・今田東訳 〔動脈一覧図付録〕心臓図一帖【解剖】新潟大藤田ほか蔵【補】
一八七六 明治九刊 難波立愿 〔温故知新〕医学範一冊【医学】国会・千葉大・内藤くすり蔵
一八七六 明治九刊 太田雄寧訳 温泉論二冊【西医】茨城大菅蔵
一八七六 明治九刊 太田雄寧訳編 袖珍分量考一冊【西薬】国会ほか蔵
一八七六 明治九刊 太田雄寧訳 独米局方一覧一冊(折本)【西薬】国会ほか蔵
一八七六 明治九刊 太田雄寧 薬舗心得草三編三冊【西薬】国会(初編・二編・三編)ほか蔵【補】
一八七六 明治九刊 米T. H. Junghans雍翰斯ヨングハンス述 鈴木宗泰訳 石井栄三記 原生要論二巻二冊【生理】国会・名大ほか蔵【補】
一八七六 明治九刊 内務省 種痘医規則一冊【牛痘】沖縄県図蔵【補】
一八七六 明治九刊 杉浦安五郎編 〔小学〕人体問答図解一冊【解剖・生理】東洋藤井ほか蔵 小学生用【補】
一八七六 明治九刊 土屋寛信(もと陸奥国二本松藩医)抄訳 新薬性功一冊【西薬】国会・慈恵医大蔵 主に一八七二版の米薬局方からイロハ順で外来六七薬【補】
一八七六 明治九京都癲狂院刊 英Henry Maudsley著 神戸文哉訳 精神病約説三冊【医学】京都府医大蔵 英J.
R.レーノルズ編の内科学全書(一八七二)から訳出 西洋精神医学書の翻訳かつ精神病の用例で日本初【補】
一八七六 明治九刊 緒方惟準 西薬新編二冊【西薬】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八七六 明治九刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 小室誠一頭書 〔鼇頭〕博物新編三巻三冊【博物】国会(一・二・三)ほか蔵 明治一〇(一八七七)版も 清版に基づく準漢籍【補】
一八七六 明治九刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 近藤圭造述 博物新編講義四巻四冊【博物】国会(存巻二・三・四)ほか蔵 清版に基づく【補】
一八七六 明治九刊 英Benjamin Hobson合信ホブソン著 福田敬業訳解 博物新編註解五巻五冊【博物】国会(一・二・三・四・五)ほか蔵 清版に基づく【補】
一八七六 明治九刊 英Green, Thomas Henryグリイン著 桑田衡平訳 病理新説一二巻【病理】国会ほか蔵【補】
一八七六 明治九 一一月刊 池田東園編 〔京都〕売薬盛大鑑一紙【薬広告】内藤くすり蔵 京都名薬の東西見立番付【補】
一八七七 明治一〇 四月七日没(一八〇四 文化元生)関根雲停(通称は栄吉 博物画家)画 刊本 本草通串証図異本一冊【本草】大森蔵 村野に写本二冊
関根雲停画 椰子萌芽図一軸【植物】国会伊藤に自筆本
一八七七 明治一〇 十月九日横浜にて没(一八三六生)仏マッセ著 明石口説 山岡筆記 乳房他【西医】順天大山崎蔵
一八七七 明治一〇 十二月十五日没(一八〇八 文化五生)玉井穆(元純) 傷寒論柯則六巻六冊【仲景】京大富士川ほか蔵
一八七七 乾々に明治一〇服部甫庵写本 浅田宗伯 栗園賸稿三巻三冊【医学】【補】
一八七七 明治一〇 十二月二十二日 京都府 虎列刺病流行之際…… 一紙【衛生・史料】千葉大蔵 コレラ消毒薬撒布への賞状【補】
一八七七 明治一〇序 一八七八 同一一刊 一八八〇 同一三付録刊 樫村清徳纂 新纂薬物学六巻六冊付録一冊【西薬】城西大水田ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇序 一八七八 同一一刊 栗原順庵 洋漢病名一覧(前編)一冊【医学・辞書】国会ほか蔵→一八七九同後編【補】
一八七七 明治一〇文部省刊(一八七三 明治六から) 伊藤圭介 日本産物志【物産】茨城大菅(一〇冊)・南方熊楠顕彰会(一一冊)蔵 武蔵・山城・近江・美
濃・信濃部
一八七七 明治一〇刊(一八七六 明治九から) 京都療病院編 西医雑報一~一一号【西医】京都府医大蔵【補】
一八七七 明治一〇刊 江馬元齢 医案輯語便要一冊【診断】国会ほか蔵 医案(診療記録)の書き方便覧【補】
一八七七 明治一〇刊 太田雄寧編訳 看護心得一冊【看護】国会ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇刊 独シュルチェ著 山崎元脩訳 朱氏産婆論八巻【産科】国会(一八九七第四版巻一~五、巻六~八)ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇刊 安川通済輯 新撰薬名早引一冊【西薬】長崎大武藤蔵【補】
一八七七 明治一〇刊 独ウンデルリヒ著 桜井郁次郎訳 独乙新方彙一冊【薬剤】国会ほか蔵 内用薬・外用薬に大別【補】
一八七七 明治一〇刊 内田尚長編 人体問答図解一冊【解剖・生理】国会ほか蔵 小学生用【補】
一八七七 明治一〇序刊 尾藤庸一・富田昌言編輯 小学人体問答法一冊【生理・解剖】滋賀医大河村ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇序刊 今村亮(了庵) 西医指要一冊【西医】東大・京大富士川・日文研ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇序刊 岡田昌春(五代)・高島祐啓 躋寿館医籍備考七巻四冊【医書目】京大富士川ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇識語刊 池田一松訳輯 用薬須知・付同補遺一冊【西薬】国会ほか蔵 イロハ順【補】
一八七七 明治一〇刊(一八七五 明治八から) 米Goodrich,Samuel
Griswoldグードリッチ著 須川賢久訳 田中芳男校閲 具氏博物学一〇巻一〇冊【博物】早大ほか蔵 一八七八版も 一八七〇A Pictorial Natural Historyの
訳【補】
一八七七 明治一〇 九月刊 竹内栄久画 アジア国にてコレラ病 伝染のやまひにて 俗にコロリといふなり一紙【コレラ・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八七七 明治一〇 九月刊 伊藤元二郞編 虎列刺病予防法図解一紙【コレラ・衛生】内藤くすり蔵 内務卿大久保利通の名で布告のコレラ予防法ちらし【補】
一八七七 明治一〇 九月刊 橋本直義画 流行虎列刺病予防の心得一紙二種【コレラ・衛生・錦絵】内藤くすり蔵(一・二)【補】
一八七七 明治一〇 十月刊 高橋正純著 虎列刺病論二冊【コレラ】東大・日文研宗田蔵・愛知大ほか蔵【補】
一八七七 明治一〇刊 大蘇芳年(月岡芳年)画 虎狼痢予防絵説二紙綴【コレラ・衛生・錦絵】石炭酸の瓶を大砲に見立てる【補】
明治刊 これらよけ一ツトセ一紙【医事説話】日大医蔵 一~十ツトセの唄に瓶入セキタンサンの図【補】
明治刊 これらたいさん世直しぶし一紙【医事説話】日大医蔵 同上の唄いもの【補】
一八七七 明治一〇刊 宮本興晃 重宝掌中妙薬集一帖【家庭療法】国会・日文研蔵 症状のイロハ順 一八八二版も【補】
一八七七 明治一〇陸軍文庫刊 蘭・陸軍医彪傑瑪著 阪井直常薬 撰兵論一冊【軍医】国会蔵
一八七七 明治一〇刊 大槻如電(修二) 日本洋学年表一冊【年表】国会ほか蔵
一八七七 明治一〇刊 太田雄寧 民間四季養生心得一冊【衛生】国会ほか蔵 食物注意と伝染病予防法【補】
京
大富士川に明治初期写本 群芳園主人 諸家奇方集一冊【医方・薬剤】国会にも
滋賀医大河村に明治初期写本 星聚堂日用処剤方録一冊【医方】【補】
明治初期刊 (京都)木田千賀磨(鶴堂寿仙) 〔閨中秘薬〕吾妻桜一紙【房中・薬広告】千葉大蔵 催淫剤の宣伝【補】
明治初期文部省刊 英ウヰルソン著 佐々木師興訳 解剖学動脈篇二巻二冊【解剖】長崎大蔵【補】
明治初期刊 浅田宗伯口授 飯塚文郁録 脚気心得一冊【脚気】矢数温知堂蔵 皇漢医学叢書に脚気概論の名で収録【補】
明治初期刊 (栃木県)上三川種痘所 種痘中心得并禁物の事一紙【牛痘】千葉大蔵【補】
明治初期刊 中暑予防法一冊【医学】順天大山崎・内藤くすり蔵
明治初期東校刊 石黒忠悳訳述 痢病論・付麻疹略論一冊【感染】東大医ほか蔵【補】
一八七八 明治一一 一月三十日没(一八〇八 文化五生)百々綯(名は俊範、字は苐孺、号は鳩窓・鳩巣 京の町医) 医案学歩(梧竹居漫筆之一)三巻三冊【医
案】京大に自筆本
百々綯 〔集験〕医粋類纂三七冊【医学】京大に自筆本
百々綯 医粋類函一七巻・目録一巻一八冊【医方】京大に自筆本
百々綯編 医粋方函仮名分類(国字分類医粋方函、梧竹楼医粋方函)四巻一冊【医方】京大(自筆)・京大富士川・内藤くすり蔵
百々綯編 〔梧竹楼〕医粋方函【医方】京大に自筆の二冊本と七冊本
百々綯編 医書目録稿本四巻四冊【医書目】京大に自筆本 巻一歴代医籍目録、巻二医籍書目、巻三唐書芸文志医書目・宋史芸文志医書類・本草経并
脈方論・雑科医書目、巻四辛酉冬十一月手写医蔵書目抄・経方本草三蔵書目録からなる【補】
百々綯口授 門人楠岡重遠・松山徳録 医方口訣集講義(医方口訣・医方口訣集)三冊【医方】京大・東大・内藤くすり蔵
百々綯編 医類函八六巻八六冊【医方】京大蔵
百々綯 医類函類聚書目一冊【医書目】京大蔵
百々綯 衛生宝鑑纂要二三巻二冊【医学】京大蔵(羅天益の衛生宝鑑を纂要)
百々綯 経穴類彙一冊【鍼灸】京大蔵
百々綯口訣 梧竹楼方函口訣三巻【医方】京大に稿本四冊ほか蔵 一八三九漢陰臆乗の増補
百々綯 四種医粋総目一冊【医学】京大に自筆本
百々綯 四種彙粋類纂四九巻四九冊【医学】京大に自筆本
百々綯 集験方函口訣二冊【医方】京大に自筆本
百々綯 難経本義存疑(八十一難存疑)一冊【医経】京大に自筆本【補】
百々綯 網兎小録【医学】京大(稿本七巻七冊)・旧三井鶚軒(明治写一冊)蔵
一八七八 明治一一 四月五日没(一七九七 寛政九生)岡本保孝(名は保孝、字は子戒、号は況斎 狩谷棭斎に学んだ考証学者で維新後は大学の中博士) 医談
【医学】国会蔵(況斎叢書の内)
岡本保孝 皇国名医伝目次并摘録一冊【医史】国会に自筆稿本(況斎随筆一八・一九)【補】
岡本保孝 証類本草引用書目佚存攷一巻【医書目・医史・薬史】近世漢学者著述目録大成による
岡本保孝 博物志攷二編二〇巻二冊【本草】静嘉に自筆稿本
岡本保孝 物産捷見一冊【博物】尊経に自筆本 新唐書地理志の抄録
岡本保孝編 物産声類一冊【博物】国会(自筆稿本、況斎随筆一七)ほか蔵 和名の五〇音順で配列【補】
岡本保孝 本草沿革攷(本草古書沿革考、本草攷)一冊【本草・医史】国会(況斎叢書四)・静嘉(自筆、岡本況斎雑著一二三)・京大(況斎叢書
四)ほか蔵
岡本保孝 本草綱目目次一巻【本草】近世漢学者著述目録大成による
岡本保孝 本草纂聞一巻【本草】近世漢学者著述目録大成等による
一八七八 明治一一 九月二十六日没(一七九五 寛政七生)東条琴台(名は信耕・耕、字は子臧、号は無得斎 江戸・東京の儒者・考証学者)編 里見敦補校 近
代名家医書著述目録一冊【医書目】鎌田共済郷博・東京医歯大阿久津蔵
東条琴台 補饑新書二巻一冊【救荒】内閣・宮城県図小西蔵 国会ほかに明治一八(一八八五)活字本も
一八七八 明治一一 十月三日没(一八二七 文政一〇生)奈良孝斎 復斎先生黒沢幹口授植樹法一冊【本草】岩手に自筆本
一八七八 明治一一 十一月十二日没(一八二四 文政七生)鈴木玄道(名は豊、号は紀水 犬山藩医) 鈴木玄道薬方一冊【医方】市橋鐸蔵
一八七八 内藤くすりに明治一一写本 清川菖軒 脚気箚子一冊【脚気】
一八七八 明治一一 三月三日稿 赤松玄民 脚気小按【脚気】京大富士川蔵(脚気集説の内)
一八七八 明治一一稿 森立之 医籍文字捷見一冊【典籍・辞典】杏雨に自筆本【補】
一八七八 明治一一 矢野義徹 開済生医院記【医院・医史料】関大雪窓蔵(合写の内) 官立済生医院は海軍大軍医の矢野義徹が上申して明治一一に釜山に開設
【補】
一八七八 明治一一序 一八八七 同二〇跋刊 石坂宗哲(永教)撰 岡宗益(寿道)校 古診脈説一冊【脈診】京大富士川蔵→一八六五古診脈説【補】
一八七八 明治一一序刊 浅田宗伯口授 浅田惟斅筆記 勿誤薬室方函口訣三巻【医方】東大・京大富士川・早大ほか蔵 宗伯常用五七九方をイロハ順配列して口訣
を付す【補】
一八七八 明治一一刊 浅田宗伯 医学智環一冊【医学】京大富士川ほか蔵 東医梗概で現代の入門者にも有用【補】
一八七八 明治一一刊 松本市左衛門 医療器械図譜一冊【機器】国会・名大医ほか蔵【補】
一八七八 明治一一刊 大阪宝善堂 松山半山画 延齢散/延齢水/如神丹一神【薬広告・錦絵】千葉大ほか蔵 いずれも口中薬【補】
一八七八 明治一一刊 今村了庵 脚気新論一冊【脚気】国会ほか蔵
一八七八 明治一一刊 仏Bernard, Claude伯児那爾土ベルナルド・仏Huette,
Charles法徳フヰエット著 土岐頼徳抄訳 〔伯氏法氏同著〕外科手術図譜一冊【外科】国会・金沢市玉川図ほか蔵【補】
一八七八 明治一一刊 松原新之助講義 安本徳寛筆記 講筵筆記薬用動物篇二巻二冊【生薬】城西大水田ほか蔵【輔】
一八七八 明治一一刊 独Richard Hagenハーゲン著 岡玄卿訳 診断捷径五巻六冊【診断】東邦大額田ほか蔵
一八七八 明治一一刊 三井資生堂(山内作左衛門) 楊洲周延画 〔前大博士佐藤尚中先生〕神薬一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり・順天大ほか蔵 尚中および松本順らも描く【補】
一八七八 明治一一刊(一八七六 同一〇から) 独ベルンハルト・シュルツェ撰 山崎元脩訳 朱氏産婆論八巻九冊【産科】第三版(一八八六)五巻が国会に【補】
一八七八 明治一一京都療病院刊 独H. B. Scheubeショイベ原著 江阪秀三郎訳 胥乙辺氏常用方鑑一冊【薬剤】国会ほか蔵 明治一二(一八七九)版も【補】
一八七八 明治一一大阪公立病院刊 蘭Ermerins, Christian
Jacob越爾蔑嗹斯著 三瀬諸淵訳 高橋正純増補 増補薬物学(日講紀聞巻二〇)一冊【西薬】国会ほか蔵【補】
一八七八 明治一一刊 遠藤周民(陸軍軍医)纂輯 対症辨明一冊【医学】日文研宗田蔵【補】
一八七八 明治一一刊 独・列篤于レタウ著 三宅虎太訳 〔通俗〕男女自衛論二冊【性医】国会(一・二)ほか蔵【補】
一八七八 明治一一刊 小野職愨著 最上孝吉画 毒品便覧二冊【植物・生薬】国会ほか蔵
一八七八 明治一一刊 土屋哲三著 〔人民必携〕婦人造化機問答二巻二冊【性医】日大松戸歯・大英図蔵
一八七八 明治一一刊 大蘇芳年画 転々堂主人録 見立多以尽おしてもらひたい一紙【医事説話・錦絵】静岡県中央図ほか蔵 題材は遊女の癪【補】
一八七八 明治一一刊 太田雄寧 薬物学大意【西薬】国会に存二巻二冊(一・二)【補】
一八七八 明治一一刊 豊原国周画 はせ河一嶺記 開花人情鏡 焼艾(やいと)一紙【医事説話・錦絵】江戸東京博ほか蔵 手拭いを口に背の灸に耐える美人【補】
一八七八 明治一一刊 神戸文哉 養生訓蒙一冊【衛生】京都府医大ほか蔵【補】
一八七八 明治一一刊 岸田吟香 楽善堂養生話(朝野新聞一三二六号)一紙【養生・薬広告】早大ほか蔵 裏面は楽善堂販売薬の広告【補】
一八七八 明治一一陸軍文庫刊 大沢昌督編 陸軍病院薬局方二版一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八七九 明治一二 三月離日(一八六六 慶応二来日)蘭Constant George van
Mansveldtマンスフェルト口述 藻寄中蔵筆記 病理新説(内科新説)二冊【病理】東洋藤井蔵
マンスフェルト口授 布列私解剖書【解剖】研医会図に一冊本と三冊本
マンスフェルト口授 中目有恒(斉)校補 満私歇児篤解剖書四冊【解剖】研医会図蔵
中目有恒(斉)校補 解体新説一冊【解剖】東洋藤井蔵
満氏説 訳官山田方朔聞記 筋・動脈・静脈一冊【解剖】九大蔵【補】
マンスフェルト 満氏解剖書眼目部【解剖】研医会図蔵(合写の内)
〔満氏〕薬剤書一冊【薬剤】九大・長崎大蔵
綿施爾篤経験説一冊【西医】慶大蔵
一八七九 明治一二 十二月二十五日没(一八〇九 文化六生)井上頼正(江戸の町医で井上頼圀の父) 家翁雑草一冊【医学】無窮神習蔵
一八七九 明治一二没(一八一〇 文化七生)小池貞景(通称は丈吉 国学者・神職) 医学文粋一冊【医学】無窮神習蔵(自筆、初編のみ)
小池貞景 医道学則二冊【医学】国学者伝記集成による
小池貞景 医道大意一斑一冊【医学】無窮神習に自筆本
一八七九 明治一二自序 浅田宗伯 医門捷径(医学辨要)一冊【医学】京大富士川蔵 蔵象・病機・方論・薬論など東医の梗概【補】
一八七九 明治一二自識語 一八八三 同一六刊 浅田宗伯 馬脾懲毖篇一冊【疫病】国会ほか蔵 馬脾はジフテリア【補】
一八七九 明治一二刊(一八七六 明治九から) 独・須淮歇児原撰 阪井直常訳補 須淮氏眼科必携七巻【眼科】国会(巻七のみ)ほか蔵【補】
一八七九 明治一二序・刊 英エルトン述 古矢嘉満記 造化生生新論三巻三冊【性医】国会(上・中・下)ほか蔵
一八七九 明治一二自序刊 栗原順庵 洋漢病名一覧後編一冊【医学・辞書】国会ほか蔵→一八七七同前編【補】
一八七九 明治一二序刊 英グリフィススウェイン著 蘭ブルールス増補 高橋正純訳 産科要訣三巻三冊【産科】国会(一・二・三)・東大・名大蔵【補】
一八七九 明治一二序刊 蘭Ermerins Christian
Jacob越爾蔑嗹斯エルメレンス講述 大久保常成筆録 村上俊平校訂 生理各論前後篇一〇冊【生理】早大ほか蔵【補】
一八七九 明治一二 七月刊 悪疫流行時善悪心得草・賢明馬鹿見立競一紙【疫病・医事説話】日文研宗田蔵【補】
一八七九 明治一二 七月刊 Miller, John戎・密爾列ジョン・ミルレー著 横井俊蔵訳 虎烈刺論二冊【コレラ】東大・日文研宗田・愛媛大蔵【補】
一八七九 明治一二 七月刊 岸田吟香 コレラ病予防の心得二紙綴【コレラ】内藤くすり蔵【補】
一八七九 明治一二 八月刊 岸田吟香 コレラ病予防の心得二紙綴【コレラ】科博医学文化館蔵【補】
一八七九 明治一二刊 東京医学会社 医戒一冊【医倫】慶大富士川蔵【補】
一八七九 明治一二刊 石代十兵衛編 〔改正〕医用器械図譜一冊【医機器】日文研宗田蔵 国会に明治一三改題版【補】
一八七九 明治一二刊 山田業広 経方辨一冊【仲景】国会ほか蔵【補】
一八七九 明治一二序 山田業精 注解傷寒論可不可篇義疏(傷寒論不可可篇義疏)一冊【仲景】東大鶚軒蔵【補】
一八七九 明治一二刊 東京・真泉堂田邑 〔肝之良薬〕下気円一紙【薬広告】城西大水田蔵【補】
一八七九 明治一二刊 信州医事集成社 虎列刺用心法一紙【コレラ】福地目録二〇一六秋【補】
一八七九 明治一二刊(一八七八 同一一から) 米H.
Hartshorneハルツホルン著 太田用成ほか訳 七科約説二冊【西医】名大・岐阜大・浜松医大ほか蔵 国会に同版付録一冊と明治一五(一八八二)訂二版の下編 原本はA Consecutus of the medical science 医
師開業試験の七科に合致して重版された【補】
一八七九 明治一二刊 高島久貫 瀉疫新論二冊【暴瀉】国会(乾・坤)ほか蔵 中国の皇漢医学叢書にも【補】
一八七九 明治一二刊 英Headland, Frederick William海得蘭撰 英John,
Fryer伝蘭雅口訳 清・趙元益筆述 太田雄寧点注 儒門医学四巻付録一巻四冊【西医・西薬】国会(一・二・三・四)ほか蔵 清光緖元(一八七五)版に太田雄寧が点注を付した準漢籍【補】
一八七九 明治一二刊 ホストル著 古渡資秀訳 〔補氏〕小学生理書一二巻【生理】国会ほか蔵【補】
一八七九 明治一二刊 岡田昌春(五代、滄海) 水志一冊【医学】国会ほか蔵 水療法【補】
一八七九 明治一二刊 岡田昌春(五代)・清川玄道(五代)編 浅田宗伯訂 博済堂脚気提要一冊【脚気】国会ほか蔵
浅田宗伯記 博済堂記一冊三丁【医学】内藤くすり蔵
一八七九 明治一二刊(一八七六 明治九刊から) 米Edward Bliss Footeエドワルド・フート著 千葉繁訳 通俗造化機論全三篇【性医】市立米沢図(初
篇)・尾鷲市立中
央公民館(二篇)・国
会(三篇)ほか蔵【補】
一八七九 明治一二刊 仏マイヨー演述 本多省三筆記 通俗/造化生殖論一冊【性医】山梨大ほか蔵【補】
一八七九 明治一二刊 山崎元脩 婦人病論七編【婦科】国会ほか蔵 一八八三明治一六の改正插図版も【補】
一八七九 明治一二刊 山村舎彫銀 父母の恩を知る図三紙【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵 妊娠各月の胎児図と解説も【補】
一八七九 明治一二刊 三田利徳編 小林義直閲 〔小学校用〕養生浅説釈解一冊【解剖・生理・衛生】国会ほか蔵 一八七五養生浅説の語彙索引を兼ねた釈解【補】
一八八〇 明治一三 一月二十六日没(一七九五 寛政七生)神林復所(名は弼、字は伯輔、通称は清助・譲 儒者で陸奥平藩校施政堂教授) 肺字考一冊【医学】
京大富士川蔵
一八八〇 明治一三 四月十三日没(一八二六 文政九生)田中華城(名は顕美、字は君業、通称は内記 大坂の町医) 精本傷寒論一冊【仲景】内藤くすり蔵
一八八〇 明治一三 八月十三日没(一八〇六 文化三生)堀直格(信濃須坂藩主堀家第一一代の文人大名)編 叒譜一冊【植物】国会蔵
一八八〇 明治一三 八月二十三日没(一八〇九 文化六生)笠原白翁(名は良、字は子馬、通称は良策 蘭方医で牛痘普及に尽力) 牛痘鑑法一冊【牛痘】蓬左・
神宮蔵
一八八〇 明治一三 十二月五日没(一八三九 天保十生)小島尚絅(小島宝素四男で幕医、明治後は政府修史館官吏)編 医書書目(小島宝素目録)一冊【医書
目】岩瀬蔵【補】
一八八〇 明治一三没(一八〇四 文化元生)下条竹塢(名は言志、松本藩医)編 探方捷径一冊【医方】東大鶚軒・内藤くすり蔵
下条竹塢編 適要方一冊【医方】東大鶚軒蔵
一八八〇 明治一三没(生年未詳)橘成章(字は文煥、号は耕雲 京の画家)輯 口中図解一冊【口歯】乾々蔵
一八八〇 明治一三頃 森立之 枳園叢攷外編一冊【医論】国会蔵【補】
一八八〇 明治一三緒言 一八八四 同一七刊 独ハイツマンCarl
Heitzmann海都満原図 山崎元脩模写 〔海都満氏〕解剖図(解剖篇図譜)一冊【解剖】国会ほか蔵 改訂医科全書シリーズ【補】
一八八〇 明治一三跋刊 山本復一 遺馨録(遺聲録)二冊【書道・博物】烏犀圓ほか蔵 山本亡羊二十周忌
一八八〇 明治一三刊 山田業広・浅田宗伯・今村了庵 紅潤記一巻一冊【医学】杏雨蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 小田東壑遺稿 小田耕作・平井則正補訂 虎烈刺病賊征討論一冊【暴瀉】早大ほか蔵
一八八〇 明治一三刊 内務省社寺局・同衛生局編 虎列刺予防論解一冊【コレラ】城西大水田・内閣蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 湯目補隆訳編 泰西医学沿革史一冊【医史】東大・東洋大・日大松戸歯ほか蔵 一八八二版も【補】
一八八〇 明治一三刊 ゲルツ著 桑田知明輯訳 日本温泉考一冊【西温泉】国会ほか蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 米カツタル・ピーチェル著 村山義行訳編 〔小学校用〕民間養生説約一冊【衛生】国会ほか蔵
一八八〇 明治一三刊 浜野貞助 懐妊の心得二紙綴【産科・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 福田熊治良 キンドル散三紙綴【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 歌重画 子の出来るはなし三紙綴【医事説話・錦絵】【補】
一八八〇 明治一三刊 吉岡信行 〔説教〕虎列剌予防法手控一冊【コレラ】国会蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 長崎住永製 守川国重画 千金丹三紙綴【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 墺Albrecht von Roretzローレッツ老烈講義 田野俊貞口訳 石井栄三筆記 老烈氏講義/皮膚病論一斑一冊【皮膚】国会・
名大医ほか蔵【補】
一八八〇 明治一三文部省刊(一八七四 同七から) 英チェンバーズ著 錦織精之進訳 百科全書/養生篇二巻二冊【衛生】東邦大額田ほか蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 松本順口述 三宅康昌筆記 民間諸病療治法一冊【内科】国会・名大医ほか蔵【補】
一八八〇 明治一三刊 独Müller, Friedrich Wilhelmミュルレル著 斎藤仙也・太田弥太郎訳 〔独逸新法〕用薬宝鑑一冊【薬剤】国会ほ
か蔵
一八八〇 明治一三刊 井上探景画 流行悪疫退さんの図一紙【コレラ・錦絵】内藤くすりほか蔵 頭がライオン、胴が虎のコレラに洋装の医師が石炭酸を噴霧【補】
一八八〇 明治一三刊 安達吟光画 両やく見立競三紙綴【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵 当時流行の役者と薬品を対に結びつける【補】
一八八〇 明治一三刊 蘭・窊乙児ワートル著 毛利文啓訳 神戸文哉閲 窊乙児局部打診図説一冊【診断】京都府医大蔵【補】
一八八〇 明治一三頃刊 岸田吟香 小林永濯(鮮斎)画 楽善堂三薬【薬広告・錦絵】京大(第一、二、三紙)・千葉大(第四、五紙)ほか蔵 目薬精錡水ほかの美麗な一枚広告で最低五種あり、楽善堂の広告ちらしは他にも多数【補】
京都・川杉忠七 桃花散・百発百中膏・精錡水一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八八一 明治一四 三月一日没(一八〇八 文化五生)山田業広(名は業広、字は子勤、通称は昌栄、号は椿庭 高崎藩医で江戸医学館講師、維新後は温知社社
主) 医苑四冊【典籍】慶大富士川に自筆稿本(第一・二・三・四冊) 漢籍古典より疾病医療記事と所在を記録【補】
山田業広 医学径要二冊【典籍・辞典】京大富士川に稿本 医語出典のイロハ索引【補】
山田業広 〔諸〕医書存疑二冊【典籍】京大富士川・慶大富士川に自筆本各一冊が泣き別れ
山田業広 仮補筆記一冊【医論】慶大富士川に稿本 大半は森立之の論【補】
山田業広 仮補録【医論】慶大富士川(稿本一冊)・九大(明治写四冊)蔵
山田業広 九折堂丸散方一冊【医方】国会・九大(山田業精写)蔵
山田業広 九折堂塾規一冊【教育】京大富士川・乾々蔵
山田業広 九折堂塾規中心得方二巻一冊【教育】杏雨に自筆本【補】
山田業広 結網録一冊【医論】京大富士川に自筆本
山田業広 形容字鈔録一冊【典籍・語学】京大富士川蔵
山田業広 諺録一冊【医論】慶大富士川に自筆本【補】
山田業広 雑稿三冊【医論】某古書店目録に出品(九折堂・富士川の印記)【補】
山田業広 雑鈔一冊【医論】慶大富士川蔵【補】
山田業広 集験良方考按三巻三冊【典籍】京大富士川蔵→一七八三・一八三二の同名書【補】
山田業広 儒門事親綜概一冊【典籍】現存未詳 業広の医学管錐内集(一八七五)にもあり【補】
山田業広 儒門事親読書記【典籍】現存未詳【補】
山田業広述 井出正安筆録 椿庭夜話一冊【医話】石原保秀蔵 漢方と漢薬六巻七・八号(一九三九)による【補】
山田業広 椿庭文稿一冊【医論】京大富士川蔵
山田業広 通言録一冊【医論】慶大富士川に自筆本
山田業広 琢磨閑話一冊【医話】個人蔵【補】
山田業広 読書径要(読書経要 )一冊【典籍】旧三井鶚軒に稿本【補】
山田業広ら 闘文一冊【医学】北里大東医研医史蔵 若き業広が友人と作文した漢文を相互に斧正しあった文集【補】
山田業広 吐方古義一冊【典籍・医方】慶大富士川に自筆本【補】
山田業広編 博採衆方【医学】国会(五冊)・東博(一冊)・九大(三冊)
山田業広 文例一冊【医学】北里大東医研医史に自筆本【補】
山田業広 名物考一冊【博物】北里大東医研医史に自筆本【補】
山田業広 霊枢講義補正一二巻【医経】現存未詳 東大蔵山田業広旧蔵の霊枢講義(V11-2022)一一冊が該当?【補】
一八八一 明治一四 五月二十八日没(一七八五 天明五生)高畠式部(名は刀美、号は志貴婦 京の鍼医・高畠清音の妻で歌人) 刊本 養生記一冊【養生】京都
府・内藤くすり蔵
一八八一 明治一四 八月一日没(一八三二 天保三生)高島烈編 泰西物産考一冊【物産】杏雨(自筆稿本)・楂{艸+考}蔵
一八八一 明治一四刊(一八七六 明治九から) 米ダルトンJ.C. Dalton著 藻寄隆次・物部誠一郎訳 〔達爾頓氏〕生理書九冊・同図式一冊【生理】国会ほ
か蔵【補】
一八八一 明治一四序刊 浅田宗伯 傷寒辨要一冊【仲景】東大・九大蔵【補】
一八八一 明治一四序刊 浅田宗伯 傷寒翼方一冊【仲景】東大・九大蔵【補】
一八八一 明治一四刊(一八七九 明治一二から) 京都療病院編 療病院雑誌一~二五号【西医】京都府医大蔵【補】
一八八一 明治一四刊 西川徳夫編 衛生家必携一冊【制度・医史料】国会ほか蔵 医薬・衛生関連の政府通達などを集成【補】
一八八一 明治一四刊 山上貞二郎 大阪一般売薬盛大鑑一紙【薬広告】日文研宗田蔵(袋付き) 売薬一覧【補】
一八八一 明治一四刊 東京永楽堂 〔名薬〕牛乃乳一紙【薬広告・飲食】日文研宗田蔵 牛乳販売店番付【補】
一八八一 明治一四刊 京都医師明細表一紙【名鑑・医史料】京都医学史研究会蔵 開業医を東西番付形式で西洋・漢法・漢洋の別あり【補】
一八八一 明治一四刊 独Friedrich von
Esmarchエスマルク著 片山国嘉訳 石黒忠悳補訂 軍陣外科手術一冊【軍医・外科】名大医・奈良県図蔵【補】
一八八一 明治一四刊 田村茂三郎 四万温泉入浴中心得一紙【温泉広告】千葉大蔵 成分・効果も【補】
一八八一 明治一四刊 宇田川準一 小学生理訓蒙・付養生法【生理・衛生】国会(第一・第二)ほか蔵【補】
一八八一 明治一四刊 岡田昌春(五代) 天行彙説一冊【疫病・病機】国会ほか蔵【補】
一八八一 明治一四刊 竹内言度 東京妙薬廻一覧一紙【薬広告・名鑑】日文研宗田蔵【補】
一八八一 明治一四刊 歌川国利 妊婦炎暑戯二紙【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵 妊娠各月の胎児図も【補】
一八八一 明治一四刊 〔起死回生/宝丹本家〕東京森田治兵衛製 明治十四年太陽之略暦一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵 太陽暦による祭日等の一覧表【補】
一八八二 明治一五 一月五日没(一八一二 文化九生)江馬元齢(名は桂、字は秋齢、号は金粟など 美濃大垣の蘭方町医のち大垣藩校致道館教授) 和蘭馬療験
方一冊【西獣医】大垣蔵
簡易捷径最有裨益一冊【西医】乾々蔵
江馬元齢口授 常吉駿吉・渡辺元一・大橋春景・山川昌隆・福永周造筆記 療治口訣拾遺三冊【西医】東洋藤井・岡山大蔵
一八八二 明治一五 十一月一日没(一八〇九 文化六生)竹川竹斎(名は政胖、字は子広、通称は彦三郎 江戸・大坂に両替店を持った豪商で篤農家) 軽粉雑記
(射和名産軽粉雑記・軽粉何憂録)一冊【本草】射和文庫蔵
一八八二 明治一五 七月二十三日没(一八二七 文政一〇生)佐藤舜海(名は尚中、通称は舜海、号は笠翁 佐藤泰然の養嫡子で佐倉藩医、ポンペに学び維新後は
大学東校大博士と大典医、のち湯島に順天堂医院を開設)訳 セリウス著 施氏眼科書【眼科】千葉大(四冊)・岡山大(三冊)・東京医歯大阿久津(一冊)蔵
佐藤舜海訳 ヒルテル著 比爾登児解剖書四巻一冊【解剖】国会蔵
佐藤舜海訳 穆斯篤著 穆氏格列羅説一冊【コレラ】京大富士川蔵
佐藤舜海訳 〔施利烏私〕瘍学全書初編五巻・二編七巻・三編四巻・四編六巻二二冊【外科】京大富士川・東京医歯大阿久津・東大鶚軒ほか蔵
一八八二 明治一五 服部雪斎(同年七十六歳で生存 一八〇七 文化四生 博物画家) 柑橘譜一冊【本草】東博に自筆本
服部雪斎画 〔雪斎写生〕草木鳥獣図一帖【本草】国会伊藤に手稿本
服部雪斎ほか画 写生物類品図一軸【本草】国会白井蔵
服部雪斎等画 植物写生図四冊【植物】杏雨に稿本
服部雪斎画 椿写生一冊【植物】村野に自筆本
一八八二 慶大に明治一五写本 鈴木道運 便覧抜萃一冊【医学】
鈴木道運 済世養生録一冊【養生】慶大蔵
鈴木道運 張機薬鍵一冊【仲景】慶大蔵
鈴木道運 東町医業筋一流御取締【医史料】慶大蔵 御養生所御建増替・医学所御建添本願書・箇篠願書等からなる
鈴木道運 病名附方(方証鑑)九冊【医方】慶大蔵
鈴木道運 病名附方考一冊【医方】慶大蔵
一八八二 内閣に明治一五修史館写本 医道系図一冊【医史】彰考にも
一八八二 明治一五刊(同一〇刊から) 田口和美編 解剖攬要一三巻一四冊【解剖】国会ほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊(同一二刊から) 柴田承桂訳述 衛生概論三巻三冊【衛生】国会(上・中・下)ほか蔵
一八八二 明治一五刊(同一二刊から) 東京府編 脚気病院報告【西脚気・医史料】内閣蔵(ヨ493-0072)【補】
一八八二 明治一五序 一八八三 同一六刊 落合泰蔵 漢洋病名対照録二巻付録一巻一冊【医学・辞書】滋賀医大河村ほか蔵 一八八四・八八版も 和漢洋の病名を対照【補】
一八八二 明治一五序 森立之 千魚一観録(干魚一観録)一冊【本草】国会・内藤くすり蔵
一八八二 明治一五刊(同一四刊から) 足立寛 外科各論一〇巻一〇冊【外科】東邦大額田(存八巻)ほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊 森鼻宗次編 外科診断学一冊【外科】国会ほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊 吉岡信行 虎烈剌予防法【コレラ】国会ほか蔵
一八八二 明治一五刊 三物考(尼子佐々木著 萆薢考 合綴 高野長英著 救荒二物考)二巻一冊【救荒】京大富士川ほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊 金沢中屋彦十郎 紫雪/烏犀円/混元丹効能大略一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
大阪・立志堂刊 〔婦人良薬〕月さらゑ(薈鉄水、薈鉄丸)一紙【薬広告・錦絵】千葉大蔵【補】
京都・西村峩洋軒刊 〔官許西伝名方〕奇応丸/快通丸一紙【薬広告・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
東京・堀井氏白歯保玉散本舗刊 保玉散一紙【薬広告・錦絵】千葉大蔵 保玉散は歯磨き粉【補】
一八八二 明治一五刊 榧木寛則訳 小学生理篇【生理】国会に巻三存【補】
一八八二 明治一五刊 林崇編輯 生理小学三巻三冊【生理】味の素食文化セほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊 雨宮綾太郎 注意薬毒薬劇薬異名一覧表一帖(東京薬舗雑誌四九号附録)【西薬】日文研宗田蔵【補】
一八八二 明治一五刊 (くいあわせ)同食心得養生鑑一紙【養生・飲食】内藤くすり蔵 東西番付形式で鰻と梅干し等【補】
一八八二 明治一五刊 クリストファー・ヒース著 吉田顕三訳 〔挿絵〕菲氏外科手術一冊【外科】山口県文書館ほか蔵【補】
一八八二 明治一五刊(一八八〇 同一三から) 三宅秀 病理各論一二巻一二冊【病理】東邦大額田(存一〇巻)ほか蔵【補】
一八八三 明治一六 十二月二十六日没(一八二八 文政一一生)浅井正贇(名は正贇、字は思文、号は九皐・樺園 尾張藩医) 映間紀聞一冊【医学】東大鶚
軒蔵
浅井正贇編 樺園雑録一冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井正贇 凝問抄(摘凝録)一冊【医学】東大鶚軒に自筆本
浅井正贇補考 浅井貞庵講話 浅井正翼筆記 金匱要略口訣(金匱口訣)存巻一【仲景】北里大東医研医史蔵(二〇〇三に影印)→一八六五傷寒
論口 訣【補】
浅井正贇 傷寒論口訣(傷寒論口決)三冊【仲景】東大鶚軒蔵(存巻二・三・五の三冊)→一八六五傷寒論口訣【補】
浅井正贇 鍼法経験一冊【鍼灸】旧三井鶚軒蔵
浅井正贇 〔貞庵先生語顔〕診脈秘話(九皐漫録)一冊【脈診】東大鶚軒に自筆本
浅井樺正贇 続医家千字文一冊【医学】東大鶚軒蔵
浅井正贇 読日新医事抄一冊【医学】東大鶚軒に自筆本(読婦人病論・読蘭学実験を付す)
浅井正贇 早手辨義一冊【医論】東大鶚軒蔵
一八八三 明治一六没(一八〇二 享和二生)西宮松宇(宣明) 牛乳考一冊【食養】水戸の文籍による
一八八三 内藤くすりに明治一六写本 浅田宗伯撰 医学提要一冊【医学】
一八八三 明治一六写 今村亮・松井操・高橋宗翰ら 学範(読書矩・医痒諸生局学規・医範・医学読書規)四巻一冊【教育】京大富士川蔵 同年四月に温知医黌の新築が竣工したことに因む【補】
一八八三 明治一六自跋 一八八五 同一八刊 小泉松斎(盈、子進)述 林以徳(厚)記 浅田宗伯閲 虎狼痢病童子問一冊【暴瀉】国会蔵 明治一八浅田宗伯序あり【補】
一八八三 明治一六頃温知社刊 浅田宗伯 医学読書記(医学読書規)一巻【教育】矢数温知堂蔵【補】
一八八三 明治一六卒業 鍼術沿革考(皇国医術沿革考巻五鍼術考)一冊【鍼灸・医史】真柳誠蔵【補】
一八八三 明治一六刊(同一五から) 独Erwin von Bälzベルツ原著 伊勢錠五郎訳補 内科病論三冊【内科】東大医ほか蔵【補】
一八八三 明治一六刊 独ハイツマン海都満著 石川清忠訳 解剖図解記臆捷径一冊【解剖】国会ほか蔵【補】
一八八三 明治一六刊 西尾篤 繍像明治名医伝第一号一冊【医史・伝記】国会ほか蔵【補】
一八八三 明治一六刊 ローベルト・コッホ著 古川栄訳 創傷伝染論一冊【感染】国会ほか蔵【補】
一八八三 明治一六刊 伊藤謙編 柴田承桂・村井純之助校補 増訂薬品名彙一冊【西薬】長崎大武藤蔵→一八七四薬品名彙の増訂版【補】
一八八三 明治一六刊 月岡芳年画 平清盛炎焼病之図三紙綴【医事説話・錦絵】日文研ほか蔵 熱病に苦しむ平清盛【補】
一八八三 明治一六刊 小林佐造編 東京繁昌目鏡一冊【名鑑・医薬史料】国会蔵 薬種商三五頁・高名西洋医家八九頁・高名漢方医家九三頁を著録【補】
一八八三 明治一六刊 東京銘医大見立表大家一覧二紙【名鑑・医史料】漢洋医学闘争史(一九八一復刻)に影印 日歯医会ページに図と解説 各一紙に漢洋医および薬店の番付【補】
一八八三 明治一六刊 井上源助編版 万年青写生注解二帖【植物】国会(上・下)ほか蔵 銅版彩色刷九二図【補】
一八八三 明治一六刊 蘭Ermerins, Christian
Jacob路得流布・勃海母エルメリンス著 緒方惟準訳 〔勃海母〕薬物学三巻三冊【西薬】国会(存中、下)・東大・阪大ほか蔵【補】
一八八四 明治一七 十月三十一日没(一八一六 文化一三生)古賀茶渓(名は増、字は加川、通称は謹一郎 幕儒で洋学者) 蕈説三冊【植物】東洋岩崎に自
筆本
古賀茶渓編 書笏一冊【本草】東洋岩崎に自筆本
一八八四 明治一七 十一月二十三日没(一八一二 文化九生)村上忠順(字は承卿、号は蓬廬など 三河刈谷藩医で国学者 蔵書は刈谷図村上文庫に)編 医
薬考 一冊【本草】刈谷蔵
村上忠順編 餻餅集説一冊【飲食】刈谷に稿本
村上忠順 薬品識名一冊【本草】刈谷に自筆稿本
一八八四 明治一七(一八八一 明治一四から) 森立之編 清客筆話一〇冊【史料】慶大斯道蔵 主に楊守敬との筆談時の紙を貼り入れ立之が注記【補】
一八八四 明治一七 緒方正清 日本産科沿革考【産術・産科・医史】日本婦人科学史と日本産科学史の年表による【補】→一九一九日本産科学史
一八八四 明治十七成 今村了庵 古今医道の沿革一軸【医史】研医会図に自筆草稿
今村了庵 古代医道史一軸【医史】研 医会図に自筆草稿
一八八四 明治一七成 一八八六 同一九刊 木村大譲 陋医雑語一冊【医話】京大富士川・東大蔵【補】
一八八四 明治一七刊 大日本私立衛生会監修 衛生寿護禄一紙【衛生・錦絵】東京学芸大ほか蔵 振り出しの出生から種痘・牛乳・病院などを経て一家団欒で上がり、各々に歌が載る絵双六
【補】
一八八四 明治一七刊 奈良坂源一郎 解剖大全一冊【解剖】国会・名大医蔵【補】
一八八四 明治一七刊 独H. B. Scheubeショイベ原著 江阪秀三郎ほか訳 脚気病論一冊【西脚気】京都府医大・日文研宗田ほか蔵【補】
一八八四 明治一七刊 京都医員一覧表一紙【名鑑・医史料】京都医学史研究会蔵 東西番付表形式で西洋・漢法・漢洋・外科・産科・小児科・眼科に分類
【補】
一八八四 明治一七刊 郭嘉四郎 林洞海校閲 皇国医事沿革小史前編一冊【医史】沖縄県図ほか蔵→一八八七同後編【補】
一八八四 明治一七刊(一八八〇 明治一三から) 長谷川泰編訳 内科要略八巻八冊【内科】国会ほか蔵
一八八四 明治一七刊 今村了庵(今村亮) 洋方医伝一冊【医史】国会・東大・京大ほか蔵【補】
一八八五 明治一八 十二月四日没(一八二八 文政一一生)新宮凉閣 熱病正義一冊【医学】岩手蔵(八角又新写)
一八八五 明治一八序刊 新宮凉閣 先君子鬼国先生言行録一冊【医学】京都府医大蔵【補】
一八八五 明治一八 五月五日没(一八二七 文政一〇生)下条通春(名は治徳、号は秋水 江戸の町医で漢方外科) 秋水漫録一冊【医学】乾々に自筆本
下条治徳 網兎小録一冊【医学】乾々に自筆本
下条治徳 麻疹流行年記一冊【医史】乾々に稿本
下条通春 薬方主治一冊【医方】乾々に自筆本
下条通春 要験集并痘疹治方要略一冊【医方・痘瘡】乾々蔵
一八八五 明治一八 十二月六日没(一八〇七 文化四生)森立之(字は立夫、通称は養竹、号は枳園など 考証医学者で備後福山藩医・江戸医学館講師)
森立之 鯇鱒一魚辨一冊【魚介】本草書目による
森立之 一字薬名考一冊【本草】杏雨蔵
薬名一字考一冊【本草】東大蔵
森立之・山田業精輯佚 葛洪原著 葛氏方三巻三冊【典籍】早大蔵 医心方より采輯【補】
森立之 枳園医話一冊【医話】石原明蔵【補】
森立之 枳園雑攷一冊【医学】国会に自筆本【補】
森立之 枳園雑鈔二巻二冊【医学】国会に手稿本
森立之 枳園随筆一冊【医学】旧安田蔵で焼失とも【補】
森立之 枳園叢攷続録二巻二冊【医論】国会(自筆)・下関市長府図蔵【補】
森立之 枳園叢説一冊【医論】下関市長府図蔵【補】
森立之 枳園漫録【医学】自筆本一冊は旧安田蔵で焼失とも 慶大竹清に写本二冊も【補】
森立之 救荒索引【本草】松本一男蔵か【補】
森立之 古方類聚抄八冊【医方】自筆本写真がホーレー目録に【補】
森立之輯佚 外台引仲景傷寒論(張仲景方十八巻)【仲景】杏雨蔵【補】
森立之 新可用法一冊【医方】慶大幸田蔵
森立之 千金方攷異大成一冊【典籍】松本一男蔵【補】
森立之編 森共之(中虚)稿 中虚医案一冊【医案】大塚修琴堂蔵【補】
森立之筆 中虚遺稿一冊【医史料】一九七五日本橋高島屋の日本古籍商協会即売会に出品【補】
森立之編 森共之稿 中虚粋言一冊【医話】大塚修琴堂に自筆本【補】
森立之編 日本古今著書目録一冊【医書目】国会蔵
森立之 扁鵲倉公伝管見(扁鵲蒼公伝管見)一冊【伝記・医史】静嘉蔵 内容は京大富士川蔵の山田業広・椿庭雑攷に所収の扁倉伝管見と同【補】
森立之手録 暴病叢説一冊【コレラ・暴瀉】東北大狩野蔵【補】
森立之 森養竹家歴一冊【系譜・史料】乾々蔵 この森養竹は立之ではなく祖先の森共之(養竹、中虚)のことか【補】
一八八五 京大に明治一八写本 花露園 朝顔集控帳一冊【本草】
一八八五 明治一八成 一八八六 同一九頃刊 木村大譲 陋医雑話一冊【医話】和歌山大紀州藩蔵 写刻体の浅田宗伯序あり【補】
一八八五 明治一八自序 一八八六 明治一九刊 浅田宗伯 橘窓書影四巻【医案】国会(巻一・二・三・四)ほか蔵 日本医史雑五八巻二号の渡辺報告によると、本書巻一~三は宗伯の橘黄年譜三巻から治験を抜粋、
本書 巻四には橘窓書影増補二巻(杏雨乾々に橘窓書影残一巻存巻第二)を編纂【補】
一八八五 明治一八 三月刊 国政画 麻疹養生之心得一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八八五 明治一八 三月刊 国利画 流行はしかの説一紙【医事説話・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八八五 明治一八刊 山田得之編 〔医家必携〕鑑尿要術一冊【診断】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八八五 明治一八刊 菊池常三郎著 簡明病理通論一冊【病理】国会蔵【補】
一八八五 明治一八刊 京都府立療病院編 〔自明治五年至同十四年〕京都府立療病院第一次年報【西医】京都府医大蔵【補】
一八八五 明治一八刊 歌川国輝画 体内十界之図一紙【医事説話・錦絵】ボストン美術館ほか蔵【補】
一八八五 明治一八刊 官許西洋医前後御免/東京医家雷名鏡一紙【名鑑・医史料】順天大山崎蔵【補】
一八八五 明治一八刊 独メスマー著 鈴木万次郎訳述 動物電気論一冊【西医】八戸市図ほか蔵 磁気療法書【補】
一八八五 明治一八刊 河内全節纂 今村了庵(今村亮)補注 日本医道沿革考一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一八八五 明治一八刊 村瀬豆洲 幼幼家則五巻三冊【小児】京大富士川ほか蔵【補】
一八八五 明治一八海軍省刊 高木兼寛ら脚気病調査委員 竜驤艦脚気病調査書一冊【西脚気・医史料】国会・内閣蔵【補】
一八八六 東大に明治一九写本 禽譜二巻二冊【動物】
一八八六 明治一九 三月(同一六年一〇月から) 田中親之稿 仁川日本医院記録【病院】朝鮮医書誌による【補】
一八八六 明治一九 三月三十日没(一八二四 文政七生)坪井芳洲(名は忠益、号は芳洲、通称は為春 幕府西洋医学所教授で明治一一年に埼玉県立医学校
長)抄 訳 英レイノルズ著 刊本 礼氏胡列剌病治準一冊【コレラ】順天大山崎蔵
一八八六 明治一九 十月四日没(一八三八 天保九元生 五代目玄道)清川菖軒 刊本 瘟瀉小言一冊三丁【暴瀉】内藤くすり蔵 印施だろう【補】
清川菖軒 菖軒襍記(菖軒雑記)一冊【医学】慶大富士川(自筆)蔵 文久二~明治一一までの読書記録が主【補】
清川菖軒 切瑳雑識一冊【医学】京大富士川蔵
一八八六 明治一九 十二月二十一日没(一八〇四 文化元生)井上淑蔭(通称は多蔵、号は千穎など 国学者で明治二に大学中助教) 疫癘対策一冊【衛生】
日比 谷諸家に自筆稿本
一八八六 東大に明治一九写本 安芸無為子 海食献志/巻上一冊【本草】国会白井に彩色稿本
一八八六 明治一九(一八八一 同一四頃から) 売薬売捌所安東編 売薬御免許公文写貼込帖一冊【薬史料】日文研宗田蔵【補】
一八八六 明治一九 六月刊 増山守正 虎列刺病予防一覧表一紙【コレラ・衛生】東大社会情報研蔵 予防法の宜禁を東西番付【補】
一八八六 明治一九 八月刊 コレラ予防日用食物心得一紙【コレラ・衛生】内藤くすり蔵 宜禁食物の東西番付【補】
一八八六 明治一九 八月刊 木村竹次郎(竹堂)画 虎列刺退治(虎列刺の奇薬)二紙綴【コレラ・衛生・錦絵】内藤くすりほか蔵 退治の奇薬は石炭酸【補】
両国大平刊 国周ほか画 神田区衛生会摂生一口噺一紙【コレラ・衛生・錦絵】千葉大ほか蔵 コレラの予防法を文字は活字で【補】
一八八六 明治一九刊 独オット-メッケ原著ほか 白井松之助纂訳 医用器械図譜一冊【医機器】国会・日文研宗田蔵 一八八九増訂・九六訂正増補版も【補】
一八八六 明治一九刊 松尾耕三(香草) 近世名医伝三巻三冊【伝記・医史】国会・県立長崎図ほか蔵 付録に来舶洋医八名【補】
一八八六 明治一九刊 菊地清隆 現世日本名医高評伝一冊【伝記・医史】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 初版日本薬局方(同年官報)一冊【西薬・薬剤】内藤くすりほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 初版日本薬局方(ラテン語版)一冊【西薬・薬剤】内藤くすりほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 小池孫六編 音釈附日本薬局方一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 高山基重著 註釈日本薬局方一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 賀陽碌平・今村武四郎編 〔欧米各国局方対照〕日本薬局方一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 虎岩徳次訓 日本薬局方訓解一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 森立之 箋注和名鈔訓纂一冊【博物・辞典】国会ほか蔵【補】
一八八六 明治一九刊 奈良専二 〔救荒済生〕薏苡栽培調理法一冊【農業・救荒】国会ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇 三月七日没(一八一一 文化八生)黒田長溥画 鳥類写生帖一帖【動物】諸大名の学術と文芸の研究による
一八八七 明治二〇 五月三日没(一八二一 文政四生)宇田川興斎(名は瀛 宇田川榕庵の養子で洋学者・蘭方医、美作津山藩医・幕府天文台訳官) 鴉片八
詠詩 一冊【西薬】国会(弊函一掃の内)・乾々(自筆)蔵
宇田川興斎 安懐堂方函一冊【薬剤】乾々に自筆本
宇田川興斎 記聞一冊【西医】乾々に自筆本
宇田川興斎 居家纂要一冊【西医】乾々に自筆本
宇田川興斎 興斎雑記一冊【西医】乾々に自筆本
宇田川興斎 軍陣提要一冊【軍医】乾々に自筆本
宇田川興斎 普刺篤涅爾産論一冊【産科】乾々に自筆本
乾々に宇田川興斎写本 諸疾病用沃実烏謨治験一冊【治験】
乾々に宇田川興斎写本 痘瘡論一冊【牛痘】
乾々に宇田川興斎写本 勃氏方府一冊【薬剤】
一八八七 明治二〇 六月八日没(一八〇九 文化六生)権田直助(名は玄常、号は名越廼舎 平田篤胤に学んだ医師・国学者) 経験医方一冊【医方】乾々蔵
権田直助 古医道或問二巻【医論】日本医学史による
権田直助 古医方或問一冊【医方】無窮神習蔵
権田直助 古医方経帳二冊【医方】乾々蔵
権田直助 傷寒論家読【仲景】埼玉名家著述目録による
権田直助 傷寒論集解【仲景】埼玉名家著述目録による
権田直助 傷寒論頭註【仲景】埼玉名家著述目録による
権田直助 神遺方経験抄或問一巻【和方】埼玉名家著述目録による
権田直助 神遺方経験略【和方】埼玉名家著述目録による
権田直助 神遺方抄伝【和方】乾々(二冊)・無窮神習(三冊)蔵
権田直助 大同類聚方再攷一巻【医史】埼玉名家著述目録による
権田直助 仲景十二法考一冊【仲景】千葉大・無窮神習(傷寒論綱領解と合写)蔵
権田直助 薬能式一冊【薬性】無窮神習蔵
権田直助 養生或問【養生】無窮神習に自筆本(玉簏二一九)
一八八七 明治二〇(一八七二 明治五)頃 山田業精 静斎文稿一冊【医論】慶大富士川に自筆稿本【補】
一八八七 明治二〇序 一八八九 同二二刊 村瀬豆洲 方彙続貂一冊【医方】国会・京大富士川ほか蔵 活字版で古今方彙の補足【補】
一八八七 明治二〇序刊 青山道醇 鍼灸備要二巻一冊【鍼灸】東大・京大富士川・九大蔵 鍼灸極秘伝と一九三七合刻版も 青山道醇(求精堂)は森立之の弟
子 【補】
一八八七 明治二〇刊 押田俊三著 医業必携一冊【制度・医史料】国会ほか蔵 医事規則等を集成【補】
一八八七 明治二〇刊 林茂香 衛生医事新説第一集一冊【衛生】国会・東大ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 保利聯訳 衛生室内運動一冊【衛生】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八八七 明治二〇刊 独エスマルヒ著 飯高芳康訳補 応急救護看病法一冊【救急・看護】一九〇六明治三九の増訂改正五版が国会ほかに【補】
一八八七 明治二〇刊 独エスマルヒ著 飯高芳康訳 応変人命救護法一冊【救急】一八九六明治二九の増訂改正三版が国会ほかに【補】
一八八七 明治二〇刊 飯高芳康等編 改正日本薬局方備考一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 独エスマルヒ著 飯高芳康訳 通俗急病救助法一冊【救急】国会ほか蔵 一八九四版も【補】
一八八七 明治二〇刊 郭嘉四郎編 林洞海校閲 皇国医事沿革小史後編一冊【医史】沖縄県図ほか蔵→一八八四同前編【補】
一八八七 明治二〇刊 山崎元脩著 産科要論一冊【産科】国会ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇柴田元春刊 浅田宗伯編 小児寿草一冊【小児】矢数温知堂蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 青山道醇 鍼灸備用二巻二冊【鍼灸】早大ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 山崎元脩著 診法示要一冊【診断】国会ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 青木純造・飯高芳康編訳 新薬纂論一冊【西薬・薬剤】一九〇〇明治三三の改訂増補一三版が国会ほかに【補】
一八八七 明治二〇刊 飯高芳康ほか編 日本薬局方備考一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵 一九一〇版も【補】
一八八七 明治二〇刊 三井玄孺編 日本薬局方撮要医家掌覧一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 樫村清徳・伊勢錠五郎編 柴田承桂補 日本薬局方随伴二冊【西薬・薬剤】国会(上・下)ほか蔵【補】
一八八七 明治二〇刊 佐藤洋治 人間生涯無病の新法一冊【啓蒙・衛生】国会ほか蔵 明治二七(一八九四)版も洋式健康法【補】
一八八七 明治二〇刊 独Carl Ernst Bock勃古ボック著 後藤新平訳 普通衛生生理学三巻一冊【衛生・生理】名大医に一八八八版も【補】
一八八七 明治二〇刊 独Landois,
Leonard蘭土亜著 山田良叔訳 蘭氏生理学三巻三冊【生理】名大・金沢大・福島大ほか蔵 一九〇六の第一〇版まで【補】
一八八八 明治二一自序刊 浅田宗伯口授 黒岩為寿編 栗園雑纂四巻二冊【医学】京大富士川ほか蔵 養幼新編・麻疹心得続録・黴毒懲毖編・治黴活套を収む 麻疹心得は多紀元簡の著【補】
一八八八 明治二一刊 月岡芳年(大蘇芳年)画 〔風俗三十二相〕あつさう(文政年間内室の風俗)一紙【医事説話・錦絵】国会ほか蔵 高貴な人妻の灸【補】
一八八八 明治二一刊 奈良坂源一郎 簡明組織学三巻【解剖・組織】名大医・国会蔵【補】
一八八八 明治二一刊 弘田長編纂 児科必携一冊【児科】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八八八 明治二一刊 ポール・トロワホンテン著 堀内利国・松村九兵衛訳 袖珍外科消毒説一冊【外科】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八八八 明治二一刊 福岡種(香蘭)著 〔実地研究内外医法〕鍼灸薬秘伝書一冊【自療】京大富士川ほか蔵 明治二二版も【補】
一八八八 明治二一刊 独Liebreich, Oscarリーブラィヒ・独Langgaard,
Alexanderランカルド著 山崎元脩ら編訳 新薬方鑑一冊【西薬】国会ほか蔵【補】
一八八八 明治二一刊 近藤有芳(秀)画 南原桂処(薫)補 大成真写譜二巻二冊【博物】国会ほか蔵 木版彩色刷【補】
一八八八 明治二一刊 栗生光謙編 〔挿図〕胎生汎論一冊【産科】京都府医大蔵【補】
一八八八 明治二一刊 東京医家高名鏡一紙【名鑑・医史料】順天大山崎?蔵 佐藤進を筆頭【補】
一八八九 明治二二 八月没(一八一四 文化一一生)長谷川杏所 医事筆叢【医学】越佐名家著述目録による
救児験方【小児】越佐名家著述目録による
長谷川杏所 傷寒雑病講義【仲景】越佐名家著述目録による
長谷川杏所 素霊参義【医経】越佐名家著述目録による
一八八九 明治二二 十二月二十八日没(一八一六 文化一三生)西村広休(伊勢多気郡相可の豪商大和屋十一代で山本亡羊に学んだ本草博物学者) 歴木園草
木記 一冊【植物】岩瀬・村野(自筆)蔵
西村広休 和泉書上一冊【博物】日比谷諸家蔵(一七九八寛政一〇写の尼崎図上を付す)
介品図証三冊【本草】国
会(二部)・岩瀬(山本錫夫写一冊)蔵 本草書目に西村広休著あり
一八八九 明治二二 安川栄次郎 〔明治二二年度〕売薬買入帳一冊【薬史】日文研宗田蔵【補】
一八八九 明治二二刊 独ボアース著 飯高芳康訳 胃病診療新論一冊【内科】国会ほか蔵 一八九三・九九版も【補】
一八八九 明治二二刊 高橋宗翰 温知医談【医学】京大人文研・東大明治新聞雑誌・北大医ほか蔵 明治一二~二二(一〇五号)の鉛印雑誌 高橋宗翰は編集
者 一九七九復刻版四冊あり【補】
一八八九 明治二二刊 後藤新平著 国家衛生原理一冊【衛生】国会ほか蔵 一八九八版も【補】
一八八九 明治二二刊 田代三喜著 服部政世(甫庵)編 三喜備考一巻一冊【医史】京大富士川ほか蔵【補】
一八八九 明治二二刊 独ユリウス・パイライト著 小林義直訳 歯科提要【歯科】泰成堂目録九四号(2019)による【補】
一八八九 明治二二刊 サルロン著 飯高芳康訳 耳科攬要一冊【耳科】国会ほか蔵 一八九〇版も【補】
一八八九 明治二二刊 津田甚三郎 四大医之見立一紙【医事説話・風俗】日文研宗田ほか蔵 石版色刷【補】
一八八九 明治二二刊 山崎元脩ら編訳 新纂薬物要論三巻【西薬】国会ほか蔵【補】
一八八九 明治二二刊 青木純造著 斯氏試視力表解一冊【眼科】一八九六明治二九の増訂四版が国会ほかに【補】
一八八九 明治二二刊 呉秀三著 〔脳髄生理〕精神啓微一冊【精神】国会ほか蔵
一八八九 明治二二刊 児玉又七編 〔西洋漢法〕東京医員高名鑑一紙【名鑑・医史料】矢数温知堂?蔵 佐藤進を筆頭【補】
一八八九 明治二二刊 岡田元矩(五代昌春)著 唐宋八大家医伝・金元明清八大家医伝二巻二冊【医史】国会・京大富士川・東大ほか蔵 北里大東医研岡田に
明治 一四(一八八一)以降の稿本六冊あり【補】
一八八九 明治二二刊 スイス歇爾蔓愛邳保斯篤ヘルマン・アイヒホルスト著 江阪秀三郎纂 香山晋次郎校 黴毒全書一冊【梅毒】京都府医大蔵【補】
一八八九 明治二二刊 森岡松太郎等編 〔臨床必携〕薬説要領一冊【西薬・薬剤】国会蔵【補】
一八九〇 明治二三 一月十三日没(一八一四 文化一一生)今村了庵(名は亮、字は公勝、号は了庵・復庵・柳荘 伊勢崎藩医) 医戒一冊【医倫】乾々に自
筆本
今村了庵 医学野稿一冊【医学】乾々蔵(今村了庵遺稿の内)
今村了庵 今村了庵遺稿八冊【医学】乾々に自筆稿本【補】
今村了庵 脚気説一冊【脚気】乾々蔵
今村了庵 脚気通治諸方一冊【脚気】東洋藤井蔵
今村了庵 脚気病考一冊【脚気】乾々蔵
今村了庵 脚気病志一冊【脚気】内藤くすり蔵
今村了庵 経穴考一冊【鍼灸】内藤くすり蔵
今村了庵 虎烈亜病考一冊【暴瀉】内藤くすり蔵
今村了庵 諸家伝記一冊【伝記・医史】乾々に自筆本
今村了庵 水気病論一冊【医論】内藤くすり蔵
今村了庵 水銀一冊【本草】乾々に自筆本
今村了庵 治痢論一冊【医学】乾々に稿本
今村了庵 痘瘡論一冊【痘瘡】内藤くすり蔵
今村了庵 肺瘻一冊【疫病】乾々に稿本
今村了庵 馬脾風考(馬脾風考証)一冊【疫病】乾々(稿本)・内藤くすり・東大ほか蔵
今村了庵 馬脾風薬品考【疫病】内藤くすり蔵
今村了庵 備忘摘載【医学】乾々に第二編(自筆一冊)
今村了庵 暴瀉方論一冊【暴瀉】乾々に稿本
今村了庵 名医伝一冊【伝記・医史】内藤くすり蔵
今村了庵著 浅田宗伯評 薬方沿革論一冊【医方・医史】乾々蔵の今村了庵遺稿所収【補】
今村了庵 洋医起原一冊【医史】東京医歯大阿久津蔵
今村了庵 蘭学者事蹟草稿一巻【伝記・医史】千葉大蔵
一八九〇 明治二三 九月十七日没(一八〇四 文化元生)江馬榴園(名は修、字は士得、通称は権之助 蘭方朝廷医のち京都府医務取締) 窒速篤内科書七巻
【内 科】日本医学史による
麻生礼輔(順)訳 的速篤医書三巻三冊【医学】東洋藤井蔵
江馬榴園 内外方府三巻【薬剤】日本医学史等による
江馬榴園 模斯篤薬剤書【薬剤】本朝医家著述目録等による
江馬榴園訳 和蘭局方二巻二冊【西薬】九大・東大鶚軒・杏雨蔵
一八九〇 明治二三 九月二十八日没(一八一七 文化一四生)黒川良安(名は弼、号は静淵 シーボルトに学んだ蘭方医で加賀藩医・医学館教授)訳・稿 英
吉利 斯病論併治法【病理】金沢図蒼竜蔵(二家日記抜萃と合写)
黒川良安訳・稿 二家日記抜萃【西医】金沢図蒼竜蔵(英吉利斯病論併治法と合写)
一八九〇 明治二三 十月二十七日没(一八三八 天保九生)小野職愨(通称は苓庵、号は薫山 幕医小野職実の子で医学館薬園掛、維新後は文部省博物局に勤
務) 編 動植物目録一冊【博物史料】杏雨に稿本
小野職愨編 武郊草木誌一冊【本草】岡山大蔵
一八九〇 明治二三序 一八九一 同二四刊 白井光太郎 日本博物学年表一冊【博物・年表】国会白井ほか蔵 国会白井ほかに明治四一(一九〇八)増訂版も
一八九〇 明治二三序刊 寺尾国平 内科類症鑑別一冊【内科】国会に明治三八(一九〇五)の第一二版も
一八九〇 明治二三刊(一八八二 明治一五から) 伊藤篤太郎・田中芳男編 錦窠翁耋筵誌【生物】南方熊楠顕彰会に明治一五版品物之部存一冊 国会に明治二三版巻二存一冊【補】
一八九〇 明治二三刊 松岡文橘著 〔日本薬局方対照〕医薬学一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 独Flugge, Karl Georg Friedrich
Wilhelm布律外著 川原汎訳 虎列刺病抜失爾々斯論【コレラ】名大医蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 佐野高之助 実用薬品鑑定法【西薬】国会ほか蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 浅田宗伯著 澡泉余録一冊【医論】国会鶚軒・杏雨・矢数温知堂蔵 精気神論ほかを収む→一八九一続澡泉余録【補】
一八九〇 明治二三刊 浅田宗伯(寂然居士)著 通俗医法捷径二巻二冊【自療】国会(上・下)蔵 庶民むけに和文【補】
一八九〇 明治二三刊 長谷川常治編 〔改正新版〕東京医家高名鏡一紙【名鑑・医史料】矢数温知堂?蔵 佐藤進を筆頭【補】
一八九〇 明治二三刊 月岡芳年画 〔新形三十六怪撰〕為朝の武威/痘鬼神を退く図一紙【医事説話・錦絵】千葉大ほか蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 内務省衛生局 日本薬局方註釈一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 福田熊次郞 はやり風用心/流行性感冒三紙綴【医事説話】内藤くすり蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 独Cohnheim昆海母著 長谷川順治郎・山田良叔訳 病理通論二冊【病理・解剖】国会に一九〇三明治三六増訂八版(上・下)【補】
一八九〇 明治二三刊 落合(歌川)芳幾画 本道外画難病療治三紙【医事説話・錦絵】日文研ほか蔵 師・歌川国芳の一八五〇きたいなめい医難病療治を模し、やぶくすし竹斎の娘こがらしが弟子を
使っ て脳病・しんけい病・貧びょう・ろくろ首などに不可思議な治療【補】
一八九〇 明治二三刊 渡辺正蔵著 薬局規度一冊【制度・薬史料】国会ほか蔵【補】
一八九〇 明治二三刊 陸軍看病人教科書一冊【看護】国会蔵
一八九一 明治二四 一月二十四日没(一八〇六 文化三生)江馬藤渠(名は元益、字は子友、通称は春齢、別号は活堂 美濃大垣藩医で本草・蘭学者のち幕府
医学 館講師) 〔重訂〕医学捷径二冊【医学】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
江馬藤渠 藤渠介品一一冊【魚介】杏雨・楂{艸+考}蔵
江馬藤渠 藤渠介品目録一冊【魚介】杏雨蔵
一八九一 明治二四 十一月没(一八一五 文化一二生)鎌井松石(名は正寿、別号は春水など 伊勢小山田の在村医で本草学者) 伊賀伊勢採薬物産志一冊
【本 草・物産】杏雨蔵
鎌井松石増補 伊勢伊賀物産一冊【本草・物産】杏雨蔵
一八九一 明治二四 十二月七日没(一八三九 天保一〇生)田中尚房(通称は哲郎、号は哲庵 尾張藩医・藩校国学助教)編 〔皇国〕医語拾遺一冊【辞典】国会に
稿本(田中叢書九)
田中尚房 〔家伝〕鍼灸卒病一冊【鍼灸】国会に自筆稿本(田中叢書八)
田中尚房 病名集三冊【辞典】国会に自筆稿本(田中叢書五・六・七)【補】
一八九一 明治二四(一八九〇 明治二三から)刊 桂秀馬 外科総論三巻三冊【外科】国会に一九〇四明治三七の増訂一〇版(上・中・下)のち一九一〇明治四三の増訂一三版まで【補】
一八九一 明治二四刊 独 Albert
Reibmayrアルベルト・ライブマイル著 島田完吾・大坪万三訳 莱氏按摩術一冊【マッサージ】国会蔵 東大・岡山大に一八九三明治二六版も【補】
一八九一 明治二四刊 飯高芳康・青木純造編訳 医家綱鑑一冊【西医】国会ほか蔵 一八九六・九八版も【補】
一八九一 明治二四刊 中原恭弥編 医家宝典二冊【西医】国会(存下巻)蔵 一八九三・一九〇六・〇七版も【補】
一八九一 明治二四刊 松尾連編 〔傍訓〕改正日本薬局方一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九一 明治二四刊 井上弦吉著 改正日本薬局方抄録一冊【西薬】国会蔵【補】
一八九一 明治二四刊 池田済著 改正日本薬局方精鑑一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九一 明治二四刊 山本治郎平編 改正日本薬局方翼註一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九一 明治二四刊 加治木勇吉編 日本薬局方示要一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九一 明治二四刊 雨宮綾太郎編 日本薬局方薬品名彙一冊【制度・薬史料】国会ほか蔵 薬事規則等を集成【補】
一八九一 明治二四刊 田中芳男・小野聡愨撰 服部雪斉画 育用植物図説五冊【植物】尾道図蔵(解説一・二図画二・三目録存)
一八九一 明治二四刊 独ヒリップ・ストイル著 石川清忠編訳 須氏組織新論一冊【解剖】国会蔵 一八九三・九六・九七・一九〇〇・〇三版も【補】
一八九一 明治二四刊 浅田宗伯著 続澡泉余録一冊【医論】杏雨・矢数温知堂蔵→一八九〇澡泉余録【補】
一八九一 明治二四刊 高山基重・斎藤粂次郎編 薬品巡視私考一冊【制度・薬史料】国会ほか蔵 薬事法令等を集成【補】
一八九一 明治二四刊 独クレンペレル著 飯高芳康編訳 臨床診断学一冊【診断】国会ほか蔵 一九〇〇版も【補】
一八九二 明治二五 一月刊 春尭画 疱瘡退除の図一紙【医事説話・赤絵】内藤くすり蔵【補】
一八九二 明治二五 四月三日没(一八二五 文政八生)松森胤保 培植小論一冊【植物】慶大蔵
一八八三 明治一六から 松森胤保 両羽博物図譜五九冊【博物】酒田市図蔵
一八九二 明治二五 十月十七日没(一八一四 文化一一生)大野玄鶴(名は頼行、字は皐卿 佐藤方定の門人で武蔵秩父郡大野原の町医・国学者) 湯液経尚
古文 【医学】埼玉名家著述目録による
一八九二 明治二五 十二月没(一八〇四 文化元生)服部甫庵(名は政世、号は甫庵のち煉霞 奈須恒徳に学んだ下毛安蘇郡の在村医で浅田宗伯と交遊、蔵書
の多 くは杏雨乾々に) 慶長書灸穴一冊【鍼灸】乾々蔵(甫菴叢書の内)
服部甫庵 雑書録一冊【医学】乾々蔵
服部甫庵 食性一書【食養】乾々蔵(甫菴叢書の内)
服部甫庵 蘇湖漫記一冊【医学】乾々に自筆本
服部甫庵 造醸薬修治一巻【修治】京大富士川(安藤甫実方書抜書の付)・乾々(甫菴叢書の内)蔵
服部甫庵 念祖雑書三冊【医学】乾々に自筆本
服部甫庵 服氏雑記二冊【医学】乾々に自筆本
服部甫庵 服氏雑書第二方抄二冊【医学】乾々蔵
服部甫庵 服氏漫筆一一冊【医学】乾々に自筆本
服部甫庵編 甫菴叢書一二冊【医学】乾々・内藤くすり蔵 奇効集・金瘡書・巨勝丸・慶長書灸穴・命仙散・胃気伝・無名書・治験切紙・手簡・
東与
了西記・食性一書・薬方雑記・禁好集・清眼医方・山病唐瘡治法・金瘡秘伝書・家伝香薬方・田中産科書・元和古写方・女伝集・五体自分集・三惣総解・要方加減
書・造醸薬修治・丸散主治・薬性記・仙経六字より成る
服部甫庵 無名書【医学】乾々蔵(甫菴叢書の内)
一八九二 乾々に明治二五服部政輶(甫庵三男)写本 浅田宗伯著 永類館学則課目(黒岩静山薬室規)一巻一冊【教育】【補】
一八九二 明治二五刊 大阪木村丁字堂本店 衛生寿互録一紙【薬物・医事説話】内藤くすりほか蔵 薬品毎の絵双六→一八八四衛生寿護禄【補】
一八九二 明治二五刊 村上典表編 改正日本薬局方実用一冊【西薬・薬剤】国会ほか蔵【補】
一八九二 明治二五刊 杉山省吾著 劇毒薬一冊【西薬】国会ほか蔵
一八九二 明治二五刊 田口茂一郎著 美術応用解剖学一冊【解剖】国会蔵【補】
一八九二 明治二五刊 武州幾瀬孝一製 宝丹(森田治兵衛)筆 〔ちちの出る大妙薬〕神応丸一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵【補】
一八九二 明治二五刊 森田治兵衛筆・画 〔宝丹水壱滴を顕微鏡にたらし~〕一紙【薬広告・医事説話】内藤くすり蔵 宝丹広告を兼ねた扇面紙【補】
一八九二 明治二五刊 〔増補改訂〕薬局覧要一冊【西薬・薬剤・制度・名鑑】国会に増訂四版 主に薬事法規などで福井県の医師・薬剤師・薬種商の名簿を付す【補】
一八九三 明治二六自序 一八九五 同二八刊 浅田宗伯 後芻言一冊【医論】国会ほか蔵 医療の要諦を論述【補】
一八九三 明治二六刊 呉秀三編述 新撰人身生理学二巻二冊【生理】国会(上・下)ほか蔵 一八九七明治三〇訂正第四版も【補】
一八九三 明治二六刊 呉秀三・富士川游著 日本医籍攷一冊【医書誌】立教大蔵
一八九三 明治二六刊 独Friedrich August Guntherギユンテル著 後藤新平訳 黴菌図譜一冊【細菌】国会・名大医蔵【補】
一八九四 明治二七 三月十日没(一八一六 文化一三生)賀来飛霞(名は睦之、字は季和、通称は睦三郎 本草学者で島原藩医、維新後は東大小石川植物園取
調 掛)画 雨甲煙苗図一軸【本草】国
会伊藤に自筆彩色本 野菜・果物の水墨画で記文なし【補】
一八九四 明治二七 三月十六日没(一八一五 文化一二生)浅田宗伯(名は惟常、字は識此、通称は宗伯、号は栗園、室号は勿誤薬室 幕医で維新後は東宮侍
医) 浅田宗伯往診薬箱【医史料】内藤くすり蔵【補】
浅田宗伯手簡(浅田宗伯手紙)九軸【書簡・史料】国会(明治九~二五)蔵【補】
浅田宗伯書簡一四通(服部甫庵宛)【書簡・史料】国会(明治一二 二~十二月)蔵【補】
五十嵐金三郎編 浅田宗伯書簡集一冊【書簡・史料】一九八六昭和六一刊【補】
浅田宗伯 医事私語一冊【医論】東大蔵【補】
浅田宗伯 瘟疫論刊誤五巻五冊【温疫】杏雨に自筆本【補】
浅田宗伯 杏林雑話続録一巻【医史】杏雨に今村了庵写本→一八六七杏林雑話
浅田宗伯 崎陽呑船斎伝授書一冊【医学】香川大神原蔵
浅田宗伯 金匱玉函要略方論辨正(金匱玉函方論辨正・金匱要略辨正)二冊【仲景】東博・東大・杏雨ほか蔵
浅田宗伯 牛渚偶談【医話】乾々(四冊)・内藤くすり(四冊)・慶大(二冊)ほか蔵
浅田宗伯 曠日雑記一五冊【医学】東大に写本三冊存【補】
浅田宗伯 皇朝医叢続集二冊【医史】東大鶚軒蔵(浅田宗伯遺書の内) 斎藤正路・安井知足の皇朝医叢の補足【補】
浅田宗伯 皇朝医叢続編列伝一冊【医史】東大蔵【補】
浅田宗伯 撮要集一〇巻【医学】群書備考による
浅田宗伯 三病答辨八冊【医論】国会蔵
浅田宗伯 雑病論識六巻【仲景】静岡県図葵ほか蔵 昭和の影印本あり【補】
浅田宗伯 傷寒雑病辨正三冊【仲景】乾々蔵
浅田宗伯 傷寒論識六巻【仲景】静岡県図葵ほか蔵 昭和の影印本あり【補】
明治刊 浅田宗伯 食物注意一紙【養生】順天大山崎蔵 印施だろう【補】
浅田宗伯 直舎日抄一冊【医史料】東大に自筆本【補】
浅田宗伯 刀圭漫録六冊【医学】東大に自筆本【補】
浅田宗伯 読書漫録三冊【医学】東大(自筆)・内藤くすり(医部一冊)蔵【補】
浅田宗伯 馬脾風一冊【疫病】乾々に自筆本【補】
浅田宗伯 勿誤堂一夕話第三集【医話】日本漢方典籍辞典による【補】
浅田宗伯 与今村祇卿論医書一冊【医論】乾々蔵【補】
浅田宗伯 栗園遺稿五巻【医学】続浅田宗伯選集第三集(一九九二)に影印【補】
浅田宗伯 栗園一夕話(勿誤堂一夕話)一冊【医話】東大(自筆稿本)・杏雨蔵 一九八七長谷川弥人校注版あり【補】
浅田宗伯 栗園一夕話続一冊【医話】杏雨蔵 一九八七長谷川弥人校注版あり【補】
浅田宗伯 栗園叢書【医学】東大(六冊)・杏雨(服部政輶・保之写本一冊)蔵【補】
一八九四 明治二七自序 一八九五 同二八刊 赤沼金三郎 浅田宗伯翁伝三巻三冊【医史】国会(上・中・下)ほか蔵【補】
一八九四 明治二七 十二月二十六日没(一八一七 文化一四生)小石矼斎(名は紹、字は君厥、別号は蘭屋など 小石元瑞の次男 京の町医で種痘に尽力)
医旨 【西医】本朝医家著述目録・西洋学家訳述目録による
小石矼斎 行斎日記【西医】西洋学家訳述目録による
小石矼斎 寿徴発微【西医】本朝医家著述目録等による
小石矼斎 生歯論【歯科】本朝医家著述目録による
一八九四 明治二七刊(一八九二 明治二五刊から) 近藤修之助 明治医家列伝四編四冊【伝記・医史】国会(一・二・三・四)・東大・京大人文研ほか蔵 第四編のみ一八九四版【補】
一八九四 明治二七刊 歌川小国政 川上音二郎戦地見聞日記三紙【医事説話・錦絵】日文研宗田蔵 日清戦争と軍医など【補】
一八九四 明治二七刊 小池毅著 〔新纂插図〕実用繃帯学一冊【外科】国会蔵 一八九五明治二八版も【補】
一八九四 明治二七海軍々医会刊 鈴木裕三 朝鮮医語類集一冊【辞書】国会蔵【補】
一八九四 明治二七刊 三重・藤田薬舗 和漢洋薬種類一紙【薬広告】内藤くすり蔵 暦つき【補】
一八九四 明治二七跋 一八九六 同二九刊 服部政輶(甫庵三男)編 煉霞翁年譜一冊【伝記・医史】国会ほか蔵 服部甫庵の年譜で浅田宗伯自筆序を影印【補】
一八九五 明治二八 二月二日没(一八一三 文化一〇生)林洞海(名は彊、字は健卿 長崎でニーマンに師事のち幕医、維新後は大阪医学校長)訳 航越迸著
繃 帯小識三巻一冊【外科】静嘉・京大富士川・東大史料(二部)ほか蔵
一八九五 明治二八(一八四四 弘化二から) 岡田昌春(五代 名は元矩、字は柔克、号は滄海 幕医で維新後は東京で開業) 滄海雑鈔二六冊【医学】北里
大東 医研岡田蔵【補】
岡田昌春 むべの考一冊【本草】杏雨蔵
一八九五 明治二八(一八九四 明治二七から)刊 呉秀三 精神病学集要二編二冊【精神】国会(前編・後編)ほか蔵【補】
一八九五 明治二八 三月刊 小林清親画 皇后宮野戦病院行啓三紙綴【医事説話・錦絵】科博医学文化館蔵 日清戦争の傷病兵慰問図【補】
一八九五 明治二八刊 柳下士興・斎藤粂次郎著 北里柴三郎校閲 虎列刺赤痢予防消毒実施手扣一冊【コレラ】名大医蔵【補】
一八九五 明治二八刊 増田知正等編 日本産科叢書【産科】国会ほか蔵 収載書は中条流産科全書,濃州乗付流産方,瀬尾流産方,板坂流産後秘伝集,半井家産前産後秘
書,螽
斯草,婦人寿草,子玄子産論,婦人産前産後腹診手術法,産論翼,産道口訣並手術解,賀川有斎産道秘書,有斎産術記,産科記聞,産科秘要,奥術,産科議要,産科
治術秘訣,南竜先生助産論,南陽館一家言,産科器械用法書,産育編,産科子玄録,産家やしなひ草,産術奥義秘訣,産科発蒙,叢桂亭医事小言,救偏産言,産
航,
達生園産科外術秘録,産科内術,劣斎先生産科図記,産科捷径策,産科弁妄,醇生菴産育全書,達生図説,産科撮要,懐胎養生訓,孕家発蒙図解,産育大概,回生鈎
胞秘訣,産術秘法,産術秘法図譜,産則全書,産科新論,蛭田先生産術訓解,蛭田先生産術図絵,産科新論,産科指南,産科発明,産科瑣言,保産道志類辺,坐
婆必 研,産家教草,宮外妊娠治験,宮外妊娠経験説,産科集成,女科広要,医籍考
一八九五 明治二八刊 山極勝三郎 病理総論講義二巻二冊【病理】国会(上・下)ほか蔵【補】
一八九五 明治二八刊 三重藤田薬舗 和漢洋薬種類(明治廿八年略暦)一紙【薬広告】内藤くすり蔵 引札に小さな太陽暦一覧表【補】
一八九六 明治二九刊(一八九四 明治二七から) 桂田富士郎 病理汎論三巻三冊【病理】国会(一・二・三)ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊(一八九五 明治二八から) (雑誌)医史料七冊【医史】国会(一・二・三・四・五・六・七)ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊 関場不二彦 あいぬ医事談一冊【西医話】研医会図ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊 京都医師壱覧一紙【名鑑・医史料】京都医学史研究会蔵 開業医の番付表で漢医・洋医などの区別なし【補】
一八九六 明治二九刊 大石栄三 外科類症鑑別一冊【外科】国会ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊 杉山省吾著 最新薬局整理一斑一冊【西薬・薬剤】国会に一八九八明治三二増補二版【補】
一八九六 明治二九刊 浅川範彦 実習細菌学総論一冊【感染】一九〇〇明治三三の増訂三版は国会ほかに【補】
一八九六 明治二九刊 吉見英受 実用鍼科解剖学一冊【鍼灸・解剖】国会ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊 独Erwin von Bälzベルツ著 土岐文二郎・保利聯訳 鼈氏診断学一冊【診断】東大医ほか蔵【補】
一八九六 明治二九刊 豊原国周画 〔東京自慢〕名物会一紙一一種以上【医事説話・薬広告・錦絵】内藤くすりほか蔵 各紙毎に人気芸者・薬店・薬品・風景図を組絵とする【補】
一八九六 明治二九 一二月刊 〔厄除〕鎮西八郎為朝大神像一紙【医事説話・俗信】順天大山崎蔵【補】
一八九七 明治三〇 三月六日没(一八二二 文政五生)栗本鋤雲評 南京/朱来章治験一冊【医案】内閣蔵
一八九七 明治三〇刊 東京各店共同 豊原国周画 〔明治座興行〕市川左団次三紙綴【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八九七 明治三〇刊 東京各店共同 豊原国周画 〔歌舞伎興行〕中村福助/市川団十郎三紙綴【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一八九七 明治三〇刊 福重健馬編(毎日新聞第七九六八號附録) 東京医士住所姓名表一紙【名鑑・医史料】日文研宗田蔵【補】
一八九七 明治三〇大日本陸海軍兵書出版刊 陸軍看病人修業書一冊【看護】国会蔵【補】
一八九七 明治三〇頃刊 森鴎外編 芸用解体学一冊【解剖】小金井良精旧蔵【補】
一八九八 明治三一刊 桂秀馬纂著 外科総論続編(外科手術学)二巻二冊【外科】国会に一九〇九明治四二訂正四版上巻【補】
一八九八 明治三一刊 加門桂太郎編 神経系統中枢器図譜一冊【解剖】京都府医大蔵【補】
一八九八 明治三一刊 河内全節 日本児科史一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一八九九 明治三二 十月二十六日没(一八一四 文化一一生)石坂空洞(名は秋朗、通称は堅壮 蘭方医で岡山藩医・医学館教授 明治一〇に肝吸虫を日本初
発 見) 救荒本草小品一冊【救荒・本草】杏雨(稿本)・楂{艸+考}蔵
一八九九 明治三二刊(一八八九 同二二から) 独アドルフ・ストリュムペル著 飯高芳康・原田八十八訳 須氏内科学一〇冊【内科】東大・金沢大ほか蔵
【補】
一八九九 明治三二刊 有終会々員(岡隆太郎)編 通俗看病学一冊【看護】国会蔵 一九〇二明治三五再版も【補】
一八九九 明治三二刊 富士川游 日本眼科略史一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一八九九 明治三二刊 和漢洋薬種/北越(新潟)/嶋崎屋文平 明治三十二年略暦一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵 引札に小さな太陽暦一覧表【補】
一九〇〇 明治三三 山本章夫 万葉古今二集動植正名三冊【本草・名物】東洋文庫蔵
一九〇〇 明治三三刊 岡本愛雄 実習鍼灸科全書【鍼灸】国会ほか蔵 一九〇二・〇四版も【補】
一九〇〇 明治三三刊 名古屋・中島茂吉 蘇香円煉薬一枚【薬広告】名大医蔵 引札【補】
一九〇〇 明治三三刊 永田徳本著 小松帯刀編 知足斎永田先生遺稿一冊【医学】国会蔵 一九〇二(国会蔵)・〇四(尾道図蔵)版も 薬物論・知足斎十薫方・徳本翁経験遺法・薬物論・知足斎十九方・診脈論・
望診 術・腹診論・徳本多賀流針穴秘伝・徳本流灸治法を収む【補】
一九〇一 明治三四 一月二十四日没(一八〇三 享和三生)伊藤圭介(名は舜民また清民、字は圭介、号は錦窠 水谷豊文・シーボルトに学び名古屋藩医のち
東大 教授で日本初の理学博士) 遠西医範一冊【西医】国会蔵(錦窠翁遺書六)
伊藤圭介 解体約説一冊【解剖】国会蔵(錦窠翁遺書五)
伊藤圭介 救荒植物一冊【救荒・本草】茨城大菅蔵
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠禾本譜二三巻付二巻二五冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠蟹譜初編二巻続編三巻五冊【魚介】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 錦窠禽譜二編二〇巻二三冊【動物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠魚譜【魚介】国会伊藤(稿本三二冊、古部・摂州尼崎海錯簿鮫譜・鮫譜を付す)・名大(一九冊)蔵【補】
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠菌譜一三冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠羊歯譜一四冊【植物】国会伊藤に稿本【補】
伊藤圭介編 錦窠獣譜一冊【動物】名大に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠植物図説一一冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠竹譜八冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 錦窠虫譜一〇冊【動物】名大に稿本【補】
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠燈心草科譜一冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 錦窠動物図説一冊【動物】名大に稿本
伊藤圭介編 錦窠穀精草科譜一冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介編 伊藤篤太郎重編 錦窠蘭譜三巻附録一巻四冊【植物】国会伊藤に稿本
伊藤圭介 採薬詩史一帖【本草】国会伊藤に手稿本
伊藤圭介 乍川集二巻【西医】本朝医家著述目録による
伊藤圭介 西保普問寺流眼科書一冊【眼科】国会蔵(錦窠翁遺書一三)
伊藤圭介 西名多識二冊【西医】本朝医家著述目録による
伊藤圭介 鳥魚篇一冊【動物】国会蔵(錦窠翁遺書二八)
伊藤圭介 東西艸木名譜一冊【植物・辞書】国会伊藤に手稿本
伊藤圭介編 花かつみ集説一冊【植物】国会伊藤蔵 誹諧花かつみ考訂・花かつみ考・はなかつみ考を収む
伊藤圭介訳 訳本稿二冊【本草】国会蔵(錦窠翁遺書二・四)
伊藤圭介 有毒植物集説一冊【本草】茨城大菅蔵
一九〇一 明治三四 三月八日没(一八二五 文政八生)江馬天江(名は聖欽、字は永弼、通称は正人 緒方洪庵らに学んだ蘭方医・儒者で維新後は漢学塾立命
館の 塾長) 摘録方【薬剤】本朝医家著述目録による
江馬天江 内外日用方府製剤篇【薬剤】本朝医家著述目録等による
江馬天江 脈論二巻【診断】日本医学史等による
一九〇一 明治三四序 一九〇二 同三五刊 古尾照治郎 近畿医家列伝/前編一冊【伝記・医史】国会ほか蔵【補】
一九〇一 明治三四刊(一九〇〇 明治三三から) スイス愛氏ヘルマン・アイヒホルスト著 橋本節斎訳補 愛氏新内科書五巻七冊【内科】国会(一・二・三・四・五・六・七)ほか蔵
一九〇一 明治三四福岡・春野廉平刊 看護学全書一冊【看護】国会蔵
一九〇一 明治三四刊 平出謙吉 東西医学変遷史稿一冊【医史】国会ほか蔵 第拾九世紀医事年表を付録【補】
一九〇一 明治三四刊 佐伯理一郎 日本女科史一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一九〇二 明治三五 五月三十日没(一八三八 天保九生)飯川寥廓校注 医学校御蔵書目録一冊【医書目】宮城小西蔵(評定所御有合御書物・甘柿舍蔵書目録
を付 す)
一九〇二 明治三五刊 奥村三策 〔普通〕按摩鍼灸学【鍼灸】国会に一九〇四明治二七増補二版【補】
一九〇二 明治三五刊 奈良坂源一郎 局処解剖学講本一冊【解剖】名大医蔵【補】
一九〇二 明治三五刊 富士川游 皇国医事年表一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一九〇二 明治三五刊 田村光顕・岡隆太郎編 袖珍外科医典【外科】国会に存上巻一冊
一九〇三 明治三六 一月十五日没(一八四八 嘉永元生)浅井国幹(名は正典、通称は篤太郎 尾張藩医で維新後は漢方医存続運動に挺身)編 医令摘要一冊
【制 度・医史料】北里大東医研に自筆稿本 明治政府が発令した医師資格・医師開業診察資格などを編録【補】
浅井国幹 〔浅井氏〕家譜大成一冊【医史料】北里大東医研に自筆稿本(一九八〇に影印) 尾張浅井家の歴代家譜を集成【補】
頑医生(浅井国幹) 古医方小史一冊【医史】北里大東医研(浄書稿本)・舞鶴蔵
浅井国幹著 吉田淳編 雑疫纂要一冊【疫病】東大鶚軒蔵
一九〇三 明治三六刊 森鴎外(林太郎)・久米桂一郎選 芸用解剖学 骨論之部一冊【解剖】国会ほか蔵 一九〇五版も【補】
一九〇三 明治三六刊 北里柴三郎序 浅川範彦校 栗林伝吉著 最新種痘学一冊【牛痘】名大医蔵【補】
一九〇三 明治三六刊 奈良坂源一郎 局処解剖学図譜一冊【解剖】名大医蔵【補】
一九〇三 明治三六刊 奈良坂源一郎 新撰中庸組織学一冊【解剖・組織】名大医蔵【補】
一九〇三 明治三六刊 東京津村順天堂 明治卅六年略暦/〔婦人薬王〕中将湯一紙【薬広告・錦絵】内藤くすりほか蔵 画中に小さな太陽暦一覧表【補】
一九〇四 明治三七 十一月九日没(一八二五 文政八生)坪井信良(名は良益、号は柊里など 緒方洪庵に学んだ蘭方医で越前福井藩医から幕医、維新後は東
京府 病院長)重訳 独ビュルゲル著 ハーゲマン蘭訳 縛帯全書一冊【外科】金沢図蒼竜蔵
坪井信良 謨私篤附録牛痘編一巻【医学】日本医学史による
一九〇四 明治三七刊 小川剣三郎 稿本日本眼科学史一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一九〇四 明治三七刊 富士川游 日本医学史一冊【医史】国会ほか蔵 附日本医事年表【補】
一九〇五 明治三八刊 桑原勇七郎 日本眼科之証明第一巻一冊【眼科】長崎大武藤蔵【補】
一九〇六 明治三九没(一八二八 文政一一生)清水由斎 辨恙虫一冊【寄生虫】新潟県図蔵
一九〇六 明治三九成(一八八六 明治一九から) 山田業精 井見集四巻・同附録九巻一三冊・同総目一冊(慶大富士川蔵)【医論・医案】慶大富士川に自筆本(一九九七刊影印本、二〇一六刊翻字・注釈本も)【補】
一九〇六 明治三九刊(一九〇五 明治三八から) 土肥慶蔵・呉秀三・富士川游 日本医学叢書第一集二巻二冊【医学】東博・鶴見大・香川大ほか蔵 第一巻
に医
綱本紀(聖徳太子撰)・薬経太素(和気広世撰)・大同類聚方(出雲広貞等撰)・大同類聚方抜萃(丹波良康撰)・大同類聚方寮本(出雲広貞等撰)、第二巻に医心
方(丹波康頼撰)を収む【補】
一九〇六 明治三九刊 西川清保 諸売薬卸問屋 春英堂商会(奈良)一紙【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一九〇六 明治三九刊 石田昇 新撰精神病学一冊【精神】国会ほか蔵 一九〇八・一〇版も【補】
一九〇六 明治三九刊 東京津村順天堂 明治卅九年略暦/〔婦人薬王〕中将湯一紙【薬広告・錦絵】内藤くすりほか蔵 画中に小さな太陽暦一覧表【補】
一九〇六 明治三九刊 斎藤利一編 繃帯学講義一冊【外科】国会蔵 一九一一明治四四版も【補】
一九〇六 明治三九刊 衛生新報社 〔実用問答〕養生篇【衛生・啓蒙】国会ほか蔵【補】
一九〇七 明治四〇 四月十一日没(一八五〇 嘉永三生)山田業精(字は子勤、号は静斎 山田業広の子で維新後は大学東校で石黒忠直らに西医を学び、漢方
医存 続運動にも挺身) 静斎管窺録二冊【医学】旧三井鶚軒に明治写本【補】
山田業精 静斎漫録二冊【医話・医史料】慶大富士川に自筆稿本
一九〇七 明治四〇 三月十二日没(一八三二 天保三生)松本良順(佐藤泰然の次男でポンペに学び幕府西洋医学所頭取、維新後は初代陸軍軍医総監) 外科
則条 楳毒篇一冊【梅毒】長崎蔵
松本良順 コレラ病説【コレラ】研医会図蔵(合写の内)
一九〇七 明治四〇没(一八三一 天保二生)岡吉胤(通称は源一郎・源之進、号は楢翁など 肥前佐賀藩士で維新後は伊勢神宮禰宜) 医神御伝記/附大同医
式解 【和方】東北大狩野に稿本
岡吉胤 大同医式解【和方】東北大狩野に稿本(医神御伝記の付)
一九〇七 明治四〇刊 富士川游 脚気病ノ歴史一冊【医史】東大・関西学院大蔵
一九〇七 明治四〇刊 呉秀三 最新生理学及衛生学一冊【生理・衛生】国会ほか蔵
一九〇七 明治四〇刊 賀古鶴所 増訂四版/耳科新書一冊【耳科】長崎大武藤蔵【補】
一九〇八 明治四一 十二月十二日没(一八二八 文政一一生)丹波修治(名は公憲、字は之翰 伊藤圭介門下の本草家で尾張朝明郡の在村医、維新後は旧三重
県物 産取集御用掛からオーストリア博覧会出品取調御用掛)編 伊賀国産物略誌一冊【物産】国会伊藤に稿本
丹波修治編 伊勢国朝明郡内菌譜一冊【本草】国会伊藤に稿本
丹波修治 大久保植物吉田動物目録一冊【博物】国会伊藤に稿本
丹波修治編 紀伊国産物雑記一冊【物産】国会伊藤に稿本
丹波修治編 山海庶物目録一冊【博物】国会伊藤蔵
丹波修治 植物剪賞雑記一冊【植物】国会伊藤に手稿本
丹波修治 諸国物産録一冊【物産】国会伊藤に稿本 五畿内之部・東海道之部
丹波修治編 真影雑草之類七十一種一冊【植物】国会伊藤に自筆・印葉本
丹波修治編 真影歯朶類一冊【植物】国会伊藤に印葉本
丹波修治編 真影穂之類一冊【植物】国会伊藤に印葉本
丹波修治 勢州紀州濃州採薬目録一冊【本草】国会伊藤蔵
丹波修治 丹修雑記一冊【本草】国会伊藤に稿本
丹波修治編 丹修博物記一〇巻一〇冊【本草】国会に稿本
丹波修治 丹波氏蔵書目録(医書之部)一冊【医書目】国会伊藤に手稿本
丹波修治編 丹波氏博物叢書一冊【博物】国会伊藤に手稿本 よしあしの記・有毒植物名彙・救荒植物名彙・貝氏博物学より成る
丹波修治 屠荒集一冊【本草】国会伊藤に手稿本
丹波修治 本草啓蒙索引三巻三冊【本草】国会伊藤に手稿本
丹波修治 本草図譜識名録【本草】国会伊藤に手稿本(下巻のみ一冊)
丹波修治 物識河海産誌七冊【水産】国会伊藤に手稿本
丹波修治 物識獣譜一冊【動物】国会伊藤に手稿本
丹波修治 有用植物雑記一冊【本草】国会伊藤に手稿本
丹波修治編 有毒植物名彙【本草】国会伊藤蔵(手稿本丹波氏博物叢書の内)
有毒植物集記一冊【本草】岡山大蔵
有用植物名彙一冊【本草】国 会白井蔵
丹波修治 よしあしの記一冊【植物】国会伊藤(手稿本丹波氏博物叢書の内)
国
会伊藤に丹波修治写本 濃州養老山尾州水野二ノ宮本宮内津入鹿勢州福尾山採薬記一冊【本草】
一九〇八 明治四一没(生年未詳)森田良見写本 産物記四種二冊【物産】金沢市加越能蔵
姫田瑛三(幕末・明治の人) 眼球略説一冊【眼科】乾々蔵
一九〇八 明治四一刊 瀬戸近著 芸用解剖第一輯一冊【解剖】国会ほか蔵【補】
一九〇八 明治四一刊 桂秀馬著 〔家庭衛生講話第九編〕外科講話【家医・外科】国会ほか蔵【補】
一九〇八 明治四一刊 清水耕一著 新撰看護学一冊【看護】国会蔵【補】
一九〇八 明治四一刊 鈴木文太郎・蔵田貞造著 美術解剖学一冊【解剖】国会ほか蔵【補】
一九〇九 明治四二(一九〇六 同三九から)刊 富士川游 日本医史三輯三冊【医史】東大・京大・日文研宗田蔵【補】
一九〇九 明治四二刊 東京津村順天堂 明治四十二年略暦/中将湯・ヘルプ一紙【薬広告・錦絵】内藤くすりほか蔵 画中に小さな太陽暦一覧表【補】
一九〇九 明治四二刊 日本杏林要覧前編後編二冊【名鑑・医薬史料】国会ほか蔵 前編に医籍、後編に歯科医籍・薬剤師籍・医事衛生機関【甫】
一九一〇 明治四三刊 紫竹屏山 本朝医人伝一冊【医史】国会ほか蔵【補】
一九一一 明治四四刊(一九〇九 明治四二から) 関西杏林名家集二輯二冊【伝記・医史】国会(一・二)ほか蔵【補】
一九一一 明治四四刊 松元四郎平 鍼灸経穴学・附・臨床治方録一冊【鍼灸】国会ほか蔵【補】
一九一一 明治四四刊 済生会 大日本施薬院小史一冊【病院・医史】国会ほか蔵【補】
一九一一 明治四四刊 大阪小西久兵衛 明治四十四年太陽暦・同月齢/〔滋養大関〕次亜燐【薬広告・錦絵】内藤くすり蔵【補】
一九一二 明治四五刊 八神幸助 医科器械目録一冊【器械】名大医蔵【補】
一九一二 明治四五刊 北里柴三郎 腸窒扶斯とパラチフス一冊【感染・啓蒙】名大医蔵 国会に大正元版第二編【補】
一九一二 明治四五刊 富士川游 日本疾病史二巻二冊【医史】国会(存上巻)ほか蔵 昭和復刻本も【補】
明治成 有松戒三 外科総論一冊【外科】金沢大蔵
杏雨に明治写本 〔仙府〕医学校御書籍目録一冊【医書目】
慶大富士川に明治写本 伊吹艾草考一冊【鍼灸】
研医会図に明治写本 真田生々斎 眼科秘法【眼目】
東博に明治写本 魚譜二帖【魚介】国 文研に水谷家旧蔵魚譜一〇帖
東博に明治写本 金魚之書一冊【魚介】
東博に明治写本 金匱類証一冊【仲景】
東博に明治写本 菌譜抜録一冊【本草】
東
博に明治写本 外科指南要約一冊【外科】
国
会に明治写本 検名録二巻二冊【博物】
東大史料に明治写本 〔亜爾墨連斯氏〕解剖論日講記一冊【解剖】
九大に明治写本 中村正恒 後医断一冊【医論】医事問答と合 東北大狩野にも
東博に明治写本 宍谷易謹 香山草木譜二冊【植物】
東洋岩崎に明治写本 斎藤正路・安井知足編 皇朝医叢六巻【医学】東大・内藤くすりにも
東
博に明治写本 紅毛金瘡要訣選玉一冊【外科】
東博に明治写本 小鳥蓄方秘伝一冊【動物】
東博に明治写本 雑病備用三冊【医方】
東博に明治写本 珊瑚図一冊【動物】
東博に明治写本 諸家集方一冊【医方】
東博に明治写本 植物図説一冊【植物】
東大・杏雨に明治写本 獐耳細辛図譜一冊【本草】白山産二十四種
東博に明治写本 諸鳥口伝之書二冊【動物】
東北大狩野に明治写本 鍼灸説約二巻二冊【鍼灸】
東博に明治写本 診断学二冊【診断】
香川大神原に明治写本 穿瞳術集論【眼科】
国会に明治写本 鯛譜一軸【魚介】
東洋岩崎に明治写本 久永章武 虫譜一冊【動物】
東博に明治写本 鳥獣図一冊【動物】
宮
書に明治写本 黒田善行訳 摘訳両種一冊【博物】ニーヱケウル博物新志
国
会伊藤に明治写本 日比野白圭画 遠山氏介譜(遠山氏貝譜)一冊【魚介】
東博に明治写本 長崎方誌二冊【西医】
国会伊藤に明治写本 瞿麦図譜【植物】瞿麦考と合一冊
国会に明治写本 日用要方一冊【医方】
東博に明治写本 博古約衆方一冊【医方】
東博に明治写本 百鳥房之記一冊【動物】
杏雨に明治写本 百花和称記一冊【植物】
国会に明治写本 〔家書〕風犬咬傷論(咬傷論)一冊【感染】
内閣に明治写本 本国産物志(紀州産物志)五巻付一巻五冊【物産】
神宮に明治写本 荒木田弘孚編 万葉集品物解摘要一冊【博物】万葉語解摘要の付
東博に明治写本 紅葉名付書一冊【植物】
東博に明治写本 蘭漢方銘集一冊【薬剤・医方】
東博に明治写本 療治大概書一冊【医学】
九大に明治写本 類聚方序解【医方】
国
文研に明治刊本 和漢東西洋薬名選一帖【本草】折本
東大に明治写本 和産石薬地名記一冊【本草】
東博に明治写本 処方筌蹄二冊【医方】
明治成 薬物学一冊(存巻四)【西薬】金沢大蔵
明治刊 越前形谷仁平製造 〔眼病一切妙薬〕御めくすり一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵【補】
明治刊 武州武井寛次郎製 しほやめくすり/本名真珠散一紙【薬広告・紙看板】内藤くすり蔵【補】
明治刊 日本国中妙薬為弘(ひろめのため)一紙【薬広告】内藤くすり蔵 各地名薬の見立番付【補】
一九一二 大正元刊 富士川游 日本小児科史(日本小児科叢書第一編の内)【医史】国会ほか蔵一九一六大正五の第四版まで【補】
一九一三 大正二刊 鈴木孝之助 通俗肺病患者摂生法・附肺病予防法一冊【感染・啓蒙】名大医蔵【補】
一九一三 大正二刊 富士川游 内科史一冊【医史】北大蔵【補】
一九一四 大正三 十月九日没(一八三九 天保一〇生)後藤尚豊 藍方仕末書一冊【物産】徳島蔵
一九一五 大正四 森鴎外・渋江保ら写 渋江家乗一冊【医史料】東大鴎外に自筆本 鴎外・渋江抽斎の基礎資料【補】
一九一六 大正五 一月二四日以前 渋江保 森枳園伝一冊【伝記・医史】東大鴎外に保の自筆本 面白い想い出話多し【補】
一九一六 大正五 二月六日以前 渋江保 抽斎親戚並門人/抽斎の学説一冊【医史料】東大鴎外に保の自筆本 鴎外・渋江抽斎の典拠資料【補】
一九一六 大正五 三月六日以降 渋江保 抽斎歿後一冊【医史料】東大鴎外に保の自筆本【補】
一九一六 大正五頃 渋江保編 抽斎年譜一冊【医史】東大鴎外に保の自筆本 鴎外・渋江抽斎は本書に大きく依拠【補】
一九一六 大正五 五月 森鴎外写 湘陽紀行/榛軒臨終記抄一冊【医史料】東大鴎外に自筆本 鴎外・伊沢蘭軒の関係資料【補】
一九一六 大正五 五月 森鴎外写 棠軒公私略一冊【医史料】東大鴎外に鴎外写本 伊沢棠軒自筆の履歴書(一八五二~七一)から転写【補】
森鴎外 蘭軒著述目録一冊【医書目】東大鴎外に鴎外自筆本 鴎外・伊沢蘭軒の資料【補】
森鴎外・渋江保ほか 挍勘家事蹟(校勘家事蹟)一冊【伝記・史料】東大鴎外蔵 鴎外の渋江抽斎・伊沢蘭軒・小嶋宝素の資料【補】
一九一六 大正五 五月十七日(同年一月十三日から大阪毎日新聞・東京日日新聞に連載) 森鴎外 渋江抽斎(伝)【伝記・医史】青空文庫【補】
一九一六 大正五 六月七日頃転写 小嶋尚絅著 小嶋文書一冊【医史料】東大鴎外に鴎外自筆本 鴎外・小嶋宝素(伝)の資料【補】
一九一六 大正五 六月二十二日没(一八三八 天保九生)田中芳男(伊藤圭介に師事した幕末・明治の博物学者・官僚で貴族院議員)編 松岡恕庵著 怡顔斎
食品 考四冊【本草】東大蔵
一九一六 大正五 八月頃 渋江保ほか 多紀事蹟/多紀茝庭墳墓【資料】東大鴎外蔵 鴎外・渋江抽斎の関係資料【補】
一九一六 大正五刊 富士川游 芸備医人伝(芸備偉人伝)第一輯一冊【伝記・医史】京大・東大医蔵【補】
一九一七 大正六 九月五日(同五年六月二十五日から大阪毎日新聞〔九月四日まで〕・東京日日新聞に連載) 森鴎外 伊沢蘭軒(伝)【伝記・医史】青
空文庫【補】
一九一七 大正六 十月(大阪毎日新聞・東京日日新聞に一三回連載) 森鴎外 小嶋宝素(伝)【伝記・医史】
一九一七 大正六 森鴎外写 升堂門生録(錦橋門生録)一冊【医史料】東大鴎外に自筆本 池田錦橋の門人録【補】
一九一八 大正七 岩田義玄 贈位先哲医家小伝一冊【伝記・医史】国会ほか蔵
一九一九 大正八刊 緒方正清 日本産科学史一冊【医史】東大・京大・北里大ほか蔵→一八八四日本産科沿革考【補】
一九二一 大正一〇刊 片岡碧花圃主編 朝顔図説二編二冊【本草】南方熊楠顕彰会蔵 大阪府に自筆本
一九二三 国
会白井に大正一二白井光太郎写本 御預ケ御薬草木書付控一冊【本草】
国
会伊藤に伊藤篤太郎大正写本 冬梅考【植物】斎藤兼光の皀莢之縁起と合一冊【補】
国会白井に大正写本 梅花正写一冊【植物】
一九二三 大正一二刊 呉秀三 医聖堂叢書【医学】東北大・東大・京大ほか蔵 一九七〇復刻版も 療治夜話(今泉玄祐)・癲癇狂経験編(土田献)・吐法論
(喜
多村鼎)・人狐弁惑談(陶山尚廸)・癖顛小史(聞道人)・妖怪門勝光伝(並木宗恒)・霊獣雑記(蔦舎主人)・古今妖魅考(平田篤胤)・夜会廼久万泥(矢野玄
道)・天狗名義考(諦忍)・古今養性録導引編(竹中敬)・一本堂行余医言-癲狂驚悸(香川修徳)・病名沿革攷-癲癇悸痙(多紀元簡)・名医雑病彙論-癲狂
(多 紀元簡)・雑病広要-癲狂健忘驚悸不眠(多紀元堅)・酒説養生論(守部正稽)・日本国現報善悪霊異記(沙門景戒)・本朝故事因縁集を収む【補】
一九二五 大正一四刊 日本医籍録一冊【名鑑・医史料】国会ほか蔵 医学博士録・法規を付す【補】
一九二六 大正一五刊(一九二二 同一一から) 富士川游ら編 杏林叢書五輯五冊【医学】国会ほか蔵 第一輯に本朝医談(奈須恒徳)・本朝医家古籍考(中
川其 徳)・病の草紙
異疾草子(春日光長画、寂連詞)・新撰病草紙(大膳亮道学編)・形影夜話(杉田玄白)・医談抄(惟宗具俊)・蘭訳梯航(大槻玄沢)、第二輯に杏林内省録(猪方惟勝)・古今医苦知(度会常芬)・蘭学事始(杉田玄白)・時還読我書(多紀元
堅)、第
三輯に東門随筆(山脇東門)・師談録(土生玄碩)・習医先入(香月牛山)・医家初訓(多紀元徳)・橘黄年譜抄(浅田栗園)・醍醐随筆(中山三
柳)・静乃石屋(平田篤胤)、第
四輯に松蔭医談(雨森宗真)・医門俗説辨(奈良宗哲)・奇魂(佐藤方定)・医方正伝(花野井有年)・鹿門随筆(望月三英)・蘭軒医談(伊沢蘭
軒)・遊相医話(森枳園)、第
五輯に北窓瑣談(橘南渓)・一夕医話(平野重誠)・居家遠志(伊沢蘭軒)を収む【補】
一九二七 乾々に昭和二写本 〔馬嶋一流眼書〕眼目秘伝書一冊【眼目】
一九三〇 乾々に昭和五写本 眼療院家伝一冊【眼目】
一九三〇 昭和五刊 日本歯科医籍録 一冊【名鑑・医史料】国会ほか蔵 全国歯科医師名簿を付す【補】
一九三二 昭和七 三月二六日没(一八六五 元治二生)呉秀三 医聖堂古代医書叢五巻二冊【医学】京大富士川蔵(鬼法、有林悲田方巻一三、中条流産前産後秘伝書、三位糟尾法眼家秘方、乗附家伝良法録・附家
伝秘 方を収む)
呉秀三 医聖堂前哲帖一冊折本【医史料・書画】東大医図蔵 曲直瀬道三・前野良沢など室町~江戸時代の医師や蘭学者の書画五四点【補】
呉秀三 医聖堂叢書七巻三冊【医学】京大富士川蔵 一冊に三喜備考(服部政世編)・見宜翁医按(松下見林)・養菴先生後藤君墓志銘(香川修
庵)・先
府君養庵先生行状(後藤椿庵)・養菴先生遺教(香川修徳・後藤省著)、二冊に臓志(山脇東洋)・賀川産科図譜・奥氏産科図記・宮外妊娠経験説(三宅春齢)、三
冊に日本医譜第三編(宇津木昆台)を収む
呉秀三 医聖堂叢書二冊【医学】京大富士川・慶大富士川(一冊)蔵 上巻に臓志・賀川産科図譜・奥氏産科図記・宮外姙娠経験説、下巻に三喜
備 考・見宜翁伝・艮山先生碑銘行状并遺教・日本医譜等を収む
一九三三 昭和八刊 富士川游 日本医学史綱要一冊【医史】国会ほか蔵
一九三四 杏雨に昭和九写本 加州草木写生図四冊【植物】岩瀬・村野にも
一九三四 昭和九刊 入沢達吉 内科読本一冊【内科】国会ほか蔵
一九三五 昭和一〇刊 板原七之助 本朝医家著述目録二巻二冊【医書目】国会(存上巻一冊)・九大・北大ほか蔵 謄写版で三一七名の約三五〇〇書目を収載【補】
一九四〇 昭和一五 柳谷素霊序 医道の日本社刊 獲麟籍二巻二冊【鍼灸】東洋医学研究会蔵 謄写版で腹診法と腹部刺鍼法【補】
一九五三 静嘉に昭和二八写本 延寿院堂三治験録二巻一冊【医案】
研医会図に昭和写本 宮本杏嶽 杏嶽眼療秘伝集一冊【眼目】
杏雨に昭和写本 中国譜志九巻一一冊【物産】
日比谷加賀に昭和写本 椿譜【植物】
国会伊藤に昭和写本 蜻蛉写生一冊【動物】
日比谷加賀に昭和写本 日光菌譜(日光山菌譜)一冊【本草】
日比谷加賀に昭和写本 深見草名寄一冊【植物】
杏雨に昭和写本 本草辨五一巻二一冊【本草】
杏雨に昭和写本 本邦薬譜三巻三冊【本草】
(完)