生命科学連携推進協議会 社会との接点活動班
文部科学省 学術変革領域研究 2024年度市民公開シンポジウム
健康と向き合う医学-ともに考える予防医療とこれからの社会-
会期 | 2024年10月5日(土) 13:00–16:15 |
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開催形式 | オンライン(Zoom) |
ポスター | |
定員 | 500名 (事前申込制) |
参加費 | 無料 |
事前参加登録 | 2024年10月2日(水)12:00まで |
URL | https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/seminar/20241005/ |
主催 | 文部科学省 学術変革領域研究 学術研究支援基盤形成 生命科学連携推進協議会 |
共催 | 文部科学省 学術変革領域研究 学術研究支援基盤形成 「コホート・生体試料支援プラットフォーム」 |
後援 | 大阪大学21世紀懐徳堂 |
問合せ | 大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学 email: symposium[at]eth.med.osaka-u.ac.jp |
開催報告
今年度も昨年に引き続きオンラインでの開催となりましたが、幅広い年齢層の方々、150名に及ぶみなさまにご参加いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
本シンポジウムは「健康と向き合う医学-ともに考える予防医療とこれからの社会-」というテーマの下、市民の方々とともに、最新の生命科学研究の現場と研究への支援活動について概観することで、科学と社会の有益な協働のあり方について考えるということを目標に開催いたしました。具体的には、長時間座っていることがもたらす健康への害、日本人の体質と飲酒量の関係性、老化を克服して健康寿命を延ばす方法に関する研究をご紹介いただいたほか、医療分野の個人情報の利活用に関する議論という観点からの指定発言もしていただきました。
講演に続いて行われたパネルディスカッションでは、登壇者の間で活発な質疑応答がおこなわれ、医療や生命科学研究という分野の魅力、また今後の基礎研究を支援する活動の重要性についても議論されました。そして、アンケート機能を通して参加者とコミュニケーションし、科学についてさらに理解を深めるきっかけとなりました。本シンポジウムは、健康増進に関する具体的な方法についての最新の科学的な知見を参加者と共有する貴重な機会となり、このようなシンポジウムをこれからさらに設けてほしいという声を多数いただきました。
この度の催しが、社会全体でおこなわれている生命科学研究の取り組みの一端を見つめる機会となりましたら幸いです。今後もこのような活動を継続して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。