第4回関東甲信越臨床工学会第4回関東甲信越臨床工学会

第4回関東甲信越臨床工学会 [第31回 東京都臨床工学会 併催]

大会長挨拶Greetings

大会長挨拶

大会長: 梶原 吉春

第4回関東甲信越臨床工学会
大会長 梶原 吉春
(社会医療法人財団 大和会 東大和病院)

 会員の皆さま、並びに企業さまにおかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。この度、「第4回関東甲信越臨床工学会」および「第31回東京都臨床工学会」を 2024年9月28日(土)〜29日(日)に大田区産業プラザ PiOにて開催することになりました。本学会は 2021年度に関東臨床工学会と甲信越臨床工学会が一つとなり第1回関東甲信越臨床工学会が群馬県からスタートし、神奈川県、新潟県を経て第4回として東京都が主催することになりました。関東甲信越地区は1都9県の臨床工学技士会が集結した地方学会としては一番多くの会員が存在する地区であります。東京都臨床工学会としましては、この地区で臨床工学技士の職業倫理を高揚するとともに学術・技能の研鑽および調査研究及び情報の提供、さらに資質向上、社会的地位の向上と地域への相互福祉の普及発展に寄与することを目的としております。

 東京都臨床工学会は前年が第30回大会ということで永田吾一大会長(東海大学医学部付属病院診療技術部臨床工学技術科)が「30th Anniversary いのちのエンジニア TOKYO ~臨床工学技士への誇り~」をテーマに斬新かつ新しい試みにチャレンジした学術大会を企画しました。今年度、第31回東京都臨床工学会は第4回関東甲信越臨床工学会と併催となり、昨年に続き、大きな規模の大会を目指しております。今回のテーマは「ニューノーマル時代とイノベーション」、サブタイトルに「持続的な働き方改革」といたしました。2023年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上での位置付けが5類に移行されましたが、今回のテーマを考えているときは新型コロナウイルス感染症の真只中で、これからも新しい感染症が現れることも考慮のうえ働かなければならないことからニューノーマルという言葉が使われるようになりました。そこで臨床工学技士業務もノーマルな考えかたにプラスして幅広く、時には違った方向から考える力も必要な時代とAIを含め医療技術革新時代になると思い、今回のテーマといたしました。また、タスクシフト/シェアにより医療業界全体の業務量を分散させ働きやすい環境を整備し離職率を低減させることで、安全かつ質の高い医療を提供することができます。臨床工学技士の皆様にもやりがいがあり、楽しく働けるには何が必要で、どうしたらよいかなども取り上げていきたいと思います。

 プログラム内容としましては、各学術専門部会、各委員会、学術大会実行部会、養成校などからご提案をいただき、学生からベテラン技士まで参加してよかったという構成にしたいと考えております。また、プログラム内容に関しても関東甲信越地区の各臨床工学技士会の一般会員からの公募形式で募集いたしますので奮って応募いただき、第4回関東甲信越臨床工学会を盛り上げていただきたくお願い申し上げます。

 2024年9月の感染状況はわかりませんが、現時点では懇親会を予定しております。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言下で医療従事者の皆様は一般の方より会食などの自粛期間が長かったと思います。今大会の土曜日夕刻の懇親会で若手スタッフの紹介や情報交換を行い、親睦を深める場になれば幸いです。

 足掛け2年をかけて学術大会実行部会一同誠心誠意準備を進めてまいります。第4回関東甲信越臨床工学会は完全現地開催の方向で(一社)東京都臨床工学技士一同、心を込めて準備をさせていただいております。是非とも2024年9月28日(土)〜29日(日)の2日間会場で皆様とお会いできることを心よりお待ちしております。

代表理事(会長)挨拶

代表理事(会長): 岡本 裕美

一般社団法人 東京都臨床工学技士会
代表理事(会長) 岡本 裕美

謹 啓

 時下、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素より関東甲信越臨床工学技士協議会の運営に格別なご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 この度、2024年9月28日(土)〜29日(日)の2日間、大田区産業プラザ Pioにおきまして、「第4回 関東甲信越臨床工学会」および「第31回東京都臨床工学会」を開催させていただきます。学会テーマに「ニューノーマル時代とイノベーション ~持続的な働き方改革~」を掲げ、梶原大会長を中心に鋭意準備を進めております。

 第4回を迎えた関東甲信越臨床工学会を東京都の地で開催できることは、大変嬉しいことであります。東京都から学術を含め多くの情報を皆さま方と共有できることは、開催地域として誇りと自信に繋がる部分であると思っております。関東甲信越地域で行う学術大会の意義として、皆さまの多種多様の「知識」を一カ所に集約し共有することで、更なる「知識」の向上が望めるのではないかと考えております。さらに、参加いただいた方々が満足いただける様な質の高い大会を心掛けて運営していきたいと考えています。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、様々な場面において情報交換ができる場が減少しました。本大会を通して、関東甲信越の「絆」を深められる場を提供できるような有意義な学会が開催できるように努めてまいりたいと思っております。

 ぜひ、多くの皆さまにご参加いただき、東京の地で新たな知識を作りだすと伴に、皆さまと活発に情報交換できることを楽しみにしています。

謹白