心理職研修セミナー

PSYCHOLOGICAL TRAINING SEMINAR

ご挨拶

心理職等研修検討委員会では、令和4年度から、心理職を主な対象とした心理職研修セミナーを開催してきました。今回はその第4回となります。このセミナーは、小児医療・療育の現場で働く心理職の知識と技術の向上に役立つ研修機会を提供しようとするものです。今回は、福井大学子どものこころの発達研究センターの杉山登志郎先生に講師をお願いし、これからの子どもの心の臨床についてご講演いただく予定です。学術大会前日でお忙しいとは思いますが、どうぞ奮ってご参加ください。

心理職等研修検討委員会担当理事 永田 雅子

演題名

「子どもの心の臨床のこれから」

講 師

杉山登志郎(福井大学子どものこころの発達研究センター)

講演内容

極端な少子化にも関わらず、子どもの心の問題はむしろ増加している。神経発達症の増加により、児童の臨床の場は数ヶ月という新患待機を抱えている。不登校も増えている。3パーセントから6パーセントと倍増が示されている。子ども虐待は減少の気配がない。実数を対応件数の半数としても年間出生数の1割をはるかに超える状況が続いており、今日どの子どもの現場にも被虐待児が認められる。
かつて子どもの心の問題の8割はいわゆる情緒障害と考えられてきた。それであるからこそ、心理治療の重要性が訴えられてきたのだ。ところが今日の子どもの心の臨床において、いわゆる「カウンセリング」が従来の方法では無効という対象が増えてきている。今日の状況を振り返り、これからの子どもの心の臨床について展望と提言を試みる。

講師プロフィール

久留米大学医学部卒業、小児科医研修後、名古屋大学精神科に。UCLA留学、静岡大学教育学部教授、あいち小児医療総合センター保健センター長・心療科部長、浜松医科大学児童青年期精神医学講座特任教授を経て現職

日 時

2025年6月13日(金) 18:00~19:30
(第133 回日本小児精神神経学会 2025年6月14日~15日 前日)

場 所

Zoom ミーティング

定 員

500名

参加費

日本小児精神神経学会会員は無料
非会員の方(ただし小児の精神神経領域の専門家、心理専門職に限る)は2000円

お問合せ

日本小児精神神経学会 心理職等研修検討委員会
kodomoegao2021@gmail.com

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