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第131回 日本小児精神神経学会

大会長挨拶


 第131回大会は,つくばで開催することとなりました。同地での開催は,前理事長の宮本信也先生が大会長を務められての開催以来となります。

 本大会テーマは、「神経発達症への心理・教育的アセスメントの新たな活用」としました。
大会長を仰せつかっております当方が,心理・教育の立場から,神経発達症やその可能性のある お子さんへの,WISC等の知能検査,認知検査等を用いた心理・教育的アセスメントの活用の実践,研究を行っていることをふまえてのテーマ設定とさせていただきました。

 神経発達症の診断の一助としても,さまざまな支援,治療の効果,進捗の確認手段としても,上記の心理・教育的アセスメントの活用の幅は拡がってきていることと思います。
 本学会大会は医療,心理,教育,看護,福祉等,さまざまな分野の専門家が小児精神神経学という共通のタームの元に一堂に会する場と理解しております。このような,複数領域の専門家の先生方がお集まりいただける中で,心理・教育的アセスメントの開発にかかわっておられる先生と,医療,心理等での活用にかかわっておられる先生にご講演,シンポジウムにご登壇いただき,この分野における心理・教育的アセスメントの活用にかかるこれまでと,新しい活用によるこれからを考える機会としたいと思います。
 一方で,前理事長の宮本信也先生には特別講演をお願いするとともに,大会顧問として大会全体のご助言を頂きながら,テーマ以外の当該分野のトピックについて,最新動向をご講演頂くプログラムを検討してきております。
研究発表についても大会テーマにとらわれず,先生方の日々の研究,実践を共有,議論する場としてご活用いただけることを祈念しております。

 来年,初夏のつくばにて,皆様の多くのご参加を心よりお待ち申し上げております。

第131回日本小児精神神経学会
大会長 岡崎 慎治
 (筑波大学人間系(障害科学域))

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