新型インフルエンザに対する注意
日本呼吸療法医学会・危機管理委員会
昨年度、流行した新型インフルエンザ(H1N1)は今年度も流行の主たるウイルスとなり、国内でも死亡例が報告されています。
H1N1における簡易診断キットでの陽性率は高くないので、呼吸不全でH1N1が疑われる場合にはPCR検査による確定診断を強く推奨します。
診断、治療の遅れは重症化を招きますので、早期に確定診断を行うことが必要です。なお、以下のとおり厚生労働省より保健所に対し、PCR検査をできる限り行うようにと、昨年末に通知がでていますので、躊躇せずにPCR検査を依頼しましょう。