2010年12月22日、新型インフルエンザ(2009H1N1)感染による成人の重症呼吸不全での死亡例が当学会・危機管理委員会(旧新型インフルエンザ委員会)に報告されました。
厚労省から、今季のインフルエンザ感染の約3分の1が新型インフルエンザによるとされ、12月24日には流行シーズン入りが通知されました。
また、イギリスでは重症例が昨年に比べて多く、ICU患者が急増しているとの情報です。
原因が明らかでない急性の重症呼吸不全については、新型インフルエンザ感染を疑い診断・治療を進めることを推奨します。
日本呼吸療法医学会
危機管理委員会(旧新型インフルエンザ委員会)