自動車を運転する方へ:
視野障害による交通事故を防ぎましょう!
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- 自動車を運転する方へ:視野障害による交通事故を防ぎましょう!
運転者の視野障害は、運転のリスクとなります。視野障害は自覚しにくいことが多く、知らずに運転を続けて、信号や歩行者を見落とし、重大事故を引き起こすことにつながることもあります。
視野異常は色々な原因で起こります。病気の場合は、早期発見・早期治療が大切です。視野に少し異常があるからといって、運転がすぐできなくなるわけではありません。視野異常がある事を知り、運転中に注意を払うべきところがわかれば、より安全に運転を続けることができる場合もあります。ただ、異常の程度が進めばより注意が必要となりますし、安全のために運転を控えるほうがよい場合もでてきます。
運転を長く安全に続けることができるように、まずは視野のセルフチェックをしてみませんか?そして少しでも異常があれば、運転寿命を延ばすために、早めに眼科で精密検査を受けることをお勧めします。セルフチェックで全ての視野異常に気づけるわけではありませんが、運転には視力だけでなく視野も大切であり、視野について意識していただくきっかけとなれば幸いです。当学会は、運転に限らず、視野の異常によって将来の生活の質を落とす方が少しでも少なくなることを願っています。
当学会は、国土交通省が2022年に公表した「自動車運送事業者における視野障害対策マニュアル」の作成に協力しました。