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東京大学大学院農学生命科学研究科|寄付講座:食と動物のシステム学

スタッフ
​チームと研究業績



Murata Takahisa
村田 幸久
Associate Professor
准教授
東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻の博士課程を終了後、米国Yale大学医学部にてポスドクを経験。東京大学の獣医学専攻獣医薬理学教室・助教、同大学の応用動物科学専攻放射線動物科学教室・准教授を経て現ポジションに就任。獣医薬理学教室と当教室、放射線動物科学教室を兼担。

学生時は血管内皮細胞の生理・病理を対象とした研究を行った。特に肺高血圧症における血管内皮の機能異常メカニズムの解明をテーマに研究を行った。Yale大学にてポスドクを経験した際は、血管内皮細胞の表面にあるカベオラと呼ばれるくぼみ構造がもつ生理・病理機能の解明を進めた。特に血管内皮が血流をどうセンスしているかを明らかにした。助教就任後は、生理活性脂質であるプロスタグランジンD2が、癌を含む様々な炎症性疾患における、血管の透過性や新生、免疫極性に与える影響の評価を進めてきた。現在はより広く、生理活性脂質を対象とした病態メカニズムの解明と治療法の提案、バイオマーカーとしての応用に興味を持って研究を行っている。また、長く行ってきた薬理・毒性研究の経験を活かし、2017年から動画を用いた動物の行動解析システムの開発に取り組んできた。

虫を含む動物を観察したり、料理を作るのが好きです。
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Kobayashi Koji
小林 幸司
Assistant Professor
特任助教
東京大学大学院農学生命科学研究科 獣医学専攻の博士課程を修了後、民間の製薬企業にて創薬研究に携わった。その後東京大学応用動物科学専攻 放射線動物科学研究室の特任研究員・特任助教を経て現職に就任。

学生時には血管の透過性制御メカニズムについて研究を行い、血管透過性を抑制して抗炎症作用を発揮する物質を発見した。製薬企業では抗がん剤の研究開発に3年間従事した。特任研究員として大学に戻ってからは、新しく発見された脂質メディエーターの生理機能の解明を中心に研究を行った。現在では、がんの微小環境における脂質メディエーターの役割について研究するとともに、数理解析や機械学習を用いて、動物の行動を簡便かつ客観的に解析する方法の開発に取り組んでいる。
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Nagata Nanae
永田 奈々恵
Assistant Professor
特任助教
大阪大学薬学部卒業後、民間の製薬企業で研究開発に携わった。その後、大阪バイオサイエンス研究所や筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構を経て、東京大学応用動物科学専攻 放射線動物科学研究室の特任研究員に就任した。

製薬企業では、主に薬理関係の業務に従事してきた。その後、大阪バイオサイエンス研究所と筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構において、PGD2合成酵素の生理機能やPGD2の睡眠誘発作用に関する研究に携わった。現在は、食物アレルギーのバイオマーカーであるtetranor-PGDMに対する抗体の作製と、それを用いたtetranor-PGDMの測定系の構築に取り組んでいる。また、生理活性脂質の生理機能の解明、病態モデルマウスやヒトの尿中脂質プロファイルの解析、病態モデル動物の行動解析などに取り組んでいる。
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Researcher

研究員



Egami Yumi
江上 由美
大学時代は国内、修士時代はフィンランドの大学の教育学研究科において、日本・フィンランドにおける教員の資質と社会的役割の差異について研究していました。現在は実務経験を活かし、機械学習を用いた非臨床試験の効率化、ならびに、その技術の社会実装に取り組んでいます。洋裁(子供服)・キャンプ・料理・ランニング・YouTubeが好きです。


Minato Takashi
港 高志
大学時代は理学部物理学科において天体核宇宙論を学びました。現在は代数・解析・統計的手法を活かし、マウスの掻痒行動やグルーミングの自動検出システムの開発や中枢神経疾患・神経変性疾患モデルの新規の表現型探索を進めています。趣味はマーダーミステリー、犬と遊ぶことです。


Kishi Takuya
岸 拓也
大学時代は情報学研究科において機機学習・最適化・創発理論などを学びました。現在は大学院で学んだ数理モデルの実装やアルゴリズムの開発経験を活かし、マウスの掻痒行動やグルーミングの自動検出システムの開発や中枢神経疾患・神経変性疾患モデルの新規の表現型探索を進めています。趣味は体を動かすことです。

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東京大学 大学院農学生命科学研究科
寄付講座|食と動物のシステム科学
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学農学部フードサイエンス棟 404号室

Food and Animal Systemics
Graduate School of Agricultural and Life Sciences,
The University of Tokyo
Food Science Bldg. 404, 1-1-1 Yayoi, Bukyo-ku, Tokyo 113-8657, Japan.