(1)研究者としての訓練をする場が研究室です。
(2)研究室は小さい社会です。公共の場ですから、最小限の共同生活のルールは守るべきです。
(3)研究に要する消耗品、機器の購入費はその8割以上が研究室の企業努力によっています。研究室はい わば小さな企業です。よって企業が発展してゆくか、また、凋落に転ずるかは全員の責任です。
(4)研究室では意志の疎通が大事です。研究プロジェクトの成果は研究室の共有財産です。それゆえ、研 究内容や成果は研究室内の多くの人と討論すべきです。
(5)研究報告、文献紹介では積極的に発言すべきです。できるだけ異なる観点から見つめ、聞くように心 がけるべきです。同じ見方、考え方は未知の事象の解明に役立ちません。