全自動化学発光酵素免疫測定装置(ルミパルスプレスト)専用HBc抗体測定改良試薬の性能評価
研究課題名:
全自動化学発光酵素免疫測定装置(ルミパルスプレスト)専用HBc抗体測定改良試薬の性能評価
承認番号,承認日:
平成21年10月5日(承認番号2774)
内容:
肝炎ウィルスマーカーであるHBc抗体検査はB型肝炎治療に必須の検査で,生体における微量物質であることから,この測定には高い感度と高い精度・正確度が要求される。 近年,バイオテクノロジーの急速な発展に伴い,免疫血清検査分野での機器・試薬開発も目覚ましく,高い精度を有する全自動分析装置が国内外で広く開発されており、試薬性能も日々改良されている。 患者の診療において,より信頼性の高い検査データの提供は当部の責務である。これを実現するために,最新の性能を有した試薬での検査が必須であり,そのために改良試薬を評価する必要がある。  今回,承認済みの全自動化学発光酵素免疫測定装置(ルミパルスプレスト:富士レビオ株式会社)の専用試薬であるB型肝炎ウィルスマーカーHBc抗体測定試薬が,富士レビオ株式会社によって改良(特に特異性が改善)された。本研究は,本改良試薬における基本性能と臨床的有用性の評価を行うことを目的とする。研究内容として,本改良試薬と現行ルミパルスプレスト用試薬および他社試薬(当院HBc抗体検査試薬)との性能比較を行う。 (曽根伸治)
 
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