歴史・沿革


輸血部の業務変更の歴史


平成 4年10月輸血用血液(FFPを除く)に全例放射線照射(日立X線照射装置MBR1520)
放射線照射後の有効期限を24時間に設定
平成 5年 2月放射線照射後の有効期限を72時間に変更
平成 5年 5月新鮮凍結血漿、濃厚血小板の交差適合試験の廃止
平成 5年 7月血液型検査依頼・結果報告のコンピューターシステム化
(依頼時は担当医がABOおもて検査を実施)
平成 5年10月貯血式自己血の管理・供給開始(液状・冷凍保存、フィブリン糊作成)
平成 8年 4月検査技師の中央化(輸血部技師の3名増員)
平成 8年 4月輸血部(BLAD)システムの稼動(Ver.3.0版)
平成 8年 8月放射線照射装置(IBL437)稼動(日立X線照射装置廃棄)
平成 8年10月輸血用血液使用患者全例に抗血小板抗体および抗白血球抗体の
平成 8年10月オリビオMPHA法によるスクリーニング開始
平成 8年12月感染症検査用に全自動免疫装置Axsym稼動
測定法の変更HBsAg(RPHA→MEIA),HBsAb(PHA→MEIA),HCV(PHA→MEIA)
平成 9年 1月HBc-IgM抗体、HA抗体の全自動免疫装置Axsymで測定開始
平成 9年 5月HLA検査にPCR法の導入
平成 9年12月輸血業務(輸血用血液の供給、血液型検査、交差適合試験など)の休日の日直業務開始
平成10年 8月輸血部(BLAD)システムのバージョンアップ(WindosNT版)
平成10年10月輸血実施の記録を輸血部で登録(輸血歴管理)
平成10年10月未照射の赤血球製剤(MAP,全血)に「未照射のため使用禁止」のラベル添付
平成11年 3月輸血用血液のオーダーリングのシステム化
ABO,Rh血液型検査を検査システムから輸血部(BLAD)システムに移行して検査開始
平成11年 3月妊婦輸血スクリーニング検査(ABO,Rh血液型、不規則抗体検査)のシステム化(輸血部システムにデータ登録開始)
平成11年 3月ABO型うら検査および不規則抗体検査にカラム法(オリンパス:MTS,ReaderSA)の導入
平成11年 4月輸血業務(輸血用血液の供給、血液型検査、交差適合試験など)の宿日直体制開始
平日の輸血部業務時間の延長(1名:18時30分迄)
平成11年 9月ABO型うら検査および不規則抗体検査のカラム法検査結果の輸血部システムへのオンライン入力
平成11年12月院内採血の輸血用血液の検査結果および供給記録の輸血部(BLAD)システムに登録
院内採血用問診票の改訂(日本赤十字社血液センターの問診票準拠に変更)
平成12年 4月輸血部技師の外来採血業務開始(1名増員)
平成12年 6月リストバンド装着開始
平成12年 8月東大病院版輸血手順書(初版)の配布
平成12年12月感染症検査用に全自動免疫装置Architict稼動
(HBsAg,HBsAb,HCV測定法の変更:MEIA→CLIA)
平成13年 4月赤血球製剤(MAP,全血)は「ラドシュア―」を貼り付け、照射の有無を確認
平成13年 4月東大病院版輸血手順書(第2版)の配布
平成13年 7月外来のABO血液型検査依頼方法の変更
(依頼時の医師によるABO型おもて検査の廃止)
平成13年10月携帯端末システム稼動
平成14年 3月宿直明けの勤務免除(月曜~木曜、日曜の宿直帯に8時間勤務実施)
平成14年 4月感染症(HBsAg,HCV,HIV,梅毒)の時間外検査開始
平成14年 8月血液型検査・交差適合試験・不規則抗体検査用採血管を抗凝固剤(EDTA-2Na)に変更
平成14年 9月白血球除去フィルターを輸液ポンプ(テルモ社)適合規格に変更(旭メディカル→テルモ)
平成14年12月血液型検査にABDカード・ゲル法を導入およびBLADシステムへのオンライン入力
(輸血部システムDB修正:患者基本情報の血液型記録を3回記録→4回目以降の血液型確認を省略可能)
平成14年12月不規則抗体検査を輸血実施患者のみ月1回実施に変更(従来は入院患者全て月1回実施)(経費削減)
(検査法変更:不規則抗体検査 AHGゲル→IgGゲル法、Papain2段ゲル→Bromeline1段ゲル法
平成14年12月小児に準備した赤血球MAPを無菌的に3分割を実施(血液の有効利用と感作ドナー数を減らすため)
平成15年 4月東大病院版輸血手順書(第3版)の配布
平成15年 4月廃棄血液削減のため外科HCU,ICU、PICU、移植外科病棟に輸血用血液保管庫の設置
平成15年 7月廃棄血液削減のため手術室の保冷庫に自記温度記録計および警報装置を設置して、血液の一時保管を実施
平成15年 8月不規則抗体検査の生理食塩水法中止(経費削減)
平成15年 9月輸血手順書を病棟と手術室用に区別し、病棟用輸血手順書(第4版)手術室用輸血手順書(初版)を配布
平成15年11月全自動免疫装置AxsymのHIV-1/2がHIV-1/2-gOに変更となり、group Oも測定可能
平成16年 3月法人化に伴い、労働基準法が適用され、勤務および夜間休日勤務体制が変更
平成16年 8月廃棄血削減のため担当医が廃棄理由書を記載
平成16年12月血液センターで白血球除去を実施、濃厚血小板に白血球除去フィルターが不要
平成16年12月輸血部検査部内の輸血用血液供給手順書の改訂(ver2)
平成17年 5月輸血会計処理のオンライン化
平成17年 5月手術室へ希釈式自己血(HAT)採血ラベルの供給開始
平成17年12月自己血採血依頼のシステム化開始
平成18年 3月遡及調査用に輸血前および輸血後検体の凍結保存のシステム化
平成18(2006)年 4月ノート型診療端末での輸血輸液照合システムの稼動
平成18(2006)年 4月脳死心臓・肝臓移植の開始
平成18(2006)年10月血小板製剤の初流血除去
平成19(2007)年 1月保存前白血球除去の全血由来製剤の供給開始(新鮮凍結血漿は8月より)
平成19(2007)年 3月輸血検査システム(BLAD)の更新
平成19(2007)年 3月手術室輸血供給システムの試行稼動
平成19(2007)年 3月全血由来製剤の初流血除去
平成19(2007)年 7月手術室輸血供給システムの稼動 完全稼働は2008年1月より
平成19(2007)年 8月新鮮凍結血漿の容量変更(1単位80ml⇒120ml)
全自動輸血検査装置(Gel-Station)導入
頻回輸血患者の不規則抗体検査実施
平成19(2007)年 1月ISO15189認定検査室
平成22(2010)年 4月I&A認定検査室
平成22(2010)年 7月改正臓器移植法の施行
平成22(2010)年 8月3次救急病院に指定
平成25(2013)年 2月輸血検査システム(BLAD)の更新
平成25(2013)年 2月アルブミン製剤の輸血部管理開始
平成25(2013)年 3月輸血管理料I(施設基準-220点)の取得
平成25(2013)年 5月緊急検査感染症検査機器更新 全自動免疫装置Architict i-1000稼動
平成25(2013)年 5月全自動輸血検査装置(IH-1000)導入
平成25(2013)年 5月酵素法(Bromeline添加法)の交差適合試験の中止>Peg-クームス法のみ実施
平成25(2013)年 5月感染症検査機器更新 全自動免疫装置Architict i-2000SR稼動
平成25(2013)年12月病棟外来輸血輸液照合システムの更新
平成26(2014)年 8月冷凍自己赤血球の凍結,解凍法の変更(試薬変更)
平成26(2014)年 1月脳死肺移植の受入れ開始
平成27(2015)年 1月輸血同意書の電子化
平成27(2015)年 5月ヒトトロンビン含有ゼラチン使用吸収性局所止血剤(フロシール)供給開始
平成27(2015)年 5月クリオシールシステム導入(自己クリオシール供給開始7月)
平成29(2017)年 12月HBs抗体基準物質(WHO 1st→2nd)の変更に伴うHBs抗体試薬(オーサブアボット)のマイナー変更
平成30(2018)年 1月病院情報システム更新に伴う輸血検査システム(BLAD)の更新
令和1(2019)年 10月30日全自動輸血検査装置(IH-500)導入(Gel-stationのサポート終了に伴う更新)
令和2(2020)年 1月23日同種クリオプレシピテートの供給開始(産科のみ)
令和2(2020)年 2月3日回収式自己血の輸血部管理開始(平日日勤帯、病棟照合のみ)
令和2(2020)年 6月3日自己血赤血球MAPおよび解凍赤血球MAP置換開始による有効期限の延長
令和2(2020)年 7月16日リプレイスによる機器更新(自動血球洗浄機MC450(輸血部・緊急検査室)、FFP用解凍機(Helmer DH8)、血小板振盪器(Helmer))
令和2(2020)年 7月21日リプレイスによる機器更新(血液保冷庫(PHC)、FFP用冷凍庫(PHC)、検体保管用薬品庫(PHC)、遡及調査用冷凍庫(PHC)、2検試薬保管用薬品庫(冷凍庫・冷蔵庫(PHC))
令和2(2020)年 8月5日リプレイスによる機器更新(IH1000、クライアントPC更新)
令和2(2020)年 11月9日外部温度ロガーによる輸血用冷蔵庫、冷凍庫の温度監視の開始(新しい外部警報装置の設置)
令和2(2020)年 11月9日リプレイスによる機器更新(Alinity i2(ルーチン)、Alinity i(緊急))
令和3(2021)年 7月14日サージフローの供給開始
令和3(2021)年 9月15日血液型検査およびクロスマッチルール変更のためのシステム改修(2回目の血液型検査でクロスマッチ検体代用)
令和3(2021)年 10月25日同種クリオプレシピテートの供給適応拡大(肝移植・肺移植)
令和4(2022)年 3月28日CAR-T(キムリア)細胞療法開始(CAR-T(キムリア)細胞治療提供施設認定取得)
令和5(2023)年 3月29日不規則抗体スクリーニングの酵素法の廃止
令和5(2023)年 4月1日手術室使用分輸血準備(赤血球製剤)のコンピュータークロスマッチ導入(日勤帯のみ)
令和5(2023)年 10月1日脳死下肝臓移植の移植関連検査見直し(LCT廃止)、心臓移植のドナーHLAタイピング開始
令和6(2024)年 1月1日輸血検査システム(BLAD)の更新
令和6(2024)年 2月8日コンピュータークロスマッチ適応拡大(一部病棟・外来拡大)
令和6(2024)年 2月8日脳死下肺移植の移植関連検査見直し(LCT、ICFAからICFAのみに変更)


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