当研究室では、世界的にもユニークな孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病因解明・治療法開発研究を進めてきております。その成果として、世界に先駆けて、病因に根ざした治療法の開発に成功し、この研究成果に基づいた臨床試験を経口治療薬ペランパネル(2020年初めには結果が明らかになります)で実施し、遺伝子治療の臨床試験準備(2020年開始予定)を進めて来ております。同時に、より良い治療法やバイオマーカーの開発を進めております。
ご存知の通り、これらの研究の遂行には、強力な研究チームの形成と研究資金が必要です。特に我々が遂行してきている研究のように、先進的かつ探索的な研究は必ずしも成果が保証されているわけではないので、成果主義による配分が行われるようになってきた競争的研究費の調達には常に苦労しているところです。研究には、実際の研究遂行に用いる試薬・機器などの経費の他、研究者の雇用、研究室使用料、動物の飼育費用、学会参加費用、論文掲載料など、様々な費用が掛かります。ご寄附による研究費につき篤志家の皆様のご理解・ご協力をお願いする次第です。
ご寄附は東京医科大学への寄附となり、課税控除対象になります。