本研究会が1988年に発刊した産業疲労ハンドブックの新装版(1995年)をPDFにて公開いたします.
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【目次】
第1章 産業疲労調査の基礎
第1節 産業疲労とは何か 13
1 産業疲労とは 13
2 産業労働の変化と産業疲労 16
3 過労を考えることの重要さ 17
4 休息欲求や生活調整を知る必要性 19
5 対策の重視 20
第2節 産業疲労調査の意義 23
1 産業疲労調査の必要性 23
2 産業疲労調査の目的 26
3 労働・生活様式の変化と健康障害 29
第3節 日本における労働状況の変遷と産業疲労
1 労働内容の変化と労働負担・疲労の一般的特徴 34
2 オートメーションに伴う労働形態の変化と負担・疲労の特徴 39
3 ME化に伴う労働形態・労働組織の変化と負担・疲労の特徴 44
4 勤務の不規則化・夜間労働の増大と疲労の特徴 50
5 1990年代の労働・勤務形態の特徴と産業疲労研究の課題 55
第4節 労働者の疲労と健康障害 63
1 キーパンチャーなどの頸肩腕障害 63
2 港湾労働者などの疲労性腰痛 69
3 夜勤・交代勤務者の健康障害 74
4 過労と循環器疾患 81
第5節 疲労のとらえ方、考え方 89
1 労働生活における疲労 89
2 生体リズムの影響 96
3 疲労要因と疲労反応 99
4 生活過程にあらわれる疲労の様相をとらえる意義 105
5 疲労と負担、ストレスとの関連性 110
第2章 産業疲労調査の企画と進め方
第1節 調査の目的と企画 119
1 疲労調査の目的の明確化 119
2 疲労調査の前準備 122
3 疲労調査に取り上げる要因 124
4 疲労調査の企画 131
第2節 調査の実施 133
1 調査方法の選定のための前提 133
2 調査方法の選定 138
3 調査対象者の選定 143
4 調査場所の選定 145
5 調査の時点と調査日数の設定 146
第3節 調査結果のまとめ方と疲労判定 150
1 疲労調査結果のまとめ方 150
2 疲労の判定の仕方 155
第4節 疲労調査法の紹介 164
1 疲労感 164
2 連続測定法 175
3 生理・心理機能検査法 190
4 視覚的機能検査法 198
5 生化学的検査法 208
6 作業分析・姿勢分析・動作分析 215
7 生活状況調査 229
8 健康調査の活用 239
9 関連統計の活用 249
第3章 産業疲労対策の進め方
第1節 疲労対策の基本的な考え方 267
1 総合的な疲労対策の必要性 267
2 職場と地域特性に根ざした対策 275
3 対策推進上の留意点 276
第2節 各種作業の疲労対策の具体例 278
1 ワークスペースの改善 278
2 作業姿勢の弾力化 282
3 作業方法の改善 285
4 作業環境の改善 288
5 一連続作業時間の制限と休憩の効果 292
6 交代制など勤務方式の改善 297
7 休日・休暇・余暇 301
8 栄養・体力増進など 306
9 健康教育・健康相談 310
第4章 産業疲労調査の実際
第1節 筋的負担を主とする作業 315
1 負担と疲労の特徴 315
2 主要な対策 316
3 負担・疲労を知るための有効な指標 316
4 調査上の注意事項 317
5 調査研究の事例 318
第2節 機器操作負担を主とする作業 328
1 機器操作の負担・疲労の特徴 328
2 対策 330
3 負担・疲労をとらえる有効な指標 333
第3節 コンピュータ対面作業 337
1 ワークステーション関係 337
2 VDT作業の視覚負担と疲労 353
3 視覚負担軽減のための諸対策 357
4 視覚負担測定の指標と留意点 362
第4節 流れ作業・規制作業 367
1 流れ作業・規制作業の負担・疲労の特徴 367
2 主要な対策 369
3 負担・疲労をとらえる有効な指標 371
4 調査研究事例 372
第5節 監視作業・点検作業 379
1 はじめに 379
2 作業負担・疲労の特徴 380
3 主要な対策 382
4 負担・疲労をとらえるための指標 384
5 調査研究事例 385
第6節 運転作業 396
1 負担の特徴 396
2 疲労とその影響 400
3 負担と疲労の指標 405
第7節 介助作業 411
1 はじめに 411
2 負担・疲労の特徴と原因 411
3 主要な対策 412
4 有効な指標 414
5 調査研究事例 414
第8節 屋外作業 419
1 農作業における負担の特徴 419
2 負担調査 420
3 作業強度の変遷 422
4 負担調査の事例 425
第9節 異常環境による負担 431
1 はじめに 431
2 職場の温熱条件と負担の特徴 432
3 負担対策 435
4 負担調査の方法 439
5 調査研究事例 440
第10節 勤務時間およびその制度に関連した負担 445
1 夜勤・交代制勤務の生理的影響 445
2 夜勤・交代制勤務の生活面への影響 452
3 長時間残業 464
第11節 時差の影響 473
1 時差と疲労 473
2 時差を伴う勤務の負担 478
第5章 これからの産業疲労対策
第1節 産業保健サービスとしての疲労対策 491
1 職場における産業疲労への取り組み 491
2 産業疲労研究の歩み 493
3 産業疲労についての教育・啓蒙 495
第2節 今後の有効な疲労対策 498
1 有効な疲労対策のための条件 498
2 今後の産業疲労対策 505
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